JP2013037107A - 複数光ケーブル保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ケーブルの配線作業を容易にする複数光ケーブル保持具を提供する。
【解決手段】複数の光コネクタ付き光ケーブル2を光コネクタ4の部分において保持する樹脂一体成形によるコネクタキャップ兼用の複数光ケーブル保持具1であって、個々の光コネクタ4の先端側部分を保持する複数のコネクタ保持部6が薄肉ヒンジ部7を介して横一列に連結されている。コネクタ保持部6の前端面に設けた突出部8は縊れ部8aを有する。個々の光コネクタ4を保持する複数のコネクタ保持部6が薄肉ヒンジ部7を介して横一列に連結されているので、保持具全体を容易に湾曲させて丸めることができる。光ケーブルの混同が生じにくいばかりでなく、光機器の筐体に設けた光ケーブル出入れ穴などを通すことが容易であり光コネクタ付き光ケーブルの配線作業が容易になる。突出部8の縊れ部8aにより光コネクタ付き光ケーブル2の光コネクタ部分を容易に保留できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、光コネクタを先端に取り付けた複数の光ケーブルを前記光コネクタ部分において保持する樹脂一体成形によるコネクタキャップ兼用の複数光ケーブル保持具に関する。
光システムとして例えば、一方の光機器に接続されている多数の光コネクタ付き光ケーブルを、例えば同じ建物内の同じ部屋あるいは他の部屋などの離れた箇所に設置されている他方の光機器の、多数の光コネクタアダプタを縦横に配列したコネクタ接続部に接続する場合があるが、多数の光コネクタ付き光ケーブルの配線は混雑し易い。
このような場合、通常は、他方の光機器のコネクタ接続部における特定箇所の複数の光コネクタアダプタに接続されるべき特定の複数の光コネクタ付き光ケーブルを単に結束バンドで束ねている。
ところで、コネクタ接続部の光コネクタアダプタに接続する前の光コネクタには通常、接続端面を保護するための保護キャップが被せられるが、個々の光コネクタに被せる保護キャップ部の複数個を連結部により縦1列に一体化して、保護キャップの着脱作業を簡素化した光コネクタ用保護キャップが提案されている(特許文献1)。
この光コネクタ用保護キャップは、複数の保護キャップ部が一体化されているので、複数の光コネクタをそれぞれ対応する光コネクタアダプタに対して着脱する際に、保護キャップを1個ずつ装着したり抜脱したりすることが不要(特許文献1の段落番号[0018])となり、一体化された保護キャップ部の着脱を一度に動作で完了させることが可能(特許文献1の段落番号[0020])となるというものである。
また、特許文献2には、複数の保護キャップにそれぞれ貫通穴を設け、貫通穴に通した線状体により各保護キャップを移動可能に連結した多連光コネクタキャップが提案されている。
特許文献2は、保護キャップの間隔が固定である多連光コネクタキャップでは、ある種の多連光コネクタアダプタ用に設計すると、他の規格のものに対しては寸法が合わず、採用することが出来にくいという課題(特許文献2の段落番号[0010])を解決するもので、多連光コネクタキャップの保護キャップ間隔を自由に調整できるので、規格の異なる多数種の多連光コネクタアダプタに適用できるというものである。
特許文献3には、光コネクタを収納する複数の収納部を帯状連結部で連結した「光コネクタホルダ」が提案されている。この光コネクタホルダは、複数の収納部を帯状連結部で連結したその両端部に舌状部を設け、全体を湾曲させ両端の舌状部を連結して当該光コネクタホルダを環状閉鎖形態にすることを可能にしたものであり、ケーブル管路に光コネクタ付き光ケーブルを敷設する際に、光コネクタ付き光ケーブルを牽引するための牽引端末装置として使用することが想定されている(特許文献3の図1)。
また、この光コネクタホルダを環状閉鎖形態にする場合、中心部に向かう支柱を設けて、各収納部がテンションメンバの周りに配されるようにして、テンションメンバに取り付けることを想定している(特許文献3の図1、図3)。
特開2002−243981 特開2005−308851 特開平8−122538
複数の光コネクタ付き光ケーブルを単に結束バンドで束ねるだけの配線方法は、光ケーブルの混同が生じ易く、多数の光コネクタ付き光ケーブルを、接続先である他の光機器のコネクタ接続部のどの光コネクタアダプタに接続すべきかが容易に識別できるようにするには不向きである。
