JP2012523639A - テキストベースの情報伝送 - Google Patents

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Abstract

条件データが満たされているかどうかに関するチェックに応じて、リンクオブジェクトの自動処理が実行されうるように、ナビゲーション・オーバーヘッドおよび/または管理/更新オーバーヘッドは、リンクオブジェクトに、リンクオブジェクトのリンク項目と関連していうる条件データを供給することによって、減少される。例えば、自動処理は、条件が満たされているそれと関連した条件データを有するリンクオブジェクトのリンク項目により参照されるオブジェクトIDを、新しく選択されたオブジェクトIDとして、自動指定することを含む。
【選択図】図4

Description

本願は、例えば、例にXMLベースのロープロファイルの情報サービスJournaline(登録商標)がある、データカルーセルのテキストベースの情報放送などのテキストベースの情報伝送に関する。
テキストベースの情報伝送を代表するデータカルーセル・テキストベース情報放送は、テキストベースの情報が技術的なオーバーヘッドを相当に低く保つことによって大量のユーザに配信されることを可能にする。例えば、受信機から放送送信機へのアップリンク又はフィードバック信号は必要ではない。ユーザが、個人の好みに従って、放送信号によって供給された情報内容を介して個々にナビゲートすることを可能にするために、その全体の情報は、他のオブジェクトを参照するオブジェクトに分けられる。それによって、オブジェクトの結果として生じるリンクした配置に相互作用的にナビゲートすることを可能にする。具体的には、メニューオブジェクトは、1つのオブジェクトからその他へ進むために、ユーザがメニュー項目の中の一つを選ぶのを可能にする。
ユーザが、例えば、各戻りボタンを押すことによってこのオブジェクトからその親オブジェクトへ移動することを可能にするために、各オブジェクトに親オブジェクトIDを供給することが可能だろうが、この種の親リンクの供給は、どのデータカルーセル放送システムにおいても供給されない、または、予め設定された親オブジェクトIDポインタが直観的な戻り動作を可能にしないように、2つ以上のメニューオブジェクトが1つのオブジェクトにリンクで進むことができるという事実のために価値さえもない。NewsService Journaline(登録商標)において、オブジェクトは、メニューオブジェクトのメニュー項目またはオブジェクトの双方向性機能リンクなどのオブジェクトのリンク項目を介して、根オブジェクトから他のオブジェクト拡張につながるリンクを有する階層的ツリー構造に配置され、そのリンク項目は他の、例えば階層的に下位のオブジェクトを指し示す。
データカルーセル・テキストベースの情報放送システムの上記特性を考慮に入れると、テキストベースの情報オブジェクトの各ツリー構造によるナビゲーションがユーザにとってわずらわしいものでありうること、または、放送信号によって放送される情報内容の更新が制限されうることは、明らかになる。例えば、放送された情報を異なる言語のユーザに利用可能にするために、テキストベースの情報ツリー構造は、交わらない根のついた木の森の形で供給されえ、各受信機に関して各根のついたツリー構造によるナビゲーションを始めるように構成されている、または、これらの根のついたツリー構造のうちの選択可能な一つでナビゲーションを始めるように構成可能である。新しい言語は、新しい木の根を有する新しい木によって適応されうる。しかし、その受信機を構成することの必要性は、時々、ユーザに受信機を構成する能力を供給する際に関連があるオーバーヘッドのために不必要である。自動車用ラジオにおいて、例えば、入力スイッチ数は、非常に制限されうる。その結果、新しくサポートされたサービス言語と関連した新しい根オブジェクトIDに対するラジオのコンフィギュレーションがあまりに厄介である。他の可能性は、全ての受信機を共通の根メニューオブジェクトでナビゲーションを始めるように構成することである。この根メニューオブジェクトは、各言語が、全体のツリーの各サブツリーに対応しており、新しい言語の追加が、単に新しくサポートされた言語と関係しているオブジェクトの新しいツリーを指し示している根メニューオブジェクトにメニュー項目を追加することを必要とするだけであるように、ユーザに言語を選択する可能性を提供する。しかし、この可能性さえ、ユーザが自分の言語で実際の情報をナビゲートするように最初に言語を選択しなければならないことを必要とする。
放送業者が直面する、データカルーセル・テキストベース情報放送の上述の特性から生じる他の問題は、そこに含まれた情報が最新であるように保つために、テキスト情報オブジェクトを連続的に更新する放送業者の必要性がある。データカルーセルに示されたいくつかの情報は、一時的な効果があるだけである。換言すれば、この情報は、各持続時間の終了に応じて、他の情報内容にオブジェクトIDを割り当てることによって、ただ限られた持続時間だけしか放送されないはずである。しかし、もっと言えば、他の情報は、周期的方法でより長い時間の間関連している。例えば、いくつかのオブジェクトIDは、有名な人の誕生日に関する情報をユーザに示すために確保されうるし、そして、特定の日付のための人の名前は、放送業者が毎日そのオブジェクトIDと関連した内容を更新しなければならない情報に関する毎年の基準に関連するようになる。
更に、データカルーセル・テキストベースの情報を放送している信号は、テキスト情報のみに制限されない。例えば、いくつかのオブジェクトは、付加データを含み、それは、ロープロファイル受信機によって無視され、この付加データについては、例えばデータに関係している特殊記号、グラフィックス、位置情報などのこの付加情報を処理することができる高レベルの受信機に専用なものである。場合によっては、低レベルの受信機を有するユーザが純粋なテキストデータよりはむしろこの付加データに依存しているそれらの主要な内容のために特定のオブジェクトにアクセスするのは時間の浪費であろう。これは、今度は、ユーザのためのナビゲーション・オーバーヘッドを増加させる。
このように、ユーザ・ナビゲーション・オーバーヘッドおよび/または放送業者の内容管理/更新のオーバーヘッドが低減されうるように、テキストベースの情報伝送構想を供給することが本発明の目的である。
この目的は、請求項1に記載の受信機、請求項12に記載のテキストベースの情報信号、請求項16に記載の伝送システム、請求項17に記載の方法、および、請求項18に記載のコンピュータ・プログラムによって達成される。
本発明は、条件データは、その条件データが満たされているか否かに関してのチェックに応じて、リンクオブジェクトの自動処理が実行されうるように、リンクオブジェクトのリンク項目と関連し、メニューオブジェクト又は他のオブジェクトへのリンクを有する他のメニューの類のオブジェクトなどのリンクオブジェクトを供給することによって、ナビゲーション・オーバーヘッドおよび/または内容管理/更新オーバーヘッドが、低減されうるという発見に基づく。例えば、自動処理は、新しく選択されたオブジェクトIDとして、条件が満たされているそれと関連した条件データを有する、リンクオブジェクトのリンク項目により参照されるオブジェクトIDの自動指定を含みうる。この場合、ユーザにリンクオブジェクトを示すことは、抑制されることさえできる。従って、ユーザは、その中の1つを選択することが、あらかじめ明らかであろうリンクオブジェクトのリンク項目の1つを選択することに関係しない。あるいは、自動処理は、ユーザに、例えば、視覚的に、および/または、聴覚的に、プレゼンテーションを示されるようにし、新しく選択されたオブジェクトIDとして、ユーザ操作可能なセレクタを介してユーザにより(例えば、手動で)選択されるリンクオブジェクトのリンク項目により参照されるオブジェクトIDを指定することに関する条件データの上述のチェックに依存する方法で、リンクオブジェクトのリンク項目を示すことを含みうる。チェックの結果への依存によって、条件が満たされているそれと関連した条件データを有するリンク項目は、例えば、他と比較して、ユーザ操作可能なセレクタを介したユーザによるこれらのメニュー項目を選択することを容易にするために、メニューの始めに配置されうる。その逆も同様にありえる。他の実施形態によって、または、他のリンクオブジェクトのために、チェックの結果への依存は、条件が満たされているそれと関連した条件データを有するリンク項目が、例えば、リンク項目の中の順番が変更されないまま、他のリンク項目に対してユーザに、より認識可能であるように強調されうるように、実施されうる。さらにまた、その逆も、これらのリンク項目がより認識可能でないように示されるように、同様にありえる。さらに他の実施形態によって、または、さらに他のリンクオブジェクトのために、チェックの結果への依存は、条件が満たされていないそれと関連した条件データを有するリンク項目が、例えば、無視されうるように、実施されうる。こうして、メニューは短くなる。この場合も、その逆も条件が満たされているそれと関連した条件データを有するこれらのリンク項目がメニューから削除されるように、同様にありえる。
リンクオブジェクトのリンク項目と関連した条件データは、さまざまな選択基準に属しうる。例えば、条件データは、放送受信機の言語設定、現在の日付、現在時刻、現在の週日、受信機の現在位置、受信機が現在同調しているオーディオまたはビデオのチャンネル、受信機のディスプレイ機能、受信機の現在位置を測定する受信機の能力、ナビゲーションを実行する受信機の能力、外部のデータネットワークにアクセスする受信機の能力および受信機のデータ通信機能の一つ以上との比較を必要としうる。自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの中の条件タイプ表示は、リンクオブジェクト内の条件データが参照するのはこれらのありえる選択基準のうちのどれなのかを特定するのに使用されうる。
