JP2013003867A - 計算機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末にてデータをオフライン状態で処理するために、データをサーバから端末に複製する際に、従来技術では、データを処理するアプリが端末にインストールされているか確認しないため、インストールされていない場合にはオフライン状態でデータを処理できなかった。また、複製するデータを端末内に保存するため、複製時に操作する端末を、オフライン状態でも使用する必要があった。
【解決手段】ユーザが端末でサーバを操作中にサーバ上の所定のデータを処理するアプリが端末にあるかを調査する手段と、アプリがない場合に端末にアプリをインストールする手段と、サーバ上の所定のデータを端末に格納する手段と、端末に格納したデータを、オフライン状態の端末のアプリで処理する手段を設ける。また、外部ストレージに格納したデータを端末で利用可能とする手段と、外部ストレージに格納するデータの形式を変換する手段とを設ける。
【選択図】 図9

Description

本明細書で開示される主題は、クライアント装置とサーバ装置とがネットワークで接続された計算機システムに関連し、特にネットワークの状態が悪化したときの利便性に関する。
情報処理を行う手段として、処理のほとんどをサーバ装置側で行い、情報処理を指示するユーザ(以下、単にユーザと呼ぶ)が使うクライアント装置では必要最小限の処理を行うクライアントサーバアーキテクチャがある。このアーキテクチャでは、企業などの組織内のサーバ装置(従来のPC、従来のサーバ、ブレード型PC、仮想PCなど。以下、リモート計算機と呼ぶ)に、処理対象の情報(以下、データと呼ぶ)と、データを処理するアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)とを置き、リモート計算機を遠隔地からクライアント端末計算機(以下、単に端末と呼ぶことがある)を使ってネットワーク経由で操作することで、情報処理を行う。
例えば、下記の特許文献1には、演算処理やデータの蓄積は主にサーバ側で行うサーバクライアント型を構成した上で、耐タンパデバイスを利用者に配付し、端末に接続したデバイス内の認証情報を用いてネットワーク経由でリモート計算機にアクセスし遠隔操作することで、利用者が利用する端末を変更したとしても、同様の操作感覚にて業務遂行を行うことができるため、利用者の使い勝手が向上する旨が記載されている。
このようなクライアントサーバ環境において、クライアントとサーバを繋ぐネットワークが、接続無しもしくは高遅延もしくは低帯域の状態(以下、オフライン状態と呼ぶ)になった場合、処理を続行できなくなる。オフライン状態になっても処理を継続するための方法として、事前にデータを端末にダウンロードしておく方法がある。
例えば、下記の特許文献2では、簡易ドキュメントデータと簡易編集アプリを端末内に保存しておき、サーバとの通信が切断されたと判定すると簡易編集アプリを使用して簡易ドキュメントの編集を可能にする方法が開示されている。
米国特許出願公開第2006/0200681号明細書 特開2007−34686号公報
クライアントサーバ環境において、オフライン状態でも処理を行うにあたり、従来技術では、端末側に保存したデータを処理するための必要なアプリが端末に既に入っていることが前提であった。このため、端末側のアプリで使用できるかどうかをユーザが意識して持ち出すデータを選別する必要があり、もし対応したアプリが端末になければ、持ち出したデータをオフラインで処理できないという課題があった。
また、オンライン時に所定のタイミングで端末に持ち出すデータは端末内に保存するため、持ち出し時にオンライン操作する端末を、オフライン時にも使用する必要があった。そのため、例えばオフィスのデスクトップ端末でオンライン操作をした後、手持ちするノート型端末でオフライン操作することはできないという課題があった。
開示されるのは、オフライン状態で処理を行う際の、高い利便性を備えたクライアントサーバシステムおよびそのプログラムである。
具体的な一つの態様において、ユーザが遠隔から端末を使用してサーバを操作している間に、サーバ上の所定のデータを端末内でオフライン処理できるアプリが端末にあるかどうかを調べ、端末に処理可能なアプリがなかった場合に端末にアプリを追加、または、更新し、端末内の記憶装置(以下、内部記憶装置と呼ぶ)に上記サーバ上の所定のデータを格納し、オフライン状態になったときに、上記記憶装置に格納したデータを端末内のアプリで処理する、という特徴を備える。
また、他の態様において、データの保存先を、端末内ではなく端末外の装置(例えば、USBメモリ、可搬型ハードディスク装置、携帯電話、スマートフォン、スレート端末など。以下、外部記憶装置と呼ぶ)とし、端末と外部記憶装置を接続して、外部記憶装置に保存されたデータを端末で利用可能にし、外部記憶装置にデータを格納する際に、データの形式を変換(例えば、プレゼンテーション用のデータを文字列のみのテキストデータに変換)する、という特徴を備える。
より具体的には、端末とリモート計算機とがネットワークで接続された計算機システムにおいて、
端末とリモート計算機は、
端末がネットワークを介してリモート計算機に接続するオンライン状態において、処理されたリモート計算機のファイルデータについて、当該端末にネットワークを介さずに接続された記憶装置に格納されているファイルデータの更新による同期処理を行い、
端末は、
