JP2012529312A - 眼科レーザ手術用装置 - Google Patents

眼科レーザ手術用装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012529312A
JP2012529312A JP2012514355A JP2012514355A JP2012529312A JP 2012529312 A JP2012529312 A JP 2012529312A JP 2012514355 A JP2012514355 A JP 2012514355A JP 2012514355 A JP2012514355 A JP 2012514355A JP 2012529312 A JP2012529312 A JP 2012529312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
laser
focusing
laser beam
ophthalmic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012514355A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5551771B2 (ja
Inventor
クラウス フォグレル
クラウディア ゴルシュボス
Original Assignee
ウェイブライト ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウェイブライト ゲーエムベーハー filed Critical ウェイブライト ゲーエムベーハー
Publication of JP2012529312A publication Critical patent/JP2012529312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5551771B2 publication Critical patent/JP5551771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/008Methods or devices for eye surgery using laser
    • A61F9/00825Methods or devices for eye surgery using laser for photodisruption
    • A61F9/00827Refractive correction, e.g. lenticle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/008Methods or devices for eye surgery using laser
    • A61F2009/00861Methods or devices for eye surgery using laser adapted for treatment at a particular location
    • A61F2009/00872Cornea

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

パルス式フェムト秒レーザ・ビームの光源(28)と、レーザ・ビームを拡大する望遠鏡(32)と、ビーム経路に垂直な平面内にレーザ・ビームを偏向する、望遠鏡の下流のスキャナ(36)と、さらに、レーザ・ビームを合焦する、スキャナの下流のfθ対物レンズ(44)とを備える眼科レーザ手術用装置を提供する。本発明によれば、望遠鏡(32)の入射レンズ(52)は、可変屈折力の制御可能なレンズの形態をとる。入射レンズ(52)は、好ましくは、電気的に制御可能な液体レンズまたは液晶レンズによって構成される。

