JP2013021704A - 無線送信装置及び無線送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】他セル干渉のランダム化効果を維持しながら、処理量又はメモリ量を低減する無線送信装置及び無線送信方法を提供する。
【解決手段】参照信号の送信帯域幅に応じて、参照信号として用いるコード系列を切り替える時間間隔が異なるホッピングパターンを設定するホッピングパターン設定手段と、設定されたホッピングパターンに基づいて、コード系列を生成する系列生成手段と、生成されたコード系列を送信する送信手段と、を具備し、コード系列を切り替える時間間隔は、コード系列の切り替えを行わないことに相当する無限大を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、参照信号として用いるコード系列を一定時間毎に切り替えるホッピングパターンを設定する無線送信装置及び無線送信方法に関する。
3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)において、上り回線で用いられる参照信号(以下、RS:Reference Signal)としてZadoff-Chu系列(以下、ZC系列)が採択された。このZC系列は、CAZAC(Constant Amplitude and Zero Auto-correlation Code)系列の一種であり、以下の式(1)又は式(2)で表される。
Figure 2013021704
Figure 2013021704
ここで、Nは系列長、rはZC系列番号であり、Nとrは互いに素の関係にある整数である。また、qは任意の整数である。ZC系列がRSに採択された理由としては、周波数特性が均一であること、自己相関特性が良いこと、PAPR(Peak to Average Power Ratio)が低いことなどである。
ZC系列の系列長Nが素数であれば、N−1個のNに比例した数の相互相関値が良好なZC系列を生成できる。このとき、系列長が同じ系列間(例えば、異なるZC系列番号r=1とr=5)の信号レベルに対する相互相関値は1/√Nとなり、系列長Nが大きくなるほど相互相関値は小さくなる。
一方、上り回線で用いられるRSの中で、データの復調に用いられるチャネル推定用参照信号(以下、DM−RS:Demodulation Reference Signal)は、データ送信帯域幅と同じ帯域で送信されることが3GPP LTEにおいて採択されている。例えば、データ送信帯域幅が1RB(Resource Block)であればDM−RSの送信帯域幅も1RBとなり、データ送信帯域幅が2RBであればDM−RSの送信帯域幅も2RBとなる。なお、系列長Nを予め定義しておくことにより、送信帯域幅(RB数)と系列長は一意に対応する。例えば、Nの定義は、RBを構成するサブキャリア数より小さく、最も近い素数とする。この場合、1RBが12サブキャリアで構成されるとすると、1RBを利用するDM−RSでは系列長Nが11のZC系列を、2RBを利用するDM−RSでは系列長Nが23のZC系列を使用する。このように、送信帯域幅(RB数)と系列長は一意に対応し、送信帯域幅(RB数)が大きくなるほど、ZC系列の系列長Nも大きくなる。
ここで、データ送信帯域幅は、各セルのスケジューリングによって決まるため、セル間で異なる送信帯域幅のDM−RSが同じ周波数帯域で送信されることが生じる。このように、送信帯域幅が異なる(系列長が異なる)ZC系列を同じ周波数帯域で多重する場合、ある特定の系列番号の組合せにおいて、相互相関が非常に大きくなる。図1に計算機シミュレーションによって得られた相互相関特性を示す。横軸は、delay[symbol]、縦軸は、信号レベルで正規化した相互相関値であり、N=23、r=1〜6のZC系列をN=11、r=3のZC系列で相関をとった結果を示している。図1から分かるように、N=11、r=3とN=23でr=6の組合せで相互相関値が最大で0.9となり、信号レベル(=1.0)に近い大きさになることが分かる。同一送信帯域幅での相互相関値(=1/√N)と比べると、約3倍、相互相関が大きくなる。
図2に示すように、相互相関が大きくなるZC系列の組合せ(例えば、上述した(r=3、N=11)と(r=6、N=23))が、近接するセルに割り当てられた場合、DM−RSの他セル干渉の影響が大きくなり、チャネル推定精度を著しく劣化させ、復調性能が劣化することになる。
