JP2013003742A - データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 - Google Patents
データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013003742A JP2013003742A JP2011132679A JP2011132679A JP2013003742A JP 2013003742 A JP2013003742 A JP 2013003742A JP 2011132679 A JP2011132679 A JP 2011132679A JP 2011132679 A JP2011132679 A JP 2011132679A JP 2013003742 A JP2013003742 A JP 2013003742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- unit
- data transmission
- data
- icon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0487—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
- G06F3/0488—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
- G06F3/04883—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/724—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
- H04M1/72403—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
- H04M1/72409—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories
- H04M1/72412—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories using two-way short-range wireless interfaces
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/41—Structure of client; Structure of client peripherals
- H04N21/414—Specialised client platforms, e.g. receiver in car or embedded in a mobile appliance
- H04N21/41407—Specialised client platforms, e.g. receiver in car or embedded in a mobile appliance embedded in a portable device, e.g. video client on a mobile phone, PDA, laptop
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/41—Structure of client; Structure of client peripherals
- H04N21/422—Input-only peripherals, i.e. input devices connected to specially adapted client devices, e.g. global positioning system [GPS]
- H04N21/42204—User interfaces specially adapted for controlling a client device through a remote control device; Remote control devices therefor
- H04N21/42206—User interfaces specially adapted for controlling a client device through a remote control device; Remote control devices therefor characterized by hardware details
- H04N21/42224—Touch pad or touch panel provided on the remote control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2250/00—Details of telephonic subscriber devices
- H04M2250/22—Details of telephonic subscriber devices including a touch pad, a touch sensor or a touch detector
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【課題】ユーザがデータを送信する操作を効率的、直観的に、かつ、楽しみながら行うことができるようにする。
【解決手段】表示部11aが、データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、データの送信対象となる各装置を示す複数の装置特定情報をアイコンの周囲に表示し、タッチセンサ部11bが、表示部11aに表示されたアイコンをユーザがタッチ操作により移動させた場合に、ユーザがアイコンを移動させた方向を検出し、装置特定情報検出部17cが、タッチセンサ部11bにより検出された方向に表示されている装置特定情報を検出し、データ送受信制御部17dが、装置特定情報検出部17cにより検出された装置特定情報に対するデータの送信を制御する。
【選択図】図3
【解決手段】表示部11aが、データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、データの送信対象となる各装置を示す複数の装置特定情報をアイコンの周囲に表示し、タッチセンサ部11bが、表示部11aに表示されたアイコンをユーザがタッチ操作により移動させた場合に、ユーザがアイコンを移動させた方向を検出し、装置特定情報検出部17cが、タッチセンサ部11bにより検出された方向に表示されている装置特定情報を検出し、データ送受信制御部17dが、装置特定情報検出部17cにより検出された装置特定情報に対するデータの送信を制御する。
【選択図】図3
Description
本発明は、データを送信するデータ送信操作機器、および、データ送信制御方法に関する。
近年、タッチパネルを備えた携帯型の情報通信端末が広く普及している。また、テレビ受像機やブルーレイディスクレコーダーなどの映像機器にネットワーク接続機能が標準で搭載され、これらの映像機器と情報通信端末との間でデータの送受信を行うことが可能となってきている。
ユーザがデータの送信を行う場合、ユーザは、例えば、メニュー画面からデータの送信を指示するコマンドを選択する必要がある。しかし、このようなユーザインターフェースは、データを送信するという処理と、その処理の実行を指示するユーザの操作との間の関連をユーザに十分感じさせるものではない。
この点を改善するため、特許文献1には、ユーザが赤外線通信によりデータを送信するため、表示部に表示されたそのデータのアイコンに対してユーザが摺動動作を行った場合に、そのアイコンが赤外線ポートの方向に移動するアニメーションを表示部に表示させる技術が開示されている。
しかし、この特許文献1の技術は、複数のデータの送信先の候補の中から、ユーザにデータの送信先を選択させるものではない。ユーザにデータの送信先を選択させる技術として、特許文献2には、複数の入力映像と、入力映像の複数の出力先とをタッチパネルの画面に表示し、それらの中から、入力映像とその入力映像を出力する出力先とをユーザにタッチ操作で設定させる技術が開示されている。
しかしながら、上述した特許文献2の技術では、入力映像を選択するためのタッチ操作と、その入力映像を出力する出力先を選択するためのタッチ操作を、それぞれ1回ずつ行う必要があるため操作が煩雑であり、また、ユーザがその操作を楽しみながらできるようにするものでもなかった。
本発明は、上記実情に鑑み、ユーザがデータを送信する操作を効率的、直観的に、かつ、楽しみながら行うことができるようにするデータ送信操作機器、および、データ送信制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、データの送信操作をユーザから受け付けるデータ送信操作機器であって、前記データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、前記データの送信対象となる各装置を示す複数の装置特定情報を前記アイコンの周囲に表示する表示部と、該表示部に表示された前記アイコンをユーザが前記タッチ操作により移動させた場合に、該ユーザが前記アイコンを移動させた方向を検出するタッチセンサ部と、該タッチセンサ部により検出された方向に表示されている装置特定情報を検出する装置特定情報検出部と、該装置特定情報検出部により検出された装置特定情報に対応する装置に対する前記データの送信を制御するデータ送信制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記表示部は、前記複数の装置特定情報を、各装置が設置されている方向に対応する方向に表示することを特徴とする。
本発明の第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記各装置が設置されている方向を判定する方向判定部をさらに備え、前記表示部は、該方向判定部により判定された方向に関連付けて前記複数の装置特定情報を表示することを特徴とする。
本発明の第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記データ送信操作機器が向いている方向を検出する方向検出部と、前記データ送信操作機器の位置を検出する位置検出部とをさらに備え、前記方向判定部は、前記各装置が設置されている位置の情報、前記方向検出部により検出された方向の情報、前記位置検出部により検出された位置の情報に基づいて、各装置が設置されている方向を判定することを特徴とする。
本発明の第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記データ送信操作機器の傾きを検出する傾き検出部をさらに備え、前記方向判定部は、さらに前記傾き検出部により検出された傾きの情報に基づいて、各装置が設置されている方向を判定することを特徴とする。
本発明の第6の技術手段は、第2の技術手段において、前記各装置が設置されている方向の情報の入力をユーザから受け付ける情報受付部をさらに備え、前記表示部は、該情報受付部により受け付けられた方向の情報に基づいて、前記複数の装置特定情報を表示することを特徴とする。
本発明の第7の技術手段は、データの送信制御を行うデータ送信制御方法であって、前記データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、前記データの送信対象となる各装置を示す複数の装置特定情報を前記アイコンの周囲に表示する表示ステップと、該表示ステップにおいて表示された前記アイコンをユーザが前記タッチ操作により移動させた場合に、該ユーザが前記アイコンを移動させた方向を検出する方向検出ステップと、該方向検出ステップにおいて検出された方向に表示されている装置特定情報を検出する装置特定情報検出ステップと、該装置特定情報検出ステップにおいて検出された装置特定情報に対応する装置に対する前記データの送信を制御するデータ送信制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、データの送信対象となる各装置を示す複数の装置特定情報をアイコンの周囲に表示し、表示されたアイコンをユーザがタッチ操作により移動させた場合に、ユーザがアイコンを移動させた方向を検出し、検出された方向に表示されている装置特定情報を検出し、検出された装置特定情報に対応する装置に対するデータの送信を制御することとしたので、ユーザがデータを送信する操作を効率的、直観的に、かつ、楽しみながら行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ送信処理の概念について説明する図である。図1には、携帯端末10との間でデータの送受信を行うパーソナルコンピュータ30、テレビ受像機31、レコーダ32が示されている。送受信されるデータは、例えば、動画や音楽などのコンテンツデータである。ここで、携帯端末10は、本発明に係るデータ送信操作機器の一例となるものである。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ送信処理の概念について説明する図である。図1には、携帯端末10との間でデータの送受信を行うパーソナルコンピュータ30、テレビ受像機31、レコーダ32が示されている。送受信されるデータは、例えば、動画や音楽などのコンテンツデータである。ここで、携帯端末10は、本発明に係るデータ送信操作機器の一例となるものである。
