JP6232240B2 - ナースコール子機ハンガー - Google Patents

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本発明は、ナースコール子機をベッドサイドのパイプに保持させるナースコール子機ハンガーに関する。
従来、ベッドの枠体を構成するパイプに被せるように装着されるU字状の鞍部と、鞍部から延びる脚部の一方に形成された子機用フック部とを有し、子機用フック部にナースコール子機の懸架部を引っかけてナースコール子機をベッドのパイプに保持させるハンガーが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−18087号公報
ところで、特許文献1に記載されるような構成を有するハンガーは、例えば、ABS樹脂等の硬質樹脂材料から形成されるもので、ベッドのパイプに装着される鞍部が、装着するパイプの径に応じてU字状の湾曲形状に成形されている。したがって、このハンガーでは、装着するパイプが対応径よりも太いと装着ができず、また、対応径よりも細いと装着が不安定となってナースコール子機が脱落するおそれがある。このように、このハンガーは、パイプの径に応じて準備しなければならない汎用性に乏しいものであった。
本発明の目的は、装着するパイプの径に影響されることなく容易にかつ安定的にベッドサイドのパイプに装着することができる汎用性の高いナースコール子機ハンガーを提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明のナースコール子機ハンガーは、
ナースコール子機をベッドサイドのパイプに保持させるナースコール子機ハンガーであって、
前記パイプに巻回可能な可撓性を有するベルト部と、
前記ベルト部の一端に設けられ、前記ベルト部の他端が挿入可能な複数のスリットが並列に形成されたベルト係止部と、
前記ベルト部における第1の面に突出するように設けられ、前記ナースコール子機に設けられた係合部に係合可能なフック部と、
を有し、
前記パイプに巻回した前記ベルト部の他端を前記ベルト係止部の複数の前記スリットへ屈曲させながら順に挿入することで前記パイプに装着されることを特徴とする。
この態様によれば、ベルト部をベッドサイドのパイプに巻回し、ベルト部の他端をベルト係止部のスリットへ屈曲させながら順に挿入することで、パイプの径に影響されることなく容易かつ確実に、ベッドサイドのパイプにナースコール子機ハンガーを取り付けることができる。また、スリットからベルト部の他端を抜くことで、ベッドサイドのパイプから容易に取り外すことができる。これにより、装着するパイプの径に影響されることなく容易にかつ安定的にベッドサイドのパイプに装着することができる汎用性の高いナースコール子機ハンガーを提供することができる。
また、本発明のナースコール子機ハンガーにおいて、前記ベルト部は、前記第1の面とは反対側の第2の面に、幅方向に沿う複数の溝部が長手方向に沿って配列されていても良い。
この態様によれば、複数の溝部で形成される凹凸面がパイプの外周面に対して滑り止めとなることで、さらに確実にパイプにナースコール子機ハンガーを装着することができる。これにより、フック部にナースコール子機を保持させてもパイプに対するナースコール子機ハンガーの位置ずれを抑制することができる。また、溝部は、フック部が設けられる第1の面とは反対側の第2の面に形成されて表面に露出されないため、意匠性への影響を低減させることができる。しかも、スリットの縁部が溝部へ入り込むことでベルト部をベルト係止部へ確実に係止させることができる。
また、本発明のナースコール子機ハンガーにおいて、複数の前記スリットの各々は、挿入された前記ベルト部の前記溝部に嵌合して前記ベルト部を係止する係止刃を有することにしても良い。
この態様によれば、係止刃がベルト部の溝部に嵌合してベルト部を係止するので、ベルト部をベルト係止部にさらに確実に係止することができ、ナースコール子機ハンガーをパイプに安定的に装着することができる。
