JP2013012827A - 通信システムおよび通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】イーサネット網との間でフレームを伝送する通信システムにおいて、複数フレームの入力間隔と、上記複数フレームの出力間隔との揺らぎを抑制する。
【解決手段】第1通信装置10は、イーサネット網18から受信したフレームに対して受信タイミングを示すタイムスタンプ情報を付加し、そのフレームをリング網16の両方向へ送出する。第2通信装置12は、リング網16からフレームを受信し、そのタイムスタンプ情報を参照して、受信フレームと、受信フレームより前に第1通信装置10で受信された先行フレームとの間での、第1通信装置10におけるフレーム間隔を特定する。第2通信装置12は、先行フレームを送出後、選択系の受信フレームを、先行フレームとのフレーム間隔を維持するようイーサネット網20へ送出する。
【選択図】図3
【解決手段】第1通信装置10は、イーサネット網18から受信したフレームに対して受信タイミングを示すタイムスタンプ情報を付加し、そのフレームをリング網16の両方向へ送出する。第2通信装置12は、リング網16からフレームを受信し、そのタイムスタンプ情報を参照して、受信フレームと、受信フレームより前に第1通信装置10で受信された先行フレームとの間での、第1通信装置10におけるフレーム間隔を特定する。第2通信装置12は、先行フレームを送出後、選択系の受信フレームを、先行フレームとのフレーム間隔を維持するようイーサネット網20へ送出する。
【選択図】図3
Description
この発明は、データ通信技術に関し、特に通信装置と、複数の通信装置を含む通信システムに関する。
近年のデータ通信の潮流として、バックボーン回線であっても、比較的高価な装置を使用するSDH/SONETのシステムから、比較的安価な装置を使用するイーサネット(登録商標)のシステムへの置き換えが進展している。イーサネットを利用した安価なシステムであってもバックボーン回線という性格上、通信品質は維持されるべきであり、SDH/SONETではパス切替により実現されている無瞬断切替を実現することが望まれている。
従来は、レイヤ2のイーサネットフレームが廃棄された場合でも、上位レイヤ(レイヤ4のTCP等)における再送処理にて救済するという考え方が一般的であった。しかし、バックボーン回線の通信品質向上が要求される現在、レイヤ2において冗長構成をとり、さらにフレームの到着状況に応じて冗長化された回線における選択系を無瞬断で切り替えるという要求が増加している。
ところで、冗長化回線における選択系を無瞬断で切り替えるためには、冗長化回線のそれぞれで受け付けられたフレームを一旦メモリ等の記憶媒体へ蓄積し、正常な状態の系のフレームを読み出す必要がある。イーサネットにおいてはフレームの伝送周期が一定でないため、記憶媒体からのフレームの読み出しタイミングを適切に決定することが困難になることがあった。そしてその結果、通信システムへの複数フレームの入力間隔と、通信システムからの上記複数フレームの出力間隔が大きく変化してしまう場合があった。
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、フレームの伝送周期が一定でない通信網との間でフレームを伝送する通信システムにおいて、通信システムへの複数フレームの入力間隔と、通信システムからの上記複数フレームの出力間隔との揺らぎを抑制する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の通信システムは、フレームの伝送間隔が一定でない通信網である間欠通信網においてフレームを伝送する第1通信装置および第2通信装置を備える。第1通信装置および第2通信装置は冗長化された伝送路を介して接続されており、第1通信装置は、間欠通信網からフレームを受信するフレーム受信部と、フレーム受信部において受信されたフレームに対して、当該フレームの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報を付加する情報付加部と、タイムスタンプ情報が付加されたフレームを冗長化された伝送路のそれぞれから送出するフレーム送出部と、を含む。第2通信装置は、冗長化された伝送路のそれぞれからフレームを受信するフレーム受信部と、冗長化された伝送路のいずれかから受信されたフレームを間欠通信網へ送出するフレーム送出部と、フレーム受信部において受信されたフレームのタイムスタンプ情報を参照して、本フレームと、本フレームより前に第1通信装置で受信されたフレームである先行フレームとの間での、第1通信装置における受信間隔を特定するフレーム間隔特定部と、を含む。第2通信装置のフレーム送出部は、先行フレームを送出後、受信間隔を維持するよう本フレームを送出する。
