JP2012525671A - サポート・ブランケット - Google Patents

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Abstract

中空コア・インシュレータの絶縁チューブ(3)の内側で絶縁ロッド(2)を支持するためのサポート・ブランケット(1)。このサポート・ブランケットは、絶縁チューブの内側表面(6)に当接するための外側表面(5)と、絶縁ロッドを支持するための内側表面(7)と、互いに反対側に位置する二つの端面と、を備えた円筒形リング(4)を有していて、ここで、これらの端面は、第一の端面(8a)及び第二の端面(8b)と呼ばれている。このサポート・ブランケットは、伸びアセンブリを有していて、この伸びアセンブリは、当該サポート・ブランケットがライブ・タンク・サーキット・ブレーカの絶縁チューブの中に挿入されたときに、少なくとも一つの径方向に、前記円筒形リングを拡大するように駆動されるように構成された手段を有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、請求項1の前提書き部分に基づく、中空コア・インシュレータの絶縁チューブの内側で絶縁ロッドを支持するためのサポート・ブランケットに係る。
高電圧電力用のサーキット・ブレーカは、今日、一般的に、二つのクラス、即ち、ライブ・タンク及びデッド・タンク・デザインに分類されている。デッド・タンク回路断続器は、一般的に、分離接点を備えた遮断装置が、電気的に接地された金属製タンクの中に収容され、次いで、この金属製タンクが物理的な接地レベル上または接地レベルに置かれるものである。これに対して、ライブ・タンク・デザインは、分離接点を備えた遮断装置を有していて、この遮断装置が、絶縁チューブの中に配置され、次いで、この絶縁チューブが絶縁カラムの上に支持されるものである。
ライブ・タンク・サーキット・ブレーカの遮断装置は、通常、絶縁ロッドにより構成され、この絶縁ロッドは、ライブ・タンク・サーキット・ブレーカの絶縁チューブの中に配置され、そして、この絶縁チューブの長手方向に対して平行な方向に移動可能であるように構成されている。また、絶縁ロッドは、絶縁チューブの内側で中心に配置されること、および/または、挫折を避けるように支持されることが必要であって、それは、通常、その内側表面に固定されたサポート・ブランケットが設けられた絶縁チューブを有することにより実現される。問題のサポート・ブランケットは、通常、リング形状であって、それらの外側の丸い表面は、絶縁チューブの内側表面に取り付けられなければならず、且つ、それらの内側表面で、絶縁ロッドを支持するように構成されなければならない。これまで、上記目的のためのサポート・ブランケットは、接着継手により絶縁チューブの内側に固定された閉じたリングから構成されていた。
本発明の目的は、中空コア・インシュレータの絶縁チューブの内側で絶縁ロッドを支持するための新しいサポート・ブランケットを提供することにある。
この目的は、本発明に基づき、請求項1の中に規定された特徴を有するサポート・ブランケットを設けることにより実現される。ここで、当該サポート・ブランケットは、円筒形リングを、好ましくは丸い円筒形リングを、有していて、この円筒形リングは、絶縁チューブの内側表面に当接するための外側表面と、絶縁ロッドを支持するための内側表面と、互いに反対側に位置する二つの端面と、を有し、ここで、これらの端面は、第一の端面及び第二の端面と呼ばれ;
当該サポート・ブランケットは、中空コア・インシュレータの絶縁チューブの中に挿入されることによって、前記円筒形リングの円筒の軸が、前記絶縁チューブの中央の長手方向の軸と本質的に一致するように構成され;
ここで、当該サポート・ブランケットは、伸びアセンブリを有し、この伸びアセンブリは、当該サポート・ブランケットが中空コア・インシュレータの絶縁チューブの中に挿入されたときに、前記円筒形リングを少なくとも一つの径方向に拡大するように駆動されるように構成された手段を有している。
この明細書及びそれに続く請求項において、“円筒形リング”との表現は、円筒形の形状を本質的に有しているリングを意味しているが、しかしながら、このリングの形状は、円筒形状から、僅かにまたは大幅に異なっていることも可能であって、例えば、このリングが、双曲面として形成された外側表面および/または内側表面を有していることが可能であり、あるいは、その外側表面および/または内側表面が、不規則な凹部または突起部を有していることも可能である。
中空コア・インシュレータは、例えば、ライブ・タンク・サーキット・ブレーカの支持インシュレータであることが可能であり、そして、内側表面及び円筒形リングの外側表面は、当然ながら、互いに連結されて円筒形リングを構成する二つの別個の部品の表面であることが可能である。
