JP2013022267A - 乳幼児の移動警報装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乳幼児が敷き布団から出たことを感知して警報を発し、親や保護者がそれにより乳幼児を蒲団の上に戻したり、抱き上げたりすることを促す乳幼児の移動警報装置を提供する。
【解決手段】乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる板状の乳幼児移動感知体1と、乳幼児移動感知体1が倒れたときに警報を発する警報発生器2とを備えた乳幼児の移動警報装置。乳幼児移動感知体1は、軽量のプラスチックあるいは発泡プラスチック、木材等で作られた長方形の板3を複数枚、ヒンジ4で連結して自立できるようにしたものであり、非使用時には折り畳んで、コンパクトにすることができる。警報発生器2は、板3のひとつに凹部を設けて埋め込まれている。
【選択図】 図1
【解決手段】乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる板状の乳幼児移動感知体1と、乳幼児移動感知体1が倒れたときに警報を発する警報発生器2とを備えた乳幼児の移動警報装置。乳幼児移動感知体1は、軽量のプラスチックあるいは発泡プラスチック、木材等で作られた長方形の板3を複数枚、ヒンジ4で連結して自立できるようにしたものであり、非使用時には折り畳んで、コンパクトにすることができる。警報発生器2は、板3のひとつに凹部を設けて埋め込まれている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、乳幼児が眠っているときに無意識に布団から出て体が冷えたり風邪をひいたりすることを未然に防止するための警報を発する装置に関する。
0歳から3歳頃までの乳幼児は、布団やベッドに寝かせても、無意識に足を蹴って布団やベッドの頭の方に上がって、布団やベッドから出ることがある。特に、室温が低いときに掛け布団を着せておくと、寝汗をかいて布団から出たままになり、体が冷えて風邪をひきやすい。
親や保護者が布団から出ている乳幼児に気付けば布団の中に入れてやることができるが、親や保護者も眠っていたり他のことをしていたりすると、乳幼児が布団から出ていることに気付かないまま放置することになる。
特許文献1には、敷布団の周囲を囲むコの字型をしたビニール製又は布製でできた半円型のエアークッションが開示されており、それによって寝相の悪さで敷布団から体がはみだすことを解消するようにしている。
特許文献2には、うさぎの形をした掛け蒲団で、蒲団の上部の顔上に耳を設け、胴体の四隅に手、足を設けた掛け布団が開示されている。これを使用する時は、うさぎの耳が乳幼児の肩を覆うように掛け、うさぎの胴体部を乳幼児の膝の上まで掛ける。しかもうさぎの耳、手足の部分が重し代わりとなり、乳幼児が寝返りしても体にフィットしてふとんからはみ出すことがなく、また、膝上までの長さなので蹴っ飛ばす心配もないということである。
しかしながら、特許文献1に記載されたエアークッションでは、乳幼児の蹴る力が予測した以上であればエアークッションを乗り越えて蒲団の外に出る可能性があり、安心できない。
特許文献2に記載された掛け布団では、寝返りを打ったりしてうさぎの耳が乳幼児の肩から外れると掛け布団は移動し、乳幼児が足を蹴って、敷き布団から出ることは避けられない。
特許文献1,2のいずれも、乳幼児が敷き布団から出ないように体を拘束するという発想であり、子供の自然な動きを規制することが適正かどうか疑問である。
そこで本発明は、乳幼児が敷き布団から出たことを感知して警報を発し、親や保護者がそれにより乳幼児を蒲団の上に戻したり、抱き上げたりすることを促す乳幼児の移動警報装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の乳幼児の移動警報装置は、乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる板状の乳幼児移動感知体と、前記乳幼児移動感知体が倒れたときに警報を発する警報発生器とを備えたことを特徴とする。