本発明の別の態様は、通信装置である。この装置は、冗長化された伝送路を介して他の通信装置と接続された通信装置であって、フレームの伝送間隔が一定でない通信網からフレームを受信するフレーム受信部と、フレーム受信部において受信されたフレームに対して、当該フレームの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報を付加する情報付加部と、タイムスタンプ情報が付加されたフレームを冗長化された伝送路のそれぞれから送出することにより当該フレームを他の通信網へ伝送するフレーム送出部と、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、通信装置である。この装置は、冗長化された伝送路を介して他の通信装置と接続された通信装置であって、冗長化された伝送路のそれぞれから、他の通信装置における受信タイミングを示すタイムスタンプ情報が付加されたフレームを受信するフレーム受信部と、冗長化された伝送路のいずれかから受信されたフレームを、フレームの伝送間隔が一定でない通信網へ送出するフレーム送出部と、フレーム受信部において受信されたフレームのタイムスタンプ情報を参照して、本フレームと、本フレームより前に他の通信装置で受信されたフレームである先行フレームとの間での、他の通信装置における受信間隔を特定するフレーム間隔特定部と、を備える。フレーム送出部は、先行フレームを送出後、受信間隔を維持するよう本フレームを送出する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、フレームの伝送周期が一定でない通信網との間でフレームを伝送する通信システムにおいて、通信システムへの複数フレームの入力間隔と、通信システムからの上記複数フレームの出力間隔との揺らぎを抑制することができる。
本発明の実施の形態について説明する前にまず概要を説明する。なお本実施の形態では、フレームの伝送周期が一定でない通信網としてイーサネットを例示し、フレームとしてイーサネットフレームや、イーサネットフレームを含むMPLS(Multi-Protocol Label Switching)形式のフレーム(以下、単に「フレーム」と呼ぶ。)を例示する。しかし、本発明の技術思想の適用範囲はこれに限定されるものではなく、フレームの伝送周期が不定の様々な通信網に対して適用できる。
既述したように、冗長化された回線における選択系を無瞬断で切り替えるためには、冗長化回線のそれぞれで受け付けられたフレームを、冗長化回線それぞれの経路分の差分吸収のために一旦メモリ等の記憶媒体へ蓄積する。そして、選択系として定められた回線にて受け付けられたフレーム、もしくは、選択系が異常の場合には予備系の回線にて受け付けられたフレームをメモリから読み出す必要がある。ここでSDH/SONETにおいては、フレームの伝送周期が一定の125マイクロ秒(μs)である。そのため、メモリにフレームを蓄積する周期125μsに対して、メモリからのフレーム読み出し周期も125μsとすれば、通信システムへの複数フレームの入力間隔と、通信システムからの上記複数フレームの出力間隔とを一致させることができる。
しかし、イーサネットではフレームが間欠的に伝送される。すなわち、通信システムへのフレームの入力周期が一定でないため、メモリに蓄積したフレームデータを読み出すタイミングを適切に決定することが困難になることがある。例えば、蓄積されたフレームデータを一定の間隔で読み出すこととした場合、通信システムへの複数フレームの入力間隔と、通信システムからの上記複数フレームの出力間隔が大きく変わってしまうことがある。この状況を「揺らぎが大きくなる」とも表現する。
図1は、入力フレームと出力フレームの揺らぎが大きくなる例を示す。同図のフレーム読み出し方式は、冗長化回線で後に伝送されたフレーム(降着フレーム)が到着したことを契機としてフレームデータ(図1のF1〜F8)を読み出す降着フレーム選択方式である。また同図のシステム入力フレームは、イーサネット網から、通信システムにおける第1通信装置(例えばレイヤ2スイッチ)へ入力されたフレームを示す。East周りフレームは、通信システムにおける第1通信装置と第2通信装置(例えばレイヤ2スイッチ)との間の冗長化された伝送路の一方を介して伝送されるフレームを示し、West周りフレームは他方を介して伝送されるフレームを示す。システム出力フレームは、第2の通信装置からイーサネット網へ送出されたフレームを示す。
降着フレーム選択方式では、原則として、East周りフレームとWest周りフレームの両方が到着したときにフレームを出力することになる。フレームの欠落がない場合、通常は経路が長い方のフレームが後に到着するため、経路が長い方のフレーム(図1ではWest周りフレーム)を選択系として出力することになる。降着フレーム選択方式では、両系のフレーム(図1のEast周りフレームとWest周りフレーム)が揃わない場合、フレーム出力のタイミングを決定することが困難になることがあった。例えば図1で示すようにWest周りフレームのF3が欠落した場合、次のF4が来たときに、West周りフレームのF3は欠落したものとしてEast周りフレームを選択系へ切り替えてそのF3を出力することはできる。また、予め定められた期間内にWest周りフレームのF3が到着しない場合に、West周りフレームのF3は欠落したものとしてEast周りフレームを選択系へ切り替えてそのF3を出力することはできる。したがって、F3がいずれか一方の系で到着すればF3の出力が欠落することはないものの、West周りフレームからEast周りフレームへ選択系を切り替えるタイミングでフレーム出力のタイミングをとることができず、その結果、フレーム出力の揺らぎが大きくなってしまう。例えば、システム入力フレームにおけるF2〜F3の間隔と比較して、システム出力フレームにおけるF2〜F3の間隔が大きくなってしまう。