リモート計算機に接続されていないオフライン状態で、記憶装置に格納されたファイルデータを処理可能か判定し、
処理可能でない場合は、オフライン状態でファイルデータを処理できるようにし、
記憶装置に格納したファイルデータをオフライン状態で処理する、ことを特徴とするものである。
同期処理として、例えば、
端末は、当該端末に格納されているファイルデータ情報を、リモート計算機に送信し、
リモート計算機は、
当該リモート計算機に格納されているアプリが使用中のファイルデータ情報と、端末から送信されたファイルデータ情報とを比較し、
同期の対象となるファイルデータを、端末に送信し、
端末は、受信したファイルデータを用いて、当該端末に格納されているファイルデータを更新するように構成しても良い。
また、オフライン状態で記憶装置に格納されたファイルデータを処理可能か判定する処理として、例えば、端末と、リモート計算機は、リモート計算機にインストールされている、ファイルデータを処理するアプリと互換性のあるアプリが、端末にインストールされているかを調べるように構成しても良い。
さらに、互換性のあるアプリが当該端末にインストールされていない場合は、オフライン状態でファイルデータを処理できるようにする処理として、例えば、端末は、追加、又は、更新が必要なアプリを、ネットワークに接続されているアプリ管理計算機から取得し、インストールするように構成しても良い。
さらに、同期処理において、例えば、
端末は、更新されたファイルデータを、端末とリモート計算機とにネットワークで接続されたファイル変換計算機に送信し、
ファイル変換計算機は、
ファイルデータを他のデータ形式に変換し、
変換されたファイルデータを端末に送信し、
端末は、変換されたファイルデータを当該端末に接続された記憶装置に格納するように構成しても良い。
端末は、
更新されたファイルデータを処理できるアプリがインストールされていない場合は、処理対象の更新されたファイルデータに対応する変換されたファイルデータを処理できる代替アプリがインストールされているか否かを調べ、
代替アプリがインストールされていれば、変換されたファイルデータを代替アプリで処理し、
代替アプリがインストールされていなければ、処理できないことを利用者に通知するように構成しても良い。
上記態様によれば、オフライン状態で処理を継続するための準備作業が不要となり、突然の出張など、緊急にオフライン環境に移動が必要となってもすぐに移動可能となる。また、端末に当初アプリが入っていない状態でもオフライン作業可能となる。
また、オンライン状態で操作する端末と、オフライン状態で使用する端末は別で良く、例えば、組織内の自席では外部記憶装置を接続した状態でデスクトップ型端末を使用し、出張時には、外部記憶装置とノート型端末を持出してオフライン状態での処理を行うことが可能となる。
開示によれば、オフライン状態で処理を行う際の、高い利便性を備えたクライアントサーバシステムを実現可能になる。
第1実施形態におけるオフライン対応クライアントサーバシステムの概略を例示する図である。 図1に示した端末の構成を例示する図である。 図1に示したリモート計算機の構成を例示する図である。 図1に示したアプリ管理計算機の構成を例示する図である。 図2に示したクライアント業務アプリリストデータの構成を例示する図である。 図2に示した業務ファイルリストデータの構成を例示する図である。 図3に示したサーバ業務アプリリストデータの構成を例示する図である。 図4に示した管理アプリリストデータの構成を例示する図である。 第1実施形態におけるオフライン対応クライアントサーバシステムの動作を例示するフローチャートである。 第1実施形態におけるアプリ更新処理の動作を例示する時系列のフローチャートである。 第1実施形態におけるファイルダウンロード処理の動作を例示する時系列のフローチャートである。 第2実施形態におけるオフライン対応クライアントサーバシステムの概略を例示する図である。 図12に示した端末の構成を例示する図である。 図12に示した外部記憶装置の構成を例示する図である。 図12に示したファイル変換計算機の構成を例示する図である。 図14に示した業務ファイルリストデータの構成を例示する図である。 図14に示した変換ファイルリストデータの構成を例示する図である。 図15に示したファイル変換リストデータの構成を例示する図である。 第2実施形態におけるファイルダウンロード処理の動作を例示する時系列のフローチャートである。
以下、図1から図11を用いて第1実施形態を説明する。まず、図1から図8を用いて第1実施形態に係るシステムの構成を説明する。
図1は、オフライン対応クライアントサーバシステムの全体の概略構成を例示する。端末101とリモート計算機102とアプリ管理計算機103はネットワーク104を介して互いに通信をすることができる。
第1実施形態は、オンライン(端末101が、ネットワーク104を介して、リモート計算機102に接続している)状態では、ユーザ105は端末101を操作し、リモート計算機102を遠隔操作することで業務を行うことができる形態である。また、オフライン(端末101が、リモート計算機102に接続していない)状態では、ユーザ105は端末101を操作し、端末101内のアプリとデータを使用して業務を行うことができる形態である。
図2は、端末101の構成を例示する。端末101は、メモリ201と、内部記憶装置202と、バスなどの内部通信線(バスという)203と、プロセッサ204と、I/Oハードウェア205と、通信ハードウェア206と、モニタ207と、キーボード208と、マウス209とを含んで構成される。プロセッサ204は、プログラムの処理をおこなう装置である。
