JP2013002714A - 廃蒸気回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】供給される廃蒸気の量に応じて、オーバーフローの位置を自動的に調節することのできる廃蒸気回収装置を提供する。
【解決手段】 熱交換容器1に廃蒸気供給管17を接続する。熱交換容器1の中央に大気開放管4を配置する。大気開放管4の更に中央部に蒸気の凝縮したドレンを排出するオーバーフロー管3を配置する。オーバーフロー管3の上端11から下方に向けて流量堰としての比例堰7を取り付ける。熱交換容器1に液位検出手段26を取り付ける。
熱交換容器1内の復水量が多い場合は、多くの復水を比例堰7から排出し、一方、熱交換容器1内の復水量が少ない場合は、排出される復水量も減少する。
【選択図】図1
【解決手段】 熱交換容器1に廃蒸気供給管17を接続する。熱交換容器1の中央に大気開放管4を配置する。大気開放管4の更に中央部に蒸気の凝縮したドレンを排出するオーバーフロー管3を配置する。オーバーフロー管3の上端11から下方に向けて流量堰としての比例堰7を取り付ける。熱交換容器1に液位検出手段26を取り付ける。
熱交換容器1内の復水量が多い場合は、多くの復水を比例堰7から排出し、一方、熱交換容器1内の復水量が少ない場合は、排出される復水量も減少する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばシュリンクトンネルやスチーマーやゴムの加硫器等の各種蒸気使用装置から廃棄される廃蒸気を、熱交換して回収することにより、工場建屋の内部あるいは外部でモヤモヤと立ち込める廃蒸気を無くすことのできる廃蒸気回収装置に関する。
廃蒸気回収装置は、熱交換容器の下部にオーバーフロー管の位置に応じた所定の水頭高さを有する液体を貯溜させると共に、熱交換容器に螺旋状の熱交換パイプを配置して、この熱交換パイプの内部に冷却水を供給することによって、熱交換パイプの外周に供給されてくる廃蒸気を冷却して凝縮させることができるものである。
この廃蒸気回収装置においては、オーバーフロー管の位置を自動的に調節することができず、作業員がその都度手動で調節しなければならない問題があった。
解決しようとする課題は、供給される廃蒸気の量に応じて、オーバーフローの位置を自動的に調節することのできる廃蒸気回収装置を提供すること。
本発明は、熱交換容器に大気開放部を設け、当該大気開放部の内部にオーバーフロー管を配置して、熱交換容器の下部に所定の水頭高さを有する液体を貯溜させて、熱交換容器内への空気等の不凝縮気体の流入を防止して、蒸気を冷却流体供給管から供給する冷却流体で熱交換することにより凝縮させるものにおいて、オーバーフロー管に、堰から流れる液体の量が堰の水頭高さと特定の関係にある流量堰を取り付けると共に、大気開放部の下端とオーバーフロー管の上端との液位を検出する液位検出手段を取り付けたものである。
本発明の廃蒸気回収装置は、オーバーフロー管に流量堰を取り付けたことによって、供給される廃蒸気の量が多い場合、すなわち、熱交換容器内に凝縮した復水量が多い場合は、堰の水頭高さが自動的に高くなって多くの復水を流量堰から排出し、一方、供給される廃蒸気の量が少ない場合、すなわち、熱交換容器内の復水量が少ない場合は、堰の水頭高さが自動的に低くなって流量堰から排出される復水量も減少することで、廃蒸気の量に応じてオーバーフローの位置を自動的に調節することができる。
本発明は、オーバーフロー管に流量堰を取り付けるものであるが、この流量堰としては、例えば、堰から流れる液体の量が堰の水頭高さに比例する比例堰など従来周知のものを用いることができる。
図1において、熱交換容器1と、凝縮させるべく蒸気を供給する蒸気供給口2と、蒸気の凝縮したドレンを排出するオーバーフロー管3と、オーバーフロー管3に取り付けた流量堰としての比例堰7、及び、熱交換容器1の中央に設けた大気開放部としての大気開放管4とで廃蒸気回収装置を構成する。
熱交換容器1内で大気開放管4の外周に、銅製パイプをコイル状に形成した熱交換パイプ5を配置して、熱交換パイプ5の入口端13を冷却流体供給管6と接続すると共に、熱交換パイプ5の上端部14は温水排出管8と接続する。冷却流体供給管6にエゼクタ23を介在する。エゼクタ23の入口側である吸引口24を冷却流体供給管6と接続し、出口側であるディフューザ25を入口端13と接続する。
オーバーフロー管3は鉛直直線状で、上端11を大気開放管4内に開口し下端12を熱交換容器1外部の大気中に開口する。オーバーフロー管3の上端11と同じ位置に、逆三角形の比例堰7の上端口15を開口する。また、比例堰7の下端口16は、大気開放管4の下端部10より少し上部に開口する。大気開放管4の下端10と、オーバーフロー管3の上端11の液位を検出することのできる液位検出手段26を取り付ける。
熱交換容器1の上部に設けた蒸気供給口2は、廃蒸気供給管17と制御バルブ9を介して図示しないブロワやシュリンクトンネル等の蒸気使用装置の出口側や再蒸発タンク等と接続して凝縮すべく蒸気を熱交換容器1へ供給する。
廃蒸気供給管17に圧力センサ18を取り付けて、この圧力センサ18の検出値に応じて制御バルブ9の開度をコントロールすることによって、蒸気使用装置や蒸発タンク等に掛かる背圧の変化を最少限に止めることができるものである。
