JP2012529522A - キナーゼ阻害剤としての2−(1h−ピラゾール−4−イルアミノ)−ピリミジン - Google Patents

キナーゼ阻害剤としての2−(1h−ピラゾール−4−イルアミノ)−ピリミジン Download PDF

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Abstract

本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容される塩に関し、式中、A、A、A、A、XおよびYは明細書に定義されている。本発明は、前記化合物を作製する方法、ならびにオーロラおよびKDRなどのキナーゼを阻害するのに有用である前記化合物を含有する組成物にも関する。

Description

本出願は、2009年6月10日に出願された米国仮出願第61/185758号に対する優先権を主張し、これを参照により全体を組み込む。
(発明の背景)
有糸分裂は、複製されたゲノムの完全なコピーが微小管紡錘体装置によって2個の娘細胞に分離されるプロセスである。ゲノム安定性に必須の重要な有糸分裂調節因子であるオーロラキナーゼは、ヒト腫瘍において過剰発現することが判明した。したがって治療分野において、オーロラキナーゼを阻害する化合物、該阻害剤を含む組成物、およびオーロラキナーゼが未調節または過剰発現中の疾患を治療する方法の必要が現存している。
タンパク質の可逆的リン酸化は、真核細胞シグナル伝達を媒介する主な生化学的機序の1つである。この反応は、標的タンパク質上でATPのg−リン酸基をヒドロキシル基に転移させるタンパク質キナーゼによって触媒される。518種のこうした酵素がヒトゲノムに存在し、これらの中で約90種がチロシンヒドロキシル基のリン酸化を選択的に触媒する。細胞質チロシンキナーゼが細胞内部に常在する一方、受容体チロシンキナーゼ(RTK)は細胞外および細胞内ドメインの両方を保有し、細胞表面受容体に広がる膜として機能する。このように、RTKは環境シグナルへの細胞応答を媒介し、増殖、遊走および生存を含める広範囲の細胞プロセスを促進する。
RTKシグナル伝達経路は通常高度に調節されているが、これらの過剰活性化は、癌細胞の成長、生存および転移を促進することが示された。調節不全のRTKシグナル伝達は、遺伝子の過剰発現または突然変異を介して生じ、様々なヒト癌の進行と相関してきた。
VEGF受容体(VEGFR)ファミリーは、3種のRTK、KDR(キナーゼ挿入ドメイン含有受容体;VEGFR2)、FLT1(Fms様チロシンキナーゼ;VEGFR1)およびFLT4(VEGFR3)からなる。これらの受容体は、VEGF受容体と変動する親和性とを結合させるホモ二量体糖タンパク質のファミリーである血管内皮成長因子(VEGF−A、−B、−C、−D、−Eおよび胎盤成長因子(PlGF))の生物学的機能を媒介する。
KDRは、以下VEGFと称するVEGF−Aの分裂促進、血管新生および透過性を増強する効果の主要な媒介物質である。多くの異なる細胞型はVEGFを産生することができるが、その生物活性はKDRの内皮細胞選択的発現を経由して主に血管に限定される。驚くべきことではないが、VEGF/KDR軸は、新たな血管が既存の血管から形成される手段である血管新生の主な媒介物質である。
FLT1は、VEGF、VEGF−Bおよび胎盤成長因子を結合させる。FLT1は、内皮細胞に加えて平滑筋細胞、単球および造血幹細胞の表面に発現される。FLT1シグナル伝達の活性化は、これらが新たな血管形成に寄与する腫瘍に動員される髄由来内皮前駆細胞の動態をもたらす。
FLT4は、腫瘍関連のリンパ管(リンパ脈管新生)の形成を媒介するVEGF−CおよびVEGF−Dのシグナル伝達を媒介する。リンパ管は、癌細胞が転移中に固体腫瘍から広がる経路の1つである。PDGF受容体(PDGFR)ファミリーは、5種のRTK、PDGFR−aおよび−b、CSF1R、KITならびにFLT3からなる。
血小板由来成長因子(PDGF)受容体のaおよびbアイソフォームは、ホモ二量体またはa/bヘテロ二量体として生じ、線維芽細胞および平滑筋細胞の表面上で最も一般的に認められる。PDGFR−bは、未成熟血管に関連し、安定化させる内皮周囲細胞であるペリサイトの増殖および遊走を介して腫瘍の血管新生に寄与する。神経膠腫において、PDGF受容体およびPDGF受容体の同時発現によってもたらされるオートクリンPDGFR刺激は、腫瘍細胞の増殖および生存を媒介する。
CSF−1Rはレトロウイルス癌遺伝子v−fmsの細胞性同族体によってコードされ、マクロファージの発達の主要な調節因子である。マクロファージは腫瘍間質のよくある成分であり、腫瘍成長および転移に有益な方法で細胞外マトリックスを修正することが示された。
KITは、造血前駆細胞、肥満細胞、生殖細胞によって、および腸におけるペースメーカー細胞(カハールの間質細胞)によって発現される。それは、2つの一般的機序、すなわち幹細胞因子(SCF)であるリガンドによるオートクリン刺激によって、およびリガンド非依存性キナーゼ活性をもたらす突然変異を介して腫瘍進行に寄与する。FLT3は、FLT3リガンド(FL)との相互作用が幹細胞の生存、増殖および分化を刺激する造血幹細胞上に通常発現する。様々な白血病細胞において過剰発現するのに加えて、FLT3は血液悪性腫瘍において頻繁に変異し、急性骨髄球性白血病(AML)患者のおよそ三分の一が活性化突然変異を抱えている。
チロシンキナーゼの活性をモジュレートさせることによってシグナル伝達および細胞増殖を特異的に阻害することで異常または不適当な細胞の増殖、分化または代謝を調節およびモジュレートさせる有効な小化合物の同定がしたがって望ましい。特に、血管新生プロセスに、または浮腫、腹水、滲出、浸出および巨大分子血管外遊出およびマトリックス沈着ならびに関連障害に至る血管透過性亢進の形成に必須であるチロシンキナーゼの機能を特異的に阻害する方法および化合物の同定が有益であると思われる。
(発明の要旨)
本発明は多数の実施形態を有する。本発明の一実施形態は、したがって、式(I)
Figure 2012529522
(A、A、A、A、XおよびYは、下記で定義した通りである。)を有する化合物、およびそれらのサブセットに関する。
さらに提供されるのは、式(I)の化合物の治療有効量を含む薬学的に許容される組成物、および医薬として適当な担体との組合せにおける薬学的に許容される塩である。
一実施形態は、哺乳動物における癌を治療する方法であって、治療上許容される量の式(I)の化合物または薬学的に許容される塩をそれに投与することを含む方法を対象とする。また別の実施形態は、哺乳動物における腫瘍体積を減少させる方法であって、治療上許容される量の式(I)の化合物または薬学的に許容される塩をそれに投与するを含む方法に関する。
更に別の実施形態は、哺乳動物における膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮内膜癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌および甲状腺癌を治療する方法に関し、該方法は、また放射線療法の投与にかかわらず、式(I)を有する化合物の治療有効量をそれに投与することを含む。
(発明の詳細な記述)
この詳細な記述は、当分野の技術者が、特定の使用の要件に最も適していると思われる通りに本発明をその多数の形態において適応および適用することができるように、出願人らの発明、その原理およびその実際の適用を当分野の技術者に熟知させることだけが意図されている。この記述およびその具体例は、例示の目的だけが対象とされている。本発明は、したがって、この特許出願に記載されている実施形態に限定されることなく、様々に変更することができる。
略語および定義
本明細書に別途定義されていない限り、本発明に関連して使用される化学的および技術的用語は、当分野の技術者によって一般に理解されている意味を有するものとする。用語の意味および範囲は明確であるべきだが、何らかの潜在的曖昧さがある場合には、本明細書において提供される定義がいかなる辞書または付帯的な定義に優先する。本出願において、「または」の使用は、別途記載されていない限り、「および/または」を意味する。さらに、「含める(include)」という用語、ならびに「含める(including)」および「含められる」などの他の形態の使用は限定しているものではない。本特許出願(請求項を含める。)における「含む(comprise)」または「含む(comprises)」または「含む(comprising)」という語の使用に関して、出願人らは、文脈が別段必要としていない限り、それらの語が排他的よりむしろ包括的に解釈されるべきであるという基本および明確な理解に基づいて使用されること、ならびに出願人らが、下記の請求項を含めた本特許出願を理解する際にそれらの語がそれぞれそのように解釈されるのを意図していることを注記する。本明細書における任意の置換基または本発明もしくは任意の他の式の化合物において1回より多く生じる可変物に関し、各出現におけるその定義は、あらゆる他の出現でのその定義から独立している。置換基の組合せは、こうした組合せが安定な化合物をもたらす場合のみ容認される。安定な化合物は、反応混合物から有用な程度の純度で単離することができる化合物である。
適切な原子価は本明細書における全ての組合せに当てはまり、1個より多い原子を有する1価部分は左末端を介して連結しており、2価部分は左から右に書かれていると理解することが意味される。
該明細書および添付の請求項において使用される場合、逆のことが明記されていない限り、以下の用語は下記に示されている意味を有する。
「アルキル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、通常1個から約10個の炭素原子;または別の実施形態において、1個から約8個の炭素原子;別の実施形態において、1個から約6個の炭素原子;および別の実施形態において、1個から約4個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖の飽和ヒドロカルビル置換基を意味する。こうした置換基の例として、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソ−アミルおよびヘキシルなどが挙げられる。
「アルケニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、1個以上の二重結合、ならびに通常2個から約10個の炭素原子;または別の実施形態において、2個から約8個の炭素原子;別の実施形態において、2個から約6個の炭素原子;および別の実施形態において、2個から約4個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖のヒドロカルビル置換基を意味する。こうした置換基の例として、エテニル(ビニル)、2−プロペニル、3−プロペニル、1,4−ペンタジエニル、1,4−ブタジエニル、1−ブテニル、2−ブテニルおよび3−ブテニルなどが挙げられる。
「アルキニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、1個以上の三重結合、ならびに通常2個から約10個の炭素原子;または別の実施形態において、2個から約8個の炭素原子;別の実施形態において、2個から約6個の炭素原子;および別の実施形態において、2個から約4個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖のヒドロカルビル置換基を意味する。こうした置換基の例として、エチニル、2−プロピニル、3−プロピニル、2−ブチニルおよび3−ブチニルなどが挙げられる。
「カルボシクリル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、3個から14個の炭素環原子(「環原子」は、一緒になって環式置換基の環または複数の環を形成するために結合されている原子である。)を含有する飽和環式(即ち、「シクロアルキル」)、部分飽和環式(即ち、「シクロアルケニル」)または完全不飽和(即ち、「アリール」)のヒドロカルビル置換基を意味する。カルボシクリルは、単一環(単環式)または多環式の環状構造であってよい。
カルボシクリルは、通常3個から8個の環原子、より通常には3個から6個の環原子、またさらに通常には5個から6個の環原子を含有する単一環状構造であってよい。こうした単一環カルボシクリルの例として、シクロプロピル(シクロプロパニル)、シクロブチル(シクロブタニル)、シクロペンチル(シクロペンタニル)、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキシル(シクロヘキサニル)、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニルおよびフェニルが挙げられる。カルボシクリルは、多環式であってよい(即ち、1個より多い環を含有してよい。)。多環式カルボシクリルの例として、架橋、縮合およびスピロ環式のカルボシクリルが挙げられる。スピロ環式カルボシクリルにおいて、1個の原子は2個の異なる環に共通している。スピロ環式カルボシクリルの一例はスピロペンタニルである。架橋カルボシクリルにおいて、該環は少なくとも2個の共通の非隣接原子を共有する。架橋カルボシクリルの例として、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エニルおよびアダマンタニルが挙げられる。縮合環カルボシクリル系において、2個以上の環が一緒に縮合することで、2個の環は1個の共通の結合を共有することができる。2個または3個の縮合環カルボシクリルの例として、ナフタレニル、テトラヒドロナフタレニル(テトラリニル)、インデニル、インダニル(ジヒドロインデニル)、アントラセニル、フェナントレニルおよびデカリニルが挙げられる。
「シクロアルキル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、3個から14個の炭素環原子を含有する飽和環式ヒドロカルビル置換基を意味する。シクロアルキルは、通常3個から8個の炭素環原子、より通常には3個から6個の環原子を含有する単一炭素環であってよい。単一環シクロアルキルの例として、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルが挙げられる。シクロアルキルは多環式であってよい、または1個より多い環を含有してよい。多環式シクロアルキルの例として、架橋、縮合およびスピロ環式のカルボシクリルが挙げられる。
「アリール」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、6個から14個の炭素環原子を含有する芳香族カルボシクリルを意味する。アリールの例として、フェニル、ナフタレニルおよびインデニルが挙げられる。
一部の例において、ヒドロカルビル置換基(例えば、アルキル、アルケニル、アルキニルまたはシクロアルキル)における炭素原子の数は、「C−C−」という接頭辞によって示されており、式中、xは置換基における炭素原子の最小数であり、yは最大数である。したがって、例えば、「C−C−アルキル」は、1個から6個の炭素原子を含有するアルキル置換基を指す。さらに例示すると、C−C−シクロアルキルは、3個から8個の炭素環原子を含有する飽和ヒドロカルビル環を意味する。
「水素」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、水素基を意味し、−Hと表すことができる。
「ヒドロキシ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−OHを意味する。
「カルボキシ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−OHを意味する。
「アミノ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−NHを意味する。
「ハロゲン」または「ハロ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、フッ素基(−Fと表すことができる。)、塩素基(−Clと表すことができる。)、臭素基(−Brと表すことができる。)またはヨウ素基(−Iと表すことができる。)を意味する。
置換基が「置換されている」と記載されている場合、非水素基が水素基の代わりに置換基の炭素または窒素上にある。したがって、例えば、置換アルキル置換基は、少なくとも1個の非水素基が水素基の代わりにアルキル置換基上にあるアルキル置換基である。例示すると、モノフルオロアルキルはフルオロ基で置換されているアルキルであり、ジフルオロアルキルは2個のフルオロ基で置換されているアルキルである。置換基上に1個より多い置換がされている場合、それぞれの非水素基は(別途記載のない限り)同一でありまたは異なっていてよいことを認識するべきである。
置換基が「場合によって置換されている」と記載されている場合、置換基は(1)置換されていない、または(2)置換されているのいずれかであってよい。置換基が特定の数までの非水素基で場合によって置換されていると記載されている場合、その置換基は(1)置換されていない、または置換基上で(2)特定の数までの非水素基もしくは最大数の置換可能位置のいずれか小さい方によって置換されているのいずれかであってよい。したがって、例えば、置換基が最大3個の非水素基で場合によって置換されているヘテロアリールと記載されている場合、置換可能な位置が3つ未満の任意のヘテロアリールが、該ヘテロアリールが置換可能な位置を有するのと同じ数までの非水素基で場合によって置換されていると思われる。例示すると、テトラゾリル(ただ1つの置換可能な位置を有する。)は、最大1個の非水素基で場合によって置換されている。さらに例示すると、アミノ窒素が最大2個の非水素基で場合によって置換されていると記載されている場合、第1級アミノ窒素は最大2個の非水素基で場合によって置換されており、一方第2級アミノ窒素は最大1個だけの非水素基で場合によって置換されている。
本特許出願は、「置換基」および「基」という用語を交換可能なものとして使用する。
「ハロ」という接頭辞は、該接頭辞が付いている置換基が、1個以上の独立して選択されるハロゲン基で置換されていることを示す。例えば、ハロアルキルは、少なくとも1個の水素基がハロゲン基で置き換えられているアルキル置換基を意味する。ハロアルキルの例として、クロロメチル、1−ブロモエチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよび1,1,1−トリフルオロエチルが挙げられる。置換基が1個より多いハロゲン基により置換されている場合、それらのハロゲン基は(別途記載のない限り)同一でありまたは異なっていてよいことを認識するべきである。
「ペルハロ」という接頭辞は、該接頭辞が付いている置換基上のあらゆる水素基が、独立して選択されるハロゲン基で置き換えられていることを示し、即ち、置換基上のそれぞれの水素基がハロゲン基で置き換えられていることを示す。全ての該ハロゲン基が同一である場合、該接頭辞は通常ハロゲン基を特定する。したがって、例えば、「ペルフルオロ」という用語は、該接頭辞が付いている置換基上のあらゆる水素基が、フッ素基で置換されていることを意味する。例示すると、「ペルフルオロアルキル」という用語は、フッ素基がそれぞれの水素基と代わっているアルキル置換基を意味する。
「カルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−を意味する。
「アミノカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−NHを意味する。
「オキシ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、エーテル置換基を意味し、−O−と表すことができる。
「アルキルヒドロキシ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−アルキル−OHを意味する。
「アルキルアミノ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−アルキル−NHを意味する。
「アルキルオキシ」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、アルキルエーテル置換基、即ち、−O−アルキルを意味する。こうした置換基の例として、メトキシ(−O−CH)、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソ−ブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシが挙げられる。
「アルキルカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−アルキルを意味する。
「アミノアルキルカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−アルキル−NHを意味する。
「アルキルオキシカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−O−アルキルを意味する。
「カルボシクリルカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−カルボシクリルを意味する。
同様に、「ヘテロシクリルカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−ヘテロシクリルを意味する。
「カルボシクリルアルキルカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−アルキル−カルボシクリルを意味する。
同様に、「ヘテロシクリルアルキルカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−アルキル−ヘテロシクリルを意味する。
「カルボシクリルオキシカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−O−カルボシクリルを意味する。
「カルボシクリルアルキルオキシカルボニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−C(O)−O−アルキル−カルボシクリルを意味する。
「チオ」または「チア」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、チアエーテル置換基、即ち、2価の硫黄原子がエーテル酸素原子に代わっているエーテル置換基を意味する。こうした置換基は−S−と表すことができる。即ち、例えば、「アルキル−チオ−アルキル」はアルキル−S−アルキル(アルキル−スルファニル−アルキル)を意味する。
「チオール」または「スルフヒドリル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、スルフヒドリル置換基を意味し、−SHと表すことができる。
「(チオカルボニル)」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、酸素原子が硫黄で置き換えられているカルボニルを意味する。こうした置換基は、−C(S)−と表すことができる。
「スルホニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−S(O)−を意味する。
「アミノスルホニル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−S(O)−NHを意味する。
「スルフィニル」または「スルホキシド」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、−S(O)−を意味する。
「ヘテロシクリル」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、合計3個から14個の環原子を含有する飽和(即ち、「ヘテロシクロアルキル」)、部分飽和(即ち、「ヘテロシクロアルケニル」)または完全不飽和(即ち、「ヘテロアリール」)の環状構造を意味する。該環原子の少なくとも1個はヘテロ原子(即ち、酸素、窒素または硫黄)であり、残りの環原子は、炭素、酸素、窒素および硫黄からなる群から独立して選択される。ヘテロシクリルは、単一環(単環式)または多環式の環状構造であってよい。
ヘテロシクリルは、通常3個から7個の環原子、より通常には3個から6個の環原子、またさらに通常には5個から6個の環原子を含有する単一環であってよい。単一環ヘテロシクリルの例として、フラニル、ジヒドロフラニル、テトラヒドロフラニル、チオフェニル(チオフラニル)、ジヒドロチオフェニル、テトラヒドロチオフェ二ル、ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアゾリニル、イソチアゾリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、チオジアゾリル、オキサジアゾリル(1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル(フラザニル)または1,3,4−オキサジアゾリルを含める。)、オキサトリアゾリル(1,2,3,4−オキサトリアゾリルまたは1,2,3,5−オキサトリアゾリルを含める。)、ジオキサゾリル(1,2,3−ジオキサゾリル、1,2,4−ジオキサゾリル、1,3,2−ジオキサゾリルまたは1,3,4−ジオキサゾリルを含める。)、オキサチアゾリル、オキサチオリル、オキサチオラニル、ピラニル、ジヒドロピラニル、チオピラニル、テトラヒドロチオピラニル、ピリジニル(アジニル)、ピペリジニル、ジアジニル(ピリダジニル(1,2−ジアジニル)、ピリミジニル(1,3−ジアジニル)またはピラジニル(1,4−ジアジニル)を含める。)、ピペラジニル、トリアジニル(1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニルおよび1,2,3−トリアジニル)を含める。)、オキサジニル(1,2−オキサジニル、1,3−オキサジニルまたは1,4−オキサジニル)を含める。)、オキサチアジニル(1,2,3−オキサチアジニル、1,2,4−オキサチアジニル、1,2,5−オキサチアジニルまたは1,2,6−オキサチアジニル)を含める。)、オキサジアジニル(1,2,3−オキサジアジニル、1,2,4−オキサジアジニル、1,4,2−オキサジアジニルまたは1,3,5−オキサジアジニル)を含める。)、モルホリニル、アゼピニル、オキセピニル、チエピニルおよびジアゼピニルが挙げられる。
ヘテロシクリルは、多環式(即ち、1個より多い環を含有してよい。)であってよい。多環式ヘテロシクリルの例として、架橋、縮合およびスピロ環式のヘテロシクリルが挙げられる。スピロ環式ヘテロシクリルにおいて、1個の原子は2個の異なる環に共通している。架橋ヘテロシクリルにおいて、該環は少なくとも2個の共通の非隣接原子を共有している。縮合環ヘテロシクリルにおいて、2個以上の環が一緒に縮合することで、2個の環が1個の共通の結合を共有することができる。2個または3個の環を含有する縮合環ヘテロシクリルの例として、インドリジニル、ピラノピロリル、4H−キノリジニル、プリニル、ナフチリジニル、ピリドピリジニル(ピリド[3,4−b]−ピリジニル、ピリド[3,2−b]−ピリジニルまたはピリド[4,3−b]−ピリジニルを含める。)およびプテリジニルが挙げられる。縮合環ヘテロシクリルの他の例として、インドリル、イソインドリル(イソベンズアゾリル、プソイドイソインドリル)、インドレニニル(プソイドインドリル)、イソインダゾリル(ベンズピラゾリル)、ベンズアジニル(キノリニル(1−ベンズアジニル)またはイソキノリニル(2−ベンズアジニル)を含める。)、フタラジニル、キノキサリニル、キナゾリニル、ベンゾジアジニル(シンノリニル(1,2−ベンゾジアジニル)またはキナゾリニル(1,3−ベンゾジアジニル)を含める。)、ベンゾピラニル(クロマニルまたはイソクロマニルを含める。)、ベンゾオキサジニル(1,3,2−ベンゾオキサジニル、1,4,2−ベンゾオキサジニル、2,3,1−ベンゾオキサジニルまたは3,1,4−ベンゾオキサジニルを含める。)およびベンゾイソキサジニル(1,2−ベンゾイソキサジニルまたは1,4−ベンゾイソキサジニルを含める。)などのベンゾ縮合ヘテロシクリルが挙げられる。
「ヘテロアリール」という用語は(単独で、または別の用語(単数または複数)との組合せにおいて)、5個から14個の環原子を含有する芳香族ヘテロシクリルを意味する。ヘテロアリールは、単一環または2個もしくは3個の縮合環であってよい。ヘテロアリール置換基の例として、ピリジル、ピラジル、ピリミジニル、ピリダジニル、および1,3,5−、1,2,4−または1,2,3−トリアジニルなどの6員環置換基;イミダジル、フラニル、チオフェニル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、1,2,3−、1,2,4−、1,2,5−または1,3,4−オキサジアゾリル、およびイソチアゾリルなどの5員環置換基;ベンゾチオフラニル、ベンゾイソキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、プリニルおよびアントラニリルなどの6/5員縮合環置換基;ならびにベンゾピラニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キナゾリニルおよびベンゾオキサジニルなどの6/6員縮合環が挙げられる。
多成分置換基に付いている接頭辞は、最初の成分だけに当てはまる。例示すると、「アルキルシクロアルキル」という用語は、2つの成分:アルキルおよびシクロアルキルを含有する。したがって、C−C−アルキルシクロアルキルのC−C−という接頭辞は、アルキルシクロアルキルのアルキル成分が1個から6個の炭素原子を含有することを意味し、C−C−という接頭辞はシクロアルキル成分について記載しているのではない。さらに例示すると、ハロアルキルオキシアルキルの「ハロ」という接頭辞は、アルキルオキシアルキル置換基のアルキルオキシ成分だけが1個以上のハロゲン基で置換されていることを示す。ハロゲン置換が代わりとしてまたは追加としてアルキル成分にも生じることがある場合、置換基は代わりに「ハロアルキルオキシアルキル」よりむしろ「ハロゲン置換アルキルオキシアルキル」と記載される。また最終的に、ハロゲン置換がアルキル成分にだけ生じることがある場合、置換基は代わりに「アルキルオキシハロアルキル」と記載される。
「治療する(treat)」、「治療する(treating)」および「治療」という用語は、疾患および/またはその付随症状を軽減または抑止する方法を指す。
「予防する(prevent)」、「予防する(preventing)」および「予防」という用語は、疾患および/もしくはその付随症状の発症を予防する方法、または対象が疾患を罹患するのを防ぐ方法を指す。本明細書で使用される場合、「予防する(prevent)」、「予防する(preventing)」および「予防」には、疾患および/またはその付随症状の発症を遅延させること、および疾患を罹患する対象のリスクを低減することも含められる。
「治療有効量」という用語は、治療される状態または障害の1つまたは複数の症状の発生を予防またはある程度軽減するのに十分に投与される化合物の量を指す。
「モジュレートする」という用語は、キナーゼの機能または活性を増加または減少させる化合物の能力を指す。「モジュレーション」は、その様々な形態において本明細書で使用される場合、キナーゼに関連する活性の拮抗作用、アゴニズム、部分拮抗作用および/または部分アゴニズムを包含することが意図される。キナーゼ阻害剤は、例えば、結合して部分的もしくは全体的に刺激を遮断、減少、予防、活性化を遅延、不活性化、脱感作、またはシグナル伝達を下方調節する化合物である。キナーゼ活性化剤は、例えば、結合して刺激、増加、開放、活性化、促進、活性化を増強、感作、またはシグナル伝達を上方調節する化合物である。
「組成物」という用語は、本明細書で使用される場合、特定された量における特定された成分を含む生成物、ならびに特定された量における特定された成分の組合せから直接または間接的に生じる生成物を包含することが意図される。「薬学的に許容される」によって、担体、賦形剤または添加剤が製剤の他の成分と相容性があり、このレシピエントに有害であってはならないことを意味する。
「対象」は、本明細書において、これらに限定されないが、霊長類(例えば、ヒト)、雌ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラットおよびマウスなどを含めた哺乳動物などの動物を含めると定義される。好ましい実施形態において、対象はヒトである。
「KDR」という用語は、キナーゼ挿入ドメイン受容体(III型受容体チロシンキナーゼ)を意味し、FLK1、VEGFR、VEGFR2およびCD309としても知られている。
「VEGFR」という用語は、血管内皮成長因子受容体を意味する。
「PDGFR」という用語は、血小板由来成長因子受容体を意味する。
化合物
式(I)の化合物におけるA、X、Y、A、AおよびAのための適当な基は独立して選択される。記載されている本発明の実施形態は組み合わせることができる。こうした組合せは企図されており、本発明の範囲内である。例えば、A、X、Y、A、AおよびAのいずれかに関する実施形態は、いずれか他のA、X、Y、A、AおよびAに対して定義されている実施形態と組み合わせることができると企図される。
一態様において、本発明は、式(I)を有する化合物、または薬学的に許容されるこの塩を提供する。
Figure 2012529522
(式中、
は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、架橋シクロアルキル、架橋シクロアルケニルおよび架橋ヘテロシクロアルキルであり、Aは1個、2個または3個のRで場合によって置換されており、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、ニトロ、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCF、からなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。)
式(I)の一実施形態において、Aは、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、架橋シクロアルキル、架橋シクロアルケニルまたは架橋ヘテロシクロアルキルである。式(I)の別の実施形態において、Aは、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、架橋シクロアルキル、架橋シクロアルケニルまたは架橋ヘテロシクロアルキルである。式(I)の別の実施形態において、Aは、C−Cシクロアルキル、C−C架橋シクロアルキルまたはC−C架橋シクロアルケニルである。
式(I)の一実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。式(I)の別の実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。
式(I)の一実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。別の式(I)において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)である。
式(I)の一実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。式(I)の別の実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。
式(I)の一実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。
式(I)の一実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1または2であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。式(I)の別の実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)である。
式(I)の一実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1または2であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。
式(I)の一実施形態において、Aは、アリールである。式(I)の別の実施形態において、Aは、フェニルである。
式(I)の一実施形態において、Aは、ヘテロアリールである。式(I)の別の実施形態において、Aは、ピリジル、ピラジル、ピリミジニル、ピリダジニル、1,3,5−、1,2,4−もしくは1,2,3−トリアジニル;イミダジル、インダゾリル、フラニル、チオフェニル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、1,2,3−、1,2,4−、1,2,5−もしくは1,3,4−オキサジアゾリル、イソチアゾリル;ベンゾイミダゾリル、ベンゾチオフラニル、ベンゾイソキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、プリニル、アントラニリル;ベンゾピラニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キナゾリニルまたはベンゾオキサジニルである。式(I)の別の実施形態において、Aは、
Figure 2012529522
である。
式(I)の一実施形態において、Aは、非置換である。
式(I)の一実施形態において、Aは1個、2個または3個のRで置換されており、式中、Rは各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキルまたは−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、Rは各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択される。
式(I)の別の実施形態において、Aは1個、2個または3個のRで置換されており、Rは各出現において、独立して−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OC1−4−アルキル、−C(O)OR
、−C(O)NHまたは−C(O)NHRであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキルまたは−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立してハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、Rは−C1−4−アルキルである。
式(I)の別の実施形態において、Aは1個、2個または3個のRで置換されており、Rは、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHからなる群から選択される。
式(I)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(I)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(I)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(I)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(I)の一実施形態において、AはHである。式(I)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(I)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(I)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(I)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(I)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(I)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(I)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(I)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(I)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(I)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(I)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(I)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(I)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(I)の別の実施形態において、Rはフェニルまたはナフチルであり、これは非置換である。式(I)の別の実施形態において、Rはフェニルまたはナフチルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(I)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(I)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(I)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(I)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(I)の一実施形態において、AはHである。式(I)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(I)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(I)の一実施形態において、AはHである。式(I)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(I)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(I)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(I)の一実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(I)の一実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
本発明の別の態様は、式(II)の化合物を提供し、式中、R、X、Y、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りであり、nは0、1、2または3であり、A1Aはシクロアルキルである。
Figure 2012529522
別の態様において、本発明は、式(II)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、
1Aは、シクロアルキルであり、
nは、0、1、2または3であり、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。
式(II)の一実施形態において、A1Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。式(II)の別の実施形態において、A1Aは、
Figure 2012529522
(nは0、1、2または3であり、Rは式(I)に記載されている通りである。)からなる群から選択される。
式(II)の一実施形態において、nは0、1、2または3であり、Rは、各出現において、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rからなる群から独立して選択され、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、Rは、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択される。式(II)の別の実施形態において、nは1であり、Rは−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHである。
式(II)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(II)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(II)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(II)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(II)の一実施形態において、AはHである。式(II)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(II)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(II)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(II)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(II)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(II)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(II)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(II)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(II)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(II)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(II)の別の実施形態において、Rはフェニルまたはナフチルであり、これは非置換である。式(II)の別の実施形態において、Rはフェニルまたはナフチルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(II)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(II)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(II)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(II)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(II)の一実施形態において、AはHである。式(II)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(II)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(II)の一実施形態において、AはHである。式(II)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(II)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(II)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(II)の一実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(II)の一実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