本発明では、携帯端末10の録画リスト画面(録画した番組のリスト画面)において、ユーザが番組を選択し、所定の操作を行った場合、例えば、「視聴」操作のための所定のタップ操作を選択した場合に、データ送信処理に遷移するものとしている。これにより、操作性を向上することができる。以下の実施例においても同様のものとする。
データの送信対象となる各装置30〜32にデータを送信する場合、携帯端末10は、送信対象となるデータのアイコン21を、タッチパネル画面20にユーザのタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、データの送信対象となる送信先装置30〜32を示す複数の装置特定情報22a〜22cをアイコン21の周囲に表示する。
そして、携帯端末10は、タッチパネル画面20に表示されたアイコン21をユーザがタッチ操作により移動させた場合に、ユーザがアイコン21を移動させた方向を検出し、さらに検出した方向に表示されている装置特定情報22a〜22cを検出する。その後、携帯端末10は、検出した装置特定情報22a〜22cに対応する送信先装置に、アイコン21が示すデータを送信する処理を行う。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るデータ送信処理の一例を示す図である。図2には、アイコン21がユーザのタッチ操作により装置特定情報22cの方向に移動した場合について示されている。この場合、携帯端末10は、アイコン21が移動した方向に表示されている装置特定情報22cを検出し、その装置特定情報22cに対応するレコーダ32にデータを送信する。
このような処理を行うことにより、ユーザはデータの送信先を選択し、選択した送信先にデータを送信する処理を一回の操作で効率的に行うことができる。また、ユーザがアイコン21を装置特定情報22a〜22cが表示されている方向に移動させた場合に、その方向にある装置特定情報に対応する送信先装置にデータが送信されるので、ユーザはその操作を直感的に楽しみながら行うことができる。
なお、ここでは、データを送信する装置を携帯端末10としたが、パーソナルコンピュータ30やテレビ受像機31、レコーダ32などの多機能リモコンであって、データの送信操作をユーザから受け付ける機能を有するものであれば、他の装置であってもよい。
また、タッチ操作とは、タッチパネル画面20に指をつけたまま、指を上下左右にスライドさせるドラッグ操作や、タッチパネル画面20上を指ではじくフリック操作などの操作である。これらのことは、以下の実施形態においても同様に当てはまる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る携帯端末10の構成の一例を示す図である。携帯端末10は、タッチパネル部11、公衆回線通信用アンテナ12、公衆回線通信部13、ネットワーク通信用アンテナ14、ネットワーク通信部15、記憶部16、制御部17を備える。
タッチパネル部11は、情報の表示を行うとともに、ユーザからの情報の入力を受け付ける表示・入力デバイスである。このタッチパネル部11は、表示部11a、タッチセンサ部11bを備える。表示部11aは、液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。タッチセンサ部11bは、表示部11aに表示された画面上の、ユーザによりタッチされた位置を検出するセンサ部である。
公衆回線通信用アンテナ12は、ユーザが公衆回線を介して通信や通話を行う場合に、通信や通話用の電波の送受信を行うアンテナである。公衆回線通信部12は、公衆回線を介して通信処理や通話処理を行う処理部である。
ネットワーク通信用アンテナ14は、携帯端末10が無線ネットワークを介して他の装置と通信を行う場合に、通信用の電波の送受信を行うアンテナである。ネットワーク通信部15は、携帯端末10が無線ネットワークを介して他の装置と通信を行う場合に、他の装置と接続し、通信処理を行う処理部である。例えば、ネットワーク通信部15は、無指向性の通信である無線LANやBluetooth(登録商標)の規格に基づいて通信を行う。
記憶部16は、メモリやハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部16は、送信データ16a、表示位置情報16bなどを記憶する。送信データ16aは、他の装置に送信するデータである。表示位置情報16bは、図1に示すタッチパネル画面20において、送信対象となるデータのアイコン21や、装置特定情報22a〜22cを表示するタッチパネル画面20上の座標の情報である。
ここで、装置特定情報22a〜22cを表示する位置の座標は、装置特定情報22a〜22cがアイコン21の周囲に表示されるように設定される。表示位置情報16bは、ユーザにより予め登録され、データの送信時には、予め登録された位置にアイコン21や装置特定情報22a〜22cが表示される。
なお、装置特定情報22a〜22cの表示位置は、一旦装置特定情報22a〜22cがタッチパネル画面20に表示された後に変更されてもよい。具体的には、ユーザが、タッチ操作により、装置特定情報22a〜22cの新たな表示位置を指定した場合に、ユーザにより指定されたタッチパネル画面20上の座標の情報が表示位置情報16bとして記憶部16に記憶される。そして、その座標に対応する位置に装置特定情報22a〜22cの表示位置が変更される。
また、装置特定情報22a〜22cを表示するタッチパネル画面20上の座標の情報は、予め表示位置情報16bに登録しておく必要は必ずしもない。例えば、図1に示した表示画面を表示するようにユーザから指示を受け付けた場合に、ネットワーク通信部15がパーソナルコンピュータ30やテレビ受像機31、レコーダ32などの装置との間で通信を行ってデータの送信先となり得る装置を検出し、後に説明する表示制御部17bが、検出した装置に対応する装置特定情報22a〜22cの表示間隔を調整した上で、装置特定情報22a〜22cをタッチパネル画面20に表示させることとしてもよい。
制御部17は、携帯端末10を全体的に制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御デバイスである。この制御部17は、情報受付部17a、表示制御部17b、装置特定情報検出部17c、データ送受信制御部17dを備える。
情報受付部17aは、ユーザがタッチパネル部11を介して入力した情報を受け付ける処理部である。例えば、この情報受付部17aは、一旦装置特定情報22a〜22cがタッチパネル画面20に表示された後、装置特定情報22a〜22cの新たな表示位置の指定をユーザから受け付けた場合に、ユーザにより指定された新たな表示位置の座標の情報をタッチセンサ部11bから取得する。そして、情報受付部17aは、取得した座標の情報を記憶部16に表示位置情報16bとして記憶する。
表示制御部17bは、表示部11aに対する情報の表示処理を制御する処理部である。例えば、表示制御部17bは、記憶部16から表示位置情報16bを読み出し、表示部11aを制御して、表示位置情報16bに登録された座標により特定される位置に、送信対象となるデータのアイコン21、および、装置特定情報22a〜22cを表示させる。
また、表示制御部17bは、ユーザがタッチパネル画面20上で指をスライドさせるタッチ動作を行った場合に、指をスライドさせた方向、距離、および、速度に応じて、アイコン21が移動するアニメーションを表示部11aに表示させる処理などを行う。
装置特定情報検出部17cは、図1に示したような画面20において、送信対象のデータのアイコン21をユーザがタッチ操作により移動させた場合に、ユーザがアイコン21を移動させた方向に最も近い位置に表示されている装置特定情報22a〜22cを検出する処理部である。
図4は、アイコン21の移動方向に最も近い位置に表示されている装置特定情報22a〜22cを検出する処理の一例について説明する図である。図4に示すように、装置特定情報検出部17cは、アイコン21の中心点を始点として、ユーザがアイコン21を移動させた方向に伸びる半直線に対して、装置特定情報22b、22cの中心から下ろす垂線の長さが最小となる装置特定情報(図4の例では、装置特定情報22c)を、ユーザがアイコン21を移動させた方向に最も近い位置に表示されている装置特定情報として検出する。なお、上記半直線に垂線を下ろせない装置特定情報(図4の例では、装置特定情報22a)については、検出対象から除外される。
図3の説明に戻ると、データ送受信制御部17dは、ネットワーク通信部15が他の装置との間で行うデータの送受信を制御する処理部である。例えば、データ送受信制御部17dは、ネットワーク通信部15に対して、装置特定情報検出部17cにより検出された装置特定情報に対応する送信先装置との間で通信を確立し、その送信先装置にデータを送信するよう要求する処理を行う。なお、装置特定情報は、送信先装置を特定するID情報と対応付けがなされているものとする。
つぎに、本発明の第1の実施形態に係るデータ送信処理の処理手順について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係るデータ送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、携帯端末10がデータの送信を行うことが可能な送信先装置が少なくとも1台あるものとする。
まず、携帯端末10の表示制御部17bは、図5に示すように、記憶部16から、データの送信対象となる送信先装置を示す装置特定情報22a〜22cの表示位置の情報を登録した表示位置情報16bを読み出す(ステップS101)。
そして、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、表示位置情報16bに登録されている表示位置に装置特定情報22a〜22cを表示させる(ステップS102)。さらに、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、表示位置情報16bに登録されている表示位置に送信対象のデータのアイコン21を表示させる(ステップS103)。
なお、ここでは、表示位置情報16bに装置特定情報22a〜22cの表示位置の情報が登録されていることとしたが、図1に示した表示画面を表示するようにユーザから指示を受け付けた場合に、ネットワーク通信部15がパーソナルコンピュータ30やテレビ受像機31、レコーダ32などの装置との間で通信を行ってデータの送信先となり得る装置を検出し、表示制御部17bが、検出した装置に対応する装置特定情報22a〜22cの表示間隔を調整した上で、装置特定情報22a〜22cをタッチパネル画面20に表示させることとしてもよい。
その後、装置特定情報検出部17cは、タッチセンサ部11bから情報を取得して、ユーザがタッチ操作によりアイコン21を移動させたか否かを判定する(ステップS104)。ユーザがアイコン21を移動させていない場合(ステップS104においてNOの場合)、装置特定情報検出部17cは、ユーザがアイコン21を移動させるまでステップS104の判定処理を繰り返す。
ユーザがアイコン21を移動させた場合(ステップS104においてYESの場合)、装置特定情報検出部17cは、タッチセンサ部11bから情報を取得して、アイコン21を移動させた方向を検出する(ステップS105)。
