JP2013002293A - 可変ノズルユニット及び可変容量型過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面とシュラウドリング55の第2支持穴61の内周面との間の隙間からの排気ガスの漏れ流量を低減すること。
【解決手段】シュラウドリング55の各第2支持穴61の内周面には、環状の穴側段差部81が形成され、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面には、環状の軸側段差部83が形成され、可変容量型過給機1の運転中におけるノズルリング45の背面側とシュラウドリング55の正面側との圧力差によって、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の軸側段差部83とシュラウドリング55の対応する第2支持穴61の穴側段差部81との間にタービンインペラ31の軸心に平行な方向の面圧が働くようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変容量型過給機におけるタービンインペラ側へ供給される排気ガスの流路面積(流量)を可変する可変ノズルユニット等に関する。
可変容量型過給機に用いられる一般的な可変ノズルユニットは、タービンハウジング内におけるタービンスクロール流路とタービンインペラとの間に配設されており、一般的な可変ノズルユニットの具体的な構成は、次のようになる。
タービンハウジング内には、ノズルリングが配設されており、このノズルリングには、複数の第1支持穴が円周方向に等間隔に貫通形成されている。また、ノズルリングには、タービンインペラを囲むシュラウドリングが離隔対向して設けられており、このシュラウドリングには、ノズルリングの各第1支持穴に整合する複数の第2支持穴が円周方向に等間隔に貫通形成されている。
ノズルリングの対向面とシュラウドリングの対向面との間には、複数の可変ノズルが円周方向に等間隔に配設されており、各可変ノズルは、タービンインペラの軸心に平行な軸心周りに回転可能である。また、各可変ノズルは、一側に、ノズルリングの対応する第1支持穴に回転可能に支持される第1ノズル軸を有してあって、他側に、シュラウドリングの対応する第2支持穴に回転可能に支持される第2ノズル軸を有している。そして、タービンハウジング内の適宜位置には、複数の可変ノズルの回転動作を同期させるリンク機構(同期機構)が配設されている。ここで、複数の可変ノズルを開く方向へ同期して回転させると、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流路面積が大きくなると共に、複数の可変ノズルを絞る方向へ同期して回転させると、前記排気ガスの流路面積が小さくなるようになっている。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1から特許文献3に示すものがある。
特開2009−144615号公報 特開2006−258108号公報 特開2007−40251号公報
ところで、可変ノズルの安定した回転動作を確保するために、通常、可変ノズルの第1ノズル軸の外周面とノズルリングの第1支持穴の内周面との間、及び可変ノズルの第2ノズル穴の外周面とシュラウドリングの第2支持穴の内周面との間に隙間がそれぞれ設けられており、可変容量型過給機の運転中に、排気ガスが前記隙間から可変ノズルユニットの外側へ漏れることがある。そのため、前記隙間からの排気ガスの漏れ流量(リーク流量)が増大すると、可変容量型過給機のタービン効率の低下を招くという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の可変ノズルユニット等を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、可変容量型過給機のタービンハウジング内におけるタービンスクロール流路とタービンインペラとの間に配設され、前記タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流路面積(流量)を可変する可変ノズルユニットにおいて、前記タービンハウジング内に配設され、複数の第1支持穴が円周方向に等間隔に貫通形成され、背面側が前記タービンスクロール流路に連通したノズルリングと、前記ノズルリングに離隔対向して設けられ、前記ノズルリングの各第1支持穴に整合する複数の第2支持穴が円周方向に等間隔に貫通形成され、正面側が前記タービンインペラの出口側に連通し、前記タービンインペラを囲むシュラウドリングと、前記ノズルリングの対向面と前記シュラウドリングの対向面との間に円周方向に等間隔に配設され、前記タービンインペラの軸心に平行な軸心周りに回転可能であって、一側に前記ノズルリングの対応する前記第1支持穴に回転可能に支持される第1ノズル軸を有し、他側に前記シュラウドリングの対応する前記第2支持穴に回転可能に支持される第2ノズル軸を有した複数の可変ノズルと、複数の前記可変ノズルの回転動作を同期させるリンク機構(同期機構)と、を具備し、前記可変容量型過給機の運転中における前記ノズルリングの背面側と前記シュラウドリングの正面側との圧力差によって各可変ノズルの前記第2ノズル軸と前記シュラウドリングの対応する前記第2支持穴との間に面圧又は線圧が働くようになっていることを要旨とする。