また、特許文献1の光コネクタ用保護キャップは、保護キャップ部が直線状に一体連結されているので、保護キャップ部の着脱の作業性はよいが、例えば光機器の筐体に設けたケーブル出入穴から光ケーブルを送り出したり導入したりする場合には、直線状に一体連結された光コネクタ保護キャップをその穴を通すことが困難なケースがしばしば生じる。また、光ケーブルの本数が光コネクタ保護キャップ1つで済む本数であれば、ケーブル出入れ穴に通すことができても、ケーブル本数が増えて複数の光コネクタ保護キャップを通す必要が生じた場合には、対応できなくなる。
特許文献2の多連光コネクタキャップは、複数の保護キャップを線状体で連結しているので、保護キャップ間隔を自由に調整できて規格の異なる多数種の多連光コネクタアダプタに適用できるという点では有効でも、複数の保護キャップが線状体で移動可能に連結された構成は、姿勢が安定しないことなどから、種々の点で使い勝って悪い。
特許文献3の光コネクタ用ホルダは、ケーブル管路に光ケーブルを敷設する場合には有効でも、建物内部において一方の光機器と他方の光機器との間を多数の光コネクタ付き光ケーブルで接続するような場合の光ケーブル配線には不向きである。
また、従来のいずれのものも、光コネクタ付き光ケーブルの先端の光コネクタ部分を、光機器のコネクタ接続部の近傍に配置した保留パネルに保留するような場合を考慮していないが、保留パネルに保留することが容易な構造であることが好ましい。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、例えば建物内の一方の光機器から他方の光機器に多数の光コネクタ付き光ケーブルを配線する等の際に、光ケーブルの混同が生じにくく、また、保持具自体を容易に丸めることができて光機器の筐体に設けた光ケーブル出入れ穴などを通すことが容易で光ケーブルの配線作業の容易な複数光ケーブル保持具を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、光コネクタを先端に取り付けた複数の光ケーブルを前記光コネクタ部分において保持する樹脂一体成形によるコネクタキャップ兼用の複数光ケーブル保持具であって、
個々の光コネクタの先端側部分をその接続端面を覆う態様で保持する複数のコネクタ保持部が薄肉ヒンジ部を介して横一列に連結されたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1記載の複数光ケーブル保持具において、少なくとも2つ以上のコネクタ保持部の前端面に、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部前方に突出するとともにコネクタ保持部前端面側に縊れ部を有する突出部を備えたことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2記載の複数光ケーブル保持具において、コネクタ保持部が、上下の壁部と左右の壁部と前方の壁部とを有し後端側に開口する、光コネクタの前端側部分が嵌合可能なコネクタ嵌合凹所を有し、前記薄肉ヒンジ部は上側又は下側の一方の壁部位置において隣接するコネクタ保持部を連結していることを特徴とする。
請求項4は、請求項2記載の複数光ケーブル保持具において、突出部の縊れ部が、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部の前方壁部の前面に連接する部分に形成されていることを特徴とする。
請求項5は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の複数光ケーブル保持具において、突出部が、コネクタ保持部並び方向に厚みを持つ板状をなし、前端側に丸みを有する形状であることを特徴とする。
請求項6は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の複数光ケーブル保持具において、突出部が、コネクタ保持部並び方向に厚みを持つ板状をなし前端側に丸みを有する形状の、間隔をあけた複数の突出片からなることを特徴とする。
請求項7は、請求項3〜6のいずれか1項に記載の複数光ケーブル保持具において、コネクタ保持部が、左右の壁部に切欠きが形成され、各切欠きに、当該コネクタ保持部のコネクタ嵌合凹所に嵌合した光コネクタの側面に弾性的に接触可能な弾性接触片を備えたことを特徴とする。
請求項1の複数光ケーブル保持具によれば、個々の光コネクタの先端側部分を保持する複数のコネクタ保持部が薄肉ヒンジ部を介して横一列に連結されているので、保持具全体を容易に湾曲させて丸めることができる。