本発明の一実施形態によって、リンクオブジェクトの自動リンク処理のための機構は、自動リンク処理機能をサポートしないJournaline(登録商標)受信機が、自動処理をサポートしているオブジェクトを受信するときに、標準Journaline(登録商標)リンクオブジェクトをリンク選択のためにユーザに表示するような方法で、Journaline(登録商標)受信機に適用される。古いJournaline(登録商標)が自動処理をサポートしているメニューオブジェクトを処理することを可能にするために、新しい自動処理をサポートしているメニューオブジェクトは、オブジェクトヘッダーセクションの中で、現存するオブジェクトタイプをまだ使用する。自動処理が関係している情報はまた、新規なJMLコードを使用することにより、リンクオブジェクトに導入されない。むしろ、自動処理機構は、自動処理機構を解すことができない受信機には無視される、後に続くデータセクションの長さを指定する長さ表示が後に続く、エスケープシンボルを含んでいるエスケープ・シーケンスを介して、現存するオブジェクト構文の中に構築される。
本発明の好ましい実施形態は、図に関してより詳細に以下に説明される。
図1は、本発明の一実施形態による放送システムのブロック図を示す。 図2は、本発明の一実施形態による方法オブジェクトを示している概略図を示す。 図3は、一実施形態によるメニューオブジェクトをサポートしている自動処理の概略図を示す。 図4は、一実施形態によるオブジェクトの階層ツリー構造の概略図を示す。 図5は、一実施形態による受信機のブロック図を示す。 図6は、一実施形態による図5の受信機の処理装置の動作モードを示しているフローチャートを示す。 図7は、一実施形態による図5の受信機のメニューオブジェクト処理のフローチャートを示す。 図8は、一実施形態によるタイプメニューのJMLオブジェクトの典型的な変形例の概略図を示す。
模範的に以下で概説される実施形態が、データカルーセル・テキストベースの情報放送に関することに留意されたい。しかし、本発明は、カルーセルベースのデータ伝送にも、放送にも制限されない。むしろ、以下に概説される実施形態と異なって、本発明はまた、データオブジェクトが要求に応じて転送されるデータ伝送にも適用されうる。同様に、以下に概説される実施形態と異なって、本発明はまた、要求により伝送を命令される又はされない特定のアドレスに向けられたアドレスベースのデータ伝送にも適用されうる。そして、このように、以下に概説される実施形態はまた、これらのアプリケーションに振り替えられうる。しかし、以下の実施形態は、本発明の原理の理解を容易にするために、特定の可能性、すなわち、カルーセルベースの放送に関して概説される。
図1は、一実施形態によるデータカルーセル・テキストベースの情報放送システムを示す。その方式は、信号12を受信するための対応する受信機14にデータカルーセル・テキストベースの情報放送信号12を送る放送伝送システム10を含む。放送伝送システム10は、複数の一意なオブジェクトIDのために、それぞれの情報オブジェクトが保存されたオブジェクトメモリ16を含む。特に、異なるテキスト情報または異なるテキスト情報が関係している対象への一意なオブジェクトIDの関連付けを含んでいるメモリ16の中の情報オブジェクトの更新および/または管理18は、放送伝送システム10によって含まれたオブジェクトマネージャ20によって実行される。オブジェクトマネージャ20は、例えば、ニュース編集者が放送することを望むテキスト情報を一意なオブジェクトIDにマップする際に、その編集者を援助しているコンピュータである。
更に、放送伝送システム10は、放送送信機22を含む。放送送信機22は、データカルーセルの形でメモリ16に保存されたオブジェクト24を放送するように構成される。すなわち、放送送信機22は、各オブジェクトIDと関連した繰り返し率で、繰り返し、各オブジェクトIDのテキスト情報オブジェクト24を送信する。
受信機14は、データカルーセル・テキストベースの情報放送信号12を受信して、そのユーザが情報オブジェクト24の中のメニューオブジェクトのメニュー項目を選択することによって前記信号のテキスト情報内容をナビゲートすることを可能にする。
例えば、受信機14は、データカルーセル・テキストベースの情報放送信号12が埋込まれたデジタルオーディオ放送信号を受信する専用のラジオでありうる。あるいは、受信機は、テレビ受信装置またはいくつかの他のマルチメディア装置でありうる。そして、信号12は、マルチメディア、オーディオ、ビデオおよび/またはデータ放送信号の一部でありうる。説明の便宜だけのために、以下の記載では、単にオーディオ変形例だけが説明される。しかし、オーディオ・オプションが言及されるときはいつでも、他の可能性は特に言及されていなくても、ありえる変形例である。
以下で、より詳細に概説されるように、受信機14は、グラフィックまたはテキストディスプレイ、プリンタまたは、加えて、または、あるいは、ユーザに示すためのラウドスピーカなどのプレゼンテーション装置を含みうる。そして、プレゼンテーションは、オブジェクト24のテキスト内容、または、各プレゼンテーション装置にプレゼンテーションを出力するための少なくとも出力を示す。したがって、放送伝送システム10は、デジタルオーディオ/ビデオ/データ放送システムの一部でありえる。しかし、本発明は、ワイヤレス伝送のこの例に制限されない。むしろ、受信機14への信号12のいかなる無指向性伝送も、使用されうる。
すでに上記で概説され、そして、図4に関して以下でより詳細に記述されるように、信号12に含まれるテキスト情報は、オブジェクト24の中のリンクオブジェクトによって階層ツリー構造で同様に構成されうるオブジェクト24に分割される。特に、各オブジェクト24は、特定のオブジェクトタイプでありえる。オブジェクトタイプの中で、リンクオブジェクトおよび非リンクオブジェクトは、区別されうる。リンクオブジェクトは、他のオブジェクトを指し示している、および、受信機と相互作用することによりユーザにより選択可能である、リンク項目を含む。リンクオブジェクトは、例えば、他のオブジェクトを指し示しているホットボタンを有するメニューオブジェクトまたはテキストオブジェクトでありえる。単純化のために、以下の記載において、リンクオブジェクトは、メニューオブジェクトであるとみなされる。しかし、明示的に言及されていなくても、以下の実施形態は、他のオブジェクトタイプに読みやすい方法で交換可能である。
メニューオブジェクトは、例えば、ユーザに示されるメニューをもたらし、そのメニューは、ユーザが選択しうる、および、他のオブジェクトIDを用いて他のオブジェクトを参照する又は指し示すメニュー項目を含む。
以下でメッセージオブジェクトと呼ばれる非リンクオブジェクトは、他のいかなるオブジェクトIDへのいかなる参照またはポインタも含まず、単にその一意なオブジェクトIDを用いることによって、一つ以上のメニュー(またはリンク)オブジェクトによって指し示されうるだけである。
図2は、メッセージオブジェクト26のための例を示す。図に示すように、メッセージオブジェクトは、その一意なオブジェクトID26aおよび情報26bを含む。情報26bは、純粋なテキストを含みうる、または、個別記号、グラフィックまたは画像またはビデオシーケンスのようないくつかのマルチメディア要素などのいくつかの付加データによって補充されうる。丸括弧によって示されるように、メッセージオブジェクト26が単にセクション26bに非テキスト情報を含むだけであることは可能でありうる。エスケープシンボルは、セクション26bの付加的な非テキスト情報部分を処理できない受信機14との下位互換性を保証し、その代わりに単にユーザにそのテキスト部分を示すために使用されうる。
図3は、オブジェクトID28a、タイトルセクション28bおよび1つ又はいくつかのメニュー項目28cを含むようにメニューオブジェクト28を示す。図3に示すように、各メニュー項目28cは、他のオブジェクトIDを参照するポインタ30をそれと関連させている。更に、メニュー項目28cのうちの少なくとも1つは、受信機側で、満たされているか否かをチェックされうる条件を定めている条件データ32とそれを関連させている。以下で概説されるように、1つのメニュー項目28cと関連した条件データは、全て、あるいは、少なくとも1つの条件が満たされる場合には満たされるその条件データ32を有する2つ以上の条件データからなることもある。それから、各チェック結果に基づいて、メニューオブジェクト28の自動処理は、以下でより詳細に述べるように実行される。
タイトルセクション28bは、タイトルを示しているテキスト情報を含む。同様に、各メニュー項目セクション28cは、各メニュー項目を示しているメニューラベル33、すなわちテキスト情報を含む。
更に、明示的に上記で述べられてはいないが、メッセージオブジェクト26およびメニューオブジェクト28は、メニューオブジェクトをメニューオブジェクトとして、および、メッセージオブジェクトをメッセージオブジェクトとして同定するために、その間で識別することを可能にするオブジェクトタイプ識別子を含みうる。更に、図2および図3において示されたオブジェクトタイプの他に、他のオブジェクトタイプは、同様に利用可能でありうる。
図2および図3がメッセージ及びメニューオブジェクトを例示する方法は、説明のための性質でしかない。そこに示されたデータセクションは、これらの図に示すように上から下に順番にオブジェクトの中に順次配置されうる、または、各オブジェクトの中に他の方法で配置されうる。さらに、いくつかのデータセクションは、例えば、タイトルセクション28bなどは、任意でありうる、または、供給されないことさえありうる。更に、データセクション28a〜28cおよび26aおよび26bは、固定の前もって定められたサイズでありえる、または、例えばそれぞれの次のセクションの最初などの、セクション間の境界を示しているそれぞれ区分化しているシンボルを用いてサイズを変更しうる。同様に、ポインタ30、条件データ32および/またはメニューラベル33は、それらが属する、または、それらが形成する各共通の隣接さえしたメニュー項目セクション28cの中に、必ずしも含まれる必要があるわけではない。むしろ、共にメニュー項目28cを形成しているポインタ30、条件データ32およびメニューラベル33の間の関連が受信機側で導き出せれば充分である。更に、メニュー/リンクオブジェクトと非リンク/メッセージオブジェクト間の違いは消えうるし、そして、オブジェクトタイプ表示は、リンク項目の存在の有無が単にあるだけであるこれらのオブジェクト間の違いに関して、用いられなくなりうる。ここで、リンク項目は、上記で概説されたように、各オブジェクトのプレゼンテーションのどこかに位置付けられたメニューオプションの順序付けられたリストまたはホットボタンを形成しているメニュー項目でありえる。このように、図3はまた、「リンク」と「メニュー」を交換すること、および、「テキストベースの情報」と「タイトル」と交換することによって、より一般的なリンクオブジェクトのための例を示しているものと解釈されうる。さらにまた、以下で、説明の便宜のために、メニューオブジェクトを参照するだけであり、そして、この以下の記載は、同じ方法で、すなわち、用語「リンク」と「メニュー」を交換することで、リンクオブジェクトのいかなる種類にも容易に交換されうる。最後に、以下の記載で、用語「メニュー項目」もまた、時々、同上を示している各「メニューラベル」を意味するために使用されることに留意されたい。