図2も、入力フレームと出力フレームの揺らぎが大きくなる例を示す。同図のフレーム読み出し方式は、冗長化回線において先に伝送されたフレーム(先着フレーム)が到着したことを契機としてフレームデータを読み出す先着フレーム選択方式である。先着フレーム選択方式では、選択系のフレーム(ここではEast周りフレーム)が到着しない場合、予備系のフレーム(ここではWest周りフレーム)を出力するために、予備系を選択系へ切り替えることになる。このとき、図2で示すように、F2〜F3の出力間隔が入力間隔と比較して大きくなってしまう。
図1および図2で示したように、従来のフレーム読み出し方式では、複数フレームの出力間隔が、それらの入力間隔と比較して大きくなってしまう、言い換えればフレームの揺らぎが大きくなってしまうことがあった。その結果、通信装置間の回線の冗長化によりフレームの欠落が救済されても、揺らぎが大きくなる結果、最終的にフレームを処理するアプリケーション側での対応が困難になることもあった。例えば、IP電話における音声品質が悪化し、また動画ストリーミングにおける映像再生品質が悪化することがあった。
そこで実施の形態の通信システムでは、第1通信装置が第2通信装置へ送信するフレームに対して、第1通信装置で当該フレームの前にイーサネット網から受信した先行フレームとの受信間隔を示すタイムスタンプ情報を付加した上で、当該フレームを冗長化回線のそれぞれへ送出する。そして第2通信装置は、冗長化回線のいずれかを介して受け付けた当該フレームを、先行フレームとの受信間隔を維持するようにイーサネット網へ送出する。これにより冗長化回線の無瞬断切替と、通信システムへの複数の入力フレーム間の揺らぎの抑制とを両立させる。
図3は、実施の形態の通信システムの構成を示す。同図では、イーサネット網18側のサーバ(不図示)からのフレームを、リング網16を介してイーサネット網20側のユーザ端末(不図示)へと伝送する通信システム1000を描いている。リング網16は複数のレイヤ2スイッチ、すなわち第1通信装置10、第2通信装置12、他通信装置14を含む。なおリング網16は、SDH/SONET網でもよく、イーサネット網でもよく、イーサネット/SDH網であってもよい。
第1通信装置10は、イーサネット網18からイーサネットフレームを受信して、そのフレームをリング網16の時計回り方向(以下、「EAST方向」と呼ぶ。)と反時計回り方向(以下、「WEST方向」と呼ぶ。)の両方へ送出する。第1通信装置10の詳細な構成は後述する。
第2通信装置12は、リング網16のEAST方向およびWEST方向のそれぞれからフレームを受信して、いずれか1つの方向から受信したフレームをイーサネット網20へ送信する。第2通信装置12の詳細な構成は後述する。
なお実施の形態では、フレームの伝送方向を、イーサネット網18→リング網16→イーサネット網20とするが、反対方向にもフレームが伝送されてよいことはもちろんである。また第1通信装置10と第2通信装置12間において冗長化された通信路の態様はリングに限られず、例えば網状に冗長化されたレイヤ2通信路でもよい。
図4は、図3の第1通信装置10の機能構成を示すブロック図である。第1通信装置10は、無瞬断対応カード30と、スイッチカード32と、EAST側カード34と、WEST側カード36を備える。
本明細書のブロック図において示される各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。例えば、図4ではインタフェースカード(すなわち無瞬断対応カード30、EAST側カード34、WEST側カード36)と、スイッチカード32とが分離した例を示したが、ピザボックスタイプの一体型構成でもよい。
無瞬断対応カード30は、Hitless対応カードとも呼ばれるものであり、イーサネット網18からフレームを受信してスイッチカード32へ送出する。スイッチカード32は、無瞬断対応カード30から受け付けたフレームのスイッチ処理(言い換えれば、方路決定処理)を実行する。具体的に実施の形態では、無瞬断対応カード30から送出されたフレームをコピーし、EAST側カード34とWEST側カード36の両方へ送出する。EAST側カード34はスイッチカード32から受け付けたフレームをリング網16のEAST方向伝送路へ送出し、WEST側カード36はスイッチカード32から受け付けたフレームをリング網16のWEST方向伝送路へ送出する。