Description

本発明は、眼科レーザ手術用の装置に関する。特に、本発明は、その装置によって形成されるレーザ・ビームの焦点をz方向に迅速に移動させることができる、レーザ手術用の装置に関し、「z方向」との表現は、慣例の表記法により、ビーム経路の方向(ビームの伝播方向)を意味する。したがって、z方向に直交する平面内のあらゆる方向は、x−y方向として理解されたい。したがって、レーザ・ビームにより治療される眼の領域を走査するために、従来方式では、この平面内で、スキャナによるレーザ・ビームの偏向が行われる。
フェムト秒範囲内の短パルス放射を発射するレーザ・システムが、眼科手術、とりわけ角膜、さらには水晶体の組織内切開を行うために使用される。これに関して利用される作用は、光学的透過破壊であり、その結果、照射された組織のいわゆる光切断が生じる。そのような光切断を発生させるために、レーザ・ビームの比較的強い合焦が必要であり、それは、合焦を行うために使用する合焦光学機器の開口度を比較的高くすることによって達成される。周知の眼科fsレーザ・システムでは、合焦光学機器は、通常、平面場結像を保証し、レーザ・ビームによる走査の過程におけるビーム焦点の有害なz方向の変位が防げるいわゆるfθ対物レンズによって構成される。
fsレーザ・システムは、たとえばレーシック用途など、眼科においては確固たる位置を有し、ここでレーシック(LASIK)は、「レーザ原位置角膜曲率形成術(laser in‐situ keratomileusis)」を表し、視力欠陥を除去するための角膜治療技法を意味し、その技法では、先ず、角膜表面から、部分的に角膜組織に接続されたままである小さな覆い円盤(いわゆるフラップ)が切り出され、次いで、このフラップが脇へ折り返され、続いて、フラップが折り除かれた後露出したストロマ組織が、個々の患者に対して確定された切除プロフィールに従って、短波長レーザ光、たとえば193nmのエキシマ・レーザ放射によって除去される。この場合、fsレーザ・システムは、フラップ切開を行うために用いられる。
フラップ切開を行うために、圧平板を押し付けることによって、治療する眼の角膜を平らにし、ビーム焦点を、角膜内の平面内に2次元的に誘導することは周知である。fθ対物レンズによって達成される平面場結像により、この場合、ビーム焦点をz変位させる必要がない。フラップの周縁領域においてのみ、フラップの周縁切開を角膜のストロマから外へ上方に誘導することを所望する場合に、z方向の焦点位置の移動が必要になり得る。
z方向の焦点変位のために、現況技術では様々な解決策が提案されてきた。国際公開第03/032803 A2号では、合焦対物レンズを全体としてz軸、すなわちビーム経路に沿って変位させることを提案している。この修正形態は、合焦対物レンズをズーム対物レンズとして構成することである。しかし、両方法とも、焦点位置の1:1の位置変更にそれが変換されるので、合焦対物レンズの機械的変位またはズーム設定を極めて精密に行う必要があるという欠点を有する。レーザ・ビームの連続するパルス間の数μmずつの焦点の所望の変位に対して、それに対応して、迅速な合焦対物レンズまたは対物ズーム・レンズの同じ距離ずつの機械的変位がすなわち必要になる。従来の機械的駆動機構はこれには適さない。
代替解決策が独国特許出願公開第10 2005 013 949 A1号に示されている。そのレーザ・システムは、望遠鏡の形態をとる2枚レンズのビーム拡大装置と、下流のスキャナと、スキャナの直ぐ下流に合焦レンズとを有する。拡大装置の、収束レンズとして構成されている入射レンズは、線型駆動機構によってビーム方向、すなわちz方向に移動可能である。入射レンズのそのような変位によって、ビーム拡大装置から出射するレーザ・ビームの発散度が変化する。合焦レンズの位置が一定であるとすれば、このようにして焦点位置がz方向に変化する。この解決策の1つの利点は、合焦光学機器をz変位させることに比較して、変位のより良好な再現性およびより高い精度にあり、その理由は、光学結像システムが、ビーム拡大装置の入射レンズの変位経路を、たとえば係数10だけ小さい合焦位置の変位経路に縮小して変換するからである。しかし、達成可能な入射レンズの位置変更速度が、焦点面に変換されつつあるビーム焦点の変位速度に限界を設定する。角膜レンチクル摘出に必要とされるような3次元切開に対して、独国特許出願公開第10 2005 013 949 Al号による焦点位置変更方法は、国際公開第03/032803 A2号に示されている方法より正に明らかに速く、その理由は単に、ビーム拡大装置の入射レンズの位置変更を行う場合には、合焦光学機器全体を、または単独の合焦レンズのみでも、位置変更する場合よりも、移動すべき質量が著しく小さいからである。現状の合焦光学機器は、すぐに数キログラムの重さになり得、その場合、それを振動なしに移動させる必要がある。他方、ビーム拡大装置の入射レンズは、比較的小さな開口を有し、それに対応して小さく軽量であり得る。それにも拘らず、十分に高い繰返しレーザにより、満足のいく短い時間で角膜内レンチクル切開または別の3次元切開を実施することを望む場合、従来の線型駆動機構では要求を満足しない。従来の線型駆動機構の場合、ビーム拡大装置の入射レンズの高信頼度で振れの無い誘導に可能な位置変更の速度は、たとえば、1mm/s〜3mm/sになり、入射レンズの機械的誘導に対する正当な努力によってさらに5mm/sまでは実現可能であり得る。しかし、レンチクル切開に対して、2桁から3桁のkHz範囲、またはさらにいっそう高いfsレーザ繰返し数を、z焦点の位置変更を同じ原理で行いながら、使用するとき、少なくとも10mm/sおよびそれを超える入射レンズの位置変更速度が必要になり、その位置変更は、現在市販の線型駆動システム、少なくとも調節精度に関して要件を満足するようなシステムでは達成することができない。