本発明の別の態様は、式(IIa)、(IIb)、(IIc)、(IId)、(IIe)および(IIf)の化合物を提供し、式中、R、X、Y、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りである。
Figure 2012529522
Figure 2012529522
本発明の別の態様は、式(IIIa)および(IIIb)の化合物を提供し、式中、R、X、Y、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りである。
Figure 2012529522
別の態様において、本発明は、式(IIIa)および(IIIb)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCF、からなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。
式(IIIa)および(IIIb)の一実施形態において、Rは、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHである。
式(IIIa)および(IIIb)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(IIIa)および(IIIb)の一実施形態において、AはHである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(IIIa)および(IIIb)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは非置換である。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(IIIa)および(IIIb)の一実施形態において、AはHである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(IIIa)および(IIIb)の一実施形態において、AはHである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(IIIa)および(IIIb)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(IIIa)および(IIIb)の別の実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
本発明の別の態様は、式(IV)の化合物を提供し、式中、R、X、Y、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りであり、nは0、1、2または3であり、A1Bはヘテロアリールまたはアリールである。
Figure 2012529522
別の態様において、本発明は、式(IV)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、
1Bは、ヘテロアリールまたはアリールであり、
nは、0、1、2または3であり、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCF、からなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。
式(IV)の一実施形態において、A1Bは、ヘテロアリールである。式(IV)の別の実施形態において、A1Bは、ピリジル、ピラジル、ピリミジニル、ピリダジニル、1,3,5−、1,2,4−もしくは1,2,3−トリアジニル;イミダジル、インダゾリル、フラニル、チオフェニル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、1,2,3−、1,2,4−、1,2,5−もしくは1,3,4−オキサジアゾリル、イソチアゾリル;ベンゾイミダゾリル、ベンゾチオフラニル、ベンゾイソキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、プリニル、アントラニリル;ベンゾピラニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キナゾリニルまたはベンゾオキサジニルである。式(IV)の別の実施形態において、A1Bは、
Figure 2012529522
である。
式(IV)の一実施形態において、nは1または2であり、Rは、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCH、−C(O)OCHCHまたは−C1−4アルキルである。式(IV)の別の実施形態において、Aは非置換である。
式(IV)の別の実施形態において、A1Bはフェニルであり、nは1または2であり、Rは各出現において、独立して−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキルまたは−C3−8−ヘテロシクロアルキルであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキルまたは−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立してハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されている。
式(IV)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(IV)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(IV)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(IV)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(IV)の一実施形態において、AはHである。式(IV)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(IV)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(IV)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(IV)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(IV)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(IV)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(IV)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(IV)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(IV)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(IV)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(IV)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(IV)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(IV)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは非置換である。式(IV)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IV)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(IV)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(IV)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(Iv)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IV)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(IV)の一実施形態において、AはHである。式(IV)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(IV)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(IV)の一実施形態において、AはHである。式(IV)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(IV)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(IV)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(IV)の一実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(IV)の一実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
本発明の別の態様は、式(Va)および式(Vb)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、X、Y、R、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りであり、各R1aはHまたは−C1−4−アルキルである。
Figure 2012529522
(Zは、CHまたはOであり、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
1aはHまたは−C1−4−アルキルであり、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。)
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、Rは−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHである。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、各R1aはHまたは−C1−4−アルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、各R1aはHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、各R1aは−C1−4−アルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、1つのR1aは−C1−4−アルキルであり、他方はHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、各R1aは−CHである。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、AはHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは非置換である。式(I)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(I)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、AはHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、AはHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(II)の一実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(Va)および(Vb)の一実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、ZはCHまたはOである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、ZはCHである。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、ZはOである。
本発明の別の態様は、式(VIa)および式(VIb)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、R、R1a、X、Y、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りである。
Figure 2012529522
(Zは、CHまたはOであり、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
1aはHまたは−C1−4−アルキルであり、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCF、からなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。)
式(Va)および(Vb)の一実施形態において、Rは、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHである。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、各R1aは、Hまたは−C1−4−アルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、各R1aはHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、各R1aは−C1−4−アルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、1つのR1aは−C1−4−アルキルであり、他方はHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、各R1aは、−CHである。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、AはHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(VIa)および(Vb)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(VI)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは非置換である。式(I)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(Va)および(Vb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、AはHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、AはHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(VI)の一実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
式(VIa)および(VIb)の一実施形態において、ZはCHまたはOである。式(II)の別の実施形態において、ZはCHである。式(VIa)および(VIb)の別の実施形態において、ZはOである。
本発明の別の態様は、式(VII)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、R、X、Y、A、AおよびAはそれぞれ、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りであり、各R1aはHまたは−C1−4−アルキルである。
Figure 2012529522
別の態様において、本発明は式(VII)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、
Zは、CHまたはOであり、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。
式(VII)の一実施形態において、Rは、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHである。
式(VII)の一実施形態において、各R1aは、Hまたは−C1−4−アルキルである。式(VII)の別の実施形態において、各R1aはHである。式(VII)の別の実施形態において、各R1aは−C1−4−アルキルである。式(VII)の別の実施形態において、1つのR1aは−C1−4−アルキルであり、他方はHである。式(VII)の別の実施形態において、各R1aは、−CHである。
式(VII)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(VII)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(VII)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(VII)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(VII)の一実施形態において、AはHである。式(VII)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(VII)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(VII)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(VII)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(VII)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(VII)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(VII)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(VII)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(VII)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(VII)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(VII)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(VII)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(VII)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは非置換である。式(VII)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VII)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(VII)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(VII)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(VII)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VII)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(VII)の一実施形態において、AはHである。式(VII)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(VII)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(VII)の一実施形態において、AはHである。式(VII)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(VII)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(VII)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(VII)のb別の実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(VII)の別の実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
式(VII)の一実施形態において、ZはCHまたはOである。式(VII)の一実施形態において、ZはCHである。式(VII)の一実施形態において、ZはOである。
本発明の別の態様は、式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、R、X、Y、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りである。
Figure 2012529522
別の態様において、本発明は式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCF、からなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の一実施形態において、Rは、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHである。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の一実施形態において、AはHである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(II)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは非置換である。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の一実施形態において、AはHである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の一実施形態において、AはHである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(II)の別の実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(VIIIa)、(VIIIb)、(VIIIc)および(VIIId)の別の実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
本発明の別の態様は、式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の化合物を提供し、式中、R、X、Y、A、AおよびAは、全般的におよび上記サブセットにおいて定義されている通りである。
Figure 2012529522
別の態様において、本発明は、式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の化合物または薬学的に許容される塩を提供し、式中、
は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、R−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、−NO、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
は、H、RまたはRであり、
は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCF、からなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の一実施形態において、Rは、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)NHCHCH、−C(O)OCHまたは−C(O)OCHCHである。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の一実施形態において、XおよびYはともにHである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、ClまたはBrである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、YはCHであり、XはF、ClまたはBrである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、YはHであり、XはF、Cl、Br、−NO、−CF、−C(O)NH、−CHまたは−OCHである。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の一実施形態において、AはHである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、AはRまたはRである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されている。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、−C1−6−アルキルは非置換である。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−3−アルキルであり、−C1−3−アルキルは非置換である。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCHまたは−CH(CHである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されている。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、AはRであり、Rは−C1−6−アルキルであり、Rは、R、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SOおよび−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で置換されており、Rは独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Aは−CH、−CHCH、−CH(CH、−CHCF、−CHCHOH、−CHC(O)OH、−CHC(O)NH、−CHCHOCH、−CHCH(CH)OH、−CHCH(OH)CHCH、−CHCHSOCH、−CHC(O)NHCH、−CHCHN(CH、−CHC(O)N(CH、−CHCHCH(CH、−CHC(O)OCH(CH、−CHCHOCHCHOCHまたは−CHCHN(CHである。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の一実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているシクロアルキル、アリール、またはヘテロシクロアルキルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rは−C3−8−シクロアルキルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rは−C3−6−シクロアルキルである。式(IX)の別の実施形態において、Rは−C−シクロアルキルである。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアリールである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは非置換である。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはフェニルであり、これは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RはC1−6−アルキルであり、C1−6−アルキルは、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはヘテロシクロアルキルであり、これは非置換である。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているヘテロシクロアルキルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは非置換である。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは非置換である。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Rはアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニルであり、これらは、−C1−6−アルキル、C(O)CH、C(O)CHN(CHおよびC(O)CHNHC(O)CHからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されている。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の一実施形態において、AはHである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の一実施形態において、AはHである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Aは−C1−6−アルキルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Aはメチルである。
式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の一実施形態において、AはHであり、AはHである。式(II)の別の実施形態において、AはHであり、Aはメチルである。式(IXa)、(IXb)(IXc)および(IXa)の別の実施形態において、Aはメチルであり、AはHである。
本発明の一部として企図される具体的な実施形態として、これらに限定されないが、例えば以下の式(I)の化合物が挙げられる。
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
−[(1S,2S,4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−5−フルオロ−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−5−フルオロ−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
(1S,2R)−2−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド;
(1R,2S)−2−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
イソプロピル {4−[(4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
エチル (1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキシレート;
エチル (1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキシレート;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
−[(1S,2S,4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R)−2−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
(1R,2S)−2−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
(1S,6R)−6−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド;
(1R,6S)−6−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−N−メチル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−N−メチル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−メトキシ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−メトキシ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−メトキシピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−メトキシピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
イソプロピル {4−[(4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[1−(N−アセチルグリシル)ピペリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−クロロピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[1−(N,N−ジメチルグリシル)ピペリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
1−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−ピロリジン−2−イルメチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
{4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}酢酸;
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
3−[2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]アゼチジン−3−オール;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
1−[2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−6−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−6−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−6−メチルピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−6−メチルピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(オキセタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
1−[2−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール;
4−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキサミド;
(1R,2S)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキサミド;
(1S,2R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
(1R,2S)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
2−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]プロパン−2−オール;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ニトロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ニトロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]メタノール;
(1S,6R)−6−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド;
(1R,6S)−6−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサンカルボキサミド;
(1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサンカルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)チオフェン−2−カルボキサミド;
(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロブタンカルボキサミド;
(1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロブタンカルボキサミド;
2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)チオフェン−3−カルボキサミド;
1−メチル−4−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−クロロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド;
(1R,2S)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド;
(1S,2R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−6,6−ジメチル−2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ナフチルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
2−(4−{[5−クロロ−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
(1R,2R,3S,5R)−2−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1R,2R,3S,5R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;および
5−ブロモ−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン。
本発明の化合物は、RまたはS配置において非対称置換炭素原子を含有することができ、「R」および「S」という用語は、Pure Appl.Chem.(1976)45、13−10に定義されている通りである。RおよびS配置が等量の非対称置換炭素原子を有する化合物は、それらの原子においてラセミ体である。一方の配置のほうが他の配置より過剰である原子は、過剰な配置、好ましくは約85%−90%過剰、より好ましくは約95%−99%過剰、さらに好ましくは約99%を超えて過剰な配置が与えられる。すなわち、本発明がこの化合物のラセミ混合物ならびに相対および絶対ジアステレオ異性体を包含することを意味する。
本発明の化合物は、EまたはZ配置において炭素−炭素二重結合または炭素−窒素二重結合を含有することもでき、Cahn−Ingold−Prelog優先規則によって決定されている通り、「E」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の反対側の高次置換基を表し、「Z」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の同側の高次置換基を表す。本発明の化合物は、「E」および「Z」異性体の混合物として存在することもできる。
本発明の化合物は、化合物のプロトンが1個の原子から別の原子に移行する互変異性体またはこれらの平衡混合物として存在することもできる。互変異性体の例として、これらに限定されないが、ケト−エノール、フェノール−ケト、オキシム−ニトロソ、ニトロ−アシおよびイミン−エナミンなどが挙げられる。
本発明は、一部において、式(I)の化合物の全ての塩も対象とする。化合物の塩は、例えば、異なる温度および湿度における医薬安定性の増強、または水もしくは他の溶媒中における望ましい溶解性など、1つまたは複数の塩の特性により有利であり得る。塩が患者に(例えば、インビトロの場面における使用とは対照的に)投与されることを意図する場合、塩は薬学的に許容されるおよび/または生理的に適合性であるのが好ましい。「薬学的に許容される」という用語は、修飾される名詞が医薬品または医薬品の一部としての使用に適切であることを意味するため、本特許出願において形容詞的に使用される。薬学的に許容される塩として、アルカリ金属塩を形成および遊離酸または遊離塩基の付加塩を形成するために通例使用される塩が挙げられる。一般に、これらの塩は通常、例えば、適切な酸または塩基と本発明の化合物とを反応させることによって常法で調製することができる。
式(I)の化合物の薬学的に許容される酸付加塩は、無機酸または有機酸から調製することができる。しばしば適当な無機酸の例として、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、炭酸、硫酸およびリン酸が挙げられる。適当な有機酸として一般に、例えば、有機酸の脂肪族、脂環式、芳香族、芳香脂肪族、複素環式、カルボン酸およびスルホン酸の部類が挙げられる。しばしば適当な有機酸の具体例として、酢酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、グルコン酸、ジグルコン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、グルクロン酸、マレイン酸、フマル酸、ピルビン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、安息香酸、アントラニル酸、メシル酸、ステアリン酸、サリチル酸、p−ヒドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、マンデル酸、エンボン酸(パモ酸)、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パントテン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、スルファニル酸、シクロヘキシルアミノスルホン酸、アルゲン酸、ベータ−ヒドロキシ酪酸、ガラクタル酸、ガラクツロン酸、アジピン酸、アルギン酸、重硫酸、酪酸、ショウノウ酸、ショウノウスルホン酸、シクロペンタンプロピオン酸、ドデシル硫酸、グリコヘプタン酸、グリセロリン酸、ヘプタン酸、ヘキサン酸、ニコチン酸、パルモ酸、ペクチン酸塩、2−ナフタレスルホン酸、3−フェニルプロピオン酸、ピクリン酸塩、ピバル酸、チオシアン酸、トシル酸塩およびウンデカン酸が挙げられる。
式(I)の化合物の薬学的に許容される塩基付加塩として、例えば、金属塩および有機塩が挙げられる。好ましい金属塩として、アルカリ金属(Ia族)塩、アルカリ土類金属(IIa族)塩、および他の生理学的に許容される金属塩が挙げられる。こうした塩は、アルミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムおよび亜鉛から作製することができる。好ましい有機塩は、トロメタミン、ジエチルアミン、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン(N−メチルグルカミン)およびプロカインなどのアミンから作製することができる。塩基性窒素含有基は、ハロゲン化低級アルキル(C−C)(例えば、メチル、エチル、プロピルおよびブチルの塩化物、臭化物およびヨウ化物)、硫酸ジアルキル(例えば、ジメチル、ジエチル、ジブチルおよび硫酸ジアミル)、長鎖ハロゲン化物(例えば、デシル、ラウリル、ミリスチルおよびステアリルの塩化物、臭化物およびヨウ化物)、アリールアルキルハロゲン化物(例えば、ベンジルおよび臭化フェネチル)および他などの薬剤で四級化することができる。
任意の純度レベル(純粋および実質的に純粋を含める。)の式(I)の化合物(およびこれらの塩)は、出願人らの発明の範囲内である。化合物/塩/異性体に関して「実質的に純粋」という用語は、化合物/塩/異性体を含有する製剤/組成物が、約85重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約90重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約95重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約97重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約99重量%を超える化合物/塩/異性体を含有することを意味する。
化合物の調製
本発明の化合物は合成化学プロセスによって作製することができ、その例は本明細書に示されている。該プロセスにおけるステップの順番は変動することがあり、試薬、溶媒および反応条件は、詳細に記述されているものに代替されることがあり、脆弱な部分は必要に応じて保護および脱保護することができることを理解されるべきである。
C(O)OH部分のための保護基として、これらに限定されないが、アセトキシメチル、アリル、ベンゾイルメチル、ベンジル、ベンジルオキシメチル、tert−ブチル、tert−ブチルジフェニルシリル、ジフェニルメチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、ジフェニルメチルシリル、エチル、パラ−メトキシベンジル、メトキシメチル、メトキシエトキシメチル、メチル、メチルチオメチル、ナフチル、パラ−ニトロベンジル、フェニル、n−プロピル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、2−(トリメチルシリル)エチル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルおよびトリフェニルメチルなどが挙げられる。C(O)およびC(O)H部分のための保護基として、これらに限定されないが、1,3−ジオキシルケタール、ジエチルケタール、ジメチルケタール、1,3−ジチアニルケタール、O−メチルオキシムおよびO−フェニルオキシムが挙げられる。
NH部分のための保護基として、これらに限定されないが、アセチル、アラニル、ベンゾイル、ベンジル(フェニルメチル)、ベンジリデン、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、tert−ブトキシカルボニル(Boc)、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、ジフェニルメチル、ジフェニルホスホリル、ホルミル、メタンスルホニル、パラ−メトキシベンジルオキシカルボニル、フェニルアセチル、フタロイル、スクシニル、トリクロロエトキシカルボニル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、トリメチルシリル、トリフェニルメチル、トリフェニルシリルおよびパラ−トルエンスルホニルなどが挙げられる。