続いて、装置特定情報検出部17cは、検出した方向に最も近い位置に表示された装置特定情報22a〜22cを検出する(ステップS106)。そして、装置特定情報検出部17cは、装置特定情報22a〜22cの検出が成功したか否かを判定する(ステップS107)。装置特定情報22a〜22cの検出が成功しなかった場合(ステップS107においてNOの場合)、ステップS104に移行して、その後の処理が実行される。装置特定情報22a〜22cの検出が成功しなかった場合とは、例えば、図4において、アイコン21の移動方向が画面の真下であった場合などである。
装置特定情報22a〜22cの検出が成功した場合(ステップS107においてYESの場合)、データ送受信制御部17dは、ネットワーク通信部15に対して、検出された装置特定情報に対応する送信先装置との間で通信を確立するよう要求し、その送信先装置に送信対象のデータを送信させる(ステップS108)。その後、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、検出された装置特定情報22a〜22cに送信対象のデータのアイコン21が移動するアニメーションを表示し(ステップS109)、このデータ送信処理は終了する。
(第2の実施形態)
つぎに、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、タッチパネル画面20において、データの送信対象となる送信先装置が設置されている方向に装置特定情報22a〜22cを表示する場合について説明する。
つぎに、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、タッチパネル画面20において、データの送信対象となる送信先装置が設置されている方向に装置特定情報22a〜22cを表示する場合について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るデータ送信処理の概念について説明する図である。図6には、データを送信する携帯端末10と、携帯端末10からデータを受信するパーソナルコンピュータ30、テレビ受像機31、レコーダ32が示されている。
図6の場合も、図1の場合と同様、携帯端末10は、タッチパネル画面20に送信対象となるデータのアイコン21を、ユーザのタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、各送信先装置30〜32を示す複数の装置特定情報22a〜22cをアイコン21の周囲に表示する。
ただし、図6の場合、各装置特定情報22a〜22cは、各装置特定情報22a〜22cが示す送信先装置30〜32が設置されている方向に表示される。そして、携帯端末10は、タッチパネル画面20に表示されたアイコン21をユーザがタッチ操作により移動させた場合に、ユーザがアイコン21を移動させた方向を検出し、検出された方向に表示されている装置特定情報22a〜22cを検出する。その後、携帯端末10は、検出された装置特定情報22a〜22cに対応する送信先装置にデータを送信する処理を行う。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るデータ送信処理の一例を示す図である。図7は、アイコン21をユーザがタッチ操作により装置特定情報22aの方向に移動させた場合を示している。この場合、携帯端末10は、ユーザがアイコン21を移動させた方向に表示されている装置特定情報22aを検出し、その装置特定情報22aに対応するパーソナルコンピュータ30にデータを送信する。
上記のように、ユーザは実際に送信先装置が設置されている方向にアイコン21を移動させることにより、データを送信することができるようになるので、素早く直感的にデータの送信処理を携帯端末10に指示することができる。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係る携帯端末10の構成について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係る携帯端末10の構成の一例を示す図である。この携帯端末10は、タッチパネル部11、公衆回線通信用アンテナ12、公衆回線通信部13、ネットワーク通信用アンテナ14、ネットワーク通信部15、記憶部16、制御部17、状態検出部18、赤外線通信部19を備える。
ここで、タッチパネル部11、公衆回線通信用アンテナ12、公衆回線通信部13、ネットワーク通信用アンテナ14、ネットワーク通信部15は、図3で説明したタッチパネル部11、公衆回線通信用アンテナ12、公衆回線通信部13、ネットワーク通信用アンテナ14、ネットワーク通信部15と同様のものであるので、ここでは説明を省略する。
記憶部16は、メモリやハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部16は、送信データ16a、送信先装置情報16cなどを記憶する。送信データ16aは、他の装置に送信するデータである。送信先装置情報16cは、データの送信対象となる送信先装置の情報である。この送信先装置情報16cは、送信先装置が設置されている方向(例えば、携帯端末10から見て北西や東北東など)の情報などを含む。
制御部17は、携帯端末10を全体的に制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御デバイスである。この制御部17は、情報受付部17a、表示制御部17b、装置特定情報検出部17c、データ送受信制御部17d、方向判定部17eを備える。
情報受付部17a、表示制御部17b、装置特定情報検出部17c、データ送受信制御部17dは、図3で説明した情報受付部17a、表示制御部17b、装置特定情報検出部17c、データ送受信部17dと同様のものであるので、ここでは説明を省略する。
方向判定部17eは、データの送信対象となる各送信先装置が、図6に示したアイコン21の表示位置からみて、どの方向にあるかを判定する処理部である。例えば、方向判定部17eは、ユーザが携帯端末10をある方向に向けた場合に、後に説明する赤外線通信部19が各装置により送信された指向性の赤外線信号を受信できたか否かを判定する。
そして、方向判定部17eは、赤外線信号を受信できた場合に、その方向にデータの送信先の候補となる送信先装置があると判定する。そして、方向判定部17eは、後に説明する状態検出部18からそのときの方向の情報(例えば、北西や東北東など)を取得し、取得した情報を記憶部16に送信先装置情報16cとして記憶する。ユーザは、携帯端末10をさまざまな方向に向け、送信先装置がある方向を状態検出部18に検出させる。
図9は、データの送信対象となる送信先装置の方向検出の一例について説明する図である。図9に示すように、テレビ受像機31は、指向性の赤外線信号をさまざまな方向に照射する赤外線通信部33を備える。また、携帯端末10の赤外線通信部19は、例えば、携帯端末10の画面上部側のキャビネット側面に設けられ、タッチパネル画面20の上部側のキャビネット側面に垂直に入射する赤外線を検出する指向性のある通信部である。また、携帯端末10の状態検出部18は、タッチパネル画面20の上部側のキャビネット側面が向いている方向を検出するものとする。
なお、前記において、赤外線通信部19の設けられた携帯端末10の上部側のキャビネット側面とは、携帯端末10の操作部が設けられた側とは反対側の側面を指しているが、キャビネットの側面であればどの面であっても良いことは言うまでもない。
また、図9には、テレビ受像機31の赤外線通信部33から照射された赤外線が、携帯端末10の赤外線通信部19に受信された状態が示されている。この場合、携帯端末10の状態検出部18は、タッチパネル画面20の上部側のキャビネット側面が向いている方向を「北西」と検出する。
そして、状態検出部18は、検出した「北西」という方向の情報をテレビ受像機31が設置されている方向として、テレビ受像機31を識別する識別情報とともに、記憶部16に送信先装置情報16cとして記憶しておく。
携帯端末10のタッチパネル画面20にテレビ受像機31の装置特定情報22bを表示する場合には、状態検出部18は、タッチパネル画面20の上部が向いている方向を再度検出する。そして、表示制御部17bは、テレビ受像機31の方向の情報を含む送信先装置情報16cを読み出し、表示部11aを制御して、アイコン21の表示位置からみて「北西」の方向に装置特定情報22bを表示させる。なお、送信先装置情報16cとして記憶された方向の情報は、テレビ受像機31から照射された赤外線が新たに受信され、テレビ受像機31の設置されている方向が検出されたときに更新される。
このように、各送信先装置30〜32が設置されている方向を検出し、検出した方向に対応する方向に装置特定情報22a〜22cを表示することにより、携帯端末10が移動したり、各送信先装置30〜32の設置位置が変更された場合でも、装置特定情報22a〜22cを適切な位置に表示することができる。
なお、同じ方向に設置されていると判定された送信先装置がある場合、方向判定部17eは、一旦判定した方向を所定の角度ずらす処理を行う。図10は、送信先装置の判定方向をずらす処理について説明する図である。
図10の例では、レコーダ32の上にテレビ受像機31が設置されている。この場合、上述のようにして方向を検出すると、テレビ受像機31とレコーダ32の方向が同じになり、タッチパネル画面20上にテレビ受像機31とレコーダ32の装置特定情報22b、22cを表示すると、装置特定情報22b、22cの表示が重なってしまう。
そのため、方向判定部17eは、テレビ受像機31あるいはレコーダ32のいずれかについて判定した方向(図10の場合は、テレビ受像機31について判定した方向)を所定の角度θだけずらす処理を行う。そして、表示制御部17bが、表示部11aを制御して、タッチパネル画面20にテレビ受像機31の装置特定情報22bを表示させる場合には、図10に示すように、所定の角度θだけずれた方向に装置特定情報22bを表示させる。
状態検出部18は、携帯端末10の方向を検出する処理部である。状態検出部18は、方向検出部18aを備える。方向検出部18aは、電子コンパスなどの、携帯端末10が向いている方向を検出するセンサである。例えば、方向検出部18aは、携帯端末10のタッチパネル画面20の上部側のキャビネット側面が向いている方向を検出する。
赤外線通信部19は、データの送信先の候補となる送信先装置との間で赤外線通信を行う処理部である。例えば、この赤外線通信部19は、指向性赤外線信号を発信する赤外線エミッタなどの赤外線通信部33を備えたパーソナルコンピュータ30、テレビ受像機31、レコーダ32などの装置と赤外線通信を行う。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係るデータ送信処理の処理手順について説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に係るデータ送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、携帯端末10がデータの送信を行うことが可能な送信先装置が少なくとも1台あるものとする。
まず、携帯端末10の方向判定部17eは、図11に示すように、各送信先装置が設置されている方向を判定する(ステップS201)。具体的には、方向判定部17eは、各送信先装置により送信された赤外線信号を赤外線通信部19が受信した際の携帯端末10の方向の情報を状態検出部18から取得し、その方向に送信先装置が設置されていると判定する。
その後、方向判定部17eは、同じ方向に設置されていると判定された送信先装置があるか否かを判定する(ステップS202)。同じ方向に設置されていると判定された送信先装置がない場合(ステップS202においてNOの場合)、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、方向判定部17eにより判定された方向に対応するタッチパネル画面20上の位置に、各送信先装置に対応する装置特定情報22a〜22cを表示させる(ステップS203)。
同じ方向に設置されていると判定された送信先装置がある場合(ステップS202においてYESの場合)、方向判定部17eは、図10に示したようにして、同じ方向に設置されていると判定された各送信先装置の方向がずれるように送信先装置の方向を所定の角度θだけずらす処理を行い(ステップS204)、ステップS203以降の処理を実行する。ステップS203の処理の後、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、送信対象のデータのアイコン21を所定の位置に表示させる(ステップS205)。
