詳細な説明
本明細書で開示する方法及びシステムは、モバイル通信設備の分野、及び、コンテンツを検索する分野に関連する。
図1は、モバイル通信設備102に提供(または提示)するための複数のデータソース及びデータタイプへのアクセスと、それらのデータソースとデータタイプの統合を容易にするための無線検索プラットフォーム100を示す。無線検索プラットフォーム100は、複数のコンピュータアプリケーション、装置、構成要素(部品など)、設備(または装置。以下同じ)、システム、並びに、種々のデータソースを含む複数のデータ設備を含む。これらのものは、中央に配置することも地理的に分散して配置することもでき、局所的に及び/または遠隔間で相互に接続することができ、別個のコンポーネントから構成することができ、または、組み合わせシステムに一体化することができる。例示の実施形態では、無線検索プラットフォーム100アーキテクチャは、モバイル通信設備102のクエリー入力システム120に入力されたユーザー起動クエリーの処理を容易にする。モバイル通信設備102は、さらなる処理、及び/または、たとえば、HTTPサーバー、または、コンピュータネットワークを介して伝送されるデータを処理するのに適した他のサーバーなどの1つ以上のサーバーであるデータソース及び/または処理設備への転送(ルーティング)のために、このクエリーを、無線通信設備104へとまたは該設備104を介して送ることができる。いくつかの実施形態では、無線通信設備104を、ユーザーの位置(地理的位置、他の位置に近接した位置、ネットワークの位置、または、他の位置情報)に関する情報を生成するロケーター設備(または、位置設備やロケーション設備ともいう。以下同じ)110に結合することができる。ロケーター設備110は、ユーザークエリーに関する情報などの他の情報と、クエリーが起動されたときのユーザーの地理的位置に関する情報との結合(または連携)を可能することができる。
無線通信設備104は、ユーザーのセルラーフォンサービス(たとえば、Verizon、AT&T、Sprintなど)または他の無線通信サービスを提供する法人またはキャリア(通信事業者)などの無線キャリア108に直接リンク(接続)することができる。無線プロバイダー108は、多くの所有者データベースを有し、該データベースから、ユーザーによって入力されたクエリーに応答して適切に動作するためなどに、ユーザーに関連しうる情報を取得することができる。たとえば、無線プロバイダー108は、ユーザークエリーを適正に処理することを記述したキャリアのビジネスルール130を含むデータベースにアクセスすることができる。無線プロバイダー108は、モバイル加入者特性112(たとえば、年齢、住所、顧客履歴、問い合わせ回数、問い合わせの履歴、問い合わせの履歴におけるパターンなど)を含むデータベースにアクセスすることができ、また、インターネットに接続して、追加のサーバー134及びデータソース138にアクセスすることができる。無線プロバイダー108は、また、無線プロバイダー108のビジネスパートナー(取引先など)からの情報を含む「コンテンツウォールドガーデン(content walled garden:塀に囲われたコンテンツ)」データベース132にアクセスすることができ、このビジネスパートナーから、無線プロバイダー108は、セルフォン(携帯電話)の申し込みに関連するコンテンツ、無線プロバイダーによって提供される他のサービスに関連するコンテンツ、ユーザーによって支払われるプレミアムコンテンツ(懸賞コンテンツなど)、または、モバイル通信設備に適した(着信音などの)コンテンツなどの、追加の広告収入または利益分配収入を得る。無線プロバイダー108はまた、スポンサーデータベース128にあるスポンサー情報または別のデータ設備124にユーザークエリーをリンク(結合)させることができる。
無線検索プラットフォーム100はモバイル検索ホスト設備114を含むことができる。モバイル検索ホスト設備114は、曖昧さを排除するための1つ以上の設備140、検索機能142、アルゴリズム/フィルター144、結果148、ペアレンタルコントロール150、プライバシー152、トランザクションセキュリティ(取引の安全)154、キャリアビジネスルール158、音声認識160、スポンサーシップ162、及び/または暗黙的クエリー164を単独でまたは組み合わせて含むことができる。検索を、(1つ以上の暗黙的クエリーに結合することができる)電話の待ち受け画面や無線アクセスプロトコル(Wireless Access Protocol:WAP)サイトやモバイルストアの店頭で、または、テキストの強調された部分から(たとえば、ウェブサイト、電子メール、SMS、または、他のフォーマット)から起動することができ、または、検索を、他のウェブサイトまたは局所的な(たとえば、セルラーフォンまたは他の無線装置の)活動によってトリガすることができる。モバイル検索ホスト設備114は、追加のデータベース168及びデータ設備170に接続することができる。モバイル検索ホスト設備を、インターネットを介して、無線プロバイダー108を介して、無線通信設備104を介して、他のモバイル通信設備104を介して、または、モバイル通信設備102から直接に、アクセスすることができる。図1の破線で示されているように、モバイル検索ホスト設備114は(別々にまたは組合わせて)、モバイル通信設備102、無線通信設備104、または、無線プロバイダー108に局所的に存在することができ、または、本明細書に記載されている機能を実行するために、モバイル検索ホスト設備114をネットワークを介して外部から、あるいは他の方法で、アクセスすることができる。
図1に示す無線検索プラットフォーム100は、モバイル通信設備102を含むことができる。モバイル通信設備102は、先進移動電話サービス(advanced mobile phone service:AMPS)、符号分割多重アクセス(code division multiple access:CDMA)、広帯域符号分割多重アクセス(wideband code division multiple access:W-CDMA)、汎欧州デジタル移動電話方式(global system for mobile communications:GSM)、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(universal mobile telecommunications system:UMTS)、インテグレーテッドデジタルエンハンストネットワーク(integrated digital enhanced network:iDEN)、及び/または時分割多重アクセス(TDMA)などの、モバイル通信プロトコル、システムまたは技術を利用する装置(たとえば、セルラーフォン、ブラックベリー(Blackberry:商標)、無線電子メール装置、個人用携帯型情報機器、または、複数のこれらの装置を組み合わせた装置)とすることができる。モバイル通信設備102を、BREWチップセット及び/またはオペレーティングシステムなどの1つ以上のチップセット、及び/またはブルートゥース(Bluetooth)技術を利用する装置とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102を、携帯電話、セルフォン、衛星電話、トランシーバー、携帯型装置(携帯端末)、個人用携帯型情報機器(PDA)、モバイルネットワーク装置、または、電子メール装置、インスタントメッセージ装置、またはチャット装置を含む(但し、これらには限定されない)無線通信可能な任意の装置とすることができる。モバイル通信設備102の電話の実施形態を、セルラーフォン、衛星電話、ストレートフォン(straight phone。すなわち「キャンディバーフォン(candy barphone)」)、折り畳み式携帯電話(すなわち「クラムシェル電話」)、上部スライド式電話(またはスライディングトップフォン:sliding top phone)、無線電話、3G電話、全地球測位システム電話("globalpositioning system (GPS)phone)、MP3電話、音楽電話(music phone)、または、MIDP互換ソフトウエア、Symbian、または、他の適切に動作するオペレーティングシステム(たとえば、ノキア(Nokia)、ソニー・エリクソン(Sony Ericsson)、モトローラ、LG、サムソン(Samsung)、三洋、または東芝)を利用する他の携帯電話オペレーティングシステムとすることができる。モバイル通信設備102のPDAの実施形態は、PDA/電話機の組み合わせ、及び/またはGPSPDAとすることができ、Palm(商標)、Windows(商標)、PocketPC(商標)、Psion、及び/またはPocketLinuxを含むオペレーティングシステムを利用することができる。モバイル通信設備102のモバイルネットワーク装置の実施形態は、ウェブ装置(web appliance)、ネットワーク装置、または、GPSネットワーク装置とすることができる。モバイル通信設備102の電子メール装置、インスタントメッセージ装置、及びチャット装置の実施形態は、ブラックベリー(Blackberry:商標)、トレオ(Treo:商標)、またはSideKickなどの装置を含むことができる。装置はさらに、または、代わりに、WiFi、WiMax(商標)、またはセルラーデータ通信を用いてデータネットワークに無線接続されるラップトップコンピュータなどのポータブルコンピュータを含むことができる。
モバイル通信設備102は、クエリー入力120または音声入力122により、データソースからのデータの収集を容易にすることができる。クエリー入力120を、数字キーパッド入力、標準サイズのモバイル装置キーボード入力(たとえば、Blackberry装置やTreo装置に搭載のもの)、部分的なモバイル装置キーボード入力(たとえば、2つの文字毎に1つのキーが割り当てられているBlackberry装置に搭載のもの)、スタイラス/手書き入力、バーコードスキャナ(2次元または3次元バーコード。たとえば、「Quick Response Code(クリック レスポンス コード)」)、または、セルラーフォンのカメラを用いた写真入力を使って、または、他のナビゲーション設備(たとえば、スタイラス、矢印キー、スクロール用ホィールなど)によって、または、物理的接続(たとえば、イーサネットケーブルや他のネットワークのケーブル、電線など)などを介してコンピュータネットワークにアクセスすることによって、または、赤外線、RF(無線周波数)、ブルートゥース(Bluetooth)または他の無線クエリー入力によって、行うことができる。いくつかの実施形態では、遅いネットワーク上でのデータ通信を高速化するために、モバイル通信設備への通信情報を、サーバーで圧縮し、モバイル通信設備で解凍することができる。
図1を参照すると、モバイル通信設備にアドレスバー174を設けることができる。アドレスバー174を、たとえば、クライアントアプリケーションインターフェースを用いて生成することができる。アドレスバーを、モバイル通信設備102に関連付けられたディスプレイ上のグラフィカルユーザーインターフェースに表示することができる。アドレスバー174を、ユーザーが、URL、ウェブサイト、キーワード、検索語などを入力できるようにするために提供することができる。いくつかの実施形態では、ユーザーにはアドレスバー174が提示され、ユーザーは、このアドレスバーに既知のURL(たとえば、www,jumptap,com)を入力することができる。ユーザーは、入力をすると、そのURLに関連付けられているウェブサイトへのモバイル通信設備102の接続を容易にするプロセスを開始することができる。たとえば、このプロセスは、入力されたURLを有するウェブサイトについてインターネットを検索することを含むことができる。ウェブサイトの位置が特定されると、該ウェブサイトをロードして、モバイル通信設備102に関連付けられたディスプレイに表示することができる。
モバイル通信設備102のスピーカー-受信機装置を介して、または、標準的なSMS語彙及び構文を用いることによって、モバイル通信設備の音声入力122の機能を使用することができ、該機能を、個々のユーザーの音声コマンド、及び、モバイル加入者特性データベース112に格納され、かつ、該データベースからアクセスされる使用形態(及び個々のユーザーの音声コマンド)に適合させることができる。音声入力122の機能によって、音声ダイヤル、音声メモ、音声認識、言語認識、または、音声入力に関する他の機能を実施することができる。
モバイル通信設備102は、Series 60(Symbian(商標))、UIQ(Symbian(商標))、WindowsMobile for Smartphones、Palm OS(商標)、及び、Windows Mobile for Pccket PCを含む種々のオペレーティングシステを使って動作することができる。モバイル通信設備102によって使用されるディスプレイのタイプを、モノクロLCD(black and white LCD)、グレースケールLCD、カラーLCD、カラーSTNLCD、カラーTFT/TFD LCD、プラズマ、LED、OLED、バックライト付き蛍光、バックライト付きLED、投射、フラットスクリーン、パッシブマトリックス、アクティブマトリックス、または、タッチスクリーンとすることができる。スクリーンサイズを、小型、中型、または大型とすることができる。さらに、モバイル通信設備102は、クラムシェルタイプのセルラーフォン(2つ折りタイプの携帯電話)を閉じているためにメインディスプレイを見ることができないときに、ユーザーが見ることができる(たとえば該セルラーフォンの外面に配置された)サブディスプレイを備えることができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102は、2つ以上のサブディスプレイを備えることができる。
モバイル通信設備102は、1つ以上のポート、スロット、または、マルチメディアカード(MultiMediaCard:MMC(商標))、MMC/セキュアディジタル(Secure Digital:SD)、RS-MMC 3v、RS-MMC1.8V/MMCmobile(MMCモバイル)、miniSD(ミニSD)、TransFlash(トランスフラッシュ)/microSD(マイクロSD)、USBベースのメモリデバイス、SIMカード、または、Memory Stick Duo(メモリースティックデュオ)などの拡張カードに対応するための類似の機構を備えることができる。モバイル通信設備102はまた、GPRS、EGPRS(EDGE)、1xRTT、1xEV-DO r0、WCDMA(UMTS)、またはiDENプロトコルを利用することによって高速データ通信に対応することができる。モバイル通信設備102の追加の特徴は、ハードディスク(ドライブ)、GPS/位置決め機能、GAIT、FMラジオ、赤外線技術、統合型(または集積化)PDA、Java(J2ME)、MMS、音楽プレーヤー、多数のまたは1つの着信音機能、予測文字入力、プッシュ・トゥ・トーク(押して話す)技術、リンガー(発呼者)ID、リンガー(発呼者)のプロフィール、サイドキー、スピーカーホン、SyncML、文字キーボード、テキストメッセージ、テキストメッセージテンプレート、やることリスト(to-do list)生成、タッチスクリーン、USBポート、WiFi技術、及び無線インターネット、のうちの任意のものを含むことができる。モバイル通信設備102はまた、PIMデータ、IMログ、MMSログ、SMSログ、電子メールログ、ダウンロードされたメディア、提案及び結果をキャッシュ(保存)したものを格納するためのデータ設備118を含むことができる。モバイル通信設備102は、マルチメディアアプリケーション、文書処理アプリケーションなどのアプリケーションを実行できるオペレーティングシステムを含むことができる。
モバイル通信設備102は、内部アンテナ、スタブ(stub)アンテナ、パッチアンテナ、アンテナアレイ、スタブ/伸展アンテナ(extendableantenna)、または、伸展アンテナを利用することによって、無線通信設備104、モバイル加入者特性データベース112、及び/または任意のモバイル検索ホスト設備114にデータを送信することができ、及び/または、それらからデータを受信することができる。
モバイル通信設備102は、グラフィックデータを撮影して、無線通信設備104、モバイル加入者特性データベース112、及び/または任意のモバイル検索ホスト設備114に送信できるようにする埋め込み式のカメラを備えることができる。カメラの解像度を、CIF(352×288)、VGA(640×480)、SVGA(800×600)、1メガピクセル、2メガピクセル、3メガピクセルのうちの任意のもの、または、他の任意の好適なカメラ解像度とすることができる。モバイル通信設備102のグラフィック能力は、EMS画像メッセージ(picture messaging)、画像(picture)ID、ビデオキャプチャ、ビデオ通話、ビデオメッセージ、PictBridge、及び/またはストリーミングマルチメディアを含むことができる。
モバイル通信設備102は、光学マウス及び/または有線マウスを用いてモバイル通信設備102を使用できるようにするハードウエア及び/またはソフトウエアコンポーネントを有することができる。
図1に示された無線検索プラットフォーム100は、無線通信設備104を含むことができる。無線通信設備104を、たとえば、ユーザークエリーをルーティング(転送)するセルラー電話塔(または携帯電話塔)とすることができる。該プラットフォームを、無線プロバイダー108、ロケーター設備110、または、モバイル検索ホスト設備114に関連付けることができる。無線検索プラットフォーム100は、無性プロバイダー108を含むことができる。
図1の無線検索プラットフォーム100は、モバイル通信設備102のユーザーに関する地理的データまたは他の位置データの収集を可能にするロケーター設備(または、位置設備)110を含むことができる。ロケーター設備110を、(i)セル及びセクタIDに関連する情報を収集するセル−セクタシステム、(ii) モバイル通信設備102内のGPSチップセットを利用するA-GPS(Assisted-Global Positioning System)技術、(iii)標準的なGPS技術、(iv)地理的に分散された無線通信設備104によって受信された時間差のある信号送信を用いてユーザーの位置を正確に特定する (サーバー及びモバイル通信設備102に設けられた)ソフトウエアを利用する(強化観測時間差(Enhanced-Observed Time Difference:E−OTD)技術、(v) 到来時間差(TimeDifference of Arrival:TDOA)、(vi)到来時間(Time of Arrival:TOA)、(vii)到来角度(Angle of Arrival:AOA)、(viii)TDOA−AOA、(ix)セルラー信号の三角測量、(x)放送TV信号の受信に基づく三角測量、(xi) 推測航法に基づく位置決め、(xii) (他のモバイル通信設備102の位置を含む)既知の位置に近いことに基づく位置決め、(xiii)地図ベースの位置、または、上記の任意のものの任意の組み合わせ、並びに、当業者に既知の他の位置決め設備、に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102は、ロケーター設備110(たとえばGPSシステム)を使用して、(PIMデータ、位置の履歴、または以前の検索によって明示される場合もあれば、それらによって決定される場合もあるが)自身の現在の位置、または、ユーザーに興味のある位置を特定することができる。いくつかの実施形態では、この位置を、配信や処理などのためにロケーター設備110に送り返すことができる。グラフィック情報システムを使用して、多角形内のポイント位置、範囲位置検索、ルート計算、関心のあるポイント、及び/または、ジオコーディング(geocoding。地域別分類)及び逆ジオコーディング(reversegeocoding)を判定することもできる。いくつかの実施形態では、ユーザーの位置を、ユーザー自身によって無線プラットフォーム内に入力することもできる。たとえば、ユーザーは、住所、郵便番号、または他の位置情報をタイプ入力する(または、音声認識システムを通じて話す)ことができる。
1実施形態では、GPSシステムをロケーター設備110として使用することができる。GPSシステムは、一日に2回地球を周回する原子時計を搭載している(20個より多い)一群の衛星から構成されている。地上の観測所が衛星の運動に関連する軌道データを記録する。地球上の位置を決定するために、GPS受信機(たとえば、モバイル通信設備の内部に配置されたGPS受信機)は、それらのGPS衛星のうちの4つと通信する必要がある。該受信機は、4つの衛星の各々からの距離を計算して、その緯度、経度、高度、時刻を決定する。該受信機は、局所的な時刻(受信機の位置の時刻)と衛星の信号が送信された時刻との差を計算し、次に、衛星の無線信号及び内部データベースから衛星の位置を解読することによって4つの衛星の各々までの距離を計算する。GPS受信機の位置は、4つの衛星によって生成された4つの球の交差点の位置であり、各半径は、衛星と受信機と間の遅延時間に無線信号の速度を乗じたものに等しい。時刻の差を用いて、3つの回転二葉双曲面(hyperboloid of revolution of two sheets)を計算することができ、その交差点は、受信機の正確な位置を与える。受信機の高度が既知の場合には、3つの衛星だけを用いて正確な位置を計算することができる。
図1に示す無線検索プラットフォーム100は、モバイル通信設備102の個々のユーザーに関連するモバイル加入者特性112を含むデータ設備(またはデータ機能)を含むことができる。このデータは、個人が、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、クレジットカード情報、パスワード、家族情報(たとえば、母の旧姓)、生年月日、運転免許証番号、雇用者、地位、年収、所得階層、購入した品目、(以上の情報のタイプのうちの任意のものを含む)友人及び家族情報などの無線アカウントを開いたときに、無線プロバイダー108によって収集されるデータ(但し、これらには限定されない)を含むことができる。モバイル加入者特性設備112は、個々のユーザーに関するデータ、たとえば、請求金額、平均請求額の合計、支払い履歴、分割払いの履歴、オンライン利用額(量)、オンラインインタラクション(インタラクション:対話または相互作用)の持続時間、オンラインインタラクションの回数、家族状態及び家族情報、子供の数、ショッピング習慣(たとえば、品物やサービスの購入視点)クリックストリーム情報、装置のタイプ及び装置のバージョン、装置の特性、使用形態(場所、日時、または、他の変数に基づくものを含む)、装置及び/または加入者に固有の識別子、コンテンツ閲覧履歴、ユーザーによる閲覧用に提供された/ユーザーによる閲覧用にではなく提供されたコンテンツ、ダウンロードされたコンテンツ及びプログラム、ビデオ、音楽、及び、聴取された、及び/または、ダウンロードされたオーディオ(音声)、見られたテレビ番組、閲覧/ダウンロードのタイミング及び継続時間、トランザクション履歴、及び、任意の他のユーザー特性またはユーザーが定義した特性を、常時(または頻繁に)または定期的に更新することができる。無線プロバイダー108に、支払請求サイクルの一部としてユーザーのクレジットカード情報を収集させ、及び、商品取引情報をユーザーに対する無線プロバイダーの請求書に自動的に付加することにより、物理的な商品の購入を無線プロバイダー108によって容易にすることができる。
モバイル加入者特性112データベースまた、電話の使用及び位置に関するデータを追跡することができる。たとえば、収集されたデータは、行われた電話呼出の履歴、受信した電話呼出(の履歴)、電話をかけている人またはユーザーが電話をかけた相手のモバイル加入者特性、呼出(または電話)の継続時間、電話、インターネット、電子メール、インスタントメッセージ、または、チャットによってなされた通信の履歴(及び、これらの技術によってやりとりされた実体(エンティティ))、それぞれの呼出の時に地理的/位置情報にリンクして(または関連して)なされた電話呼出の履歴、電話番号のログ(記録)、及び、モバイル通信設備102を用いてなされたクリック及びクリックスルーの履歴(または、他のキーストローク、または、音声起動アクションを含むこれと等価なユーザーインターフェース)を含むことができる。
図1は、本発明の原理にしたがってスポンサーデータベース128に関連付けられたスポンサーシップ設備174を示す。スポンサーシップ設備174を、法人、個人、または、本明細書に記載されている結果を(経済的に)支援する他のエンティティによって提供することができる。
図1の無線検索プラットフォーム100はモバイル検索ホスト設備114を含むことができる。モバイル検索ホスト設備114内には、一義化設備140、検索設備142、アルゴリズム設備144、結果設備148、ペアレンタルコントロール設備150、プライバシー設備152、トランザクションセキュリティ設備(取引安全化設備)154、キャリアビジネスルール設備158、音声認識設備160、スポンサーシップ設備162、及び/または、暗黙的なクエリー設備164(但し、これらには限定されない)を含む他の設備が存在しうる。モバイル検索ホスト設備114はまた、別のデータ設備170にリンク(または接続)することができる(本明細書において「設備」という用語は、それの実施の形態に応じて、「装置」または「機能」を意味する)。
一義化機能140は、あいまいなアクティブなユーザー入力を完全にするか、または、該入力により多くの意味を提供することができる。一義化機能140は、SMS専門用語解釈、単一ワードの最初の部分文字列補完、複数ワードの部分文字列補完、ステム補完(たとえば、単一のフォーマットを複数のフォーマットにし、動詞を動名詞にする)、同音異義語または同義語に対するシソーラス参照、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、表音綴り字法(phonetic spelling)アルゴリズム、表音綴り字法テーブル、語変換に対する電話機の番号キーパッド(数字の順番から可能性のある部分文字列を補完することを含む)、出現頻度に基づくアルゴリズム(frequency-based algorithm)、意味解析アルゴリズム、位置に基づくアルゴリズム(location based algorithm)、または、ユーザーによって入力されたクエリーまたは部分的なクエリーの意味に関する曖昧さを少なくするための他のアルゴリズムまたは設備を含むことができる。
検索設備142は、検索エンジンなどの検索設備でクエリー(オプションとして、明確にされたクエリー)を実行することなどによって検索を開始することができる。検索エンジンを、ブール検索ロジック、結果のカテゴリー、用語の(出現)頻度、文書の(出現)頻度、類似のクエリーを入力した他のユーザーによって選択された文書、可能性のある結果のリンク構造、または、他の任意の既知の検索アルゴリズムを使用する他の任意の既知の検索設備に基づく検索設備とすることができる。
(たとえば、本明細書に開示されている)モバイル検索サービスを、携帯電話、セルラーフォン、衛星電話、GSMフォン、または、他のタイプの電話機などのモバイル通信設備102のユーザーインターフェースを介してユーザーによってアクセスすることができる。モバイル検索サービスにアクセスするためにモバイル通信設備102を作動させる(または起動する)必要がありうる。モバイル通信設備102を、ユーザーがアクションを起こす(または操作をする)ことによって作動させる(または起動する)ことができる。このアクションは、モバイル通信設備102の電話機の実施形態が異なれば異なりうる。たとえば、折り畳み式電話機(または、折り畳み式携帯電話)は、該電話機を広げるか開くことによって作動させることができる。別の例では、ストレートフォン(straight phone)は、所定の時間電話機のキーパッド上のキーを押し下げることによって作動させることができる。上部スライド式電話機(sliding top phone)または上部ツイスト電話機(twist topphone)は、上部部分を、それぞれ、スライドさせてまたはひねって開けて、該電話機のユーザーインターフェースを露わにすることによって作動させることができる。電話機の実施形態に基づいて該電話機を作動させる他の電話機の方法も可能である。ある電話機は該電話機の電源を入れる(または該電話機をオンにする)ことによって作動させることができる。該電話機の電源を入れることは、該電話機にバッテリーを取り付け、机上の充電器や車載充電器などの電源に該電話機をプラグ接続し、該電話機の電源スイッチを入れ、電話機のユーザーインターフェース上のキーを最短時間押し下げることなどを含む場合がある。電話機を、電話機のロックを解除することによって、または、作動コード(または起動コード)を電話機のマイクに向かって話すことによって作動(または起動)させることができ、この場合、ロックを解除することには、ユーザーが、電話機のユーザーインターフェースを通じて電話機に作動コード(または起動コード)を入力することを含めることができる。
電話機を起動することによって、ユーザーは、電話をかけたり、電話に応答したり、ユーザーインターフェースのメニューをナビゲート(メニューを選択するなど)したり、モバイル検索サービスを使ったりといった、電話機の1つ以上の特徴及び機能にアクセスすることができるようになる。いくつかの特徴及び機能は、ユーザーに、電話履歴をチェックするなどの、ユーザーインターフェースを介して該特徴及び機能を最初に起動することを要求する場合がある。他の特徴は、電話機が起動したときに直ちに起動されることができる。1例として、ユーザーは、電話機の電話機能を最初に起動させることなく電話を始めるために電話番号をすぐに入力することができることが多い。
いくつかの実施形態では、電話機が起動されるとすぐに、(たとえば本明細書に開示されている)モバイル検索サービスを起動することができる。モバイル通信設備102のユーザーインターフェースの検索ボックス908を介してアクセスされるモバイル検索サービスを、電話機が起動されたときに起動することができ、これによって、ユーザーは、検索ボックス908に検索語をすぐに入力することができる。1例として、ユーザーが折り畳み式電話機のフリップ(カバー)を開いた後すぐに、モバイル検索サービスの検索ボックス908を表示及び起動することができ、これによって、ユーザーインターフェースを介するクエリー入力120を検索ボックス908に入力することができる。この例をさらに進めて、ユーザーは、該ユーザーの折り畳み式電話機のフリップを開いてすぐに、電話機のユーザーインターフェースを介して該ユーザーの地域スポーツチームの名前を入力することができる。モバイル検索サービスは、電話機のユーザーインターフェースを介して検索結果を提供することができる。電話機が起動されるとすぐに、検索ボックス908がユーザーインターフェースからの入力を受け取るのに加えて、モバイル検索サービスの検索ボックス908は音声入力122を受けとることもできる。
モバイル検索サービスの検索ボックス908及び該ボックスが受け取っているエントリーを、インジケータを含むことができる電話機のディスプレイに表示することができる。該インジケータは、ユーザーインターフェースを介して制御され、キーパッド及び電話機の音声入力モードの現在の状態を示す。いくつかの実施形態では、インジケータは、電話をかけたり受けたりすることができる時点、及び、モバイル検索サービスにアクセス可能な時点を示すことができる。インジケータを、検索ボックス908の1側面とすることができ、または、電話機のディスプレイ上の別個の表示とすることができる。1例として、検索ボックス908は、電話機が電話をかけたり受けたりすることができる状態になるとエントリーをグレー表示にするなど、ボックス内のエントリーのコントラストを下げて表示することができる。別の例では、検索ボックス908は、電話機がモバイル検索サービスにアクセス可能になるとエントリーの場所で点滅するカーソルを含むことができる。電話機の通話/検索サービス状態を示すインジケータは、モバイル通信設備102が起動され、これによって、ユーザーインターフェース表示は作動しているが、電話機は、無線ネットワークに接続するなどの初期化処理をまだ完了していないときに有益な場合がある。1例として、モバイル検索サービスの検索ボックス908を、電話が起動するとすぐに表示することができるが、該ボックスが起動(または作動)するのは、電話機が起動してから5秒以内などの時間的に近接した時点とすることができる。
モバイル検索サービスの検索ボックス908を、起動したときに、ネットワーク検索ボックス、無線キャリア(無線通信事業者)のウォールドガーデン(walled garden)コンテンツ132検索ボックス、または、他のモバイルコンテンツ検索ボックスとなるように予め設定しておくことができる。代替的には、ユーザーが、ユーザーインターフェースの機能を使って、起動時の検索ボックス908のタイプを選択することができる。代替的には、このユーザー選択を一時的なものとすることができ、次に電話機が起動されたときには、モバイル検索サービスの検索ボックス908は既定の選択状態に戻る。モバイル検索サービスの検索ボックス908を、一般検索(または汎用検索)でありうる検索バーティカル(search vertical)に関連付けることができ、または、着信音、画像、ゲーム、イエローページ(または電話帳の職業別欄または職業別電話帳)、天候、ホワイトページ(または電話帳の個人別欄または個人別電話帳)、ニュースのヘッドライン、WAPサイト、ウェブサイト、映画の開演時間、スポーツの得点、株価、飛行機の出発時刻、地図、指示(または方向)、価格比較、Wi−Fiホットスポット、荷物の追跡、ホテルの料金、ファンタジースポーツの成績(または統計)、ホロスコープ、回答、辞書、地域コード(市外局番)、郵便番号、エンターテインメント(娯楽)、ブログ、及び、検索バーティカルに関連する他のモバイルコンテンツのうちの1つ以上の検索バーティカルに関連付けることができる。
モバイル通信設備102は、外部リソースに接続するためにネットワークを利用することができる。ネットワークは、通信能力が不足している場合や、完全に通信できない場合もある。かかる状況では、モバイル通信設備102を用いたモバイルコンテンツの検索の実質的な利益を損なわれる場合がある。しかしながら、モバイル通信設備102が、重要な情報、関連する情報、現在の情報、タイムリーな情報(時宜を得た情報)、人気のある情報、または、(モバイルコンテンツなどの)特徴のある情報を保持できるように、該モバイル通信設備102のリソースを管理することによって、モバイル通信設備102へのネットワーク接続に障害がある場合でも、モバイル通信設備102は、その利益の少なくとも一部を維持することができる。さらに、モバイル通信設備102にあるコンテンツとモバイル通信設備102の外部にあるコンテンツの差分をとり、それらの両方に検索ボックスを提供することによって、ユーザーに提示するためにコンテンツをより効率的に配信することができる。
モバイル通信設備102は、ネットワークに接続されると、検索設備142などのモバイル検索ホスト設備114のリソースを使用して、モバイルコンテンツクエリーを実行することができる。モバイル通信設備102は、代替的に、または、検索設備142と協力して、検索エンジンなどのインターネット検索設備を利用することができる。無線プロバイダー108はまた、モバイル加入者特性112、広告主データ174、ウォールドガーデン132コンテンツなどの、無線プロバイダー108が利用可能な情報を、モバイル通信設備102にユーザーが入力したクエリーに基づいて検索できるように、クエリー検索機能を提供することができる。
ネットワークから切り離されると、これらのリソース、モバイルコンテンツ、データ、特性などを、検索クエリーを完了するためにモバイル通信設備102が利用できないようにすることができる。したがって、モバイル通信設備102は、検索クエリーを完了するために、局所的なリソースを検索するための検索能力及び機能を有することができる。この局所検索クエリー機能は、ネットワークまたはリモート(遠隔)検索を補完することができ、または、ネットワークが接続されて、かつ、それが完全に動作している場合であっても、ネットワークとは独立して動作することができる。
局所検索クエリー機能はまた、ネットワークリソースがアクセスできない情報を見つけるために有用でありうる。キャッシュメモリに格納されているコンテンツ、データファイル、コンフィグレーション(構成)データ、プログラム、削除されたアイテム、個人のアイテムなどの、モバイル通信設備102に局所的に格納されている情報を、局所検索クエリー設備から検索することができる。
局所検索は、モバイルコンテンツまたは該コンテンツに対する参照を局所的に見つけることができる場合には、モバイルコンテンツを見つけるのに有用でありうる。したがって、モバイルコンテンツの検索可能な記憶部を提供することは、局所的モバイルコンテンツ検索を効率的にするのに有益でありうる。局所記憶部には、データ設備118の1つ以上の外部ポートに接続可能なリムーバブル記憶装置を含む、モバイル通信設備102について本明細書で開示している任意の及び全ての記憶能力及び設備(装置)を含めることができる。
局所検索を容易にしうる局所的に格納されている情報を、ユーザーまたは外部ソースによって提供することができる。外部ソースは、本明細書に記載されているネットワークとすることができる。ネットワークからの情報は、検索クエリーへの応答として、ウェブページに関連するスポンサー提供コンテンツとして、またはRSSフィードとして、または、他の理由によってモバイル通信設備102に提供されたモバイルコンテンツを含むことができる。局所的に格納されている情報を、モバイル通信設備102に提供されたコンテンツとすることができ、または、ヘッダーデータ、メタデータ、もしくは、ウェブサイトのリストなどの検索クエリー結果とすることができる。
検索クエリーへの有効かつ適切な応答を容易にするために、情報を局所ストレージリソース(局所記憶リソース)に保持することは、本明細書に記載されているキャッシュ装置(貯蔵設備)によって実行することができる。かかるキャッシュ装置は、ネットワークから取得した(モバイルコンテンツなどの)情報を記憶して保守することができ、これによって、記憶された情報を時々更新してその妥当性及び値が維持される。モバイル通信設備102ががネットワークに接続されていないときは、局所検索設備が局所的結果をユーザーに提示することができる。しかしながら、該設備は、入力されたクエリーを記憶することができ、これによって、モバイル通信設備102が再びネットワークにつながったときに、該クエリーをネットワークリソースに提供して、局所的に記憶されている情報を更新することができる。これは、局所情報がユーザーとの関連性を有するように(なぜなら、該局所情報は、最近のユーザーの検索クエリーを満たすからである)、該局所情報を維持することを容易にしうる。
局所検索設備は、ネットワークリソースよりもタイムリーな検索クエリーへの応答を提供することもできる。なぜなら、ネットワーク通信には検索クエリーへの応答を提供することは必要とされていないからである。これによって、ユーザーは、ネットワーク検索が進行している間に、検索クエリー結果を調べて該クエリーと対話することが可能になる。検索結果が、モバイルコンテンツの動的な性質に少なくとも部分的に起因して速く変化しうる場合には、局所的記憶部からの検索結果をそのようなものとしてユーザーが識別できるようにすることができる。結果に対するユーザーの理解を容易にするために、局所的検索結果を他の方法で識別することもできる。たとえば、最後に更新されたのが最小時間(たとえば2日)経過後である局所的結果を、モバイル通信設備102のディスプレイ上のアイテムを黄色などの対比色で強調することによって識別することができる。結果が最大時間(たとえば1週間)よりも古い場合には、該結果を赤色で強調することができる。このようにして、ユーザーは、検索結果を調べ、局所的結果を識別し、及び、局所的結果の存続時間を特定することができる。モバイル通信設備102のユーザーインターフェースは、該設備102がネットワークに接続されているときに、局所的結果についての結果更新選択肢を提供することができる。
モバイル通信設備102がネットワークに接続されて、ユーザーが局所的結果を選択すると、該モバイル通信設備102は、ネットワークリソースの検索結果からダウンロードされた対応するリンクを自動的に使用することができる。これは、局所的検索結果に関連する最新のモバイルコンテンツにユーザーがアクセスするのを容易にしうる。1例として、ユーザーは、近くにある映画館で今夜何が上映されているかを調べるために該映画館を検索することができる。局所的検索結果は、映画館の名前、及び、該映画館の映画のリストにアクセスするためのリンクを提示することができる。このリンクは、モバイル通信設備102のキャッシュに格納されているリンクに関連するより古い映画のリストではなく、ウェブサイト上の現在の映画のリストへとユーザーを導くことができる。
局所検索設備を用いて、局所的情報をネットワーク検索結果に統合するためのいくつかのオプションについて説明した。上記のオプションの代わりとして、ネットワークリソース、並びに、モバイル通信設備102に局所的に記憶されている情報及びモバイルコンテンツに対する検索を実行するネットワーク検索設備を備えることもできる。モバイル通信設備102にあるコンテンツを含む全ての利用可能なコンテンツを検索するネットワーク検索設備によって、ユーザーに提示される検索結果は、統合され更新された提示形式をなすように局所とネットワークとを統合することになる。
本明細書で説明するように、モバイル検索結果は、検索クエリーに関連付けられているコンテンツに対する1つ以上のリストを含むことができる。ユーザーは、モバイル通信設備102のユーザーインターフェースを通じて、結果を選択し、さらなる情報を受け取るなど、検索結果と対話(相互作用)することができる。本発明の1つの態様は、購入したり、コンテンツをプレビューしたり、結果を保存したりすることなど、検索結果に関連する他のアクションをユーザーが行うことを容易にすることができる。検索結果に関連付けることができるこれらの及び他のアクションを容易にするための方法及びシステムについては後述する。
モバイル通信設備102にユーザーに提示されるアクションコマンドを、検索結果の1つの側面に基づいて検索結果に関連付けることができる。アクションコマンドを、モバイル通信設備102のユーザーインターフェースを介してユーザーに提示することができ、ユーザーは、このユーザーインターフェースの機能を介してアクションコマンドにアクセスすることができる。アクションコマンドは、追加の検索結果、または、モバイル通信設備102に対するアクションコマンドを提供することができる。
本明細書に記載されているように、モバイル検索プラットフォーム100は、検索設備142を用いることによって、モバイル通信設備102からの検索クエリーに応答することができる。検索設備142によって生成される検索結果は、キーワード、HTMLリンク、メタデータ、及び、これらと同様のものであってアクションコマンドを検索結果に関連付ける際に使用できるものなどの側面を含むことができる。検索設備142は、これらの側面の1つ以上を検査して、検索結果と対話による最良の結果をユーザーに提供するアクションコマンドを決定することができる。1例として、検索設備142は、「入札」アクションコマンドを、オンラインオークション内のアイテム(商品等)に入札するためのリンクを含む検索結果に関連付けることができる。別の例では、アドレスを提供するキーワードを含む検索結果は、該アドレスに関連付けられた「地図」アクションコマンドを有することができる。
検索結果は検索クエリーと厳密に一致しうるので、検索クエリーの側面は、検索結果に関連するアクションコマンドに影響を与える場合もある。検索設備142が、一般的なアクションコマンドに対して一般的な結果返すことができるように、検索クエリーを一般的なもの(広い範囲を含むもの)とすることができる。たとえば、「ギター」の検索は、ギターのタイプ、コンサート情報、ギターソング、ギターの技術、オンラインのギターオークション、楽器店などを含む種々の結果を返すことができる。そのような一般的な(すなわち広い範囲を含む)検索クエリーに対する結果は、該結果に関する更なる詳細を提供する関連するアクションコマンドを有することができ、これによって、関連する情報をユーザーが見つけるのを容易にすることができる。代替的には、検索クエリーを限定的なものとすることができ、または、検索設備142は、検索クエリーに対して限定的な関連する結果を提供することができる。検索設備142は、検索クエリーの側面を、モバイル加入者特性112、キャリアのビジネスルール130、または、ユーザーの検索履歴及び嗜好などの他の情報に関連付けて、特定の関連するアクションコマンドを有することができる関連する(または適切な)結果を特定することができる。そのような限定的なクエリーの結果は、特定の関連するアクションコマンドを有することができる。1例では、ある地域にある楽器店から販売のために提供された特定のギターに関連する結果は、関連する「購入」アクションコマンドを有することができる。
アクションコマンドの基礎となりうる検索結果の別の側面は、該検索結果のソースである。これは、該検索結果をもたらしたウェブサイト、該検索結果を生成した無線サービスプロバイダー108、検索サービスのプロバイダー、モバイル通信設備102などを含むことができる。検索結果の複数のソースの各々は、嗜好、ビジネス協定(business arrangement)、または、ソース毎に少なくとも部分的に異なりうる他の基準に基づいて、アクションコマンドを検索結果に関連付けることができる。提示されたアクションコマンドは、ユーザーによる同じ目的アクション(たとえば、上記の例ではギターを注文するなどのアクション)をもたらすことができる。しかしながら、アクションコマンドは、アクションに関連付けられた側面を、ソース毎に異なるように指示することができる。「購入」アクションコマンドがモバイル通信設備102に提示された上記の例を続けると、ウェブサイトによって提供される結果は、ギターの製造会社から直接ギターを購入するためのアクションコマンドを含むことができる。検索サービスのプロバイダーによって提供される結果は、ギターの製造会社の関連会社または販売代理店からギターを購入するためのアクションコマンドを含むことができる。
ウェブサイトは、ウェブサイトのコンテンツの側面に合致する検索結果に関連付けられることになるアクションコマンドを含むことができる。アクションコマンドを、ウェブサイトのコンテンツ、メタデータ、ヘッダー情報、HTMLリンクなどに含めることができる。モバイル検索プラットフォーム100は、検索クエリーの側面に基づいて検索結果に関連付けられることになる(ウェブサイトに含められる)アクションコマンドの1つを特定することができる。ウェブサイトは、購入、登録、ログイン、連絡、サービス、修理などのアクションをもたらすHTMLリンクを含むことができる。モバイル検索プラットフォーム100の検索設備142は、ウェブサイト上のHTMLリンクに関連するアクションコマンドを検索結果に関連付けることができる。1例では、「現場でのギター修理」に対する検索クエリーは、現場での修理をスケジューリングするためのリンクを含むことができるギター修理プロバイダーのウェブサイトに対する検索結果を生成することができる。現場での修理のスケジューリングを容易にするためのアクションコマンドを、検索結果に関連付けることができる。
代替的には、ウェブサイトは、モバイル通信設備102で使用するためのアクションコマンドを含むことができる。検索設備142は、モバイルアクションコマンドを用いてウェブサイトから取得された関連するアクションコマンドを有する検索結果を含むことができる。
アクションコマンドを、仮想ディスプレイ、音声(オーディオ)出力、振動、外部ポートなどの、本明細書に記載されているモバイル通信設備102のユーザーインターフェースの任意の側面を介してユーザーに提示することができる。同様に、ユーザーは、キーパッド、タッチスクリーン、マイク、外部ポートなどの、本明細書に記載されているモバイル通信設備102のユーザーインターフェースの任意の側面を介してアクションコマンドと対話(相互作用)することができる。
表示された結果を強調表示やスクローリングなどをすることによって、各検索結果を選択することができ、選択された検索結果に関連するアクションコマンドをユーザーが利用できるように、アクションコマンドを提示された各検索結果に関連付けることができる。ユーザーは、本明細書に記載されている種々のやり方でモバイル通信設備102のユーザーインターフェースと対話することができる。このように、アクションコマンドを、連続的な入力などの複数の入力を通じてユーザーがアクセスすることができる。1例では、ユーザーは、検索結果を選択するなどの第1の入力を提供することができる。この第1の入力は、ユーザーが利用可能な選択された検索結果に関連するアクションコマンドを作成することができ、これによって、第2のユーザー入力が該アクションコマンドにアクセスすることが可能になる。該第2のユーザー入力を、モバイル通信設備102のユーザーインターフェース上の送信ボタンを押すこととすることができ、そのアクションによって電話をかけることができる。当業者に想起されうる様々な第1及び第2のユーザー入力は本明細書に組み込まれるものとする。
アクションコマンドを、スポンサーシップ設備162を介して検索結果に関連付けることができる。スポンサーシップ設備162は、アクションコマンドを検索結果に関連付けるためのスポンサー128の入札に基づいて、検索結果をアクションコマンドに関連付けることができる。スポンサー128は、検索クエリーの1側面、検索結果の1側面、モバイル通信設備102の1側面、モバイル通信設備102のユーザーの1側面などの検索の1以上の側面に基づいて、アクションコマンドを検索結果に関連付けるために入札を行うことができる。スポンサーシップ設備162は、検索結果とスポンサー128によって指定された側面との関連性に基づいて高額の入札者からの資金提供された(すなわちスポンサー提供の)アクションコマンドを選択することができる。1例では、複数のスポンサー128は、イベントのチケットを購入するためのアクションコマンドを、該イベントに関連付けられた検索結果に関連付けるために入札することができる。検索クエリーが該イベントに関連付けられた検索結果を生成すると、最も高額の入札をしたスポンサー128からのアクションコマンドを、該検索結果に関連付けて、モバイル通信設備102に提示することができる。
代替的には、1つのスポンサーが該イベントのチケットを提供しており、一方、別のスポンサーが、該イベントに関連するアイテム(商品など)を提供している場合がある。モバイル検索プラットフォーム100は、入札額に関する検索結果との関連性に基づいてスポンサー128からのアクションコマンドを選択することができる。検索クエリーがイベントに関連するアイテムに向けられた場合には、モバイル検索プラットフォーム100は、チケットのスポンサーではなく、そのアイテムのスポンサーからのアクションコマンドを検索結果と関連付けることができる。
アクションコマンドは、モバイル通信設備102に追加の情報を提示することができる。上記の例では、イベントに対する検索クエリーから生成された検索結果に関連付けられたアクションコマンドを、複数のアクションコマンドをユーザーに提示するためのものとすることができる。該複数のアクションコマンドのうちの少なくとも1つを、本明細書に記載されているスポンサー提供のアクションコマンドとすることができる。該複数のアクションコマンドをモバイル通信設備102に提示することができ、これによって、最高額の入札をしたスポンサーからのスポンサー提供アクションコマンドを最初に提示するようにすることができる。アクションコマンドのリストにおいて、最高額の入札をしたスポンサーからのスポンサー提供アクションコマンドをリストの一番上に載せることができる。アクションコマンドを順番に提示する場合に、最高額の入札をしたスポンサーからのスポンサー提供アクションコマンドを、最初に提示されるアクションコマンドとすることができる。スポンサー提供アクションコマンドを提示する他の順序付けが可能であり、たとえば、検索結果との関連性、位置、及び、モバイル検索プラットフォーム100に関連する多くの他の側面に基づいて順序付けをすることができる。そのような順序付けは全て本明細書に含まれるものとする。
検索結果へのアクションコマンドの関連付けを、モバイル検索プラットフォーム100に個別に関連付けられているアクションコマンドプロバイダーによって実行することができる。モバイル検索プラットフォーム100は、アクションコマンドプロバイダーに検索結果を提供することができ、該検索結果との関連付けのためにアクションコマンドを受け取ることができる。モバイル検索プラットフォーム100は、ユーザーの人口統計学的情報(商品の購買層など)、モバイル通信設備102のタイプ、モバイル通信設備102の位置、及び、関連する(または適切な)アクションコマンドを受け取るのに役立ちうる他の情報などの追加の情報を提供することができる。
アクションコマンドは、購入すること、コンテンツの下見をすること、検索結果に関連するコンテンツを見つけること、検索結果に関連する電話をかけること、場所の地図を作成すること、検索結果を転送すること、及び、検索結果を保存することを含むことができる。転送された検索結果を、電子メールアドレスに送ることができる。これらのアクションコマンドのいくつかの例を以下に示す。
検索結果に関連付けられたアクションコマンドは、ユーザーが該検索結果に関連するコンテンツを下見するのを容易にしうる。1例では、検索結果を、写真共有ウェブサイトに関連付けることができる。該検索結果に関連付けられたアクションコマンドを、写真の1つまたは複数のサムネイルを表示するためのものとすることができ、これによって、ウェブページ上で利用可能なコンテンツのプレビューを提供することができる。別の例では、検索結果を、投資研究ウェブサイトに関連付けることができる。投資研究に関連付けられたアクションコマンドを、ウェブサイトの実演(デモンストレーション)をダウンロードするためのものとすることができ、これによって、ユーザーが、注釈付きの実演の形態でウェブサイトのコンテンツを下見することが可能になる。別の例では、検索結果を、独立系の映画制作会社に関連付けることができる。該検索結果に関連付けられたアクションコマンドを、モバイル通信設備102に該映画製作会社の1つ以上の映画の一部を提示するためのものとすることができる。こうして、ユーザーは、ウェブサイトのコンテンツ(映画)を下見することができる。同様に、音声、新しい衣類の系列などを、アクションコマンドによって下見(または試聴)することができる。
検索結果に関連付けられたアクションコマンドは、ユーザーが該検索結果を転送するのを容易にしうる。検索結果を、電子メール、テストメッセージ、インスタントメッセージ、ボイスメール、ビデオメール、メッセージ同報(message broadcast)、及び、本明細書に記載されているモバイル通信設備102と通信するための任意の他のものによって転送することができる。1例では、任意の検索結果に関連付けられたアクションコマンドを、電子メールによって検索結果を別のモバイル通信設備102に送るためのものとすることができる。モバイル通信設備102のユーザーインターフェースを介してアクションコマンドにアクセスすることによって、電子メールのユーザーネームのリストから宛先のネームを入力または選択するようにユーザーに促すことができる。
検索結果に関連付けられたアクションコマンドは、該検索結果に関連付けられたアイテムに入札するのを容易にしうる。1例では、ユーザーは、オンラインオークションウェブサイトで中古自転車を検索することができる。この結果は、中古自転車に関する1つ以上のリストを含むことができる。この検索結果に関連付けられたアクションコマンドは、ユーザーがそのアイテムに入札して値を付けるのを容易にしうる。該コマンドは、ユーザーが入札額及びパスワードを入力できるようにすることができ、モバイル通信設備102は、ユーザーに関する追加の識別情報を提供してオンラインオークションが入札を受け入れるようにすることができる。
検索結果に関連付けられたアクションコマンドは、該検索結果を評価(または格付け:rating)するのを容易にしうる。1例では、アクションコマンドは、モバイル通信設備102(たとえば、携帯電話の番号入力キーパッド)からの数値入力を受け入れて、検索クエリーに対する検索結果の関連性を評価することができる。検索結果のユーザーによる評価は、ユーザーに対してより大きな関連性を有する検索結果を提供するのを容易にしうる。ユーザーがある検索結果を所定の値より低く評価した(たとえば10のうちの3未満と評価した)場合には、アクションコマンドは、該ある検索結果を検索結果から削除することもできる。
検索結果に関連付けられたアクションコマンドは、該検索結果を格納するのを容易にしうる。1例では、アクションコマンドは、ユーザーが、お気に入り格納部(favorite storage)、追跡調査リスト(follow-up list)、または、モバイル通信設備102もしくはモバイル検索設備100に関連付けることができる他の格納部などに検索結果を保存するのを容易にしうる。
いくつかの実施形態では、電話を起動したときに検索ボックスを提示することができ、検索ボックスを、特定の検索方法に関連するように適応させることができる。たとえば、検索ボックスを、局所的なまたは個人的な検索(たとえば、本明細書に記載されているモバイル加入者特性などに関連する検索)を提供するように適応させることができる。検索ボックスを、時刻に基づいて結果をターゲットにするように適応させることもできる。たとえば、検索用ユーザーインターフェースを、局所的な結果を生成するように適応させることができ、及び、キーワード、フィルター、アルゴリズム、または、関連する局所的な結果を識別する他の検索パラメータを、時刻により変更することができる。そのため、ユーザーが折り畳み式携帯電話を開き、検索ボックスが該ユーザーに提示される場合には、該ユーザーは検索を実行することができ、その結果を局所化させて時刻に合わせて調整することができる。午後6時における検索結果は、ディナー(夕食)オプションに少なくとも部分的に関係する場合があり、午後8時における検索結果は娯楽に関係する場合がある。いくつかの実施形態では、デフォルト時の検索方法をユーザーが(ユーザーの嗜好に合わせて)設定可能である。電話機の起動時に検索設備(または検索機能)が提示されたときに、ユーザーは、デフォルトとして実行したい検索のタイプを設定することができる。ユーザーにオプション(たとえばメニューオプション)を提示することもでき、ユーザーは、該オプションを介して、一時的な新たな検索方法を選択することができる。
アルゴリズム設備144は、問題形式でユーザーの入力を受け取り、検索空間内で利用可能な全ての可能性のある1組の解決策(ソリューション)を適用することによって、その問題を評価することができる。最も基本的には、アルゴリズム設備144は、検索空間内で利用可能な最も直観的な解決策からなる稚拙/洗練されていない検索アルゴリズムを適用することができる。代替的には、アルゴリズム設備144は、検索時間とアルゴリズム設備144のリソース割り当てを最小限にするために、検索空間の要素に関する知識を利用する発見的手法に基づいて洗練された検索アルゴリズムを利用することもできる。このアルゴリズムは、クエリーの頻度、クリックまたはクリックスルーの頻度、クエリーの速さ、検索を発した場所、店頭への訪問、またはモバイルウェブサイト、コミュニティタギング(タグ付け)、モバイルユーザーのスコアリング(得点)に基づいて、コンテンツをユーザーに対してディスプレイ172に表示したりしなかったりするように機能することができ、または、該アルゴリムは、ドメイン制限(たとえば「espn.com」だけ)に基づくものとすることができる。
アルゴリズムを、モバイル通信設備102に固有の情報に対する索引(インデックス)を生成するように設計することができる。たとえば、アルゴリズムは、モバイルタグ(たとえば、テキスト(文字)などのWML、xHTML−MP、MIMEタイプ、並びに、WAP、及び/またはWML、または、モバイル(用途)に固有のヘッダー)に対してのみ探索を行うことができる。アルゴリズムはまた、コンテンツとモバイル通信設備102のディスプレイ172の能力との間の、ページ幅、ページの量(たとえば、画像の数やバイトサイズ)、画面解像度及びカラー機能(color capability)、フォントのタイプ及び大きさ、クライアント側のレンダリング(描画などの)能力、ページの複雑さ(たとえば、モバイル通信設備102と互換性がない特徴またはモバイル通信設備102に固有の特徴)などの要因を含む美的互換性を判定することができる。互換性情報を、人気度データ(たとえば、WAPゲートウェイ、編集に関するスコアリング(得点)、及び/またはトラフィックマーケット(取引市場)データ)などの他の情報と混合することもできる。
アルゴリズム設備144は、協調フィルタリングプロトコル、カテゴリーフィルター(category filtering)、推薦システム及び/または、ユーザー入力及び/または検索結果を分析し、洗練(上質化)し、フィルタリングするための他の処理設備を含むことができる。協調フィルターは2つの処理ステップを利用することができる。第1のステップの間、アクティブなユーザーのレーティングパターン(rating pattern)と類似のパターンを有する他のユーザーが特定される。次に、これらの類似のユーザーから得られたレーティングによって、アクティブなユーザーとの関連性の情報を予測するための経験的基礎が提供される。協調フィルターを、アクティブなユーザーについての関連情報を集めるステップと、予測情報の組から調和しない(または不適当な)情報を除去するステップとの両方を含むプロセスとすることも、これら2つのステップのいずれかのみを含むプロセスとすることもできる。
協調フィルタリングプロトコルは一般に、ユーザーの大きなグループからの嗜好データの集合を含む。この嗜好データを、類似の嗜好プロフィールを持つサブグループ、または、サブグループのメンバーの特性(特徴)を特定するために統計学的に分析することができる。種々の重み付き平均、ファジー理論、または、他の技術を用いて、嗜好サブグループを要約しまたはモデル化することができ、このモデル/要約を用いて嗜好関数を生成することができる。次に、この関数を用いて、新しいユーザーを適切な嗜好サブグループと突き合わせることができる。いくつかの実施形態では、かかる情報を多くの個々のモバイル加入者特性データセットから収集することができ、データを、多くのモバイル通信設備のユーザーから収集することができる。たとえば、無線プロバイダー108は、その顧客の大きなグループから嗜好データを収集することができる。いくつかの実施形態では、データを、非モバイルユーザーから収集することができ、他のオンラインアクティビティ(オンラインでの活動)またはオフラインアクティビティ(オフラインでの活動)から収集された嗜好情報に関連付けることができる。
ユーザーの嗜好を、ユーザーの挙動(または行動)や他の暗黙的な特性、または、モバイル通信設備のユーザーによって明示的に定義されたもの、または、これらの何らかの組み合わせから得ることができる。ユーザーが(たとえば、レストラン、本、電子商取引、音楽、ニュース、ビデオ、フォーマット(書式など)、オーディオのタイプなどに対する)自身の好みを明示的に表明した場合には、この明示的嗜好情報を、ユーザーの電話機に関連するモバイル加入者特性データベースに格納することができる。ユーザーは、製品をオンラインで購入し、オンラインでサイトを訪問し、モバイル通信設備から電話をかけ、別の設備から電話をかけ、コンテンツを閲覧し、または、他の活動に関わるかまたは関わらないといった活動(アクティビティ)を通じて好みを暗黙的に記録することができる。たとえば、ユーザーは製品を見て、その製品を購入しないことを決定した場合には、ユーザーはその製品に興味がないという推測をすることができ、この推測を協調フィルタリングアルゴリズムの一部として用いることができる。さらに、推測を、ユーザーがモバイル通信設備で最近電話をかけた(店舗などの)相手先のタイプから導くことができる。ユーザーが、過去2週間の間に繰り返し自動車販売店に電話をかけていた場合には、ユーザーは、現在、カー用品及び/またはサービスを探しているという推測を得ることができる。ユーザーの暗黙的な嗜好を、ユーザーによって訪問された全てのページ、及び、それぞれの訪問の頻度及び/または継続時間を記録することによって収集することもできる。訪問されたページを「1」に訪問されていないページを「0」に符号化する2進符号化方式を用いて、ユーザーベースの嗜好ベクトルを生成し、及び、ユーザー内とユーザー間の両方での一群の嗜好または類似性について統計的に分析することができる。他の符号化技術は、共通性の側面にしたがっていくつかのサイトをグループ化することができ、ナビゲーション挙動が、任意の数のユークリッド距離法や他の距離法及び/またはマッチング技術を用いて分析される。いくつかの実施形態では、ユーザーの嗜好データを、モバイル加入者特性データベース内から収集することができる。いくつかの実施形態では、ユーザーの嗜好データを、モバイル加入者特性データベースの外部から収集することができる。いくつかの実施形態では、オフラインでの挙動を用いてユーザーの嗜好を特徴付けることもできる。
関連するモバイルコンテンツをモバイル通信設備102に配信するために、少なくとも1つ以上のパラメータに基づいて、暗黙的(または潜在的)なモバイル検索クエリーをモバイル通信設備102から自動的に生成することができ、この場合、関連性を、モバイル通信設備102に関連する情報に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
検索クエリーの自動生成を暗黙的な検索とすることができる。この暗黙的な検索を、モバイル通信設備のコマンドをユーザーが操作することを必要としないものとすることができる。たとえば、ユーザーは、メニュー項目を選択すること、ボタンを押すこと、タッチスクリーンのアイコンを選択すること、音声コマンドを発すること、または、モバイル通信設備102に関連した他のコマンドを明示的に利用することを必要としないことができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーの自動生成をサーバー134によって完了(完遂)することもできる。
いくつかの実施形態では、あるパラメータを用いて、モバイルコンテンツの関連性を部分的に決定することができる。パラメータをモバイル通信設備102に関する情報とすることができる。この情報をユーザー特性に関連付けることができる。ユーザー特性は、ユーザーの年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間、及びユーザー特性に関連する他の情報を含むことができる。たとえば、ユーザー特性の雇用者を用いて、自動的に生成されたニュースのヘッドラインの検索クエリーから得られた検索結果内でニュースのヘッドラインの関連性を部分的に決定することができる。ユーザーの雇用者が自動車メーカーである場合には、自動車工の一時解雇に関連するニュースのヘッドラインを、中国における通貨変動に関連するヘッドライン(見出し)よりも関連性が高いと決定することができ、したがって、該ユーザーのモバイル通信設備102に優先的に配信することができる。同様に、ユーザーの雇用者のパラメータは、雇用者の現在の株価に関する検索クエリーの生成、及び、該ユーザーのモバイル通信設備102へのその情報の配信をもたらすことができる。
いくつかの実施形態では、パラメータを、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的位置、地理的近接度、ユーザー装置、時刻、及び、他のユーザー特性に関連付けることもできる。たとえば、ユーザーに関連するパラメータは、年齢(27歳)、性別(男性)、以前のユーザートランザクション(ジャズレコードの購入)、地理的位置(ニューヨーク市)を含むことができる。自動的に生成された検索は、ユーザー特性または複数のユーザー特性との関連性によって、ランク付けされ、順序付けされ、索引付けされ、または、優先順位を付けられた検索結果を返すことができる。この例では、ユーザーが、ニューヨーク市にいる若い男性であって、ジャズレコードを購入したという履歴を有するという事実によって、ユーザーのモバイル通信設備102に関連するコンテンツを配信するための優先順位付け、たとえば、ジャズレコードの販売小売店、ニューヨーク市内のジャズレコードの販売小売店、ユーザーが歩いて行ける距離内にあるジャズレコードの販売小売店など、がもたらされうる。
いくつかの実施形態では、パラメータは、表示(ディスプレイ)能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディオ能力、ビデオ能力、キャッシュサイズ、記憶能力、メモリ容量、及び、モバイル通信設備の他の特性からなるグループから選択することができる、モバイル通信設備の特性を含むこともできる。モバイル通信設備102に関する情報を、無線オペレータ(たとえば無線通信事業者。以下同じ。)、無線サービスプロバイダー108、電気通信サービスプロバイダー、または、モバイル通信設備102に関連する他のプロバイダー(インターネット接続業者など)によって提供することができる。前述のジャズの熱狂的ファンであるユーザーの例をさらに続けると、コンサート中のジャズ演奏家の新しいビデオを入手できる場合には、自動的に生成されたクエリーは、ユーザーのモバイル通信設備102が適切なビデオ能力(ビデオ機能)を有しているが否かを判定することができ、有している場合には、そのビデオ(映像)をダウンロードする機会をユーザーに提供することができる。
いくつかの実施形態では、関連するモバイルコンテンツをモバイル通信設備102において局所的に保存する(たとえば、キャッシュメモリに記憶する)ことができる。局所的に保存された情報を、新たな検索クエリーに関連する新たなコンテンツに先立ってロードすることができる。局所的に保存された情報を、日付や時刻とすることができる期限、局所的に保存された情報の以前の使用(の有無)、または、局所的に保存された情報の期限を左右する他の特性に関連付けることができる。たとえば、地理的位置及び時刻のパラメータを用いて、自動的に生成された検索クエリーは、その位置に対する当日の気象状況を含む結果を返すことができる。これらの結果を、同じ日の午後11時59分を有効期限として、モバイル通信設備102に局所的に保存することができる。いくつかの実施形態では、ビデオなどの保存されたコンテンツを以前閲覧したことを用いて、該コンテンツを将来使用することを許可することを決定することができる。たとえば、保存されたジャズ演奏家のコンサートビデオを、期限満了後にモバイル通信設備102で5回再生することを許可することができ、該ビデオは、該ビデオを再度見るためにユーザーに該ビデオを購入するよう要求する。
いくつかの実施形態では、関連性を統計的な関連に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。関連性をスコア(または点数)とすることができる。統計的な関連を、モバイルコンテンツと、モバイル通信設備102に関連する情報との関連に関連付けることができる。モバイル通信設備102に関連する情報は、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的位置、地理的近接度、ユーザー装置、時刻、ユーザー特性、または、モバイル通信設備の特性を含むことができる。ユーザー特性は、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間、及び他のユーザー特性からなるグループから選択することができる。モバイル通信設備の特性を、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディー能力、ビデオ能力、キャッシュ(キャッシュメモリ)の大きさ、記憶能力、メモリ容量(記憶容量)、他のモバイル通信設備の特性からなるグループから選択することができる。たとえば、モバイル通信設備102を、地理的位置(サンフランシスコ)、ユーザー履歴(中華料理店への以前の電話)、及び時刻(午後7時)というパラメータに関連付けることができる。モバイル通信設備102は、レストラン、または、中華料理店、または、サンフランシスコという位置を有すること、または、午後7時に開店すること、または、これらの何らかの組み合わせに対するコンテンツの関連性に基づいて、検索クエリーを自動的に生成し、コンテンツ提供の優先順位付けを行うことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関連する情報を、無線オペレータ、無線サービスプロバイダー108、電気通信サービスプロバイダー、または、モバイル通信設備102に関連する他のプロバイダー(インターネット接続業者など)によって提供することができる。
いくつかの実施形態では、協調フィルタリングアルゴリズムの基本的な実施には、製品、サービス、ビジネス、トランザクション、または、ウェブサイトの評判(または人気度)を、これらを好意的に評価する(ある程度の好ましさを含むことができる)集合内のユーザーの総数を記録すること、または、該ウェブサイトを繰り返し訪れるユーザーの数を記録することによって追跡することが伴う。本質的には、このアルゴリズムは、以前のユーザーが好んでいたものを新しいユーザーも好むであろうということを想定している。いくつかの実施形態では、重み付き平均(加重平均)処理は、全ユーザーのデータセットについて全体的に評判が良くない製品を高く評価した全てのユーザーのサブグループを切り分けるように実施される。
K近傍法(K-nearestneighbor algorithm)と呼ばれることもあるより頑強な協調フィルタリング手順は、新しいユーザーからなる「ターゲットデータセット」のメンバーに対する関心という変数(以下、関心変数という)を予測するために以前のユーザーの挙動に基づく「トレーニングデータセット」を使用する。ユーザーの嗜好データに加えて、トレーニングデータセットは、モバイル加入者特性データベースに含めることができるような追加の予測変数(たとえば、年齢、所得、性別、日付、または、出生地など)を有することができる。関心変数は、購入された製品のタイプや購入量などを含むことができる。ターゲットデータセット中の各列(単一のユーザーデータ)について、このアルゴリズムは、トレーニングデータセットの「K」個の最近傍のメンバーを突き止める。このアルゴリズムによって使用される近さまたは距離は、一般的に、ユークリッド距離の測度である。次に、このアルゴリズムは、K個の最近傍に対する関心変数の重み付けされた合計を見出す(または求める)。この場合、この重みは、計算された距離の逆数である。次に、この処理はターゲットセット中の残りの全ての列について繰り返される。この情報から、将来の予測に対するモデルを得ることができる。ユーザーの評判が高くなると、トレーニングデータセットを、新しい列を含むように更新することができ、したがって、該データセットは、予測モデルを改訂する際に使用するためのユーザーの嗜好のいかなる変化も捕捉することができる。
ユーザーの嗜好グループの統計的クラスター化(群化)に対して首尾良く使用することもできる他の方法には、重み付き多数決(weighted majority:重み付きマジョリティ)、ベイズ予測(Bayesianprediction)、ピアソンの積率相関(Pearson product correlation)、及び、因子分析法などがある。
上記の協調フィルタリングの概説に加えて、次の教科書を、協調フィルタリングに関するさらなる情報のために参照することができ、該教科書を参照により本明細書に組み込むものとする:「Nakamura,A. 及びAbe,N., 1998. CollaborativeFiltering using Weighted Majority Prediction Algorithms in:Proceedings of ICML'98,395-403. Mogran Kaufman Eds. 」(付録A参照)。
協調フィルタリング、または、他の方法によって決定された種々の情報についての他の優先的措置に加えて、または、これらの代わりに、非優先タイプまたは客観的タイプのデータを用いて、モバイル通信設備102のユーザーに関する検索結果をさらに絞ることができる。たとえば、ユーザーの位置をGPSシステム(または他の位置ベースのサービス)によって決定することができ、協調フィルタリングを使用して、または、該フィルタリングを使用することなく、結果をフィルタリングするためにこの位置を用いることができる。いくつかの実施形態では、時刻、装置のタイプ、時刻に関連するアクティビティ(活動)、位置に関連するアクティビティ、請求書(または送り状)に関するアクティビティなどの要素を用いて検索をさらに洗練(上質化)することができる。いくつかの実施形態では、かかる情報をカテゴリースタイルフィルター(category style filter。すなわち、データに基づいて、結果を含むように、または、結果を排除するように設計されたフィルター)において用いることができる。いくつかの実施形態では、かかる情報を協調フィルターアルゴリズムによって使用することができる。いくつかの実施形態では、協調フィルターアルゴリズムにおいて考慮することなく結果をフィルタリングするために、かかる情報を用いることができる。
いくつかの実施形態では、検索結果を取得し、検索クエリーを洗練し、訂正をし、提案をし、検索クエリーの曖昧さを除去し、結果を分類し、明示的または暗黙的な検索を実行し、フィルタリングし、協調フィルタリングをし、または、本明細書で規定されている他のプロセス(処理)を実行するプロセスで使用されるデータをデータベース(たとえば、リレーショナルデータベース)に格納することができる。いくつかの実施形態では、データを、(情報を得るために)調べ(または取り出し)、関連付け、結合し、抽出し、または他のやり方で処理しまたは使用することができる。かかるデータの関連付け及び調査(または取り出し)に関連するさらなる情報については、参照により本明細書に組み込まれている次の文書を参照されたい:「Integrating Association Rule Mining with Relational DatabaseSystems: Alternatives and Implications ,by Sunita Sarawagi, Shiby Thomas,Rakesh Agrawal, published by the IBM Almaden Research Center」(付録B参照)。
推薦システムは、ユーザープロフィールからの情報を用いて、ユーザーの関心をひくかもしれない他の情報/製品に関する予測を行うことができる。推薦システムで使用されるデータを、明示的及び暗黙的データ収集を用いて取得することができる。明示的収集物は、たとえば、直接アイテムを評価し、製品をランク付け、嗜好を表明し、好きなものまたは嫌いなものなどをリストする(一覧表を作る)などをしているユーザーから収集されたデータを指す。暗黙的収集は、たとえば、オンラインショップで閲覧された製品や購入された製品などの、ユーザーの挙動の副産物として収集されたデータを指す。推薦システムは、収集されたデータと他から収集された類似のデータを比較することができ、アクティブなユーザーのために推奨されるアイテム(品目)のリストを割り出す。
ユーザーがモバイル通信設備102に入力する各キーストロークに基づいて、ディスプレイ172に対して提案物(提案された事物)を生成することができる。無線プラットフォーム100の全体的な性能を最適化するために、提案物を、モバイル通信設備102に局所的に保存して、サーバー更新の性能と調和させ(または混合し)ることができる。更新情報を、ユーザーのキーストローク(キー操作)を要することなく、モバイル通信設備102のキャッシュメモリに提供することもできる。追加の提案を、人気度、クエリー活動の頻度、コンテンツ内の頻度、コンテンツの頻度の増加率、購入頻度、セールス・コンバージョン・レート(sales conversion rate:購買率)、並びに、これらの基準に生じる任意の変化に基づいてコンテンツを評価することにより、ユーザーに提供することができる。提案物のリストを、「Tyra Banks out of 1, 2, 3」などのよく使われる用語で「デ・デューピング(de-duping)」する(de-duping:重複をなくす)ことによって、及び、たとえば、タイトル、アーティスト(芸術家)、または、イエローページタイプの分類、または、他の主題体系によって分類することによって得ることもできる。提案物を、モバイル通信設備102、モバイル加入者特性112、結果設備、キャリアのビジネスルール130、及び/または、検索アルゴリズム設備144に固有のものとすることができる。提案物を、JavaやBREWアプリケーションにおいて動的に表示することができる。提案物をブラウザで表示することもできる。たとえば、ユーザーが、クエリーとしてBR SPを入力すると、応答したWAPページは、Britney SpearsまたはBruce Springsteen(またはそれらのいずれ)を入力しようとしているのかをユーザーに尋ねることができる。この場合、ユーザーは、意図したクエリーのリンクをクリックすることができる。
推薦物(推薦するまたは推薦された事物)を、モバイル通信設備102、モバイル加入者特性112、結果設備、キャリアのビジネスルール130、及び/または、スポンサー設備144に固有のものとすることができる。他の関連するコンテンツに関する推薦物のユーザーへの提供は、検索結果の(ディスプレイ172への)表示中、または、検索アイテム(検索項目)が選択された後に行うことができる。アイテム間の関係を、トランザクション、検索、及びクエリー挙動に基づくものとすることができ、及び、アイテム間の関係は、抱き合わせ販売品(たとえば、同じジャンルのアーティストの録音物)、または、ユーザーに提供する追加の製品及びサービス(たとえば、都市部の映画チケットをユーザーが購入した後に該ユーザーにタクシーサービスを提供すること)を含むことができる。クエリー分類は、イエローページタイプの分類法(たとえば、レストランまたは医師、あるいは、5桁の数字が郵便番号であることを推測するためのもの)を使用することができ、及び、クエリー分類を、モバイル通信設備102、モバイル加入者特性112、配信設備、一義化設備(曖昧さを排除するための設備)140、及び/または、ペアレンタルコントロール150に固有のものとすることができる。無線プラットフォーム100は、分類法に基づくクエリー分類へのキーワードマッピングを使用することもできる。たとえば、「screwdriver(ねじ回し)」というユーザークエリーは「hardware(ハードウェア)」という分類にマッピングすることができる。このキーワードマッピングを、モバイル通信設備102、モバイル加入者特性112、配信設備、一義化設備、及び/または、ペアレンタルコントロールに固有のものとすることができる。
結果設備148は、一般的なコンテンツ及びサービス、特定のコンテンツカタログ、キャリアのプレミアムコンテンツ(高級なコンテンツ)、キャリアのポータルコンテンツ、装置ベースの結果(device based result)、または、家庭用コンピュータデスクトップ検索結果を含むことができる。結果設備148において提供される一般的なコンテンツ及びサービスを、ポッドキャスト、ウェブサイト、オンラインで利用可能な一般的な画像、オンラインで利用可能な一般的な映像、MCF用にトランスコード(変換)されたウェブサイト、モバイルブラウザ設備用に設計されたウェブサイトとすることができる。特定のコンテンツカタログは、旅行、(ドライブのための)道案内、地図上に表示された結果、ホワイトページ及びイエローページ電話案内、映画の上映時間及びレビュー(批評記事)、ショッピング及び製品の比較レビュー、天気、株価、一般知識問題、語義、シソーラス(類語辞典)、レストランのレビュー及び予約、WiFiのホットスポット位置、ホロスコープ、地域コード(市外局番)、郵便番号、スポーツの得点、飛行機の出発時刻、ファンタジースポーツの成績(または統計)、ドリンクのレシピ、誘い文句、冗談(ジョーク)、実店舗内の情報(たとえば在庫品リスト)、電子財布(mobile wallet:モバイル決済)、百科事典、アダルトコンテンツ(成人向けコンテンツ)、賭博コンテンツ、及びFAQ(よくある質問)を含むことができる。結果設備148において提供されるキャリアのプレミアムコンテンツは、着信音(モノラル音、多声音、人口でない実存する音)、呼び出し音、音楽ストリーミング、MP3、ビデオ(映像)、ゲーム、スクリーンセーバー、携帯電話用に設計された画像、モバイルブック(mobile book)、または、他のモバイルアプリケーションを含むことができる。キャリアのポータルコンテンツは、現在の主要な話題、娯楽、ビジネス、技術、金融、スポーツ、天気、株価、口座情報などのニュースを含む。結果設備148において提供される装置ベースの結果は、SMS MMS及びインスタントメッセージ、電子メール、チャット、PIM(アドレス帳)、及び、電子財布用の貨幣サービスなどのメッセージングを含むことができる。最後に、家庭用コンピュータデスクトップ検索結果は、テキスト文書、ポータブル・ドキュメント・フォーマット(PDF)文書、注釈付きの地図を含む種々の書式の地図、または、類似の設備(機能)、スプレッドシート、プレゼンテーション、写真及び画像、ウェブページ、電子メール、IM、及びチャットを含むことができる。
検索結果を順序付けて表示することは、モバイル通信設備102、モバイル加入者特性112、配信設備、一義化設備、ペアレンタルコントロール150、検索アルゴリズム設備144、キャリアビジネスルール158、及び/またはスポンサーシップ設備162に基づくものとすることができる。表示のためにコンテンツを順序付ける(または配列する)ことを、あるカテゴリー内で利用可能のコンテンツの量に基づくものとすることもできる。ディスプレイ172を、モバイル通信設備102の画面サイズに基づいて変更することができ、音またはその他のマルチメディアコンテンツをモバイル通信設備102の能力に適応させることができる。コンテンツの順序付け及び表示を、コンテンツのタイプ、アーティスト(演奏家など)、日付、または、コンセプト(たとえば、自動車としてのジャガー(Jaguar:商標)または動物としてのジャガー)によって編成することができ、及び、他のカテゴリーを、モバイル検索ホスト設備114内の推論から得ることができる。順序付けに加えて、ディスプレイ172内の重み付けによって、コンテンツを強調したり、コンテンツの強調をやめたりすることができる。たとえば、重み付けを、大きさ、動き、対称性の欠如、派手な色、音、マルチメディア、または、コンテンツを強調する他の手段を用いて行うことができる。スポンサー提供のリンクの場合は、収率(たとえば、収益や歩留まり。以下同じ)の最適化を行う(たとえば、クリック数に入札額を乗じる)機会を提供することができる。
ペアレンタルコントロール150の機能を、ユーザーアカウントが生成されたときに無線プロバイダー108によって設定することができる。ウェブベースのインターフェースを、ペアレントコントロールを変更または修正するために、及び、パスワード保護を登録(または入力)/変更するために使用することができる。代替的には、ペアレンタルコントロールを、モバイル通信設備102内に含まれているインターフェースを介して管理することもできる。
プライバシー設備152は、ユーザーの極秘データを暗号化するための暗号化設備などの、ユーザーのプライバシーを保護するための1つ以上の設備を備えることができる。プライバシー設備152は、不要な広告メール、スパム、スパイウェア、ウイルスなどの望ましくないコンテンツからユーザーを保護するための設備を備えることもできる。プライバシー設備は、たとえば、結果を提示する前にそのようなコンテンツをフィルタリング(して除去)することができ、あるいは、他の実施形態では、ユーザーの秘密情報を暴露する可能性がより低い修正されたクエリー、または、望ましくないコンテンツを返す可能性がより低いクエリーを提案することができる。プライバシー設備152は、無線プロバイダー108とともに、VPNなどによるセキュアチャネル(安全なチャンネル)に類似のやり方で機能することもできる。このセキュアチャネルによって、極秘情報を安全に共有することが可能になる。
トランザクションセキュリティ設備154は、追加のプライバシー設定及びペアレントコントロール設定、無線ショッピングを保護するためのトランザクション(取引)に関するセキュリティ設定、及び、デジタル著作権の管理を含むことができる。いくつかの実施形態では、このような設備は、パスワードベースのセキュリティ、公開鍵/秘密鍵設備、または、モバイル通信設備102を用いて実行されるトランザクション(取引)における参加者が真正な参加者であることを保証するための他の適切なセキュリティプロトコルを含むことができる。
無線プロバイダー108のキャリアビジネスルール158を、モバイル検索ホスト設備114に関連付けること、または、該設備114に含めることができる。これらのルールは、ユーザーがどのようなコンテンツ(ウォールドガーデン(walled garden:塀に囲われた)コンテンツまたは非ウォールドガーデン(non-walledgarden:塀に囲われていない)コンテンツ)にアクセスできるか、ユーザーインターフェース内のどこにスポンサーのログ及びリンクを配置するか、どのスポンサー設備を含めるか、広告の在庫(または在庫品目)用のルール、(たとえば、アクセス条件(または状況)、使用者統制(または使用者制御)、ペアレントコントロールなどに基づいて)ユーザーによるトランザクションの分類を可能にするルール、及び、オークションを管理することを可能するルールを決定することができる。重複した情報が検索結果に存在する場合には、好適なプロバイダーのコンテンツに他方のものよりも高い優先権を与えることができる。
音声認識160をモバイル通信設備102に設けるのに加えて、該音声認識をモバイル検索ホスト設備114内に含めることもでき、該音声認識は、正確な音声認識のためにソフトウエアアルゴリズムとハードウエアベースのソリューションの両方を使用することができる。
スポンサーシップ設備162は、プレミアムコンテンツを関連するユーザーに対して表示するために無線プロバイダー108に料金を支払うスポンサーからの該プレミアムコンテンツを格納する。スポンサーの情報を、ユーザーによって訪問されたウェブサイトにリンクし(すなわち、クリック課金型(pay-per-click:ペイパークリック方式)にし)、または、電話にリンクする(すなわち、着信課金型広告(pay-per-call:ペイパーコール)にする)ことができる。スポンサー情報は、テキスト(文字)のみの情報、写真形式のグラフィック情報、グラフィックアートデザイン、また、ビデオ、並びに、これらの種々の組み合わせを含むことができる。スポンサー情報は、対話型のソフトウエアアプリケーション(すなわち、ゲーム)、または、特殊な着信音(たとえば、jamtone(ジャム音))の形態をとることもできる。スポンサー情報を、スポンサー情報とユーザーの検索クエリーの関係、結果のリスト、アイテム(品目など)またはカテゴリー、及び、ユーザーによって訪問されたウェブサイトに基づいて、ユーザーに対して表示することができる。ウェブページを、シンジケートされた広告用のコンテンツを表示し、または、シンジケートされた広告に対してリンクすることができる。さらに、図1に示す無線検索プラットフォーム100は、上述の種類のスポンサー情報を別個のデータベース128において含むことができる。
暗黙的なクエリー設備164は、明示的な検索クエリー以外のユーザーのアクティビティに基づいて、関連するコンテンツをユーザーに対して表示する。たとえば、GPSデータにおいて、ロケーター設備110は、セルフォン(セル式電話)のユーザーがスポンサーのレストランの近くにいることを示すことができる。さらに、モバイル通信設備102及び/または無線通信設備に含まれる時計は夜であることを示すことができる。予測アルゴリズムは、この情報を結合して、ユーザーがディナーを食べることができるすぐ近くのレストランに関心があるという暗黙的なクエリーを行って(または作成して)、コンテンツ(広告、電話番号、メニュー、評価)を該ユーザーのモバイル通信設備102にすぐに表示するために送ることができる。他の暗黙的クエリーも同様に、ユーザーのペアレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール158、結果設備148など(これらのうちの単独または組み合わせ)に基づくものとすることができる。
図1に示す無線検索プラットフォーム100は、インターネットに接続されたサーバー134及びデータベース138を含むことができる。インターネットを介して無線プラットフォーム100に接続されたデータベース138は、ユーザーがトランザクション(取引など)を行う個々のビジネスウェブサイトなどの情報を格納することができる。
図1に示す無線検索プラットフォーム100は、無線キャリアビジネスルール130を格納しているデータベースを含むことができる。キャリアビジネスルール130は、無線プロバイダー108の経済的利害関係(または経済的利益)またはスポンサー128の重要性(度)に基づいて広告コンテンツ(下記のウォールドガーデンコンテンツ(walled garden content)132を参照)に優先順位を付けることができる。追加のキャリアビジネスルール130は、本明細書に記載されているルール、及び、参照によって本明細書に組み込まれている文書に記載されたルールを含むことができる。
図1に示す無線検索プラットフォーム100は、「ウォールドガーデン」コンテンツ132を格納しているデータベースを含むことができる。ウォールドガーデンコンテンツ132を、無線プロバイダー108が、たとえば、ユーザーのクリックスルーやコンテンツのダウンロード(たとえば、着信音、壁紙、呼び出し(音やメロディー)、音楽、ビデオ)に基づいて追加の収入を得るところのコンテンツとすることができる。この追加の収入のゆえに、無線プロバイダー108は、それのキャリアビジネスルール130を通じて、この有利なコンテンツを、同様に関連してはいるが、無線プロバイダー108に経済的利益をもたらさない検索結果よりも優先させることを確実にすることができる。
図2は、ユーザークエリーを処理して、ユーザーに配信される結果を生成するための複数のプロセスを示す略ブロック図200である。図示の実施形態では、クエリーモード202が入力される。クエリーモードを、アクティブなユーザーによって入力された明示的なクエリーの形態とすることができ、または、ユーザーによってではなく、ユーザー及び/又はユーザーの挙動に関連するなんらかの特徴(たとえばユーザーのGPS位置)によって開始(または起動)される暗黙的なクエリーとすることができる。ユーザーによって明示的に行われるクエリー入力208の開始を、関連する暗黙的なクエリー204から得られる追加の情報と対(ペア)にすることができる。クエリー入力208の明瞭さに依存して、クエリーは、訂正244、一義化(曖昧性の除去)240、またはリダイレクション(転送)250を必要とする場合がある。クエリー入力208を、推薦(推奨)248や提案242と対にすることもでき、または、さらなる処理の前に分類(254)することもできる。クエリー入力208の開始が、テキスト(文字)ではなく声によってなされる場合には、これを、音声認識(252)プログラムと連携(または同期)させることができる。検索を最適化するために使用されるプロセスの全てまたは任意のものを、モバイル通信設備に関連する情報、たとえば、モバイル加入者特性情報、位置、時刻、フィルタリングアルゴリズムなどを用いて改良することができる。
最初の明示的及び/または暗黙的なクエリーがなされると、クエリー212が処理され、最初の結果が得られる(214)。クエリー212と最初に得られた結果214の両方に、追加のフィルタリング258及び集合化260を施すことができる。ウォールドガーデンコンテンツ262及びスポンサー提供コンテンツ220も、クエリー212に結合して、修正された結果222をユーザーに提供することができる。結果222は、追加のスポンサー224のメッセージ及び広告の送信を起動することもできる。ペイパークリック(PPC)スポンサー228からの情報を結果にリンク(結合)して、ユーザーが、スポンサーのサービス、電話番号、住所、営業時間、セール(特売など)などについてすぐに知ることができるようにすることができる。クエリー入力208の開始が、たとえば、リダイレクション250を受けた場合には、該クエリー入力(の開始)をクエリー段階212に戻すか、該クエリーに基づく結果222をユーザーに直ちに提示することができる。結果が表示172される前に取得されると、ユーザーのモバイル通信設備102との模造品(モック)の互換性(または適合性)試験を実行するスパイダを用いてユーザーのモバイル通信設備102(該通信設備102のタイプを含む)との互換性についてコンテンツをテストして、結果の組のうち、ユーザーのモバイル通信設備102と互換性があるコンテンツを決定することができる。この場合、スパイダは、該試験中、広域にわたって配列している商用の無線通信設備の処理特性をエミュレートする。
クエリー結果222を、たとえば、スポンサー224、モバイル加入者特性、モバイル通信設備に関する情報、位置、キャリアルール、フィルタリング結果、及び/またはウォールドガーデン262の優先順位に基づいて、表示(232)する前に配列する(順序付ける)(230)ことができる。結果(222)が表示(232)されると、ユーザーは、情報とのインタラクション(対話などの相互作用)/トランザクション234(たとえば、電話や、リンクのクリックや、オンライン注文)を開始することができ、この場合は、該情報は、図1に示す無線プラットフォーム100を介して無線で配信される(238)。
図1を再度参照すると、無線通信設備104は、装置の筐体、アンテナ、アンテナ支持構造、並びに、無線周波数、マイクロ波、もしくは、通信用の他の信号を送信もしくは受信するために使用される任意の関連する設備(または装置)とすることができる。アンテナは、ポール、パネル、ロッド(棒)、反射ディスクからなるシステム、または、無線周波数信号を送信もしくは受信するために使用される類似の装置(デバイス)を含むことができる。アンテナを、360度の放射パターンで無線周波数信号を送受信する(「鞭形(whip)」アンテナなどの)全方向性アンテナ、360度未満の特定の指向性パターンで無線周波数信号を送受信する(「パネル」アンテナなどの)指向性アンテナ、または、(「皿形」アンテナなどの)パラボラアンテナ、特定の指向性パターンで無線周波数通信信号を送信及び/または受信するためのボール形状の装置とすることができる。無線通信設備に含めることができる他のアンテナは、支持構造を除いて高さまたは幅が12インチ未満である試験用モバイルアンテナ(移動端末用のアンテナなど)及び全地球測位用アンテナ(GPS用アンテナ)などの付属的アンテナ装置である。
1以上の無線プロバイダー108が、単一の無線通信設備104に装置を搭載することができる。
無線通信設備を構成することができる装置(またはデバイス)の他の例には、鉄塔(lattice tower:ラチスタワー)、アンテナ及び関連する機材を支持するための交差した金属製のストリップまたはバー(棒)から構成された無線通信支持構造、無線通信設備104を構成する支持構造であるモノポール、及び、音声及びデータの送受信の補助となる全ての機器を含む関連する機器が含まれる。そのような機器は、ケーブル、導管及びコネクタ、スタンチョン(stanchion)、モノポール、鉄塔(ラチスタワー)、木製支柱(wood pole)、またはガイドタワー(guyed tower)を含みうるがそれらには限定されない。
無線プロバイダー108は、任意の営利事業体、非営利事業体、または政府事業体が提供する無線通信サービスを含むことができる。無線プロバイダー108は、Cellular、Advanced Wireless Services (AWS) Spectrum、Broadband PCS、Narrowband PCS、Paging、Wireless Communications(WCS) 、Wireless Medical Telemetry(WMTS), Specialized Mobile、Private Land Mobile, Maritime Mobile、Low Power Radio Service (LPRS) 、Dedicated Short Range Communications (DSRC) 、218-219 MHz、220 MHz、700 MHz Guard Bands(保護帯域)、Air-Ground, Amateur、Aviation、Basic Exchange Telephone、Broadband Radio Service (BRS) 、Citizens Band (CB)、CommercialOperators License Program、Educational Broadband Service (EBS) 、Family Radio Service (FRS) 、GeneralMobile Radio, Industrial/Business Radio Pool、Intelligent Transportation Systems (ITS), InstructionalTelevision Fixed (ITFS) See Educational Broadband Service、Lower 700 MHz, MedicalImplant Communications (MICS), Microwave、Millimeter Wave 70-80-90 GHz, Multipoint Distribution (MDS/MMDS) 、Multi-Use Radio Service (MURS) 、Offshore, Personal Locator Beacons (PLB) 、Personal Radio, Public Safety、Radio Control Radio Service (R/C) 、及び Rural services(地方サービス)を含む(これらには限定されない)、多岐にわたる無線技術及び/または広い無線領域(無線スペクトル)を利用するサービスを含むことができる。