図5は、図4の無瞬断対応カード30の機能構成を詳細に示すブロック図である。無瞬断対応カード30は、ラインインタフェース(ラインIF)部40と、フレーム解析部42と、フレーム設定部44と、装置内ヘッダ付加部46と、スイッチインタフェース(スイッチIF)部48を含む。
ラインIF部40は、イーサネット網18と接続された通信ポートであるとも言え、イーサネット網18からフレームを受信し、物理層における信号の終端処理を実行する。フレーム解析部42は、ラインIF部40において受信されたフレームに対する正常性確認処理および転送先確認処理を実行する。
フレーム設定部44は、ラインIF部40において受信されたフレームに対して所定の管理情報を付加する。フレーム設定部44は、識別番号付加部50と、タイマ部52と、タイムスタンプ付加部54と、フレーム整形部56を含む。以下、実施の形態のフレーム形式を示す図6を適宜参照してこれらの機能ブロックについて説明する。なお、実施の形態のフレームはMPLS形式であることとする。具体的には、MPLSラベルを含むMPLSヘッダや、PW(Pseudo-Wire)ヘッダ、コントロールワード、PDU(Protocol Data Unit)が含まれる。このPDUには任意長のイーサネットフレームが含まれる。図6に示すフレームは、EoMPLS(Ethernet over MPLS)のフレームであるとも言える。
識別番号付加部50は、ラインIF部40において受信されたフレームに対して、当該フレームの識別番号として、受信順序を示す通し番号(以下、「シーケンス番号」)を採番してコントロールワード内のシーケンス番号フィールドへ設定する。
タイマ部52は、現在時刻を示す情報を出力するタイマである。タイムスタンプ付加部54は、ラインIF部40において受信されたフレームに対して、タイマ部52が出力した現在時刻を示す情報をタイムスタンプ情報として付加する。このタイムスタンプ情報は、第1通信装置10におけるフレームの受信時刻を示す情報であるとも言える。本実施の形態では、タイムスタンプ付加部54は、タイムスタンプ情報をコントロールワード内のリザーブフィールドへ設定する。変形例として、リザーブフィールド以外のフィールド、例えば、イーサネットフレームのヘッダやペイロード、その他未使用の他のフィールドへタイムスタンプ情報を設定してもよい。フレーム整形部56は、リング網16において予め定められたフレームフォーマットに応じてフレームの整形処理を実行する。
装置内ヘッダ付加部46は、第1通信装置10内のスイッチ処理に関する各種情報を格納するための装置内ヘッダをフレームへ付加する。スイッチIF部48は、スイッチカード64との物理的なインタフェースであり、フレームをスイッチカード32へ送出する。
変形例として、無瞬断対応カード30は、スイッチカード32に代わってフレームをコピーしてもよい。例えば、無瞬断対応カード30のスイッチIF部48は、フレームをコピーして、EAST方向伝送路へ送出すべきフレームと、WEST方向伝送路へ送出すべきフレームとをスイッチカード32へ送出してもよい。そしてスイッチカード32は、前者のフレームをEAST側カード34へ振分け、後者のフレームをWEST側カード36へ振分けてもよい。ただし実施の形態で提案したように、スイッチカード32においてフレームをコピーする場合、無瞬断対応カード30とスイッチカード32間の帯域を低減することができる。例えば、実施の形態におけるその帯域は、変形例において必要な帯域の半分でよい。
図7は、図3の第2通信装置12の機能構成を示すブロック図である。第2通信装置12は、WEST側カード60と、EAST側カード62と、スイッチカード64と、無瞬断対応カード66を備える。
WEST側カード60は、リング網16においてEAST方向に伝送されたフレーム(以下、「EAST方向フレーム」とも呼ぶ。)を受信してスイッチカード64へ送出する。EAST側カード62は、リング網16においてWEST方向に伝送されたフレーム(以下、「WEST方向フレーム」とも呼ぶ。)を受信してスイッチカード64へ送出する。なおWEST側カード60およびEAST側カード62はフレームに装置内ヘッダを付加する。WEST側カード60はEAST方向フレームであることを示す情報を装置内ヘッダへ記録し、EAST側カード62はWEST方向フレームであることを示す情報を装置内ヘッダに記録する。スイッチカード64は、WEST側カード60とEAST側カード62のそれぞれから受け付けたフレームを無瞬断対応カード66へ転送する。
無瞬断対応カード66は、無瞬断対応カード30と同様にHitless対応カードとも呼ばれるものである。無瞬断対応カード66は、冗長化回線(リング網16のEAST方向経路およびWEST方向経路)を介して伝送されたフレームにもとづいて無瞬断切替のための揺らぎ吸収処理を実行する。そして、いずれかの経路で伝送されたフレームを選択的にイーサネット網20へ送出する。
