JP2013017265A - 電力供給装置、電力管理方法および電力管理プログラム - Google Patents

電力供給装置、電力管理方法および電力管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力供給装置の接続部への給電が行なわれない状態に一旦しても当該接続部に接続された電気機器をユーザが円滑に利用することが可能な電力供給装置、電力管理方法および電力管理プログラムを提供する。
【解決手段】電力供給装置101は、電気機器を接続可能な接続部12と、接続部12経由で電気機器に給電するための電力伝達部11とを備え、電力伝達部11は、電力供給命令を受けるか、電力供給停止命令を受けて接続部12からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、接続部12からの給電が可能な状態にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力供給装置、電力管理方法および電力管理プログラムに関し、特に、電力機器への電力供給をリレー等のスイッチのオンオフにより制御する電源タップのような電力供給装置、電力管理方法および電力管理プログラムに関する。
家庭および職場における電力消費量をユーザが把握するために、電力センサおよび通信モジュール等を内蔵した電源タップが開発されている。この電源タップに電気機器を接続し、収集した電力消費情報をたとえば家庭内のホームゲートウェイへ送信する。これにより、複数の電源タップの電力消費情報を集約し、ユーザに家庭内の電力消費情報を提示する。
このような電源タップの一例として、たとえば、特開2008−197755号公報(特許文献1)には、以下のような構成が開示されている。すなわち、造営物側コンセント口に接続可能なACプラグと、機器のACプラグの差込接続が可能なコンセント口とを備えた電源タップにおいて、当該電源タップのACプラグに接続された電力線通信モデムと、当該電源タップのACプラグとコンセント口との間に介在するプログラマブルコントローラとを内蔵する。電力線通信モデムでは電力線搬送通信上でプログラマブルコントローラの制御条件を付加したプログラムデータを受け取るとともにその受け取ったプログラムデータをプログラマブルコントローラに送る。一方、プログラマブルコントローラでは上記送られたプログラムデータに応答して上記コンセント口に接続した機器の電源をオンオフ制御できる。
特開2008−197755号公報
ところで、上記のような電源タップにおいて、電源タップのコンセントへの給電が行なわれない状態にすると、その後、ユーザが当該機器本体の電源スイッチをオンしても、コンセントからの給電が行なわれないために、当該機器を稼動させることができない。そして、コンセントからの給電が行なわれない状態になっていることをユーザが知らなかったり、忘れていたりすると、当該機器が稼動しない理由を直ちに理解することができない。さらに、その理由を理解してから、電源タップを操作して、もう一度、当該機器本体の電源スイッチをオンするのはユーザにとって面倒である。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、電力供給装置の接続部への給電が行なわれない状態に一旦しても当該接続部に接続された電気機器をユーザが円滑に利用することが可能な電力供給装置、電力管理方法および電力管理プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる電力供給装置は、電気機器を接続可能な接続部と、上記接続部経由で上記電気機器に給電するための電力伝達部と、を備え、上記電力伝達部は、電力供給命令を受けるか、電力供給停止命令を受けて上記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、上記接続部からの給電が可能な状態にする。
このように、この発明に係る電力供給装置は、電力供給停止命令を受けて接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、接続部からの給電が可能な状態にするので、ユーザは、電気機器側の電源操作をするだけで、当該電気機器を利用することができる。
好ましくは、上記電力供給装置は、さらに、上記電気機器に供給される電流を少なくとも測定するための測定部を備え、上記電力伝達部は、上記所定時間が経過することで上記接続部からの給電が可能な状態にするかどうかを上記測定部により予め得られた測定結果に基づいて決定し、上記電力供給停止命令を受けて上記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、その決定にしたがって上記接続部からの給電が可能な状態にする。
また、好ましくは、上記電力供給装置は、さらに、上記電気機器が稼動状態よりも消費電力の少ない待機状態を有するか否かを上記測定結果に基づいて判断するための判定部を備え、上記電力伝達部は、上記電気機器が待機状態を有すると判断された場合、上記所定時間が経過することで上記接続部からの給電が可能な状態にし、上記電気機器が待機状態を有さないと判断された場合、上記所定時間が経過しても上記接続部からの給電が行なわれない状態を維持する。