ロケーター設備は、モバイル通信設備の現在の地理的位置または他の位置を特定する際にモバイル通信設備102と協働することができる。ロケーター設備110を、たとえば、個人識別データまたは地理に関するタグ(標識)を付けられた個人識別データを用いて、無線装置の地理的位置を特定するために使用することができる。地理に関するタグを付された個人識別データは、位置に基づく(位置に関する)サービスを介して特定の位置にリンクされている個人識別データを記述している。個人識別データは、個人を一意的かつ確実に特定するために使用できる情報であり、該情報には、名前、住所、電話番号、電子メールのアドレス及びアカウント、または、他の個人識別番号、並びに、その人のアイデンティティ(身分証明など)にリンクされた任意の付随データ(たとえば、無線プロバイダー108によって格納された口座データ)が含まれるが、これらには限定されない。地理的位置に加えて、または、地理的位置の代わりとして、ロケーター設備110は、他のユーザーへの近さ、ネットワークの位置への近さ、または、他のユーザーに対する位置(例えば列内の位置)などの他の位置(情報)を識別することができる。
上述したように、モバイル加入者情報を、モバイル加入者データベース112にアクセス可能な形態で格納することができる。この情報に、モバイル通信設備102、無線プロバイダー108、または、別のユーザー、または、情報を扱う人から直接アクセスすることができる。さらに、モバイル加入者データベース112に、モバイル通信設備102、モバイル通信設備のユーザー(たとえば、無線サービスプロバイダー108の顧客)、及び、無線サービスプロバイダー108、または、有用な情報の他のソースに関する情報をロードすることができる。モバイル加入者情報を、モバイル通信設備102に関する情報の検索に関連して(または連携して)使用することができる。たとえば、モバイル加入者情報を、モバイル通信設備を使用しているユーザーが所望の検索対象により効果的にアクセスするのを助けるために使用することができる。いくつかの実施形態では、ユーザーは、キーワード(または、一義化された用語、訂正された用語、提案された用語、または、本明細書に記載されている他の用語)に基づいて検索を実行することができ、または、特定のユーザー用に検索を改善しまたはカスタマイズする方法として、キーワードに加えて、モバイル加入者特性情報のいくつかまたは全てを使用することができる。たとえば、ユーザーの年齢、場所、時刻、過去のモバイル通信設備のトランザクション(たとえば、通話、クリック、またはクリックスルー)を用いて、ユーザーがより興味を持っているものが何かを予測することができる。いくつかの実施形態では、貴重であると予測された情報を検索結果の一番上に載せることができる。該情報を、生成された唯一の結果とすることもでき、または、何らかの方法で強調表示することができる。モバイル加入者特性情報を、たとえばアルゴリズム設備144に関連して使用することができる。モバイル加入者特性情報を、該情報にしたがって検索結果を改善するために使用されるカテゴリーフィルターまたは他のフィルターに関連して使用することができる。
別の例では、モバイル加入者特性データベース112に格納されているモバイル加入者情報を、より詳細に後述するように、暗黙的検索で使用することができる。無線プロバイダーは、(たとえば、モバイル通信設備102に関連する(電話やウェブを使った行為などの)他のトランザクションを解釈することによって)ユーザーの場所、時刻、好むもの及び好まないものに関する情報を得ることができ、無線プロバイダーは、そのような情報に対するユーザーの要求を見越して、明らかに関連する情報をモバイル通信設備にダウンロードするのを容易にすることができる。たとえば、ロケーション設備110は、モバイル通信設備の位置を特定することができる。その位置を、該位置が取得された時刻に関連付けることができる。位置情報を、モバイル通信設備に関連付けられている電話番号を介して他のモバイル加入者特性情報に関連付けることができる。位置を、マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバードスクエア(Harvard Square)とすることができる。時刻を午後6時30分とすることができ、ユーザーは、過去2ヶ月の間にこれとほぼ同じ時刻に10回、中華料理店に電話をかけたかもしれない。このことは、それまでのクエリーまたは通話の履歴(これらを、その後、将来のクエリーとの関連性を調べるために逆方向検索することができる)に基づいて決定することができる。
システムは、この情報を使って、ユーザーが、中華料理店での夕食(ディナー)があるという推測をして、ハーバードスクエアの地域内の中華料理店に関する情報をにダウンロードすることができる。さらに、夕食の種類(カテゴリー)または他の結果に関する情報を提示することができる。いくつかの実施形態では、かかるユーザー関連情報の収集を、スポンサーデータベース128に格納されているスポンサー情報と共に(それと関連して)使用することができ、ユーザーに提示された結果のいくつかまたは全てを、スポンサー提供情報とすることができる。スポンサー情報を、ユーザー関連情報に基づく検索結果のオークション(競売)の結果とすることができ、または、スポンサー情報を、地域のレストランに関連付けることができ、この場合、スポンサー提供リンク(スポンサーによって提供されたリンク)は、たとえば、着信課金型(ペイパーコール)スポンサー提供リンクである。
モバイル通信設備の情報検索が、明示的なものであろうと暗黙的なものであろうと、あるいは、他の検索形態であろうと、モバイル加入者特性情報をモバイル通信設備の情報検索で使用することができる多くのやり方があり、そのような実施形態のいくつかについてはより詳細に後述する。
上述したように、スポンサーデータベース128は、情報の検索、情報の提示、情報へのアクセス、または、モバイル通信設備102に関連する他の行為の際に使用されるスポンサー情報を、スポンサーデータベース128にアクセス可能な形態で格納することができる。いくつかの実施形態では、スポンサー情報を用いて、モバイル通信設備102に、シンジケートされたスポンサーリンク、広告、コンテンツ、または、他の情報を提示することができる。
スポンサー提供結果(スポンサーによって提供された結果)を、モバイル通信設備102の広告スペースに対するオークションの結果として該モバイル通信設備102のユーザーに提示することができる。このオークションを、キーワード、用語、語句、またはアルゴリズムに基づくものとすることができ、あるいは、情報、場所(サイト)、コンテンツなどを検索クエリーまたは照会に関連付ける他のシステムとすることができる。たとえば、モバイル通信設備102のユーザーは、検索クエリーを入力することによってネットワーク検索を実行することができ、該クエリー、または、関連する該クエリーの何らかの形態(たとえば、クエリーの一義化、クエリーの訂正、クエリーに関連する提案)を、オークションを介して処理することができる。該オークションでは、最高額で入札した者のコンテンツを広告する権利が強められる(広告する優先順位が上がる)。該コンテンツを、モバイル通信設備に関連付けられたディスプレイにスポンサー提供リンクとして提示することができる。。スポンサー提供リンクを強調表示することができ、スポンサー提供リンクに優先順位を付ける(たとえば、優先順位を上げる)ことができ、または、他のやり方でスポンサー提供リンクを提示することができる。いくつかの実施形態では、スポンサー提供情報を、モバイル通信設備のユーザーが訪れた(ウェブ)サイトに提示することができる。たとえば、ユーザーは、スポンサー提供リンク以外のリンクをクリックすることができる。ウェブサイトのコンテンツがモバイル通信設備に表示されると、スポンサー提供リンクに関連する情報もまた表示することができ、これによって、該スポンサー提供リンクをクリックするもう1つの機会をユーザーに提供することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102のユーザーは情報の検索を実行することができ、または、関連する情報の検索を、ユーザーが望んでいる情報を予測して(たとえば暗黙的検索を)実行することができ、提示する結果に、スポンサー提供リンク、コンテンツ、または他の情報を含めることができる。スポンサー提供コンテンツをオークションの結果物とすることができ、該コンテンツを、モバイル通信設備に関連付けられたディスプレイに、優先順位を付けて、または、強調表示して、または、排他的に、または、それ以外の方法で提供して表示することができる。該オークションは、たとえば、キーワードまたはアルゴリズムまたは位置またはモバイル加入者特性に基づくオークションとすることができ、あるいは、これらを組み合わせたオークションとすることもでき、この場合、検索クエリーなどからの情報は、位置やモバイル加入者特性などの他の情報と組み合わされる。
いくつかの実施形態では、スポンサー情報を、オークションの結果としてモバイル通信設備102に提示することができる。いくつかの実施形態では、スポンサー情報を、ペイパーコール式のリンクまたはコンテンツとして提示することができる。ペイパーコール式の実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報を掲示する権利に対するオークションは存在しない場合がある。該情報は、関連性を呈している場合や他の何らかの理由がある場合には、提示される場合がある。そのような状況では、モバイル通信設備のユーザーに、スポンサーに関連付けられた特定の電話番号を提示することができる。該特定の番号に電話がかかると、電話の受け手(たとえば、商品やサービスの売り手)には、その電話を受けて、情報の掲示者(たとえば、無線サービスプロバイダー)に手数料を支払うか、または、電話を断るかの選択肢が提示される。別のある程度類似のシナリオでは、売り手は、最初の電話を無料で受け付けることが許され、または、その後の電話に対して料金を支払うかことができるかもしくは課金されることができるが、委託された者が望む者である場合には将来はそのような課金を受け入れなければならない。モバイル通信設備102のユーザーは、該モバイル通信設備102のアドレス帳にスポンサー提供の電話番号もしくは紹介された電話番号を格納することができ、該電話番号に電話がかかるたびに、無線サービスプロバイダーは委託された者から支払いを受けることができる。いくつかの実施形態では、委託された者/スポンサーの料金は、使用度(使用頻度など)にしたがって下がるもの、または、使用度と共に高くなるもの、または、使用度に関係なく一定のままのものとすることができる。委託された者/スポンサーの料金は、時間または他のパラメータにしたがって変わるものであってもよい。いくつかの実施形態では、ペイパーコール式の電話番号はオークションプロセスの結果である。広告シンジケーションを、モバイル通信設備102、モバイル加入者特性112、配信設備、及び/または、ペアレンタルコントロール150によって分割(またはセグメントに分ける)ことができる。
本発明の1側面は、ウェブサイトがモバイル通信設備(たとえば、セルフォン)に提示されているときに該ウェブサイトにモバイルコンテンツを付加することができるシンジケーションプログラムに関連する。かかるシンジケーションを、無線オペレータ、無線サービスプロバイダー、電気通信プロバイダー(または通信接続業者。以下同じ)が決定することができ、または、オプトイン(opt-in)プロセスを介したウェブサイトの所有者の決定によるものとすることができる。このオプトインプロセスは、無線プロバイダー、モバイル検索プロバイダー、または他の関連するエンティティ(企業などの事業実体)との契約(サインアップ)を含むことができる。このオプトインプロセスは、ウェブサイトにタグを挿入することを含むこともできる。モバイルコンテンツを、指定されたURLまたは複数のURLのウェブサイトのページに自動的に追加することができる。モバイルコンテンツの追加を、モバイルコンテンツを配置すべきページに対する指標(指示)なくして行うことができる。タグまたは他の符号化された情報を、モバイルコンテンツをサイトのどこに配置し、いつモバイル通信設備に配信するかを示すために、該ウェブサイトに含めることができる。シンジケーションプロセスを、コンテキストベースの関連性、または、挙動(または行動)ベースの関連性に基づくものとすることができ、または、関連するモバイルコンテンツをサイトに関連付けるために、これらの2つの技術の組み合わせに基づくものとすることができる。サーバーアプリケーション(たとえば、WAPサーバーアプリケーション、WAPゲートウェイ、モバイルアプリケーションゲートウェイなど)は、ウェブサイトにタグが付けられているか否かにかかわらず、モバイルコンテンツをモバイル通信設備に配信するときに該モバイルコンテンツをウェブサイトに自動的に追加することができる。モバイルコンテンツは、提示されている間、ウェブコンテンツ配置オークション(競売)、または、どのコンテンツをキーワード、トピック(題目)、ウェブサイトなどに関連付けるかを決定するための他のプロセスを含むことができる。
ウェブサイトへのモバイルコンテンツの自動シンジケーションを、該ウェブサイトに関連付けられたコンテキスト情報を使用することに少なくとも部分的に基づくものとして、シンジケーションに利用可能なモバイルコンテンツの関連性を決定することができる。ウェブサイトに関連付けることができるコンテキスト情報は、該ウェブサイトに配置されたキーワード、ターム(用語など)、または語句、該ウェブサイトへのインバウンドリンク、該ウェブサイトからのアウトバンドリンク、該ウェブサイトに関連付けられたクリックパターン及びクリックスルー(該ウェブサイトに現れているスポンサー提供コンテンツに関連付けられたクリックパターン及びクリックスルーを含む)、メタデータ、並びに、ウェブサイト使用の時刻、継続時間、深さ及び頻度を含むウェブサイト使用形態(使用パターン)、ウェブサイトのホスト、ウェブサイトに関連する検索バーティカル、及び、ウェブサイトのコンテキストの他の証(またはしるし)を含むことができる。
ウェブサイトに関連するコンテキスト情報を、関連性に少なくとも部分的に基づくウェブサイトへのシンジケーション及び提示のために利用可能なモバイルコンテンツに関連付けることができる。シンジケーションに利用可能なモバイルコンテンツは、無線オペレータ、無線サービスプロバイダー、電気通信プロバイダー、モバイル検索プロバイダーなどによって提供されるコンテキストシンジケーションプログラムに参加しているモバイルコンテンツスポンサーの企業連合(または共同利用施設)から得ることができる。代替的には、シンジケーションに利用可能なモバイルコンテンツは、コンテキストシンジケーションプログラムの外部から得ることができ、コンテキストシンジケーションプログラムへの可能性のある参加者に提示するためのモバイルスポンサーキャンペーンを生成するために使用することができる。
ウェブサイトに関連付けられたコンテキスト情報とシンジケーションに利用可能なモバイルコンテキストの関連性を、関連性スコアを用いて示すことができる。この関連性スコアを、コンテキストウェブサイトデータパラメータとモバイルコンテンツパラメータとの統計的関連を数値的に要約したもの(numerical summary)とすることができる。この関連性スコアを、無線オペレータ、無線サービスプロバイダー、モバイル検索プロバイダー、または、電気通信サービスプロバイダー(通信接続業者)によりモバイルコンテンツに割り当てられた所有者スコアとすることができる。ウェブサイトに関連付けられたコンテキストデータパラメータを1つのリストに標準化することができる。モバイルコンテンツは、コンテキストデータパラメータリスト内の各要素に対する関連性スコアを受け取ることができる。たとえば、着信音ダウンロード広告などのモバイルコンテンツは、複数のウェブサイトの各々に対する関連性スコアを受け取ることができる。「娯楽(エンターテインメント)」ウェブサイトは、「天気」ウェブサイトよりも高い関連性スコアを受け取ることができる。同様に、「音楽」に関連するインバウンドリンクのコンテキスト情報は、「ペット」に関連するインバウンドリンクよりも高い関連性スコアを受け取ることができる。人気のある中国語ソングから得られた着信音に関連するモバイルコンテンツは、「サーバーホスト=アルゼンチン」よりも「サーバーホスト=中国」のコンテキスト情報に対して高い関連性スコアを受け取ることができる。コンテキスト情報パラメータ「キーワード=着信音」または「キーワード=音楽ダウンロード」を、着信音などに関連するシンジケートされたモバイルコンテンツに対してより高い関連性を有するものとしてスコア付けする(すなわち、点数を与える)こともできる。シンジケートされたモバイルコンテンツの関連性スコアをモバイルコンテンツ関連性辞書に格納することができる。
ウェブサイトにモバイルコンテンツを自動的にシンジケートするプログラムを、該ウェブサイトに関連付けられたコンテキスト情報に対するモバイルコンテンツの関連性に基づくものとすることができる。モバイルコンテンツのシンジケートの自動化は、ウェブサイトに関連付けられた電子情報(たとえば、メタデータ)を関連付けることに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。メタデータに含まれているものを、モバイルコンテンツデータパラメータに対するウェブサイトのコンテキストデータパラメータの関連性に関する情報とすることができる。メタデータがどのようにして関連性情報を含むことができるかについての多くの例のうちのほんのいくつかの例には、ウェブサイトへの関連性を示すメタデータ(たとえば、「着信音」)、モバイルコンテンツをウェブサイトにシンジケートするために要求されるコンテキストデータパラメータに関連付けられた最小の関連性スコアを示すメタデータなどがある。メタデータは、関連するモバイルコンテンツを特定し、受信し、ウェブサイトに提供するために、モバイルコンテンツ関連性辞書と通信することができる。
いくつかの実施形態では、ウェブサイトに関連付けられたエンティティ(事業体など)は、自動シンジケーションプログラムをオプトインすることができる。オプトイン(opt-in)を、無線オペレータ(たとえば無線通信事業者。以下同じ。)、無線サービスプロバイダー、モバイル検索プロバイダー、または、電気通信プロバイダーと共同で(またはそれに関連して)行うことができる。オプトインを、セルフサービス(方式の)ウェブサイト(self-service website)、自動シンジケーションプログラムを実行するエンティティ、郵便による勧誘、電話による勧誘、ウェブサイトのタグなどを用いて行うことができる。ウェブサイトに関連付けられたエンティティが該プログラムをオプトインすると、自動シンジケーションプログラムは、電子タグを該エンティティのウェブサイト内に関連付けて、自動シンジケーションを開始することができる。自動シンジケーションプログラムは、WAPサーバー、WAPゲートウェイ、MobileApplication Gateway(モバイルアプリケーションゲートウェイ)、リモートサーバー、モバイル通信設備(たとえば電話機)に(ウェブなどの)ページを供給しているサーバーなどと共に動作することができる。いくつかの実施形態では、オプトインプロセスは、対象とするウェブサイトにシンジケーション表示タグを付けることを含む。たとえば、ウェブサイトのオペレータは、ウェブサイト(及び該ウェブサイトに関連付けられた各ページ)に、該ウェブサイトがモバイル通信設備(たとえば電話機)に提示されたときに該ウェブサイトがシンジケートされることを示すシンジケーション表示タグを付けることができる。該タグは、ページ上のモバイルコンテンツの位置を示すこともできる。オプトインウェブサイトは、タグを挿入しないことを選択することができ、及び、モバイルコンテンツがページ上に自動的に現れることができるようにする。モバイル通信設備にウェブサイトをダウンロードするように設計されたサーバーアプリケーション(たとえば、WAPサーバー、WAPゲートウェイ、MobileApplication Gatewayなど)は、シンジケーション表示タグを探しているウェブサイトを読み出すことができ、または、関与(オプトイン)することを要求されているURLのデータベースにウェブサイトの位置を関連付けることができる。サーバーが、該サイトがシンジケートされたモバイルコンテンツを有していることを確認すると、該サーバーは、モバイルコンテンツを該ウェブサイトに自動的に追加することができる。サイトにタグを付けるプロセスは、適切なタグを得るために、無線プロバイダーのサイトまたはモバイル検索プロバイダーのサイトに行くことを含むことができる。いくつかの実施形態では、任意の数の異なるエンティティまたはソース(供給元)がタグを提供することができる。たとえば、サードパーティ(第三者機関)のタグ付けウェブサイトによってタグを提供することができる。いくつかの実施形態では、タグのフォーマットを既知のものとすることができ、サイト管理者がタグを挿入することができる。
自動シンジケーションプログラムを、定額料金式プログラム、収益配分式プログラム、または、ウェブサイトのエンティティ(事業体など)に提供される無料サービスプログラムとすることができる。自動シンジケーションプログラムは、ウェブサイトのエンティティに提供される手数料分割方式のサービスプログラムを含むことができ、エンティティは、自動シンジケーションプログラムを実行する無線オペレータ、無線サービスプロバイダー、電気通信プロバイダー、モバイル検索プロバイダー、トランザクションに関わるサーバーサービスプロバイダー及び/または他のエンティティとの間で収益を分け合う。手数料を、自動シンジケーションプログラムに参加しているモバイルコンテンツのスポンサーから得ることができる。手数料を、モバイルコンテンツ、競争入札プロセス、オークション、定額料金サービスなどのスポンサーから得ることができる。料金体系及び入札(または競売)を、データパラメータに関連付けられた関連性スコアに基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、ウェブサイトにシンジケーション用のタグを付けることができ、サーバーアプリケーションがウェブページをシンジケートするときに、無料方式、定額料金方式、収益分配方式、または他の方式を採用することができる。ウェブサイトをシンジケートするために使用されるコンテンツを、オークションまたは他のそのような方式を用いて提供することができ、シンジケーションアプリケーションに対して受領した料金を、サイトの所有者、該サイトをモバイル通信設備に配信する無線プロバイダー、トランザクションに関与するサーバーオペレータ(サーバーの運営者)及び/または他のエンティティを含む複数のエンティティで分け合うことができる。
代替的には、ウェブサイトにシンジケートされたモバイルコンテンツは、ウェブサイトだけの検索を可能にするか、または、ウェブサイトだけの検索よりも広い一組のコンテンツの検索を可能にする検索ボックスを含むことができる。
ウェブサイトに関連付けられたコンテキスト情報に基づく自動シンジケーションプログラムについて上述したように、自動シンジケーションプログラムも、モバイル通信設備のユーザーに関連する挙動情報(行動情報)に基づくものとすることができる。自動シンジケーションプログラムが挙動情報に基づいている場合には、モバイルコンテンツの関連性スコアを、ユーザーの挙動データパラメータに基づくものとすることができ、該パラメータには、少なくとも1つのユーザー履歴、トランザクション履歴、地理的位置、ユーザーの装置、時刻、モバイル加入者特性、モバイル通信設備の特性、及び/または、本明細書に記載されている他のユーザー情報が含まれる(がこれらには限定されない)。モバイル通信設備を、電話機、携帯電話、セルラーフォン、GSMフォンとすることができる。
本明細書では多くの実施形態をシンジケートされたウェブサイトに関連して説明しているが、それらの技術は、他の形態のネットワークコンテンツにも同様に適用可能である。たとえば、それらの技術を、ウェブページ、ウェブページの一部、画像、ビデオ(映像)、映画、スキン、グラフィカルユーザーインターフェース、プログラムインターフェース、ウェブコンテンツ、ダウンロード可能なコンテンツ及び他のそのようなコンテンツのシンジケーションのために使用することができる。
いくつかの実施形態では、キャリアルールデータベースは、検索技術、検索方法、検索可能なコンテンツの場所、ウォールドガーデンルール、ガーデン外のルール、ネットワーク外の検索ルール、ネットワーク内の検索ルール、検索結果提示ルール、スポンサー提示ルール、スポンサー検索ルール、スポンサールール、コンテンツ提示ルールに関する情報、並びに、検索、表示、順番付け、及び/または、モバイル通信設備102に情報を提示すること(またはモバイル通信設備102に関する情報の提示)に関する他の情報及びルールを含む。
キャリアビジネスルールは、たとえば、検索語をどのようにして一義化(曖昧さをなくして明瞭にする)または訂正するか、入力もしくは提出されたクエリーの結果としてどのような検索語を提案すべきか、結果をどのようにかつどのような順番で提示すべきか、または、どのようにしてスポンサーを選択し及び/または提示すべきかに関するガイダンス(指標など)を提供することができる。キャリアビジネスルールは、ネットワークのデータベース(たとえば、ウォールドガーデンコンテンツ132)をいつ検索すべきか、及び、ネットワーク外のデータベース(たとえば、サーバー134を介するデータベース138)をいつ検索すべきかに関するガイダンスを提供することができる。たとえば、無線プロバイダー108は、モバイル通信設備102のユーザーに、音楽、ビデオ、着信音、壁紙、スクリーンセーバーなどを、ウォールドガーデンコンテンツ132のネットワーク内データベースから注文させること望む場合がある一方で、無線プロバイダーは、ネットワーク外のソースから時事ニュースが到来することを望む場合がある。この場合、無線プロバイダーは、それらのルールを設定して、該ルールをキャリアビジネスルールデータベース130に格納することができる。それらのルールを、検索、提示、配列(順番付けまたは注文)、または、本発明にしたがうその他の要因(事象)が行われている間に、無線プロバイダーによって(または、オプションとして、モバイル通信設備102または他の関連する設備から)アクセスすることができる。
ウォールドガーデンデータベース132を、本発明の1側面にしたがって、無線プロバイダー及びモバイル通信設備102に関連付けることができる。ウォールドガーデン132は、ユーザーが許可されている無線コンテンツへのアクセスのタイプを決定するキャリアビジネスルール130のサブセットを意味する。ウォールドガーデンは、無線プロバイダー108によって決定されている所定のコンテンツの組に許可されたコンテンツの範囲を限定することができる。たとえば、無線プロバイダー108は、サードパーティからコンテンツのライセンスを受けて、該プロバイダーの加入者にライセンスを受けたコンテンツの一括販売パッケージを提供する一方で、他のコンテンツへのアクセスを制限することができる。無線プロバイダー108は、コンテンツのレイアウト、認証、ロイヤルティー(ライセンス料)の追跡及び報告、課金、サービスの品質などを該プロバイダーのキャリアビジネスルールにしたがって管理することができ、または、この機能をサードパーティに委託することができる。ウォールドガーデン132は、無線プロバイダー108が、その加入者に、該加入者の無線ベーシックアカント(または無料アカウント)の一部として一組のコンテンツを提供することを可能にし、これによって、加入者は、ライセンスを受けたコンテンツパッケージ中のライセンスを受けた製品毎に支払いを行う必要がなくなる。ウォールドガーデン132は、加入者が利用可能なコンテンツの選択を制限する。典型的には、無線プロバイダー108は、該プロバイダー自身とライセンスを受けたコンテンツの提供者との間で収益を分配する方式をとることによって、コンテンツ配信の報酬を受ける。
コンテンツ配信のウォールドガーデン132モデルには、ゲート付きガーデンモデルが関連する。ゲート付きガーデンモデルでは、無線プロバイダー108は、仮想料金徴収所を設けることができ、該徴収所を介して、サードパーティは、無線プロバイダーの加入者に所有権を有するコンテンツを提供することができる。これと引き換えに、無線プロバイダー108は、その加入者のサードパーティのコンテンツへのアクセスから得られた収益を分け合う。ウォールドガーデン132とは異なり、ゲート付きガーデンモデルでは、無線プロバイダー108は、典型的には、コンテンツ、または、該コンテンツへのアクセスに関する顧客サービスに対して責任を追わない。
アルゴリズム設備144は、検索、検索結果の順番付け、結果の表示、結果のスポンサーなどに関する情報を結合するためのアルゴリズムを含む全てのタイプのアルゴリズムを実行することができる。たとえば、アルゴリズム設備は、モバイル加入者特性を、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに組み込む方法を定義するためのアルゴリズムを含むことができる。該アルゴリズムは、たとえば、どのような情報を検索クエリーと組み合わせて使用するか、どのような情報を暗黙的検索で使用するか、どのような重み付けを検索の各部に提供するか(たとえば、位置(場所)は、暗黙的検索では高い重み付けを受ける)、どのようなスポンサーが許容可能か、結果にどのように順番を付ける(または並べ替える)か、結果をどのように表示するか(たとえば、強調表示する)を決定することができ、及び/または、検索に関連する他のパラメータを決定することができる。アルゴリズム設備144は、また、スポンサーシップアルゴリズム、オークションに関連するアルゴリズム、ペイパークリックに関連するアルゴリズム、ペイパーコールに関連するアルゴリズム、または、本明細書に記載されている検索の開発に関連する他のアルゴリズムを含むことができる。
アルゴリズム設備144を、ユーザークエリーに基づいて、複数の可能性のある解(ソリューション)を評価するために使用されるソフトウェアツールとすることができる。全ての可能性のある解の集合は検索空間(または探索空間)と呼ばれることがある。一般的に、情報(知識)を用いない検索(uninformedsearch)は、検索空間の比較的単純かつ直接的調査(トラバース)のためにしらみつぶしの検索、すなわち、「単純な(naive)」検索アルゴリズムを使用する場合がある。これとは対照的に、情報(知識)を用いる検索(informed search)アルゴリズムは、発見的手法を用いて、検索の間、検索空間の構造に関する知識を適用することができる。アルゴリズム設備142で使用することができる可能性のあるアルゴリズムには、情報を用いない検索、情報を用いた検索、木探索、リスト探索、アドバーサリアル(adversarial)探索、制約充足モデル(constraint satisfaction)、遺伝的検索(genetic search)、確率的探索(probabilistic search)、焼きなまし法(simulated annealing:シミュレーテッドアニーリング)、文字列検索、タブー探索(taboo search)、及び/または、横串検索(federated search)−これらには限定されないが−が含まれる。
ペアレンタルコントロール設備150を、特定のタイプの(ユーザによって定義された)好ましくないコンテンツへのアクセスを制限するソフトウェアベースの手段とすることができる。ペアレンタルコントロール設備150は、不適切なコンテンツをフィルタリング及び遮断するための複数レベルの及び/または動的なウェブフィルタリング技術を含むことができる。ペアレンタルコントロール設備150は、無線検索プラットフォーム100またはモバイル通信設備102の他の機能に結合(リンク)することができる。たとえば、ペアレンタルコントロール設備150は、好ましくないコンテンツをブロックする際に、不適切なウェブの閲覧、インスタントメッセージ、及びチャットセッションなどに対して電子メールによる通知または携帯電話のアラームを送ることができる。包括的なログレポートは子供の行為を要約することができる。ペアレンタルコントロール設備150は、また、ユーザーが、モバイル通信設備102またはインターネットを使用することが許されている合計時間を制御するための手段、ウェブベースの電子メールアカウントをフィルタリングするための手段、好ましくないポップアップ広告をブロックするための手段などを含む。
音声認識設備160を、機械または装置(たとえば携帯電話)が、人間が話す言葉を理解し、及び、音声による指示を実行できるようにするソフトウェアコンポーネントとすることができる。典型的には、人間の声は、該装置によって受け取られて、アナログ音声に変換される。次に、アナログ音声を、たとえば、アナログ−デジタル変換器を用いてデジタル形式に変換することができる。音声認識技術を用いてデジタルデータを解釈することができる。一般的には、これは、語彙または音節を格納しているデジタルデータベース、及び、この格納されているデータと該装置によって受信されたデジタル音声信号とを比較する手段とを用いて実施される。一人のユーザーの音声パターンを、(局所または遠隔にある)ハードディスク装置または他の記憶装置に格納することができ、及び、プログラムが実行されるときに、その全部または一部をメモリにロードすることができる。コンパレータは、たとえば、相関技術または他の離散フーリエ変換技術または統計技術を使って、格納されているパターンとアナログ−デジタル変換器の出力を比較することができる。
分析可能なデジタルサンプルの語彙、速度、及び長さなどの音声認識設備160の能力は、メモリ容量、サンプリングレート、及び処理速度などの音声認識設備160のハードウェア能力、並びに、比較のために使用されるアルゴリズムの複雑さによって制約されうる。
暗黙的クエリー設備164は、ユーザーの現在の行為(活動)、特性、及び/または、ユーザーの装置特性に基づいて、コンテキストに依存するクエリー(context-sensitive query)を自動的に生成することができる。たとえば、暗黙的クエリー設備164は、ユーザーが明示的には問い合わせていない、インターネットのリンク、音楽ファイル、電子メール、及び、ユーザーのアクティブなクエリーに関連する他のマテリアル(材料)を取得することができる。ユーザーのモバイル通信設備102に関連する(または結合された)他のデータ、たとえば、ロケーター設備110から取得した地理的位置を用いて、ユーザーの以前のインターネットの使用状況(使用頻度など)に基づいて、ユーザーの一般的な設備(装置)に格納するために、ユーザーが興味を示す可能性がある暗黙的クエリーを生成することができる。暗黙的クエリー設備は、コンテンツを収集してモバイル通信設備102にダウンロードすることができるが、これは、モバイル通信設備のユーザーがそのような情報(コンテンツ)を望んでいることを予測して行われる。検索クエリーの前に結果を提供するこの技術を用いて、たとえば、コンテンツの配信速度を速くすることができる。
クライアントアプリケーションインターフェースをモバイル通信設備102に関連付けることができる。クライアントアプリケーションインターフェースを、モバイル通信設備のプロセッサ(及びオペレーティングシステム)によって動作するソフトウェアプログラムとすることができ、該プログラムは、モバイル通信設備102で使用される処理を補助することができ、及び/または、ディスプレイ172を介して情報を生成することができる。クライアントアプリケーションインターフェースは、本明細書に記載されている処理及び装置に関連する多くの機能を実行することができる。たとえば、クライアントアプリケーションインターフェースは、検索クエリー入力機能を生成すること、音声起動機能(または設備)に関連して動作すること、モバイル通信設備の送信及び受信回路に関連して動作すること、モバイルホスト設備114に関連して動作すること、モバイル通信設備にグラフィカルユーザーインターフェースを生成すること、または、本明細書に記載されているモバイル通信設備及び/またはシステム及び処理に関連する他の機能を実行することができる。クライアントアプリケーションインターフェースは、モバイル通信設備にグラフィカルユーザーインターフェースを生成するなどのいくつかの機能を実行することができる。別の機能を、カーソルまたは他のインターフェースがあるラインアイテム(たとえば、カテゴリー、ダウンロード構成またはダウンロードオプションなど)上で停止しているか、または、該アイテムと相互作用しているときに、該アイテムを拡張する機能とすることができる。別の機能を、(たとえば、矢印、多面矢印、プラス記号などを伴う)ビジュアルキュー(視覚的指標)による階層化を表すこととすることができ、この場合、該ビジュアルキューが選択されるとサブアイテムが下方に現れる。別の機能を、サブアイテムを有する別の画面中でスクロールして選択されるラインアイテムとして階層化を表す機能とすることができる。別の機能を、クリックパターンのためにウェブページが追跡されるのと同様に、ユーザーのクリックを追跡できるようにする手段を提供する機能とすることができる。別の機能を、モバイル通信設備に関連付けられたカメラを用いて、画面上をナビゲートする(たとえば、画像、地図、または、テキスト上を上/下及び左/右にスクロールしてアイテムの選択を容易にするなど)ための方法として電話機の動きを追跡することとすることができる。別の機能を、視覚的変化(たとえば、階層画面の移動及び拡張するラインアイテム)をなめらかにすることとすることができ、これは、更なる視覚的指標を提供することができ、これによって、使用頻度及び売り上げを高めることができる。別の機能を、アイコン用のツールチップ(tool tip)を提供することとすることができる。ツールチップを、所定の停止時間が経過した後に提示することができ、または、ビジュアルキューを、たとえば、アクションアイコンの近くに置くことができる。別の機能を、キャッシュ(保存)されている提案が既に表示されている間に、バックグランドで提案をダウンロードすることとすることができる。別の機能を、キャッシュされている提案の次に表示するために提案をダウンロードすることとすることができる。別の機能を、結果を保存する(たとえば、提案に対するのと同様に動作する)こととすることができる。別の機能を、プレインストールされて保存されている提案でもって動作することとすることができる。別の機能を、ソフトウェアの更新通知を実行することとすることができ、この場合、ユーザーは、更新するためのオプションを有することができる。別の機能を、通知を提示することとすることができる。そのような通知を、何百万もの電話機が同時に更新しようとするのを阻止するために、たとえば、段階的に行うことができる。クライアントアプリケーションインターフェースを、バージョンが異なるソフトウェアを必要とせずに、多くの種類のモバイル通信設備に対処できるように設計することができる。クライアントアプリケーションインターフェースは、ビットマップを該アプリケーションに配置することなく、グラディエントシェーディング(gradient shading:勾配シェーディングともいう)を生成し、及び/または、色の深み(またはカラー階調)を与えることができる。これを、アプリケーションのサイズを小さくしてダウンロードを容易にする(たとえば、ダウンロードの速度を速くする)ために提供することができる。別の機能を、多数の言語をサポートすることとすることができる。別の機能を、ユーザーが、友人に複数の結果またはアイテム結果を送信できるようにすることとすることができる(たとえば、この機能を、本明細書に記載されている任意の配信設備(または配信機能)に適用できる)。別の機能を、ページのロード速度を速くし、かつ、ネットワークのコストを最小にするために結果に対して丁付することとすることができる。別の機能を、全ての一覧画面からすぐにアクセスできるようにするために、局所的に格納されている検索履歴とすることができる。クライアントアプリケーションインターフェースを、キャリア(無線通信事業者)のブランド(たとえば商標)を組み込むように設計することができ、キャリアのブランドに色を付け、ロゴを提示することができる。別の機能を、異なるモバイル通信設備、異なるキャリアのネットワーク速度、異なるユーザーデータプラン、または、他の状況に対処できるようにするために、異なるデータ転送モードを提供することとすることができる。別の機能を、大きな画面面積を取らずに、かつ、アプリケーションの連続的な対話機能を可能にしながら、バックグランドのネットワーク活動用の細いビジュアルキューを提供することとすることができる。別の機能を、配列及び/または外観をカスタマイズすることが可能なスキン機能のある検索アプリケーションを提供することとすることができ、または、クライアントアプリケーションインターフェースを局所的にスキン機能を有するものとすることができる。別の機能を、モバイル通信設備102に関する情報に基づいて、動的な前面選択(front selection)及び表示を提供することとすることができる。別の機能を、モバイル通信設備102に関する情報に基づいて、動的な画面修正を提供することとすることができる。別の機能を、(機能が)限定されているクエリー入力設備120に完全なクエリーを入力する(タイプする)ことなく他のクエリーを選択できるようにするために、表示されているカテゴリー及び関連する結果を一般的な話題(general topic)のエントリーに提供することとすることができる。別の機能を、モバイル通信設備の機能(能力)に関連に関連する情報に基づいて、動的なキャッシュサイズを提供(キャッシュサイズの動的な変更)すること、または、動的なキャッシュサイズと連携して動作することとすることができる。別の機能を、(これまでの)検索経験を用いて情報を事前にダウンロードする(たとえば、コンテンツのタイプを選択する前にバックグランドで結果をダウンロードする)こととすることができる。別の機能を、データ使用パターンの変化または他の要因に基づいて、高速及び低速のネットワーク通信を提供することとする(たとえば、モバイル通信設備が遅いネットワークに接続しているときには、より多くのトランザクションをバックグランドで処理する)ことができる。別の機能を、提案(物)の組み合わせを用いて、クエリーの合成体を提供することとすることができる。クライアントアプリケーションインターフェースは、本明細書で概説した機能及び設備に関連してモバイル通信設備に必要とされる他の機能、並びに、モバイル通信設備102の従来の他の機能を実行することができる。別の機能を、特に、前の画面とほぼ同程度のメモリ、プリフェッチした情報、または、装置の能力に基づいて保存されたデータ(キャッシュメモリに格納されているデータ)を用いて、及び、電話機上の他のアプリケーションやコンテンツなどの装置の他のメモリ要求に基づいて、動的なメモリ管理を使用することとすることができる。別の機能を、ユーザーの許可を得て、アプリケーションを自動的に更新することとすることができる。この特定の機能を、全ての装置が同時に更新を要求しないように、段階的に実施することができる。
無線検索プラットフォーム100において、モバイル通信設備102は、キャッシュメモリなどのキャッシュ(保存場所)、または、キャッシュとして編成されたメモリの一部を含むことができる。メモリを、ハードディスク(ドライブ)、スタティックメモリ、または不揮発性メモリとすることができる。メモリを、モバイル通信設備102に内蔵することができ、または、メモリカードなどのように着脱可能とすることができる。
キャッシュメモリは、モバイル通信設備102のユーザーによるアクションの結果としてアクセスされてモバイル通信設備102のディスプレイに提示されることができるモバイルコンテンツなどの提案物を含むことができる。保存(たとえばキャッシュメモリに格納)された情報を、モバイル通信設備102へのサービスの提供者による、または、モバイル通信設備102で動作する自動化アプリケーションによるアクションの結果としてアクセスし及び提示することもできる。提案物を、モバイル通信設備102に局所的に保存することができ、及び、無線プラットフォーム100の性能全体の最適化を容易にするためにネットワーク更新の性能と調和(または結合)させることができる。
(キャッシュメモリに)保存されているデータ(たとえば、ユーザー名、住所、検索クエリー)をユーザーによって直接入力することができる。代替的には、キャッシュに格納されているデータを、サーバー134からのモバイルネットワーク、無線プロバイダー108、または、モバイル検索ホスト設備114から伝送することができる。保存されている情報を、モバイル通信設備102への伝送の前に圧縮することができ、及び、モバイル通信設備102の受信後に解凍(復元)することができる。データを、受信したときに解凍することができ、または、該データが提示のためにアクセスされたときに解凍することができる。
(キャッシュメモリに)保存されているデータを、スポンサー提供コンテンツ、スポンサー提供リンク、スポンサー提供電話呼出、、ダウンロード可能なコンテンツ、オーディオストリーム、ビデオ、グラフィック(図形)要素、イエローページやホワイトページなどのインデックスなどのモバイルコンテンツとすることができる。モバイルコンテンツを(キャッシュメモリに)保存することによって、ユーザーのクエリーまたは入力に応答するのが必要なときに、該コンテンツに高速にアクセスして表示するのが容易になる。
モバイル通信設備102のクライアントアプリケーションインターフェースは、(キャッシュメモリに)保存されている提案物が表示されている間に、提案物をバックグラウンドでダウンロードすることができる。クライアントアプリケーションインターフェースの別の機能を、(キャッシュメモリに)保存されている提案物の次に、ネットワーク提案物をダウンロードして表示することとすることができる。クライアントアプリケーションインターフェースは、検索結果を(キャッシュメモリに)保存する(たとえば、提案物をキャッシュメモリに保存するのと同様に動作する)ことができ、または、プリインストールされて(キャッシュメモリに)保存されている提案物でもって動作することができる。
モバイル通信設備102にダウンロードされる提案物、情報、及びモバイルコンテンツを、サーバー134またはモバイル検索ホスト設備114によって生成することができるが、人気度、クエリー活動の頻度、コンテンツ内の頻度、コンテンツの頻度の増加度、購入頻度、販売コンバージョンレート(sales conversion rate)、並びに、これらの任意の基準に生じる任意の変化に基づいてコンテンツを格付けする(または並べる)ことによってなされる。
提案物を、ユーザーによるクエリー入力に応答してキャッシュメモリから取り出すことができる。キャッシュメモリが提案物の完全なリストを提供できない場合には、サーバー134またはモバイル通信設備102に要求(リクエスト)を送ることができる。しかしながら、提案物に対する要求を、キャッシュメモリ内の関連する提案物の量とは無関係に、モバイル通信設備102によって送ることができる。これは、キャッシュメモリに保存されている提案物を最新の状態に維持する(すなわち、常に更新する)のを容易にする。これらの更新された提案物をキャッシュメモリに保存されている提案物と共に表示することができ、その後、将来の提案物(へのアクセス)の速度を高めるために、更新された提案物をキャッシュメモリに保存することができる。更新された提案物は、既にキャッシュメモリに保存されている提案物を補完すること、または、それと置き換わることができる。新しい提案物の方が格付けが高い場合には、既にキャッシュメモリに保存されている提案物を置換することができる。
モバイル通信設備102に保存されている提案物、コンテンツ、及び他の情報を、保存時の日付スタンプまたは時刻スタンプで特定することができる。クライアントアプリケーションインターフェースの機能を、(キャッシュメモリに)保存されている情報の(保存時または生成時からの)経過時間に基づいて、該保存されている情報の更新を要求することとすることができる。そのような機能の1例は、(キャッシュメモリに)保存されている提案物が48時間おきに、または、それより短い時間おきに更新されることを確保するというものである。
モバイル通信設備102のキャッシュメモリ資源を効率的に使用するために、サーバーは、キャッシュメモリに保存されている提案物の格付けが、もはや、他の提案物、または、モバイル通信設備102に引き続き格納されているユーザー特性に対して十分に高くはないことを示す情報でもって、キャッシュメモリに保存されている情報の更新要求に応答することができる。1例では、クライアントアプリケーションインターフェースは、キャッシュメモリに保存されている適合する情報が将来の検索またはクエリーに応答して現れないように該情報を削除して、該メモリを他の用途のために解放することができる。キャッシュメモリに保存されている情報が最新のものではないことをサーバーが指摘するクエリーを該サーバーが検出すると、該サーバー134は、新しい提案物、情報、コンテンツ、またはこれらに類するものを、キャッシュメモリに保存するためにモバイル通信設備102にダウンロードすることもできる。
提案物、モバイルコンテンツ、または情報を、明示的検索によって、または、暗黙的検索によってモバイル通信設備102のキャッシュメモリにダウンロードすることができる。明示的な検索の1例は、ユーザーが、モバイル通信設備102のユーザーインターフェースに検索クエリーを入力して、検索を要求することを含む。ある暗黙的検索は、ユーザーがクエリーを入力することなく、モバイル通信設備102のクライアントアプリケーションインターフェースによるクエリーの結果として、または、サーバー134もしくはモバイル検索ホスト設備114上で動作している1つ以上のアプリケーションによって実行される検索活動を含む。暗黙的検索を、スケジュールに基づいて、モバイル通信設備102の位置の変化に基づいて、及び、モバイル通信設備102のキャッシュメモリに保存されている情報の(保存時または生成時からの)経過時間に基づいて起動することができる。1例として、ユーザーの位置は、ユーザーが別の都市に旅行するときなどに変わりうる。この位置の変化によって、(おそらく、この位置を入力したときのユーザーの他の挙動(行動)を含む)従前のユーザーの挙動(行動)に基づいて確立された基準に合致する地元のレストランの暗黙的検索を起動することができる。
キャッシュメモリに保存されている提案物などの情報の提示を、ユーザーの検索クエリーの結果とすることができる。検索クエリーとモバイル通信設備102のキャッシュメモリに以前ダウンロードされた結果が合致する場合には、該以前ダウンロードされた結果を提示することができる。ユーザーには、これは、非常に速い検索、すなわち、高い帯域幅での接続として認識されうる。なぜなら、検索結果は、モバイル通信設備102のメモリから提示されるからである。
キャッシュメモリに保存されている提案物を、ユーザーが無線ネットワークに接続できない場合にもユーザーに提示することができ、これによって、ユーザーは、該ユーザーのモバイル通信設備102のキャッシュメモリに保存されている重要なネットワーク情報にアクセスすることができる。
キャッシュメモリに保存されている情報を、分類されたグループ毎に、または、サムネイル形式で、または、可聴の着信音のプレビュー、もしくは、テキストの抜粋、もしくは、映像の抜粋、もしくは、オーディオファイルの抜粋などのプレビュー形式で提示することができる。
クライアントアプリケーションインターフェースは、プロセスをバックグランドで行うこと、または、プロセスがバックグランドで生じるようにすることができる。たとえば、いくつかの実施形態では、全ての結果の組が取得されるのを待たずに、(いくつかの)結果が取得されたときに、それらの結果をモバイル通信設備102に提示することができる。いくつかの実施形態では、いくつかの結果を提示または表示している間に、他の結果について提示または表示のための処理を行うことができる。結果に対するこのバックグランド処理は、いくつかの検索をモバイル通信設備102に提示できる速度を速くすることができる。いくつかの実施形態では、結果のいくつかのカテゴリー(分類)を、他のカテゴリーよりも前に、モバイル通信設備102に提示することができる。たとえば、画像のダウンロード、処理、及び/または、収集が、着信音に比べて長い時間を要する場合には、着信音のカテゴリー、または、個々の着信音を、画像の結果または画像のカテゴリーが提示される前もしくはそれらが提示されつつある間に、モバイル通信設備102に提示することができる。
図3は、本発明の1局面にしたがう、モバイル通信設備102、及び、モバイル加入者特性データベース112などのデータソースに関連付けられた一義化設備140の一般化された一義化プロセスを示す。一義化設備140は、曖昧なユーザークエリーからより大きな明確性を引き出すための手段である。図3に示すように、クエリー入力120を、無線通信設備104及び/または無線プロバイダー108を介して一義化設備140まで処理することができる。図3で提供されている例は、モバイル加入者特性データベース112にリンク(結合)された一義化設備140を示しているが、一義化設備140を任意の数の他のデータソース(たとえば、キャリアビジネスルール130、コンテンツウォールドガーデン132など)にリンクすることができる。同様に、一義化(曖昧さの解消)を、一義化設備140以外の設備(たとえば、ペアレンタルコントロール設備150またはアルゴリズム設備144)によって処理することができる。図3に示すように、一義化設備140は、無線通信設備104または無線プロバイダー108からクエリーを受け取ることができ、該クエリーをモバイル加入者データベース112に格納されているユーザーに関する既知の情報(たとえば、年齢、性別、過去のインターネット使用(使用量や使用頻度)など)に関連付けることができる。元のクエリー入力120に結合されたこの追加の情報は、一義化された(すなわち曖昧さが排除された)クエリーを処理することを可能にすることができる。たとえば、ユーザーは、「Royals」というクエリー入力120を入力することができる。このクエリー入力120を、無線通信設備104または無線プロバイダー108を介して、モバイル加入者データベース112に結合された一義化設備140まで処理することができる。該データベース112は、その中に、ミズーリ州のカンザスシティのユーザーの住所を含んでいる。一義化設備140は、この人口統計学的な情報をクエリー入力120「Royals」に関連付けて、ユーザーが、スウェーデン王室に関する情報よりもKansasCity Royals(カンザスシティロイヤルズ)ベースボールチームに関連する情報を探している可能性が高いことを予測する(すなわち、明瞭にする)ことができる。一義化は、品詞の一義化、単語の意味の一義化、語句の特定、名前指定された入力認識(named entry recognition)、または、完全文構文解析を含むことができる。品詞の一義化は、品詞タグ(たとえば、名詞、動詞、形容詞)をクエリー内の各単語に割り当てる処理を指す。品詞タグを各単語に割り当てることによって、装置は、コンテキスト(文脈や前後関係や背景など)によって各単語に関する推測をすることができる。たとえば、「house」という単語は名詞または動詞でありうる。この単語に適切な品詞タグを付けることによって、ユーザークエリーに関する追加情報、及び、その最終目的物を引き出すことができる。単語の意味の一義化は、複数の意味を有する単語を分類(または並べ替える)処理を指す。語句の特定は、語句内の各単語を他の単語に関連付けて個々の単語のコンテキストを引き出す処理をいう。名前指定された入力の認識(named entry recognition)は、一般に、特定の名前、場所、国などを指す固有名詞を認識(または識別)することを指す。完全文構文解析は、文をより小さな単位に分解して、各単位の文法上の役割と他の単位との関連を特定する処理である。これらの及び他の技術を一義化設備140において利用して、検索または検索列文字列に対してユーザーが意図した意味を推測することができる。
図4は、モバイル通信設備102と、支援されたクエリー形成2400のために使用することができるクエリー支援設備210との間の対話的プロセス(インタラクティブプロセス)を示す。ユーザーがクエリー入力120をモバイル通信設備102に出すと、理解可能で有用な結果セット(結果の組)を生じるのに十分である支援されたクエリー形成2400のために訂正244のプロセスが必要になる場合がある。このプロセスを、クライアント側102で及び/またはモバイル通信設備104内で行うことができる。訂正244プロセスの一部として、モバイル通信設備102のタイプに固有の情報を使用することができる。たとえば、装置が独自の配信能力を有する場合には、それらの能力に適合する(または互換性を有する)結果セットを得るために、クエリーを訂正する必要がある場合がある。モバイル加入者特性データベース112に格納されている情報、位置(場所)情報2408、または、時間情報2410を、訂正244プロセスで使用することもできる。
たとえば、ユーザーは、無線通信設備140を介して送られるクエリー入力120「Coltrain」を提供することができ、これによって、クエリー支援設備210が(処理を)開始することができる。クエリー支援設備210は、訂正(244)プロセスの一部として、他のデータソースに結合されているので、フィルターアルゴリズム設備144からの情報をクエリー入力120に結合して、より有用な検索クエリーを生成するプロセスで使用されることになるより多くの情報を提供することができる。この例では、ユーザーのフィルターアルゴリズム設備144は、オンライン購入の履歴、製品名、番号、購入量、及び、購入した日付及び時刻などの情報を使用することができる。フィルターアルゴリズム設備144に関連付けられたデータベースには、サクソフォン奏者であるJohn Coltraneによって記録されたコンパクトディスクの多くの最近の購入についての履歴が存在しうる。元のユーザーのクエリー入力120である「Coltrain」は既知の語ではないので、クエリー支援設備210は、フィルターアルゴリズム設備144の購入履歴に含まれているユーザー固有のデータを考慮に入れて、該ユーザーが、「Coal Train」や「Soul Train」とは異なる「Coltrane」に関する情報を探しているといった訂正244を予測することができる。種々の実施形態において、または、1つの実施形態における特定のユーザーの検索において、クエリー支援設備210は、それらの追加のデータ設備のうちの1つ、または、複数のデータ設備を含むことができ、または、どのデータ設備も含まないこともできる。
ユーザーのクエリー入力120が、無効な結果の組(または結果なし)、または、ありそうにない結果の組を返すこともありうる。この場合、検索設備は、モバイル通信設備102と共に、訂正244を自動的に起動して、無効ではない結果の組、または、可能性のより高い結果の組が配信されるまで、代わりのクエリー入力120を使ってサイクルを繰り返すことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に関連する情報に基づいて、ユーザーのクエリー入力の後で、追加の推薦を行うことができる。たとえば、モバイル加入者特性、キャリアビジネスルール、または、スポンサー情報は、クエリー入力と共に、適切な(または関連する)推薦をユーザーに提案することができる。この推薦を、クエリー入力の検索結果と対にすることができ、または、該検索結果を表示する前または表示した後に提示することができる。
ユーザーの以前の検索活動及び検索結果を用いて、ユーザーへの推薦を生成することもできる。以前の検索活動は、トランザクション、検索クエリー、ウェブサイトへの訪問、及び、モバイル通信設備においてユーザーによって起動された他の行為を含むことができる。モバイル通信設備の地理的位置は、ユーザーの現在の地理的位置の近くにおけるスポンサー情報(たとえば、製品やサービス)を含む(がこれには限定されない)推薦を促進することができる。現在の時刻を、単独で用いて、または、他の情報と共に用いて、ユーザー推薦を生成することができる。たとえば、正午であるという独立した事実は、ランチを提供するレストランの推薦を生成することができる。この情報を、モバイル通信設備の位置によってさらにフィルタリングして、ユーザーのすぐ近くにあるそのようなレストランだけを推薦するようにすることができ、また、加入者の特性によってさらにフィルタリングして、該ユーザーと類似の人口統計学的プロフィールを有するレストランの利用客が高い格付けをしている、ユーザーの現在位置の近くにあるランチを提供するレストランのサブセットのみを推薦するようにすることができる。このレストランの例と同様に、有意義な推薦を生成するための類似のプロセスを、他のサービス及び製品に適用することができ、それらのサービス及び製品には、輸送、食物、劇場、スポーツ、娯楽、映画、法人、仕事、銀行、郵便局、郵便施設、ガソリンスタンドの場所及びガソリンスタンドへの案内、タクシー、バス、列車、自動車、空港、ベビーシッター、及び他のサービス、並びに、ドラッグストア、ドライブスルーレストラン、バー、クラブなどの商品提供者、並びに、映画及び園芸の上映(開演)時間、並びに、ニュース、並びに、局所情報が含まれる。
支援されたクエリー形成2400の種々の側面を、ユーザーまたはプロバイダーの制御下で作動させること、または、作動しないようにすることができる。たとえば、特定の個人の電話番号などに対する特定の検索を行うユーザーは、支援されたクエリー形成2400で生成される可能性がある訂正または提案がされるのを回避したい場合がある。そのような回避がなされない場合には、該クエリー形成2400は、正しいが珍しい名前のつづりを、より一般的またはポピュラーな主題で置き換えることを試みるであろう。したがって、1側面において、支援されたクエリー形成システムのユーザーインターフェースは、該システムが利用可能な種々のツールを選択的に起動するための制御(部)を含むことができる。該ツールは、たとえば、上述した、推薦、予測、一義化、カテゴリー化(分類)などを含むことができる。別の側面では、上述した無線プロバイダー108などのサービスプロバイダーやモバイル通信設備102は、フルサービス対象の顧客または上級の顧客などの選ばれた顧客に提供することができる付加価値サービスとして、または、アラカルト(献立表)ベースで個別に、または、パッケージ形式で提供することができる付加価値サービスとして、それらのツールから選択されたツールを提供することができる。そのような実施形態では、クエリー支援を、顧客が、たとえば、ウェブサイト、携帯電話によるデータアクセス、または、電話音声によるアクセスなどを用いて要求することができ、及び、毎月1回、または、毎日1回、または、検索の度に行うなどの予約制で要求することができる。
図5は、モバイル加入者特性データベース112、フィルターアルゴリズム設備144、位置データベース2408、及び/または時間データ2410などの追加のデータソースと、クエリー入力120との関連に基づいて、クエリー結果を配列(順序付け)(500)し、表示(502)し、及びスポンサーシップ504の優先順位付けをするための一般化されたプロセスを示す。配列500、表示502、スポンサーシップ504の優先順位付けは、必要に応じて、これらの追加のデータ設備のうちの1つまたは複数のデータ設備を必要とすることも、いずれのデータ設備を必要としないことも可能である。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示されている方法及びシステムを、本明細書に記載されている特性112のうちの任意のもの、及び、参照により本明細書に組み込まれている文書に記載された任意の特性を含むモバイル加入者特性112に基づいて最適化された検索を提供するように構成することができる。したがって、これらの方法及びシステムは、モバイル装置に適合した検索機能を提供すること、及び、この検索機能をモバイル装置の加入者特性に基づいて適合化することを含むことができ、この場合、この加入者特性は、モバイル装置サービスのキャリア(通信事業者など)によって管理されるモバイル加入者データ設備から少なくとも部分的に得られる。
いくつかの実施形態では、適合化された検索機能を、暗黙的クエリー、アクティブクエリー、一義化アクション、取り出し(または検索)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索結果の検索または提示の開始、処理、または完了に関連する他の機能またはアクションとすることができる。
1実施形態では、検索機能は年齢に基づいて適合化される。年齢に適合化された検索機能(年齢適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、モバイル通信設備102は、暗黙的クエリー204を動作させることがき、これによって、ユーザーは、モバイル通信設備102のユーザーインターフェースを見たときに、該ユーザー用に自動的に予め系統立てて表されたクエリーの結果を見ることができる。暗黙的クエリー204を、ユーザーの年齢に基づくものとすることができ、たとえば、同じ日に同程度の年齢の人によって最も頻繁に実行されたクエリーを実行することができる。たとえば、十代の若者は、音楽グループまたは映画に関連する暗黙的クエリー204を有している場合があり、成人は、主要なニュースの見出しに関連する暗黙的クエリーを有している場合があり、退職者は、金融市場に関する情報に関連する暗黙的クエリーを有している場合がある。年齢適合化検索機能は、アクティブなクエリーと共に動作することもでき、たとえば、所与のクエリーは、年齢に合った結果、または、年齢でフィルタリングされた結果、または、年齢で格付け(ランク付け)された結果、または、年齢で一義化された結果を返すことができる。たとえば、ユーザーが30歳を超えている場合に、「Pink」を入力すると、Pink Floydに関する結果を返すことができ、一方で、ユーザーが30歳未満である場合には、女性のアーティストであるPinkに関する結果を返すことができる。ユーザーに対してそのようなあいまいさを解消するように促すことができ、または、そのあいまいさを、ユーザーのために自動的に解消することができる。したがって、年齢適合化検索機能を、モバイル通信設備に提供することができる。いくつかの実施形態では、ユーザーの年齢を、モバイル加入者特性112を格納しているモバイル加入者データ設備から得ることができる。
いくつかの実施形態では、検索機能は性に基づいて適合化される。性に適合化された検索機能(性適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。性を、無線サービスのキャリアのデータベースなどの、モバイル加入者特性112を格納しているデータベースを参照することによって決定することができる。性適合化検索機能を、たとえば、その日のその性の人に一番人気のある検索結果を提示する暗黙的クエリー204を通知することができる。同様に、結果を、性別に通知される一義化プロセス210によって一義化することができる。たとえば、検索プロセスは、ユーザーが女性である場合には、女性向けのサイトのデータベースに対してクエリーを実行することができ、一方、ユーザーが男性の場合には、男性向けのサイトに対してクエリーを実行することができる。同様に、一義化プロセス210は、性に基づいて結果をフィルタリングすることができる。たとえば、「uprights」などのクエリーは、女性ユーザーに対しては電気掃除機に関する結果を返し、一方、男性ユーザーに対しては、フットボールのキッカーに関する結果を返すことができる。
1実施形態では、検索機能は民族性に基づいて適合化される。民族性に適合化された検索機能(民族性適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、暗黙的クエリー204は、ある民族の構成員の中で一番人気のある結果を生成することができる。検索またはクエリー形成処理は、目的とする民族に関連する結果を検索することができる。一義化プロセス210は、(クエリーの形成時、または、結果の取り出し時、または、結果の提示時に)民族性に基づいて一義化を行うことができる。たとえば、「paris」に関連するクエリーは、フランス人に対しては、パリ、フランスに関する結果を返すことができ、一方、アメリカ人に対しては、Paris Hiltonを返すことができる。民族性の情報を、モバイル加入者特性112のデータベースから取得することができ、または、該情報を、ユーザーが、ユーザーインターフェースを介して入力することができる。
1実施形態では、検索機能は、宗教または文化的類似性(cultural affinity)に基づいて適合化される。宗教に適合化された検索機能(宗教適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。情報を、モバイル加入者特性データベース112から得ることができ、該情報は、アプリケーションまたはトランザクションに基づいてキャリアが取得できるものであり、または、ユーザーの過去の挙動または検索に基づいて推測することができるものである。宗教適合化検索機能は、たとえば、同じ宗教を信仰しているメンバーの中で一番人気のある暗黙的クエリーを実行することができる。宗教適合化一義化設備は、信仰している宗教に基づいてクエリーを一義化することができる。たとえば、「Muhammed」に対するクエリーは、イスラム教のメンバーに対しては、預言者に関する情報を返すことができ、一方、信仰している宗教がない人に対しては、ボクサーに関する情報を返すことができる。
1実施形態では、検索機能は地域コード(市外局番)に基づいて適合化される。地域コードに適合化された検索機能(地域コード適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、所与の地域コードを有するユーザーは、同じ地域コードを有するメンバーによる他の検索に基づいて暗黙的なクエリーの結果を受け取ることができる。また、クエリーを、地域コード(または他の地域情報)に基づいて一義化することができ、または、結果を、地域コード(または他の地域情報)に基づいて、フィルタリングし、または、並べ替え、または、提示することができる。たとえば、地域コード270おいて「Paris」を入力したユーザーは、Paris、Tennesseeに関する結果を受け取ることができ、地域コード310おいて「Paris」を入力したユーザーは、Paris、Hiltonに関する結果を受け取ることができ、地域コード617おいて同じ語を入力したユーザーは、Paris、Franceに関する結果を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能は自宅住所に基づいて適合化される。住所に適合化された検索機能(住所適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。上記の地域コード適合化検索機能の例と同様に、暗黙的クエリー、一義化、または、結果を、ユーザーの自宅住所の場所(この情報は、たとえば、モバイル加入者特性112のキャリアのデータベースから得ることができる)に基づいて変更することができる。
1実施形態では、検索機能は勤務先住所(職場の住所)に基づいて適合化される。勤務先住所に適合化された検索機能(勤務先住所適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、ユーザーは、該ユーザーの使用者について述べているプレス・リリースなどの、該使用者からの他のクエリーと同じ暗黙的クエリー204の結果を見ることができる。一義化機能210は、勤務先住所に基づいて(ユーザーの助けを借りることを含んで)あいまいさを解消することができる。たとえば、General Electricの場所に勤務先住所があるユーザーは、検索エンジンに「light」という語を入力すると、その会社に関する検索結果を受け取ることができ、一方、これとは勤務先住所が異なるユーザーは、照明製品に関する結果を受け取ることができる。ここでも、勤務先住所情報を、(たとえば無線サービスのキャリアによって維持されている)モバイル加入者特性112のデータベースから得ることができる。
1実施形態では、検索機能は請求先住所に基づいて適合化される。請求先住所に適合化された検索機能(請求先住所適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。請求先住所情報を、(たとえば無線サービスのキャリアによって維持されることができる)モバイル加入者特性データベース112のデータベースから得ることができる。請求先住所適合化検索機能は、たとえば、請求先住所が同じである他のユーザーの暗黙的クエリー(たとば、該請求先住所にある企業に関連するクエリー)の結果に類似の暗黙的クエリーの結果を提示することができる。同様に、クエリーを、請求先住所に基づいて一義化することができ、または、結果を、請求先住所に基づいて、フィルタリングし、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、大会社がある場所に請求先住所を有するユーザーに、その会社に関連する結果を提示することができ、一方、請求先住所が居住先住所であるユーザーは、居住先住所がある地域内のユーザー用に調整された結果を受け取ることができる。
1実施形態では、ユーザーの自宅住所、地域コード、請求先住所、または他の位置情報に関する情報を、位置設備110によって決定されるユーザーの現在位置に関する情報を組み合わせることができ、これによって、たとえば、ユーザーが、該ユーザーの自宅または職場の近くにいるか否かを判定することができる。ユーザーが自宅または職場の近くにいる場合には、ユーザーは、それらの環境のいずれかに適したクエリー結果を受け取ることができる(たとえば、職場の近くにいる場合には仕事関連の情報を受け取ることができ、自宅の近くにいる場合には消費者情報を受け取ることができる)。ユーザーが自宅または職場から遠くにいる場合には、ユーザーは(暗黙的クエリーによって、または、検索の結果として)、ホテルやレンタカー店やレストランの情報などの、ユーザーがいる場所における旅行に関する結果を受け取ることができる。同様に、自宅にいないユーザーは、ユーザーの旅行者としての状況に基づいて、暗黙的クエリーを形成し、または、部分的クエリーを一義化することができる。たとえば、「hot」という部分的クエリーは、自宅の近くにいるユーザーに対しては特売品を返すことができ、一方、旅行中のユーザーに対してはホテルを返すことができる。
1実施形態では、検索機能は、クレジットカード情報に基づいて適合化される。クレジットカード情報に適合化された検索機能(クレジットカード情報適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。クレジットカード情報を、モバイル加入者特性112のデータベースまたはクレジットカードの提供業者から得ることができる。この情報は、現在の残高、貸出限度額などに関連する情報を含むことができる。たとえば、暗黙的クエリーは、利用可能な貸方残高に基づいてユーザーに結果を提示することができ、これには、貸方残高が少なくかつ貸出限度額が多いユーザーに対しては高価な商品に関する検索または結果を提示し、一方、貸方残高が多くかつ貸出限度額が少ないユーザーに対しては財務カウンセラーに関する検索または結果を提示することなどがある。
1実施形態では、検索機能はパスワードに基づいて適合化される。パスワードに適合化された検索機能(パスワード適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。したがって、モバイル検索設備は、ユーザーが正しいパスワードを入力した場合に所定のタイプのコンテンツを検索できるようにするといった、パスワード保護された検索機能を含むことができる。たとえば、着信音やビデオクリップのようなウォールドガーデンコンテンツは、ユーザーが、モバイル加入者特性112のデータベースに格納されているパスワードを入力した場合にのみ利用可能である。
1実施形態では、検索機能は、家族情報(たとえば、母の旧姓、兄弟姉妹の人数、既婚・未婚の別など)に基づいて適合化される。家族情報に適合化された検索機能(家族情報適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、ユーザーの家族の構成員またはユーザーの友人によって最近実行されたのと類似の検索または結果を提示する暗黙的検索を実行することができる。一義化プロセス210は、たとえば、家族情報に基づいて(家族の構成員によって実行された検索に基づいてクエリーのあいまいさを解消するなどの)動作することができ、または、家族の状態(状況)に基づいて動作することができる。同様に、結果を、家族情報に基づいて、フィルタリングし、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、監護権という用語に対する検索は、離婚したユーザーに対しては、子どもの監護権に関する結果を導くことができ、一方、結婚しているユーザーに対しては、信託勘定及び保管口座(custody account)に関する情報を提供することができる。
1実施形態では、検索機能は出生地に基づいて適合化される。出生地に適合化された検索機能(出生地適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。したがって、出生地に基づく暗黙的検索は、出生地が同じか、または、該出生地の近くに現在いる他のユーザーの検索または結果と類似の検索または結果を含むことができる。同様に、結果を、出生地に基づいてフィルタリングすることができ、または、クエリーを、出生地に基づいて一義化することができる。たとえば、「derby」を入力すると、Kentuckyで生まれたユーザーに対しては、競馬に関する結果を取り出すことができ、一方、それ以外の場所で生まれたユーザーに対しては、帽子に関する結果を取り出すことができる。
1実施形態では、検索機能は運転免許証情報に基づいて適合化される。運転免許証情報に適合化された検索機能(運転免許書情報適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。免許証情報は、年齢及び住所情報を含むことができ、これらの年齢及び住所情報を、本明細書に記載されている種々の年齢に基づく検索機能及び位置に基づく検索機能の例によって考慮されているように使用することができる。免許証情報は、身長、体重、髪の色、目の色、視力状態などを含むこともできる。たとえば、ユーザーに、外見が類似する人の結果に類似する結果を提示することができる。
1実施形態では、検索機能は雇用データに基づいて適合化することができる。地位に適合化された検索機能(地位適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。雇用データを(たとえば、無線サービスのキャリアによって維持される)モバイル加入者特性112のデータベースから得ることができる。雇用データは、たとえば、ユーザーのステータス(状態)を、会社の幹部職として、または、(たとえば、営業、サプライチェーン・マネジメント、財務、人事などの)所定のタイプの従業員として、または、地位(共同経営者、部長、副社長など)として、または、勤務期間として、または、他の状況として示すことができる。たとえば、暗黙的クエリー204は、他の会社の類似の地位を有しているユーザーによって実行された検索に対する結果に類似の結果を提示することができる。同様に、クエリーを、ユーザーの地位に基づいて一義化することができ、または、結果を、ユーザーの地位に基づいて、取得し、または、並べ替え、または、フィルタリングし、または、提示し、または転送することができる。たとえば、「incentive」を入力した営業部長は、彼の使用者の製品に関連する販売促進に関する情報を受け取ることができ、一方、人事部長は、従業員の自社株低価格購入権に関連する情報を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能は使用者に基づいて適合化される。使用者に適合化された検索機能(使用者適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。使用者に適合化された暗黙的クエリーは、同じ日にまたは最近、同じ使用者の従業員によって実行された他の検索に対する結果に類似した結果を提示することができる。使用者に適合化された一義化設備204は、使用者のステータス(状態)に基づいて、クエリーまたは結果に関するあいまいさを解消することができ、使用者に適合化された検索機能は、(たとえば、モバイル加入者特性112のデータベースから得られた)使用者特性に基づいて、結果を取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または、転送することができる。たとえば、米国特許商標庁が使用者であるユーザーは、「application」というクエリーに応答して、特許の処理に関する情報を受け取ることができ、一方、Microsoft(マイクロソフト)の従業員は、それと同じクエリーに応答して、ソフトウェアアプリケーションに関する情報を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能は年収に基づいて適合化される。年収に適合化された検索機能(年収適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。年収を(たとえば、無線サービスのキャリアによって維持される)モバイル加入者特性112のデータベースから得ることができる。したがって、暗黙的クエリー204は、同程度の年収別の所得の検索に対する結果を提示することができ、または、その年収に対して人口統計学的特性を適合させるように設計された検索を提示することができる。たとえば、中間所得層の人には、中型の価値に応じた車に関する結果を提示することができ、一方、高所得層の人には、高級品や休暇などに関する結果を提示することができる。一義化設備204は、年収に基づいて、クエリーに関するあいまいさを解消することができ、検索機能は、年収に基づいて、結果を取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または、転送することができる。たとえば、「boat」というクエリーは、中間所得層の人に対しては、通勤ボートのスケジュールに関するクエリーを実行し、または結果を提示することができるが、高所得層の人に対しては、ヨットに関するクエリーを実行し、または結果を提示することができる。
1実施形態では、年収に適合化された検索と同様に、検索機能は所得階層に基づいて適合化される。所得階層に適合化された検索機能(所得階層適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能は購入品(購入したアイテム)に基づいて適合化される。購入品に適合化された検索機能(購入品適合化検索機能)を、暗黙的クエリー、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。購入品を、(たとえば、モバイル通信設備102を用いてなされたトランザクションを示す)キャリアによって維持されているデータベースから得ることができる。たとえば、暗黙的クエリーを、トランザクションの履歴に基づいて実行することができ、結果を、該履歴に基づいて提示することができ、たとえば、最近コンピュータまたはこれに類するものを購入した個人に対して、周辺機器及びソフトウェアアプリケーションに関する結果を提示することができる。同様に、クエリーを、ユーザーの購入品に基づいて一義化することができ、または、検索結果を、ユーザーの購入品に基づいて、取得し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、最近自動車を購入して、ユーザーインターフェースに「car」を入力したユーザーは、自動車の登録、保険の加入などに関する情報を受け取ることができ、一方、最近自動車を購入しに行ったが購入しなかったユーザーは、自動車の評価(格付け)を示す結果を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能142は、(モバイル加入者特性112のデータベースに格納されている前述の任意のタイプの情報を含む)友人及び家族情報に基づいて適合化される。友人及び家族情報に適合化された検索機能(友人及び家族情報適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、ユーザーには、家族の構成員または友人のものと類似の暗黙的クエリー164の結果を提示することができる。ユーザーのクエリーを、友人及び家族情報に基づいて一義化することができ、または、検索結果を、友人及び家族情報に基づいて、取得し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、ユーザーインターフェースに「sister」を入力したユーザーは、姉妹のつい最近の検索によって得られた結果を受け取ることができ、一方、友人及び家族を持っていないユーザーは、修道女に関する結果を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能142は請求額に基づいて適合化される。請求額に適合化された検索機能(請求額適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、請求額が減少しているユーザーに、より多くのモバイルサービスを取得するようにするための提案を提示することができ、一方、請求額が非常に高いユーザーは、無線サービスの費用を少なくする選択をすることに関する情報を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能142は平均請求総額に基づいて適合化される。平均請求総額に適合化された検索機能(平均請求総額適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、現在の請求額が該平均を超えているユーザーには、貯金する(またはお金を節約する)ことに関連する結果を提示することができ、一方、現在の請求額が該平均より少ないユーザーには、ウォールドガーデンコンテンツ132などの他のサービスやコンテンツを購入するための有利な条件を提示することができる。
1実施形態では、検索機能142は支払い履歴(支払歴)に基づいて適合化される。支払い履歴に適合化された検索機能(支払い履歴適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、支払いに遅滞がないユーザーは、追加のサービスの申し出を受け取ることができ、支払いが遅滞しているユーザーは、催促を受けることができ、または、借入金の管理に関連する結果を受け取ることができる。同様に、支払い履歴が良好であるユーザーには、より高価な商品及びサービスに関連する結果を提示することができる。
1実施形態では、検索機能142は定時支払い(on-time payment)に基づいて適合化される。定時支払いに適合化された検索機能(定時支払い適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、定時支払いについてとても良好な記録を有しているユーザーには、該ユーザーの支払い履歴が良好であり続けるという予測に基づいて、インセンティブや昇格などのより有利な提案を提示することができる。
1実施形態では、検索機能142はオンライン利用量に基づいて適合化される。オンライン利用量に適合化された検索機能(オンライン利用量適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。オンライン利用量を、無線サービスプロバイダーによって維持されているデータベースから得ることができる。オンライン利用量を用いて暗黙的クエリー164の結果を生成することができる。たとえば、ヘビーユーザーには、他のヘビーユーザーに対するのと類似の結果(より特殊化されたタイプの結果など)を提示することができ、一方、ヘビーユーザーよりも利用量が少ないユーザーには、ニュースの見出しなどのより一般的な結果を提示することができる。クエリーを、オンライン利用量に基づいて一義化することができ、または、検索結果を、オンライン利用量に基づいて、取得し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、「blog」を入力したオンラインのヘビーユーザーには、その日一番人気のあるブログを送ることができ、一方、利用量が少ないユーザーには、ブログ現象を説明するより一般的な結果を提示することができる。
1実施形態では、検索機能142はオンラインインタラクション(インタラクション:対話または相互作用)の持続時間に基づいて適合化される。オンラインインタラクションの持続時間に適合化された検索機能(オンラインインタラクション持続時間適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、暗黙的クエリー164204において、インタラクション時間が長いという履歴を有するユーザーには、より複雑または広範囲にわたる結果の組を提示することができ、一方、インタラクション時間が短いという履歴を有するユーザーには、基本的な情報のみを提示することができる。同様に、結果を取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または、転送する一義化設備204または検索機能142も、オンラインインタラクションの持続時間に基づいてそのようにすることができる。たとえば、インタラクション時間が長いユーザーには、長い記事、科学研究などを提示することができ、一方、それよりインタラクションの持続時間が短いユーザーには、ニュースの見出しまたはこれに類するものを提示することができる。同様に、たとえば、「football」を入力したインタラクションの持続時間が短いユーザーは、その日の得点のリストを受け取ることができ、一方、インタラクションの持続時間が長いユーザーは、フットボールに関する記事を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能142はオンラインインタラクションの回数に基づいて適合化される。インタラクションに適合化された検索機能(インタラクション適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、暗黙的クエリー204において、多くのインタラクションを行ったという履歴を有するユーザーには、より多くの結果を提示することができ、一方、ほとんどインタラクションをしていないユーザーには、最も関係のある結果のみを提示することができる。同様に、結果を取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または、転送する一義化設備204または検索機能142も、(たとえば、無線プロバイダー108のデータベースによって示される)オンラインインタラクションの回数または頻度に基づいてそのようにすることができる。たとえば、インタラクションの回数が多いユーザーには、長い結果の組を提示することができ、一方、それよりインタラクションの回数が少ないユーザーには、最も関係のある結果のみを提示することができる。同様に、たとえば、「Peter」を入力したインタラクションを頻繁に行うユーザーは、その日のニュースでのその名前の使用状況に関する情報のみを受け取ることができ、一方、インタラクションを行う頻度がより少ないユーザーは、Peter the Greatから、Pete Townsend、Peter Rabbitまでにわたるより一般的な結果を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能142は家族状態及び家族情報に基づいて適合化される。家族情報に適合化された検索機能(家族情報適合化検索機能)142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、暗黙的検索は、独身のユーザーにデートや恋愛関係(または人間関係)に関する結果を提示することができ、一方、結婚しているユーザーは、育児に関する結果を受け取ることができる。同様に、結果を取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または、転送する一義化プロセス210または検索機能142も、家族状態及び家族情報を使用することができる。たとえば、「love」を入力した独身のユーザーは、デート及び恋愛関係に関する結果を受け取ることができ、一方、結婚しているユーザーは、記念日に関する情報を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能142は子供の数に基づいて適合化される。子供の数に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。子供の数を(たとえば、無線プロバイダー108によって維持されている)モバイル加入者特性112のデータベースから得ることができる。暗黙的クエリー204を子供の数に基づいて実行することができる。たとえば、子供がいないユーザーは他の要因に基づく結果を受け取ることができるが、一方、4人の子供がいるユーザーは、育児または教育費支援商品に関連する暗黙的クエリー204の結果を受け取ることができる。同様に、クエリーを、子供の数に基づいて一義化することができ、または、結果を、子供の数に基づいて、返し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、「cold」という語を入力した子供を持つユーザーは、風邪の流行に関する健康関連情報を受け取ることができ、一方、子供がいないユーザーは、一般的な天気情報を受け取ることができる。
1実施形態では、検索機能142はショッピング習慣(たとえば、Mobile Limeのような技術を用いてなされた商品及びサービスの閲覧または購入)に基づいて適合化される。ショッピング習慣に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、音楽を頻繁に購入するユーザーには、暗黙的検索204によって音楽志向のコンテンツを提示することができ、一方、該暗黙的検索は、それとは異なるショッピング習慣を有する他のユーザーには、異なる商品(アイテム)を提示することができる。同様に、クエリーを、ショッピング習慣に基づいて一義化することができ、または、結果を、ショッピング習慣に基づいて、返し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、ユーザーがクエリーインターフェースに「King」を入力すると、該ユーザーが本を頻繁に購入する人である場合には、StephenKingの本を提示することができ、一方、該ユーザーが音楽を頻繁に購入する人である場合には、ElvisPresleyに関連する結果を提示することができる。
1実施形態では、検索機能142はクリックストリーム情報に基づいて適合化される。クリックストリームに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。クリックストリーム情報を、モバイル通信設備102に格納することができ、または、無線プロバイダー108によって維持されているデータベースもしくはサーバー、または、無線プロバイダー108の代わりに動作しているエンティティなどの離れたところに格納することができる。クリックストリームに適合化された検索機能142は、過去の挙動に基づいて、ユーザーがモバイル通信設備102で自動車を最近見た場合には新しい自動車に対するクエリーを実行するといったように、暗黙的クエリー204を実行することができる。同様に、クエリーを、クリックストリーム情報に基づいて一義化することができ、または、結果を、クリックストリーム情報に基づいて、返し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、クエリー設備に部分的URLを入力したユーザーを、最近訪れたウェブサイトに案内することができ、一方、別のユーザーを、あいまいさを解消するためのプロセスに案内することができる。クリックストリーム情報を用いて、広い範囲の挙動及び特性を推測することができる。したがって、本明細書に記載されている他の実施形態を、クリックストリーム情報から1つ以上のモバイル加入者特性112を取得することと組み合わせて実施することができる。たとえば、クリックストリーム情報が、ユーザーが20歳の女性向けのサイトを訪問したことを示している場合には、該情報を用いて、該ユーザーの性別を推測することができ、その後、本明細書に記載されている性適合化検索機能142の種々の実施形態を使用することが可能である。
1実施形態では、検索機能142は装置のタイプ(装置タイプ)に基づいて適合化される。装置タイプに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、暗黙的クエリーを、装置のタイプに適した結果を取り出して、他の結果をフィルタリングして除去するように実行することができる。たとえば、モバイル通信設備102がビデオ描画(ビデオレンダリング)機能を有していない場合には、ビデオに関連する結果をプロセスからフィルタリングして除去することができる。同様に、クエリーを、装置タイプに基づいて一義化することができ、または、結果を、装置タイプに基づいて、取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、ユーザーに、装置と整合するウォールドガーデンコンテンツ132の結果を提示することができる。ユーザーは、クエリーを入力すると、装置が認識可能な/ダウンロード可能なコンテンツアイテムを含むが、他のコンテンツを排除するようにフィルタリングされた結果を受け取ることができる。モバイル加入者特性112のデータベースから取得可能な装置タイプを用いて、他のアイテム(商品等)を推測することもできる。たとえば、特定の装置が、特定の年齢のユーザーまたは特定の性のユーザーに最も人気がある場合があるが、その場合には、本明細書に記載されている年齢適合化検索機能142に関連して説明したのと同様のやり方で該結果を適合させることができる。
1実施形態では、検索機能142は装置のバージョン(装置バージョン)に基づいて適合化される。装置バージョンに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。装置バージョンを(たとえば無線プロバイダー108によって維持されている)モバイル加入者特性112のデータベースから取り出すことができる。たとえば、暗黙的検索を、装置の特定のバージョンに適した結果を取り出して、他の結果をフィルタリングして除去するように実行することができる。たとえば、モバイル通信設備102がビデオレンダリング機能を有していない場合には、ビデオに関連する結果をプロセスからフィルタリングして除去することができる。同様に、クエリーを、装置バージョンに基づいて一義化することができ、または、結果を、装置バージョンに基づいて、取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。
たとえば、ユーザーに、装置の正しいバージョンに整合するウォールドガーデンコンテンツ132の結果を提示することができる。ユーザーは、クエリーを入力すると、装置の該バージョンが認識可能な/ダウンロード可能なコンテンツアイテムを含むが、他のコンテンツを排除するようにフィルタリングされた結果を受け取ることができる。モバイル加入者特性112のデータベースから取得可能な装置バージョンを用いて、他のアイテムを推測することができる。たとえば、特定の装置バージョンが、特定の年齢のユーザーまたは特定の性のユーザーに最も人気がある場合があるが、その場合には、本明細書に記載されている年齢適合化検索機能142に関連して説明したのと同様のやり方で該結果を適合させることができる。
1実施形態では、検索機能142は装置の特性(装置特性)に基づいて適合化される。装置特性に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。装置特性を(たとえば無線プロバイダー108によって維持されている)モバイル加入者特性112のデータベースから取り出すことができる。特性には、装置のタイプ、装置上で動作するアプリケーション(たとえば、写真を表示したり、ビデオをレンダリング(描画)したり、音楽を再生したりするなどの機能)を含めることができる。たとえば、暗黙的クエリーを、あるバージョンの装置の特定の特性に適する結果を取得して、他の結果をフィルタリングして除去するように実行することができる。たとえば、モバイル通信設備102が写真画像を表示する機能を有していない場合には、写真に関連する結果をプロセスからフィルタリングして除去することができる。同様に、クエリーを、装置特性に基づいて一義化することができ、または、結果を、装置特性に基づいて、取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または転送することができる。たとえば、ユーザーに、装置の特性に整合するウォールドガーデンコンテンツ132の結果を提示することができる。ユーザーは、クエリーを入力すると、装置の該特性が認識可能な/ダウンロード可能なコンテンツアイテムを含むが、他のコンテンツを排除するようにフィルタリングされた結果を受け取ることができる。たとえば、「bruce」というクエリーを入力すると、mp3ファイルを再生する装置を有するユーザーは音楽ファイルを受け取ることができるが、一方、音楽機能のないユーザーは、Bruce Springsteenに関連するウェブ検索結果を受け取ることができる。モバイル加入者特性112のデータベースから取得可能な装置特性を、他のアイテムを推測するために使用することもできる。たとえば、特定の装置特性が、特定の年齢のユーザーまたは特定の性のユーザーに最も人気がある場合があるが、その場合には、本明細書に記載されている年齢適合化検索機能142に関連して説明したのと同様のやり方で該結果を適合させることができる。