図8は、図7の無瞬断対応カード66の機能構成を詳細に示すブロック図である。無瞬断対応カード66は、メモリ70と、スイッチIF部72と、受信系特定部74と、EAST経路処理部76と、WEST経路処理部82と、フレーム書込部88と、フレーム読み出し部90と、出力フレーム生成部92と、ラインIF部94を含む。
メモリ70は、冗長化回線(リング網16のEAST方向経路およびWEST方向経路)で伝送されたフレームを一時的に保持する記憶領域である。スイッチIF部72は、スイッチIF部72から転送されたフレームを受け付け、物理的な信号を終端する。受信系特定部74は、受け付けられたフレームの装置内ヘッダを参照して、当該フレームがEAST方向フレームであるか、もしくはWEST方向フレームであるかを判定する。そして、EAST方向フレームをEAST経路処理部76へ送出し、WEST方向フレームをWEST経路処理部82へ送出する。
EAST経路処理部76は、シーケンス番号特定部78とタイムスタンプ特定部80を含む。シーケンス番号特定部78は、EAST方向フレームに設定されたシーケンス番号を取得する。タイムスタンプ特定部80は、EAST方向フレームに設定されたタイムスタンプ情報を取得する。EAST経路処理部76は、EAST方向フレームをフレーム書込部88へ送出し、当該フレームから取得したシーケンス番号およびタイムスタンプ情報をフレーム読み出し部90へ通知する。
WEST経路処理部82は、シーケンス番号特定部84とタイムスタンプ特定部86を含む。シーケンス番号特定部84は、WEST方向フレームに設定されたシーケンス番号を取得する。タイムスタンプ特定部86は、WEST方向フレームに設定されたタイムスタンプ情報を取得する。WEST経路処理部82は、WEST方向フレームをフレーム書込部88へ送出し、当該フレームから取得したシーケンス番号およびタイムスタンプ情報をフレーム読み出し部90へ通知する。なお、EAST経路処理部76とWEST経路処理部82は必ずしも分離される必要はなく、例えば1つの機能ブロックにおいて、EAST方向フレームとWEST方向フレームの両方を処理してもよい。
フレーム書込部88は、EAST経路処理部76から受け付けたEAST方向フレームおよびWEST経路処理部82から受け付けたWEST方向フレームをメモリ70へ格納する。フレーム読み出し部90は、メモリ70に格納されたEAST方向フレームとWEST方向フレームのいずれかを選択的に読み出して出力フレーム生成部92へ送出する。なおフレーム読み出し部90は、先に読み出したフレームのシーケンス番号を一時的に保持し、そのシーケンス番号の次の番号(例えばインクリメント後の番号)が付加されたフレームを次回の読み出し対象として特定する。言い換えれば、シーケンス番号順にメモリ70からのフレーム読み出しを行う。これによりフレームの欠落を防止する。
図9は、図8のフレーム読み出し部90の機能構成を詳細に示すブロック図である。フレーム読み出し部90は、読み出し系制御部100と、フレーム間隔特定部102と、読み出し実行部104を含む。
読み出し系制御部100は、メモリ70に格納されたEAST方向フレームとWEST方向フレームのうちどちらのフレームを読み出すべきかを示す情報を管理する。具体的には、冗長化回線の両系(リング網16のEAST方向とWEST方向)のうち一方を、フレームを読み出すべき系(以下、「選択系」とも呼ぶ。)として選択する。選択系として未選択の系は「予備系」と呼ぶこととする。読み出し系制御部100は、EAST方向フレームのシーケンス番号およびタイムスタンプ情報と、WEST方向フレームのシーケンス番号およびタイムスタンプ情報とにもとづいて選択系と予備系を適宜切り替える。
フレーム間隔特定部102は、あるシーケンス番号が設定されたフレーム(以下、「Seq番号(N)フレーム」とも呼ぶ。)と、そのシーケンス番号の前の番号が設定されたフレーム(以下、「Seq番号(N−1)フレーム」とも呼ぶ)との第1通信装置10における受信間隔(以下、「フレーム間隔」とも呼ぶ。)を特定する。具体的には、フレーム間隔特定部102は、前回処理したフレーム、すなわちSeq番号(N−1)フレームのタイムスタンプ情報を一時的に保持し、Seq番号(N)フレームのタイムスタンプ情報が示す時刻から、Seq番号(N−1)フレームのタイムスタンプ情報が示す時刻を減算した値をフレーム間隔として算出する。なお、Seq番号(N)フレームは、第1通信装置10が、Seq番号(N−1)フレームの次にイーサネット網18から受信したフレームを示している。
読み出し実行部104は、Seq番号(N−1)フレームをメモリ70から読み出した後、Seq番号(N−1)フレームとSeq番号(N)フレームのフレーム間隔だけ待機し、選択系のSeq番号(N)フレームをメモリ70から読み出す。言い換えれば、第1通信装置10におけるSeq番号(N−1)フレームとSeq番号(N)フレームのフレーム間隔を維持するよう、Seq番号(N−1)フレーム読み出し後、Seq番号(N)フレームの読み出しを遅延させる。読み出し実行部104は、読み出したフレームを出力フレーム生成部92へ送出する。