ステップS206〜ステップS211の処理は、図5を用いて説明したステップS104〜ステップS109の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(第3の実施形態)
つぎに、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、携帯端末10のタッチパネル画面20上に原点を有する3次元座標系において、データの送信対象となる送信先装置の座標を算出し、その算出結果に基づいてタッチパネル画面20上に送信先装置の装置特定情報22a〜22cを表示する場合について説明する。
つぎに、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、携帯端末10のタッチパネル画面20上に原点を有する3次元座標系において、データの送信対象となる送信先装置の座標を算出し、その算出結果に基づいてタッチパネル画面20上に送信先装置の装置特定情報22a〜22cを表示する場合について説明する。
図12は、携帯端末10のタッチパネル画面20上に原点を有する3次元座標系の一例について説明する図である。図12に示す3次元座標系では、携帯端末10のタッチパネル画面20の長辺と平行にx軸が設けられ、タッチパネル画面20の短辺と平行にy軸が設けられ、x軸およびy軸と直交する方向にz軸が設けられている。そして、x軸、y軸、z軸の原点は、タッチパネル画面20上に位置している。以下、この3次元座標系をローカル座標系と呼ぶ。
携帯端末10は、このローカル座標系における送信先装置(図12の例では、パーソナルコンピュータ30)の座標値(Qx,Qy,Qz)を算出し、その送信先装置の装置特定情報22aを、上記3次元座標系の原点からみてその送信先装置が設置されている方向に表示する。
この場合、タッチパネル画面20は2次元平面であるため、携帯端末10は、例えば、座標値(Qx,Qy,0)に対応する位置に装置特定情報22aを表示する。あるいは、携帯端末10は、タッチパネル画面20上の座標値(Qx,Qy,0)に対応する位置に装置特定情報22aを表示するが、装置特定情報22aの大きさをQzの値に基づいて変更して表示する(例えば、Qzが大きいほど大きく表示する)こととしてもよい。
つぎに、本発明の第3の実施形態に係る携帯端末10の構成について説明する。図13は、本発明の第3の実施形態に係る携帯端末10の構成の一例を示す図である。携帯端末10は、タッチパネル部11、公衆回線通信用アンテナ12、公衆回線通信部13、ネットワーク通信用アンテナ14、ネットワーク通信部15、記憶部16、制御部17、状態検出部18を備える。
ここで、タッチパネル部11、公衆回線通信用アンテナ12、公衆回線通信部13、ネットワーク通信用アンテナ14、ネットワーク通信部15は、図3で説明したタッチパネル部11、公衆回線通信用アンテナ12、公衆回線通信部13、ネットワーク通信用アンテナ14、ネットワーク通信部15と同様のものであるので、ここでは説明を省略する。
記憶部16は、メモリやハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部16は、送信データ16a、送信先装置情報16c、自装置位置情報16d、自装置傾き情報16e、自装置方向情報16fなどを記憶する。
送信データ16aは、他の装置に送信するデータである。送信先装置情報16cは、データの送信対象となる送信先装置の情報である。この送信先装置情報16cは、送信先装置が設置されている現在位置の情報などを含む。この現在位置の情報は、後に説明するワールド座標系における送信先装置の座標値の情報である。
自装置位置情報16dは、後に説明する位置検出部18bにより検出された携帯端末10の現在位置の情報である。この現在位置の情報は、後に説明するワールド座標系における携帯端末10の座標値の情報である。自装置傾き情報16eは、後に説明する傾き検出部18cにより検出された携帯端末10の傾きの情報である。自装置方向情報16fは、方向検出部18aにより検出された携帯端末10の方向の情報である。
制御部17は、携帯端末10を全体的に制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御デバイスである。この制御部17は、情報受付部17a、表示制御部17b、装置特定情報検出部17c、データ送受信制御部17d、方向判定部17eを備える。
情報受付部17aは、ユーザがタッチパネル部11を介して入力した情報を受け付ける処理部である。例えば、情報受付部17aは、データの送信対象となる送信先装置の位置情報(ワールド座標系における携帯端末10の現在の座標値の情報)の登録をユーザから受け付ける。
図14は、送信先装置の位置情報の登録の一例について説明する図である。図14に示すように、ユーザが機器の名称とIPアドレスとを入力し、送信先装置が設置されている位置において登録ボタンをタッチすると、携帯端末10の位置検出部18bは、携帯端末10の現在位置(ワールド座標系における携帯端末10の現在の座標値の情報)を検出する。
ここで、機器の名称は、例えば、図12に示した装置特定情報22aのように、装置特定情報22aにおいて送信先装置を特定する表示名として用いられるものである。また、IPアドレスは、データの送信対象となる装置を識別するためのID情報となるものである。また、送信先装置の現在位置は、送信先装置の設置されている位置(ワールド座標系における送信先装置の現在の座標値の情報)に相当する。情報受付部17aは、この現在位置を機器の名称およびIPアドレスと対応付けて、記憶部16に送信先装置情報16cとして記憶させる。なお、IPアドレスの代わりに、MACアドレスや、ネットワーク上でデバイスを識別するために用いられるデバイス名などを上記ID情報として用いることとしてもよい。
このように、各送信先装置が設置されている方向の情報(ワールド座標系における各送信先装置の座標値の情報)の登録をユーザから受け付け、その方向の情報に基づいて、装置特定情報22aを表示することとしたので、携帯端末10は複雑な処理を行うことなく、各送信先装置が設置されている方向を容易に特定できる。
表示制御部17b、装置特定情報検出部17c、データ送受信制御部17dは、図3で説明した表示制御部17b、装置特定情報検出部17c、データ送受信制御部17dと同様のものであるので、ここでは説明を省略する。
方向判定部17eは、データの送信対象となる送信先装置が、図12に示したローカル座標系の原点oからみて、どの方向にあるかを判定する処理部である。例えば、方向判定部17eは、図12に示したローカル座標系と、以下に説明するワールド座標系とを用いて、上記方向の判定を行う。
図15は、ワールド座標系の一例について説明する図である。ワールド座標系は、携帯端末10や、データの送信対象となる装置(図15の例では、パーソナルコンピュータ30)が設置されている3次元空間に設定され、原点Oにおいて互いに直交するX軸、Y軸、Z軸により構成される3次元座標系である。
方向判定部17eは、まず、ワールド座標系における携帯端末10、および、データの送信対象となる送信先装置の位置の座標を検出する。図16は、ワールド座標系における位置座標の検出について説明する図である。
図16に示すように、携帯端末10、および、送信先装置(図16の例では、パーソナルコンピュータ30)の位置は、ワールド座標系における座標値で特定することができる。
この場合、方向判定部17eは、記憶部16に記憶されている送信先装置情報16cを読み出して、ワールド座標系における送信先装置の現在位置の座標を検出する。また、方向判定部17eは、記憶部16に記憶されている自装置位置情報16dを読み出して、ワールド座標系における携帯端末10の現在位置の座標を検出する。
そして、方向判定部17eは、携帯端末10の現在位置を基準とした送信先装置の相対位置の座標を算出する。図17は、相対位置の座標の算出方法の一例について説明する図である。
ここで、ワールド座標系における携帯端末10の座標を(SX,SY,SZ)とし、ワールド座標系における送信先装置(図17の例では、パーソナルコンピュータ30)の座標を(DX,DY,DZ)とする。この場合、方向判定部17eは、送信先装置の相対位置の座標(PX,PY,PZ)を、
(PX,PY,PZ)=(DX−SX,DY−SY,DZ−SZ)
により算出する。
(PX,PY,PZ)=(DX−SX,DY−SY,DZ−SZ)
により算出する。
その後、方向判定部17eは、ワールド座標系における送信先装置の相対位置の座標(PX,PY,PZ)をローカル座標系における座標に変換する。図18は、ワールド座標系とローカル座標系との間の関係について説明する図である。
図18において、x軸、y軸、z軸は、ローカル座標系を構成する直交軸であり、点oは、ローカル座標系の原点である。そして、点o’は、点oをワールド座標系のXY平面に垂直投影した点である。また、ベクトルox、oy、ozは、点oを始点とし、それぞれローカル座標系のx軸、y軸、z軸の正方向上に終点がある任意のベクトルである。ベクトルo’x’、o’y’、o’z’は、ベクトルox、oy、ozをワールド座標系のXY平面に垂直投影したベクトルである。さらに、ベクトルo’x”、o’y”、o’z”は、それぞれベクトルox、oy、ozと平行で、点o’を通るベクトルである。
図18では、ベクトルo’x’とベクトルo’x”、ベクトルo’y’とベクトルo’y”、ベクトルo’z’とo’z”がなす角はそれぞれθx,θy,θzと表されている。これらの角度θx,θy,θzは、図13に示した携帯端末10の傾き検出部18cにより検出される角度である。
ベクトルoyがXY平面に垂直でない場合、ベクトルo’y’は零ベクトルにはならず、一定の長さを有する。ここで、図18に示すように、ベクトルo’y’とワールド座標系のY軸とが平行である場合を考えると、ローカル座標系のy軸方向の単位ベクトルeyは、
と表される。
ここで、携帯端末10のタッチパネル画面20の上方向が、真北に対して何度回転しているかは、後に説明する方向検出部18aにより検出される。図19は、真北からの回転角度について説明する図である。
図19に示すワールド座標系において、Y軸の正方向が真北の方向に一致するものとする。この場合、ワールド座標系におけるY軸と、ローカル座標系のy軸の正方向をワールド座標系のXY平面に垂直投影したベクトルとのなす角θNが、方向検出部18aにより検出される角度となる。
ローカル座標系のx軸、y軸方向の単位ベクトルex’、ey’は、(式5)または(式6)、(式1)の単位ベクトルex、eyを、ワールド座標系のZ軸と平行な軸の周りにθNだけ回転させたベクトルとなる。よって、単位ベクトルex’、ey’は、Z軸周りの回転行列
を用いて、
と表される。
このようにして求めた単位ベクトルex’、ey’、ez’を用いると、送信先装置の相対位置の座標(PX,PY,PZ)を、ローカル座標系の座標(QX,QY,QZ)に変換することができる。具体的には、方向判定部17eは、座標(PX,PY,PZ)と各単位ベクトルex’、ey’、ez’との内積から、QX、QY、QZを以下のようにして算出する。
なお、eyがXY平面に対して完全に垂直となっている場合、すなわち、cosθy=0の場合、x軸、y軸、z軸と、x’軸、y’軸、z’軸との間の位置関係は、図20のようになる。図20は、cosθy=0の場合のx軸、y軸、z軸と、x’軸、y’軸、z’軸との間の位置関係を示す図である。
αおよびβの具体的な値を算出するためには、図19で説明した場合と同様に、exおよびeyが、ワールド座標系のZ軸の周りにどれだけ回転しているかを調べる必要がある。しかし、この状況では、ベクトルo’y’は零ベクトルとなっているため、o’y’と他の任意のベクトルとがなす角を定義することはできない。
そのため、ここでは、図19において、ベクトルo’y’とワールド座標系のY軸とがなす角θNを計測したセンサとは異なり、方向検出部18aは、図20に示すように、ベクトルo’x’とワールド座標系のX軸とがなす角θN’を計測する。
このようにして求めた単位ベクトルex、ey、ezを用いると、送信先装置の相対位置の座標(PX,PY,PZ)を、ローカル座標系の座標(QX,QY,QZ)に変換することができる。具体的には、方向判定部17eは、座標(PX,PY,PZ)と各単位ベクトルex、ey、ezとの内積から、QX、QY、QZを以下のようにして算出する。
