JP2013005833A - バックル - Google Patents
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Abstract
【課題】構造および掛け止め操作が簡単で、確実に滑り戻しを阻止できるバックルを提供する。
【解決手段】本発明のバックルは、板状のバックル本体と、該バックル本体の一側に形成されて、ベルトの基端部を止着するベルト基端取付部と、上記バックル本体の中央部に形成されて、ベルト先端部を挿入するベルト先端部差込穴と、該ベルト先端部差込穴に連通し、これより幅狭に形成されているベルト絞り穴と、該ベルト絞り穴内に入口方向に向けて突設された刺留め部材と、該刺留め部材の基部に形成されて、央軌ベルト絞り穴で絞り込まれて折返されたベルトを支持するベルト折返し支持部と、該ベルト折返し支持部により折り返されたベルトの先端部を押さえ込むベルト押さえ片と、から構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のバックルは、板状のバックル本体と、該バックル本体の一側に形成されて、ベルトの基端部を止着するベルト基端取付部と、上記バックル本体の中央部に形成されて、ベルト先端部を挿入するベルト先端部差込穴と、該ベルト先端部差込穴に連通し、これより幅狭に形成されているベルト絞り穴と、該ベルト絞り穴内に入口方向に向けて突設された刺留め部材と、該刺留め部材の基部に形成されて、央軌ベルト絞り穴で絞り込まれて折返されたベルトを支持するベルト折返し支持部と、該ベルト折返し支持部により折り返されたベルトの先端部を押さえ込むベルト押さえ片と、から構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ベルトを留めるためのバックルに関するものである。
従来のバックルとしては、ベルトの一端部を固定する部材と、ベルトの他端部を折返すように掛けて、滑り戻りしないように鋭角状の係止手段を設けたものがあった。(特許文献1参照)
しかしながら、上記従来のバックルの係止手段は、構造が複雑で、掛け止め操作が困難であるばかりでなく、滑り止め効果が十分でなかった。
本発明は、上記従来のバックルの問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、構造および掛け止め操作が簡単で、確実に滑り戻しを阻止できるバックルを提供することにある。
本発明のバックルは、上記目的を達成するために、板状のバックル本体と、該バックル本体の一側に形成されて、ベルトの基端部を止着するベルト基端取付部と、上記バックル本体の中央部に形成されて、ベルト先端部を挿入するベルト先端部差込穴と、該ベルト先端部差込穴に連通し、これより幅狭に形成されているベルト絞り穴と、該ベルト絞り穴内に入口方向に向けて突設された刺留め部材と、該刺留め部材の基部に形成されて、央軌ベルト絞り穴で絞り込まれて折返されたベルトを支持するベルト折返し支持部と、該ベルト折返し支持部により折り返されたベルトの先端部を押さえ込むベルト押さえ片と、から構成されることを特徴とする。また、上記ベルト先端部差込穴に形成されて、上記ベルト絞り穴にベルトを絞り込む絞込み用傾斜を設けたことを特徴とする。さらに、上記ベルト先端部差込穴と上記ベルト絞り穴の狭くなった連通部に戻り防止用突起を突設したことも特徴とする。又さらに、上記ベルト基端取付部の付近のバックル本体にベルト先端部保持片をも行けたことを特徴とする。
本発明のバックルは、構造および掛け止め操作が簡単で、確実に滑り戻しを阻止できる。
図1において、1はバックル本体、2はベルト基端取付部、3はベルト先端部差込穴、3aは絞込み用傾斜、4はベルト絞り穴、4aは戻り防止用突起、5は刺留め部材、6はベルト折返し支持部、7はベルト押さえ片、8はベルト先端部保持片である。
上記バックル本体1は、金属あるいは硬質プラスチック製などの板状体であって、上記各部材を、例えば、抜き打ちプレス加工や成形加工により形成する。なお、本実施例のバックル本体1は、平板状となっているが、全体的に内側(被巻付け物側)に湾曲させてもよい。
上記ベルト基端取付部2は、上記バックル本体1の一側に形成されて、図2に示すように、ベルトBの基端部を、これに巻き付けて止着するようになっている。なお、本実施例のバックルに取り付けるベルトBは、繊維により織成あるいは編成された帯状の織編物である。
上記ベルト先端部差込穴3は、上記バックル本体1の中央部に形成されていて、例えば、パイプやその束などのような被巻付け物(図示せず)に巻き付けて、再びベルトに戻って来るベルト先端部を最初に挿入する穴であり、通常は、図3に示すように、被巻付け物の側から外側に向けて差し込む。該ベルト先端部差込穴3は、ベルト幅より僅かに長い幅寸法を有するのが好ましいが、これに限定するものではない。該ベルト先端部差込穴3の上記ベルト基端取付部2とは反対側に、2つの絞込み用傾斜3aが全体として「ハ」の字状に狭くなるように形成されている。
上記ベルト絞り穴4は、上記「ハ」の字状に形成された2つの絞込み用傾斜3aの中央部に連通するように配置されていると共に、該絞込み用傾斜3aより幅狭に形成されている。したがって、上記ベルト先端部差込穴3に差し込んだベルトBの先端部を、上記ベルト絞り穴4の方に引っ張ると、ベルトBの先端部は2つの上記絞込み用傾斜3aにより絞り込まれて、上記ベルト絞り穴4に収縮した状態で移動する。上記ベルト先端部差込穴3と上記ベルト絞り穴4の狭くなった連通部に、戻り防止用突起4aを突設して、上記ベルト絞り穴4に入ったベルトBが、上記ベルト先端部差込穴3に逆戻りするのを阻止する。