本発明の目的は、眼科手術の3次元切開誘導により良好に適合するレーザ装置を創出することである。この目的を達成するために、本発明によれば、パルス式フェムト秒レーザ・ビームの光源と、可変屈折力の制御可能なレンズの形態をとる入射レンズを有する、前記レーザ・ビームを拡大する望遠鏡と、前記ビームの経路に垂直な平面(x−y平面)内に前記レーザ・ビームを偏向する、前記望遠鏡の下流のスキャナと、前記レーザ・ビームを合焦する、前記スキャナの下流の少なくとも単一レンズの合焦対物レンズ、特にfθ対物レンズと、前記ビーム経路の方向(z方向)に前記ビームの焦点(50)を変位させることを必要とする所定の切開プロフィールを達成するために、前記合焦対物レンズの合焦設定を変更することなく、単に可変屈折力の前記レンズを制御することのみによって、これらの変位をもたらすように構成されているプログラム制御式電子制御装置とを備える、眼科レーザ手術用装置が提供される。
可変屈折力のレンズは、好ましくは、電気的に調節可能であり、たとえば、エレクトロウェッティング(電気毛管現象とも呼ばれることがある)原理により作動する液体レンズ、またはそれに代えて液晶レンズでもよい。液体レンズは、それ自体周知であり、リップマン効果に基づいており、これに関しては、たとえば、Photonik 4/2005、頁44〜46のW.Moench、W.F.Krogmann、H.Zappeによる論文「Variable Brennweite durch fluessige Mikrolinsen(液体マイクロレンズによる可変焦点距離)」を参照されたい。液体レンズの電極機構に電圧を印加する結果として、表面張力が変化し、その結果、液体界面の曲率が変化する。そして、曲率の変化が、液体レンズの焦点距離の変化をもたらす。特に、液体レンズは、印加電圧を変化させることによって、数ミリ秒内で10dpt以上の屈折力の変化を可能にする。
液晶レンズも、同様にそれ自体周知であり、電場の存在により、液晶および、たとえば、モノマーから形成される液晶層内の液晶が再配向または/および位置偏位することに基づく。液晶の再配向または偏位が液晶層の屈折率を変化させ、それによって、レンズの屈折力を変化させる。
可変屈折力のレンズを電気的に制御できることによって、レンズ全体を線型に位置変更するよりも、z方向の焦点変位を確実に速くすることが可能になり、機械的位置変更装置なしにそれを達成する。その結果、高速の位置変更が可能になり、それに関して、機械的駆動手段および機械的運動部分が無くなるので、摩擦力が生じない(液体または液晶の内部摩擦は別として)。これにより、高信頼性、長耐久寿命、高度の堅牢性が確保される(機械的磨耗が生じない)。
本発明によって可能になったz方向の迅速な焦点変位は、合焦fsレーザ放射を高度に繰り返すことにより手術を施す眼科用途、および短い治療時間のために迅速な3次元切開誘導を追及する眼科用途での利用において特に魅力的である。この迅速な3次元切開誘導から利益を受けることができる1つの可能な用途は、角膜レンチクル摘出であり、その場合、角膜の屈折率矯正のために、ほぼレンズ状の立体要素が角膜のストロマから切り出される。fsレーザ・パルスの焦点の精密で迅速な3次元配置が、このために重要である。x−y方向では、スキャナのそれに対応する迅速な作動によって、これは問題ではない。たとえば、ガルバノメータ原理によって作動する従来のミラー・スキャナは、MHz範囲内のパルス繰返し周波数であっても必要な偏向を容易に確保することができる。z方向では、望遠鏡の可変屈折力入射レンズを使用することによって、高2桁μm範囲から3桁μm範囲のビーム焦点の移動が、数ミリ秒または少なくとも数10ミリ秒内で容易に可能である。たとえば、角膜レンチクル摘出では、これにより、レンチクル切開全部を数分(たとえば2〜4分)で実施することができ、好ましい短い時間の長さになるその種手術の過程で、患者が受ける不快感が抑えられる。さらに、本発明は、ビーム焦点のz位置配置の高い精度および再現性が、視力欠陥を解消するのに正に適合したレンチクル摘出の過程での切開誘導を可能にするので、エキシマ・レーザをこれまでの慣行どおりに使用することなく、眼の屈折率矯正に向かう道を開く。