携帯端末10の方向検出部18aが、角θN’を計測する能力を備えていない場合、αおよびβの具体的な値を算出することはできないが、実際の使用において、eyがXY平面に対して完全に垂直となっている状況が長時間継続することは稀であるため大きな問題とはならない。
上述したようにして算出された座標値(Qx,Qy,Qz)を用いて、表示制御部17bは、表示部11aを制御し、送信先装置の装置特定情報22aをタッチパネル画面20上に表示する。
例えば、表示制御部17bは、図12に示したように、タッチパネル画面20上の座標値(Qx,Qy,0)に装置特定情報22aを表示する。あるいは、表示制御部17bは、タッチパネル画面20上の座標値(Qx,Qy,0)に装置特定情報22aを表示するが、装置特定情報22aの大きさをQzの値に基づいて変更して表示することとしてもよい(例えば、Qzが大きいほど大きく表示する)。
このように、送信先装置が設置されている位置の情報と、方向検出部18a、位置検出部18b、傾き検出部18cが検出した携帯端末10の方向、位置、傾きの情報に基づいて、各送信先装置が設置されている方向を判定することにより、ユーザが携帯端末10をどのような方向に向けていても、送信先装置のある方向に装置特定情報22aを表示できるようになる。そのため、例えば、横になって携帯端末10を操作したとしても、ユーザは直観的な操作でデータ送信を実行することができる。なお、傾き検出部18cは必ずしも携帯端末10に備える必要はなく、携帯端末10の傾きを「鉛直上方向45度」などと固定することとしてもよい。
図13の説明に戻ると、状態検出部18は、位置や傾き、方向などの携帯端末10の状態を検出する処理部である。状態検出部18は、方向検出部18a、位置検出部18b、傾き検出部18cを備える。
方向検出部18aは、電子コンパスなどの、携帯端末10が向いている方向を検出するセンサである。例えば、この方向検出部18aは、タッチパネル画面20の上方向が、真北に対して何度回転しているかを検出する。
位置検出部18bは、携帯端末10の位置を検出する処理部である。この位置検出部18bは、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機により構成され、GPS衛星からの信号を受信して携帯端末10の現在位置を検出する。また、位置検出部18bは、通話、通信に利用する複数の基地局により出力された電波の到達時間差から携帯端末10の現在位置を検出し、GPS衛星からの信号により検出された現在位置を補正することとしてもよい。
また、位置検出部18bは、位置情報サーバ装置(図示せず)から位置情報を取得して、携帯端末10の現在位置を検出してもよい。この場合、携帯端末10がある領域には、携帯端末10から送信される電波を受信する複数の無線LANアクセスポイントが設置されているものとする。そして、各無線LANアクセスポイントは、携帯端末10から電波を受信した場合に、電波を受信した時刻の情報を位置情報サーバ装置に送信する。
この情報を受信した位置情報サーバ装置は、受信した時刻の時間差を用いて、携帯端末10の現在位置を算出し、その算出結果を携帯端末10に送信する。携帯端末10の位置検出部18bは、この算出結果を受信して、携帯端末10の現在位置を検出する。
傾き検出部18cは、ジャイロセンサなどの、携帯端末10の傾きを検出するセンサである。この傾き検出部18cは、図18に示した角度θx,θy,θzを検出する。
つぎに、本発明の第3の実施形態に係るデータ送信処理の処理手順について説明する。図21は、本発明の第3の実施形態に係るデータ送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、携帯端末10がデータの送信を行うことが可能な送信先装置が少なくとも1台あるものとする。
まず、携帯端末10の方向判定部17eは、図21に示すように、各送信先装置の位置情報を、記憶部16の送信先装置情報16cから読み出す(ステップS301)。さらに、方向判定部17eは、携帯端末10の位置、傾き、方向の情報を、それぞれ記憶部16の自装置位置情報16d、自装置傾き情報16e、自装置方向情報16fから読み出す(ステップS302)。
その後、方向判定部17eは、(式1)〜(式13)、または、(式14)〜(式22)を用いて、携帯端末10と各送信先装置との間の相対的な位置関係(Qx,Qy,Qz)を算出する(ステップS303)。そして、方向判定部17eは、同じ方向に設置されていると判定された送信先装置があるか否かを判定する(ステップS304)。
同じ方向に設置されていると判定された送信先装置がない場合(ステップS304においてNOの場合)、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、方向判定部17eにより判定された方向に対応するタッチパネル画面20上の位置に、各送信先装置に対応する装置特定情報22a〜22cを表示させる(ステップS305)。
例えば、表示制御部17bは、図12に示したように、タッチパネル画面20上の座標値(Qx,Qy,0)に装置特定情報22aを表示する。あるいは、表示制御部17bは、タッチパネル画面20上の座標値(Qx,Qy,0)に対応する位置に装置特定情報22aを表示するが、装置特定情報22aの大きさをQzの値に基づいて変更して表示することとしてもよい(例えば、Qzが大きいほど大きく表示する)。
ステップS304において、同じ方向に設置されていると判定された送信先装置がある場合(ステップS304においてYESの場合)、方向判定部17eは、図10に示したようにして、同じ方向に設置されていると判定された各送信先装置の方向がずれるように送信先装置の方向を所定の角度θだけずらす処理を行い(ステップS306)、ステップS305以降の処理を実行する。ステップS305の処理の後、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、送信対象のデータのアイコン21を所定の位置に表示させる(ステップS307)。
ステップS308〜ステップS313の処理は、図5を用いて説明したステップS104〜ステップS109の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
さて、これまでデータ送信操作機器およびデータ送信制御方法の実施形態を中心に説明を行ったが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、データ送信操作機器の機能を実現するためのコンピュータプログラムとしての形態、あるいは、当該コンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体の形態として本発明が実施されることとしてもよい。
ここで、記録媒体としては、ディスク系(例えば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(例えば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(例えば、磁気テープ、カセットテープ等)等、さまざまな形態のものを採用することができる。
これら記録媒体に上記実施形態におけるデータ送信操作機器の機能を実現させるコンピュータプログラム、または、データ送信制御方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録して流通させることにより、コストの低廉化、及び可搬性や汎用性を向上させることができる。
そして、コンピュータに上記記録媒体を装着し、コンピュータにより記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み出してメモリに格納し、コンピュータが備えるプロセッサ(CPU:Central Processing Unit、MPU:Micro Processing Unit)が当該コンピュータプログラムをメモリから読み出して実行することにより、本実施形態に係るデータ送信操作機器の機能を実現し、データ送信制御方法を実行することができる。
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能である。
例えば、第2の実施形態では、指向性の赤外線信号を用いてデータの送信対象となる送信先装置の位置を検出し、第3の実施形態では、送信先装置が設置されている位置において、携帯端末10の位置検出部18bが携帯端末10の現在位置を検出することにより、送信先装置の位置を検出することとしたが、位置の検出方法はこれに限定されるものではない。
図22は、位置情報の入力の他の方法について説明する図である。この場合の携帯端末10の構成は、例えば、図3に示したものと同様である。ただし、携帯端末10の情報受付部17aは、図22に示すように、ユーザが普段携帯端末10を使用する位置で、携帯端末10を保持した場合に、送信先装置が設置されている位置の入力をタッチパネル画面20上でユーザから受け付ける。
具体的には、情報受付部17aは、上記位置のユーザによる入力をタッチパネル部11を介して受け付け、その位置に対応するタッチパネル画面20上の座標の情報を、記憶部16に表示位置情報16bとして記憶する。そして、表示制御部20bは、記憶部16から表示位置情報16bを読み出し、表示部11aを制御して、表示位置情報16bに登録された座標により特定される位置に、送信先装置を示す装置特定情報22a〜22cを表示させる。
これにより、携帯端末10が自装置の位置を検出する処理部を有しない場合や、位置を検出する処理部を有してはいるがその検出精度が低い場合などであっても、携帯端末10は、送信先装置が設置されている位置に対応するタッチパネル画面20上の位置に装置特定情報22a〜22cを適切に表示することができる。
また、携帯端末10がカメラを備えている場合は、データの送信対象となる送信先装置をカメラで撮影することにより、送信先装置が設置されている位置を検出することとしてもよい。
具体的には、携帯端末10は、撮影した画像に対する画像認識処理を実行して、送信先装置が写っている領域を抽出し、抽出した領域に含まれる位置に対応するタッチパネル画面20上の座標の情報を、記憶部16に表示位置情報16bとして記憶する。そして、表示制御部20bは、記憶部16から表示位置情報16bを読み出し、表示部11aを制御して、表示位置情報16bに登録された座標により特定される位置に、送信先装置を示す装置特定情報22a〜22cを表示させる。
また、送信先装置がGPS受信機を備えている場合には、GPS衛星からGPS受信機が受信した信号に基づいて得られた位置座標の情報を、携帯端末10が送信先装置から取得することにより、送信先装置の位置を検出することとしてもよい。
具体的には、例えば、図13に示す携帯端末10の情報受付部17aは、上記位置座標の情報を送信先装置から受信する。そして、情報受付部17aは、GPS衛星を用いた位置検出用の座標系における位置座標(緯度、経度、高度)を、図16に示したグローバル座標系における位置座標に変換し、変換後の位置座標を記憶部16に送信先装置情報16cとして記憶する。
そして、方向判定部17eは、この位置座標を用いて、携帯端末10と送信先装置との間の相対的な位置関係を算出する。さらに、表示制御部17bは、その算出結果を用い、表示部11aを制御して、タッチパネル画面20上に、送信先装置の装置特定情報22a〜22cを表示させる。
また、監視カメラが設置されている場所においては、その監視カメラが各エリアを撮影した画像を解析することにより、携帯端末10や送信先装置の位置を検出することとしてもよい。
例えば、監視カメラに接続された画像解析システムが、監視カメラが各エリアを撮影した画像に送信先装置の画像が含まれているか否かを画像解析により判定する。そして画像解析システムは、撮影した画像に送信先装置の画像が含まれていると判定した場合に、そのエリアの位置座標の情報を携帯端末10に送信する。
そして、例えば、図13に示す携帯端末10の情報受付部17aは、受信した位置座標を記憶部16に送信先装置情報16cとして記憶する。そして、方向判定部17eは、この位置座標を用いて、携帯端末10と送信先装置との間の相対的な位置関係を算出する。さらに、表示制御部17bは、その算出結果を用い、表示部11aを制御して、タッチパネル画面20上に、送信先装置の装置特定情報22a〜22cを表示させる。
携帯端末10の現在位置についても同様に、上述したようにして画像解析システムから位置座標の情報を受信することにより、携帯端末10の現在位置を検出することとしてもよい。