内部記憶装置202は、ハードディスクや不揮発性メモリなどであり、プログラムやデータを格納する装置である。メモリ201は、実行するプログラムの格納や、一時的なデータの格納をおこなうための記憶装置である。I/Oハードウェア205は、モニタ207への出力とキーボード208とマウス209からの入力を制御する装置である。通信ハードウェア206は、他の計算機との間のネットワーク回線を制御する装置である。内部記憶装置202には、本実施形態におけるオフライン対応クライアントサーバシステムを実現するためのプログラムと各種データが格納される。
プログラムとしては、OS(Operating System)プログラム210、リモート操作クライアントプログラム211、クライアント管理プログラム212、クライアント内業務アプリプログラム213がインストールされる。データとしては、クライアント業務アプリリストデータ214、業務ファイルリストデータ215、クライアント業務ファイル216が格納される。メモリ201には、内部記憶装置202上のOSプログラム210が、プロセッサ204によりロードされ、実行される。
OSプログラム210は、I/Oハードウェア205の制御、内部記憶装置202からのデータのメモリ201へのロードなどを行う。また、プロセッサ204が実行するOSプログラム210の制御により、内部記憶装置202から、リモート操作クライアントプログラム211、クライアント管理プログラム212、クライアント内業務アプリプログラム213がメモリ201にロードされ、実行される。
図3は、リモート計算機102の構成を例示する。リモート計算機102は、メモリ201と、内部記憶装置202と、バス203と、プロセッサ204と、通信ハードウェア206とを含んで構成される。内部記憶装置202には、本実施形態におけるオフライン対応クライアントサーバシステムを実現するためのプログラムと各種データが格納される。
プログラムとしては、OSプログラム300、リモート操作サーバプログラム301、サーバ管理プログラム302、サーバ内業務アプリプログラム303がインストールされる。データとしては、サーバ業務アプリリストデータ304、サーバ業務ファイル305が格納される。メモリ201には、内部記憶装置202上のOSプログラム300が、プロセッサ204によりロードされ、実行される。
OSプログラム300は、内部記憶装置202からのデータのメモリ201へのロードなどを行う。また、プロセッサ204が実行するOSプログラム300の制御により、内部記憶装置202から、リモート操作サーバプログラム301、サーバ管理プログラム302、サーバ内業務アプリプログラム303がメモリ201にロードされ、実行される。
図4は、アプリ管理計算機103の構成を例示する。アプリ管理計算機103は、メモリ201と、内部記憶装置202と、バス203と、プロセッサ204と、通信ハードウェア206とを含んで構成される。内部記憶装置202には、本実施形態におけるオフライン対応クライアントサーバシステムを実現するためのプログラムと各種データが格納される。
プログラムとしては、OSプログラム400、アプリ管理プログラム401がインストールされる。データとしては、管理アプリリストデータ402、アプリインストールプログラム403が格納される。メモリ201には、内部記憶装置202上のOSプログラム400が、プロセッサ204によりロードされ、実行される。
OSプログラム400は、内部記憶装置202からのデータのメモリ201へのロードなどを行う。また、プロセッサ204が実行するOSプログラム400の制御により、内部記憶装置202から、アプリインストールプログラム403がメモリ201にロードされ、実行される。
図5は、図2に示したクライアント業務アプリリストデータ214の構成を例示する。図5に示すように、クライアント業務アプリリストデータ214は、アプリID501、アプリ名称502、バージョン503の各フィールドを含んで構成されている。
アプリID501は、オフライン状態の端末101上で稼働するアプリについて一意となる識別子を記載するフィールドである。アプリ名称502は、アプリID501に対応するアプリの名称を記載するフィールドである。バージョン503は、アプリID501に対応するアプリの端末101内にインストールされているバージョンを記載するフィールドである。クライアント業務アプリリストデータ214には、オフライン状態において端末101上で稼働するアプリの一覧を記載しておく。
図6は、図2に示した業務ファイルリストデータ215の構成を説明する図である。図6に示すように、業務ファイルリストデータ215は、ファイルID601、アプリID602、ファイル状態603、リモート計算機上ファイルパス604、端末上ファイルパス605、リモート更新日時606の各フィールドを含んで構成されている。
ファイルID601は、オフライン状態の端末101上で処理するデータファイルについて一意となる識別子を記載するフィールドである。アプリID602は、ファイルID601に対応するファイルを処理するアプリの識別子を記載するフィールドである。ファイル状態603は、オンライン状態で端末からリモート計算機102をリモート操作した後、リモート操作を終了する時点で、ファイルID601に対応するファイルがリモート計算機102上のアプリで使用中の状態(例えば、アプリによってユーザがファイルの内容の閲覧や変更できる状態)だったかどうかを記載するフィールドである。リモート計算機上ファイルパス604は、ファイルID601に対応するファイルのリモート計算機102上での保存場所(ファイルパス)を記載するフィールドである。
