JP2012528926A5 - - Google Patents

Description

実施例３
不燃性試験
ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚの可燃性の欠如は、ＡＳＨＲＡＥ基準 ３４−２００７で要求され、そしてＡＳＨＲＡＥ基準 ３４−２００７の補遺ｐに記載されているようにＡＳＴＭ Ｅ６８１−２００１試験手順に従って測定する。試験条件は、２３℃で調製して５０％相対湿度で、６０℃および１００℃であった。
ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚは６０℃および１００℃で不燃性であることが分かった。これは、エアコンおよび冷凍産業にとって重要な別の特性を示す。不燃性冷媒は、多くの用途で要求されている。従って、ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚの不燃性格付けは、ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚの幅広い使用を可能にするであろう。

以上、本発明を要約すると、下記のとおりである。
１．ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを含有するチラー。
２．前記チラーが満液蒸発器型チラーである上記１に記載の装置。
３．前記チラーが直接膨張式チラーである上記１に記載の装置。
４．上記１に記載のチラーで冷却を生じさせる方法であって、該チラーが蒸発器を含んでなり、
冷却媒体を蒸発器に通す工程と；
ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを該蒸発器で蒸発させて蒸気を形成し、それによって冷却媒体を冷却する工程と；
冷却媒体を蒸発器から冷却すべき本体に通す工程と
を含む、上記方法。
５．チラーが約１０００ＲＴの冷却能力を有する遠心チラーである上記４に記載の方法。６．冷却すべき本体の近くでｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを蒸発させる工程と；
その後該ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを凝縮させる工程と；
を含む、冷却を生じさせる方法。
７．液体ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを冷却すべき本体の近くで蒸発させてｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚ蒸気を生成させ；蒸発によって生成させたｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚ蒸気を、遠心または容積式圧縮機を使用して圧縮してより高い圧力を有する蒸気を生成させ；そして該より高い圧力のｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚ蒸気を凝縮させてｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚ液体を生成させる、上記６に記載の方法。
８．チラー中のＣＦＣ−１１およびＨＣＦＣ−１２３からなる群から選択される冷媒を置き換える方法であって、該チラーが容積式圧縮機または遠心圧縮機を含んでなり、
ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを上記冷媒の代わりに該チラーに供する工程
を含む、上記方法。
９．前記冷媒がＨＣＦＣ−１２３である、上記８に記載の方法。
１０．前記チラーが満液蒸発器型チラーである、上記８に記載の方法。
１１．前記チラーが直接膨張式チラーである、上記８に記載の方法。
１２．チラーにおけるｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚの使用。
１３．前記チラーが遠心圧縮機を含んでなる、上記１２に記載の使用。
１４．前記チラーが容積式圧縮機を含んでなる、上記１２に記載の使用。
１５．前記容積式圧縮機がスクリュー圧縮機である、上記１４に記載の使用。

Claims (4)

1. ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚからなる冷媒を含有する遠心チラー。
2. 冷却すべき本体の近くでｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚからなる冷媒を蒸発させる工程；
   遠心圧縮機中で該ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを圧縮する工程；および
   その後該ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚを凝縮させる工程；
   を含む、冷却を生じさせる方法。
3. 遠心チラー中のＣＦＣ−１１およびＨＣＦＣ−１２３からなる群から選択される冷媒を置き換える方法であって、該遠心チラーが遠心圧縮機を含んでなり、
   ｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚからなる冷媒を上記冷媒の代わりに該遠心チラーに供する工程を含む、上記方法。
4. 遠心チラーにおけるｃｉｓ−ＨＦＯ−１３３６ｍｚｚからなる冷媒の使用。