また、データの送信対象となるテレビ受像機などの送信先装置がカメラを備えている場合には、そのカメラで撮影した画像を用いて携帯端末10の現在位置を検出することとしてもよい。例えば、カメラが各エリアを撮影した画像に携帯端末10の画像が含まれているか否かを画像解析により判定する。そしてその装置は、撮影した画像に携帯端末10の画像が含まれていると判定した場合に、そのエリアの位置座標の情報を携帯端末10に送信する。
そして、例えば、図13に示す携帯端末10の情報受付部17aは、受信した位置座標を記憶部16に自装置位置情報16dとして記憶する。そして、方向判定部17eは、この位置座標を用いて、携帯端末10と送信先装置との間の相対的な位置関係を算出する。
また、上記第2および第3の実施形態では、同じ方向に設置されていると判定された送信先装置がある場合に、送信先装置の方向を所定の角度θだけずらし、各送信先装置に対応する装置特定情報22a〜22cを重ならないようにタッチパネル画面20上に表示することとしたが、装置特定情報22a〜22cが送信先装置が設置されている方向の手前側と奥側に並ぶように表示することとしてもよい。
図23は、装置特定情報22b、22cを送信先装置が設置されている方向の手前側と奥側にずらして表示する表示処理について説明する図である。この場合の携帯端末10の構成は、例えば、図8、あるいは、図13に示したものと同様である。図23の例では、テレビ受像機31とレコーダ32とが同じ方向に設置されている。
図23に示すように、テレビ受像機31とレコーダ32とが同じ方向に設置されている場合、携帯端末10の表示制御部17bは、表示部11aを制御して、例えば、レコーダ32の上部にあるテレビ受像機31の装置特定情報22bを上記方向の奥側に表示させ、レコーダ32の装置特定情報22cを上記方向の手前側に表示させる。
あるいは、表示制御部17bは、方向判定部17eにより算出された携帯端末10と各送信先装置との間の相対的な位置関係の情報を取得し、携帯端末10からみてより遠くにある送信先装置の装置特定情報22a〜22cを上記方向のより奥側に表示させることとしてもよい。図23の例では、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、携帯端末10からより遠くにあるテレビ受像機31の装置特定情報22bを上記方向の奥側に表示させ、レコーダ32の装置特定情報22cを上記方向の手前側に表示させる。
なお、図23に示すような装置特定情報22b、22cの表示において、送信対象となるデータのアイコン21をユーザが装置特定情報22b、22cの方向に移動させた場合、装置特定情報検出部20cは、データを送信する装置がテレビ受像機31であるのか、レコーダ32であるのかを判定することができない。
このような場合、例えば、装置特定情報検出部20cは、ユーザがアイコン21を移動させた速度を検出し、その速度が所定の速度以上であった場合に、奥側に表示された装置特定情報22bに対応する装置(図23の例では、テレビ受像機31)をデータを送信する装置として検出し、その速度が所定の速度未満であった場合に、手前側に表示された装置特定情報22cに対応する装置(図23の例では、レコーダ32)をデータを送信する装置として検出する。その後、データ送受信部17dは、検出された装置特定情報22b、22cに対応する装置にデータを送信する。
また、ユーザがアイコン21を現在位置から直線的に装置特定情報22b、22cの方向に移動させた場合は、手前側に表示された装置特定情報22cに対応する装置(図23の例では、レコーダ32)をデータを送信する装置として検出し、一旦アイコン21の現在位置と装置特定情報22b、22cとを結ぶ直線から所定の距離離れた位置までアイコン21を移動させ、その後、装置特定情報22b、22cの方向に移動させた場合は、奥側に表示された装置特定情報22bに対応する装置(図23の例では、テレビ受像機31)をデータを送信する装置として検出することとしてもよい。
また、テレビ受像機31とレコーダ32とが同じ方向に設置されている場合、携帯端末10の表示制御部17bは、表示部11aを制御して、同じ方向に設置されている送信先装置のうちのいずれかのみを表示させることとしてもよい。
図24は、装置特定情報22b、22cのうちのいずれかのみを表示する表示処理について説明する図である。この場合の携帯端末10の構成は、例えば、図8、あるいは、図13に示したものと同様である。図24の例では、テレビ受像機31とレコーダ32とが同じ方向に設置されている。
図24に示すように、テレビ受像機31とレコーダ32とが同じ方向に設置されている場合、携帯端末10の表示制御部17bは、表示部11aを制御して、例えば、電源が入っている送信先装置(図24の場合、テレビ受像機31)の装置特定情報22bのみを表示させる。
ここで、送信先装置の電源が入っているか否かは、例えば、表示制御部17bが、ネットワーク通信部15を制御して、各送信先装置に制御信号を送信させることにより判定する。例えば、制御信号が送信された後、送信先装置の識別情報を含んだ応答信号が受信された場合に、表示制御部17bは、その識別情報に対応する送信先装置について電源が入っていると判定する。
また、表示制御部17bは、各送信先装置の使用頻度の情報を取得し、表示部11aを制御して、同じ方向に設置されている送信先装置のうち、使用頻度が最も高い送信先装置の装置特定情報(図24の例では、装置特定情報22b)のみを表示させることとしてもよい。
この場合、例えば、各送信先装置30〜32は、携帯端末10から過去の一定期間内に送信されたデータの使用頻度の情報を記憶する。そして、携帯端末10のネットワーク通信部15は、各送信先装置30〜32により送信された使用頻度の情報を受信し、受信した情報を表示制御部17bに出力する。この情報を受信した表示制御部17bは、表示部11aを制御して、同じ方向に設置されている送信先装置のうち、使用頻度が最も高い送信先装置の装置特定情報のみを表示させる。
なお、装置特定情報が表示されなかった送信先装置に対してユーザがデータを送信する場合、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、データ送信処理の実行指示をユーザから受け付けるメニュー画面を別途表示させることとしてもよい。そして、データ送受信制御部17dは、そのメニュー画面においてユーザからデータ送信処理の実行指示を受け付けた場合に、ネットワーク通信部15を制御して、そのデータ送信処理を実行することとしてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、携帯端末10を操作して、携帯端末10に記憶されたデータを送信先装置に送信する場合について説明したが、例えば、携帯端末10をレコーダやパーソナルコンピュータ、ハードディスク装置を内蔵したテレビ受像機、ハードディスク装置がUSB(Universal Serial Bus)接続された情報機器などをコントロールするコントローラとして用い、それらの装置が行う他の装置に対するデータ送信を制御することとしてもよい。
図25は、携帯端末10をレコーダ32のコントローラとして用いてレコーダ32のデータ送信を制御する処理の一例を示す図である。上述した実施形態で説明したようにして、携帯端末10の方向判定部17eは、パーソナルコンピュータ30やテレビ受像機31、レコーダ32などの装置の方向を判定し、表示制御部17bは、その判定結果に基づいて、表示部11aを制御し、タッチパネル画面20に装置特定情報22a〜22cを表示させる。
また、表示制御部17bは、表示部11aを制御して、レコーダ32の装置特定情報22cの近傍に、送信対象となるデータのアイコン21を表示させる。なお、表示制御部17bは、装置特定情報22cに重ねてアイコン21を表示させることとしてもよい。
この画面は、例えば、録画した番組のリストを表示した録画リスト画面において、ユーザが番組を選択し、所定の操作を行った場合に、この操作に応じて表示されることとする。これにより、操作性を向上することができる。
図25は、アイコン21をユーザがタッチ操作により装置特定情報22bの方向に移動させた場合を示している。この場合、装置特定情報検出部17cは、例えば、図4を用いて説明したようにして、ユーザがアイコン21を移動させた方向に表示されている装置特定情報22bを検出する。
そして、データ送受信制御部17dは、ネットワーク通信部15を制御して、レコーダ32にアイコン21に対応するデータを、装置特定情報22bに対応するテレビ受像機31に送信するように指示する制御信号を送信させる。この制御信号を受信したレコーダ32は、アイコン21に対応するデータをテレビ受像機31に送信する。
上記のように、ユーザは送信対象となるデータを保持している装置の近傍に表示されたアイコン21を送信先装置が設置されている方向に移動させることにより、データを送信することができるようになるので、素早く直感的にデータの送信処理を携帯端末10に指示することができる。
10…携帯端末、11…タッチパネル部、11a…表示部、11b…タッチセンサ部、12…公衆回線通信用アンテナ、13…公衆回線通信部、14…ネットワーク通信用アンテナ、15…ネットワーク通信部、16…記憶部、16a…送信データ、16b…表示位置情報、16c…送信先装置情報、16d…自装置位置情報、16e…自装置傾き情報、16f…自装置方向情報、17…制御部、17a…情報受付部、17b…表示制御部、17c…装置特定情報検出部、17d…データ送受信制御部、17e…方向判定部、18…状態検出部、18a…方向検出部、18b…位置検出部、18c…傾き検出部、19…赤外線通信部、20…タッチパネル画面、21…アイコン、22a〜22c…装置特定情報、30…パーソナルコンピュータ、31…テレビ受像機、32…レコーダ、33…赤外線通信部
上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、データの送信操作をユーザから受け付けるデータ送信操作機器であって、前記データ送信操作機器が向いている方向を検出する方向検出部と、前記データ送信操作機器の位置を検出する位置検出部と、前記データ送信操作機器の傾きを検出する傾き検出部と、前記データの送信対象となる各装置が設置されている位置の情報、前記方向検出部により検出された方向の情報、前記位置検出部により検出された位置の情報、および、前記傾き検出部により検出された傾きの情報に基づいて、前記データ送信操作機器の位置からみた前記各装置が設置されている方向を判定する方向判定部と、前記データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、前記各装置を示す複数の装置特定情報を、前記方向判定部により判定された方向に対応する画面上の前記アイコンの周囲の位置に表示する表示部と、該表示部に表示された前記アイコンをユーザが前記タッチ操作により移動させた場合に、該ユーザが前記アイコンを移動させた方向を検出するタッチセンサ部と、該タッチセンサ部により検出された方向に表示されている装置特定情報を検出する装置特定情報検出部と、該装置特定情報検出部により検出された装置特定情報に対応する装置に対する前記データの送信を制御するデータ送信制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記表示部は、前記方向判定部により判定された方向に応じて、前記装置特定情報の表示サイズを変更することを特徴とする。
本発明の第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記表示部は、前記データの送信対象となる複数の装置が前記方向判定部により同じ方向に設置されていると判定された場合に、使用頻度が最も高い装置の装置特定情報のみを表示することを特徴とする。
本発明の第4の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記表示部は、前記データの送信対象となる2つの装置が前記方向判定部により同じ方向に設置されていると判定された場合に、一方の装置が設置されている方向から所定の角度だけずれた方向に対応する画面上の位置に他方の装置の装置特定情報を表示することを特徴とする。