端末上ファイルパス605は、端末101上での、ファイルID601に対応するファイルの保存場所(ファイルパス)を記載するフィールドである。リモート更新日時606は、ファイルID601に対応するファイルのリモート計算機102上での更新日時を記載するフィールドである。
図7は、図3に示したサーバ業務アプリリストデータ304の構成を説明する図である。図7に示すように、サーバ業務アプリリストデータ304は、アプリID501、アプリ名称502、バージョン503の各フィールドを含んで構成されている。サーバ業務アプリリストデータ304には、リモート計算機102で稼働するアプリのうちで、端末101がオフライン状態でも使用するアプリの一覧を記載しておく。
図8は、図4に示した管理アプリリストデータ402の構成を説明する図である。図8に示すように、管理アプリリストデータ402は、アプリID501、アプリ名称502、バージョン503の各フィールドを含んで構成されている。管理アプリリストデータ402には、リモート計算機102で稼働するアプリのうちで、端末101がオフライン状態でも使用するアプリの一覧を記載しておく。
次に、図9から図11を用いて第1実施形態に係るシステムの動作を説明する。
なお、以下説明する各処理は、プロセッサが上述の各プログラムを実行することにより計算機上に具現化される処理部により実現されるものであるが、説明の便宜上、プログラムを実行主体として説明する。
図9は、第1実施形態におけるオフライン対応クライアントサーバシステム全体の動作を説明するフローチャートである。まず、ユーザ105が端末101を起動すると、端末101で動作を開始したクライアント管理プログラム212は、オフライン業務を行うかどうかをユーザ105に問い合わせる(S902)。
S902において、オフライン業務を実施するという回答をユーザ105から得た場合には、端末101でアプリを実行する(S912)。具体的には、業務ファイルリストデータ215の内容に従って、ファイル状態603がアプリ使用中のファイルに対して、該当アプリID602に対応するアプリで端末上ファイルパス605に記載のクライアント業務ファイル216を開く処理を行う。
この処理により、オンライン状態でリモート計算機を遠隔操作していた時点でのアプリの状態が、オフライン状態の端末で再現されるため、ユーザは端末でファイルを選択してアプリを開始する作業が不要となりオンラインでの業務からオフラインでの業務に容易に切り替えることができるようになる。
また、ユーザの指示に従い、ファイル状態がアプリ不使用のファイルに対しても、該当ファイルを開く処理を行う。
この処理により、オンライン状態でリモート計算機を遠隔操作していた時点では不使用状態だったファイルに対してもオフライン状態で使用することができるようになる。
その後、ユーザ105の指示や起動したアプリが全て終了したことを検出した時や、ユーザ105の指示など、所定の方法によりオフライン業務の終了を検出する(S913)と、端末101からリモート計算機102へのネットワーク接続が可能かどうかを調査し(S914)、リモート計算機102へのネットワーク接続が可能であればオンライン業務をするかどうかをユーザ105に問い合わせる(S915)。S915にて、オンライン業務をしないという回答の場合は、処理を終了する(S911)。
S902において、オフライン業務を実施しないという回答をユーザ105から得た場合、または、S914にて、オンライン業務をするという回答を得た場合は、クライアント管理プログラム212は、リモート操作クライアントプログラム211に対してリモート計算機102のリモート操作サーバプログラム301へ接続指示を出す。リモート計算機102に接続できなかった場合(S903でNo)は、オフライン処理(S912)を実行する。
S903にてリモート計算機102に接続できた場合(S903でYes)、クライアント管理プログラム212は、端末101でオフライン用アプリが稼働中であれば、終了(S904)する。その後、端末101でオフライン状態の時に更新されたクライアント業務ファイル216があれば、リモート計算機102にアップロードする(S905)。
ここで、オフライン状態の時に更新されたクライアント業務ファイル216は、今回の、端末101の起動後に、S912のアプリ実行においてユーザが更新した業務ファイルと、今回より前の端末101の起動後に、S912のアプリ実行においてユーザが更新した業務ファイルとを含む、リモート計算機102に未だアップロードしていないファイルをすべて含む。
具体的には、クライアント管理プログラム212は、業務ファイルリストデータ215の内容に従って、各ファイルについてリモート更新日時と端末101内のファイルの更新日時を比較して、端末101内のファイルの更新日時が後の場合、そのファイルをサーバ管理プログラム302へ送信する。
サーバ管理プログラム302は、受信したファイルをリモート計算機102内のサーバ業務ファイル305に格納、つまり、ユーザ105に確認して上書き保存する。
さらに、オフライン状態でもファイルを処理可能か判定する。処理可能でない場合は、処理可能となるように、端末101に対して、必要なアプリの追加または更新を行う(S906、詳細は図10を用いて説明する)。
なお、上記S905とS906の処理の順序は問わず、先にS906の処理を実行した後に、S905の処理を実行しても良い。