OHおよびSH部分のための保護基として、これらに限定されないが、アセチル、アリル、アリルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、ベンゾイル、ベンジル、tert−ブチル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、3,4−ジメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、ジフェニルメチル、ホルミル、メタンスルホニル、メトキシアセチル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、パラ−メトキシベンジル、メトキシカルボニル、メチル、パラ−トルエンスルホニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、2−(トリメチルシリル)エトキシカルボニル、2−トリメチルシリルエチル、トリフェニルメチルおよび2−(トリフェニルホスホニオ)エトキシカルボニルなどが挙げられる。
Figure 2012529522
スキーム1に示されている通り、Aが本明細書に記載されている通りであり、市販で購入、本明細書に記載されている通りに調製、または文献に記載されている通りに調製することができる式(1)のアミンを、XおよびYが本明細書に記載されている通りである式(2)の化合物と、炭酸水素ナトリウムの存在下で反応させることで、式(3)の化合物を生成することができる。該反応は通常、メタノール、水またはこれらの混合物などの溶媒中で行われる。式(3)の化合物は、市販で購入、本明細書に記載されている通りに調製、または文献に記載されている通りに調製することができる、A、AおよびAが本明細書に記載されている通りである式(4)の化合物と、HClの存在下で反応させることで、本発明の化合物の代表である式(I)の化合物を生成することができる。該反応は通常、これに限定されないが2−プロパノールなどの溶媒中において昇温で行われる。
Figure 2012529522
本発明の化合物の代表である式(5)の化合物は、スキーム2に示されている通りに調製することができる。N−(2−ヨードフェニル)ホルムアミドを、水素化ナトリウム、続いてヘキサン中のn−ブチルリチウム、およびシクロブンタノンで処理することで、N−(2−(1−ヒドロキシシクロブチル)フェニル)ホルムアミドを生成することができる。該反応は通常、これに限定されないがテトラヒドロフランなどの溶媒中において低温で行われる。N−(2−(1−ヒドロキシシクロブチル)フェニル)ホルムアミドを、これに限定されないが水酸化カリウムなどの塩基と反応させることで、1−(2−アミノフェニル)シクロブタノールを生成することができる。該反応は通常、これに限定されないがメタノールなどの溶媒中において昇温で行われる。1−(2−アミノフェニル)シクロブタノールを、XおよびYが本明細書に記載されている通りである式(2)の化合物と、これに限定されないがN,N−ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下で反応させることで、式(3)の化合物を生成することができる。該反応は通常、これに限定されないが2−プロパノールなどの溶媒中において昇温で行われる。式(I)の化合物の代表である式5の化合物は、式(3)の化合物を、A、AおよびAが本明細書に記載されている通りである式(4)の化合物と、スキーム1に記載されている通りに反応させることによって調製することができる。
組成物
別の態様において、本発明は、通常式(I)の化合物および薬学的に許容される担体を含有する、ヒトおよび動物におけるキナーゼ活性をモジュレートさせるための医薬組成物を提供する。
式(I)を有する化合物は、例えば、頬内、眼科的、経口的、浸透圧的、非経口的(筋肉内、腹腔内、胸骨内、静脈内、皮下)、直腸的、局所的、経皮的、経膣的および動脈内に、ならびに関節内注射、注入、および例えば血管など身体内留置によって投与することができる。
式(I)を有する化合物は、添加剤の有無にかかわらず投与することができる。添加剤として、これらに限定されないが、エンカプスレータ、ならびに吸収促進剤、抗酸化剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、賦形剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、香味剤、保水剤、滑沢剤、芳香剤、保存剤、噴射剤、離型剤、滅菌剤、甘味剤、可溶化剤、湿潤剤、およびこれらの混合物などの添加物が挙げられる。
経口的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製剤のための添加剤として、これらに限定されないが、寒天、アルギン酸、水酸化アルミニウム、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、1,3−ブチレングリコール、カルボマー、ヒマシ油、セルロース、酢酸セルロース、カカオ脂、コーンスターチ、コーン油、綿実油、クロスポビドン、ジグリセリド、エタノール、エチルセルロース、ラウリン酸エチル、オレイン酸エチル、脂肪酸エステル、ゼラチン、胚芽油、グルコース、グリセロール、落花生油、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、イソプロパノール、等張生理食塩水、ラクトース、水酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、麦芽、マンニトール、モノグリセリド、オリーブ油、落花生油、リン酸カリウム塩、バレイショデンプン、ポビドン、プロピレングリコール、リンゲル溶液、ベニバナ油、ゴマ油、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ナトリウムリン酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムソルビトール、大豆油、ステアリン酸、ステアリルフマレート、スクロース、界面活性剤、タルク、トラガカント、テトラヒドロフルフリルアルコール、トリグリセリド、水、およびこれらの混合物などが挙げられる。眼科的または経口的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製剤のための添加剤として、これらに限定されないが、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、コーン油、綿実油、エタノール、ソルビタンの脂肪酸エステル、胚芽油、落花生油、グリセロール、イソプロパノール、オリーブ油、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ゴマ油、水、およびこれらの混合物などが挙げられる。浸透圧的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製剤のための添加剤として、これらに限定されないが、クロロフルオロ炭化水素、エタノール、水、およびこれらの混合物などが挙げられる。非経口的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製剤のための添加剤として、これらに限定されないが、1,3−ブタンジオール、ヒマシ油、コーン油、綿実油、デキストロース、胚芽油、落花生油、リポソーム、オレイン酸、オリーブ油、落花生油、リンゲル溶液、ベニバナ油、ゴマ油、大豆油、U.S.P.または等張塩化ナトリウム溶液、水、およびこれらの混合物などが挙げられる。直腸的または経膣的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製剤ための添加剤として、これらに限定されないが、カカオ脂、ポリエチレングリコール、ワックス、およびこれらの混合物が挙げられる。
本発明の医薬組成物および方法は、上記で述べた病態の治療に通常適用される、本明細書で言及されている通りの他の治療的に活性な化合物をさらに含むことができる。
使用の方法
別の態様において、本発明は、哺乳動物におけるキナーゼの媒介、過剰発現または調節不全に関与する疾患または状態を治療または予防するための、本発明の化合物または組成物を使用する方法を提供する。特に、本発明の化合物は、任意または全てのオーロラキナーゼファミリーメンバーなどのタンパク質キナーゼが発現する疾患または状態の治療において有用性を有するとみられる。また別の態様において、本発明の化合物は、任意または全てのKDR(VEGFR2)ファミリーメンバーなどのタンパク質キナーゼが発現する疾患または状態の治療において有用性を有するとみられる。
実施形態の一群において、キナーゼの阻害剤で治療することができるヒトまたは他の動物の疾患および状態として、これらに限定されないが、聴神経腫瘍、急性白血病、急性リンパ性白血病、急性骨髄球性白血病(単球性、骨髄芽球性、腺癌、血管肉腫、星細胞腫、骨髄単球性および前骨髄球性)、急性T細胞白血病、基底細胞腫瘍、胆管癌、膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、気管支原性肺癌、子宮頸癌、軟骨肉腫、脊索腫、絨毛癌、慢性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄球性(顆粒球性)白血病、慢性骨髄性白血病、大腸癌、直腸結腸癌、頭蓋咽頭腫、嚢胞腺癌、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、増殖不全の変化(異形成症および化生)、胚性癌、子宮内膜癌、内皮肉腫、上衣細胞腫、上皮癌、赤白血病、食道癌、エストロゲン−受容体陽性乳癌、本態性血小板血症、ユーイング腫瘍、線維肉腫、濾胞性リンパ腫、生殖細胞精巣癌、神経膠腫、重鎖病、血管細胞芽腫、肝細胞腫、肝細胞癌、ホルモン非感受性前立腺癌、平滑筋肉腫、脂肪肉腫、肺癌、リンパ管内皮肉腫、リンパ管肉腫、リンパ芽球性白血病、リンパ腫(ホジキンおよび非ホジキン)、膀胱、乳房、大腸、肺、卵巣、膵臓、前立腺、皮膚および子宮の悪性腫瘍および過剰増殖障害、T細胞またはB細胞由来のリンパ系腫瘍、白血病、リンパ腫、延髄性癌、髄芽腫、メラノーマ、髄膜腫、中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄性白血病、骨髄腫、粘液肉腫、神経芽細胞腫、非小細胞肺癌、乏突起神経膠腫、口腔癌、骨原性肉腫、卵巣癌、膵癌、乳頭状腺癌、乳頭状癌、松果体腫、真性多血症、前立腺癌、直腸癌、腎細胞腫瘍、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、肉腫、皮脂腺癌、精上皮腫、皮膚癌、小細胞肺癌、固体腫瘍(癌腫および肉腫)、小細胞肺癌、胃癌、扁平上皮癌、滑膜腫、汗腺癌、甲状腺癌、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、精巣腫瘍、子宮癌およびウィルムス腫瘍が挙げられる。
膵癌細胞におけるオーロラキナーゼの関与は、Zhu,J.ら、AURKA Amplification,Chromosome Instability,And Centrosome Abnormality in Human Pancreatic Carcinoma Cells.Cancer Genet.Cytogenet、2005.159(1):10−17頁;およびLi D.、Zhu J.、Firozi P.F.ら、Overexpression of Oncogenic STK15/BTAK/Aurora A Kinase in Human Pancreatic Cancer.Clin.Cancer Res.2003;9:991−7に報告されている。
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肝臓癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Jeng Y.M.、Peng S.Y.、Lin C.Y.、Hsu H.C.Overexpression and Amplification of Aurora−A in Hepatocellular Carcinoma.Clin.Cancer Res.2004;10:2065−71に報告されている。
頭部および頚部の癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Zhao X.、Li F.C.、Li Y.H.ら、[Mutation of p53 and Overexpression Of STK15 in Laryngeal Squamous−Cell Carcinoma].Zhonghua Zhong Liu Za Zhi 2005;27:134−7;Li F.C.、Li Y.H.、Zhao X.ら、[Deletion of p15 and p16 Genes and Overexpression of STK15 Gene in Human Laryngeal Squamous Cell Carcinoma].Zhonghua Yi Xue Za Zhi 2003;83:316−9;Reiter R.、Gais P.、Jutting U.ら、Aurora Kinase A Messenger RNA Overexpression is Correlated with Tumor Progression and Shortened Survival in Head and Neck Squamous Cell Carcinoma.Clin.Cancer Res.2006;12:5136−41;Qi G.、Ogawa L、Kudo Y.ら、Aurora−B Expression and Its Correlation with Cell Proliferation and Metastasis in Oral Cancer.Virchows Arch 2007;450:297−302;およびTatsuka M.、Sato S.、Kitajima S.ら、Overexpression of Aurora−A Potentiates HRAS−mediated Oncogenic Transformation and is Implicated in Oral Carcinogenesis.Oncogene 2005;4:1122−7に報告されている。
甲状腺癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Sorrentino R.、Libertini S.、Pallante P.L.ら、Aurora B Overexpression Associates with the Thyroid Carcinoma Undifferentiated Phenotype and is Required for Thyroid Carcinoma Cell Proliferation.J.Clin.Endocrinol.Metab.2005;90:928−35に報告されている。
卵巣癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Lassmann S.、Shen Y.、Jutting U.ら、Predictive Value of Aurora−A/STK15 Expression for Late Stage Epithelial Ovarian Cancer Patients Treated By Adjuvant Chemotherapy.Clin Cancer Res 2007;13:4083−91;およびLanden C.N.、Jr.、Lin Y.G.、Immaneni A.ら、Overexpression of the Centrosomal Protein Aurora−A Kinase is Associated with Poor Prognosis in Epithelial Ovarian Cancer Patients.Clin.Cancer Res.2007;13:4098−104に報告されている。
腎癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Kurahashi T.、Miyake H.、Hara I.、Fujisawa M.Significance of Aurora−A Expression in Renal Cell Carcinoma.Urol.Oncol.2007;25:128−33に報告されている。
子宮内膜癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Moreno−Bueno G.、Sanchez−Estevez C、Cassia R.ら、Differential Gene Expression Profile in Endometrioid and Nonendometrioid Endometrial Carcinoma:STK15 is Frequently Overexpressed and Amplified in Nonendometrioid Carcinomas.Cancer Res.2003;63:5697−702に報告されている。
胃癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Ju H.、Cho H.、Kim Y.S.ら、Functional Polymorphism 57Val>Ile of Aurora Kinase A Associated with Increased Risk of Gastric Cancer Progression.Cancer Lett.2006;242:273−9に報告されている。
大腸癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Nishida N.、Nagasaka T.、Kashiwagi K.、Boland C.R.、Goel A.High Copy Amplification of the Aurora−A Gene is Associated with Chromosomal Instability Phenotype in Human Colorectal Cancers.Cancer Biol.Ther.2007;6:525−33;Bischoff J.R.、Anderson L.、Zhu Y.ら、A Homologue of Drosophila Aurora Kinase is Oncogenic and Amplified In Human Colorectal Cancers.EMBO J 1998;17:3052−65;Chen J.、Sen S.、Amos C.I.ら、Association Between Aurora−A Kinase Polymorphisms and Age of Onset of Hereditary Nonpolyposis Colorectal Cancer in a Caucasian Population.Mol.Carcinog.2007;46:249−56;Hienonen T.、Salovaara R.、Mecklin J.P.、Jarvinen H.、Karhu A.、Aaltonen L.A.Preferential Amplification of AURKA 91A(Ile31)in Familial Colorectal Cancers.Int.J.Cancer 2006;118:505−8;およびEwart−Toland A.、Briassouli P.、de Koning J.P.ら、Identification of Stk6/STK15 as a Candidate Low−Penetrance Tumor−Susceptibility Gene in Mouse and Human.Nat.Genet.2003;34:403−12に報告されている。
癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Lin,Y.S.ら、Gene Expression Profiles of the Aurora Family Kinases.Gene Expr.、2006.13(1):15−26頁;およびEwart−Toland A.、Dai Q.、Gao Y.T.ら、Aurora−A/STK15 T+91A is a General Low Penetrance Cancer Susceptibility Gene:A Meta−Analysis of Multiple Cancer Types.Carcinogenesis 2005;26:1368−73に報告されている。
癌におけるKDR(VEGFR2)の関与およびVEGF−標的治療法を使用する研究は、Ellis,Lee M.、Hicklin,Daniel J.VEGF−Targeted Therapy:Mechanisms Of Anti−Tumor Activity.Nature Reviews Cancer 2008;8:579−591に報告されている。
膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮内膜癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌および甲状腺癌におけるオーロラキナーゼの関与は、Nature Reviews/Cancer、第4巻、2004年12月に報告されている。
本発明の方法は、通常、治療的処置が必要な対象に式(I)の化合物の有効量を投与することを伴う。式(I)を有する化合物の治療有効量は、治療のレシピエント、治療される疾患およびこの重症度、それを含む組成物、投与の時間、投与の経路、治療期間、効力、クリアランスの速度、ならびに別の薬物が同時投与されるかどうかに依存する。単回用量または分割用量で患者に一日に投与される組成物を作製するのに使用される式(I)を有する化合物の量は、約0.03mg/kg体重から約200mg/kg体重である。単回用量の組成物は、これらの量またはこれらの約数量の組合せを含有する。
併用療法
本発明は、1種以上の追加の活性薬剤との組合せにおける本発明の化合物または組成物を使用する方法をさらに提供する。
式(I)を有する化合物は、アルキル化試薬、血管新生阻害剤、抗体、代謝拮抗剤、抗有糸分裂薬、抗増殖薬、抗ウイルス薬、オーロラキナーゼ阻害剤、アポトーシス促進剤(例えば、Bcl−xL、Bcl−wおよびBfl−1)阻害剤、死受容体経路の活性化因子、Bcr−Ablキナーゼ阻害剤、BiTE(二特異的T細胞エンゲージャー)抗体、抗体薬物コンジュゲート、生体応答修飾物質、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、細胞周期阻害剤、シクロオキシゲナーゼ−2阻害剤、DVD、白血病ウイルス性癌遺伝子ホモログ(ErbB2)受容体阻害剤、成長因子阻害剤、熱ショックタンパク質(HSP)−90阻害剤、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤、ホルモン療法薬、免疫薬、アポトーシスタンパク質の阻害剤(IAP)、挿入抗生物質、キナーゼ阻害剤、キネシン阻害剤、Jak2阻害剤、哺乳類ラパマイシン標的タンパク質阻害剤、マイクロRNAの阻害剤、マイトジェン活性化細胞外シグナル制御キナーゼ阻害剤、多価結合タンパク質、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、ポリADP(アデノシン二リン酸)リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤、白金化学療法薬、ポロ様キナーゼ(Plk)阻害剤、ホスホイノシチド3キナーゼ(PI3K)阻害剤、プロテオソーム阻害剤、プリン類似体、ピリミジン類似体、受容体チロシンキナーゼ阻害剤、レチノイド/デルトイド植物アルカロイド、小阻害性リボ核酸(siRNA)、トポイソメラーゼ阻害剤およびユビキチンリガーゼ阻害剤などとともに使用される場合、ならびにこれらの薬剤の1種以上との組合せにおいて使用される場合有用であるとみられる。
BiTE抗体は、2つの細胞を同時に結合させることによって癌細胞を攻撃することをT細胞に指示する二特異的抗体である。T細胞は次いで、標的癌細胞を攻撃する。BiTE抗体の例として、アデカツムマブ(Micromet MT201)およびブリナツモマブ(Micromet MT103)などが挙げられる。
siRNAは、内因性RNA塩基または化学的に修飾されたヌクレオチドを有する分子である。該修飾は細胞活性を破壊しないが、むしろ安定性増加および/または細胞能力増加を付与する。化学的修飾の例として、ホスホロチオエート基、2’−デオキシヌクレオチド、2’−OCH−含有リボヌクレオチド、2’−F−リボヌクレオチド、2’−メトキシエチルリボヌクレオチドおよびこれらの組合せなどが挙げられる。siRNAは変動する長さ(例えば、10−200bps)および構造(例えば、ヘアピン、単一鎖/二重鎖、バルジ、ニック/ギャップ、ミスマッチ)を有することができ、細胞においてプロセシングされることで、活性遺伝子サイレンシングをもたらす。二本鎖siRNA(dsRNA)は、各鎖(ブラント末端)または非対称末端(オーバーハング)上に同数のヌクレオチドを有することができる。1−2ヌクレオチドのオーバーハングは、センス鎖および/またはアンチセンス鎖上に存在することができ、ならびに所定の鎖の5’−および/または3’−末端に存在することができる。
多価結合タンパク質は、2つ以上の抗原結合部位を含む結合タンパク質である。多価結合タンパク質は、操作されることで3つ以上の抗原結合部位を有し、一般に、自然発生抗体ではない。「多特異的結合タンパク質」という用語は、2つ以上の関連または非関連標的を結合する能力がある結合タンパク質を意味する。二重可変ドメイン(DVD)結合タンパク質は、2つ以上の抗原結合部位を含む4価または多価結合タンパク質である。こうしたDVDは、単一特異的(即ち、1つの抗原を結合させる能力がある。)または多特異的(即ち、2つ以上の抗原を結合させる能力がある。)であり得る。2つの重鎖DVDポリペプチドおよび2つの軽鎖DVDポリペプチドを含むDVD結合タンパク質は、DVD Igと称される。DVD Igの各半分が、重鎖DVDポリペプチド、軽鎖DVDポリペプチドおよび2つの抗原結合部位を含む。各結合部位は重鎖可変ドメインおよび軽鎖可変ドメインを含み、1つの抗原結合部位当たり合計6つのCDRが抗原結合に関与する。多特異的DVDとして、DLL4およびVEGF、またはC−metおよびEFGR、またはErbB3およびEGFRを結合するDVD結合タンパク質が挙げられる。
アルキル化試薬として、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコン、ベンダムスチン、ブロスタリシン、ブスルファン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロランブシル、CLORETAZINE(登録商標)(ラロムスチン、VNP 40101M)、シクロホスファミド、デカルバジン、エストラムスチン、ホテムスチン、グルホスファミド、イホスファミド、KW−2170、ロリムスチン(CCNU)、マホスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタードN−オキシド、ラニムスチン、テモゾロマイド、チオテパ、TREANDA(登録商標)(ベンダムスチン)、トレオサルファンおよびトロホスファミなどが挙げられる。
血管新生阻害剤として、内皮特異的受容体チロシンキナーゼ(Tie−2)阻害剤、上皮成長因子受容体(EGFR)阻害剤、インスリン成長因子2受容体(IGFR−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−2(MMP−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ9(MMP−9)阻害剤、血小板由来成長因子受容体(PDGFR)阻害剤、トロンボスポンジン類似体および血管内皮成長因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害剤などが挙げられる。
代謝拮抗剤として、ALIMTA(登録商標)(ペメトレキセド二ナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、XELODA(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン)、クロファラビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、デシタビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロールニチン、EICAR(5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド)、エノシタビン、エチニルシチジン、フルダラビン、単独またはロイコボリンと組み合わせた5−フルオロウラシル、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、ヒドロキシ尿素、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキセート、ミコフェノール酸、ネララビン、ノラトレキセド、オクホスファート、ペリトレキソール、ペントスタチン、ラルチトレキセド、リバビリン、トリアピン、トリメトレキセート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビンおよびUFTなどが挙げられる。
抗ウイルス薬として、リトナビルおよびヒドロキシクロロキンなどが挙げられる。
オーロラキナーゼ阻害剤として、ABT−348、AZD−1152、MLN−8054、VX−680、オーロラA特異的キナーゼ阻害剤、オーロラB特異的キナーゼ阻害剤およびパンオーロラキナーゼ阻害剤などが挙げられる。
Bcl−2タンパク質阻害剤として、AT−101((−)ゴシポール)、GENASENSE(登録商標)(G3139またはオブリメルセン(Bcl−2−標的アンチセンスオリゴヌクレオチド))、IPI−194、IPI−565、N−(4−(4−((4’−クロロ(1,1’−ビフェニル)−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(ジメチルアミノ)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−ニトロベンゼンスルホアミド)(ABT−737)、N−(4−(4−((2−(4−クロロフェニル)−5,5−ジメチル−1−シクロヘキサ−1−エン−1−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(モルホリン−4−イル)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド(ABT−263)およびGX−070(オバトクラックス)などが挙げられる。
Bcr−Ablキナーゼ阻害剤として、DASATINIB(登録商標)(BMS−354825)およびGLEEVEC(登録商標)(イマチニブ)などが挙げられる。
CDK阻害剤として、AZD−5438、BMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、フラボピリドール、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、セリシクリブ(CYC−202、R−ロスコビチン)およびZK−304709などが挙げられる。
COX−2阻害剤として、ABT−963、ARCOXIA(登録商標)(エトリコキシブ)、BEXTRA(登録商標)(バルデコキシブ)、BMS347070、CELEBREX(登録商標)(セレコキシブ)、COX−189(ルミラコキシブ)、CT−3、DERAMAXX(登録商標)(デラコキシブ)、JTE−522、4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル−1H−ピロール)、MK−663(エトリコキシブ)、NS−398、パレコキシブ、RS−57067、SC−58125、SD−8381、SVT−2016、S−2474、T−614およびVIOXX(登録商標)(ロフェコキシブ)などが挙げられる。
EGFR阻害剤として、ABX−EGF、抗EGFR免疫リポソーム、EGF−ワクチン、EMD−7200、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HR3、IgA抗体、イレッサ(登録商標)(ゲフィチニブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブまたはOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質およびTYKERB(登録商標)(ラパチニブ)などが挙げられる。
ErbB2受容体阻害剤として、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ)、HERCEPTIN(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペルツズマブ)、TAK−165、GW−572016(イオナファルニブ)、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二特異的抗体、B7.her2IgG3、AS HER2三機能二特異的抗体、mAB AR−209およびmAB 2B−1などが挙げられる。
ヒストンデアセチラーゼ阻害剤として、デプシペプチド、LAQ−824、MS−275、トラポキシン、スベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)、TSAおよびバルプロ酸などが挙げられる。
HSP−90阻害剤として、17−AAG−nab、17−AAG、CNF−101、CNF−1010、CNF−2024、17−DMAG、ゲルダナマイシン、IPI−504、KOS−953、MYCOGRAB(登録商標)(HSP−90に対するヒト組換え抗体)、NCS−683664、PU24FCl、PU−3、ラディシコール、SNX−2112およびSTA−9090 VER49009などが挙げられる。
アポトーシスタンパク質の阻害剤として、HGS1029、GDC−0145、GDC−0152、LCL−161およびLBW−242などが挙げられる。
抗体薬物コンジュゲートとして、抗CD22−MC−MMAF、抗CD22−MC−MMAE、抗CD22−MCC−DM1、CR−011−vcMMAE、PSMA−ADC、MEDI−547、SGN−19Am SGN−35およびSGN−75などが挙げられる。
死受容体経路の活性化因子として、TRAIL、抗体、またはアポマブ、コナツムマブ、ETR2−ST01、GDC0145、(レクサツムマブ)、HGS−1029、LBY−135、PRO−1762およびトラスツズマブなどTRAIL受容体もしくは死受容体(例えば、DR4およびDR5)を標的とする他の薬剤が挙げられる。
キネシン阻害剤として、AZD4877、ARRY−520などのEg5阻害剤;およびGSK923295AなどのCENPE阻害剤などが挙げられる。
JAK−2阻害剤として、CEP−701(レスタウルチニブ)、XL019およびINCB018424などが挙げられる。
MEK阻害剤として、ARRY−142886、ARRY−438162PD−325901およびPD−98059などが挙げられる。
mTOR阻害剤として、AP−23573、CCI−779、エバロリムス、RAD−001、ラパマイシン、テムシロリムス、ATP競合TORC1/TORC2阻害剤が挙げられ、PI−103、PP242、PP30およびTorin1などを含める。
非ステロイド性抗炎症薬として、AMIGESIC(登録商標)(サルサレート)、DOLOBID(登録商標)(ジフルニサル)、MOTRIN(登録商標)(イブプロフェン)、ORUDIS(登録商標)(ケトプロフェン)、RELAFEN(登録商標)(ナブメトン)、FELDENE(登録商標)(ピロキシカム)、イブプロフェンクリーム、ALEVE(登録商標)(ナプロキセン)およびNAPROSYN(登録商標)(ナプロキセン)、VOLTAREN(登録商標)(ジクロフェナク)、INDOCIN(登録商標)(インドメタシン)、CLINORIL(登録商標)(スリンダク)、TOLECTIN(登録商標)(トルメチン)、LODINE(登録商標)(エトドラク)、TORADOL(登録商標)(ケトロラク)およびDAYPRO(登録商標)(オキサプロジン)などが挙げられる。
PDGFR阻害剤として、C−451、CP−673およびCP−868596などが挙げられる。
白金化学療法薬として、シスプラチン、ELOXATIN(オキサリプラチン)エプタプラチン、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチンおよびピコプラチンなどが挙げられる。
ポロ様キナーゼ阻害剤として、BI−2536などが挙げられる。
ホスホイノシチド−3キナーゼ(PI3K)阻害剤として、ワートマニン、LY294002、XL−147、CAL−120、ONC−21、AEZS−127、ETP−45658、PX−866、GDC−0941、BGT226、BEZ235およびXL765などが挙げられる。
トロンボスポンジン類似体として、ABT−510、ABT−567、ABT−898およびTSP−1などが挙げられる。
VEGFR阻害剤として、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標)(血管新生を阻害するリボザイム(リボザイム医薬品(Boulder、CO.)およびカイロン、(Emeryville、CA))、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547,632、IM−862、MACUGEN(ペガプタニブ)、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、バタラニブ(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ、SU−11248)、VEGFトラップ、ZACTIMA(商標)(バンデタニブ、ZD−6474)、GA101、オファツムマブ、ABT−806(mAb−806)、ErbB3特異的抗体、BSG2特異的抗体、DLL4特異的抗体およびC−met特異的抗体などが挙げられる。
抗生物質として、挿入抗生物質アクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アナマイシン、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)またはMYOCET(登録商標)(リポソームドキソルビシン)、エルサミトルシン、エピルビシン、グラルブイシン、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン、ネオカルチノスタチン、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)およびジノスタチンなどが挙げられる。
トポイソメラーゼ阻害剤として、アクラルビシン、9−アミノカンプトテシン、アモナフィド、アムサクリン、ベカテカリン、ベロテカン、BN−80915、CAMPTOSAR(登録商標)(イリノテカン塩酸塩)、カンプトテシン、CARDIOXANE(登録商標)(デクスラゾキシン)、ジフロモテカン、エドテカリン、ELLENCE(登録商標)またはPHARMORUBICIN(登録商標)(エピルビシン)、エトポシド、エキサテカン、10−ヒドロキシアミノカンプトテシン、ギマテカン、ラルトテカン、ミトキサントロン、オラテシン、ピラルブシン、ピクサントロン、ルビテカン、ソブゾキサン、SN−38、タフルポシドおよびトポテカンなどが挙げられる。
抗体として、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、CD40特異的抗体、chTNT−1/B、デノスマブ、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HUMAX−CD4(登録商標)(ザノリムマブ)、IGF1R特異的抗体、リンツズマブ、PANOREX(登録商標)(エドレコロマブ)、RENCAREX(登録商標)(WX G250)、RITUXAN(登録商標)(リツキシマブ)、チシリムマブ、トラスツジマブ、ならびにCD20抗体I型およびII型などが挙げられる。
ホルモン療法薬として、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール)、AROMASIN(登録商標)(エキセメスタン)、アルゾキシフェン、CASODEX(登録商標)(ビカルタミド)、CETROTIDE(登録商標)(セトロレリクス)、デガレリクス、デスロレリン、DESOPAN(登録商標)(トリロスタン)、デキサメタゾン、DROGENIL(登録商標)(フルタミド)、EVISTA(登録商標)(ラロキシフェン)、AFEMA(商標)(ファドロゾール)、FARESTON(登録商標)(トレミフェン)、FASLODEX(登録商標)(フルベストラント)、FEMARA(登録商標)(レトロゾール)、ホルメスタン、グルココルチコイド、HECTOROL(登録商標)(ドキセルカルシフェロール)、RENAGEL(登録商標)(セベラマー塩酸塩)、ラソホキシフェン、酢酸ロイプロリド、MEGACE(メゲステロール)、MIFEPREX(登録商標)(ミフェプリストン)、NILANDRON(商標)(ニルタミド)、NOLVADEX(登録商標)(クエン酸タモキシフェン)、PLENAXIS(商標)(アバレリクス)、プレドニゾン、PROPECIA(登録商標)(フィナステリド)、トリロスタン、SUPREFACT(登録商標)(ブセレリン)、TRELSTAR(登録商標)(黄体ホルモン放出ホルモン(LHRH))、VANTAS(登録商標)(Histrelinインプラント)、VETORYL(登録商標)(トリロスタンまたはモドラスタン)およびZOLADEX(登録商標)(ホスレリン、ゴセレリン)などが挙げられる。
デルトイドおよびレチノイドとして、セオカルシトール(EB1089、CB1093)、レクサカルシトロール(KH1060)、フェンレチニド、PANRETIN(登録商標)(アリレチノイン)、ATRAGEN(登録商標)(リポソームトレチノイン)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)およびLGD−1550などが挙げられる。
PARP阻害剤として、ABT−888(ベリパリブ)、オラパリブ、KU−59436、AZD−2281、AG−014699、BSI−201、BGP−15、INO−1001およびONO−2231などが挙げられる。
植物アルカロイドとして、これらに限定されないが、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシンおよびビノレルビンなどが挙げられる。
プロテアソーム阻害剤として、VELCADE(登録商標)(ボルテゾミブ)、MG132、NPI−0052およびPR−171などが挙げられる。
免疫薬の例として、インターフェロンおよび他の免疫増強剤が挙げられる。インターフェロンとして、インターフェロンアルファ、インターフェロンアルファ2a、インターフェロンアルファ2b、インターフェロンベータ、インターフェロンガンマIa、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンガンマ−1b)またはインターフェロンガンマn1、およびこれらの組合せなどが挙げられる。他の薬剤として、ALFAFERONE(登録商標),(IFN−α)、BAM−002(酸化グルタチオン)、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン)、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CAMPATH(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞毒性リンパ球抗原4)、デカルバジン、デニロイキン、エピラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球アルファインターフェロン、イミキモド、MDX−010(抗CTLA−4)、メラノーマワクチン、ミツモマブ、モルグラモスチム、MYLOTARG(商標)(ゲムツズマブオゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、Onco VAC−CL、OVAREX(登録商標)(オレゴボマブ)、ペムツモマブ(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)(シプロイセルT)、サルガラモスチム、シゾフィラン、テセロイキン、THERACYS(登録商標)(カルメット−ゲラン桿菌)、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)(免疫療法、Lorus Pharmaceuticals)、Z−100(丸山の特定物質(SSM))、WF−10(テトラクロロデカオキシド(TCDO))、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(チマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)およびZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブチウキセタン)などが挙げられる。
生物学的応答修飾因子は、抗腫瘍活性を有するように組織細胞に指示する組織細胞の生存、成長または分化など、生物または生物学的応答の防御機構を修飾する薬剤であり、クレスチン、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニールPF−3512676(CpG−8954)およびウベニメクスなどが挙げられる。
ピリミジン類似体として、シタラビン(アラCまたはアラビノシドC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクシウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラチトレキセド)およびTROXATYL(商標)(トリアセチルウリジントロキサシタビン)などが挙げられる。
プリン類似体として、LANVIS(登録商標)(チオグアニン)およびPURI−NETHOL(登録商標)(メルカプトプリン)が挙げられる。
有糸分裂阻害薬として、バタブリン、エポチロンD(KOS−862)、N−(2−((4−ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン−3−イル)−4−メトキシベンゼンスルホアミド、イクサベピロン(BMS247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン、XRP−9881(ラロタキセル)、ビンフルニンおよびZK−EPO(合成エポチロン)などが挙げられる。
ユビキチンリガーゼ阻害剤として、ヌトリンなどのMDM2阻害剤およびMLN4924などのNEDD8阻害剤などが挙げられる。
本発明の化合物は、放射線療法の効力を増強する放射線増感剤として使用することもできる。放射線療法の例として、外部ビーム放射線療法、遠隔療法、ブラキセラピー、および密封、非密封線源放射線療法などが挙げられる。
