JP2013024392A - ダイナミックダンパー - Google Patents

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Abstract

【課題】共振周波数の調整を容易かつ短期間に行うことができるダイナミックダンパーを提供する。
【解決手段】ダイナミックダンパーを、取付部材10と、マス部材20と、ゴム部材30と、マスブラケット40とを備えたものとする。ゴム部材30は、棒状部31と、第一鍔状部32と、第二鍔状部33とで構成する。マスブラケット40は、第一鍔状部32を棒状部31側から押さえ付けるためのブラケット押付部41と、ブラケット押付部41をマス部材20に対して固定するためのブラケット固定部45、46とを有するものとする。取付部材10は、第二鍔状部33を棒状部31側から押さえ付けるための取付部材押付部11と、取付部材押付部11を制振対象に対して固定するための取付部材固定部13とを有するものとする。マス部材20は複数枚の金属板21を積層して互いにかしめて一体化したものとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、振動を減衰させるためのダイナミックダンパーに関する。
自動車部材には、エンジンの動作や走行時の路面状態に起因する振動が発生する。このため、シードバックフレームなどの特定の自動車部材にダイナミックダンパーとよばれる振動抑制装置を取り付けて該自動車部材の振動を減衰することが行われている。ダイナミックダンパーとしては、制振対象に取り付けるための取付部材と、錘として機能するマス部材と、マス部材を取付部材に対して振動可能な状態で連結するゴム部材とを備えたものが一般的である。この種のダイナミックダンパーでは、その共振周波数を制振対象である自動車部材の共振周波数に一致させておく必要がある。ダイナミックダンパーの共振周波数は、一方向(以下、「X軸方向」と表記する。)の振動に対してだけでなく他方向(以下、「Y軸方向」と表記する。)の振動に対しても一致させておくことが要求される。ダイナミックダンパーの共振周波数は、ゴム部材のばね定数とマス部材の質量とによって決定される。
従来のダイナミックダンパーにおいて、取付部材やマス部材に対するゴム部材の固定は、加硫金型内に取付部材やマス部材を配し、材料ゴムを流し込んで加硫接着する構成(以下、「ゴム接着構造」と呼ぶことがある。)が一般的となっている(例えば、特許文献1の請求項1、又は特許文献2の段落0090を参照。)。このため、従来のダイナミックダンパーでは、その共振周波数を調整する必要が生じるたびに、加硫金型を大きく改修しなければならず、その調整を短期間で行うことが困難であった。したがって、車体の完成から自動車が出荷できるまでの期間を短くできないという問題があった。というのも、自動車部材には、ダイナミックダンパーを取り付けるためのスペースはある程度想定されているものの、自動車部材の共振周波数は、それが実際に車体に組み込まれた後の走行テストなどによって明らかになるため、その自動車部材に適合したダイナミックダンパーを事前に製作することはできないからである。また、従来のゴム接着構造のダイナミックダンパーを製作する際には、取付部材やマス部材を一度に収容できる大型で複雑な形態の加硫金型が必要となるため、生産性を高めにくいという問題もある。
特開平09−317817号公報 特開2008−13010号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、共振周波数の調整を容易かつ短期間に行うことができるダイナミックダンパーを提供するものである。また、従来のゴム接着構造のダイナミックダンパーよりも生産性を高めることのできるダイナミックダンパーを提供することも本発明の目的である。
上記課題は、制振対象に取り付けるための取付部材と、錘として機能するマス部材と、マス部材を取付部材に対して振動可能な状態で連結するゴム部材とを備えたダイナミックダンパーであって、ゴム部材を、マス部材と取付部材とを連結する棒状部と、棒状部におけるマス部材側の端部に設けられた第一鍔状部と、棒状部における取付部材側の端部に設けられた第二鍔状部とで構成し、第一鍔状部をマス部材に対して固定するためのマスブラケットを設け、マスブラケットを、第一鍔状部を棒状部側から押さえ付けるためのブラケット押付部と、ブラケット押付部をマス部材に対して固定するためのブラケット固定部とを有するものとし、取付部材を、第二鍔状部を棒状部側から押さえ付けるための取付部材押付部と、取付部材押付部を制振対象に対して固定するための取付部材固定部とを有するものとしたことを特徴とするダイナミックダンパーを提供することによって解決される。