従って、従来の場合のように、接着剤による結合に依拠する接着継手の代わりに、前記絶縁チューブの内側で当該サポート・ブランケットの円筒形リングを拡大することにより、機械的な継手で、当該サポート・ブランケットが前記絶縁チューブの内側に固定されることになる。なお、接着継手は、絶縁チューブの内側に適用することが非常に困難である。その理由は、接着剤が、チューブの内側表面の意図されていない部分に付着し易いからである。それに対して、本発明に基づくサポート・ブランケットは、取り付けの際に、前記絶縁チューブの中に挿入され、その後で、前記伸びアセンブリの前記手段を動作させることにより、円筒形リングが拡大される。機械的な継手は、径方向の応力、及び、前記円筒形リングの外側表面と前記絶縁チューブの内側表面との間の摩擦に依拠していて、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側に取り付けるために、接着剤は必要とされない。
本発明の一つの実施形態によれば、前記手段は、動作させるために、前記円筒形リングの第一の端面からアクセス可能である。前記円筒形リングを拡大するように駆動される前記手段は、それにより、当該サポート・ブランケットが前記絶縁チューブの中に挿入されている間に、容易にアクセス可能になることが可能である。もし、例えば、前記手段が前記円筒形リングの径方向から駆動される場合には、そのようにはならない。
本発明の他の実施形態によれば、前記伸びアセンブリは、前記円筒形リングを開く径方向のスリットを有していて、前記伸びアセンブリの前記手段は、前記径方向のスリットの幅を拡大することにより、前記円筒形リングを拡大するように駆動されるように構成されている。前記当該サポート・ブランケットの円筒形リングは、閉じたリングからなるサポート・ブランケットの場合と比べて、製造上の大きな許容差で製造されることが可能である。前記絶縁チューブの内側表面に対する前記円筒形リングのしっかりした固定を実現するために、そのような閉じたリングは、前記絶縁チューブの中に完全に嵌合する外径を有していることが必要になる。本発明に基づくサポート・ブランケットの円筒形リングが製造されるときに、当該サポート・ブランケットが、前記絶縁チューブの中に挿入されることを可能にする外側の寸法を有していれば十分である。その理由は、当該サポート・ブランケットの固定は、前記径方向のスリットを拡げ、それにより、前記円筒形リングを拡大することにより、実現されるからである。また、本発明に基づく当該サポート・ブランケットが前記絶縁チューブの内側表面に対して固定される圧力が、調整されることが可能である。当該サポート・ブランケットは、もし、前記絶縁チューブの内側で損傷された場合には、前記伸びアセンブリを逆に操作することにより、容易に交換されることも可能である。
本発明の他の実施形態によれば、前記伸びアセンブリの手段は、前記円筒形リングの円筒の軸に対して平行な方向に径方向のスリットの中で移動可能な部材を有していて、この部材は、前記径方向のスリットの幅を拡大するように、前記径方向のスリットを規定する表面と協働する表面を有している。この部材は、前記径方向のスリットの中に移動されることが可能であり、それにより、前記径方向のスリットの幅を拡大し、それにより、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、前記円筒形リングを拡大する。
本発明の他の実施形態によれば、前記円筒形リングは、第一の端面に、前記円筒形リングを圧縮するための工具により係合可能な部材を有している。前記ノッチは、前記径方向のスリットの周りで前記円筒形リングを圧縮するための、プライアーなどのような、工具と係合されることが可能である。この様にして、前記絶縁チューブの脆い内側表面に損傷を与えることなく、当該サポート・ブランケットを挿入することが可能である。また、前記円筒形リングは、たとえ、その圧縮されていないフェーズにおいて前記円筒形リングが前記絶縁チューブの内径と比べて大きい外径を有している場合であっても、前記絶縁チューブの中に挿入されることが可能である。その理由は、前記径方向のスリットの周りで圧縮することにより、前記外径が減少するからである。当然ながら、前記圧縮のために使用されるプライアーなどに、それらが前記絶縁チューブの端部から操作されることを可能にするために十分な長さの、ハンドルなどが設けられなければならない。
本発明の他の実施形態によれば、前記円筒形リングは、第一の端面に、且つ、前記径方向のスリットに隣接して且つその両側に、二つのノッチを有している。これらのノッチは、前記径方向のスリットの周りで前記円筒形リングを圧縮するための、プライアーなどのような、工具に係合されることが可能である。この様にして、前記絶縁チューブの脆い内側表面に損傷を与えることなく、当該サポート・ブランケットを挿入することが可能である。また、前記円筒形リングは、たとえ、その圧縮されていないフェーズにおいて前記円筒形リングが前記絶縁チューブの内径と比べて大きい外径を有している場合であっても、前記絶縁チューブの中に挿入されることが可能である。その理由は、前記径方向のスリットの周りで圧縮することにより、前記外径が減少するからである。当然ながら、前記圧縮のために使用されるプライアーなどには、それらが前記絶縁チューブの端部から操作されることを可能にするために十分な長さの、ハンドルなどが設けられなければならない。