追加として、式(I)を有する化合物は、ABRAXANE(商標)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤)、ADVEXIN(登録商標)(Ad5CMV−p53ワクチン)、ALTOCOR(登録商標)またはMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(登録商標)(エキシスリンド)、アレディア(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン、L−アスパラギナーゼ、アタメスタン(1−メチル−3,17−ジオン−アンドロスタ−1,4−ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロテン)、AVE−8062(コンブレタスタチン誘導体)BEC2(ミツモマブ)、カケクチンまたはカケキシン(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(ワクチン)、CEAVAC(登録商標)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミン二塩酸塩)、CERVARK(登録商標)(ヒト乳頭腫ウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標));P:プレドニゾン)、CYPAT(商標)(酢酸シプロテロン)、コンブレスタチンA4P、DAB(389)EGF(His−Alaリンカーを介してヒト上皮成長因子に縮合しているジフテリア毒素の触媒ドメインおよび転座ドメイン)またはTransMID−107R(商標)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6−ジメチルキサンテノン−4−酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標)(乳酸スクアラミン)、DIMERICINE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモリド、DX−8951f(エキサテカンメシレート)、エンザスタウリン、EPO906(エピチロンB)、GARDASIL(登録商標)(4価のヒト乳頭腫ウイルス(6型、11型、16型、18型)組換えワクチン)、GASTREVIMUNE(登録商標)、GENASENSE(登録商標)、GMK(ガングリオシド結合ワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒステレリン、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキンベスドトックス)、IL−13−シュードモナス外毒素、インターフェロンα、インターフェロンγ、JUNOVAN(商標)またはMEPACT(商標)(ミファムルチド)、ロナファーニブ、5,10−メチレンテトラヒドロホレート、ミルテホシン(ヘキサデシルホスホコリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキセート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(メラノーマワクチン治療)、ONCOVAX(登録商標)(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体系細胞薬)、OVAREX(登録商標)MAb(マウスモノクローナル抗体)、パクリタキセル、PANDEVIEX(商標)(20(S)プロトパナクサジオール(aPPD)および20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT)を含むニンジン由来のアグリコンサポニン)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(治験癌ワクチン)、ペガスパルガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソジオール、プロカルバジン、レビマスタト、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ)、REVLEVIID(登録商標)(レナリドミド)、RSR13(エファプロキシラル)、SOMATULINE(登録商標)LA(ランレオチド)、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトマイセススタウロスポレス)、タラボスタット(PT100)、TARGRETIN(ベキサロテン)、TAXOPREXIN(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(登録商標)(カンホスファミド、TLK286)、テミリフェン、TEMODAR(登録商標)(テモゾロマイド)、テスミリフェン、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、チミタク(2−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−(4−ピリジルチオ)キナゾリンジヒドロクロリド)、TNFERADE(商標)(アデノベクター:腫瘍壊死因子αのための遺伝子を含有するDNA担体)、TRACLEER(登録商標)またはZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(レチンA)、テトランドリン、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(より大型のクサノオウ植物由来アルカロイドの誘導体)、ビタキシン(抗アルファベータ3抗体)、XCYTRIN(登録商標)(モテキサフィンガドリニウム)、XINLAY(商標)(アトラセンタン)、XYOTAX(商標)(パクリタキセルポリグルメックス)、YONDELIS(登録商標)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクスラゾキサン)、ZOMETA(登録商標)(ゾレドロン酸)およびゾルビシンなどの他の化学療法剤と組み合わせることができる。
実施例1
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1A
(1S,2S,3R,4R)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩(WO2005/118544、WO2006/055561およびWO2006/133426)(1.5g、5.63mmol)および重炭酸ナトリウム(0.947g、11.27mmol)の2:1メタノール/水21ml中の薄い懸濁液を、室温で2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(1.129g、6.76mmol)を用いて処理した。得られた混合物を1時間後に濃縮し、室温で90時間撹拌した。混合物を水(20ml)で希釈し、懸濁液をNaClで飽和し、酢酸エチル(4x20ml)で抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮し、得られた固体を5%メタノール/塩化メチレン10ml中に懸濁し、塩化メチレン洗液で濾過して、標題化合物を得た。
実施例1B
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド(100mg、0.354mmol)および1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミン(41.2mg、0.424mmol)の2−プロパノール(1.5ml)中懸濁液を1滴の濃HClで処理し、封管中85℃で10時間加熱した。混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈した。この混合物を2M重炭酸ナトリウム(20ml)で処理し、有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の生成物をフラッシュクロマトグラフィー(30mm;7%メタノール/CHClから9%メタノール/CHCl)にかけて、標題化合物を得た。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=9.1Hz,1H)、2.11(d,J=8.7Hz,1H)、2.43−2.61(m,1H)、2.79(br s,1H)、2.87(br s,1H)、2.79(該当なし,1H)、2.87(s,1H)、3.77(s,3H)、4.10(t,J=7.7Hz,1H)、6.17−6.46(m,2H)、7.21(s,1H)、7.30−7.56(m,2H)、7.73(s,2H)、7.83(d,J=3.6Hz,1H)、8.89(s,1H);MS(ESI(+))m/e 344(M+H)
実施例2
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.8Hz,1H)、2.18(d,J=8.8Hz,1H)、2.66(s,1H)、2.83(s,1H)、3.76(s,3H)、5.90(d,J=5.8Hz,1H)、6.18−6.38(m,2H)、6.82(br s,1H)、6.94(br s,1H)、7.32(br s,1H)、7.44(s,1H)、7.75(m,2H)、8.75(br s,1H);MS(ESI(+))m/e 326(M+H)
実施例3
−[(1S,2S,4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−5−フルオロ−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−5−フルオロ−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.95−1.37(m,3H)、1.38−1.79(m,5H)、2.15−2.38(m,2H)、3.64−3.94(m,4H)、6.99(d,J=6.4Hz,1H)、7.42(s,1H)、7.64−7.86(m,2H)、8.78(s,1H);MS(ESI(+))m/e 303(M+H)
実施例4
(1S,2R)−2−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノシクロペンタンカルボキサミドに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.48−1.67(m,1H)、1.67−2.06(m,5H)、2.91(q,J=7.7Hz,1H)、3.76(s,3H)、4.31−4.56(m,1H)、6.81(d,J=6.7Hz,1H)、7.00(s,1H)、7.29−7.51(m,2H)、7.75(s,1H)、7.81(d,J=3.6Hz,1H)、8.84(s,1H);MS(ESI(+))m/e 320(M+H)
実施例5
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=9.1Hz,1H)、2.10(d,J=8.7Hz,1H)、2.82(s,1H)、2.88(s,1H)、6.18−6.48(m,2H)、7.22(s,1H)、7.30−7.58(m,2H)、7.74(s,1H)、7.69−7.87(m,2H)、8.90(s,1H)、12.37(s,1H);MS(ESI(+))m/e 330(M+H)
実施例6
イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテートおよびイソプロピル {4−[(4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸に代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.06−1.28(m,7H)、1.40(d,J=8.7Hz,1H)、2.11(d,J=8.7Hz,1H)、2.79(s,1H)、2.87(s,1H)、4.10(t,J=7.3Hz,1H)、4.83−5.10(m,3H)、6.16−6.42(m,2H)、7.21(s,1H)、7.36−7.60(m,2H)、7.73(s,1H)、7.77−7.89(m,2H)、8.97(s,1H);MS(ESI(+))m/e 430(M+H)
実施例7
エチル (1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキシレートおよびエチル (1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキシレート
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−エチル3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキシレートに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.86(t,J=7.1Hz,3H)、1.50(d,J=9.1Hz,1H)、2.25−2.35(m,1H)、2.65(d,J=8.3Hz,1H)、2.81(s,1H)、2.95(s,1H)、3.70−3.78(m,3H)、3.78−3.93(m,2H)4.39(t,J=7.9Hz,1H)、6.19−6.40(m,2H)、6.91(d,J=7.9Hz,1H)、7.44(s,1H)、7.73(s,1H)、7.81(d,J=4.0Hz,1H)、8.81(s,1H);MS(ESI(+))m/e 373(M+H)
実施例8
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.29−1.38(m,3H)、1.41(d,J=8.8Hz,1H)、2.12(d,J=8.8Hz,1H)、2.79(s,1H)、2.87(s,1H)、3.99−4.20(m,3H)、6.22−6.38(m,2H)、7.20(s,1H)、7.37(s,1H)、7.46(s,1H)、7.71(s,1H)、7.76(s,1H)、7.83(d,J=3.7Hz,1H)、8.88(s,1H);MS(ESI(+))m/e 358(M+H)
実施例9
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例9A
(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
(+/−)−exo−4−オキソ−3−tert−ブトキシカルボニルアザ−トリシクロ[4.2.1.0(2,5)]ノナ−7−エン(1g、4.25mmol)(WO2005/118544、WO2006/055561およびWO2006/133426)の酢酸エチル71ml中溶液に、室温で注射器によりメチルアミン(21.25ml、42.5mmol)(THF中2M)を滴下添加した。溶液を17時間撹拌し、その後混合物をブライン(20ml)で洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。得られた物質を4:1CHCl/TFA(22ml)で処理し、滴下漏斗により固体に滴下添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、次いで窒素気流下に濃縮した。得られた残渣をジエチルエーテルで摩砕し、濾過し、乾燥して、標題化合物を得た。
実施例9B
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.42(d,J=8.8Hz,1H)、2.14(d,J=8.5Hz,1H)、2.59(d,J=4.8Hz,3H)、2.82(d,J=10.9Hz,2H)、3.77(s,3H)、3.98−4.21(m,1H)、6.18−6.47(m,2H)、7.22−7.58(m,2H)、7.73(s,1H)、7.84(d,J=3.7Hz,1H)、8.25(d,J=4.4Hz,1H)、8.93(s,1H);MS(ESI(+))m/e 358(M+H)
実施例10
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=9.1Hz,1H)、2.03(d,J=8.7Hz,1H)、2.87(d,J=9.1Hz,2H)、3.80(s,3H)、4.15(t,J=6.9Hz,1H)、6.16−6.46(m,2H)、7.32(s,1H)、7.57(s,1H)、7.71(s,1H)、7.82(s,1H)、8.02−8.28(m,2H)、9.61(s,1H);MS(ESI(+))m/e,394(M+H)
実施例11
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例11A
2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
4−ニトロ−1H−ピラゾール(1g、8.84mmol)、1,3−ジオキソラン−2−オン(3.89g、44.2mmol)および炭酸セシウム(2.88g、8.84mmol)の固体混合物をジメチルホルムアミド20ml中に懸濁し、得られた懸濁液を100℃に終夜ゆっくり加熱した。混合物を水100mlおよび酢酸エチル40mlに加え、分離した水層を酢酸エチル(30ml)で抽出し、合わせた有機層をブライン(30ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(50mm;2%メタノール/塩化メチレン次いで4%メタノール/塩化メチレン)にかけて、多少のDMF残渣を含む標題化合物を得た。
実施例11B
2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(1.08g、6.87mmol)のメタノール(34ml)中溶液を窒素で排気してパージし、炭素担持パラジウム(0.1g、0.094mmol)で処理した。得られた黒色懸濁液を水素風船を用いて排気してパージし、水素下に終夜撹拌した。混合物をセライトを通してメタノール洗液で濾過し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(50mm;0.1%NHOHを含む9%メタノール/塩化メチレン次いで0.1%NHOHを含む10%メタノール/塩化メチレン)にかけて、標題化合物を得た。
実施例11C
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.43(d,J=9.1Hz,1H)、2.05(d,J=9.1Hz,1H)、2.56(d,J=7.9Hz,1H)、2.93(d,J=8.3Hz,2H)、3.62−3.80(m,2H)、3.93−4.19(m,4H)、6.15−6.50(m,2H)、7.36(s,1H)、7.59(s,1H)、7.87(s,1H)、7.91(s,1H)、8.09(s,1H)、9.51(br s,1H)、10.22(br s,1H);MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例12
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例12A
(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド(707mg、4.65mmol)のメタノール(23ml)中溶液を窒素で排気してパージし、炭素担持パラジウム(74.2mg、0.070mmol)で処理した。得られた懸濁液を水素風船を用いて排気してパージし、水素下に終夜撹拌した。混合物をセライトを通して濾過し、メタノールで洗浄し、乾燥して、標題化合物を得た。
実施例12B
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.05−1.69(m,5H)、1.93(d,J=10.2Hz,1H)、2.20−2.31(m,2H)、2.62(d,J=8.5Hz,1H)、3.77(s,3H)、4.12(t,J=7.6Hz,1H)、7.12(s,1H)、7.35−7.55(m,2H)、7.66(s,1H)、7.74−7.84(m,2H)、8.86(s,1H);MS(ESI(+))m/e 346(M+H)
実施例13
(1R,2S,3R,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.06−1.30(m,3H)、1.34(t,J=7.3Hz,3H)、1.43−1.73(m,2H)、1.93(d,J=9.8Hz,1H)、2.21−2.32(m,2H)、2.62(d,J=8.1Hz,1H)、3.94−4.27(m,3H)、7.12(s,1H)、7.32−7.54(m,2H)、7.65(s,1H)、7.71−7.88(m,2H)、8.86(s,1H);MS(ESI(+))m/e 360(M+H)
実施例14
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.17(t,J=10.1Hz,1H)、1.33(t,J=6.9Hz,3H)、1.47−1.69(m,2H)、1.90(d,J=9.9Hz,1H)、2.28−2.38(m,2H)、2.66(d,J=8.3Hz,1H)、3.66−3.81(m,2H)、3.97−4.35(m,3H)、7.26(s,1H)、7.55−7.68(m,1H)、7.72−7.96(m,2H)、8.05(d,J=4.4Hz,1H)、9.45(s,1H)、10.04(s,1H);MS(ESI(+))m/e 376(M+H)
実施例15
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例15A
(R)−1−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール
実施例11Aにおける1,3−ジオキソラン−2−オンを(R)−4−メチル−1,3−ジオキソラン−2−オンに代えることにより標題化合物を調製した。
実施例15B
(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを(R)−1−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オールに代えることにより標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.01(dd,J=5.6,2.38Hz,2H)、1.41(d,J=8.7Hz,1H)、2.12(d,J=8.7Hz,1H)、2.79(s,1H)、2.87(s,1H)、3.83−4.02(m,3H)、4.01−4.20(m,1H)、4.87(t,J=4.4Hz,1H)、6.21−6.43(m,2H)、7.21(s,1H)、7.37(d,1H)、7.47(d,J=4.4Hz,1H)、7.71(s,1H)、7.77(d,J=3.2Hz,1H)、7.83(d,J=3.6Hz,1H)、8.90(s,1H);MS(ESI(+))m/e 388(M+H)
実施例16
(1S,2R,3S,4R)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを(R)−1−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オールに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.98−1.07(m,3H)、1.19(d,J=9.8Hz,1H)、1.25−1.42(m,2H)、1.48−1.69(m,2H)、1.90(d,J=9.8Hz,1H)、2.27−2.38(m,2H)、2.67(d,J=8.1Hz,1H)、4.08−4.19(m,1H)、7.26(s,1H)、7.58(s,1H)、7.81(s,1H)、7.88(d,J=3.0Hz,1H)、8.07(s,1H)、9.52(s,1H)、10.12(s,1H);MS(ESI(+))m/e 390(M+H)
実施例17
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.40(d,J=8.8Hz,1H)、1.82(s,3H)、2.12(d,J=8.8Hz,1H)、2.77(s,1H)、2.86(s,1H)、3.77(s,3H)、4.16(t,J=7.8Hz,1H)、6.14−6.40(m,2H)、7.08(s,1H)、7.25(s,1H)、7.46(s,1H)、7.63(s,1H)、7.69−7.90(m,2H)、8.73(s,1H);MS(ESI(+))m/e 340(M+H)
実施例18
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジンに、および実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.40(d,J=8.7Hz,1H)、1.83(s,3H)、2.12(d,J=8.7Hz,1H)、2.77(s,1H)、2.87(s,1H)、4.05(t,J=5.6Hz,2H)、4.17(t,J=7.5Hz,1H)、4.86(t,J=5.2Hz,1H)、6.34(s,2H)、7.22(s,2H)、7.50(s,1H)、7.63(s,1H)、7.70−7.84(m,1H)、8.74(s,1H);MS(ESI(+))m/e 370(M+H)
実施例19
(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに、および実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを(R)−1−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オールに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.95−1.07(m,2H)、1.40(d,J=8.7Hz,1H)、2.03(d,J=8.3Hz,1H)、2.84(s,1H)、2.88(s,1H)、3.07−3.21(m,1H)、3.53−3.70(m,1H)、3.86−4.03(m,3H)、4.16(s,1H)、4.84−4.97(m,1H)、6.25−6.41(m,2H)、7.31(s,1H)、7.54−7.88(m,3H)、8.11(s,2H)、9.61(s,1H);MS(ESI(+))m/e 438(M+H)
実施例20
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに代え、それとともに2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.08−1.73(m,3H)、1.85(d,J=9.5Hz,1H)、2.23−2.35(m,2H)、2.62(d,J=8.3Hz,1H)、3.21(d,J=7.9Hz,1H)、3.80(s,3H)、4.20(t,J=7.3Hz,1H)、7.20(d,J=4.8Hz,1H)、7.51(s,1H)、7.61−7.88(m,3H)、8.00−8.26(m,2H)、9.57(s,1H);MS(ESI(+))m/e 396(M+H)
実施例21
(1S,2R,3S,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1R,2S,3R,4S)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに、実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを(R)−1−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オールに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.90−1.71(m,7H)、1.86(d,J=9.8Hz,1H)、2.28(s,2H)、3.05−3.21(m,2H)、3.53−3.71(m,1H)、3.83−4.01(m,2H)、4.21(t,J=7.1Hz,1H)、4.89(s,1H)、7.10−7.83(m,5H)、8.08(s,1H)、9.57(s,1H);MS(ESI(+))m/e 440(M+H)
実施例22
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代え、それとともに実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.31−1.48(m,5H)、2.03(d,J=8.7Hz,1H)、2.84(s,1H)、2.88(s,1H)、4.01−4.13(m,2H)、4.17(t,J=6.5Hz,1H)、6.15−6.54(m,2H)、7.31(s,1H)、7.59(s,1H)、7.73(s,1H)、7.81(s,1H)、7.99−8.26(m,2H)、9.60(s,1H);MS(ESI(+))m/e 408(M+H)
実施例23
−[(1S,2S,4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN−[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミンに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.02−1.79(m,8H)、2.26(s,1H)、2.30−2.37(m,1H)、3.79(s,3H)、3.84−4.00(m,1H)、5.69−6.15(m,1H)、7.51(s,1H)、7.83(s,1H)、8.11(s,1H)、9.56(s,1H);MS(ESI(+))m/e 353(M+H)
実施例24
(1R,2S,3R,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに、実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.05−1.72(m,6H)、1.86(d,J=9.9Hz,1H)、2.28(s,2H)、2.62(d,J=8.3Hz,1H)、4.08(q,J=7.1Hz,2H)、4.21(t,J=7.3Hz,1H)、7.21(s,1H)、7.54(s,1H)、7.73(s,1H)、7.84(s,1H)、8.03−8.26(m,2H)、9.57(s,1H);MS(ESI(+))m/e 410(M+H)
実施例25
(1S,2R)−2−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノシクロペンタンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.45−2.14(m,6H)、2.90(d,J=7.1Hz,1H)、3.70−3.89(m,3H)、4.39−4.66(m,1H)、7.17(s,1H)、7.42−7.83(m,3H)、8.11(s,1H)、9.59(s,1H);MS(ESI(+))m/e 370(M+H)
実施例26
(1S,6R)−6−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミドおよび(1R,6S)−6−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,6R)−6−アミノシクロヘキサ−3−エンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 2.10−2.60(m,4H)、2.67−2.88(m,2H)、3.70−3.85(m,3H)、4.51(s,1H)、5.46−5.78(m,2H)、6.64−7.28(m,1H)、7.51(s,2H)、7.72(s,1H)、8.13(s,1H)、9.62(s,1H);MS(ESI(+))m/e 382(M+H)
実施例27
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.8Hz,1H)、2.10(d,J=8.8Hz,1H)、2.54(d,J=8.5Hz,1H)、2.79(s,1H)、2.88(s,1H)、3.78(s,3H)、4.10(t,J=7.5Hz,1H)、6.21−6.48(m,2H)、7.25(s,1H)、7.48(s,1H)、7.72(s,1H)、7.78(s,1H)、7.88(s,1H)、9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e 360(M+H)
実施例28
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.43(d,J=9.1Hz,1H)、2.01(d,J=8.7Hz,1H)、2.55(d,J=7.5Hz,1H)、2.88(s,1H)、2.94(s,1H)、3.83(s,3H)、3.95−4.13(m,1H)、6.14−6.51(m,2H)、7.40(s,1H)、7.59(s,1H)、7.81(s,1H)、7.97(s,1H)、8.15(s,1H)、9.46(s,1H)、10.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 404、406(M+H)
実施例29
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代え、それとともに実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.17−1.33(m,2H)、1.41(d,J=8.7Hz,1H)、2.03(d,J=8.7Hz,1H)、2.86(d,J=11.9Hz,1H)、3.04−3.20(m,1H)、3.49−3.78(m,2H)、4.08(t,J=5.6Hz,2H)、4.17(t,J=6.7Hz,1H)、6.38(s,2H)、7.32(s,1H)、7.61(s,1H)、7.68−7.94(m,2H)、8.02−8.22(m,1H)、8.87(s,1H)、9.62(s,1H);MS(ESI(+))m/e 424(M+H)
実施例30
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−クロロピリミジンに代え、それとともに実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.34(t,J=7.3Hz,3H)、1.41(d,J=9.1Hz,1H)、2.11(d,J=9.1Hz,1H)、2.54(d,J=8.3Hz,1H)、2.78(s,1H)、2.88(s,1H)、3.97−4.19(m,3H)、6.20−6.43(m,2H)、7.26(s,1H)、7.50(s,1H)、7.75(s,1H)、7.79(s,1H)、7.89(s,1H)、9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例31
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代え、それとともに実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.34(t,J=7.1Hz,3H)、1.41(d,J=9.1Hz,1H)、2.11(d,J=8.7Hz,1H)、2.77(s,1H)、2.88(s,1H)、3.96−4.20(m,3H)、6.09−6.52(m,2H)、7.25(s,1H)、7.50(s,1H)、7.58−7.84(m,3H)、7.95(s,1H)、9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 418、420(M+H)
実施例32
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例32A
1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
実施例11Bにおける2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールを4−ニトロ−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾールに代えることにより標題化合物を調製した。
実施例32B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代え、それとともに実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.40(d,J=8.8Hz,1H)、2.03(d,J=8.5Hz,1H)、2.65−2.94(m,3H)、4.15(s,1H)、4.95−5.21(m,2H)、6.08−6.60(m,2H)、6.93−8.04(m,2H)、8.05−8.34(m,2H)、9.68(s,1H);MS(ESI(+))m/e 462(M+H)
実施例33
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例33A
N,N−ジメチル−2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)エタンアミン
2−ジメチルアミノエチルクロリド塩酸塩(955mg、6.63mmol)、炭酸カリウム(1.83g、8.84mmol)および4−ニトロ−1H−ピラゾール(750mg、6.63mmol)をアセトン(30ml)中で合わせ、反応物を還流状態で終夜撹拌した。室温に冷却した後、粗製の反応混合物を濾過して無機物を除去し、濾液を濃縮して、生成物を得た。
実施例33B
1−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
N,N−ジメチル−2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)エタンアミン(1.19g、6.46mmol)をメタノール(65ml)に溶解し、フラスコに水素化栓装置を装備した。フラスコをNでパージし、10%Pd/C(100mg)を加えた。フラスコをNで再度パージし、次いでHでフラッシュし、H(1atm)下に撹拌しながら終夜置いた。反応物をNでパージし、セライトを通して濾過し、メタノールで濯いだ。濾液を真空で濃縮して粘稠性油を得、これをジオキサンに溶解し、過剰の4N HCl−ジオキサンで処理すると直ぐに、濃厚で多少粘着性の沈殿物が生成した。混合物を濃縮乾固し、真空下に乾燥した。
実施例33C
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.8Hz,1H)2.11(d,J=8.8Hz,1H)2.15(s,6H)2.54(d,J=8.3Hz,1H)2.60(t,J=6.7Hz,2H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)4.07−4.16(m,3H)6.28−6.39(m,2H)7.26(s,1H)7.50(s,1H)7.61−7.86(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 417(M+H)
実施例34
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例34A
1−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
実施例33Aにおける2−(ジメチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩をN−(2−クロロエチル)ピロリジン塩酸塩に代えて、実施例33に記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例34B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.7Hz,1H)1.57−1.73(m,4H)2.07−2.14(m,1H)2.38−2.46(m,4H)2.51−2.55(m,1H)2.74−2.81(m,3H)2.88(br s,1H)3.99−4.21(m,3H)6.20−6.44(m,2H)7.26(s,1H)7.50(s,1H)7.66−7.85(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 443(M+H)
実施例35
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例35A
1−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
実施例33Aにおける2−(ジメチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩を2−(ジエチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩に代えて、実施例33に記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例35B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.91(t,J=7.1Hz,6H)1.41(d,J=9.1Hz,1H)2.10(d,J=8.7Hz,1H)2.45(q,J=7.1Hz,4H)2.51−2.57(m,1H)2.74(t,J=6.7Hz,2H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)4.05(t,J=6.7Hz,2H)4.11(t,J=7.7Hz,1H)6.26−6.38(m,2H)7.26(s,1H)7.49(s,1H)7.68−7.85(m,3H)7.88(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 445(M+H)
実施例36
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例36A
1−(2−(ピペリジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
実施例33Aにおける2−(ジメチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩をN−(2−クロロエチル)ピペリジン塩酸塩に代えて、実施例33に記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例36B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(ピペリジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.32−1.51(m,7H)2.10(d,J=8.3Hz,1H)2.31−2.39(m,4H)2.52−2.56(m,1H)2.62(t,J=6.9Hz,2H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)4.07(t,J=5.6Hz,1H)4.12(t,J=6.7Hz,2H)6.28−6.42(m,2H)7.26(s,1H)7.50(s,1H)7.69−7.85(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 457(M+H)
実施例37
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例37A
1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
実施例33Aにおける2−(ジメチルアミノ)エチルクロリド塩酸塩をN−(2−クロロエチル)モルホリン塩酸塩に代えて、実施例33に記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例37B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.3Hz,1H)2.10(d,J=8.3Hz,1H)2.35−2.41(m,4H)2.52−2.56(m,1H)2.67(t,J=6.5Hz,2H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)3.51−3.57(m,4H)4.07−4.19(m,3H)6.28−6.39(m,2H)7.26(s,1H)7.52(s,1H)7.63−7.86(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 459(M+H)
実施例38
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(ピペリジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.31−1.51(m,7H)2.11(d,J=8.7Hz,1H)2.30−2.39(m,4H)2.51−2.55(m,1H)2.62(t,J=6.7Hz,2H)2.77(s,1H)2.88(s,1H)4.08−4.17(m,3H)6.28−6.38(m,2H)7.25(s,1H)7.50(s,1H)7.61−7.86(m,3H)7.95(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 501、503(M+H)
実施例39
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=9.1Hz,1H)2.11(d,J=8.7Hz,1H)2.34−2.41(m,4H)2.51−2.57(m,1H)2.67(t,J=6.5Hz,2H)2.77(s,1H)2.88(s,1H)3.51−3.57(m,4H)4.07−4.19(m,3H)6.28−6.39(m,2H)7.25(s,1H)7.52(s,1H)7.61−7.90(m,3H)7.95(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 503、505(M+H)
実施例40
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例40A
1−メチル−4−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン
4−ニトロ−1H−ピラゾール(200mg、1.77mmol)、1−メチルピペリジン−4−オール(204mg、1.77mmol)およびトリフェニルホスフィン(557mg、2.12mmol)をTHF(6mL)中で合わせ、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(529mg、2.30mmol)を約1分かけて加えた。得られた混合物を室温で4時間撹拌し、濃縮乾固した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Analogix、12gカラム、25分かけてCHCl中0から7%メタノール)により精製して、1−メチル−4−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジンを得た。
実施例40B
1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチル−4−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン(132mg、0.628mmol)をメタノール(6mL)に溶解し、フラスコをNでパージした。Pd/C(15mg)を加え、フラスコをHでフラッシュし、1atmのH(風船)下3時間撹拌した。反応混合物をNでパージし、セライトのパッドを通して濾過した。濾液を濃縮乾固して、1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−アミンを得た。
実施例40C
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.72Hz,1H)1.81−2.07(m,6H)2.12(d,J=8.73Hz,1H)2.19(s,3H)2.54(d,J=8.72Hz,1H)2.76(s,1H)2.79−2.91(m,3H)3.94−4.07(m,1H)4.14(t,J=7.54Hz,1H)6.26−6.39(m,2H)7.24(s,1H)7.52(s,1H)7.64(br s,1H)7.77(br s,2H)7.89(s,1H)9.08(s,1H);MS(ESI(+))m/e 443(M+H)
実施例41
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド(WO2005/118544)に、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.42(d,J=8.9Hz,1H)2.11(d,J=8.9Hz,1H)2.55(dd,J=8.2,1.22Hz,1H)2.79(s,1H)2.88(s,1H)3.77(s,3H)4.04−4.22(m,1H)6.20−6.39(m,2H)6.73−7.03(m,1H)7.48(s,1H)7.54(d,J=7.3Hz,1H)7.68(s,1H)7.83(s,1H)8.66(s,1H);MS(ESI(+))m/e 360(M+H)
実施例42
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(501MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.36(t,J=7.2Hz,3H)1.42(d,J=8.8Hz,1H)2.12(d,J=8.8Hz,1H)2.55(d,J=8.3Hz,1H)2.79(s,1H)2.88(s,1H)4.05(q,J=7.2Hz,2H)4.15(t,J=7.8Hz,1H)6.23−6.38(m,2H)6.81−7.02(m,1H)7.50(s,1H)7.52(d,J=7.4Hz,1H)7.71(s,1H)7.84(s,1H)8.70(s,1H);MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例43