このように、ゴム部材における第一鍔状部及び第二鍔状部をそれぞれブラケット押付部及び取付部材押付部で押さえ付けて固定する構造とすることによって、加硫接着によることなく、マス部材及び取付部材に対してゴム部材を強固に固定することが可能になる。このため、マス部材と取付部材を一度に収容できる大型で複雑な形態の加硫金型を必要とせず、ゴム部材のみを収容できる小型でシンプルな形態の加硫金型のみで、ダイナミックダンパーを製作することができる。したがって、ゴム部材の形状を変更することにより、ダイナミックダンパーの共振周波数を調整する必要が生じた場合であっても、容易かつ短期間で対応することが可能である。また、加硫金型を小型化した分、上述した大型の加硫金型と同じスペースで一度に多数のゴム部材を加硫することができるので、ダイナミックダンパーの生産性を高めることも可能である。このため、コストを大幅に削減することもできる。
本発明のダイナミックダンパーにおいて、ブラケット押付部及び/又は取付部材押付部における前記棒状部の端部外周面に接触する部分に、該外周面を保持するための壁部を設けることも好ましい。これにより、前記壁部の高さを調節するだけで、ゴム部材の棒状部における壁部から露出した部分、すなわちマス部材の振動に実質的に寄与する部分の長さ(棒状部の有効長)を変更することができる。このため、ダイナミックダンパーの共振周波数の調整がさらに容易となる。この構成を採用すると、前記壁部におけるX軸方向を向く部分の高さとY軸方向を向く部分の高さを別個に調節して、ダイナミックダンパーのX軸方向での共振周波数とY軸方向での共振周波数とを独立して調整することも容易に行える。また、棒状部の両端部は、ブラケット押付部又は取付部材押付部から局所的な負荷を受けやすい構造となっているが、前記壁部によって棒状部の両端部を補強することも可能になる。さらに、ダイナミックダンパーに急激な負荷が掛かって、ゴム部材の棒状部がブラケット押付部及び取付部材押付部に対して大きく傾斜した場合であっても、ゴム部材の第一鍔状部及び第二鍔状部がブラケット押付部及び取付部材押付部から脱落しないようにすることも可能である。
また、本発明のダイナミックダンパーにおいて、前記棒状部を複数本設け、一の棒状部における第一鍔状部と該一の棒状部の隣に配された他の棒状部における第一鍔状部とを連続して形成することも好ましい(本段落において、この構成を「構成A」と表記する。)。このように、第一鍔状部同士を連続して形成することで、複数本の棒状部を一体的に成形することが可能になる。また、前記一の棒状部と前記他の棒状部との間に位置する第一鍔状部をブラケット押付部で押し付けるようにすれば、前記棒状部が強い力で引っ張られたとしても、第一鍔状部がブラケット押付部で押し付けられた状態を確実に維持することも可能になる。同様の理由で、一の棒状部における第二鍔状部と該一の棒状部の隣に配された他の棒状部における第二鍔状部とを連続して形成することも好ましい(本段落において、この構成を「構成A」と表記する。)。上記構成A,Bのうち、いずれか一方の構成のみを採用すれば、ゴム部材は門型となり、両方の構成を採用すれば、ゴム部材は井型となる。ゴム部材をマス部材と取付部材の両方に対してより強固に固定するためには、上記構成A,Bの両方の構成を採用して、ゴム部材を井型とすると好ましい。
さらに、本発明のダイナミックダンパーにおいて、マスブラケットを、ブラケット押付部とは反対側から第一鍔状部に接触するブラケット底版部を有するものとし、ブラケット底版部における第一鍔状部に接触する面のうち少なくとも棒状部に重なる箇所に第一突起を設けるとともに、第一鍔状部におけるブラケット底版部に接触する面のうち第一突起に重なる箇所に第一圧入穴を設け、第一突起を第一圧入穴に圧入することも好ましい(本段落及び次段落において、この構成を「構成C」と表記する。)。これにより、第一突起の高さを調節するだけで、棒状部の有効長を容易に変更することができるようになり、ダイナミックダンパーの共振周波数の調整を容易に行うことが可能である。また、第一鍔状部がブラケット押付部とブラケット底版部との隙間から棒状部側へと抜け出ないようにすることや、マスブラケットに対してゴム部材を容易に位置決めすることも可能になる。