すでに上記で強調したように、オブジェクト24に含まれた情報内容は、メニューオブジェクト28によって階層的に構成される。これを示すために、図4を参照する。図4は、メニューオブジェクトのメニュー項目のポインタにより定められるように示されたツリー構造に配置されたメニューオブジェクトおよびメッセージオブジェクトを示す。特に、メニューオブジェクトは、丸みを帯びた角を有し、「M」で付された長方形44によって示され、そして、メッセージオブジェクトは、直角の角を有し、「T」で付された長方形によって示される。すでに上で示したように、各オブジェクト24は、一意なオブジェクトIDを割り当てられる。換言すれば、図4に示されたオブジェクト24は、それぞれ、それと関連した一意なオブジェクトIDを有する。そして、それは、図4に示された他のいかなるオブジェクト24のオブジェクトIDとも異なっており、これらのオブジェクト24の各々は、信号12(図1)を介して繰り返し送信されている。さらにまた、その繰り返される伝送は、他の非データカルーセル・アプリケーションにおいて離れたままにされ、その伝送はインターネットを介するなど、要求に応じて実行されさえしうる。しかし、以下では、特定の実施形態は、説明の便宜のためだけに、データカルーセル伝送に関して説明される。
図4に示すように、メニューオブジェクト34のうちの1つは、図4の場合には、模範的にオブジェクトID0x0000である特定のオブジェクトIDと関連している。このオブジェクト36は、オブジェクト24がポインタ30によって構築されるツリー構造38の根を形成する。根オブジェクト36の特定オブジェクトIDは、受信機14に知られていることもあり、最初に、受信機をオンにすると、即座に、受信機によってユーザに示されることもある。根オブジェクト36は、階層ツリー構造38の第1の階層レベルを形成する。根オブジェクト36のメニュー項目のポインタ30は、異なるオブジェクトIDを有し、根オブジェクト36から始まり第2の階層レベルに伸びているオブジェクト24の矢印によって示されるように、第2の階層レベルを形成しているオブジェクト24を指し示す。第2の階層レベルのメニューオブジェクトは、同様に、それぞれ異なるオブジェクトIDを有するオブジェクトを指し示しているポインタを有するメニュー項目を有する。
オブジェクト24の「階層レベル」は、根オブジェクト36から各オブジェクトに最も短い可能なパスとして定められうる。階層レベルの範囲は非制限的でありうるが、実施形態によって、階層レベルの数は、例えば20階層レベルなどのある最大値に制限されうる。同様に、メニューオブジェクト34ごとのメニュー又はリンク項目の数は、無制限でありえる、または、ある最大値に制限されうる。図4の場合、階層レベルの数は、20に制限されることを例として示されており、そして、メニューオブジェクト34につきリンクまたはメニュー項目の数は、最大32に制限されることを例として示される。
図4に示されるように、オブジェクト24は、2つ以上のメニューオブジェクトの各メニュー項目によって参照されうる、または、指し示されうる。更に、特定のメニューオブジェクト34のメニュー項目のポインタは、次の階層レベルのオブジェクトを指し示すことに制限されない。むしろ、特定の階層レベルのメニューオブジェクトは、図4に点線で示されているように、より小さい階層レベルの中に異なるオブジェクトIDを有するオブジェクトを指し示しているメニュー項目を有しうる。
図5は、一実施形態による受信機14の一例を示す。受信機14は、データカルーセル・テキストベースの情報放送信号12(図1)を受信するためのアンテナ40と、処理装置42と、ユーザ操作可能なセレクタ44と、スピーカ46と、ディスプレイ48と、メモリ50とを含む。
アンテナ40は、受信信号12のためのものであり、信号12の有線伝送の場合には、接触ベースの受信器入力と交換されうる。特に、図5に示された受信機14は、処理装置42がアンテナ40を介して音声放送信号から音声チャンネルを抽出するように、そして、ユーザに提供するために、同上をスピーカ46に出力するように構成されている、音声受信機またはラジオでありうる。ここで、処理装置42は、音声放送信号から抽出されスピーカ46に出力されるようにチャンネルを変えるためにユーザ操作可能なセレクタ44またはいくつかの他の入力を操作しているユーザに応答しうる。しかし、あるいは、受信機14は、特にテキスト情報を信号12から抽出する専用の受信機でありえ、その場合には、スピーカ46は受信機14によって含まれないこともある。更に、アンテナは、受信機の外部にありうる。例えば、アンテナは、受信機が組み込まれうる車のフロントガラス、後部スクリーンまたは側窓に統合されたアンテナでありうる。
以下でより詳細に述べるように、処理装置42は、オブジェクトのツリー38(図4参照)をナビゲートする際にユーザを援助するように構成される。特に、処理装置42は、放送信号12又はそれのキャッシュに格納された部分をモニターし、それと関連した選択されたオブジェクトIDを有するオブジェクト24を検出し、そして、同上が、以下に述べるように、ユーザに実際に表示される場合には、プレゼンテーション・スクリーンにこの情報オブジェクトの内容を示すように構成される。処理装置42は、ディスプレイ48にプレゼンテーション・スクリーンを出力する。現在表示されるオブジェクトがメニューオブジェクトである場合、ユーザは、メニューオブジェクトのメニュー項目のうちの1つを選択することを促される。特に、ユーザは、ユーザ操作可能なセレクタ44を用いてメニュー項目のうちの1つを選択することが可能である。
セレクタ44は、例えば4―トグルスイッチなどのトグルスイッチまたは回転つまみでありうるし、または、タッチ画面機能またはそれらの組み合わせを含みうる。音声制御を可能にしている音声認識入力機能さえ、可能であろう。サポートされた入力変形例に応じて、処理装置は、例えば、何らかのスイッチまたはそのようなものを押すことによりユーザがその選択を容認することに応じて選択される、実際に選択可能なメニュー項目を強調するように構成されうる。
処理装置42は、ユーザによる特定のメニュー項目の選択に応じて、新たに選択されたオブジェクトIDとしてこのメニュー項目により参照されたオブジェクトIDを指定するように構成される。ここで、処理装置42は、さらに、それと関連したこのオブジェクトIDを有するオブジェクト24を検出するなどのために、放送信号12またはキャッシュに格納されたキャッシュされたその一部をモニターする。処理装置42は、アクセスする順に最近アクセスされたオブジェクトIDのトラックを保持するために、メモリ50を使用しうる。換言すれば、処理装置42は、パス履歴をメモリ50に格納しうる。そして、パス履歴は、根オブジェクト36からその他のオブジェクト24にナビゲートするときに、通り抜けたオブジェクトIDのリストを含む。メモリ50に格納されたパス履歴は、特定の数のオブジェクトIDに制限されえ、この数は、例えば、階層レベルの最大数に等しい、または、後者より大きい。処理装置42は、例えば親メニューに戻るというユーザの要望を示している受信機14のユーザ操作可能なセレクタ44または何らかの他の入力手段を用いることによって、ユーザがこの前のメニューに戻ることを要求することに応じて、現在表示されたオブジェクトに到達したところからメニューオブジェクトのオブジェクトIDを得るために、パス履歴を使用しうる。新しく選択されたオブジェクトIDがメモリ50に格納されたパス履歴リストにすでに存在する場合には、処理装置42は、履歴パスを短くするように構成されうる。更に、処理装置42は、最大数を上回っているパス履歴における異なるオブジェクトIDの数に応じて、パス履歴リストから最も古い又はその他のオブジェクトIDを取り除くように構成されうる。
例えば、ディスプレイは、TFT、LCDまたはOLEDディスプレイなどのテキストまたはグラフィックディスプレイでありうる。アンテナと同様に、同上は、受信機の外部にありうる。例えば、ディスプレイ48は、受信機が組み込まれうる、および、例えば、他のソースからのナビゲーションまたはビデオ情報などの他の情報を表示するために使用されもする車のディスプレイでありうる。
受信機の機能の実施形態が以下でより詳細に説明される前に、図5の受信機が単に特定の実施形態であるというだけであり、いくつかの変更がなされても同じ又は同様の効果を得うるということに留意されたい。例えば、図5の受信機は、情報オブジェクトのテキスト内容をユーザに示すためのデバイスとしてディスプレイ48を含むことを示されたが、ラウドスピーカ46などの他のプレゼンテーション装置も同様に可能である。その場合、処理装置は、プレゼンテーションをユーザに示されるようにする際に、リンク/メニューラベルなどのオブジェクトのテキスト内容を音声に変換するように構成されるだろうし、または、プリンタの場合には、処理装置は、プレゼンテーションをユーザに示されるようにする際に、プリンタドライバに関与する。更に、受信機は、コンピュータでありえる。更に、テキストベースの情報信号がデータカルーセル放送信号でない場合、受信機は、選択されたオブジェクトIDを有するオブジェクトをさえぎるためにデータカルーセル信号をモニターする代わりに、現在選択されたオブジェクトIDを有するオブジェクトを中継局からオーダーする又は抜き取るように構成されうる。しかし、以下の記載は、実例としてデータカルーセル信号アプリケーションに焦点を合わせる。
図6を参照して、受信機14の動作モードは、一実施形態により説明される。例えば、受信機14に切り換えるときなどの、放送信号12によって示された情報サービスに入るときに、選択された又は現在のオブジェクトIDはステップ60において初期化される。例えば、上記ですでに説明されたように、選択されたオブジェクトIDは、根オブジェクト36(図4)のオブジェクトIDに初期化されうる。そこにおいて、処理装置42は、それと関連した選択されたオブジェクトIDを有するデータカルーセル放送信号12の範囲内の次のオブジェクト24を抽出62する。加えて、抽出62の前に、処理装置は、例えばメモリ50の内部オブジェクトキャッシュから、選択されたオブジェクトIDを有するオブジェクトのキャッシュに格納されたバージョンを引き出そうとしうる。利用可能であれば、処理装置は、キャッシュに格納されたバージョンを使用しうるし、後述するようにオブジェクトを解析することに移りうる。さらにまた、非データカルーセル・システムにおいて、ステップ62は、サーバから選択されたIDを有するオブジェクトを能動的に要求している処理装置42を含みうる。