本発明では、0歳から3歳頃までの乳幼児が無意識にあるいは意識的に足を蹴って敷き布団を出たときに、乳幼児の頭や手足が板状の乳幼児移動感知体を押すことにより乳幼児移動感知体が倒れる。これを警報発生器が感知し警報を発する。この警報は、例えばブザーのような音や曲のメロディー、親や保護者に注意を促す音声とすることができる。この警報に気付いた親や保護者は、乳幼児が眠ったままであれば乳幼児を蒲団に戻すか、起きたときは抱き上げてあやしたり飲食物を与えたりの通常の対応をすることができる。これにより、乳幼児を放置したままで体が冷えたり風邪をひいたりすることを防ぐことができる。また、乳幼児の動きを拘束することはないので、乳幼児の成長や精神状態には何ら悪影響を及ぼさない。なお、3歳以上になると、幼児は寝返りにより布団の横に移動するようになるので、本発明は、3歳位までの乳幼児が対象である。
板状の乳幼児移動感知体は、屏風状に折り畳み可能とすることにより、使用しないときに折り畳んでコンパクトにすることができる。
警報発生器は、傾斜センサと、音声発生器と、スピーカとを含む構成とすることにより、コンパクトに作ることができる。
警報発生器は、傾斜センサと、音声発生器と、スピーカとを含む構成とすることにより、コンパクトに作ることができる。
本発明によれば、乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる板状の乳幼児移動感知体と、乳幼児移動感知体が倒れたときに警報を発する警報発生器とを備えた乳幼児の移動警報装置であるので、乳幼児が敷き布団から出たことを感知して警報を発し、親や保護者がそれにより乳幼児を蒲団の上に戻したり、抱き上げたりすることを促すことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて具体的に説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態の乳幼児の移動警報装置は、乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる板状の乳幼児移動感知体1と、乳幼児移動感知体1が倒れたときに警報を発する警報発生器2とを備えたものである。乳幼児移動感知体1は、本実施の形態では、乳幼児の上に倒れても痛くないように軽量のプラスチックあるいは発泡プラスチック、木材等で作られた長方形の板3を複数枚、ヒンジ4で連結して開いた状態で自立できるようにしたものであり、非使用時には図2に示すように板3を折り畳んで、ゴムベルト5で縛ることによりコンパクトにすることができる。板3は、倒れたときに乳幼児を傷付けないように、角や上下面、側面に丸みを持たせる。
図1および図2に示すように、本実施の形態の乳幼児の移動警報装置は、乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる板状の乳幼児移動感知体1と、乳幼児移動感知体1が倒れたときに警報を発する警報発生器2とを備えたものである。乳幼児移動感知体1は、本実施の形態では、乳幼児の上に倒れても痛くないように軽量のプラスチックあるいは発泡プラスチック、木材等で作られた長方形の板3を複数枚、ヒンジ4で連結して開いた状態で自立できるようにしたものであり、非使用時には図2に示すように板3を折り畳んで、ゴムベルト5で縛ることによりコンパクトにすることができる。板3は、倒れたときに乳幼児を傷付けないように、角や上下面、側面に丸みを持たせる。
乳幼児移動感知体1の、開いたときの大きさは、本例では高さ20cm、幅40〜50cm、厚さ2〜3cmとしたが、この大きさに限定されるものではない。また、乳幼児移動感知体1は、開いたときに安定して自立することと、乳幼児が動いて頭部や手足が触れたときに倒れることの2つの条件を満たすことが必要であり、必要に応じて、板3の下部に重りを付けたり、厚みを大きくしたりすることもある。
警報発生器2は、板1のひとつに凹部を設けて埋め込むようにしたものであり、蓋6を被せている。蓋6には、警報発生器2のスイッチ2aが出る穴が設けられている。
図3は警報発生器2の構成を示す回路図であり、電池10と、傾斜センサ11と、アンプ12と、音声発生器13と、スピーカ14と、発振器15とLED(発光ダイオード)16が内蔵されている。傾斜センサ11は、警報発生器2が傾いたり倒れたりしたときに出力が出るセンサであり、加速度センサ方式、水準器方式、錘方式、ボール方式など各種のものが使用できる。傾斜センサ11の出力はアンプ12により増幅され、所定の出力が出ると、音声発生器13に出力指令を出す。音声発生器13では、予め記憶されたブザー音、曲のメロディー、あるいは人の音声の信号を出力し、スピーカ14から音声として出力する。警報発生器2を内蔵した板3には、スピーカ14からの音が外部に出やすいように、穴3aを設けることが好ましい。