また、本発明のナースコール子機ハンガーにおいて、複数の前記スリットは、第1のスリットと、前記第1のスリットより前記ベルト部とは反対寄りに配置される第2のスリットとを含み、前記第1のスリットの係止刃は、前記第1のスリットの前記ベルト部寄りの縁部に形成され、前記第2のスリットの係止刃は、前記第2のスリットの前記ベルト部とは反対寄りの縁部に形成されていても良い。
この態様によれば、ベッドサイドのパイプに巻回したベルト部を屈曲させながら第1のスリットと第2のスリットに順に挿入して、ハンガーがパイプに取り付けられた状態において、各スリットの各係止刃がベルト部の溝部にそれぞれ嵌合してベルト部を係止する。このため、ベルト部をさらに確実にベルト係止部に係止することができ、ナースコール子機ハンガーをパイプに安定的に装着することができる。
本発明によれば、装着するパイプの径に影響されることなく容易にかつ安定的にベッドサイドのパイプに装着することができる汎用性の高いナースコール子機ハンガーを提供できる。
ナースコール子機を保持した本実施形態に係るナースコール子機ハンガーの斜視図である。 ナースコール子機を保持した本実施形態に係るナースコール子機ハンガーの側面図である。 パイプに取り付けられたナースコール子機ハンガーを示す図であって、(a)は正面図、(b)は裏面図である。 ナースコール子機ハンガーを示す図であって、(a)は平面図、(b)は裏面図である。 ナースコール子機ハンガーのベルト係止部の平面図である。 ナースコール子機ハンガーのパイプへの取り付け方を示す図であって、(a)及び(b)はそれぞれ側面図である。 ナースコール子機ハンガーに保持されているナースコール子機の取り外し時における状態を示す側面図である。 変形例に係るナースコール子機ハンガーの平面図である。
以下、本発明に係るナースコール子機ハンガーの実施の形態の一例を、図面を参照して説明する。
図1は、ナースコール子機を保持した本実施形態に係るナースコール子機ハンガーの斜視図である。図2は、ナースコール子機を保持した本実施形態に係るナースコール子機ハンガーの側面図である。図3は、パイプに取り付けられたナースコール子機ハンガーを示す図であって、(a)は正面図、(b)は裏面図である。
図1から図3に示すように、本実施形態に係るナースコール子機ハンガー11は、ベッドを構成する枠体2のパイプ3(ベッドサイドのパイプの一例)に装着され、ナースコール子機1をベッドの枕元付近に配置されるパイプに保持させる。なお、ベッドサイドのパイプの例としては、ベッドを構成する枠体2のパイプ3に限らず、ベッドの周囲に配置されるデスク等の構造物を構成するパイプであっても良い。換言すると、ベッドサイドのパイプは、ベッドを構成する枠体のパイプまたはベッドの周辺(例えば枕元)に配置される物を構成するパイプを意味する。ナースコール子機1は、子機本体1aの一端に、係合部1bを有している。この係合部1bは、円弧状に湾曲された棒状に形成されており、両端が子機本体1aに連結されて係合孔1cを形成している。
ナースコール子機ハンガー11は、取付部20とフック部30とを有しており、取付部20とフック部30とが一体に成形されている。このナースコール子機ハンガー11は、弾性材料から形成されている。このナースコール子機ハンガー11を形成する弾性材料としては、ゴム(エラストマー樹脂)材料が用いられている。例えば、フック部30は、ナースコール子機1を吊下げても吊り下げ状態が維持でき、かつ、人の手による引っ張り力によって弾性変形しやすい程度に、その厚さ、幅、屈曲形状、弾性率が設定されている。
図4は、ナースコール子機ハンガーを示す図であって、(a)は平面図、(b)は裏面図である。図5は、ナースコール子機ハンガーのベルト係止部の平面図である。
図4(a),(b)に示すように、取付部20は、ベルト部21と、ベルト係止部22とを有している。ベルト部21は、細長い長方形状に形成されており、その一端21aにベルト係止部22が設けられている。このベルト部21の他端は、挿入し易いように外縁が湾曲した挿入端21bとされている。ベルト部21は、ナースコール子機ハンガー11の全体が弾性材料から形成されていることから可撓性を有している。ベルト部21は、パイプ3に巻回可能とされている。ベルト部21には、パイプ3へ巻き付けられた状態で内側の面となる第2の面21cとは反対側の第1の面21dに、フック部30が形成されている。また、このベルト部21は、パイプ3へ巻き付けられた状態で内側の面となる第2の面21cに、幅方向に沿う複数の溝部24が長手方向に沿って配列されている。なお、複数の溝部24は、ベルト部21に幅方向に沿う複数の凹部を形成して構成しても良いし、ベルト部21に幅方向に沿う複数のリブを長手方向に沿って形成することで構成しても良い。
ベルト部21の一端21aに設けられたベルト係止部22は、ベルト部21の幅よりも大きな幅を有している。このベルト係止部22は、二つのスリット25を有している。これらのスリット25は、ベルト部21の長手方向に間隔をあけて並列に形成されている。これらのスリット25は、ベルト部21の幅寸法よりも僅かに大きな幅寸法を有しており、それぞれベルト部21が挿入端21bから挿入可能とされている。ベルト部21側に配置されるスリット25a(第1のスリットの一例)は、ベルト部21をパイプ3に巻き付ける際の巻き付け径を調整することが可能である。ベルト部21と反対側に配置されるスリット25b(第2のスリットの一例)は、巻き付け径が調整されたベルト部21をベルト係止部22に固定することが可能である。
図5に示すように、各スリット25は、係止刃26を有している。ベルト部21側のスリット25aには、ベルト部21寄りの縁部に係止刃26が形成されており、ベルト部21と反対側のスリット25bには、ベルト部21と反対寄りの縁部に係止刃26が形成されている。これらの係止刃26は、断面視で先端へ向かって細くなる先細り形状に形成されている。また、係止刃26の両端には、窪み26aが形成されており、係止刃26の全体が略均等かつ容易に変形可能とされている。これらのスリット25は、その隙間の寸法Lがベルト部21の挿入端21bの厚さ寸法よりも僅かに大きくされている。
フック部30は、第2の面21cと反対側の面21dに突出するように設けられている。フック部30は、ベルト部21の一端21aの近傍部分に形成されており、ベルト係止部22側へ屈曲されている。そして、このフック部30は、取付部20を枠体2のパイプ3に取り付けた状態で、上方へ屈曲された状態に配置される(図2参照)。
図6は、ナースコール子機ハンガーのパイプへの取り付け方を示す図であって、(a)及び(b)はそれぞれ側面図である。
上記のナースコール子機ハンガー11をベッドの枠体2のパイプ3に取り付けるには、まず、ベルト係止部22を上にした状態で、ベルト部21をパイプ3に巻き付けるように、第2の面21cが内側になるように曲げる。そして、このベルト部21の挿入端21bを、ベルト係止部22のベルト部21側のスリット25aへ挿し込んでベルト係止部22の表側(第1の面21d側)へ引き出し、ベルト係止部22に対してベルト部21の挿入端21bを引っ張る。このとき、図6(a)に示すように、ベルト部21がパイプ3に巻回され、ベルト部21の第2の面21cがパイプ3の外周面に密着される。また、スリット25aの係止刃26がベルト部21の第2の面21cに形成された溝部24に入り込み、ベルト部21が係止される。このようにして、パイプ3の径に応じて、ベルト部21がスリット25aに係止される位置(ベルト部の長手方向の位置)が容易に調整される。
この状態から、図6(b)に示すように、ベルト部21の挿入端21bを屈曲させて折り返し、この挿入端21bをベルト係止部22のベルト部21側と反対側のスリット25bへ挿し込んでベルト係止部22の裏側へ引き出し、ベルト係止部22に対してベルト部21の挿入端21bを引っ張る。このようにすると、スリット25bの係止刃26がベルト部21の第2の面21cに形成された溝部24に嵌合し、ベルト部21が確実に係止される。
このように、ナースコール子機ハンガー11は、パイプ3に巻回したベルト部21の挿入端21bをベルト係止部22の各スリット25へ屈曲させながら順に挿入することで取付部20がパイプ3に取り付けられる。そして、ナースコール子機ハンガー11の取付部20をパイプ3に取り付けた状態で、フック部30は、上方へ屈曲された状態に配置され、ナースコール子機1に設けられた係合孔1cに係合可能となる。
ナースコール子機1をベッドの枠体2のパイプ3に取り付けられたナースコール子機ハンガー11に保持させるには、図1および図2に示したように、ナースコール子機1の係合部1bの係合孔1cにフック部30を挿通させるようにナースコール子機1の係合部1bを係合させる。すると、ナースコール子機1がナースコール子機ハンガー11によってベッドサイドの枠体2に吊り下げられた状態で保持される。
また、このナースコール子機ハンガー11からナースコール子機1を取り外す場合は、ナースコール子機1を少し持ち上げることで、係合部1bの係合孔1cからフック部30を抜き取る。このようにすると、フック部30による係合部1bの係合状態が解除され、ナースコール子機1がナースコール子機ハンガー11から取り外される。
ところで、ナースコール子機を扱う患者は、通常、ベッドに横たわった状態で、比較的低い位置からナースコール子機をナースコール子機ハンガーから取り外すこととなる。しかし、例えば特許文献1に記載されるような構成を有する従来のハンガーは、ABS樹脂等の硬質樹脂材料から形成されており、ナースコール子機を引っ掛けるフック部は弾性変形しない。このため、ナースコール子機をフック部から取り外すためには、ベッドに横たわった状態で比較的低い位置からナースコール子機を一旦上方へ持ち上げなければならず、患者に負担がかかってしまう。
また、特許文献1のハンガーは、パイプに対して鞍部を被せるように装着されるため、ナースコール子機の取り外しの際に、ナースコール子機とともにハンガーも持ち上がってパイプから外れて脱落してしまうことが考えられる。また、特許文献1のハンガーは、そのフック部が患者に当って、ハンガーがパイプから外れてしまうことが考えられる。
これに対し、本実施形態に係るナースコール子機ハンガー11は、弾性材料から形成されているので、図7に示すように、ナースコール子機1を側方へ引っ張ったとしても、フック部30の屈曲部分が広がるように弾性変形し、係合部1bの係合孔1cからフック部30が外れる。したがって、ベッドに横たわった患者は、ナースコール子機1を掴んで引き寄せることで、ナースコール子機ハンガー11から容易にナースコール子機1を取り外すことができる。このとき、ナースコール子機ハンガー11は、取付部20のベルト部21がパイプ3に巻回されて確実にベッドの枠体2のパイプ3に取り付けられている。このため、ナースコール子機1の取り外し時にナースコール子機ハンガー11が脱落するようなこともない。
また、本実施形態に係るナースコール子機ハンガー11は、全体が弾性材料から形成されている。このため、フック部30が側方へ引っ張られてその屈曲部分が広がるように弾性変形するとき、フック部30とベルト部21との接続部分も変形し、フック部30の全体の姿勢が引っ張られる方向に向けて変化するため、さらに、ナースコール子機1をフック部30から外し易くなっている。
以上、説明したように、本実施形態に係るナースコール子機ハンガーによれば、ベルト部21をベッドの枠体2のパイプ3に巻回し、このベルト部21の挿入端21bを、ベルト係止部22のベルト部21側のスリット25aへ挿し込んでベルト係止部22の表側(第1の面21d側)へ引き出し、ベルト係止部22に対してベルト部21の挿入端21bを引っ張る。このようにして、パイプ3の径に応じて、ベルト部21がスリット25aに係止される位置(ベルト部の長手方向の位置)が容易に調整される。この状態から、ベルト部21の挿入端21bを屈曲させて折り返し、この挿入端21bをベルト係止部22のベルト部21側と反対側のスリット25bへ挿し込んでベルト係止部22の裏側へ引き出し、ベルト係止部22に対してベルト部21の挿入端21bを引っ張る。このようにして、スリット25bの係止刃26がベルト部21の第2の面21cに形成された溝部24に嵌合し、ベルト部21が確実に係止される。以上のように、ベルト部21の挿入端21bをベルト係止部22の各スリット25へ屈曲させながら順に挿入することにとり、ナースコール子機ハンガー11を、パイプ3の径に影響されることなく容易にベッドの枠体2のパイプ3に確実に取り付けることができる。また、スリット25からベルト部21の挿入端21bを抜くことで、パイプ3から容易に取り外すことができる。したがって、本実施形態によれば、装着するパイプ3の径に影響されることなく容易にかつ安定的にベッドの枠体2に装着することができる汎用性の高いナースコール子機ハンガー11を提供できる。
また、複数の溝部24で形成される凹凸面がパイプ3の外周面に対して滑り止めとなることで、さらに確実にナースコール子機ハンガー11をパイプ3へ装着することができる。これにより、フック部30にナースコール子機1を保持させても、パイプ3に対するナースコール子機ハンガー11の位置ずれを抑制することができる。また、溝部24は、ベルト部21におけるパイプ3への第2の面21cに形成されて表面に露出されないため、意匠性への影響を低減させることができる。しかも、スリット25の縁部が溝部24へ入り込むことでベルト部21をベルト係止部22へ確実に係止させることができる。
また、係止刃26がベルト部21の溝部24に嵌合してベルト部21を係止するので、ベルト部21をさらに確実に係止することができる。特に、パイプ3に巻回したベルト部21を屈曲させながら、ベルト部21側のスリット25a及びベルト部21とは反対側のスリット25bに順に挿入することにより、ナースコール子機ハンガー11がパイプ3に取り付けられた状態において、各スリット25の各係止刃26がベルト部21の溝部24にそれぞれ嵌合してベルト部21を係止する。したがって、ベルト部21をさらに確実に係止することができ、ナースコール子機ハンガ11ーをパイプ3に安定的に装着することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、ベルト係止部22に二つのスリット25を形成したが、図8に示すように、三つのスリット25をベルト係止部22に形成しても良い。この場合、ベルト係止部22へのベルト部21の係止力をより高めることができる。
1:ナースコール子機、1b:係合部、3:パイプ、11:ナースコール子機ハンガー、21:ベルト部、21a:一端、21b:挿入端(他端)、21c:巻き付け側の面、21d:反対側の面、22:ベルト係止部、24:溝部、25:スリット、26:係止刃、30:フック部

Claims (4)

  1. ナースコール子機をベッドサイドのパイプに保持させるナースコール子機ハンガーであって、
    前記パイプに巻回可能であり可撓性を有するとともに、第1の面及び前記第1の面と反対側の第2の面を有するベルト部と、
    前記ベルト部の一端に連続して設けられ、前記ベルト部の他端が挿入可能な複数のスリットが並列に形成されたベルト係止部と、
    前記ベルト部の前記第1の面に突出するように設けられ、前記ナースコール子機に設けられた係合部に係合可能なフック部と、
    を有し、
    前記ベルト部は、前記第2の面に、幅方向に沿う複数の溝部が長手方向に沿って配列されており
    前記パイプに巻回した前記ベルト部の他端を前記ベルト係止部の複数の前記スリットへ屈曲させながら順に挿入することで前記パイプに前記ベルト部が装着された状態において、前記ベルト部の前記第2の面上に形成された前記溝部が前記パイプの外周面に密着する、
    ナースコール子機ハンガー。
  2. 前記パイプに巻回した前記ベルト部の他端を前記ベルト係止部の複数の前記スリットへ屈曲させながら順に挿入することで前記パイプに前記ベルト部が装着された状態において、前記フック部が前記ベルト部の前記第1の面から突出するとともに上方に向けて屈曲するように配置される、
    請求項1に記載のナースコール子機ハンガー。
  3. 複数の前記スリットの各々は、挿入された前記ベルト部の前記溝部に嵌合して前記ベルト部を係止する係止刃を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナースコール子機ハンガー。
  4. 複数の前記スリットは、第1のスリットと、前記第1のスリットより前記ベルト部とは反対寄りに配置される第2のスリットとを含み、
    前記第1のスリットの係止刃は、前記第1のスリットの前記ベルト部寄りの縁部に形成され、前記第2のスリットの係止刃は、前記第2のスリットの前記ベルト部とは反対寄りの縁部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のナースコール子機ハンガー。
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