1実施形態では、検索結果142は使用パターン(場所、時刻、または他の変数を含む)に基づいて適合化される。使用パターンに適合化された検索結果142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。たとえば、ユーザーが週末にレストランを頻繁に検索する場合には、暗黙的クエリー204は、週末にレストランの検索を実行する。同様に、同じクエリー(たとえば「rest」)は、週末にレストランに関連する結果を返すことができ、一方、(特に、使用パターンが、ユーザーがソフトウェアエンジニアであることを示している場合には)勤務時間中に再構成されたテキストに関連する結果を提示することができる。したがって、結果を取り出し、または、並べ替え、または、提示し、または、転送する一義化プロセス210または検索機能142は、それらの機能を実行するために使用パターンを使用することができる。使用パターンを(たとえば無線プロバイダー108によって維持されている)モバイル加入者特性112のデータベースから取り出すことができる。様々な使用パターンを用いて、(暗黙的及び明示的)クエリーの形成、及び、結果の取り出し及び編成を支援することができる。アルゴリズム設備144は、そのような機能を支援するために使用パターンを分析するのに適した1つ以上のモジュールまたはエンジンを備えることができる。たとえば、アルゴリズム設備144は、時刻、曜日、1月のうちの日、1年のうちの日、勤務日パターン、休日パターン、時刻、1時間のうちの時刻、トランザクション周りのパターン、電話の着信及び発信周りのパターン、クリック及びクリックスルーのパターン、通信(たとえば、インターネット、電子メール及びチャット)のパターン、及び、無線プロバイダー108またはインターネットサービスプロバイダーによって収集されたデータから識別できる任意の他のパターンに基づいて、使用パターンを分析することができる。使用パターンを、(最小自乗法などの)回帰法、ニューラルネット(神経網)アルゴリズム、学習エンジン、ランダム・ウォーク法、Monte Carlo(モンテカルロ)シミュレーションなどの種々の予測アルゴリズムを用いて分析することができる。たとえば、使用パターンは、(ユーザーが職場にいて、一日中電話をしていたと判定することによって)ユーザーが、休暇中に、多くの仕事に関連する通話をしたことを示すことができる。そのようなユーザーには、暗黙的クエリー164によって、ホテル、レンタカー、または、空の旅の宣伝などの休暇に関連するコンテンツを望ましくは提示することができ、または、(部分的クエリーまたは曖昧なクエリーを一義化することを含む)明示的クエリーに応答して、そのようなアイテム(商品等)を優先的に提示することができる。たとえば、そのようなユーザーは、部分的クエリー「hot」の入力に応答して、ホテル情報を受け取ることができ、一方、別のユーザーは天気情報を受け取る。そのような1実施形態では、検索機能142は電話の使用状況に基づいて適合化される。電話の使用状況に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、装置及び/または加入者に固有の識別情報(識別子)に基づいて適合化される。識別情報に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。ここでも、使用パターンに適合化された検索機能142の場合と同様に、検索設備142でユーザーを特定して、ターゲットを絞ったクエリー、一義化、及び結果(生成)を可能にするために、識別情報を使用することができる。
1実施形態では、検索機能142はコンテンツ閲覧履歴に基づいて適合化される。閲覧履歴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。閲覧履歴を、データベースまたは携帯電話のキャッシュメモリ(またはメモリ)などのモバイル通信設備102の局所的装置によって取得することができ、または、インターネットサーバー、または電話サービスの電話局などの中央設備において取得することができる。そのようなデータを、たとえば、モバイル加入者特性112のデータベースから取り出すことができる。いくつかの実施形態では、閲覧履歴を、アルゴリズム設備144によって分析すること、たとえば、コンテンツ閲覧パターンに基づいて挙動を推測することができる。いくつかの実施形態では、閲覧履歴は、モバイル通信設備102を用いて閲覧されたコンテンツを含むことができる。他の実施形態では、閲覧履歴は、無線プロバイダー108である同じエンティティ(事業体など)によって提供された他のコンテンツに関する履歴を含むことができる。たとえば、そのようなプロバイダーは、DSLまたはケーブルを介して家庭にテレビコンテンツを提供すること、家庭にインターネットコンテンツを提供すること、または、他のコンテンツを提供することができる。全てのそのようなコンテンツの閲覧履歴を分析して、検索機能142の改善を支援することができ、これには、暗黙的クエリーの形成を支援すること、明示的クエリーのあいまいさを解消すること、並びに、結果を取得し、並べ替え、フィルタリングし、提示し、及び転送することが含まれる。たとえば、モバイル加入者特性112のデータベースが、特定の視聴者が、「24」話のうちの最初の6話は見たが、第7話を見損なったことを示している場合には、「24」という要素に対するクエリーは、第7話のオンラインソースを取り出すことができ、一方、類似のクエリーを入力した別のユーザーは、24時間制フィットネスセンターに関する情報または番組に関する一般的な情報を受け取ることができる。閲覧履歴は、ダウンロード、リスニング(傾聴)、クリックスルー、サンプリングなどのコンテンツとのあらゆるタイプの相互作用を含み、該コンテンツには、テキスト、データ、音楽、オーディオ(音声)、サウンドファイル、ビデオ、ブロードキャストコンテンツなどの全てのタイプのコンテンツが含まれる。
1実施形態では、検索機能142は、ユーザーの閲覧用/非閲覧用に提示されたコンテンツに基づいて適合化される。拒否されたコンテンツに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。拒否されたコンテンツに関する情報を、たとえば無線プロバイダー108によって維持されている、モバイル加入者特性112のデータベースから取り出すことができる。該無線プロバイダーは、提示されて、(たとえば、コンテンツを閲覧するための選択肢を明示的に拒否することによって、または、コンテンツを閲覧する機会が繰り返されたときに、該コンテンツを暗黙的に拒否すなわち無視することによって)拒否された種々の他のコンテンツソースのプロバイダーともなりうる。無線プロバイダー108はそのような閲覧履歴に頻繁にアクセスするが、これは、同じキャリアも、テレビ番組、インターネット、及び他のコンテンツソースを提供するからである。拒否されたコンテンツを、アルゴリズム設備144で分析して、暗黙的クエリーの形成を支援すること、明示的クエリーの分析を支援すること、並びに、結果の取り出し、並べ替え、フィルタリング、提示、及び転送を支援することができる。たとえば、ユーザーが一貫して、(携帯電話、テレビ、またはインターネットのいずれかに関係なく)音楽志向のプログラミングコンテンツの閲覧を拒否し、またはその閲覧に失敗している場合には、「U2」という語に対するクエリーは、ソ連自体の偵察機に関する情報を返すことができるが、そのようなクエリーは、他のユーザーに対しては、ロックグループU2に関連するコンテンツを返すであろう。使用パターンの分析の場合と同様に、学習アルゴリズム、回帰分析、ニューラルネットなどを含む様々な範囲のアルゴリズムを用いて、クエリー及び結果を処理するのを支援する拒否されたコンテンツのパターンを理解することができる。
1実施形態では、検索機能142は、ダウンロードされたコンテンツ及びプログラムに基づいて適合化される。ダウンロード履歴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。ダウンロードされたコンテンツ及びプログラムを、携帯電話機の使用状況、テレビの閲覧状況、インターネットの使用状況、電子メールの使用状況などに基づいて、モバイル加入者特性112のデータベースから決定することができる。そのようなコンテンツ及びプログラムを、使用パターンに適合化された検索機能142について上述したやり方で分析して使用することができる。そのような1実施形態では、検索機能142は、視聴及び/またはダウンロードされたビデオ、音楽、及びオーディオ(音声)に基づいて適合化される。ここでも、コンテンツアクションに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。別のそのような実施形態では、検索機能142は視聴されたテレビ番組に基づいて適合化される。テレビ番組の視聴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。別のそのような実施形態では、検索機能142は、テレビ番組の視聴契約に基づいて適合化される。視聴契約に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。そのような1実施形態では、検索機能142は、閲覧/ダウンロードのタイミング及び持続時間に基づいて適合化される。閲覧/ダウンロードのタイミング及び持続時間に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索設備142を、モバイルコンテンツ用に特別に調整された大容量でスケーラブル(拡張可能)で冗長構成の検索エンジンとすることができる。該エンジンを、Javaで実施して、2層構造のアーキテクチャをなすように配置することができ、この場合、提示ロジックはウェブサーバーで動作し、該サーバーは、実際の検索要求を検索サーバーに渡すことによって、返された結果の形式を設定する。検索サーバーは、フルテキストのメタデータ索引からの結果を、サードパーティ(ビジネスパートナー)APIからの結果と混合する所有権によって保護されたアルゴリズムを使用することができる。検索エンジンをクエリーAPIを介してアクセスすることができる。クエリーは、語の組であり、場合によっては、コンテンツのタイプ、カテゴリー、及びフォーマット(書式)に関する制限に加えて、特定の分野に限定される。
いくつかの実施形態では、検索設備142はランキングアルゴリズム(順位付けアルゴリズム)を使用することができ、該アルゴリズムは、(たとえば、用語の頻度/逆文献頻度(inverse document frequency)もしくは「TFIDF」、または、それに対する変形及び拡張を用いる)フルテキストの関連性、語順及び近接度スコア、スコアに合致する語の数(閾値を有する)、(全ターゲット層または1ターゲット層内における)人気度、編集上の応援(販売促進のための記事など)、及び、分野毎の応援(販売促進)のうちの1つ以上を含む特徴の数を組み込んでいる。無線プロバイダー108は、編集上の応援を制御することができる。
本発明の1側面では、モバイルコンテンツを検査して、該コンテンツをモバイル通信設備102に提示すべきか否かを決定するために使用可能な関連性を生成することができる。代替的に、該関連性を用いて、モバイル通信設備102に提示されたのコンテンツの少なくとも一部を、モバイル通信設備102のユーザーに提示すべきか否かを判定することができる。モバイルコンテンツを、ブログ、スポーツ、賭博、ソーシャルネットワーク(社会ネットワーク)、旅行、ニュース、コミュニティ(地域社会)、教育、製品、サービス、政府などのうちの1つ以上に関連付けることができる。1例では、賭博に関連するモバイルコンテンツを、公務員によって使用されているモバイル通信設備102には提示されないようにすることができる。
モバイルコンテンツの検査をアルゴリズム的検査とすることができる。アルゴリズム的検査は、モバイルコンテンツへのインバウンドリンク、モバイルコンテンツからのアウトバウンドリンク、モバイルコンテンツのテキスト、モバイルコンテンツのキーワード、モバイルコンテンツのリンク構造、モバイルコンテンツに関連付けられたメタデータ、及び、本明細書に記載されているモバイルコンテンツの他の側面の検査を含むことができる。
モバイルコンテンツにおけるアウトバウンドリンクを検査して、アルゴリズム的検査の一部として関連性を決定することができる。アウトバウンドリンクを、ブラックリストまたはホワイトリストに載せられているか、または、まだ検査されていないモバイルコンテンツにリンクすることができる。ブラックリストに載せられているコンテンツへのアウトバウンドリンクを、モバイル通信設備102に提示されたリンクが無効になるように変更(または削除)することができる。代替的には、そのリンクを、モバイル通信設備102に提示しないようにすることができる。アウトバウンドリンクがホワイトリストに載せられているモバイルコンテンツに対するものである場合には、該リンクを、モバイル通信設備120に提示されるコンテンツに含めることができる。ブラックリストに載っているコンテンツへのアウトバウンドリンクを有するモバイルコンテンツが検査されると、検査された該モバイルコンテンツはブラックリストに載せられることになる。
検査されたモバイルコンテンツのアウトバウンドリンクがまだ検査されていないモバイルコンテンツを指し示している場合には、該アウトバウンドリンクを追跡して、リンクされているコンテンツを検査することができる。リンクされているコンテンツが、不適切なものである、すなわち、ブラックリストに載せられるべきものであると判定された場合には、該アウトバウンドリンクを含んでいるモバイルコンテンツをブラックリストに載せることができる。
モバイルコンテンツ内のテキストを検査して、アルゴリズム的検査の一部として関連性を決定することができる。テキストを構文解析し、及び、語句のリストと比較して関連性を決定することができる。Microsoft Natural Language Processorによって利用されている言語処理技術などの言語処理技術を用いてテキストを処理して、テキストのコンテキスト(文脈)を導き出すこともできる。得られたコンテキストを既知のコンテキストと比較して関連性を得ることができる。種々の既知の検索アルゴリズムをモバイルコンテンツのテキストのアルゴリズム的検査に適用して、テキストの関連性を決定することができる。ワードスタビング(word stubbing)、ワードエイリアシング(word aliasing)、ミススペル変形(misspelling variant)などの技術を、モバイルコンテンツのアルゴリズム的検査に適用することもできる。
モバイルコンテンツのキーワードまたはメタデータを検査して、アルゴリズム的検査の一部として関連性を決定することができる。キーワード及び/またはメタデータはコンテンツの重要な側面を表すことができるが、これは、それらを、検索エンジン及びウェブクローラ(web crawler)が認識することができるからである。1例として、急進的な政治行動主義に関連する1つ以上のキーワードを含むウェブサイトを、それらのキーワードを探すアルゴリズム的検査によって検出することができる。該ウェブサイトを、ブラックリストに載せるか、または、ホワイトリストに載せるか、または、それらのキーワード一致に基づいて該ウェブサイトに関連性スコアを割り当てることができる。
モバイルコンテンツの検査によって生成された関連性を、ある範囲内の数(値)などのスコアによって表すことができる。関連性スコアの範囲は、ホワイトリストに載っているコンテンツからブラックリストに載っているコンテンツにわたることができ、この場合、関連性スコアは、モバイルコンテンツをホワイトリストに載せることを妨げている側面をどの程度該モバイルコンテンツが含んでいるかを示している。ブラックリストに載っているモバイルコンテンツを、モバイル通信設備102に提示しないようにすることができる。ホワイトリストに載っているモバイルコンテンツを、モバイル通信設備102に完全に提示できるようにすることができる。
関連性スコアを、モバイルコンテンツの1つ以上の側面の検査の合成物とすることができる。たとえば、各側面を検索して、ホワイトリストに載っている側面には0、ブラックリストに載っている側面には1といった値を割り当てることができる。ウェブサイトの10の側面が検査された例では、関連性スコア2を有する第1のモバイルコンテンツは、ホワイトリストに載せることができない側面がほとんどないモバイルコンテンツを示し、一方、関連性スコア8を有する第2のモバイルコンテンツは、ブラックリストに載っている側面を高い確率で有するモバイルコンテンツを示すことができる。ユーザーは、モバイル通信設備102に提示されるモバイルコンテンツに関連付けられた最大の関連性スコアを特定することができる。この例において、ユーザーが、モバイルコンテンツの提示に対する最大の関連性スコアを4に設定すると、該第1のモバイルコンテンツは提示されるが、第2のモバイルコンテンツは提示されないであろう。さらに、ユーザーは、モバイル通信設備102への提示に対して、ホワイトリストに載せられるべきコンテンツに関連付けられた最大の関連性スコアを示すことができる。ユーザーが、ホワイトリストに載せることに対して最大の関連性スコアを2に設定すると、該第1のモバイルコンテンツはホワイトリストに載せられるであろう。しかしながら、ユーザーが、ホワイトリストに載せることに対して最大の関連性スコアを1に設定すると、該第1と第2のモバイルコンテンツのいずれもホワイトリストには載せられないであろう。
モバイル通信設備102のユーザーは、モバイル通信設備102に提示することができるモバイルコンテンツを決定することに関するポリシーまたは好みを特定することができる。無線プロバイダー108は、モバイルコンテンツをユーザーのモバイル通信設備102に提示するために検査しているときに、この個人的なポリシーまたは好みを適用することができる。1例として、個人的なポリシーまたは好みは、検索結果から排除される外国語のモバイルコンテンツを識別して、それがモバイル通信設備102に提示されるようにすることができる。
無線プロバイダー108は、モバイル通信設備102に提示されるモバイルコンテンツの妥当性(適切性)を判定するコンテンツポリシーを有することができる。該コンテンツポリシーは、モバイル通信設備102のユーザーが、該ユーザーのモバイル通信設備102に提示されるモバイルコンテンツに適用される妥当性の1つ以上の側面を選択することを可能にする。1例として、ユーザーは、成人に関する事柄に関連付けられた妥当性の1側面を選択することができる。この例では、成人に関する事柄を有するモバイルコンテンツがモバイル通信設備102に提示されるのを阻止することができる。したがって、適切でないと判断されたコンテンツを、無線プロバイダー108を介して、モバイル通信設備102に提示しないようにすることができる。
モバイルコンテンツの編集上の検査(編集検査)をアルゴリズム的検査と組み合わせることができる。編集検査は、リンク、画像、ビデオ、オーディオ(音声)、及び他の側面などの、モバイルコンテンツの側面を識別することができる。モバイルコンテンツを、アルゴリズム的検査と編集検査の組み合わせによって決定された関連性に基づいて、モバイル通信設備102に提示することができる。モバイルコンテンツの編集検査を、無線プロバイダー108または他の何らかのエンティティによって実行することができる。編集検査は、モバイル通信設備102の有用性を改善できる代替物を含むこともできる。1例では、コンテンツの表示特性に起因して、特定のモバイル通信設備102への提示に適さない(関係する)該コンテンツを有するウェブサイトへのリンクを、該モバイル通信設備102への提示に適した関連するコンテンツを有するウェブサイトへのリンクで置き換えることができる。
いくつかの実施形態では、たとえば、部分的な語一致、提案、及び、モバイル通信設備102の互換性を使用することによって、検索設備142をモバイル入力方法用に最適化することができる。部分的な語一致に人気度を表す得点(人気スコア)を加えたものは、ユーザーに、最良の結果を提供することができる。部分的な語一致は、複数の語句に対しても有効でありうる。したがって、「ro st」に対するクエリーは、「Rolling Stones」に一致する結果を示すことができる。提案(物)は、推薦(推奨)された検索語である。たとえば、「piz」というクエリー語の場合は、提案は「pizza」でありうる。提案は、ユーザーが最少の文字数で望みの検索語を入力することを可能にすることができる。提案を、該エンジンによって提供することができ、性能を高めるために局所的に(キャッシュメモリなどに)保存することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102は、検索エンジンの結果を、モバイル通信設備102の機能に合わせてカスタマイズすることができる。たとえば、検索エンジンは、装置に不適切な検索結果(たとえば、互換性がない着信音)を提示しないようにすることができる。互換性情報を決定できないときは、特定のハードウェアまたはソフトウェアを必要とする結果には、より低い格付け(順位)またはスコアが与えられる。推薦(推奨)エンジンは、これに加えて、または、この代わりに、推薦を計算するときに、装置タイプを属性のうちの1つとして使用することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツを分離して、検索設備142が、ユーザーが検索経験を入力する場所に基づいてコンテキストキューを取得できるようにすることができる。たとえば、着信音エリアから検索を入力しているユーザーは、着信音に限定された結果を受け取ることができる。さらに、無線プロバイダー108は、複数のコンテンツパートナーを有している場合があり、及び、検索を、所定の状況にある所定のコンテンツパートナーに制限したい場合がある。たとえば、無線プロバイダー108は、特定のパートナーからのコンテンツだけを検索する娯楽セクションに検索ボックスを設けたい場合があり、この場合、旅行セクションにある検索ボックスは、異なるコンテンツを検索するだろう。検索設備142は、結果を、特定のパートナーまたは特定のパートナーの組に限定することができる。
無線検索プラットフォーム100の見地からは、モバイルコンテンツはウェブページから生じることができる。本開示では、ウェブページという用語は、全てのインスタンス、フォーマット、タイプ(種類)、及びデータの変形物を含むものとして可能な限り広義に解釈されるべきである。したがって、ウェブページは、たとえば、HTMLまたはDHTMLファイル、SOAPやRPCXMLなどを介してウェブサービスによってコンピューティング装置に提供された結果、RSSフィードを介して受信された情報、IMAP、POP3またはSMTPなどの電子メールプロトコルを介して受信されたデータ、ピアツーピア情報共有設備を介して受信されたコンテンツ、SMSメッセージ、リレーショナルデータベース内のテーブル(表)、または、該テーブル内のエントリー、モバイル通信設備102によって受信されることができ、生成されることができ、及び/または提示されることができる任意の情報、及び/または、該モバイル通信設備102によって提示されるように適合化された任意の情報など(これらには限定されない)を含むことができる。ウェブページ識別情報はウェブページを識別することができる。この識別情報を、たとえば、名称、URL、URI、DOI、パーマ(固定)リンク、メッセージ識別子、一意識別子、グローバル一意識別子、一時(仮)識別子(temporary identifier)、永続識別子(persistentidentifier)など(これらには限定されない)とすることができる。
モバイルコンテンツを索引付けするための方法の最初のステップは、該コンテンツを含むウェブページを見つける(発見する)ことを含むことができる。この発見プロセスを、手入力に応答して、または、自動的に、または、その他の態様で、一度だけ、または、定期的に、または、時々実行することができる。いくつかの実施形態では、追加のまたはリモートのサーバー134のインスタンス(実例)が、発見プロセス及び/またはウェブページを提供することができる。一般的には、無線検索プラットフォーム100に関連付けられた任意のコンピューティング設備が、発見プロセス及び/またはウェブページを提供することができる。発見プロセスが手入力を伴う場合には、発見プロセスのプロバイダー(提供者)は、人間のユーザーを有すると共に、該ユーザーにユーザーインターフェースを提供することができ、この場合、このユーザーは、このユーザーインターフェースを介して手入力を提供する。ウェブページを見つけるという具体的かつ有形の最終結果を、発見プロセスのプロバイダーにおいて1つ以上のウェブページ識別情報を受け取ることとすることができる。
いくつかの実施形態では、発見プロセスはスパイダリング(spidering)を含むことができる。自律エージェント(autonomousagent)または自律ソフトウエアはスパイダリングを提供することができる。このエージェントを、ウェブクローラ(webcrawler)、ウェブスパイダ(web spider)、アント(ant)などとすることができる。たとえば、スパイダリングを、エージェントが、既知のURLにあるウェブページを取り出す(または検索する)ことから開始することができる。そのウェブページは、ハイパーリンク、または他のウェブページへの参照を含むことができる。スパイダリングを続けて、該エージェントが他のウェブページを取り出す(または検索する)ようにすることができ、この他のウェブページもまた、ハイパーリンク、または他のウェブページへの参照を含むことができる。スパイダリングを続けて、エージェントがそれらのウェブページを取り出して、該エージェントによってそれらのウェブページが同様に処理されるようにすることができる。スパイダリングの多くの他の例及び実施形態が本開示から理解されようが、そのような例及び実施形態は、本発明に含まれることが意図されている。
いくつかの実施形態では、発見プロセスは、ゲートウェイデータ(たとえば、WAPゲートウェイデータ、モバイルサーバーゲートウェイデータ、サーバーゲートウェイデータ、及び/または無線プロバイダーゲートウェイデータ)を処理することを含むことができる。ゲートウェイデータを、WAPゲートウェイ、または、他のそのような設備、無線通信設備104、追加のまたはリモートのサーバー134、または、無線検索プラットフォーム100に関連付けられた任意の他のサーバーまたは設備に関連付けることができる。ゲートウェイデータは、モバイル通信設備102と設備、サーバー、またはデータソースとの間で通信される任意のメッセージを含むことができ、この場合、通信中に、メッセージは、たとえば、WAPデータフォーマットとHTTPデータフォーマットとの間で変換される。ゲートウェイデータは、WAPゲートウェイに関連付けられた任意のデータを含むこともできる。かかるデータを、構成(コンフィギュレーション)、アップタイム(動作可能時間)、機能、ネットワーク、プロトコル、無線プロバイダー108、無線通信設備104、モバイル通信設備102、モバイル検索ホスト設備114、追加のまたはリモートのサーバー134など(但し、これらには限定されない)に関連付けることができる。発見プロセスによって受信または送信されるいくつかのまたは全ての情報を、WAPゲートウェイデータとすることが可能である。したがって、該コンテンツを含んでいるウェブページの発見は、WAPゲートウェイデータを処理することによって達成することができる。
いくつかの実施形態では、発見プロセスは、自己提示(self-submission。セルフサブミッション)含むことができる。ウェブページのプロバイダーは、発見プロセスのプロバイダーにウェブページの識別情報を提示することができる。この自己提示は手入力を伴うことができ、この場合は、ウェブページのプロバイダーのユーザーは、ウェブページのウェブページ識別情報を該プロバイダーのユーザーインターフェースに入力する。代替的には、自己提示を自動式とすることができ、この場合は、ウェブページのプロバイダーが、ウェブページの識別情報を発見プロセスのプロバイダーに自動的に提示する。さらに、または、代替的に、ウェブページのプロバイダーは、一組の識別情報(識別子)を提示することができる。たとえば、該一組の識別情報はサイトマップを含むことができ、該サイトマップは、ウェブサイトに関連付けられた複数のウェブページの識別情報を含むことができる。ウェブページのプロバイダーは、これらのウェブページのうちの任意のものを提供することができる。該一組の識別情報を、フラットな配列、階層的配列、リレーショナルな配列、オブジェクト−リレーショナルな配列、または、任意の他の配列で表すことができる。該一組の識別情報を、フラットファイル(flat file)、XMLファイル、または、任意の他のファイル、または、データ表現(但し、これらには限定されない)として具現化することができる。自己提示の多くの他の例が理解されよう。
自己提示を含む発見プロセスのいくつかの実施形態では、支払いを、ウェブページの識別情報またはウェブページの識別情報の組を発見プロセスのプロバイダーに提供することに関連付けることができる。具体的には、ウェブページのプロバイダーに関連付けられている企業または事業体は、発見プロセスのプロバイダーに関連付けられている企業または事業体に支払いを行うことができる。この支払いを、無制限の提示を可能にする一時払い、所定の数の提示を可能にする一時払い、提示がなさるたびに行われ、かつ、提示の態様に依存して変わりうる使用毎の支払い、一定の時間期間だけ無制限の提示を可能にする定期払いまたは予約型の支払い、一定の時間期間だけ所定の数の提示を可能にする定期払いまたは予約型の支払いなどとすることができる。この支払いを、任意のもの、必須のもの、前払い方式、後払い方式、完済(または一括支払い)方式、分割支払い方式、クレジット払い方式、デビット方式、交渉方式、定額支払い、支払額変動方式などとすることができる。1実施形態では、支払いを、モバイルコンテンツの索引(インデックス)を生成するペイドインクルージョンサービス(有料インクルージョンサービス)に関連付けることができ、この場合、該モバイルコンテンツは、支払いに関連付けられている提示(物)において特定されるウェブページに源を発する。
発見プロセスがウェブページの識別情報を受け取ると、発見プロセスは、識別されたウェブページに由来するモバイルコンテンツに関するメモをとる。このメモには、URI、MIMEタイプ、ファイルサイズ、解像度、忠実度、圧縮フォーマット、ファイルフォーマット、デジタル著作権管理(DRM)による制限、または、モバイルコンテンツの任意の他の特徴または側面を判定して保存することを含めることができる。このメモの具体的かつ有形の結果を、モバイルコンテンツプロフィールとすることができ、該プロフィールは、それらの特徴及び側面の指示を含むデータ要素である。
モバイルコンテンツを、スポンサー提供リンク、スポンサー提供通話、ダウンロード可能なコンテンツのインスタンス、オーディオストリーム、ビデオファイル、ビデオストリーム、グラフィック要素、検索クエリーの結果などとすることができる。コンテンツが検索クエリーの結果である場合には、該検索クエリーを、あるタイプの電話機、携帯電話、セルラーフォン、GSMフォンなど(但し、これらには限定されない)とすることができるモバイル通信設備102によって開始(起動)することができる。
モバイルコンテンツを索引付けするための方法の次のステップは、モバイル通信設備102のタイプに基づいてモバイルコンテンツの互換性を判定することを含むことができる。互換性の判定を、モバイルコンテンツを索引付けするための該方法の判定プロセスことによって提供することができる。該判定プロセスを、モバイルコンテンツがみつかったとき、すなわち、発見プロセスに続けて、実施することができる。この場合、発見プロセス中のあるステップは、該判定プロセスに、該モバイルコンテンツに関連付けられたモバイルコンテンツプロフィールを提供することができる。代替的には、判定プロセスを、時々実行することができ、または、個々のアイテムが見つかるとすぐに実行することができるが、それ以外では、発見プロセスに特定の時間的関係を有することなく実行することができる。この場合、発見プロセス中のあるステップは、モバイルコンテンツに関連付けられているモバイルコンテンツプロフィールをキュー(待ち行列)に入れることができる。判定プロセス中のあるステップは、このキューから、該モバイルコンテンツプロフィールを取り出すことができる。いくつかの実施形態では、追加のまたはリモートのサーバー134のインスタンスが、判定プロセスを提供することができる。一般的に、無線検索プラットフォーム100に関連付けられた任意のコンピューティング設備が判定プロセスを提供することができる。判定プロセスを提供するコンピューティング設備(または追加のもしくはリモートのサーバー134)は、発見プロセスを提供する設備またはサーバー134と同じであっても、同じでなくてもよい。
判定プロセスは、モバイルコンテンツプロフィールを、モバイル通信設備102のタイプに関連付けられた機能または特性と比較することができる。これらの機能及び特性を、モバイルコンテンツプロフィールまたは該プロフィールの要素に関連付けることができる。これらの機能及び特性を、データ要素として具現化することができ、該データ要素を、追加のまたは他のサーバー134、そのデータベース138、無線プロバイダーデータ設備124、追加のデータ設備170、データ設備118、または、任意の他のデータ設備、コンピューティング設備、または、無線検索プラットフォーム100の要素によって提供することができる。判定プロセスは、モバイルコンテンツプロフィールをそれらの機能及び特性と比較すると、それらの機能及び特性の全てがモバイルコンテンツプロフィールに合致するか否かを調べるためのテストをすることができる。このテストの結果が否定的なものであった場合には、判定プロセスは、該プロフィールに関連付けられたある種類のモバイルコンテンツを、第2のプロフィールに関連付けられた第2の種類のモバイルコンテンツに適合させるための方法が存在するか否かを調べるためのテストをすることができ、この場合、該第2のプロフィールは、それらの機能及び特性の全てとは合致しない。このテストの結果もまた否定的であった場合には、判定プロセスは、否定的結果を返すことができる。このテストの結果が肯定的であった場合には、判定プロセスは、肯定的な結果を返すことができる。適切な場合には、この肯定的な結果は、コンテンツを適合させるための方法のコードまたは他の指標を含む。いずれの場合でも、該肯定的な結果はモバイルコンテンツプロフィールを含む。判定プロセスの具体的かつ有形の結果は返された結果である。
モバイルコンテンツプロフィールに関連する機能及び特性を、MIMEタイプに関連付けることができる。MIMEタイプは、RFC 1521、RFC 1522、RFC1550、RFC 1590、RFC 1847、RFC 2045、RFC 2046、RFC2049、RFC 2387、RFC 3023、または、それらのRFCを陳腐化させる後続の任意のRFCに準拠することができ、これらは全て、参照によって本明細書に含められるものとする。MIMEタイプは、モバイルコンテンツが、過去、現在、または、将来のIANAに登録された任意のMIMEメディアタイプ(申請されたが認可されなかったものも含む)を含んでいることを示すことができる。これらの全てのメディアタイプは、http://www.iana.org/assignments/media-types/にあるウェブサイトに記載されており、その内容を参照によって本明細書に含めるものとする。いくつかの実施形態では、MIMEタイプは、text/vnd.wap.wmlまたはtext/HTMLのコンテンツタイプを示すことができる。
モバイルコンテンツプロフィールに関連する機能及び特性を、ブラウザ識別文字列、モバイル加入者特性、またはユーザーエージェント文字列などのモバイル通信設備の識別情報(識別子)に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、ユーザーエージェント文字列を、モバイル通信設備102のブランド(商標など)及び/またはモデル(型)識別子、アプリケーションの名称及び/またはバージョン、ホストオペレーティングシステムの名称及び/またはバージョン、ホストオペレーティング言語、互換性フラグ、バージョントークン(version token)、プラットフォームトークンなどのテキスト表現またはバイナリ表現とすることができる。
いくつかの実施形態では、ブラウザ識別文字列は、モバイル通信設備102のウェブブラウザまたはWAP対応アプリケーションを識別することができ、モバイル加入者特性を、モバイル通信設備102に関連付けられているモバイル加入者の通話履歴とすることができ、ユーザーエージェント文字列は、モバイル通信設備102内の(電子メールエージェントやクライアントなどの)ユーザーエージェントを識別することができ、アプリケーションの名称及び/またはバージョンを、モバイル通信設備102内のアプリケーションの名称及び/またはバージョンとすることができ、ホストオペレーティングシステムの名称及び/またはバージョンを、モバイル通信設備102内のオペレーティングシステムの名称及び/またはバージョンとすることができ、互換性フラグ、バージョントークン、及びプラットフォームトークンを、ユーザーエージェント文字列の構造要素とすることができる。
モバイルコンテンツプロフィールに関連する機能及び特性を、ワイヤレスユニバーサルリソースファイル(Wireless Universal Resource File (WURFL))、または、本明細書に記載されている任意の基準、ブラウザ、オペレーティングシステム、ユーザビリティの要素などに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザビリティの要素を、W3Cモバイルコンテンツ標準、XHTMLのサポート、(タイトル、記述(説明)、キーワードなどに関連付けることができる)メタデータガイドラインの順守、(太字のテキスト要素、イタリック体のテキスト要素、下線付きのテキスト要素などに関連付けることができる)テキスト強調ルール、(画像の高さ、画像の幅、画像の解像度、複数の画像中の画像の数(または番号)、画像フォーマッティング、一組の画像の画像ダウンロードの順番などとすることができる)画像使用ガイドライン、(ページサイズの総量を10キロバイト以下にすること、テーブルサイズを小さくすること、ページに関連付けられたコメントを除去することによってテキストを少なくすること、タブ、スペース、または、段落区切り記号を挿入することによってページフォーマッティングを最小限にすること、ファイル名を短くすること、CSSクラス名を短くすること、CSS ID名を短くすることなどに関連付けることができる)ページウェイト(page weight)ルールとすることができる。
モバイルコンテンツを索引付けするための方法の最後のステップは、モバイルコンテンツの索引(インデックス)を生成することを含むことができる。索引の生成を、モバイルコンテンツを索引付けするための方法の索引生成プロセスによって提供することができる。索引生成プロセスを、判定プロセスが肯定的結果を返したとき、すなわち、判定プロセスに続いて実施することができる。この場合、判定プロセス中のあるステップは、索引生成プロセスに肯定的結果を提供することができる。代替的には、索引生成プロセスを、時々実行することができ、または、判定プロセスが肯定的結果を返すとすぐに実行することができるが、それ以外では、判定プロセスに特定の時間的関係を有することなく実施することができる。この場合、判定プロセス中のあるステップは、肯定的結果をキュー(待ち行列)に入れることができる。索引生成プロセス中のあるステップは、このキューから、該肯定的結果を取り出すことができる。いくつかの実施形態では、追加のまたはリモートのサーバー134のインスタンスが、索引生成プロセスを提供することができる。一般的に、無線検索プラットフォーム100に関連付けられた任意のコンピューティング設備が索引生成プロセスを提供することができる。索引生成プロセスを提供するコンピューティング設備(または追加のもしくはリモートのサーバー134)は、発見プロセスまたは判定プロセスを提供する設備またはサーバー134と同じであっても、同じでなくてもよい。
索引生成プロセスは、肯定的結果に少なくとも部分的に基づいて、肯定的結果のモバイルプロフィールに関連付けられているモバイルコンテンツの索引を自動的に生成することができる。種々の実施形態では、このデータ要素は、たとえば(といっても限定するわけではないが)、ハッシュ値、優先順位、関連性、マーケット(市場)、カテゴリー化、分類、支持率、等級付け、ランキング(順位付け)、指定、査定、評価、評定、マーク、スコア、価値、参照、色、コード、アイコン、位置、好み、提案、ヒント、手がかり、相互参照、モバイルコンテンツプロフィールに関連付けられたモバイルコンテンツの代替的実施形態、そのような実施形態の参照、そのような実施形態を提供するウェブサービスの参照、モバイルコンテンツプロフィールのURIの代替のURI、階層構造における位置、階層構造、互換性フラグ、フラグ、タグ、キーワード、トランスレーション(解釈や翻訳)、字訳、同義語、反意語、同音異義語、測定、使用(稼働)統計、人気度、ピアレビュー、(10段階評価などでの)点数評価、(5つ星を使った評価などでの)星評価、価値、将来の価値、過去の価値、見積もり、予測、普通の(平易な)用語、専門用語、口語表現、望ましい名称、ニックネーム、正式名、ソース(送り元など)、宛先、位置、時刻、日付、創作者、変更をした者、サイズ、ファイルサイズ、解像度、色合い、色、輝度、ビット深度、ファイルタイプ、プロトコル、要件、アイテム、アクション、場所、理由、方法などを表すことができ、または、これらのものにデータ要素を関連付けることができる。
複数の索引を生成することができる。いくつかの実施形態では、この索引を、索引の値(または価値)に基づいて順序付けることができる。1例では、この値はランク(格付けされた等級)であり、索引は該ランクに基づいて順序付けされる。
モバイルコンテンツの索引を、無線検索プラットフォーム100に関連付けられた任意のデータベースまたはデータ設備など(但し、これらには限定されない)のデータベースまたはデータ設備に格納することができる。モバイルコンテンツの索引を統合化方式または分散方式で格納することができる。モバイルコンテンツの索引を、複製し、アーカイブし、圧縮し、解凍し、送信し、受信し、解釈し、処理し、利用することができ、または、これらと以外のやり方で、無線検索プラットフォーム100の任意の要素に関連付けることができる。1例では、モバイルコンテンツの索引は、モバイル通信設備102のユーザーによってまたは該ユーザーの代わりに提出されたクエリーに応答して、該ユーザーに提供される関連する情報を表すことができる。
コンテンツを索引付けするためのプロセスの非常に多くの実施形態が可能である。それらの実施形態は、モバイルコンテンツを索引付けする方法全体(該方法の全てのプロセスを含む)を実施するモノリシックコンピュータプログラムの単一のインスタンス、モノリシックコンピュータプログラムの複数のインスタンス(場合によっては、負荷分散構成またはフェイルオーバー構成をなす)、複数のモジュラーコンピュータプログラムの各々のインスタンス(この場合、各コンピュータプログラムは、全てのプロセスではなく一部のプロセスを実施するが、それらのコンピュータプログラム全体では、集合体が全てのプロセスを実施する)、モジュラーコンピュータプログラムの各々の少なくとも1つのインスタンス(この場合、同じプログラムの複数のインスタンスは、負荷分散構成またはフェイルオーバー構成をなす)、モジュラーコンピュータプログラムの各々の1つのインスタンス(この場合は、該インスタンスは、同じ設備またはサーバー134に存在する)、モジュラーコンピュータプログラムの各々の1つのインスタンス(この場合は、一部または全てのインスタンスが、異なる設備またはサーバー134に存在する)、モジュラーコンピュータプログラムの各々の少なくとも1つのインスタンス(この場合は、それらのインスタンスは、同じ設備またはサーバー134に存在する)、モジュラーコンピュータプログラムの各々の少なくとも1つのインスタンス(この場合は、一部または全てのインスタンスが、異なる設備またはサーバー134に存在する)、同じ設備またはサーバー134に存在するモノリシックコンピュータプログラムの複数のインスタンス、モノリシックコンピュータプログラムの複数のインスタンス(この場合は、一部または全てのインスタンスが、異なる設備またはサーバー134に存在する)など(但し、これらには限定されない)を含む。
いくつかの実施形態では、ウェブコンテンツは、モバイル通信設備とのモバイルコンテンツの互換性に少なくとも部分的に基づいて該モバイル通信設備に提示される。互換性を、モバイル通信設備に関連する情報(たとえば、モバイル加入者特性、無線プロバイダーに格納されている情報、または、モバイル通信設備に局所的に格納されている情報)を検査することによって決定することができる。モバイル通信設備に関連する情報が決定されると、モバイル通信設備に関連する該情報とモバイルコンテンツとの間の比較結果(または類似性)を判定することができる。モバイルコンテンツが互換性があると判定された場合には、該モバイルコンテンツを該モバイル通信設備に配信することができる。モバイルコンテンツの配信を、該モバイル通信設備にコンテンツを配置するためのオークションの結果とすることができ、この場合、該コンテンツのスポンサーである広告主は、互換性のあるコンテンツの配信に対して支払いを行う。この方法を、その互換性の可能性の高さゆえに、モバイルコンテンツのコンバージョンレートの予測精度を改善するために使用することができる。
上述した種々のステップを変更できること、及び、本明細書に記載されている技術の特定の用途に適するようにステップの順番を変更できることが理解されよう。そのような全ての変更及び修正は、本開示の範囲内のものであることが意図されている。したがって、特定の用途で必要とされている場合、及び、明示されている場合、もしくは、文脈から明らかである場合を除いて、種々のステップの順番に関する図示及び/または説明は、それらのステップの特定の実行順番を要求するものではない。
いくつかの実施形態では、トランザクション履歴データは、特定のユーザーの特定の挙動(行動)を提示することができる。これを、人気度情報を計算するために使用すること、及び、推薦エンジンへの入力として使用することができる。コンテンツの索引が通常のデータフィード(data feed)を介して作成されたか、スパイダリングによって作成されたかに関係なく、このデータフィードを用いることができる。この情報の一般的なフォーマットはApache Log Format(アパッチ・ログ・フォーマット)である。
いくつかの実施形態では、フルテキストの関連性を、全てのアイテムの組中の語(ワード)の頻度が関連性スコアに影響を与えるTFIDF基準を計算することができる。いくつかの実施形態では、「ストップワード」を用いて、検索結果の関連性を改善することができる。ストップワードを、文書の全体のランク付けには寄与しない語であって、検索されない語もしくはクエリーの形成では使用されない語とすることができる。ストップワードを明示的には使用しない検索設備142であっても、他の語よりも関連性に影響を与える度合いが小さいいくつかの語を指定することができる。いくつかの実施形態では、検索設備142は、クエリー分析を用いて、いくつかのコンテキストにおける特定のクエリーによる特定のバーティカルを特定することができる。したがって、「ice cream」に対する検索は、一般的のウェブページではなく局所的なリスト結果を選択することができる。
1実施形態では、検索機能142は、キャリアから購入したサービス(たとえば、電話回線、テレビ番組一式、無線サービス、DSL、ケーブルサービス、ブロードバンドサービス、データサービス、及び、他のサービス)に基づいて適合化される。キャリアのサービスに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。かかる情報を、(たとえば、種々の他のサービスの提供者にもなりうる無線プロバイダー108によって格納されている)モバイル加入者特性112のデータベースから取得することができる。他のサービスを、アルゴリズム設備144などによって分析して、検索機能142を実行したときのユーザーの意図に関する情報を推測することができ、これには、暗黙的クエリーを提示すること、あいまいなクエリーを一義化すること、結果を取り出し、並べ替え、フィルタリングし、提示し、または、転送することが含まれる。たとえば、ユーザーがDSLを有していて、高価のスポーツ番組一式を購入しており、かつ、ブックマークされたスポーツ関連サイトを有している場合には、その日のスポーツの結果を取り出す暗黙的クエリーを該ユーザーに提示することができる。同様に、かかるユーザーが、「Jason」を入力すると、該ユーザーは、Red SoxまたはJason Varitekに関する結果を受け取ることができ、一方、別のユーザーは、Fridaythe 13thシリーズの映画、または、JASON財団に関する情報を受け取ることができる。ここでも、アルゴリズム設備144は、種々のサービスの購入がクエリー情報にどのように関連するかを推測するための、単純なカテゴリーベースの推論、学習アルゴリズム、ニューラルネット、回帰分析及び他の統計技法などを含む様々な技術を使用することができる。そのような技術は、ユーザーの好みが、類似の特性を有する他のユーザーとどの程度合致するかを判定するための、(本明細書の他のどこかに記載されており、及び、参照により本明細書に組み込まれた文書に記載されている)協調フィルタリング技術を含むことができる。
1実施形態では、検索機能142はトランザクション履歴に基づいて適合化される。トランザクション履歴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、たとえば、被呼者の電話番号またはアイデンティティ(身元を証明するもの)、または、地域コードもしくは加入区域などの電話番号の一部を用いて行われた電話呼び出し(発呼)の履歴に基づいて適合化される。発呼履歴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、たとえば、被呼者の電話番号またはアイデンティティ(身元を証明するもの)、または、地域コードもしくは加入区域などの電話番号の一部を用いて受けた電話呼び出し(電話受け取り)に基づいて適合化される。電話受け取りに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、ユーザーに電話をかけた人またはユーザーから電話をかけられた人のモバイル加入者特性112に基づいて適合化される。これは、たとえば、使用パターン、使用プラン、モバイル装置のタイプ、ファームウェア、機能など、並びに、上記で概説した該人に関する人口統計学的情報及び他の情報を(それらが利用可能である限りにおいて)含むことができる。特性に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、通話時間に基づいて適合化される。通話時間に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、電話を介してなされた通信の履歴に基づいて適合化される。通信履歴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、インターネットの使用状況に基づいて適合化される。これは、たとえば、URLまたは特定のIPアドレスの履歴、並びに、それらに関する時局的な情報及び意味情報を含むことができる。インターネット使用状況に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、電子メールの使用状況に基づいて適合化される。電子メール使用状況に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、インスタントメッセージ(IM)に基づいて適合化される。この適合化(及び、本明細書に記載されている他の適合化)を、特定の装置、特定の時刻、特定の曜日、特定の季節などに固有の使用状況に基づくものとすることができ、または、ユーザーに関連する全てのトラフィック(他の要因には関係なく)に基づくものとすることができる。IM使用状況に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、チャット(及び、これらの技術によって通信されるエンティティ)に基づいて適合化される。チャット使用状況に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、それぞれの発呼(電話呼出)時の地理的/位置情報に関連する発呼の履歴に基づいて適合化される。位置及び発呼履歴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、電話番号のログ(記録)に基づいて適合化される。電話番号のログに適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
1実施形態では、検索機能142は、クリック及びクリックスルー(または、他のキーストローク、またはこれと同等の、音声起動式アクションを含むユーザーインターフェースの使用)の履歴に基づいて適合化される。ユーザーアクション履歴に適合化された検索機能142を、暗黙的クエリー164、アクティブなクエリー、一義化作用、検索(取り出し)機能、フィルタリング機能、提示機能、ルーティング機能、または、検索の開始、処理、もしくは完了に関連する別の機能または作用とすることができる。
図6は、本発明の原理にしたがうモバイル通信検索設備142を示す。この実施形態では、無線プロバイダー108は、音声ゲートウェイ602を介するモバイル通信設備102からの音声アクセスを容易にする。音声ゲートウェイ602を、たとえば、電気通信ルーターとすることができる。モバイル通信設備102によってどのような音声通話がなされたかまたは受信されたかに関係する情報をアクセス情報データベース608に格納することができる。音声アクセス情報がアクセス情報データベース608に格納されると、この情報をパーソナルフィルター(personal filter)144によって取り出すことができ、該パーソナルフィルター144は、音声駆動(ボイスアクチベーション)情報を処理してそのアクセスに関するより多くの情報を得ることもできる。たとえば、パーソナルフィルター144は、モバイル通信設備102によって受信された、または、該設備102によってなされた発呼(または電話呼び出し)について電話番号逆引き処理(reverse phone number process)を実行して、その発呼された(店舗などの)施設及び個人に関する情報を決定することができる。かかる情報を、発呼がされた時刻、通話時間、誰が通話を開始したかなどと突き合わせることもできる。音声通話に関連する情報をさらに処理することができ、または、ユーザーの好み(嗜好)を示す情報から推測を行うことができる。たとえば、ユーザーが、ほぼ毎日昼食時にテイクアウト・レストラン(take out restaurant)に電話をかけている場合には、該ユーザーが、昼食用のテイクアウト(持ち帰り)できる場所により多く電話をかけていることを推測することができる。同様に、ユーザーがこの2週間で異なる新車の販売業者に10回の電話をかけていた場合には、このユーザーは車を買い求めているということが推測される。この情報を協調スタイルフィルター(collaborative style filter)(パーソナルフィルター44内の処理)と関連して用いて、他の人々の類似の挙動に基づいて将来の挙動または好き嫌いを推測することができる。
アクセス情報を、インターネットゲートウェイ604を介したインターネットアクティビティに基づいて収集することもできる。検索クエリー、クリックスルーなどを追跡して、パーソナルフィルター144からの取り出しのためにアクセスデータベース608に格納することができる。音声情報と同様に、ウェブインタラクションデータを操作することができ、将来の挙動、好き嫌いの予測を行うことができる。インターネットの挙動をモニタする際に、ガーデン内及びガーデン外のアクティビティ(活動状態)を追跡することができる。
位置情報及び時刻情報を追跡して位置情報データベース612に格納することもできる。音声情報及びウェブインタラクション情報と同様に、位置及び時刻情報を、パーソナルフィルター144によって使用することもできる。
個人情報や、無線プロバイダー108にユーザーアカントを設定するために使用される情報などのユーザー情報112を、パーソナルフィルター144によってアクセス可能なデータベースに維持することができる。
パーソナルフィルター144は、モバイル通信設備102から検索クエリーを受信し、データベース612、112及び608の各々から情報を取り出し、最適化アルゴリズムによって全ての該情報を処理し、結果に対する最適化された検索を実行することができる。さらに、結果を取得することができ、パーソナルフィルター144を用いて、該結果を、他のモバイル通信設備に関連する情報とともに処理して、モバイル通信設備102に対してフィルタリングされた結果を生成することができる。
データベース612、112及び608は、別個のデータベースとした図示されているが、これらを、リレーショナルデータベースなどの1つ以上のデータベースに結合できることが理解されるべきである。パーソナルフィルター144は、無線プロバイダー108の領域に存在するものとして図示されているが、パーソナルフィルター144は、モバイル通信設備102上または他の関連する設備(または装置)内を含む他の場所に存在しうることが理解されるべきである。
図7A−7Cは、本明細書に記載されているシステムと共に使用することができるモバイル通信設備の種々の形状因子(フォームファクター)を示す。図7Aは、キャンディバーフォン(candy bar phone)、すなわち、片面ガラス固定のセルフォン(openfaced fixed cell phone)を示す。図7Bは、折り畳み式携帯電話、図7Cはスライド式携帯電話を示す。
図8A−8Cは、本明細書に記載されているシステムと共に使用することができるモバイル通信設備の種々の形状因子を示す。図8Aは、タッチスクリーン及びフルQWERTY(クワーティ)キーボードを備えるPDAフォンを示す。図8Bは、1つのキーに2つの文字が割り当てられたキーパッド(two-letter-per-key keypad)を備えるPDAフォンを示す。図8Cは、キーパッドが見えているスライドアップ式携帯電話を示す。
図9A−9Dは、モバイル通信装置102での検索に関連するユーザーインターフェース画面400の進行を示す。ユーザーインターフェース画面を、上述のクライアントアプリケーションインターフェースによって生成することができる。画面ショット9Aから開始して、クエリー入力設備120が提供される。この画面にロゴ902をラベル付けすることができ、提案ボックス908を設けることができる。このインターフェースに基づく1つの例として、簡略化された検索クエリー「Br Sp」を検索クエリー入力設備120にタイプ入力することができる。一義化設備140(この図には示されていない)は、部分的に入力された用語を一義化するためにパーソナルフィルター144(この図には示されていない)と共に動作することができる。さらに、提案設備は、部分的に入力された検索クエリーに対する提案が検索ボックス908に提示されるように動作することができる(この図には示されていない)。提案の最初のページに所望の検索クエリーが含まれていない場合には、下向きの矢印924をアクティブにすることによって、より多くの結果を表示することができる。ナビゲーション設備910を設けることができる。該ナビゲーション設備は、たとえば、モバイル通信設備102の表面にある多方向ジョイスティック型キーパッド(multi-directional joystick style keypad)、タッチスクリーン、キーパッドなどである。ナビゲーション設備910を(下方の位置を示す暗くされた矢印によって示されるように)用いて「Britney Spears」を強調することができる。「Britney Spears」が強調されると(910)、ナビゲーション設備912を用いて(暗くされた中央の正方形によって示されるように)カテゴリーを選択して、(暗くされた右側の矢印によって示されるように)展開することができる。提案された「Britney Spears」が選択されて展開されると、検索結果のカテゴリー914を提示することができる。
1実施形態では、無線検索プラットフォーム100のユーザーは、モバイル通信設備102にクエリーを入力することができる。ユーザーがこのクエリーを入力しているときに、無線検索プラットフォーム100のある方法は、モバイル通信設備102が受信したクエリーの一部を処理する。この処理は、クエリーに関連付けられているコンテキストを考慮することができる。この処理に基づいて、無線検索プラットフォーム100は、検索バーティカルに関連付けることができる予期された検索クエリーの順序付きリストを生成する。順序付きリストを、モバイル通信設備、ユーザー特性、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的位置、ユーザーの装置、時刻、及び/または、モバイル通信設備の特性に関する情報などの要因に少なくとも部分的に基づいて順序付ける(並べ替える)ことができる。要因に基づく順序付けを、関連性(たとえば、関連性スコア)、または、モバイルコンテンツと要因との間の関連を表すために使用できる他の何らかの値に少なくとも部分的に基づいて実行することができる。提案された検索クエリーを、モバイル通信設備のユーザーに提示するために、順序付きリストを、提案辞書として使用することができる。
たとえば、夕刻にボストン(Boston)にいるユーザーは、フランス料理店にいくことを望む場合がある。このユーザーは、モバイル通信設備で「Restaurants」という検索バーティカルに入って、この検索バーティカルに関連付けられた検索ボックスに「French」を入力することができる。無線検索プラットフォーム100は、提案辞書にある提案候補のどれが該ユーザーの検索クエリーに適しているかを判定するために、モバイル通信設備に関連付けられた要因を使用することができる。これらの要因は、「時刻=午後8時、場所=ボストン」を含むことができる。提案辞書は、「時刻」及び「ボストン」の各々に対する関連性に少なくとも部分的に基づいて検索バーティカル「Restaurants」内のモバイルコンテンツに割り当てられている関連性スコアを有することができる。ボストンにあるレストランに高い関連性を割り当てることができる。ミズーリ(Missouri)にあるレストランには低い関連性を割り当てることができる。同様に、午後8時に営業しているレストランには高い関連性を割り当てることができ、午後8時に営業していないレストランには低い関連性を割り当てることができる。関連性スコアを、累積的関連性を決定するために組み合わせることもできる、該累積的関連性は、モバイル通信設備に関連付けられた複数の要因、及び、モバイルコンテンツに関連する複数の要因を考慮に入れる。前の例を続けて、提案辞書から取得されたユーザーに提示するためのコンテンツの順序付きリストは、以下のレストランを、ユーザーに対する降順の累積的関連性で格付け(ランク付け)することができる:(i)午後8時に営業しているボストンにあるレストラン、8時には営業していないボストンにあるレストラン。プラットフォームは、ボストンにはない(したがって、ユーザーに対する関連性が最小の)レストランを完全に省くことができ、または、それらのレストランを、提示された検索結果の階層構造の非常に低い位置に提示することができる。提案されたクエリーの順序付きリストを提示する方法及びシステムの多くの他の例及び実施形態が本開示から理解されようが、それらの例及び実施形態は、本発明に含まれることが意図されている。
モバイル通信設備102の現在位置に関する情報を、その位置に関するモバイルコンテンツを含む検索結果を受け取るためのモバイル検索アプリケーションによって使用することができる。モバイル通信設備102が第2の位置に入ると、該第2の位置の位置情報に少なくとも部分的に基づいてモバイル検索結果を更新することができ、該モバイル検索結果を用いて、該第2の位置に関する検索結果を提示することができる。いくつかの実施形態では、モバイル検索アプリケーションは、モバイル通信設備を追跡すること、第1の位置に少なくとも部分的に基づいて検索結果を提示すること、及び、第2の位置に少なくとも部分的に基づいて更新された検索結果を提示することを含むことができる。
モバイルコンテンツを、スポンサー提供コンテンツ、スポンサー提供リンク、スポンサー提供通話、ダウンロード可能なコンテンツ、オーディオストリーム、ビデオ、グラフィック要素とすることができる。検索要求を、電話、携帯電話、セルラーフォン、及び/または、GSMフォンを含むモバイル通信設備102によって開始することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を、該モバイル通信設備102に関連付けられた一意識別子にしたがって決定することができる。一意識別子は、電話番号、電話番号の地域コード、請求先住所、または、請求先住所の郵便番号を(これらには限定されないが)含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を、特定のモバイル通信設備102の位置座標にしたがって決定することができる。位置座標を、GPS、三角測量、及び/または、WiFi三角測量によって決定することができる。該位置を、ユーザーが入力した位置、または、1以上の州または1以上の市を含む地理的領域などの複数の位置によって決定することもできる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を、指定された位置からの距離によって決定することができる。
たとえば、モバイル通信設備102のユーザーは、第1の位置から「restaurant」というテキスト検索クエリーを開始することができる。無線プロバイダー、無線オペレータ、及び/または、電気通信プロバイダーは、ユーザーのモバイル通信設備102に関連する情報に基づいて、モバイル通信設備102の位置を特定することができる。ユーザーの自宅住所はマサチューセッツ州ボストンのHanover St.(ハノーバーストリート)である場合がある。GPS位置、三角測量、及び/または、WiFi三角測量は、ユーザーが現在、マサチューセッツ州ボストンのHanover St.の近くにいることを示すことができる。ユーザーが、ボストンにある携帯電話の基地局から特定の距離だけ離れたところにいることを特定できるが、この特定された位置は、ユーザーが、マサチューセッツ州ボストンのHanover St.の近くにいることと符合する。代替的には、ユーザーは、HanoverSt.にいるときに自分の現在位置を自身で入力することができる。この位置情報を用いて、マサチューセッツ州ボストンのHanover St.またはその近くにあるレストランに関する検索結果を、HanoverSt.から離れたところにある他のレストランを除外して、または、それらに優先して提示することができる。この例で続けて、夜遅くに、ユーザーが、第2の位置に移動して、ディナーを提供するレストランを見つけることを望んでいるとする。再び、「restaurant」というテキスト入力が、モバイル通信設備102のクエリー入力機能120に入力される。上述したモバイル通信設備102の位置を決定するのと同じ1つまたは全ての手段を用いて、検索結果は、今や、ユーザーの該第2の位置の近くになるレストランに関する情報を表示することができる。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示されているモバイル検索アプリケーションは、モバイル通信設備の位置を受け取ること、及び、予測された将来の位置に基づいてモバイル通信設備に検索結果を提示することを含むことができる。モバイル通信設備の位置を、以前の位置の関係に少なくとも部分的に基づく予測された将来の位置によって決定することができる。位置の関係を用いて、移動の経路(軌跡)を予測することができる。移動の経路を、時間に関する情報に結合することができる。将来の位置における滞在のタイミングミング、及び、それらの関係を用いて、移動速度を予測することができ、該移動速度は、予測された将来の位置に到着する時刻を予測するために使用される。予測された将来の位置に到着する予測時刻を用いて、予測された将来の位置またはその近くに到着したときにモバイルコンテンツを表示するために、モバイル通信設備のキャッシュメモリに該モバイルコンテンツを事前にロードすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備の位置を、ルートとの関連に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。ルートを、街路、幹線道路、鉄道線路、地下鉄線路、バス通路、飛行経路、レクリエーションコースなどとすることができる。ルートを、何度も繰り返し構築して、モバイル通信設備のユーザーに関連付けることができる。そのような繰り返されたルートは、職場への通勤、職場からクライアントの職場への移動、友人の住居への移動、営業所(たとえば、食料雑貨店)への移動など(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
たとえば、州間幹線道路を移動している人は、次の出口にあるレストランを見つけたい場合がある。無線プラットフォーム100は、上述の任意の方法を用いて、モバイル通信設備102の位置を、ある時間間隔で記録して、モバイル通信設備102のユーザーが現在いる移動経路すなわち移動軌跡を構築することができる。この軌跡を、上記したルートなどの既知のルートと比較することができる。ここでは、ユーザーのルートは州間幹線道路のルートに一致しうる。この情報を用いて、モバイル通信設備の将来の位置を予測することができる。この位置はある時間間隔と取得されているので、この情報を位置間の移動距離と比較して、移動速度を予測することができる。予測速度を、予測された将来の位置と組み合わせると、州間の移動者によって入力された「restaurant」に対する検索結果は、ユーザーが移動しているルートに沿ったそれらのレストランを排他的にまたは優先的に提示することが可能になる。移動方向も既知であるので、該移動者に距離的に近いレストランであるが、該移動者が該レストランのある出口をすでに通過した場合には、それらのレストランを除外し、または、それらのレストランにより低い優先順位を与えることができる。これは、通過した出口のところにあるそれらのレストランまで引き返すのは、次の出口にあるレストランに行くよりもめんどうであることに起因する。
いくつかの実施形態では、予測された将来の位置に到着する予測時刻を用いて、予測された将来の位置またはその近くに到着したときにモバイルコンテンツを表示するために、モバイル通信設備のキャッシュメモリに該モバイルコンテンツを事前にロードすることができる。
生成された検索クエリーの順序付けを、モバイル通信設備102に関連する情報に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。モバイル通信設備102に関連する情報を、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間などからなるグループから選択されたユーザー特性とすることができる。これらの代替として、または、これらに加えて、該情報を、無線オペレータ、または、無線サービスプロバイダー、または、電気通信サービスプロバイダーによって提供されるユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的位置、ユーザーの装置、時刻、モバイル通信設備の特性とすることができる。モバイル通信設備の特性を、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディオ能力、ビデオ能力、キャッシュサイズ、記憶能力、メモリ容量などからなるグループから選択することができる。
モバイル通信設備102は、電話、携帯電話、セルラーフォン、GSMフォンなどとすることができる。モバイル通信設備102に関する情報を、無線オペレータ、無線サービスプロバイダー108、電気通信サービスプロバイダーなどによって提供することができる。
上述した種々のステップを変更できること、及び、本明細書に記載されている技術の特定の用途に適するようにステップの順番を変更できることが理解されよう。そのような全ての変更及び修正は、本開示の範囲内のものであることが意図されている。したがって、特定の用途で必要とされている場合、及び、明示されている場合、もしくは、文脈から明らかである場合を除いて、種々のステップの順番に関する図示及び/または説明は、それらのステップの特定の実行順番を要求するものではない。
代替の実施形態では、ユーザーは、クエリー入力として、バーコード、画像、スキャン値(scanned value:走査値)、または、クエリー入力システム120が受け取ることができる任意の他の入力を提供することができる。この場合、クエリーは、1つ以上のバーコード、1つ以上の画像、1つ以上のスキャン値、及び/または、1つ以上の他の値を含むことができる。クエリー入力が提供されると、クエリー入力システム120は、一連のバーコード、画像、スキャン値、及び他の値を受け取る。この場合、クエリー入力システム120によって受け取られたこれらのものが、「サブストリング(副文字列)クエリー入力」である。
いくつかの実施形態では、無線検索プラットフォーム100のある方法またはシステムは、無線通信背淵102のユーザーがクエリーを提供すると、モバイル検索提案辞書にアクセスすることができる。ここで、モバイル検索提案辞書のアクセスは、クエリー入力に関連付けられている予測(された)検索クエリーのリストの生成に向けられる。該リストを、クエリー入力120に関連付けられているモバイル通信設備102で動作しているクライアントアプリケーションを介して、無線検索プラットフォーム100に提供することができる。クライアントアプリケーションは、検索アプリケーション、位置ベースの検索アプリケーション、WAPアプリケーション、モバイルアプリケーション、または、モバイル通信設備102に関連付けられている任意の他のアプリケーションを含むことができる。他の実施形態では、無線検索プラットフォーム100のある方法は、ユーザーがクエリーの提供を終えたときに、もバイク検索提案辞書にアクセスできる。いずれの場合では、該方法及びシステムは、モバイル検索提案辞書から予測された検索クエリーを受け取る。これは、クエリー入力だけでなく、該入力に関連付けられている要因も考慮することができる。いくつかの実施形態では、これを、コンテンツのある分類法における1つの分類とすることができる検索バーティカルとすることができる。該要因を、時刻、日付、場所(位置)、またな、他の任意の時間的、地理的、物理的、または、概念的なコンテンツ、モバイル通信設備に関する情報、ユーザー特性、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、ユーザーの装置、及び/または、モバイル通信設備の特性とすることができる。該方法またはシステムは、これらの(1つまたは複数)要因を考慮することによって、該要因と、クエリー入力に関連するモバイルコンテンツの両方に関連付けられているモバイル検索提案辞書から予測された検索クエリーを抜き取ることができる。これは、ユーザーが提供しているサブストリングクエリー入力と同じコンテンツに関連付けられている提案された検索クエリーを生成する。
検索バーティカルを、コンテンツのある分類法に関連付けることができ、及び、一般的な検索(または汎用検索)とすることができ、または、検索、着信音、画像、ゲーム、イエローページ、天気、ホワイトぺージ、ニュースの見出し、WAPサイト、ウェブサイト、映画の上映時間、スポーツの得点、株価、飛行機の出発時刻、地図、指示(または方向)、価格比較、Wi−Fiホットスポット、荷物の追跡、ホテルの料金、ファンタジースポーツの成績(または統計)、ホロスコープ、回答、辞書、地域コード(市外局番)、郵便番号、エンターテインメント(娯楽)、ブログなどに関連付けることができる。
予測された検索クエリーのリストの順序付けを、検索クエリーの人気度、または、モバイル通信設備102に関する情報などの要因に基づくものとすることができる。
モバイル通信設備102に関連する情報を、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間などからなるグループから選択されたユーザー特性とすることができる。これらの代わりに、または、これらに追加して、該情報を、無線オペレータ、または、無線サービスプロバイダー、電気通信サービスプロバイダーによって提供される、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的位置、ユーザーの装置、時刻、モバイル通信設備の特性とすることができる。モバイル通信設備の特性を、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディオ能力、ビデオ能力、キャッシュサイズ、記憶能力、メモリ容量などからなるグループから選択することができる。
提案された検索クエリーを、人間の言語、ハンドセット(電話機)、入力ボックス、または、モバイル通信設備のタイプ(種類)に関連付けることができ、WAPクエリー、Javaレターシーケンス、BREWレターシーケンスなどとすることができる。人間の言語を、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、日本語、中国語、ロシア語、ヒンディー語、ウルドゥー語など(但し、これらには限定されない)とすることができる。入力ボックスを、アドレス(住所)ボックス、ネーム(名前)ボックス、電子メールボックス、テキストボックス、数字ボックス、英数字ボックス、検索エンジン、楽曲名ボックス(但し、これらには限定されない)とすることができる。
モバイル通信設備を、電話機、携帯電話、セルラーフォン、GSMフォン、または、他の(制御用などの)コード付き通信装置もしくは無線通信装置の任意の形態とすることができる。
提案された検索クエリーまたはそのリストの提示を、クエリー入力、サブストリングクエリー入力、音声クエリー、または、クライアントアプリケーションに入力された文字によって起動することができる。
上述した種々のステップを変更できること、及び、本明細書に記載されている技術の特定の用途に適するようにステップの順番を変更できることが理解されよう。そのような全ての変更及び修正は、本開示の範囲内のものであることが意図されている。したがって、特定の用途で必要とされている場合、及び、明示されている場合、もしくは、文脈から明らかである場合を除いて、種々のステップの順番に関する図示及び/または説明は、それらのステップの特定の実行順番を要求するものではない。
上記のプロセス、及び該プロセスのステップを、ハードウェア、ソフトウェア、または、特定の用途に適したそれらの任意の組み合わせによって実施できることが理解されよう。ハードウェアは、汎用コンピュータ、及び/または、専用コンピュータ装置を含むことができる。該プロセスを、内部メモリー及び/または外部メモリーと共に、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、内蔵マイクロコントローラ、プログラマブルデジタル信号プロセッサ、または、他のプログラマブルデバイスで実施することができる。これらに加えて、または、これらの代わりに、該プロセスを、特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、または、電子信号を処理するように構成することができる任意の他のデバイス(装置)において具現化することができる。該プロセスを、Cなどの構造化プログラミング言語、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、または、(アセンブリ言語、ハードウェア記述言語、及び、データベースプログラミング言語及び技術を含む)他の任意の高レベルまたは低レベルプログラミング言語を用いて生成されたコンピュータ実行可能コードとして実現でき、この場合に、それらのプログラミング言語を、格納し、コンパイルまたは解釈して、上記デバイスのうちの1つ、並びに、プロセッサの異種組み合わせ、プロセッサアーキテクチャ、異なるハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実行できることがさらに理解されよう。同時に、処理を、多くのやり方で、無線検索プラットフォーム、及び/または、コンピュータ間に分散させて実行することができ、または、すべての機能を、1つの専用の独立型装置または他のハードウェアに統合することができる。すべてのそのような変更及び組み合わせは、本開示の範囲内のものであることが意図されている。
上述のプロセスに関連付けられているステップを実行するための手段は、任意のハードウェア及び/またはソフトウェアを含むことができることも理解されよう。別の側面では、上述の個々のプロセスステップ及びそれらの組み合わせを含むプロセスの各々を、1つ以上のコンピューティング装置で実行されるときにそれらのステップを実行するコンピュータ実行可能コードで具現化することができる。
図10A−10Bは、モバイル通信設備102のユーザーインターフェースからの検索に関連する画面ショットの進行におけるさらにいくつかの画面ショットを示す。検索結果−今の場合、Britney Spearsに関連する歌−が選択される(1002)。この歌が選択されると、ユーザーに、配信のオプション(選択肢)を提示することができる。たとえば、ユーザーに、歌を視聴するためのプレビューオプション1004を提示することができる。ユーザーに、コンテンツの使用法(または使用態様)1008を示す、コンテンツに関連するオプションを提示することもでき、これによって、コンテンツを適切にフォーマットし、インストールし、及び、適切な1つ以上のアプリケーションまたは1つ以上の装置(デバイス)に関連付けることができ、及び/または、ユーザーに、異なるファイルタイプ1010のオプションを提示することができる。
いくつかの実施形態では、全ての結果の組が取得されるのを待つことなく、結果が取り出されたときに、該結果を、モバイル通信設備102に提示することができる。いくつかの実施形態では、いくつかの結果を提示または表示している間に、他の結果について提示または表示のための処理を行うことができる。結果に対するこのバックグランド処理は、いくつかの結果をモバイル通信設備102に提示できる速度を速くすることができる。いくつかの実施形態では、結果のいくつかのカテゴリー(分類)を、他のカテゴリーよりも前に、モバイル通信設備102に提示することができる。たとえば、画像のダウンロード、処理、及び/または、収集が、着信音に比べて長い時間を要する場合には、着信音のカテゴリー、または、個々の着信音を、画像の結果または画像のカテゴリーが提示のために局所的にロードされる前もしくはロードされている間に、モバイル通信設備102に提示することができる。
図11は、モバイル通信設備102のユーザー1104が、自身のモバイル通信設備102を用いて関連する検索結果を取得することを望むシナリオを示す。検索を行う前に、該ユーザーの存在、該ユーザーの人柄(または容姿)、該ユーザーの電話の習慣、該ユーザーのウェブ(閲覧)傾向、他の人々の習慣に関する情報、オプションが提示されたときの他の人々の挙動に関する推測に関連する情報、及び、この特定のユーザー1104に対する結果を進展させる際に使用できる他の情報が既に存在する。たとえば、ユーザーを、無線サービスプロバイダー108に直接に、または、別の設備を介して接続することができる。無線サービスプロバイダー108と相互作用(対話など)をすることによって、ユーザーは、オープンコンテンツ(公開コンテンツ)138、無線プロバイダー108の領域内の情報、ウォールドガーデンコンテンツ132、キャリアルール130、モバイル加入者特性情報112、スポンサー情報128、時刻(たとえば、現地時間、または、他の場所に関連する時刻)、ロケーション設備110によって示されるか、または、ロケーション設備110を介して提供される位置情報などの情報をインターネットを介して得ることができる。この情報のうちの任意のものまたは全てを、モバイル検索ホスト設備114内のパーソナルフィルター144(たとえば、協調フィルター)によって処理して、検索クエリーを改良し、または、結果がモバイル通信設備102のユーザー1104に提供される前に該結果を改良(フィルタリング:不要なものを除去)することができる。
図1に関して説明したように、モバイル検索ホスト設備114は、パーソナルフィルター(personal filter)144(たとえば協調フィルター)を備えることができる。パーソナルフィルター144を、モバイル通信設備102に入力されて送信された検索クエリー、及び、関連するデータベースの1つからの情報及び/もしくは局所情報と共に使用することができる。パーソナルフィルター144は、他の検索手段(たとえば、協調フィルターによるフィルタリング)から収集された情報、並びに、ユーザーに関する情報(たとえば、データベース112からのモバイル加入者特性情報、または、局所情報)に基づいて所望の結果を予測するアルゴリズムを使用することができる。
図11に関連する暗黙的検索のシナリオを以下のようなものとすることができる。人1104が午後7時に通りを歩いている。モバイル通信設備102の位置は、GPSシステムを用いて(すなわち、ロケーション設備110に関連して)判定される。次にこの位置が格納される。定期的な暗黙的検索の時刻であるために、または、ユーザーの習慣が、該ユーザーが結果をすぐに求めていることを示しているために、または、広告を押し付けることに関心のある広告主174がいるために、または、局所的なセール(その土地での売り出し)があるために、または、すぐ近くにアクティビティ(イベントなどの活動)があるために、または、他の一時的な理由や他のアクティビティに基づく理由や暗黙的検索を開始するための他の理由があるために、暗黙的検索が開始される。検索が開始されると、格納された位置情報をモバイル検索ホスト設備に送信することができる。モバイル検索ホスト設備142は、他の関連するソース(たとえば、モバイル加入者特性データベース112、スポンサー情報データベース128、キャリアルール130)から情報を収集こともできる。モバイル検索ホスト設備は今や、ユーザーの位置、時刻、及び/または、モバイル検索ホスト設備114が利用可能ないくつかのデータソース(たとえば、モバイル加入者特性データベース112、スポンサーデータベース128、コンテンツ132、キャリアルール130、及び、オープンウェブコンテンツ138)に関連する他の情報と共に、モバイル検索ホスト設備114内のパーソナルフィルターに基づいて検索を実行する準備ができている。これらの全ての情報は、今が、ユーザー1104が食事(ディナー)をするおおよその時間であることを示すことができ、これによって、モバイル検索ホスト設備114は、食事に関する結果をモバイル通信設備102に提供することができる。これらの結果において、スポンサーは、該スポンサーの情報をユーザーのモバイル通信設備102に送ろうとして、検索売買オークション(検索マーケティングオークション)に参加したかもしれない。たとえば、ビル1102C内にあるレストランは、ユーザー1104がいる別のビル1102Cから5マイル以内にある、食事に関連するキーワードオークションに対する高額入札者である場合あり、その場合、ユーザー1104が提供された該レストランの情報と相互作用(アクセスなど)すると、該レストランがスポンサーとなり、モバイル通信設備102に表示されることを望む情報が表示されることになる。この情報は、ユーザーが検索結果を見ることを決定するまで提示されないようにすることができる(提示されないということはこれまでなかったかもしれないが)。ユーザー1104が、モバイル通信設備102にダウンロードされたスポンサー提供の結果と相互作用しない場合に、該スポンサーが、スポンサー提供コンテンツの料金を無線プロバイダー108に支払わなければならないようにしても、支払う必要がないようにしてもよい。ユーザー1104が、モバイル通信設備102にダウンロードされたレストラン情報と相互作用しない場合に、該レストランが、無線プロバイダー108に料金を支払わなければならないようにしても、支払う必要がないようにしてもよい。
この暗黙的検索の説明を続けるために、ユーザーは、モバイル通信設備102において結果モードまたは検索モードを入ることができる。結果モードでは、検索の必要なく結果を生成することができる。このモードでは、ユーザーに関して既知の以前の全ての情報(たとえば、位置、時刻、モバイル加入者情報)が与えられている場合には、ユーザーが興味を持ちうる情報を単に該ユーザーに提示することができる。検索モードでは、ユーザーは検索クエリーを入力することができ、そして、該検索クエリーと以前ダウンロードした結果との間に関係がある場合には、該以前ダウンロードした結果を提示することができる。ユーザーは、これを非常に速い検索または広帯域幅の接続として認識しうるが、これは、この検索結果が局所的メモリー(ローカルメモリー)から提示されるからである。
提示された以前ダウンロードした結果は、レストランからのスポンサー提供リンクを含むことができ、ユーザーは、(たとえば、該スポンサー提供リンクをクリックすることによって)該スポンサー提供リンクを作動させることができる。該スポンサー提供リンクが作動させられる、すなわち、クリックされるか、相互作用をされると、ユーザーに、該レストランに関する情報を提示することができる。この情報は、連絡先情報(たとえば、電話、住所、電子メール、URL)並びに該レストランの説明を含むことができる。ユーザーに、該レストランのウェブサイトの統括セクションまたはユーザー1104用に仕立てられた空間を提示することができる。たとえば、レストランは、ユーザーが所定の時間内に該レストランに到着した場合には、クーポンまたは他の特売品を該ユーザーに贈呈することができる。該レストランが、ユーザーがそのエリアにいることを知っており、かつ、レストランの人の出入りの程度を知っている場合には、該レストランは、よりターゲットを絞った販売の提供を申し出ることができる。
同様に、ビル1102B内の書店は、ユーザーが、そのエリアにいて、amazon.comなどを検索した履歴を有しているために、該ユーザーに広告することを望む場合がある。レストランは、該書店が営業している時間内に該ビル1102Bのエリアにいる人々に関するモバイル通信設備102用広告空間のオークションへの参加を申し込むことができ、この場合、それらの人々は、本の購入に関するアクティビティの履歴(たとえば、amazon.comの検索、オンラインでの本の購入、または、頻繁に旅行する人)を有している。
ビル1102D内の花屋は、そのエリアにいる適切なユーザーをターゲットにするために類似の技法を利用することができる。
図11に関連して暗黙的検索を伴ういくつかの実施形態を説明したが、同じかまたは類似の技術を明示的検索に提供できることが理解されよう。たとえば、ユーザー1104は、オフィスビル1102Aのエリアにいて、オフィスビル1102Aを探している場合がある。ユーザー1104は、オフィスビル1102Bの名称を含む検索クエリーを入力することができ、該ユーザーに対する検索結果をより良好に絞り込むために、該オフィスビルの名称をユーザーの位置及び時刻と組み合わせることができる。
図11に関連する明示的検索のシナリオは以下のようなものでありうる。人1104が午後7時に通りを歩いている。モバイル通信設備102の位置はGPSシステムを用いて(すなわち、位置設備110に関連して)推定される。次にその位置が保存される。明示的検索がユーザー1104によって起動される。この検索が起動されると、保存された位置情報をモバイル検索ホスト設備に送信することができる。モバイルホスト検索設備142は、また、他の関連付けられているソース(たとえば、モバイル加入者特性データベース112、スポンサー情報データベース128、または、キャリアルール130)から情報を収集することができる。モバイル検索ホスト設備は、今や、ユーザーの位置、時刻、及び、モバイル検索ホスト設備114が利用できるいくつかのデータソース(たとえば、モバイル加入者特性データベース112、スポンサーデータベース128、コンテンツ132、キャリアルール130、及び、オープンウェブコンテンツ138)に関する他の情報と共に、モバイル検索ホスト設備114内のパーソナルフィルターに基づいて、検索を実行する準備ができている。該検索を、パーソナルフィルター及び他の関連するフィルタリング情報に関連して実行して結果を得ることができる。これらの結果において、スポンサーは、ユーザーのモバイル通信設備102に該スポンサーの情報を提示させるために、検索マーケティングオークションに参加している場合がある。たとえば、ビル1102C内にあるレストランは、該ビル1102Cから5マイル以内のディナーに関するキーワードオークションにおいて高額の入札者である場合があり、そのため、ユーザー1104が提示されたレストラン情報に相互作用した場合には、該レストランがスポンサーとなり、モバイル通信設備102に表示することを望んでいた情報が、モバイル通信設備102に提示されることになる。ユーザーが、モバイル通信設備102にダウンロードされたスポンサー提供の結果と相互作用しない場合には、該スポンサーは、掲載する権利の代金を、無線プロバイダー108に支払わなければならないことすることもでき、支払う必要がないとすることもできる。ユーザー1104が、モバイル通信設備102にダウンロードされたレストラン情報と相互作用した場合には、該レストランは、無線プロバイダー108に料金を支払わなければならないことすることもでき、支払う必要がないとすることもできる。
提示されたダウンロードされた結果は、レストランからのスポンサー提供リンクを含むことができ、ユーザーは、(たとえば、該スポンサー提供リンクをクリックすることによって)該スポンサー提供リンクを作動させることができる。該スポンサー提供リンクが作動させられる、すなわち、クリックされるか、相互作用をされると、該リンクは、ユーザーに、該レストランに関する情報を提示することができる。この情報は、連絡先情報(たとえば、電話、住所、電子メール、URL)並びに該レストランの説明を含むことができる。1実施形態では、この情報は、予約をするためのフォームまたは(ボタンなどの)アクティブなコントロール部を含むことができる。ユーザーに、該レストランのウェブサイトの統括セクションまたはユーザー1104用に仕立てられた空間を提示することができる。たとえば、レストランは、ユーザーが所定の時間内に該レストランに到着した場合には、クーポンまたは他の特売品を該ユーザーに贈呈することができる。該レストランが、ユーザーがそのエリアにいることを知っており、かつ、レストランの人の出入りの程度を知っている場合には、該レストランは、よりターゲットを絞った販売の提供を申し出ることができる。
同様に、ビル1102B内の書店は、ユーザーが、そのエリアにいて、amazon.comなどを検索した履歴を有しているために、該ユーザーに広告することを望む場合がある。レストランは、該書店が営業している時間内に該ビル1102Bのエリアにいる人々に関するモバイル通信設備102用広告空間のオークションへの参加を申し込むことができ、この場合、それらの人々は、本の購入に関するアクティビティの履歴(たとえば、amazon.comの検索、オンラインでの本の購入、または、頻繁に旅行する人)を有している。
いくつかの実施形態では、検索結果は、パーソナルフィルター、並びに、ユーザー、モバイル通信設備102、及び/または、位置に関する情報、及び/または、本明細書に記載されている他の情報に基づいて、該モバイル通信設備102のユーザー1104をターゲットとして、該モバイル通信設備102において該ユーザー1104に提示される。いくつかの実施形態では、該情報は、広告のターゲットをより良く定めるために使用され、スポンサー提供の広告を、オークション広告方式に対して支払いをすることによって、モバイル通信設備102に提供することができる。そのような方式を、カリフォルニア州のマウンテンビューにあるGoogle社が提供しているデスクトップグーグルアドワーズ(Google AdWords)やグーグルアドセンス(Google AdSense)に類似のものとすることができる。
図11に関する別の例では、ユーザー1104は、ペイパーコールリンクを含む検索結果を受け取ることができ、この場合、そのコール(電話呼び出し)に関連付けられているベンダー(典型的には電話をかけられた会社)は、ペイパーコールナンバー(pay per call number)を介して電話を受けたときに料金を支払う。たとえば、ユーザー1104は、花に関連する結果を検索して、ビル1102D内の花屋の電話番号(場合によっては、該花屋に関する他の連絡先情報)を受け取ることができる。(図11に関して説明した暗黙的検索の例及び明示的検索の例で示した)ユーザーに関する情報、モバイル通信設備102に関する情報、及び/または、モバイル加入者特性情報と関連してパーソナルフィルターを含む処理を用いた検索の処理結果として、リンクを提供することができる。ユーザーが花屋の電話番号をアクティブにすると、該花屋は、手数料がかかる電話を受け取ることも、該電話を拒否することもできる。
無線検索プラットフォーム100は、モバイル通信設備102の検索クエリーからのキーワード、及び、該無線検索プラットフォーム100に格納されている情報を使用して、ユーザーに関連するスポンサー提供モバイルコンテンツを該モバイル通信設備102に表示することができる。無線検索プラットフォーム100に格納されている情報は、ユーザーの個人情報、モバイル通信設備に対する(またはモバイル通信設備を用いた)ユーザーの挙動パターン、モバイル通信設備の特性などを含むことができる。検索クエリーのキーワードコンテンツと組み合わせてそのようなユーザー情報にアクセスすることによって、配信するモバイルコンテンツのユーザーに対する関連性を高めることができ、及び、スポンサー提供のモバイルコンテンツとユーザーが相互作用(対話)する可能性を高めることができる。スポンサー提供のモバイルコンテンツを電話番号と共にモバイル通信設備102に表示することができ、これによって、ユーザーは、その番号に電話をかけて、表示されたコンテンツに関してより多くのことを知ること、購入をすること、及び/または、他の電話ベースの行動を実行することが可能になる。この場合、ユーザーの相互作用を追跡することができ、及び、サービスプロバイダーは、相互作用ごとに、収益源としてのモバイルコンテンツのスポンサー、及び/または、サービスのユーザーに課金することができる。
スポンサー提供のモバイルコンテンツを、広告または他の何らかの形態のスポンサー提供コンテンツとすることができる。広告を、無線検索プラットフォーム100のスポンサーによって提供されるサービスに関連付けることができ、該サービスには、新しいセルラーフォンのモデル、追加のサービス、アクセサリーなど、または、電子機器、家財道具、自動車、美容用品などの消費者製品、または、不動産、大学の授業料、タイム・シェア、休暇などに関するサービスがある。他の形態のスポンサー提供コンテンツを、入札プロセスに関連付けることができる。無線検索プラットフォーム100は、検索クエリー内のキーワードと共に、ユーザーに関して収集した情報を用いて、ユーザーに最も関連するモバイルコンテンツを決定することができる。
ユーザーに対する関連性を、検索クエリー内のキーワードに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。キーワードに対する関連性の例を、結果的に自動車の広告となる自動車ショーに対する検索クエリー、または、結果的にサンタンローション(sun tan lotion)の広告となる日焼け治療に対する検索クエリー、または、結果的に山中のタイム・シェアコンドミニアムの広告となるスキーコンディションに関する情報に対する検索クエリー、または、結果的に政党のためのスポンサー提供コンテンツとなる選挙結果に対する検索クエリーなどとすることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーに対する関連性を、モバイル通信設備に関する情報に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。該情報には、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間などのユーザー特性、並びに、モバイルコンテンツとの過去の相互作用などのユーザー履歴、並びに、訪問したウェブサイト、電話使用タイプなど、並びに、購入及びサービスに関するユーザートランザクション、並びに、地理的位置、並びに、時刻及び使用した時刻、並びに、表示能力、ビデオ能力、キャッシュメモリのサイズ、記憶容量、メモリ容量などのモバイル通信設備の特性、または、他のそのような情報が含まれる。モバイル通信設備に関する情報に対する関連性の例は、結果的にスポーツカーの広告となる自動車ショーに対する検索クエリー(これは、ユーザーに関する個人情報は、該ユーザーがスポーツカーを購入するだけの収入がある若い男性であるために、スポーツカーは該ユーザーにより関連するということを示すからである)、または、結果的にコンバーチブル・ベッドの広告となる関節炎の治療に対する検索クエリー(これは、ユーザーに関する個人情報は、該ユーザーが初老の人であり、該ユーザーが睡眠補助具(または睡眠導入剤)を最近探しており、病院に電話したということを示すからである)、または、結果的にインテリアデザインの大学のプログラムのためのスポンサー提供コンテンツとなるインテリアデザインに関する検索クエリー(これは、ユーザーに関する情報は、該ユーザーが自宅に住んでいる若い女性であって、最近、大学を探して訪問したことがあり、さらに、該ユーザーのモバイル通信設備の特性が、該ユーザーの携帯電話が広告のより高い解像度のフォーマットを受け入れることができるより新しいモデルであることを示しているために、選択した関連する広告をそのより高い解像度のフォーマットで該モバイル通信設備に表示できるからである)を含むことができる。