また、好ましくは、上記電力供給装置は、さらに、上記所定時間が経過しても上記接続部からの給電が行なわれた状態を維持した場合、上記電気機器を稼動状態とするために上記接続部からの給電状態を変更する必要があることを示す情報を報知装置へ送信するための送信部を備える。
また、好ましくは、上記電力供給装置は、さらに、上記電気機器に供給される電流を少なくとも測定するための測定部をさらに備え、上記電力伝達部は、上記所定時間が経過することで上記接続部からの給電が可能な給電可能状態にした場合に、上記給電可能状態を継続するか解除するかを上記給電可能状態にしてからの上記測定部の測定結果により決定し、上記給電可能状態を解除すると決定したとき、上記接続部からの給電が行なわれない状態にする。
また、好ましくは、上記電力供給装置は、さらに、上記給電可能状態を解除すると決定することで、上記接続部からの給電が行なわれない状態にした場合、上記電気機器を稼動状態とするために上記接続部からの給電状態を変更する必要があることを示す情報を報知装置へ送信するための送信部を備える。
また、好ましくは、上記電力供給装置は、さらに、上記電気機器が稼働状態よりも消費電力の少ない待機状態を有するか否かを記憶する記憶部を備え、上記電力伝達部は、上記電気機器が待機状態を有する場合には、電力供給停止命令を受けて上記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、上記接続部からの給電が可能な状態にする。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる電力管理方法は、電力供給装置の接続部に接続された電気機器への給電を制御する電力管理方法であって、電力供給停止命令を受けて、上記接続部からの給電が行なわれない状態にするステップと、上記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、上記接続部からの給電が可能な状態にするステップと、を含む。
このように、この発明に係る電力管理方法においては、電力供給停止命令を受けて接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、接続部からの給電が可能な状態にするので、ユーザは、電気機器側の電源操作をするだけで、当該電気機器を利用することができる。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる電力管理プログラムは、電力供給装置の接続部に接続された電気機器への給電を制御する電力管理プログラムであって、コンピュータに、電力供給停止命令を受けて、上記接続部からの給電が行なわれない状態にするステップと、上記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、上記接続部からの給電が可能な状態にするステップと、を実行させるためのプログラムである。
このように、この発明に係る電力管理プログラムにおいては、電力供給停止命令を受けて接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、接続部からの給電が可能な状態にするので、ユーザは、電気機器側の電源操作をするだけで、当該電気機器を利用することができる。
本発明によれば、電力供給装置の接続部への給電が行なわれない状態に一旦しても当該接続部に接続された電気機器をユーザが円滑に利用することができる。
本発明の実施の形態に係る電力管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電源タップの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電源タップの使用例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電源タップが電気機器への電力供給を停止する場合の動作の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の実施の形態に係る電力管理システムの構成を示す図である。
図1を参照して、電力管理システム201は、たとえば家庭内に構築され、複数の電源タップ(電力供給装置)101と、分電盤102に取り付けられたCT(Current Transformer)クランプと、無線アダプタ103と、ホームゲートウェイ(管理装置)104と、DPF(Digital Photo Frame)(報知装置)105とを備える。
電源タップ101および無線アダプタ103は、たとえばZigBee規格に従う無線信号を送受信する。CTクランプおよび無線アダプタ103も、たとえばZigBee規格に従う無線信号を送受信する。ホームゲートウェイ104およびDPF105は、たとえばIEEE802.11規格の無線LAN(Local Area Network)方式に従って無線信号を送受信する。なお、電力管理システム201におけるこれらの通信規格は一例であり、たとえば無線LANの通信のみが行われてもよい。
CTクランプは、たとえば、分電盤102の主幹部に取り付けられ、系統側電力線から分電盤102を介して家庭内の各部に供給される電力を測定し、測定結果を示す電力消費情報を無線アダプタ103へ無線信号によって送信する。