欧州特許出願第1 837 696 A1号が、少なくとも1枚の合焦レンズと、望遠鏡内に少なくとも2枚のレンズと、x−y面内へのビーム偏向のために、望遠鏡の下流で合焦レンズの上流のビーム経路内に配置された走査ユニットとを有し、望遠鏡レンズの少なくとも1枚が電気的に調節可能な液体レンズであり、その液体レンズが合焦レンズの像面湾曲を補正する光学結像システムをすでに記載している。他方、本発明の場合、可変屈折力レンズは、眼に行うべき所与の切開プロフィールによって予め定められたビーム焦点のz変位を実現する役割を有する。
本発明の場合の可変屈折力レンズは、収束レンズでもよく、あるいは発散レンズでもよい。
可変屈折力レンズおよびそれに割り当てられた作動手段(電圧ドライバを含めて)が、好ましくは、30ms未満、より好適には24ms未満、より好適にはさらに18ms未満以内に100μmだけ、ビーム焦点をビーム経路の方向に変位させるように設定されている。
本発明の別の態様によれば、患者の眼に導かれるパルス式フェムト秒レーザ・ビームを供給するステップと、ビームの経路の方向にビームの焦点(50)を変位させることを必要とする、眼に達成すべき切開プロフィールに従って、スキャナを用いてレーザ・ビームを走査するステップと、レーザ・ビームを合焦させる合焦手段の合焦設定を変更することなしにビーム焦点の変位を達成するために、電気的に制御可能な可変屈折力のレンズを制御するステップとを含む、レーザ手術眼科治療のための方法が提供される。切開プロフィールは、たとえば、角膜レンチクル切開を表し得る。
本発明が、添付図面を基に以下にさらに説明される。
角膜レンチクル切開が示されている、角膜を含む人間の眼の一部分の断面概略図である。 眼科レーザ手術のための、本発明による装置の例の概略図である。
先ず、図1を参照する。そこには、人間の眼の10で表される角膜が断面表示で示されている。眼の光学軸(視線軸)が、一点鎖線を用いて描かれており、12によって示されている。角膜10が前方面14と、さらに後方面16とを有する。その厚さdは、通常の人間の眼では、約500μmの範囲内にあり、当然、人によって上方または下方へ変化はあり得る。眼の強膜および角膜輪部が図1に18で示され、角膜縁が20によって示されている。
図1に破線で描かれているのは、さらに、合焦fsレーザ放射による治療処置によって切り出される角膜内、より正確にはストロマ内のレンチクル22であり、そのレンチクルは、続いて、角膜10に設けられる開口を経て手術的に除去される。この開口は、同様に、レーザ切開を用いて生成することができる。フェムト秒レンチクル摘出は、たとえば近視、および近視性乱視などの視力欠陥を矯正することができる。通常、レンチクル22は、実質的に平坦な後部切開24と、湾曲した前部切開26とによって生成される。レンチクルの平坦な後部は決して必須ではないことは理解されるであろう。原則として、切開誘導は、レンチクルの上側および下側に対して自由に選択することができる。図1にaによって示されるレンチクルの直径は、たとえば、4mm〜10mmの範囲内にあり、bによって示される最大レンチクル厚さは、たとえば、50〜150μmになる。たとえば、値a=6〜8mmおよび値b=80〜100μmの場合、約−5dpt〜−6dptの視力欠陥を修正することができる。レンチクル直径およびレンチクル厚さは共に、修正すべき視力欠陥の厳しさに応じて変化し得ることが理解されるであろう。しばしば、レンチクルの厚さは、数10μmになり、それは、ほぼ平坦なレンチクル下面(後部レンチクル切開24によって形成される)と相俟って、レンチクル頂点(すなわち、レンチクル22が最大厚さを有する場所)を越えるレーザ・ビームの線状走査の過程では、レーザ・ビームのビーム焦点が、レンチクル厚さに対応するビーム伝播の方向の移動を行う必要があることを意味する。
次に、さらに図2が参照される。そこに示されるレーザ装置は、たとえばファイバ・レーザによって構成されたフェムト秒レーザ源28を備え、そのレーザ源は、フェムト秒領域内のパルス継続時間を有し、好ましくは高2桁kHz領域から3桁kHz領域まで、またはさらにはMHz領域内にあるパルス繰返し周波数を有するパルス・レーザ放射30を生成する。生成されたレーザ・ビーム30は、多重レンズ・ビーム拡大装置32によって拡大される。拡大されたレーザ・ビーム34は、続いて、スキャナ36に達し、スキャナ36は、ビーム伝播方向(z方向、やはり図2に描かれている座標系参照)に直交するx−y面内にレーザ・ビーム34を偏向し、それによって、治療する眼の領域をレーザ・ビームで掃引する役割を果たす。図示の例示的事例では、スキャナ36は、ガルバノメータ原理によって作動し、制御ユニット38によって制御することができる2つの傾動可能な偏向ミラー40、42によって構成されている。他の原理(たとえば、適切に制御可能な結晶を用いる走査)によって作動するスキャナが、同様に可能であることが理解されるであろう。
スキャナ36の下流に配置されているのは、レーザ・ビームを焦点位置50に合焦するレンズ46、48を有するfθ合焦対物レンズ44である。fθ対物レンズとしての合焦対物レンズ44の構成は、レーザ・ビームの偏向角度とは関係なく、焦点位置50が常にz方向に直交する平らな面内にある平面場結像をもたらす。図2に示された合焦対物レンズ44の2枚レンズ構成は単なる例示であることが理解されるであろう。対物レンズ44は、他のいかなる数のレンズを用いて構成してもよい。
