JP2013014411A - フライトコンベア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フライト30には、フライトシュー61が取り付けられており、ケーシング10には、チェーン20の蛇行を抑制するようにフライトシュー61を案内するシューガイド60が取り付けられている。フライトシュー61がシューガイド60に案内されることにより、チェーン20の蛇行を抑制することができる。チェーン20の側面がケーシング10に発生した精鉱の居付きXに接触し摩耗することを抑制でき、チェーン20の寿命を長くできる。
【選択図】図1
Description
例えば、図10に示すように、水分10重量%程度の銅精鉱はロータリースチームドライヤーなどの乾燥設備1に装入され、水分1重量%以下まで乾燥されて乾燥精鉱となる。乾燥精鉱はシュート2を通ってフライトコンベア3に装入され、フライトコンベア3によって流送設備4まで搬送される。そして、乾燥精鉱は流送設備4によって精鉱ビン5に流送され蓄積された後に、熔錬炉6に供給される。
ここで、流送設備4は乾燥精鉱を気流で搬送するため、流送設備4と接続されているフライトコンベア3はケーシングで囲まれた気密構造となっている。また、フライトコンベア3には、乾燥精鉱とともに、乾燥設備1からの水蒸気も装入される。そのため、フライトコンベア3はバグフィルター7と接続されており、ケーシング中に浮遊している乾燥精鉱の粉塵とともに水蒸気がバグフィルター7に吸引されるようになっている。そして、バグフィルター7に吸引された水蒸気は系外に排出され、乾燥精鉱の粉塵は再びフライトコンベア3に戻されるようになっている。
この浮上り防止ガイド150がチェーン120の上方に設けられることにより、浮き上がったチェーン120を下方へ押さえることができ、チェーン120およびフライト130が浮き上がることを防止できる。
なお、ライナ114は、側壁113を肉厚にすることにより、チェーン120の側面が側壁113に接触してケーシング110に穴があくことを防止するために設けられている。
第2発明のフライトコンベアは、第1発明において、前記フライトシューは、前記フライトの側縁に取り付けられており、前記シューガイドは、前記チェーンの長手方向に長尺の板部材であり、前記ケーシングの側壁に取り付けられていることを特徴とする。
第3発明のフライトコンベアは、第1または第2発明において、前記フライトシューは、前記チェーンの蛇行が抑制される程度に該チェーンの長手方向に所定間隔を空けて、前記フライトに取り付けられていることを特徴とする。
第4発明のフライトコンベアは、第1、第2または第3発明において、前記フライトシューは、前記フライトに着脱容易に取り付けられていることを特徴とする。
第2発明によれば、フライトシューがシューガイドに案内されることにより、チェーンの蛇行を抑制することができる。そのため、チェーンの側面がケーシングに発生した精鉱の居付きに接触し摩耗することを抑制でき、チェーンの寿命を長くできる。
第3発明によれば、フライトシューの数を少なくすることで、シューガイドにフライトシューが接触する頻度が低くなり、シューガイドの摩耗を抑制できる。
第4発明によれば、フライトシューはフライトに着脱容易に取り付けられているので、フライトシューが摩耗した場合に、フライトシューを容易に交換できる。
図6および図7に示すように、本発明の一実施形態に係るフライトコンベアAは、ケーシング10と、そのケーシング10に収められた2条のチェーン20,20と、その2条のチェーン20,20に架け渡された多数のフライト30とから構成されている。このフライトコンベアAは、例えば、ロータリースチームドライヤーなどの乾燥設備で乾燥された乾燥精鉱を、シュート2から装入し、流送設備4まで搬送するために用いられる。
また、掻き板24は、全てのチェーンコマ21に設けてもよいし、所定間隔ごとに一部のチェーンコマ21に設けてもよい。
図1、図2および図3に示すように、取付金具40は側壁13に固定される固定板41と、浮上り防止ガイド50およびシューガイド60を固定するL字金具42と、固定板41とL字金具42とを接続する複数のリブ43とから構成されている。
ここで、浮上り防止ガイド50は、その側縁とケーシング10の側壁13との間に隙間gが空けられるように設けられている。
ここで、シューガイド60とフライトシュー61とのクリアランスは、側壁13とチェーン20との間の間隔よりも小さくなるように構成されている。このように構成するためには、ケーシング10の側壁13には、従来のフライトコンベアに設けられていたライナを設けない方が、側壁13とチェーン20との間の間隔を大きくできるので好ましい。もちろん、シューガイド60とフライトシュー61とのクリアランスを、側壁13とチェーン20との間の間隔よりも小さくなるように構成できるのであれば、側壁13にライナを設けてもよい。
なお、浮上り防止ガイド50は、その両端部が上方に曲げられており、ユニットuの継目においてチェーン20が引っ掛からないようになっている。シューガイド60も、その両端部が側壁13の方向に曲げられており、ユニットUの継目においてフライトシュー61が引っ掛からないようになっている。