そこで、セルラ無線通信システムにおいて、非特許文献1にZC系列ホッピング方法が開示されている。非特許文献1において、DM−RSで用いるZC系列の系列番号を所定のホッピングパターンとすることにより、各移動局が受ける他セル干渉の影響をランダム化する(一様にする、均等にする)ことができ、1つの移動局が大きな他セル干渉を永続的に受けることによる復調性能の劣化を防止することが提案されている。
図3は、非特許文献1に開示されたZC系列のホッピング例を示す図である。まず、送信帯域幅毎(RB数毎又は系列長毎)に所定のルールでZC系列を割り当て、それを1つの系列グループとしてセルに割り当てる。そして、所定の切替時間間隔及び所定のホッピング周期で系列グループを切り替えることにより、他セル干渉の影響をランダム化する。
図3は、RB数毎にある系列番号のZC系列を割り当てた系列グループを形成し、その系列グループを1スロットの時間間隔及びMスロットのホッピング周期で切り替える様子を示している。これにより、各セルで用いるZC系列の系列番号が時間的に切り替わるので、ある1つの移動局が大きな他セル干渉を永続的に受けることを防止することができ、他セル干渉の影響をランダム化できる。
Huawei, R1-071109, "Sequence Allocation Method for E-UTRA Uplink Reference Signal", 3GPP TSG RAN WG1Meeting #48, St. Louis, USA, February 12-16, 2007
しかしながら、上述した非特許文献1に記載の技術では、全ての送信帯域幅(RB数又は系列長)で同様にZC系列をホッピングするため、系列長(帯域幅又はRB数)が長いほど、移動局の処理量又はメモリ量が大きくなってしまう。系列長が長くなると、ZC系列のサンプル数が多くなるため、系列の切替時間間隔で新たなZC系列の生成に要する移動局の処理量が増加してしまう。また、処理量の増加を防止するため、ホッピングで切り替わるZC系列の全ての情報を移動局が保持すると、メモリ量が増加してしまう。
本発明の目的は、他セル干渉のランダム化効果を維持しながら、処理量又はメモリ量を低減する無線送信装置及び無線送信方法を提供することである。
本発明の無線送信装置は、参照信号の送信帯域幅に応じて前記参照信号として用いるコード系列を切り替える時間間隔が異なるホッピングパターンを設定するホッピングパターン設定手段と、設定されたホッピングパターンに基づいて、前記コード系列を生成する系列生成手段と、生成された前記コード系列を送信する送信手段と、を具備し、前記コード系列を切り替える時間間隔は、前記コード系列の切り替えを行わないことに相当する無限大を含む構成を採る。
本発明によれば、他セル干渉のランダム化効果を維持しながら、処理量又はメモリ量を低減することができる。
送信帯域幅が異なるZC系列を同じ周波数帯域で多重する場合の相互相関特性を示す図 異なる帯域幅のZC系列による他セル干渉の様子を示す図 非特許文献1に開示されたZC系列のホッピング例を示す図 本発明の実施の形態1に係る移動局の構成を示すブロック図 図4に示したホッピングパターン設定部において設定するホッピングパターンを示す図 図4に示したホッピングパターン設定部において設定する他のホッピングパターンを示す図 本発明の実施の形態2に係る移動局のホッピングパターン設定部において設定するホッピングパターンを示す図 本発明の実施の形態2に係る移動局のホッピングパターン設定部において設定する他のホッピングパターンを示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図4は、本発明の実施の形態1に係る移動局100の構成を示すブロック図である。以下、移動局100を構成する各要素について、図4を用いて説明する。
ホッピングパターン設定部101は、系列長毎に系列を切り替える時間(ここでは、スロット番号によって管理)とDM−RSとして用いるZC系列番号の対応を示すホッピングパターンを系列番号設定部104に設定する。ホッピングパターンは、予めシステムで決めておくか、基地局から報知チャネル等を用いてシグナリングされるものとする。なお、ホッピングパターンの設定方法については後述する。