このオブジェクトを解析する際に、処理装置42は、ステップ62で得られたオブジェクトがステップ62においてメニューオブジェクトであるかに関して決定する。もしそうでなければ、処理装置42は、ステップ66においてディスプレイ48にオブジェクト内容を示す。ユーザは、現在の/選択されたオブジェクトIDを有する現在のオブジェクト内に含まれるテキストを読み取る若干の時間を必要としうる。そして、この間に、待ちループ68を経て、処理装置42はサイクル動作する。特に、処理装置42は、ユーザが、例えばステップ70において受信機14のユーザ操作可能なセレクタ44または何らかの他の入力手段をモニターすることによって、上述したパス履歴から前のメニューオブジェクトに戻ることを要求するかに関してチェックする。これがそうでない時間の間、処理装置42は、放送信号が現在の/選択されたオブジェクトを有する他のオブジェクトを伝送するかに関して決定し、そうであれば、このより最近伝送されたオブジェクトが現在表示されたオブジェクトと比較して変更されたかに関して決定するために、放送信号をモニターする。ここで、処理装置42は、図2には示されていないが、どのメッセージオブジェクトも含む修正インデックスに基づいてこの決定を実行しうる。任意選択で、より現実のオブジェクトが見つかった場合、処理装置42は、ステップ72においてディスプレイ48に表示されたプレゼンテーション・スクリーンを現実化しうる。さらにまた、非データカルーセル・システムにおいて、ステップ72は、選択されたIDを有するより新しいバージョンのオブジェクトが利用可能かどうかに関して、サーバで能動的に及び断続的にチェックし、もしそうであれば、プレゼンテーション・スクリーンを更新する、処理装置42を含みうる。
更に、ユーザが前のメインオブジェクトに戻ることを要求するとすぐに、処理装置42は、ステップ74において新しく選択されたオブジェクトIDとしてメモリ50のパス履歴の最近のアクセスされたオブジェクトIDを指定する。ここで、演算はステップ62に移る。
処理装置42が、ステップ64において、それと関連した選択されたオブジェクトIDを有するオブジェクトがメニューオブジェクトであることを決定する場合、演算は、図7に関してより詳細に説明されるメニューオブジェクト処理76に移る。
メニューオブジェクトを処理するときに、処理装置42は、最初に、ステップ80において、受信機14自体が自動処理をサポートするかどうかに関して、または、受信機の自動処理機能がユーザによりアクティブにされるかどうかに関して決定する。そうでない場合には、処理装置42は、メニュー項目の条件データ32(図3参照)を無視して、通常にメニューオブジェクトを処理する。それで、現在のメニューオブジェクトが自動処理をサポートしているオブジェクトである場合、処理装置42は最終的な条件データを無視して、通常にステップ82においてメニューオブジェクトを処理する。異なるオブジェクトタイプによれば、図3に示される条件データ32を含まない通常のメニューオブジェクトが自動処理メニューオブジェクトと共に共通の出口を出ていく場合、処理装置42は、ステップ82において同じように両方のタイプを処理する。それで、処理装置42は、ステップ70および72において図6に示されたものと同様のループでサイクル動作するが、処理装置42は、ユーザが前のメニューに戻ることを指示することにだけでなく、現在の通常のメニューオブジェクトのメニュー項目のうちの1つと関連したオブジェクトIDを有するオブジェクトに変更するユーザ操作可能なセレクタ44を用いたユーザの命令にも応答する。換言すれば、ステップ82において、処理装置42は、ディスプレイ48にメニューを表示し、そして、ユーザがメニュー項目のうちの1つを選択する場合、処理装置42は現在のオブジェクトIDを、選択されたメニュー項目28cのポインタ30(図3参照)が参照するオブジェクトIDに変更する。この時間まで、または、ユーザが前のメニューに戻ることを要求するまで、現在表示されたオブジェクトIDを有する、および、異なる修正インデックスを有するメニューオブジェクトが放送信号において生じる場合、処理装置42はメニューを現実化しうる。さらにまた、非データカルーセル・システムにおいて、処理装置42は、選択されたIDを有するより新しいバージョン・オブジェクトが利用可能かに関して、サーバで能動的に及び断続的にチェックすることができ、そうであれば、プレゼンテーション・スクリーンを更新する。決定80を実行する際、処理装置42は、例えば、ユーザの好みによりユーザ設定可能であるメモリ50内の状態をチェックする。例えば、ユーザが、処理装置42に、自動処理をサポートしているメニューオブジェクトを自動的に処理することを望まない場合、ステップ80および82により、これらのメニューオブジェクトは通常のメニューオブジェクトのように処理される。しかし、受信機14が自動処理をサポートしているメニューオブジェクトの自動処理を絶え間なくサポートする場合、ステップ80および82が無視されうることは留意される。
しかし、自動処理がサポートされる場合、処理装置42は、ステップ84において、現在のメニューオブジェクトが自動処理をサポートしているオブジェクトであるかに関して決定する。そうでない場合、処理装置42は、ステップ82に関して上述したように通常のメニューオブジェクトを処理する。しかし、通常のメニューおよび自動処理をサポートしているメニューオブジェクトの前述の共通で存在しないが、後者だけ存在することはまた可能である点に留意されたい。この場合、ステップ84および86は、無視されうる。
しかし、自動処理がサポートされる又はアクティブであり、現在のオブジェクトが自動処理をサポートする場合、処理装置42は、ステップ88において、自動処理をサポートしているメニューオブジェクトと関連した選択タイプが、受信機14に知られているか否かに関して決定する。以下により詳細に述べるように、放送信号12により、自動処理をサポートしているメニューオブジェクト28(図3参照)の中の条件データ32が、複数の異なるタイプの条件のうちの1つに関係することを可能にすることは、可能である。すなわち、放送信号12は、条件のタイプがオブジェクトごとに異なる自動処理をサポートしているメニューオブジェクト28を含みうる。更に、1つの自動処理選択メニューオブジェクト28内の条件データは、1つの条件タイプにだけ向けられるように任意で制限されうる。選択/条件のタイプのための例は、受信機が、言語、日付、時間、週日、地理的領域、受信機が同調されうるオーディオ又は動画チャンネル、ディスプレイ機能、受信機の現在の位置を決定するハードウェア機能、ナビゲーションを実行するハードウェア機能、外部データネットワークにアクセスするハードウェア機能、および/または、ユーザがデータ伝送することを可能にするハードウェア機能を含む。
処理装置42または受信機14が、現在のメニューオブジェクトの選択タイプを知らない、または、処理できない場合、処理装置42は、条件データが満たされていない、または、条件/選択タイプが知られていない場合には、これらのメニュー項目のいくつかがデフォルトにより選択されることになるかどうかについて、または、メニュー項目のいくつかが使用可能であるデフォルトフラグとそれと関連させているかどうかについて、決定するためにメニュー項目をチェックする。このチェックは、ステップ90において実行される。ステップ90は、任意である。すなわち、この種のデフォルト表示機能は、放送信号12の範囲内で供給される必要はない。メニュー項目のいずれもデフォルトで選択されることが示されない場合、ステップ82および86の場合にあったように、処理装置42は、ステップ92において、現在の自動処理をサポートしているメニューオブジェクトを処理する。すなわち、条件データは無視され、そして、メニューオブジェクトは通常に処理される。
それから、処理装置42は、2つ以上のこれらのメニュー項目がデフォルトにより選択されるかどうか、および、メニュー項目のいくつかが使用可能であるデフォルトフラグをそれと関連させているかどうかについて、それぞれ、決定するために、メニュー項目をチェックする。そうでない場合、すなわち、メニュー項目のちょうど1つがデフォルトにより選択されるように指示される場合、処理装置42は、ステップ94において自動的に各リンク/メニュー項目を選択し、その処理が図6のステップ62に移ると共に、新しく選択されたオブジェクトIDとして、前記メニュー項目のポインタにより指し示されたオブジェクトIDを指定する。あるいは、デフォルトによるメニュー項目の表示は、ディスプレイ48にメニューを表示するときに、すでにステップ82に関して上記の概説されたように、ユーザの入力を待つと共に、処理装置42がメニューにおいて前記リンク項目を強調すること、同上を最初の位置に配置すること、または、ステップ94においてデフォルトメニュー項目だけを保持するためにメニューを短くすることを単にもたらすだけである。後者の場合、自動処理は、その選択が、デフォルトメニュー項目が表示されるメニューの中で強調されるという事実のためにユーザによって手動で実行されるのをおそらく容易にする。自動選択変形例によっては、ユーザは、メニューに関して悩まされることさえないかもしれない。すなわち、オブジェクト・ツリーによるユーザのナビゲーションが容易になされる可能性が高いように、処理装置42はユーザにメニューを表示することを抑制しうる。
2つ以上のメニュー項目がデフォルトにより選択されることになり、そして、使用可能であるデフォルトフラグをそれと関連させている場合、それぞれ、処理装置42は、ユーザにメニューを示すときに、メニューの前記リンク項目を強調しつつ、メニューの最初の位置に同上を配置しつつ、または、ステップ100においてデフォルトメニュー項目を単に保持するためにメニューを短くしつつ、メニューをユーザに示す。