同様の理由で、取付部材を、取付部材押付部とは反対側から第二鍔状部に接触する取付部材底版部を有するものとし、取付部材底版部における第二鍔状部に接触する面のうち少なくとも棒状部に重なる箇所に第二突起を設けるとともに、第二鍔状部における取付部材底版部に接触する面のうち第二突起に重なる箇所に第二圧入穴を設け、第二突起を第二圧入穴に圧入することも好ましい(本段落において、この構成を「構成D」と表記する。)。上記構成C,Dにおいて、第一突起及び/又は第二突起は、通常、ピン状や注状や錘状に形成され、第一圧入穴及び/又は第二圧入穴はそれらを圧入できる形状(深孔状など)とされる。上記構成C,Dは、いずれか一方の構成のみを採用してもよいし、両方の構成を採用してもよい。
さらにまた、本発明のダイナミックダンパーにおいて、マス部材が噛み合い、複数枚の金属板を積層して互いにかしめて一体化したものとすると好ましい。この構成を採用すると、マス部材を構成する金属板の枚数を変化させることで、マス部材の質量を調節し、ダイナミックダンパーの共振周波数を調整することが可能になる。積層された複数枚の金属板を互いにかしめて一体化させる方法は、特に限定されないが、それぞれの金属板に設けられた所定箇所を塑性変形させることにより一体化する方法を採用すると好ましい。例えば、それぞれの金属板の下面に圧入凹部を設け、それぞれの金属板における上面に、その上側に積層される他の金属板の下面に設けられた圧入凹部に嵌め込むための圧入凸部を設け、複数枚の金属板を積層して板厚方向に押圧した際に、圧入凸部が圧入凹部の中で押し潰されてその径方向に広がるようにすると好ましい。また、それぞれの金属板における互いに重なる箇所に板厚方向の貫通孔を形成し、積層した金属板の前記貫通孔に共通な金属部材を挿入して該金属部材の上下端部をかしめて押し潰すことも好ましい。これらの方法により、複数枚の金属板を互いに強固に固定することができる。この構成を採用すると、従来の鋳物や形鋼からなるマス部材を製作する際に必要であった切削加工を行うことなく、一般的なプレス加工で精度よくマス部材を構成できるだけでなく、材料に端材などのリサイクル材を用いることも可能になる。
以上のように、本発明によって、共振周波数の調整を容易かつ短期間に行うことができるダイナミックダンパーを提供することが可能になる。また、従来のダイナミックダンパーよりも生産性を高めることのできるダイナミックダンパーを提供することも可能になる。
第一実施態様のダイナミックダンパーをマス部材における厚さ方向中心を通る水平面で切断した状態を示した断面図である。 第一実施態様のダイナミックダンパーを図1におけるA−A面で切断した状態を示した断面図である。 第一実施態様のダイナミックダンパーを分解した状態を示した斜視図である。 第一実施態様のダイナミックダンパーにおけるゴム部材を拡大した状態を示した斜視図である。 第一実施態様のダイナミックダンパーにおけるマスブラケットを拡大した状態を示した斜視図である。 第一実施態様のダイナミックダンパーにおける取付部材を拡大した状態を示した斜視図である。 第一実施態様のダイナミックダンパーにおけるマス部材を分解して拡大した状態を示した斜視図である。 第二実施態様のダイナミックダンパーをマス部材における厚さ方向中心を通る水平面で切断した状態を示した断面図である。 第三実施態様のダイナミックダンパーをマス部材における厚さ方向中心を通る水平面で切断した状態を示した断面図である。
本発明のダイナミックダンパーの好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、第一実施態様から第三実施態様までの3つの態様を例に挙げて説明するが、本発明のダイナミックダンパーは、これらの態様に限定されることなく各種変更を施すことができる。また、説明文中で、「上」、「下」、「左」及び「右」などの方向を表わす語を用いているが、これは説明の便宜上であり、ダイナミックダンパーを取り付ける向きを限定するものではない。
[第一実施態様のダイナミックダンパー]