ユーザーは、モバイルコンテンツによって提供された電話番号に電話をかけるように促されると、該ユーザーは、ハイパーリンクをクリックすることによって、手動でその電話番号をダイヤルすることができ、または、音声命令を使ってモバイル通信設備にその電話番号を入力することができ、または、提供されたその電話番号に電話をかけるための他の何らかの方法を使用することができる。ハイパーリンクは、表示されているコンテンツ上のハイパーリンクされた電話番号をクリックすること、または、表示されているコンテンツ上のハイパーリンクされた画像をクリックすることを必要とする場合がある。ユーザーは、次に使用するために表示された電話番号を格納すること、または、その電話番号を手動でダイヤルすることを選択することができる。ユーザーが電話かけると、無線検索プラットフォーム100は、その後に、スポンサーをしているエージェント(代理人等)に課金するために相互作用を格納し及び追跡することができる。スポンサー提供のモバイルコンテンツは、ユーザーに、電話をしたことに対する料金を支払うように要求することができる。ユーザが料金を支払う電話の場合には、無線検索プラットフォーム100は、スポンサー付きサービスに提供されるサービスの一部として、ユーザーの口座(またはアカント)に直接請求することができる。
モバイルペイパーコール相互作用の別の例を、モバイル検索プラットフォーム100に格納されているユーザの情報が、該ユーザーが42歳の既婚男性であって、3人の幼児を持ち、自宅を所有していることを示している、該ユーザーとすることができる。該ユーザーのモバイル通信設備102の情報は、該ユーザーの装置が旧型で、低解像度のモバイルコンテンツの処理ができるのみであることを示している。さらに、最近の該ユーザーのアクティビティ(行為)がおもちゃを検索したことを示している。該ユーザーは、テントのレンタルに対する新しい検索クエリーを入力する。モバイル検索プラットフォーム100のデータベースは、それが夏期であることも示している。この情報が与えられると、モバイル検索プラットフォーム100は、幼児の屋外での誕生パーティをサポートするための供給品に対して高い関連性を示す。次に、モバイル検索プラットフォーム100は、その地域のパーティ用品レンタル店からの空気注入式ウォータースライドに関する広告をユーザーのモバイル通信設備102に配信する。この広告は、ユーザーの装置の能力に合わせるために低解像度のフォーマットで表示される。ユーザーが後で使用するために今すぐ格納すること、今すぐに電話をかけるためにクリックすること、及び手動でダイヤルすることなどが可能な電話番号を該広告中に提供することができる。ユーザーが電話をすると、モバイル検索プラットフォーム100は、その相互作用を追跡して、表示された電話番号とのユーザーの相互作用に対して該パーティ用品レンタル店に料金を請求する。
モバイルペイパーコール相互作用の別の例を、モバイル検索プラットフォーム100に格納されているユーザの情報が、該ユーザーが18歳の女性であって、自宅で生活していることを示している、該ユーザーとすることができる。該ユーザーのモバイル通信設備102の情報は、該ユーザーの装置が新型で、ビデオコンテンツを表示できることを示している。さらに、最近の該ユーザーのアクティビティが、様々なロックバンドのメンバーに関する情報を得るための検索クエリー、及び、ロックビデオのダウンロードを示している。該ユーザーは、Dave Matthew's Bandのメンバーに関する情報に対する新しい検索クエリーを入力する。この情報が与えられると、モバイル検索プラットフォーム100は、ロックバンドの新しい曲及びコンサートに関する広告に対して高い関連性を示す。次に、モバイル検索プラットフォーム100は、その地域のDave Matthewのコンサートのチケットに関する広告を、ユーザーのモバイル通信設備102に配信する。モバイルコンテンツは、音声、コンサートの日時を強調表示している文字、及び、チケットが販売されているという情報と共に、短いミュージックビデオとして配信される。該モバイルコンテンツは、コンサートのチケットの購入に関するより詳しい情報を取得できるようにするために、電話番号と共にハイパーリンクを示す。該ユーザーは、今や、後で取り出すために該モバイルコンテンツを格納することができ、または、より詳しい情報を得るためにすぐに接続(または連絡)することができる。該ユーザーが電話をかけると、モバイル検索プラットフォーム100は、その相互作用を追跡して、表示された電話番号とのユーザーの相互作用に対して該コンサートのチケット販売している代理店に料金を請求する。モバイル検索プラットフォーム100は、モバイルペイパーコール機能を使用して、チケットの購入に対するサービス料金としてユーザーのモバイル口座(またはモバイルアカウント)に料金を請求することもできる。
本明細書のいくつかの実施形態では、方法及びシステムは、モバイル通信装置のユーザーインターフェースにリンクを提示することを含むことができ、この場合、該リンクは、コンピュータネットワークを介して販売されている商用アイテム(商品等)にリンクするように構成されており、それゆえ、あるパーティ(団体等)が該リンクのスポンサーとなることが可能である。該リンクを、販売用の商品またはサービスのアイテム、または、販売促進、または、コンテンツアイテム、または、広告、または、商品またはサービスのベンダーなどの商用プロバイダーの他の商材に対するものとすることができる。該リンクは、たとえば、電子商取引サイト、または、オークションサイト、または、リバース・オークションサイト、または、ニュースサイト、または、情報サイト、または、ウェブコンテンツなどのコンピュータネットワーク上の他のコンテンツ、または、他のネットワークに配置されたコンテンツなどに対するものとすることができる。該リンクを、1回のクリックによる購入、入札、ターゲットを定めた広告、即座の購入(たとえば、「buy it now(今すぐ購入してください)」)、クリックもしくはトランザクションの追跡、照会の追跡、アフィリエイト・プログラム機能などを可能にする機能などの種々の電子商取引機能を含むことができ、または、それらの電子商取引機能に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、該リンクは、セルラーフォン(携帯電話)などのモバイル通信設備102のユーザーインターフェースにおいてユーザーに提示されるスポンサー提供リンクである。スポンサー提供リンクを、暗黙的クエリー164に関連して提示すること(及び、そのようなクエリーに関連付けること)ができる。スポンサー提供リンクを、明示的クエリーの入力(またはそのようなクエリーの部分的入力)に応答して提示することができる。スポンサー提供リンクを、モバイル通信設備102の電話呼出または他のアクションが行われたときに提示することができる。スポンサー提供リンクを、(たとえば、クエリーに応答して実行される検索機能142に応答して)結果を取り出すとき、結果を並べ替えるとき、結果をフィルタリングするとき、結果を提示するとき、または、結果を転送するときに提示することができる。
いくつかの実施形態では、リンクのスポンサーとなる権利は、複数のスポンサー候補の中から入札プロセスを介して取得される。入札プロセスを自動化することができ、これによって、入札(または、最低入札(reserve bid)、最低競売価格など)が、オークション形式のリンクに対して他のスポンサー候補によってなされた他の入札と自動的に比較される。他の実施形態では、入札は、受け入れられるためには、所要の価格を満たすだけでよい。アルゴリズム設備144は、特定のリンクのスポンサーとなるために「勝利を収めた」入札に関連する1つまたは複数のリンクを決定することができる。入札を、一連のナビゲーションにおける特定の時点で、ユーザーインターフェースの特定の位置に(たとえば、ホームページ上、検索画面上、電話呼出がされた後、トランザクションが実行された後、特定の画面へのナビゲーションの後、暗黙的クエリー164が提示されたとき、明示的クエリーが提示されたとき、結果を取り出すとき、結果を転送するとき、及び/または、トランザクションの完了時などに)リンクを提示するためのものとすることができる。入札を、特定の形態のクエリー、特定の結果、または特定のコンテンツアイテムなどの特定のコンテンツにリンクを関連付けるために行うことができる。たとえば、ゴルフ用品を販売しているスポンサーは、暗黙的クエリーまたは明示的クエリーが「ゴルフ」、「ティー」、または「パー」を使用しているときはいつでも、リンクのスポンサーになるために入札する場合があり、一方、ビデオコンテンツを販売しているスポンサーは、クエリーが、「映画」、「フィルム」、「シネマ」、または、「ショー」を使用しているときにリンクのスポンサーになろうとする場合がある。いくつかの実施形態では、入札プロセスを、該リンクが提示された時刻にごく近い時刻に行うことができる。
いくつかの実施形態では、広告を、モバイル通信設備のクエリー機能からウェブページ要求を受け取ること、及び、モバイル通信設備に関連付けられている情報を受け取ること、及び、モバイル通信設備に関する情報に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの広告をウェブページに関連付けること、に少なくとも部分的に基づいてモバイル通信設備に提示することができる。たとえば、モバイル通信設備のユーザーは、「Sonny Rollins」に対する検索クエリーを起動する場合がある。該ユーザーのモバイル通信設備に提示できる可能性のある検索結果は、Sonny Rollinsの楽曲のCD、彼の演奏ビデオなどに関する広告及びウェブサイトを含むことができる。モバイル通信設備に関する情報(たとえば、それのビデオストリーミング能力)を、どの広告/ウェブページの結果を、該ユーザーのモバイル通信設備に成功裏に提示できるかを判定するために使用することができる。次に、この情報を用いて、ウェブページと広告(これらの各々をユーザーのモバイル通信設備のディスプレイに表示することができる)を対にすることができる。
いくつかの実施形態では、リンクのスポンサーとなる権利は、オンラインオークションとすることができるオークションを介して取得することができる。
いくつかの実施形態では、リンクを、クエリーの一義化されたバージョンに関連付けることができ、これによって、クエリーの関連性が評価された後にのみリンクが表示されるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、モバイル通信装置102を用いて実行される検索を介して取得される結果に関連付けることができる。たとえば、カメラのベンダー(供給者)に対するリンクを、最も高く格付けされた検索結果の1つが「デジタルカメラ」という語を使用しているときのみ表示することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、モバイル通信装置を用いて実行される検索機能142を介して取得された結果の並べ替え(または分類)に関連付けることができる。たとえば、関連付けられている結果が、それらが並べ替えられた後(たとえば、格付けもしくは一義化プロセスの結果として並べ替えられた後など)に十分に高い格付けをされている場合にのみ(入札プロセスの後を含む)、リンクにスポンサーを付けることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、モバイル通信装置を用いて実行される検索機能142を介して取得された結果のフィルタリングに関連付けることができる。たとえば、スポンサー提供リンクを、あるタイプの結果がフィルタリングによって除去された後にのみ表示することができる。たとえば、フランスのパリへの旅行のスポンサーは、結果がユーザーに提示される前に、Paris Hilotonに関する結果がフィルタリングによって除去されている状況においてのみ、リンクのスポンサーとなるために入札をすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、モバイル通信装置を用いて実行される検索機能142を介して取得された結果の提示に関連付けることができる。たとえば、(たとえば、あるコンテンツを提示する特定の装置の能力に基づいて)いくつかの結果が変更もしくはフィルタリングされる場合には、スポンサー提供リンクを、関連する結果をモバイル通信設備に提示できる状況に対してのみ、スポンサー付きとすることができる。たとえば、スポンサーは、ヨガの説明ビデオへのリンクのスポンサーになるために入札することができるが、この入札を、サンプルビデオを表示することができる装置に提示することに対してのみに行うことができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、モバイル通信装置を用いて実行される検索機能142を介して取得された結果の転送(ルーティング)に関連付けることができる。たとえば、アルゴリズム設備144が、あるタイプの結果を転送するためのルールを含んでいる場合には、スポンサー提供リンクを、そのようなルールの実行に関連付けることができる。たとえば、ペアレンタルコントロール150に関連するルールは、子供が不適切なコンテンツにアクセスしようとしていると考えられる場合には、コンテンツまたはメッセージを親に転送することができる。スポンサー提供リンクは、ペアレンタルコントロール用ソフトウェア及びサービスのプロバイダーが、転送された結果に関連付けられているリンクを提示できるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、リンクを、該リンクのスポンサーにまだなっていないパーティ(団体など)の商用アイテムに提供することができる。該パーティに、該リンクを継続的に提示することに対するスポンサーとなるための機会を提供することができる。いくつかの実施形態では、該リンクのスポンサーを継続するための申し出を、ユーザーが該リンクを実行するのと同時に商業エンティティ(営利事業体)に提示することができる。いくつかの実施形態では、かかる申し出は、該リンクの継続的なスポンサーとなるためのオークションまたは入札プロセスに参加するように該商業エンティティを勧誘すること、または、少なくとも1つの追加のリンクのスポンサーとなるように該商業エンティティを勧誘することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、商業エンティティに対するリンクは、商用アイテムのプロバイダー(提供者)の電話番号を含むことができる。いくつかの実施形態では、この電話番号を、ユーザーが(この電話番号に)電話をかけたときに、該商業エンティティに中間メッセージを伝える専用の電話番号とすることができ、この場合、該メッセージは、(スポンサー提供リンクベース、オークションベース、ペイパーコールベースなどで行うことができる)何らかの配慮を行うための該商業エンティティの合意と引き換えに該リンクを継続することに対する申し出を含む。
いくつかの実施形態では、一般化されたプロセス(汎用プロセス)を、クエリー情報を、モバイル加入者特性112データベース112からの少なくとも1つの要素と対にすることによって、ユーザークエリー入力120を一義化するために使用することができる。ユーザーが、モバイル通信設備102を介してクエリー入力120を提出すると、該クエリーは、無線通信設備104、次に、無線プロバイダー108へと無線で転送される。次に、無線プロバイダー108は、ユーザーのクエリー入力120に関連する、モバイル加入者特性112データベース112に格納されているデータを取り出すことができる。関連性を、意味の類似性、時局的要因、及び、クエリー入力120の実体(または内容)とモバイル加入者112データベース112内で見つかった実体(または内容)との間の地理的な及び/または人口統計学的な一致度に基づくものとすることができる。この情報にリンクが付されると、一義化設備140は、ユーザーのクエリー入力120の可能性のある最良の意味を明らかにして、(1以上の)結果を、ユーザーに提示する(172)ために、無線プロバイダー108及び無線通信設備144を介してモバイル通信設備102に転送するための処理を実行することができる。
モバイル加入者特性112データベース112内に格納することが可能な典型的な要素は、位置、ユーザーに関する個人情報、ウェブ相互作用、電子メール相互作用、メッセージング相互作用、請求履歴、支払い履歴、典型的な請求額、時刻、オンライン相互作用の持続時間、オンライン相互作用の回数、家族状態、職業、トランザクション、これまでに入力した検索クエリー、位置の履歴、電話番号、装置の識別子、これまでにダウンロードしたコンテンツのタイプ、これまでに閲覧したコンテンツ、及び、訪問したサイトを含む。
同様に、クエリー入力120を、ユーザーのモバイル通信設備102の特性(たとえば、電話番号、装置の識別子、または、他の一意識別子)、または、モバイル通信設備102に格納されている情報(たとえば、該装置のメモリーに格納されている情報)、または、サーバーに関連付けられているデータベースに格納されている情報に基づいて、一義化することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル検索ホスト設備114を、クエリー入力120に基づいて、モバイル通信設備102のユーザーに追加の関連する結果の(1つ以上の)組を提供するために使用することができる。たとえば、モバイル通信設備102は、メモリーのキャッシュ2300を有することができ、該キャッシュには、モバイル通信設備102の側面、ユーザーのプロフィール、及びユーザーの挙動履歴(たとえば、電話呼出、訪問したウェブサイト、検索クエリー、クエリーの頻度、コンテンツのダウンロードの頻度、イベントの頻度のレート変更、及び、購入頻度)などの特に特徴的な情報が格納される。
この情報を、既定の時間おきに、自動的にリフレッシュして、自動的に、モバイル通信設備102から無線通信設備104に、次いで、ユーザーの無線プロバイダー108に転送するか、モバイル検索ホスト設備114に直接転送することができる。モバイル検索ホスト設備114では、結果の(1つ以上の)において追加の提案をユーザーに提供するためにクエリーコンテンツを綿密に調べるアルゴリズム設備144によって、該クエリーコンテンツをフィルタリングすることができる。たとえば、クエリー入力120においてユーザーによって使用される用語の頻度を、アルゴリズム設備144によって使用して、キーワードを索引付けする類似の頻度に基づいて、または、クエリー用語及び結果の人気度に基づいて関連する結果を提案することができる。ユーザーが該ユーザーのクエリー入力120を修正すると、キャッシュ2300は、一義化設備140、検索設備142、または、モバイルホスト検索設備114内の他の設備内のリアルタイム処理のために、該コンテンツをモバイル検索ホスト設備114に暗黙的に転送することができる。
モバイル検索ホスト設備114内の追加の設備を用いて、クエリー入力120に有意味性を追加することができる。たとえば、一義化設備140は、キーワード、語の頻度、及び/または、語の組み合わせに基づいてクエリー入力120を分類することができ、これによって、タイトル、アーティスト(芸術家)、及び、イエローページタイプの分類などの分類を行うことができる。キャリアビジネスルール158、ペアレンタルコントロール150、及び、スポンサーシップ設備162を用いて、これらの及び関連する検索クエリー、及び/または、検索の(1以上の)組に対する提案を生成することもできる。
モバイル通信設備102と一義化設備210との間の相互作用プロセスを、一義的なクエリー情報2400のために使用することができる。ユーザーがモバイル通信設備102にクエリー入力120を提出すると、訂正244のプロセスは、理解可能で有用な結果の(1以上の)組を生成するのに重文な一義的なクエリー情報2400のために必要であり、または、役立ちうる。訂正244プロセスの一部として、そのタイプのモバイル通信設備102に固有の情報を使用することができる。たとえば、該装置が固有の配信能力を有している場合には、クエリーを、それらの能力に適合する結果の組を得るために、訂正することが必要になりうる。モバイル加入者特性データベース112またはペアレンタルコントロール設備150に格納されている情報を、訂正244プロセスに不可欠なものとすることもできる。いくつかの実施形態では、検索エンジンは、モバイル体験に固有なもの(たとえば「2nite」)を含むよくあるミススペルに対する訂正を自動的に提案することができる。
ユーザーのクエリー入力120は、無効な結果の組(または結果なし)、または、ありそうにない結果の組を返す場合もある。この場合、検索設備142は、モバイル通信設備102と共に、訂正244を自動的に起動して、無効ではない結果の組、または、可能性のより高い結果の組が配信されるまで、代わりのクエリー入力120を使ってサイクルを繰り返すことができる。
いくつかの実施形態では、より最近追加または更新されたアイテムは、それらの新鮮さを示す優先順位を受け取ることができる。
いくつかの実施形態では、追加の推薦を、モバイル通信設備102に関連する情報に基づいて、ユーザーのクエリー入力120に続いて行うことができる。たとえば、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、または、スポンサー情報は、クエリー入力120と共に、ユーザーに対して関連する(または適切な)推薦を提案することができる。推薦を、クエリー入力120の検索結果の表示の前または後に、該検索結果と対にすること、または、提示することができる。
ユーザーの以前の検索活動(検索アクティビティ)及び検索結果を用いて、ユーザーに対する推薦を生成することもできる。以前の検索活動は、トランザクション、検索クエリー、ウェブサイトへの訪問、電話呼出、及び/または、モバイル通信設備102においてユーザーによって起動された他の活動を含むことができる。モバイル通信設備102の地理的位置は、ユーザーの現在の地理的位置の近くにおけるスポンサー情報(たとえば製品やサービス)を含む(但し、これには限定されない)推薦を促進することができる。現在時刻を独立して、または、他の情報と共に用いて、ユーザー推薦を生成することができる。たとえば、正午であるという独立した事実は、ランチを提供するレストランの推薦を生成することができる。この情報を、モバイル通信設備の位置によってさらにフィルタリングして、ユーザーのすぐ近くにあるそのようなレストランだけを推薦するようにすることができ、また、加入者の特性によってさらにフィルタリングして、該ユーザーと類似の人口統計学的プロフィールを有するレストランの利用客が高い格付けをしている、ユーザーの現在位置の近くにあるランチを提供するレストランのサブセットのみを推薦するようにすることができる。このレストランの例と同様に、有意義な推薦を生成するための類似のプロセスを、他のサービス及び製品に適用することができ、それらのサービス及び製品には、輸送(船舶、タクシー、バス、列車、自動車、空港など)、食料品及び飲料品(食料雑貨店、ドライブスルーレストラン、バーなど)、娯楽(劇場、スポーツ、映画、クラブなど)、ビジネス(法人、職場、銀行、郵便局及び他の郵便施設またはショッピング施設など)、消費者ニーズ(ガソリンスタンド、ドラッグストアもしくは衣料品店、ベビーシッター、駐車場など)、及び、場所に固有の情報(方向、位置、開始時刻、ニュースなど)が含まれる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーに関連する検索カテゴリーの分類を、モバイル通信設備102に関連付けられたディスプレイに表示することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、クエリーのカテゴリー及び分類スキーマの1分類(たとえば、イエローページ電話帳分類)にマッピングすることができる。
いくつかの実施形態では、結果を、モバイル通信設備102に関する情報とともにクエリー入力120を提出することに基づいて取り出すことができる。この情報は、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、及びスポンサー情報を含むことができる。これらのデータベースに格納されている追加の情報は、情報を省き、情報に優先順位を付け(たとえば、他の全てのリンクの前にスポンサーリンクを提示する)、検索結果の組のサブセットを強調表示し、または、スポンサーオークションに基づいて情報の表示順序を並べ替える(すなわち、最高額の入札者を最初に提示する)ことによって、検索クエリー及び結果の(1以上の)組の表示を制限する検索パラメータを形成することができる。スポンサーオークションの場合には、スポンサーは、該スポンサーが、該スポンサーの製品、サービス、及び、これらへのリンクに関連付けられることを望むキーワードに入札することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、結果を、クエリー入力120に関して順序付ける(または並べ替える)ことができる。この情報は、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、ペラレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、及び/または、スポンサー情報を含むことができる。スポンサー情報に基づくクエリー入力120に関連する結果の順序付け(または並べ替え)を、スポンサーを、クエリー入力において使用されているキーワードに関連付けること、及び/または、クエリー入力をスポンサーコンテンツに関連付けることによって行うことができる。クエリー入力120がスポンサーの(1以上の)キーワードまたはコンテンツに合致するときは、そのスポンサーの情報を、検索結果の表示において優先的に表示することができ、または、強調表示することができ、または、該スポンサーの情報に、該クエリー入力120に関連する他のコンテンツに対するこれら以外の優位性を与えることができる。キーワードとスポンサーとの関連付けは、入札者が、キーワードとの唯一の関連付けを得ることに対して、または、キーワードの関連付けの共通の頻度(たとえば、1つのキーワード生成おきの関連付け)に対して競争するオークションを介して行うことができる。さらに、オークションプロセスは、生成されるスポンサーコンテンツの表示のサイズ(たとえば、モバイル通信設備102におけるユーザーの全表示領域の割合として表現される)、及び、生成された表示に対する、グラフィック、オーディオ(音声)、または、ビデオストリームなどのマルチメディアコンテンツの追加を決定するために入札することを含むことができる。
モバイル通信設備102の能力に少なくとも部分的に基づいて、クエリー結果を順序付ける(または並べ替える)こともでき、この場合、該能力は、オーディオ(音声)能力、映像能力、処理能力、または、画面能力である。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、または、スポンサーシップ情報などの、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて予測テキストを生成することによって作成することができる。さらに、予測テキストを、モバイル通信設備102のSMS変換、及び/または、キーパッドシーケンス変換に基づいて作成することができる。さらに、T9エラーを訂正することができる。たとえば、ユーザーが「Britney」を探して、2748639をダイヤルすると、T9は、それを、「Argumenw」と解釈する場合がある。
いくつかの実施形態では、音声ベースのクエリー入力120を、SMS変換に少なくとも部分的に基づく音声解釈などの、モバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、オークションをクエリー入力120に関連付けることができる。オークションの実行は、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、モバイル加入者特性112)、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、キャリアビジネスルール130を使用することを含むことができる。結果の(1以上の)組を、スポンサー結果に優先順位を付けて、または、スポンサー結果を強調して表示することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーをモバイル通信設備102に入力して、結果をモバイル通信設備102に関連付けられている画面に表示し、及び、トランザクションをスポンサー提供リンクに関連して実行することができる。この場合、該トランザクションを、スポンサー提供リンクをユーザーがクリックすることによって、または、ダウンロード可能なコンテンツを購入するなどの商取引にユーザーが参加することによって行うことができる。
いくつかの実施形態では、収集されたコンテンツをモバイル通信設備102に提示することができる。たとえば、着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツを含むコンテンツを、スパイダを用いて収集することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、スパイダを用いて、コンテンツとモバイル通信設備の能力との適合性を判定することができる。たとえば、スパイダは、特定のタイプのモバイル通信設備とコンテンツプロバイダーによって提供されたコンテンツとの適合性のレベルを検出するために、該特定のタイプのモバイル通信設備として該コンテンツプロバイダーに提示される(または現れる)ことができる。さらに、モバイル店舗などのコンテンツプロバイダーは、モバイル通信設備の各タイプまたは各クラス毎に異なるコンテンツを提供することができる。スパイダは、コンテンツプロバイダーに提示されて(またはそれに現れて)、所与のプロバイダーのコンテンツのクラスとモバイル通信設備のタイプまたはクラスとの間の関連性を判定することができる。
いくつかの実施形態では、スパイダは、モバイル通信設備のタイプまたはクラスに固有のウェブページのコンテンツ品質(たとえば、HTMLタグ、カラー階調、画像のが図、画像のサイズなど)を検出することによって、モバイル通信設備のタイプに対するコンテンツの適合性を判定することができる。適合性データがスパイダによって収集されると、該データを、データベースに格納し、及び、検索エンジンとともに使用して、検索クエリーを送るモバイル通信設備に、適合性のあるコンテンツのみを、または、利用可能な最も適合性のあるコンテンツを送ることによって、コンテンツの提示を最適化することができる。
モバイルコンテンツは、該モバイルコンテンツをユーザーに適切に提示するために、モバイル通信設備102上で所定の能力が有効とされることを要求する場合がある。しかしながら、該所定の能力のうちの少なくともいくつかは、全てのモバイル通信設備102で利用できるわけではない場合がある。モバイルコンテンツがユーザーに適切に提示されない場合には、該モバイルコンテンツは、ユーザーにとって価値がないか、または、ユーザーには興味がないものとなりうる。これは、代替的には、表示エラーなどの不便をユーザーにもたらす場合があり、または、モバイル通信設備102の故障の原因となる場合がある。この故障には、モバイル通信設備102のユーザーインターフェースを介するモバイルコンテンツとのユーザーの相互作用(対話)に応答して誤動作を起こすことが含まれうる。かかる故障は、不適切な応答に、モバイル通信設備102の構成、インターフェース、または他の側面における変化が含まれる場合があるので、ユーザーに対して種々のダウンストリームに関する問題を生じる場合がある。
モバイルコンテンツの側面を、モバイル通信設備102との適合性に関して分析することができる。各側面を、1以上の適合性の尺度(測度)に基づいてランク付け(格付けまたは分類)することもできる。1例として、モバイルコンテンツの1側面は、無線通信の基本的機能を含む場合がある。かかる側面を、最低レベルの適合性を満たすことのみに基づいてランク付けすることができる。別の例では、高度の能力がモバイル通信設備102に存する場合に該高度の能力を有効にするモバイルコンテンツの1側面を、該能力を有するモバイル通信設備102についてのみランク付けすることができる。モバイルコンテンツの他の側面を、全てのモバイル通信設備102に対してランク付けすることができる。
モバイルコンテンツの適合性の尺度は、モバイル通信設備102の製造業者または製品ライン(製品系列)などの基準に応じて変わりうる。たとえば、特定の製造業者または製品ライン、さらには、BIOSのアップグレードなどの型番に向けられているモバイル通信設備の1側面を、モバイル通信設備102の使用に関して、他の製造業者のものに対してランク付けしないようにすることができる。
モバイルコンテンツのランクは、モバイルコンテンツの側面の任意の及び全てのランキング(格付け)を含むことができる。コンテンツの側面のランキングを、ランキングを追加することを含む種々のやり方で組み合わせて、モバイルコンテンツの総合的なランクを生成することができる。全ての側面が該総合的なランクに等しく寄与しないように、各側面に重みを付けることができる。モバイルコンテンツの総合的なランクは、単一側面のランクを表すことができる。
モバイルコンテンツのランキングは、また、(1〜10などの)ランキングの範囲に基づいて、適合性の程度を示すことができる。代替的には、ランキングは、2値のイエス(適合性あり)またはノー(適合性なし)という適合性の尺度を提供することができる。モバイルコンテンツが複数のランキングを有することができるように、ランキングを、特定のモバイル通信設備102の型番に関連付けることができる。1例では、モバイル通信設備102のモデルAは、第1のモバイルコンテンツに存する特徴の一部をサポートし、一方、モデルBは、該コンテンツに存する全ての特徴をサポートする。他のモバイルコンテンツと比較した場合に、該第1のモバイルコンテンツを、モデルBに対して、他のモバイルコンテンツよりも高くランク付けすることができ、一方、モデルAに対しては、他のモバイルコンテンツを、該第1のモバイルコンテンツよりも高くランク付けすることができる。
無線プロバイダー108は、モバイル通信設備102に提供するモバイルコンテンツを選択するために、モバイルコンテンツのランキングを使用することができる。適合性のあるモバイルコンテンツは、ユーザーが該コンテンツと相互作用することを可能にし、これによって、ユーザーがスポンサー提供コンテンツに積極的に応答する機会を高めることができる。モバイルコンテンツが適合性を有していないか、適合性が不十分な場合には、ユーザーは、該コンテンツと全く相互作用できない場合がある。したがって、モバイル通信設備102とより高い適合性を有しているモバイルコンテンツは、無線プロバイダー108にとってより高い価値を有しうる。なぜなら、コンテンツのスポンサーは、そのようなコンテンツの配信に対しての方が、適合性をほとんど有しないかまたは適合性が不十分なコンテンツを配信することに対してよりも、高い手数料を支払うであろうからである。
モバイルコンテンツは、種々のモバイル通信設備102に適切に表示可能な基本的なフォーマットでビデオ及びオーディオなどの特徴を含むことができる。しかしながら、これらの特徴をモバイルコンテンツにおいて適合させて、適合したビデオをサポートする能力を有するモバイル通信設備102が、ユーザーをより満足させることができ、時間及び欲求不満を低減することができ、または、単にビデオを見ることができるようにすることができる。
モバイルコンテンツの分析は、HTMLソースなどのモバイルコンテンツのソースを検査することを含むことができる。ソースの構文及び構造は、モバイル通信設備102の特徴または側面と比較可能なモバイルコンテンツの側面に関する情報を明らかにすることができる。そのような比較によって、モバイル通信設備102に対するモバイルコンテンツの適合性の評価を行うことが可能になる。たとえば、あるタイプのデータファイル(ビデオ、オーディオなど)にリンクされているモバイルコンテンツのソース内のリンクは、該モバイルコンテンツを適正に提示するために、モバイル通信設備102に所定の能力が必要であることを示すことができる。モバイルコンテンツのソースの構文は、モバイル通信設備102のリソースに対する特定の機能またはコマンド(命令)を表すことができる。これらのコマンド、及び/または、該コマンドに含まれている引数を、モバイル通信設備102によってサポートされているコマンド及び/または引数のリストと比較して、適合性の分析を行うことができる。
モバイルコンテンツに対するリンクまたは他の参照はまた、適合性に関する情報を提供することができる。音楽ファイルフォーマットMP3は標準的なものであり、iPod(商標)はMP3フォーマットのファイルをサポートしているが、iPod(商標)用にベンダーからオンラインで提供されている音楽ファイルは、MP3標準とは十分な適合性(互換性)がない。このため、これらのファイルは、MP3ファイルをサポートしている他のベンダーのモバイル通信設備102と互換性がない。リンクを検査してモバイルコンテンツの潜在的な所有者を判定することによって、適合性(互換性)を判定することができる。
モバイルコンテンツ内のリンクは、該モバイルコンテンツの他の部分を参照することができ、リンク自体は、ファイルタイプまたは所有者を含まない場合がある。したがって、モバイルコンテンツの他の側面を分析することによって、適合性の尺度を得ることができる。そのような側面の1つは、モバイルコンテンツのサイズである。モバイル通信設備102のメモリー設備118の一部は、モバイルコンテンツの格納部を提供することができる。しかしながら、モバイル通信設備102に格納できるモバイルコンテンツの量を制限されている場合がある。したがって、モバイルコンテンツとモバイル通信設備102との間の適合性を、モバイルコンテンツのサイズとすることができる。ユーザーへの提示のためにモバイル通信設備102へのストリーミングをサポートしているモバイルコンテンツは、コンテンツの記憶容量が小さいモバイル通信設備102におけるコンテンツ格納の制限を克服可能である。
モバイルコンテンツは、該モバイルコンテンツの特性を記述すること、または、該特性を含むことができるメタデータを含むことができる。メタデータは、コンテンツのサイズやタイプ(オーディオ、ビデオなど)、サポートされている特定の(ストリーミングなどの)特徴(または機能)などの情報を含むことができる。モバイルコンテンツの分析を、メタデータの検査に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。メタデータは、種々のモバイル通信設備102との適合性のランキング(ランク付け)を含むことができる。該ランキングを、コンテンツの所有者、または、無線プロバイダー108などのサードパーティによって生成することができる。
モバイルコンテンツのランキングを、モバイル検索プラットフォーム100のメモリー設備の1つ以上に格納することができる。該ランキングが最新のものであることを確保するために、モバイルコンテンツを時々分析して、ランキングを更新することができる。この分析を、モバイルコンテンツを分析するように構成されたコンピュータプログラムで該コンテンツをを処理することによって、自動的に行うことができる。該コンピュータプログラムをを、本明細書に記載されているサーバー134で実行することができる。
モバイル通信設備102は、モバイルコンテンツのランキングを該モバイルコンテンツと共に受信することができ、これによって、該モバイル通信設備102は、該ランキングを用いて、該モバイルコンテンツを提示すべきか否かを判断することができる。この判断を、ランク付けされたモバイルコンテンツの提示に関するユーザーの好みに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。モバイルコンテンツの所有者の好みに関する情報をモバイルコンテンツまたは該モバイルコンテンツのメタデータに提供できるときには、この判断を、該モバイルコンテンツの所有者の好みに少なくとも部分的に基づくものとすることもできる。ユーザーは、モバイル通信設備102との適合性が不十分なモバイルコンテンツの提示を許可することを選択できるが、該コンテンツの所有者は、該コンテンツがユーザーに不完全に提示されることよりも、該コンテンツがユーザーに提示されないことを望む場合がある。本明細書に開示されているモバイル通信設備102のモバイルコンテンツ提示用リソース(ディスプレイリソース、オーディオリソースなど)は、提示の可否を判断するために、モバイルコンテンツ、ランキング、メタデータ、ユーザーの好み、所有者の好み。及びこれらに類するもののうちの任意のものまたは全てを評価することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、該スポンサー提供リンクに関連付けられているベンダーが、接続(または連絡)の受容と(スポンサー提供の電話番号などの)検索結果の受信とを選択できるようにしているモバイル通信設備102に関連付けられているディスプレイに表示することができる。この場合、経済取引は、該スポンサー提供の電話番号に電話がかけられたか該電話に出たかしたときに生じる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、コンテンツを、該モバイル通信設備102に配信することができ、後で、検索クエリーの結果としてコンテンツを生成することができる。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。コンテンツは広告を含むことができ、かつ、広告を、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に保存することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて、定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備102における1以上の検索クエリー入力後のクリックスルーの実行に基づいて生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、及び、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、モバイル通信設備102の検索ボックスで行うことができ、この場合、該検索ボックスは待ち受け画面に表示される。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、モバイル適合性(互換性)ページランキングに基づいて結果を生成するように構成された検索設備142に入力することができる。該モバイル適合性ページランキングは、画面、モバイル通信設備102の処理能力、または、(1以上の)ページの複雑さに対するページの適合性に由来するものとすることができる(またはそれらから得ることができるものとすることができる)。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120と少なくとも1つのモバイル加入者特性との間の関係を生成することができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクション(ウェブとの相互作用)の履歴、及び/または、他の特性を含むことができ、これらを、加入者、モバイル装置などに関する他のデータと組み合わせて使用することもできる。
いくつかの実施形態では、位置ベースのサービスを用いて、クエリー入力120とモバイル通信設備102の位置との間の関係を生成することができる。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズムと共に使用されるクエリー入力120に少なくとも部分的に基づいて、結果を生成することができ、この場合、該フィルターアルゴリズムは、無線プロバイダー108によって収集された情報を使用する。アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索は、オープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を結果設備148によって処理することができ、この場合、該結果設備148は、モバイル加入者特性112情報などの、モバイル通信設備102から得られた情報に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、モバイル通信設備102において一義化することができる。一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるクエリー入力120を、該モバイル通信設備102にある音声認識機能160によって部分的に処理することができる。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるクエリー入力120を、モバイル通信設備102に関する情報に関連して処理することができる。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102で処理することができ、この場合、該モバイル通信設備102は、該設備102で生成された結果を規制するためにペアレンタルコントロール機能を提供する。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
モバイル通信設備102で閲覧可能なコンテンツは、認可プロセスを使用することによってユーザーの一部のみへの提示に制限することができるアダルトコンテンツ(成人向けコンテンツ)を含む場合がある。1側面では、アダルトコンテンツの提示を許可または制限するための認可プロセスは、検索要求を受け取ること、モバイル通信設備に関する情報を受け取ること、及び、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、該モバイル通信設備に、該検索要求に関するあるタイプのモバイルコンテンツを受信する権限を与えるか否かを決定することを含むことができる。モバイルコンテンツを、スポンサー提供コンテンツ、スポンサー提供リンク、スポンサー提供電話呼出、ダウンロード可能なコンテンツ、オーディオストリーム、ビデオ、グラフィック要素、または、他の形態のアダルトコンテンツとすることができる。モバイルコンテンツを、非アダルトコンテンツとアダルトコンテンツとを組み合わせた混合コンテンツとすることができる。検索要求を、電話、携帯電話、セルラーフォン、及び/または、GSMフォンを含むモバイル通信設備によって起動することができる。
いくつかの実施形態では、ポルノコンテンツ、ゲームコンテンツ、賭博コンテンツ、宝くじコンテンツ、または、成人向けの他のモバイルコンテンツなどのアダルトコンテンツを、そのようなコンテンツを受け取ることが意図されているモバイル通信設備102に関する情報を監視することによって制限することができる。モバイル通信設備に関する情報を、年齢などのユーザー特性とすることができる。ユーザー特性を、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間からなるグループから選択することができる。ユーザー特性を、モバイル加入者特性データベースに格納することができる。モバイル通信設備に関する情報はまた、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的位置、ユーザーの装置、または時刻を含むことができる。モバイル通信設備に関する情報を、無線オペレータ、無線サービスプロバイダー、及び/または、電気通信プロバイダーによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に関する情報を、モバイルコンテンツ権限情報とすることができる。モバイルコンテンツ権限情報を、モバイル加入者特性データベース112から得ることができる。モバイルコンテンツ権限情報を、管理者の要求があるたびに記録することができる。
該方法及びシステムのいくつかの実施形態では、モバイル通信設備が、あるタイプのモバイルコンテンツを受け取る権限を与えられているかの判定を、モバイル通信設備のユーザーに関する情報に少なくとも部分的に基づいて行うことができる。たとえば、あるモバイル通信設備102のユーザーが、「賭博」というテキストのクエリー入力120を入力する場合がある。モバイル加入者特性データベース112に格納することができる該モバイル通信設備102に関する情報は、そのユーザーの年齢が30歳であることを示している場合がある。この年齢は、成人になる年齢を超えているので、賭博に関するアダルトコンテンツに、該ユーザーのモバイル通信設備102に提示される権限を付与することができる。代替的には、年齢などのユーザー特性を用いて、アダルトコンテンツをユーザーが要求する前に、権限付与(または認可)情報を設定することができる。たとえば、今の例において、ユーザーの年齢は、成年になる年齢を超えていた。この情報は、モバイルコンテンツに対する検索要求を受信したか否かに関係なく、このユーザーに、該ユーザーに関連付けられているモバイル通信設備102でアダルトコンテンツにアクセスするための包括的権限を付与することができる。この権限付与を、無線オペレータ、無線プロバイダー、電気通信プロバイダー、個人(たとえば、親)、または、モバイル通信設備に提示される権限が付与されるコンテンツを決定することに関心がある任意の他のパーティ(団体など)によって行うことができる。
いくつかの実施形態では、記録された管理者の要求を用いて権限付与を設定するために、アダルトコンテンツを閲覧するための権限付与を個人が使用することができる。たとえば、親は、その子供には、モバイル通信設備102でアダルトコンテンツを提示できないことを確保することを望む場合がある。この親は、子供の電話機の管理者として機能することができ、無線オペレータ、無線プロバイダー、及び/または、電気通信プロバイダーなどによって維持することができる権限付与設備にログオンすることができる。該親が権限付与設備にログオンすると、該親に、コンテンツタイプのメニューを提示することができ、該親は、コンテンツタイプ毎に、固有の権限付与レベルを設定することができる。たとえば、そのようなメニューは、ある分類法を含むことができる。かかる分類法は、「スポーツ」、「天気」、「ブログ」、「賭博」、「ニュース」、「ポルノ」、「健康」、「食べ物」などの一組の検索バーティカル(但し、それらには限定されない)を含むことができる。親は、このような分類法において、この検索バーティカルまたはカテゴリー中のコンテンツに対して、子供のモバイル通信設備102に提示する権限を付与するかしないかを選択することができる。
いくつかの実施形態では、権限付与設備は、管理者が、子供のモバイル通信設備102のクエリー入力機能120に入力された検索クエリーを受け入れること、または、阻止することができるキーワードを有することができる。たとえば、管理者は、「チームパーレイ(team parlay)」や「ベットライン(betting line)」などの賭博用語、ポルノに対してよく使われる明示的参照、「power ball」や「pick 3」などの宝くじに関する用語などのアダルトコンテンツに一般的に関連するキーワードを含むクエリー入力をクエリー入力設備が受け入れないようにすることができる。
いくつかの実施形態では、権限付与設備は、分類法ベースの権限付与の要素とキーワードベースの権限付与を組み合わせることができる。たとえば、管理者は、「ポルノ」という検索バーティカルに関連する生殖器を示す検索クエリーから得られた検索結果の提示を阻止することを選択できるが、「健康」という検索バーティカルから得られる検索結果の提示を許可することを選択できる。
いくつかの実施形態では、プライバシー設備152をモバイル通信設備102に関連付ける該モバイル通信設備102でクエリー入力120を処理して(または、プライバシー設備152をモバイル通信設備102に関連付けるクエリー入力120を該モバイル通信設備102で処理して)、該検索クエリーに関する個人情報または他の機密情報が盗まれないようにユーザーを保護することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションセキュリティ設備154をモバイル通信設備102に関連付ける該モバイル通信設備102でクエリー入力120を処理することができる(または、トランザクションセキュリティ設備154をモバイル通信設備102に関連付けるクエリー入力120を該モバイル通信設備102で処理することができる)。この場合、トランザクションセキュリティ設備154は、該クエリー入力120に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成されている。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150またはデジタル著作権管理に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、キャリアビジネスルール130、及び、モバイル通信設備102に関する情報と共に(または、それらに関連して)処理することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102で処理して、該モバイル通信設備102のディスプレイにスポンサー提供の結果を表示することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるクエリー入力を)一義化することができ、関連するクエリーを、モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて提案することができる。モバイル通信設備102に関する情報を、クエリーの頻度、コンテンツのダウンロードの頻度、イベントの頻度のレート変更、及び、購入頻度とすることができる。この情報を、モバイル通信設備102のキャッシュに局所的に保存すること、または、離れたところに保存することができる。該キャッシュを、検索処理が行われていない時間に更新することができる。
一義化を、最初の(または元の)クエリー入力120で使用された用語の頻度、または、使用された用語のカテゴリー(たとえば、タイトル、アーティスト、または、イエローページといった分類)に基づいて、追加のクエリーを提案することによって行うことができる。提案を、モバイル通信設備102における新しいキーストロークの入力後に更新することができる。一義化を、モバイル加入者特性112データベースに含まれている情報、クエリーを作成するために使用されたモバイル通信設備102のタイプ、キャリアビジネスルール130、検索アルゴリズム設備144、(結果または検索用語の人気度に基づく)用語頻度アルゴリズム、または、ペアレンタルコントロール150に基づいて行うこともでき、
いくつかの実施形態では、一義化されたクエリー入力120を、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、装置の能力)、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に部分的に基づいて訂正することができる。一義化している間に、検索設備142から何の結果も受信されない場合には、該クエリーを、結果を表示する前に自動的に訂正することができる。検索設備142から受信された結果がありそうもないものとして評価された場合には、モバイル通信設備102は、この結果を示すものを、ディスプレイ(たとえば、セルラーフォンのLCD画面)に提示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102において、モバイル加入者特性、キャリアビジネスルール130、または、スポンサー情報などの、該モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて推薦を行うことによって、クエリー入力120を一義化することができる。該推薦を、検索結果と同じ画面に、または、検索結果の表示の前または後に、該検索結果の提示と連携させて提示することができる。
モバイル通信設備102におけるクエリー入力120の一義化を、以前の検索アクティビティ(検索活動)と該クエリー入力120から得られた検索結果との間の関係に基づいて推薦を提供することによって行うこともできる。以前の検索アクティビティは、トランザクション、検索、または、他のクエリー(に関する)挙動を含むことができる。キャリアビジネスルール130を、モバイル通信設備102の位置、時刻、クエリー入力120の時刻、または、パーソナルフィルター(たとえば、協調フィルター)と同様に、クエリー入力120を一義化するために使用することもできる。たとえば、位置と時刻の情報を対にすることによって、交通手段(船舶、タクシー、バス、列車、自動車、空港など)、食料品及び飲料品(食料雑貨店、ドライブスルーレストラン、バーなど)、娯楽(劇場、スポーツ、映画、クラブなど)、ビジネス(法人、職場、銀行、郵便局、及び、他の郵便施設またはショッピング施設など)、消費者ニーズ(ガソリンスタンド、ドラッグストアまたは衣料品店、ベビーシッター、駐車場など)、及び、場所に固有の情報(方向、位置、開始時刻、ニュースなど)を探しているユーザーに推薦を提供することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるクエリー入力を)一義化することができ、一義化された検索クエリーに関連する検索カテゴリーの分類を、該モバイル通信設備102に関連付けられているディスプレイに表示することができる。
いくつかの実施形態では、一義化されている検索クエリーをカテゴリー分類(たとえば、エローページ分類)のクエリー分類にマッピングすることによって、クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるクエリー入力を)一義化することができる。
いくつかの実施形態では、一義化されている検索クエリー、及び、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、または、スポンサー情報などのモバイル通信設備102に関する情報に基づいて結果を取り出すことによって、クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるクエリー入力を)一義化することができる。スポンサー情報を用いて、結果の表示パラメータを決定することができる。たとえば、スポンサー情報に基づいて、結果を優先的に表示すること、強調表示すること、または、表示を制限することができる。スポンサー情報は、スポンサーオークションに部分的に由来するもの(またはスポンサーオークションから部分的に得ることができるもの)とすることができ、この場合、競合する入札は、ユーザーのクエリー入力で使用することができるキーワードに関連付けられるスポンサー情報を決定するために生じる。
いくつかの実施形態では、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、ペアレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、または、スポンサーシップ情報などのモバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて結果を順序付ける(並べ替える)ことによって、検索クエリーをモバイル通信設備において(または、モバイル通信設備102における検索クエリーを)一義化することができる。スポンサー情報に基づく一義化を、クエリー入力120で使用されたキーワードのスポンサー、または、得られた検索コンテンツのスポンサーを用いることによって行うことができる。スポンサー提供コンテンツを、優先順位を付けてまたは強調して表示することができる。この優先順位付けのために使用されるスポンサー情報をオークションから得られたものとすることができ、該オークションにおいて、スポンサーは、自身のコンテンツを、ユーザーのクエリー入力で使用することができる所定のキーワードに関連付けるための権利を得るために入札する。
他の一義化用順序付けルールを、結果のカテゴリー内のコンテンツの量、キャリアビジネスルール130、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、スポンサーシップ情報、または、表示画面のサイズ、もしくは、オーディオ能力、映像能力、もしくは処理能力などの、モバイル通信設備102の能力に部分的に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、キャリアビジネスルール130、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、スポンサーシップ情報などのモバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて予測テキストを生成することによって、クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるクエリー入力120を)一義化することができる。予測テキストは、SMS変換またはキーパッドシーケンス変換を含むことができ、及び、モバイル通信設備102に関する情報から得られたカスタム生成された辞書に部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、あいまいな音声クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるあいまいな音声クエリー入力120を)一義化することができ、この場合、音声の解釈は、モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づくものとすることができ、または、ユーザーに関する重み付けされた確率に基づくものとすることができ、または、SMS変換に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリーに関連するオークションを実行することによって、クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるクエリー入力120を)一義化することができ、この場合、結果は、該オークションに部分的に基づく。オークションの結果を用いて、スポンサー結果の表示に優先順位を付けることができ、または、高額の入札をしたスポンサーからの情報を強調表示することができる。オークションの実行を、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、キャリアビジネスルール130に部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の画面に結果を表示することによって、及び、スポンサー提供リンクに関連してトランザクションを実行することによって、クエリー入力120を該モバイル通信設備102において(または、該モバイル通信設備102におけるクエリー入力102を)一義化することができる。経済取引は、ユーザーがスポンサー提供リンクをクリックすることによって、または、ダウンロード可能のコンテンツを購入することによって生じうる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に収集されたコンテンツを提示することによって、クエリー入力120を該モバイル通信設備102において(または、該モバイル通信設備102におけるクエリー入力120を)一義化することができる。収集は、スパイダを用いて行うことができる。収集されたコンテンツは、着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツを含むことができる。スパイダを用いて、利用可能なコンテンツと、ユーザーのモバイル通信設備102の能力との適合性(または互換性)を判定することもできる。適合性を、模擬のモバイル通信設備102の試験を行い、該試験の間に、スパイダが、(WAP互換のコンテンツまたはコンテンツタイプに基づいて)好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に表示するスポンサー提供リンクを選択することによって、及び、該スポンサー提供リンクに関連付けられているベンダーが接続を選択的に受け入れることができるようにすることによって、クエリー入力120をモバイル通信設備102において(または、モバイル通信設備102におけるクエリー入力120)を一義化することができる。代替的には、スポンサー提供電話番号を含む検索結果を受け取ることによってクエリー入力120を一義化することができ、この場合、経済取引は、該スポンサー提供電話番号に電話がかけられて該電話に応答したときに行われる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて、一義化されたコンテンツをモバイル通信設備102に配信することができる。提示されるコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、及び、上映時間などのモバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることができる。該コンテンツは広告を含むことができ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、クリックスルーの実行に基づいて、及び、モバイル通信設備における1以上の一義化された検索クエリー入力に部分的に基づいて生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、及び、収益に間する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102の検索ボックスにおいて(または、モバイル通信設備102の検索ボックスにおけるクエリー入力120を)一義化することができ、この場合、該検索ボックスは待ち受け画面に表示される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102のクエリー入力120機能に入力されたクエリー入力120を一義化することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリー120を、モバイル適合性(互換性)ページランキングに基づいて結果を生成するように構成された検索設備142において一義化することができる。該モバイル適合性ページランキングは、画面、モバイル通信設備102の処理能力、または、(1以上の)ページの複雑さに対するページの適合性に由来するものとすることができる(またはそれらから得ることができるものとすることができる)。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120と少なくとも1つのモバイル加入者特性との間の関係を一義化することができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクション(ウェブとの相互作用)の履歴、または、位置や時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、位置ベースのサービスを用いて、クエリー入力120とモバイル通信設備102の位置との間の関係を生成することによって一義化を行うことができる。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズムと共に使用される一義化されているクエリー入力120に少なくとも部分的に基づいて、結果を一義化することができ、この場合、該フィルターアルゴリズムは、無線プロバイダー108によって収集された情報を使用する。アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索は、オープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、一義化されているクエリー入力120を結果設備148によって処理することができ、この場合、該結果設備148は、モバイル加入者特性112情報などの、モバイル通信設備102から得られた情報に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、モバイル通信設備102において一義化することができる。一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリー120をモバイル通信設備102において一義化することができ、この場合、該クエリーは、該モバイル通信設備102にある音声認識機能160によって少なくとも部分的に処理される。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に関連してクエリー入力120を処理する該モバイル通信設備102において、該クエリー入力を一義化することができる。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102で一義化することができ、この場合、該モバイル通信設備102は、該設備102で生成された結果を規制するためにペアレンタルコントロール機能を提供する。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、プライバシー設備152をモバイル通信設備102に関連付ける該モバイル通信設備102でクエリー入力120を一義化して(または、プライバシー設備152をモバイル通信設備102に関連付けるクエリー入力120を該モバイル通信設備102で一義化して)、該検索クエリーに関する個人情報または他の機密情報が盗まれないようにユーザーを保護することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションセキュリティ設備154をモバイル通信設備102に関連付ける該モバイル通信設備102でクエリー入力120を一義化することができる(または、トランザクションセキュリティ設備154をモバイル通信設備102に関連付けるクエリー入力120を該モバイル通信設備102で一義化することができる)。この場合、トランザクションセキュリティ設備154は、該クエリー入力120に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成されている。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150またはデジタル著作権管理に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、一義化されているクエリー入力120を、キャリアビジネスルール130、及び、モバイル通信設備102に関する情報と共に(または、それらに関連して)処理することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102で一義化して、該モバイル通信設備102のディスプレイにスポンサー提供の結果を表示することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、ペイパークリック及びペイパーコールプログラムをモバイル通信設備102に組み込むことによって、無線プロバイダー108は、ターゲットが定められたキーワードベースの広告またはコンテンツを、特定の商品やサービスを探しているモバイルユーザーに、該ユーザーが必要性を表明したちょうとその時に配信することが可能になる。ペイパークリック広告は、しばしば、「検索エンジンマーケティング」または「キーワード広告」と呼ばれるが、成果に基づく支払いの原理に基づいて動作する。すなわち、このチャンネルを通じて、広告主は、該広告主のテキストベースの広告を通じて受ける「クリック」または該ウェブサイトの訪問に対してのみ料金を支払うことができる。企業は、自身の会社または製品を最良に表現する特定の検索語句(または「キーワード」)に対して自身の広告を配置する。広告主は、一般に、自身の広告に対していくつかの異なるキーワードを使用して、それらの広告を出現させる検索の数を最大にしようとする(たとえば、ソニーは、「DVDプレーヤー」、「テレビジョン」、「携帯電話」などの検索語句に対して広告を出すことを試みることができる)。検索エンジンマーケティングは、リアルタイムのオークションベースの価格決定モデルを通じて動作し、この場合、広告主は、自身の関連するキーワードが現れるようにするために「入札」する。ペイド・リスティング(paid listing)における広告主の位置またはランクは入札価格によって決定され、一番上の位置は最高額の入札者に与えられる。キーワードの人気度の範囲が広い場合には、競争は、キーワードに関して大幅に変化する。すなわち、最も人気のあるキーワードに対する入札価格は、それらのキーワードがより多くの広告主を引きつけるためにつり上がる。キーワードの競争を、製品の平均販売価格、顧客の取得価格、競争相手の数を含むいくつかの要因によって操作することができる。広告主は、セルフサービスウェブインターフェースまたは販売支援ウェブインターフェースを使って自身の広告を生成することができる。ウェブベースのペイパークリック製品の例には、GooGle AdWords、Yahoo! Search Marketing、MIVA及びLycos InSite(商標)AdBuyerがある。広告主は、広告を生成するときに、タイトル、URL、説明、及び/または、ウェブサイトのURLなどの情報を提供することができる。ペイパーコール広告は、検索機能142を生の電話での対話と組み合わせて、局所的な(すなわち地域の)企業に対する強力なマーケティングの機会を生む。
ペイパー広告は、広告主が、特定の検索結果またはディレクトリカテゴリーに現れるにように「入札」し、及び、広告主のコンテンツをみた消費者が、該広告主のリストに載っている電話番号(ユーザーを会社の真の電話番号につなぐシステムによって生成される無料電話番号)に電話をかけたときだけ課金されるという点で、ペイパークリックと同じ原理に基づいて動作する。有料の結果(paid result)のリストにおける広告主の位置は、入札額によって決定され、最高額の入札者が一番上の位置を得る。しかしながら、伝統的な検索広告とは異なり、ペイパーコール広告は、資格のあるモバイル消費者が特定の商品やサービスをさがしているまさにその時に、該消費者を企業と直接結ぶことによって、極めて高いユーザーの「意向」のレベルを利用することができる。ペイパーコールのリストを、伝統的な辞書または「イエローページ」結果の上に提示することができる。
いくつかの実施形態では、サードパーティ(第三者)の着信課金型広告の在庫品目をXMLフィードの形態で提供することができ、その各々は、キーワード一致、広告主及び広告情報、入札価格、地理的フィルター(geographic filter)設定に関する特定の結果データをクエリー毎に返す。次に、この情報を解析して、「自然な」イエローページのリストの最上部に積み重ねられた結果セット(結果の組)にまとめることができる。収率最適化(yield optimization)アルゴリズムを用いて、各クエリーが、関連する現金化可能(または収益を得ることが可能)な有料コンテンツの組でもって応答されることを確実にすることができる。収率最適化アルゴリズムは、関連性、地理、クリックスルー/コールスルー(call through)レート、及び入札価格を含むいくつかの変数を考慮して、配置とランク(階級)を同時に決定する。関連性を、部分的に、キーワード、位置、並びに、広告及び/または割り当てられたビジネスカテゴリー(業態)において提供された情報と突き合わせることが可能な究極的には人口統計学的/行動に関する因子を含むクエリー文字列によって決定することができる。地理に関しては、広告主によって指定されたそれぞれの地理的領域(郵便番号、都市、州(または国))にサービスを提供するビジネスのみを提示することができる。クリックスルー/コールスルーレート用のアルゴリズムは、クエリーに最も良く合致するものを決定する際に、ユーザーが広告主に実際に電話をかける頻度を考慮することもできる。入札価格は、広告主によって支払われた金額によって部分的に決定される所与の広告の配置及びランクを参照する。
いくつかの実施形態では、広告主は、広告の生成を可能にし、広告、及び/または、該広告にアクセスできる1つ以上のサービス・エリアに関連付けるためのキーワードの選択を可能にするユーザーインターフェースを介して、自身のモバイル検索着信課金型(ペイパーコール)広告キャンペーンを生成し管理すること、及び、該サービスに入札することができる。たとえば、広告主は、広告タイトル、「Landing page(ランディングページ)」のURL/アドレス(ユーザーに表示されるのではなくユーザーが導かれるページ)、「Display(表示)」のURL/アドレス(広告内に表示されるアドレス)、及び、広告の説明(1〜2行。広告の表示用)を含む、独創的な広告コンテンツを入力することから始めることができる。次に、広告主は、その広告を出現させるべきキーワード(検索語句)を入力することができる。キーワードの入力には、手入力(広告主は、キーワードを手でタイプ/コピーすることができる)、キーワード提案ツール/シソーラスの使用(広告主は、推測される月々の検索量及び最高入札額と共に、同義語(または類義語)または関連するキーワードを見ることができる)、及び/または、一括アップロード(bulk upload)(広告主は、大量のキーワードを取り扱うときにキーワードをまとめてアップロードすることができる)を含むいくつかのやり方がある。最後に、広告主は、特定の地理的領域にいる(または居住している)ユーザーだけ、人口統計学的ユーザー特性の組に合致するもののみ、及び/または、特定のモバイル通信設備102を有するユーザーのみ、といったユーザーのサブセット(部分集合)だけを広告の対象とすることを望むことができる。
広告主が1つ以上の上記条件を選択すると、広告主は、自身のウェブサイトへのクリックスルーに支払う用意がある特定のまたは最大の価格を設定することができる。入札を、所与の広告に関連する各キーワード、または、他の任意の条件(または基準)、または、広告主の広告の配置を目的として該広告主によって使用された条件(または基準)の組み合わせに対するものとすることができる。キーワード毎に個別に入札を行うことができ、または、広告主は、新しい広告用の新しい全てのキーワードにわたって1つの入札価格を適用することができる。広告主は、キーワードの競争を評価し、及び、自身の広告が所望の位置に確実に現れるようにするために、ユーザーインターフェースを介して各キーワードに対する最高入札額を直接見ることもできるだろう。入札のプロセスは、プラットフォームが広告主の入札を直接管理できるようにする「Auto-Bid(自動入札)」機能を含むこともできる。たとえば、広告の所望の位置、及び、広告主が各クリックに対して支払う用意がある最高金額を指定することによって、広告主は、システムが、競合的な景観を監視して、所望の場所(スポット)を確保するために必要な最小金額(最高でも、指定された最高金額まで)だけを支払うように広告主の入札を調整できるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、広告主は、広告の生成を可能にし、広告、及び/または、該広告にアクセスできる1つ以上のサービス・エリアに関連付けるための細目の選択を可能にするユーザーインターフェースを介して、自身のモバイル検索着信課金型(ペイパーコール)広告キャンペーンを生成し管理すること、及び、該サービスに入札することができる。広告主は、ビジネス名(または商号)、メールアドレス(または郵便の宛先)/連絡先住所、電話番号(広告主が電話を受けることを希望する番号、広告は、システムが生成したフリーダイヤル番号を表示できる)、及び/または広告の説明を含むビジネス用の一般的な連絡先情報を入力することから始めることができる。広告主は、毎日電話をかけることができる時間/スケジュール(広告主は、広告を出現させることを希望する時刻を指定することができる)の設定を含む追加の情報、及び各広告に関連する機能を入力すること、会社ロゴをアップロードして広告とともに出現させること、クーポン情報を入力することもできる(たとえば、広告主は、特定の広告に辿り着いたユーザーにキャンペーン独自のディスカウント(値下げ)を設定することができる)。次に、広告主は、キーワード(検索語句)を入力することができる(このキーワードに応答して広告が出現することになる)。キーワードの入力には、手入力(広告主は、キーワードを手でタイプ/コピーすることができる)、キーワード提案ツール/シソーラスの使用(広告主は、推測される月々の検索量及び最高入札額と共に、同義語(または類義語)または関連するキーワードを見ることができる)、及び/または、一括アップロード(bulk upload)(広告主は、大量のキーワードを取り扱うときにキーワードをまとめてアップロードすることができる)を含むいくつかのやり方がある。広告主は、特定の地理的領域にいる(または居住している)ユーザー、人口統計学的ユーザー特性の組に合致するもの、及び/または、特定のタイプのモバイル通信設備102を有するユーザー、といったユーザーのサブセット(部分集合)だけを広告の対象とすることを選択することができる。広告主は、着信課金型(ペイパーコール)システムを通じて電話を受けるたびに請求されることになる特定の価格を設定することができる。広告主は、自身の広告が所望の位置に確実に現れるようにするために、及び、彼らの実績を最大にするために、カテゴリー毎の競争相手の価格をリアルタイム(実時間)で見ることができる。
いくつかの実施形態では、キーワード売り上げスポンサー提供リスト(keyword sales sponsored listing)(ペイパークリックとペイパーコールの両方)は、広告が、広告主によって選択されたビジネス及びカテゴリーに関連していること、及び、該広告が、収率最適化アルゴリズムによって適切に関連していると判断されることを保証するために、管理上の及び編集上の検査(レビュー)を受けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102のインターフェースを介して正常になされた(電話などによる)呼び出しに対してだけ広告主が課金されるという点で、ペイパークリック及びペイパーコール広告に、「ペイフォーパフォーマンス(pay for performance)」として値段を付けることができる。繰り返された呼び出し、ショートコール(短時間の呼び出し。例えば、番号違いの電話や他の過失による呼び出し)、及び/または、ハングアップまたは(回線)切断の場合には、広告主が課金されないようにプラットフォームを構成することが可能である。均一の通話毎課金に加えて、ある特定の通話(たとえば、所与の時間閾値を超えた通話)に超過料金を課すことができる。
モバイルコンテンツウェブサイトは、テキストを含むウェブページを含むことができる。該テキストは、ウェブページ上のナビゲーションリンクまたはアクティベーションリンクとは関係ない場合があるが、それでも、ウェブサイトの価値及び目的に関する有益な洞察を提供することができる。代替的には、ユーザーまたは検索エンジンによってクリックされたときに、モバイルコンテンツウェブサイト内の異なるウェブページを開くことができるナビゲーションリンク(内部リンク)に、該テキストを関連付けることができる。該テキストを、ユーザーまたは検索エンジンによってクリックされたときに、モバイルコンテンツウェブサイトの外部のウェブページを開くことができるナビゲーションリンク(外部リンク)に関連付けることができる。該テキストを、製品を順序付けたり(または注文したり)、電子メールリストに登録したり、ビデオを鑑賞したり、1つ以上のオプションを選択するなどのためのリンクなどのアクションリンクに関連付けることもできる。
モバイルコンテンツウェブサイトの種々のテキストは、1以上のやり方で、製品、サービス、ビジネス(または企業)、機能、または、モバイルウェブサイトの目的に関連する用語(単語、語句、表現など)を含むことができる。テキストが、実質的に完全な文で提示される場合には、該テキストはまた、テキストの可読性にとっては重要であるが、モバイルコンテンツウェブサイトには関係がない用語を含むことができる。該テキストはまた、1つ以上のアクションリンク(順序付け(または注文)やユーザー名入力ウィンドウなど)に関連するが、モバイルコンテンツウェブサイトの価値または目的に関する実質的に有益な洞察を提供できない用語を含むことができる。
モバイルコンテンツウェブサイトに関連付けられている別のテキストの側面は、他のウェブページ上のウェブサイトへのインバウンドリンクである。これらのインバウンドリンク及び関連するテキストは、モバイルコンテンツウェブサイトの価値及び/または目的と高い関連性がある用語を含むこともできる。
モバイルコンテンツウェブサイトに関連付けられているさらに別のテキストの側面は、電話番号リストである。ホワイトページもしくはイエローページ、または、オンラインディレクトリなどの他の電話帳形式の電話番号リストは、モバイルコンテンツウェブサイトに関連する用語(及び連絡先情報)を含むこともできる。
モバイルコンテンツのスポンサーは、自身のウェブサイトをモバイル通信のユーザーに宣伝することを望むであろう。モバイル通信のユーザーは、該モバイルコンテンツウェブサイトについて知りたいと思う場合があり、そのため、該ユーザーは、興味のあるウェブサイトを特定するのに役立てるためにモバイル検索サービスを使用する場合がある。検索サービス(特に、ウェブサイトに関連する検索サービス)によって使用される技術は、ユーザーによって入力されたキーワードとウェブサイトに関連付けられている関連用語を突き合わせることである。したがって、したがって、スポンサーは、自身のモバイルコンテンツウェブサイトを分析して関連用語を識別し、場合によっては、該用語をランク付けして、最も人気のある用語または最も有用な用語を特定するための方法またはシステムを保有することを望みうる。スポンサーは、さらに、関連用語が、人気の高いまたは有用なキーワードにより厳密に一致するようにウェブサイトのテキストを改良するための分析システムまたは方法を使用することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツウェブサイトを分析して、該モバイルコンテンツウェブサイトで使用されている関連用語を表すキーワードを特定するための方法及びシステムを使用することができる。1例として、ある自動化システムは、モバイルコンテンツウェブサイトの各頁を処理してテキスト中の用語の数を数え、該ウェブサイトにある各用語の数を得ることができる。さらに、(前置詞などの)ありふれた語をフィルタリングして除去するための1つ以上のフィルターを用いた処理によって、テキスト中の固有の関連用語の数を得ることができる。さらに、アクションリンク、内部リンク、外部リンクなどに関連付けられている用語などの語をグループ化する処理によって、モバイルコンテンツウェブサイトの関連用語を分析することができる。この分析の結果を、リポートとして要約してスポンサーに提示することができる。
いくつかの実施形態では、前に生成されたキーワードの関連制を評価するために、コンテンツの変化に関して、モバイルコンテンツウェブサイトを定期的に分析することができる。たとえば、キーワードにこれまで関連付けられていたウェブサイトコンテンツがもはや信頼できなくなる(すなわち、更新されたコンテンツと既存のキーワードがもはや高い関連性を有しなくなる)ほどに、スポンサーがウェブサイトを更新する場合がある。この場合には、該システムは、キーワードの関連性が低くなったことスポンサーに知らせるための警告を送ること、及び、マーケティングプログラムにおいて資金を提供しているキーワードを改訂することを推奨することができる。
いくつかの実施形態では、クライアント装置に関する情報に部分的に基づいて、提案された検索クエリーを訂正することによって、検索クエリーを提案することができる。ユーザーが提案されたクエリー入力120を受け取ると、理解可能で有用な結果の(1以上の)組を生じるのに十分なあいまいでないクエリー情報を得るために、訂正プロセスが必要となる場合がある。訂正プロセスの一部として、モバイル通信設備102のタイプに固有の情報を使用することができる。たとえば、装置が独自の配信能力を有している場合には、提案されたクエリーは、それらの能力と互換性(適合性)がある結果の組を得るために、訂正を必要とする場合がある。モバイル加入者特性112データベースまたはペアレンタルコントロール150設備に格納されている情報を、訂正プロセスに組み込むこともできる。
提案されたクエリーが、無効な結果の組(または結果なし)、または、ありそうにない結果の組を返すこともありうる。この場合、検索設備142は、モバイル通信設備102と共に、訂正処理を自動的に起動して、無効ではない結果の組、または、可能性のより高い結果の組が配信されるまで、代わりの提案されたクエリーを使ってサイクルを繰り返すことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関連する情報に基づいて、提案されたクエリー入力120の後で、追加の推薦を行うことができる。たとえば、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、または、スポンサー情報は、該提案されたクエリー入力と共に、適切な(または関連する)推薦をユーザーに提案することができる。この推薦を、提案されたクエリー入力120の検索結果と対にすることができ、または、該検索結果を表示する前または表示した後に提示することができる。
ユーザーの以前の検索活動及び検索結果を用いて、ユーザーへの推薦を生成することもできる。以前の検索活動は、トランザクション、検索クエリー、ウェブサイトへの訪問、及び、モバイル通信設備102においてユーザーによって起動された他の行為を含むことができる。モバイル通信設備102の地理的位置は、ユーザーの現在の地理的位置の近くにおけるスポンサー情報(たとえば、製品やサービス)を含む(がこれには限定されない)推薦を促進することができる。現在の時刻を、単独で用いて、または、他の情報と共に用いて、ユーザー推薦を生成することができる。たとえば、正午であるという独立した事実は、ランチを提供するレストランの推薦を生成することができる。この情報を、モバイル通信設備102の位置によってさらにフィルタリングして、ユーザーのすぐ近くにあるそのようなレストランだけを推薦するようにすることができ、また、加入者の特性によってさらにフィルタリングして、該ユーザーと類似の人口統計学的プロフィールを有するレストランの利用客が高い格付けをしている、ユーザーの現在位置の近くにあるランチを提供するレストランのサブセットのみを推薦するようにすることができる。このレストランの例と同様に、有意義な推薦を生成するための類似のプロセスを、他のサービス及び製品に適用することができ、それらのサービス及び製品には、輸送(船舶、タクシー、バス、列車、自動車、空港など)、食料品及び飲料品(食料雑貨店、ドライブスルーレストラン、バーなど)、娯楽(劇場、スポーツ、映画、クラブなど)、ビジネス(会社、職場、銀行、郵便局、及び、他の郵便設備もしくはショッピング設備など)、消費者ニーズ(ガソリンスタンド、ドラッグストアもしくは衣料品店、ベビーシッター、駐車場など)、及び、位置に固有の情報(方向、場所、開始時刻、ニュースなど)が含まれる。
いくつかの実施形態では、提案された検索クエリーに関連する検索カテゴリーの分類を、モバイル通信設備102に関連付けられたディスプレイに表示することができる。
いくつかの実施形態では、提案されたクエリー入力120を、クエリーのカテゴリー及び分類スキーマの1分類(たとえば、イエローページ電話帳分類)にマッピングすることができる。
いくつかの実施形態では、結果を、モバイル通信設備102に関する情報とともに、提案されたクエリー入力120を提出することに基づいて取り出すことができる。この情報は、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、及びスポンサー情報を含むことができる。これらのデータベースに格納されている追加の情報は、情報を省き、情報に優先順位を付け(たとえば、他の全てのリンクの前にスポンサーリンクを提示する)、検索結果の組のサブセットを強調表示し、または、スポンサーオークションに基づいて情報の表示順序を並べ替える(すなわち、最高額の入札者を最初に提示する)ことによって、提案された検索クエリー及び結果の(1以上の)組の表示を制限する検索パラメータを形成することができる。スポンサーオークションの場合には、スポンサーは、該スポンサーが、該スポンサーの製品、サービス、及び、これらへのリンクに関連付けられることを望むキーワードに入札することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、結果を、提案されたクエリー入力120に関して順序付ける(または並べ替える)ことができる。この情報は、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、ペラレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、及び/または、スポンサー情報を含むことができる。スポンサー情報に基づく提案されたクエリー入力120に関連する結果の順序付け(または並べ替え)を、スポンサーを、提案されたクエリー入力において使用されているキーワードに関連付けること、及び/または、提案されたクエリー入力をスポンサーコンテンツに関連付けることによって行うことができる。提案されたクエリー入力120がスポンサーの(1以上の)キーワードまたはコンテンツに合致するときは、そのスポンサーの情報を、検索結果の表示において優先的に表示することができ、または、強調表示することができ、または、該スポンサーの情報に、該提案されたクエリー入力120に関連する他のコンテンツに対するこれら以外の優位性を与えることができる。キーワードとスポンサーとの関連付けは、入札者が、キーワードとの唯一の関連付けを得ることに対して、または、キーワードの関連付けの共通の頻度(たとえば、1つのキーワード生成おきの関連付け)に対して競争するオークションを介して行うことができる。さらに、オークションプロセスは、生成されるスポンサーコンテンツの表示のサイズ(たとえば、モバイル通信設備102におけるユーザーの全表示領域の割合として表現される)、及び、生成された表示に対する、グラフィック、オーディオ(音声)、または、ビデオストリームなどのマルチメディアコンテンツを追加する選択権を決定するために入札することを含むことができる。
モバイル通信設備102の能力に部分的に基づいて、提案されたクエリーの結果を順序付ける(または並べ替える)こともでき、この場合、該能力は、オーディオ(音声)能力、映像能力、処理能力、または、画面能力である。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、または、スポンサーシップ情報などの、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づく予測テキストを生成することによって提案することができる。さらに、予測テキストを、モバイル通信設備102のSMS変換、及び/または、キーパッドシーケンス変換に基づいて作成することができる。
いくつかの実施形態では、音声ベースのクエリー入力120を、SMS変換に少なくとも部分的に基づく音声解釈などの、モバイル通信設備102に関する情報に関連付けることによって、クエリー入力120を提案することができる。
いくつかの実施形態では、オークションを、提案されたクエリー入力120に関連付けることができる。オークションの実行は、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、モバイル加入者特性112)、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、キャリアビジネスルール130を使用することを含むことができる。結果の(1以上の)組を、スポンサー結果に優先順位を付けて、または、スポンサー結果を強調して表示することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーをモバイル通信設備102において提案することができ、結果をモバイル通信設備102に関連付けられている画面に表示し、及び、トランザクションをスポンサー提供リンクに関連して実行することができる。この場合、該トランザクションを、スポンサー提供リンクをユーザーがクリックすることによって、または、ダウンロード可能なコンテンツを購入するなどの商取引にユーザーが参加することによって行うことができる。