スロット番号計数部102は、ZC系列の切替時間の最小時間単位、ここでは、スロット番号をカウントし、系列番号設定部104に設定する。
系列長設定部103は、ZC系列の系列長を系列番号設定部104とZC系列生成部105に設定する。系列長は、基地局からシグナリングされるスケジューリング情報の一つである送信帯域幅又はRB数から一意に求められる。
系列番号設定部104は、スロット番号計数部102から出力されたスロット番号と系列長設定部103から出力された系列長とホッピングパターン設定部101から出力されたホッピングパターンとから、当該ZC系列長の当該スロット番号で用いるZC系列番号を求め、ZC系列生成部105に設定する。
ZC系列生成部105は、系列長設定部103から出力された系列長と系列番号設定部104から出力されたZC系列番号を用いて、式(1)又は式(2)の計算を行い、ZC系列を生成し、DFT部106に出力する。
DFT部106は、ZC系列生成部105から出力されたZC系列にDFT(Discrete Fourier Transform)処理を施し、DFT処理後のZC系列をマッピング部107に出力する。
マッピング部107は、DFT部106から出力されたZC系列を基地局から指示されたDM−RSの送信帯域にマッピングし、マッピングしたZC系列をIFFT部108に出力する。
IFFT部108は、マッピング部107から出力されたZC系列にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)処理を施し、IFFT処理を施したZC系列を無線送信部109に出力する。
無線送信部109は、IFFT部108から出力されたZC系列にD/A変換、アップコンバート、増幅等の送信処理を施し、送信処理を施した信号をアンテナ110から無線送信する。
次に、ホッピングパターン設定部101において設定するホッピングパターンについて図5及び図6を用いて説明する。図5、図6は、各系列長(送信帯域幅又はRB数)の各時間で、DM−RSとして使用すべきZC系列の系列番号、つまり、ホッピングパターンを示している。
図5に示したホッピングパターンは、系列長(送信帯域幅又はRB数)が長いほどZC系列の切替時間間隔を長くしている。例えば、系列長Nが最短(N=11、RB数=1)となる送信帯域幅では、1スロットの時間間隔で系列を切り替える。また、系列長Nが最長(N=1193、RB数=100)となる送信帯域幅では、100スロットの時間間隔で系列を切り替える。
このように、系列長が長いほど長い時間間隔で系列を切り替えることにより、移動局100がZC系列を新たに生成する処理量を低減することができる。なお、系列長が長い系列は、相互相関が大きくなる系列を近接するセル間に配置させないZC系列のセルプランニングを行うことにより、系列長が長い系列間で生じる干渉の影響を小さくできる。系列長が長いZC系列は、より多くの異なるZC系列を生成できるので、セルプランニングは容易である。
また、系列長が短い系列ほど短い時間間隔で系列を切り替えることにより、他セル干渉のランダム化効果を得ることができる。
このように、系列長が短いZC系列ほど短い時間間隔で系列を切り替え、系列長が長いZC系列ほど長い時間間隔で系列を切り替えるようにしたのは、以下の理由による。すなわち、送信帯域幅(RB数又は系列長)が長いZC系列は、短いZC系列と同様にホッピングしなくても他セル干渉のランダム化効果が得られるからである。
まず、送信帯域幅(RB数又は系列長)が大きいZC系列は、他セル干渉の影響が小さい。その理由は3つあり、1つ目の理由は、系列長が長いZC系列は、多くの異なるZC系列を生成できる(系列長NのZC系列からN−1個生成できる)ので、相互相関が大きくなる系列を近接するセル間に配置させないZC系列のセルプランニングが容易であるためである。2つ目の理由は、送信帯域幅が大きいZC系列は、セルの中心で使用される確率が高いため、距離減衰により干渉レベルが小さくなるためである。送信帯域幅が大きい信号を送信するためには、所要受信品質を満たすために、より大きい送信電力が必要になる。移動局の送信電力には限界があるので、セル半径が大きいセルでは、送信帯域幅が大きい信号はセルエッジでは送信されにくい。3つ目の理由は、系列長Nが長いZC系列ほど、プロセスゲインが大きく、信号レベルに対する干渉レベルの比を小さくできることである。