図1は、第一実施態様のダイナミックダンパーをマス部材20における厚さ方向(図1の紙面に垂直な方向)の中心を通る水平面で切断した状態を示した断面図である。図2は、第一実施態様のダイナミックダンパーを図1におけるA−A面で切断した状態を示した断面図である。図3は、第一実施態様のダイナミックダンパーを分解した状態を示した斜視図である。図4は、第一実施態様のダイナミックダンパーにおけるゴム部材30を拡大した状態を示した斜視図である。図5は、第一実施態様のダイナミックダンパーにおけるマスブラケット40を拡大した状態を示した斜視図である。図6は、第一実施態様のダイナミックダンパーにおける取付部材10を拡大した状態を示した斜視図である。図7は、第一実施態様のダイナミックダンパーにおけるマス部材20を分解して拡大した状態を示した斜視図である。
第一実施態様のダイナミックダンパーは、図1に示すように、制振対象に取り付けるための左右一対の取付部材10と、錘として機能するマス部材20と、マス部材20を取付部材10に対して振動可能な状態で連結するための左右一対のゴム部材30と、ゴム部材30をマス部材20に対して固定するための左右一対のマスブラケット40とを備えたものとなっている。取付部材10、マス部材20、ゴム部材30及びマスブラケット40を構成する各部品は、それぞれ図3に示すように組み立てられて一体となる。
[ゴム部材]
ゴム部材30は、図4に示すように、棒状部31と、第一鍔状部32と、第二鍔状部33とで構成されている。棒状部31は、マス部材20(図1)と取付部材10(図1)とを連結する。棒状部31の本数は、マス部材20の質量や寸法形状、防振性能によって適宜選択され、特に限定されない。棒状部31は1本のみとしてもよいし、2本、あるいは3本以上としてもよい。第一実施態様のダイナミックダンパーにおいて、棒状部31の本数は2本としている。第一鍔状部32は、棒状部31におけるマス部材20側を向く端部に設けられる。第二鍔状部33は、棒状部31における取付部材10側を向く端部に設けられる。2本の棒状部31は、第一鍔状部32と第二鍔状部33で繋がった状態となっており、ゴム部材30は、井型(平面視「井」の字状)となっている。2本の棒状部31は、互いに平行に配してもよいし、非平行(例えば平面視「八」の字状)に配してもよい。棒状部31の傾きを変えると、ダイナミックダンパーの振動特性を変えることができる。第一鍔状部32における外向面には、第一凹溝32bを設けており、第二鍔状部33における外向面には、第一凹溝33aを設けている。
[マスブラケット]
マスブラケット40は、図5に示すように、ブラケット押付部41,42と、ブラケット固定部43〜46と、ブラケット底版部47とで構成している。図5は、図3における右側のマスブラケット40を示したものである。左側のマスブラケット40は、右側のマスブラケット40を180°回転したものである。マスブラケット40をゴム部材30(図1)に取り付ける際には、ブラケット押付部41,42とブラケット底版部47との間にゴム部材30の第一鍔状部32を配し、棒状部31をマスブラケット40の本体(ブラケット押付部41を有する部分)に設けられた開口部から突出させる。ブラケット押付部41は、第一鍔状部32の周縁をマス部材20側へ押さえ付け、ブラケット押付部42は、第一鍔状部32の中央部(棒状部31の間となる部分)をマス部材20側へ押さえ付ける。ブラケット押付部42とブラケット底版部47は、それぞれ、マスブラケット40の本体41から分離可能な構造としており、井型のゴム部材30に対してもマスブラケット40を取り付けることができるようにしている。マスブラケット40の素材は、必要な強度を有するものであれば特に限定されない。第一実施態様のダイナミックダンパーにおいては、マスブラケット40の本体41とブラケット押付部42を金属の加工品とし、ブラケット底版部47を樹脂の射出成型品としている。
ブラケット押付部41,42における開口部41bの周縁を形成する部分(棒状部31の端部外周面に接触する部分)には、図5に示すように、壁部41a,42aを設けている。ブラケット押付部42をブラケット押付部41と一体化させると、壁部41a,42aが互いに組み合わさってスリーブ状となる。この壁部41a,42aにより、ゴム部材30(図1)の棒状部31の端部が補強されるとともに、第一鍔状部32が開口部41bから抜け出るのを防止することができる。また、壁部41a,42aの高さを調節することで、棒状部31の有効長を変更し、ダイナミックダンパーの共振周波数を調整することもできる。