本発明の他の実施形態によれば、前記部材および/または径方向のスリットは、前記径方向のスリットの中での前記部材の前記円筒の軸に対して平行な方向への移動により、前記円筒形リングを拡大するように、前記円筒の軸に対して平行な方向に変化する断面寸法を有している。前記部材および/または前記径方向のスリットは、このようにして、例えば、ウエッジまたは歪められたウエッジの形状を有することが可能である。このようにして、前記径方向のスリットの中での前記部材の前記方向への移動が、前記径方向のスリットを拡大させ、それによって、前記円筒形リングは、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、拡大されることが可能である。
本発明の他の実施形態によれば、前記部材は、前記径方向のスリットの中で前記円筒の軸に対して平行な方向に移動することにより、前記円筒形リングを拡大するように構成された、コーンまたはウエッジを有している。コーンまたはウエッジは、前記径方向のスリットの中に侵入することが可能であり、そして、前記円筒の軸に対して平行な方向への前記コーンまたはウエッジの移動により、前記径方向のスリットが拡大し、それによって、前記円筒形リングは、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、拡大されることが可能である。
本発明の他の実施形態によれば、前記径方向のスリットは、楔形の径方向のスリットを形成するように、一方の端面で、もう一方の端面でと比べて、より広く、ここで、前記部材は、前記楔形の径方向のスリットの中で移動するように構成され、それにより、前記楔形の径方向のスリットを拡げることにより、前記円筒形リングを拡大する。前記部材は、前記径方向のスリットの中に侵入することが可能である、そして、前記円筒の軸に対して平行な方向に、前記部材の中で移動することにより、前記径方向のスリットが、その楔形の形状のために拡大し、それによって、前記円筒形リングは、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、拡大されることが可能である。
本発明の他の実施形態によれば:
・ 前記伸びアセンブリは、前記円筒形リングの中に、第一の端面から、前記円筒の軸に対して平行なボアを有している、
・ 前記径方向のスリットは、前記ボアの中に切り込まれる、
・ 前記径方向のスリットの幅は、第二の端面で、第一の端面でと比べて、より広く、そして、第二の端面から楔形のスリットを形成するように、前記径方向のスリットの幅は、第二の端面から、前記ボアの方向に向けて内側に傾斜している、
・ 前記部材は、ボルト及びウエッジを有していて、このウエッジは、ネジを回すことにより、前記ボルトを受けるように構成された、ネジ付きの貫通孔を有している、
・ 前記ウエッジは、第二の端面から対応する楔形のスリットの中に受けられるように構成され、そして、前記ボルトは、前記第一の端面から、前記ボアの中に挿入されるように構成され、ここで、前記ボルトは、前記ウエッジの中に部分的にねじ込まれ、それによって、前記スリットが拡大される。
前記ボルトは、第二の端面から、前記ウエッジのネジ付きの貫通孔の中にねじ込まれることにより、前記円筒形リングのボアの中に固定される。前記ボルトが前記ウエッジの中にねじ込まれるとき、前記ウエッジは、前記円筒形リングの第一の端面の方向に向かって、前記円筒の軸に対して平行な方向に移動される。前記ウエッジは、それにより、前記楔形の径方向のスリットの中に侵入し、それによって、前記径方向のスリットの幅が拡大される。このようにして、前記円筒形リングは、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、拡大されることが可能である。
本発明の他の実施形態によれば:
・ 前記伸びアセンブリは、第二の端面から、前記円筒の軸に対して平行なボアを、前記円筒形リングの中に有している、
・ 前記径方向のスリットは、前記ボアの中に切り込まれる、
・ 前記径方向のスリットの幅は、第一の端面で、第二の端面でと比べて、より広く、そして、第一の端面から楔形のスリットを形成するように、前記径方向のスリットの幅は、第一の端面から、前記ボアの方向に向けて内側に傾斜している、
・ 前記部材は、ボルト、ナット及びウエッジを有していて、このウエッジは、貫通孔を有していて、前記ナットは、ネジを回すことにより、ウエッジの前記貫通孔を介して、前記ボルトを受けるように構成されている、
・ 前記ウエッジは、前記第一の端面から、前記対応する楔形のスリットの中に受けられるように構成され、前記ボルトは、前記ウエッジの中の貫通孔の中を通って、そして更に前記ボアの中を通って、挿入されるように構成され、ここで、前記ボルトは、前記円筒形リングの第二の端面で前記ナットの中に部分的にねじ込まれる。