したがって、例えば建物内の一方の光機器から他方の光機器に多数の光コネクタ付き光ケーブルを配線する等の際に、光ケーブルの混同が生じにくいばかりでなく、保持具自体を容易に丸めることができて光機器の筐体に設けた光ケーブル出入れ穴などを通すことが容易になり、光ケーブルの配線作業が容易になる。
請求項2によれば、少なくとも2つ以上のコネクタ保持部の前端面に、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部前方に突出するとともにコネクタ保持部前端面側に縊れ部を有する突出部を備えているので、例えば、光機器のコネクタ接続部の近傍に配置した保留パネルに、縊れ部に対応する溝を持つ保留板を設けた場合などにおいて、突出部の縊れ部を前記保留板の溝に嵌合させるという極めて簡単な操作で、複数の光コネクタ付き光ケーブルの光コネクタ部分を容易に保留することができる。
請求項3によれば、コネクタ保持部どうしを連結する薄肉ヒンジ部が、コネクタ嵌合凹所の上側又は下側の一方の壁部位置にあるので、薄肉ヒンジ部側が曲率中心になる向きで湾曲させると、容易に円形に湾曲させることができる。したがって、光ケーブル出入れ穴などを通過する形状にすることが容易である。
請求項4によれば、突出部の縊れ部が、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部の前方壁部の前面に連接する部分に形成されているので、当該複数光ケーブル保持具を保留板の溝に係合させる際に、突出部の縊れ部を保留板の溝に嵌合させる操作が容易である。
請求項5又は6によれば、突出部が前端側に丸みを有する形状なので、光コネクタ付き光ケーブルを光ケーブル出入れ穴などを通す際に、先端の複数光ケーブル保持具を円滑に通すことができる。
請求項7によれば、コネクタ保持部左右の壁部に、光コネクタの側面に弾性的に接触可能な弾性接触片を備えているので、光コネクタへの着脱が困難にならない程度でしかもみだりに脱落をしないような適度の保持力で光コネクタを保持することができる。
(a)は本発明の一実施例の複数光ケーブル保持具の平面図、(b)は同正面図である。 (a)は図1(a)の左側面図、(b)は同右側面図である。 上記複数光ケーブル保持具の斜視図である。 図1(a)の要部の拡大図である。 (a)は図4のA−A断面図、(b)は図4のB−B断面図である。 図4のC−C断面図である。 (a)は図4のD−D断面図、(b)は図4のE−E断面図である。 図5(a)のF−F断面図である。 上記複数光ケーブル保持具を丸めて使用する状態を示す図である。 上記複数光ケーブル保持具を取り付けた光ケーブルを保留パネルに保留する場合の保留状態を示す図である。 図10のG−G断面図である。 図10の要部のH−H断面図である。 上記複数光ケーブル保持具を使用する状況の一例を説明する図である。
以下、本発明を実施した複数光ケーブル保持具について、図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明の一実施例の複数光ケーブル保持具1を、複数の光コネクタ付き光ケーブル2を保持した状態で示した平面図、(b)は同正面図である。図2(a)は図1(a)における複数光ケーブル保持具1のみを示した左側面図、(b)は同右側面図である。図3は上記複数光ケーブル保持具1の斜視図である。
これらの図に示すように、この複数光ケーブル保持具1は、光ケーブル3の先端に光コネクタ4を取り付けた光コネクタ付き光ケーブル2の複数本(図示例では8本)を前記光コネクタ4の部分において保持する樹脂一体成形の複数光ケーブル保持具である。樹脂材料としてポリプロピレン、その他種々の樹脂を用いることができる。
この複数光ケーブル保持具1は、個々の光コネクタ4の先端側部分をその接続端面を覆う態様で保持する複数のコネクタ保持部6が薄肉ヒンジ部7を介して横一列に連結されており、各コネクタ保持部6はそれぞれの光コネクタ4の接続端面を保護するコネクタキャップとなっている。
各コネクタ保持部6の前端面には、図1(b)などにも示すように、コネクタ保持部6の前方(図1で左方)に突出するとともにコネクタ保持部前端面側に縊れ部8aを有する突出部8を備えている。
図4〜図8に複数光ケーブル保持具1の要部を拡大して示す。
前記コネクタ保持部6は、図5、図6にも示すように、上下の壁部11、12と左右の壁部13、13と前方の壁部14とを有し後端側に開口して、光コネクタ4の前端側部分が嵌合可能なコネクタ嵌合凹所15を有する。