図示の例示的事例では、ビーム拡大装置32は、負の屈折力の入射レンズ52(凹レンズ)および正の屈折力の出射レンズ54(収束レンズ)を有するガリレイ望遠鏡によって構成される。あるいは、2枚の凸レンズを有するケプラー形式の望遠鏡も可能である。入射レンズ52は、可変屈折力のレンズとして構成され、そのレンズの屈折力は、印加される電気ドライバ電圧±Uによって変化させることができる。達成可能なレンズ52の屈折力の偏倚は、確実に10dptを超えることが好ましい。入射レンズ52の屈折力の変化は、出射レンズ54に入射するレーザ・ビームの発散の変化、したがって、ビーム焦点50のz偏位をもたらす。入射レンズ52は、液体レンズまたは液晶レンズとして構成され、図2に概略的にのみ示されている電極機構56を有し、その電極機構56にドライバ電圧が印加される。破線は、制御ユニット38と偏向ミラー40、42ならびにドライバ電圧±U用の電圧ドライバ58との制御接続を示す。
制御ユニット38が、眼に実現すべき切開プロフィールに従って、電圧ドライバ58、したがって入射レンズ52の電極電圧を制御する。制御ユニット38用のそれに対応する制御プログラムが、詳細には示されていないメモリに保管される。エレクトロウェッティング原理に基づいた液体レンズの場合、レンズの屈折力は印加した電圧の2乗に依存する。入射レンズ52の焦点距離の制御は、したがって、このレンズが液体レンズとして構成されている場合、比較的小さな電圧偏倚によって行われる。たとえば、約10Vの電圧偏倚によって、入射レンズ52が適切な寸法であれば、約10dptの屈折率偏倚を容易に達成することができる(電歪レンズ52の開口度および形状に応じて)。これに関し、適切に設計すれば、液体レンズの反応時間は、数10msから下へ数msまでの範囲内にあり得る。
したがって、fθ対物レンズ44の焦点は、fsレーザ・システムによる効果的で迅速なレンチクル切開に必要な時間内に位置変更することができる。たとえば、1つの完全な線状走査を、約100μmのビーム焦点のz移動により、約10ms〜40msの時間内に容易に実施することができる。本発明によれば、電気的に制御可能な可変屈折力レンズをビーム拡大装置32に使用することにより、フェムト秒レンチクル摘出の過程で有効に適用するのに必要とされるような焦点移動回数が、その結果達成される。
現在市販されている、エレクトロウェッティング原理により作動する液体レンズは、約300nm〜1300nmの範囲内で高度に透明な液体を含む。したがって、レンチクル摘出に対し(また、他の角膜切開に対しても)、通常のfsレーザ源の低い赤外線領域内に位置する基本波長と、UV領域内に位置する高調波、たとえばこの基本波長の3次高調波との両方を使用することができる。
必要なビーム合焦精度は、たとえば約340nm辺りの波長によって最も達成し易いので、UV波長は、フェムト秒レンチクル摘出による屈折率矯正に特に好適である。たとえば、1μm以下の焦点直径が追及される。NIR波長では、そのような小さい焦点直径は、困難なしに達成することはできない。
ビーム拡大装置32の入射レンズ52の可変屈折力レンズ形態での設計は、比較的小さい開口、たとえば約2mm〜6mmのレンズ直径を有するレンズを使用することができるという利点をさらに有する。その結果、ドライバ電圧を小さく保つことができ、より速い切替え周波数を獲得することができる。
第3に、達成可能な焦点品質への入射レンズ52のいかなる波面誤差の影響も十分に小さい。現在市販の液体レンズは、たとえば、λ/4の波面品質しか有さず、その波面品質は、合焦対物レンズ44のズーム・レンズとして使用する場合には、回折限界集光を行わせるのに不十分である。
本発明の範囲内で使用される可変屈折力レンズは、少なくともNIR波長領域内の、好ましくは少なくとも約1000nm〜1100nmの、fsレーザ・パルスについて伝播するべきである。全体として、合焦光学機器の調節をそのために追加して必要とせずに、単に可変屈折力レンズを制御することによって、少なくとも300μm、好ましくは少なくとも350μm、さらにより好ましくは少なくとも400μmのビーム焦点のz変位を可能にすることが望ましい。そのような最大焦点移動は、好ましくは、少なくとも7.5dpt、より好適には少なくとも8dpt、さらにより好適には少なくとも8・5dptの可変屈折力レンズの光屈折偏倚によって達成可能になる筈である。生成されたレーザ・ビームをビーム焦点に結像する光学結像システム(すなわち、望遠鏡またはビーム拡大装置、合焦対物レンズ、および中間に配置されたあらゆる光学要素)は、対応する透過比を保証するべきである。可変屈折力レンズの作動偏倚範囲(それは、たとえば、約9dptまたは約10dptになり得る)内の調節精度は、好ましくは、少なくとも3%、より好適には少なくとも2%、例としては約1%に達するべきである。可変屈折力レンズに印加される制御電圧の約1Vの電圧偏倚が、約1dptの光屈折偏倚をほぼもたらし、同時に、約0.1dptの光屈折偏倚が、約3〜4μmのz変位をもたらす設計を、現在市販の構成要素を用いて、常に達成することができる。