(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノシクロペンタンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.52−1.66(m,1H)1.71−1.87(m,2H)1.86−2.05(m,3H)2.93(q,J=7.53Hz,1H)3.76(s,3H)4.39−4.62(m,1H)6.74(d,J=6.71Hz,1H)7.46(s,1H)7.70(s,1H)7.78−7.91(m,1H)8.64(s,1H);MS(ESI(+))m/e 336(M+H)
実施例44
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=9.12Hz,1H)1.60−1.70(m,4H)2.11(d,J=8.7Hz,1H)2.40−2.46(m,4H)2.51−2.56(m,1H)2.74−2.81(m,3H)2.88(s,1H)4.08−4.17(m,3H)6.28−6.38(m,2H)7.25(s,1H)7.50(s,1H)7.62−7.83(m,3H)7.95(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 486.9、489(M+H)
実施例45
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=9.12Hz,1H)1.61−1.69(m,4H)2.12(d,J=8.7Hz,1H)2.40−2.46(m,4H)2.51−2.56(m,1H)2.74−2.81(m,3H)2.87(s,1H)4.07−4.16(m,3H)6.28−6.38(m,2H)7.21(s,1H)7.36−7.45(br,1H)7.46(s,1H)7.72(br s,1H)7.77(s,1H)7.83(d,J=3.6Hz,1H)8.89(s,1H);MS(ESI(+))m/e 427(M+H)
実施例46
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例46A
1−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
実施例40Aにおける1−メチルピペリジン−4−オールを2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノールに代えて、実施例40に記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例46B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=9.1Hz,1H)2.08−2.12(m,1H)2.13(s,3H)2.21−2.45(br,8H)2.55(s,1H)2.66(t,J=6.5Hz,2H)2.76−2.82(m,1H)2.88(s,1H)4.07−4.16(m,3H)6.28−6.39(m,2H)7.26(s,1H)7.51(s,1H)7.66−7.86(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 472(M+H)
実施例47
(1S,2S,3R,4R)−N−メチル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−N−メチル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.42(d,J=8.8Hz,1H)2.08(d,J=8.8Hz,1H)2.60(s,3H)2.80−2.87(m,3H)3.80(s,3H)4.18(s,1H)6.34(d,J=22.4Hz,2H)7.55−7.84(m,3H)8.16−8.17(m,2H)9.31−9.63(m,1H);MS(ESI(+))m/e 408(M+H)
実施例48
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.42(d,J=8.7Hz,1H)2.13(d,J=8.7Hz,1H)2.63(s,3H)2.71−2.88(m,2H)3.78(s,3H)4.11(t,J=7.3Hz,1H)6.32(d,J=17.1Hz,2H)7.23−7.60(m,3H)7.70(s,1H)7.95(s,1H)8.24(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 418(M+H)
実施例49
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに、ならびに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.34(t,J=7.3Hz,3H)1.43(d,J=9.1Hz,1H)2.14(d,J=8.7Hz,1H)2.62(d,J=4.4Hz,3H)2.81(d,J=20.2Hz,2H)3.90−4.22(m,3H)6.06−6.52(m,3H)7.50(s,2H)7.73(s,1H)7.95(s,1H)8.23(d,J=4.4Hz,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 432(M+H)
実施例50
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.42(d,J=8.8Hz,1H)2.13(d,J=8.5Hz,1H)2.58−2.68(m,J=4.4Hz,3H)2.85(s,2H)3.78(s,3H)3.95−4.20(m,1H)6.12−6.47(m,2H)7.35−7.79(m,J=70.2Hz,4H)7.89(s,1H)8.26(s,1H)9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例51
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに、ならびに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.34(t,J=7.1Hz,3H)1.42(d,J=8.8Hz,1H)2.14(d,J=8.5Hz,1H)2.61(d,J=4.4Hz,3H)2.82(d,J=17.6Hz,2H)3.95−4.19(m,3H)6.17−6.42(m,2H)7.34−7.65(m,3H)7.74(s,1H)7.89(s,1H)8.24(d,J=4.1Hz,1H)9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e,388(M+H)
実施例52
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−メトキシ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−メトキシ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−メトキシピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.39(d,J=8.8Hz,1H)2.12(d,J=8.8Hz,1H)2.73(s,1H)2.84(s,1H)3.70(s,3H)3.76(s,3H)4.13(t,J=8.0Hz,1H)6.16−6.41(m,2H)7.05(d,J=8.1Hz,1H)7.15(s,1H)7.43(s,1H)7.54(s,1H)7.59−7.79(m,3H)8.53(s,1H);MS(ESI(+))m/e 356(M+H)
実施例53
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−メトキシピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−メトキシピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに、および実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−メトキシピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.26−1.45(m,4H)2.13(d,J=8.7Hz,1H)2.78(d,J=37.7Hz,2H)3.70(s,3H)4.04(q,J=7.4Hz,2H)4.14(t,J=8.1Hz,1H)6.17−6.40(m,3H)7.03(d,J=8.3Hz,1H)7.15(s,1H)7.44(s,1H)7.54(s,1H)7.67(s,1H)7.76(s,1H)8.53(s,1H);MS(ESI(+))m/e 370(M+H)
実施例54
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例54A
N,N−ジメチル−2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド
4−ニトロ−1H−ピラゾール(0.4g、3.54mmol)、2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミド(0.546ml、5.31mmol)および炭酸カリウム(0.733g、5.31mmol)のアセトン18ml中懸濁液を6時間還流した。冷却した懸濁液をアセトン洗液で濾過し、濃縮した残渣をフラッシュクロマトグラフィー(50mm、CHCl中3%メタノール)にかけて、標題化合物を得た。
実施例54B
2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド
N,N−ジメチル−2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(870mg、4.39mmol)のメタノール(22ml)中溶液を、窒素で排気/パージし、炭素担持Pd(87mg、0.082mmol)で処理した。得られた黒色懸濁液を水素風船を用いて排気/パージし、水素下終夜撹拌し、混合物をセライトを通してメタノール洗液で濾過した。濾液を濃縮して、生成物を得た。
実施例54C
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミドに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.41(d,J=8.5Hz,1H)2.12(d,J=8.9Hz,1H)2.51−2.59(m,1H)2.78(s,1H)2.87(s,1H)2.98(s,6H)4.06−4.19(m,1H)4.95(s,2H)6.16−6.41(m,2H)6.86(br s,1H)7.31−7.62(m,3H)7.62−7.77(m,1H)7.84(s,1H)8.72(s,1H);MS(ESI(+))m/e 431(M+H)
実施例55
イソプロピル {4−[(4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテートおよびイソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸に、および実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.13−1.27(m,6H)1.34−1.46(m,1H)2.12(d,J=8.61Hz,1H)2.53(d,J=8.14Hz,1H)2.74−2.83(m,1H)2.87(s,1H)4.14(t,J=7.09Hz,1H)4.88(s,2H)4.91−5.03(m,1H)6.21−6.35(m,2H)6.78−6.99(br s,1H)7.49−7.55(m,1H)7.56(s,1H)7.76(s,1H)7.92(s,1H)8.78(s,1H);MS(ESI(+))m/e 490、492(M+1)
実施例56
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.15(d,J=9.9Hz,1H)1.29(d,J=9.9Hz,2H)1.50−1.71(m,2H)1.91(d,J=9.5Hz,1H)2.13−2.35(m,2H)2.62(d,J=8.3Hz,1H)3.78(s,3H)4.13(t,J=7.5Hz,1H)7.17(s,1H)7.45(s,1H)7.58−7.91(m,4H)9.07(s,1H);MS(ESI(+))m/e 362(M+1)
実施例57
(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに、ならびに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.15(d,J=9.9Hz,1H)1.24−1.40(m,5H)1.49−1.71(m,2H)1.92(d,J=9.91Hz,1H)2.18−2.32(m,2H)2.63(d,J=8.3Hz,1H)4.09−4.25(m,3H)7.16(s,1H)7.47(s,1H)7.66−7.93(m,4H)9.07(s,1H);MS(ESI(+))m/e 376(M+H)
実施例58
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミドに、ならびに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.14(d,J=9.9Hz,1H)1.20−1.33(m,3H)1.42−1.65(m,2H)1.92(d,J=9.5Hz,1H)2.24(d,J=22.6Hz,2H)2.61(d,J=8.3Hz,1H)2.84(s,3H)3.01(s,3H)4.13(t,1=1.1Hz,1H)4.86−5.14(m,2H)7.15(s,1H)7.50(s,1H)7.65−7.89(m,3H)9.13(s,1H);MS(ESI(+))m/e 433(M+H)
実施例59
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに、ならびに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.15(d,J=9.9Hz,1H)1.22−1.41(m,2H)1.46−1.65(m,2H)1.92(d,J=10.3Hz,1H)2.18−2.32(m,2H)2.62(d,J=7.9Hz,1H)3.17(d,J=5.2Hz,1H)3.70(q,J=5.6Hz,2H)3.99−4.23(m,3H)4.86(t,J=5.4Hz,1H)7.16(s,1H)7.50(s,1H)7.69(s,1H)7.84(d,J=11.1Hz,2H)9.08(s,1H);MS(ESI(+))m/e 392(M+1)
実施例60
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに、ならびに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.15(d,J=10.2Hz,1H)1.20−1.39(m,2H)1.45−1.67(m,2H)1.92(d,J=9.8Hz,1H)2.16−2.32(m,2H)2.33−2.41(m,4H)2.58−2.71(m,3H)3.49−3.58(m,4H)4.14(t,J=6.8Hz,3H)7.15(s,1H)7.50(s,1H)7.63−7.77(m,2H)7.84(d,J=11.9Hz,2H)9.06(s,1H);MS(ESI(+))m/e 461(M+1)
実施例61
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例61A
2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを2−クロロ−N−メチルアセトアミドに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例61B
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2R,3S,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミドに、ならびに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.14(d,J=8.5Hz,2H)1.21−1.37(m,2H)1.43−1.60(m,2H)1.92(d,J=7.5Hz,1H)2.15−2.30(m,2H)2.61(t,J=4.6Hz,3H)4.13(t,J=7.6Hz,1H)4.67(d,J=2.4Hz,2H)7.15(s,1H)7.52(s,1H)7.69(s,2H)7.80−7.89(m,4H)9.12(bs,1H);MS(ESI(+))m/e 419(M+1)
実施例62
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.28−1.47(m,4H)2.03(d,J=8.82Hz,1H)2.86(d,J=13.2Hz,2H)4.08(q,J=7.1Hz,2H)4.17(t,J=6.8Hz,1H)6.28(dd,J=5.6,2.88Hz,1H)6.38(s,1H)7.30(s,1H)7.59(s,1H)7.77(d,J=22.4Hz,3H)8.11(s,2H)9.20−9.66(m,1H);MS(ESI(+))m/e 408(M+1)
実施例63
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.14−1.31(m,1H)1.41(d,J=8.8Hz,1H)2.03(d,J=8.8Hz,1H)2.88(s,2H)3.71(q,J=5.4Hz,2H)4.00−4.13(m,2H)4.17(t,J=7.1Hz,1H)4.88(t,J=4.9Hz,1H)6.37(s,2H)7.30(s,1H)7.61(s,1H)7.78(d,J=18.7Hz,3H)8.04−8.18(m,1H)9.27−9.66(m,1H);MS(ESI(+))m/e 424(M+1)
実施例64
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(501MHz,DMSO−D)ppm 1.28(d,J=5.7Hz,2H)1.41(d,J=8.5Hz,1H)2.05(d,J=9.0Hz,1H)2.53(d,J=8.3Hz,1H)2.84(d,J=35.1Hz,2H)4.20(t,J=7.5Hz,1H)4.88−5.07(m,2H)6.23−6.35(m,2H)7.74(s,1H)7.88(d,J=19.7Hz,2H)8.11(s,1H)9.28(s,1H);MS(ESI(+))m/e 462(M+1)
実施例65
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.7Hz,1H)2.10(d,J=8.7Hz,1H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)3.17(d,J=5.2Hz,1H)3.70(q,J=5.6Hz,2H)3.99−4.13(m,3H)4.87(t,J=5.4Hz,1H)6.35(s,2H)7.26(s,1H)7.52(s,1H)7.77(s,3H)7.89(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 390(M+1)
実施例66
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.7Hz,1H)2.10(d,J=8.7Hz,1H)2.82(d,J=31.7Hz,2H)4.11(t,J=7.5Hz,1H)5.06(q,J=9.4Hz,2H)6.13−6.44(m,2H)7.26(s,1H)7.55−7.95(m,6H)9.20(s,1H);MS(ESI(+))m/e 428(M+1)
実施例67
(1S,2S,3R,4R)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例67A
(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
メチルアミンをエタノールアミンに代えて、実施例9Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例67B
(1S,2S,3R,4R)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.5Hz,1H)2.08(d,J=8.5Hz,1H)2.57(d,J=8.1Hz,3H)2.85(s,2H)3.15(d,J=4.4Hz,2H)3.81(s,3H)4.03−4.26(m,1H)4.71(t,J=5.3Hz,1H)6.34(d,J=24.1Hz,2H)7.39−7.63(m,1H)7.70(s,1H)7.85(d,J=6.1Hz,1H)8.11(s,1H)8.44(s,1H)9.30−9.75(m,1H);MS(ESI(+))m/e 438(M+1)
実施例68
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.13−1.37(m,4H)1.37−1.46(m,1H)2.09(d,J=8.7Hz,1H)2.57(d,J=7.5Hz,1H)2.84(s,2H)3.03−3.19(m,2H)3.33−3.46(m,1H)3.89−4.23(m,3H)4.67(t,J=5.4Hz,1H)6.13−6.50(m,2H)7.59(s,1H)7.66−7.85(m,2H)8.11(s,1H)8.39(s,1H)9.21−9.75(m,1H);MS(ESI(+))m/e 452(M+1)
実施例69
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを(R)−1−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オールに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.05(d,J=5.8Hz,3H)1.41(d,J=9.2Hz,1H)2.06(d,J=8.9Hz,1H)2.54(d,J=7.9Hz,1H)2.81(s,1H)2.88(s,1H)3.88−4.05(m,3H)4.21(t,J=7.5Hz,1H)4.56(d,J=4.3Hz,1H)6.28−6.40(m,2H)7.58(s,1H)7.75(s,1H)8.08(s,1H)9.14(s,1H);MS(ESI(+))m/e 438(M+1)
実施例70
(1S,2S,3R,4R)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例70A
(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−シクロプロピルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
メチルアミンをシクロプロピルアミンに代えて、実施例9Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例70B
(1S,2S,3R,4R)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−シクロプロピルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.38(d,J=2.37Hz,2H)0.53−0.71(m,2H)1.42(d,J=8.81Hz,1H)2.08(d,J=8.48Hz,1H)2.45(d,J=7.80Hz,1H)2.62(s,1H)2.84(s,2H)3.80(s,3H)4.14(t,J=6.95Hz,1H)6.19−6.44(m,2H)7.57(s,1H)7.69(s,1H)7.80(d,J=6.10Hz,1H)8.12(s,1H)8.40(s,1H)9.62(s,1H);MS(ESI(+))m/e 434(M+1)
実施例71
(1S,2S,3R,4R)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノ−N−シクロプロピルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 0.37(d,J=2.4Hz,2H)0.63(d,J=7.1Hz,2H)1.35(t,J=7.3Hz,3H)1.42(d,J=8.8Hz,1H)2.09(d,J=8.8Hz,1H)2.45(d,J=8.1Hz,1H)2.56−2.68(m,1H)2.84(s,2H)4.08(q,J=7.2Hz,2H)4.17(t,J=7.1Hz,1H)6.18−6.32(m,1H)6.37(s,1H)7.59(s,1H)7.66−7.81(m,2H)8.12(s,1H)8.39(s,1H)9.62(s,1H);MS(ESI(+))m/e 448(M+1)
実施例72
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例72A
(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
1−メチルピペリジン−4−オールを(R)−tert−ブチル3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例72B
(1S,2S,3R,4R)−3−(2−クロロ−5−クロロピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド、トリフルオロ酢酸(3g、11.27mmol)および重炭酸ナトリウム(1.893g、22.54mmol)の2:1メタノール/水39ml中の薄い懸濁液を、室温で2,4,5−トリクロロピリミジン(1.550ml、13.52mmol)を用いて処理した。得られた混合物を室温で2日間撹拌し、水(20ml)および酢酸エチル(30ml)で希釈し、分離した水相を酢酸エチル(4x20ml)で抽出し、合わせた有機層をブライン(20ml)で洗浄し、MgS0で脱水し、濾過し、濃縮した。粗製の生成物をフラッシュクロマトグラフィー(50mm;CHCl中2%メタノールからCHCl中4%メタノール0.5L)にかけて、所望の生成物を得た。
実施例72C
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド(75mg、0.25mmol)および(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(63mg、0.25mmol)を封管中2−プロパノール(2.4ml)と合わせ、混合物を85℃に4時間加熱した。反応混合物を濃縮乾固し、次いでTFA(5mL)で処理し、15分間撹拌した。混合物を再度濃縮乾固し、残渣をCHClに溶解し、混合物を飽和NaHC0水溶液で処理した。層を分離し、水層を酢酸エチルで3回更に抽出した。抽出物を乾燥(NaS0)し、濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=7.8Hz,1H)1.92−2.04(m,1H)2.07−2.21(m,2H)2.52−2.56(m,1H)2.71−2.91(m,3H)2.93(d,J=5.4Hz,1H)2.95−3.03(m,1H)3.12(dd,J=11.5,7.12Hz,1H)4.13(t,J=7.5Hz,1H)4.65−4.77(m,1H)6.25−6.40(m,2H)7.25(s,1H)7.51(s,1H)7.61−7.84(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 415(M+H)
実施例73
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例73A
(R)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート
1−メチルピペリジン−4−オールを(S)−tert−ブチル3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例73B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートを(R)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例73に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,ピリジン−D,T=90℃)ppm 1.55(d,J=8.9Hz,1H)2.12−2.31(m,2H)2.51(d,J=9.2Hz,1H)2.77(d,J=7.9Hz,1H)2.95(s,1H)3.00−3.05(m,1H)3.06(s,1H)3.22−3.34(m,2H)3.42(dd,J=11.60,3.66Hz,1H)4.44(td,J=7.9,1.22Hz,1H)4.80−4.87(m,1H)6.18(dd,J=5.7,2.90Hz,1H)6.27(dd,J=5.8,3.1Hz,1H)7.85−7.94(m,2H)8.02(s,1H)8.08(s,1H)9.20(s,1H);MS(ESI(+))m/e 415(M+H)
実施例74
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例74A
2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを2−クロロアセトアミドに代えて、実施例54Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例74B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミドに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.41(d,J=9.2Hz,1H)2.12(d,J=8.9Hz,1H)2.55(dd,J=8.2,1.2Hz,1H)2.79(s,1H)2.87(s,1H)4.05−4.21(m,1H)4.65(s,2H)6.25−6.34(m,2H)6.74−7.03(m,3H)7.36−7.59(m,3H)7.76(s,1H)8.74(s,1H);MS(ESI(+))m/e 403.0(M+H)
実施例75
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミドに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.41(d,J=8.9Hz,1H)2.11(d,J=8.5Hz,1H)2.55(d,J=8.2Hz,1H)2.63(d,J=4.6Hz,3H)2.79(s,1H)2.87(s,1H)3.19(d,J=5.2Hz,1H)4.14(t,J=7.9Hz,1H)4.65(s,2H)6.23−6.35(m,2H)6.76−7.01(m,1H)7.37−7.62(m,3H)7.76(s,1H)7.85(s,1H)8.75(s,1H);MS(ESI(+))m/e 417(M+H)
実施例76
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミドに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.41(d,J=8.9Hz,1H)2.12(d,J=8.5Hz,1H)2.52−2.58(m,1H)2.78(s,1H)2.87(s,1H)4.11−4.21(m,1H)4.65(s,2H)6.25−6.34(m,2H)6.77−7.03(m,3H)7.38−7.52(m,J=7.6Hz,2H)7.56(s,1H)7.75(s,1H)7.92(s,1H)8.75(s,1H);MS(ESI(+))m/e 447、449(M+H)
実施例77
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミドに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.42(d,J=8.9Hz,1H)2.12(d,J=8.9Hz,1H)2.54(dd,J=8.2,1.2Hz,1H)2.63(d,J=4.6Hz,3H)2.77(d,J=2.1Hz,1H)2.87(s,1H)4.06−4.22(m,1H)4.65(s,2H)6.24−6.36(m,2H)6.72−6.99(br s,1H)7.41−7.59(m,3H)7.75(s,1H)7.92(s,1H)8.74(s,1H);MS(ESI(+))m/e 461、463(M+H)
実施例78
イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸に代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.14−1.25(m,7H)1.42(d,1H)2.11(d,J=9.2Hz,1H)2.54(d,J=8.6Hz,1H)2.79(s,1H)2.88(s,1H)4.13(t,J=8.1Hz,1H)4.87(s,2H)4.90−5.07(m,1H)6.21−6.36(m,2H)7.51−7.62(m,2H)7.77(s,1H)7.85(s,1H)8.76(s,1H);MS(ESI(+))m/e 446.0(M+H)
実施例79
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.36(t,J=7.32Hz,3H)1.42(d,J=8.54Hz,1H)2.12(d,J=8.85Hz,1H)2.55(d,J=7.93Hz,1H)2.77(s,1H)2.88(s,1H)4.05(q,J=7.32Hz,2H)4.16(t,J=7.93Hz,1H)6.21−6.39(m,2H)6.77−6.97(m,1H)7.36−7.54(m,3H)7.70(s,1H)7.91(s,1H)8.68(s,1H);MS(ESI(+))m/e 420(M+H)
実施例80
(1R,2S,3R,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例80A
(+)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに代えて、実施例13Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例80B
(1R,2S,3R,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1R,2S,3R,4S)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D)ppm 1.15(d,J=9.77Hz,1H)1.22−1.33(m,2H)1.37(t,J=7.17Hz,3H)1.45−1.68(m,5H)1.89(d,J=10.07Hz,1H)2.22−2.33(m,1H)2.62(d,J=8.24Hz,1H)4.07(q,J=7.22Hz,2H)4.24(t,J=7.48Hz,1H)6.69−6.93(m,1H)7.26−7.43(m,1H)7.78(s,1H)8.06(s,1H)9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e 410(M+H)
実施例81
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例81A
tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレート
1−メチルピペリジン−4−オールをtert−ブチル3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例81B
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートをtert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例72に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,ピリジン−D,T=90℃)ppm 1.55(d,J=8.9Hz,1H)2.49(d,J=8.9Hz,1H)2.77(dd,J=8.2,1.22Hz,1H)2.95(s,1H)3.07(s,1H)4.39(t,J=7.8Hz,1H)4.64−4.72(m,4H)5.51−5.59(m,1H)6.19−6.27(m,2H)8.03(s,1H)8.09(s,1H)8.11(s,1H)8.14(s,1H)9.29−9.67(m,1H);MS(ESI(+))m/e 401(M+H)
実施例82
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例82A
tert−ブチル4−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
1−メチルピペリジン−4−オールをtert−ブチル4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例82B
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートをtert−ブチル4−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例72に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.41(d,J=8.7Hz,1H)1.64−1.79(m,2H)1.87−1.96(m ,2H)2.12(d,J=8.7Hz,1H)2.51−2.62(m,3H)2.76(s,1H)2.87(s,1H)2.98−3.08(m,2H)3.96−4.18(m,2H)6.29(dd,J=5.6,2.78Hz,1H)6.37(dd,J=5.6,2.78Hz,1H)7.24(s,1H)7.52(s,1H)7.58−7.70(m,1H)7.76(s,2H)7.89(s,1H)9.07(s,1H);MS(ESI(+))m/e 429(M+H)
実施例83
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例83A
(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
1−メチルピペリジン−4−オールを(R)−tert−ブチル3−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例40Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例83B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートを(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例72に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,ピリジン−D,T=90℃)ppm 1.43−1.54(m,1H)1.56(dt,J=9.1,1.56Hz,1H)1.61−1.70(m,1H)1.96−2.07(m,1H)2.11−2.19(m,1H)2.49−2.54(m,1H)2.57(ddd,J=12.5,10.7,3.1Hz,1H)2.76(d,J=8.2Hz,1H)2.89(dt,J=12.3,3.93Hz,1H)2.95(s,1H)3.01−3.08(m,1H)3.05(s,1H)3.40(dd,J=12.1,3.5Hz,1H)4.17−4.25(m,1H)4.46(td,J=7.9,1.5Hz,1H)6.18(dd,J=5.6,2.9Hz,1H)6.29(dd,J=5.5,3.1Hz,1H)7.87(d,J=6.7Hz,1H)7.93(s,1H)8.03(s,1H)8.08(s,1H)9.19(s,1H);MS(ESI(+))m/e 429(M+H)
実施例84
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例84A
(R)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
1−メチルピペリジン−4−オールを(S)−tert−ブチル3−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例40Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例84
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートを(R)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例72に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,ピリジン−D,T=90℃)ppm 1.43−1.53(m,1H)1.55(d,J=10.1Hz,1H)1.62−1.71(m,1H)1.94−2.07(m,1H)2.11−2.20(m,1H)2.51(d,J=8.9Hz,1H)2.53−2.61(m,1H)2.75(d,J=7.9Hz,1H)2.90(dt,J=12.2,3.8Hz,1H)2.95(s,1H)3.01−3.09(m,2H)3.41(dd,J=11.9,3.4Hz,1H)4.17−4.26(m,1H)4.46(t,J=7.9Hz,1H)6.18(dd,J=5.7,2.90Hz,1H)6.25−6.31(m,1H)7.86(d,J=7.6Hz,1H)7.93(s,1H)8.03(s,1H)8.08(s,1H)9.17(s,1H);MS(ESI(+))m/e 429(M+H)
実施例85
(1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[1−(N−アセチルグリシル)ピペリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−クロロピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
(1S,2S,3R,4R)−3−(5−クロロ−2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド(85mg、0.20mmol)、N−アセチルグリシン(26mg、0.22mmol)、1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−カルボジイミド塩酸塩(76mg、0.40mmol)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(61mg、0.40mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、N−メチルモルホリン(0.11mL、1.0mmol)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌し、次いでNaHCO溶液(30mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(3x20mL)で抽出し、抽出物を乾燥(NaSO)し、濃縮した。12gシリカカートリッジを用い、流速30mL/分で30分かけて0から8%メタノール/CHClの濃度勾配で溶離する、フラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製して、所望の生成物を得た。H NMR(400MHz,DMSO−D)ppm 1.42(d,J=8.9Hz,1H)1.73−1.86(m,2H)1.88(s,3H)2.01−2.08(m,2H)2.13(d,J=8.9Hz,1H)2.55(d,J=7.9Hz,1H)2.76(s,1H)2.87(s,1H)2.93−3.14(br m,4H)3.96(d,J=5.2Hz,2H)4.17(t,J=7.9Hz,1H)4.29−4.38(m,1H)6.25(dd,J=5.8,3.1Hz,1H)6.34(dd,J=5.7,2.9Hz,1H)6.73−7.03(br,1H)7.34−7.52(br,1H)7.47(d,J=7.6Hz,1H)7.54(s,1H)7.57−7.65(br s,1H)7.75(s,1H)7.84(s,1H)8.69(s,1H);MS(ESI(+))m/e 528(M+H)
実施例86
4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミドおよび4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−カルボキサミドピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.44(d,J=8.72Hz,1H)2.16(d,J=8.72Hz,1H)2.68(s,1H)2.82(s,1H)3.76(s,3H)4.39(s,1H)6.31(d,J=7.54Hz,2H)6.85(s,2H)7.26(s,2H)7.54(s,1H)7.70(s,1H)8.41(s,1H)8.94−9.29(m,1H)9.38(s,1H)9.50(s,1H);MS(ESI(+))m/e 369(M+H)
実施例87
4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミドおよび4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−カルボキサミドピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.28−1.37(m,3H)1.44(d,J=8.73Hz,1H)2.17(d,J=8.72Hz,1H)2.67(s,1H)2.82(s,1H)4.07(q,J=7.54Hz,2H)4.44(s,1H)6.21−6.36(m,2H)6.83(bs,2H)7.24(bs,2H)7.54(s,1H)7.76(s,1H)8.41(s,1H)9.20(bs,1H)9.38(s,1H)9.49(s,1H);MS(ESI(+))m/e 383(M+H)
実施例88
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミドに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.14(d,J=10.07Hz,1H)1.20−1.40(m,2H)1.44−1.66(m,2H)1.95(d,J=9.77Hz,1H)2.23(d,J=3.97Hz,1H)2.31(d,J=1.83Hz,1H)2.58−2.73(m,J=5.19,5.19Hz,4H)4.17(t,J=7.78Hz,1H)4.64(s,2H)6.70(br s,1H)7.30(br s,1H)7.43−7.59(m,3H)7.81(s,1H)、7.82(s,1H)8.71(s,1H);MS(ESI(+))m/e 419(M+H)
実施例89
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[1−(N,N−ジメチルグリシル)ピペリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
N−アセチルグリシンをN,N−ジメチルグリシンに代えて、実施例86に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=9.12Hz,1H)1.58−1.76(m,1H)1.76−1.92(m,1H)2.02(d,J=11.50Hz,2H)2.12(d,J=8.72Hz,1H)2.21(s,6H)2.51−2.58(m,1H)2.65−2.80(m,2H)2.88(s,1H)3.08−3.20(m,3H)4.11−4.16(m,2H)4.27−4.40(m,1H)4.40−4.47(m,1H)6.27(dd,J=5.35,2.97Hz,1H)6.36(dd,J=5.55,2.78Hz,1H)7.24(s,1H)7.54(s,1H)7.58−7.71(m,1H)7.77(s,2H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 514(M+H)