選択タイプが知られている場合、処理装置42は、ステップ96において、その条件データが満たされているいくつか又は少なくとも1つのメニュー項目が存在するかどうかを決定する。決定96がその条件データが満たされているメニュー項目がないことを明らかにする場合、その過程は、デフォルト表示がチェックされるステップ90に移る。しかし、その条件データが満たされているメニュー項目が少なくとも1つある場合、処理装置42は、それからステップ98において、その条件データが満たされている2つ以上のリンク/メニュー項目があるかどうかを決定する。もしあれば、処理装置42は、ステップ100においてその条件データが満たされているリンク/メニュー項目を強調しつつ、同上をメニューの最初の位置に配置しつつ、または、単に満たされているその条件データを有しているリンク/メニュー項目だけを保持するためにメニューを短くしつつ、ディスプレイ48にメニューを表示する。その逆もまたありえる、すなわち、処理装置42は、満たされているその条件データを有するリンク/メニュー項目を見えにくくさせるように表示しつつ、同上をメニューの最後の位置に配置しつつ、または、満たされているその条件データを有するリンク/メニュー項目を取り除くことによってメニューを短縮しつつ、ディスプレイ48にメニューを表示しうる。これらのオプションのうちの1つの選択は、固定されうる、または、選択タイプに依存しうる。
しかし、それの条件データが満たされているリンク/メニュー項目がただ1つしかない場合、プロセスはステップ94に移る。すなわち、処理装置42は、自動的に一致しているリンク/メニュー項目を選択して、前記メニュー項目のポインタにより指し示されたオブジェクトIDを新しく選択されたオブジェクトIDとして指定し、それからその処理は図6のステップ62に移る。あるいは、すでにステップ82に関して上記で概説されたように、ディスプレイ48にメニューを表示するときに、ユーザの入力を待ちつつ、メニューに前記リンク項目を強調し、同上を最初の位置に配置し、または、単にステップ94のデフォルトメニュー項目だけを保持するためにメニューを短くする。さらにまた、その逆もありえる、すなわち、満たされているその条件データを有するリンク/メニュー項目をあまり視認できないように表示する、同上をメニューの最後の位置に配置する、または、満たされているその条件データを有するリンク/メニュー項目を取り除くことによってメニューを短縮しつつ、ディスプレイ48にメニューを表示しうる。
処理装置42によって実行された実際の処理および条件データが満たされているか否かの決定(ステップ96および98)は、条件データの種類に依存する。例えば、条件データが、特定の日付または特定の時間またはどこかの週日などを示す場合、処理装置42は、処理装置が例えば内部クロックから後者の情報を得て、各条件データを現在の日付、現在時刻または現在の週日に関する情報と比較する。条件タイプが言語である場合、処理装置42は、条件データを、例えば、内部の言語設定と比較する。例えば、この言語設定は、受信機14の製造者から固定されうる。あるいは、ユーザが、自分が示されるテキスト情報の好ましい言語を変えることができるように、言語選択は、ユーザ設定可能でありうる。条件タイプが受信機14のハードウェア機能を示している場合、例えば、処理装置42は、条件データを、例えば、その受信機がどれくらい古いものか、そして、その受信機がどの程度各リンク項目を介して到達可能なオブジェクトの特定の部分を処理することができるかを反映している受信機14のバージョン番号と比較する。換言すれば、処理装置は、条件データを、放送受信機の言語設定、現在の日付、現在時刻、現在の週日、受信機の現在位置、受信機が現在同調しているオーディオまたはビデオのチャンネル、受信機のディスプレイ機能、受信機の現在位置を測定する受信機の能力、ナビゲーションを実行する受信機の能力、外部のデータネットワークにアクセスする受信機の能力および受信機のデータ通信機能の1つ以上と比較することができる。
条件データが満たされている場合のメニュー項目のプレゼンテーションは、条件タイプそのものに依存しさえする点に留意する必要がある。例えば、条件データが満たされている場合のメニュー項目は、その条件がその言語に関係するとき、ユーザに、より認識可能に示される一方、条件データが満たされている場合のメニュー項目は、その条件が受信機の最低限のハードウェア機能に関係するとき、ユーザがその内容が十分な方法でも受信機には役立たないオブジェクトを指し示しているメニュー項目を選択することをできなくする又はより困難にするために、隠されうる又はユーザに認識されにくくされうる。
いずれにせよ、ステップ94および100で実行された自動処理は、放送信号12の範囲内に含まれた情報サービスによるユーザのナビゲーションを容易にする。例えば、条件が満たされている又はデフォルトで選択されるように示されている条件データを有するリンクの強調表示によって、各メニュー項目の選択がユーザにとってより容易になる。この方法によって、ユーザにとってメニュー項目の選択を容易にすることは可能である。そして、そのことは、おそらく他のメニュー項目よりもユーザによって優先させられることになる可能性が高くなる。例えば、ユーザは自分の好みによってその好ましい言語を設定でき、その結果、この言語に関係している各メニュー項目が他のメニュー項目と比較してメニューの中で強調される。オブジェクトマネージャ(図1参照)は、同様に、これらの日付またはデイタイムを示している条件データを有する、それらの語義の内容に従って、特定の日付又はデイタイムの間興味を起こさせるだけであるメニュー項目を、これらの時間の間、これらのメニュー項目にユーザの注意が引かれるように、供給しうる。
上記のように、強調表示は、他のメニュー項目と比較して各メニュー項目のユーザの選択を容易にしうる。満たされていない条件データを有するメニュー項目を表示することを抑制することさえ、可能である。更に、条件が満たされている又はデフォルトで選択されるように示されている条件データを有するメニュー項目を強調することは、より見えづらく他のメニュー項目を示すことによって強調されうる。
ステップ94における自動選択は、同様に、オブジェクト・ツリーを介したユーザのナビゲーションを特に容易にする。ユーザは、メニュー項目のいずれも選択する必要はない。さらに、自動的に実行されるその選択は、放送信号のエディターによる、または、その受信機のそれぞれの設定をユーザが設定することによる、条件データの上述の設定のため、ユーザの好みに応じる場合が多い。
具体的なニュースサービスに対する特定の好みなしで本発明の実施形態を説明した後に、以下の記載は、現存のNewsService Journaline(登録商標)の場合における自動オブジェクト処理の実施形態を説明する。換言すれば、以下の記載は、NewsService Journaline(登録商標)を上述したような自動処理をサポートしているメニュー項目で補うことを説明し、その補足する機能は、自動処理をサポートしているメニューオブジェクトを処理するようには組み込まれなかった古い受信機が通常のメニューオブジェクトのようにこれらの新しいオブジェクトを処理する(ステップ86と比較)ことがまだ可能であるように実現される。しかしながら、以下に概説された実施形態はまた、ホットボタン又は他のオブジェクトIDを指し示している相互作用機能を有するオブジェクトなどの、NewsService Journaline(登録商標)の他のリンクオブジェクトと交換可能であり、今後の他のオブジェクトタイプは、以下に概説されるように自動処理をサポートするために拡張されうる。
言語または他の好みに基づいたJournaline(登録商標)受信機によるメニューからの自動リンク選択のための機構は、以下において説明される。自動リンク選択機能をサポートしないJournaline(登録商標)受信機は、代わりに、メニュー選択のために、標準Journaline(登録商標)メニューオブジェクトをユーザに表示する。例えば、好ましい言語設定がないので、受信機がそれ自体で選択をすることができない場合、放送業者は、自分がデフォルト選択を望むか、または、ユーザが手動でリンクを選択すべきかを決定できる。
古いJournaline(登録商標)受信機が自動処理をサポートしているメニューオブジェクトをまだ処理することを可能にするために、新しい自動処理をサポートしているメニューオブジェクトは、通常のメニューオブジェクト、すなわちオブジェクトタイプID 001と比べて、オブジェクトヘッダーセクションにおいて同じオブジェクトタイプIDをまだ使用する。自動処理が関係している情報はまた、JMLコード又はJMLオブジェクトの内容セクションをタイトル、メニュー項目など(図2を比較)の情報の論理ブロックに、順次、分割するために使用される構文要素のいずれの使用によっても、メニューオブジェクトに導入されない。新しいJMLコードは、古い受信機には解釈可能でない。むしろ、自動処理機構は、規格(ETSI TS 102979 V1.1.1)において定められたエスケープ・シーケンスのデータセクションを介して信号を送られる。Journaline(登録商標)において使用されるエスケープシンボルは、0x1Aであり、その後に、後のデータセクションの長さを特定する1バイトが続く。全部のデータセクションは、自動処理機構を解することができない受信機によって無視されることになる。明らかに、最大256バイトは、エスケープ・シーケンス・データセクションの中に含まれうる。このサイズを拡張するために、特別なエスケープシンボル、すなわち、0x1Bは、条件データなどの自動処理データのすぐあとに続く一部に適応させるために更なるデータセクションを供給するのに使用されうる。後者のシンボルの後には、また、データ拡張セクションの長さを示しているバイトも続く。単に1つ以上のエスケープシンボル0x1Bを含んでいるエスケープ・シーケンスの実行のすべてのデータセクションは、例えば条件データまたは選択マーカーなどの自動処理ユニットまたは選択タイプ表示を得るために連結される。
各データセクションの内容は、8ビットのデータセクション(DS)タイプ表示から始める。自動処理機構の信号を送るために、2つの新しいJournaline(登録商標)データセクションタイプ、すなわちDS「選択オブジェクト」およびDS「選択マーカー」は、導入される。自動処理は、本実施形態によって、Journaline(登録商標)メニューオブジェクトに適用されるが、上記のように、他の可能性も同様に利用可能であろう。多くて、メニューオブジェクトごとに1つの選択評価基準または選択タイプが可能とされうる。放送業者は、それらの各オブジェクト・データセクションの異なる選択タイプを有するメニューオブジェクトを転送することによっていくつかの異なる選択タイプに内容選択の基礎をおくことを決めうる。
DS選択オブジェクトは、同様に、エスケープシンボルに続く各長さ表示に続くDSタイプコード0xC0によって信号を送られうる。DS選択オブジェクトは、各メニューオブジェクトの中の最初の視覚的なテキスト文字の前に最大1回起こるために制限されうる。さらに、すでに上記で示されたように、DSタイプシンボル0xC0は制限されうる又はメニューオブジェクトの用途にだけ利用可能でありうる。