ブラケット固定部43は、図5に示すように、断面U字状の上向き突起により構成している。ブラケット固定部43の上部は、マス部材20(図7)を構成する上側の3枚の金属板21における圧入孔21cに下側から圧入される。ブラケット固定部43の下部は、マス部材20を構成する下側の3枚の金属板21における圧入溝21dに圧入される。一方、ブラケット固定部44は、ブラケット固定部43の上下を反転させた下向き突起により構成されている。ブラケット固定部44の下部は、マス部材20を構成する下側の3枚の金属板21における圧入孔21cに上側から圧入される。ブラケット固定部44の上部は、マス部材20を構成する上側の3枚の金属板21における圧入溝21dに圧入される。ブラケット固定部43,44をマス部材20の所定箇所に圧入した後、その端部をかしめて固定し、さらに、ブラケット固定部45,46を折り曲げておくことで、ブラケット固定部44,43のかしめが万が一外れても、ブラケット固定部45,46がストッパーとなってマス部材20が脱落しないようにでき、安全である。これらのブラケット固定部43〜46により、マスブラケット40は、マス部材20に対して強固に固定される。
ブラケット底版部47は、ゴム部材30(図1)の第一鍔状部32にマス部材20側から接触して支持するものである。ブラケット底版部47における第一鍔状部32に接触する面のうち、棒状部31の端部に重なる箇所には、第一凸条47bを設けている。第一凸条47bは、ゴム部材30の第一鍔状部32に設けられた第一凹溝32bに圧入される。これにより、第一鍔状部32が、スリーブ状の壁部41a,42aの内側に形成される開口部から外方へ抜け出るのを防止することができる。また、ゴム部材30をマスブラケット40に対して正確に位置決めすることができる。
[取付部材]
取付部材10は、図6に示すように、取付部材押付部11,12と、取付部材固定部13と、取付部材底版部14とで構成されている。図6は、図3における左側の取付部材10を示したものである。右側の取付部材10は、左側の取付部材10と左右対称である。取付部材10をゴム部材30(図1)に取り付ける際には、取付部材押付部11,12と取付部材底版部14との間にゴム部材30の第二鍔状部33を配し、棒状部31を取付部材10の本体(取付部材押付部11を有する部分)に設けられた開口部から突出させる。取付部材押付部11は、第二鍔状部33の周縁を取付部材底版部14側へ押さえ付け、取付部材押付部12は、第二鍔状部33の中央部(棒状部31の間となる部分)を取付部材底版部14側へ押さえ付ける。マスブラケット40と同様の理由で、取付部材押付部12と取付部材底版部14は、それぞれ、取付部材10の本体11から分離可能な構造としている。取付部材10の素材は、特に限定されないが、第一実施態様のダイナミックダンパーにおいては、本体11と取付部材押付部12を金属の加工品とし、取付部材底版部14を樹脂の射出成型品としている。
固定部材押付部11,12における開口部11bの周縁となる部分には、図6に示すように、壁部11a,12aを設けている。また、取付部材底版部14は、取付部材押付部11,12とは反対側(外側)からゴム部材30(図1)の第二鍔状部33に接触して支持するものであるが、取付部材底版部14における第二鍔状部33に接触する面のうち、棒状部31の端部に重なる箇所には、第二凸条14bを設けている。第二凸条14bは、ゴム部材30の第二鍔状部32に設けられた第二凹溝32bに圧入される。壁部11a,12aを設けた理由、及び第二凸条14bを設けた理由は、それぞれ、マスブラケット40における壁部41a,42bを設けた理由、及びマスブラケット40における第一凸条47bを設けた理由と略同様である。
[マス部材]
マス部材20は、図7に示すように、複数枚(図7の例では6枚)の金属板21を積層して互いに一体化させたものとなっている。従来のダイナミックダンパーでは、マス部材20は、塊状のブロックからなり、鋳造により作製することが一般的であったため、その質量の調整を短期間で行うことは困難であった。しかし、第一実施態様のダイナミックダンパーでは、金属板21の枚数を変化させるだけで、マス部材20の質量を調節することができる。また、マス部材20を上記のような構成としたことにより、従来は廃棄されていた金属片などをリサイクル材として使用することも可能になる。したがって、第一実施態様のダイナミックダンパーは、従来のダイナミックダンパーと比較して、大幅な低コスト化と省資源化を図ることもできるようになっている。金属板21は、原板をレーザー加工などで切断することにより容易かつ短期間で作製できるし、マス部材20の質量の調整を終えた量産化の段階では、プレス加工などで作製すると、マス部材20の生産のさらなる効率化を図ることができる。