このように、フライトシュー61の数を少なくすることで、シューガイド60にフライトシュー61が接触する頻度が低くなり、シューガイド60の摩耗を抑制できる。また、フライトシュー61の取り付けにかかる費用を安価にできる。
ここで、浮上り防止ガイド50とケーシング10の側壁13との間に隙間gが空けられているので、空間Sに漏れ出た乾燥精鉱Cはこの隙間gから排出され、居付きXの発生を低減できる。しかし、それでも居付きXが発生する場合がある。
そのため、チェーン20を交換するための運転の停止回数を少なくでき、操業効率が良く、また費用が安価となる。
図5に示すように、上記実施形態に係るフライトコンベアAにおいて、浮上り防止ガイド50をケーシング10の側壁13に接するように設け、隙間gを空けないように構成してもよい。
この場合、空間Sに漏れ出た乾燥精鉱Cが排出されず、ケーシング10に居付きXが発生する。しかし、フライトシュー61がシューガイド60に案内されることにより、チェーン20の蛇行が抑制されるため、居付きXが大きく成長するまで、チェーン20の側面が居付きXに接触し摩耗することを抑制でき、チェーン20の寿命を長くできる。
(比較例)
図12に示す従来の構成のフライトコンベアで運用したところ、チェーン120が居付きXにより摩耗するため、3〜4カ月に1回の頻度でチェーン120の交換が必要であった。
図5に示す、隙間gを空けない本発明の構成のフライトコンベアで運用したところ、8カ月に1回の頻度でチェーンの交換が必要であった。
そのため、従来の構成のフライトコンベアに比べてチェーン20の寿命が2倍に長くなることが分かった。
図1に示す、隙間gを空けた本発明の構成のフライトコンベアで運用したところ、14カ月経過してもチェーン20の摩耗は使用に耐えられる程度であった。
そのため、従来の構成のフライトコンベアに比べてチェーン20の寿命が3倍以上に長くなることが分かった。
13 側壁
20 チェーン
21 チェーンコマ
22 連結ピン
23 凹部
24 掻き板
30 フライト
40 取付金具
41 固定板
42 L字金具
43 リブ
50 浮上り防止ガイド
60 シューガイド
61 フライトシュー
Claims (4)
- ケーシングと、該ケーシングに収められたチェーンと、該チェーンに取り付けられたフライトとを備えるフライトコンベアであって、
前記フライトには、フライトシューが取り付けられており、
前記ケーシングには、前記チェーンの蛇行を抑制するように前記フライトシューを案内するシューガイドが取り付けられている
ことを特徴とするフライトコンベア。 - 前記フライトシューは、前記フライトの側縁に取り付けられており、
前記シューガイドは、前記チェーンの長手方向に長尺の板部材であり、前記ケーシングの側壁に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1記載のフライトコンベア。 - 前記フライトシューは、前記チェーンの蛇行が抑制される程度に該チェーンの長手方向に所定間隔を空けて、前記フライトに取り付けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載のフライトコンベア。 - 前記フライトシューは、前記フライトに着脱容易に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のフライトコンベア。
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Family Applications (1)
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JP2014173177A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 蒸気回収設備およびその設備内の蒸気ドライヤーの操業方法 |
JP2017226540A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 住友金属鉱山株式会社 | スクレーパコンベア |
JP2020050456A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 住友金属鉱山株式会社 | フライトコンベア |
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JPS5742890Y2 (ja) * | 1979-06-29 | 1982-09-21 |
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2011
- 2011-07-05 JP JP2011148813A patent/JP5747693B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5742890Y2 (ja) * | 1979-06-29 | 1982-09-21 |
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