実施例90
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)d ppm 1.15(d,J=9.83Hz,1H)1.20−1.40(m,2H)1.45−1.68(m,2H)1.92(d,J=9.83Hz,1H)2.14(s,3H)2.19−2.34(m,6H)2.35−2.45(m,4H)2.59−2.71(m,3H)4.09−4.17(m,3H)7.15(s,1H)7.49(s,1H)7.69(s,1H)7.70−7.88(br s,1H)7.81(s,1H)7.86(s,1H)9.06(s,1H);MS(ESI(+))m/e 474(M+H)
実施例91
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)d ppm 1.41(d,J=8.48Hz,1H)2.06−2.13(m,1H)2.12(s,3H)2.20−2.33(br m,4H)2.34−2.43(br m,4H)2.51−2.58(m,1H)2.66(t,J=6.78Hz,2H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)4.07−4.16(m,3H)6.27−6.39(m,2H)7.25(s,1H)7.51(s,1H)7.70−7.82(m,J=8.65,8.65Hz,3H)7.88(s,1H)9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e 472(M+H)
実施例92
(1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
N−アセチルグリシンを酢酸に代えて、実施例86に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)d ppm 1.41(d,J=8.48Hz,1H)1.59−1.75(m,1H)1.75−1.91(m,1H)1.92−2.02(m,1H)2.03(s,3H)2.12(d,J=8.48Hz,1H)2.52−2.57(m,1H)2.63−2.79(m,2H)2.88(s,1H)3.13−3.24(m,1H)3.85−3.96(m,1H)3.98−4.15(br m,1H)4.14(t,J=7.97Hz,1H)4.28−4.40(m,1H)4.40−4.51(m,1H)6.24−6.29(m,1H)6.36(dd,J=5.59,2.88Hz,1H)7.24(s,1H)7.54(d,J=5.43Hz,1H)7.60−7.72(m,1H)7.77(s,2H)7.89(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 471(M+H)
実施例93
(1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.15(d,J=10.07Hz,1H)1.21−1.42(m,2H)1.44−1.69(m,2H)2.23(d,J=3.97Hz,1H)2.31(d,J=3.05Hz,1H)2.64(d,J=8.24Hz,1H)3.74(q,J=5.59Hz,2H)4.07(t,J=5.65Hz,2H)4.17(t,J=7.48Hz,1H)4.54(t,J=5.49Hz,1H)6.75(br s,1H)7.30(br s,1H)7.44−7.59(m,2H)7.79(s,1H)、7.81(s,1H)8.63(s,1H)。
実施例94
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)δ ppm 1.41(d,J=8.81Hz,1H)2.10(d,J=8.81Hz,1H)2.18(s,3H)2.28−2.47(m,8H)2.52−2.56(m,1H)2.67(t,J=6.78Hz,2H)2.77(s,1H)2.88(s,1H)4.08−4.16(m,3H)6.25−6.41(m,2H)7.25(s,1H)7.51(s,1H)7.67−7.83(m,3H)7.95(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 516、518、Brパターン、(M+H)
実施例95
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例73Bにおける2,4,5−トリクロロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに、および実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートをtert−ブチル4−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例73に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)d ppm 1.41(d,J=9.15Hz,1H)2.01−2.20(m,5H)2.72−2.79(m,1H)2.88(s,1H)2.99−3.12(m,2H)3.34−3.44(m,2H)4.07−4.16(m,1H)4.34−4.47(m,1H)6.24−6.39(m,2H)7.25(s,1H)7.49−7.81(m,4H)7.96(s,1H)8.43−8.66(m,2H)9.12(s,1H);MS(ESI(+))m/e 473,475,Brパターン(M+H)
実施例96
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例96A
1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールを2−メトキシエタノールに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例96B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=9.12Hz,1H)2.10(d,J=8.72Hz,1H)2.55(s,1H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)3.21(s,3H)3.64(t,J=5.16Hz,2H)4.11(t,J=7.73Hz,1H)4.17(t,J=5.35Hz,2H)6.34(d,J=8.33Hz,2H)7.26(s,1H)7.51(s,1H)7.70−7.83(m,3H)7.89(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 404(M+H)
実施例97
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例97A
1−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールを(1−メチルピペリジン−4−イル)メタノールに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例97B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)δ ppm 1.17−1.35(m,2H)1.41(d,J=8.72Hz,1H)1.45−1.57(m,2H)1.70−1.87(m,1H)1.99−2.38(m,6H)2.51−2.56(m,1H)2.78(s,1H)2.83−3.00(m,3H)3.93(d,J=6.74Hz,2H)4.11(t,J=7.73Hz,1H)6.25−6.41(m,2H)7.26(s,1H)7.52(s,1H)7.64−7.85(m,3H)7.89(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 457(M+H)
実施例98
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例98A
1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを2−ヨードプロパンに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例98B
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.39(d,J=6.74Hz,7H)2.12(d,J=8.33Hz,1H)2.88(s,1H)4.14(t,J=7.54Hz,1H)4.34−4.49(m,1H)6.27(d,J=3.17Hz,1H)6.37(d,J=5.16Hz,1H)7.25(s,1H)7.51(s,1H)7.65(s,1H)7.76(d,J=5.95Hz,3H)7.89(s,1H)9.08(s,1H);MS(ESI(+))m/e 388(M+H)
実施例99
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例99A
1−イソペンチル−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを1−ヨード−3−メチルブタンに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例99B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−イソペンチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 0.89(d,J=6.35Hz,7H)1.37−1.55(m,2H)1.58−1.69(m,2H)2.11(d,J=8.72Hz,1H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)4.04(t,J=7.34Hz,2H)4.12(t,J=7.93Hz,1H)6.23−6.33(m,1H)6.36(d,J=5.55Hz,1H)7.26(s,1H)7.48(s,1H)7.67−7.83(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 416(M+H)
実施例100
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例100A
1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを1−ブロモ−2−(2−メトキシエトキシ)エタンに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例100B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおいて1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.72Hz,1H)2.10(d,J=8.72Hz,1H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)3.20(s,3H)3.36−3.42(m,2H)3.48(t,J=4.56Hz,2H)3.73(t,J=5.35Hz,2H)4.06−4.13(m,1H)4.17(t,J=5.35Hz,2H)6.35(s,2H)7.26(s,1H)7.53(s,1H)7.78(d,J=7.54Hz,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 448(M+H)
実施例101
1−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール
実施例101A
N−(2−(1−ヒドロキシシクロブチル)フェニル)ホルムアミド
水素化ナトリウム(鉱油中65%分散液、71mg、1.775mmol)をテトラヒドロフラン(6mL)中に懸濁し、このスラリー液に撹拌しながらN−(2−ヨードフェニル)ホルムアミド(250mg、1.012mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中溶液を滴下添加した。混合物を室温で20分間撹拌し、次いで−78℃に冷却した。冷懸濁液に、ヘキサン中2.5Mのn−ブチルリチウム(0.506ml、1.265mmol)を滴下添加した。混合物を−78℃で30分間撹拌し、次いでシクロブタノン(0.083ml、1.113mmol)を滴下添加した。混合物を−78℃で2時間撹拌し、飽和NHCl(20mL)溶液でクエンチし、室温に加温した。混合物を酢酸エチル(3x30mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥(NaSO)し、濾過し、濃縮した。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Analogix、25分かけて20から50%酢酸エチル−ヘキサン、4gシリカカートリッジ、18mL/分)により精製して、標題化合物を2:1比の2種の回転異性体として得た。
実施例101B
1−(2−アミノフェニル)シクロブタノール
N−(2−(1−ヒドロキシシクロブチル)フェニル)ホルムアミド(103mg、0.539mmol)および水酸化カリウム(0.015mL、0.539mmol)をメタノール(3mL)中で合わせ、混合物を3時間加熱還流した。反応混合物をHO(25mL)で希釈し、酢酸エチル(3x25mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥(NaSO)し、濾過し、濃縮した。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Analogix、25分かけてヘキサン中0から40%酢酸エチル、4gシリカ、18mL/分)により精製して、1−(2−アミノフェニル)シクロブタノールを得た。
実施例101C
1−(2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)シクロブタノール
1−(2−アミノフェニル)シクロブタノール(56mg、0.343mmol)、2,4,5−トリクロロピリミジン(40μl、0.349mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(120μl、0.694mmol)を封管中2−プロパノール(1.5mL)中に懸濁し、溶液を85℃に4時間加熱した。反応混合物をHO(15mL)とCHCl(3x15mL)との間で分配した。合わせた有機層を乾燥(NaSO)し、濾過し、濃縮した。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Analogix、25分かけて0から25%酢酸エチル−ヘキサン、4gシリカ、18mL/分)により精製して、標題化合物を得た。
実施例101D
1−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール
実施例1Bにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−(2−クロロ−5−フルオロピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1−(2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)シクロブタノールに代えて、実施例1においてと同様に標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)δ ppm 1.39−1.55(m,1H)1.78−1.92(m,1H)2.25−2.45(m,4H)3.73(s,3H)6.38(s,1H)7.16(t,J=7.12Hz,1H)7.32−7.42(m,2H)7.46(d,J=7.80Hz,1H)7.61−7.74(m,1H)8.01−8.18(m,1H)8.10(s,1H)9.14−9.26(m,2H);MS(ESI(+))m/e 371(M+H)
実施例102
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−ピロリジン−2−イルメチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例102A
(R)−tertブチル2−((4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)メチル)ピロリジン−1−カルボキシレート
実施例41Aにおける1−メチルピペリジン−4−オールを(R)−tert−ブチル2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例41においてと同様に標題化合物を調製した。
実施例102B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−ピロリジン−2−イルメチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
(1S,2S,3R,4R)−3−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド(100mg、0.334mmol)および(R)−tert−ブチル2−((4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)メチル)ピロリジン−1−カルボキシレート(116mg、0.435mmol)を、封管中2−プロパノール(2ml)およびジオキサン中4N HCl(0.084ml、0.334mmol)と合わせ、反応物を85℃に4時間加熱した。反応混合物を濃縮乾固し、残渣をトリフルオロ酢酸(3mL)で処理した。室温で30分間撹拌した後、反応混合物を再度濃縮乾固し、残渣を飽和NaHCO水溶液(5mL)中に懸濁した。得られた混合物をCHCl(2x10mL)および酢酸エチル(2x10mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、乾燥(NaSO)し、濾過し、濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Analogix、4gカラム、15mL/分、25分かけて0から20%メタノール(5%NHOHを含有する)/CHCl)により精製して、標題化合物を得た。H NMR(300MHz,DMSO−D)δ ppm 1.30−1.44(m,2H)1.53−1.81(m,3H)2.11(d,J=8.82Hz,1H)2.51−2.56(m,1H)2.75−2.85(m,3H)2.86−2.89(m,1H)3.37−3.47(m,1H)3.93−4.01(m,2H)4.12(t,J=7.12Hz,1H)6.31−6.39(m,2H)7.25(s,1H)7.52(s,1H)7.65−7.83(m,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 429(M+H)
実施例103
{4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}酢酸
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸に、および2−プロパノールをtert−ブタノールに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D;T=90℃)ppm 1.42(d,J=8.85Hz,1H)2.06(d,J=9.16Hz,1H)2.56(d,J=7.93Hz,1H)2.84(s,1H)2.91(s,1H)4.10(t,J=7.32Hz,1H)4.85(s,2H)6.25(dd,J=5.49,3.05Hz,1H)6.33(dd,J=5.65,2.90Hz,1H)7.00(br s,1H)7.45−7.66(m,2H)7.80(s,1H)7.96(s,1H)8.52(br s,1H)9.38(br s,1H);MS(ESI(+))m/e 404(M+H)
実施例104
(1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.04(d,J=5.80Hz,3H)1.22−1.43(m,2H)1.45−1.65(m,2H)1.95(d,J=9.77Hz,1H)2.23(d,J=4.27Hz,1H)2.31(d,J=2.44Hz,1H)2.63(d,J=8.24Hz,1H)3.85−4.05(m,3H)4.17(t,J=7.78Hz,1H)4.52(d,J=4.58Hz,1H)6.75(br s,1H)7.29(br s,1H)7.42−7.56(m,2H)7.77(s,1H)7.81(s,1H)8.63(s,1H);MS(ESI(+))m/e 406(M+H)
実施例105
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.05(d,J=5.80Hz,3H)1.43(d,J=8.54Hz,1H)2.13(d,J=8.85Hz,1H)2.56(d,J=7.93Hz,1H)2.79(s,1H)2.89(s,1H)3.81−4.05(m,3H)4.16(t,J=7.78Hz,1H)4.45−4.63(m,J=4.27Hz,1H)6.23−6.39(m,2H)6.85(br s,1H)7.45(m,3H)7.74(s,1H)7.84(s,1H)8.67(s,1H);MS(ESI(+))m/e 404(M+H)
実施例106
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.81Hz,1H)2.10(d,J=9.15Hz,1H)2.77(s,1H)2.87(s,1H)3.22(s,3H)3.64(t,J=5.26Hz,2H)4.11(t,J=7.80Hz,1H)4.17(t,J=5.26Hz,2H)6.31−6.38(m,2H)7.25(s,1H)7.52(s,1H)7.76(d,J=12.54Hz,3H)7.95(s,1H)9.12(s,1H);MS(ESI(+))m/e 449(M+H)
実施例107
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例107A
1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールを(S)−テトラヒドロフラン−3−オールに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例107B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.72Hz,1H)2.04−2.28(m,2H)2.28−2.40(m,1H)2.76(s,1H)2.88(s,1H)3.73−3.99(m,4H)4.13(t,J=7.73Hz,1H)4.87−5.02(m,1H)6.25−6.31(m,1H)6.36(d,J=8.33Hz,1H)7.25(s,1H)7.56(s,1H)7.68(s,1H)7.78(s,2H)7.89(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 416(M+H)
実施例108
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例108A
1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールを(R)−テトラヒドロフラン−3−オールに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例108B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.72Hz,1H)2.11(d,J=8.73Hz,1H)2.16−2.27(m,1H)2.30−2.41(m,1H)2.76(s,1H)2.88(s,1H)3.71−3.99(m,4H)4.13(t,J=7.73Hz,1H)4.86−5.00(m,1H)6.33(d,J=16.26Hz,2H)7.25(s,2H)7.55(s,1H)7.68(s,1H)7.78(s,2H)7.89(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 416(M+H)
実施例109
3−[2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]アゼチジン−3−オール
実施例101Aにおけるシクロブタノンをtert−ブチル3−オキソアゼチジン−1−カルボキシレートに、および101Cにおける2,4,5−トリクロロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例101に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)δ ppm 3.63(s,3H)4.05(d,J=11.60Hz,2H)4.37(d,J=11.90Hz,2H)6.77(s,1H)7.23−7.32(m,1H)7.37(t,J=7.32Hz,1H)7.46−7.53(m,2H)7.67−7.77(m,1H)8.10(s,1H)8.32(s,1H)8.37−9.11(br m,2H)9.39(s,1H);MS(ESI(+))m/e 406(M+H)
実施例110
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=9.16Hz,1H)2.10(d,J=8.82Hz,1H)2.77(s,1H)2.87(s,1H)3.20(s,3H)3.35−3.42(m,2H)3.44−3.51(m,2H)3.73(t,J=5.43Hz,3H)4.07−4.13(m,1H)4.17(t,J=5.43Hz,2H)6.35(s,2H)7.24(s,1H)7.53(s,1H)7.76(d,J=4.41Hz,3H)7.95(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 492(M+H)
実施例111
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−イソペンチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 0.89(d,J=6.78Hz,6H)1.36−1.55(m,2H)1.58−1.70(m,2H)2.11(d,J=8.82Hz,1H)2.77(s,1H)2.88(s,1H)3.98−4.08(m,2H)4.12(t,J=7.80Hz,1H)6.29(d,J=2.71Hz,1H)6.32−6.39(m,1H)7.24(s,1H)7.48(s,1H)7.67(s,1H)7.71−7.80(m,2H)7.95(s,1H)9.11(s,1H);MS(ESI(+))m/e 461(M+H)
実施例112
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.39(d,J=6.78Hz,6H)2.12(d,J=8.82Hz,1H)2.75(s,1H)2.75(s,1H)2.87(s,1H)2.87(s,1H)4.15(t,J=7.97Hz,1H)4.31−4.49(m,1H)6.28(s,1H)6.38(s,1H)7.23(s,1H)7.51(s,1H)7.58(s,1H)7.74(s,2H)7.95(s,1H)9.07(s,1H);MS(ESI(+))m/e 432(M+H)
実施例113
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R,3S,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.20−1.39(m,2H)1.39−1.46(m,1H)1.47−1.57(m,1H)1.62−1.73(m,1H)2.52(s,1H)2.60−2.68(m,1H)2.87−2.94(m,2H)4.22−4.41(m,2H)6.75(br s,1H)7.25(br s,1H)7.43(s,1H)7.70(s,1H)7.80(s,1H)8.57(s,1H)8.69(d,J=6.10Hz,1H);MS(ESI(+))m/e 362(M+H)
実施例114
(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R,3S,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.23−1.32(m,2H)1.36(t,J=7.32Hz,3H)1.42(d,J=9.77Hz,1H)1.49−1.58(m,2H)1.63−1.73(m,1H)2.50−2.54(m,1H)2.64(s,1H)2.86−2.94(m,1H)4.05(q,J=7.32Hz,2H)4.26−4.45(m,1H)6.74−6.92(m,1H)7.20−7.38(m,1H)7.43(s,1H)7.76(s,1H)7.80(s,1H)8.58(s,1H)8.70(d,J=6.41Hz,1H);MS(ESI(+))m/e 376(M+H)
実施例115
1−[2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール
実施例101Cにおける2,4,5−トリクロロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例101に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)d ppm 1.44−1.56(m,1H)1.82−1.92(m,1H)2.25−2.34(m,2H)2.40−2.47(m,2H)3.69(s,3H)5.96(s,1H)7.19(t,J=7.48Hz,1H)7.32−7.39(m,2H)7.46(dd,J=7.78,1.37Hz,1H)7.56(s,1H)7.91(s,1H)8.29(s,1H)8.91(s,1H)9.28(s,1H);MS(ESI(+))m/e 405(M+H)
実施例116
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.82Hz,1H)2.11(d,J=8.82Hz,1H)2.17−2.27(m,1H)2.30−2.43(m,1H)2.74(s,1H)2.87(s,1H)3.71−3.85(m,2H)3.88−3.99(m,2H)4.14(t,J=7.97Hz,1H)4.87−4.99(m,1H)6.28(d,J=8.48Hz,1H)6.33−6.39(m,1H)7.23(s,1H)7.56(s,1H)7.62(s,1H)7.76(s,2H)7.96(s,1H)9.11(s,1H);(ESI(+))m/e 461(M+H)
実施例117
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.81Hz,1H)2.11(d,J=8.81Hz,1H)2.18−2.26(m,1H)2.28−2.40(m,1H)2.75(s,1H)2.87(s,1H)3.74−3.87(m,2H)3.91−3.99(m,2H)4.14(t,J=7.46Hz,1H)4.87−4.99(m,1H)6.30(d,J=3.05Hz,1H)6.32−6.40(m,1H)7.24(s,1H)7.56(s,1H)7.64(s,1H)7.76(s,2H)7.96(s,1H)9.12(s,1H);(ESI(+))m/e 461(M+H)
実施例118
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例118A
1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールをシクロブタノールに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例118B
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.42(d,J=8.82Hz,1H)1.71−1.83(m,2H)2.11(d,J=8.82Hz,1H)2.29−2.46(m,4H)2.77(s,1H)2.88(s,1H)4.14(t,J=7.97Hz,1H)4.65−4.81(m,1H)6.28(d,J=8.48Hz,1H)6.38(d,J=8.14Hz,1H)7.24(s,1H)7.53(s,1H)7.68(s,1H)7.79(s,2H)7.89(s,1H)9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e 400(M+H)
実施例119
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例119A
2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールを2−(メチルスルホニル)エタノールに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例119B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.82Hz,1H)2.10(d,J=8.48Hz,1H)2.54(d,J=8.14Hz,1H)2.78(s,1H)2.83(s,3H)2.88(s,1H)3.66(t,J=6.78Hz,2H)4.12(t,J=7.63Hz,1H)4.47(t,J=6.78Hz,2H)6.35(d,J=2.71Hz,2H)7.25(s,1H)7.61(s,1H)7.81(d,J=14.58Hz,2H)7.90(s,1H)9.16(s,1H);MS(ESI(+))m/e 452(M+H)
実施例120
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R,3S,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.31−1.49(m,2H)3.08−3.20(m,1H)3.23−3.38(m,2H)3.77(s,3H)4.70(s,1H)6.04(dd,J=5.76,3.05Hz,1H)6.21(dd,J=5.43,2.37Hz,1H)7.06(s,1H)7.45(s,1H)7.68(s,1H)7.79(s,1H)7.83(s,1H)8.04(s,1H)9.03(s,1H);MS(ESI(+))m/e 360(M+H)
実施例121
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R,3S,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.26−1.54(m,5H)3.05−3.24(m,2H)3.24−3.39(m,1H)4.06(q,J=7.35Hz,2H)4.71(s,1H)6.04(dd,J=5.59,2.88Hz,1H)6.21(dd,J=5.43,2.37Hz,1H)7.06(s,1H)7.45(s,1H)7.68(s,1H)7.83(s,1H)7.85(s,1H)8.06(s,1H)9.04(s,1H);MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例122
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.82Hz,1H)2.10(d,J=8.82Hz,1H)2.76(s,1H)2.83(s,3H)2.87(s,1H)3.66(t,J=6.78Hz,2H)4.12(t,J=7.63Hz,1H)4.46(t,J=6.78Hz,2H)6.35(d,J=2.71Hz,2H)7.24(s,1H)7.61(s,1H)7.79(d,J=14.58Hz,3H)7.96(s,1H)9.16(s,1H);MS(ESI(+))m/e 497(M+H)
実施例123
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.82Hz,1H)1.69−1.83(m,2H)2.11(d,J=8.82Hz,2H)2.30−2.43(m,4H)2.76(s,1H)2.88(s,1H)4.14(t,J=7.46Hz,1H)4.62−4.80(m,1H)6.28(d,J=5.76Hz,1H)6.37(d,J=5.09Hz,1H)7.23(s,1H)7.54(s,1H)7.63(s,1H)7.77(s,2H)7.95(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 445(M+H)
実施例124
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例124A
1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールを(S)−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノールに代え、続いてジオキサン中4N HClで処理して、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例124B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.48Hz,1H)2.10(d,J=8.82Hz,1H)2.78(s,1H)2.87(s,1H)3.68−3.81(m,1H)3.82−3.92(m,1H)4.13(d,J=4.07Hz,1H)4.17(d,J=3.73Hz,1H)4.68(t,J=5.59Hz,1H)4.94(d,J=5.09Hz,3H)6.36(d,J=2.37Hz,2H)7.25(s,1H)7.51(s,1H)7.76(s,3H)7.88(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 420(M+H)
実施例125
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−6−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−6−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロ−6−メチルピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.41(dd,J=7.17,1.68Hz,1H)2.12(d,J=8.85Hz,1H)2.24(s,3H)2.52−2.59(m,1H)2.77(s,1H)2.87(s,1H)3.76(s,3H)4.03−4.20(m,1H)6.25−6.30(m,1H)6.33(dd,J=5.65,2.90Hz,1H)6.78−6.92(m,1H)7.36−7.53(m,3H)7.68(s,1H)8.59(s,1H)MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例126
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−6−メチルピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドおよび(1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−6−メチルピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロ−6−メチルピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.32−1.47(m,4H)2.01(d,J=9.16Hz,1H)2.35(s,3H)2.55(d,J=8.14Hz,1H)2.80−2.88(m,1H)2.93(s,1H)3.96−4.19(m,3H)6.23(dd,J=5.59,3.22Hz,1H)6.40(dd,J=5.59,3.22Hz,1H)7.38(s,1H)7.60(s,1H)7.84(s,1H)7.94(s,1H)9.66(s,1H);MS(ESI(+))m/e 388(M+H)
実施例127
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.36(d,J=8.48Hz,1H)1.95(s,3H)1.99−2.14(m,3H)2.43(d,J=8.14Hz,1H)2.61(s,1H)2.82(s,1H)3.52−3.71(m,3H)3.95(s,1H)6.11(br s,1H)6.28(dd,J=5.43,2.71Hz,1H)7.19(s,1H)7.34(d,J=7.80Hz,1H)7.68(s,1H)7.76(s,1H)7.95(s,1H);MS(ESI(+))m/e 388(M+H)
実施例128
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.35(d,J=8.82Hz,1H)1.95(s,3H)1.99−2.12(m,4H)2.42(d,J=8.82Hz,1H)2.54−2.63(m,1H)2.81(s,1H)3.62(s,3H)6.07(br s,1H)6.27(dd,J=5.59,2.88Hz,1H)7.18(s,1H)7.29(d,J=7.80Hz,1H)7.67(s,1H)7.83(s,1H)7.96(s,1H);MS(ESI(+))m/e 432、434(M+H)
実施例129
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(オキセタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例129A
1−(オキセタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールをオキセタン−2−イルメタノールに代えて、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例129B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(オキセタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(オキセタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.82Hz,1H)1.64−1.77(m,1H)2.07−2.14(m,1H)2.78(s,1H)2.88(s,1H)3.63−3.74(m,2H)3.86−3.97(m,2H)3.97−4.04(m,2H)4.11(t,J=7.80Hz,1H)5.13(t,J=5.26Hz,1H)6.36(s,2H)7.25(s,1H)7.54(d,J=3.39Hz,1H)7.77(d,J=4.75Hz,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 416(M+H)
実施例130
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例130A
1−[(2R)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−アミン
1−メチルピペリジン−4−オールを(R)−{(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノールに代え、続いてジオキサン中4N HClで処理して、実施例41Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例130B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(2R)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.72Hz,1H)2.10(d,J=8.72Hz,1H)2.78(s,1H)2.87(s,1H)3.72−3.81(m,1H)3.85−3.94(m,1H)4.05−4.14(m,1H)4.16(d,J=4.36Hz,1H)4.67(t,J=5.55Hz,1H)4.92(d,J=5.55Hz,1H)6.35(s,2H)7.25(s,1H)7.53(s,1H)7.76(d,J=8.73Hz,3H)7.89(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 420(M+H)
実施例131
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[(2R)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.41(d,J=8.14Hz,1H)2.10(d,J=8.82Hz,1H)2.77(s,1H)2.87(s,1H)3.17(d,J=5.43Hz,2H)3.78(d,J=4.07Hz,1H)3.82−3.92(m,1H)4.01−4.15(m,2H)4.17(d,J=3.73Hz,1H)4.68(t,J=5.59Hz,1H)4.94(d,J=5.09Hz,1H)6.36(s,2H)7.24(s,1H)7.52(s,1H)7.75(s,3H)7.95(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 465(M+H)
実施例132
1−[2−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1−(2−アミノフェニ)シクロブタノールに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)d ppm 1.48(s,1H)1.79−1.91(m,1H)2.25−2.46(m,4H)3.72(s,3H)6.36(s,1H)7.10−7.21(m,1H)7.31−7.42(m,2H)7.46(d,J=7.80Hz,1H)7.55−7.74(m,1H)7.83−8.10(m,1H)8.17(s,1H)9.07(s,1H)9.21(s,1H);MS(ESI(+))m/e 415、417、Brパターン(M+H)
実施例133
4−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール
実施例133A
4−(2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール
実施例101Aにおけるシクロブタノンをテトラヒドロ−4H−ピラン−4−オンに代えて、実施例101においてと同様に標題化合物を調製した。
実施例133B
4−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール
4−(2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(40mg、0.118mmol)および1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミン、2HCl(20mg、0.118mmol)を封管中にアセトニトリル(0.5mL)および水(0.050mL)中で合わせ、溶液を85℃に2.5時間加熱した。反応物をHO(5mL)で希釈し、飽和NaHCO(5mL)を加えることにより中和した。混合物をCHCl(3x10mL)で抽出し、乾燥(NaSO)し、濾過し、濃縮した。生成物をクロマトグラフィー(Analogix、4gカラム、25分かけてジクロロメタン中0から5%メタノール、15mL/分)により精製して、標題化合物を得た。H NMR(300MHz,DMSO−D)d ppm 1.79−1.90(m,2H)1.98(td,J=12.39,4.16Hz,2H)3.66−3.77(m,5H)3.83(t,J=10.71Hz,2H)6.17(s,1H)7.14(t,J=7.54Hz,1H)7.31−7.43(m,3H)7.71(s,1H)8.00−8.35(m,1H)8.10(s,1H)9.20(s,1H)10.12(s,1H);MS(ESI(+))m/e 401(M+H)
実施例134