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意であって、同様に、「配設され」とは、直接的に配設されたことの他に、別部材を介して間接的に配設されたことを含む意である。また、「前記ノズルリングの背面側」とは、前記ノズルリングの対向面の反対側のことをいい、「前記シュラウドリングの正面側」とは、前記シュラウドリングの対向面の反対側のことをいう。
第1の特徴によると、エンジン回転数が低速域にあって、排気ガスの流量が少ない場合には、前記リンク機構を作動させつつ、適宜のアクチュエータによって複数の前記可変ノズルを絞る方向へ同期して回転させることにより、前記タービンインペラ側へ供給される排気ガスのガス流路面積を小さくして、排気ガスの流速を高めて、前記タービンインペラの仕事量を十分に確保する。一方、エンジン回転数が高速域にあって、排気ガスの流量が多い場合には、前記リンク機構を作動させつつ、適宜の前記アクチュエータによって複数の可変ノズルを開く方向へ同期して回転させることにより、前記タービンインペラ側へ供給される排気ガスのガス流路面積を大きくして、多くの排気ガスを供給する。これにより、排気ガスの流量の多少に関係なく、前記タービンインペラによって回転力を十分かつ安定的に発生させることができる。
前述の作用の他に、前記ノズルリングの背面側が前記タービンスクロール流路に連通してあって、前記シュラウドリングの正面側が前記タービンインペラの出口側に連通してあるため、前記ノズルリングの背面側の圧力が前記シュラウドリングの正面側の圧力よりも十分に高くなっており、前記可変ノズルの前記第1ノズル軸の外周面と前記ノズルリングの前記第1支持穴の内周面との間の隙間から前記可変ノズルユニットの外側への排気ガスの漏れを十分に抑制することができる。
また、前記可変容量型過給機の運転中における前記ノズルリングの背面側と前記シュラウドリングの正面側との圧力差によって各可変ノズルの前記第2ノズル軸と前記シュラウドリングの対応する前記第2支持穴との間に面圧又は線圧が働くようになっているため、前記可変ノズルの前記第2ノズル軸の外周面と前記シュラウドリングの前記第2支持穴の内周面との間のシール性を十分に確保することができる。
本発明の第2の特徴は、エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する可変容量型過給機において、第1の特徴からなる可変ノズルユニットを具備したことを要旨とする。
第2の特徴によると、第1の特徴による作用と同様の作用を奏する。
本発明によれば、前記可変ノズルの前記第1ノズル軸の外周面と前記ノズルリングの前記第1支持穴の内周面との間の隙間から前記可変ノズルユニットの外側への排気ガスの漏れを十分に抑制した上で、前記可変ノズルの前記第2ノズル軸の外周面と前記シュラウドリングの前記第2支持穴の内周面との間のシール性を十分に確保できるため、前記可変ノズルの前記第2ノズル軸の外周面と前記シュラウドリングの前記第2支持穴の内周面との間の隙間からの排気ガスの漏れ流量を低減して、前記可変容量型過給機のタービン効率を向上させることができる。
図1は、図2における矢視部Iの拡大図である。 図2は、図3における矢視部IIの拡大図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る車両用の可変容量型過給機の側断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係る可変ノズルユニットの要部を示す側断面図であって、図1に相当する図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係る可変ノズルユニットの要部を示す側断面図であって、図1に相当する図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1から図3を参照して説明する。
なお、図面中、「FF」は、前方向を指し、「FR」は、後方向を指してある。
図3に示すように、本発明の第1実施形態に係る車両用の可変容量型過給機1は、エンジン(図示省略)からの排気ガスのエネルギーを利用して、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)するものである。そして、可変容量型過給機1の具体的な構成等は、以下のようになる。