前記ボルトは、第二の端面から前記ナットの中へねじ込まれることにより、前記円筒形リングのボアの中に固定される。前記ウエッジはまた、前記楔形の径方向のスリットの中に受けられ、前記ボルト頭部と前記ボアの縁との間で、その中に固定される。前記ボルトが前記ナットの中にねじ込まれるとき、前記ウエッジは、前記ボルトの頭部により押されることにより、前記円筒の軸に対して平行な方向に、前記円筒形リングの第二の端面の方向に向かって、移動される。前記ウエッジは、それにより、前記楔形の径方向のスリットの中に侵入し、それによって、前記径方向のスリットの幅が拡大される。このようにして、前記円筒形リングは、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、拡大されることが可能である。
本発明の他の実施形態によれば:
・ 前記伸びアセンブリは、前記円筒形リングの中に、第二の端面から第一の端面まで傾斜する円錐形の孔を有していて、ここで、前記円錐形の孔の中心線は、前記円筒形リングの円筒の軸に対して平行である、
・ 前記径方向のスリットは、前記円錐形の孔の中に切り込まれる、
・ 前記部材は、ボルト及びコーンを有していて、このコーンは、ネジを回すことにより、前記ボルトを受けるように構成されたネジ付きの貫通孔を有している、
・ 前記コーンは、第二のサイドから、対応する円錐形の孔の中に受けられるように構成され、そして、前記ボルトは、第一の端面から、前記円錐形の孔の中に挿入されるように構成されて、前記ボルトの頭部が、前記孔の周りを取り囲む縁に当接し、ここで、前記ボルトは、前記コーンの中に部分的にねじ込まれ、それによって、前記スリットが拡大される。
前記ボルトは、前記コーンのネジ付きの貫通孔の中に、第二の端面からねじ込まれることにより、前記円筒形リングの孔の中に固定される。前記ボルトが前記コーンの中にねじ込まれたとき、前記コーンは、前記円筒の軸に対して平行な方向に、前記円筒形リングの第一の端面の方向に向かって、移動される。前記コーンは、それにより、前記円錐形の孔の中に侵入し、それによって、前記径方向のスリットの幅が拡大される。このようにして、前記円筒形リングは、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、拡大されることが可能である。
本発明の他の実施形態によれば:
・ 前記伸びアセンブリは、前記円筒形リングの中に、第一の端面から第二の端面まで傾斜する円錐形の孔を有していて、ここで、前記円錐形の孔の中心線は、前記円筒形リングの円筒の軸に対して平行である、
・ 前記径方向のスリットは、前記円錐形の孔の中に切り込まれる、
・ 前記部材は、ボルト、ナット及びコーンを有していて、このコーンは、貫通孔を有していて、前記ナットは、ネジを回すことにより、前記コーンの貫通孔を介して、前記ボルトを受けるように構成されている、
・ 前記コーンは、第一の端面から、前記対応する円錐形の孔の中に受けられるように構成され、そして、前記ボルトは、前記コーンの中の貫通孔の中を通って、そして更に前記円錐形の孔の中を通って、挿入されるように構成され、ここで、前記ボルトは、前記円筒形リングの第二の端面で、前記ナットの中に部分的にねじ込まれる。
前記ボルトは、前記ナットの中に第二の端面からねじ込まれることにより、前記円筒形リングの孔の中に固定される。前記コーンはまた、前記円錐形の孔の中に受けられ、前記ボルト頭部と前記孔との間で、その中に固定される。前記ボルトが前記ナットの中にねじ込まれるとき、前記コーンは、前記ボルトの頭部により押されることにより、前記円筒の軸に対して平行な方向に、前記円筒形リングの第二の端面の方向に向かって、移動される。前記コーンは、それにより、前記円錐形の孔の中に侵入し、それによって、前記径方向のスリットの幅が拡大される。このようにして、前記円筒形リングは、当該サポート・ブランケットを前記絶縁チューブの内側表面に固定するような程度まで、拡大されることが可能である。
本発明のその他の優位性及び好ましい特徴は、従属請求項及び以下の説明から明らかになるであろう。
図1は、絶縁チューブの内側で絶縁ロッドを支持するサポート・ブランケットを示している。 図2は、本発明の第一の実施形態に基づくサポート・ブランケットを示している。 図3は、本発明の第二の実施形態に基づく他のサポート・ブランケットを示している。 図4は、本発明の第三の実施形態に基づく他のサポート・ブランケットを示している。 図5は、本発明の第四の実施形態に基づく他のサポート・ブランケットを示している。 図6は、本発明の第五の実施形態に基づく他のサポート・ブランケットを示している。 図7は、本発明の第六の実施形態に基づく他のサポート・ブランケットを示している。 図8は、本発明の第七の実施形態に基づく他のサポート・ブランケットを示している。 図9は、本発明に基づく他のサポート・ブランケットを示している。
添付図面を参照しながら、例として挙げられた本発明の実施形態の特定の説明が、以下に示される。
本発明の実施形態に基づくサポート・ブランケットについて説明する。しかしながら、本発明は、多くの様々な形態で具体化されても良く、ここに説明されている代表的な実施形態のみに限定されるとして解釈されるべきではない;むしろ、これらの実施形態は、この開示が十分で且つ完全なものになり、且つ、当業者に本発明のコンセプトを十分に伝えることになるように、提供されている。