なお、傾斜センサ11の部分と音声発生器13およびスピーカ14の部分を分離し、電波か赤外線等でワイヤレスに傾斜信号を伝送することで、少し離れた場所でも、警報を受信するようにすることも可能である。
以上の構成の乳幼児の移動警報装置を、図1に示すように乳幼児が寝ている敷き布団の周囲、本例では頭の方に立てた状態で設置する。板2は開いて設置したときに自立できるように厚みを設定する。ゴムベルト5は、開いた状態と閉じた状態を保持する作用を有する。次いで、警報発生器2のスイッチ2aを入れる。これで、警報待機状態となる。警報待機状態であることは、LED16が一定の周期で点滅していることで確認できる。
乳幼児が動いて敷き布団から上の方に行き、乳幼児移動感知体1が倒れると、警報発生器2も倒れるため、傾斜センサ11が作動し、最終的にスピーカ14から、予め規定された音声が発せられる。これにより、親や保護者が寝ていた場合や他のことをしていても気付くことになり、親や保護者は、乳幼児が眠ったままであれば乳幼児を蒲団に戻すか、目が覚めたときには抱き上げてあやしたり飲食物を与えたりの通常の対応をすることができる。これにより、乳幼児を放置したままで体が冷えたり風邪をひいたりすることを防ぐことができる。また、乳幼児の動きを拘束することはないので、乳幼児の成長や精神状態には何ら悪影響を及ぼさない。
倒れた乳幼児移動感知体1は、スイッチ2aを切ることにより、警報が停止する。再び使用するには、乳幼児移動感知体1を立ててスイッチ2aを入れることにより使用可能になる。
本発明は、乳幼児が敷き布団から出たことを感知して警報を発し、親や保護者がそれにより乳幼児を蒲団の上に戻したり、抱き上げたりすることを促す乳幼児の移動警報装置として、育児用品の分野に好適に利用することができる。
1 乳幼児移動感知体
2 警報発生器
2a スイッチ
3 板
3a 穴
4 ヒンジ
5 ゴムベルト
6 蓋
10 電池
11 傾斜センサ
12 アンプ
13 音声発生器
14 スピーカ
2 警報発生器
2a スイッチ
3 板
3a 穴
4 ヒンジ
5 ゴムベルト
6 蓋
10 電池
11 傾斜センサ
12 アンプ
13 音声発生器
14 スピーカ
前記課題を解決するため、本発明の乳幼児の移動警報装置は、乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる、屏風状に折り畳み可能である板状の乳幼児移動感知体と、前記乳幼児移動感知体が倒れたときに警報を発する警報発生器とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる、屏風状に折り畳み可能である板状の乳幼児移動感知体と、乳幼児移動感知体が倒れたときに警報を発する警報発生器とを備えた乳幼児の移動警報装置であるので、乳幼児が敷き布団から出たことを感知して警報を発し、親や保護者がそれにより乳幼児を蒲団の上に戻したり、抱き上げたりすることを促すことができる。また、使用しないときに折り畳んでコンパクトにすることができる。
Claims (3)
- 乳幼児の寝具の周囲のいずれかの場所に立てることのできる板状の乳幼児移動感知体と、前記乳幼児移動感知体が倒れたときに警報を発する警報発生器とを備えたことを特徴とする乳幼児の移動警報装置。
- 前記乳幼児移動感知体は、屏風状に折り畳み可能である請求項1記載の乳幼児の移動警報装置。
- 前記警報発生器は、傾斜センサと、音声発生器と、スピーカとを含む請求項1又は2に記載の乳幼児の移動警報装置。
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JP2011160246A JP4884565B1 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | 乳幼児の移動警報装置 |
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JP2011160246A JP4884565B1 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | 乳幼児の移動警報装置 |
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2011
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