電源タップ101は、電気機器121を接続可能であり、自己に接続された電気機器121に分電盤102から受けた電力を供給する。
具体的には、電源タップ101は、系統側電力線からの電力を分電盤102経由で受けて、自己に接続されたエアコンおよびテレビ等の電気機器121に電力を供給する。また、電源タップ101は、たとえば、自己に接続された電気機器121に供給される電力を測定し、測定結果を示す電力消費情報を無線アダプタ103へ無線信号によって送信する。
無線アダプタ103は、通信プロトコルの変換処理を行い、電源タップ101およびCTクランプから受信した電力消費情報をホームゲートウェイ104へ送信する。なお、無線アダプタ103に相当する機能をホームゲートウェイ104に組み込むことも可能である。
ホームゲートウェイ104は、無線アダプタ103から受信した電力消費情報をDPF105、およびインターネット301経由でサーバ群151へ送信する。
DPF105は、ホームゲートウェイ104から受信した電力消費情報を、音声および映像の少なくとも一方を用いてユーザに知らせる。
サーバ群151は、各家庭からの電力消費情報を収集する。収集された情報は、たとえば、ユーザがDPF105等によって閲覧可能にするために、各家庭の電力消費に関する統計資料の作成に用いられる。
図2は、本発明の実施の形態に係る電源タップ101の構成を示す図である。
図2を参照して、電源タップ101は、電力伝達部11と、接続部12と、測定部13と、送信部14と、受信部15と、判定部16と、記憶部17とを備える。
電力伝達部11は、外部から受けた電力すなわち分電盤102から受けた系統電力を接続部12経由で電気機器121に供給する。電力伝達部11は、インレットと、該インレットとアウトレットとを切断可能に接続するリレーとを含む。リレーは、アウトレットへの給電およびその停止を切り替えるために用いられる。電力伝達部11は、命令を受けて該リレーを動作させる。この命令は、リレーをオンさせる電力供給命令またはリレーをオフさせる電力供給停止命令である。
接続部12は、たとえばコンセント(アウトレット)を含み、電気機器121を接続可能である。このコンセントは、一つでもよく、複数あってもよい。
測定部13は、電力伝達部11によって電気機器121に供給される電流を少なくとも測定し、測定結果を示す電力消費情報を作成する。例えば、測定部13は、電気機器121に供給される電流および電圧を測定することにより、電気機器121に供給される電力を測定する。ここで、電力消費情報は、測定値そのものであってもよいし、測定値に対して丸め処理等が行われた値であってもよいし、測定した電流値および電圧値から算出された電力値であってもよい。
送信部14は、測定部13によって作成された電力消費情報を無線アダプタ103経由でホームゲートウェイ104へ送信する。
受信部15は、外部から電気機器121への電力供給停止命令を受信する。そして、電力伝達部11は、受信部15から電力供給停止命令を受けて電気機器121への電力供給を停止する。
さらに、電力伝達部11は、電力供給停止命令を受けて電気機器121への電力供給を停止した後、所定時間を経過後に電気機器121への電力供給を再開する。そして、電力伝達部11は、測定部13によって得られた測定結果に基づいて、電気機器121への電力供給を再び停止するべきか否か判断する。
例えば、電力伝達部11は、測定された電流値が所定の電流値を超える場合または測定された電圧値が所定の電圧値を超える場合には、ユーザからの起動指示を受けることなく電気機器121が稼働してしまっており、電気機器121への電力供給を再び停止するべきであると判断する。また、例えば、電力伝達部11は、測定された電流を少なくとも測定することにより、電気機器121に供給される電力を測定し、この電力値が所定の電力値を超える場合には、ユーザからの起動指示を受けることなく電気機器121が稼働してしまっており、電気機器121への電力供給を再び停止するべきであると判断する。ここで、所定の電流値、所定の電圧値、所定の電力値は、それぞれ、電気機器121の稼働状態における最小値および平均値等である。
そして、電力伝達部11は、電気機器121への電力供給を再び停止するべきと判断した場合には、電気機器121への電力供給を再び停止する。また、送信部14は、電力伝達部11が電力供給停止命令を受けて電気機器121への電力供給を停止し、再開した後に再び停止した場合には、電源タップ101から電力供給されると電気機器121が稼働状態となることを示す情報(接続部12からの給電状態を変更する必要があることをユーザに知らせるための情報)をホームゲートウェイ104へ送信する。
一方、電力伝達部11は、電気機器121への電力供給を再び停止する必要はないと判断した場合には、電気機器121へ電力を供給している状態を継続する。