以下でより詳細に述べるように、DSタイプシンボル0xC0は、現在のJMLメニューオブジェクトが、例えばそのリンク項目の1つを自動的に選択するなどの自動的処理をサポートする受信機に信号が送られる。この種のメニューオブジェクトは、以下では、選択オブジェクトと呼ばれる。自動選択を含む自動処理の条件は、以下でより詳細に説明される選択マーカーDS(0xC1)を供給される。
選択マーカーは、DSタイプシンボル0xC1を用いて信号を送られうる。さらにまた、このシンボルは、同様にエスケープシンボルに続く各長さ表示に続く。もちろん、選択マーカーは、選択オブジェクトに利用可能であるだけである。選択オブジェクトのデータ列の中のその位置は、各メニュー項目のポインタまたはリンク・ターゲットと前記メニュー項目(図8を比較)の最初の視覚的なテキスト文字との間の位置に制限されうる。選択マーカーは、選択オブジェクトの中のリンク項目のために選択条件を定める。ゼロ、1つ又はそれ以上の選択マーカーはリンク項目ごとに定められる。その選択マーカーのうちの少なくとも1つにおける条件が、満たされている場合、リンク項目の条件は、満たされている。さらに、選択マーカーを有しないリンク項目の条件は、満たされているものとして解釈されうる。あるいは、選択マーカーが供給されないリンク項目の条件は、一般に条件が満たされていないものとして解釈されうる。以下では、第1の変形例が、あてはまるものとみなされる。しかし、条件が満たされている又は満たされていない選択マーカーなしのメニュー項目の条件に関する擬制が、DS選択オブジェクトに含まれた選択タイプ/評価基準次第でさえありえることに留意されたい。
両方のDSタイプシンボルに、それぞれ、例えば、選択/条件タイプやメニュー項目選択条件自体やデフォルトフラグを説明している各コードが続く。選択マーカーに関する限り、これらのマーカーに制限がもたらされ、それにより、選択オブジェクトごとにただ1つの選択マーカーがデフォルトフラグを可能にさせうることもありうる。しかし、上記で説明されたように、2つ以上のデフォルトフラグを使用可能にできることもまた、可能である。
上記で概説されたDSタイプシンボルおよびその以下の記載の理解を容易にするために、JML選択オブジェクトを示す図8を参照することができる。すでに上記で概説されたように、JMLオブジェクトは、内容セクション102が後に続くヘッダーセクション100を含む。ヘッダーセクションは、オブジェクトID(図3の28a参照)、および、上で記載されたように、メニューオブジェクト、すなわち001のオブジェクトIDに等しい選択オブジェクトのためのオブジェクトタイプシンボルを含む。内容セクション102は、論理ブロックのシーケンスに、連続的に分割される、または、構築される。メニューオブジェクトの場合には、これは、タイトルブロック102aおよび1つ以上のリンク項目102bである。各ブロック102aおよび102bの始めを示すJMLコードは、0x00から0x0Fまでの8ビットのコードである。図8において、0x01は、タイトルブロック102aの始まりの信号を送り、そして、0x02はリンク/メニュー項目102bの始まりを示す。図8において示されたオブジェクトの断片の終わりに示されるように、2つ以上のメニュー項目は連結されうる。(ステップ94および100に関して説明されたような自動処理動作のない状態において)ユーザにメニューを表示するときに、受信機は、メニュー項目がメニューオブジェクト内で配置される順を採用するように、サポートされうる、または、構成されうる。
図8に示されているように、ブロック102aおよび102bの両方は、各テキスト文字部分を含む。図8において、この部分は、タイトルブロック102aの場合に「タイトル」、そして、メニュー項目102bの場合に「メニューオプション1」によって示される。加えて、各メニュー項目JMLコード0x02の後に、ポインタ(図3の30)、すなわちユーザによって各メニュー項目の選択に応じてアクセスされるオブジェクトIDを示している2バイトが直ちに続く。図8において、メニュー項目102bのターゲットJMLオブジェクトのオブジェクトIDは、例として、0xAABBである。
しかし、図8に示されたメニューオブジェクトは選択オブジェクトであるので、自動処理に関する付加データセクションは、上述したエスケープ・シーケンス0x1A、すなわち、データセクション104および106を用いてメニューオブジェクトに挿入される。すでに上記で説明されたように、データセクションは、1バイトの長さ表示に、すなわちデータセクション104の場合には0x01、そして、データセクション106の場合には0x04が後に続くエスケープシンボル、すなわちエスケープシンボル0x1Aによってオブジェクトに埋込まれる。各データセクションの中で、上述したDSタイプシンボル0xC0および0xC1は、以下でより詳細に説明されるその後に続く付加データを有する始めで生じる。
データセクション「選択オブジェクト」104は、以下の構造および内容を有する。メニューオブジェクト内のDSタイプ値0xC0を有するデータセクション104が存在することは、このメニューオブジェクトが、受信機によりサポートされる場合、そのリンク項目102bの1つの自動選択を含んでいる自動処理をサポートすることを示す。それはまた、選択タイプ、すなわち、すでに上記で示されたように、この自動選択が言語または他のどの条件タイプに基づくかを定める。
ちょうど1つの選択評価基準が、1つのメニューオブジェクトに適用されうる。DSデータセクション「選択オブジェクト」は、その表示シンボル0xC0の後に続くフォーマットを有する。特に、8ビットの選択タイプ指標は、シンボル0xC0に続く。例である図8の場合、これは0x00である。特に、8ビットの選択タイプ指標108は、それぞれ、選択オブジェクトのタイプおよび選択評価基準を定める。例えば、選択タイプ0x00は、選択評価基準「言語」を説明しうる。すなわち、現在のメニューオブジェクトのメニュー項目102bは多数の言語において利用可能であり、そして、受信機は好ましい言語のメニュー項目を選択しうる。
もちろん、他の値は、他の選択タイプ定義のために使用されうる。
データセクション「選択マーカー」106、すなわち、その構造および内容は、以下において説明される。データセクションDSタイプ値0xC1は、リンク項目102bのための選択条件を定める。それは、条件値110に基づいたリンク102bの選択を可能にする。自動処理機構をサポートする受信機は、上記のように、および、言語に関して以下に例示されるように、日時などの実際の条件または言語設定および受信機のバージョン番号などの自身の格納されたデータセットに対する各リンク項目102bの各条件110にそれぞれ一致するように期待される。上記でまた説明されたように、一致の場合には、自動処理機構により、選択されたリンク項目は、メニューオブジェクトをユーザに示さずに自動的に選択されうる又は処理されうる。任意選択で、付加的なバイトは、条件に依存して、又は、条件タイプに依存して、DS選択マーカーにより、含まれうる。
DSタイプ「選択マーカー」106は、リンク・ターゲット定義112とリンク項目のための最初の視覚的なテキスト文字(図8のメニューオプション1参照)との間に位置付けされた選択オブジェクトのリンク項目102bの範囲内の部分に制限されうる。選択オブジェクトは、リンク項目ごとに0個、1個または複数の選択条件106を運ぶ。
DSデータセクション「選択マーカー」は、以下のフォーマットを有しうる。1ビットのデフォルトフラグ114は、ステップ90および94に関する図7に関して説明されたデフォルト選択の信号を送るために使用される。数バイトまたはn×8ビットは、選択条件110を定めるために使用される。バイト境界合わせを得るために、7ビットは、将来のアプリケーションのために取っておかれうる。
デフォルトフラグ114は、選択オブジェクト内の他の条件が一致しない場合に、又は、受信機が選択タイプ108を解しない場合に、受信機が各リンク項目102bを選択すべきかを示す。メニューの中の選択マーカー106の1つも1に設定されたデフォルトフラグを有さない場合、受信機はどの選択をするべきかについて自動的に決めることができず、従って、手動選択のために通例のメニューオブジェクトとしてメニューをユーザに示しうる(図7のステップ92参照)。
しかし、図8において例示されるように、フラグが1に設定される場合、これは、選択オブジェクトのためのデフォルト選択を示す(図7のステップ94と比較)。それがすべてのリンク項目102bのために0に設定される場合、デフォルトは選択オブジェクトのために信号を送られない。それがちょうど1つのリンク項目に対して1に設定される場合、受信機は、条件データが満たされていない又は選択タイプがサポートされない場合には、同上を自動的に選択しうる、または、図7に関して上述したように個々にデフォルトリンク項目を処理することに関するメニューを示しうる。それが2つ以上のリンク項目に対して1に設定される場合、受信機は、条件データが満たされていない又は選択タイプがサポートされない場合には、図7に関して上述したように他とは異なってデフォルトリンク項目を処理することに関するメニューを示しうる。
1つの選択オブジェクト内のデフォルトフラグに関して、1に設定されたそのデフォルトフラグを有するこの種の選択マーカーの数は、1つの選択オブジェクト内では最大で1に制限されうる。
選択条件を定めることのために取っておかれた領域110は、同様に、選択オブジェクトの選択タイプ108に依存する長さを有しうる。例えば、選択タイプとして言語を示している前述の選択タイプ値0x00は、それぞれ、24ビットまたは3バイトの選択基準長さをそれと関連させている。言語の同一性を確認するために使用されるコードは、小文字で定められたISO 639―2(言語の名前の表現のためのコード −パート2:アルファ−3コード)において定められるように、3文字のISO言語コードでありえた。言語コードが受信機の選択に等しい場合、条件が満たされている。
受信機が選択オブジェクト・データセクション104を検出し、選択タイプ値108が知られている場合、図8の選択オブジェクトを受信する受信機の動作は以下の通りでありえる。