上記刺留め部材5は、先が尖った針状に形成されていて、上記ベルト絞り穴4の奥まった側(上記ベルト折返し支持部6側)を基部とし、これから、該ベルト絞り穴4の入口方向(上記ベルト先端部差込穴3方向)に向けて突き出るように配置されている。したがって、上記ベルト絞り穴4内に絞り込まれたベルトBは、上記ベルト折返し支持部6の側に折り返されると同時に、上記刺留め部材5により串刺しに留められ、滑って戻る恐れはない。なお、ベルトBは、刺留め部材5により串刺しされ易いような構成、すなわち、織編物が好適である。
上記ベルト折返し支持部6は、上記刺留め部材5の基部に形成されている。該ベルト折返し支持部6により折り返されたベルトBの先端部は、図3に示すように、上記ベルト押さえ片7に巻き付くように再び折り返されて、最終的に上記ベルト先端部保持片8に差し込まれ、保持処理される。なお、上記ベルトBの先端部は、図2に示すように、上記ベルト押さえ片7により押さえるだけで、上記ベルト先端部保持片8に折り返さないことも、本発明の選択肢である。また、上記ベルト先端部保持片8を省略して、ベルトBの先端部を上記ベルト先端部差込穴3に差し込むようにしてもよい。
なお、上記ベルト押さえ片7および上記ベルト先端部保持片8は、バックル本体1の一側から他側に向けて片持ち状に形成されているので、いずれも先端が開放しており、ベルトBはこの開放先端側から挿入し易いように構成されている。したがって、特に、ベルト先端部保持片8の先端は、多少反り上がるように形成するのが好ましい。また、ベルトBが接する面に細かな凹凸を付けることにより、ベルトBが滑り抜けし難いように工夫するのが好ましい。
1 バックル本体
2 ベルト基端取付部
3 ベルト先端部差込穴
3a 絞込み用傾斜
4 ベルト絞り穴
4a 戻り防止用突起
5 刺留め部材
6 ベルト折返し支持部
7 ベルト押さえ片
8 ベルト先端部保持片
2 ベルト基端取付部
3 ベルト先端部差込穴
3a 絞込み用傾斜
4 ベルト絞り穴
4a 戻り防止用突起
5 刺留め部材
6 ベルト折返し支持部
7 ベルト押さえ片
8 ベルト先端部保持片
Claims (4)
- 板状のバックル本体と、該バックル本体の一側に形成されて、ベルトの基端部を止着するベルト基端取付部と、上記バックル本体の中央部に形成されて、ベルト先端部を挿入するベルト先端部差込穴と、該ベルト先端部差込穴に連通し、これより幅狭に形成されているベルト絞り穴と、該ベルト絞り穴内に入口方向に向けて突設された刺留め部材と、該刺留め部材の基部に形成されて、央軌ベルト絞り穴で絞り込まれて折返されたベルトを支持するベルト折返し支持部と、該ベルト折返し支持部により折り返されたベルトの先端部を押さえ込むベルト押さえ片と、から構成されることを特徴とするバックル。
- 上記ベルト先端部差込穴に形成されて、上記ベルト絞り穴にベルトを絞り込む絞込み用傾斜を設けたことを特徴とする請求項1に記載のバックル。
- 上記ベルト先端部差込穴と上記ベルト絞り穴の狭くなった連通部に戻り防止用突起を突設したことを特徴とする請求項2に記載のバックル。
- 上記ベルト基端取付部の付近のバックル本体にベルト先端部保持片をも行けたことを特徴とする請求項1、2または3に記載のバックル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011138613A JP2013005833A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | バックル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011138613A JP2013005833A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | バックル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013005833A true JP2013005833A (ja) | 2013-01-10 |
Family
ID=47673747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011138613A Withdrawn JP2013005833A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | バックル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013005833A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220134993A1 (en) * | 2019-03-20 | 2022-05-05 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Anchor device |
-
2011
- 2011-06-22 JP JP2011138613A patent/JP2013005833A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20220134993A1 (en) * | 2019-03-20 | 2022-05-05 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Anchor device |
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