判定部16は、電気機器121が稼働状態よりも消費電力の少ない待機状態を有するか否かを判定する。より詳細には、電力伝達部11は、測定部13によって得られた測定結果に基づいて、電気機器121へ供給される少なくとも電流、さらには電圧の時系列データ、またはその両方を含む計測データを取得する。この特徴データとは、時系列データの所定期間における最大値もしくは最小値、または時系列データにおける平均値もしくは分散などの統計データやそれらを分類した符号であり、取得した時系列データの電力的な特徴を有し、当該電力が供給される電気機器の動作の状態を判定できるものであればよい。
そして、判定部16は、取得した時系列データ、特徴データまたは計測データを用いて、電気機器121が稼働状態よりも消費電力の少ない待機状態を有するか否かを判定する。なお、待機状態を有する電気機器121は、ユーザが電気機器121専用のリモコンを操作するなどにより、電気機器121への動作指示を与えることによって、待機状態から稼働状態へ移行する。
記憶部17は、判定部16による判定結果を受けて、電気機器121が待機状態を有するか否かを記憶する。そして、電力伝達部11は、記憶部17に記憶されている情報を読み出し、電気機器121が待機状態を有する場合には、電力供給停止命令を受けて電気機器121への電力供給を停止した後、電気機器121への電力供給を再開して、測定部13の測定結果に基づく判断を行うことなく、この電力供給状態を継続する。
図3は、本発明の実施の形態に係る電源タップ101の使用例を示す図である。
図3を参照して、電源タップ101は、接続部12におけるコンセントにプラグが差し込まれたエアコン、電気ストーブなどの電気機器121の電力消費量を計測する。また、電源タップ101は、例えば内蔵のリレーにより、上記コンセントへの電力供給経路を遮断可能である。
電源タップ101は、たとえば部屋の天井側に設けられたエアコン121付近の壁コンセントに差し込まれている。ユーザは、電源タップ101へ電力供給の停止を指示するために、タップ用リモコン51を使用する。
タップ用リモコン51は、タップに専用のリモコンであってもよいし、たとえばUSB(Universal Serial Bus)インタフェース等を介して無線通信ドングルが挿されたDPF105およびホームゲートウェイ104等であってもよい。
例えば、DPF105のGUIにおいて、ユーザが「オフ」ボタンを押下することにより、タップ用リモコンから電源タップ101へ電力供給停止命令が送信される。
[動作]
次に、本発明の実施の形態に係る電源タップ101が電気機器121への電力供給を停止する場合の動作の流れについてフローチャートを用いて詳細に説明する。
電源タップ101は、以下に示すフローチャートにおける各ステップを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。このインストールされるプログラムは、例えば記録媒体に格納された状態で流通する。
図4は、本発明の実施の形態に係る電源タップ101が電気機器121への電力供給を停止する場合の動作の流れを説明するフローチャートである。
図4を参照して、まず、ユーザが、タップ用リモコンを直接操作するか、あるいはDPF105およびホームゲートウェイ104等のGUIを用いて電力供給の停止を指示すると、電源タップ101は、電力供給停止命令をリモコンから受信する(ステップS1)。
次に、電力伝達部11は、内蔵のリレーをオフすることにより、電気機器121への電力供給経路を遮断して電力供給を停止する(ステップS2)。
次に、電力伝達部11は、ステップS2において内蔵のリレーをオフしてから所定時間経過後に、リレーをオンすることにより、電気機器121への電力供給を再開する(ステップS3)。
次に、電源タップ101における電力伝達部11は、接続部12に接続されている電気機器121が待機状態を有するか否かを示す情報を記憶部17から読み出す(ステップS4)。
そして、電力伝達部11は、電気機器121が待機状態を有する場合には(ステップS4で「YES」)、リレーがオンである状態を継続する(ステップS5)。
すなわち、たとえばエアコンのように、待機状態を有する電気機器121の場合、当該電気機器は電源管理機能を有しているため、電源タップ101のリレーをオフの状態からオンの状態にしても、ユーザが当該電気機器121の電源スイッチをオンしなければ当該電気機器121は稼動状態にならない。電源タップ101のリレーをオフすることによって、当該電気機器の電源が切断されれば、その後、電源タップ101のリレーをオンにしても、当該電気機器は稼動状態にならないため、電源タップ101のリレーがオンである状態を継続する。
一方、電力伝達部11は、電気機器121が待機状態を有していない場合には(ステップS4で「NO」)、測定部13は、電気機器121への電力供給を再開した後に電気機器121へ供給される電流を少なくとも測定する(ステップS6)。そして、電力伝達部11は、測定部13による測定結果に基づいて、電気機器121への電力供給を再び停止するべきであるか否かを判断する(ステップS7)。
そして、電力伝達部11は、例えば測定された電流値が所定の電流値を超えない場合には(ステップS7で「NO」)、電力供給を再停止する必要がないと判断し、内蔵のリレーがオンの状態を継続する。