出力フレーム生成部92は読み出し実行部104から受け付けたフレームをイーサネット網20において伝送可能な形式へ整形する。ラインIF部94は、イーサネット網20と接続された通信ポートであるとも言え、イーサネット網20へフレームを送出する。上述したように読み出し実行部104がSeq番号(N−1)フレームとSeq番号(N)フレームのフレーム間隔を維持するようフレーム読み出しを実行するため、ラインIF部94もまた、そのフレーム間隔を維持してフレーム送出を実行することになる。
以上の構成による通信システム1000の動作を以下説明する。
第1通信装置10の無瞬断対応カード30は、イーサネット網20へ伝送すべきフレームをイーサネット網18から受信する。無瞬断対応カード30の識別番号付加部50は受信されたフレームに対してシーケンス番号を付加し、タイムスタンプ付加部54は受信時刻を示すタイムスタンプ情報を付加する。第1通信装置10のEAST側カード34はリング網16のEAST方向へフレームを送出する一方、WEST側カード36はリング網16のWEST方向へ同フレームを送出する。他通信装置14は、リング網16のEAST方向とWEST方向のそれぞれの経路においてフレームを伝送する。
第1通信装置10の無瞬断対応カード30は、イーサネット網20へ伝送すべきフレームをイーサネット網18から受信する。無瞬断対応カード30の識別番号付加部50は受信されたフレームに対してシーケンス番号を付加し、タイムスタンプ付加部54は受信時刻を示すタイムスタンプ情報を付加する。第1通信装置10のEAST側カード34はリング網16のEAST方向へフレームを送出する一方、WEST側カード36はリング網16のWEST方向へ同フレームを送出する。他通信装置14は、リング網16のEAST方向とWEST方向のそれぞれの経路においてフレームを伝送する。
第2通信装置12のWEST側カード60はEAST方向フレームを受信し、EAST側カード62はWEST方向フレームを受信する。第2通信装置12の無瞬断対応カード66は、EAST方向フレームおよびWEST方向フレームをスイッチカード64から受け付ける。無瞬断対応カード66のフレーム書込部88はEAST方向フレームおよびWEST方向フレームをメモリへ格納する。フレーム読み出し部90は、メモリ70に格納されたフレームのうち選択系のフレームを、第1通信装置10におけるフレーム間隔を維持するよう順次読み出す。ラインIF部94は、フレーム読み出し部90により読み出された各フレームをイーサネット網20へ順次送出することにより、第1通信装置10におけるフレーム間隔を維持して選択系の各フレームを送出する。
図10は、フレーム読み出し部90の動作を詳細に示すフローチャートである。フレーム読み出し部90の読み出し系制御部100は、リング網16のEAST方向経路とWEST方向経路の一方を選択系とし、他方を予備系として定めた情報を保持する。読み出し系制御部100は、EAST経路処理部76からEAST方向フレームのシーケンス番号が通知された場合、同一のシーケンス番号がWEST経路処理部82から通知済であるか否かを判定する。また、WEST経路処理部82からWEST方向フレームのシーケンス番号が通知された場合、同一のシーケンス番号がEAST経路処理部76から通知済であるか否かを判定する。すなわち、Seq番号(N)フレームがリング網16の両系にて到着したか否かを判定する。
Seq番号(N)フレームがリング網16の両系で到着した場合(S10のY)、フレーム間隔特定部102は、Seq番号(N−1)フレームと選択系のSeq番号(N)フレームのフレーム間隔を特定する(S12)。読み出し実行部104は、読み出し系制御部100からSeq番号(N)を受け付け、フレーム間隔特定部102からSeq番号(N−1)フレームと選択系のSeq番号(N)フレームのフレーム間隔を受け付ける。読み出し実行部104は、予め保持しておいたSeq番号(N−1)フレームの送出時刻からフレーム間隔が経過するまで待機する(S14のN)。読み出し実行部104は、フレーム間隔の経過を検出すると(S14のY)、選択系のSeq番号(N)フレームの読み出し用パルスをメモリ70へ送信して(S16)、選択系のSeq番号(N)フレームを読み出す(S18)。読み出し実行部104は、Seq番号(N)フレームの読み出し時刻を所定のタイマから取得して保持し、次回のフレーム読出し時に参照する。
Seq番号(N)フレームがリング網16の両系では到着しておらず(S10のN)、いずれの系でも未到着の場合(S20のN)、S10に戻り、読み出し系制御部100は、Seq番号(N)フレームがリング網16の両系にて到着したか否かを再度判定する。片系でのみ到着している場合(S20のY)、フレーム間隔特定部102は、Seq番号(N−1)フレームと到着している系(以下、「到着系」とも呼ぶ。)のSeq番号(N)フレームのフレーム間隔を特定する(S22)。Seq番号(N−1)フレームの送出時刻からフレーム間隔が経過してなければ(S24のN)、S10に戻る。すなわち読み出し系制御部100は、Seq番号(N)フレームがリング網16の両系にて到着したか否かを再度判定する。読み出し系制御部100は、フレーム間隔の経過を検出すると(S24のY)、フレームが到着した系を選択系へ切り替える。(S26)。例えば、Seq番号(N)フレームが予備系で到着した一方、フレーム間隔の経過時点において選択系では未到着の場合、それまでの予備系を選択系へ切り替える。そして読み出し実行部104はS16およびS18を実行する。