第一実施態様のダイナミックダンパーにおいては、図7に示すように、それぞれの金属板21に、圧入凸部21aと圧入凹部21bとを設けている。圧入凸部21aと圧入凹部21bは、金属板21の上面側だけでなく下面側にも設けている。下面側の圧入凹部21bは、上面側の圧入凸部21aの裏側(下面側)に配しており、上面側の圧入凸部21aは、下面側の圧入凸部21aの裏側(上面側)に配している。このため、複数枚の金属板21をその縁部を合わせて積層すると、それぞれの金属板21の上面側の圧入凸部21aが、その上に配される他の金属板21の下面側の圧入凹部21bに重なるとともに、それぞれの金属板21の下面側の圧入凸部21aが、その下に配される他の金属板21の上面側の圧入凹部21bに重なるようになっている。この状態で、複数枚の金属板21を板厚方向に押圧する(かしめる)と、圧入凸部21aが圧入凹部21bの内部に圧入され、圧入凸部21aが圧入凹部21bの内部で押し潰されて広がった状態となる。したがって、複数枚の金属板21は一体化された状態となり、容易に分離することができなくなる。
ところで、上面側の圧入凸部21aと上面側の圧入凹部21b、及び下面側の圧入凸部21aと下面側の圧入凹部21bは、金属板21における180°の回転対称(金属板21の中心を通り、金属板の表面の法線を軸とした回転対称)となる位置に配している。このため、同じ向きで積層された一の金属板21と他の金属板21は、他の金属板21のみを180°回転させて裏返しても、一の金属板21(説明の便宜上、「正位置の金属板」と表記する。)の嵌込凸部21aと他の金属板21(説明の便宜上、「逆位置の金属板」と表記する。)の嵌込凹部21bとが重なるようになっている。第一実施態様のダイナミックダンパーでは、図7に示すように、上側の3枚の金属板21が正位置で積層され、下側の3枚の金属板21が逆位置で積層されるようにしている。
また、それぞれの金属板21には、一対の圧入孔21cと一対の圧入溝21dをそれぞれ金属板21における180°の回転対称となる位置(対角線上の隅角部近傍)に設けている。このため、上側の3枚の金属板21における圧入孔21cは、下側の3枚の金属板21における圧入溝21dと重なり、上側3枚の金属板21における圧入溝21dは、下側の3枚の金属板21の圧入孔21cと重なる。したがって、マスブラケット40(図5)におけるブラケット固定部43の上向きの突起部分を、上側の3枚の金属板21における圧入孔21cに圧入し、ブラケット固定部43の下部を、下側の3枚の金属板21における圧入溝21dに圧入するとともに、ブラケット固定部44の下向きの突起部分を、下側の3枚の金属板21における圧入孔21cに圧入し、ブラケット固定部44の上部は、上側の3枚の金属板21における圧入溝21dに圧入することができるようになっている。これにより、複数枚の金属板21は、さらに強固に一体化された状態で、マスブラケット40に固定される。ブラケット固定部43,44の上下先端をかしめて押し潰すと、複数枚の金属板21をさらに強固に一体化することができる。
[第二実施態様のダイナミックダンパー]
図8は、第二実施態様のダイナミックダンパーをマス部材20における厚さ方向中心を通る水平面で切断した状態を示した断面図である。第二実施態様のダイナミックダンパーは、図8に示すように、ブラケット底版部47における第一鍔状部32に接触する面のうち棒状部31の端部に重なる箇所に第一突起47aをピン状に設けるとともに、取付部材底版部14における第二鍔状部33に接触する面のうち棒状部31の端部に重なる箇所に第二突起14aをピン状に設けたものとなっている。第一鍔状部32における第一突起47aと重なる箇所、及び第二鍔状部33における第二突起14aと重なる箇所には、それぞれ第一圧入穴32a及び第二圧入穴33aが深孔状に設けられている。このため、第二実施態様のダイナミックダンパーは、第一突起47aや第二突起14aの高さを調節するだけで、棒状部31の有効長を変化させ、ダイナミックダンパーの共振周波数を調整することができるようになっている。