Claims (9)

  1. パルス式フェムト秒レーザ・ビームの光源(28)と、可変屈折力の制御可能なレンズの形態をとる入射レンズ(52)を有する、前記レーザ・ビームを拡大する望遠鏡(32)と、前記ビームの経路に垂直な平面内に前記レーザ・ビームを偏向する、前記望遠鏡の下流のスキャナ(36)と、前記レーザ・ビームを合焦する、前記スキャナの下流の合焦対物レンズ(44)と、前記ビーム経路の方向に前記ビームの焦点(50)を変位させることを必要とする所定の切開プロフィールを達成するために、前記合焦対物レンズの合焦設定を変更することなく、単に可変屈折力の前記レンズを制御することのみによって、これらの変位をもたらすように構成されているプログラム制御式電子制御装置(38)とを備える、眼科レーザ手術用装置。
  2. 可変屈折力の前記レンズ(52)が収束レンズである、請求項1に記載の眼科レーザ手術用装置。
  3. 可変屈折力の前記レンズ(52)が発散レンズである、請求項1に記載の眼科レーザ手術用装置。
  4. 可変屈折力の前記レンズ(52)が電気的に調節可能である、前記請求項のいずれか一項に記載の眼科レーザ手術用装置。
  5. 可変屈折力の前記レンズ(52)が、電気毛管現象の原理によって作動する液体レンズである、請求項4に記載の眼科レーザ手術用装置。
  6. 可変屈折力の前記レンズ(52)が液晶レンズである、請求項4に記載の眼科レーザ手術用装置。
  7. 30ms未満、より好適には24ms未満、より好適にはさらに18ms未満以内で100μmだけ、前記ビーム焦点(50)を前記ビーム経路の方向に移動させるように、可変屈折力の前記レンズ(52)およびそれと連携する作動手段(58)が構成されている、前記請求項のいずれか一項に記載の眼科レーザ手術用装置。
  8. 患者の眼に導かれるパルス式フェムト秒レーザ・ビームを供給するステップと、
    前記ビームの経路の方向に前記ビームの焦点(50)を変位させることを必要とする、前記眼に達成すべき切開プロフィールに従って、スキャナを用いて前記レーザ・ビームを走査するステップと、
    前記レーザ・ビームを合焦させる合焦手段の合焦設定を変更することなしに前記ビーム焦点の前記変位を達成するために、電気的に制御可能な可変屈折力のレンズを制御するステップとを含む、レーザ手術眼科治療のための方法。
  9. 前記切開プロフィールが角膜レンチクル切開を表す、請求項8に記載のレーザ手術眼科治療のための方法。
JP2012514355A 2009-06-12 2009-06-12 眼科レーザ手術用装置 Active JP5551771B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2009/004253 WO2010142311A1 (de) 2009-06-12 2009-06-12 Einrichtung für die laserchirurgische ophthalmologie