図示例の光コネクタ4は、JIS C 5982に規定されるF13形多心光ファイバコネクタに相当する、いわゆるMPO光コネクタと称される多心光コネクタであり、コネクタ嵌合凹所15はこのMPO光コネクタの先端部の形状に合わせた形状としている。
コネクタ保持部6の左右の壁部13、13には切欠き18が形成され、各切欠き18の部分に、コネクタ嵌合凹所15に嵌合した光コネクタ4の側面に弾性的に接触可能な弾性接触片19を設けている。弾性接触片19は、左右壁部13の切欠き18の奥端から突出するアーム19aの先端部に、それぞれ内側に膨出した接触部19bを持つ形状であり、接触部19bが光コネクタ4の側面を、嵌合した光コネクタ4が脱落しない程度の強さで弾性的に軽く接触する。
前記薄肉ヒンジ部7は下側の壁部12の位置において隣接するコネクタ保持部6を連結している。
実施例の突出部8は、コネクタ保持部並び方向(図1、図2、図4などで上下方向)に厚みを持つ板状をなし前端側に丸みを有する図示例では3つの突出片8bの下部が底部8cで一体連結された構造であり、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部6の前方の壁部14の前面に連接する部分に前記縊れ部8aが形成されている。また、底部8c側の縊れ部8aの部分は段差8c’となっている。
上記の複数光ケーブル保持具1は、例えば、図13に模式的に示すように、一方の光機器31と、例えば同じ建物内の同じ部屋あるいは他の部屋などの離れた箇所に設置されている他方の光機器32との間を多数の光コネクタ付き光ケーブル2で接続する場合などに適用される。図示例の2つの光機器31、32は、多数の光コネクタアダプタ33’、33を縦横に配列したコネクタ接続部34’、34を備えており、両者31、32間の距離は、特に限定されないが例えば10m〜30mなどである。同図で上側に光機器の平面図、下側に正面図を模式的に示す。
図示例の2つの光機器31、32間の光配線は、一方の光機器31のコネクタ接続部34’から取り出された多心光ケーブル2’を分岐させ配列し直した(クロス配線をした)多心光ケーブル2を他方の光機器32のコネクタ接続部34に接続する光配線である。分岐・クロス配線部を35で模式的に示す。
上記の複数光ケーブル保持具1によれば、個々の光コネクタ4の先端側部分を保持する複数のコネクタ保持部6が横一列に連結されているので、図13で説明したように、例えば建物内の一方の光機器31から他方の光機器32に多数の光コネクタ付き光ケーブル2を配線する等の際に、光ケーブルの混同が生じにくい。
複数光ケーブル保持具1が仮に剛性のある直線状のものであったとすると、光機器31、32の光ケーブル出入れ穴などを通過させることが困難になる場合がある。しかし、コネクタ保持部6どうしが十分な可撓性を有する薄肉ヒンジ部7で連結されているので、図9に示すように、複数光ケーブル保持具1の全体を容易に湾曲させて丸めることができる。したがって、一方の光機器31から他方の光機器32に多数の光コネクタ付き光ケーブル2を配線する等の際に、保持具全体を丸めて光ケーブル出入れ穴などを通すことが容易になり、光ケーブルの配線作業が容易になる。
特に、薄肉ヒンジ部7がコネクタ保持部6の下側の壁部12の位置にあるので、薄肉ヒンジ部7側が曲率中心になる向きで湾曲させると、容易に円形に湾曲させることができ、光ケーブル出入れ穴などを通過する形状にすることが容易である。
また、コネクタ保持部6の前面側に、縊れ部8aを有する突出部8を備えているので、例えば、光機器31、32の筐体に取り付けた保留パネルに、図10〜図13に示すように、突出部8の縊れ部8aに対応する溝37aを持つ保留板37を設けた場合などにおいて、突出部8の縊れ部8aを前記保留板37の溝37aに嵌合させるという極めて簡単な操作で、複数の光コネクタ付き光ケーブル2の光コネクタ4の部分を容易に保留パネルに保留することができる。図10〜図12に保留パネルを符号38で示す。
また、突出部8の縊れ部8aが、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部6の前方壁部14の前面に連接する部分に形成されているので、この複数光ケーブル保持具1を保留板37の溝37aに係合させる際に、突出部8の縊れ部8aを保留板37の溝37aに嵌合させる操作が容易である。
また、突出部8が前端側に丸みを有する形状なので、光コネクタ付き光ケーブル2を光ケーブル出入れ穴などを通す際に、先端の複数光ケーブル保持具1を円滑に通すことができる。