また、ピン状の第一突起47aや第二突起14aを高くすると、第一鍔状部32や第二鍔状部33が分離した形態であっても、第一鍔状部32や第二鍔状部33がマスブラケット40や取付部材10から容易に抜け出ないようにすることもできる。また、第二実施態様のダイナミックダンパーでは、ゴム部材30における2本の棒状部31が、第二鍔状部33ではつながっているものの、第一鍔状部32では分離した形態となっている。このため、ゴム部材30は、門型となっている。第二実施態様のダイナミックダンパーにおける他の構成については、第一実施態様のダイナミックダンパーと同様であるため、説明を割愛する。
[第三実施態様のダイナミックダンパー]
図9は、第三実施態様のダイナミックダンパーをマス部材20における厚さ方向中心を通る水平面で切断した状態を示した断面図である。第三実施態様のダイナミックダンパーは、図9に示すように、ゴム部材30における第二鍔状部33だけでなく、第一鍔状部32までも分離した形態となっている。このため、ゴム部材30は、平面視I型となっている。また、第三実施態様のダイナミックダンパーにおいて、ブラケット押付部42及び取付部材押付部12は、第一鍔状部32及び第二鍔状部33の中央部だけでなく周縁部も押圧する構造とし、2本の棒状部31が、ブラケット押付部42に独立して設けられた2つの開口部、及び取付部材押付部12に独立して設けられた2つの開口部からそれぞれ突き出る構造としているが、ゴム部材30をI型とすることで、マスブラケット40及び取付部材10に対して容易に取り付けることができる。さらに、第三実施態様のダイナミックダンパーでは、第一突起47a及び第二突起14aを錐状の先端部を有する太めの突起により形成している。第三実施態様のダイナミックダンパーでも、第一突起47aや第二突起14aの高さを変えることで、ダイナミックダンパーの共振周波数を調整することができる。加えて、第一突起47aとブラケット押付部42との隙間、及び第二突起14aと取付部材押付部12との隙間を狭くしている。このため、大きな衝撃などにより、図9に示すように、取付部材10に対してマス部材20が相対的に移動し、ゴム部材30における棒状部31が傾斜して強い力で引っ張られた状態になっても、第一鍔状部32や第二鍔状部33がマスブラケット40や取付部材10から抜け出ないようになっている。第三実施態様のダイナミックダンパーにおける他の構成については、第一実施態様のダイナミックダンパーと同様であるため、説明を割愛する。
[用途]
上述した本発明のダイナミックダンパーは、振動を抑制する必要のある各種部材へ取り付けることができる。なかでも、各種の乗り物用部材、より具体的には、自動車部材に取り付けるものとして好適である。上述したように、自動車部材に取り付けるダイナミックダンパーは、その共振周波数を短期間で調整することが要求され、本発明のダイナミックダンパーを採用する意義が大きいからである。特に、シートバックに内蔵するダイナミックダンパーとして好適である。シートバックの振動は自動車の乗り心地に大きく影響するため、振動抑制に対する要求が大きいからである。
10 取付部材
11 取付部材押付部
11a 壁部
12 取付部材押付部
12a 壁部
13 取付部材固定部
14 取付部材底版部
14a 第二突起
14b 第二凸条
20 マス部材
21 金属板
21a 圧入凸部
21b 圧入凹部
21c 圧入孔
21d 圧入溝
30 ゴム部材
31 棒状部
32 第一鍔状部
32a 第二圧入穴
32b 第一凹溝
33 第二鍔状部
33a 第二圧入穴
33b 第二凹溝
40 マスブラケット
41 ブラケット押付部(本体)
41a 壁部
41b 開口部
42 ブラケット押付部
42a 壁部
43 ブラケット固定部
44 ブラケット固定部
45 ブラケット固定部
46 ブラケット固定部
47 ブラケット底版部
47a 第一突起
47b 第一凸条