図10は、S906の処理の詳細を示した時系列のフローチャートである。
S906の処理では、まず、サーバ管理プログラム302はサーバ業務アプリリストデータ304の内容をクライアント管理プログラム212に送信する(S1001)。クライアント管理プログラム212は、オフライン状態でもファイルを処理可能か判定するため、受信したサーバ業務アプリリストデータ304の内容と、クライアント業務アプリリストデータ215の内容を比較し、処理可能でなければ、処理可能となるように、クライアント業務アプリリストデータ215に無いアプリと更新が必要なアプリを、要追加・要更新アプリとして抽出する(S1002)。
処理可能な場合とは、例えば、オフライン状態で使用するアプリについて端末101のアプリとリモート計算機102のアプリとが、バージョンを含めて同一である場合である。
処理可能でない、すなわち、更新が必要な場合とは、たとえば、同じアプリでも計算機101にインストールされているアプリのバージョンがリモート計算機102のアプリより古い場合である。ただしバージョンが古くても扱うデータファイルやアプリそのものに互換性があるものや、異なるアプリでも互換性があるものは更新不要と判断するよう、抽出規則を定めても良い。
クライアント管理プログラム212は、抽出した要追加・要更新アプリのリストをアプリ管理プログラム401に送信する(S1003)。
アプリ管理プログラム401は、要追加・要更新アプリリストに記載されたアプリのインストールプログラム403をクライアント管理プログラム212に送信する。クライアント管理プログラム212は、受信したアプリインストールプログラム403を実行し、端末101にアプリをインストールし、追加または更新する(S1005)。また、インストールしたアプリの情報をクライアント業務アプリリストデータ215に反映する(S1006)。
S906の処理が完了すると、リモート操作が可能になり、ユーザ105はリモート計算機102のリモート操作を開始し(S907)、業務を実施する。例えば、サーバ業務ファイル305をサーバ内業務アプリプログラム303で開き、閲覧や編集などを実施する。
ここで、オフライン対応クライアントサーバシステムは、ユーザの指示や、ネットワーク不良によるリモート操作接続の切断発生により、リモート操作が終了したことを検出する(S908)まで、リモート計算機102上で開いたファイルについて、端末101に格納されているファイルを更新し、同期する処理を所定のタイミングで実施する(S909)。所定のタイミングとは、例えば一定時間ごと、内部記憶装置202上のファイルが更新されたタイミング、アプリがテンポラリファイルとして別名保存したタイミングなどである。
図11は、S909の同期処理の詳細を示した時系列のフローチャートである。S909の処理では、まずクライアント管理プログラム212は業務ファイルリストデータ215の内容をサーバ管理プログラム302に送信する(S1101)。
サーバ管理プログラム302は、サーバ業務アプリリストデータ304記載のアプリについて、該当のアプリが使用中のデータファイルのリストを取得する(S1102)。S1102で取得した使用中ファイルのリストとS1101で受信した業務ファイルリストデータ215の内容を比較し、業務ファイルリストデータ215に記載のない使用中ファイルと、業務ファイルリストデータ215記載のリモート更新日時606がリモート計算機102内の該当ファイルの更新日時より古いファイルとを同期対象ファイルして抽出する(S1103)。そして、同期対象ファイルの内容をクライアント管理プログラム212に送信する(S1104)。
クライアント管理プログラム212は、受信したファイルを端末101に保存して、ファイルを更新する(S1105)。また、受信したファイルの内容に従い、業務ファイルリストデータ215を更新する(S1106)。
なお、S1104にて、サーバ管理プログラム302が送付するファイルの内容は、受信した業務ファイルリストデータ215の内容に従い、既に送信済みのファイルの内容との差分とし、S1105にてクライアント管理プログラム212が保存するファイルの内容は差分の部分とすることもできる。
その後S908において、リモート接続の切断を検出した際には、オフライン業務をするかどうかをユーザ105に問い合わせて(S910)、オフライン業務をする回答を得た場合はオフライン処理(S912)を実行する。オフライン業務をしないという回答を得た場合には処理を終了する(S911)。
上記のように、第1の実施形態によれば、オンラインでリモート計算機を遠隔操作中に使用中のアプリとデータが端末にダウンロードされ、オフライン状態での端末上で使用可能となる。このため、ユーザ105は、オフライン状態で処理を継続するための準備作業が不要となり、突然の出張など、緊急にオフライン環境に移動が必要となってもすぐに移動可能となる。また、当初アプリがインストールされていない端末であってもオフライン作業可能となる。
なお、第1実施形態では、オフライン状態で端末101にて使用するデータをリモート計算機102から送信する場合に、データ管理サーバを設け、データを中継させる方法を用いてもよい。
次に、第2実施形態を説明する。まず、図12から図18、図3、図4を用いて第2実施形態に係るシステムの構成を説明する。
図12は、オフライン対応クライアントサーバシステムの全体の概略構成を例示する。据置型の端末計算機1201とリモート計算機102とアプリ管理計算機103とファイル変換計算機1202はネットワーク104を介して互いに通信をすることができる。