熱交換容器1の上部に圧力センサ19と温度センサ20を取り付けると共に、大気連通管21を接続する。大気連通管21の下端をエゼクタ23の吸引口24と接続する。熱交換容器1内に溜まった空気をエゼクタ23で吸引して外部へ排除することができるものである。
熱交換容器1の中央に設けた大気開放管4の下端部10は熱交換容器1の下方で開口させ、大気開放管4の中央にオーバーフロー管3を取り付ける。蒸気供給口2から熱交換容器1内へ供給される蒸気が、熱交換パイプ5で冷却されて凝縮し復水となって熱交換容器1の下部に溜まる。溜まった復水は供給される廃蒸気の圧力により大気開放管4内を上昇して、比例堰7及びオーバーフロー管3の上端11から外部へ排除される。
蒸気供給口2から供給される廃蒸気の圧力が高く、且つ、流量が多い場合は、オーバーフロー管3外周の水位が上昇することによって、蒸気の圧力で水封が破壊されないようにすると共に、大気開放管4の外周に位置する廃蒸気を間接的に冷却して廃蒸気の冷却効率を高めることができる。
蒸気供給口2から供給される廃蒸気の圧力が低く、且つ、流量も少ない場合は、熱交換容器1の内部が大気圧、若しくは、大気圧以下の負圧状態となるが、大気開放管4の外周の水位が上昇して水封が破壊されないようにすると共に、廃蒸気の冷却面積も減少して廃蒸気の冷却効率を低下させることができる。
本発明は、各種蒸気使用装置から廃棄される廃蒸気を、熱交換して回収するものに利用することができる。
1 熱交換容器
2 蒸気供給口
3 オーバーフロー管
4 大気開放管
5 熱交換パイプ
6 冷却流体供給管
7 流量堰
8 温水排出管
9 制御バルブ
17 廃蒸気供給管
18 圧力センサ
19 圧力センサ
20 温度センサ
21 大気連通管
23 エゼクタ
26 液位検出手段
2 蒸気供給口
3 オーバーフロー管
4 大気開放管
5 熱交換パイプ
6 冷却流体供給管
7 流量堰
8 温水排出管
9 制御バルブ
17 廃蒸気供給管
18 圧力センサ
19 圧力センサ
20 温度センサ
21 大気連通管
23 エゼクタ
26 液位検出手段
Claims (1)
- 熱交換容器に大気開放部を設け、当該大気開放部の内部にオーバーフロー管を配置して、熱交換容器の下部に所定の水頭高さを有する液体を貯溜させて、熱交換容器内への空気等の不凝縮気体の流入を防止して、蒸気を冷却流体供給管から供給する冷却流体で熱交換することにより凝縮させるものにおいて、オーバーフロー管に、堰から流れる液体の量が堰の水頭高さと特定の関係にある流量堰を取り付けると共に、大気開放部の下端とオーバーフロー管の上端との液位を検出する液位検出手段を取り付けたことを特徴とする廃蒸気回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011133615A JP2013002714A (ja) | 2011-06-15 | 2011-06-15 | 廃蒸気回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011133615A JP2013002714A (ja) | 2011-06-15 | 2011-06-15 | 廃蒸気回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013002714A true JP2013002714A (ja) | 2013-01-07 |
Family
ID=47671475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011133615A Withdrawn JP2013002714A (ja) | 2011-06-15 | 2011-06-15 | 廃蒸気回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013002714A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107606965A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-01-19 | 广西信发铝电有限公司 | 一种冷凝系统 |
CN110538480A (zh) * | 2019-09-25 | 2019-12-06 | 上海电气集团股份有限公司 | 一种冷凝系统及冷凝方法 |
-
2011
- 2011-06-15 JP JP2011133615A patent/JP2013002714A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107606965A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-01-19 | 广西信发铝电有限公司 | 一种冷凝系统 |
CN110538480A (zh) * | 2019-09-25 | 2019-12-06 | 上海电气集团股份有限公司 | 一种冷凝系统及冷凝方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140902 |