図1は、中空コア・インシュレータの、例えば、ライブ・タンク・サーキット・ブレーカの支持インシュレータの、絶縁チューブ3の内側で、絶縁ロッド2を支持するサポート・ブランケット1を示している。サポート・ブランケット1は、円筒形リング4を有していて、この円筒形リングは、絶縁チューブ3の内側表面6に当接するための外側表面5と、絶縁ロッド2を支持するための内側表面7と、互いに反対側に位置する二つの端面と、を備えていて、これらの端面は、ここで、第一の端面8a及び第二の端面8bと呼ばれている。サポート・ブランケット1は、中空コア・インシュレータの絶縁チューブ3の中に挿入されるように構成され、それによって、円筒形リング4の円筒の軸9が、本質的に、前記絶縁チューブ3の中央の長手方向の軸と一致するようになっている。
サポート・ブランケット1は、伸びアセンブリを有していて、この伸びアセンブリは、サポート・ブランケット1が中空コア・インシュレータの絶縁チューブ3の中に挿入されたときに、円筒形リング4を少なくとも一つの径方向に拡大するように駆動されるように構成された手段を有している。この伸びアセンブリは、円筒形リング4を拡大するように構成された伸びアセンブリであることが可能であり、そして、図2〜5の中に、本発明に基づくサポート・ブランケット1の拡大手段の様々な実施形態が、非常に概略的に示されている。
図2〜5の中に示された拡大アセンブリは、円筒形リング4を開く径方向のスリット10a〜dを有していて、この伸びアセンブリの手段は、径方向のスリットの幅10a〜dを拡大することにより、円筒形リング4を拡大するように駆動されるように構成されている。この伸びアセンブリの手段は、円筒形リング4の円筒の軸9に対して平行な方向に、径方向のスリット10a〜dの中で移動可能な部材11a〜dを有していて、また、この部材は、前記径方向のスリット10の幅を拡大するように、前記径方向のスリット10a〜dを規定する表面13と協働する表面12を有している。前記部材11a〜dおよび/または径方向のスリット10a〜dは、円筒の軸9に対して平行な方向に変化する断面寸法を有していて、それによって、前記径方向のスリット10a〜dの中での、前記部材11a〜dの円筒の軸9に対して平行な方向への移動により、円筒形リング4を拡大するようになっている。部材11a〜d及び径方向のスリット10a〜dの様々な実施形態が、図2〜5の中に示されている。
図2の中で、この伸びアセンブリは、楔形の径方向のスリット10aを形成するように、一方の端面8bで、もう一方の端面8aでと比べて、より広いスリット10aで具体化されている。部材11aは、楔形の径方向のスリット10aの中で移動するように構成されている。部材11aの表面12が、前記径方向のスリット10aを規定する表面13と係合して、部材11aが前記方向に移動し続けるとき、前記径方向のスリット10aを規定する表面13が、徐々に分離され、それにより、円筒形リング4が拡大される。
図3の中で、この伸びアセンブリは、ウエッジの形態の部材11bで具体化され、このウエッジは、径方向のスリット10bの中で円筒の軸9に対して平行な方向に移動することにより、円筒形リング4を拡大するように構成されている。楔形の部材11bは、径方向のスリット10bの中で移動するように構成されている。部材11bの表面12が、前記径方向のスリット10bを規定する表面13と係合して、部材11bが前記方向に移動し続けるとき、前記径方向のスリット10bを規定する表面13は、徐々に分離され、それにより、円筒形リング4が拡大される。
図4の中で、この伸びアセンブリは、円筒形リング4の径方向のスリット10cの中に、第二の端面8bから第一の端面8aまで傾斜する円錐形の孔を有している。この円錐形の孔の中心線は、円筒形リング4の円筒の軸9に対して平行である。部材11cは、ここで、丸い円筒の形態であって、径方向のスリット10cの円錐形の孔の中で移動するように構成されている。部材11cの表面12が、前記孔を規定する表面13と係合して、部材11cが前記方向に移動し続けるとき、前記孔を規定する表面13が徐々に分離され、それが径方向のスリット10cを分離させ、それにより、円筒形リング4が拡大される。
図5の中で、この伸びアセンブリは、コーンの形態の部材11dで具体化され、この部材は、径方向のスリット10dにより分離された孔の中で、円筒の軸9に対して平行な方向に移動することにより、円筒形リング4を拡大するように構成されている。円錐形の部材11dは、径方向のスリット10dの孔の中で移動するように構成されている。部材11dの表面12が、径方向のスリット10dの前記孔を規定する表面13と係合して、部材11dが前記方向に移動し続けるとき、径方向のスリット10dの前記孔を規定する表面13が徐々に分離され、それにより、円筒形リング4が拡大される。
図6に中に、本発明に基づくサポート・ブランケット1が示されている。ここで、この伸びアセンブリは、第一の端面8aから、円筒の軸9に対して平行なボア14を有している。径方向のスリット10eが、ボア14の中に切り込まれ、径方向のスリット10eの幅は、第二の端面8bで、第一の端面8aでと比べて、より広く、そして、径方向のスリット10eの幅は、楔形のスリットを第二の端面8bから形成するように、第二の端面8bから、ボア14の方向に向けて内側に傾斜している。