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012529312A true JP2012529312A (ja) 2012-11-22
JP5551771B2 JP5551771B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=41165233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012514355A Active JP5551771B2 (ja) 2009-06-12 2009-06-12 眼科レーザ手術用装置

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP2440164A1 (ja)
JP (1) JP5551771B2 (ja)
KR (1) KR101472739B1 (ja)
CN (1) CN102458322B (ja)
AU (1) AU2009347616B2 (ja)
CA (1) CA2765268C (ja)
MX (1) MX2011013286A (ja)
RU (1) RU2510259C2 (ja)
TW (1) TW201043213A (ja)
WO (1) WO2010142311A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011006085A1 (de) 2011-03-25 2012-09-27 Carl Zeiss Meditec Ag Ophthalmologisches Gerät
ES2746042T3 (es) 2011-10-10 2020-03-04 Wavelight Gmbh Sistema y dispositivos de interfaz para cirugía ocular
KR101300125B1 (ko) 2011-11-24 2013-08-26 주식회사 루트로닉 시력 교정장치 및 이의 제어방법
US9737438B2 (en) * 2012-03-14 2017-08-22 Ziemer Ophthalmic Systems Ag Device for processing eye tissue by means of pulsed laser beams
KR101374293B1 (ko) * 2012-07-13 2014-03-17 주식회사 루트로닉 안과용 치료장치
DE102014001081B4 (de) 2014-01-30 2017-08-24 Peter Hoffmann Ophthalmologisches Gerät
CN103901615B (zh) * 2014-03-14 2016-05-25 北京理工大学 小凹成像光学系统
US10709611B2 (en) 2014-09-25 2020-07-14 Amo Development, Llc Systems and methods for lenticular laser incision
RU2604381C1 (ru) * 2015-12-17 2016-12-10 Маатауй Лейла Мохамедовна Эль Способ идентификации поверхностей лентикула во время хирургического лечения аметропии с помощью фемтосекундного лазера методом smile
CN108115274A (zh) * 2016-11-29 2018-06-05 深圳中科光子科技有限公司 一种激光加工系统及方法
FR3079742B1 (fr) * 2018-04-06 2023-01-13 Keranova Appareil de traitement d’un tissu incluant des systemes optiques originaux de deviation et de focalisation d’un faisceau l.a.s.e.r.
WO2020039328A1 (en) * 2018-08-22 2020-02-27 Amo Development, Llc Systems and methods for lenticular laser incision
DE102019106443A1 (de) * 2018-09-10 2020-03-12 Jenoptik Optical Systems Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Fokusverstellung für ein Gerät zur Materialbearbeitung und Gerät zur Lasermaterialbearbeitung
TWI784423B (zh) * 2021-02-26 2022-11-21 艾克夏醫療儀器股份有限公司 用於飛秒雷射眼科設備的接眼系統、其對接座與安裝在對接座的接眼環

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068762A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Univ Of Tokushima レーザー加工方法およびレーザー加工装置
JP2007519436A (ja) * 2003-12-16 2007-07-19 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト レーザ放射により物質を処理するレーザ装置と方法
JP2007222902A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Seiko Epson Corp レーザ加工装置及びレーザ加工方法
EP1837696A1 (de) * 2006-03-20 2007-09-26 WaveLight AG Optisches Abbildungssystem und Verfahren zum Steuern sowie Verwendung eines solchen
JP2008534993A (ja) * 2005-03-26 2008-08-28 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 走査装置
WO2008112294A1 (en) * 2007-03-13 2008-09-18 Optimedica Corporation Apparatus for creating incisions to improve intraocular lens placement