いくつかの実施形態では、収集されたコンテンツをモバイル通信設備102に提示することによって、検索クエリーを提案することができる。着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツなどのコンテンツを、スパイダを用いて収集することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、該スポンサー提供リンクに関連付けられているベンダーが、接続(または連絡)の受容と(スポンサー提供の電話番号を含む)検索結果の受信とを選択できるようにしているモバイル通信設備102に関連付けられているディスプレイに表示することによって、クエリー入力120を提案することができる。この場合、経済取引は、該スポンサー提供の電話番号に電話がかけられたか該電話に出たかしたときに生じる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、コンテンツを、該モバイル通信設備102に配信することができ、後で、提案された検索クエリーの結果としてコンテンツを生成することができる。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該コンテンツを、モバイル通信設備102に局所的に保存することができる。たとえば、コンテンツを、キャッシュメモリーで局所的に保存することができ、及び、サーバーの更新と調和させることができ、及び/または、時刻及び/またはモバイル通信設備102の位置の変化に応じて、バックグランドで(すなわち、ユーザーのキーストロークを要することなく)定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備102における1以上の提案された検索クエリー入力後のクリックスルーの実行に基づいて生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、及び、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、モバイル通信設備102の検索ボックスにおいて提案することができ、この場合、該検索ボックスは待ち受け画面に表示される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102において入力されたクエリーに関連する検索クエリーを提案することができ、この場合、該提案は、該モバイル通信設備102に関連付けられているディスプレイに提示することができる複数の提案である。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102のクエリー入力120設備に入力されるクエリー入力120を提案することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを提案して、モバイル適合性(互換性)ページランキングに基づいて結果を生成するように構成された検索設備142に入力することができる。該モバイル適合性ページランキングは、画面、モバイル通信設備102の処理能力、または、(1以上の)ページの複雑さに対するページの適合性に由来するものとすることができる(またはそれらから得ることができるものとすることができる)。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120と少なくとも1つのモバイル加入者特性との間の関係を生成することによって、検索クエリーを提案することができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクション(ウェブとの相互作用)の履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、位置ベースのサービスを用いて、クエリー入力120とモバイル通信設備102の位置との間の関係を生成することによって、検索クエリーを提案することができる。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズムと共に使用されるクエリー入力120に少なくとも部分的に基づいて結果を生成することによって、クエリーを提案することができ、この場合、該フィルターアルゴリズムは、無線プロバイダー108によって収集された情報を使用する。アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索は、オープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、結果設備148を用いてクエリー入力120を処理することによってクエリー入力120を提案することができ、この場合、結果設備148は、モバイル加入者特性112情報などの、モバイル通信設備102から得られた情報に関連付けられている。提案されたクエリー及び対応する結果を、コンテンツの人気度ランクの変化、コンテンツに関するクエリーの頻度の変化、コンテンツに関連するクエリーアクティビティの増加率/減少率の変化、購入頻度の変化、高いもしくは低いセールス・コンバージョン・レート(sales conversion rate:購買率)の変化、及び、コンテンツに関連するこれらの尺度における任意の変化に適合させることができる。コンテンツを、「Tyra Banks out of 1, 2, 3」などのよく使われる用語で「デ・デューピング(de-duping)」する(de-duping:重複をなくす)ことができ、及び、タイトル、アーティスト(芸術家)、及び/または、イエローページ分類によって分類することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、モバイル通信設備102において提案することができる。提案されたクエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力をモバイル通信設備102において提案することができ、この場合、提案された検索クエリーに関連する元の検索クエリーは、モバイル通信設備102にある音声認識機能160によって部分的に処理される。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、提案されたクエリーモバイル通信設備102に関する情報に関連して処理する該モバイル通信設備102において、クエリー入力120を提案することができる。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102において提案することができ、この場合、該モバイル通信設備102は、該設備102ベースで生成された結果を規制するためにペアレンタルコントロール機能を提供する。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、モバイル通信設備102にプライバシー設備152を関連付けるモバイル通信設備102において提案して、検索クエリーに関する個人情報または他の機密情報が盗まれないようにユーザーを保護することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションセキュリティ設備154をモバイル通信設備102に関連付ける該モバイル通信設備102において、クエリー入力120を提案することができる。この場合、トランザクションセキュリティ設備154は、該クエリー入力120に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成されている。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150またはデジタル著作権管理に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、キャリアビジネスルール130、及び、モバイル通信設備102に関する情報と共に(または、それらに関連して)処理することによって、クエリーを提案することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報112とすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120をモバイル通信設備102において提案して、該モバイル通信設備102のディスプレイにスポンサー提供の結果を表示することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、追加の推薦を、モバイル通信設備102に関連する情報に基づいて、訂正されたクエリー入力120に続いて行うことができる。たとえば、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、または、スポンサー情報は、該クエリー入力120と共に、ユーザーに対して関連する(または適切な)推薦を提案することができる。推薦を、訂正されたクエリー入力120の検索結果の表示の前または後に、該検索結果と対にし、または、提示することができる。
ユーザーの以前の検索活動(検索アクティビティ)及び検索結果を用いて、ユーザーに対する推薦を生成することもできる。以前の検索活動は、トランザクション、検索クエリー、ウェブサイトへの訪問、及び、モバイル通信設備102においてユーザーによって起動された他の活動を含むことができる。モバイル通信設備102の地理的位置は、ユーザーの現在の地理的位置の近くにおけるスポンサー情報(たとえば製品やサービス)を含む(但し、これには限定されない)推薦を促進することができる。現在時刻を独立して、または、他の情報と共に用いて、ユーザー推薦を生成することができる。たとえば、正午であるという独立した事実は、ランチを提供するレストランの推薦を生成することができる。この情報を、モバイル通信設備102の位置によってさらにフィルタリングして、ユーザーのすぐ近くにあるそのようなレストランだけを推薦するようにすることができ、また、加入者の特性によってさらにフィルタリングして、該ユーザーと類似の人口統計学的プロフィールを有するレストランの利用客が高い格付けをしている、ユーザーの現在位置の近くにあるランチを提供するレストランのサブセットのみを推薦するようにすることができる。このレストランの例と同様に、有意義な推薦を生成するための類似のプロセスを、独立して、または、互いに関連して使用できる他のサービス及び製品に適用することができ、それらのサービス及び製品には、輸送(船舶、タクシー、バス、列車、自動車、空港など)、食料品及び飲料品(食料雑貨店、ドライブスルーレストラン、バーなど)、娯楽(劇場、スポーツ、映画、クラブなど)、ビジネス(法人、職場、銀行、郵便局、及び他の郵便施設もしくはショッピング施設など)、消費者ニーズ(ガソリンスタンド、ドラッグストアもしくは衣料品店、ベビーシッター、駐車場など)、及び、場所に固有の情報(方向、位置、開始時刻、ニュースなど)が含まれる。かかる情報を組み合わせることによって、抱き合わせ販売の機会(たとえば、類似のジャンルのアーティストの録音物)が製品間で生じる場合があり、また、予測されたニーズ(たとえば、ユーザーが映画のチケットを購入するときのタクシーサービスの推薦)に基づいて、新しい製品の対象となるユーザーをより正確に定めることが可能になる。
いくつかの実施形態では、訂正された検索クエリーに関連する検索カテゴリーの分類を、モバイル通信設備102に関連付けられたディスプレイに表示することができる。
いくつかの実施形態では、訂正されたクエリー入力120を、クエリーのカテゴリー及び分類スキーマの1分類(たとえば、イエローページ電話帳分類)にマッピングすることができる。
いくつかの実施形態では、結果を、モバイル通信設備102に関する情報とともに、訂正されたクエリー入力120を提出することに基づいて取り出すことができる。この情報は、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、及びスポンサー情報を含むことができる。これらのデータベースに格納されている追加の情報は、情報を省き、情報に優先順位を付け(たとえば、他の全てのリンクに先だってスポンサーリンクを提示する)、検索結果の組のサブセットを強調表示し、または、スポンサーオークションに基づいて情報の表示順序を並べ替える(すなわち、最高額の入札者を最初に提示する)ことによって、訂正された検索クエリー及び結果の(1以上の)組の表示を制限する検索パラメータを形成することができる。スポンサーオークションの場合には、スポンサーは、該スポンサーが、該スポンサーの製品、サービス、及び、これらへのリンクに関連付けられることを望むキーワードに入札することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、結果を、訂正されたクエリー入力120に関して順序付ける(または並べ替える)ことができる。この情報は、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、ペラレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、及び/または、スポンサー情報を含むことができる。スポンサー情報に基づく訂正されたクエリー入力120に関連する結果の順序付け(または並べ替え)を、スポンサーを、訂正されたクエリー入力において使用されているキーワードに関連付けること、及び/または、訂正されたクエリー入力をスポンサーコンテンツに関連付けることによって行うことができる。訂正されたクエリー入力120がスポンサーの(1以上の)キーワードまたはコンテンツに合致するときは、そのスポンサーの情報を、検索結果の表示において優先的に表示することができ、または、強調表示することができ、または、該スポンサーの情報に、提案されたクエリー入力120に関連する他のコンテンツに対するこれら以外の優位性を与えることができる。キーワードとスポンサーとの関連付けは、入札者が、キーワードとの唯一の関連付けを得ることに対して、または、キーワードの関連付けの共通の頻度(たとえば、1つのキーワード生成おきの関連付け)に対して競争するオークションを介して行うことができる。さらに、オークションプロセスは、生成されるスポンサーコンテンツの表示のサイズ(たとえば、モバイル通信設備102におけるユーザーの全表示領域の割合として表現される)、及び、生成された表示に対する、グラフィック、オーディオ(音声)、または、ビデオストリームなどのマルチメディアコンテンツの追加を決定するために入札することを含むことができる。
モバイル通信設備102の能力に少なくとも部分的に基づいて、訂正されたクエリーの結果を順序付ける(または並べ替える)こともでき、この場合、該能力は、オーディオ(音声)能力、映像能力、処理能力、または、画面能力である。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102は、WAPブラウザを起動することなく、所定のインターネットコンテンツを表示することができる。かかる場合には、コンテンツを直接表示することができる。そのようなコンテンツは、オプションとして、(特に、WAPコンテンツの処理が比較的遅い装置に対して)優先的なランク付けを得ることができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツを、モバイル通信設備102における検索クエリーに関連して推薦することができ、この場合、該推薦は、検索カテゴリーの分類中に提示される。該推薦は、オプションとして、特定の結果ではなくカテゴリーを指定することができる。
いくつかの実施形態では、オークションをクエリー入力に関連して実行することができる。オークションの実行は、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、モバイル加入者特性112)、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、キャリアビジネスルール130を使用することを含むことができる。結果の(1以上の)組を、スポンサー結果に優先順位を付けて、または、スポンサー結果を強調して表示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信検索を介して受信した検索結果に関連する代わりのコンテンツを推薦することができ、該代わりのコンテンツに関連付けられたトランザクションを実行することができる。該トランザクションを、スポンサー提供リンクをユーザーがクリックすることによって、または、ダウンロード可能なコンテンツを購入するなどの商取引にユーザーが参加することによって行うことができる。
いくつかの実施形態では、代わりのコンテンツの推薦を、モバイル通信検索クエリーに関連する検索結果に関連して収集することができる。コンテンツ、たとえば、着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツを、スパイダを用いて収集することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関連付けられている検索結果に関連する代わりのコンテンツを推薦することができ、この場合、該コンテンツは、アウトバンドペイパーコールマーケティングに関連付けられている。
いくつかの実施形態では、ダウンロードされたコンテンツに関連する代わりのコンテンツを推薦することによって、モバイル通信設備102に関連付けられている情報に関連するコンテンツをダウンロードすることができる。提示されたコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、及び上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該広告を、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に保存することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて、定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、推薦された代わりのコンテンツのクリックスルーの実行に基づいて生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、または、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるオープンウェブ検索結果に関連して、代わりのコンテンツを推薦することができる。該代わりのコンテンツを、着信音、音楽、ビデオ、及び、ダウンロード可能なコンテンツもしくは購入できるダウンロード可能なコンテンツとすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリーを、モバイル通信設備102に関連付けられているクエリー入力120設備に入力すること、及び、受信した結果に関連する推薦された代わりのコンテンツを提示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102のクエリーに関連付けられている検索結果に関連して、コンテンツを推薦することがで、この場合、代わりのコンテンツは、モバイル適合性(互換性)ページランキングに少なくとも部分的に基づく。該モバイル適合性ページランキングは、画面、モバイル通信設備102の処理能力、または、(1以上の)ページの複雑さに対するページの適合性に由来するものとすることができる(またはそれらから得ることができるものとすることができる)。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102のクエリーに関連付けられている検索結果に関連して、代わりのコンテンツを推薦することができ、この場合、該代わりのコンテンツは、データ設備(たとえば、WAP設備またはキャリア設備)によって提供される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102のクエリーに関連付けられている検索結果に関連して、コンテンツを推薦することができ、この場合、該推薦は、モバイル加入者特性に部分的に関連付けられる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、電話呼出、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、アクションバーが、結果の一覧ページと結果の詳細ページの両方に関するアイテムについて実行される機能を提供することができる。これらのアクションは、購入、電話呼出、及び、詳細な情報を含むことができる。該アクションは、アイテムの詳細ページを表示する詳細情報を除いて、結果一覧ページとアイテム詳細ページの両方に対して利用可能でありうる。アクションバー内の「左(left)」及び「右(right)」を押すと、アクション間で関心対象が移動する。「上へ(up)」または「下へ(down)」を押すと、関心対象が、アクションバーから上または下にあるアイテムに移動する。「選択(select)」を押すと、アクションの実行または確認画面の表示を行うことができる。確認画面が表示された場合には、「選択」を押すことによってアクションを実行することができ、また、「左」を押すことによって前の画面に戻ることができる。
いくつかの実施形態では、検索履歴は、過去に実施された特定のクエリーの結果までナビゲートする(案内する)手段を提供することができる。検索履歴アイテム上の「選択」を押すことによって、元の検索の要素を有する検索クエリーを実行して、その結果を表示することができる。
いくつかの実施形態では、スロッバー(throbber)、提案、結果、プレビュー、及び、今日のヒント(hint-of-the-day)、及び/または、他の販売促進材料などのバックグランドアクティビティとして実行されるアプリケーションが存在しうる。スロッバーとは、データトラフィックが発生していること、及び、追加のコンテンツが受信されると画面が変わることをユーザーに知らせるグラフィカルな通知のことである。一般に、スロッバーは、以下の方法でデータ検索を示す:スロッバーは、提案画面では、全ての提案が完全にダウンロードされるまで動作することができ、結果カテゴリー画面では、カテゴリーの全リストが受信されるまで動作することができ、結果一覧画面では、プレビューを除く、全ての結果がダウンロードされるまで動作することができる。スロッバーは、ユーザーが、Action Bar(アクションバー)からPreview(プレビュー)アクションを選択すると、オーディオ(音声)またはビデオのプレビューがダウンロードされている間も動作することができる。
提案を、テキストエントリー入力においてキャッシュから取り出すことができる。キャッシュが提案の全リスト提供できない場合には、サーバーに要求を送ることができる。これらの更新された提案を、将来の提案クエリーを速くするためにキャッシュに保存することができる。キャッシュ及びサーバーから取り出される提案は、パーソナル・インフォメーション・マネージャー(PIM)データを検索することによって提供される提案とは無関係である。これは、連絡先(Contact)、イベント(Event)、及び、ノート(Notes)エントリーを含む場合がある。提案キャッシュを、該キャッシュに格納するための更新された提案の組の有無についてサーバーに問い合わせることによって、アイドル時間中に更新することもできる。アイドル時間を、アプリケーションは動作しているが、他のHTTP要求を行っていない任意の時点として定義することができる。
ユーザーが結果のリストを要求したときに結果をダウンロードすることができる。該結果は、カテゴリーヘッダーと結果本体という2つの部分にわかれて到来しうる。最初にヘッダーを分析して、それらの結果が戻ることになるカテゴリーをユーザーに示すことができ、次に、各結果のエントリーを、それらのカテゴリーの1つ以上に配置することができる。
プレビューを、ユーザの直接要求(たとえば、ユーザーがプレビュー上の「play(再生)」を押す)と、結果のストリーム終了後のプリフェッチとのいずれかのやり方でダウンロードすることができる。ユーザーがダウンロードされるプレビューを直接要求していない場合には、スロッバーを作動させず、ユーザーに対して、プレビューがバックグランドでフェッチされているという表示がされないようにすることができる。
今日のヒント(hint-of-the-day)または他の販促用コンテンツを、アプリケーションのアイドル時間中にダウンロードすることができる。このコンテンツを、次にアプリケーションが起動したときに表示するために電話機のメモリーに保存されるテキスト及び/または画像からなるものとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報、検索クエリーの分類、及び、(1以上の)検索クエリークラス内の結果の表示に部分的に基づいて、、コンテンツを該モバイル通信設備102にダウンロードすることができる。提示されるコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備における分類された検索クエリーのクリックスルーの実行に基づいて生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、及び、収益に間する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー設備との相互作用に部分的に基づいて、モバイル通信設備102において、クエリー入力120を分類することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120を、スポンサー設備との相互作用に部分的に基づいて、モバイル通信設備102にマッピングすることができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとすることができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーの結果を取り出してモバイル通信設備102に入力することができ、該結果を順序付けて(または並べ替えて)、マッピングされたクエリーに関連付けられているモバイル通信設備102に表示することができる。この情報は、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズム設備144、ペラレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、及び/または、スポンサー情報を含むことができる。スポンサー情報に基づくマッピングされたクエリー入力120に関連する結果を、スポンサーをクエリー入力において使用されているキーワードに関連付けること、及び/または、クエリー入力をスポンサーコンテンツに関連付けることによって、順序付け(または並べ替え)ることができる。マッピングされたクエリー入力120がスポンサーの(1以上の)キーワードまたはコンテンツに合致するときは、そのスポンサーの情報を、検索結果の表示において優先的に表示することができ、または、強調表示することができ、または、該スポンサーの情報に、提案されたクエリー入力120に関連する他のコンテンツに対するこれら以外の優位性を与えることができる。キーワードとスポンサーとの関連付けは、入札者が、キーワードとの唯一の関連付けを得ることに対して、または、キーワードの関連付けの共通の頻度(たとえば、1つのキーワード生成おきの関連付け)に対して競争するオークションを介して行うことができる。さらに、オークションプロセスは、生成されるスポンサーコンテンツの表示のサイズ(たとえば、モバイル通信設備102におけるユーザーの全表示領域の割合として表現される)、及び、生成された表示に対する、グラフィック、オーディオ(音声)、または、ビデオストリームなどのマルチメディアコンテンツの追加を決定するために入札することを含むことができる。
モバイル通信設備102の能力に部分的に基づいて、マッピングされた検索クエリーに基づく結果を順序付ける(または並べ替える)こともでき、この場合、該能力は、オーディオ(音声)能力、映像能力、処理能力、または、画面能力である。
いくつかの実施形態では、クエリー入力120の結果を、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、または、スポンサーシップ情報などの、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて予測テキストを生成することによって取り出すことができる。さらに、予測テキストを、モバイル通信設備102のSMS変換、及び/または、キーパッドシーケンス変換に基づいて作成することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、該検索クエリーに基づいて結果を取り出すことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて結果を取り出すことができ、この場合、該結果の一部は、検索マーケティングに対するオークションに基づく。オークションの実行は、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、モバイル加入者特性112)、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、キャリアビジネスルール130を使用することを含むことができる。結果の(1以上の)組を、スポンサー結果に優先順位を付けて、または、スポンサー結果を強調して表示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて、検索クエリーの結果をモバイル通信設備102において取り出すことができ、トランザクションを、受信した結果に関連して実行することができる。該トランザクションを、スポンサー提供リンクをユーザーがクリックすることによって、または、ダウンロード可能なコンテンツを購入するなどの商取引にユーザーが参加することによって行うことができる。該トランザクションは、非経済取引であってもよい。
いくつかの実施形態では、複数の結果を、モバイル通信設備に入力された検索クエリー及び収集された結果に部分的に基づいて取り出すことができる。着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツなどのコンテンツを、スパイダを用いて収集することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力されて、アウトバウンドPPCに関する検索結果のうちの少なくとも1つの結果に関連付けられている検索クエリーに部分的に基づいて、結果を取り出すことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関連付けられている情報に関するコンテンツを、該情報に関する検索クエリーが入力される前に取り出すことができる。この検索を、暗黙的検索とすることができる。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、取り出された結果に関連して生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、または、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーをモバイル通信設備102の検索ボックスに入力することができ、該検索クエリーは、モバイル通信情報に関連付けられている。取り出された結果を、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、及び、モバイル通信設備102の情報に部分的に基づいて、結果を取り出すことができる。
いくつかの実施形態では、クエリーを、検索クエリー入力設備120に入力することができ、及び、該クエリーをモバイル通信情報に関連付けることができる。取り出された結果を、クエリーに部分的に基づくものとすることができ、及び、モバイル通信情報に部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを検索アルゴリズム設備144によって処理することができ、及び、最適化されたモバイル通信結果を該検索クエリーに少なくとも部分的に基づいて取り出すことができる。該検索クエリーをモバイル通信設備に入力することができ、この場合、その結果は、該モバイル通信設備102に関する情報に基づいて最適化される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、及び、モバイル加入者特性に部分的に基づいて、結果を取り出すことができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、及び、位置ベースのサービスに部分的に基づいて、結果を取り出すことができる。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、フィルターアルゴリズム設備144を用いて、モバイル通信設備102において処理して入力することができる。取り出される結果を、フィルターアルゴリズムに部分的に基づくものとすることができ、この場合、該フィルターアルゴリズムは、モバイル通信設備102に関する情報を使用する。アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索は、オープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、結果を、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果設備148から取り出すことができる。結果設備148を、モバイル加入者特性112情報などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備を、結果設備148からの結果を取り出すプロセスにおいて使用することができ、この場合、結果設備148は、キャリアのプレミアムコンテンツ及びオープンウェブ検索に関連する結果を生成するように構成されている。キャリアのプレミアムコンテンツは、着信音、リングバック(呼出)、ダウンロードされたコンテンツ、または、購入されたコンテンツを含むことができる。結果設備148を、加入者特性情報などのモバイル通信設備102に関連付けられている結果を生成するように構成することもできる。
いくつかの実施形態では、結果を、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて取り出すことができる。該結果を、一義化設備140によって処理されたクエリーに関連付けられている情報に部分的に関連付けることができる。マッピングされたクエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションにおいて行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、音声認識機能160を用いてモバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を取り出すことができる。元の検索クエリーを、モバイル通信設備102にある音声認識機能160を用いて入力することができる。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を取り出すことができ、ここで、該結果は、モバイル通信設備102に関連付けられている情報に部分的に関連付けられている。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を取り出すことができ、この場合、該モバイル通信設備102は、該設備102ベースで生成された結果を規制するためにペアレンタルコントロール機能を提供する。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102における検索クエリーに部分的に基づいて、結果を取り出すことができ、この場合、該モバイル通信設備102は、検索クエリーのカテゴリーに関する個人情報または他の機密情報が盗まれないようにユーザーを保護するために該モバイル通信設備102に関連付けられたプライバシー機能152を提供する。トランザクションの間情報を保護するように、プライバシー機能152を構成することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を取り出すことができ、該結果を、分類に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするトランザクションセキュリティ設備に関連付けることができる。トランザクションセキュリティ設備154を、クエリーに関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150またはデジタル著作権管理に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリー及びキャリアビジネスルール130に部分的に基づいて、結果を取り出すことができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー設備との相互作用に部分的に基づいてモバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を取り出すことができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル加入者特性112、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、キャリアビジネスルール130、または、スポンサーシップ情報などの、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて予測テキストを生成することによって、結果を、検索クエリーに基づいて、順序付けて表示することができる。さらに、予測テキストを、モバイル通信設備102のSMS変換、及び/または、キーパッドシーケンス変換に基づいて作成することができる。
いくつかの実施形態では、音声ベースのクエリー入力120を、SMS変換に少なくとも部分的に基づく音声解釈などの、モバイル通信設備102に関する情報に関連付けることによって、結果を順序付けて表示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができ、この場合、該結果の一部は、検索マーケティングのオークションに基づく。オークションの実行は、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、モバイル加入者特性112)、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、キャリアビジネスルール130を使用することを含むことができる。結果の(1以上の)組を、スポンサー結果に優先順位を付けて、または、スポンサー結果を強調して表示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102における検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができ、該結果を、該バイル通信設備102に関連付けられている画面に表示することができる。トランザクションを、スポンサー提供リンクに関連して実行することができ、該トランザクションを、スポンサー提供リンクをユーザーがクリックすることによって、または、ダウンロード可能なコンテンツを購入するなどの商取引にユーザーが参加することによって行うことができる。
いくつかの実施形態では、結果を、モバイル通信設備102において順序付けて表示することができ、該結果を、モバイル通信設備102に表示するために検索クエリーに関連付けることによって収集することができる。着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツなどのコンテンツを、スパイダを用いて収集することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力されて、アウトバウンドPPCに関するクエリーに関連する検索結果のうちの少なくとも1つの結果に関連付けられている検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関連付けられている情報に関するコンテンツを、該情報に関する検索クエリーが入力される前に取り出すことができる。該検索クエリーの入力後に、情報を順序付けて表示することができる。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備において取り出された結果の順序付けに関連して生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、または、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーをモバイル通信設備102の検索ボックスに入力することができ、該検索クエリーは、モバイル通信情報に関連付けられており、取り出された結果は、入力された検索クエリーに部分的に基づいて、及び、モバイル通信情報に部分的に基づいて、順序付けられて表示される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、及び、モバイル通信設備102の情報に部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができる。
いくつかの実施形態では、クエリーを検索クエリー入力120設備に入力することができ、該クエリーはモバイル通信情報に関連付けられており、結果は、クエリーに部分的に基づいて、及び、モバイル通信実施形態に部分的に基づいて、順序付けられて表示される。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを検索アルゴリズム設備144によって処理することができ、及び、最適化されたモバイル通信結果を該検索クエリーに少なくとも部分的に基づいて取り出すことができ、この場合、その最適化された結果は、該モバイル通信設備102に関する情報に基づいて最適化されたものである。モバイル通信設備102に関する情報を、画面サイズ、画面形状、処理能力、処理速度、オーディオシステム、映像システム、聴覚システム、モバイル加入者特性112、及び位置とすることができる。
いくつかの実施形態では、検索結果を、配信設備から取り出すことができ、該結果は、順序付けられて、モバイル通信設備102に関連付けられているディスプレイに表示され、この場合、該順序付けは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して行われる。モバイル通信設備102に関する情報を、画面サイズ、画面形状、処理能力、処理速度、オーディオシステム、映像システム、聴覚システム、モバイル加入者特性112、及び位置とすることができる。
いくつかの実施形態では、結果と、少なくとも1つのモバイル加入者特性に基づいて、モバイル通信設備102において順序付けて表示することができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、位置ベースのサービスを用いて、モバイル通信設備102の位置に基づいて、検索結果を順序付けて、モバイル通信設備102のディスプレイに表示することができる。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144を用いて、モバイル通信設備102において、検索クエリーを処理して入力することができ、該フィルターアルゴリズムに部分的に基づいて、その結果を順序付けることができる。この場合、該フィルターアルゴリズムは、モバイル通信設備102に関する情報を使用する。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、検索設備148からの結果を順序付けることができる。結果設備148を、モバイル加入者特性112情報なおのモバイル通信設備102から得られた情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備を、結果設備148からの結果を順序付けて表示するプロセスにおいて使用することができる。結果設備148を、キャリアのプレミアムコンテンツ及びオープンウェブ検索に関連する結果を生成するように構成することができる。結果設備148を、モバイル加入者特性112情報などのモバイル通信設備102から得られた情報に関連付けることもできる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けることができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102にある音声認識機能160を用いて該モバイル通信設備に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けることができる。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けることができ、ここで、該結果は、モバイル通信設備102に関連付けられているデータ設備に格納されている情報に部分的に基づく。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができ、この場合、該モバイル通信設備102は、該設備102ベースで生成された結果を規制するためにペアレンタルコントロール機能を提供する。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができ、この場合、該モバイル通信設備102は、検索クエリーのカテゴリーに関する個人情報または他の機密情報が盗まれないようにユーザーを保護するために該モバイル通信設備102に関連付けられたプライバシー機能152を提供する。トランザクションの間情報を保護するように、プライバシー機能152を構成することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができ、該結果を、該結果に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするトランザクションセキュリティ設備に関連付けることができる。トランザクションセキュリティ設備154を、クエリー分類に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に入力された検索クエリー及びキャリアビジネスルール130に部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー設備との相互作用に関連付けられてモバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を順序付けて表示することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、該検索クエリーに関連付けられている検索マーケティングに対するオークションを実行することができる。オークションの実行は、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、モバイル加入者特性112)、検索アルゴリズ設備144、パーソナルフィルター、ペアレンタルコントロール150、または、キャリアビジネスルール130を使用することを含むことができる。結果の(1以上の)組を、スポンサー結果に優先順位を付けて、または、スポンサー結果を強調して表示することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、トランザクションを、該検索クエリーに少なくとも部分的に基づいて受信された結果に関連して行うことができる。該トランザクションを、スポンサー提供リンクをユーザーがクリックすることによって、または、ダウンロード可能なコンテンツを購入するなどの商取引にユーザーが参加することによって、または、非経済取引をユーザーが実行することによって行うことができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、該検索クエリーに部分的に基づいて、結果を収集することができる。着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツなどのコンテンツを、スパイダを用いて収集することができ、及び、高レベルの収集形式(集約形式)のカテゴリーによって提示することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、該検索クエリーに少なくとも部分的に基づいてアウトバウンドPPCマーケティングに関連してあるアクティビティを実行することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、結果を該モバイル通信設備102にダウンロードすることができ、後で、該結果を受け取るために音声認識を用いて検索クエリーを入力することができる。予測テキストのステップに続いて、該結果を、モバイル通信設備102に関連付けられているディスプレイに表示することができる。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備102における音声認識を用いて入力された検索クエリーに関連付けられている予測テキストに関連して、生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、及び、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができる。該音声認識を、検索ボックス入力、ボタン、または、他の適切な起動技術を用いて起動することができる。音声認識設備160は、クエリー入力120設備を含むことができる。検索クエリーを、検索アルゴリズム設備144、配信設備、及び/または、本明細書に記載されている、検索を処理するのに適した他の任意の設備によって処理することができる。検索クエリーを、モバイル加入者特性に関連付けることができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、該検索クエリーは、位置ベースのサービスによって決定される位置に関連付けられている。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、該検索クエリーを、フィルターアルゴリズム設備144に関連付けることができる。アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、該検索クエリーを、結果設備148に提供することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、該検索クエリーを、モバイルブラウザ設備を用いて処理することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、検索クエリーは、一義化設備140によって処理される。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、モバイル通信設備102にある音声認識機能160を用いて該モバイル通信設備102に入力することができる。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、音声認識処理は、データ設備に存在しうるモバイル通信設備102に関する情報を用いる。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、該検索クエリーは、ペアレンタルコントロールパラメータに関連付けられている。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、該検索クエリーは、プライバシー152パラメータに関連付けられている。トランザクションの間情報を保護するように、プライバシー設備152を構成することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、該検索クエリーは、セキュリティ設備に関連付けられている。トランザクションセキュリティ設備154を、クエリー分類に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、該検索クエリーは、キャリアビジネスルール130に関連付けられている。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、音声認識を用いてモバイル通信設備102に入力することができ、この場合、該検索クエリーは、スポンサー設備に関連付けられている。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、スポンサー提供コンテンツは、あるトランザクションに関連付けられるように構成されている。該トランザクションを、スポンサー提供リンクをユーザーがクリックすることによって、または、ダウンロード可能なコンテンツを購入するなどの商取引にユーザーが参加することによって、または、非経済取引をユーザーが実行することによって行うことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、スポンサー提供コンテンツは、収集されたコンテンツに関連付けられている。着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツなどのコンテンツを、スパイダを用いて収集することができ、及び、高レベルの収集形式(集約形式)のカテゴリーによって提示することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該スポンサー提供コンテンツは、PPCマーケティングに関連付けられている。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができる。該スポンサー提供コンテンツをモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、後で、検索を実行することができる。この場合、その後、スポンサー提供コンテンツが提示される。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションに関連して生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、または、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索クエリーに少なくとも部分的に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、モバイル通信設備102に入力された検索クエリーに部分的に基づく。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、検索アルゴリズム設備144に部分的に関連付けられている。検索アルゴリズム設備144は検索アルゴリズムを生成することができ、該検索アルゴリズムを、オークション設備に提供することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションの結果は、該モバイル通信設備102に関連付けられている配信設備によって提供される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、モバイル加入者特性に関連付けられている。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、位置ベースのサービスによって決定された位置に関連付けられている。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、フィルターアルゴリズム設備144に関連付けられている。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションによって生成された結果は、結果設備148を介して該モバイル通信設備102に提示される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションの結果は、モバイルブラウザ設備を介して該モバイル通信設備102に提示される。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、一義化設備140によって処理されたクエリーの結果である。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、該モバイル通信設備102にある音声認識機能160によって処理されたクエリーの結果である。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、データ設備に存在する該モバイル通信設備102に関する情報と連携して実行される。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性データベース112)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、ペアレンタルコントロールパラメータに関連付けられている。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、プライバシー152パラメータに関連付けられている。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、セキュリティ設備に関連付けられている。トランザクションセキュリティ設備154を、クエリー分類に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、キャリアビジネスルールに関連付けられている。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるスポンサー提供コンテンツの提示に関連する検索マーケティングに対するオークションを実行することができ、この場合、該オークションは、スポンサー設備に関連付けられている。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションを、モバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、モバイル通信情報に関する収集された結果に関連付けられている。着信音コンテンツ、音楽コンテンツ、または、ビデオコンテンツなどのコンテンツを、スパイダを用いて収集することができ、及び、高レベルの収集形式(集約形式)のカテゴリーによって提示することができる。スパイダは、モバイル通信設備102の能力に対するコンテンツの適合性(互換性)を判定することができる。適合性を、一連の模擬のモバイル通信設備102の試験を行って、その結果を用いて好ましい基準にしたがってサイトから結果を抽出することによって判定することができる。この好ましい基準は、最初にWAPに適合する(すなわちWAP互換の)コンテンツサイトから抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、または、最初にコンテンツ型サイト(コンテンツタイプサイト)から抽出することを規定すること(または該基準をそのような抽出のために提供すること)ができ、この場合、該コンテンツは、モバイル通信設備102に関する情報に関連して収集されたものである。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102においてPPCマーケティングに関連するアクションを実行することができ、この場合、該PPCマーケティングは、モバイル通信情報に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、検索を予期して以前に該モバイル通信設備102にダウンロードされたコンテンツに関連付けられている。該検索を暗黙的検索とすることができる。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備102でなされたトランザクションに関連して生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、または、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、モバイル通信情報に関連付けられている結果に関連付けられており、及び、該モバイル通信設備102に関連付けられている検索ボックスに入力されたクエリーに部分的に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、モバイル加入者特性情報などのモバイル通信情報に部分的に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、クエリー入力102設備に入力されたクエリーに部分的に関連付けられており、及び、モバイル加入者特性情報などのモバイル通信情報に部分的に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、検索アルゴリズム設備144によって取得された結果に部分的に関連付けられている。検索アルゴリズム設備144は、検索の実行の際にモバイル通信情報を使用することができる。たとえば、検索アルゴリズム設備144は、検索アルゴリズムを生成して、それをオークション設備に提供することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、配信設備のタイプに少なくとも部分的に関連付けられている。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、モバイル加入者特性に少なくとも部分的に関連付けられている。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、位置ベースのサービスによって決定された位置に関連付けられている。この関係を、少なくとも1つのクエリー入力120と、該位置及び時刻との間の関係とすることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、フィルターアルゴリズム設備144に関連付けられている。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、オークションによって生成された結果は、結果設備148によって該モバイル通信設備102に提示される。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、少なくとも該トランザクションは、該モバイル通信設備102によってモバイルブラウザ設備を用いて処理される。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、一義化設備140によって処理されたクエリーの結果に少なくとも部分的に関連付けられている。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、該モバイル通信設備102に存在する音声認識機能160によって処理されたクエリーに関連付けられている。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、データ設備に存在することができる該モバイル通信設備102に関する情報と連携して実行される。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性データベース112)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、ペアレンタルコントロールパラメータに関連付けられている。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備において行うことができ、この場合、該トランザクションは、プライバシー152パラメータに関連付けられている。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、セキュリティ設備に関連付けられている。トランザクションセキュリティ設備154を、クエリー分類に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、キャリアビジネスルールに関連付けられている。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションをモバイル通信設備102において行うことができ、この場合、該トランザクションは、スポンサー設備に関連付けられている。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクに関連してベンダーを選択することができ、該スポンサー提供リンクを収集された結果に関連して提示することができる。該ベンダーを、電話やウェブの指標などの他の指標(lead)を受け取るオプションとともに提示することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関連して結果を収集し、収集された結果を該モバイル通信設備102にダウンロードし、及び、該収集された結果を、該ダウンロードの後に入力された検索クエリーの結果として、該モバイル通信設備102のユーザーに提示することができる。該検索を暗黙的検索とすることができる。提示するコンテンツを、レストラン、娯楽、劇場、上映時間などの、モバイル通信設備102の位置に関する情報とすることができる。情報を、時刻、モバイル加入者特性112、または、ペアレンタルコントロール150に関連付けることもできる。該コンテンツは広告を含むことができ、かつ、該コンテンツを、モバイル通信設備102(たとえば、キャッシュメモリー)に局所的に格納することができ、及び、時刻、及び/または、モバイル通信設備102の位置の変化に応じて定期的に更新することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、モバイル通信設備102に提示された収集された結果に関連して生成することができる。該レポートは、検索結果の品質、キーワード管理、または、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力することができ、収集された結果は、該検索クエリーに関連付けられており、収集された結果は、モバイル通信設備102に提示される。収集された結果を、該結果を示すためにアクティブにされる(まてたは選択される)ことができる高レベルのディスクリプタ(または記述子)を含む収集形式(集約形式)で提示することができる。アクティブ化をリンクとすることができる。もう1つの結果の組を収集して、モバイル通信設備102に提示することもできる。該もう1つの収集された結果を、高レベルのディスクリプタ(または記述子)に関連付けて提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果を収集して、該収集された結果を複数の収集された結果に分類することができる。この場合、該複数の収集された結果は、モバイル通信設備102に提示される。
いくつかの実施形態では、収集設備を、モバイル通信設備102のクエリー入力120設備に関連付けることができ、この場合、該収集設備は、分類済みの収集された結果を提示するように構成されている。モバイル通信設備102を、該分類済みの収集された結果の選択を容易にし、かつ、該収集された結果中の個々の結果を示すように構成することができる。設備は、リンクの提示を含むことができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーを検索アルゴリズム設備144に関連して生成することができ、結果を該検索クエリーに基づいて取り出すことができ、及び、該結果を、モバイル通信設備102に提示するためにカテゴリー毎に集約することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツを配信設備から配信することができ、該コンテンツをカテゴリー毎に集約することができ、及び、該カテゴリーを、モバイル通信設備102に提示することができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのモバイル加入者特性を、検索結果をカテゴリー毎に集約するためのパラメータとして使用することができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、位置ベースのサービスによって決定された位置を、検索結果をカテゴリー毎に集約するためのパラメータとして使用することができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーをフィルターアルゴリズム設備144に関連して生成することができ、結果を、該検索クエリーに関連して収集することができ、及び、収集された結果を、モバイル通信設備102に提示することができる。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。収集された検索結果を、アルゴリズム設備144によってフィルタリングすることができ、結果を、モバイル通信設備102に提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果設備148によって結果を収集して生成することができ、収集された結果をモバイル通信設備102に提示することができる。この場合、結果設備148は、モバイル通信設備102に関する情報に関連して動作する。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性112情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、結果を、結果のカテゴリー毎に集約することができ、該結果のカテゴリーを、モバイルブラウザ設備によって提供することができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140によって処理された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を収集することができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリング(phonetic spelling)アルゴリズム、フォネティック・スペリング(phoneticspelling)テーブル、または、数字キーパッド単語翻訳(numeric keypad wordtranslation)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102にある音声認識機能160によって処理された検索クエリーに部分的に基づいて、結果を収集することができる。代替的には、音声認識機能160は、リモートのサーバーに存在することができ、または、該音声認識機能160の一部が、モバイル通信設備102及びサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて、結果を収集することができ、この場合、該情報はデータ設備に存在する。この情報は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、検索結果をカテゴリー毎に集約することができ、この場合、この集約は、ペアレンタルコントロールパラメータに少なくとも部分的に基づいて行われ、集約された結果をモバイル通信設備102に提示することができる。ペアレンタルコントロール150を、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、検索結果をカテゴリー毎に集約することができ、この場合、この集約は、プライバシー152制御パラメータに少なくとも部分的に基づいて行われ、集約された結果はモバイル通信設備102に提示される。
いくつかの実施形態では、検索結果をカテゴリー毎に集約することができ、この場合、この集約は、トランザクションセキュリティ設備に関連しており、集約された結果をモバイル通信設備102に提示することができる。トランザクションセキュリティ設備154を、クエリー分類に関連付けられたセキュア(安全)なトランザクションを可能にするように構成することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、検索結果をカテゴリー毎に集約することができ、この場合、この集約は、キャリアビジネスルール130に少なくとも部分的に基づいて行われ、集約された結果をモバイル通信設備102に提示することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、検索結果をカテゴリー毎に集約することができ、この場合、この集約は、スポンサー設備に少なくとも部分的に基づいて行われ、、集約された結果をモバイル通信設備102に提示することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアレポートを、暗黙的な検索結果に関連して生成することができる。該レポートは、(たとえば、クリック動作及び関連する検索に基づく)暗黙的な検索の成功に関する情報、検索結果の品質、キーワード管理、または、収益に関する情報を含むことができ、該レポートを、使用されているモバイル通信設備102のタイプ毎にセグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、該モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。モバイル通信設備102に関する情報を、位置及び時刻、または、ユーザーインターフェースなどのモバイル加入者特性情報とすることができる。ユーザーインターフェースを、ユーザーが、ダウンロードする結果のタイプ(種類)を容易に選択できるように、さらに、少なくとも1つのキーワード及び他の情報を容易に選択して自動的にダウンロードする結果を選択できるようにすべく構成することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、該モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、該モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。これに続いて、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、検索アルゴリズム設備144に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、配信設備に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、モバイル加入者特性に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、位置ベースのサービスによって決定された位置に関する情報に部分的に基づいて選択される。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、フィルターアルゴリズム設備144に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、結果設備148に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、モバイル通信設備102の検索ボックスに入力された検索に応答して、結果を提示することができる。モバイルブラウザ設備によって提示を容易にすることができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、モバイル通信設備102に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、一義化された検索に応答して結果を提示することができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリングアルゴリズム、フォネティック・スペリングテーブル、または、数字キーパッド単語翻訳を含むことができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、モバイル通信設備102の音声認識機能160に関する情報に部分的に基づいて選択される。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、該検索に応答して結果を提示することができる。音声認識機能160は、モバイル通信設備102、または、リモートのサーバーに存在することができ、または、一部がモバイル通信設備102に及び一部がリモートのサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、該モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて選択される。この情報は、該モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、該検索に応答して結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、ペアレンタルコントロールパラメータに関する情報に部分的に基づいて選択される。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。この後、モバイル通信設備102で検索を実行することができ、該検索に応答して結果を提示することができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、プライバシー152パラメータに関する情報に部分的に基づいて選択される。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて選択される。検索をモバイル通信設備102で実行することができ、結果をトランザクションセキュリティ設備154に関連付けることができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、キャリアビジネスルール130に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択され、検索をモバイル通信設備102で実行して、該検索に応答して結果を提示することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、結果をモバイル通信設備102にダウンロードすることができ、この場合、該結果は、スポンサー設備に関する情報に少なくとも部分的に基づいて選択され、検索をモバイル通信設備102で実行して、該検索に応答して結果を提示することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーをモバイル通信設備の検索ボックスに入力して、シンジケートされた広告結果を生成することができる。シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができる。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリーをモバイル通信設備102のクエリー入力120機能に入力して、シンジケートされた広告結果を生成することができる。シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、検索アルゴリズム設備144に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、配信設備に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、モバイル加入者特性情報に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、位置ベースのサービスを用いて決定された位置に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、フィルターアルゴリズム設備144に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、結果設備148に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、モバイルブラウザ設備に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、一義化設備140によって処理された検索クエリーに関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリングアルゴリズム、フォネティック・スペリングテーブル、または、数字キーパッド単語翻訳を含むことができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、音声認識設備160によって(または該設備を用いて)入力されたクエリーに関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。音声認識設備160は、モバイル通信設備102、または、リモートのサーバーに存在することができ、または、一部がモバイル通信設備102に及び一部がリモートのサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、モバイル通信設備102に関する情報に関連して生成される。該モバイル通信設備102に関する情報をデータ設備に格納することができる。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。モバイル通信設備102に関するこの情報は、該モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、この情報を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、ペアレンタルコントロールパラメータに関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、プライバシー152設備に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。プライバシー設備152を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)及びセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、トランザクションセキュリティ154設備に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、キャリアビジネスルールに関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、シンジケートされた広告結果をモバイル通信設備102で生成することができ、この場合、該シンジケートされた広告結果は、スポンサー設備に関連して生成される。該シンジケートされた広告結果を、スポンサー提供リンクとしてモバイル通信設備102に表示することができる。スポンサー間のオークションに基づいて、シンジケートされた広告を結果の組中に配置すること、及び、該広告に、該結果の組内で優先順位を付けることができる。さらに、オークションを、モバイル加入者特性112などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けることができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリー入力120設備をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該検索クエリー入力120設備は、さらに、モバイル加入者特性情報などのモバイル通信設備102に関する情報に関連付けられる。
いくつかの実施形態では、検索アルゴリズム設備144をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該検索アルゴリズム設備144は、さらに、該モバイル通信設備102に関する情報に関連付けられる。
いくつかの実施形態では、結果配信設備をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該配信設備は、さらに、該モバイル通信設備102に関する情報に関連付けられる。
いくつかの実施形態では、検索をモバイル通信設備102で実行することができ、この場合、検索は、モバイル加入者特性に少なくとも部分的に基づく。モバイル加入者特性112は、位置、個人情報、ユーザーのウェブインタラクションの履歴、または、位置及び時刻などの複数の特性を含むことができる。
いくつかの実施形態では、検索をモバイル通信設備102で実行することができ、この場合、検索は、位置ベースのサービスによって決定された位置に少なくとも部分的に基づく。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、検索をモバイル通信設備102で実行することができ、この場合、検索は、位置ベースのサービスによって決定された位置に部分的に基づく。位置を、GPSシステム、または、携帯電話(を用いた)三角測量サービスによって提供することができる。検索がフィルターアルゴリズム設備144に少なくとも部分的に基づいて行われるところの検索を、モバイル通信設備102で実行することもできる。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、結果設備148をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該結果設備148は、該モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて、結果を生成するように構成されている。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該モバイルブラウザ設備は、該モバイル通信設備102に関する情報に部分的に基づいて、結果の選択を容易にするように構成されている。
いくつかの実施形態では、一義化設備140をモバイル通信設備102に関連付けることができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリングアルゴリズム、フォネティック・スペリングテーブル、または、数字キーパッド単語翻訳を含むことができる。
いくつかの実施形態では、音声認識検索クエリー入力120設備をモバイル通信設備102に関連付けることができる。音声認識設備160は、モバイル通信設備102、または、リモートのサーバーに存在することができ、または、一部がモバイル通信設備102に及び一部がリモートのサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、データ設備をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該データ設備は、該モバイル通信設備102に関する情報を格納しており、該データ設備は、該モバイル通信設備102に検索結果を提供することに関してアクセスされるように構成されている。データ設備は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、該データ設備を、モバイル加入者特性112データベースなどの離れたところに格納することができる。
いくつかの実施形態では、ペアレンタルコントロール設備をモバイル通信設備102に関連付けることができる。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、プライバシー設備152をモバイル通信設備102に関連付けることができる。プライバシー設備152を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)及びセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、トランザクションセキュリティ設備154をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該トランザクションセキュリティ設備154は、該モバイル通信設備102において取得された検索結果に関連付けられたセキュアなトランザクションを提供するように構成されている。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、キャリアビジネスルール設備をモバイル通信設備102に関連付けることができ、この場合、該キャリアビジネスルール設備は、該モバイル通信設備102に検索結果を提供するプロセスにおいてアクセスされるように構成されている。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索を実行するためにフィルターアルゴリズム設備144に関連して使用することができる。該アルゴリズム設備144を、協調フィルターとすることができ(この場合、検索はオープンウェブ検索(open web search)である)、または、推薦システムとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するために結果設備に関連して使用することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するためにモバイルブラウザ設備に関連して使用することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するために一義化設備140に関連して使用することができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリングアルゴリズム、フォネティック・スペリングテーブル、または、数字キーパッド単語翻訳を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するために音声認識設備160に関連して使用することができる。音声認識設備160は、モバイル通信設備102、または、リモートのサーバーに存在することができ、または、一部がモバイル通信設備102に及び一部がリモートのサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するためにデータ設備に関連して使用することができる。データ設備(データ機能)は該モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、該データ設備(データ機能)を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するためにペアレンタルコントロール設備に関連して使用することができる。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するためにプライバシー152設備に関連して使用することができる。プライバシー152設備を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)またはセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するために検索設備142に関連して使用することができ、この場合、検索結果はトランザクションセキュリティ154設備に関連付けられる。トランザクションセキュリティ154設備は、プライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するためにキャリアビジネスルールに関連して使用することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を位置ベースのサービスを用いて特定することができ、該位置を、検索結果を取得するためにスポンサー設備に関連して使用することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102に関連付けることができ、該フィルターアルゴリズム設備144を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイルブラウザ設備に関連付けることができ、該フィルターアルゴリズム設備144を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及び一義化設備140に関連付けることができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリングアルゴリズム、フォネティック・スペリングテーブル、または、数字キーパッド単語翻訳を含むことができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及び音声認識設備160に関連付けることができる。音声認識設備160は、モバイル通信設備102、または、リモートのサーバーに存在することができ、または、一部がモバイル通信設備102に及び一部がリモートのサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及びデータ設備に関連付けることができる。該データ設備(データ機能)は、該モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、該データ設備(データ機能)を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及びペアレンタルコントロール設備に関連付けることができる。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及びプライバシー152設備に関連付けることができる。プライバシー152設備を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)またはセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及びトランザクションセキュリティ設備154に関連付けることができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及びキャリアビジネスルールに関連付けることができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、フィルターアルゴリズム設備144をモバイル通信設備102及びスポンサー設備に関連付けることができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備を一義化設備140に関連付けることができる。クエリーの一義化を、モバイル通信設備102またはサーバーアプリケーションで行うことができる。一義化は、SMS変換、スペルチェックアルゴリズム、スペルチェックテーブル、フォネティック・スペリングアルゴリズム、フォネティック・スペリングテーブル、または、数字キーパッド単語翻訳を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備を音声認識設備160に関連付けることができ、モバイルブラウザ設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。さらに、フィルターアルゴリズム設備144を、結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。音声認識設備160は、モバイル通信設備102、または、リモートのサーバーに存在することができ、または、一部がモバイル通信設備102に及び一部がリモートのサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備をデータ設備に関連付けることができ、この場合、モバイル通信設備に関する情報は、関連付けられているデータ設備に格納されている。データ設備(データ機能)は、モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、該データ設備(データ機能)を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備をペアレンタルコントロール設備に関連付けることができ、モバイルブラウザ設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備をプライバシー152設備に関連付けることができ、モバイルブラウザ設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。プライバシー152設備を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)またはセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備をトランザクションセキュリティ設備154に関連付けることができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備をキャリアビジネスルール設備130に関連付けることができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルブラウザ設備をスポンサー設備に関連付けることができ、モバイルブラウザ設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140を、音声認識設備160及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、一義化設備140またはアルゴリズム設備144を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。音声認識設備160は、モバイル通信設備102、または、リモートのサーバーに存在することができ、または、一部がモバイル通信設備102に及び一部がリモートのサーバーに存在することができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140を音声データ設備(音声データ機能)に関連付けることができ、この場合、モバイル通信設備102に関する情報は、該データ設備(データ機能)に格納されている。該データ設備(データ機能)は、該モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、該データ設備(データ機能)を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140を、音声ペアレンタルコントロール設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、一義化設備140を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140を、音声プライバシー152設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、一義化設備140を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。プライバシー152設備を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)またはセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140を、音声トランザクションセキュリティ設備154及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、一義化設備140を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140を、音声キャリアルール設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、一義化設備140を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、一義化設備140を、音声スポンサー設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、一義化設備140を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、音声認識設備160をデータ設備に関連付けることができ、この場合、モバイル通信設備102に関する情報は、該データ設備に格納されており、音声認識設備160は、検索結果を取得するプロセスにおいて使用される。該データ設備(データ機能)は、該モバイル通信設備102に局所的に存在することができ、または、該データ設備(データ機能)を、離れたところ(たとえば、モバイル加入者特性112データベース)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、音声認識設備160を、ペアレンタルコントロール設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該音声認識設備160を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。ペアレンタルコントロールパラメータを、サーバーアプリケーションによって、または、モバイル通信設備102によって管理することができる。
いくつかの実施形態では、音声認識設備160を、プライバシー設備152及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該音声認識設備160を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。プライバシー152設備を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)またはセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、音声認識設備160を、トランザクション制御設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該音声認識設備160を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、音声認識設備160を、キャリアビジネスルール130設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該音声認識設備160を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、音声認識設備160を、スポンサー設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該音声認識設備160を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、ペアレンタルコントロール設備を、プライバシー152設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該ペアレンタルコントロール設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。プライバシー152設備を、セキュアな検索処理(検索トランザクション)またはセキュアな経済取引を提供するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、ペアレンタルコントロール設備を、トランザクションセキュリティ設備154及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該ペアレンタルコントロール設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、ペアレンタルコントロール設備を、キャリアビジネスルール130設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該ペアレンタルコントロール設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、ペアレンタルコントロール設備を、スポンサー設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該ペアレンタルコントロール設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、プライバシー152設備を、トランザクションセキュリティ154設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該プライバシー152設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。トランザクションセキュリティ設備154はプライバシー152の保護を含むことができ、及び、トランザクションセキュリティ設備154を、ペアレンタルコントロール150、デジタル著作権管理、または、個人情報保護(identity protection)に関連して動作させることができる。