すなわち、電気機器121への電力供給を再開した後(ステップS3)、所定値を超える電流などが測定部13によって計測されない状態とは、(電気機器121が待機状態を有しているか、)たとえば、電気ストーブのように電気機器121が待機状態を有していないものの当該電気機器121側の電源(スイッチ)がオフになっている状態である。このため、リレーがオンの状態を継続して、電気機器121へ電力を供給させておき、ユーザが電気機器121専用のリモコン等によって電気機器121側の電源をオンにするなどの操作を行うことにより電気機器121が稼働する。
一方、電力伝達部11は、例えば測定された電流値が所定の電流値を超えた場合には(ステップS7で「YES」)、電力供給を再停止する必要があると判断し、再開した電気機器121への電力供給を再び停止する(ステップS8)。
すなわち、電気機器121への電力供給を再開した後(ステップS3)、所定値を超える電流などが測定部13によって計測される状態とは、待機状態を有しない電気機器121側の電源がオンの状態である。この場合、電力伝達部11は再開した電気機器121への電力供給を再び停止する。
次に、送信部14は、電源タップ101から電力供給されると電気機器121が稼働状態となることを示す情報を、ホームゲートウェイ104を介してDPF105へ送信する(ステップS9)。
そして、DPF105は、電気機器121側の電源が入っていることを音声または映像などによってユーザに知らせる。例えば、「電気機器を利用するには電源タップをオンする必要があります。」という表示をモニタに表示したり、警告音を発生したりすることにより、ユーザに電源タップを操作する必要性があることを知らせる。
さらに、ステップS3へ再び移行して、電力伝達部11がリレーを再びオンにして電気機器121が待機状態を有するか否かを判断し、電気機器121が待機状態を有していない場合には、測定部13による測定結果に基づいて電力伝達部11が電力供給を再停止すべきか否かを判断し、電力供給を再停止すべきであると判断した場合には電力伝達部11がリレーをオフする(ステップS3からステップS9)という一連の動作を繰り返す。このとき、ユーザが電気機器121専用のリモコン等によって電気機器121側の電源をオフに切り替えた場合には、電力伝達部11が電力供給を再開した場合(ステップS3)であっても、所定値以上の電流などは計測されなくなる。このため、電力伝達部11は、電力供給を再び停止する必要はないと判断し(ステップS7で「NO」)、ステップS3からステップS9までの繰り返し動作は終了する。
本発明の実施の形態に係る電源タップ101では、このように、電力伝達部11は、電力供給停止命令を受けて電気機器121への電力供給を停止した後に、ユーザが電気機器121を専用のリモコン等で稼働できるようにするために電気機器121への電力供給を再開する。
このような構成により、電力供給停止命令を受けて接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、接続部からの給電が可能な状態にするので、電力供給装置の接続部への給電が行なわれない状態に一旦しても、ユーザは、電気機器側の電源操作をするだけで、当該電気機器を円滑に利用することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(変形例1)
例えば、上記実施の形態では、電源タップ101が記憶部17を有し、この記憶部17は、電気機器121が待機状態を有するか否か記憶する場合について説明した。しかし、電源タップ101が記憶部17を有していない構成を採用することもできる。
具体的には、図4に示すステップS3において、電力伝達部11がリレーをオンすることによって電気機器121への電力供給を再開した後は、ステップS4へ移行せずにステップS5へ移行し、電力伝達部11が測定部13による測定結果に基づいて、電気機器121への電力供給を再停止すべきか否かを判断するように構成することができる。
(変形例2)
また、上記実施の形態では、図4に示すステップS3からステップS7までを繰り返し、ユーザが電気機器121専用のリモコン等によって電気機器121側の電源をオフに切り替えた場合には、所定値以上の電流などは計測されなくなるため、この繰り返しの動作は終了することを説明した。しかし、例えば、電源タップ101は、電気機器121側の電源のオンオフを検出する検出部(図示を省略)を有する構成を採用することができる。
このような構成によれば、電力伝達部11は、電気機器121側の電源がオフであることを示す信号を受信した場合には、リレーがオンの状態を継続するように電力を電気機器121へ供給する。
また、その他の変形例として、上記実施の形態では、所定時間が経過することで接続部12からの給電が可能な給電可能状態にした場合に、その給電可能状態を継続するか解除するかをその給電可能状態にしてからの測定部13の測定結果により決定し、その給電可能状態を解除すると決定したとき、接続部12からの給電が行なわれない状態にしていた。しかしながら、接続部12に接続された電気機器121に供給される電力を予め測定部13により測定しておき、判定部16が、予め得られた測定部13の測定結果に基づいて、当該電気機器121が待機状態を有するか否かを判断しておくようにしてもよい。この場合、電力伝達部11は、電気機器121が待機状態を有するときには、所定時間が経過することで接続部12からの給電が可能な状態にし、待機状態を有しないときには、所定時間が経過しても接続部12からの給電が行なわれない状態を維持する。電力伝達部11が接続部12からの給電が行なわれない状態を維持するときには、当該電気機器121を利用するユーザが迷わないように、当該電気機器121を利用するには電源タップ101をオンする必要があることを示す情報を送信部14がホームゲートウェイ104へ送信し、DPF105等の報知装置を通じてユーザに知らせるのが好ましい。