可変容量型過給機1は、ベアリングハウジング3を具備しており、ベアリングハウジング3内には、ラジアルベアリング5及び一対のスラストベアリング7が設けられている。また、複数のベアリング5,7には、前後方向へ延びたロータ軸(タービン軸)9が回転可能に設けられており、換言すれば、ベアリングハウジング3には、ロータ軸9が複数のベアリング5,7を介して回転可能に設けられている。
ベアリングハウジング3の後側には、コンプレッサハウジング11が設けられており、コンプレッサハウジング11内には、遠心力を利用して空気を圧縮するコンプレッサインペラ13が回転可能に設けられている。そして、コンプレッサインペラ13の構成要素について説明すると、コンプレッサハウジング11内には、コンプレッサホイール15が設けられており、コンプレッサホイール15は、ロータ軸9の後端部に固定ナット17を介して一体的に連結されてあって、コンプレッサインペラ13の軸心(換言すれば、ロータ軸9の軸心)C周りに回転可能である。また、コンプレッサホイール15の外周面は、コンプレッサインペラ13の軸方向から径方向外側に向かって延びている。更に、コンプレッサホイール15の外周面には、複数のコンプレッサブレード19が周方向に等間隔に設けられている。
コンプレッサハウジング11におけるコンプレッサインペラ13の入口側(コンプレッサハウジング11の後側)には、空気を取入れる空気取入口21が形成されており、この空気取入口21は、空気を浄化するエアクリーナー(図示省略)に接続可能である。また、ベアリングハウジング3とコンプレッサハウジング11との間におけるコンプレッサインペラ13の出口側には、圧縮された空気を昇圧する環状のディフューザ流路23が形成されており、このディフューザ流路23は、空気取入口21に連通してある。更に、コンプレッサハウジング11の内部には、渦巻き状のコンプレッサスクロール流路25がコンプレッサインペラ13を囲むように形成されており、このコンプレッサスクロール流路25は、ディフューザ流路23に連通してある。そして、コンプレッサハウジング11の適宜位置には、圧縮された空気を排出する空気排出口27が形成されており、この空気排出口27は、コンプレッサスクロール流路25に連通してあって、エンジンの給気マニホールド(図示省略)に接続可能である。
図2及び図3に示すように、ベアリングハウジング3の前側には、タービンハウジング29が設けられており、このタービンハウジング29内には、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させるタービンインペラ31が回転可能に設けられている。そして、タービンインペラ31の構成要素について説明すると、タービンハウジング29内には、タービンホイール33が設けられており、このタービンホイール33は、ロータ軸9の前端部に一体的に連結されてあって、タービンインペラ31の軸心C周りに回転可能である。また、タービンホイール33の外周面は、タービンインペラ31の軸方向から径方向外側に向かって延びている。更に、タービンホイール33の外周面には、複数のタービンブレード35が周方向に等間隔に設けられている。
タービンハウジング29の適宜位置には、排気ガスを取入れるガス取入口37が形成されており、このガス取入口37は、エンジンの排気マニホールド(図示省略)に接続可能である。また、タービンハウジング29の内部には、渦巻き状のタービンスクロール流路39がタービンインペラ31を囲むように形成されており、このタービンスクロール流路39は、ガス取入口37に連通してある。更に、タービンハウジング29におけるタービンインペラ31の出口側(タービンハウジング29の前側)には、排気ガスを排出するガス排出口41が形成されており、このガス排出口41は、タービンスクロール流路39に連通してあって、排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置(図示省略)に接続可能である。
タービンハウジング29内におけるタービンスクロール流路39とタービンインペラ31との間には、タービンインペラ31側へ供給される排気ガスの流路面積(流量)を可変する可変ノズルユニット43が配設されており、この可変ノズルユニット43の具体的な構成は、次のようになる。
図1及び図2に示すように、タービンハウジング29内におけるタービンインペラ31の径方向外側(入口側)には、ノズルリング45が取付リング47を介して設けられており、このノズルリング45には、複数の第1支持穴51が円周方向に等間隔に貫通形成されている。また、ノズルリング45の背面側(後面側)は、取付リング47に貫通形成された複数の連通穴53を介してタービンスクロール流路39に連通してある。
ノズルリング45には、タービンブレード35の先端縁を囲むシュラウドリング55が複数(1つのみ図示)の連結ピン57を介して前後に離隔対向して設けられており、このシュラウドリング55は、中央側に、前方向へ突出した円筒部59を有している。また、シュラウドリング55には、ノズルリング45の各第1支持穴51に整合する複数の第2支持穴61が円周方向に等間隔に貫通形成されており、シュラウドリング55の正面側は、タービンインペラ31の出口側に連通してある。そして、シュラウドリング55の外縁部には、タービンスクロール流路39とシュラウドリング55の正面側との間を気密にシールするシールカバー63が設けられており、換言すれば、シュラウドリング55の正面側は、シールカバー63によってタービンスクロール流路39と遮断されている。