いくつかの実施形態では、プライバシー152設備を、キャリアビジネスルール130設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該プライバシー152設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。キャリアビジネスルール130は、ウォールドガーデン結果、ガーデンコンテンツの提示、スポンサー情報、または、オークションを含むことができる。モバイル通信設備102に関する情報を、モバイル加入者特性情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、プライバシー152設備を、スポンサー設備及びモバイル通信設備102に関連付けることができ、該プライバシー152設備を、検索結果を取得するプロセスにおいて使用することができる。スポンサー(提供の)結果を、ペイドインクルージョン結果(有料インクルージョン結果)、オークションの結果、または、(WAPサイトまたは電話番号に関連する)ペイパークリックの結果とすることができる。スポンサー提供の結果のスポンサーは、モバイル通信設備102の電話番号に関連付けられたアクティビティ(活動)の結果として対価を受けることができる。スポンサー提供の結果の提示を、リンクとしてフォーマット(書式設定)することができ、または、テキストまたは写真(もしくは画像)またはビデオとして提示することができ、または、インタラクティブなアプリケーションとして提示することができる。コンテンツを、モバイル通信設備102用にフォーマットすることができ、及び、シンジケートされた広告用のウェブページコンテンツまたはリンクに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に互換性(適合性)のあるコンテンツを、モバイルユーザー装置からの複数のウェブインタラクションを追跡して、該ウェブインターフェースに関する情報をデータベースに格納することによって識別することができ、この場合、該情報の少なくとも一部は、該モバイル装置を同定するもの(識別情報など)を含む。モバイル通信設備102と、ウェブインターフェースに関連するコンテンツとの互換性の予測を、ユーザーの過去に発生したインタラクションの数(または回数)に部分的に基づいて行うことができる。コンテンツを、ダウンロード、プログラム、ファイル、実行可能ファイル、zip形式{けいしき}で圧縮{あっしゅく}されたファイル、圧縮されたファイル、オーディオ、及びビデオとすることができる。ウェブインタラクションを、クリック、ハイパーリンク、コンテンツをダウンロードするための指標、及び/または、プログラムをダウンロードするための指標とすることができる。予測には、インタラクションの数が1を超えたときに互換性の予測をすること、または、インタラクションの数が2を超えたときに互換性の予測をすることが含まれ、予測を、さらに、各インタラクションの時刻に基づいて行うことができる。モバイル通信設備102の同定を、関連付けられている電話番号(該電話番号はユーザーにも関連付けられている)に部分的に基づいて行うことができる。モバイル通信設備102を、携帯電話、衛星電話、PDA、PDAと携帯電話の組み合わせ、ウェブ装置、及び/または、ウェブ機器とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に互換性のあるコンテンツを判定する方法は、ネットワークコンテンツとの複数のモバイル通信設備102のインタラクションを追跡することを含むことができる。ウェブインターフェースに関する情報をデータベースに格納することができる。この場合、該情報の一部は、該複数のモバイル通信設備から少なくとも1つのモバイル通信設備102を同定(または識別)する情報を含み、及び、どれだけ多くのコンテンツインタラクションが存在したかに部分的に基づいて、ネットワークコンテンツとモバイル通信設備102の互換性を予測する。モバイル通信設備102とウェブインタラクションに関連するコンテンツとの互換性の予測を、ユーザーの過去にどれだけ多くのインタラクションが存在したかに部分的に基づいて行うことができる。コンテンツを、ダウンロード、プログラム、ファイル、実行可能ファイル、zip形式{けいしき}で圧縮{あっしゅく}されたファイル、圧縮されたファイル、オーディオ、及びビデオとすることができる。ウェブインタラクションを、クリック、ハイパーリンク、コンテンツをダウンロードするための指標、及び/または、プログラムをダウンロードするための指標とすることができる。予測には、インタラクションの数が1を超えたときに互換性の予測をすること、または、インタラクションの数が2を超えたときに互換性の予測をすることが含まれ、予測を、さらに、各インタラクションの時刻に基づいて行うことができる。モバイル通信設備102の同定を、関連付けられている電話番号(該電話番号はユーザーにも関連付けられている)に部分的に基づいて行うことができる。モバイル通信設備102を、携帯電話、衛星電話、PDA、PDAと携帯電話の組み合わせ、ウェブ装置、及び/または、ウェブ機器とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に互換性のあるコンテンツを判定する方法は、電話番号との関連性によってモバイル通信設備102を識別すること、モバイル装置の第1の(または最初の)ネットワークコンテンツインタラクションを識別すること、及び、モバイル装置の第2の(または次の)ネットワークコンテンツインタラクションを識別することを含むことができ、この場合、第2のインタラクションは、第1のインタラクションに関連付けられる。モバイル通信設備102に対する第1のネットワークコンテンツの互換性の予測を、第2のインタラクションの存在に部分的に基づいて行うことができる。第1のインタラクションを、ウェブサイトからのコンテンツのダウンロード、ウェブサイトとのインタラクション、プログラムのダウンロード、ビデオの閲覧(ビデオのストリーミングやビデオファイルのダウンロード)、または、オーディオを聴くこと(オーディオのストリーミングやオーディオファイルまたは楽曲のダウンロード)とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に互換性のあるコンテンツを提供する方法は、複数のモバイルコンテンツのユーザーからクリック履歴を収集すること、該クリック履歴をリピートユーザーの訪問について分析すること、該リピートユーザーの訪問を使用されているモバイル通信設備102のタイプについて分析すること、及び、対応するモバイル通信設備102においてリピートユーザーが訪問したサイトのリストを生成して、互換性リストを作成することを含むことができる。モバイル通信設備102のタイプを、関連付けられている電話番号から部分的に識別することができる。クリック履歴を、無線プロバイダー108によって、バッチとして処理して、または、リアルタイムで処理して、または、準時間(または準リアルタイム)で処理して収集することができる。この方法を用いて、ユーザー固有のコンテンツ互換性リストを作成することができ、該リストを、該ユーザーのモバイル通信設備102またはサーバーに格納することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に、装置互換性のある検索結果だけを提供するための方法は、類似モバイル通信設備のウェブインタラクションから互換性を得ることを含むことができる。
いくつかの実施形態では、検証された装置(検証済み装置)にモバイル通信設備102と互換性のある検索結果を提供するための方法は、該モバイル通信設備102のユーザーインターフェースに強調表示されている、検証済み装置と互換性のある結果を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の位置を示すための方法は、パーソナル検索フィルターを提供すること、該モバイル通信設備102を用いてネットワーク上の情報を探すこと、または、該モバイル通信設備102の位置及びパーソナル検索フィルターに部分的に基づいて結果を提供することを含むことができる。パーソナル検索フィルターは、モバイル通信設備102内、または、サーバー、または、ネットワーク(たとえば、インターネット)に存在することができる。パーソナル検索フィルターを協調フィルターとすることができ、及び、パーソナル検索フィルターは、個人情報や企業情報に関連するフィルター、選択可能なフィルター、または、時刻もしくは時期に部分的に基づくフィルターなどの少なくとも2つのサブフィルターも含むことができる。パーソナルフィルターを、ローカルサービス(または地域サービス)検索エンジン、ローカル製品(または地域製品)検索エンジン、企業検索エンジン、個人検索エンジン、旅行検索エンジン、金融商品検索エンジン、ニュース検索エンジン、ビデオ検索エンジン、音楽(または楽曲)検索エンジン、及び/または、レストラン検索エンジンを含むように構成することができる。モバイル通信設備102を、携帯電話、衛星電話、PDA、PDAと携帯電話の組み合わせ、ウェブ装置、及び、ウェブ機器とすることができる。モバイル通信設備102は、SMS検索インターフェース、音声認識検索インターフェース、または、無線アプリケーションプロトコルを含むことができる。検索を、キャリアのウェブサイト、または、キャリアのパートナー(事業協力者等)のウェブサイトを用いて部分的に実行することができる。
いくつかの実施形態では、ある方法を、モバイル通信設備102を用いてネットワークコンテンツを探すために使用することができ、この場合、該モバイル通信設備102は、無線通信サービスプロバイダーを介してネットワークに接続し、該モバイル通信設備102に検索結果が提供される。検索結果の一部を、オープンネットワーク検索からのものとすることができ、該検索結果の別の部分を、無線通信サービスプロバイダーによって制御されたコンテンツに基づくものとすることができる。検索結果を所定の順番で提供することができ、この場合、該所定の順番において、無線通信サービスプロバイダーによって制御されたコンテンツに基づく検索結果が最初に置かれる。該方法はまた、無線プロバイダー108によって制御されたコンテンツに基づく検索結果を強調表示することを含むことができ、この場合、強調表示された結果が最初に提供される。無線通信サービスプロバイダーによって制御されるコンテンツは、着信音、ビデオ、音楽ビデオ、音楽、ダウンロード用にフォーマットされた音楽、及び、ビデオゲームを含むことができる。無線通信設備全体のために、または、特定の無線通信設備のために、コンテンツを変換(トランスコード)することができる。変換されたコンテンツを、無線通信設備104のユーザーインターフェースにおいて強調表示することができる。該方法はまた、オープンネットワーク検索の結果を強調表示すること、及び、スポンサーリンクを強調表示することを含むことができ、この場合、該スポンサーリンクは(たとえば、競争入札オークションプロセスから生じた)ペイドインクルージョンリンクである。モバイル通信設備102を、携帯電話、衛星電話、PDA、PDAと携帯電話の組み合わせ、ウェブ装置、及び/または、ウェブ機器とすることができる。
いくつかの実施形態では、ある方法を、モバイル通信設備102で実行された検索の結果として、ウォールドガーデン検索結果及びオープンネットワーク検索結果を該モバイル通信設備102に提供するために使用することができる。ウォールドガーデン検索結果を、強調表示して、他のコンテンツの前に載せる(リストする)ことができる。ウォールドガーデン検索結果は、オープンネットワーク検索結果から提供された最初のコンテンツには含まれていないプロバイダーコンテンツを含むことができ、この場合、該プロバイダーコンテンツは、音楽、ゲーム、ビデオ、着信音、ダウンロード(可能なもの)、または、購入に適した他のコンテンツを含む。
いくつかの実施形態では、モバイルユーザー用に検索結果を最適化する方法は、モバイル通信設備102のオンラインインタラクションを追跡すること(この場合、この追跡は、該モバイル通信設備102に関連付けられている識別番号を特定することを部分的に含む)、追跡したオンラインインタラクションに部分的に基づいてフィルターを生成すること、及び、該モバイル通信設備102において実行された検索に該フィルターを適用することを含むことができる。識別番号は、電話番号を含むことができる。追跡したオンライン情報は、クリック、クリックスルー、クエリー、クエリー後のクリック、訪問されたウェブサイト、訪問されたWAPポータル、DECディレクトリ(たとえば、キャリアのカタログ)から精査された情報、ユーザーに関連付けられている支払い請求履歴から精査された情報、支払い方法、購入品、支払い時期、オンラインインタラクションのタイミング、及び/または、位置に関する情報、並びに、オンラインインタラクション時のモバイル通信設備の速度及び方向を追跡したものを含むことができる。
フィルターは、協調フィルター、パーソナルフィルター、クリック分析によって生成されたフィルター、モバイル通信設備102に関連付けられているキャリアの情報に部分的に基づくフィルター、キャリアのサービス(たとえば、前払いや後払い)に対する支払い方法に基づくフィルター、使用されるモバイル通信設備102のタイプ(携帯電話、PDAなど)に基づくフィルター、及び/または、人口統計学に基づくフィルターを含むことができる。フィルターを、ユーザーのモバイル通信設備102に固有の情報に部分的に基づいて生成することもでき、たとえば、該設備102が、アドレス帳情報、SMSログ、電子メールログ、もしくは、IMログを有しているか否かに部分的に基づいて生成することができる。モバイル通信設備102に関する保存されている記述的情報は、該設備の価格、及び、該設備が、主要な機能として音楽プレーヤーを有しているか否か、主要な機能としてビデオプレーヤーを有しているか否か、主要な機能としてインスタントメッセンジャーもしくはチャット機能を有しているか否か、並びに、該設備が、特定の顧客層(たとえば、子供、ヤングアダルト、大人)を販売対象とするタイプであるか否かを含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102は、アドレス帳(または電話帳。以下同じ)を更新することができる。たとえば、ユーザーは、自身のアドレス帳にホワイトページ(個人別電話帳)やビジネスリスティング(business listing)を追加することができる。局所的な(すなわち、個人のモバイル通信設備などの)アドレス帳に、リスト(名簿や住所録など)を永続的に追加する場合には、追加の料金を、会社(事業体)に請求することができる。
モバイル通信設備102のインタラクションを追跡してサーバーに保存することができ、この場合、保存された情報はキャリア間で移動可能である。同様に、フィルターを、キャリア間及び/またはモバイル通信設備間で移動できるようなやり方でサーバーに保存することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102におけるアプリケーションの見栄えを、無線プロバイダー108と連携することによって改善することができる。
いくつかの実施形態では、電子財布/回収代行(billing-on-behalf-of)を使用できるようにして、ユーザーが有料検索(または検索連動型広告)や比較購買ベンダーで購入できるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、データフィードファイルを、提供されたFTP位置へ無線プロバイダー108によって転送することができる。これは、フード処理を起動することができる。データフィードファイルを、無線プロバイダー108によって提供されたFTP位置から取り戻すこともできる。これを、予め設定したスケジュールにしたがって行うことができる。
いくつかの実施形態では、デッキコンテンツ(deck content)を、スパイダリングを用いて索引付けするために使用することができる。スパイダリングは、ウェブページ、WAPページ、または、他のオンラインコンテンツを自動的に横断的に調べて、関連するコンテンツを取り出す処理である。スパイダは、1以上のルートノードから開始して、一組のルールにしたがってそれらのページからのリンクを横断的に調べることができる。スパイダリングを、予め設定されたスケジュールにしたがって行うことができ、及び、無線プロバイダー108によって要求されたときに手動で起動することができる。無線プロバイダー108はまた、即時更新が必要な場合には、または、追加の検索のために特定のリンクまたは特定の場所が識別された場合には、手動スパイダリングの実行を要求することができる。スパイダはWAPデッキを横断的に調べて、必要なメタデータ(該メタデータから検索インデックスが構築される)を取り出すことができる。コンテンツアイテムに関するWAPページが、モバイル通信設備102の広範囲にわたる互換性情報を示している場合には、該情報を取り出して索引付けすることができる。WAPページが互換性のある送受話器のみに限定されている場合には、スパイダは、既知の各々のタイプのモバイル通信設備102をエミュレートして、互換性情報を得ることができる。
WAPデッキ検索の場合、無線プロバイダー108は、1以上のエントリポイントをスパイダに提供することができる。これを、コンテンツのルートを表す1以上のURLのリストとすることができる。無線プロバイダー108は、必要なアクセス権をWAPページに提供することができる。これは、認証のためのHTTP要求を含むことが可能なプライベートヘッダ(たとえば、X-Request(X要求))に関する情報を提供すること、または、スパイダが通過できるようにモバイルアプリケーションゲートウェイを構成することを伴う場合がある。
いくつかの実施形態では、データフィードまたはスパイダリングを介して無線プロバイダー108から受信したデータを、認証されていない者がアクセスできない機器で保守することができる。したがって、このデータにエンドユーザーが直接アクセスすることはできない。このデータからメタデータを取り出して索引(インデックス)を準備し、それらを、サービスで使用するための製品環境で使用することができる。
いくつかの実施形態では、プラットフォームの品質保証を、単体テスト、統合テスト、解決済みの問題に関する自動化された回帰テスト、及び/または、モバイル通信設備102のマニュアル試験を通じて達成することができる。プラットフォームサーバーの試験を、自動化試験またはマニュアル試験によって行うことができる。プロジェクトの開発段階の間連続試験を使用することができる。リリース(公開や発売)がコードフリーズ段階に入ったときに、リリース認可試験を使用することができる。連続試験プロセスは、挙動変化が意図的なものであること、及び、時間が経過しても品質が劣化しないことを確保することができる。これは、方針の策定と自動化試験の組み合わせを通じて達成することができる。サーバーの各クラスは、開発者によって書かれて保守された単体テストカバレッジ(単体テスト網羅度)を有することができる。それぞれの方法及び全ての方法に対して、特定の単体テストを書く必要はない場合がある。なぜなら、いくつかは小さすぎて該テストを必要とせず、いくつかは、別個にテストするのが難しい場合があるからである。個々のコンポーネントのいくつかまたは全てを別個にテストすることができる。単体テストは、スモークテスト(最も重要な機能をテストして、短時間で実行することを意図した限定されたテストの組)、網羅的なテスト(exhaustive test:製品の全ての領域を完全にテストすることが意図されたより大きなテストの組)、性能試験(実施するテストの性質に起因してより長い実行時間を要するテストの組)などのいくつかのグループを含むことができる。
いくつかの実施形態では、品質問題の特定を支援するために、連続ビルドプロセスを使用することができる。開発者は(ソース制御に対するコート変更が、予期されて、かつ、必要である場合に)、該変更を各々提示する前に、一組のスモークテストを実行して、不具合が生じた単体テストを元の状態に戻すことができる。自動化ビルドマシンプロセスは、ソース制御システムの変化を監視して、まだテストされていない変化に気づいたときはいつでもスモークテストビルドを開始することができる。このプロセスは、チェックインされたソースコードの一貫性検査として作用することができる。このビルドにおける失敗は緊急事態とみなすことができ、該失敗をもたらした開発者によって該失敗を直ちに修正することができる。別の自動化ビルドプロセスは、サーバーをビルドして、予定された間隔で、一組の網羅的な単体テスト及び回帰単体テストを実行することができる。この自動化ビルドにおける失敗を、前回の実行後に変更を行った開発者に送って、問題をできるだけ早く知ることができるようにすることができる。追加の自動化ビルドは、コードカバレッジ(コード化されたカバレッジメトリクス(coverage metrics)の算定及び計算)、コード分析(疑わしいコードの構成及び型の検査)、及び、一組の性能単体テスト(性能単体テストの長時間実行)を含む。
いくつかの実施形態では、プラットフォーム100は、ユーザーの電話機のバージョンを検出して、適切に表現するWALL/WURFLツールキットを使用することによって、WAP(及びCHTMLまたはiMODE)の全てのバージョンに対して描画することができる。WAPサイトは、より新しいWAPバージョンの能力を利用することができ、それゆえ、異なるWAPバージョン毎に別様に描画することができる。WAPが異なるそれぞれのバージョンの電話機において適切に現れて機能することを検証するためにテストを用いることができる。最小限の合格判定テストをまだテストされていない電話機に対して用いることによって、該電話機を評価し、及び、故障を特定することができる。WAPサイトをわずかなに変更した後に、完全な合格判定テストを以前パスした電話機に対して、最小限の合格判定テストを用いることもできる。完全な合格判定テストを、これまでに完全な合格判定テストをパスしていないか、または、大きなWAP変更がされた後に、モバイル通信設備102に対して実行することができる。テストは、基本的なページレイアウトを検証すること、番号付けが正しいことを検証すること、表(テーブル)またはリストが適正にレイアウト(配置)されているのを検証すること、リンクのトラバース(横断)が正しいことを検証すること、コンテンツアイテムの名称が正しく字下げされているのをチェックすること、アーティスト名が正しい位置にあるのを検証すること、検索語の一致が強調表示されるのを検証すること、リンクの色が正しいのをチェックすること、全てのリンクを辿ってそのページが有効であることをチェックすること(完全テストのみ)、及び、数字アクセスキーが動作するのを検証することを含むことができる(但し、これらには限定されない)。テストプロトコルは、エミュレータ、プロフィール、デバッガ、及び/または、ネットワークモニタ(監視)の使用を含むことができる。
いくつかの実施形態では、検索メトリック(search metric)及び業績(ビジネス)レポートは、検索データパターン及び挙動に基づくレポートの解釈及び製品の推薦を含むことができる。顧客レポート及び代替の配信オプションも利用できる。検索概略レポートは、全てのプラットフォームにおける検索利用状況(たとえば、モバイルウェブ検索、ゲートウェイエラートラフィック、及び、有料検索)を見るためのロールアップデータを提供することができる。該レポートは、全体量、日時の報告、及び、各検索システムの使用状況を含むことができる。検索量の報告は、モバイル検索の使用状況をモニタするために1日の検索量及び1週間の検索量を示すことができる。検索クエリーストリームレポートは、各クエリーについて詳細に説明し(または、各クエリーを列挙し)、及び、クエリーが所定の期間中に検索エンジンに送られた回数を列挙することができる。このレポートを、ユーザー集団全体の検索挙動を理解するために使用することができる。新興クエリー(新たに出現しつつあるクエリー:emerging query)レポートは、クエリーの量が急速に増加または減少していることを示すことができる。このレポートを、販売のために、及び、コンテンツ、製品、もしくはサービスを識別してユーザー層に対して供給し及び販売促進をするために使用することができる。
いくつかの実施形態では、WAP使用レポートは、全体として、及び、電話機の型(モデル)毎に、及び、(2以上のコンテンツプロバイダーが索引付けされている場合には)コンテンツプロバイダー毎に、使用可能なWAP検索サイトの使用パターンを詳しく説明することができる。WAP使用レポートは以下のデータ要素を含むことができる:検索の回数、検索エンジンが少なくとも1つの結果を有している回数、各検索の結果の平均回数、各コンテンツカテゴリーがある1つの検索に応答する回数、1検索結果ページあたりのクリック数、1検索当たりに閲覧されたページ数、ユニークユーザーの数、セッションの数、セッションの時間、ページビュー当たりのセッション長、ページビューの総数、及び/または、検索からコンテンツ購入までのコンバージョンレート。
いくつかの実施形態では、アプリケーション使用レポートは、全体として、及び、電話機の型毎に、及び、(2以上のコンテンツプロバイダーが索引付けされている場合には)コンテンツプロバイダー毎に、使用可能なアプリケーションを詳しく説明することができる。該レポートは以下のデータ要素を含むことができる:検索の回数、検索エンジンが少なくとも1つの結果を有している回数、各検索の結果の平均回数、各コンテンツカテゴリーがある1つの検索に応答する回数、1検索結果ページあたりのクリック数、1検索当たりに閲覧されたページ数、ユニークユーザーの数、セッションの数、セッションの時間、ページビュー当たりのセッション長、ページビューの総数、及び/または、検索からコンテンツ購入までのコンバージョンレート。
いくつかの実施形態では、有料検索(ペイドサーチ)性能レポートは、システムからの要求に応答して、有料検索エンジンの性能を直接提供することができる。レポートをWAP使用状況とアプリケーション使用状況とに区分けすることができ、該リポートは、有料検索データベースへの要求の数、一致の数、ペイド・リスティングが利用可能な回数(または時間)のうちの一致率(%)、有料検索エンジンによって埋められている要求されたペイド・リスティングの充填率(%)、クリックスルーレート、1クリック当たりの平均コスト、1広告主当たりのクリック、1広告主当たりの益金、総粗収入、正味の総収入を含むことができる。
いくつかの実施形態では、アプリケーション採用レポートは、所定の期間中にダウンロード可能なアプリケーションの採用について詳細に説明することができ、提供された販促に関する印象の数、もっと知るためのクリック数、ダウンロードの数、及び、アクティブな(または動作中の)アプリケーションの数を含む。
いくつかの実施形態では、サービスメトリックスレポートは、サーバーの動作に関するテータを詳述し、及び、要約することができ、一秒当たりの平均要求(数)、1秒当たりの最高要求(数)、1秒当たりの要求(数)の分布、最大要求サイズ、及び/または、平均応答時間を含む。
いくつかの実施形態では、無線プロバイダー108は、各レポートのタイプ毎に、異なる目的で異なるレベルの特性、たとえば、高レベルの概要を与えることが意図されている集約形態で少量のデータを提示する要約、より詳細な情報を提供するために集約されたより大きなデータの組を提示する詳細な要約、を要求することができる。このタイプのレポートを、無線プロバイダー108が生データの分析を望む状況で用いることができ、及び、要約された情報と共に、及び/または、収集された生データを提示するトランザクションログと共に提供することができる。このタイプのレポートを、無線プロバイダー108が自身の分析をしたいときに使用することができる。
いくつかの実施形態では、レポートを、生のラインベース(raw line-based)のログファイル(ほとんどがトランザクションログ用に使用される)、XML、(XSLをXMLに適用することによってフォーマットされた)HTML、及び/または、(XSLをXMLに適用することによってフォーマットされた)プレーンテキストを用いてフォーマットすることがでる。
いくつかの実施形態では、レポートを、電子メールを用いて配信することができ、この場合、無線プロバイダー108が電子メー0ルアドレスを提供する。メッセージの件名は、レポートの名称及びタイムスタンプを含むことができる。レポートを、FTPによって配信することもでき、この場合、無線プロバイダー108が、ホスト名、ユーザー名、パスワード、及び、ディレクトリ名を提供する。この場合、レポートは、所与のディレクトリ中へのファイルドロップとして配信される。ファイル名は、レポートの名称、タイムスタンプ、及びシーケンスナンバーを含む。
本発明の1側面は、モバイル通信設備のアドレスバー174に入力された情報が、既存のURLまたは他のウェブサイト参照に正しく合致しないときに、該情報に対する有用な応答を提供することに関する。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーは、モバイル通信設備のアドレスバー174に情報を入力することができ、該情報が、スペルミスしたURL、未知のURLなどである場合がある。他の状況では、ユーザーは、アドレスバー174が検索クエリー入力部であると思って、URLではなく検索語を入力したかもしれない。誤った情報がモバイル通信設備のアドレスバー174に入力されうる多くの理由があり、本発明のいくつかの実施形態は、そのような誤った情報を入力した後でも有用な情報をユーザーに提供するように作用する。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のアドレスバーに入力された誤った情報は、正しくないURLやミスタイプしたURLである場合があり、現在アクティブなウェブページに合致しないものである場合があり、切れているリンクや失われたページである場合があり、または、ウェブサイト、URL、もしく、他のサイトの指標に整合させることができない他の情報である場合がある。
図12は、モバイル通信設備102のアドレスバー174に入力された誤情報に関連する予測プロセスを示す。この予測プロセスでは、ユーザーは、モバイル通信設備(MCF)のアドレスバー174にテキスト(文字や文など)を入力する(1202)ことができる。テキストの入力後、ユーザーは、テキストに関連するURLの検索を開始する(1204)ことができる。検索要求に続いて、モバイル通信設備は、関連するサイトを提示(または生成)する(1214)ことができ、または、URLが見つからないか利用できない場合にはエラーが提示(または生成)される(1212)ことができる。エラーが返されたときには、所望のサイトを予測するように設計された設備を利用することができる。このサイト予測設備は、たとえば、モバイル通信設備、無線プロバイダー、または、他の関連する設備内に存在することができる。
ステップ1218に関連する予測を、(たとえば、図1に関連して本明細書で説明されている)一義化設備、(たとえば、図1に関連して本明細書で説明されている)訂正設備、または、ユーザーがどのようなサイトを訪れるつもりであるかを予測するように設計された他の設備に基づくものとすることができる。たとえば、アドレスバー174に入力されたテキストは、「.com」が含まれていなかった、該テキストをミスタイプした、または、スペルミスがあった、または、正しい拡張子は「.net」であった、または、該テキストが間違った拡張子情報を含んでいたという事実があった場合を除いて、正確にURLに関連付けられた可能性がある。ステップ1218に関連する予測設備は、関連するウェブサイトを見つけるために拡張子を含めるか、拡張子を置き換えるプロセスを経る(または実施する)ことができる。アドレスバー174に含められた誤情報の別の例として、テキストが、接頭語(プレフィックス)に関連するミスタイプなど(たとえば、「www.」ではなく「wwe.」をタイプした、またはURLの前にピリオドではなくコンマを入力した)を含んでいた場合がある。ステップ1218に関連する予測設備は、関連するウェブサイトを見つけるために、接頭語情報を含めるか、接頭語情報を置換するプロセスを経る(または実施する)ことができる。アドレスバー174に含められた誤情報のさらなる例として、ユーザーが、URLをミススペルした、短縮されたURLを入力した、URLではなく検索語を入力したなどの場合がある。ステップ1218に関連する予測設備は、テキストのスペル(綴り)をチェックして(調べて)、意図された目的サイトとして認められたもので該テキストを訂正するプロセスを経る(または実施する)ことができる。誤った指示を与えるテキスト入力に関してテキストを予測し訂正する過程において、予測設備は、ユーザーを支援するための他の技術を使用することができる。それらの技術には、たとえば、本明細書において(たとえば、図1に関連して)記載した、訂正、一義化(曖昧さの除去)に関連して説明した技術や、検索クエリーにより良く的を絞る際にユーザーを支援する技術がある。
サイトがステップ1218によって予測されると、その予測されたサイトを入力して(1220)、モバイル通信設備102に提供(または提示)することができる。所望のサイトを予測するプロセス1218は、サイトを予測するステップと、その後、該予測したサイトを検索(または探索)するステップ1224を含むこともできる。予測したサイトが存在しないか応答しない場合には、予測ステップ1218に関連する予測設備は、予測を改善して再度検索を行うことができる。このプロセスを、たとえば、予測されたサイトが突き止められるまで、または、予め設定されたあるタイムアウト時間のためにプロセスがタイムアウトするまで、何回か実行することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のアドレスバー174に入力された誤情報から所望のサイトを予測するプロセスは、この誤情報に対するサイトが存在しないか、またはこの誤情報に応答するサイトがないという指標を受け取った(1212)後、所望のサイトを予測するステップ1218を含むことができる。この予測1218は、本明細書に記載されている、訂正、一義化、または、他のそのような技術を含むことができる。たとえば、予測は、モバイル通信設備に関連する情報(たとえば、モバイル加入者特性情報)を使用して、誤情報の一義化または訂正を支援するステップを含むことができる。予測がなされると、たとえば、予測をテストする(1224)ことができ(たとえば、関連するURLの検索を実行することができる)、予測結果を提案としてユーザーに提示する(1222)ことができ、または、予測に関連するサイトに入って提示する(1220)ことができる。
図13は、モバイル通信設備102に関連するアドレスバー174に入力された誤情報に基づく検索プロセス1300を示す。この検索プロセスでは、ユーザーは、モバイル通信設備のアドレスバー174にテキストを入力する(1202)ことができる。テキストの入力後、ユーザーは、該テキストに関連するURLの検索を開始する(1204)ことができる。検索要求に続いて、モバイル通信設備は、関連するサイトを提示(または生成)する(1214)ことができ、または、URLが見つからないか利用できない場合にはエラーが提示(または生成)される(1212)ことができる。エラーが返されたときには、所望のサイト、または、入力されたテキストに関連する他の情報を検索するように設計された設備を利用することができる。このサイト検索設備は、たとえば、モバイル通信設備、無線プロバイダー、または、他の関連する設備内に存在することができる。
エラー1212、または、所望のサイトが利用できないことを示す他の指標が生成されると、アドレスバー174に入力されたテキストを検索クエリーとして(たとえば、該テキストが、図1に関連して説明したように検索クエリー設備に入力されたのと類似のやり方で)使用する(1302)ことができる。たとえば、テキストが曖昧(不明瞭)な場合は、該テキストを一義化することができ、該テキストを訂正することができ(たとえば、スペルをチェックして訂正することができる)、または、該クエリーに関連する提案、一義化されたクエリー、もしくは、訂正されたクエリーをユーザーに対して生成(または提示)することができる。検索クエリー、訂正された検索クエリー、または、一義化された検索クエリーが決定されると、これらを用いて結果の検索を実行する(1304)ことができる。この検索は、結果を生成し、及び/または、提案もしくは他の関連する情報を生成する(1308)ことができる。たとえば、本明細書において他の実施形態に関連して(たとえば図1に関連して)開示されているように、検索結果または提案を、モバイル通信設備102に関連する情報(たとえば、モバイル加入者特性情報)と協調(または連係)させて生成することができる。いくつかの実施形態では、ユーザーが何を探しているかをより良く予測するために、(たとえば、図1に関連して説明した)アルゴリズム設備144をモバイル通信設備に関連する情報と関連させて用いることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のアドレスバー174に入力された誤情報に関連する情報を検索するプロセスは、この誤情報に対するサイトが存在しないか、またはこの誤情報に応答するサイトがないという指標を受け取った(1212)後、アドレスバー174に入力されたテキストから検索クエリーを生成するステップ1302を含むことができる。この検索クエリー(1302)は、本明細書に記載されている、訂正、一義化、または、他のそのような技術を含むことができる。たとえば、検索クエリーの生成(または展開)は、モバイル通信設備に関連する情報(たとえば、モバイル加入者特性情報)を使用して、誤情報の一義化または訂正を支援するステップを含むことができる。検索クエリーが作成されると、検索結果、及び/または、提案、または、推奨(または推薦)、及び/または、アドレスバー174に入力されたテキストに関連する他の情報を、モバイル通信設備のユーザーに提示することができる。
図14は、モバイル通信設備102に関連するアドレスバー174に入力された誤情報に基づく処理された検索クエリーのプロセス1400を示す。この検索プロセスでは、ユーザーは、モバイル通信設備のアドレスバー174にテキストを入力する(1202)ことができる。テキストの入力後、ユーザーは、該テキストに関連するURLの検索を開始する(1204)ことができる。検索要求に続いて、モバイル通信設備は、関連するサイトを提示(または生成)する(1214)ことができ、または、URLが見つからないか利用できない場合にはエラーが提示(または生成)される(1212)ことができる。エラーが返されたときには、所望のサイト、または、入力されたテキストに関連する他の情報を検索するように設計された設備を利用することができる。このサイト検索設備は、たとえば、モバイル通信設備、無線プロバイダー、または、他の関連する設備内に存在することができる。
アドレスバー174から入力されたテキストを、一義化設備、訂正設備、または、モバイル通信設備での検索により適した形態にテキストを変更するように構成された他の設備によって処理する(1402)ことができる。次に、処理済みのクエリーを検索クエリーとして用いる(1404)ことができ、検索を実行することができる。結果、提案、及び/または、処理済みのクエリーに関連する他の情報を生成して、モバイル通信設備102に関連するディスプレイに表示することができる。
図15は、モバイル通信設備102に関連するアドレスバー174に入力された誤情報に基づくリダイレクションプロセス1500を示す。このリダイレクションプロセスでは、ユーザーは、モバイル通信設備のアドレスバー174にテキストを入力する(1202)ことができる。テキストの入力後、ユーザーは、該テキストに関連するURLの検索を開始する(1204)ことができる。検索要求に続いて、モバイル通信設備は、関連するサイトを提示(または生成)する(1214)ことができ、または、URLが見つからないか利用できない場合にはエラーが提示(または生成)される(1212)ことができる。エラーが返されたときには、所望のサイト、または、入力されたテキストに関連する他の情報を検索するように設計された設備を利用することができる。このサイト検索設備は、たとえば、モバイル通信設備、無線プロバイダー、または、他の関連する設備内に存在することができる。
エラー、または、サイトが利用できないことを示す他の指標(1212)に続いて、リダイレクトされたサイトを選択する(1502)ことができる。このリダイレクション(1502)を、テーブル、アルゴリズム、または、元々利用できないサイトに関連する、正しいサイトを示す情報に基づくものとすることができる。たとえば、利用できないサイトは、関連するサイトがあることを示す情報を生成することができる。たとえば、参照されたURLを提供することができる。このリダイレクション情報が与えられると、モバイル通信設備を新しいサイトにリダイレクト(たとえば接続する)ことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に関連する情報を用いて、ユーザーをリダイレクトされたサイトにリダイレクトすることができる。たとえば、ユーザーは、URLのスペルを間違う場合があり、モバイル通信設備に関連する情報は、ユーザーが何を入力するつもりであったかを示すことができる。たとえば、モバイル特性情報は、ユーザーが、ミスタイプして入力したURLに非常によく似たURLのサイトを最近閲覧したことを示す情報を含むことができ、この場合、その以前に訪れたサイトをユーザーに提示することができる。いくつかの実施形態では、入力されたURLが利用できないものであって、代替物を提案するプロセスが使用されたことを示す指標をユーザーに提示することもできる。
いくつかの実施形態では、リダイレクション、検索、テキスト処理、結果の提示、提案、または、モバイル通信設備のアドレスバーに入力された情報を管理する他の方法を、アルゴリズム設備144によって支援することができる。アルゴリズム設備144は、ユーザーが最も関心がある情報が何かを決定するプロセスにおいて、モバイル通信設備102に関連する情報を使用することができる。アルゴリズム設備を、たとえば、協調フィルターまたは個人用のものとすることができ、これらのフィルターは、ユーザーに目的とされた結果を配信するプロセスにおいて、モバイル特性データベースからの情報を使用することができる。
本発明の別の側面は、モバイル通信設備に入力された検索クエリー及びアドレスクエリーに関連するエラーを処理することに関連する。いくつかの実施形態では、エラー処理を、モバイル通信設備上のソフトウェアによって実施することができる。いくつかの実施形態では、エラー処理を、モバイル通信設備から離れたところにある(たとえば、無線プロバイダー108に関連するサーバーにある、または、無線通信設備104に関連するサーバーにある)ソフトウェアによって実施することができる。いくつかの実施形態では、エラー処理を、部分的に、モバイル通信設備でのソフトウェア処理を用いて、及び、部分的に、モバイル通信設備から離れたプラットフォームでのソフトウェア処理を用いて行うことができる。
図16は、エラー処理が、少なくとも部分的にモバイル通信設備102で実行されるところのエラー処理方法1600を示す。この実施形態では、モバイル通信設備を用いて、(たとえば、モバイル通信設備のアドレス検索バーに入力されたアドレスに関連する)アドレス検索要求をサーバー設備1602に伝えることができる。サーバーを、たとえば、無線プロバイダーに関連付けられたサーバーとすることができる。そのような検出されたアドレスまたはURLが存在しない場合、または、検出されたアドレスが非アクティブであるか、エラーを生じている場合には、モバイル通信設備においてそのことを示すエラー1604を生成することができる。このエラーを、図12−図15に関連して説明したエラー1212と同様(または類似)のエラーとすることができる。
エラー1604またはこれに類するものが生成されると、モバイル通信設備102のソフトウェアプラットフォームは、種々のやり方(たとえば、図12−図15に関連するエラー処理)でこのエラーに応答することができる。たとえば、図12−図15に関連して指摘したように、モバイル通信設備102のソフトウェアは、所望のサイトを予測する(1218)ことができ、検索クエリーとしてテキストを使用する(1302)ことができ、さらに、入力されたテキストを処理する(1402)ことができ、モバイル通信設備を別のウェブサイトにリダイレクトする(1502)こと、あるいは、エラー1604に応答して処理を実行することができる。エラー処理に続いて、モバイル通信設備は、情報に対する追加の要求1608を生成して伝えることができる。これは、図12−図15に関連して説明した情報に対する要求に類似したものとすることができる。たとえば、(図12に関連して説明したように)新たに予測されたウェブサイトに入るための要求を行うことができる。この新たに予測されたウェブサイトに入るための要求に続いて、エラーまたはこれに類するものを生成することができ、この処理を再度実行する(1224)ことができる。最終的には、モバイル通信設備102は予測されたサイトの指標(予測されたウェブサイトを示すもの)を受け取ることができ、または、その予測されたサイトは提示されることができる。別の例として、新しい要求1608を、図13及び図14に関連して説明したように、検索クエリーとして、または、検索エンジンに送られることが意図された処理済みのクエリー(たとえば、一義化されたクエリー)として形成することができる。さらに他の例として、新しい要求1608を、図15に関連して説明したリダイレクトされた要求とすることができる。ユーザーは、意図的に、検索クエリーをロケーションボックス(location box)に配置するつもりである場合があることに留意すべきである。
図17は、エラー処理が、少なくとも部分的に、モバイル通信設備102から離れたところで実行されるところのエラー処理プロセス1700を示す。この実施形態では、モバイル通信設備を用いて、(たとえば、モバイル通信設備のアドレス検索バーに入力されたアドレスに関連する)アドレス検索要求1702を、無線プロバイダー108に関連するサーバー設備に伝えることができる。サーバーを、たとえば、無線プロバイダーの制御下にあるサーバーとすることができ、または、サーバーを別様に関連付けることができる。そのような検出されたアドレスまたはURLが存在しない場合、または、検出されたアドレスが非アクティブであるか、エラーを生じている場合には、無線プロバイダー108に関連するサーバーにおいてそのことを示すエラー1704を生成することができる。このエラーを、図12−図15に関連して説明したエラー1212と同様(または類似)のエラーとすることができる。
エラー1704またはこれに類するものが生成されると、無線プロバイダー108に関連するサーバーのソフトウェアプラットフォームは、種々のやり方(たとえば、図12−図15に関連するエラー処理)でこのエラーに応答することができる。たとえば、図12−図15に関連して指摘したように、サーバーのソフトウェアは、所望のサイトを予測する(1218)ことができ、検索クエリーとしてテキストを使用する(1302)ことができ、さらに、入力されたテキストを処理する(1402)ことができ、モバイル通信設備を別のウェブサイトにリダイレクトする(1502)こと、あるいは、エラー1704に応答して処理を実行することができる。エラー処理に続いて、サーバーは、情報に対する追加の要求1708を生成して伝えることができる。これは、図12−図15に関連して説明した情報に対する要求に類似したものとすることができる。たとえば、(図12に関連して説明したように)新たに予測されたウェブサイトに入るための要求を行うことができる。この新たに予測されたウェブサイトに入るための要求に続いて、エラーまたはこれに類するものを生成することができ、この処理を再度実行する(1224)ことができる。最終的には、モバイル通信設備102は予測されたサイトの指標(予測されたウェブサイトを示すもの)を受け取ることができ、または、その予測されたサイトは提示されることができる。別の例として、新しい要求1708を、図13及び図14に関連して説明したように、検索クエリーとして、または、検索エンジンに送られることが意図された処理済みのクエリー(たとえば、一義化されたクエリー)として形成することができる。さらに他の例として、新しい要求1708を、図15に関連して説明したリダイレクトされた要求とすることができる。
本発明の1つの側面はスポンサー提供のリンク(スポンサー付きのリンクのこと。以下、スポンサー提供リンクという)を提供することに関連する。いくつかの実施形態では、スポンサーに、該スポンサーがスポンサー情報(たとえば、入札情報、落札した場合に提示されるコンテンツ、連絡先情報、デバイス(装置)互換情報、スポンサーが対象としているプロフィール、スポンサーが対象としている場所など)を入力できるようにするインターフェースを提供することができる。たとえば、(たとえば、図1及び図2に関連して説明した)スポンサーシップ設備162をスポンサーシップ入力設備に適合させることができる。スポンサーシップ設備162は、モバイル通信設備にスポンサー提供リンクを提供することに関連する他の機能もまた実行することができる。たとえば、スポンサーシップ設備162は、入札プロセスを容易にすることができ、及び/または、スポンサー提供コンテンツをモバイル通信設備に提供(または提示)することができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に関連する情報(たとえば、モバイル加入者特性情報)をスポンサー提供リンクプロセスで使用することができる。
図18は、モバイル通信設備102が無線プロバイダー108と通信するところのスポンサー提供コンテンツ設備1800を示す。モバイル検索ホスト設備114の一部とすることができるスポンサーシップ設備162は、スポンサー入力設備1804を備えることができ、該設備1804で、スポンサーは、スポンサー提供コンテンツ、入札、検索条件などに関連する情報を入力するプロセスを開始することができる。スポンサーシップ設備162は、いくつかのスポンサー間での入札プロセスを処理するための入札設備1812、スポンサー提供コンテンツに関連する支払いトランザクション(支払い取引)を処理するための支払いシステム1810、スポンサー提供コンテンツを管理及び/または提供するように構成されたスポンサー提供リンク/コンテンツ設備1808を備えることができる。スポンサーを、スポンサー提供コンテンツデータベース128及びスポンサーの支払いシステム1802にアクセスするように構成されたサーバー(134)アプリケーションに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーは、スポンサー入力設備1804を通じてモバイル通信設備102にあるスポンサー提供コンテンツを提供するために、入札プロセスに入ることができる。スポンサーは、(あるキーワードマッチ(またはキーワード一致)に対する最高入札価格などの)入札情報、コンテンツ情報、互換性情報などを提供することができる。スポンサーが、スポンサー入力設備1804を介してスポンサープロセスに入ると、入札価格と引き換えに、モバイル通信設備にスポンサー提供コンテンツを表示する権利を得ることが可能になる。ユーザーは、モバイル通信設備102において検索クエリーを入力することができ、該クエリーは入札設備1812に送られることができ、該設備1812で、入札プロセスが行われて、どのスポンサー提供コンテンツがモバイル通信設備102に提供されることになるかを決定することができる。入札プロセスの結果、エントリープロセス中に独自に示した入札者情報において識別されるあるスポンサー提供コンテンツ128の落札が決定される。たとえば、スポンサーは、落札したときには、リンクまたは他のコンテンツ1808をモバイル通信設備に提供(または提示)すべきことを表明していたかもしれない。
スポンサーは、モバイル通信設備102に購入可能なコンテンツを提供することができ、ユーザーは、モバイル通信設備102を介してそのコンテンツを購入して、無線プロバイダー108を介してそのコンテンツに対する支払いを行うことができる。たとえば、コンテンツを、ダウンロード可能な着信音、音楽ファイル、ビデオファイル、壁紙などとすることができる。スポンサーは、無線プロバイダーの課金設備1810を介してそのようなコンテンツに対する課金をすることを選択することができる。これは、便利、及び/または、安全、及び/または信頼性の高いユーザートランザクション(ユーザー取引)を提供することができる。ユーザーは、自身の無線プロバイダーが既知のソースから提供されるものよりも多くの外観を提供できるので、該無線プロバイダーを介してコンテンツを快適に購入することができる。これは、ユーザーの観点からの「ウォールドガーデン」についての印象よりも多くのものを生成することができ、一方、ユーザーが、オープンウェブ(または公開ウェブ)上でそのようなコンテンツを検索及び/または受け取ることができるようにする。スポンサーが、無線プロバイダー支払い設備1810を通じてコンテンツの支払いを許容している場合には、無線プロバイダー108は、課金サービス(料金請求業務)の見返りとしてユーザーの支払いの一部(または、何か他の代償)を受け取ることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー支払い設備1802を用いて、落札された、及び/または、モバイル通信設備102に提示されたスポンサー提供リンクに対する支払いを行うことができる。たとえば、スポンサー提供コンテンツが落札され、及び/または、モバイル通信設備102に提示されると、課金設備1812は、スポンサー支払い設備1802からの入札価格の支払いを要求することができる。この場合、スポンサー支払い設備1802は、たとえば、無線プロバイダー支払い設備1810に対する支払いを処理することができる。
図19は、スポンサーがスポンサー入力設備1804と相互作用(対話)するときにスポンサーに提供することができるスポンサー入力設備ユーザーインターフェース1900を示す。ユーザーインターフェース1900は条件入力設備1902を備えることができ、該設備1902で、スポンサーは、スポンサー提供コンテンツを配置するための入札にとって重要な条件を入力することができる。たとえば、条件入力設備1902に入力された基準(または条件)を、キーワード、語句、用語、専門用語(lingo)、smsコード、ユーザープロフィール、モバイル通信設備のディスプレイのタイプ(型)、モバイル通信設備のタイプ、電話機のタイプ、モバイル通信設備、モバイル通信設備のプロセッサのタイプまたはプロセッサの能力、モバイル通信設備のオペレーティングシステム、モバイル通信設備のサードパーティのソフトウェア、モバイル通信設備のプラットフォーム特性、モバイル通信設備のオーディオシステム、場所、ユーザーの性別、ユーザーの購入履歴、ユーザーの年齢、好み、クリック履歴、通話(呼び出し)履歴、時刻、日付、モバイル通信設備の地域コード(市外局番)、ユーザーの自宅住所、職場の住所、自宅がある地域、職場がある地域、モバイル加入者特性などに関連付けることができる。
ユーザーインターフェース1900は、また、入札エントリー設備1904を含むことができる。入札エントリー設備は、スポンサーに、入札価格及び対応する入札条件を入力する能力を提供することができる。たとえば、最高入札価格を、キーワード関連性マッチング(キーワード関連性一致)などの条件に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、最高入札価格を、単純な一致条件(たとえば、キーワードの一致など)、または、より複雑な文字列、または、重み付けされた用語の列、イベント(事象)、または、特性に関連付けることができる。たとえば、スポンサーは、あるキーワード一致(キーワードマッチング)に対して0.10ドルの最高入札価格を提供することができる一方で、キーワードと場所の組み合わせに対して0.15ドルの入札価格、または、キーワードと場所と電話機のタイプとの組み合わせに対して0.20ドルの入札価格を提供することができる。別の例として、スポンサーは、検索が暗黙的検索の場合に、場所と時刻に関連する入札に対して0.15ドルの入札価格を提供することができる。入札価格に関連する入札条件のいくつかの例を提示したが、条件マッチングを、重み付け関数マッチング、アルゴリズムベースのマッチング、または、他の任意のタイプのルール(規則)に基づくアルゴリズム、発見的手法、または、他のマッチング(但し、これらに限定されない)を含む任意のタイプのマッチングとすることができることが理解されるべきである。
いくつかの実施形態では、自身のコンテンツをモバイル通信設備に提供することを望んでいるスポンサーに、広告、販促用の通知、提供品(または特売品)など(但し、これらに限定されない)を含む、スポンサーコンテンツを生成するための複数のメニューフォーマットを提示することができる。たとえば、メニューシステムは、スポンサーにエントリーメニューを提供することができ、このメニュー内で、スポンサーは、URL、所在地住所、電話番号、または、他の連絡先情報を含む、スポンサーコンテンツのタイトル(または表題)を生成することができる。他の説明文を行単位、段落単位、及び/またはページ単位で入力することが可能である。
いくつかの実施形態では、自身のコンテンツをモバイル通信設備に提供することを望んでいるスポンサーに、該スポンサーがスポンサーコンテンツを提示したいと思っているモバイル通信設備のタイプを選択するための複数のメニューフォーマットを提示することができる。たとえば、スポンサーは、スポンサーのコンテンツを最適に提示するための技術要件のために、該スポンサーのコンテンツの提示に最も適合したモバイル通信設備のサブセットを選択することを望む場合がある。スポンサーは、該スポンサーがターゲット(対象)にしたいと思っている他のユーザー特性に関連するモバイル通信設備のモデル(たとえば、大学生の間でよく使用されていることが知られている携帯電話のモデル(または機種))にのみ提示することを選択することができる。
いくつかの実施形態では、自身のコンテンツをモバイル通信設備に提供することを望んでいるスポンサーに、該スポンサーがスポンサーコンテンツを提示したいと思っているモバイル通信設備のプラットフォーム及び/またはソフトウェアのタイプを選択するための複数のメニューフォーマットを提示することができる。たとえば、スポンサーは、Java(商標)対応のデバイス(装置)を必要とするコンテンツを持っている場合がある。したがって、スポンサーにとっては、Java対応のモバイル通信設備にのみスポンサーのコンテンツを提示することを選択することが望ましい場合がある。
いくつかの実施形態では、自身のコンテンツをモバイル通信設備に提供することを望んでいるスポンサーに、キーワード及び/またはキーフレーズを選択してスポンサーの情報に関連付けるための複数のメニューフォーマットを提示することができる。それらのメニューは、スポンサーが入札価格を入力することができる個々の単語、単語のリスト、及び/または語句を提示することができる。入札価格を、特定の価格、ある価格範囲、または、スポンサーが、該スポンサーのコンテンツをその言葉(言語)に関連付けるために支払う用意がある最高価格とすることができる。
いくつかの実施形態では、自身のコンテンツをモバイル通信設備に提供することを望んでいるスポンサーに、スポンサーによって入力された、及び/または、選択されたキーワードに基づいてキーワード提案を提示することができる。たとえば、シソーラスを利用して、スポンサーが入札の際に興味があることを表明したキーワードに関連する追加のキーワードをスポンサーに自動的に提示することができる。
いくつかの実施形態では、自身のコンテンツをモバイル通信設備に提供することを望んでいるスポンサーに、地理的変数を選択してスポンサーの情報に関連付けるための複数のメニューフォーマットを提示することができる。これらのメニューは、ユーザーによって入力された、及び/または、ロケーション設備から得られたGPS情報に基づく、個々の地域コード(市外局番)、都市名、州名、国名、場所(位置)を提示することができる。地理的情報を、他のモバイル加入者特性に関連して提示することもできる。たとえば、ホテル業(または旅館業)をしているスポンサーは、ユーザーが現在住んでいる町及び/または通常の勤務地域の外にいる該ユーザーに対してのみスポンサーのコンテンツを提供することに関心がある場合がある。
いくつかの実施形態では、自身のコンテンツをモバイル通信設備に提供することを望んでいるスポンサーに、人口統計学的変数を選択してスポンサーの情報に関連付けるための複数のメニューフォーマットを提示することができる。これらのメニューは、モバイル加入者特性データベースに含まれる、年齢、性別、人種、住所、収入、請求(または課金)履歴、購入履歴などの個々の人口統計学的変数を提示することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーのコンテンツを、該スポンサーの入札価格に基づいてランク(階級)が下がっていく順番で、モバイル通信設備に表示することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーのコンテンツを、スポンサーから得られた共有収入の額に基づいて、ランク(階級)が下がっていく順番で、モバイル通信設備に表示することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーのコンテンツを、条件として時間を用いることに少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備102に表示及び/または配列することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーのコンテンツを、ユーザー、デバイス(装置)タイプ、地理、トランザクション、及び/または、履歴などのモバイル加入者特性に少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備102に表示及び/または配列することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーのコンテンツを、スポンサー提供コンテンツの関連性に少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備102に表示及び/または配列することができる。たとえば、関連性を、クエリー入力設備120においてユーザーによって入力されたスポンサーのコンテンツ及びキーワードに含まれている情報に基づくものとすることができる。関連性を、スポンサーのコンテンツ、並びに、ユーザー、デバイス(装置)タイプ、地理、トランザクション、及び/または履歴などのモバイル加入者特性に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーのコンテンツを、モバイル加入者特性のグループ分け(またはグループ)または集合に少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備102に表示及び/または配列することができる。たとえば、スポンサーのコンテンツを、ユーザーの年齢範囲(たとえば、20歳〜30歳)に基づいて表示することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー課金プロセスの結果として支払い可能な金額を、無線プロバイダーの課金システム内で処理することができる。たとえば、スポンサーが無線プロバイダーの課金システムに入ると、任意の提供されたスポンサー提供コンテンツに対する支払いが行われるように、該スポンサーは無線プロバイダーと契約することができる。この支払いを、たとえば、スポンサーから無線プロバイダーに直接なされるようにすることができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーは、スポンサー提供コンテンツと相互作用して(たとえば、スポンサー提供リンクをクリックする)、スポンサー提供コンテンツ内でトランザクション(取引)をすることができる(たとえば、ユーザーは、音楽ダウンロード、着信音、壁紙などを購入することができる)。かかる実施形態では、購入されたコンテンツの購入価格は、スポンサーから請求されるのではなく、ユーザーの無線プロバイダーの請求書に記載されうる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーを、モバイル加入者特性、装置タイプ、位置、挙動履歴、トランザクション履歴、または、他のパラメータの組み合わせに基づいて分類することができ、生成されたクラスを入札のためにメニューフォーマットにおいてスポンサーに提示することができる。たとえば、カリブ海クルーズのチケットを購入する可能性が高い無線プロバイダーの顧客層のユーザー特性を統計的にモデル化することが可能である。このモデルがわかると、該モデルによって記述されるプロフィールに近いプロフィールを有する全ての顧客を、「カリブ海クルーズ」のカテゴリーにグループ化することができる。この場合、このカテゴリーを、他のカテゴリーと共にメニューシステムに含めることができ、及び、入札のためにスポンサーに提示することができる。水着会社、サングラス会社などは、カリブ海クルーズカテゴリーへのアクセスに対する入札に大きな関心をもつ可能性がある。なぜなら、このカテゴリー内のユーザーはそれらの会社の製品を必要とする可能性が高いからである。該モデルで使用されている多くの特性(変数)を単一のカテゴリーにまとめることによって、スポンサーに対して入札プロセスに要する時間を短くすることができ、及び、所有権(特許権や商標権等)で保護された製品を設定すことができる。さらに、該統計的モデルを絶えず更新して、ユーザーの好みの変化に対応するようにすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーのウェブサイトを評価して、キーワード及び/またはキーフレーズの出現頻度を判定することができる。キーワード及び/またはキーフレーズの頻度がわかると、キーワードとスポンサーのウェブサイトのコンテンツとの関連性を示すサイト関連性スコアを得ることができる。次に、この関連性スコアを用いて、スポンサーの課金処理を支援し、スポンサーが、該スポンサーのコンテンツに対して最も大きな関連性を有するキーワード及び/またはキーフレーズに該スポンサーの資金を集中することを容易にすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーの挙動を自動的に収集することができ、入札システムにおける入札価格を、ユーザーの挙動を反映するように調整することができる。たとえば、ユーザーの通話(または電話呼出)、クリック、クリックスルー、購入、及び収率最適化を自動化して、キーワードに関連する最低入札価格または最高入札価格を変更するために使用することができる。
いくつかの実施形態では、編集検査プロセスを用いて、該スポンサーによる、スポンサーのコンテンツを関連付けるための条件(または基準)の選択の適切さ(妥当性)を評価することができる。たとえば、スポンサーが、子供の関心事に一般に関連付けられるキーワードにアダルトコンテンツ(成人向けコンテンツ)を関連付けることは不適切である。編集プロセスは、このような不釣り合いを突き止めて修正(または除去)することを支援することができる。
いくつかの実施形態では、自動化スパイダツールを用いて、スポンサーのコンテンツの変更を定期的にモニタして、スポンサーリンクの信頼性を判定することができる。たとえば、入札プロセスを介してキーワードに以前関連付けられたスポンサーのコンテンツがもはや信頼できない(すなわち、そのコンテンツは、そのリンクがユーザーを導く場所にはもはや配置されていない)ほどまでに、該スポンサーによってウェブサイトが更新される場合がある。これが起こると、システムは、スポンサーコンテンツリンクの信頼性が十分でないことを示す警告をスポンサーに送ることができる。それらのリンクは、システムの全体的な信頼性を高めるように機能することができる。
図20に示すように、モバイル通信設備102のクエリー設備からのウェブページ要求の受信、モバイル通信設備102に関連する情報の受信、及び、モバイル通信設備102に関連する情報に少なくとも部分的に基づく少なくとも1つの広告2002aのウェブページへの関連付け、に少なくとも部分的に基づいて、広告2004をモバイル通信設備102に提供(または提示)することができる。たとえば、モバイル通信設備102のユーザーは、音楽家の名前をつづった明示的なテキストクエリーからなる検索クエリーを開始する(または発する)ことができる。ユーザーのモバイル通信設備102に提示される可能性のある検索結果は、広告2002a、2002b、音楽家のCD用のウェブサイト、該音楽家の演奏ビデオなどを含むことができる。代替的には、モバイル通信設備のユーザーは、音楽家専用の特定のウェブサイトを要求するアドレス要求(たとえば、インターネットのURL)を入力することができる。このアドレス要求を、該音楽家のCD、該音楽家の演奏ビデオなどに関連する広告及び他のウェブサイトに関連付けることができる。どの広告/ウェブページ2008の結果を、ユーザーのモバイル通信設備102に成功裏に提供できるかを決定するために、モバイル通信設備102に関する情報(たとえば、該モバイル通信設備のビデオストリーミング能力)を使用することができる。次に、この情報を使用して、ウェブページと広告2004(これらの各々を、ユーザーのモバイル通信設備102のディスプレイに表示することができる)を対(または組)にすることができる。
いくつかの実施形態では、暗黙的クエリーを、モバイル通信設備102のユーザーから受け取り、広告2004との関連性を得るために該暗黙的クエリーを少なくとも部分的に用いることができる。たとえば、モバイル加入者特性112、キャリアビジネスルール130、モバイル通信設備102の情報は、時間(または時刻)、位置(または場所)、または、類似の状況と連係(または結語)して、ユーザーに、関連する広告−ウェブページ2008の推奨される対(組み合わせ)を提案することができる。推奨された広告2002を、広告2002の結果を表示する前、表示している最中、または、表示した後に、提示されたウェブページと対にすることができる。コンテンツ要求を、モバイル加入者特性112に少なくとも部分的に基づく暗黙的クエリー要求によって行うことができる。たとえば、ユーザーのモバイル加入者特性112はユーザーの生年月日を含むことができる。したがって、ユーザーの誕生日祝いやユーザーの誕生日における顧客用値引きなどに関連した広告2004を選択するために、暗黙的クエリーをユーザーの誕生日に生成することができる。コンテンツ要求を、ユーザーのモバイル通信設備102の特性に少なくとも部分的に基づく暗黙的クエリー要求によって行うことができる。たとえば、モバイル通信設備102のタイプが人口統計学的データ(たとえば年齢)に関連付けられている場合は、暗黙的クエリーを、モバイル通信設備102のタイプのユーザーに関連性を有する可能性がある広告2004を選択するために開始する(または発する)ことができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーの前の検索アクティビティ(検索活動)及び検索結果を用いて、ユーザーのための暗黙的クエリー要求を生成することもできる。前の検索アクティビティは、トランザクション(取引など)、検索クエリー、ウェブサイトへの訪問、及び、モバイル通信設備102においてユーザーによって開始された他の行為(または活動)を含むことができる。モバイル通信設備102の地理的位置(または地理的場所)は、ユーザーの現在の場所に地理的に近いところにある製品及びサービス(但し、これらに限定されない)を含む暗黙的クエリーの生成を促進することができる。暗黙的クエリーを生成するために、現在時刻を、他の情報と独立に、または、他の情報と共に用いることができる。たとえば、今が真昼であるという独立した事実は、ランチを提供するレストランに対する暗黙的クエリーを開始することができる。このレストランの例と同様に、意義のある推奨を生成するための類似のプロセスを、運送、食物、劇場、スポーツ、エンターテイメント(娯楽)、映画、法人、仕事、銀行、郵便局、郵便施設、ガス、方向、複数の場所、場所、ナビゲーション(または航行)、タクシー、バス、列車、車、空港、ベビーシッター、サービス提供者、商品提供者、ドラッグストア、ドライブスルー、バー、クラブ、映画の時間、エンターテイメント(娯楽)の時間、ニュース、局所的な情報を含む、他のサービス及び製品に適用することができる。
いくつかの実施形態では、広告2002を、モバイル加入者特性112に関連する情報に少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備102に提供することができる。この情報は、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得範囲、生年月日の範囲、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間、所属組織、または、本明細書に記載されている他のそのような情報などの、モバイル加入者特性データベース112に含まれているユーザー個人の人口統計学的変数を含むことができる。モバイル加入者特性112をパーソナルフィルターに関連付けることができる。モバイル加入者特性を、協調フィルターと共に用いることができる。モバイル加入者特性112は、ユーザー特性の集合を含むことができ、または、ある値の範囲を含むことができる。ユーザー特性の該値の範囲を、ユーザーの人口統計学的データの範囲とすることができる。ユーザー特性の該値の範囲を、挙動の範囲、または、年齢の範囲とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル加入者特性112は、広告2002の検索結果を、あるモバイル加入者特性112または複数の特性のプロフィールに関連するものに限定するパラメータを生成することができる。したがって、広告2002結果の(1つ以上の)集合の表示において、モバイル加入者特性112の存在または不存在に基づいて、情報を省くこと、情報に優先順位を付ける(たとえば、スポンサーリンクを他の全てものに優先して表示する)こと、検索結果の集合のサブセット(副集合)を強調すること、または、情報の表示順を並べ替える(または決定する)ことができる。モバイル加入者特性データベース112内に格納することができる代表的な要素の例には、ユーザーに関連する場所、個人情報、ウェブインタラクション(ウェブとの相互作用)、電子メールインタラクション(または電子メールによる相互作用)、メッセージングインタラクション(またはメッセージによる相互作用)、課金(または請求)履歴、支払い履歴、典型的な請求料金、時刻、オンラインインタラクション(オンライン相互作用)の継続時間、オンラインインタラクションの回数、家族状態、職業、トランザクション(取引など)、以前に入力された検索クエリー、場所(または位置)の履歴、電話番号、デバイス(または装置)の識別子、以前にダウンロードしたコンテンツのタイプ、以前に閲覧したコンテンツ、及び、訪問したサイトが含まれる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの広告2004を、モバイル加入者特性112とモバイル通信設備102の特性との組み合わせに関連する情報に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのウェブページに関連付けることができる。この情報は、ユーザーが所与の時刻及び場所において探しうるものに関する指標を提供することができる。たとえば、ユーザーは、輸送、食べ物、劇場、スポーツ、エンターテイメント(娯楽)、映画、法人(会社など)、仕事、銀行、郵便局、郵便施設、ガス、方向、複数の場所、場所、ナビゲーション(または航行)、タクシー、バス、列車、車、空港、ベビーシッター、サービス提供者、商品提供者、ドラッグストア、ドライブスルー、バー、クラブ、映画の時間、エンターテイメント(娯楽)の時間、ニュース、及び局所的な情報を探すことができる。
いくつかの実施形態では、広告2004を、モバイル通信設備102に関連する情報に少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備102に提供(または提示)することができる。この情報は、広告2002の検索結果を、所与のタイプのモバイル通信設備102への提示に適合した(または互換性のある)、または、該提示に関連する、または、該提示に好適なものに限定するパラメータを生成することができる。したがって、広告2002結果の(1つ以上の)集合の表示において、モバイル通信設備102の存在もしくは不存在、または、モバイル通信設備102の特性に基づいて、情報を省くこと、情報に優先順位を付ける(たとえば、スポンサーリンクを他の全てものに優先して表示する)こと、検索結果の集合のサブセット(副集合)を強調すること、または、情報の表示順を並べ替える(または決定する)ことができる。モバイル加入者特性データベース112内に格納することができる代表的な要素の例には、検索履歴、ペアレンタルコントロール、キャリアビジネスルール130、表示解像度、処理速度、オーディオ能力、映像能力、及び他の技術的特性が含まれる。たとえば、広告2004を、最適に提示するためのコンテンツに対する技術的要件のゆえに、コンテンツ2004のコンテンツの提示に最も適したモバイル通信設備102のモデルのサブセットにだけ関連付けることができる。たとえば、広告2004は、Java対応デバイス(装置)を必要とするコンテンツを有する場合がある。したがって、その広告2004については、そのコンテンツを、Java対応のモバイル通信設備にのみ提示するのが望ましい場合がある。
いくつかの実施形態では、広告及びウェブページコンテンツとモバイル通信設備102のタイプとの適合性を、かかるコンテンツとの複数のモバイル通信設備102のインタラクション(相互作用)を追跡することによって少なくとも部分的に決定することができる(または該追跡に少なくとも部分的に基づいて決定することができる)。該広告及びウェブインタラクションに関連する情報をデータベースに格納することができ、この場合、該情報の一部は、複数のモバイル通信設備から少なくとも1つのモバイル通信設備102を識別する識別子を含み、該情報は、どれだけ多くのコンテンツインタラクション(コンテンツ相互作用)があったかに部分的に基づいて、モバイル通信設備102と該コンテンツとの適合性を予測する。モバイル通信設備102とコンテンツとの適合性の予測を、ユーザーの過去においてどれだけ多くのインタラクション(相互作用)があったかに部分的に基づくものとすることができる。コンテンツを、ダウンロードしたもの、プログラム、ファイル、実行可能なファイル、ZIP形式の(圧縮)ファイル、圧縮されたファイル、オーディオ、ビデオとすることができる。広告またはウェブインタラクションを、ハイパーリンクのクリック、ダウンロードしたコンテンツの指示(またはダウンロードするコンテンツの指示)、及び/または、ダウンロードしたプログラムの指示(またはダウンロードするプログラムの指示)とすることができる。
いくつかの実施形態では、広告コンテンツを、ウェブページコンテンツ、及び、少なくとも1つのモバイル加入者特性112、及び/または、少なくとも1つのモバイル通信設備102の特性に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、広告2004を、モバイル通信プロバイダー関連する情報に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つのウェブページに関連付けることができる。モバイル通信プロバイダーに関連する情報は、グラフィカル(図的)なトレードマーク(商標)、可聴信号、モバイル通信プロバイダーの標語トレードマーク(slogan trademark)を読んでいる人の声を録音したもの、モバイル通信プロバイダーに関連する独特な音声トーンまたはトーンの組み合わせ、または、オーディオ−ビジュアルなコマーシャルなどのビデオストリーム(但し、これらに限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に関する過去の動作または他の情報を、リモートのサーバー134及びデータベース138、無線プロバイダーデータ設備124、モバイル通信設備、または、他の類似の設備において、格納し、集積して、分析することができる。過去の動作は、過去のコンテンツインタラクション、ダウンロードされたコンテンツ、オーディオコンテンツストリーミング、ビデオコンテンツストリーミング、Javaクッキーに含まれているコンテンツ、モバイル通信設備に格納された一時的なインターネットファイルに含まれているコンテンツ、過去のトランザクション情報など(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、アルゴリズム設備144は、モバイル通信設備の過去の動作に関する情報、または、モバイル通信設備に関連する他の情報を関連付けるためのアルゴリズムを含むアルゴリズムを実行することができる。たとえば、アルゴリズム設備は、単一のモバイル通信設備102内、または、モバイル通信設備のグループ内の所与の過去の動作(たとえば、MP3ファイルのダウンロード)の累積度数を判定するためのアルゴリズムを含むことができる。コンテンツをイエローページのような分類に分類することができ、この分類を、モバイル通信設備102またはモバイル通信設備のグループの過去の動作にマッピングすることができる。この分類を、次に、モバイル通信設備またはモバイル通信設備のグループに関連する累積ランクの(累積階級)の降順にしたがって並べることができる。たとえば、かかるアルゴリズムをユーザーのモバイル通信設備の過去の動作に適用すると、MP3:92、着信音:43、オンライン楽器サイト:16、新聞サイト2、ビジネス週刊誌:1(たとえば、各番号は、累積した個別のコンテンツインタラクションを表している)といった(またはこれに類似の)コンテンツ分類累積度数ランクが生成される。このデータの配列に基づいて、コンテンツの関連性を推測することができ、その結果、音楽(聞いたり演奏したりすること)に関するコンテンツに、ニュースに関するコンテンツよりも高い優先順位を与えることができる。
いくつかの実施形態では、あるアルゴリズムを、単一のモバイル通信設備102またはモバイル通信設備のグループ内の過去の動作に相互に関連付けることができる。たとえば、アルゴリズムは、相関係数を計算して、モバイル通信設備102を用いたMP3ファイルのダウンロードという過去の動作とコンサートチケットのオンライン購入という過去の動作の間の関連付けを記述することができる。この係数は、モバイル通信設備102に提示するためのコンテンツの並べ替え(または配列)の基礎を形成することができる。たとえば、単一のモバイル通信設備、またはかかる設備のグループの過去の動作において、MP3ファイルのダウンロードは、コンサートチケットのオンライン購入に、0.23の係数でもって正の相関で相互に関連付けられているが、MP3ファイルのダウンロードは、不動産リストのダウンロードとはわずか0.04の係数でもって正の相関で相互に関連付けられていることが見い出される場合がある。この情報を用いて、MP3のダウンロードという動作を過去に行った人には、コンサートチケットの購入に関連するコンテンツが、不動産リストに関連するどのコンテンツよりも頻繁にかつ優先して提示されるようにコンテンツの関連性をランク付けることができ、この場合において、コンサートチケットの購入に関連するコンテンツが、不動産リストに関連するどのコンテンツよりもモバイル通信設備のディスプレイ172内の優先順位の高い場所に表示したり、不動産リストに関連するどのコンテンツも排除して該ディスプレイに表示したりなどされる。この情報を用いて、コンテンツインタラクションの妥当性(または適切さ)及び可能性を予測することもできる。たとえば、過去に多くのMP3ダウンロードという動作を行っているが、オンラインコンサートチケット購入はしていないモバイル通信設備102を、チケット購入コンテンツを受け取る第1位の候補とすることができ、及び/または、該設備102は、ニュースコンテンツなどに対して優先度の高いチケット購入コンテンツを受け取ることができる。
いくつかの実施形態では、上述したアルゴリズムのタイプを用いて、モバイル通信設備に関連する情報、モバイル通信設備の能力、モバイル通信設備に関連するユーザー、モバイル通信設備の所有者、モバイル加入者特性、キャリア情報、または、スポンサー提供コンテンツとのインタラクション(相互作用)の可能性の予測手段として使用できる他の情報に基づいて、コンテンツの関連性、優先順位(または優先度)、位置決め、配置(または配列)などを評価することもできる。モバイル通信設備の能力には、オーディオ能力、ビデオ能力、視覚能力、処理能力、画面能力(スクリーン能力)など(但し、これらには限定されない)を含めることができる。ユーザー特性には、ユーザー履歴情報、人口統計学的情報、トランザクション(取引などの)履歴、位置情報、ユーザー課金情報、パーソナルフィルターなど(但し、これらには限定されない)を含めることができる。モバイル加入者特性には、ユーザーのトランザクション履歴、ユーザーの位置、ユーザーに関する個人情報、ユーザーのウェブインタラクション(ウェブとの相互作用)、電子メールインタラクション(または電子メールによる相互作用)、メッセージングインタラクション(またはメッセージによる相互作用)、課金(または請求)履歴、支払い履歴、典型的な請求料金、時刻、オンラインインタラクション(オンライン相互作用)の継続時間、オンラインインタラクションの回数、家族状態、職業、以前の検索クエリー、場所(または位置)の履歴、電話番号、デバイス(または装置)の識別子、以前にダウンロードしたコンテンツのタイプ、以前に閲覧したコンテンツ、及び、訪問したウェブサイトなど(但し、これらには限定されない)を含めることができる。モバイル加入者特性には、また、人口統計学的情報を含めることができる。人口統計学的情報には、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得範囲、生年月日の範囲、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間、または所属組織など(但し、これらには限定されない)を含めることができる。モバイルサービスプロバイダー(サービス提供者)特性には、キャリアビジネスルール、顧客がモバイルサービスプロバイダーのサービスを利用できる地理的場所、ウォールドガーデンコンテンツなど(但し、これらには限定されない)を含めることができる。
本発明の1側面は、モバイルキャリアゲートウェイ110からウェブサイト要求100を受け取り、該要求されたウェブサイト要求100に関するコンテキスト情報120を受け取り、該受け取ったコンテキスト情報120をモバイルコンテンツ130に関連付け、モバイル通信設備150に該ウェブサイト180と共に該モバイルコンテンツ130を表示するための方法を含む。
ウェブサイト要求100を行うために使用されるモバイル通信設備150を1つ以上の電話機、携帯電話、セルラーフォン、GSMフォン、GPRSフォン、WAP対応電話機、衛星電話機、WiFi電話機、無線装置、ページャ(ポケットベル)、個人用携帯型情報機器などとすることができる。ウェブサイト要求100をモバイルキャリアゲートウェイ110を通じて送信することができ、次に、該ゲートウェイ110は、要求されたウェブサイト180のコンテキストレビュー(コンテキスト検査)要求160を開始する(または発する)。要求されたウェブサイト180を、ウェブページ、文書、画像、ビデオ、オーディオ、または、他の何らかのウェブサイトのうちの1つ以上とすることができる。サーバー140は、ウェブサイト180にアクセスして、ウェブサイト180のコンテキストレビュー170を実行することによってコンテキストレビュー要求160に応答することができる。コンテキストレビュー170の結果、ウェブサイト180に関連するコンテキスト情報120を識別(または特定)することができる。次に、識別されたコンテキスト情報120をサーバー140に送り返すことができる。コンテキスト情報120には、リンク、リンク構造、該ウェブサイトへのインバウンドリンク、該ウェブサイトからのアウトバウンドリンク、相互リンク、テキスト(文字や文)、キーワード、メタデータ、ウェブサイトの使用形態、ウェブサイトの使用統計などのうちの1つ以上を含めることができる。たとえば、モバイル通信設備150のユーザーは、マサチューセッツ州のボストン(Boston)からニューヨーク(New York)州のニューヨーク市までのアムトラック(Amtrak:全国鉄道旅客公社)の時刻表(または運行スケジュール)を含むウェブサイト180に対するウェブサイト要求100を実行することができる。アムトラックの時刻表ウェブサイトに関連付けられたコンテキスト情報120には、たとえば、「旅行」、「列車」、「休暇」、「Boston」、「New York」などのキーワード、ボストン及びニューヨーク市の局地気象に対するアウトバウンドリンク、または、旅行会社のウェブサイトからのインバウンドリンクを含めることができる。識別されると、アムトラックの時刻表ウェブサイトに関連する1つ以上のコンテキスト情報120をサーバー140に送り返すことができる。
サーバー140は、コンテキスト情報120を受け取って、それを、モバイルコンテンツ130に関連付けることができる。オプションとして、サーバー140は、同じかまたは異なるモバイル加入者からの後続のコンテキストレビュー要求160の発生を容易にするために、特定のウェブサイト180に関連するコンテキスト情報120を格納することができる。モバイルコンテンツ130を、広告、スポンサー提供コンテンツ、スポンサー提供(電話)呼び出し(またはスポンサーによって資金援助された通話)、画像、ビデオ、テキスト(文字や文)、検索ボックス、ペイパークリックリンク、ペイパーコールリンク、または、他の何らかのモバイルコンテンツ130のうちの1つ以上に関連付けるができる。たとえば、コンテキスト情報120が「休暇」というキーワードである場合には、関連するモバイルコンテンツ130を、航空運賃のメタ検索エンジン、カンクーン(Cancun)にある包括的リゾート地の広告、または、エキゾチックな目的地の調査(レビュー)のための検索ボックスとすることができる。モバイルコンテンツ130が検索ボックスである場合には、該検索ボックスを局所サイト検索ボックス、広告検索ボックス、キャリアポータル検索ボックス、または、他の何らかのそのような検索ボックスに関連付けることができる。たとえば、局所サイト検索ボックスは、要求されたウェブサイト180だけにクエリーを出す(または問い合わせを行う)ことができ、キャリアポータル検索ボックスは、ウェブサイトのより大きな集合にクエリーを出すことができる。
オプションとして、無線キャリア(無線通信事業者)のブランド(または商標)を用いて、モバイルコンテンツ130にブランドを付けることもできる。たとえば、モバイルコンテンツ130を、サードパーティの検索エンジンの技術を利用するが、名称、ロゴ、トレードマーク(商標)、スローガン(標語)、グラフィック(図など)、オーディオ、ビデオ、画像、または、無線キャリアのブランドの他の何らかの表現を含む検索ボックスとすることができる。
関連するモバイルコンテンツ130を要求されたウェブサイトと共にモバイル通信設備150に送るために、受け取ったコンテキスト情報120とモバイルコンテンツ130との関連付けを、ある関連性に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。たとえば、該関連性を、モバイル加入者特性に関連付けることができる。たとえば、高齢の市民である加入者があるウェブサイト180を要求し、該ウェブサイトについて得られたコンテキスト情報120が「休暇」という言葉を含んでいる場合には、関連するモバイルコンテンツ130を、カンクーンでの春休みのための広告ではなく、高齢者用のクルージングの広告とすることができる。
関連性を、コンテキスト情報120とモバイルコンテンツ130との間の関係に少なくとも部分的に基づくものとすることもできる。たとえば、この関係を、コンテキスト情報120とモバイルコンテンツ130の類似性または非類似性(または相違点)とすることができる。他のモバイルコンテンツ130よりもコンテキスト情報により大きな類似性を示すモバイルコンテンツ130をより大きな関連性があるとみなすことができ、したがって、より大きな類似性を示す該コンテンツは、ウェブサイト180と共にモバイル通信設備150に表示される可能性がより高くなりうる。これとは対照的に、コンテキスト情報120と類似していないモバイルコンテンツ130を、関連性があるとは考えず、表示の優先順位をより低くすることができる。たとえば、コンテキスト情報120を、書店のウェブサイト(たとえば、Barnes & Noble、Border's)へのアウトバウンドリンクとすることができる。書店へのリンクを、Amazon.com検索ボックスまたは人気のある作家の最近の作品の広告を含むモバイルコンテンツ130に類似しているとみなすことができる。書店へのリンクを、平面型テレビ(または、薄型テレビ)の広告を含むモバイルコンテンツ130に類似していないとみなすことができる。
関連性を、格納されているコンテキスト情報120、及び/または、モバイル加入者による以前のウェブサイト要求100から生じたモバイルコンテンツ130と、現在プールされているモバイルコンテンツ130との関係に少なくとも部分的に基づくものとすることもできる。モバイル通信設備150に配信されることになるモバイルコンテンツ130を、以前閲覧されたウェブサイト180からのコンテキスト情報120との関連(付け)によって関連性を有するものとして識別することができる。たとえば、現在のウェブサイト要求100が国際ニュースウェブサイトに対するものであっても、配信されるモバイルコンテンツ130を、「ショッピング」及び「家財道具」を含んでいた以前得られたコンテキスト情報120に基づいて、Targe.comに対する検索ボックスとすることができる。
モバイルコンテンツ130が受け取ったコンテキスト情報120に関連付けられると、モバイルコンテンツ130を、ウェブサイト180と共にモバイル通信設備150に表示することができる。モバイルコンテンツ130を、すきまをぬって(たとえば、ウェブサイトがロードされている間に)表示し、または、ウェブサイト180と共に(またはウェブサイトに付随させて)表示することができる。オプションとして、表示されたモバイルコンテンツ130をサーバー140に格納することができる。
方法のいくつかの実施形態では、ウェブサイト180に関連するエンティティにオプトイン機能を提供することができ、この場合、このオプトイン機能は、自動コンテキストシンジケーションのためのウェブサイト180を登録する。コンテキスト情報120を、ウェブサイト180をモバイル通信設備150に送ることに関わるサーバー140によって提供することができる。サーバー140を、WAPサーバー、モバイルアプリケーションゲートウェイ、WAPゲートウェイ、プロキシサーバー、ウェブサーバーなどのうちの1つ以上とすることができる。
本発明を、図示し詳細に説明した好適な実施形態に関連して開示してきたが、該実施形態に対する種々の変更及び改良が当業者には容易に明らかになるであろう。したがって、本発明の思想及び範囲は上記の例によっては限定されず、法律によって許容される最も広い意味において理解されるべきである。
ユーザーは、一般に、関連するモバイルコンテンツを無作為のモバイルコンテンツよりも有益なものとして認識するであろう。したがって、ユーザーに関連するモバイルコンテンツはコンテンツプロバイダーにとってより大きな価値を有しうる。なぜなら、ユーザーは、購入をしたり、提供品(または申し出)を選択するなどの、該プロバイダーの目的にとって有利な方法で、該コンテンツと相互作用する可能性がより高くなりうるからである。その結果、モバイル通信設備102のユーザーに対して関連するモバイルコンテンツを配信することによって、ユーザー、モバイルサービスプロバイダー、及び、コンテンツプロバイダーに利益をもたらすことができる。
ユーザーへの関連するモバイルコンテンツの配信を、モバイル通信設備102へのウェブサイトまたはウェブページコンテンツの配信に関連付けることができる。関連するコンテンツの配信をウェブページの配信に関連付けることによって、モバイル通信設備102のユーザーは、該モバイル通信設備102に表示される新しい情報を早くも予測することができる。関連するモバイルコンテンツを配信されたウェブページに関連付けることもでき、これによって、ユーザーに対する該モバイルコンテンツの関連性を高めることができる。
ウェブサイトまたはウェブページ(及び関連付けられているモバイルコンテンツ)を、種々のアクションや条件に基づいて、モバイル通信設備102に配信して表示する(または、ビデオやオーディオなどを再生する)ことができる。そのようなアクションの1つは、ユーザーの明示的なウェブサイトの要求または無線プロバイダー108からのウェブサイトの要求である。該要求の結果、無線プロバイダー108は、モバイルコンテンツの種々のソースからモバイルコンテンツを選択して、選択したモバイルコンテンツが、該ユーザー及び/または該ウェブサイトに対して関連性を有するようにすることができる。
モバイルコンテンツの種々のソースは、インターネット、無線プロバイダー108のデータ設備124、コンテンツウォールドガーデン132、広告主のデータ174、スポンサー128、サーバー134、検索設備142、及び、スポンサーシップ設備162を含むことができる(但し、これらには限定されない)。本明細書に記載されているように、スポンサーシップ設備162は、モバイル加入者特性112(たとえば、ユーザーの挙動情報)の何らかの関連性マッチング(合致)を、スポンサー提供モバイルコンテンツに提供することができる。スポンサーシップ設備162における関連性マッチングを容易にするために、無線通信設備104は、モバイル加入者特性112、または、ユーザーの挙動情報、または、位置情報612などの基準、及び要求されたURLを、スポンサーシップ設備162に提供することができる。
モバイルコンテンツは、モバイル通信設備102と相互作用して、該モバイル通信設備102の所定のユーザーインターフェース要素によって、ユーザーが、該モバイルコンテンツのソースに直接応答できるようにすることができる。かかる相互作用は、該モバイル通信設備102がウェブブラウジングやオーディオ呼出(audio calling)などの他の機能を実行している間でも、該モバイル通信設備102が該モバイルコンテンツのソースと直接相互作用できるようにしうる。
1例では、モバイル通信設備102は、ユーザーインターフェースに含まれている可変機能キーを有することができる。モバイルコンテンツがモバイル通信設備102によって受信されると、該可変機能キーは、モバイルコンテンツの提供に対するオプトイン(選択)キーとなることができる。ユーザーは、可変機能キーを作動させることによってモバイルコンテンツの提供に対して自動的にオプトインすることができる。適切なユーザー情報を該モバイルコンテンツのウェブサイトまたはプロバイダーに提供して、該提供に対するオプトインに対するユーザーの承諾または合意を有効にすることができる。
ウェブページを、ユーザー要求以外のアクションや条件に基づいて、モバイル通信設備102に配信することができる。ウェブページを、モバイル通信設備102が受けているまたは起動している(電話)呼出、モバイル通信設備102の位置の変化、モバイル通信設備102の電源オンなどのアクション、及び、本明細書に記載されている、無線検索プラットフォーム100におけるモバイル通信設備102に関連付けることができる他の多くのアクションや条件に基づいて配信することができる。モバイルコンテンツを、該アクションや条件に関連する情報に少なくとも部分的に基づいて選択することもできる。1例では、ユーザーが電子機器小売業者に電話をかけた結果として、ユーザーに競合する電子機器小売業者からの現在の特価品を閲覧するように勧誘するウェブページ及び関連するモバイルコンテンツを、該モバイル通信設備102に表示することができる。別の例では、無線プロバイダー108は、モバイル通信設備102の位置の変化を検出して、ユーザー特性に対する関連性に基づいて、地域の天気予報及び地域のレストランを含む関連するモバイルコンテンツを有するウェブページを配信することができる。
サーバー134を用いて、モバイルコンテンツを配信するために、モバイルコンテンツがユーザーに関連性を有するようにモバイルコンテンツを選択することができる。1つの例では、ユーザーの履歴(ユーザー履歴ともいう)には、ユーザーがモバイル通信設備102から開始したいくつかのまたは実質的に全てのトランザクション(取引など)を含めることができる。このユーザー履歴において、ユーザーは、ジャズ音楽に関連するモバイルコンテンツを好むこと、または該コンテンツと相互作用(対話など)をする傾向を表明したかもしれない。ユーザーはまた、ジャズ音楽に関連する複数のクエリーを実行したかもしれない。したがって、ジャズ音楽に関連するモバイルコンテンツの配信は、該ユーザーと関連性を有しうる。サーバー134は、かかるタイプ(種類)の関連性に基づいて種々のモバイルコンテンツを選択して格納することができ、及び、該モバイルコンテンツを無線プロバイダー108が利用できるようにして、関連するモバイルコンテンツのユーザーへの配信を容易にすることができる。