また、送信帯域幅(RB数又は系列長)が小さいZC系列と長いZC系列とで生じる干渉は、両方のZC系列を同様にホッピングする必要はなく、短いZC系列だけが短い周期でホッピングすれば、ZC系列が多重される組合せが時間的に異なるため、干渉のランダム化効果を得ることができる。
図6に示したホッピングパターンは、複数の系列長(送信帯域幅又はRB数)をまとめたグループ毎に、切替時間間隔を異ならせる。例えば、系列長が11〜119(RB数が1〜10)を1つのグループとし、系列長が119〜1193(RB数が11〜100)を1つのグループとして、グループ毎に異なる切替時間間隔を設定する。系列長が短いグループでは、1スロットの時間間隔で系列を切り替える。また、系列長が長いグループでは、系列の切り替えを行わない(切替時間間隔を無限大とする)。
なお、グループ化方法をシステムで予め決めておけば、基地局から移動局へのシグナリングは必要ない。また、基地局が他セルの干渉レベル等を用いて動的にグループを変える場合は、グループの境界となる系列長(送信帯域幅又はRB数)を報知チャネル等で移動局へシグナリングすればよい。
具体的なグループ化方法としては、同一基地局の複数セクタに同じZC系列が割り当てられた送信帯域幅を1つのグループとする方法がある。系列長が短く、生成できるZC系列数が少ない送信帯域幅では、同一基地局のセクタ間で、巡回シフト量が異なる同一のZC系列を割り当てることにより、系列のリユースファクタを増加させることが検討されている。このように、同一のZC系列が割り当てられた送信帯域幅は、系列数が少ないため、干渉の影響が大きい。よって、この方法が適用された送信帯域幅を1つのグループとして、そのグループ内の全てのZC系列を同様に高速にホッピングさせることで、干渉のランダム化効果を得ることができる。
また、グループ化方法として、システムで必要なZC系列のリユースファクタより長い系列長となる送信帯域幅を1つのグループとする方法がある。例えば、システムで必要となるリユースファクタが130の場合、図6に示すように、系列長が130より長い送信帯域幅を1つのグループとして、そのグループ内の全てのZC系列を同様に長い時間間隔でホッピングさせる。図6では、このグループの切替時間間隔は無限大、つまり、系列の切り替えなしとしている。このグループのように、系列長が長く、生成できるZC系列数が多い送信帯域幅では、相互相関が大きくなるZC系列を近接セルに配置させないセルプランニングが容易になり、干渉の影響が小さくできるので、高速にホッピングさせる必要がない。よって、移動局がZC系列を新たに生成するための処理量又は移動局が保持すべきZC系列情報のメモリ量を低減することができる。
このように実施の形態1によれば、系列長が短いZC系列ほど短い時間間隔で系列を切り替え、系列長が長いZC系列ほど長い時間間隔で系列を切り替えることにより、他セル干渉のランダム化効果を維持しながら、移動局の処理量又はメモリ量を低減することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、送信帯域幅(RB数又は系列長)に応じて、ZC系列の切替時間間隔を変える場合について説明したが、本発明の実施の形態2では、送信帯域幅(RB数又は系列長)に応じて、ZC系列のホッピング周期を変える場合について説明する。なお、ホッピング周期とは、所定の系列切替順序が1周する時間を示す。以下、実施の形態2に係る移動局の構成は、実施の形態1の図4に示した構成と同様であるので、図4を援用して説明する。
図7は、本発明の実施の形態2に係る移動局のホッピングパターン設定部101において設定するホッピングパターンを示す図である。この図に示すホッピングパターンは、系列長(送信帯域幅又はRB数)が長いほどホッピング周期を短くし、系列長(送信帯域幅又はRB数)が短いほどホッピング周期を長くしている。例えば、系列の切替時間は全ての系列長で同一の1スロット間隔とすると、系列長Nが最小(N=11、RB数=1)となる送信帯域幅では、ホッピング周期を20スロット(1スロット間隔で順次20系列を切り替える)とする。系列長Nが2番目に最小(N=23、RB数=2)となる送信帯域幅では、ホッピング周期を19スロットと短くする。これにより、系列長が短いほど、干渉のランダム化効果を得ることができる。