本実施の形態の通信システム1000によれば、フレームの伝送間隔が一定でないイーサネット網からフレームを受け付け、冗長化回線でそのフレームを伝送して無瞬断切替処理を実行する場合であっても、複数フレームの入力間隔を維持して、それら複数フレームを出力することができる。言い換えれば、複数フレームの入力間隔を出力時に再現することにより、通信システム1000内のフレーム伝送における揺らぎ発生を抑制することができる。これにより、フレームの揺らぎに対応が困難なアプリケーションに対するフレーム伝送が可能となる。またフレームの揺らぎの抑止と、フレームの無瞬断切替とを両立させることができ、信頼性の高い通信システムを実現できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上記実施の形態では、第1通信装置10のタイムスタンプ付加部54は、Seq番号(N)フレームに付加するタイムスタンプ情報として、第1通信装置10における当該フレームの受信時刻を設定することとした。変形例として、タイムスタンプ付加部54は、タイムスタンプ情報として、Seq番号(N−1)フレームの受信時刻と、Seq番号(N)フレームの受信時刻との時間間隔(100μs等)を示す情報を設定してもよい。
この変形例において、第2通信装置12のフレーム間隔特定部102は、Seq番号(N)フレームに設定されたタイムスタンプ情報が示す時間間隔をそのままフレーム間隔として特定してもよい。他の処理は実施の形態と同様であり、本変形例においても実施の形態で既述した効果を奏する。
また上記実施の形態の図10では、フレーム選択方式として、通常は両系のフレームが揃ってから選択系のフレームを出力する動作、典型的には降着フレーム選択方式にあたる動作を説明した。変形例として、フレーム選択方式は先着フレーム選択方式であってもよい。以下、図11を参照して説明する。
図11は、図10に対応するフローチャートであり、フレーム読み出し部90の動作を詳細に示す。フレーム読み出し部90はSeq番号(N)フレームがリング網16の少なくともいずれかの系で到着するまで待つ(S30のN)。Seq番号(N)フレームがリング網16の少なくともいずれかの系で到着すると(S30のY)、フレーム間隔特定部102は、Seq番号(N−1)フレームとSeq番号(N)フレームのフレーム間隔を特定する(S32)。読み出し実行部104は、予め保持しておいたSeq番号(N−1)フレームの送出時刻からフレーム間隔が経過するまで待機する(S34のN)。フレーム間隔が経過し(S34のY)、選択系のSeq番号(N)フレームが到着している場合(S36のY)、読み出し実行部104は、選択系のSeq番号(N)フレームの読み出し用パルスをメモリ70へ送信して(S38)、当該フレームを読み出す(S40)。
フレーム間隔が経過したとき(S34のY)、選択系のSeq番号(N)フレームが到着していなければ(S36のN)、読み出し系制御部100は、フレームが到着した系を選択系へ切り替える(S42)。以降、読み出し実行部104はS38およびS40を実行する。なお、図11の先着フレーム選択方式を採用する場合に一番最初にフレームを出力するタイミングは、リング網16のEAST方向とWEST方向それぞれの距離差にもとづいて適宜遅延させてもよいことはもちろんである。
請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 第1通信装置、 12 第2通信装置、 50 識別番号付加部、 52 タイマ部、 54 タイムスタンプ付加部、 88 フレーム書込部、 90 フレーム読み出し部、 100 読み出し系制御部、 102 フレーム間隔特定部、 104 読み出し実行部、 1000 通信システム。
Claims (6)
- フレームの伝送間隔が一定でない通信網である間欠通信網においてフレームを伝送する第1通信装置および第2通信装置を備え、
前記第1通信装置および第2通信装置は冗長化された伝送路を介して接続されており、
前記第1通信装置は、
間欠通信網からフレームを受信するフレーム受信部と、
前記フレーム受信部において受信されたフレームに対して、当該フレームの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報を付加する情報付加部と、
前記タイムスタンプ情報が付加されたフレームを前記冗長化された伝送路のそれぞれから送出するフレーム送出部と、
を含み、
前記第2通信装置は、