この部材は、径方向のスリットの中で円筒形リング4の円筒の軸9に対して平行な方向に移動可能であって、ボルト15及びウエッジ18を有し、このウエッジ18は、ネジを回すことによりボルト15を受けるように構成されたネジ付きの貫通孔16aを有している。ウエッジ18は、対応する楔形のスリット10eの中に、第二の端面8bから受けられるように構成され、そして、ボルト15は、第一の端面8aからボア14の中に挿入されるように構成されている。ボルト15は、ウエッジ18の中に部分的にねじ込まれ、それによって、ウエッジ18が、楔形のスリットの表面を押し広げ、それが、スリット10eを拡大させる。円筒形リング4は、第一の端面8aに、且つ、径方向のスリット10eに隣接して且つその両側に、二つのノッチ17を有している。ノッチ17は、径方向のスリット10eの周りで円筒形リング4を圧縮するための、プライアーなどのような、工具と係合されることが可能である。この様にして、絶縁チューブの脆い内側表面に損傷を与えることなく、サポート・ブランケット1を挿入することが可能である。
図7の中に、本発明に基づくサポート・ブランケット1が示されている。ここで、この伸びアセンブリは、第二の端面8bから、円筒の軸9に対して平行なボア14を、円筒形リング4の中に有している。径方向のスリット10fは、ボア14の中に切り込まれ、径方向のスリット10fの幅は、第一の端面8aで、第二の端面8bでと比べて、より広く、そして、径方向のスリット10fの幅は、楔形のスリットを第一の端面8aから形成するように、第一の端面8aから、ボア14の方向に向けて内側に傾斜している。
この部材は、ボルト15、ナット19及びウエッジ18を有していて、このウエッジ18は、貫通孔16bを有している。ナット19は、ネジを回すことにより、ウエッジ18の貫通孔16bを介して、ボルト15を受けるように構成されている。ウエッジ18は、対応する楔形のスリットの中に第一の側8aから受けられるように構成され、そして、ボルト15は、ウエッジ18の中の貫通孔16bの中を通って、そして更にボア14の中を通って、挿入されるように構成され、ここで、ボルト15は、円筒形リング4の第二の側8bで、ナット19の中に部分的にねじ込まれる。
図8の中に、本発明に基づくサポート・ブランケット1が示されている。ここで、この伸びアセンブリは、円筒形リング4の中に、第二の端面8bから第一の端面8aまでから傾斜する円錐形の孔20を有している。円錐形の孔の中心線20は、円筒形リング4の円筒の軸9に対して平行であり、径方向のスリット10gは、円錐形の孔20の中に切り込まれている。
この部材は、ボルト15及びコーン21を有していて、このコーン21は、ネジを回すことによりボルト15を受けるように構成されたネジ付きの貫通孔16aを有している。コーン21は、対応する円錐形の孔20の中に第二の端面8bから受けられるように構成され、そして、ボルト15は、円錐形の孔20の中に、第一の端面8aから挿入されるように構成され、ボルト15の頭部が、第一の端面8aで孔の周りを取り囲む縁に当接する。ボルト15が、コーン21の中に部分的にねじ込まれ、それによって、径方向のスリット10gが拡げられて、円筒形リング4が拡大される。円筒形リング4は、第一の端面8aに、且つ、径方向のスリット10gに隣接して且つその両側に、二つのノッチ17を有している。これらのノッチ17は、径方向のスリット10gの周りで円筒形リング4を圧縮するための、プライアーなどのような工具と係合されることが可能である。この様にして、絶縁チューブの脆い内側表面に損傷を与えることなく、サポート・ブランケット1を挿入することが可能である。
図9の中に、本発明に基づくサポート・ブランケット1が示されている。ここで、この伸びアセンブリは、円筒形リング4の中に、第一の端面8aから第二の端面8bまで傾斜する円錐形の孔20を有している。円錐形の孔の中心線20は、円筒形リング4の円筒の軸9に対して平行であり、径方向のスリット10hが、円錐形の孔20の中に切り込まれている。
この部材は、ボルト15、ナット19及びコーン21を有していて、このコーン21は、貫通孔16bを有している。ナット19は、ネジを回すことにより、コーン21の貫通孔16bを介して、ボルト15を受けるように構成されている。コーン21は、対応する円錐形の孔20の中に第一の端面8aから受けられるように構成され、そして、ボルト15は、コーン21の中の貫通孔16bの中を通って、そして更に円錐形の孔20の中を通って、挿入されるように構成されている。ボルト15は、円筒形リング4の第二の端面8bで、ナット19の中に部分的にねじ込まれる。
本発明は、当然ながら、上記の実施形態のみに限定されることは決してない。その反対に、その変形についての幾つかの可能性は、添付された特許請求の範囲の中に規定された本発明の基本的なアイディアから逸脱することなく、当業者にとって明らかである。

Claims (14)

  1. 中空コア・インシュレータの絶縁チューブ(3)の内側で絶縁ロッド(2)を支持するためのサポート・ブランケット(1)であって、