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.34−1.47(m,1H)2.06−2.16(m,4H)2.73(s,1H)2.87(s,1H)3.71(s,3H)4.03−4.15(m,1H)6.21(dd,J=5.49,3.05Hz,1H)6.31(dd,J=5.65,2.90Hz,1H)7.42(d,J=7.63Hz,1H)7.65(s,1H)7.81(s,1H)7.87(s,1H);MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例135
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−D)ppm 1.37−1.43(m,1H)2.05−2.17(m,4H)2.49−2.53(m,1H)2.72(s,1H)2.86(s,1H)3.70(s,3H)4.03−4.14(m,1H)6.20(dd,J=5.80,3.05Hz,1H)6.30(dd,J=5.65,2.90Hz,1H)7.38(d,J=7.93Hz,1H)7.64(s,1H)7.88(s,1H)7.91(s,1H);MS(ESI(+))m/e 418、420(M+H)
実施例136
(1S,2R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキサミド
実施例73Bにおける(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノシクロペンタンカルボキサミドに、および実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートをtert−ブチル4−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例73に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)d ppm 1.50−2.03(m,10H)2.57(td,J=12.39,2.58Hz,2H)2.92(q,J=7.54Hz,1H)2.98−3.06(m,2H)4.04−4.15(m,1H)4.41−4.52(m,1H)6.89(d,J=5.16Hz,1H)7.09(s,1H)7.46(s,1H)7.57(s,1H)7.83(s,1H)7.88(s,1H)9.07(s,1H);MS(ESI(+))m/e 405(M+H)
実施例137
(1S,2R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノシクロペンタンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)d ppm 1.53−1.66(m,1H)1.68−1.87(m,2H)1.87−2.05(m,3H)2.35−2.43(m,4H)2.67(t,J=6.27Hz,2H)2.90(q,J=7.80Hz,1H)3.51−3.59(m,4H)4.15(t,J=6.27Hz,2H)4.42−4.52(m,1H)6.88−6.97(m,1H)7.09(s,1H)7.48(s,1H)7.57(s,1H)7.81(s,1H)7.88(s,1H)9.06(s,1H);MS(ESI(+))m/e 436(M+H)
実施例138
2−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]プロパン−2−オール
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを2−(2−アミノフェニル)プロパン−2−オールに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)δ ppm 1.53(s,6H)3.73(s,3H)6.13(s,1H)7.09(t,J=7.46Hz,1H)7.28−7.40(m,3H)7.65−7.78(m,1H)7.98−8.34(m,1H)8.10(s,1H)9.18(s,1H)10.31(s,1H);MS(ESI(+))m/e、359(M+H)
実施例139
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ニトロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ニトロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40−1.50(m,1H)2.19(d,J=8.85Hz,1H)2.58(d,J=8.24Hz,1H)2.85(s,1H)2.91(s,1H)3.81(s,3H)4.35(s,1H)6.30(dd,J=5.80,3.05Hz,1H)6.38(dd,J=5.34,2.90Hz,1H)6.82(br s,1H)7.33(br s,1H)7.62(s,1H)7.76(s,1H)8.89(s,1H)9.70(br s,1H)9.98(br s,1H);MS(ESI(+))m/e 371(M+H)
実施例140
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ニトロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ニトロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.38(t,J=7.32Hz,3H)1.42−1.50(m,1H)2.19(d,J=8.85Hz,1H)2.58(d,J=7.93Hz,1H)2.84(s,1H)2.91(s,1H)4.10(q,J=7.32Hz,2H)4.38(s,1H)6.29(dd,J=5.49,3.05Hz,1H)6.37(dd,J=5.65,2.90Hz,1H)6.80(br s,1H)7.31(br s,1H)7.63(s,1H)7.79(s,1H)8.89(s,1H)9.68(br s,1H)9.98(br s,1H);MS(ESI(+))m/e 385(M+H)
実施例141
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R,3S,4R)−3−アミノ−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.48−1.78(m,4H)2.89(d,J=8.24Hz,1H)3.77(s,3H)4.34(d,J=5.49Hz,1H)4.44(t,J=7.93Hz,1H)4.56(d,J=3.97Hz,1H)7.35−7.51(m,2H)7.70(s,1H)7.84(s,1H)8.64(s,1H);MS(ESI(+))m/e 364(M+H)
実施例142
(1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミドおよび(1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.36(t,J=7.32Hz,3H)1.50−1.73(m,4H)2.89(d,J=8.24Hz,1H)4.06(q,J=7.32Hz,2H)4.33(d,J=5.49Hz,1H)4.45(t,J=7.78Hz,1H)4.56(d,J=3.66Hz,1H)7.39(d,J=7.32Hz,1H)7.47(s,1H)7.73(s,1H)7.84(s,1H)8.64(s,1H);MS(ESI(+))m/e 378(M+H)
実施例143
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例143A
1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを2−(ブロモエチル)ベンゼンに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例143B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=8.72Hz,1H)2.09(d,J=8.72Hz,1H)2.74(s,1H)2.88(s,1H)3.06(t,J=7.34Hz,2H)4.00−4.11(m,1H)4.26(t,J=7.34Hz,2H)6.25(d,J=5.55Hz,1H)6.36(d,J=5.55Hz,1H)7.06−7.33(m,6H)7.52(s,1H)7.65(s,1H)7.80(s,1H)7.88(s,1H)9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e 450(M+H)
実施例144
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例144A
1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを臭化ベンジルに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例144B
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.38(d,J=8.72Hz,1H)2.08(d,J=8.72Hz,1H)2.73(s,1H)2.86(s,1H)4.02−4.10(m,1H)5.27(s,2H)6.13(s,1H)6.31(dd,J=5.55,2.78Hz,1H)7.19(d,J=7.93Hz,2H)7.23−7.39(m,4H)7.56(s,1H)7.78(s,3H)7.88(s,1H)9.14(s,1H);MS(ESI(+))m/e 436(M+H)
実施例145
[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]メタノール
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを2−(アミノフェニル)メタノールに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)δ ppm 3.62(s,3H)4.52(d,J=5.16Hz,2H)5.51(s,1H)7.15−7.30(m,2H)7.37(t,J=7.34Hz,1H)7.41−7.50(m,1H)7.51−7.82(m,1H)8.07(s,1H)8.95(s,1H)9.17(s,1H);MS(ESI(+))m/e 331(M+H)
実施例146
(1S,6R)−6−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミドおよび(1R,6S)−6−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,6R)−6−アミノシクロヘキサ−3−エンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 2.23−2.42(m,5H)2.74−2.88(m,1H)4.38−4.55(m,1H)5.57−5.68(m,1H)5.68−5.79(m,1H)6.43(d,J=7.32Hz,1H)6.91(br s,2H)7.44(s,1H)7.69(s,1H)7.86(s,1H)8.67(s,1H);MS(ESI(+))m/e 348(M+H)
実施例147
(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサンカルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノシクロヘキサンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.42(s,3H)1.60(s,3H)1.89−2.19(m,2H)2.66−2.81(m,1H)3.78(s,3H)4.12−4.28(m,1H)6.70(d,J=7.12Hz,1H)7.03(s,1H)7.40−7.54(m,2H)7.73(s,1H)7.89(s,1H)9.05(s,1H);MS(ESI(+))m/e 350(M+H)
実施例148
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=8.82Hz,1H)2.10(d,J=8.48Hz,1H)2.73(s,1H)2.87(s,1H)3.06(t,J=7.29Hz,2H)3.99−4.12(m,1H)4.26(t,J=7.29Hz,2H)6.25(d,J=8.48Hz,1H)6.31−6.40(m,1H)7.15(d,J=6.78Hz,2H)7.20−7.30(m,4H)7.53(s,1H)7.64(s,2H)7.78(s,1H)7.94(s,1H)9.09(s,1H);MS(ESI(+))m/e 494(M+H)
実施例149
(1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.38(d,J=8.82Hz,1H)2.08(d,J=8.82Hz,1H)2.72(s,1H)2.85(s,1H)3.97−4.13(m,1H)5.27(s,3H)6.12(s,1H)6.30(d,J=8.48Hz,1H)7.15−7.23(m,2H)7.25−7.37(m,4H)7.56(s,1H)7.67(s,1H)7.77(d,J=7.46Hz,2H)7.94(s,1H)9.14(s,1H);MS(ESI(+))m/e 480(M+H)
実施例150
3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)チオフェン−2−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを3−アミノチオフェン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 3.80(s,3H)7.30(s,2H)7.46(s,1H)7.66(d,J=5.49Hz,1H)7.77(s,1H)8.26(s,1H)8.34(s,1H)9.36(s,1H)11.40(s,1H);MS(ESI(+))m/e 384(M+H)
実施例151
(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロブタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロブタンカルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノシクロブタンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.96−2.09(m,2H)2.11−2.27(m,1H)2.30−2.44(m,1H)3.27−3.44(m,1H)3.77(s,3H)4.67−4.88(m,1H)7.18(d,J=7.63Hz,1H)7.45(s,1H)7.70(s,1H)7.85(s,1H)8.64(s,1H);MS(ESI(+))m/e 322(M+H)
実施例152
2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)チオフェン−3−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを2−アミノチオフェン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 3.82(s,3H)6.93(d,J=5.80Hz,1H)7.42(d,J=5.80Hz,3H)7.53(s,1H)7.83(s,1H)8.39(s,1H)9.26(s,1H)12.79(s,1H);MS(ESI(+))m/e 384(M+H)
実施例153
1−メチル−4−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを4−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 3.84(s,3H)3.88(s,3H)7.23(s,2H)7.49(s,1H)7.81(s,1H)8.29(s,1H)8.40(s,1H)9.21(s,1H)9.99(s,1H);MS(ESI(+))m/e 382(M+H)
実施例154
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例154A
1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを1−(2−ブロモエチル)−3−メトキシベンゼンに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例154B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=8.72Hz,1H)2.09(d,J=8.72Hz,1H)2.74(s,1H)2.87(s,1H)3.04(t,J=7.34Hz,2H)3.68(s,3H)4.06(t,J=7.34Hz,1H)4.25(t,J=7.34Hz,2H)6.24(d,J=8.33Hz,1H)6.35(d,J=8.72Hz,1H)6.71(d,J=11.10Hz,1H)6.73−6.78(m,2H)7.18(t,J=7.73Hz,1H)7.26(s,1H)7.54(s,1H)7.73(d,J=37.68Hz,3H)7.88(s,1H)9.10(s,1H);MS(ESI(+))m/e 480(M+H)
実施例155
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例155A
1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを3−メトキシベンジルブロミドに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例155B
1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)ppm 1.38(d,J=9.16Hz,1H)2.08(d,J=8.82Hz,1H)2.73(s,1H)2.86(s,1H)3.72(s,3H)4.06(t,J=5.43Hz,1H)5.24(s,2H)6.12(s,1H)6.30(d,J=8.48Hz,1H)6.67−6.78(m,2H)6.84(d,J=7.46Hz,1H)7.25(t,J=7.97Hz,2H)7.57(s,1H)7.77(s,2H)7.88(s,1H)9.13(s,1H);MS(ESI(+))m/e 466(M+H)
実施例156
(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノ−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド(US2007/0032514)に、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 0.97(d,J=6.71Hz,3H)1.03(d,J=6.71Hz,3H)1.51−1.63(m,1H)1.72−2.04(m,5H)2.90(q,J=7.63Hz,1H)3.76(s,3H)3.83(dd,J=14.04,6.71Hz,1H)4.51(q,J=6.71Hz,1H)6.53(d,J=7.02Hz,1H)7.46(s,2H)7.70(s,1H)7.83(s,1H)8.63(s,1H);MS(ESI(+))m/e 378(M+H)
実施例157
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例157A
1−(3−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを3−クロロベンジルブロミドに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例157B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(3−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=12.21Hz,1H)2.11(d,J=8.85Hz,1H)2.76(s,1H)2.87(s,1H)4.11(t,J=7.93Hz,1H)5.27(s,2H)6.15(d,J=8.85Hz,1H)6.29(d,J=8.54Hz,1H)6.87(s,1H)7.16(d,J=7.32Hz,1H)7.23(s,1H)7.28−7.38(m,2H)7.44(s,1H)7.55(d,J=7.63Hz,2H)7.60(s,1H)7.80(s,1H)7.85(s,1H)8.74(s,1H);MS(ESI(+))m/e 470(M+H)
実施例158
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−クロロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例158A
2−(3−クロロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを1−(2−ブロモエチル)−3−クロロベンゼンに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例158B
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−クロロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(3−クロロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 2.12(d,J=8.85Hz,1H)2.55(d,J=8.24Hz,1H)2.77(s,1H)2.89(s,1H)3.11(t,J=7.17Hz,2H)4.12(t,J=7.93Hz,1H)4.28(t,J=7.17Hz,2H)6.23(d,J=5.80Hz,1H)6.33(d,J=8.54Hz,1H)6.88(s,1H)7.10(d,J=7.32Hz,1H)7.17−7.30(m,3H)7.44(s,1H)7.55(s,2H)7.65(s,1H)7.83(s,1H)8.67(s,1H);MS(ESI(+))m/e 484(M+H)
実施例159
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−D)ppm 1.38(d,J=8.48Hz,1H)2.08(d,J=9.16Hz,1H)2.72(s,1H)2.85(s,1H)3.71(s,3H)3.94−4.16(m,1H)5.23(s,2H)6.12(s,1H)6.30(d,J=8.48Hz,1H)6.68−6.79(m,2H)6.79−6.89(m,1H)7.25(t,J=7.97Hz,2H)7.57(s,1H)7.76(s,3H)7.95(s,1H)9.14(s,1H);MS(ESI(+))m/e 510(M+H)
実施例160
(1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 2.11(d,J=8.85Hz,1H)2.54(d,J=9.46Hz,1H)2.75(s,1H)2.87(s,1H)3.06(t,J=7.32Hz,2H)3.70(s,3H)4.12(t,J=7.93Hz,1H)4.20−4.31(m,2H)6.23(d,J=8.85Hz,1H)6.32(d,J=8.54Hz,1H)6.65−6.78(m,3H)6.85(s,1H)7.08−7.20(m,1H)7.48(d,J=7.63Hz,1H)7.54(s,3H)7.63(s,1H)7.90(s,1H)8.68(s,1H);MS(ESI(+))m/e 524(M+H)
実施例161
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例161A
1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを2−クロロベンジルブロミドに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例161B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.39(d,J=8.85Hz,1H)2.10(d,J=8.85Hz,1H)2.75(s,1H)2.86(s,1H)4.10(t,J=7.48Hz,1H)5.36(s,2H)6.14(d,J=2.14Hz,1H)6.28(d,J=8.54Hz,1H)6.88(s,1H)7.04(d,J=9.16Hz,1H)7.24−7.35(m,2H)7.45(d,J=9.16Hz,2H)7.56(d,J=8.85Hz,1H)7.60(s,1H)7.82(d,J=16.17Hz,2H)8.77(s,1H);MS(ESI(+))m/e 470(M+H)
実施例162
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例162A
1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを4−クロロベンジルブロミドに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例162B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=9.16Hz,1H)2.10(d,J=8.85Hz,1H)2.75(s,1H)2.87(s,1H)4.10(t,J=8.70Hz,1H)5.24(s,2H)6.14(d,J=8.85Hz,1H)6.29(d,J=8.54Hz,1H)6.87(s,1H)7.21(d,J=8.54Hz,2H)7.32−7.40(m,2H)7.45(s,1H)7.54(d,J=7.32Hz,1H)7.58(s,2H)7.77(s,1H)7.84(s,1H)8.75(s,1H);MS(ESI(+))m/e 470(M+H)
実施例163
(1S,2R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミドおよび(1R,2S)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド
実施例73Bにおける(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノ−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミドに、および実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートをtert−ブチル4−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例73に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)δ ppm 0.97(d,J=6.71Hz,3H)1.03(d,J=6.71Hz,3H)1.51−1.61(m,1H)1.74−2.05(m,11H)2.74(td,J=12.44,2.29Hz,2H)2.86−2.94(m,2H)3.10−3.16(m,2H)3.77−3.89(m,1H)4.12−4.23(m,1H)7.44−7.51(m,2H)7.79(s,1H)7.83(s,1H)8.66(s,1H);MS(ESI(+))m/e 447(M+H)
実施例164
(1S,2R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+/−)−(1S,2R)−2−アミノ−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(300MHz,DMSO−d)δ ppm 0.96(d,J=6.78Hz,3H)1.02(d,J=6.44Hz,3H)1.58(s,1H)1.68−2.02(m,5H)2.34−2.42(m,4H)2.67(t,J=6.78Hz,2H)2.88(q,J=8.02Hz,1H)3.50−3.59(m,4H)3.75−3.88(m,1H)4.15(t,J=6.78Hz,2H)4.41−4.56(m,1H)6.71(s,1H)7.48(s,1H)7.81(s,1H)7.83−7.90(m,2H)9.05(s,1H);MS(ESI(+))m/e 477(M+H)
実施例165
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.04(s,3H)1.24(s,3H)1.74(d,J=9.77Hz,1H)1.87−2.21(m,5H)3.26−3.38(m,1H)3.76(s,3H)4.79−4.97(m,1H)6.74(br s,1H)6.91(d,J=8.54Hz,1H)7.23(br s,1H)7.47(s,1H)7.63(s,1H)7.81(s,1H)8.62(s,1H);MS(ESI(+))m/e 390(M+H)
実施例166
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 0.97−1.11(m,3H)1.17−1.29(m,3H)1.36(t,J=7.17Hz,3H)1.74(d,J=9.77Hz,1H)1.87−2.21(m,5H)3.26−3.43(m,1H)4.05(q,J=7.22Hz,2H)4.78−4.99(m,1H)6.74(s,1H)6.88(d,J=8.54Hz,1H)7.25(s,1H)7.49(s,1H)7.66(s,1H)7.81(s,1H)8.60(s,1H);MS(ESI(+))m/e 404(M+H)
実施例167
(1R,2R,3S,5R)−6,6−ジメチル−2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.04(s,3H)1.24(s,3H)1.69(d,J=9.46Hz,1H)1.89−2.00(m,2H)2.03−2.20(m,3H)3.23−3.48(m,1H)3.78(s,3H)4.88−5.12(m,1H)6.75(br s,1H)7.04(d,J=7.32Hz,1H)7.29(br s,1H)7.52(s,1H)7.65(s,1H)8.05(s,1H)9.08(s,1H);MS(ESI(+))m/e 424(M+H)
実施例168
(1R,2R,3S,5R)−2−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 0.99−1.05(m,3H)1.23(s,3H)1.37(t,J=7.17Hz,3H)1.69(d,J=9.46Hz,1H)1.86−2.02(m,2H)2.02−2.20(m,3H)3.26−3.42(m,1H)4.06(q,J=7.22Hz,2H)4.81−5.08(m,1H)6.73(s,1H)7.01(s,1H)7.26(s,1H)7.55(s,1H)7.67(s,1H)8.06(s,1H);MS(ESI(+))m/e 438(M+H)
実施例169
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.38(d,J=8.85Hz,1H)2.08(d,J=8.85Hz,1H)2.15(s,3H)2.71(s,1H)2.85(s,1H)3.65−3.71(m,3H)3.97−4.10(m,1H)6.17(dd,J=5.49,3.05Hz,1H)6.28(dd,J=5.65,2.90Hz,1H)6.84(br s,1H)7.39(d,J=7.93Hz,1H)7.47(s,1H)7.78(s,1H)7.89(s,1H);MS(ESI(+))m/e 374(M+H)
実施例170
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.38(d,J=8.85Hz,1H)2.08(d,J=8.85Hz,1H)2.15(s,3H)2.70(s,1H)2.85(s,1H)3.68(s,3H)3.71(q,J=5.19Hz,1H)3.96−4.13(m,1H)6.16(dd,J=5.49,3.05Hz,1H)6.27(dd,J=5.65,2.90Hz,1H)6.82(s,1H)7.22−7.42(m,J=7.63Hz,2H)7.47(s,1H)7.85(s,1H)7.91(s,1H);MS(ESI(+))m/e 418、420(M+H)
実施例171
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=8.85Hz,1H)2.11(d,J=8.85Hz,1H)2.74(s,1H)2.86(s,1H)4.11(t,J=7.93Hz,1H)5.36(s,2H)6.14(d,J=5.49Hz,1H)6.27(d,J=8.54Hz,1H)6.86(s,1H)7.05(d,J=9.16Hz,1H)7.24−7.35(m,2H)7.45(d,J=9.46Hz,1H)7.50(d,J=7.32Hz,2H)7.60(s,1H)7.79(s,1H)7.91(s,1H)8.76(s,1H);MS(ESI(+))m/e 516(M+H)
実施例172
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=8.85Hz,1H)2.11(d,J=8.85Hz,1H)2.52(d,J=8.24Hz,1H)2.74(s,1H)2.86(s,1H)4.11(t,J=8.70Hz,1H)5.24(s,2H)6.13(d,J=8.54Hz,1H)6.29(d,J=8.54Hz,1H)6.85(s,1H)7.21(d,J=8.24Hz,2H)7.30−7.41(m,3H)7.47(d,J=7.63Hz,1H)7.58(s,1H)7.76(s,1H)8.73(s,1H);MS(ESI(+))m/e 516(M+H)
実施例173
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例173A
4−ニトロ−1−フェニル−1H−ピラゾール
4−ニトロ−1H−ピラゾール(1g、8.84mmol)、フェニルボロン酸(2.223g、17.69mmol)、酢酸銅(II)(2.409g、13.27mmol)およびピリジン(2.86ml、35.4mmol)をジクロロメタン(40ml)中で合わせ、混合物を乾燥管を用いて空気に晒して周囲温度で撹拌した。混合物を珪藻土パッドを通して濾過し、ジクロロメタンで洗浄し、濾液を水およびブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮して、標題化合物を得た。
実施例173B
1−フェニル−1H−ピラゾール−4−アミン
N,N−ジメチル−2−(4−ニトロ−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミドを4−ニトロ−1−フェニル−1H−ピラゾールに代えて、実施例55Bに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例173C
1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−フェニル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.32(d,J=8.85Hz,1H)2.04(d,J=8.85Hz,1H)2.48(d,J=7.93Hz,1H)2.68(s,1H)2.77(s,1H)4.13(t,J=7.48Hz,1H)6.08(d,J=8.54Hz,1H)6.22(d,J=5.49Hz,1H)6.76(s,1H)7.13(s,1H)7.35(t,J=8.09Hz,2H)7.33−7.44(m,2H)7.58(d,J=7.63Hz,2H)7.72(s,1H)7.87(s,1H)8.24(s,1H)8.83(s,1H);MS(ESI(+))m/e 468(M+H)
実施例174
(1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−フェニル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.43(d,J=10.38Hz,1H)2.15(d,J=8.85Hz,1H)2.59(d,J=8.24Hz,1H)2.80(s,1H)2.89(s,1H)4.13−4.32(m,1H)6.20(d,J=8.85Hz,1H)6.33(d,J=8.85Hz,1H)6.88(s,1H)7.26(t,J=7.32Hz,1H)7.41−7.49(m,2H)7.56(d,J=7.93Hz,1H)7.69(d,J=7.63Hz,2H)7.83(s,1H)7.90(s,1H)8.36(s,1H)8.94(s,1H);MS(ESI(+))m/e 422(M+H)
実施例175
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1H−インダゾール−5−アミンに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 3.43(s,3H)6.99−7.31(m,2H)7.44(d,J=8.85Hz,1H)7.55(d,J=8.85Hz,1H)7.88(s,1H)7.95−8.11(m,2H)8.51(s,1H)8.71(s,1H)12.81(s,1H);MS(ESI(+))m/e 341(M+H)
実施例176
5−クロロ−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1H−インダゾール−5−アミンに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.11(t,J=7.17Hz,3H)3.70(q,J=7.12Hz,2H)7.06−7.35(m,2H)7.47(d,J=8.85Hz,1H)7.58(d,J=8.85Hz,1H)7.89(s,1H)7.97−8.12(m,2H)8.54(s,1H)8.74(s,1H)12.84(s,1H);MS(ESI(+))m/e 355(M+H)
実施例177
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1H−インダゾール−5−アミンに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.53−1.69(m,3H)2.44−2.52(m,4H)2.57(t,J=6.56Hz,4H)3.79(t,J=6.56Hz,2H)7.28(s,1H)7.39(s,1H)7.41−7.47(m,1H)7.49−7.56(m,1H)7.88(s,1H)7.96−8.04(m,1H)8.48(s,1H)8.72(s,1H)12.82(s,1H);MS(ESI(+))m/e 424(M+H)
実施例178
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例178A
1−(3−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを3−メチルベンジルブロミドに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例178B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(3−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=8.85Hz,1H)2.10(d,J=8.54Hz,1H)2.27(s,3H)2.52(d,J=8.24Hz,1H)2.75(s,1H)2.87(s,1H)4.05−4.19(m,1H)5.19(s,2H)6.15(d,J=8.54Hz,1H)6.28(d,J=5.49Hz,1H)6.86(s,1H)6.99(d,J=7.63Hz,1H)7.03(s,1H)7.08(d,J=7.63Hz,1H)7.20(t,J=7.63Hz,1H)7.44(s,1H)7.54(d,J=7.63Hz,1H)7.56(s,1H)7.74(s,1H)7.83(s,1H)8.71(s,1H);MS(ESI(+))m/e 450(M+H)
実施例179
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ナフチルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例179A
1−(2−ナフチルメチル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを2−(ブロモメチル)ナフタレンに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例179B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−ナフチルメチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.37(d,J=8.85Hz,1H)2.09(d,J=8.85Hz,1H)2.74(s,1H)2.84(s,1H)5.41(s,2H)6.11(d,J=8.85Hz,1H)6.21(d,J=8.54Hz,1H)6.87(s,1H)7.35(dd,J=8.39,1.68Hz,2H)7.45−7.50(m,2H)7.49−7.53(m,3H)7.61(s,1H)7.73(s,1H)7.79−7.89(m,4H)8.73(s,1H);MS(ESI(+))m/e 486(M+H)
実施例180
2−(4−{[5−クロロ−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを2−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1H−インダゾール−5−アミンに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 3.58(s,2H)3.81(s,2H)4.37(d,J=10.99Hz,1H)7.31(s,1H)7.39−7.57(m,4H)7.90(s,1H)8.01(s,1H)8.46(s,1H)8.71(s,1H)12.78(s,1H);MS(ESI(+))m/e 371(M+H)
実施例181
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン
73Bにおける(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1H−インダゾール−5−アミンに、および実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートを(R)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例73に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.87−2.01(m,1H)2.07−2.18(m,1H)2.48(s,1H)2.85−3.94(m,6H)4.48(s,1H)7.28−7.50(m,2H)7.57(s,1H)7.87(s,1H)8.01(s,1H)8.54(s,1H)8.80(s,1H)12.85(s,1H);MS(ESI(+))m/e 396(M+H)
実施例182
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモ−ピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(500MHz,DMSO−D,T=90℃)ppm 1.04(s,3H)1.24(s,3H)1.73(d,J=9.53Hz,1H)1.89−2.05(m,3H)2.06−2.18(m,2H)3.25−3.41(m,1H)3.77(s,3H)4.88(t,J=9.16Hz,1H)6.89(m,2H)7.29(s,1H)7.47(br s,1H)7.63(s,1H)7.89(s,1H)8.69(s,1H);MS(ESI(+))m/e 434、436(M+H)
実施例183
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(500MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 1.03(s,3H)1.24(s,3H)1.36(t,J=7.33Hz,3H)1.73(d,J=9.89Hz,1H)1.90−2.05(m,3H)2.05−2.17(m,2H)3.22−3.43(m,1H)4.05(q,J=7.33Hz,2H)4.88(t,J=9.53Hz,1H)6.65−6.92(m,J=8.43Hz,2H)7.28(s,1H)7.49(s,1H)7.65(s,1H)7.89(s,1H)8.67(s,1H);MS(ESI(+))m/e 448、450(M+H)
実施例184
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 0.93(s,3H)1.21(s,3H)1.72(d,J=9.77Hz,1H)1.82−1.99(m,3H)2.01−2.12(m,2H)2.13(s,3H)3.20−3.28(m,1H)3.67(s,3H)4.60−4.95(m,1H)6.56−6.93(m,J=8.85Hz,2H)7.18(br s,1H)7.42(s,1H)7.69−7.81(m,1H)7.86(s,1H);MS(ESI(+))m/e 404(M+H)
実施例185
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)ppm 0.92(s,3H)1.21(s,3H)1.72(d,J=9.77Hz,1H)1.85−1.98(m,3H)2.03−2.11(m,2H)2.13(s,3H)3.15−3.28(m,1H)3.67(s,3H)4.71−4.82(m,1H)6.53−6.91(m,J=8.85Hz,1H)7.18(br s,1H)7.41(s,1H)7.83(s,1H)7.87(s,1H);MS(ESI(+))m/e 448,450(M+H)
実施例186
5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン
2−(4−{[5−クロロ−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1H−インダゾール−5−アミンに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 2.12(s,3H)2.24(d,J=4.58Hz,4H)2.41−2.53(m,5H)3.78(t,J=6.56Hz,3H)7.28(s,1H)7.32−7.40(m,1H)7.42−7.46(m,1H)7.54−7.59(m,1H)7.83−7.90(m,1H)7.95−8.04(m,1H)8.42−8.53(m,1H)8.75(s,1H)12.82(s,1H);MS(ESI(−))m/e 451(M−H)
実施例187
(1R,2R,3S,5R)−2−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 0.97(s,3H)1.19(s,3H)1.73(d,J=9.77Hz,1H)1.88−2.04(m,5H)2.11(t,J=10.53Hz,3H)3.23−3.35(m,1H)4.86(t,J=9.31Hz,1H)5.24(s,2H)6.74(s,1H)6.89(d,J=8.24Hz,1H)7.18(d,J=6.71Hz,2H)7.23−7.29(m,2H)7.32(t,J=7.02Hz,2H)7.59(s,1H)7.71(s,1H)7.81(s,1H)8.66(s,1H);MS(ESI(+))m/e 466(M+H)
実施例188
(1R,2R,3S,5R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.03(s,3H)1.24(s,3H)1.75(d,J=9.77Hz,1H)1.89−2.06(m,3H)2.07−2.19(m,2H)3.11(t,J=7.32Hz,2H)3.31(t,J=10.38Hz,1H)4.26(t,J=7.32Hz,2H)4.87(t,J=9.16Hz,1H)6.76(s,1H)6.90(d,J=8.54Hz,1H)7.11−7.22(m,3H)7.22−7.33(m,2H)7.54(s,1H)7.60(s,1H)7.81(s,1H)8.62(s,1H);MS(ESI(+))m/e 480(M+H)