ノズルリング45の対向面45fとシュラウドリング55の対向面55fとの間には、複数の可変ノズル65が円周方向に等間隔に配設されており、各可変ノズル65は、タービンインペラ31の軸心Cに平行な軸心周りに回転可能(揺動可能)である。また、各可変ノズル65は、一側(後側)に、ノズルリング45の対応する第1支持穴51に回転可能に支持される第1ノズル軸67を有してあって、他側(前側)に、シュラウドリング55の対応する第2支持穴61に回転可能に支持される第2ノズル軸69を有してあって、各可変ノズル65の第1ノズル軸67及び第2ノズル軸69は、同心上に位置している。更に、各可変ノズル65の第1ノズル軸67の基端付近には、ノズルリング45の対向面45fに接触可能な第1鍔部71が形成されており、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の基端付近には、シュラウドリング55の対向面55fに接触可能な第2鍔部73が形成されている。
タービンハウジング29内におけるベアリングハウジング3の前部とノズルリング45の背部(後部)との間には、リンク室75が区画形成されており、このリンク室75には、複数の可変ノズル65の回転動作(開く方向及び絞る方向の回転動作)を同期させるリンク機構(同期機構)77が配設されている。また、リンク機構77は、特開2009−243431号公報又は特開2009−243300号公報に示す公知の構成からなるものであって、複数の可変ノズル65を開く方向及び絞る方向へ回転させるモータ又はシリンダ等のアクチュエータ(図示省略)に動力伝達機構79を介して連動連結されている。
シュラウドリング55の各第2支持穴61の内周面には、環状の穴側段差部81が形成されており、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面には、環状の軸側段差部83が形成されている。また、可変容量型過給機1の運転中におけるノズルリング45の背面側とシュラウドリング55の正面側との圧力差によって、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の軸側段差部83とシュラウドリング55の対応する第2支持穴61の穴側段差部81との間にタービンインペラ31の軸心に平行な方向の面圧が働くようになっている。
続いて、本発明の第1実施形態の作用及び効果について説明する。
ガス取入口37から取入れた排気ガスをタービンスクロール流路39を経由してタービンインペラ31の入口側から出口側へ流通させることにより、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させて、ロータ軸9及びコンプレッサインペラ13をタービンインペラ31と一体的に回転させることができる。これにより、空気取入口21から取入れた空気を圧縮して、ディフューザ流路23及びコンプレッサスクロール流路25を経由して空気排出口27から排出することができ、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)することができる。
ここで、エンジン回転数が低速域にあって、排気ガスの流量が少ない場合には、リンク機構77を作動させつつ、アクチュエータによって複数の可変ノズル65を絞る方向(閉じる方向)へ同期して回転させることにより、タービンインペラ31側に供給される排気ガスの流路面積(可変ノズル65のスロート面積)を小さくして、排気ガスの流速を高くして、タービンインペラ31の仕事量を確保する。一方、エンジン回転数が高速域にあって、排気ガスの流量が多い場合には、リンク機構77を作動させつつ、アクチュエータによって複数の可変ノズル65を開く方向へ同期して回転させることにより、可変ノズル65のスロート面積を大きくして、タービンインペラ31側に多くの排気ガスを供給する。これにより、排気ガスの流量の多少に関係なく、タービンインペラ31によって回転力を十分かつ安定的に発生させることができる。
前述の作用の他に、ノズルリング45の背面側(換言すれば、リンク室75)が取付リング47の複数の連通穴53を介してタービンスクロール流路39に連通してあって、シュラウドリング55の正面側がタービンインペラ31の出口側に連通してあるため、ノズルリング45の背面側の圧力がシュラウドリング55の正面側の圧力よりも十分に高くなっており、可変ノズル65の第1ノズル軸67の外周面とノズルリング45の第1支持穴51の内周面との間の隙間から可変ノズルユニット43の外側への排気ガスの漏れを十分に抑制することができる。