また、本発明のダイナミックダンパーにおいて、前記棒状部を複数本設け、一の棒状部における第一鍔状部と該一の棒状部の隣に配された他の棒状部における第一鍔状部とを連続して形成することも好ましい(本段落において、この構成を「構成A」と表記する。)。このように、第一鍔状部同士を連続して形成することで、複数本の棒状部を一体的に成形することが可能になる。また、前記一の棒状部と前記他の棒状部との間に位置する第一鍔状部をブラケット押付部で押し付けるようにすれば、前記棒状部が強い力で引っ張られたとしても、第一鍔状部がブラケット押付部で押し付けられた状態を確実に維持することも可能になる。同様の理由で、一の棒状部における第二鍔状部と該一の棒状部の隣に配された他の棒状部における第二鍔状部とを連続して形成することも好ましい(本段落において、この構成を「構成」と表記する。)。上記構成A,Bのうち、いずれか一方の構成のみを採用すれば、ゴム部材は門型となり、両方の構成を採用すれば、ゴム部材は井型となる。ゴム部材をマス部材と取付部材の両方に対してより強固に固定するためには、上記構成A,Bの両方の構成を採用して、ゴム部材を井型とすると好ましい。
同様の理由で、取付部材を、取付部材押付部とは反対側から第二鍔状部に接触する取付部材底版部を有するものとし、取付部材底版部における第二鍔状部に接触する面のうち少なくとも棒状部に重なる箇所に第二突起を設けるとともに、第二鍔状部における取付部材底版部に接触する面のうち第二突起に重なる箇所に第二圧入穴を設け、第二突起を第二圧入穴に圧入することも好ましい(本段落において、この構成を「構成D」と表記する。)。上記構成C,Dにおいて、第一突起及び/又は第二突起は、通常、ピン状や状や錘状に形成され、第一圧入穴及び/又は第二圧入穴はそれらを圧入できる形状(深孔状など)とされる。上記構成C,Dは、いずれか一方の構成のみを採用してもよいし、両方の構成を採用してもよい。

Claims (5)

  1. 制振対象に取り付けるための取付部材と、
    錘として機能するマス部材と、
    マス部材を取付部材に対して振動可能な状態で連結するゴム部材と
    を備えたダイナミックダンパーであって、
    ゴム部材が、
    マス部材と取付部材とを連結する棒状部と、
    棒状部におけるマス部材側の端部に設けられた第一鍔状部と、
    棒状部における取付部材側の端部に設けられた第二鍔状部と
    で構成され、
    第一鍔状部をマス部材に対して固定するためのマスブラケットが設けられ、
    マスブラケットが、第一鍔状部を棒状部側から押さえ付けるためのブラケット押付部と、ブラケット押付部をマス部材に対して固定するためのブラケット固定部とを有するものとされ、
    取付部材が、第二鍔状部を棒状部側から押さえ付けるための取付部材押付部と、取付部材押付部を制振対象に対して固定するための取付部材固定部とを有するものとされた
    ことを特徴とするダイナミックダンパー。
  2. ブラケット押付部及び/又は取付部材押付部における前記棒状部の端部外周面に接触する部分に、該外周面を保持するための壁部が設けられた請求項1記載のダイナミックダンパー。
  3. 前記棒状部が複数本設けられ、
    一の棒状部における第一鍔状部と該一の棒状部の隣に配された他の棒状部における第一鍔状部、
    及び/又は、
    一の棒状部における第二鍔状部と該一の棒状部の隣に配された他の棒状部における第二鍔状部
    とが連続して形成された請求項1又は2記載のダイナミックダンパー。
  4. マスブラケットが、ブラケット押付部とは反対側から第一鍔状部に接触するブラケット底版部を有するものとされ、
    ブラケット底版部における第一鍔状部に接触する面のうち棒状部に重なる箇所に第一突起が設けられるとともに、
    第一鍔状部におけるブラケット底版部に接触する面のうち第一突起に重なる箇所に第一圧入穴が設けられて、
    第一突起が第一圧入穴に圧入され、
    及び/又は、
    取付部材が、取付部材押付部とは反対側から第二鍔状部に接触する取付部材底版部を有するものとされ、
    取付部材底版部における第二鍔状部に接触する面のうち棒状部に重なる箇所に第二突起が設けられるとともに、
    第二鍔状部における取付部材底版部に接触する面のうち第二凸部に重なる箇所に第二圧入穴が設けられて、
    第二突起が第二圧入穴に圧入された
    請求項1〜3いずれか記載のダイナミックダンパー。
  5. マス部材が噛み合い、複数枚の金属板を積層して互いにかしめて一体化されたものである請求項1〜4いずれか記載のダイナミックダンパー。
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