    当該サポート・ブランケット(1)は、絶縁チューブ(3)の内側表面(6)に当接するためのの外側表面(5)と、絶縁ロッド(2)を支持するための内側表面(7)と、互いに反対側に位置する二つの端面と、を備えた円筒形リング(4)を有し、ここで、これらの端面は、第一の端面(8a)及び第二の端面(8b)と呼ばれ、
    当該サポート・ブランケット(1)は、中空コア・インシュレータの絶縁チューブ(3)の中に挿入されることにより、前記円筒形リング(4)の円筒の軸(9)が、前記絶縁チューブ(3)の中央の長手方向の軸と本質的に一致するように構成された、
    サポート・ブランケットにおいて、
    当該サポート・ブランケット(1)は、伸びアセンブリを有し、この伸びアセンブリは、当該サポート・ブランケット(1)が中空コア・インシュレータの絶縁チューブ(3)の中に挿入されたときに、少なくとも一つの径方向に、前記円筒形リング(4)を拡大するように駆動されるように構成された手段を有していること、を特徴とするサポート・ブランケット。
  2. 下記特徴を有する請求項1に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記手段は、前記円筒形リング(4)の第一の端面(8a)から、動作させるためにアクセス可能である。
  3. 下記特徴を有する請求項1または2に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記伸びアセンブリは、前記円筒形リング(4)を開く径方向のスリット(10a〜h)を有していて、
    前記伸びアセンブリの前記手段は、前記径方向のスリット(10a〜h)の幅を拡大することにより、前記円筒形リング(4)を拡大するように駆動されるように構成されている。
  4. 下記特徴を有する請求項3に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記伸びアセンブリの手段は、前記径方向のスリット(10a〜h)の中で、前記円筒形リング(4)の円筒の軸(9)に対して平行な方向に移動可能であり、且つ、前記径方向のスリット(10a〜h)の幅を拡大するように前記径方向のスリット(10a〜h)を規定する表面(13)と協働する表面(12)を有する、部材(11a〜d)を有している。
  5. 下記特徴を有する請求項3または4に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記円筒形リング(4)は、第一の端面(8a)で、前記円筒形リングを圧縮するための工具により係合可能な部材を有している。
  6. 下記特徴を有する請求項3から5の何れか1項に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記円筒形リング(4)は、第一の端面(8a)で、前記径方向のスリット(10a〜h)に隣接して且つその両側に、二つのノッチ(17)を有している。
  7. 下記特徴を有する請求項3から6の何れか1項に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記部材(11a〜d)および/または径方向のスリット(10a〜h)は、前記部材(11a〜d)が、前記径方向のスリット(10a〜h)の中で前記円筒の軸(9)に対して平行な方向に移動することにより、前記円筒形リング(4)を拡大するように、前記円筒の軸(9)に対して平行な方向に変化する断面寸法を有している。
  8. 下記特徴を有する請求項7に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記部材(11a〜d)は、前記径方向のスリット(10a〜h)の中で、前記円筒の軸(9)に対して平行な方向に移動することにより、前記円筒形リング(4)を拡大するように構成されたコーン(21)またはウエッジ(18)を有している。
  9. 下記特徴を有する請求項7または8に記載のサポート・ブランケット(1)、
    前記径方向のスリット(10a〜h)は、一方の端面で、もう一方の端面でと比べて広く、それによって、楔形の径方向のスリット(10a,10e,10f)ようになっていて、
    ここで、前記部材(11a〜d)は、前記楔形の径方向のスリット(10a,10e,10f)の中で移動するように構成され、それによって、前記楔形の径方向のスリット(10a,10e,10f)を拡げることにより、前記円筒形リング(4)を拡大する。
  10. 下記特徴を有する請求項3から9の何れか1項に記載のサポート・ブランケット(1)、
    ・ 前記伸びアセンブリは、、前記円筒形リング(4)の中に、第一の端面(8a)から前記円筒の軸(9)に対して平行なボア(14)を有し、
    ・ 前記径方向のスリット(10e)は、前記ボア(14)の中に切り込まれ、
    ・ 前記径方向のスリット(10e)の幅は、第二の端面(8b)で、第一の端面(8a)でと比べて広く、且つ、前記径方向のスリット(10e)の幅は、第二の端面(8b)から、前記ボア(14)の方向に向けて内側に傾斜し、それによって、第二の端面(8b)からの楔形の径方向のスリット(10e)を形成し、