また、可変容量型過給機1の運転中におけるノズルリング45の背面側とシュラウドリング55の正面側との圧力差によって、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の軸側段差部83とシュラウドリング55の対応する第2支持穴61の穴側段差部81との間に面圧が働くようになっているため、可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面とシュラウドリング55の第2支持穴61の内周面との間のシール性を十分に確保することができる。
本発明の第1実施形態によれば、可変ノズル65の第1ノズル軸67の外周面とノズルリング45の第1支持穴51の内周面との間の隙間から可変ノズルユニット43の外側への排気ガスの漏れを十分に抑制した上で、可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面とシュラウドリング55の第2支持穴61の内周面との間のシール性を十分に確保できるため、可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面とシュラウドリング55の第2支持穴61の内周面との間の隙間からの排気ガスの漏れ流量を低減して、可変容量型過給機1のタービン効率を向上させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図4を参照して説明する。なお、図面中、「FF」は、前方向を指し、「FR」は、後方向を指してある。
図4に示すように、本発明の第2実施形態にあっては、可変容量型過給機1(図3参照)に可変ノズルユニット43(図1参照)に代えて、可変ノズルユニット85を用いている。また、本発明の第2実施形態に係る可変ノズルユニット85は、可変ノズルユニット43と同様の構成を有しており、可変ノズルユニット85の構成のうち、可変ノズルユニット43と異なる部分についてのみ説明する。なお、可変ノズルユニット85における複数の構成要素のうち、可変ノズルユニット43における構成要素と対応するものについては、図面中に同一番号を付してある。
各可変ノズル65の第2ノズル軸69の先端面は、球面状を呈している。また、可変容量型過給機1の運転中におけるノズルリング45の背面側とシュラウドリング55の正面側との圧力差によって、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の先端面とシュラウドリング55の対応する第2支持穴61の穴側段差部81との間にタービンインペラ31の軸心に平行な方向の線圧が働くようになっている。
そして、本発明の第2実施形態においても、本発明の第1実施形態と同様の作用及び効果を奏するものである。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について図5を参照して説明する。なお、図面中、「FF」は、前方向を指し、「FR」は、後方向を指してある。
図5に示すように、本発明の第3実施形態にあっては、可変容量型過給機1(図3参照)に可変ノズルユニット43(図1参照)に代えて、可変ノズルユニット87を用いている。また、本発明の第3実施形態に係る可変ノズルユニット87は、可変ノズルユニット43と同様の構成を有しており、可変ノズルユニット87の構成のうち、可変ノズルユニット43と異なる部分についてのみ説明する。なお、可変ノズルユニット87における複数の構成要素のうち、可変ノズルユニット43における構成要素と対応するものについては、図面中に同一番号を付する。
シュラウドリング55の各第2支持穴61の内周面は、テーパ状を呈してあって、シュラウドリング55の各第2支持穴61の内径は、前方向へ向かって縮径してある。また、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面の一部(先端部)は、テーパ状を呈してあって、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の先端部の外径は、前方向へ向かって縮径してある。換言すれば、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面は、シュラウドリング55の第2支持穴61の内周面の相補形状になっている。そして、可変容量型過給機1の運転中におけるノズルリング45の背面側とシュラウドリング55の正面側との圧力差によって、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面とシュラウドリング55の対応する第2支持穴61の内周面との間にタービンインペラ31の軸心に平行な方向の面圧が働くようになっている。
なお、シュラウドリング55の各第2支持穴61の内周面及び各可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面の一部のうちのいずれかがテーパ状を呈するようにしても構わない。この場合には、可変容量型過給機1の運転中におけるノズルリング45の背面側とシュラウドリング55の正面側との圧力差によって、各可変ノズル65の第2ノズル軸69の外周面とシュラウドリング55の対応する第2支持穴61の内周面との間にタービンインペラ31の軸心に平行な方向の線圧が働くことになる。