本発明の第5の技術手段は、データの送信制御を行うデータ送信制御方法であって、前記データ送信操作機器が向いている方向を検出する方向検出ステップと、前記データ送信操作機器の位置を検出する位置検出ステップと、前記データ送信操作機器の傾きを検出する傾き検出ステップと、前記データの送信対象となる各装置が設置されている位置の情報、前記方向検出ステップにおいて検出された方向の情報、前記位置検出ステップにおいて検出された位置の情報、および、前記傾き検出ステップにおいて検出された傾きの情報に基づいて、前記データ送信操作機器の位置からみた前記各装置が設置されている方向を判定する方向判定ステップと、前記データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、前記各装置を示す複数の装置特定情報を、前記方向判定ステップにおいて判定された方向に対応する画面上の前記アイコンの周囲の位置に表示する表示ステップと、該表示ステップにおいて表示された前記アイコンをユーザが前記タッチ操作により移動させた場合に、該ユーザが前記アイコンを移動させた方向を検出する方向検出ステップと、該方向検出ステップにおいて検出された方向に表示されている装置特定情報を検出する装置特定情報検出ステップと、該装置特定情報検出ステップにおいて検出された装置特定情報に対応する装置に対する前記データの送信を制御するデータ送信制御ステップと、を含むことを特徴とする。
Claims (7)
- データの送信操作をユーザから受け付けるデータ送信操作機器であって、
前記データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、前記データの送信対象となる各装置を示す複数の装置特定情報を前記アイコンの周囲に表示する表示部と、
該表示部に表示された前記アイコンをユーザが前記タッチ操作により移動させた場合に、該ユーザが前記アイコンを移動させた方向を検出するタッチセンサ部と、
該タッチセンサ部により検出された方向に表示されている装置特定情報を検出する装置特定情報検出部と、
該装置特定情報検出部により検出された装置特定情報に対応する装置に対する前記データの送信を制御するデータ送信制御部と、
を備えることを特徴とするデータ送信操作機器。 - 前記表示部は、前記複数の装置特定情報を、各装置が設置されている方向に対応する方向に表示することを特徴とする請求項1に記載のデータ送信操作機器。
- 前記各装置が設置されている方向を判定する方向判定部をさらに備え、前記表示部は、該方向判定部により判定された方向に関連付けて前記複数の装置特定情報を表示することを特徴とする請求項2に記載のデータ送信操作機器。
- 前記データ送信操作機器が向いている方向を検出する方向検出部と、前記データ送信操作機器の位置を検出する位置検出部とをさらに備え、前記方向判定部は、前記各装置が設置されている位置の情報、前記方向検出部により検出された方向の情報、前記位置検出部により検出された位置の情報に基づいて、各装置が設置されている方向を判定することを特徴とする請求項3に記載のデータ送信操作機器。
- 前記データ送信操作機器の傾きを検出する傾き検出部をさらに備え、前記方向判定部は、さらに前記傾き検出部により検出された傾きの情報に基づいて、各装置が設置されている方向を判定することを特徴とする請求項4に記載のデータ送信操作機器。
- 前記各装置が設置されている方向の情報の入力をユーザから受け付ける情報受付部をさらに備え、前記表示部は、該情報受付部により受け付けられた方向の情報に基づいて、前記複数の装置特定情報を表示することを特徴とする請求項2に記載のデータ送信操作機器。
- データの送信制御を行うデータ送信制御方法であって、
前記データを示すアイコンをユーザによるタッチ操作に応じて移動可能に表示するとともに、前記データの送信対象となる各装置を示す複数の装置特定情報を前記アイコンの周囲に表示する表示ステップと、
該表示ステップにおいて表示された前記アイコンをユーザが前記タッチ操作により移動させた場合に、該ユーザが前記アイコンを移動させた方向を検出する方向検出ステップと、
該方向検出ステップにおいて検出された方向に表示されている装置特定情報を検出する装置特定情報検出ステップと、
該装置特定情報検出ステップにおいて検出された装置特定情報に対応する装置に対する前記データの送信を制御するデータ送信制御ステップと、
を含むことを特徴とするデータ送信制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011132679A JP5255674B2 (ja) | 2011-06-14 | 2011-06-14 | データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 |
PCT/JP2012/058851 WO2012172849A1 (ja) | 2011-06-14 | 2012-04-02 | データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011132679A JP5255674B2 (ja) | 2011-06-14 | 2011-06-14 | データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013003742A true JP2013003742A (ja) | 2013-01-07 |
JP5255674B2 JP5255674B2 (ja) | 2013-08-07 |
Family
ID=47356847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011132679A Expired - Fee Related JP5255674B2 (ja) | 2011-06-14 | 2011-06-14 | データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5255674B2 (ja) |
WO (1) | WO2012172849A1 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014135578A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Kyocera Corp | 携帯通信端末、送信制御プログラムおよび送信制御方法 |
JP2015088870A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置、情報端末、情報通信システムおよび情報送信方法 |
JP2015162047A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 日本電気通信システム株式会社 | 空間認識システム及び空間認識方法 |
JP2016051468A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム |
JP2017146763A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | カシオ計算機株式会社 | 出力装置、出力方法及びプログラム |
JP2017182152A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示操作装置及び操作指示受付プログラム |
JP2017182154A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示操作装置及び操作指示受付プログラム |
JP2018037822A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 通信システム、通信装置、通信方法 |
JP2018039270A (ja) * | 2017-11-15 | 2018-03-15 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及びプログラム |
JP2018073071A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理装置 |
US20180367643A1 (en) * | 2017-06-20 | 2018-12-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus and recording medium |
CN109101145A (zh) * | 2017-06-20 | 2018-12-28 | 夏普株式会社 | 内容协作系统、内容接收装置以及内容协作方法 |
JP2019090943A (ja) * | 2017-11-15 | 2019-06-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
WO2021181604A1 (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-16 | マクセル株式会社 | 情報端末装置、及びそのアプリケーション動作モード制御方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3089017A4 (en) * | 2013-12-27 | 2017-09-06 | Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) Co., Ltd. | Cross-interface data transfer method and terminal |
US20150310831A1 (en) * | 2014-04-29 | 2015-10-29 | Sony Corporation | Proximity detection of candidate companion display device in same room as primary display using camera |
US10885753B2 (en) | 2018-03-21 | 2021-01-05 | Fasteners For Retail, Inc. | Anti-theft device with remote alarm feature |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001136504A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-18 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法 |
JP2001175374A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-29 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法 |
JP2003140997A (ja) * | 2001-11-06 | 2003-05-16 | Seiko Epson Corp | データ通信制御システム、データ通信制御用サーバ、情報入力装置、データ通信制御用プログラム、入力装置制御用プログラム及び端末機器制御用プログラム |
JP2004228804A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像格納装置 |
JP2005099064A (ja) * | 2002-09-05 | 2005-04-14 | Sony Computer Entertainment Inc | 表示システム、表示制御装置、表示装置、表示方法、およびユーザインタフェイス装置 |
JP2006518507A (ja) * | 2003-02-19 | 2006-08-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ポータブル装置間でのコンテンツアイテムのアドホック共有のためのシステムと、そのインタラクション方法 |
JP2007286700A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 情報処理装置及びプログラム |
JP2010129051A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Sharp Corp | オブジェクト表示装置、オブジェクト表示方法、およびオブジェクト表示プログラム |
JP2010217938A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Nikon Corp | データ通信システム |