実施例189
(1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−フェニル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 0.95(s,3H)1.20(s,3H)1.74(d,J=9.77Hz,1H)1.85−1.95(m,1H)1.95−2.07(m,2H)2.07−2.17(m,2H)3.27−3.40(m,1H)4.83−4.95(m,1H)6.74(s,1H)6.91(d,J=8.54Hz,1H)7.26(t,J=6.87Hz,2H)7.40−7.49(m,2H)7.70(d,J=9.77Hz,2H)7.83(s,1H)7.88(s,1H)8.28(s,1H)8.83(s,1H);MS(ESI(+))m/e 452(M+H)
実施例190
(1R,2R,3S,5R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)δ ppm 1.06(s,3H)1.20(s,3H)1.28(dd,J=9.31,6.26Hz,1H)1.61(d,J=10.38Hz,1H)1.86−1.98(m,3H)2.04−2.11(m,2H)2.14(s,3H)2.27−2.31(m,4H)2.41−2.44(m,4H)2.72(td,J=6.87,1.53Hz,2H)2.85−2.94(m,1H)4.10(td,J=6.87,1.83Hz,2H)4.94(t,J=8.70Hz,1H)5.99(d,J=8.54Hz,1H)6.57−6.75(m,1H)7.50(s,1H)7.80(s,1H)7.81(s,1H)8.57(s,1H);MS(ESI(+))m/e 502(M+H)
実施例191
(1R,2R,3S,5R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド
73Bにおける(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(1R,2R,3S,5R)−2−アミノ−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミドに、および実施例73Cにおける(S)−tert−ブチル3−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピロリジン−1−カルボキシレートをtert−ブチル4−(4−アミノ−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートに代えて、実施例73に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d,T=90℃)d ppm 1.03(s,3H)1.22−1.26(m,1H)1.24(s,3H)1.74(d,J=10.07Hz,1H)1.84−1.95(m,3H)1.97−2.05(m,4H)2.10(s,2H)2.71−2.80(m,2H)3.14−3.21(m,2H)3.31(td,J=10.38,4.27Hz,1H)4.13−4.22(m,1H)4.83−4.90(m,1H)6.63−6.86(m,1H)6.88(d,J=8.54Hz,1H)7.11−7.36(m,1H)7.56(s,1H)7.67(s,1H)7.81(s,1H)8.59(s,1H);MS(ESI(+))m/e 460(M+H)
実施例192
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例192A
1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミン
2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミドを3−フルオロ−4−メトキシベンジルブロミドに代えて、実施例55Aに記載した通りに標題化合物を調製した。
実施例192B
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4,5−トリクロロピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=8.85Hz,1H)2.11(d,J=8.85Hz,1H)2.51(d,J=7.02Hz,1H)2.74(s,1H)2.86(s,1H)3.81(s,3H)4.11(t,J=8.70Hz,1H)5.17(s,2H)6.15(d,J=8.54Hz,1H)6.29(d,J=8.54Hz,1H)6.86(s,1H)6.96−7.05(m,2H)7.09(t,J=8.54Hz,1H)7.48(d,J=7.63Hz,2H)7.58(s,1H)7.74(s,1H)7.91(s,1H)8.72(s,1H);MS(ESI(+))m/e 528(M+H)
実施例193
(1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを(+)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.40(d,J=12.21Hz,1H)2.11(d,J=8.85Hz,1H)2.75(s,1H)2.87(s,1H)3.81(s,3H)4.11(t,J=8.70Hz,1H)5.17(s,2H)6.15(d,J=5.80Hz,1H)6.29(d,J=8.54Hz,1H)6.86(s,1H)6.96−7.04(m,2H)7.09(t,J=7.93Hz,2H)7.42(s,1H)7.53(d,J=7.63Hz,1H)7.53−7.59(m,1H)7.75(s,1H)7.84(s,1H)8.71(s,1H);MS(ESI(+))m/e 484(M+H)
実施例194
5−ブロモ−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン
実施例1Bにおける1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミンを1−エチル−1H−ピラゾール−4−アミンに代え、それとともに実施例1Aにおける(+/−)−(1S,2S,3R,4R)−3−アミノビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミドを1H−インダゾール−5−アミンに、および2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジンを2,4−ジクロロ−5−ブロモピリミジンに代えて、実施例1に記載した通りに標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,DMSO−d)ppm 1.06(t,J=7.32Hz,3H)3.64(q,J=7.02Hz,2H)7.23(s,2H)7.41(d,J=8.85Hz,1H)7.55(d,J=8.85Hz,1H)7.84(s,1H)8.02(s,1H)8.07(s,1H)8.28(s,1H)8.74(s,1H);MS(ESI(+))m/e 399(M+H)
実施例195
酵素阻害データ
本実施例は、キナーゼ活性を有する化合物を同定するために使用することができるアッセイを記載する。
本発明の代表的化合物のオーロラB活性を確認するため、活性オーロラB酵素(組換え残基1−344)およびINCENP(組換えGST融合タンパク質(Upstate))を、ビオチン化ヒストンH3ペプチド残基1−21(Upstate)、1mM ATPおよび各種濃度の阻害薬とともに、MgCl、オルトバナジウム酸ナトリウムおよびトリトンX−100を含有するHEPES緩衝液(pH7.4)中で384ウェルプレートのウェルにて温置した。1時間後、EDTAで反応を停止し、抗ホスホ−ヒストンH3ユーロピウムクリプテート(Cis−Bio)およびSA−APC(Phycolink、Prozyme)を加えて、リンペプチドを検出した。リン酸化の量を、665nmおよび615nmでのシグナルの時間分解蛍光比によって求めた。Assay Explorerソフトウェアを用いて阻害値の阻害薬濃度との指数適合によってIC50を計算した。
本発明の代表的化合物のオーロラAおよびC活性を確認するため、活性オーロラAまたはC酵素を、ビオチン化STK基質−2(Upstate)、1mM ATPおよび各種濃度の阻害薬とともに、MgCl、オルトバナジウム酸ナトリウムおよびトリトンX−100を含有するHepes緩衝液(pH7.4)中で384ウェルプレートのウェルにて温置した。1時間後、EDTAで反応を停止し、抗ホスホ−STK抗体ユーロピウムクリプテート(Upstate)およびSA−XL665(Upstate)を加えて、リンペプチドを検出した。リン酸化の量を、665nmおよび615nmでのシグナルの時間分解蛍光比によって求めた。Assay Explorerソフトウェアを用いて阻害値の阻害薬濃度との指数適合によってIC50を計算した。
各種キナーゼの活性を確認するため、均一時間分解蛍光(HTRF)インビトロキナーゼアッセイを使用した。(Mathis、G.、HTRF(商標) Technology. J Biomol Screen、1999.4(6):309−314頁; Alfred J.KoIb、Paul V.Kaplita、David J.Hayes、Young−Whan Park、Christine Pernell、John S.MajorおよびGerard Mathis、Drug Discovery Today、1998,3,333−342頁。)
例えばKDRに関し、精製酵素(His6−KDR 789−1354、MW63kD)7ng/ウェルを、0.5μM N−ビオチン化基質(ビオチン−Ahx−AEEEYFFLA−アミド(SEQ.ID.1))、反応緩衝液(50mM HEPES(pH7.1)、10mM MgCl、2mM MnCl、0.1%BSAおよび1mM DTT、最終容量40 L)中各種濃度の阻害剤、黒384−ウェルプレート中のATP(最終濃度1mM)と混合した。室温で60分間温置した後、緩衝化EDTA溶液(最終的なおおよその濃度:30mM EDTA、0.1%BSA、0.1%トリトンX−100および0.24M KF)を加えることにより反応をクエンチし、検出試薬の溶液(ストレプトアビジン−XL−665(Cis−Bio)0.084ng/ウェルおよび抗ホスホチロシンmAbPT66−Kユーロピウムクリプテート6.5ng/ウェルを得るために)を反応混合物に加えた。クエンチした反応物を室温で3時間置き、次いで時間分解蛍光検出器(InVision、Perkin−Elmer)を用い、620nmおよび665nmで励起させながら同時に読み取った。620nmおよび665nmのシグナルの間の比を、IC50を計算するために使用した。
表1は、例示的な化合物に関する酵素阻害データ(K)を示す。表1において、示した酵素に関し、「A」は0.1μM未満のKを表し、「B」は0.1μMと1μMとの間のKを表し、「C」は1μMと5μMとの間のKを表し、および「D」は5μMより大きなKiを示す。
Figure 2012529522
Figure 2012529522
Figure 2012529522
Figure 2012529522
Figure 2012529522
Figure 2012529522
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実施例196
KDR細胞アッセイ
化合物による細胞内KDR受容体リン酸化の阻害能を、以下に説明するプロトコルに従い、ELISAによって測定した。
1日目プロトコル
KDRを形質移入した3T3(マウス胎児)細胞を、96ウェル組織培養プレートに20,000細胞数/ウェルで加えた。
プレートを覆い、5%CO2で37℃の加湿恒温槽内に終夜置いて、細胞を付着させた。
コーティング溶液を以下に調製した:500 l/バイアルのPBSを抗KDR抗体2バイアルに加え、次いで抗KDR抗体1mlを重炭酸緩衝液29.0mlに溶解した。コーティング溶液をすべてのウェルに150 l/ウェル(抗KDR最終量=1 g/ウェル)で加え、4℃で終夜置いた。
2日目プロトコル
ブロッキング溶液(ドライミルク2.1g+PBS 42ml=PBS中5%ミルク)を撹拌プレート上に30分間置いた。
アッセイプレートをPBSTで2度洗浄し、すべてのウェルに200 l/ウェルのブロッキング溶液を加えた。アッセイプレートをプレートシーラーで覆い、細胞溶解物を移す直前まで37℃のマイクロプレートチャンバー内に置いた。
化合物原液を、5mM原液としてDMSO中で解凍するかまたは調製した。
濃度反応分析のために、希釈媒体(DM、DMEM中1%DMSO)および化合物を半対数増加率により希釈した。
馴化培地を組織培養プレートから取り除き、プレートを拭き取って乾燥した。
DM中の標準溶液、DM中の化合物希釈液またはDM(陽性対照、陰性対照および参照ウェル用)を組織培養プレートに25 l/ウェル加えた。同じ化合物、溶液および配置で組織培養プレートの各ペアを調製し、後に混合した。組織培養プレートを覆い、37℃のマイクロプレートチャンバー内に20分間置いた。
VEGF溶液を調製した:VEGF原液110 l+DM10.89ml=VEGF100ng/ml。
VEGF溶液またはDM(参照ウェル用)を組織培養プレートに25μl/ウェル加えた。
組織培養プレートを覆い、37℃のマイクロプレートチャンバー内に10分間置いた。
RIPA緩衝液(NaVO3原液240 l+PIC原液240 l+NaF原液24 l+RIPA基剤23.496ml)を調製し、組織培養プレートに50 l/ウェル加えた。
組織培養プレートを覆い、Lablineプレートシェーカー(速度約5)上に10分間置いた。
アッセイプレートをPBSTで2度洗浄した。
組織培養プレートの各ペアのそろいのウェルから細胞溶解物を合わせて200 l/ウェルにし、混合するために上下にピペッティングした。同じ配置を用いるアッセイプレートに細胞溶解物を移した、170 l/ウェル。
アッセイプレートをプレートシーラーで覆い、Lablineプレートシェーカー(速度約5)上に2時間置いた。
アッセイプレートをPBSTで5回洗浄した。
ビオチン抗体溶液(ビオチン抗体原液16 l+PBST32ml=2000倍希釈)を調製し、アッセイプレートに150 l/ウェル加えた。
アッセイプレートをプレートシーラーで覆い、Lablineプレートシェーカー上に90分間置いた。
アッセイプレートをPBSTで5回洗浄した。
ストレプトアビジン−HRP溶液(ストレプトアビジン−HRP原液16 l+PBST32ml=2000倍希釈)を調製し、アッセイプレートに150 l/ウェル加えた。
アッセイプレートをプレートシーラーで覆い、Lablineプレートシェーカー上に60分間置いた。
アッセイプレートをPBSTで5回洗浄した。
アッセイプレートに基質を100 l/ウェル加えた。
アッセイプレートを展開する際、陽性対照ウェルにおけるシグナルがおよそ0.6ODになり、陰性対照ウェルにおけるシグナルがおよそ0.1−0.15ODになるまで、650nmに設定したMolecular Devices Spectramaxでプレートをそれぞれモニターした。
アッセイプレートに停止液を100 l/ウェル加えた。
450nmに設定したMolecular Devices Spectramaxでプレートを読み取った。
同じプレートの陽性対照ウェルをKDRリン酸化の阻害の0%とし、参照標準ウェルを100%として、Assay Explorerによりデータを計算した。IC50値を、濃度反応データの非線形回帰分析により計算した。
試薬および材料
96ウェル組織培養プレート:平底組織培養処理、Costar3599
PBS:塩化カルシウムを含まず、塩化マグネシウムを含まない1Xリン酸緩衝生理食塩水(pH7.4)(Invitrogen/Gibco 10010 ロット1187052+1201198)
抗KDR抗体:38 lのアリコートに分割し、−30℃で保存した、2.630mg/mlでバイアルに5mg含む抗ヒトVEGF R2(KDR)抗体(R&D Systems AF357ロットCUE02405A)
重炭酸緩衝液:室温で保存した、BupH炭酸−重炭酸緩衝液パック(Pierce 28382 ロットDH58189B)1パケット+nH2O(500ml)
96ウェルアッセイプレート:EIA/RIA Easywashプレート、高結合、Costar3369
ドライミルク:Biorad170−6404 ロット175026B
PBST:室温で保存した、tween(1ml)+PBS(1L)=PBS中1%tween
Tween:Tween20、Sigma P−1379 ロット033K0711
DMEM11965:高グルコースでL−グルタミンおよびピロキシジン塩酸塩を含み、ピルビン酸ナトリウムを含まないダルベッコ変法イーグル培地(Invitrogen/Gibco 11965 ロット1212380)
VEGF原液:VEGF(組換えヒトVEGF(R&D Systems 293−VE ロット1116311)10 g/バイアル)1バイアルにPBS/BSA(PBS+0.1%BSA、Keith Glaserにより調製し、室温で保存、カタログ番号およびロット番号不明)1mlを添加(=10 g/ml)し、55 lのアリコートに分割し、−80℃で保存
NaVO3原液:nHO中のメタバナジン酸ナトリウム(Sigma S−6383 ロット092K0853、FW121.9)12.19mg/ml(=100mM)を37℃に加熱して溶解し、次いでアリコート120 lに分割し、−20℃で保存し、RIPA緩衝液中の最終濃度1mM
PIC原液:プロテアーゼ阻害剤カクテル(Sigma P−8340 ロット044K4106)を、アリコート120 lに分割し、−20℃で保存し、RIPA緩衝液中の最終希釈100倍
NaF原液:H2O中フッ化ナトリウム(Sigma S−7920 ロット070K0120、FW41.99)41.99mg/ml(=1M)を、アリコート12 lに分割し、−20℃で保存し、RIPA緩衝液中の最終濃度1mM
RIPA基剤:トリズマ塩酸塩(Sigma T−3253 ロット108H5406、FW41.99)(=50mM)3.94g、Igepal CA−630(Sigma I−3021 ロット122K0040)(=1%)5.0ml、デオキシコール酸ナトリウム塩(Sigma D−6750 ロット44F−0504、FW414.5)(=0.25%)1.25g、NaCl(Fisher S271−3 ロット005493、FW58.44)(=150mM)4.383g、EDTA(Sigma E−5391 ロット33H0478、FW452.2)(=1mM)226.1mgの成分を含み、nHO中最終容量500mlに調製し、pH7.4に調節し、4℃で保存した
ビオチン抗体原液:抗ホスホチロシン、ビオチン−コンジュゲート、マウスモノクローナル IgG2b、クローン4G1O(Upstate Biotechnology 16−103 ロット23957)
ストレプトアビジン−HRP原液:ストレプトアビジン、西洋ワサビペルオキシダーゼコンジュゲート(Upstate Biotechnology 18−152 ロット26275)、開栓7/1/04
基質:増加させたK−青色基質(TMB)、Neogen 308177 ロット040405
停止液:室温で保存した、リン酸(Sigma P−5811 ロット051K3451、FW98.00、17.245M)14.5ml+nH0(235.5ml)=1M
表2は、例示的な化合物に関する阻害データを示す。表2において、「A」は0.1μM未満のIC50を表し、「B」は0.1μMと1μMとの間のIC50を表す。
Figure 2012529522
Figure 2012529522
Figure 2012529522
実施例197
H1299(ヒト非小細胞肺癌)中での多倍数体の誘導
H1299細胞中での多倍数体の誘導を確認するため、NCI−H1299を96ウェル培養プレート(組織培養グレード、黒、平滑底)に播種(4K/ウェル)し、終夜温置して細胞をプレートに付着させた。各種濃度にて阻害剤を、細胞および培地(RPMI 1640、10%ウシ胎仔血清)を含有する複製ウェルに加え、37Cで48時間温置した。次いでプレートをPBSで洗浄し、3%ホルマリンを用いて1時間温置することにより付着細胞を固定した。PBSで4回洗浄した後、次いで細胞をHoechstで染色し、蛍光(360i/460e)顕微ハイコンテント分析に供して、核サイズへの阻害剤の効果を確認した。
倍数細胞(≧4N)を、核領域>750μを有するものとして定義した。用量効力は、細胞の15%に多倍数体を誘導するために必要な阻害剤の濃度(EC15)として表し、対数用量反応の最小二乗法から計算した。
表3は、例示的な化合物に関する有効性を示す。表3において、「A」は0.1μM未満のEC15を表し、「B」は0.1μMと1μMとの間のEC15を表す。
Figure 2012529522
Figure 2012529522
上記したアッセイにより評価された本発明の化合物は、キナーゼ阻害活性が見られた。
本明細書中に記載された全ての刊行物及び特許出願は、それぞれ個々の刊行物または特許出願が具体的かつ個々に参照により組み込まれることを示すかのように、参照により本明細書中に組み込まれる。理解を明瞭にする目的のために、上記発明が幾らか詳しく説明及び例として述べられているが、本発明の教示を考慮すれば、添付の特許請求の範囲の精神または範囲を逸脱することなく特定の変化および修飾が可能であることは、当業者には容易に明らかになるであろう。

Claims (22)

  1. 式(I)を有する化合物、または薬学的に許容されるこの塩
    Figure 2012529522
    (Aは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、架橋シクロアルキル、架橋シクロアルケニルおよび架橋ヘテロシクロアルキルであり、Aは1個、2個または3個のRで場合によって置換されており、
    は、各出現において、独立してハロゲン、シアノ、ニトロ、−C1−4−アルキル、−C−C−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−OH、−OC1−4−アルキル、−OC1−4−ハロアルキル、−C(O)OH、−C(O)OR、−C(O)NH、−C(O)NHR、−C(O)N(R、−SONH、−SONRまたは−SON(Rであり、R1−4−アルキルは、ハロゲン、−OH、−OC1−4−アルキル、または−C3−8−ヘテロシクロアルキルで場合によって置換されており、ならびにR−C−シクロアルキルおよび−C3−8−ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して、ハロゲン、−OHまたは−C1−4−アルキルで場合によって置換されており、
    は、各出現において、−C1−4−アルキル、−C3−8−シクロアルキル、−C3−8−ヘテロシクロアルキル、−C1−4−ハロアルキル、−C1−4−アルキルアミノおよび−C1−4−アルキルヒドロキシからなる群から独立して選択され、
    XおよびYは、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、ニトロ、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCF、−C(O)NH、−CH、−CHCH、−OCHまたは−OCHCHであり、
    は、H、RまたはRであり、
    は、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニルまたは−C2−6−アルキニルであり、Rは、R、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−SONR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、
    およびRは、各出現において、独立してシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、RおよびRは、R、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCF、および−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
    は、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、Rは、−C1−6−アルキル、−C2−6−アルケニル、−C2−6−アルキニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NRSO、−SR、−S(O)R、−SO、−OC(O)OR、−SONRNR、−CF、−CFCF、−OCFおよび−OCFCFからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で場合によって置換されており、アルキル置換基、アルケニル置換基およびアルキニル置換基は、アリール、ヘテロシクリル、シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHRおよび−C(O)NRからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、
    およびAはそれぞれ独立して、Hまたは−C1−6−アルキルであり、
    は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
    およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、
    は、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキル、−N(C1−4−アルキル)および−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基であり、ならびに
    およびRは、各出現において、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルおよびベンジルからなる群から独立して選択され、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニルまたはベンジルは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、−OC1−4−アルキル、−C(O)OC1−4−アルキル、−OC(O)C1−4−アルキル、−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−C(O)NHC1−4−アルキルからなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されており、C1−4−アルキルは非置換、分枝または直鎖のアルキル基である。)。
  2. が、
    Figure 2012529522
    (nは、0、1または2である。)からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
  3. が、
    Figure 2012529522
    (nは、0、1または2である。)からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
  4. が、
    Figure 2012529522
    (nは、0、1または2である。)からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
  5. がフェニル、ピリジル、ピラジル、ピリミジニル、ピリダジニル、1,3,5−、1,2,4−もしくは1,2,3−トリアジニル;イミダジル、インダゾリル、フラニル、チオフェニル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、1,2,3−、1,2,4−、1,2,5−もしくは1,3,4−オキサジアゾリル、イソチアゾリル;ベンゾイミダゾリル、ベンゾチオフラニル、ベンゾイソキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、プリニル、アントラニリル;ベンゾピラニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キナゾリニルまたはベンゾオキサジニルである、請求項1に記載の化合物。
  6. が1個または2個のRで場合によって置換されており、Rが−C(O)OH、−C(O)OC1−4−アルキル、−C(O)NH、−C(O)NHC1−4−アルキル、F、ClおよびBrからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
  7. が非置換であるまたは1個のRで置換されており、Rが−C(O)OCH、−C(O)OCHCH、−C(O)NH、−C(O)NHCHおよび−C(O)NHCHCHからなる群から選択される、請求項6に記載の化合物。
  8. XおよびYがともにHである、請求項1に記載の化合物。
  9. XおよびYの1つがHであり、ならびに他方が−CF、−CFCF、−CHまたは−CHCHである、請求項1に記載の化合物。
  10. XおよびYの1つがHであり、ならびに他方がF、ClまたはBrである、請求項1に記載の化合物。
  11. XがF、−CFまたはClであり、ならびにYがHである、請求項1に記載の化合物。
  12. およびAがHである、請求項1に記載の化合物。
  13. がHである、請求項1に記載の化合物。
  14. がRであり、Rが−C1−6−アルキルであり、RがR、−OR、−C(O)OR、−NR、−C(O)NR、−SO、および−CFからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、Rが独立してシクロアルキル、アリールまたはヘテロシクロアルキルであり、Rが−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されており、RがC1−6−アルキルであり、ならびにC1−6−アルキルが−NHC(O)C1−4−アルキルおよび−N(C1−4−アルキル)からなる群から選択される1個以上の置換基で場合によって置換されている、請求項1に記載の化合物。
  15. がメチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、sec−ブチルまたはn−ペンチルである、請求項14に記載の化合物。
  16. がRであり、Rが−C1−6−アルキル、ハロゲン、−ORおよび−C(O)Rからなる群から選択される1個または2個の置換基で場合によって置換されているアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペラジニルである、請求項1に記載の化合物。
  17. (1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    −[(1S,2S,4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−5−フルオロ−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−5−フルオロ−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    (1S,2R)−2−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[5−フルオロ−2−(1H−ピラゾール−4−イルアミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
    イソプロピル {4−[(4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−フルオロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
    エチル (1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキシレート;
    エチル (1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキシレート;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({5−フルオロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[5−フルオロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−メチルピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    −[(1S,2S,4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[(1R,2R,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R)−2−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
    (1S,6R)−6−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド;
    (1R,6S)−6−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピペリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロペンタンカルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−[(5−フルオロ−2−{[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−N−メチル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−N−メチル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−N−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−メトキシ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−メトキシ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−メトキシピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−メトキシピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    イソプロピル {4−[(4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
    イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−N−(2−ヒドロキシエチル)−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−(2−ヒドロキシエチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−N−シクロプロピル−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(2−アミノ−2−オキソエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−ブロモピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    イソプロピル {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−(アミノカルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}アセテート;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−アゼチジン−3−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[2−({1−[1−(N−アセチルグリシル)ピペリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)−5−クロロピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
    4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
    4−{[(1S,2S,3R,4R)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
    4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−5−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[1−(N,N−ジメチルグリシル)ピペリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(2−{[1−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−{[1−3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    1−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−ピロリジン−2−イルメチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    {4−[(4−{[(1R,2R,3S,4S)−3−カルバモイルビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル]アミノ}−5−クロロピリミジン−2−イル)アミノ]−1H−ピラゾール−1−イル}酢酸;
    (1R,2S,3R,4S)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2−ヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    3−[2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]アゼチジン−3−オール;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    1−[2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(3R)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(メチルスルホニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−シクロブチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−6−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−6−メチル−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[{1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−6−メチルピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−6−メチルピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(オキセタン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[(2R)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    1−[2−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]シクロブタノール;
    4−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]シクロペンタンカルボキサミド;
    (1S,2R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}シクロペンタンカルボキサミド;
    2−[2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]プロパン−2−オール;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ニトロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ニトロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R,3S,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1R,2S,3R,4S)−3−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    [2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)フェニル]メタノール;
    (1S,6R)−6−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサ−3−エン−1−カルボキサミド;
    (1R,6S)−6−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−(1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロヘキサンカルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    3−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)チオフェン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロブタンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)シクロブタンカルボキサミド;
    2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)チオフェン−3−カルボキサミド;
    1−メチル−4−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−クロロ−2−({1−[2−(3−クロロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−{[5−ブロモ−2−({1−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,2S)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド;
    (1S,2R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−N−イソプロピルシクロペンタンカルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−5−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−6,6−ジメチル−2−({2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(2−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−ブロモ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−({5−クロロ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリミジン−2.4−ジアミン;
    5−クロロ−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(2−ナフチルメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    2−(4−{[5−クロロ−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
    5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({5−ブロモ−2−[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    5−クロロ−N−(1H−インダゾール−5−イル)−N−{1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}ピリミジン−2,4−ジアミン;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]−5−クロロピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(2−フェニルエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−({5−クロロ−2−[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アミノ]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−{[5−クロロ−2−({1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}アミノ)ピリミジン−4−イル]アミノ}−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1R,2R,3S,5R)−2−[(5−クロロ−2−{[1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−クロロ−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;
    (1S,2S,3R,4R)−3−[(5−ブロモ−2−{[1−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1H−ピラゾール−4−イル]アミノ}ピリミジン−4−イル)アミノ]ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルボキサミド;または
    5−ブロモ−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(1H−インダゾール−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン
    である、請求項1の化合物。
  18. 請求項1の化合物または薬学的に許容される塩、および薬学的に許容される添加剤を含む医薬組成物。
  19. 治療上許容される量の請求項1の化合物または薬学的に許容される塩を投与することを含む、哺乳動物における癌を治療する方法。
  20. 治療上許容される量の請求項1の化合物または薬学的に許容される塩を投与することを含む、哺乳動物における腫瘍体積を減少させる方法。
  21. 癌が膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮内膜癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌または甲状腺癌である、請求項19の方法。
  22. 放射線療法と組み合わせて治療上許容される量の請求項1の化合物または薬学的に許容される塩を投与することを含む、哺乳動物における癌を治療する方法。
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