JP2012522757A5 - - Google Patents

Description

本発明の式Iのペプチドを、構成アミノ酸またはその誘導体から、（固相または均一な液相において）慣用的な化学合成により、あるいは酵素的合成（Kullman et al., J. Biol. Chem. 1980, 225, 8234）により取得してよい。

Claims (17)

1. ペプチド化合物であって、前記化合物が、以下の式：
   (配列番号1) Asp - Cys -Arg - NH ₂
   に対応することを特徴とする、ペプチド化合物。
2. 医薬として利用されることを特徴とする、請求項１に記載のペプチド化合物。
3. 活性成分として、請求項１に記載のペプチド化合物を含む化粧品組成物。
4. 化粧品として許容可能な媒体を含み、局所適用に適した形態で存在することを特徴とする、請求項３に記載の組成物。
5. 前記ペプチド化合物が、0.0005から500 ppmの濃度で組成物中に存在することを特徴とする、請求項３または４に記載の組成物。
6. 前記ペプチド化合物が、0.01から5 ppmの濃度で組成物中に存在することを特徴とする、請求項５に記載の組成物。
7. 前記ペプチド化合物が、水、グリセロール、エタノール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、エトキシ化もしくはプロポキシ化ジエチレングリコール、環状ポリオール、白色ワセリン、植物油またはこれらの溶媒の混合物のいずれかからなる群から選択される1種以上の溶媒中に可溶化されることを特徴とする、請求項３から６のいずれか一項に記載の組成物。
8. 前記ペプチド化合物の作用を促進する、少なくとも一つの他の活性成分もまた含むことを特徴とする、請求項３から７のいずれか一項に記載の組成物。
9. 前記活性成分が、抗ラジカル剤もしくは抗酸化剤から選択される抗しわ分野における活性を提示する薬剤、または真皮巨大分子の合成を刺激する、もしくはエネルギー代謝を刺激する薬剤であることを特徴とする、請求項８に記載の組成物。
10. 前記活性成分が、ビタミン、フィトステロール、フラボノイド、DHEA、および/またはその前駆体の一つ、またはその化学的もしくは生物学的誘導体の一つ、メタロプロテイナーゼインヒビターまたはレチノイドの中から選択されることを特徴とする、請求項８または９に記載の組成物。
11. 前記組成物が加齢および光による加齢の皮膚兆候を防止および/または処置することを意図することを特徴とする、化粧品として許容可能な媒体を含む請求項３から１０のいずれか一項に記載の組成物。
12. 加齢の兆候が、しわ、深くかつ荒いしわ、細かいしわ、引っかき傷、たるんだ皮膚および皮下組織、皮膚の弾性の喪失および弛緩、皮膚の堅固さおよび緊張の喪失、ならびに皮膚の萎縮を指すと理解されることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
13. 前記組成物が、細胞更新を活性化し、完全に細胞をクリーンにすることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
14. 前記組成物が、紫外線照射による侵襲から皮膚を保護することを可能とすることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
15. 前記組成物が、プロテアソーム活性を増大させ、傷害を受けたタンパク質のプロテアソームによる分解を改善することを意図することを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
16. 前記組成物が、処理される皮膚またはケラチン付属物に局所適用され、加齢および光による加齢の皮膚兆候を防止および/または処置することを特徴とする、請求項３から１０のいずれか一項に記載の組成物。
17. 前記組成物が、細胞更新サイクルの間に皮膚をクリーンにするように、就寝前に適用されることを特徴とする、請求項１６に記載の組成物。