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2180597T4 (es) 1994-08-18 2003-07-01 Zeiss Carl Aparato quirurgico asistido por tomografia de coherencia optica.
JP2000171742A (ja) * 1998-12-03 2000-06-23 Canon Inc 走査光学系及び走査撮像光学系
RU2183108C1 (ru) * 2000-10-31 2002-06-10 Межотраслевая научно-техническая ассоциация "Сибирский лазерный центр" Способ коррекции рефракционных свойств роговицы глаза при in situ мониторинге методом оптической когерентной томографии и устройство для его осуществления
RU2282425C1 (ru) * 2005-03-28 2006-08-27 Эрнест Витальевич Бойко Способ рефракционной лазерной термокератопластики и устройство для его осуществления

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007519436A (ja) * 2003-12-16 2007-07-19 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト レーザ放射により物質を処理するレーザ装置と方法
JP4763615B2 (ja) * 2003-12-16 2011-08-31 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト レーザ放射により物質を処理するレーザ装置
JP2006068762A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Univ Of Tokushima レーザー加工方法およびレーザー加工装置
JP2008534993A (ja) * 2005-03-26 2008-08-28 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 走査装置
JP2007222902A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Seiko Epson Corp レーザ加工装置及びレーザ加工方法
EP1837696A1 (de) * 2006-03-20 2007-09-26 WaveLight AG Optisches Abbildungssystem und Verfahren zum Steuern sowie Verwendung eines solchen
WO2008112294A1 (en) * 2007-03-13 2008-09-18 Optimedica Corporation Apparatus for creating incisions to improve intraocular lens placement

Also Published As

Publication number Publication date
CA2765268C (en) 2015-11-03
JP5551771B2 (ja) 2014-07-16
KR20120039538A (ko) 2012-04-25
RU2510259C2 (ru) 2014-03-27
AU2009347616A1 (en) 2011-12-22
MX2011013286A (es) 2012-04-11
CN102458322A (zh) 2012-05-16
KR101472739B1 (ko) 2014-12-16
TW201043213A (en) 2010-12-16
RU2011153931A (ru) 2013-07-20
CA2765268A1 (en) 2010-12-16
AU2009347616B2 (en) 2013-11-28
WO2010142311A8 (de) 2011-03-03
EP2440164A1 (de) 2012-04-18
CN102458322B (zh) 2014-06-11
WO2010142311A1 (de) 2010-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5551771B2 (ja) 眼科レーザ手術用装置
US8915905B2 (en) Apparatus for ophthalmic laser surgery
US11202720B2 (en) Ophthalmological apparatus for the breakdown of eye tissue
KR101243998B1 (ko) 안구 수술용 레이저-광학 장치
JP6127090B2 (ja) 走査装置
US8118806B2 (en) Eye-contact element
JP4763615B2 (ja) レーザ放射により物質を処理するレーザ装置
KR101645603B1 (ko) 안구를 치료하기 위한 낮은 파면 에러를 갖는 디바이스들, 시스템들 및 방법들
KR102002634B1 (ko) 각막 교차 결합을 위한 장치
US20110118712A1 (en) Laser correction of vision conditions on the natural eye lens
US10716705B2 (en) Systems and methods for femtosecond laser photorefractive keratectomy
US11540947B2 (en) Systems and methods for high speed modulation of a resonant scanner in ophthalmic laser applications
CA2864291A1 (en) Extracting lenticules for refractive correction
JP2018513733A (ja) 眼科手術装置
US8425496B2 (en) Optical imaging system, particularly in a laser surgical ophthalmic apparatus
TW201118418A (en) Optical imaging system, particularly in a laser surgical ophthalmic apparatus
US20120130357A1 (en) Low Wavefront Error Devices, Systems, and Methods for Treating an Eye
JP2019041999A (ja) 眼科用レーザ装置およびインターフェース
US20130289544A1 (en) Low Wavefront Error Devices, Systems, and Methods for Treating an Eye

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140310

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5551771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250