    ・ 前記部材は、ボルト(15)及びウエッジ(18)を有していて、このウエッジ(18)は、ネジを回すことにより前記ボルト(15)を受けるように構成されたネジ付きの貫通孔(16a)を有し、
    ・ 前記ウエッジ(18)は、、第二の端面(8b)から、前記対応する楔形の径方向のスリット(10e)の中に受けられるように構成され、且つ、前記ボルト(15)は、第一の端面(8a)から、前記ボア(14)の中に挿入されるように構成され、ここで、前記ボルト(15)は、前記ウエッジ(18)の中に部分的にねじ込まれ、それによって、前記径方向のスリット(10e)が拡大される。
  11. 下記特徴を有する請求項3から9の何れか1項に記載のサポート・ブランケット(1)、
    ・ 前記伸びアセンブリは、第二の端面(8b)から前記円筒の軸(9)に対して平行なボア(14)を、前記円筒形リング(4)の中に有し、
    ・ 前記径方向のスリット(10f)は、前記ボア(14)の中に切り込まれ、
    ・ 前記径方向のスリット(10f)の幅は、第一の端面(8a)で、第二の端面(8b)でと比べて広く、且つ前記径方向のスリット(10f)の幅は、第一の端面(8a)から、前記ボア(14)の方向に向けて内側に傾斜し、それによって、第一の端面(8a)からの楔形の径方向のスリット(10f)を形成し、
    ・ 前記部材は、ボルト(15)、ナット(19)及びウエッジ(18)を有していて、このウエッジ(18)は、貫通孔(16b)を有し、前記ナット(19)は、ネジを回すことにより、前記ウエッジ(18)の貫通孔(16b)を介して前記ボルト(15)を受けるように構成され、
    ・ 前記ウエッジ(18)は、第一の端面(8a)から、対応する楔形の径方向のスリット(10f)の中に受けられるように構成され、且つ、前記ボルト(15)は、前記ウエッジ(18)の中の前記貫通孔(16b)の中を通って、そして更に前記ボア(14)の中を通って挿入されるように構成され、ここで、前記ボルト(15)は、前記円筒形リング(4)の第二の端面(8b)で、前記ナット(19)の中に部分的にねじ込まれる。
  12. 下記特徴を有する請求項3から8の何れか1項に記載のサポート・ブランケット(1)、
    ・ 前記伸びアセンブリは、前記円筒形リング(4)の中の円錐形の孔(20)を有していて、この孔は、第二の端面(8b)から第一の端面(8a)まで傾斜し、ここで、前記円錐形の孔の中心線(20)は、前記円筒形リング(4)の円筒の軸(9)に対して平行であり、
    ・ 前記径方向のスリット(10g)は、前記円錐形の孔(20)の中に切り込まれ、
    ・ 前記部材は、ボルト(15)及びコーン(21)を有していて、このコーン(21)は、ネジを回すことにより前記ボルト(15)を受けるように構成された、ネジ付きの貫通孔(16a)を有し、
    ・ 前記コーン(21)は、第二の端面(8b)から、前記対応する円錐形の孔(20)の中に受けられるように構成され、且つ、前記ボルト(15)は、第一の端面(8a)から、前記円錐形の孔(20)の中に挿入されるように構成され、前記ボルト(15)の頭部は、第一の端面(8a)から、前記円錐形の孔(20)の周りを取り囲む縁に当接し、ここで、前記ボルト(15)は、前記コーン(21)の中に部分的にねじ込まれ、それによって、前記径方向のスリット(10g)が拡大される。
  13. 下記特徴を有する請求項3から8の何れか1項に記載のサポート・ブランケット(1)、
    ・ 前記伸びアセンブリは、前記円筒形リング(4)の中の円錐形の孔(20)を有していて、この孔は、第一の端面(8a)から第二の端面(8b)まで傾斜し、ここで、前記円錐形の孔の中心線(20)は、前記円筒形リング(4)の円筒の軸(9)に対して平行であり、
    ・ 前記径方向のスリット(10h)は、前記円錐形の孔(20)の中に切り込まれ、
    ・ 前記部材は、ボルト(15)、ナット(19)及びコーン(21)を有していて、このコーン(21)は、貫通孔(16b)を有し、前記ナット(19)は、ネジを回すことにより、前記コーン(21)の貫通孔(16b)を介して、前記ボルト(15)を受けるように構成され、
    ・ 前記コーン(21)は、第一の端面(8a)から、前記対応する円錐形の孔(20)の中に受けられるように構成され、前記ボルト(15)は、前記コーン(21)の中の貫通孔(16b)の中を通って、そして更に前記円錐形の孔(20)の中を通って、挿入されるように構成され、ここで、前記ボルト(15)は、前記円筒形リング(4)の第二の端面(8b)で、前記ナット(19)の中に部分的にねじ込まれ、それによって、前記径方向のスリット(10h)が拡大される。
  14. 請求項1から13の何れか1項に記載のサポート・ブランケット(1)の、中空コア・インシュレータの絶縁チューブ(3)の内側で絶縁ロッド(2)を支持するための使用。
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