JP2011096102A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | 近距離無線通信装置、近距離無線通信システム、近距離無線通信装置の制御方法、近距離無線通信装置の制御プログラム、及び、携帯電話端末 |
JP2011164666A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Sony Corp | 通信制御装置、通信制御方法及びプログラム |
JP2011248769A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
-
2011
- 2011-06-14 JP JP2011132679A patent/JP5255674B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-04-02 WO PCT/JP2012/058851 patent/WO2012172849A1/ja active Application Filing
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001136504A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-18 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法 |
JP2001175374A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-29 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法 |
JP2003140997A (ja) * | 2001-11-06 | 2003-05-16 | Seiko Epson Corp | データ通信制御システム、データ通信制御用サーバ、情報入力装置、データ通信制御用プログラム、入力装置制御用プログラム及び端末機器制御用プログラム |
JP2005099064A (ja) * | 2002-09-05 | 2005-04-14 | Sony Computer Entertainment Inc | 表示システム、表示制御装置、表示装置、表示方法、およびユーザインタフェイス装置 |
JP2004228804A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像格納装置 |
JP2006518507A (ja) * | 2003-02-19 | 2006-08-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ポータブル装置間でのコンテンツアイテムのアドホック共有のためのシステムと、そのインタラクション方法 |
JP2007286700A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 情報処理装置及びプログラム |
JP2010129051A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Sharp Corp | オブジェクト表示装置、オブジェクト表示方法、およびオブジェクト表示プログラム |
JP2010217938A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Nikon Corp | データ通信システム |
JP2011096102A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | 近距離無線通信装置、近距離無線通信システム、近距離無線通信装置の制御方法、近距離無線通信装置の制御プログラム、及び、携帯電話端末 |
JP2011164666A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Sony Corp | 通信制御装置、通信制御方法及びプログラム |
JP2011248769A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014135578A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Kyocera Corp | 携帯通信端末、送信制御プログラムおよび送信制御方法 |
JP2015088870A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置、情報端末、情報通信システムおよび情報送信方法 |
JP2015162047A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 日本電気通信システム株式会社 | 空間認識システム及び空間認識方法 |
JP2016051468A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム |
JP2017146763A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | カシオ計算機株式会社 | 出力装置、出力方法及びプログラム |
JP2017182152A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示操作装置及び操作指示受付プログラム |
JP2017182154A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示操作装置及び操作指示受付プログラム |
JP2018037822A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 通信システム、通信装置、通信方法 |
JP2018073071A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理装置 |
US20180367643A1 (en) * | 2017-06-20 | 2018-12-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus and recording medium |
CN109101145A (zh) * | 2017-06-20 | 2018-12-28 | 夏普株式会社 | 内容协作系统、内容接收装置以及内容协作方法 |
US10554787B2 (en) | 2017-06-20 | 2020-02-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus and recording medium |
US20200137197A1 (en) * | 2017-06-20 | 2020-04-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus and recording medium |
US10942631B2 (en) | 2017-06-20 | 2021-03-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Content delivery system, content reception apparatus, and content delivery method |
JP2018039270A (ja) * | 2017-11-15 | 2018-03-15 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及びプログラム |
JP2019090943A (ja) * | 2017-11-15 | 2019-06-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
JP7013808B2 (ja) | 2017-11-15 | 2022-02-01 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
US11442504B2 (en) | 2017-11-15 | 2022-09-13 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium |
WO2021181604A1 (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-16 | マクセル株式会社 | 情報端末装置、及びそのアプリケーション動作モード制御方法 |
JPWO2021181604A1 (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5255674B2 (ja) | 2013-08-07 |
WO2012172849A1 (ja) | 2012-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5255674B2 (ja) | データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 | |
US10569874B2 (en) | Flight control method and apparatus | |
US10043314B2 (en) | Display control method and information processing apparatus | |
JP7026819B2 (ja) | カメラの位置決め方法および装置、端末並びにコンピュータプログラム | |
US9721462B2 (en) | Terminal device and remote control method | |
JP6012093B2 (ja) | データ送信操作機器、および、データ送信制御方法 | |
US9091548B2 (en) | Information processing apparatus, information processing method, and program | |
JP6116756B2 (ja) | 測位・ナビゲーション方法、装置、プログラム、及び記録媒体 | |
JP2015045583A (ja) | 携帯通信端末、情報表示プログラムおよび情報表示方法 | |
JP6409644B2 (ja) | 表示制御方法、表示制御プログラム、及び情報処理装置 | |
KR20160041435A (ko) | 이동 단말기 및 그것의 제어방법 | |
KR20170111000A (ko) | 디스플레이 장치 및 그의 동작 방법 | |
WO2013077197A1 (ja) | 移動通信端末、移動通信方法、移動通信プログラム、及び記憶媒体 | |
CN110213205B (zh) | 验证方法、装置及设备 | |
JP2010154344A (ja) | 情報処理装置、通信装置、無線通信システム、および、データ送信方法 | |
EP3051513B1 (en) | Display apparatus and control method thereof | |
KR20140117184A (ko) | 디스플레이 장치 및 이를 제어하는 원격 제어 장치 | |
CN110095792B (zh) | 定位终端的方法及装置 | |
KR20170083328A (ko) | 모바일 디바이스 및 모바일 디바이스의 제어방법 | |
CN112835021B (zh) | 定位方法、装置、系统及计算机可读存储介质 | |
JP2014128006A (ja) | 電子機器、機器制御方法、及び機器制御プログラム | |
KR20180031238A (ko) | 이동 단말기 및 그 제어방법 | |
US10028335B2 (en) | Communication system, communication apparatus, and communication method, capable of circulating data | |
KR20160080842A (ko) | 이동 단말기 및 그 제어 방법 | |
KR20170020158A (ko) | 이동단말기 및 그 제어방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |