JP2013005581A - 分岐プロテクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】分岐プロテクタ10は、ワイヤハーネス90が分岐する部分を支持する分岐中心部11と、分岐中心部11から放射状に延び、ワイヤハーネス90が引き出される部分を支持する複数の分岐腕部12とを備える。複数の分岐腕部12のうち少なくとも1つの分岐腕部12(第1分岐腕部12A)には、ワイヤハーネス90の引き出し角度を変更可能となすヒンジ部が設けられている。
【選択図】図1
Description
ヒンジ部によってワイヤハーネスの引き出し角度が変更可能とされるため、ワイヤハーネスの引き出し角度が異なる複数の配線構造に、この分岐プロテクタを適用することができる。したがって、汎用性に優れた分岐プロテクタが提供される。
分岐腕部に近接位置側のヒンジ部と離間位置側のヒンジ部とが設けられているため、ワイヤハーネスの引き出し角度を規定する際の自由度がより高められる。
近接位置側のヒンジ部では分岐腕部の片面のみに溝が設けられているため、この部分が格別薄くなることはない。したがって、近接位置側のヒンジ部を介して分岐腕部が折り曲げられるときに、分岐腕部が近接位置側のヒンジ部の部分で破断されるのが回避される。これに対し、折り曲げ時の応力が比較的小さくて済む離間位置側のヒンジ部では分岐腕部の両面に溝が設けられているため、このヒンジ部を介して分岐腕部が柔軟に折り曲げられる。
複数の分岐腕部が分岐中心部を挟んで対向して配置されているため、この対向する各分岐腕部にワイヤハーネスを直線状に沿わせることが可能となる。
分岐中心部に固定部が設けられているため、取付対象に固定した状態でワイヤハーネスを分岐させることができる。
分岐腕部が支持板と側板とを有し、支持板と側板との間にワイヤハーネスの収容空間が区画されるため、分岐腕部内でワイヤハーネスの引き出し部分がばらけるのが防止される。
ヒンジ部が分岐腕部における延び方向と直交する幅方向に沿った溝によって屈曲可能に形成されるため、この部分が破断されるおそれがあるものの、溝の幅方向の両端外方にヒンジ部より厚肉の厚肉部が設けられているため、分岐腕部が破断されるのが回避される。
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。本実施形態に係る分岐プロテクタ10は、ワイヤハーネス90を保護するものであって、合成樹脂製の板材によって構成されている。そして、分岐プロテクタ10は、図1及び図5に示すように、ワイヤハーネス90が分岐する基幹部分を支持する分岐中心部11と、分岐中心部11と一体に連なり、ワイヤハーネス90が引き出される引出部分を支持する複数の分岐腕部12とを備えている。
分岐プロテクタ10は、各近接側ヒンジ部14及び各離間側ヒンジ部23の屈曲動作を伴いつつ各第1分岐腕部12Aが折り曲げられ、あるいは各第1分岐腕部12Aが直線状に保たれることにより、ワイヤハーネス90の引き出し角度を変更可能とされている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ヒンジ部が全ての分岐腕部に設けられていてもよい。
(2)近接側ヒンジ部及び離間側ヒンジ部のいずれか一方を省略することができる。
(3)分岐腕部にはコルゲートチューブが装着されるものであってもよい。
(4)固定部は分岐中心部に一体に成形されるものであってもよい。
(5)近接側ヒンジ部と対応する溝は第1分岐腕部の上面に形成されるものであってもよい。
(6)ワイヤハーネスの使用態様は、ヒンジ部を適宜利用することにより、第1〜第3使用態様以外にも種々想定し得る。
11…分岐中心部
12…分岐腕部
12A…第1分岐腕部
12B…第2分岐腕部
14…近接側ヒンジ部(ヒンジ部)
18…側板
19…収容空間
23…離間側ヒンジ部(ヒンジ部)
60…固定部
90…ワイヤハーネス
Claims (7)
- ワイヤハーネスが分岐する部分を支持する分岐中心部と、
前記分岐中心部から放射状に延び、前記ワイヤハーネスが引き出される部分を支持する複数の分岐腕部とを備えた分岐プロテクタであって、
前記複数の分岐腕部のうち少なくとも1つの分岐腕部には、前記ワイヤハーネスの引き出し角度を変更可能となすヒンジ部が設けられていることを特徴とする分岐プロテクタ。 - 前記ヒンジ部が、前記分岐腕部において、前記分岐中心部寄りの近接位置と前記分岐中心部から離れた離間位置とに設けられていることを特徴とする請求項1記載の分岐プロテクタ。
- 前記ヒンジ部が、前記分岐腕部における延び方向と直交する幅方向に沿った溝によって屈曲可能に形成され、前記溝が、前記近接位置側の前記ヒンジ部では前記分岐腕部の片面のみに設けられ、前記離間位置側の前記ヒンジ部では前記分岐腕部の両面に設けられていることを特徴とする請求項2記載の分岐プロテクタ。
- 前記複数の分岐腕部が、前記分岐中心部を挟んで対向して配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の分岐プロテクタ。
- 前記分岐中心部には、前記ワイヤハーネスを支持する支持面とは反対側の面に、取付対象に固定可能な固定部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の分岐プロテクタ。
- 前記分岐腕部が、前記ワイヤハーネスを支持する支持板と、前記支持板における延び方向と直交する幅方向の両端から立ち上がり、前記支持板との間にワイヤハーネスの収容空間を区画する側板とを有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の分岐プロテクタ。
- 前記ヒンジ部が、前記分岐腕部における延び方向と直交する幅方向に沿った溝によって屈曲可能に形成され、前記分岐腕部には、前記溝の幅方向の両端外方に、前記ヒンジ部より厚肉の厚肉部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の分岐プロテクタ。
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JP2019017197A (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-31 | 矢崎総業株式会社 | 分岐プロテクタ及びワイヤーハーネス |
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