そして、本発明の第3実施形態においても、本発明の第1実施形態と同様の作用及び効果を奏するものである。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、適宜の変更を行うことにより、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
1 可変容量型過給機
3 ベアリングハウジング
9 ロータ軸
11 コンプレッサハウジング
13 コンプレッサインペラ
29 タービンハウジング
31 タービンインペラ
33 タービンホイール
35 タービンブレード
39 タービンスクロール流路
43 可変ノズルユニット
45 ノズルリング
45f ノズルリングの対向面
51 第1支持穴
55 シュラウドリング
55f シュラウドリングの対向面
61 第2支持穴
63 シールカバー
65 可変ノズル
67 第1ノズル軸
69 第2ノズル軸
75 リンク室
77 リンク機構
81 穴側段差部
83 軸側段差部
85 可変ノズルユニット
87 可変ノズルユニット

Claims (6)

  1. 可変容量型過給機のタービンハウジング内におけるタービンスクロール流路とタービンインペラとの間に配設され、前記タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流路面積を可変する可変ノズルユニットにおいて、
    前記タービンハウジング内に配設され、複数の第1支持穴が円周方向に等間隔に貫通形成され、背面側が前記タービンスクロール流路に連通したノズルリングと、
    前記ノズルリングに離隔対向して設けられ、前記ノズルリングの各第1支持穴に整合する複数の第2支持穴が円周方向に等間隔に貫通形成され、正面側が前記タービンインペラの出口側に連通し、前記タービンインペラを囲むシュラウドリングと、
    前記ノズルリングの対向面と前記シュラウドリングの対向面との間に円周方向に等間隔に配設され、前記タービンインペラの軸心に平行な軸心周りに回転可能であって、一側に前記ノズルリングの対応する前記第1支持穴に回転可能に支持される第1ノズル軸を有し、他側に前記シュラウドリングの対応する前記第2支持穴に回転可能に支持される第2ノズル軸を有した複数の可変ノズルと、
    複数の前記可変ノズルの回転動作を同期させるリンク機構と、を具備し、
    前記可変容量型過給機の運転中における前記ノズルリングの背面側と前記シュラウドリングの正面側との圧力差によって各可変ノズルの前記第2ノズル軸と前記シュラウドリングの対応する前記第2支持穴との間に面圧又は線圧が働くようになっていることを特徴とする可変ノズルユニット。
  2. 前記シュラウドリングの各第2支持穴の内周面に環状の穴側段差部が形成され、各可変ノズルの前記第2ノズル軸の外周面に環状の軸側段差部が形成され、前記可変容量型過給機の運転中における前記ノズルリングの背面側と前記シュラウドリングの正面側との圧力差によって各可変ノズルの前記第2ノズル軸の前記軸側段差部と前記シュラウドリングの対応する前記第2支持穴の前記穴側段差部との間に面圧が働くようになっていることを特徴とする請求項1に記載の可変ノズルユニット。
  3. 前記シュラウドリングの各第2支持穴の内周面に環状の穴側段差部が形成され、各可変ノズルの前記第2ノズル軸の先端面が球面状を呈してあって、前記可変容量型過給機の運転中における前記ノズルリングの背面側と前記シュラウドリングの正面側との圧力差によって各可変ノズルの前記第2ノズル軸の先端面と前記シュラウドリングの対応する前記第2支持穴の前記穴側段差部との間に線圧が働くようになっていることを特徴とする請求項1に記載の可変ノズルユニット。
  4. 前記シュラウドリングの各第2支持穴の内周面及び各可変ノズルの前記第2ノズル軸の外周面のうちの少なくともいずれかがテーパ状を呈していることを特徴とする請求項1に記載の可変ノズルユニット。
  5. 前記スクロール流路と前記シュラウドリングの正面側との間を気密にシールするシールカバーと、を具備したことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の可変ノズルユニット。
  6. エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する可変容量型過給機において、
    請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の可変ノズルユニットを具備したことを特徴とする可変容量型過給機。
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