1.すべてのリンク項目102bを通過して、(図7のステップ96の決定と同様に)このリンク項目102bのために与えられた条件110のうちの少なくとも1つが満たされているかをチェックする。この点に関して、選択マーカーデータセクションを有さないリンク項目は、それらの条件が満たされているかのように処理されうる。その逆もまたありえる。更に、両方のオプションは、選択タイプに依存する異なる自動処理をサポートしているオブジェクトのために使用されうる。
2.満たされた条件を有するリンク項目102bを計数する。
a.たった1つしかない場合、そのデータリンクを選択する又は他と異なっているこのリンク項目を示しつつ、オブジェクトのテキストの内容を示す(図7のステップ98および94を比較)。
b.多くの一致しているリンク項目がある場合、手動選択のためにユーザに他のリンク項目とは異なって一致しているものを示しつつメニュー項目を示す(ステップ100を比較)。
3.満たされた条件を有するリンク項目がない(図7のステップ96の「いいえ」出口)、および、
a)リンク項目のうちのちょうど1つが、選択マーカーDS内に1に設定されたそのデフォルトフラグを有する場合(図7のステップ90の「はい」出口を比較)、このリンクを選択する、または、他と異なっているこのデフォルトリンク項目を示しつつ、オブジェクトのテキスト内容を示す、
b)リンク項目の2つ以上が、選択マーカーDS内に1に設定されたそのデフォルトフラグを有する場合(図7のステップ90の「はい」出口を比較)、他と異なっているこれらのデフォルトリンク項目を示しつつ、オブジェクトのテキスト内容を示す。
4.満たされた条件を有するリンク項目がなく、そして、選択マーカーDS内で1に設定されたそのデフォルトフラグを有するリンク項目がない場合、手動選択のために全部のメニューをユーザに示す(図7のステップ92を比較)。
受信機が特定の選択タイプ値をサポートしない場合、受信機の動作は、以下の通りでありえる。
1.選択マーカーDS内で1に設定されたデフォルトフラグの存在のためにすべてのリンク項目をチェックする。
a.1つある場合、1に設定されたそのデフォルトフラグを有するそのリンク項目を選択する、または、他と異なっているこのデフォルトリンク項目を示しつつ、オブジェクトのテキスト内容を示す(図7のステップ94を比較)。
b.2個以上ある場合、他と異なっているこれらのデフォルトリンク項目を示すことに関するオブジェクトのテキスト内容を示す(図7のステップ100を比較)。
c.1つもない場合、手動選択のためにユーザにメニューを示す(図7のステップ92を比較)。
代替システムとして、受信機が全く自動処理機構をサポートしない場合、メニューは、図7に関して前に概説されたように(ステップ86参照)、通例のメニューとしてユーザに提示されうる。
放送業者は、デフォルトフラグによりデフォルトリンク項目を指定することによる自動処理が常にあるべきかどうか決めることができる。自動処理を処理できる受信機は、リンクがそれらの履歴において自動的に選択されたメニューオブジェクトを含まないこともあり、可能ならば、これらのオブジェクトをユーザから隠すことができる。
すでに上記で示されたように、条件タイプが言語にも、更には、上述した例にも制限されない点に留意する必要がある。例えば、条件タイプは、そのメニュー項目により参照されるオブジェクトのテキスト内容が属するデータのカテゴリに関しうる。例えば、自動処理をサポートしているメニューオブジェクトは、メニュー項目ニュース、スポーツおよび経済を含みうる。受信機は、ユーザに選ばれたカテゴリを示しているユーザが設定可能であるユーザ選択を格納することができた。カテゴリに関する条件データが満たされているかどうかは、この条件データを、受信機に格納されたカテゴリ選択と比較することにより決定される。さらに、格納されたカテゴリ選択は、ユーザが関心を持つカテゴリを示すことができるだけでなく、カテゴリ選択は、個々のカテゴリに値を割り当てることによって、カテゴリを選択順にすることもできる。例えば、カテゴリ選択のゼロより大きい値をそれと関連付けたすべてのカテゴリは、ステップ100において、例えば、選択値によって順序付けながら、すなわち、最初により高い選択値を参照する条件データを有するメニュー項目を、それからカテゴリ選択がより低い値を示すカテゴリを示している条件データをそれと関連させているメニュー項目をリスト化することによって、表示されうる。例えば、ユーザは、経済に100の値を、ニュースに50の値を、そして、スポーツのためにゼロの値を割り当てることができた。このように、値項目「スポーツ」は示されず、そして、メニュー項目「経済」はメニュー項目「ニュース」の前に表示されるだろう。この順番はメニュー項目がメニューオブジェクトで生じる順番とは独立していることに留意されたい。
更に、自動処理に関して図7による及び図8の記載による処理手順は、例示されたただ1つの可能性でしかないことに留意されたい。例えば、受信機がメニュー項目のターゲットオブジェクトIDを選択することは可能であるだろうし、それらは、メニューオブジェクトに配置された順番でメニュー項目をスキャンするときに、最初に、それの条件データが満たされる。
加えて、上記で記載したように、処理装置42がメモリ50に保存される履歴パスに、自動処理をサポートしているメニューオブジェクトのオブジェクトIDを記録することを、それがユーザにより表示されていないが自動選択を受けた場合には、抑制することは可能である。この方法によって、自動選択は、ユーザおよびオブジェクト・ツリーを介したナビゲーションにはトランスペアレントであり、特に、戻り機能はユーザにとって論理的であることを保つ。
更に、上記の実施形態において、条件データは、自動処理をサポートしているオブジェクトに常に存在した。代わりに、単にデフォルト機能だけが、使用される。更に、存在している1つの一致している又はデフォルトのリンク項目又は2つ以上のものとの間の差別化は、省略されうる。したがって、自動処理は、自動選択を含まず、単に自動処理タイプレンダリングを含むだけでありうる。その逆もまたありうる。
実際の実施態様に応じて、発明の放送構想は、ハードウェアにおいて、または、ソフトウェアにおいて実施されうる。従って、本発明はまた、CD、ディスク、DVD、メモリースティック、メモリカードまたはメモリチップなどのコンピュータ可読媒体に保存されうるコンピュータ・プログラムにも関する。従って、本発明はまた、コンピュータで実行されるときに、上記形態と関連して説明された発明の方法を実行するプログラムコードを有するコンピュータ・プログラムである。
この発明がいくつかの好ましい実施形態に関して説明されると共に、この発明の範囲内に入る変更、置換及び均等物がある。また、本発明の方法および組成物を実施する多くの別な方法があることにも留意されたい。したがって、以下の添付された請求の範囲が本発明の真の趣旨および範囲内に入るようなすべてのこの種の変更、置換及び均等物を含むことと解釈されることが意図される。
さらにまた、フローチャートに示されたすべてのステップが受信機において各手段により実施されること、および、実施態様がCPU、ASICの回路部品等で動作しているサブルーチンを含みうることに留意されたい。

Claims (18)

  1. 情報オブジェクトに分割されているテキストベースの情報内容を運んでいるテキストベースの情報信号のための受信機であって、
    ユーザ操作可能なセレクタ(44)、および、
    解析された情報オブジェクトが複数の一意なオブジェクトIDの中の他のオブジェクトIDを指し示しているリンク項目を含んでいる自動処理をサポートしているリンクオブジェクト(28)であるかどうかに関して決定すること、
    もしそうであれば、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目と関連した条件データが満たされているかに関してチェックすること、および、
    新しく選択されたオブジェクトIDとして、条件を満たしているそれと関連した条件データ(32;110)を有する前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトのリンク項目(28c;102b)により参照されたオブジェクトID(30;112)を自動的に指定すること、または、プレゼンテーションを前記ユーザに示されるようにし、前記チェックに依存する方法で前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトを示し、そして、前記新しく選択されたオブジェクトIDとして、前記ユーザ操作可能なセレクタを介して前記ユーザにより選択された前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトのリンク項目により参照されたオブジェクトIDを指定すること、
    によって、前記複数の一意なオブジェクトIDの中の選択されたオブジェクトIDを含んでいる前記情報オブジェクトを解析するように構成された処理装置(42)、を含んでいること、を特徴とする、受信機。
  2. 視覚的に、および/または、聴覚的に前記ユーザに示すように構成されたプレゼンテーション装置(48)を更に含み、前記プレゼンテーションは示されるためのものであること、を特徴とする、請求項1に記載の受信機。
  3. 前記処理装置(42)は、前記選択されたオブジェクトIDを含んでいる前記情報オブジェクトを解析する際、
    解析された前記情報オブジェクトがリンクオブジェクトであるかどうかに関して決定すること(80)、および、
    もしそうであれば、前記リンクオブジェクトの中の自動処理指標(104)があるかどうかに関してチェックすること(84)、
    によって、解析された前記情報オブジェクトが自動処理をサポートしているリンクオブジェクトであるかどうかを決定するように更に構成されること、を特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の受信機。
  4. 前記処理装置(42)は、前記解析された情報オブジェクトがリンクオブジェクトであるが自動処理をサポートしているリンクオブジェクトではない場合、プレゼンテーションを前記ユーザに示されるようにし(82)、前記リンクオブジェクトの全てのリンク項目が前記プレゼンテーションにより含まれるような所定の方法で前記リンクオブジェクトの前記リンク項目を示すように、更に構成されること、を特徴とする、請求項3に記載の受信機。
  5. 前記処理装置(42)は、前記選択されたオブジェクトIDを含んでいる前記情報オブジェクトを解析する際、
    前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目の1つも、条件を満たしている条件データと関連していないかを決定する(96)ように、および、