前記冗長化された伝送路のそれぞれからフレームを受信するフレーム受信部と、
前記冗長化された伝送路のいずれかから受信されたフレームを間欠通信網へ送出するフレーム送出部と、
前記フレーム受信部において受信されたフレームのタイムスタンプ情報を参照して、本フレームと、本フレームより前に前記第1通信装置で受信されたフレームである先行フレームとの間での、前記第1通信装置における受信間隔を特定するフレーム間隔特定部と、
を含み、
前記第2通信装置のフレーム送出部は、前記先行フレームを送出後、前記受信間隔を維持するよう前記本フレームを送出することを特徴とする通信システム。 - 前記第1通信装置の情報付加部は、前記フレーム受信部において受信されたフレームに対して、当該フレームを他のフレームと識別するための識別情報をさらに付加し、
前記第2通信装置のフレーム送出部は、同一の識別情報が付加されたフレームが予め定められた選択系および予備系の両方で受信された場合、選択系で受信されたフレームを送出する一方、予備系で受信されたフレームと同一の識別情報が付加されたフレームが選択系で未受信の場合、予備系で受信されたフレームを送出することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記第1通信装置の情報付加部は、前記フレーム受信部において受信されたフレームに対して、当該フレームの受信時刻を示す情報を前記タイムスタンプ情報として付加し、
前記第2通信装置のフレーム間隔特定部は、前記先行フレームのタイムスタンプ情報が示す受信時刻と、前記本フレームのタイムスタンプ情報が示す受信時刻との差を前記受信間隔として特定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。 - 前記第1通信装置の情報付加部は、前記フレーム受信部において受信されたフレームに対して、前記先行フレームを受信してから本フレームを受信するまでの時間間隔を示す情報を前記タイムスタンプ情報として付加し、
前記第2通信装置のフレーム間隔特定部は、前記本フレームのタイムスタンプ情報が示す時間間隔を前記受信間隔として特定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。 - 冗長化された伝送路を介して他の通信装置と接続された通信装置であって、
フレームの伝送間隔が一定でない通信網からフレームを受信するフレーム受信部と、
前記フレーム受信部において受信されたフレームに対して、当該フレームの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報を付加する情報付加部と、
前記タイムスタンプ情報が付加されたフレームを前記冗長化された伝送路のそれぞれから送出することにより当該フレームを前記他の通信網へ伝送するフレーム送出部と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 冗長化された伝送路を介して他の通信装置と接続された通信装置であって、
前記冗長化された伝送路のそれぞれから、前記他の通信装置における受信タイミングを示すタイムスタンプ情報が付加されたフレームを受信するフレーム受信部と、
前記冗長化された伝送路のいずれかから受信されたフレームを、フレームの伝送間隔が一定でない通信網へ送出するフレーム送出部と、
前記フレーム受信部において受信されたフレームのタイムスタンプ情報を参照して、本フレームと、本フレームより前に前記他の通信装置で受信されたフレームである先行フレームとの間での、前記他の通信装置における受信間隔を特定するフレーム間隔特定部と、
を備え、
前記フレーム送出部は、前記先行フレームを送出後、前記受信間隔を維持するよう前記本フレームを送出することを特徴とする通信装置。
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JP2014140140A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 無瞬断伝送システム |
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JP2003069613A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | データ品質保証システム |
JP2008017423A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無中断伝送方法、無中断伝送装置および受信側装置ならびにコンピュータプログラム |
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2011
- 2011-06-28 JP JP2011142858A patent/JP2013012827A/ja active Pending
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