また、コネクタ保持部6左右の壁部13に、光コネクタ4の側面に弾性的に接触可能な弾性接触片19を備えているので、光コネクタ4への着脱が困難にならない程度でしかもみだりに脱落をしないような適度の保持力で光コネクタを保持することができる。
実施例で対象とする光コネクタ4はいわゆるMPO光コネクタと称される多心光コネクタであるが、対象とする光コネクタの種類は特に限定されず、種々の多心又は単心の光コネクタに適用可能である。光コネクタの種類に応じて、コネクタ嵌合凹所の形状をその光コネクタの形状に合わせる。
なお、実施例の複数光ケーブル保持具1の突出部8は、3つの突出片8bに共通の底部8cを持つ構造であるが、底部8cがなく単に板状の実施例では3枚の突出片8bからなる構成としてもよい。また、1枚の突出片のみからなる構造としてもよい。その1枚の突出片の厚みが厚くブロック状をなす構造とすることもできる。
また、実施例では突出部8の縊れ部8aをコネクタ保持部6の前方の壁部14の前面に連接する部分(すなわち突出部8の前方壁面14側の端部)に形成しているが、壁部14の前面から離れた位置(中間位置)に形成してもよい。
また、コネクタ保持部6の前面に設ける突出部8は、必ずしも全部のコネクタ保持部6に設ける必要はないが、少なくとも例えば両端の2つ等の2つ以上設ける。
本発明の複数光ケーブル保持具が保持する光ケーブル(光コネクタ)の数は、実施例では8本(個)であるが、任意の複数本(個)を保持する構造とすることができる。
1 複数光ケーブル保持具
2 光コネクタ付き光ケーブル
3 光ケーブル
4 光コネクタ
6 コネクタ保持部
7 薄肉ヒンジ部
8 突出部
8a 縊れ部
8b 突出片
8c 底部
8c’ 段差部
11 (コネクタ保持部の)上側の壁部
12 (コネクタ保持部の)下側の壁部
13 (コネクタ保持部の)左右の壁部
14 (コネクタ保持部の)前方の壁部
15 コネクタ嵌合凹所
18 切欠き
19 弾性接触片
19a アーム部
19b 接触部
31、32 光機器
33 光コネクタアダプタ
34 コネクタ接続部
37 保留板
37a 溝
38 保留パネル

Claims (7)

  1. 光コネクタを先端に取り付けた複数の光ケーブルを前記光コネクタ部分において保持する樹脂一体成形によるコネクタキャップ兼用の複数光ケーブル保持具であって、
    個々の光コネクタの先端側部分をその接続端面を覆う態様で保持する複数のコネクタ保持部が薄肉ヒンジ部を介して横一列に連結されたことを特徴とする複数光ケーブル保持具。
  2. 少なくとも2つ以上のコネクタ保持部の前端面に、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部前方に突出するとともにコネクタ保持部前端面側に縊れ部を有する突出部を備えたことを特徴とする請求項1記載の複数光ケーブル保持具。
  3. 前記コネクタ保持部は、上下の壁部と左右の壁部と前方の壁部とを有し後端側に開口する、光コネクタの前端側部分が嵌合可能なコネクタ嵌合凹所を有し、前記薄肉ヒンジ部は上側又は下側の一方の壁部位置において隣接するコネクタ保持部を連結していることを特徴とする請求項1又は2記載の複数光ケーブル保持具。
  4. 前記突出部の縊れ部は、コネクタ保持部並び方向から見てコネクタ保持部の前方壁部の前面に連接する部分に形成されていることを特徴とする請求項2記載の複数光ケーブル保持具。
  5. 前記突出部は、コネクタ保持部並び方向に厚みを持つ板状をなし、前端側に丸みを有する形状であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の複数光ケーブル保持具。
  6. 前記突出部は、コネクタ保持部並び方向に厚みを持つ板状をなし前端側に丸みを有する形状の、間隔をあけた複数の突出片からなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の複数光ケーブル保持具。
  7. 前記コネクタ保持部は、左右の壁部に切欠きが形成され、各切欠きに、当該コネクタ保持部のコネクタ嵌合凹所に嵌合した光コネクタの側面に弾性的に接触可能な弾性接触片を備えたことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の複数光ケーブル保持具。
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