    もしそうであれば、デフォルトにより決定された前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンクオブジェクトの中の1つのリンクオブジェクトを決定するために、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目のデフォルト信号(114)をチェックし(90)、および、デフォルトにより決定された前記リンク項目により参照されたオブジェクトIDを前記新しく選択されたオブジェクトIDとして自動的に指定する(94)ように、または、デフォルトにより決定された前記リンク項目が、デフォルトにより決定されていない前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトのリンク項目よりも前記ユーザに認識されることがより容易であるように、前記プレゼンテーションを前記ユーザに示されるようにする(94;100)ように、更に構成されること、を特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の受信機。
  6. 前記処理装置(42)は、前記選択されたオブジェクトIDを含んでいる前記情報オブジェクトを解析する際、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目のちょうど1つが、条件が満たされているそれと関連した条件データを有するかどうかに関してチェックし(98)、そして、もしそうであれば、前記新しく選択されたオブジェクトIDとして、前記ちょうど1つのリンク項目により参照されたオブジェクトIDを自動的に指定する(94)ように構成されること、を特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の受信機。
  7. 前記処理装置(42)は、前記選択されたオブジェクトIDを含んでいる前記情報オブジェクトを解析する際、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの2つ以上の前記リンクオブジェクトが、条件が満たされているそれと関連した条件データを有するかどうかに関してチェックし(98)、そして、もしそうであれば、条件が満たされていない条件データをそれと関連させた前記リンク項目を、除外して又は従属する方法で示して、又はその逆をして、前記2つ以上のリンク項目をそれが示すように、前記プレゼンテーションを前記ユーザに示されるようにする(100)ように構成されること、を特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の受信機。
  8. 前記処理装置(42)は、前記選択されたオブジェクトIDを含んでいる前記情報オブジェクトを解析する際、
    解析された前記情報オブジェクトが自動処理をサポートしているリンクオブジェクトである場合、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクト内の条件タイプ表示(108)を、それにより示された条件タイプが前記放送受信機によりサポートされるかどうかに関してチェックする(88)ように、そして、
    もしそうでなければ、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目と関連した前記条件データを無視して(92)、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目の中の1つのリンク項目がデフォルトにより決定されるかどうかに関して決定するために、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目のデフォルト信号をチェックする(90)ように、構成されること、を特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の受信機。
  9. 前記処理装置(42)は、前記リンク項目と関連した前記条件データが満たされているかどうかに関してチェックする際、
    前記条件データを、前記放送受信機の言語設定、現在の日付、現在時刻、現在の週日、前記受信機の現在位置、前記受信機が現在同調しているオーディオまたはビデオのチャンネル、前記受信機のディスプレイ機能、前記受信機の前記現在位置を測定する前記受信機の能力、ナビゲーションを実行する前記受信機の能力、外部のデータネットワークにアクセスする前記受信機の能力および前記受信機のデータ通信機能のうちの1つ以上と比較するように、構成されること、を特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の受信機。
  10. 前記処理装置(42)は、前記プレゼンテーションを前記ユーザに示されるようにする際、前記チェックに依存している所定のルールによって前記プレゼンテーションを示すように、更に構成され、前記ルールは、同様に、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクト内に含まれた条件タイプ表示(108)に依存すること、を特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の受信機。
  11. 前記受信機は放送受信機であって、前記テキストベースの情報信号は、前記情報オブジェクトがデータカルーセルの方法で放送されるデータカルーセル・テキストベースの情報放送信号であること、を特徴とする、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の受信機。
  12. 情報オブジェクト(24)に分割されているテキストベースの情報内容を運んでいるテキストベースの情報信号であって、各情報オブジェクトは、複数の一意なオブジェクトIDの中の1つのオブジェクトID(26a;28a)を含んでおり、前記情報オブジェクトは、前記複数の一意なオブジェクトIDの中の他のオブジェクトIDを参照するリンク項目を有するリンクオブジェクト(M)を含んでおり、前記リンクオブジェクトの少なくとも1つは、それぞれ、条件データが満たされているかどうか、又は、デフォルト信号がデフォルトで前記リンク項目の1つ以上を決定するかどうかに応じて、前記受信機側で自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの自動処理を可能にするために、前記少なくとも1つのリンクオブジェクトを、前記条件データ(32;110)および/または前記デフォルト信号をそれと関連させているその前記リンク項目(28c;102b)の少なくとも1つを有する前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクト(28)として特定している自動処理をサポートしている指標(104)を含むこと、を特徴とする、前記テキストベースの情報信号。
  13. 前記少なくとも1つのリンク項目と関連した前記条件データは、言語、日付、時間、週日、地理的位置、前記テキストベースの情報信号の受信機が同調しうるオーディオまたはビデオチャンネル、最小ディスプレイ機能要件、位置決定能力要件、ナビゲーション決定能力要件、データネットワークアクセス能力要件、および、データ通信機能要件の1つ以上の条件を示しており、前記それぞれ少なくとも1つのリンク項目がその前記オブジェクトIDを参照する情報オブジェクトは、前記1つ以上の条件に適合すること、を特徴とする、請求項10に記載のテキストベースの情報信号。
  14. 前記条件データ(32;110)及び前記自動処理をサポートしている指標(104)は、それぞれ、長さ表示がすぐ後に続く、および、前記条件データおよび前記自動処理をサポートしている指標の各一部に関係するシンボルの実行の長さを示している前記長さ表示がそれぞれ後に続く1つ以上のエスケープシンボルを用いることにより、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトに埋め込まれること、を特徴とする、請求項10又は請求項11に記載のテキストベースの情報信号。
  15. 前記少なくとも1つのリンクオブジェクトが他の情報オブジェクトへの前記リンクオブジェクトの前記リンク項目の参照によって前記情報オブジェクトによって形成された階層ツリー(38)の根(36)であること、を特徴とする、テキストベースの情報信号。
  16. 請求項12〜請求項15のいずれかに記載のテキストベースの情報信号を送信するように構成された送信システム。
  17. 情報オブジェクトに分割されているテキストベースの情報内容を運んでいるテキストベースの情報信号を処理するための方法であって、
    複数の一意なオブジェクトIDの中の選択されたオブジェクトIDを含んでいる所定の情報オブジェクトが、前記複数の一意なオブジェクトIDの中の他のオブジェクトIDを指し示しているリンク項目を含んでいる自動処理をサポートしているリンクオブジェクト(28)であるかどうかに関して決定するステップ、
    もしそうであれば、前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトの前記リンク項目と関連した条件データが条件を満たしているかどうかに関してチェックするステップ、および、
    新しく選択されたオブジェクトIDとして、条件を満たしているそれと関連した条件データ(32;110)を有する前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトのリンク項目(28c;102b)により参照されたオブジェクトID(30;112)を自動的に指定するステップ、または、プレゼンテーションを前記ユーザに示されるようにし、前記チェックに依存する方法で前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトを示し、そして、前記新しく選択されたオブジェクトIDとして、前記ユーザ操作可能なセレクタを介して前記ユーザにより選択された前記自動処理をサポートしているリンクオブジェクトのリンク項目により参照されたオブジェクトIDを指定するステップ、を含むこと、を特徴とする、方法。
  18. コンピュータ上で動作するときに、請求項17に記載の方法を実行するための命令を有するコンピュータ・プログラム。
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