関連性を確立するためにモバイルコンテンツを関連付けることができる挙動情報は、個々のユーザーまたはユーザーのグループに基づくものとすることができる。ユーザーのグループを、1つ以上の特性を共有するユーザーとすることができる。この特性を、ユーザー(ユーザーの特性)、モバイル通信設備102、モバイル通信設備102の位置(場所)、時刻、または、他の何らかの特性に関連付けることができる。
関連するモバイルコンテンツを、広告、または、スポンサー提供コンテンツ、スポンサー提供(電話)呼び出し(またはスポンサーによって資金援助された通話)、検索ボックスなどの他のタイプのモバイルコンテンツとすることができる。関連するモバイルコンテンツのフォーマット(形式)を、ユーザーの挙動情報との関連性に少なくとも部分的に基づいて選択することができる。ユーザーは、明示的に、または、モバイル通信設備102に対する特定のアクション(行為)を介して、オーディオとビデオの両方を含むモバイルコンテンツを好むことを示したかもしれない。このユーザの挙動情報を用いて、類似のモバイルコンテンツの中から最も関連するモバイルコンテンツを選択して、ユーザーに提供することができる。
本明細書で開示しているように、モバイルコンテンツを、モバイル通信設備102のユーザーに関連する挙動情報に関連付けるための方法及びシステムを、ウェブサイトと関連してモバイルコンテンツを選択することに適用することもできる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に関するインタラクション(相互作用)情報を用いて、コンテンツを重み付けすることができ、その重み付けに少なくとも部分的に基づいて、該コンテンツをモバイル通信設備102に表示する順序を決めることができる。たとえば、インタラクション情報を、トランザクションイベント、購入履歴、ユーザー履歴、ユーザー特性、ユーザー装置、地理的位置(地理的場所)、時刻、専門知識、職業、所得階層、自宅住所などに基づくものとすることができる。この一週間の間に、野球に関する書籍をいくつかオンライン購入したユーザーは、その一週間の挙動の結果として、スポーツのコンテンツを都合良く重み付けして、該ユーザーのモバイル通信設備102への該コンテンツの配置を優先させることができる。このインタラクション情報を用いて、野球の本を購入した該ユーザーといくつの属性または複数の属性(たとえば、年齢、収入など)を共有する他のモバイル通信設備のユーザーのためにコンテンツを重み付けし、該コンテンツに優先順位を付けることもできる。インタラクション情報が収集されると、モバイル加入者特性やモバイル通信設備の特性に関する情報、及び、ユーザーに関する他の情報に基づいて、モバイルコンテンツの重みを得て、コンテンツ提示(または表示)の優先順位を付けるために、該インタラクション情報を格納して全体として分析することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツは、ダウンロード可能なコンテンツ、スポンサー提供リンク、URL、電子メールアドレス、FTPアドレス、電話呼出、ウェブページアドレス、広告、スポンサー提供コンテンツ、オーディオストリーム、ビデオ、グラフィック要素などを含むことができる(但し、これらには限定されない)。いくつかの実施形態では、インタラクション(相互作用)情報に関連付けることができる情報を、(たとえば、年齢範囲や所得範囲などで)セグメント化(区分け)することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツインタラクション情報を、電話機、セルラーフォン、携帯電話、GSMフォン、個人用携帯型情報機器、「ポケット型」パーソナルコンピュータなどのモバイル通信設備から得ることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツインタラクション情報を、複数のモバイルコンテンツインタラクション情報とすることができる。モバイルコンテンツの重み付けを、複数のモバイルコンテンツインタラクション情報に基づいて行うことができる。
モバイルコンテンツ(たとえば、ウェブサイト、ダウンロード可能なコンテンツ、スポンサー提供リンク、スポンサー提供(電話)呼出、スポンサー提供コンテンツ、広告、検索結果など)に関連するインタラクション情報を用いて、該コンテンツに重み付けをすることができる。いくつかの状況では、該重み付けは、リンク分析に事実上類似するものの、コンテンツとの個別のインタラクションの数を、該モバイルコンテンツがどれだけ人気があるか、あるいは、どの程度関連しているかを判断するための計算において使用することができる。いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツとの全てのインタラクションが等しく重み付けされるわけではない。より大きな権限をユーザーしているユーザーからのインタラクションを、より大きな関連性があると考えることができ、または、該インタラクションを、モバイルコンテンツの実際の価値の指標と考えることができ、したがって、この特定のユーザーからのインタラクションにより大きな重み付けを提供することができる。たとえば、二人のユーザーが、モバイルコンテンツの特定の部分と相互作用(インタラクション)をする場合がある。第1のユーザーは、該ユーザーのモバイル通信設備を介して提供されるウェブサービスの比較的新しいユーザーであるために、少しのオンライン履歴しか有していない場合がある。該第1のユーザーがモバイルコンテンツと何度も相互作用をする可能性があり、この多くの相互作用を記録して、該モバイルコンテンツの人気度を判定するための計算において使用することができる。第2のユーザーは、該ユーザーのモバイル通信設備を介するウェブサービスを頻繁に利用するユーザー(これは、たとえば、本明細書のどこかに記載されているように、モバイル加入者特性を用いて決定される)でありうる。このユーザーは、モバイルコンテンツと限定された回数(たとえば、1回か2回)だけ相互作用をする可能性がある。この限定された回数の相互作用を、第1のユーザーの多くの相互作用と共に用いて、該モバイルコンテンツの人気度を判定することができる。しかしながら、第2のユーザーの数少ない相互作用により高い重み付けをすることができる。なぜなら、第2のユーザーが、第1のユーザーの初心者ステータスと比べて、ウェブサービスを頻繁に利用するユーザーとしてのステータスを有しているために、該第2のユーザーはその計算においてより多くの権限(または信頼性)を有しているとみなされうるからである。この結果、第1のユーザーのモバイルコンテンツとのインタラクション履歴は大幅に割り引かれ、第2のユーザーからの数少ないインタラクションに対する信頼性は高まることになりうる。これによって、モバイルコンテンツとのインタラクションの数に単純に基づく計算に比べて、該モバイルコンテンツの人気度ランキングを効果的に低減することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツとのユーザーの実際の相互作用に重み付けを提供するのは、相互作用の価値の予測における該ユーザーの明白な権限である。ユーザーの権限を用いて、モバイルコンテンツの人気度、関連性、もしくは他のそのようなパラメータが、該コンテンツとたまたま相互作用をする任意のユーザーよりも、権限のある(または信頼できる)ユーザーからの相互作用により大きく基づくように、該ユーザーの相互作用の重み付けを小さくしたり大きくしたりすることができる。ユーザーの権限を、たとえば、該ユーザーの履歴、トランザクション履歴、オンライン挙動、ウェブサービスの使用状況、モバイル通信設備のタイプ、または、モバイル通信設備に関連して追跡され、もしくは、監視され、もしくは、評価され、もしくは、測定され、もしくは、記録され、もしくは、他の方法で格納された他のパラメータ(たとえば、モバイル加入者特性)に基づくものとすることができる。ユーザーの権限を評価するための信頼に値する情報を、該ユーザーに関連付けられているモバイル通信設備に格納することができ、または、離れたところ(たとえば、無線プロバイダーに関連付けられているモバイル加入者特性データベースに)格納することができる。無線プロバイダーまたは他のサードパーティに格納された場合には、該無線プロバイダーを、権限情報を提供するか、または、権限の計算を実行するエンティティ(実体)とすることができる。
いくつかの実施形態では、各モバイル通信設備のユーザーを、一般的な及び/または特定の権限ランキングで評価することができる。たとえば、ユーザーは、自身のモバイル通信設備を使ってウェブサービスを使用した履歴を有することができ、該ユーザーの一般的な権限ランキングは高いと考えられる場合がある。同じユーザーが、該ユーザーは局所的な検索システムを頻繁に利用するユーザーであることを示唆する履歴を有している場合があり、その場合には、該ユーザーは、局所的なモバイルコンテンツインタラクションに対して高い特定の権限ランキングを受けることができる。いくつかの実施形態では、一般的な権限ランキングを、ユーザーのウェブサービス、ウェブコンテンツ、もしくはウェブサイトの使用状況(使用頻度など)、または、ユーザーのトランザクション、ユーザーの購入、ユーザーのダウンロード、ユーザーの閲覧、ユーザーのリスニング(聞くこと)、ユーザーストリーミングの閲覧、または、他のそのような一般的なウェブインタラクションに基づくものとすることができる。いくつかの実施形態では、特定の権限ランキングを、居所的なインタラクション、暗黙的なインタラクション(暗黙的な検索から生じたインタラクション)、ペイパーコールインタラクション、スポンサー提供リンクインタラクション、広告インタラクション、検索結果インタラクション、または、他のそのような特定のカテゴリーのインタラクションなどのより具体的なカテゴリーのインタラクションに基づくものとすることができる。いくつかの実施形態では、特定の権限ランキングを、特定の電話番号、コンテンツの特定の部分(たとえば、最高ランキングの広告などの既知の最高ランキングのコンテンツなど)とのインタラクションなどの特定のインタラクションに基づくものとすることができる。
無線プラットフォーム100内で自身の製品またはサービスを販売するためにモバイルコンテンツを使用するスポンサーは、モバイルコンテンツのスポンサーとなっているために得ることができる期待値に関する情報を有することが有利であることを理解する場合がある。モバイルコンテンツに関する期待値を知ることによって、スポンサーは、収益を得る可能性が最も高い、スポンサーシップの機会(スポンサーとなる機会。たとえば資金提供をする機会)を選択することが可能になる。期待値は、スポンサーが、広告プログラム(または広告計画。以下同じ)から得ることが期待される全収益に基づいて広告プログラムのための予算を立てる際の手助けとなりうる。クリックスルー量やコンバージョンの量などの挙動に関する評価基準(以下、挙動評価基準という)を用いて、モバイルコンテンツとのさらなる消費者(購買者)のインタラクション(相互作用)を予測することができる。製品価格、利ざやなどの金銭に関する評価基準を用いて、所与の製品をモバイルコンテンツに関連する挙動評価基準に関連付ける財務的結果(または決算)を示すことができる。期待値の計算は、広告主、無線情報提供者、無線キャリア、無線オペレータ、電気通信プロバイダーなどのスポンサーにとって有益となりうる。
いくつかの実施形態では、期待値の計算は、広告プログラムなどのスポンサーシップ(資金提供など)から受け取ることを予測できる期待収益をスポンサーに示すことができる。そのような期待収益の計算を、モバイルコンテンツに関連付けられたコンバージョンによって該コンテンツに関連付けられたクリックスルーパラメータに、コンテンツの主題である製品の購入価格を乗じることによって実行することができる。この計算では、クリックスルーパラメータは、コンテンツがアクセスされた(すなわち、「クリックされた」)累積回数、または、クリックスルーレート、または、コンテンツとの相互作用(または対話式利用)に関連付けられた他のパラメータを表すことができる。コンバージョンは、購入などのコンテンツに関連するトランザクションの累積回数、該コンテンツに関連するトランザクションレート(トランザクション率)、または、該コンテンツに関連するトランザクションに関連付けられた他のパラメータを表すことができる。購入価格を、メーカーの希望小売価格、コンテンツプロバイダーによって明示的に設定された価格、特定のユーザーコンバージョンに固有の価格、または、他の何らかの価格設定手順から得られた製品価格とすることができる。期待収益を、期待収益に入札額を乗じるところの入札額で重み付けされた収益として計算することもできる。
いくつかの実施形態では、期待値の計算は、広告プログラムなどのスポンサーシップから受け取ることを予測できる期待利ざや(利ざやの期待値)をスポンサーまたは無線キャリアに示すことができる。そのような期待利ざやの計算を、モバイルコンテンツに関連するコンバージョンによって該コンテンツに関連付けられたクリックスルーに、該コンテンツの主題である製品の利ざやを乗じることによって実行することができる。利ざやには、広告主の期待利ざや、無線キャリアの期待利ざや、製品に関連する利ざやなど(但し、これらには限定されない)を含めることができる。期待利ざやを、期待利ざやに入札額を乗じるところの入札額で重み付けされた利ざやとして計算することもできる。
いくつかの実施形態では、期待値の計算は、広告プログラムなどのスポンサーシップから受け取ることを予測できる予想利回り(または、予想収益。以下同じ)をスポンサーまたは無線キャリアに示すことができる。そのような予想利回りの計算を、モバイルコンテンツに関連付けられた入札額に、該コンテンツに関連付けられたクリックスルーを乗じることによって実行することができる。同様に、予想コンバージョン収率を、モバイルコンテンツに関連付けられた収率に該コンテンツに関連付けられたコンバージョンを乗じることによって計算することができる。
いくつかの実施形態では、期待値の計算は、目的とするウェブサイトで費やした平均時間、目的とするウェブサイトを訪れているユーザーによる該ウェブサイトの平均使用深さを、スポンサー、無線キャリア、無線オペレータ、または、電気通信プロバイダーに示すことができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツに関連する期待値の計算を、モバイル通信設備に関連付けられた特性によって分割(またはセグメントに分ける)ことができる。たとえば、期待値を、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディオ能力、ビデオ能力、キャッシュメモリの大きさ、記憶能力、記憶容量など(但し、これらには限定されない)を含む特性によって分割することができる。いくつかの実施形態では、期待値を、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得範囲、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的場所、時刻など(但し、これらには限定されない)を含むモバイル加入者特性によって分割することもできる。分割された期待値は、分割後の所与の区分(セグメント)内の期待値に関する情報を提供することができる。
期待値をスポンサーがどのように使用できるかについての可能性のある多くの例のうちの1つ例を下記する。コンテンツのスポンサーは、該スポンサーの製品またはサービスに十分な関心をもった人またはエンティティ(事業体など)によって最もアクセスされる(これによって、コンバージョン(たとえば、購入)が行われる)可能性が高いと信じるスポンサーコンテンツを探し求める場合がある。市場調査の主要な役目の1つは、過去のコンバージョンに最も関連する消費者のプロフィールを見抜く力を得ることと、プロバイダー(提供者)の製品を現在のところはよく知らないが、該製品を購入する可能性がある消費者の未開発の市場占有率を表すことができる他の消費者プロフィールに関する情報を提供することである。たとえば、テレビなどの伝統的なメディアにおいて、スポンサーは、特定のゴールデンタイムのホームコメディに関連する、人口統計学的プロフィール(または人口統計学的プロフィール、または、視聴者層のプロフィール)、閲覧回数、平均閲覧時間などに関する市場調査を取得(または買う)ことができる。スポンサーの過去の購買者(消費者)のプロフィールに関して該スポンサーが有することができる前の市場調査に基づいて、該スポンサーは、ホームコメディの視聴者と該スポンサーの過去の購買者との一致の程度に基づいて、該ホームコメディの間コンテンツのスポンサーとなる(たとえば広告をする)ことの妥当性について知識(及び/または経験)に基づく推測をすることができる。一致の程度が高いほど、広告から購入が行われる可能性が大きくなり、かつ、会社が、その広告費に関して受け取ることを想定することができる期待値は大きくなる。さらに、消費者のプロフィールを記述することができる特定性(または特異性)が大きくなる(たとえば、「カリフォルニア」ではなく「市外局番=90210」)と、スポンサーはより正確に自分の意図する消費者に的を絞ることが可能になり、かつ、該スポンサーの期待値を大きくすることができる。
モバイル通信設備102のユーザーによって開始されたモバイルコンテンツ検索に応答して、モバイルコンテンツプロバイダーは、検索クエリーに対する関連性に少なくとも部分的に基づいて、スポンサー提供コンテンツ、広告、スポンサー提供呼び出し番号(sponsored call number。または、スポンサー提供請求番号。以下同じ)、または、モバイル通信設備102に対する他のスポンサー提供コンテンツを配信することができる。種々のスポンサー提供広告の中から選択することに加えて、モバイルコンテンツプロバイダーは、種々のソースまたはモバイルコンテンツの在庫(品目)から広告などのスポンサー提供コンテンツを選択することもできる。スポンサー提供コンテンツのそれぞれのソースは、コスト、得られた収益、ウォールガーデン制限、ブラックリストに載せられたコンテンツ、ホワイトリストに載せられたコンテンツなどに関する独自の配列を有することができる。したがって、モバイルコンテンツプロバイダーが、該モバイルコンテンツプロバイダーの利益を最大に(または最適化)することに少なくとも部分的に基づいて、利用可能なモバイルコンテンツの在庫(品目)からモバイルコンテンツを選択することは有利でありうる。
いくつかの実施形態では、交差在庫収率最適化法(cross inventory yield optimization method)は、どのモバイルコンテンツ在庫(品目)が、最も大きなクリックスルー値を提供するかを決定することを含むことができる。一例として、第1のモバイルコンテンツ在庫(品目)は、広告インプレッション(インプレッション:広告の表示回数)の入札の率(または手数料)が第2の在庫(品目)よりも高い。したがって、第1の在庫(品目)からモバイルコンテンツを選択することによって、該コンテンツをモバイル通信設備に提示するときにより大きな収益を得ることができる。
モバイルコンテンツの交差在庫収率の最適化は、該コンテンツの提供者に対して、最適化されていないコンテンツよりも大きな収益を生み出すのを支援することができる。モバイル通信設備102へのモバイルコンテンツの提示の収率を最適化する方法及びシステムは種々の要因を含むことができる。それらの要因の1つ以上を、最適化の目的のコンテキスト(文脈または状況など)において評価することができる。たとえば、収率の最適化の1つの目的を、モバイルコンテンツの提示に関連するクリックスルー収益を受け取る最も高い可能性を生成することとすることができる。それで、コンテンツを、モバイルコンテンツに関連するクリックスルーレート、モバイルコンテンツのクリック毎に得られる収益、コストパーサウザンド(cost-per-thousand)収益、顧客獲得単価(cost peracquisition)などの、この目的を推進する要因に少なくとも部分的に基づいて優先的に選択することができる。別の例では、交差在庫収率最適化の目的を、画面解像度、記憶容量、ビデオ能力などの基準に基づいて、モバイル通信設備102に最も適合したモバイルコンテンツを優先的に選択することとすることができる。
複数のコンテンツ在庫(品目)のどれが最も大きな値を提供するかを決定するための方法は、各在庫(品目)プロバイダー(在庫(品目)提供者)からのインプレッション入札額を比較することと、最も高い入札額を選択することを含むことができる。代替的には、インプレッション収益がより少ない広告がより多くのクリックスルー収益をもたらし、かつ、そのクリックスルーレートがより大きな収益を生ずる場合には、その広告を選択することができる。これらの例では、広告に関連するどの要因が好ましいかに、最適化の目的がどのように影響を与えるかを評価することができる。
異なる製品またはサービスに対して、広告などのモバイルコンテンツを選択することができ、該コンテンツの各々が、モバイル検索に対する関連性を有することができる。どの広告が最も多くの収益を生ずることができるかを決定することには、該広告に関連する要因を含めることができる。要因には、複数の広告、クリックスルーレート、及び、コンテンツや広告の新鮮さ、または、呼び出し番号など(但し、これらには限定されない)を含めることができる。1例として、該検索に関連する非常に人気のある広告は、該人気のある広告が閲覧され、相互作用され、クリックスルーなどを生じる可能性が高くなったために、該広告より人気はないが関連する広告よりもより最適な収益の機会を提供することができる。別の例では、より高いクリックスルーレートを有する広告は、広告主が、より率(または手数料)の高いインプレッションの代価としてクリックスルー入札額(clickthrough bid)を支払うので、該広告よりクリックスルーレートが低い広告よりもより最適な収益の機会を提供することができる。広告、スポンサー提供呼び出し番号、または、最も新しい(すなわち、つい最近更新または検証された)他のスポンサー提供コンテンツは、より大きな収益の機会を提供することもできる。1例として、広告は、最近開催地(または発生場所)が変わったイベントを提示することができる。開催地の変更以後に更新された広告は、過去のものとなった開催地を提示する広告よりも多くのクリックスルー収益を提供する可能性が高い。したがっって、交差在庫収率を最適化するための方法は、広告の人気度、クリックスルーレート、または、コンテンツの新鮮度(新しさ)を評価することを含むことができる。
交差在庫収率を最適化することには、本明細書に記載されているユーザー特性などのモバイル通信設備102のユーザーに関連する要因を含めることができる。交差在庫収率の最適化において使用されるユーザー履歴を以下の例で説明する。ユーザー履歴には、広告、スポンサー提供コンテンツ、及び/またはスポンサー提供呼び出し番号を提示されたときのユーザーのアクションに関連する基準(または指標)を含めることができる。この履歴は、ユーザーが、スポンサー提供の広告よりもスポンサー提供呼び出し番号の方でやり通すことが多いことを示す場合がある。したがって、このユーザーに対してはスポンサー提供呼び出し番号を提示することによって、もたらされる収益を最適化することができる。その結果、交差在庫収率最適化法は、このユーザーには、呼び出し番号に基づかないモバイルコンテンツアイテムではなく、スポンサー提供呼び出し番号を提示することを優先的に選択することができる。
モバイル通信設備102のユーザーが検索クエリーを入力するモードを、交差在庫収率の最適化の際に考慮することもできる。モバイル通信設備102は複数の別個の入力モード(たとえば、音声、キーパッド、タッチスクリーン、カメラなど)を有することができるので、モバイルコンテンツ、広告、スポンサー提供コンテンツ、スポンサー提供呼び出し番号の選択を、クエリー入力のモードに少なくとも部分的に基づいて最適化することができる。たとえば、キーパッド入力を用いて検索クエリーを発したユーザーは、モバイル通信設備102を聞くよりも該設備102を見る可能性が高いであろう。その結果、表示コンテンツがわずかでオーディオコンテンツ(音声コンテンツ)がかなり部分を占める広告は、よりビジュアル的な(目で見える部分の多い)モバイルコンテンツに比べてコンテンツに関連する収率を低くしうる。しかしながら、検索クエリーの音声入力は、ユーザーがオーディオベースのモバイルコンテンツを好むことを示すことができる。
交差在庫収率最適化のための方法及びシステムは、モバイルコンテンツ、広告、スポンサー提供コンテンツ、または、スポンサー提供呼び出し番号の提示に対する収益を最適化するために要因を組み合わせることができる。収率の最適化には、ユーザー、モバイル通信設備102、場所(位置)、広告/コンテンツ/番号、収益(たとえば、インプレッション及びクリックスルーの入札額(または買値))、支払期間などに関連する要因を含めることができる。1例では、英語を話すユーザーが、パリを訪れており、検索クエリーを入力する場合がある。最適化法は、ユーザーの言語の好み(英語)、場所(パリ)、(USDで支払う)支払期間、評判となっているもの(フランスの現在のイベント)、収益(インプレッションの入札額(または買値))などの要因を組み合わせることができる。これは、ほんの1例であり、他の多くの要因の組み合わせが可能であり、交差在庫収率最適化のための方法及びシステムの一部として、それらを単独または組み合わせて用いることができる。
前述したように、無線検索プラットフォーム100を複数のデータセットに関連付けることができ、該データセットから、コンテンツ(たとえば、広告、スポンサー提供コンテンツ、スポンサー提供呼び出し番号)のターゲットを設定する際に、並びに、コンテンツに関連する期待値、及び、モバイル通信設備に関連する情報によって(いくつかの区分に)分割されたコンテンツの期待値を見積もる際に使用するための消費者のプロフィールを得ることができる。コンテンツに関連するクリックスルー量及びコンバージョン量に関する情報を受け取ることによって、スポンサーは、自身の製品購入価格、利ざやなどに基づいて、該スポンサーが該コンテンツのスポンサーとなることから得るであろうコンテンツの適切な入札価格及び可能性のある財務的結果(または決算)を予想することができる。無線プラットフォーム100は、無線プロバイダー108、モバイル通信設備102、モバイル加入者特性112,場所(位置)110などに関する情報を含むことができる。したがって、スポンサーは、最も利益になる(消費者の)集団(この集団内でコンテンツのスポンサーとなる)を特定するために、モバイル通信設備に関連する情報によって(セグメントに)分割されるモバイルコンテンツであって該スポンサーがスポンサーとなる(すなわち資金提供を行う)ことを望むモバイルコンテンツの期待値を受け取ることができる。
たとえば、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のグッズ(記念品など)を専門に扱うスポンサーは、どのコンテンツ及びモバイルユーザーのどの集団を最大の期待値に関連付けることができるかを予測するために、ユーザー装置(デバイス)の特性、人口統計学的情報、及び現在の場所(位置)などの情報によって(いくつかの区分に)分割された期待値データを使用することができる。そのグッズ会社は、「年収が100,000ドルを超える」「男たち」であって、かつ、彼らの現在の場所がボストンの「郵便番号」である「男たち」の中に、高いクリックスルー及びコンバージョン量に関連付けられたコンテンツのスポンサーとなることに対する高い期待値が存在することを見出すかもしれない。このレベルの期待値の区分化(セグメント化)によって、該会社は、金銭的利益を得る可能性がより高いコンテンツを識別して該コンテンツのスポンサーとなること、及び、該会社への利益にほとんど関連しないかまたは全く関連しないコンテンツのスポンサーとなること(すなわち、該コンテンツに資金提供すること)を最小限にすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーは、コンテンツの配置に関連する予想された期待値に基づいて、モバイル通信設備のディスプレイ172に該コンテンツを配置するための入札を行う機会、及び、ユーザーインターフェースを提供されることができる。そのような入札は、オークション(競売)、逆オークション(reverse auction)、または、部分的に無作為化されたオークション(partiallyrandomized auction)の形態で行うことができる。入札プロセスの主題であるコンテンツは、広告、スポンサー提供のリンク(URL、電子メールアドレス、FTPアドレス、または電話呼び出しなど)及び広告、スポンサー提供の呼び出し(または電話)、オーディオストリーム、ビデオ、グラフィック(図形)要素など(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、入札プロセスの主題であるコンテンツを、クエリーページ、ホームページ、検索ページ、ユーザーインターフェースのスポンサー提供リンク部、または、検索結果の組または特定の結果に関連付けることができるユーザーインターフェースのページに配置することができる。
予想された期待値を、期待値推定設備によって決定することができる。期待値推定設備は、たとえば、入札額、ユーザーインターフェース中のメディアアイテム(media item)の位置(場所)、ユーザーインターフェースにおけるメディアアイテムの提示期間、該メディアアイテムがユーザーインターフェース中に配置されている場合に、ユーザーが該メディアアイテムを見る可能性、該メディアアイテムがユーザーインターフェース中に配置されている場合に、ユーザーが該メディアアイテムと相互作用する可能性、ユーザーが該メディアアイテムに関連するトランザクションを見る可能性、及び/または、該トランザクションと相互作用する可能性、及び/または、該トランザクションを実行する可能性、及び、入札者に対するトランザクションの価値(または重要性)からなるグループから選択された1つまたは複数の変数に関連する期待値計算に基づくものとすることができる。いくつかの実施形態では、入札額が変わると、この新たな経済的データに基づいて期待値の予測値が自動的に調整されるという点で、期待値推定設備は動的でありうる。
いくつかの実施形態では、入札者は、コンテンツを配置しようとしているモバイル通信設備のディスプレイ172内の位置を予め選択することができる。同様に、コンテンツを表示する時間期間も選択することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーが、コンテンツに関連するトランザクションを閲覧し、及び/または、該トランザクションと相互作用し、及び/または、該トランザクションを実行する可能性(確率)は、モバイル加入者特性112、モバイル通信設備102のタイプ、モバイル通信設備102の特性、及び、無線プラットフォーム100の一部とすることができるか、または、該プラットフォーム100に関連付けることができる他のデータタイプに基づくものとすることができる。モバイル加入者特性の例には、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間など(但し、これらには限定されないが)が含まれる。モバイル通信設備102のタイプの例には、電話機、セルラーフォン、携帯電話、GSMフォン、個人用携帯型情報機器、及び/または、「ポケット型」パーソナルコンピュータ(但し、これらには限定されないが)が含まれる。モバイル通信設備102の特性の例には、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディオ能力、ビデオ能力、キャッシュメモリのサイズ、記憶能力、記憶(メモリ)容量など(但し、これらには限定されないが)が含まれる。
いくつかの実施形態では、入札者に対するトランザクションの価値(すなわち、入札者に対する期待値)を、メディアアイテムに記載されたアイテムの1つ以上の価格、メディアアイテムに記載されたアイテムの正味の価格、メディアアイテムに記載されたアイテムのコスト、メディアアイテムに対するユーザーの注目の価値、メディアアイテムに提示されたブランドの価値、モバイル加入者の信用(または好意)に起因する価値、メディアアイテムに提示された複数のアイテムに起因する価値、メディアアイテムとの相互作用に関連してモバイル加入者によって実行されるトランザクションに関連する収益、メディアアイテムとの相互作用に関連してモバイル加入者によって実行されるトランザクションに関連する正味の収益、メディアアイテムに関連するあるトランザクションの実行が該入札者との別のトランザクションを引き起こす可能性(確率)、に基づくものとすることができる。価値を、現在の正味の価値、割引率、または、割引価格として表すことができる。入札者は、個人的に割引率を調整することができる。
いくつかの実施形態では、入札者は、1つ以上の入札額、ユーザーインターフェースにおけるメディアアイテムの位置、ユーザーインターフェースにおけるメディアアイテムの提示期間、メディアアイテムがユーザーインターフェース中に配置されている場合に、ユーザーが該メディアアイテムを見る可能性(確率)、メディアアイテムがユーザーインターフェース中に配置されている場合に、ユーザーが該メディアアイテムと相互作用をする可能性(確率)、ユーザーが、メディアアイテムに関連するトランザクションを実行する可能性(確率)、及び、入札者に対するトランザクションの価値、に関連するデータアイテムを入力することができる。
コンテンツの表示に関連する予想された期待値に少なくとも部分的に基づいてコンテンツの提示に関して入札をするプロセスについて上述したように、入札プロセスは、所与のコンテンツの表示に関連する予想収率に基づいて入札をする機会を提示することができる。収率予測設備を、入札額、ユーザーインターフェースにおけるメディアアイテムの位置、ユーザーインターフェースにおけるメディアアイテムの提示期間、メディアアイテムがユーザーインターフェース中に配置されている場合に、ユーザーが該メディアアイテムを見る可能性(確率)、メディアアイテムがユーザーインターフェース中に配置されている場合に、ユーザーが該メディアアイテムと相互作用をする可能性(確率)、ユーザーが、メディアアイテムに関連するトランザクションを実行する可能性(確率)からなるグループから選択された変数に関連する収率計算に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、検索エンジンによる統合された結果の組において、索引付けし、検索し、WAP及びWeb(ウェブ)結果(URL)を表示するための方法及びシステムを提供することができる。このために、検索結果ページは、モバイル通信設備に関する情報(但し、これに限定されない)を含む要因に基づいて、WAP URLだけ、Web(ウェブ)URLだけ、または、その両方の組み合わせから構成できる単一の統合された結果の組を提供することができる。WAP URLとWeb(ウェブ)URLの配列及び混合を、検索クエリーが生じたモバイル通信設備に関する情報に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。個々の検索結果を、検索結果ページ上においてWAPまたはWeb(ウェブ)として識別することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備の音声キャプチャ能力に元ついて、ユーザーが生成したコンテンツを受け入れ、変換し、及び、格納するための方法及びシステムを提供することができる。キャプチャ(捕捉)された音声データを、モバイル通信設備、ネットワーク、もしくは、他の要素の能力に基づいて、オーディオとして格納し、もしくは、テキストに変換することができる。該データの変換及び格納を、クライアントのモバイル通信設備またはネットワークベースのサーバーで行うことができる。キャプチャされたレビューデータを、任意のURL、URLの組、または、モバイル通信設備のユーザーに対して表示される提供されたメタデータに関連付けることができる。変換されたテキストベースのデータ及び関連する(1以上の)URLまたはメタデータを、モバイル通信設備、サーバー、または、無線プラットフォームの検索アプリケーションで使用できるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、WAPとウェブサイトの間の対応関係をアルゴリズム的かつ編集に関して検出するための方法及びシステムを提供することができる。該方法及びシステムは、索引付けされたWAPサイト及び/またはURLに関連付けられている任意のウェブサイト及び/またはURLを特定することができ、及び、この関係を用いて、該WAPサイト及び/またはURLに関するメタデータを増強することができる。ウェブサイト/URLから得られた情報、並びに、WAPサイト/URLに関連付けられた情報は、ウェブページテキスト、アンカーテキスト、タイトル、ページの説明、または、他の情報を含むことができる。この追加情報を用いて、モバイル検索クエリーと対応するWAP URLとの間の関連性の計算に役立てることができる。該システムは、ウェブリンク構造の分析を使用して、WAPサイトのクロールから得られた任意のリンク構造を増やし、及び、変更することもできる。
いくつかの実施形態では、モバイル装置の使用状況にアクセスし、該使用状況を分析及び適用して、ソーシャルネットワーク内に関係を生成して該関係を強化するための方法及びシステムを提供することができる。該システムは、インバウンドコール、アウトバウンドコール、電話帳、もしくは他の情報(但し、これには限定されない)を含むモバイル通信設備におけるユーザーの特定の使用パターンにアクセスして、新しい接続を確立し、及び、ソーシャルネットワーキングアプリケーションにおける既存の接続の強度を強くすることができる。モバイル通信設備のユーザー及び/またはモバイルオペレータによって規定されたルールに基づいて、これらの情報にアクセスし、該情報を格納し、及び、該情報を共有することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツの特定のバーティカルへの移動を支援し、及び/または、可能性のある回答源(アンサーソース)のコンテンツをすぐに見ることができるようにするために、クエリー分類の方法及びシステムを用いてユーザーの意図を特定することができる。ユーザーが探しているものが何で、検索の結果ユーザーが何を選択するかを知るために、一貫した基準で、ユーザーの検索挙動を分析して監視することができる。いくつかの実施形態では、検索エンジンは、クエリーの異なるそれぞれのタイプを分類して、最短距離で、ユーザーの検索を適正なコンテンツに接続することができる。したがって、「ice cream boston」に対する検索は、一般的なウェブページではなく局所的なリスト結果の方を取り、「UA 123」という検索は、飛行機の発着情報を返すことができる。
いくつかの実施形態では、検索エンジンは、クエリー分類を用いて、ユーザー検索の意図及び特性を特定して、該ユーザーを最良の個々の結果に導くか、または、該ユーザーのクエリーに応じて結果のカテゴリーに優先順位を付けることができる。いくつかの実施形態では、言語に固有のルール及び統計的方法の両方を用いて、ユーザーの意図を特定することができる。言語に固有のルール(以下、言語固有ルールという)は、絞り込み検索(narrow search)を識別して、ユーザーを特定の結果に導くことができる。たとえば、ユーザーが「maps nyc」を検索している場合には、言語固有ルールは、「maps」という有意な用語、及び、特定の位置「nyc」を識別して、該ユーザーがニューヨーク(New York)の地図(map)を探していると推測することができる。この例では、ユーザーを、地図バーティカルによって提供されるニューヨークの地図に案内することができる。統計的方法である第2のクエリー分類ツールは、より広い範囲の検索に対して、異なる結果のカテゴリーをランク付け(格付け)することができる。たとえば、ユーザーが、モデルである「Naomi Campbell」などの有名人の名前を検索している場合には、過去に行われた行為から、該ユーザーが、音楽ではなく、画像または新しい記事を探している可能性が高いと推測することができ、それゆえ、それらのカテゴリーを最初のページの結果の組の一番上に載せて返すことができる。
いくつかの実施形態では、クエリー分類エンジンの発見的手法を、全体的に、または、言語毎に、または、オペレータ毎に調整することができる。クエリー分類は、所与のクエリーに対する適正な表示を支援する検索挙動の異なるパターンを識別することができる。分類は、システムがユーザーの行為をより多く学習するにつれて、より細かい分類になることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のディスプレイは、ユーザーのクエリーに応答し、ユーザーが、該ユーザーのクエリーの曖昧さを除去するのを助け、ユーザーをコンテンツの特性のより深みへと案内し、及び、最も人気のある及び/または最も関連のあるコンテンツを浮かび上がらせる(バブルアップさせる)ために、「ウィジェット(widget)」を含むことができる。ウィジェットは、構造化されたまたは半構造化されたデータを用いて、ユーザーがコンテンツ検索を最小限にするのを助け、及び、ユーザーのクエリーに直接応答するのを助けることができる。クエリー分類に加えて、「学習」アルゴリズムが、クリック及びインプレッション分析を用いて、応答/結果をいつ示すべきか、ページのどこに応答/結果を示すべきか、及び/または、所与のソースからのどの程度の量のコンテンツを表示すべきかを決定することができる。このアルゴリズムは、適正な結果の組を決定することができるが、編集機能(または編集オーバーライド)を導入して、クエリー結果を能動的に管理/売買することに少なくとも部分的に基づいてクエリーに対するコンテンツの表示に影響を与えることが可能である。
いくつかの実施形態では、エディター(編集プログラムまたは編集者。以下同じ)は、共通のフォーマット供給物やキーワードをインポート/エクスポートすることができ、表示テンプレートを選択することができ、及び、関連性の重みをコンテンツのコンポーネントタイプに割り当てることができる。たとえば、「音楽」というクエリーはあまりにも範囲が広いので、アルゴリズムに全てを頼ることができず、その代わりに、編集に関するレビューまたはビジネスレビューを要求することができる。セッション及びユーザーの行為分析を通じて、エディターは、検索を絞り込む助けになるであろうコンテンツを識別して、ユーザーが実際に意図しているものにより近付くことができる。クエリーが「音楽」の場合には、エディターは、スマートコンポーネントを構築して、ジャンルのリンク、ユーザーを音楽バーティカルの中へとより深く案内するナビゲーションリンク、及び、ビデオリンクを露わにすることができる。これらのリンクがうまく機能しない場合には、エディターは調整を行うことができる。
いくつかの実施形態では、人気度管理ツールは、エディターが、アルゴリズムの重み付けを検査して、スマートコンポーネント及びそれの関連するコンテンツに対する閾値を調整できるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー分類の方法及びシステムは、モバイル通信設備に関連する表示ロジック(ディスプレイロジック)に影響を与えることができる。1例では、検索クエリーを、クエリー分類方式にしたがって分類することができる。クエリー分類方式は、バーティカルクラス(Vertical Class)、ナビゲーションクラス(NavigationalClass)、定義クラス(Definition Class)、カテゴリークラス(Category Class)、特異性クラス(Specific Class)、クエリー+修飾子クラス(Query+Modifier Class)、参照クラス(Reference Class)、アダルトクラス(Adult Class)、または、他の何らかのクエリークラス(但し、これらに限定されない)などのクラスを含むことができる。
いくつかの実施形態では、バーティカルクラスは検索バーティカルを含むことができる。検索バーティカルを、コンテンツの分類法に関連付けることができ、一般的検索とすることができ、または、検索、着信音、画像、ゲーム、イエローページ、気候(天候)、ホワイトページ、ニュースのヘッドライン、WAPサイト、ウェブサイト、映画の開演時間、スポーツの得点、株価、飛行機の出発時刻、地図、方向(または指示)、価格比較、Wi−Fiホットスポット、荷物の追跡、ホテルの料金、ファンタジースポーツの成績(または統計)、ホロスコープ、回答、辞書、地域コード(市外局番)、郵便番号、エンターテインメント(娯楽)、ブログ、もしくは、他の何らかの検索バーティカルに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、ナビゲーションクラスを、識別されたドメイン名、URL、ウェブサイト、IPアドレス、または、他の何らかのナビゲーションに関する位置とすることができる。
いくつかの実施形態では、定義クラスを、「定義する」、「定義」、「意味」、「手段」という用語、もしくは、定義に対する要求に関連する他の何らかの用語を含むクエリーに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、カテゴリークラスは、検索クエリー内にあるより深い分類(たとえば、ヒップホップ、NFL、サッカー、カメラ)に関連付けられることができ、ユーザーがクエリーの曖昧さを除去する(すなわち、一義化する)のを助けることができるバブルアップコンテンツ/トピックを含むことができる。
いくつかの実施形態では、特異性クラスを、ユーザーの意図を示すことができる、種々のカテゴリー(たとえば、射撃手、ヒンダー(Hinder)、射手座、スモールヴィル(Smallville)、ニコンクールピクス(Nikon coolpix)からの構造化データや抽出されたデータのリストなどとすることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー+修飾子クラスを、サブカテゴリー、ジャンル、及び/または、特定のソースの組み合わせとすることができる。
いくつかの実施形態では、参照クラスを、オンライン百科事典などの参照ソースから抽出されたデータとすることができる。
いくつかの実施形態では、Adult Class(成人クラス)を、ゲーム、賭博、ポルノ、宝くじ、または、他の何らかの形態のアダルトコンテンツ(成人向けコンテンツ)などのアダルトコンテンツに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、クエリー分類をインジケータ入力に関連付けることができる。インジケータ入力は、コンテンツの現在の人気度、クエリーの現在の人気度、現在発生しつつあるクエリー、現在位置、以前の位置、ユーザー特性、編集作業、または、モバイル通信設備、該設備のユーザー、及び/またはクエリーコンテンツに関連する他の何らかのインジケータを含むことができる。
いくつかの実施形態では、検索クエリー及び/またはインジケータ入力に関連付けられているクエリー分類は、モバイル通信設備に表示される結果のフォーマッティング(または書式設定)に影響を与えることができる。たとえば、フォーマッティングは、カテゴリー結果を拡張することができ、インジケータ入力にしたがって(たとえば、人気度が下がる順に)、または、カテゴリーによって、または、他の何らかのスキーマにしたがって、該結果を配列(または順序付ける)ことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に表示される結果のフォーマッティングに関するユーザーの挙動(たとえば、コンテンツのクリック)を分析し、クエリー分類及び/またはインジケータ入力をさらに改善し、構築(または構造化)し、索引付けし、及び/または配列(または順序付け)するために使用することができる。
いくつかの実施形態では、クエリーをインジケータ入力、及び/またはクエリー分類に関連付けることによって、コンテンツとのユーザーの相互作用(インタラクション)及び他のユーザーによる相互作用の履歴に少なくとも部分的に基づいて、ユーザーのモバイル通信設備に表示するためのコンテンツの最適な順位を決定することができる。たとえば、モバイル通信設備にコンテンツを提示するための(人気度ランクの)閾値を決定すること、どのコンテンツタイプを拡大するかを決定すること、などが可能である。
いくつかの実施形態では、ビジネスルールを、クエリー分類エンジンに関連付けることができる。ビジネスルールは、人気度に関するルール(popularity rule)、場所に関するルール(location rule)、モバイル通信設備のタイプに関するルール、キーワードマッチングに関するルール、ペアレンタルコントロールに関するルール、つづり及びつづり訂正に関するルール、ユーザー特性に関するルール、または、他の何らかのビジネスルールを含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーは、モバイルコンテンツを固定しまたは該コンテンツにタグを付けることができ、及び、「モバイルブリーフケース」として機能する収納(保存)場所にタグ付けされたコンテンツを格納することができる。いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツに関連付けられたタグは、対象物(または主題)、位置(場所)、ジャンル、日付に関する情報、または、他の何らかの情報を含むことができる。いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツに関連付けられたタグは、コンテンツにタグを付けたユーザーに関する情報、たとえば、名前、場所(位置)、人口統計学的情報、該ユーザーが参加しているソーシャルネットワーク、または、該ユーザーに関する他の何らかの情報を含むことができる。
1例では、ユーザーは、「New York」などのクエリーをタイプ入力して、思い出したいと思う結果を検索結果中に見ることができる。結果に(タグなどを)付加できることを示すアイコン、リンク、もしくは、他の何らかの機能を提供することができる。このアイコンやリンクなどとの相互作用によって、ユーザーは結果にタグを付けることが可能になる。この場合、該ユーザーに対して、何らかの方法で該結果に名称またはラベル(たとえば、New York City Hotels)を付けるように促すことができる。該ユーザーは、その結果をモバイルブリーフケースに保存することができる。
いくつかの実施形態では、このタグ付けされたデータを加入者レベルで使用することができる。たとえば、加入者が「New York」をタイプ入力したときに、結果が該加入者のタグ付けされた結果であることを該加入者に示すために、該加入者が、より高いランク付けをした結果、及び/または、(他とは)別の外観に設定した結果を見ることができる。結果は、該結果を通常の(すなわち、タグ付けされていない)結果と区別するアイコン、もしくは、他の固有の美的外観物を有することができる。
いくつかの実施形態では、一人のユーザーまたは複数のユーザーによってタグ付けされたコンテンツに関連付けられているメタデータを用いて、タグ付けを用いるランキングアルゴリズム全体を改良することができる。
いくつかの実施形態では、タグ付けされた結果を、加入者の個人的なコンテンツ(該加入者は該コンテンツを検索する場合がある)の索引を生成する際に含めることもできる。
いくつかの実施形態では、モバイルブリーフケースを(キャッシュメモリーに)保存することができる。いくつかの実施形態では、モバイルブリーフケースの索引を(キャッシュメモリーに)保存することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーがオフライン状態のとき(すなわち、ネットワークに接続していないとき)に、該ユーザーは、タグ付けされた結果を利用することができる。
いくつかの実施形態では、(何度も)繰り返されたユーザーの挙動に少なくとも部分的に基づいて、コンテンツに暗黙的にタグを付けることができる。
いくつかの実施形態では、タグ付けされたコンテンツを、限定されたソーシャルネットワーク、限定されていないソーシャルネットワーク、もしくは、他の何らかのソーシャルネットワーク形態のコンテキスト(状況)内で共有することができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツに関連付けられているタグを、他のモバイルコンテンツのタグに関連付けることができる。1例では、ユーザーは、写真などのモバイルコンテンツにタグを付けることができ、この場合、該タグの一部として、該写真がサクソフォン奏者のEric Dolphy(エリック・ドルフィー)に関連することを示すタグ情報を付けることができる。同じユーザーもしくは他のユーザーによる他のモバイルコンテンツのタグも、Eric Dolphyとのある関係を示すタグを有することができる。いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツに関連付けられているタグを検索可能にして、たとえば、ある1つのモバイルブリーフケースもしくは複数のモバイルブリーフケース内のEric Dolphyに関連する全てのモバイルコンテンツを、該モバイルブリーフケースに問い合わせる(またはクエリーを出す)ことによって見つけることができるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーのモバイルブリーフケースをセキュリティ設備に関連付けることができる。モバイルブリーフケース内のコンテンツにアクセスするために、サインインプロセスを要求することもできる。セキュリティ設備は、ユーザーが、該ユーザーのモバイルブリーフケース中のタグ付けされたモバイルコンテンツを該ユーザーだけが見られるように制限できるようにする機能を含むことができる。セキュリティ設備は、ユーザーが、該ユーザーのモバイルブリーフケース中のタグ付けされたモバイルコンテンツを、ソーシャルネットワークの全てのメンバーが見ることができるように解放できるようにする機能を含むことができる。セキュリティ設備は、ユーザーが、該ユーザーのモバイルブリーフケース中のタグ付けされたモバイルコンテンツを、ソーシャルネットワークの指定されたメンバーが見ることができるように解放できるようにする機能を含むことができる。セキュリティ設備は、ユーザーが、該ユーザーのモバイルブリーフケース中のタグ付けされたモバイルコンテンツを、不特定多数の人が見ることができるように解放できるようにする機能を含むことができる。
いくつかの実施形態では、タグ付けされたモバイルコンテンツをスポンサー提供コンテンツに関連付けることができる。いくつかの実施形態では、タグ付けされたモバイルコンテンツをスポンサー提供コンテンツとすることができる。いくつかの実施形態では、タグ付けされたモバイルコンテンツを、有料コンテンツ(または予約購読コンテンツ)に関連付けることができる。タグ付けされた有料コンテンツを、ユーザーを有料コンテンツプロバイダーに加入させるために、タグ付けされた有料コンテンツを見るように該ユーザーに申し出ることに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、別のユーザーのモバイルブリーフケース中のコンテンツを見ているユーザーは、興味のあるコンテンツを「ピンで留める」こと(該コンテンツの場所を特定するなど)ができる。モバイルブリーフケースのコンテンツをピン留めするプロセスは、ユーザーのピン配置との関連を示すタグをコンテンツに追加すること、ピン留めされたモバイルコンテンツをユーザー個人のモバイルブリーフケースに保存すること、または、ユーザーが後で参照するために該モバイルコンテンツをマークする他の何らかの方法を含むことができる(但し、これらには限定されない)。
いくつかの実施形態では、モバイルゲートウェイデータを用いて、モバイル検索結果の関連性を改善することができる。ゲートウェイデータを用いて、権限スコア(authority score)を生成し、関連するサイトを確立し、検索結果の個人化を改善し、または、何らかの他のやり方でモバイル検索結果の関連性を改善することができる。いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータの使用には、サイトアクセス及び使用統計(たとえば、訪問回数及び訪問の長さ)に少なくとも部分的に基づく関連性、ユーザーグループに少なくとも部分的に基づくスコーピング、ユーザーセッションの進行に少なくとも部分的に基づくコンテンツ関係、コンテンツ発見(たとえば、新しいURL/サイト)、サイトの特性(またはサイトの優良性。たとえば、アクセス及び使用統計)、アクセスされているコンテンツに少なくとも部分的に基づいてターゲットとする挙動状態(または挙動条件)を決定すること、アクセスされているコンテンツに少なくとも部分的に基づいて購入プロセスの段階(たとえば、調査か購入か)を決定すること、クリック後のサイトとの相互作用(インタラクション)に少なくとも部分的に基づく広告主の特性(または広告主の優良性)、クリック後のサイトとの相互作用に少なくとも部分的に基づくSPAM検出、ナビゲーションの人気度(または評判)及びクラスター、または、ゲートウェイデータの他の何らかの使用を含めることができる。
いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータを用いて、モバイルコンテンツの関連性を部分的に決定することができる。関連性を決定するために、ゲートウェイデータをモバイル通信設備に関する情報に関連付けることができる。この情報をユーザー特性に関連付けることができる。ユーザー特性には、ユーザーの年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間、及びユーザー特性に関連する他の情報を含めることができる。たとえば、ユーザーの自宅住所にある程度(または何らかのやり方で)関連付けられたIPアドレスを用いてニュースのウェブサイトに由来するニュースのヘッドラインの関連性を部分的に決定するために、ユーザー特性である自宅住所を用いることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザー履歴に対するゲートウェイデータの関係を用いて関連性を決定することができる。ユーザー履歴には、ユーザートランザクション、地理的場所、地理的近さ、ユーザー装置(またはユーザーデバイス)、時間(または時刻)、及び/または、他のユーザー特性(但し、これらには限定されない)を含めることができる。
いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータとモバイル通信設備の特性との関係(または関連付け)を用いて関連性を決定することができる。モバイル通信設備の特性には、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディー能力、ビデオ能力、キャッシュ(キャッシュメモリ)の大きさ、記憶能力、メモリ容量(記憶容量)、及びモバイル通信設備の他の特性(但し、これらには限定されない)を含めることができる。モバイル通信設備102に関連する情報を、無線オペレータ、無線サービスプロバイダー108、電気通信サービスプロバイダー、または、モバイル通信設備102に関連する他のプロバイダー(提供者)によって提供することができる。
いくつかの実施形態では、関連性を統計的な関係に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。統計的な関係を、ゲートウェイデータと、モバイル通信設備102に関する情報との間の関係に関連付けることができる。統計的な関係を、ゲートウェイデータとパフォーマンス(または性能)基準との間の関係に関連付けることができる。パフォーマンス(または性能)基準には、処理速度または他の何らかのパフォーマンス(または性能)基準を含めることができる。
いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータをバッチ(または一括で)でまたはリアルタイムで処理することができる。
いくつかの実施形態では、関連性に少なくとも部分的に基づいて、モバイル固有のコンテンツとトランスコードされた(または変換された)ウェブページコンテンツを、コンテンツリポジトリー(content repository。コンテンツの保存場所)と混合(または融合または一体化。以下同じ)することができる。いくつかの実施形態では、アルゴリズムを用いてコンテンツを混合することができる。 いくつかの実施形態では、アルゴリズムと編集上の検査の組み合わせを用いてコンテンツを混合することができる。
いくつかの実施形態では、混合されたコンテンツ(以下、混合済みのコンテンツという)をリポジトリーに格納して、モバイル通信設備の特性に対する関連性にしたがって索引付けすることができる。モバイル通信設備の特性には、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディー能力、ビデオ能力、キャッシュ(キャッシュメモリ)の大きさ、記憶能力、メモリ容量(記憶容量)、及びモバイル通信設備の他の特性(但し、これらには限定されない)を含めることができる。
1つ例では、タイプ1のモバイル通信設備の場合、混合済みコンテンツリポジトリー内の全てのコンテンツ、または、コンテンツの1つのサブセットを、各コンテンツが、タイプ1のモバイル通信設備にどの程度良好に表示(または提示)されるかに少なくとも部分的に基づく関連性にしたがってランク付け(または分類)をすることができる。いくつかの実施形態では、タイプ1のモバイル通信設備に提示されるコンテンツを、関連性ランクと合致すること、もしくは、関連性ランクを超えることに少なくとも部分的に基づいて選択することができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に提示されるコンテンツを関連性ランクにしたがって(たとえば、最も大きく関連するコンテンツを最初に、かつ一番目立つように提示する)、または、他の何らかの優先的表示に基づいて順序付けすることができる。
いくつかの実施形態では、「対象が定められたトランスコーディング(targeted transcoding)」を用いて、所与のハンドセット(電話機または送受話器)の能力に対して最も適切な結果を提供することができる。対象が定められたトランスコーディングは、モバイル検索インデックス(または、モバイル検索索引)にモバイル(携帯電話など)の存在を含めることなく高品質のウェブサイトを識別することができ、及び、編集に関して検査され/改善されたそれらのウェブサイトの高品質のトランスコードされたバージョンを提供することができる。これらのトランスコードされたサイトを検索インデックス(検索索引)において識別することができる。いくつかの実施形態では、トランスコードされたサイトを、既存のモバイル(携帯電話など)に適した結果との関連性に基づいて、標準化(または正規化)し及び混合することができる。いくつかの実施形態では、トランスコードされたサイトは、検索エンジン結果ページ上の「トランスコードされた結果」として、ユーザーに識別されることができる。いくつかの実施形態では、トランスコードされたサイトを、トランスコードされたページの表示をサポートしていない装置に対する検索結果から完全に排除することができる。
いくつかの実施形態では、一般的なトランスコーディングを用いて、一般的なウェブ検索バックフィル(web search backfill)によって支援されるユーザーに結果を提示することができる。これらの結果を、代替の結果カテゴリーとして、または、関連するモバイル(携帯電話など)に適した結果または対象が定められたトランスコードによる結果が存在しないときの最初の結果(または主たる結果)として提示することができる。いくつかの実施形態では、これらの一般的なウェブ検索結果を、所望に応じて、任意の検索結果の組から排除することができる。
いくつかの実施形態では、ある関係を有するモバイルコンテンツサイトと非モバイル(すなわちモバイルでない)コンテンツサイトを互いに関連付けることができる。関係には、たとえば、ある新聞社のモバイルコンテンツサイト及び該新聞社の非モバイルコンテンツサイトといった、同一の団体(法人など)によって所有されていることを含めることができる。関係には、たとえば、気象情報などの共通の主題(または内容)を含めることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツサイトと非モバイルコンテンツサイトとの間の関係を、スパイダリング(spidering)に少なくとも部分的に基づいて発見することができる。自律エージェント(autonomous agent)または自律ソフトウェアはスパイダリングを提供することができる。このエージェントを、ウェブクローラ(web crawler)、ウェブスパイダ(web spider)、アント(ant)などとすることができる。たとえば、スパイダリングを、エージェントが、既知のURLにあるウェブページを取り出す(または検索する)ことから開始することができる。そのウェブページは、メタデータ、ハイパーリンク、または他のウェブページへの参照を含むことができる。スパイダリングを続けて、該エージェントが他のウェブページを取り出す(または検索する)ようにすることができ、この他のウェブページもまた、メタデータ、ハイパーリンク、または他のウェブページへの参照を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツサイトと非モバイルコンテンツサイトの間の関係を得るプロセスは、ゲートウェイデータ(たとえば、WAPゲートウェイデータ、モバイルサーバーゲートウェイデータ、サーバーゲートウェイデータ、及び/または、無線プロバイダーゲートウェイデータ)を処理することを含むことができる。ゲートウェイデータを、WAPゲートウェイ、または、他のそのような設備、無線通信設備104、追加のサーバーまたはリモートサーバー134、または、無線検索プラットフォーム100に関連付けられた任意の他のサーバーまたは設備に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツサイトと非モバイルコンテンツサイトの間の関係を得るプロセスは自己提示(self-submission。セルフサブミッション)を含むことができる。モバイルコンテンツサイトのプロバイダーは、該サイトが関係を有する非モバイルコンテンツサイトの1つまたは複数の識別子を提示することができる。
いくつかの実施形態では、非モバイルコンテンツサイトを使用するコンテンツにアクセスしようとしているモバイル通信設備のユーザーを、該非モバイルコンテンツサイトがある関係を有するモバイルコンテンツサイトに導くことができる。1例では、モバイル通信設備のユーザーは、非モバイルウェブサイトであるwww.espn.comに対するクエリーを出すことができる。このウェブサイトを、たとえば、「mobile.espn.go.com」という対応するモバイルコンテンツサイトに関連付けることができる。プロバイダーは、性能の劣る非モバイルコンテンツサイトからではなく、該モバイルサイトからのコンテンツを、該ユーザーのモバイル通信設備に提示するように送ることができる。
いくつかの実施形態では、ある方法及びシステムを用いて、モバイルコンテンツウェブサイトを分析して、ウェブサイトで使用されている主たる言語を特定することができる。いくつかの実施形態では、コンテンツは、モバイルコンテンツウェブサイトに提示されるキーワードを含むことができる。1例として、自動化システム(たとえば、スパイダリング)は、モバイルコンテンツウェブサイトの各ページを処理することができ、この場合、共通の言語固有の言葉(単語または句)を除去するために1つ以上のフィルターを通して処理する。この自動化システムは、さらに、ワード(または単語)を処理して、アクションリンク(action link)、内部リンク、外部リンクなどに関連付けられた言葉などのグループにすることができ、及び、モバイルコンテンツウェブサイトの主たる言語を示すことができる。
いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータを用いて、モバイルコンテンツウェブサイトの主たる言語を決定することができる。ゲートウェイデータには、WAPゲートウェイデータ、モバイルサーバーゲートウェイデータ、サーバーゲートウェイデータ、及び/または、無線プロバイダーゲートウェイデータを含めることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツウェブサイトの主たる言語を、アルゴリズム上の検査と編集上の検査の組み合わせを用いて決定することができる。
いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータを用いて、ウェブサイトに配置されているコンテンツの品質(または特性)を決定することができる。いくつかの実施形態では、品質(または特性)を、使用されているマークアップ、サイトへの訪問回数、サイトへの訪問の長さ、複数のサイト、ワード(または単語)の繰り返し、アウトバンドリンク、インバウンドリンク、ページの年齢、インバウンドリンクの年齢及び成長、インバウンドリンクの使用(使用法や使用量など)、または、他の何らかの品質(または特性)インジケータに関連付けることができる。いくつかの実施形態では、品質の低さを、スパム(すなわち、望ましくない勧誘)などの望ましくないコンテンツに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、たとえば、キーワード、アンカーテキスト(anchor text)、参照サイト、内部リンク、外部リンク、及び他の情報などのウェブサイトに関する情報を用いて、ウェブサイトに配置されているコンテンツの品質(または特性)を決定することができる。
いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータには、WAPゲートウェイデータ、モバイルサーバーゲートウェイデータ、サーバーゲートウェイデータ、及び/または、無線プロバイダーゲートウェイデータを含めることができる。
いくつかの実施形態では、ウェブサイトに配置されているコンテンツの品質(または特性)を、アルゴリズム上の検査と編集上の検査の組み合わせを用いて決定することができる。アルゴリズム的検査には、スパイダリングなどのツールを使用することを含めることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーを、該ユーザーが定期購読(または予約購読)をしているコンテンツに関連付けることができる。いくつかの実施形態では、定期購読コンテンツを購読している購読者を識別し、該定期購読コンテンツをそれらの購読者のモバイル検索結果に組み込むためのプロセスを提供することができる。いくつかの実施形態では、コンテンツを定期購読しているユーザーに提示されるクエリー結果には、定期購読コンテンツと非定期購読(すなわち、定期購読されていないまたは定期購読用ではない)コンテンツを含めることができる。いくつかの実施形態では、非定期購読コンテンツには、定期購読コンテンツを定期購読させるための勧誘を含めることができる。勧誘には、スポンサー提供リンク、または、検索結果に含まれる他の販売促進用コンテンツが含まれうる。ユーザーは、該結果に含まれている勧誘に応答してコンテンツを定期購読することができる。
いくつかの実施形態では、定期購読コンテンツには、雑誌の定期購読、新聞の定期購読、RSSフィード、または、何らかの他のタイプの定期購読コンテンツ(但し、これらには限定されない)を含めることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーの定期購読データを、ユーザーアカウント、モバイル通信設備、または、何らかの他のデータに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102の現在位置(現在の場所。以下同じ)に関する情報を、スポンサーがユーザーの現在位置、過去(または以前)の位置(または場所)、将来の位置(または場所)などに少なくとも部分的に基づいてある入札額で入札する(買い注文を出す)競争入札プロセスにおいて用いることができる。ユーザーのモバイル通信設備102が位置(または場所)を入力すると、1つまたは複数のスポンサーに、該スポンサーのコンテンツをユーザーに提示する権利を得るためのある入札額で入札する機会が与えられる。別の例では、スポンサーは、ターゲットとする位置(また場所)(たとえば、スポンサーの店舗から1マイル以内)に到達したユーザーにスポンサー提供コンテンツを提示するための将来の権利などに関する入札を事前にすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツを、ゲームと共にモバイル通信設備に提示することができる。1つの例では、スポンサー提供コンテンツを、ゲーム表示の隣に配置されたバナーとすることができ、スポンサー提供コンテンツを、ゲームコンテンツに埋め込むことができ、ゲームコンテンツの視覚表示の周囲に配置することができ、または、該ゲームに近接した他の何らかの物を有することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツを、ビデオと共にモバイル通信設備に提示することができる。1つの例では、スポンサー提供コンテンツを、ビデオ表示の隣に配置されたバナーとすることができ、スポンサー提供コンテンツを、ビデオコンテンツに埋め込むことができ、ビデオコンテンツの視覚表示の周囲に配置することができ、または、該ビデオ表示に近接した他の何らかの物を有することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツを、対話式バナー(インタラクティブなバナー)の形態で提示することができる。1例では、対話式バナーは、モバイル通信設備のユーザーに、コンテンツをリストから選択する機会、調査を完了する機会、オフラインコンテンツ(たとえば、オフラインの新聞広告)を見る機会、または、他の何らかの機会を提供することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供バナーコンテンツは動的なテキスト(文字または文書)挿入を含むことができる。1例では、テレビ(受像機)を広告するスポンサー提供バナーは、小売業者のデータベースから得られる、現在の価格、入手可能なユニットの数、または、他の何らかのテキストベースのデータを示すテキストを動的に挿入することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツを、モバイル通信設備に関連するが該設備の外部にある変数に少なくとも部分的に基づいて、該モバイル通信設備に提示することができる。1例では、モバイル通信設備の位置(または場所)を、それと同じ位置(または場所)でまたは該位置の近くで発生したニュース事件(たとえば、交通の遅れをもたらしている州間ハイウェイの自動車事故)に関連付けることができる。この外部変数に応答して、ユーザーのモバイル通信設備はスポンサー提供コンテンツを提示することができ、該コンテンツを通じて、ユーザーは、交通の遅れを回避するために、代わりの交通ルートを得ることができる。
いくつかの実施形態では、販売促進情報(プロモーション)をモバイル通信設備のユーザーに提示することができ、この場合、該販売促進情報は、販売促進活動による利益を得るために、ユーザーに対して、コンテンツを検索すること、パズルを解くこと、暗号を解読すること、手がかりを追跡すること、または、他の何らかの行動をとることを要求することができる。
いくつかの実施形態では、クーポンを、該クーポンの利益を得るためにオフラインの位置(または場所)に提示することができるコードの形態でモバイル通信設備に提示することができる。クーポンを提示するユーザーの行動を、データ格納設備に入力して格納することができる。この格納されたデータをユーザー特性、モバイル通信設備の特性などに関連付けることができ、これらの関連付けを用いて、ターゲットが設定された広告、クーポン、抱き合わせ販売、より高額な商品の販売などをユーザーに提示することができる。そのようなクーポンを提示しているモバイル加入者のそれぞれ毎に、モバイルサービスプロバイダーによってスポンサーに料金を請求することができる。
いくつかの実施形態では、ソーシャルネットワークの最も影響力の大きい(または最も有力な)メンバー(構成員)を特定して、それらのメンバーにスポンサー提供コンテンツを送ることができる。ソーシャルネットワークの影響力のあるメンバーを、彼らのネットワークメンバーとしてリストされた人物の番号、他のソーシャルネットワークのメンバーの個人のネットワーク内にソーシャルネットワークのメンバーをリストしている該他のソーシャルネットワークのメンバーの番号、SMSトラフィック、購入回数によって、または、他の何らかの個人的影響の測度(尺度)に基づいて識別することができる。いくつかの実施形態では、スポンサーは、該スポンサーのスポンサー提供コンテンツを、ソーシャルネットワークのメンバーの影響度に少なくとも部分的に基づいて、ソーシャルネットワークのメンバーに提供する権利を得るために入札することができる。ソーシャルネットワークのメンバーの影響度を索引付けして、データ格納設備に格納することができる。ソーシャルネットワークのメンバーの影響度の索引のコンテンツを、モバイルサービスプロバイダー、サードパーティなどにライセンス供与する(すなわち、該コンテンツの使用を許諾する)ことができる。
いくつかの実施形態では、スポンサーは、該スポンサーのコンテンツを、キーワード、位置(または場所)、または、他の何らかのデータに関連付ける排他的権利を得るために入札することができる。
図21を参照すると、いくつかの実施形態では、スポンサー128は、電話機、携帯電話、セルラーフォン、GSMフォンなどのユーザーのモバイル通信設備102に、スポンサー提供コンテンツを排他的に配信するために入札することができる。スポンサー128が互いに競争入札をしているスポンサーシップモデルに適した状況の例には、たとえば、ごく近い場所にあるカーディーラー、ショッピングモール内の衣料品店、同じ町内の複数の食料品店、Borders(ボーダーズ)とBarnes & Noble(バーンズ・エンド・ノーブル)、Lowes(ロウズ)とHome Depot(ホーム・ディーポー)などの一対一の競争相手、互いに近くにあるレストラン、などのグループ分けがある。
いくつかの実施形態では、ユーザーのモバイル通信設備102への排他的スポンサー提供コンテンツの配信に対する直接競争の入札モデルは、競合するスポンサー128が、ユーザーの同じ排他性特性をターゲットにしている任意の状況において有効でありうる。
いくつかの実施形態では、ある方法及びシステムは、モバイルスポンサー提供コンテンツに排他的に入札するためのものである。いくつかの実施形態では、入札を、ユーザーのモバイル通信設備102に提示するための排他的スポンサー提供コンテンツのために受けることができ、該入札には、入札額を含めることができ、及び、モバイル加入者特性データベース、使用履歴データベース、位置データベース、トランザクションデータベース、モバイル通信装置特性データベースなどからの、ユーザーに関する少なくとも1つの排他的特性を含めることができる。入札を、競売、公開入札、非公開入札などとして行うことができる。さらに、モバイル通信設備102に提示するための、スコアや格付け(または人気度)などの関連性に少なくとも部分的に基づいて、該排他的特性を、該排他的スポンサー提供コンテンツアイテムにマッチングさせる(突き合わせる、または、組にする)ことができる。たとえば、Flemington New Jersey(ニュージャージー州のフレミントン)のルート202は、アウディ、BMW、ビュイック(Buick)、シボレー(chevrolet)、クライスラー(Chrysler)、ドッジ(Dodge)、フォード(Ford)、GMC、インフィニティ(Infiniti)、ジープ(Jeep)、リンカーン(Lincoln)、マーキュリー(Mercury)、日産、マツダ、ポンティアック(Pontiac)、ポルシェ(Porsche)、スバル、及び、フォルクスワーゲン(Volkswagen)を含む18の新しいカーディーラーを有し、それらの全てが同じ道路沿いにある。新しいカーディーラーのこの大きな集合は、自動車を買うためにこのエリアにくる見込み客に強力な競争を呈する。ユーザーは、このエリアには販売中の主要な自動車のブランドが実質的に全てあることを知っているが、各ディーラーが、現在何をセール(特売)として提供しているか、各ディーラーが在庫している保証付きの中古車などの現在の購入できるモデルが何かを事前にほとんど知らないでこのエリアを訪問する場合がある。これは、ユーザーがそのエリアに車で入ると該ユーザーのモバイル通信設備102に配信されるスポンサー提供コンテンツに基づいて、該ユーザーが最初にどこを見るかに関するバイヤーの指示を該ユーザーが得ることができ、カーディーラースポンサーは、ユーザーのモバイル通信設備102への排他的アクセスに対して入札する意思がある場合がある状況でありうる。この場合、スポンサー提供コンテンツの配信は、ユーザーのモバイル通信設備10に関する情報(たとえば、モバイル加入者特性)に少なくとも部分的に基づく。
上記の例を続けると、ディーラーは、該ディーラーをより望ましいターゲットにするユーザーのある側面に的を絞ることができ、それらの側面を排他性特性と呼ぶ場合があり、排他的スポンサー提供コンテンツに対するユーザーの排他性特性の関連性マッチングによって、該ユーザーの好みに対する該排他的スポンサー提供コンテンツの効果をよりよく確保することができる。たとえば、多くのディーラーがスポーツカーを売りに出している場合があり、かつ、ユーザーのモバイル通信設備102へのアクセスに対して入札する意思があるが、このことは、ハイエンドのスポーツカーの買い手に関連付けられることができるユーザープロフィール(ユーザープロファイルともいう)のおかげで、この例では特に有効でありうる。すなわち、高所得の男性は、自身の意思決定の際に自身のモバイル通信設備102を利用する可能性が高いであろう。このプロフィールが与えられると、ディーラースポンサー128は、排他性特性(この場合には、ハイエンドのスポーツカーとのユーザーの排他性特性の関連性に基づいて入札をすることを望む場合があり、この排他性特性は、該ユーザーが所定の年齢を超えていることを示すモバイル加入者特性、該ユーザーがスポーツカーのウェブサイト(またはウェブページ)を閲覧したことがあることを示す使用履歴、該ディーラーに近い位置(または場所)、該ユーザーが、大きな高解像度ディスプレイを備えたモバイル通信設備を有していることを示すモバイル通信装置特性、該ユーザーが支出プロフィールを大幅に上げたことを示すユーザートランザクションなどである。いくつかの実施形態では、排他的スポンサー提供コンテンツの配信に起因する自動車の売り上げを高くするために、ディーラースポンサー128は、入札額、排他性特性、関連性を複数のやり方で組み合わせる入札を行うことができる。
いくつかの実施形態では、関連性マッチングは、排他的スポンサー提供コンテンツの効果的な配信の面で重要な側面であり、排他的スポンサー提供コンテンツを意図した視聴者によりよく狙いを絞ったものとするのを可能にする。ユーザーに対する関連性をより良好に確保するための1つの方法は、ユーザープロフィール情報、人口統計学的情報、課金情報などを含む、ユーザーのモバイル通信設備102に関連するモバイル加入者特性データを利用することである。かかる情報を使用することによって、ユーザーの年齢、アドレス、性別などのユーザーの個人的属性(または個人的特質)に対する排他的スポンサー提供コンテンツの関連性マッチングを行うことが可能になる。たとえば、衣料品の広告を、ユーザーの年齢、性別、及び、ユーザーが都市部に住んでいるか田舎に住んでいるかにマッチングさせる(すなわち、適合するものと組にする)ことができる。中高年の男性向けの広告は、スポーツ、自動車、自宅の修繕(またはリフォーム)などを対象とすることができる。少女向けの広告は、衣料品などを対象とすることができる。高齢者向けの広告は、健康製品や旅行などを対象とすることができる。いくつかの実施形態では、モバイル加入者特性情報に関連して得られる情報は、ユーザーに対して排他的スポンサー提供コンテンツをマッチングさせるために有効である。いくつかの実施形態では、年齢、性別、アドレスなどのプロフィールデータは、排他的スポンサー提供コンテンツの最初のユーザー関連性マッチングには十分でありうる。
いくつかの実施形態では、関連性を、オンライン製品購入、オンラインショッピングカートの中身、広告コンバージョンなどの、モバイル通信設備102に関連するユーザートランザクションデータから得ることができる。たとえば、モバイル通信設備102のユーザーは、何らかの婦人用の季節に合った衣類をたった今購入したところかもしれない。今は、該ユーザーは季節に合った衣類をこれ以上購入することには関心がない場合があり、そのため、この購入の結果として、季節に合った衣類に対する関連性を大幅に低く(または小さく)することができるが、該ユーザーが婦人であって、まだ季節に合った靴を何も購入していないので、その購入の結果として、靴に対する関連性を高く(または大きく)することができる。別の例では、ユーザーは、新型の自動車用の新しいフロアマットを購入している最中である場合があり、これは、該ユーザーが、新型の自動車を購入したばかりであることを示す場合がある。結果として、このことは、自動車広告に対する関連性を低くすることができるが、自動車のケア製品の関連性を高くすることができる。さらに、ユーザートランザクションは、ユーザーの関心事を示すことができ、及び、ユーザーに対する排他的スポンサー提供コンテンツのより良好な関連性マッチングを提供することができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102に関連するユーザートランザクションを、排他的スポンサー提供コンテンツに対するユーザー関連性を決定する際に効果的に用いることができる。
いくつかの実施形態では、関連性を、(ウェブページなどの)閲覧履歴や広告コンバージョン履歴などの、モバイル通信設備102に関連する使用履歴データや無線キャリアデータなどから得ることができる。たとえば、ユーザーは、プラズマテレビに関する(ウェブページなどを)閲覧している最中である場合があり、その結果、プラズマテレビに関連する広告、並びに、LCDテレビなどの他の類似の製品に対する関連性を高くすることができる。このように高くされた関連性は、(ウェブページなどの)ブラウジング(閲覧)が終わると時間の経過と共に小さくなりうるが、これは、該ユーザーがその後購入をしたことを示す場合がある。他の例では、ユーザーは、大学キャンパスのウェブサイトに目を通している最中である場合があり、その結果、該ユーザーは、大学、または、ラップトップコンピュータなどの大学に関係する消費者製品に関連する排他的スポンサー提供コンテンツのターゲットとされることができる。いくつかの実施形態では、使用履歴は、コンバージョンされた広告のタイプだけでなく、広告コンバージョン履歴を追跡することもできる。たとえば、ユーザーは、住宅ローンの利率に対する広告をコンバージョンしているところである場合があり、その結果、該ユーザーを、住宅ローンの利率に関連する排他的スポンサー提供コンテンツのターゲットとすることができる。無線キャリアデータを追跡することもでき、該データは、関連性マッチングの向上をもたらす情報を提供することができる。たとえば、ユーザーは、ニューヨーク市内の金融街から何回もの電話をかける場合があり、その結果、金融に関連する広告などに対する関連性が高くなりうる。いくつかの実施形態では、使用履歴を用いて、排他的スポンサー提供コンテンツの選択の際のユーザー関連性を改善することができる。
いくつかの実施形態では、関連性を、表示特性、計算上の特性(またはコンピュータの特性)、帯域特性、キーパッド特性などの、モバイル通信装置特性データから得ることができる。たとえば、カラフルな切り花の花屋スポンサー128は、ハイエンドのカラーディスプレイを持っているユーザーに高い関連性を設定することができ、インタラクティブなコンテンツを配信するスポンサー128は、所定のキーボードを有するユーザーに高い関連性を設定することができ、細密なグラフィックを配信するスポンサー128は、適した処理能力を有するユーザーに高い関連性を設定することができる。いくつかの実施形態では、排他的スポンサー提供コンテンツのアイテムの入札額を、モバイル通信装置特性の関連性に基づいて高くすることができる。
いくつかの実施形態では、関連性を、位置データに関連して得ることができる。GPS、三角測量、Wi−Fiを利用する三角測量など、モバイル通信設備102の位置を決定する多くの技術がある。たとえば、モバイル通信設備102の位置を、ユーザーが特定の位置(または場所)に入ったときに決定することができ、その位置は、州(または国)や都市などの複数の地理的位置を含むことができ、その位置を、指定された位置からの距離にしたがって指定することができ、モバイル通信設備102のモバイルコンテンツの何らかの側面に関連付けることができ、以前の位置または現在の位置に関連付けることができる。たとえば、モバイル通信設備102のユーザーが、衣料品のショッピング街に近い位置にいる場合には、衣料品に関連する広告に対する関連性は高くなりうる。ユーザーが、カーディーラーが連なる場所に近い位置にいる場合には、自動車の広告に対する関連性は高くなりうる。いくつかの実施形態では、位置データを用いて、スポンサー提供コンテンツに対するユーザー関連性を改善することができる。
図22を参照すると、いくつかの実施形態では、1つのナビゲーション要求(たとえば、ブラウザアプリケーションに指示するユーザー要求)または複数のナビゲーション要求をモバイル通信設備102から受け取ることができる。このナビゲーション要求に関連するデータを記録して保存することができる。たとえば、ユーザーは、該ユーザーのモバイル通信設備102でのブラウザナビゲーションアクティビティ(活動)にかかわることができ、このブラウザアクティビティは、結果として、種々のウェブページやウェブコンテンツへの接続、または、他のネットワーク位置/コンテンツとの相互作用(インタラクション)をもたらしうる。かかる相互作用の各々を、位置及び/またはコンテンツに関するコンテキスト情報についてモニタすることができる。たとえば、コンテキスト情報を、訪問したウェブサイト、ダウンロードしたコンテンツ、相互作用したコンテンツ、または、ユーザーの閲覧行為に関する他のそのような相互作用に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、コンテキスト情報を無線キャリアデータに関連付けることができる。いくつかの実施形態では、複数の閲覧行為及び関連付けられたコンテキスト情報も用いて、ユーザープロフィールを作成することができる。そして、ユーザープロフィールを、本明細書に記載した人口統計学的情報及び他の特徴などのユーザーの他のモバイル加入者特性112と共に、モバイル加入者特性データベース112に格納することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツ(たとえば、コンテンツ、モバイルコンテンツ、スポンサー提供コンテンツなど)を、ユーザーのプロフィールに少なくとも部分的に基づいてユーザーのモバイル通信設備102に提示することができる。たとえば、スポンサーコンテンツを、モバイル加入者特性及び/またはユーザーのプロフィールに基づいて、モバイル通信設備に配信することができる。コンテンツ及び/または位置とのユーザーの相互作用に基づいて収集されたコンテキスト情報を用いて、ユーザーを一般的に記述するプロフィールを生成することができる。スポンサー提供コンテンツを送るユーザーをより特定的に絞り込むことを可能にするのは、この一般化またはプロフィールでありうる。この一般化を分類することもできる。たとえば、無線プロバイダーは、ユーザープロフィールのいくつかのカテゴリー(たとえば、スポーツファン、主婦、弁護士、男性、所定の年齢層の範囲内など)を有することができる。コンテキスト情報が収集されると、該情報を用いて、無線プロバイダーによって維持されている所定のプロフィールを選択することができる。そのため、たとえば、ユーザーがスポーツコンテンツ及び/またはスポーツサイトに多くのリンクを有するサイトを頻繁に訪れている場合には、該ユーザーをスポーツプロフィールへと特徴付けることができる。
いくつかの実施形態では、コンテキスト情報は、ウェブサイトコンテンツ、ウェブコンテンツ自体、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他の何らかのタイプのコンテキスト情報(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアデータは、ユーザーセッションの進行に関連するコンテンツ関係、新しいウェブサイトのコンテンツ発見、アクセス統計、使用統計、または、他の何らかの無線キャリアデータ(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、ナビゲーション要求を、検索クエリー、ドメイン名入力、ウェブブラウザアクション、メニュー選択、フォルダ選択、暗黙的な要求、トランザクション、広告コンバージョン、または、他の何らかのタイプのナビゲーション要求とすることができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザープロフィールを、ユーザートランザクションに基づくものとすることができる。ユーザートランザクションは、オンライン製品購入、広告コンバージョン、または、他の何らかのユーザートランザクションを含むことができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザープロフィールを、使用履歴に基づくものとすることができる。使用履歴は、広告コンバージョン履歴、または、他の何らかの使用履歴を含むことができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザープロフィールを、該ユーザーによってサクセスされる検索バーティカルに基づくものとすることができる。たとえば、ユーザーが特定の検索バーティカルをよく使っている場合には、そのバーティカルは、該ユーザープロフィールまたはその分類(カテゴリー化)に影響を与えうる。1つのユーザーブラウザプロフィール、または、複数のユーザープロフィールを、検索バーティカルとの関連性にしたがって索引付けすることができる。
検索バーティカルを、着信音、画像、ゲーム、イエローページ、気候(天候)、ホワイトページ、ニュースのヘッドライン、WAPサイト、ウェブサイト、映画の開演時間、スポーツの得点、株価、飛行機の出発時刻、地図、方向(または指示)、価格比較、WIFIホットスポット、荷物の追跡、ホテルの料金、ファンタジースポーツの成績(または統計)、ホロスコープ(星占い)、回答、辞書、地域コード(市外局番)、郵便番号、エンターテインメント(娯楽)、ブログ、または、他の何らかのタイプの検索バーティカルに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーのプロフィールを、複数のブラウズセッション(閲覧セッション)のうちの1つのブラウズセッション中にユーザーがいた1つまたは複数の位置に基づくものとすることができる。この位置を、以前の位置、現在の位置、モバイル通信設備の座標、GPSや三角測量やWi−Fi三角測量などによって決定された位置、ユーザーがある領域や州や都市などに入ることによって(または、ユーザーがこれらを入力することによって)決定された位置、指定された位置からの距離にしたがって決定された位置、モバイルコンテンツに関連する位置などとすることができる。いくつかの実施形態では、関連性をスコアとすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザープロフィールを、複数の加入者特性、複数のモバイル加入者特性と位置との組み合わせ、複数のモバイル加入者特性と複数のユーザートランザクションとの組み合わせ、複数のモバイル加入者特性と使用履歴との組み合わせなどに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
1例では、ユーザーは、該ユーザーのモバイル通信設備102を使用してウェブコンテンツにアクセスすることができる。この簡単化した例では、閲覧行為A、閲覧行為B、閲覧行為Cの3つの閲覧アクティビティがある。閲覧行為の各々を、各閲覧行為中に訪れているウェブサイトに関するコンテキスト情報(たとえば、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他の何らかのタイプのコンテキスト情報)に関連付けることができる。この例では、閲覧行為Aは、オンライン書店への訪問である。閲覧行為Bは、オンライン書店のホームページから特定の本に関するページへのクリックスルーである。閲覧行為Cは、閲覧行為B中に見た本のオンライン購入を完了するというユーザーの閲覧活動に関連する。これらの閲覧行為に基づいて、それらの相互作用から得られたコンテキスト情報に基づいたユーザープロフィールを作成することが可能である。このユーザープロフィールを、この特定のユーザーが「オンラインでの本の購入者」であることを示す手短な指標(インジケータ)とすることができる。代替的には、閲覧セッションから得られたユーザープロフィールを用いて、このユーザーが、個々のウェブページを見ていた時間の長さ、該ユーザーが各ウェブページとどのように相互作用をしたか、または、ウェブブラウジングに関する他の何らかの情報を要約することができる。これらのコンテキスト情報の各々を用いて、ユーザーのプロフィール生成し、または、該プロフィールに影響を与えることができる。
いくつかの実施形態では、1つのナビゲーション要求または複数のナビゲーション要求を、モバイル通信設備102から受け取ることができる。モバイル通信設備102のユーザーの閲覧アクティビティに関連するデータを、訪れたウェブサイトに関するコンテキスト情報、無線キャリアデータ、または、ユーザーの閲覧アクティビティに関する他の何らかの情報に少なくとも部分的に基づいて、記録し保存することができる。いくつかの実施形態では、複数の閲覧アクティビティを用いて、ユーザープロフィール2132を生成することができる。そして、ユーザーの閲覧アクティビティに少なくとも部分的に基づくユーザープロフィールを、本明細書に記載されている人口統計学的情報及び他の特徴などのユーザーの他のモバイル加入者特性112と共に、モバイル加入者特性データベース112に格納することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツを、ユーザーの閲覧行為プロフィールに少なくとも部分的に基づいて、該ユーザーのモバイル通信設備102に提示することができる。
いくつかの実施形態では、コンテキスト情報は、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他の何らかのタイプのコンテキスト情報(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアデータは、ユーザーセッションの進行に関連するコンテンツ関係、新しいウェブサイトのコンテンツ発見、アクセス統計、使用統計、または、他の何らかの無線キャリアデータ(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、ナビゲーション要求を、検索クエリー、ドメイン名入力、ウェブブラウザアクション、メニュー選択、フォルダ選択、暗黙的な要求、トランザクション、広告コンバージョン、または、他の何らかのタイプのナビゲーション要求とすることができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザーブラウザプロフィールを、ユーザートランザクションに関連付けることができる。ユーザートランザクションは、オンライン製品購入、広告コンバージョン、または、他の何らかのユーザートランザクションを含むことができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザーブラウザプロフィールを、使用履歴に関連付けることができる。使用履歴は、広告コンバージョン履歴、または、他の何らかの使用履歴を含むことができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザーブラウザプロフィールを、検索バーティカルに関連付けることができる。1つのユーザーブラウザプロフィール、または、複数のユーザーブラウザプロフィールを、検索バーティカルとの関連性にしたがって索引付けすることができる。検索バーティカルを、着信音、画像、ゲーム、イエローページ、気候(天候)、ホワイトページ、ニュースのヘッドライン、WAPサイト、ウェブサイト、映画の開演時間、スポーツの得点、株価、飛行機の出発時刻、地図、方向(または指示)、価格比較、WIFIホットスポット、荷物の追跡、ホテルの料金、ファンタジースポーツの成績(または統計)、ホロスコープ(星占い)、回答、辞書、地域コード(市外局番)、郵便番号、エンターテインメント(娯楽)、ブログ、または、他の何らかのタイプの検索バーティカルに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザーのブラウズ(閲覧)プロフィールを、複数のブラウズセッション(閲覧セッション)のうちの1つのブラウズセッション中にユーザーがいた1つまたは複数の位置に関連付けることができる。この位置を、以前の位置、現在の位置、モバイル通信設備の座標、GPSや三角測量やWi−Fi三角測量などによって決定された位置、ユーザーがある領域や州や都市などに入ることによって(または、ユーザーがこれらを入力することによって)決定された位置、指定された位置からの距離にしたがって決定された位置、モバイルコンテンツに関連する位置などとすることができる。いくつかの実施形態では、関連性をスコアとすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザープロフィールを、複数の加入者特性、複数のモバイル加入者特性と位置との組み合わせ、複数のモバイル加入者特性と複数のユーザートランザクションとの組み合わせ、複数のモバイル加入者特性と使用履歴との組み合わせなどに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