また、RB数が20以上となる複数の送信帯域幅では、ホッピング周期を1スロット(系列の切替時間間隔)、つまり、系列の切り替えを行わない。よって、移動機が保持すべきZC系列情報が少なくなり、メモリ量を低減することができる。
なお、図8に示すホッピングパターンのように、複数の系列長(送信帯域幅又はRB数)をまとめたグループ毎に、異なるホッピング周期を設定してもよい。この図では、系列長N=11〜119を1つのグループとし、系列長N=131〜1193を1つのグループとして、前者のホッピング周期を20スロット、後者のホッピング周期を1スロット(ホッピングなし)としている。
このように実施の形態2によれば、系列長が短いZC系列ほどホッピング周期を長くし、系列長が長いZC系列ほど系列のホッピング周期を短くすることで、他セル干渉のランダム化効果を維持しながら、移動局のメモリ量を低減することができる。
なお、上記各実施の形態では、移動局から基地局に対して参照信号を送信する場合を例に説明したが、基地局から移動局に対して送信する場合にも同様に適用できる。
また、系列のホッピングは、ZC系列番号(式(1)、(2)に示すr)の切り替えだけでなく、巡回シフト量の切り替えを含めてもよい。例えば、図5〜図8の#1、#2のように示される系列番号は、同一のZC系列番号rで巡回シフト量が異なる系列であってもよい。
また、上記各実施の形態におけるコード系列として、ZC系列を用いる場合を例に説明したが、ZC系列と同様に、CAZAC系列の一種であるGCL(Generalized Chirp-Like)系列(以下の系列c(k))を用いてもよい。
Figure 2013021704
ただし、Nはコード長であり、N=sm(s、mは整数)、または、N=tm(t、mは整数)とする。また、a(k)は式(1)又は式(2)のZC系列である。また、b(k)(k=0,…,m)は変調系列を示し、下記の式(4)で表されるDFT(Discrete Fourier Transform)系列、または下記の式(5)で表されるHadamard系列である。
Figure 2013021704
Figure 2013021704
また、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2007年3月15日出願の特願2007−067004の日本出願に含まれる明細書、図面及び要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明にかかる無線送信装置及び無線送信方法は、他セル干渉のランダム化効果を維持しながら、処理量又はメモリ量を低減することができ、例えば、移動通信システム等に適用できる。

Claims (6)

  1. 参照信号の送信帯域幅に応じて前記参照信号として用いるコード系列を切り替える時間間隔が異なるホッピングパターンを設定するホッピングパターン設定手段と、
    設定されたホッピングパターンに基づいて、前記コード系列を生成する系列生成手段と、
    生成された前記コード系列を送信する送信手段と、
    を具備し、
    前記コード系列を切り替える時間間隔は、前記コード系列の切り替えを行わないことに相当する無限大を含む、
    無線送信装置。
  2. 前記ホッピングパターン設定手段は、前記送信帯域幅が小さいほど、前記コード系列を切り替える時間間隔が短く、前記送信帯域幅が大きいほど、前記コード系列を切り替える時間間隔が長いホッピングパターンを設定する請求項1に記載の無線送信装置。
  3. 前記送信帯域幅は、リソースブロック数である請求項1に記載の無線送信装置。
  4. 前記コード系列は、Zadoff−Chu系列である請求項1に記載の無線送信装置。
  5. 前記コード系列は、GCL系列である請求項1に記載の無線送信装置。
  6. 参照信号の送信帯域幅に応じて前記参照信号として用いるコード系列を切り替える時間間隔が異なるホッピングパターンを設定するホッピングパターン設定工程と、
    設定されたホッピングパターンに基づいて、前記コード系列を生成する系列生成工程と、
    生成された前記コード系列を送信する送信工程と、
    を含み、
    前記コード系列を切り替える時間間隔は、前記コード系列の切り替えを行わないことに相当する無限大を含む、
    無線送信方法。
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