11 電力伝達部
12 接続部
13 測定部
14 送信部
15 受信部
16 判定部
17 記憶部
101 電源タップ(電力供給装置)
102 分電盤
103 無線アダプタ
104 ホームゲートウェイ(管理装置)
105 DPF(報知装置)
121 電気機器
201 電力管理システム

Claims (9)

  1. 電気機器を接続可能な接続部と、
    前記接続部経由で前記電気機器に給電するための電力伝達部と、を備え、
    前記電力伝達部は、電力供給命令を受けるか、電力供給停止命令を受けて前記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、前記接続部からの給電が可能な状態にすることを特徴とする電力供給装置。
  2. 前記電力供給装置は、さらに、前記電気機器に供給される電流を少なくとも測定するための測定部を備え、
    前記電力伝達部は、前記所定時間が経過することで前記接続部からの給電が可能な状態にするかどうかを前記測定部により予め得られた測定結果に基づいて決定し、前記電力供給停止命令を受けて前記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、その決定にしたがって前記接続部からの給電が可能な状態にすることを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記電力供給装置は、さらに、前記電気機器が稼動状態よりも消費電力の少ない待機状態を有するか否かを前記測定結果に基づいて判断するための判定部を備え、
    前記電力伝達部は、前記電気機器が待機状態を有すると判断された場合、前記所定時間が経過することで前記接続部からの給電が可能な状態にし、前記電気機器が待機状態を有さないと判断された場合、前記所定時間が経過しても前記接続部からの給電が行なわれない状態を維持することを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
  4. 前記電力供給装置は、さらに、前記所定時間が経過しても前記接続部からの給電が行なわれた状態を維持した場合、前記電気機器を稼動状態とするために前記接続部からの給電状態を変更する必要があることを示す情報を報知装置へ送信するための送信部を備えることを特徴とする請求項3に記載の電力供給装置。
  5. 前記電力供給装置は、さらに、前記電気機器に供給される電流を少なくとも測定するための測定部をさらに備え、
    前記電力伝達部は、前記所定時間が経過することで前記接続部からの給電が可能な給電可能状態にした場合に、前記給電可能状態を継続するか解除するかを前記給電可能状態にしてからの前記測定部の測定結果により決定し、前記給電可能状態を解除すると決定したとき、前記接続部からの給電が行なわれない状態にする、請求項1に記載の電力供給装置。
  6. 前記電力供給装置は、さらに、前記給電可能状態を解除すると決定することで、前記接続部からの給電が行なわれない状態にした場合、前記電気機器を稼動状態とするために前記接続部からの給電状態を変更する必要があることを示す情報を報知装置へ送信するための送信部を備えることを特徴とする請求項5に記載の電力供給装置。
  7. 前記電力供給装置は、さらに、前記電気機器が稼働状態よりも消費電力の少ない待機状態を有するか否かを記憶する記憶部を備え、
    前記電力伝達部は、前記電気機器が待機状態を有する場合には、電力供給停止命令を受けて前記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、前記接続部からの給電が可能な状態にすることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電力供給装置。
  8. 電力供給装置の接続部に接続された電気機器への給電を制御する電力管理方法であって、
    電力供給停止命令を受けて、前記接続部からの給電が行なわれない状態にするステップと、
    前記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、前記接続部からの給電が可能な状態にするステップと、を含む電力管理方法。
  9. 電力供給装置の接続部に接続された電気機器への給電を制御するための電力管理プログラムであって、コンピュータに、
    電力供給停止命令を受けて、前記接続部からの給電が行なわれない状態にするステップと、
    前記接続部からの給電が行なわれない状態にしてから所定時間が経過すると、前記接続部からの給電が可能な状態にするステップと、を実行させるための、電力管理プログラム。
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