第2実施形態は、ユーザ105は据置型の端末計算機1201を操作してリモート計算機102に接続し、リモート計算機102を遠隔操作することで業務を行うことができる形態である。据置型の端末計算機1201には着脱可能な外部記憶装置1203が接続される。外部記憶装置1203には、オフライン状態で使用するデータファイルが格納される。外部記憶装置1203としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)で接続されるメモリやポータブルハードディスクドライブ、スマートフォン、携帯電話などが該当する。
外部記憶装置1203に格納されるオフライン状態で使用するデータファイルには、リモート計算機102上のデータファイルと、そのデータファイルをファイル変換計算機1202で変換したファイル(以下、変換ファイル)を含む。その後、ユーザ105は外部接続装置1203を、端末1201から取り外し、可搬型の端末1204に接続してデータファイルをオフライン状態で使用することができる。
可搬型端末1204の構成は、据置型の端末1201と同様であるが、インストールされるクライアント業務アプリプログラムが据置型の端末1201とは異なってもよい。可搬型端末1204にインストールされるクライアント業務アプリプログラムを想定して、データファイルをファイル変換計算機1202が変換して、変換ファイルとして外部記憶装置1203に格納することで、可搬型端末1204にインストールされるクライアント業務アプリプログラムを使用してオフライン状態でデータファイルを処理することができるようになる。
図13は、第2実施形態の端末1201の構成を例示する。第2実施形態の端末1201の構成は、第1実施形態の端末101と同様であるが、I/Oハードウェア205を介して外部記憶装置1203が接続される点が異なる。
リモート計算機102の構成は、第1実施形態と同様、図3に示す構成である。また、アプリ管理計算機103の構成は、第1実施形態と同様、図4に示す構成である。
図14は、外部記憶装置1203の構成を例示する。外部記憶装置1203には、業務ファイルリストデータ1403、クライアント業務ファイル216、変換ファイルリストデータ1401、変換ファイル1402が格納される。変換ファイル1402とは、クライアント業務ファイル216をファイル変換計算機1202により変換したファイルであり、可搬型端末1204で使用される。
図15は、ファイル変換計算機1202の構成を例示する。ファイル変換計算機1202の構成は、第1実施形態のアプリ管理計算機103と同様であるが、内部記憶装置202に、ファイル変換プログラム1501、ファイル変換リストデータ1502が格納され、ファイル変換プログラム1501が、プロセッサ204が実行するOSプログラム1500の制御により実行される。
図16は、図14に示した業務ファイルリストデータ1403の構成を説明する図である。業務ファイルリストデータ1403は、第1実施形態の業務ファイルリストデータ215と同様であるが、変換ファイルID1601のフィールドが追加されている。変換ファイルID1601は、ファイルID601に対応するファイルを変換した変換ファイルの識別子を記載するフィールドである。
図17は、図14に示した変換ファイルリストデータ1401の構成を説明する図である。図17に示すように、変換ファイルリストデータ1401は、変換ファイルID1701、アプリID1702、外部記憶装置上ファイルパス1703、リモート更新日時1704の各フィールドから構成される。変換ファイルID1701は、変換済ファイルの識別子を記載するフィールドである。
アプリID1702は、変換ファイルID1701に対応するファイルを処理する代替アプリの識別子を記載するフィールドである。外部記憶装置上ファイルパス1703は、変換ファイルID1701に対応するファイルの外部記憶装置1203上での保存場所(ファイルパス)を記載するフィールドである。リモート更新日時1704は、変換ファイルID1701に対応するファイルのリモート計算機102上での更新日時を記載するフィールドである。
図18は、図15に示したファイル変換リストデータ1502の構成を説明する図である。図18に示すように、ファイル変換リストデータ1502は、変換ID1801、変換前アプリID1802、変換後アプリID1803の各フィールドから構成される。変換ID1801は、ファイル変換の識別子を記載するフィールドである。変換前アプリID1802は、変換ID1801に対応する変換前のアプリIDを記載するフィールドである。変換後アプリID1803は、変換ID1801に対応する変換後のアプリIDを記載するフィールドである。
次に、図9および図19を用いて第2実施形態に係るシステムの動作を説明する。
第2実施形態において、ユーザ105が据置型端末1201を使用する場合も、可搬型端末1204を使用する場合も、システム全体の動作は、第1実施形態と同様に、図9に示すフローチャートで示される。第1実施形態と異なる点は、S905のファイルアップロードの動作と、S909のファイルダウンロードの動作と、S912の端末でのアプリ実行動作である。以下、違いのある箇所について、説明する。
S902において、クライアント管理プログラム212が、ユーザ105から、オフライン業務を実施するという回答を得た場合には、第1実施形態と同様に、端末1201でアプリを実行する(S912)。その際、アプリで開く業務ファイルは外部記憶装置1203のクライアント業務ファイル216に格納されたファイルを使用する。
具体的には、業務ファイルリストデータ1403の内容に従って、ファイル状態603がアプリ使用中のファイルに対して、該当アプリID602に対応するアプリで端末上ファイルパス605に記載のクライアント業務ファイル216を開く処理を行う。ここで、該当アプリID602に対応するアプリがクライアント業務アプリリストデータ214にない、すなわち、端末1201にインストールされていない場合には、変換ファイルID1601に記載の変換ファイルを開く処理を行う。
変換ファイルを開く処理は、業務ファイルリスト1403の変換ファイルID1601に記載の変換ファイルIDに対応するファイルについて、変換ファイルリストデータ1401の内容に従って、アプリID1702記載の代替アプリで外部記憶装置上ファイルパス1703記載のファイルを開く処理である。
変換ファイルリストデータ1401に記載の変換ファイルID1701に対応するアプリID1702記載の代替アプリが、クライアント業務アプリリストデータ214にない、すなわち、端末1201にインストールされていない場合には、ユーザ105にファイルを開くことができない旨の警告を出し、該当業務ファイルに対するアプリ起動は行わない。
S905において、端末1201でオフライン状態の時に更新されたクライアント業務ファイル216をリモート計算機102にアップロードする。第2実施形態では、業務ファイルリストデータ1403の内容に従って、各ファイルに加えて変換ファイルについてリモート更新日時と端末1201内のファイルの更新日時を比較して、端末1201内のファイルの更新日時が後の場合、そのファイルの内容をサーバ管理プログラム302へ送信する。
S909において、リモート計算機102上で開いたファイルを端末1201にダウンロードする処理を所定のタイミングで実施する。
図19は、第2実施形態におけるS909の同期処理の詳細を示した時系列のフローチャートである。
第2実施形態におけるS909の処理の中で、S1101からS1106の処理は、第1実施形態と同様である。ただし、S1105のファイルの保存先は外部記憶装置1203である。その後、クライアント管理プログラム212は、S1104で受信した同期対象ファイルを、変換対象ファイルとして、ファイル変換プログラム1501に送付する(S1901)。
ファイル変換プログラム1501は、受信した変換対象ファイルについて、ファイル変換リストデータ1502の内容に従ってファイル変換し(S1902)、変換後のファイルをクライアント管理プログラム212に送付する(S1903)。
クライアント管理プログラム212は、受信した変換後のファイルを外部記憶装置1203に保存する(S1904)。また、受信したファイルの内容に従い、業務ファイルリストデータ1403の変換ファイルIDフィールド1601と変換ファイルリストデータ1401を更新する(S1905)。
上記のように、第2の実施形態によれば、オンラインでリモート計算機102を遠隔操作中にファイルデータが外部記憶装置1203にダウンロードされ、オフライン状態での端末1204上で使用可能となる。このため、ユーザ105は、オフライン状態で処理を継続するための準備作業が不要となり、突然の出張など、緊急にオフライン環境に移動が必要となってもすぐに移動可能となる。
また、ファイルデータを外部記憶装置1203に保存するため、外部記憶装置1203を、オンラインで遠隔操作した端末1201とは異なる別の端末1204等に接続することで、別の端末でもオフライン状態でファイルデータを使用することが可能となる。
このため、オンライン状態で操作する端末と、オフライン状態で使用する端末は別で良く、例えば、組織内の自席では外部記憶装置を接続した状態でデスクトップ型端末を使用し、出張時には、外部記憶装置を外してノート型端末と一緒に持ち出すことにより、オフライン状態での処理を行うことが可能となる。
なお、第2実施形態では、オフライン状態で端末1201にて使用するデータをリモート計算機102から送信する場合に、データ管理サーバを設け、データを中継させる方法を用いてもよい。
なお、以上説明したシステムの構成や動作は、例示であり実施形態を限定するものではなく、開示する主題の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
101…端末、102…リモート計算機、103…アプリ管理計算機、104…ネットワーク、105…ユーザ、端末201…メモリ、202…記憶装置、203…バス、204…プロセッサ、205…I/Oハードウェア、206…通信ハードウェア、207…モニタ、208…キーボード、209…マウス、210…OSプログラム、211…リモート操作クライアントプログラム、212…クライアント管理プログラム、213…クライアント内業務アプリプログラム、214…クライアント業務アプリリストデータ、215…業務ファイルリストデータ、216…クライアント業務ファイル、300…OSプログラム、301…リモート操作サーバプログラム、302…サーバ管理プログラム、303…サーバ業務アプリプログラム、304…サーバ業務アプリリストデータ、305…サーバ業務ファイル、400…OSプログラム、401…アプリ管理プログラム、402…管理アプリリストデータ、403…アプリインストールプログラム、501…アプリIDフィールド、502…アプリ名称フィールド、503…バージョンフィールド、601…ファイルIDフィールド、602…アプリIDフィールド、603…ファイル状態フィールド、604…リモート計算機上ファイルパスフィールド、605…端末上ファイルパスフィールド、606…リモート更新日時フィールド、1201…端末計算機、1202…ファイル変換計算機、1203…外部記憶装置、1204…可搬型端末計算機、1401…変換ファイルリストデータ、1402…変換ファイル、1403…業務ファイルリストデータ、1501…ファイル変換プログラム、1502…ファイル変換リストデータ、1601…変換ファイルIDフィールド、1602…外部記憶装置上ファイルパスフィールド、1701…変換ファイルIDフィールド、1702…代替アプリIDフィールド、1703…外部記憶装置上ファイルパスフィールド、1704…リモート更新日時フィールド、1801…変換IDフィールド、1802…変換前アプリIDフィールド、1803…変換後アプリIDフィールド。

Claims (6)

  1. 端末とリモート計算機とがネットワークで接続された計算機システムにおいて、
    前記端末と前記リモート計算機は、
    前記端末が前記ネットワークを介して前記リモート計算機に接続するオンライン状態において、処理された前記リモート計算機のファイルデータについて、当該端末に前記ネットワークを介さずに接続された記憶装置に格納されているファイルデータの更新による同期処理を行い、
    前記端末は、
    前記リモート計算機に接続されていないオフライン状態で、前記記憶装置に格納されたファイルデータを処理可能か判定し、
    処理可能でない場合は、オフライン状態で前記ファイルデータを処理できるようにし、
    前記記憶装置に格納したファイルデータをオフライン状態で処理する
    ことを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1に記載の計算機システムにおいて、
    前記同期処理として、
    前記端末は、当該端末に格納されているファイルデータ情報を、前記リモート計算機に送信し、
    前記リモート計算機は、
    当該リモート計算機に格納されているアプリが使用中のファイルデータ情報と、前記端末から送信された前記ファイルデータ情報とを比較し、
    同期の対象となるファイルデータを、前記端末に送信し、
    前記端末は、受信したファイルデータを用いて、当該端末に格納されているファイルデータを更新する
    ことを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項1または2に記載の計算機システムにおいて、
    前記端末と、前記リモート計算機は、オフライン状態で前記記憶装置に格納されたファイルデータを処理可能か判定する処理として、前記リモート計算機にインストールされている、前記ファイルデータを処理するアプリと互換性のあるアプリが、前記端末にインストールされているかを調べる
    ことを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項3に記載の計算機システムにおいて、
    前記端末は、前記互換性のあるアプリが当該端末にインストールされていない場合は、オフライン状態で前記ファイルデータを処理できるようにする前記処理として、追加、又は、更新が必要な前記アプリを、前記ネットワークに接続されているアプリ管理計算機から取得し、インストールする
    ことを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項3に記載の計算機システムにおいて、
    前記端末と前記リモート計算機とにネットワークで接続されたファイル変換計算機を備え、
    前記端末は、前記同期処理において、更新された前記ファイルデータを、前記ファイル変換計算機に送信し、
    前記ファイル変換計算機は、
    前記ファイルデータを他のデータ形式に変換し、
    前記変換されたファイルデータを前記端末に送信し、
    前記端末は、前記変換されたファイルデータを当該端末に接続された前記記憶装置に格納する
    ことを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項5に記載の計算機システムにおいて、
    前記端末は、
    前記更新されたファイルデータを処理できるアプリがインストールされていない場合は、処理対象の前記更新されたファイルデータに対応する前記変換されたファイルデータを処理できる代替アプリがインストールされているか否かを調べ、
    前記代替アプリがインストールされていれば、前記変換されたファイルデータを前記代替アプリで処理し、
    前記代替アプリがインストールされていなければ、処理できないことを利用者に通知する
    ことを特徴とする計算機システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016018426A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 株式会社バッファロー 情報処理システム、ネットワークストレージデバイス及びプログラム
CN112350990A (zh) * 2020-09-21 2021-02-09 上海伊邦医药信息科技股份有限公司 一种第三方互联网零售收银系统离线数据同步的方法

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