1例では、ユーザーは、該ユーザーのモバイル通信設備102を使用してウェブコンテンツにアクセスすることができる。この簡単化した例では、閲覧行為A、閲覧行為B、閲覧行為Cの3つの閲覧アクティビティがある。閲覧行為の各々を、各閲覧行為中に訪れているウェブサイトに関するコンテキスト情報(たとえば、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他の何らかのタイプのコンテキスト情報)に関連付けることができる。この例では、閲覧行為Aは、オンライン書店への訪問である。閲覧行為Bは、オンライン書店のホームページから特定の本に関するページへのクリックスルーである。閲覧行為Cは、閲覧行為B 3708中に見た本のオンライン購入を完了するというユーザーの閲覧活動に関連する。これらの閲覧行為に基づいて、ユーザープロフィールを生成することが可能である。このユーザープロフィールを、この特定のユーザーが「オンラインでの本の購入者」であることを示す手短な指標(インジケータ)とすることができる。代替的には、閲覧セッションから得られたユーザープロフィールを用いて、このユーザーが、個々のウェブページを見ていた時間の長さ、該ユーザーが各ウェブページとどのように相互作用をしたか、または、ウェブブラウジングに関する他の何らかの情報を要約することができる。
図23を参照して、いくつかの実施形態では、無線プロバイダーデータを用いて、モバイル通信設備102のユーザーからのウェブブラウザアクティビティを確定することができる。1つまたは複数のウェブブラウザアクティビティを、モバイル加入者特性データベース112などの、無線キャリアの他のデータ資産、または、無線キャリアに関連する何らかの団体のデータ資産に関連して、記録し格納することができる。いくつかの実施形態では、ウェブブラウザアクティビティ間の1つまたは複数の関係を決定するために、格納された複数のウェブブラウザアクティビティを分析することができる。この分析またはこれらの複数の分析に少なくとも部分的に基づき、ユーザープロフィールを、ウェブブラウザアクティビティに関する量的な及び質的な情報に少なくとも部分的に基づいて分類することができる。いくつかの実施形態では、ユーザープロフィールのこの分類を、モバイル通信設備102のユーザーに関連付けることができ(該設備102からのウェブブラウザアクティビティが記録された)、及び、スポンサー提供コンテンツを、ユーザープロフィールの分類に少なくとも部分的に基づいてモバイル通信設備102に提示することができる。いくつかの実施形態では、複数のウェブブラウザアクティビティに少なくとも部分的に基づいて、シングルユーザーは、プロフィールの複数の分類を横断して、複数のプロフィールを有することができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアデータを広告タグデータとすることができる。いくつかの実施形態では、無線キャリアデータは、ユーザーセッションの進行に関連するコンテンツ関係、新しいウェブサイトのコンテンツ発見、アクセス統計、使用統計、または、他の何らかの無線キャリアデータ(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、ウェブブラウザアクティビティをモバイル加入者特性にさらに関連付けることによって、ユーザープロフィールの分類(またはカテゴリー。以下同じ)を生成することができる。いくつかの実施形態では、モバイル加入者特性112を、年齢、性別、人種、宗教、地域コード(市外局番)、郵便番号、自宅住所、勤務先住所、請求先住所、信用情報、家族情報、所得情報、生年月日、出生地、雇用者、職種(または肩書き)、就労期間、または、他の何らかのモバイル加入者特性112とすることができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザープロフィールのカテゴリーを、ウェブブラウザアクティビティをユーザートランザクションに関連付けることによって生成することができる。ユーザートランザクションは、オンライン製品購入、広告コンバージョン、または、他の何らかのユーザートランザクションを含むことができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザープロフィールのカテゴリーを、ウェブブラウザアクティビティをウェブサイトに関するコンテキスト情報に関連付けることによって生成することができる。いくつかの実施形態では、コンテキスト情報は、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他の何らかのタイプのコンテキスト情報(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザープロフィールのカテゴリーを、ウェブブラウザアクティビティを使用履歴に関連付けることによって生成することができる。
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザープロフィールのカテゴリーを、ウェブブラウザアクティビティを位置に関連付けることによって生成することができる。位置を、以前の位置、現在の位置、モバイル通信設備の座標、GPS、三角測量、Wi−Fi三角測量などによって決定された位置、ユーザーがある領域や州や都市などに入ることよって(またはユーザーがこれらを入力することによって)決定された位置、指定された位置からの距離にしたがって決定された位置、モバイルコンテンツに関連する位置などとすることができる。
1例では、モバイル通信設備102のユーザーは、単一のブラウズセッション中に、または、複数日にわたる複数のブラウズセッションにわたって、次の3つのウェブブラウジングアクティビティを行う場合がある。すなわち、ブラウズ1:花屋のウェブサイトを訪問する、ブラウズ2:仕出し業者のウェブサイトを訪問する、ブラウズ3:写真家のウェブサイトを訪問する、である。無線プロバイダー、または、何らかの第三者(サードパーティ)は、ウェブブラウジングアクティビティとユーザープロフィールのカテゴリーとの関係を評価するために分析されることができる前のウェブブラウジングアクティビティにアクセスすることができる。そして、ユーザープロフィールのこのカテゴリーを用いて、将来の購入、広告コンバージョンなどのアクションまたはイベント、または、ユーザープロフィールのカテゴリーに関連する何らかの他のアクションまたはイベントを予測することができる。今の例では、花屋、仕出し業者、及び写真家のウェブサイトを、互いに時間的に多少近接した範囲内で訪れるという3つのブラウズアクティビティ(ウェブサイトの閲覧活動)は、花嫁になるユーザーに高く関連付けられるということを無線プロバイダーは知りうる。したがって、このタイプのウェブブラウジングアクティビティは、このユーザーを、「間もなく結婚する女性」カテゴリーに分類することができる。このカテゴリーを、該女性の電話機に関連付けられているモバイル加入者特性データベース112に格納することができ、彼女が、「間もなく結婚する女性」のカテゴリーに合致するということに少なくとも部分的に基づいて、結婚に関連する広告などのスポンサー提供コンテンツを、彼女のモバイル通信設備102のディスプレイ172に提示することができる。
図24を参照して、1実施形態では、モバイル通信設備のユーザーは、該モバイル通信設備のディスプレイで見るために、ウェブページなどのコンテンツにアクセスすることができる。1例では、コンテンツは、該ディスプレイ内にコンテンツ全体を表示するには該ディスプレイの能力を超えている場合があり、この場合には、該モバイル通信設備のユーザーは、最初にコンテンツの部分1を見て、次に、コンテンツの部分2を見るように移動(まはた操作)することを余儀なくされる。コンテンツの部分1(以下、コンテンツ部分1という)をコンテキストデータ1に関連付けることができる。コンテンツの部分2(以下、コンテンツ部分2という)をコンテキストデータ2に関連付けることができる。コンテキストデータ1及びコンテキストデータ2をコンテキストデータベースに格納することができる。関連付け設備を用いて、コンテキストデータ1に関連するスポンサー提供コンテンツ1及び、コンテキストデータ2に関連するスポンサー提供コンテンツ2をスポンサー提供コンテンツデータベースから選択することができる。コンテキストデータとスポンサー提供コンテンツとの間の関連付けを用いて、さらに、コンテンツ部分1をスポンサー提供コンテンツ1に、及び、コンテンツ部分2をスポンサー提供コンテンツ2に関連付けることができる。コンテンツ部分1を表示している間、コンテンツ部分1とこれに関連付けられたスポンサー提供コンテンツ1を、モバイル通信設備に、同時に、または、互いに時間的に近接して、または、段階的に、または、順に(または連続的に)、または、コンテンツ部分1とスポンサー提供コンテンツ1を関連付ける他の何らかの表示態様で、表示することができる。コンテンツ部分2を表示している間、コンテンツ部分2とこれに関連付けられたスポンサー提供コンテンツ2を、モバイル通信設備に、同時に、または、互いに時間的に近接して、または、段階的に、または、順に(または連続的に)、または、コンテンツ部分2とスポンサー提供コンテンツ2を関連付ける他の何らかの表示態様で、表示することができる。いくつかの実施形態では、あるコンテンツ部分へと移動するときに、場面(またはステージ)の変化を示す指標を、モバイル通信設備に関連するサーバーに送ることができる。この場面変化は、そのコンテンツ部分へのリダイレクション(行き先変更)を示すことができる。リダイレクションが記録されると、そのコンテンツ部分に関連するコンテキストデータを収集することが可能になる。このプロセスは、コンテキストデータを、バックグランドでサーバーから送信することができ、このため、閲覧されるコンテンツ部分の機能への干渉(または妨害)が最小化されるという点で非同期的である。
いくつかの実施形態では、コンテキストデータを送信するために使用される非同期プロセスを、非同期ジャバスクリプト+XML(Asynchronous JavaScript + XML:AJAX)、または、他の類似のプロセスとすることができる。AJAXは、異なるオペレーティングシステム、異なるコンピュータアーキテクチャ、ジャバスクリプトやDOMなどのオープンスタンダードに対応しているウェブブラウザで使用することができるクロスプラットフォーム技術である。AJAXシステムは、ディスプレイ及び既存のページの動作に干渉することなくバックグランドで、サーバーから追加のデータを要求してロードすることができるという点で非同期である。ジャバスクリプトは、AJAXファンクションコールをするために使用することができるスクリプト言語である。ブラウザで動作するスクリプト言語に利用できる「XMLHttpRequest」オブジェクトを用いて、代替的には、「XMLHttpRequest」をサポートしていないブラウザにおけるリモートスクリプト(remote scripting)を用いてデータを取り出すことができる。いくつかの実施形態では、非同期コンテンツを、XML以外の形式でフォーマットすることができる。AJAX及び関連する技術は、バックグランド機能として少量のデータをサーバーと交換することができ、これによって、サーバーからデータを取り出す必要があるたびに、ウェブページ全体を再度ロードする必要がなくなる。このことは、ウェブページの相互作用性(インタラクティブ性)、速度、機能、及び有用性を向上させうる。
いくつかの実施形態では、コンテンツ部分を、モバイル通信設備のディスプレイに表示することができる。モバイル通信設備は、コンテンツ全体を受信することができ、その後、ユーザーのアクションがなされると、適宜、該コンテンツの部分だけを表示することができる。たとえば、ユーザーは、モバイル通信設備上のローカルなソフトウェア(たとえば、ブラウザ)に、特定のウェブページに接続するように指示することができ、その場合、そのソフトウェアは、そのウェブページ全体、または、該ウェブページのかなりの部分を取り出すことができる。次に、モバイル通信設備は、ウェブページの一部をディスプレイに表示することができる。たとえば、ウェブページの上部をディスプレイに表示することができ、モバイル通信設備のソフトウェアは、ユーザーが該コンテンツの別の部分を見たいという該ユーザーからの指示を待つことができる。この指示は、ズーム、パン、シフト(または移動)、または、該ユーザーからの他の要求としてなされる場合がある。モバイル通信設備上のソフトウェアは、どの部分が現在表示されているか、その部分がどれだけの時間表示されているか、または、表示されている部分に関する他のパラメータをモニタすることができる。モバイル通信設備上のソフトウェアは、この場合、この情報をサーバーにリアルタイムで送信することができ、これによって、現在表示されているコンテンツ部分に関連する他のコンテンツを、モバイル通信設備に送信することができる。サーバー側のソフトウェアは、該コンテンツ部分、該コンテンツ部分に関連するコンテキスト情報、該モバイル通信設備のユーザーの該コンテンツ部分との相互作用の態様に基づく挙動情報、または、他のそのような情報に基づいて、適切なコンテンツ(たとえば、スポンサー提供コンテンツ、関連するコンテンツなど)を選択することができる。サーバー側のソフトウェアは、選択をすると、そのコンテンツをモバイル通信設備に伝達することができる。モバイル通信設備を、そのような情報を受け取るように構成することができ、または、オプションとして、そのようなコンテンツを受け取らないように構成することができる。モバイル通信設備が、現在表示されているコンテンツ部分に関連する新しいコンテンツを受け取ると、該モバイル通信設備は、そのコンテンツを後で表示するために格納することができる(この後での表示は、たとえば、該モバイル通信設備が所定の位置に持って行かれたときに、または、ある日時に基づいて、または、他の何らかの後でのトリガイベントや暗黙的検索に基づいて行われる)。他の実施形態では、モバイル通信設備は、新たに選択したコンテンツを該コンテンツを受信したときに表示することができる。この新しいコンテンツを、現在表示されているコンテンツ部分と連係させて表示することができる。たとえば、この新しいコンテンツを、ディスプレイの同じ区域内(たとえば、同じウィンドウ内)に表示することができ、または、別々に(たとえば、別のウィンドウに)表示することができる。AJAXは、どの部分が現在表示されているかについての理解をモバイル通信設備から得るために使用される1つの技術である。当業者には、どのようなコンテンツ部分が現在表示されているかを見出すために、または、関連する情報をサーバーベースのアプリケーションに伝えるために、何らかのソフトウェアまたはプロトコルが必要でないことが理解されよう。本明細書では、多くの実施形態において、どのようなコンテンツ部分が表示されているかに関連する情報をサーバーにリアルタイムで送ることを記述しているが、そのような情報を収集して、後の時点で一括して送信できることが理解されるべきである。
他の実施形態では、完全なコンテンツの一部分だけをモバイル通信設備に伝達することができ、他のコンテンツ部分は、要求に応じて、該モバイル通信設備に伝達することができる。そのため、コンテンツの大部分がモバイル通信設備に配信され、その後、該コンテンツのある部分が、モバイル通信設備のディスプレイに表示するために選択された上記の例とは対照的に、この実施形態では、該コンテンツの一部分だけがモバイル通信設備に配信される。該コンテンツの他の部分は後で配信することができる。コンテンツの他の部分は、ユーザーの要求(たとえば、パンまたはズーム要求などを通じて)に応じて、または、該ユーザーが見たいと思っているものを予測する(たとえば、AJAXプロトコルを介して他のコンテンツ部分をダウンロードする)ことによって、後で配信することができる。この実施形態では、どの部分がモバイル通信設備のディスプレイに表示されているかをモニタする役目を担うサーバープログラムは、ある部分がモバイル通信設備に配信されたために、それらのある部分がモバイル通信設備に表示されているか、または、表示されたことを推測することができる。サーバーは、要求のタイプに基づいてコンテンツ部分の配信を追跡することができる。たとえば、ユーザーの明示的な要求を、該ユーザーがどのようなコンテンツを見たいと思っているかを予測することを目的とした推測タイプの要求とは別に追跡することができる。関連するコンテンツの選択を、任意のタイプまたは全てのタイプのそのようなコンテンツ部分要求に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツを、テキスト(文字または文など)、画像、オーディオ、オーディオビジュアル、ウェブページ、ウェブページの一部、画面の一部、スポンサー提供コンテンツ、広告、広告の一部分、インタラクティブ機能(又は対話機能)、有料コンテンツ(または予約購読コンテンツ)、タグの付いたコンテンツ、動的コンテンツ、または、他の何らかの形態のコンテンツとすることができる。
いくつかの実施形態では、コンテキストデータを、リンク構造、リンク、アウトバウンドリンク、インバウンドリンク、キーワード、メタデータ、または、他の何らかの形態のコンテキストデータとすることができる。
1例では、モバイル通信設備のユーザーは、ニューヨーク・タイムズのウェブサイトのコンテンツにアクセスすることができる。ニューヨーク・タイムズのウェブサイトのホームページは、ユーザーのモバイル通信設備のディスプレイに同時に表示できるコンテンツよりも多くのコンテンツを含みうる。このため、該ユーザーは、該ウェブサイトのコンテンツの各部分を順番に見ざるを得ない場合がある。この例では、ニューヨーク・タイムズが最初にモバイル通信設備のディスプレイへとロードされると、その日の、たとえば「第4四半期の差し押さえが18%上昇」というメインニュースのヘッドラインからなるコンテンツ部分1が表示される。ヘッドライン及び関連する記事この記事テキストを含むこの記事を、コンテキストデータベースに格納されているコンテキストデータ1に関連付けることができる。たとえば、記事内にFannie Mae(ファニー・メイ)への参照があり、「Fannie Mae」というテキストがFannie Maeのウェブサイトへのアウトバウンドリンクである場合がある。該記事に関連付けることができるコンテキストデータの他の例では、「housing(住宅)」、「housing starts(住宅着工件数)」、「mortgage(住宅ローンまたは抵当)」などのキーワードまたはキーワード列を該記事に含めることができ、これらのキーワードを、コンテキストデータベースにコンテキストデータとして格納することができる。閲覧されたニューヨーク・タイムズの記事(部分1)に関連するコンテキストデータに関する情報を、表示されている記事に関連するスポンサー提供コンテンツ1をスポンサー提供コンテンツデータベースから選択するために関連付け設備によって使用することができる。この記事は、住宅及び住宅金融に関係するので、関連付けられたスポンサー提供コンテンツ1を、住宅ローン借り換え、債務管理会社、REIT(不動産投資信託)の投資機会などの広告とすることができる。次に、関連付けられたスポンサー提供コンテンツ1をニューヨーク・タイムズの部分1と共に表示することができる。この部分1とスポンサー提供コンテンツ1を、同時に、または、互いに時間的に近接して、または、段階的に、または、順番に(または連続して)、または、コンテンツ部分2とスポンサー提供コンテンツ2を関連付ける他の何らかの表示態様で、表示することができる。
ニューヨーク・タイムズの例を続けて、モバイル通信設備のユーザーは、「第4四半期の差し押さえが18%上昇」という記事を読んだ後に、スポーツ記事を提供している、同じニューヨーク・タイムズのウェブページの部分2を見ることを望む場合がある。スポーツ記事に移動するために、該ユーザーは、スクロールをしたり、ズームしたり、または、他の何らかのナビゲーション動作を使用して、スポーツ記事をモバイル通信設備に表示するように指示することができる。そのスポーツ記事に移動すると、場面(またはステージ)の変化を示す指標を、該モバイル通信設備に関連するサーバーに送ることができる。この場面の変化は、ニューヨーク・タイムズの部分2へのリダイレクションを示すことができる。部分2へのリダイレクションが記録されると、該部分2に関連するコンテキストデータ2を収集することが可能になる。この例では、ニューヨーク・タイムズのスポーツ記事を、ホッケーチームに関する記事から始めることができる。関連付け設備は、ホッケーの記事に関するコンテキストデータに関連付けられたスポンサー提供コンテンツ2をスポンサー提供コンテンツデータベースから選択することができる。この場合、該コンテキストデータは、「スケート(またはスケート靴)」や「スケートリンク」といったキーワード、及び/または、特定のNHLチームのウェブページへのアウトバンドリンクなどである。たとえば、スポンサー提供コンテンツ2を、NHLチームの衣装の広告、NHLチケットの再販業者などとすることができる。スポンサー提供コンテンツ2を、本明細書に記載されている、位置(または場所)などのモバイル通信設備及び/またはそのユーザーに関連する任意の他のデータに関連付けることもできる。これによって、スポンサー提供コンテンツ2の的をより良好にモバイル通信設備のユーザーに向けることができる。この場合の広告は、たとえば、該モバイル通信設備に関連する請求先住所から5マイル以内の近くにあるか、または、該スポンサー提供コンテンツ2を見ているときの該モバイル通信設備の現在位置から5マイル以内にあるスケートリンクの利用可能な時間に対するものなどである。
図25を参照して、いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーは、モバイル通信設備のディスプレイで見るために、ウェブページなどのコンテンツにアクセスすることができる。1例では、コンテンツは、該ディスプレイ内にコンテンツ全体を表示するには該ディスプレイの能力を超えている場合があり、この場合には、該モバイル通信設備のユーザーは、最初にコンテンツ部分1を見て、次に、コンテンツ部分2を見るように移動(まはた操作)することを余儀なくされる。コンテンツ部分1を挙動データ1に関連付けることができる。コンテンツ部分2を挙動データ2に関連付けることができる。挙動データ1及び挙動データ2を挙動データベースに格納することができる。関連付け設備を用いて、挙動データ1に関連するスポンサー提供コンテンツ1及び、挙動データ2に関連するスポンサー提供コンテンツ2をスポンサー提供コンテンツデータベースから選択することができる。挙動データとスポンサー提供コンテンツとの間の関連付けを用いて、さらに、コンテンツ部分1をスポンサー提供コンテンツ1に、及び、コンテンツ部分2をスポンサー提供コンテンツ2に関連付けることができる。コンテンツ部分1を表示している間、コンテンツ部分1とこれに関連付けられたスポンサー提供コンテンツ1を、モバイル通信設備に、同時に、または、互いに時間的に近接して、または、段階的に、または、順に(または連続的に)、または、コンテンツ部分1とスポンサー提供コンテンツ1を関連付ける他の何らかの表示態様で、表示することができる。コンテンツ部分2を表示している間、コンテンツ部分2とこれに関連付けられたスポンサー提供コンテンツ2を、モバイル通信設備に、同時に、または、互いに時間的に近接して、または、段階的に、または、順に(または連続的に)、または、コンテンツ部分2とスポンサー提供コンテンツ2を関連付ける他の何らかの表示態様で、表示することができる。
いくつかの実施形態では、挙動データを、パニング、ズーミング、ナビゲート(ウェブページの移動など)、スクローリング、位置決め、ページビュー、テキストビュー、画像ビュー、ストリーミングオーディオコンテンツ、ストリーミングビデオコンテンツ、ダウンロード、アップロード、トランザクション、広告コンバージョン、テキストメッセージの受信、テキストメッセージの送信、電子メールの受信、電子メールの送信、検索クエリーの入力、ディレクトリ情報の呼出、または、他の何らかのタイプの挙動データとすることができる。挙動データの受け取りに応答して、該挙動データをモバイル通信設備に配信されるコンテンツに関連付けるために、該挙動データを、該モバイル通信設備に関連するサーバーに伝えることができる。モバイル通信設備に配信される挙動データ(たとえば、ページビュー)を用いて、コンテンツのどの部分をユーザーが現在見ているかをサーバーで予測することができる。
図26を参照して、いくつかの実施形態では、挙動データベースに格納されている挙動データ(及び/または、コンテキストデータベースに格納されているコンテキストデータ)などの、コンテンツの一部に関するデータを用いて、モバイル通信設備またはそのユーザーに関するデータ/既存のデータを、生成/増強することができる。たとえば、モバイル通信設備で閲覧されているコンテンツの部分に関する挙動データ及びコンテキストデータを、使用履歴190、装置特性データベース180、位置データベース188、モバイル加入者特性データベース112、ユーザートランザクション履歴データベース184、または、一般的なコンテキスト情報データベース182に追加することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツなどのモバイルコンテンツを、モバイルコンテンツの一部に関連するコンテキストデータに少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備に提示(または表示)することができる。
いくつかの実施形態では、第1のスポンサー提供コンテンツを、モバイルコンテンツの第1の部分に関連する第1のコンテキストデータに関連付けることができる。第2のスポンサー提供コンテンツを、該コンテンツの第2の部分に関連する第2のコンテキストデータに関連付けることができる。モバイルコンテンツの第1の部分をモバイル通信設備に提示(または表示)したときに、第1のスポンサー提供コンテンツを、該モバイル通信設備のディスプレイに提示(または表示)することができる。モバイルコンテンツの第2の部分をモバイル通信設備に提示(または表示)したときに、第2のスポンサー提供コンテンツを、該モバイル通信設備のディスプレイに提示(または表示)することができる。いくつかの実施形態では、この関連付けを、関連性に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツの第1の部分を、テキストの部分、ビデオの部分、オーディオの部分、画像の部分、または、他の何らかのコンテンツタイプの部分とすることができる。テキストの部分をニュース記事とすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツの第2の部分を、テキストの部分、ビデオの部分、オーディオの部分、画像の部分、または、他の何らかのコンテンツタイプの部分とすることができる。テキストの部分をニュース記事とすることができる。
いくつかの実施形態では、コンテキスト情報を、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、リンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他の何らかのタイプのコンテキスト情報とすることができる。
いくつかの実施形態では、コンテキスト情報を、電子的に表示可能な一次的(または主要)なコンテンツの複数の部分から収集することができ、この場合、コンテキスト情報の各々と該複数の部分の各々との間の関連を、各部分のコンテキスト(文脈など)が識別できるように維持することができる。該コンテンツの少なくとも一部の電子的表示に関する情報を、モバイル通信設備の表示画面において受け取ることができ、二次的(または副次的)なコンテンツを、該表示画面における、コンテンツの該少なくとも一部に関連するコンテキスト情報に少なくとも部分的に基づいて、ディスプレイに表示することができる。いくつかの実施形態では、該一次的なコンテンツをウェブページとすることができる。いくつかの実施形態では、該二次的なコンテンツをスポンサー提供コンテンツとすることができる。スポンサー提供コンテンツを広告とすることができる。広告は、すぐに使用(または実施)可能な特徴を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に表示されている一次的(または主要)なコンテンツの一部に関連する情報を受信することができ、この場合、該一次的なコンテンツは、表示されていない少なくとも1つの他の部分を有する。該情報に関連するコンテキストを決定することができ、二次的(または副次的)なコンテンツを、該二次的なコンテンツと該コンテキストとの関連に基づいてモバイル通信設備に配信することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツのコンテキスト情報を、モバイル通信設備からのパンされた表示位置に関連して受信することができ、コンテンツを、該コンテンツのコンテキスト情報に基づいて、モバイル通信設備に配信することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備からのズームされた表示位置に関連するコンテンツのコンテキスト情報を受信することができ、コンテンツを、該コンテンツのコンテキスト情報に基づいて、モバイル通信設備に配信することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備からの位置決めされた表示位置に関連するコンテンツのコンテキスト情報を受信することができ、コンテンツを、該コンテンツのコンテキスト情報に基づいて、モバイル通信設備に配信することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツなどのモバイルコンテンツを、モバイルコンテンツの一部に関連する挙動データに少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備に提示することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタラクションを、モバイル通信設備を用いて、モバイルコンテンツの一部と共に記録することができる。データをユーザーインタラクションと関連付けることができる。データをサーバーに送信することができる。該データに関連するスポンサー提供コンテンツを選択することができ、この場合、この関連付けは、モバイルコンテンツの一部とスポンサー提供コンテンツとの間の関連性に少なくとも部分的に基づき、該スポンサー提供コンテンツを、モバイル通信設備に提示することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタラクションを、ページビュー(ウェブページの表示や閲覧など)、テキストビュー(テキストの表示や閲覧など)、ストリーミングオーディオコンテンツ、ストリーミングビデオコンテンツ、ダウンロード、アップロード、テキストメッセージ(またはメール)の受信、テキストメッセージ(またはメール)の送信、または、他の何らかのタイプのユーザーインタラクションとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツの部分を、テキストの部分、ビデオの部分、オーディオの部分、画像の部分、または、他の何らかのコンテンツタイプの部分とすることができる。テキストの部分をニュース記事とすることができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツ(または一次的なコンテンツ。以下同じ)のどの部分が、モバイル通信設備の表示画面に現在表示されているかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、この場合、該主要なコンテンツは、現在表示されていない少なくとも1つの他の部分を含み、ユーザープロフィールを、該コンテンツ表示情報に基づいて生成することができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツのどのような部分が、モバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、ユーザープロフィールを、該コンテンツ表示情報に基づいて生成することができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツのどのような部分が、モバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、人気ランキングを、提示された部分について生成することができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツのどのような部分が、第1のモバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができる。主要なコンテンツのどのような部分が、第2のモバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、人気ランキングを、提示された部分について生成することができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツの部分が、どれだけの間、モバイル通信設備の表示画面に現在表示されているかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、この場合、該主要なコンテンツは、現在表示されていない少なくとも1つの他の部分を含み、ユーザープロフィールを、該コンテンツ表示情報に基づいて生成することができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツの部分が、どれだけの間、モバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、ユーザープロフィールを、該コンテンツ表示情報に基づいて生成することができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツの部分が、どれだけの間、モバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、人気ランキングを、提示された部分について生成することができる。
いくつかの実施形態では、主要なコンテンツの部分が、どれだけの間、第1のモバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができる。主要なコンテンツの部分が、どれだけの間、第2のモバイル通信設備の表示画面に表示されたかを特定するコンテンツ表示情報を受信することができ、人気ランキングを、提示された部分について生成することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツ部分表示情報をモバイル通信設備から受信することができる。モバイル通信設備に関するモバイル加入者特性情報を受信することができ、スポンサー提供コンテンツを、該コンテンツ部分表示情報に部分的に基づいて、及び、該モバイル加入者特性情報に部分的に基づいて、モバイル通信設備に配信することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツ部分表示情報をモバイル通信設備から受信することができ、該コンテンツ部分表示情報を、該モバイル通信設備に関連するモバイル加入者特性データベースに追加することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツ部分表示情報をモバイル通信設備から受信することができる。モバイル通信設備に関連するモバイル加入者特性情報を受信することができ、ユーザープロフィールを、該コンテンツ部分表示情報に少なくとも部分的に基づいて、及び、該モバイル加入者特性情報に少なくとも部分的に基づいて、生成することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル広告をすることによって、モバイルオペレータ、モバイルキャリア、及びその他の者は、広告主が、モバイル広告などのモバイルコンテンツのターゲットを消費者に設定するのを支援することができるようになる。いくつかの実施形態では、モバイルオペレータは、ターゲットが設定されたオンポータルもしくはオフポータルモバイル広告ネットワークを生成することができる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されているモバイル広告ネットワークを、ユーザーのプライバシープロトコル、または、他の何らかのセキュリティプロトコルにさらに関連付けることができる。
図27及び図28を参照して、いくつかの実施形態では、本明細書に記載したマネタイズプラットフォーム(monetization platform)は、複数の広告ネットワーク及び/またはシステムからの複数のモバイル広告フォーマットに対応できる統合型(または一体型)マルチスクリーン広告サーバーを可能にする。この場合、該広告フォーマットには、バナー、テキスト、オーディオ、ビデオ、グラフィック(図など)、マルチメディア、または、他の何らかの広告フォーマット(但し、これらには限定されない)が含まれる。図29に示すように、マネタイズプラットフォームをプロフィール管理プラットフォーム(PMP)に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームをイネーブルにして、複数の広告在庫(advertising inventory)全体から利用可能な広告コンテンツを選択してターゲットに向けることができる。マネタイズプラットフォームにおける広告コンテンツのこの選択及びターゲティングを、マネタイズプラットフォーム内のルールエンジンに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。広告コンテンツのこの選択及びターゲティングを、人口統計学的データ、コンテキストデータ、挙動データ、または、モバイルユーザー及び/またはキャリアに関連する他の何らかのタイプのデータに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
図30を参照すると、いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームを用いて、コンテキスト及び挙動ターゲティング技術を利用することができる。1実施形態では、対象とされた広告を表示するために、コンテキスト及び挙動ターゲティング技術を用いて、ユーザーが閲覧しているページのコンテキストを解読することができる。別の実施形態では、コンテキスト及び挙動ターゲティング技術を用いて、ユーザープロフィールを強化(または改善)することができる。これによって頑強なユーザープロフィールを構築できるようになる。ページのコンテキストの理解(ページの文脈や前後関係の理解)、及び、正確なページ内容の理解を可能にするために、検索アルゴリズムは、(ウェブサイトの)巡回(またはクローリング)、エンティティ抽出(entity extraction)、クエリーの分類、または、他の任意の強化プロセスを行うことができるようにする。いくつかの実施形態では、クエリーストリーム分析を用語分類と組み合わせて用いることによって、その時々の瞬間きっかりにおけるユーザーの関心事だけでなく、ある時間期間にわたるユーザーの関心事を理解して、挙動プロフィールを構築することができる。挙動プロフィールを生成することによって、モバイル広告の関連性を高めることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、モバイルオペレータ(携帯電話会社など)と提携して集中型(または中央制御式)モバイル広告ハブとして機能して、モバイルオペレータ、ユーザー、及び広告主のニーズをバランスさせて、トラフィックを生成しながらモバイル広告を配信することができる。マネタイズプラットフォームは、単一の統合化によって複数の広告ネットワークとサーバーを統合することができる。在庫横断選択プロセスは、表示するために、モバイル広告ネットワーク及び他の統合された広告ネットワークから、関連しかつ収益性の高い広告を動的に選択することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、複数の広告ネットワークとサーバーを統合することができる。プライマリ広告サーバは、オペレータ(携帯電話会社などの通信事業者。以下同じ)のポータル、パブリッシャー(広告配信元など)のウェブサイト、クライアントアプリケーション、または、他の任意のアプリケーションに対するプレミアム(または高価)な在庫品の予約及び配送システムとして機能することができる。これによって、オペレータまたはパブリッシャーの高価な在庫品を直接販売することができる。複数の広告ネットワークをマネタイズプラットフォームに統合(または一体化)することができ、及び、該広告ネットワークを用いて、直販活動を補完することができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームを、複数のマーケットにおける複数のローカルな(または地方の)広告プロバイダーと統合することができる。いくつかの実施形態では、オペレータ/パブリッシャーの余った在庫品、または、ラン・オブ・サイト(ROS:run-of-site)在庫品を、広告ネットワークで利用できるようにすることもできる。他のいくつかの実施形態では、在庫品を検索及び閲覧(ブラウジング)するために、有料の検索システムをマネタイズプラットフォームに統合することができる。マネタイズプラットフォームの広告プロバイダーアプリケーションプログラミングインターフェース(API)によって、コードを公開することなく、新しい広告プロバイダーを統合することが簡単にできるようになる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームの最適化エンジンは、所与の広告スポット(または広告枠。以下同じ)に対して適切な広告を選択することができる。適切な広告を選択するために使用することができる基準を、広告のタイプ、及び、該広告スポットをターゲットとしている広告プロバイダー、または、他の何らかの基準とすることができる。この基準は、広告スポットに適用されるビジネスルールを含むことができる。このビジネスルールは、広告の優先順位の設定、キーワード/ドメインのブラックリストの設定、成人向け広告のフィルタリング(選別または除去)、広告プロバイダーの重み付け、広告が返されない場合におけるデフォルトの広告プロバイダーの設定、または、他の任意のビジネスルールを含むことができる。広告プロバイダーの重み付けは、指定された割り当てにしたがって広告が提供されるようになされる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、過去のユーザーの挙動及びプロフィール情報を使用して、提供する価値のある広告プロバイダー及び広告を決定することができる。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されているような収率最適化プログラムが、コンテキスト(WAPページ)、消費者の挙動、広告収入の期待値、または、他の何らかの特性に基づいて、どの広告が、関連しており(または適切であり)、かつ、利益を生むかを決定することができる。
いくつかの実施形態では、プロフィール管理プラットフォームが、(ウェブページなどの)閲覧、検索、インタラクション(相互作用)、購買行動、または、他の任意のユーザー挙度に基づいて、匿名で追跡されたユーザーを1つ以上のセグメントに配置することができる。プロフィールを、挙動データベースにロードすることができる人口統計学的情報で増強することができる。いくつかの実施形態では、オペレータまたはパブリッシャーは、広告要求時に、セグメントまたは他のプロフィール情報を渡すことができる。ターゲットが設定された広告を提供するためにセグメントまたはプロフィール情報を使用することができる広告プロバイダーに、それらのセグメントまたはプロフィール情報を渡すことができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームをイネーブルにして、広告タグを変更することなく、広告の動作を変更することができる。これは、広告スポットを用いることによって行うことができる。広告スポットを、オペレータまたはパブリッシャーによって設定される、広告を返すことができる場所とすることができる。設定された各広告スポットは、広告のタイプ、及び、所与の広告スポットをターゲットにすることができる広告プロバイダーを含むことができる。広告プロバイダーは、所与の広告スポットをターゲットにすることができる。広告スポットは、広告スポットに対して広告を選択するやり方を決定することができるビジネスルールを含むこともできる。広告のタイプ、広告プロバイダー、及びビジネスルールを、ある広告スポットに対するパブリッシャーの広告要求を変更することなく、マネタイズプラットフォームにおいて変更することができる。これによって、オペレータ及びパブリッシャーが、彼らのサイトに変更を加えることなく、彼らの広告スポットに変更を加えることができることを保証できる。この変更を、管理コンソールを通じて行うことができ、及び、リアルタイムで有効にすることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、オペレータ及びパブリッシャーにマネタイズプラットフォームへのアクセスを提供することができる。マネタイズプラットフォームAPIは、オペレータ及びパブリッシャーが複数の広告タイプを取り出せるようにするためのプログラマティックインターフェイスを提供することができる。いくつかの実施形態では、プログラマティックインターフェイスは、広告アクティビティをマネタイズプラットフォームに報告することができる。オペレータ及びパブリッシャーは、一度広告タグをまとめる必要がある場合があり、及び、既存の広告プロバイダーや新しい広告プロバイダーにそれらのプロバイダーがオンラインでつながったときに、アクセスすることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、マネタイズプラットフォームAPI、マネタイズプラットフォームアプリケーションサーバー、最適化エンジン、プロバイダー管理プラットフォーム、ユーザーインターフェース、及び、パブリッシャー/オペレータアプリケーションサーバーを含むアーキテクチャを有することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームAPIは、パブリッシャー及びモバイルオペレータが、広告を要求して取り出すこと、並びに、広告アクティビティをマネタイズプラットフォームに報告することができようにすることができる。マネタイズプラットフォームアプリケーションサーバーは、API要求を受け取って、種々のプロバイダーから適切な広告を取り出して、その結果を返すことができる。最適化エンジンは、最も適切なターゲティング及び利用可能な在庫品に基づいて決定を行うことができる。この決定は、クエリーを出すべき広告プロバイダー、及び、所与の要求に対して選択すべき広告について行うことができる。プロフィール管理プラットフォームは、検索アクティビティ、閲覧(ブラウジング)挙動、広告インタラクション、及び、任意の明記されている人口統計学的情報またはプロフィール情報を収集することができる。このデータを、広告要求とともに渡すことができ、及び、所有権が保持されているデータソースによって強化することができる。マネタイズプラットフォームのユーザーインターフェースを、ビジネスルールを設定したり、重み付けをしたり、広告スポットを生成したり、新しい広告プロバイダーの統合を行ったり、プロフィール管理及び報告を行ったりするための管理インターフェースとすることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、ビジネスルール、挙動、ターゲティング、または、他の何らかの基準に基づいて、種々のソースから広告を取り出して、適切な広告を選択することができる。それらのソースは、バナー広告サーバー、有料検索広告システム、広告ネットワーク、及び、他の第三者広告プロバイダーを含むことができる。広告プロバイダーをマネタイズプラットフォームに統合することによって、オペレータ及びパブリッシャーは、複数の広告プロバイダーと統合する必要がなくなる。
いくつかの実施形態では、パブリッシャー/オペレータアプリケーションサーバーは、広告の実施に固有の広告を要求することができる。パブリッシャー/オペレータアプリケーションサーバーは、広告を、モバイルウェブページまたはクライアントアプリケーションに配置することができる。配置された広告は、モバイル加入者によって閲覧されることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、プロフィール管理プラットフォーム(PMP)を利用して、ユーザー固有のターゲティング情報にアクセスすることができる。PMPは、ユーザープロフィール及び挙動に基づくセグメンテーション(またはセグメント化)の生成、管理、及び配布のための頑強でスケーラブルな(または拡張性のある)アーキテクチャを提供することができる。このプラットフォームは、PMPの内部と外部の両方にある、及び/または、オペレータ自身の多数の異なるデータソースからのデータを統合することができる。PMPは、モバイル検索及び(ウェブページなどの)閲覧をベースとする(または閲覧に基づく)挙動についてのマネタイズプラットフォーム独自の理解を活用することができる一連の強化モジュールを含むことができる。これによって、該プラットフォームは、検索パターンから意味を抽出すること、及び、販売時に、検索及び閲覧データを分類すること、が可能になる。該モジュールは、生の検索及び閲覧データを処理することができ、及び、マネタイズプラットフォームをして、より高品質で粒度の細かいユーザーのセグメンテーションを提供しうる追加の情報でユーザープロフィールを強化することができるようにする。この追加の情報は関連するキーワードを含むことができる。
いくつかの実施形態では、PMPにおけるユーザープロフィールの生成には、データの収集、ノーマライゼーション(または正規化)、強化、ウエアハウジング(または、データウェアハウスまたはデータの保管)、及び分析を含めることができる。
いくつかの実施形態では、データ収集には、リアルタイムとバッチ処理の両方でシステムへとデータを受け入れることを含めることができる。プロフィール管理プラットフォームは、任意のソースからのプロファイリングデータを統合することができる。これらのソースには、検索ストリーム、広告インタラクション、閲覧アクティビティ、オペレータCRMデータ、及び、他の第三者データを含めることができる。いくつかの実施形態では、検索ストリームは、特定のユーザーによって実施されるクエリー、クエリーのタイムスタンプ、及び、クエリー後のアクティビティを含むことができる。検索ストリームデータは、ある時間にわたる全般的なユーザーの関心事への洞察を提供することができ、及び、即時の及び変化するユーザーのニーズを明らかにすることができる。検索ストリームデータは、時間に依存する(または時間に鋭敏な)なターゲティング機会を提供しうる長期的な及びリアルタイムの関心事を特定することができる。検索データを、検索デプロイ(search deployment)を介してプロフィール管理プラットフォームによって収集することができ、及び、外部ソースから取り込むことができ、及び、ゲートウェイアクティビティから推論して、オフポータル検索アクティビティを捕捉することができる。プロフィール管理プラットフォームによって収集され、分析され、強化される基本データの1例には、ユーザーID、ソース、位置、クエリー、URLがあり、収集することができる該ユーザーIDを共通の独自の識別子とすることができ、収集することができる該ソースを、「検索が実行された場所」とすることができる。検索を実行することができる位置の例には、ポータル、店頭などがある。収集することができる該クエリーを、ユーザーによって入力されたキーワードとすることができる。収集することができ該URLを、検索結果ページ上でクリックされるURLとすることができる。収集することができる該位置を、クエリーが実行された地理的位置とすることができる。
いくつかの実施形態では、ソースとしての広告インタラクションは、広告の検索と表示の両方との所与のユーザーのインタラクション(相互作用)に関するデータを収集するプロフィール管理プラットフォームを含むことができる。広告インタラクションは、システムが、ユーザーが最も反応する可能性が高い広告のタイプに対する配慮を含むようにユーザーについての知識を拡張できるようにすることができる。この情報を分析して、要約されたユーザープロフィール内の要素として提供することができる。広告インタラクションについてプロフィール管理プラットフォームによって収集される基本的なデータの組の1例には、ユーザーID、プロバイダー、コンテキスト、広告タイプ、広告の細目、タイムスタンプ、トリガーがあり、収集することができる該ユーザーIDを共通の独自の識別子とすることができる。収集することができるプロバイダーを広告ソース(広告源)とすることができる。広告源の例をプライマリ広告サーバーとすることができる。該コンテキストを、「広告が表示された場所」とすることができる。コンテキストの例を、スポーツポータル、第三者のサイトなどとすることができる。広告のタイプを広告の細目(または広告の詳細な内容)とすることができる。広告の細目の例を、テキスト、静的グラフィック(図や写真などの静止したグラフィック)、相互作用性(または双方向性)などとすることができる。タイムスタンプを、広告が表示された時刻とすることができる。トリガーを、「何かに応答して広告が提供された場合のその何か」とすることができる。トリガーの例を、検索、コンテキスト、挙動、人口統計学的情報などとすることができる。広告インタラクションは、広告の成功を表現することができる。広告の成功の例を、クリック、コンバージョンなどとすることができる。
いくつかの実施形態では、ソースとしての閲覧アクティビティ(またはブラウズアクティビティ)は、オンポータルとオフポータルの両方の閲覧データ(またはブラウズデータ)をユーザープロフィールに組み込むことを含むことができる。オンポータルの閲覧挙動(ブラウズ挙動)はオペレータのポータル上の広告タグを介して組み込まれることができる。オフポータルの閲覧挙動(ブラウズ挙動)は、オペレータのゲートウェイへの組み込みを介してアクセスされることができる。オフポータル閲覧挙動を、PMPが、オペレータの検索経験とオペレータによって管理された広告の収率との関連性を改善するために分析することができる独自のオペレータ資産とすることができる。PMPの重要な能力を、閲覧トラフィック(ブラウズトラフィック)を分析して、訪問されているページのコンテンツ及び性質を理解する能力とすることができる。これは、強化プロセス(enrichment process)を通じてなされることができる。
いくつかの実施形態では、オペレータCRMデータ、及び他の第三者データは、オペレータ固有のCRMデータ(たとえば、人口統計学的データ)を組み込んだPMP、並びに、既存のセグメンテーションデータを含むことができる。オペレータは、ターゲティングのために、また、ユーザープロフィールを強化するためにも使用することができる性別や年齢などの明示的なターゲティング情報を渡すことができる。オペレータ固有のデータの組み込みを、基本プラットフォームによってサポートすることができるが、該組み込みは、取り込んだデータの性質及びソースが各オペレータに固有のものでありうるので、実際の組み込みでは、専門的なサービス作業が必要になりうる。マネタイズプラットフォームが、オペレータに検索及び/または広告のソリューションを提供する場合には、このデータをプロフィールプロセスに含めることができ、追加の組み込み(または統合)を不要にすることができる。検索及び/または広告のソリューションが提供されない場合や、追加のオペレータ固有のデータ(たとえば、ゲートウェイ閲覧データや人口統計学的データ)を含めることができる場合には、PMPは、データ収集のためのリアルタイムのウェブサービスAPIと、バッチ処理に基づく供給の両方を提供することができる。マネタイズプラットフォームは、外部データのプロバイダーと協働して、収集されるデータの量、価格(または価値)、及び時間依存性(または時間鋭敏性)に基づいて、データ収集のための最良の方法を決定することができる。
いくつかの実施形態では、PMPは、異なるデータソースから収集されたデータをノーマライズする(または、正規化する)ための複数のモジュールを含むことができる。いくつかの実施形態では、PMPは、異なるソースからのユーザーデータを組み合わせるために共通のユーザーIDを利用することができる。1例では、共通の信頼できるユーザーIDは既に存在する。いくつかの例では、ハッシュ化された/暗号化されたユーザーIDをいくつかのソースから利用できる。ユーザーIDのノーマライズプロセスは、コンパイル(または編集)のために、ユーザーIDをデコード(または解読)して、基本ユーザーIDにアクセスするために、アルゴリズムまたはアルゴリズムのキーを他のデータソースに統合することができる。いくつかの実施形態では、PMPは、データを、既知のフォーマット及び時間帯で、時刻を記録する(すなわち、タイムスタンプを押す)ことを利用することができる。タイムスタンプノーマライズプロセスは、データソースについての知識に基づいて、全ての入力を予測されたフォーマットに変換し、及び、任意の時間帯変換を実行することができる。いくつかの実施形態では、所与のソースからのデータが全てPMPに提供されるわけではない。1例では、ゲートウェイアクセスデータ(オフポータルの閲覧アクティビティ)のサンプルを提供することができる。この知識(たとえば、ランダムなアクティビティの50%が提供される)を、所与のソースからの生のデータに組み込むことができ、及び、この知識をPMP分析アルゴリズムで使用して、データの重み付け及びセグメンテーションの品質を改善することができる。
いくつかの実施形態では、強化(enrichment)は、収集したデータの付加価値プロセス(また価値付与のためのプロセス)を実行することを含むことができる。PMP内の強化モジュールは、ユーザープロフィール内に含まれている情報の品質を向上させるために、独自のモジュールユーザー及びモバイルコンテンツについての理解を組み込むことができる。強化モジュールの例には、URLの分類(または、URLのカテゴリー化)、エンティティの抽出、クエリーのクラスタ化、クエリーの分類(または、クエリーカテゴリー化)、クエリーの区別、ブラックリストへの記載、ユーザーのオプトアウト(たとえばユーザーの除外)及びコンテキストターゲティングサポート、または、他の何らかの強化モジュールを含めることができる。
いくつかの実施形態では、URLのカテゴリー化(分類)には、ユーザーによってアクセスされているコンテンツの性質を理解するために、(ウェブページの)巡回、検索、及び、分類技術を活用するPMPを含めることができる。PMPは、URL分類のデータベースを維持することができ、外部サービスは、未知のサイト/URLが入力として提供されたときには、新しいURLをデータベースに入力することができるようにする。このサービスは、未知のURLを自動的に分類するために、編集的に構成されたトレーニングセット及び学習アルゴリズムを利用することができる。この場合、カテゴリー化メタデータを、生のユーザー挙動データに含めることができ、及び、プロフィール分析アルゴリズムによって利用してユーザーセグメンテーションの品質を向上させることができる。
いくつかの実施形態では、エンティティの抽出は、アクセスされたURLコンテンツを分析して、ページのテキスト内の共通のエンティティ(たとえば、名前、場所)を決定するPMP検索アルゴリズムを含むことができる。この情報を、分析のために、純化(ディスティレーション)して、生のユーザー挙動データに含めることができる。このプロセスを、評判分析(sentiment analysis)を含むように拡張して、該エンティティに関連するコンテンツの性質を決定することができる。1例では、ユーザーは、特定の種類の自動車に関する情報に頻繁にアクセスする場合があるが、そのコンテンツの大部分は、その自動車に否定的なものである場合がある。このエンティティ抽出プロセスは、ユーザープロフィールに関連するキーワードへの有益な入力になりうる。
いくつかの実施形態では、クエリーのクラスタ化は、分析、並びにユーザープロフィールへの組み込みのために、ユーザーのクエリーストリームを処理して要約することを含むことができる。PMPは、マネタイズプラットフォームの検索経験及び技術を利用して、高度なクエリー分析法を提供することができる。クエリーのクラスタ化コンポーネントは、類似のクエリーをグループ分けして、最終的なカテゴリー化を可能にする役目を果たすことができる。クラスタ化コンポーネントは、実績のある検索ツールを利用して、何百万人ものユーザー検索の履歴分析に基づいて、類似の用語及び概念をグループ分けすることができる。綴り訂正技術を用いて、カテゴリー化の前にクエリーを訂正することができる。
いくつかの実施形態では、クエリーのカテゴリー化は、ユーザー検索を1組の定義されたクエリーカテゴリーにまとめることを含むことができる。PMPは、高度な検索技術を用いて、ユーザークエリーを定義された1組のカテゴリーに割り当てることができる。このプロセスは、人気のあるキーワードをカテゴリーに関連付けるための編集的に定義されたトレーニングセットと、URLのカテゴリー化能力、及び大規模なウェブインデックスへのアクセスに頼る検索ベースの処理との両方を使用することができる。これら2つのプロセスは、編集的にカテゴリー化されていないクエリーであって、ウェブインデックスに対して該クエリーの検索を実行する該クエリーを取得することができる。この場合、返されたURLを重み付けし、カテゴリー化して、所与のクエリーにカテゴリーを提供することができる。
いくつかの実施形態では、クエリーの区別は、ありふれた特徴のない用語から、特徴のある用語を識別しようと試みることを含むことができる。多くのクエリーは、セグメンテーションもターゲティング値も提供しないものでありうるが、他のクエリーは、ユーザー挙動の洞察、または、大きなターゲティング機会を提示するユーザー挙動の変化を提供するものでありうる。この知識は、特徴のないクエリーをユーザープロフィールから除去すること(または、重み付けを小さくすること)を可能にし、及び、プロフィール分析において、より特徴のあるクエリーにより高い重み付けをすることを可能にすることができる。
いくつかの実施形態では、ブラックリストへの記載には、ユーザー挙動が追跡されていないコンテンツのクラスを画定するオペレータを含めることができる。たとえば、オペレータは、安全なサイトへのアクセス(すなわち、https)と成人向けサイトへのアクセスへのいずれもが、追跡されず、かつ、ユーザープロフィールの生成において使用されないことを要求する場合がある。デフォルトでは、マネタイズプラットフォームは、成人向け検索(アダルト検索)用語及び成人向けサイトへのアクセスをプロフィール生成から除外することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーのオプトアウトは、プロファイリングからのユーザーレベルのオプトアウト(たとえば除外)をサポートするPMPを含むことができる。PMPは、挙動ターゲティングからオプトアウトされた(または、オプトアウトされた可能性がある)ユーザーに関連するユーザーIDのリストを、バッチ形式で受け入れることができる。いくつかの実施形態では、実施、及び、特定のマーケット(市場)、及び/または、オペレータの要求に基づいて、マネタイズプラットフォームは、オプトアウト要求を実施して、所与のユーザーIDに関連付けられた全てのデータを収集物から除外し、及び、データとして格納できないようにする。別の実施形態では、マネタイズプラットフォームは、オプトアウト要求を実施して、ユーザーIDに関連するデータを収集して処理することを可能にすることができるが、要約されたユーザープロフィールを生成して、所与のユーザーIDに対して配布することを可能にはしない。
いくつかの実施形態では、コンテキストターゲティングサポートは、PMPによって収集されたデータを、マネタイズプラットフォーム内のコンテキストターゲティングエンジンによって利用することを含むことができる。PMPによってコンパイル(または編集)されたクエリーのクラスタ化データおよびクエリーのカテゴリー化データを、コンテキスト分析及び収率最適化エンジン内で使用するために出力することができる。このデータへのアクセスによって、マネタイズプラットフォームは、文脈上対象とされた広告に対する収率最適化アルゴリズムの一部としてのキーワード最適化を含むことが可能になる。たとえば、コンテキスト分析エンジンが、「株式情報」が所与のページのテーマであると決定した場合には、キーワードクラスタ化データ及びカテゴリー化データを用いて、「投資のアドバイス」や「取引戦略」などの関連するキーワードを含むように、収率最適化アルゴリズムによって考慮されたキーワードを拡張することができる。この技術は、マネタイズプラットフォームコンテキストターゲティングプロセスが、可能な限り収率が高い広告を選択することを可能にしうる。
いくつかの実施形態では、ウエアハウジングは、リアルタイム及びオンデマンドアクセスを提供するように構築された頑強(またはロバスト)なデータウェアハウスを利用するPMPを含む。該プラットフォームを、最新のデータウェアハウス技術で構築することができる。該プラットフォームを、可視性と拡張性(スケーラビリティ)を提供する、アーキテクチャの中核となるコンポーネントとすることができる。データウェアハウスをユーザープロフィール分析器によってアクセスして、最終的に、マネタイズプラットフォーム並びに他の第三者プラットフォームで利用できるようになる要約されたユーザープロフィールを生成することができる。データウェアハウスは、アーカイブされた(または保管された)データの品質への洞察を提供する要約レベルの報告を可能にすることができる。この報告に含められた評価基準の1例を、全ユーザー、すなわち、データウェアハウス内にデータを有するユーザーの総数、プロフィールが作成されたユーザー、すなわち、セグメントに配置するのに十分なデータを有するユーザーの総数、新しいこと、すなわち、プロフィールのヒストグラムが新しいこと(すなわち、ユーザーデータが最後に更新されたのが最近であること)、及び、プロフィールの深さ、すなわち、プロフィールのヒストグラムの特徴(たとえば、セグメントやキーワード)とすることができる。
いくつかの実施形態では、分析は、以前のステップから、ノーマライズされ、浄化され、及び強化された生のデータを利用して、消費可能なユーザープロフィールを生成することを含むことができる。PMPの分析部分は、2つの一般的なコンポーネントを含むことができる。第1のコンポーネントは、PMP内にセグメントを画定することを可能にすることができ、第2のコンポーネントは、ユーザープロフィールを生成するのに必要な計算ステップを実施する実際の分析モジュールとすることができる。セグメントコンポーネントは、N個の最上位のレベルのユーザーセグメント(たとえば、音楽やスポーツ)、及び、N個の2番目に高いレベルのセグメント(たとえば、ポップやフットボール)を定義することを可能にすることができる。
セグメントの定義は、以下のものを含む高レベルのコンポーネントから構成することができるが、それらには限定されない。
名称及び説明:セグメント名を、プロフィール、並びに、セグメントマーケティングの説明を使用(または消費)するサービスに対して露わにすることができる。
アクションの重み付け:アクションの重み付けを、所与のユーザーをセグメントに関連付けるべきか否かを決定する際に、異なるユーザー挙動(たとえば、クリック、閲覧(ブラウズ)、検索)の相対的な重要性を定義(または画定)することができる構成(コンフィグレーション)とすることができる。
カテゴリー関係:カテゴリー関係は、閲覧(URL)及び検索(クエリー)カテゴリーと所与のセグメントとの間の類似の程度(または親和性の程度)を定義することができる。
時間依存(または敏感)性:時間依存性は、所与のセグメントのスコアを決定するときに、生のユーザーデータがどのくらい速く考慮されなくなりうるかに関する全般的な減衰曲線を定義することができる。この能力は、全体のセグメントのスコアリングにおいて、生のユーザーデータに増大した重み付けを与えることができる時間窓(タイムウインドウ)を生成するために存在する。これは、PMPが、ユーザー挙動の変化に極端に敏感でありうるセグメントを画定することを可能にし、及び、限られた時間期間におけるユーザー挙動(たとえば、休日の買い物客)の変化を利用するために、所与のユーザーに迅速に関連付けられることができる。
最低限の信頼:最低限の信頼を、セグメントを所与のユーザーに関連付けるために得られるユーザー挙動との最低の相関レベルとすることができる。
いくつかの実施形態では、PMPは多数のセグメントをサポートする。セグメンテーションと範囲とのバランスを維持することができる。マネタイズプラットフォームは、オペレータと協働して、セグメントの粒度(ターゲティング)と、セグメントの範囲(トラフィック)と、利用可能な広告主(適用範囲または有効範囲)との適正なバランスを達成することができる。PMPの2レベルセグメンテーション能力は、より粒度の細かいセグメントを試すことができる一方で、最上位レベルのセグメンテーションは、ターゲティング及び広告配信について何の影響も受けない。
いくつかの実施形態では、PMPプロフィールの生成は、ユーザーレベル生データを分析し、及び、セグメント割り当て、キーワード割り当て、及びメタデータ割り当てを実行する役目を果たすことができる。
いくつかの実施形態では、セグメント割り当てをセグメント定義に基づくものとすることができ、ユーザーにスコアを付ける(たとえば、ユーザーに点数を付ける)分析モジュールをセグメント定義に基づくものとすることができ、該モジュールは、信頼スコアと共に、ユーザーにゼロ以上のセグメントを関連付ける。オペレータ、及び/または、根底にある生データの変化率(または変化速度)による要求に応じて、セグメント割り当てプロセスを定期的に実行するように構成することができる。セグメント割り当てプロセスを、他のユーザーと異なるスケジュールに対するそれぞれのユーザーの挙動を分析するように構成することができる(たとえば、セグメント分析を、よりアクティブなユーザーに対してより頻繁に実行することができる)。
いくつかの実施形態では、キーワード割り当てプロセスは、ユーザーレベル生データを分析して、信頼スコアと共に、構成可能な数のキーワード/キーフレーズを特定のユーザープロフィールに関連付けることを含むことができる。キーワード割り当てを、データ収集プロセスの強化部分の間に行われた分析に基づくものとすることができ、最後の分析及びロールアップを、キーワード割り当て段階中に行うことができる。キーワード割り当てプロセスを、オペレータ及び/または根底にある生データの変化率(又は変化速度)による要求に応じて、定期的に実行するように構成することができる。キーワード割り当てプロセスを、他のユーザーと異なるスケジュールに対するそれぞれのユーザーの挙動を分析するように構成することができる(たとえば、セグメント分析を、よりアクティブなユーザーに対してより頻繁に実行することができる)。
いくつかの実施形態では、メタデータ割り当ては、セグメントまたはキーワードに関連付けられていないデータの分析及びロールアップを含むことができる。考慮されるプロフィールの特徴は、位置(または場所)、オペレータまたは第三者によって提供された人口統計学的情報、及び、データソースとのユーザー固有のインタラクション率(interaction rate)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、PMPユーザープロフィール定義は、アクセスすることができる個別のユーザープロフィールを生成しうる。ユーザープロフィール特性は、ユーザーID、最上位レベルのセグメント(複数の場合あり)、2番目に上位のセグメント(複数の場合あり)、セグメント強度、キーワード(複数の場合あり)、キーワード強度、新たに出現したセグメント、広告インタラクション、人口統計学的情報、予測された人口統計学的情報、請求先の場所、主たる場所を含むことができる。該ユーザーIDは、プロフィールのバッチ配信(または一括配信)によってのみ送られる暗号化されたものである。該最上位レベルのセグメントは、プロフィールに関連する0個〜多数個の最上位レベルセグメントである。該2番目に上位のセグメントは、プロフィールに関連する0個〜多数個の2番目に上位のセグメントである。該セグメント強度は、セグメントとの相関関係を表すことができる数値スコア(点数など)である。該キーワードは、プロフィールに関連する0個〜多数個のキーワード/キーフレーズである。キーワード強度は、キーワードとの相関関係を表すことができる数値スコア(点数など)である。新たに出現したセグメントは、現在はユーザーに関連付けられていないが、示唆(または提案)された該ユーザーの最近の挙動を近い将来に割り当てることができるセグメントである。該広告インタラクションは、テキスト、表示、及びインタラクティブ性(相互作用性または双方向性)のインタラクション率を要約したものである。該人口統計学的情報は、オペレータまたは第三者によって提供された人口統計学的情報(たとえば、年齢や性別)である。該予測された人口統計学的情報は、ユーザー挙動に基づいてPMPによって得られた人口統計学的データである。該請求先の場所は、オペレータによって提供された請求先の場所である。該主たる場所は、(ユーザーが)外部システムと相互作用している(たとえば、検索をしている)ときのユーザーの位置の分析に基づく「本拠」地である。
いくつかの実施形態では、PMPは、包括的なセキュリティ層(security layer)、並びに、ユーザープロフィールをマネタイズプラットフォーム及びオペレータによって指定された第三者と共有するための複数のアクセス方法を提供することができる。
いくつかの実施形態では、PMPは、2つのレベルのアクセス制限をサポートすることができる。APIアクセス制限は、ユーザープロフィールをリアルタイムウェブサービスAPI、並びに、バッチ系でフィードベースのスケジューラメカニズムを介して露わにすることを含むことができる。これらのサービスへのアクセスを、IP制限及び認証キー(authorization key)に基づいて制限することができる。いくつかの実施形態では、許可済みのIPの事前に設定されたリストにあるIPが、PMPユーザープロフィールサービスにアクセスすることができる。このIPのリストを、システム使用の前に提供することができる。有効な認証キーを、プロフィール要求の一部として渡すことができる。認証キーを、要求しているIPに基づいて独自のものとすることができ、及び、頻繁に更新することができる。認証キーを用いて、要求をアカウントにマッピングして、プロフィールレベル制限を決定することができる。
いくつかの実施形態では、所与のアカウントについて、PMPは、プロフィールレベルの制限の概念をサポートすることができる。プロフィールレベル制限は、所与のアカウントがアクセスできるユーザープロフィール特性の組を定義することができる。たとえば、一番上のレベルのセグメント及びキーワードへのアクセスを提供することができるアカウントを生成することができる一方で、ユーザープロフィールに含まれている特性に完全にアクセスできるようにすることができる他のアカウントを生成することができる。これによって、PMPは、要求しているパーティによって要求されたレベルにあるユーザープロフィールデータを分配することができ、及び、オペレータが、そのプロフィールの第三者(サードパーティ)の消費者に異なるレベルのサービス/ターゲティングを提供するためのメカニズムを提供することができる。
いくつかの実施形態では、PMPは、リアルタイムウェブサービスAPIとファイルベースのバッチ配信メカニズムの両方をサポートすることができる。ウェブサービスAPIは、有効なユーザーID及び認証キーをシステムに渡すことを要求することができる。要求しているIPに基づいて認証キーが有効であることが確認されると、PMPは、その所与のユーザーIDに対するユーザープロフィールを調べることができる。次に、対応するユーザープロフィールを取り出して、該所与のアカウントに対する許可されたプロフィール特性を返すことができる。PMPは多数のユーザープロフィールのバッチベースの配信(または一括配信)をサポートすることができる。このサービスは、暗号化されているユーザーIDだけが、ユーザープロフィールにアクセスしている第三者に利用可能とされていること、及び、該第三者は、該第三者の環境においてユーザーIDを管理するための有効なメカニズム及びセキュア(安全)なプロセスを有していることを確保するために、追加の専門的なサービス作業を要求することができる。さらに、ユーザープロフィールのバッチ配信を行う前に、オペレータの承認を必要とすることができる。
セグメント毎の予測及びターゲティングを可能にするために、マネタイズプラットフォームは、加入者セグメント情報を受け入れる広告プロバイダーに該セグメント情報を送ることができる。広告要求がオペレータからやって来ると、該セグメント情報を、適切な広告プロバイダーに自動的に送ることができる。これによって、それらのセグメントに向けられたキャンペーン(販促活動など)を取り出すこと、並びに、セグメントをサポートする広告プロバイダーのためのセグメント毎の予測を可能にすることができる。
いくつかの実施形態では、PMPからMPにセグメントを送る(または渡す)プロセスは次の通りである。
広告サーバー:マネタイズプラットフォームは、広告要求と共に、広告サーバー内のキー名/値機能を用いて加入者セグメントを送ることができる。次に、渡すことができるセグメントをターゲットとする広告が返される。渡された該セグメントをターゲットとする広告がない場合には、該セグメントをターゲットとしていない広告を返すことができる。このことは、広告要求と共に渡された人口統計学的データについても同じである。広告サーバーは、キー名/値ペア内のデータを用いてセグメント毎の在庫予測(または在庫品の事前準備)をすることができる。予測を、セグメントの組み合わせ、または、セグメントと人口統計学的情報または他のオペレータによって提供される情報との組み合わせについて実行することもできる。
有料検索:加入者セグメントまたはページコンテキストに関連するキーワードを有料検索システムに送ることができる。該キーワードに向けられた広告がある場合には、それらの広告が返される。ユーザー検索によってもたらされた結果と共に表示される広告の場合、特定の検索キーワードを有料検索に送ることができ、マッチングする広告を返すことができる。
他の広告プロバイダー:ターゲティングをサポートすることができる他の広告プロバイダーに対して、マネタイズプラットフォームは、広告要求に対するパラメータとして、セグメントまたは他の加入者情報を送ることができる(広告プロバイダーがこの機能をサポートしている場合)。これを、新しい広告プロバイダーの実装中に行うことができる。
いくつかの実施形態では、広告コンテンツのターゲティングは、マネタイズプラットフォームのターゲティング能力を主要な広告プロバイダーに統合することを含むことができる。セグメントまたは他の加入者情報に対するターゲティングキャンペーンは、広告プロバイダーの能力に依存しうる。
広告サーバー:セグメント及び/または加入者情報のターゲティングが特定のキャンペーンについて望まれる場合には、これを、広告サーバー内の検索語ウィザードを用いることによって行うことができる。検索語ウィザードは、キャンペーンのマネージャーが、セグメントと加入者情報の組み合わせに対する特定のキャンペーンをターゲットとするための表現を生成することを可能にしうる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、広告サーバーAPIを介して露わにされた全てのレベルのターゲティングを利用することができる。これは、セグメント及び/または人口統計学的情報に向けられたキャンペーンを生成するためのキーとキー値ペアを使用すること、ターゲティングのためにキーワードを広告サーバーに送る能力を含むことができる。マネタイズプラットフォームを、実際のユーザークエリーセグメント名、(PMPによって定義されている)セグメントレベルキーワード、または、広告要求の一部として(PMPによって定義されている)プロフィールレベルキーワードを送るように構成することができる。ターゲティングは、郵便番号を広告サーバーに送る能力含むことができる。マネタイズプラットフォームは、(位置ベースのサービス統合に基づいて)ユーザーの現在の物理的位置(または現在の実際の位置)、(利用可能な場合/ときの)実際のユーザーの入力値、または、ユーザープロフィールからの既知の位置を送るよう構成することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、位置固有のペイパーコール広告を配信するために、位置ターゲティング能力を利用することができる。これは、ターゲティングのために位置を広告サーバーに送る能力を含むことができる。マネタイズプラットフォームを、(位置ベースのサービス統合に基づいて)ユーザーの現在の物理的位置(または現在の実際の位置)、実際のウェブ入力値またはユーザープロフィールからの既知の位置、または、他の何らかの位置情報を送るように構成することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームを、ターゲットに向けられた広告を配信するために、第三者広告プロバイダーに統合することができる。ターゲティングの程度を、第三者API及び/または広告提供能力によって制限することができる。第三者広告配信システムの全能力を利用する最適化された統合を提供することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、スポンサー提供リンク、バナー広告、リッチメディア(オーディオ/ビデオ)、プロモーション(たとえば販促活動)、または、他の任意の広告タイプといった広告タイプをサポートすることができる。マネタイズプラットフォームは、広告主のモバイルウェブサイトまたはクライアントアプリケーションをホストとするランディングページ(または待ち受けページ。以下同じ)に直接リンクすることをサポートすることができる。スポンサー提供リンク及びプロモーションのためのサポートされたランディングページを、電話呼び出しの開始(phone call launch)、SMSランディングページ、マーケティングメッセージ、電子メールキャプチャ(電子メール捕捉)、ローカルリスティング(local listing)などとすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供リンクを、ユーザー検索クエリーの結果として検索結果ページに配置された広告とすることができる。ユーザーの意図を、クエリー、及び、広告検索要求に含まれている位置ターゲティング情報並びに過去のユーザー挙動から直接得ることができる。いくつかの実施形態では、広告主は、広告を作成して広告のターゲットを設定することができ、広告主の広告が、スポンサー提供リンクに対する要求に応答して出現することができるように、関連する(または適切な)キーワードに入札(または値付け)することができる。
いくつかの実施形態では、バナーを、モバイル加入者がパブリッシャーのサイトでブラウジング体験をしている間表示することができる。バナーを、グラフィック(図などによる)広告、グラフィック+テキストによる広告、テキストのみの広告、または、類似の種類の広告とすることができる。バナーは、ユーザーの意図を引き出すためのコンテキストをスポンサー提供リンクほど多くは有していない場合がある。ランディングページコンテキストなどのデータ、ページ上の配置、及び、過去のユーザー挙動を、提供する広告を選択するときに考慮に入れることができる。
いくつかの実施形態では、プロモーションを、スポンサー提供リンクオークションとは別個とすることができ、かつ、スポンサー提供リンクに関連する入札がされていないモバイルオペレータ(たとえば、携帯電話事業者など)固有のキーワードによって引き起こされる広告とすることができる。
いくつかの実施形態では、ビデオ及びオーディオ広告を、リソースファイルの位置への参照を与えることによって配信することができる。ビデオ/オーディオ広告とのインタラクション(相互作用)の追跡を、該広告のインプレッション時、及び/または、該広告とのインタラクション時にアクセスすることができる1×1ピクセルによって提供することができる。ビデオ及びオーディオ広告の広告スポット及び広告要求は、ビットレート、時間期間、フォーマット、クリックスルーURL、寸法(ビデオのみ)、及び配置(ビデオのみであり、プリロール(pre-roll)またはポストロール(post-roll)などの値を含む)といったパラメータを含むことができるが、これらには限定されない。
いくつかの実施形態では、ランディングページを表示することができる。電話呼び出しの開始は、ユーザーが電話をかけるためにクリックすることができる電話番号と共に、メッセージ及びオプションの画像を該ユーザーに提示することを含むことができる。SMSランディングページは、全ての加入(または購読)/価格情報と共に、メッセージ及びSMSショートコードを提示することができる。キャリアのSMSとの統合が存在する場合には、加入者には、ランディングページからSMSを起動するためのオプションが提供される。SMSを送信するための命令とともにメッセージを表示することができる。
いくつかの実施形態では、マーケティングメッセージは、タイトル、説明、及び、ユーザーに表示されるオプションの画像を含むことができる。
いくつかの実施形態では、電子メールキャプチャは、タイトル、説明、及び、エディットボックス(または入力欄)と共に、ユーザーに表示されるオプションの画像を含むことができる。この場合、ユーザーは、広告主による案内を受けるために、このエディットボックスに自身の電子メールアドレスを入力する。電子メールアドレスが収集された後に、確認ページを表示することができる。
いくつかの実施形態では、ローカルリスティング(local listing)ランディングページは、(典型的には職業用の)電話帳形式のリスティングを提示することができる。これは、広告テキスト(文字や文章など)、画像、電話番号、所在地住所(ストリートアドレス)、都市、州(または国)、郵便番号、及び、ユーザーの位置からの距離を含むことができる。
いくつかの実施形態では、クーポンランディングページをサポートされたタイプとして追加することができる。クーポンランディングページは、広告主が、既存のマネタイズプラットフォームの能力に基づいて、特売品(または提供品または割引価格。以下同じ)を設け、その後の、該特売品とのインタラクション(相互作用)及び該特売品の償還を追跡することを可能にしうる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームのセットアップ及び管理を、オペレータ/パブリッシャー実装プロセスの一部として実行することができる。オペレータまたはパブリッシャーは、マネタイズプラットフォーム管理コンソールに直接アクセスできない場合がある。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームのセットアップは、広告スポットのセットアップを含むことができる。ユーザーは、新しい広告スポットを生成すること、及び、マネタイズプラットフォーム内の既存の広告スポットを変更すること、ができる。広告スポットの各々は、広告タイプと広告プロバイダーとビジネスルールの独自の組を含むことができる。該ビジネスルールは、どんなタイプの広告が特定の広告スポットに表示されるのにふさわしいか、及び、その特定の広告スポットに対する広告を取り出すためにどの広告プロバイダーを呼び出すことができるかを決定することができる。
いくつかの実施形態では、広告スポットのセットアップ画面は、名称(Name)、説明(Description)、説明(Description)、デフォルト時の広告プロバイダー(Default adprovider)、オフライン(Offline)、成人向けコンテンツ(Adult content)、リスティングタイプ(Listing Type)、広告制限(または、広告表示制限:Ad Limit)、または、他の何らかの特徴などのフィールド/パラメータを含むことができる。名称は、マネタイズプラットフォームAPIを介して外部に露わにされる広告スポットの名称とすることができる。それはスペースを含まない場合がある。説明は、特定の広告スポットの説明を含むことができる。これは、内部使用に限定されうる。デフォルト時の広告プロバイダーは、このスポットに対して広告が返される場合に適用可能とすることができる。これを、他に何の広告も返されない場合の最終的な広告プロバイダーとすることができる。オフラインフィールドがチェックされていない場合には、これは、この広告スポットに対するアクティビティリポート(インプレッション及びクリックスルー)が、インプレッションまたはクリックスルーが生じたときに、マネタイズプラットフォーム及び広告プロバイダーによって処理されることを意味しうる。オフラインフィールドがチェックされている場合には、これは、パブリッシャーは、APIを用いて、マネタイズプラットフォームにインプレッション及びクリックスルーデータを報告する責務があることを意味しうる。これは、広告が表示されているときにオンラインではない場合があるクライアントアプリケーションに表示されている広告に適用可能である。成人向けコンテンツのフィールドは、「Allowed(許可されている)」、「NotAllowed(許可されていない)」、「Only」のうちの1つを含むことができる。「Allowed」は、非成人向け広告に加えて、広告応答の付いた成人向け広告を返すことができることを示すことができる。「NotAllowed」は、広告応答の付いた成人向け広告を返すことができないことを示すことができる。「Only」は、広告応答の付いた成人向け広告だけを返すことを示すことができる。「リスティングタイプ」は、「プロモーション」、「入札」、または、「mixed(混合)」を含むことができる。典型的には、これを「入札」に設定することができる。プロモーションまたはmixed(混合)のリスティングは、有料検索販売促進広告(paid searchpromotional ad)が特定の広告スポットに返されるときにのみ使用することができる。「広告制限(AdLimit)」は、広告応答において返される広告の最大数を示すことができる。
いくつかの実施形態では、広告プロバイダーとの統合の一部として、種々のパラメータを設定して、各要求と共に送ることができる。いくつかのパラメータを、所与のプロバイダーの全ての広告スポットに対して一定とすることができ、及び、いくつかのパラメータを、広告スポット毎に(部分的に)変更することができる。マネタイズプラットフォームは、選択された広告プロバイダーのパラメータを表示することができ、及び、ユーザーは、パラメータ及び関連する値を追加することができ、または、既存のパラメータ及び値を変更(または編集)することができる。パラメータをプロバイダー固有のものとすることができ、広告スポットに対する値を、キャンペーン管理チームによって管理することができる。
いくつかの実施形態では、新しい広告プロバイダーとの統合を、統合チームによって処理することができる。広告タイプと広告プロバイダーとのマッピングを、マネタイズプラットフォーム内で処理することができる。新しい広告プロバイダーを、1つの広告スポットまたは複数の広告スポットに加えることができる。
本明細書に記載されたマネタイズプラットフォームは、ネットワーク/サイトのティアード(tiered)ネットワークとして、広告在庫を定義して該在庫の目録を作る(または、該在庫を分類整理する)ことを可能にしうる。いくつかの実施形態では、広告在庫を、サイト、サイトグループ、セクション、ページ、位置、または、他の何らかの特性によって定義することができる。
マネタイズプラットフォームは、ネットワーク及びサイト定義レベルで構成可能な頻度上限(frequency capping)の範囲、及び順序付けルール(sequencingrule)を定義することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、頻度上限(frequency capping)をセッション毎に定義することができる。ユーザーに示されるべきシーケンスを広告作成者(または広告作品)に提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、ネットワーク階層におけるサイトの在庫調べ(またはサイトインベントリ)としてのディレクトリサービスをサポートすることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、複数の在庫源を(電話などで)呼び出すことができる。これらの複数の在庫源を、サイトの在庫に含めることができる。
マネタイズプラットフォームは、広告ネットワーク、サイト、及び在庫を更新することができる。いくつかの実施形態では、サイト、サイトグループ、セクション、ページ、及び位置を、広告サーバーインターフェースにおいて変更することができる。広告スポットを追加することができ、及び、マネタイズプラットフォームにおいて複数の広告プロバイダーから異なる広告タイプを取り出すように該広告スポットを構成することができる。
1実施形態では、マネタイズプラットフォームは、すぐに有効になる変更を生じることができる。別の実施形態では、この変更を、指定日に有効となるようにすることができる。いくつかの実施形態では、サイト、サイトグループ、セクション、ページ、及び位置の追加を直ちに該インターフェースに反映することができる。キャンペーンの更新を、更新後数分以内に反映することができ、及び、特定の日に有効になるように設定することができる。
マネタイズプラットフォームは、システムに固有の広告ターゲティングパラメータ(たとえば、グラフィックや人口統計学的情報など)を、ユーザーへの販売が簡単になるようなやり方でパッケージ化する(またはまとめる)ことができる。1例では、グラフィックターゲティングをある会社の部門用にパッケージ化することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、システムに固有の広告トラフィッキングパラメータ(advertisement trafficking prameter)をパッケージ化する(またはまとめる)ことができる。広告トラフィッキングパラメータは、全国、地方、一日の時間帯、キューイング(キューイング)、または、他のタイプのパラメータを含むことができる。このパッケージ化を、ユーザーへの販売が簡単になるようなやり方で行うことができる。たとえば、1群の(1日の)時間帯のパッケージ化を、午前、午後、プライムタイム(ゴールデンタイム)として、または、他の任意のやり方で行うことができる。いくつかの実施形態では、任意のキー/値ペアについての予測を生成することができる。標準的な予測は、サイト、サイトグループ、セクション、ページ、及び位置を含むことができる。任意の他のパラメータについて、キー/値ペアを送って在庫報告に含まれるようにすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、ユーザープロフィール基準を設定することを可能にしうる。ユーザープロフィール基準のいくつかの実施形態は、ユーザーの同一性、公表された及び/または推測された人口統計学的情報、嗜好、訪問されたサイト、使用されたコンテンツ、または、本明細書に記載されている他の任意のタイプの基準を含むことができる。いくつかの実施形態では、インクルージョン(inclusion)のために、プロフィール自体、基準、及び閾値を変更可能である。いくつかの実施形態では、ネットワークの要件、該ネットワークからのプロフィール基準の採取、他のシステムとのインターフェースに基づいて、または、任意の他の理由により、何らかのカスタム開発が必要になる場合がある。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、ユーザープロフィール基準を維持すること、及び更新することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、ユーザープロフィール基準を自動的に更新することができる。いくつかの実施形態では、この自動更新を、たとえば、検索ストリームブラウズアクティビティや、広告インタラクションや、広告要求と共に渡された強化されたデータによって、または、他の任意のオンライン方法によって、オンラインで行うことができる。いくつかの実施形態では、自動更新をオフラインで行うことができる。オフライン更新の例には、プロフィールデータをプロフィール管理プラットフォームへとオフライン方式でロードすることを含めることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広告提供基準を入力することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、広告提供基準を広告要求と共に渡すことができ、及び、特定のキャンペーンを配信するための基準を広告サーバー内に設定することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広告提供基準をパッケージ化する(または、まとめる)ことを可能にしうる。いくつかの実施形態では、キャンペーンターゲティングの任意の表現を、キー/値ペアの組み合わせを用いて、キャンペーン内に設定することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、価格設定基準(または、価格基準。以下同じ)を入力することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、価格設定基準を、他の要件の中でも特に、IABやNABやMMAやCAB、または、CPCやCPMなどの標準、または、他の任意の標準、または、ネットワーク価格設定要件にしたがうものとすることができる。いくつかの実施形態では、CPM、CPC、CPA、及び、均一料金(スポンサーシップ)モデルを、主要な広告提供のためにサポートすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、他の要件の中でも特に、IABやNABやMMAやCAB、または、CPCやCPMなどの標準、または、他の任意の標準、または、ネットワーク価格設定要件にしたがって、価格設定基準をパッケージ化する(または、まとめる)ことを可能にしうる。いくつかの実施形態では、上述の価格設定モデルをキャンペーン内で組み合わせることができ、または、複数のキャンペーンを、様々な価格設定基準に対応するように設定することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、将来のキャンペーン時に呼び出すためにキャンペーンデータを格納することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、報告システムを通じてキャンペーンデータにアクセスすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、将来のキャンペーン時に呼び出すためにハードコードされた広告を格納することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、既存のキャンペーン及び広告作品(creative)をコピーして、将来のキャンペーンのために使用することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広告掲載申込み(insertion order)を入力する前に、サイロ化された(またはサイロに格納されている)キャンペーンのために在庫を予約(または確保)しておくことを可能にしうる。いくつかの実施形態では、IO入力の前に在庫を確保しておくために、広告サーバー内のキャンペーンを「予約された」状態に設定することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広告掲載申込み(insertion order)を入力する前に、マルチスクリーンキャンペーン(multiplescreen campaign)用の在庫を予約しておくことを可能にしうる。いくつかの実施形態では、複数のサイトまたはサイトグループをターゲットとするキャンペーンのために在庫を予約することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、以前予約された在庫を先取りすることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、優先順位、広告主、または、他の任意の基準に基づいて、先取りを行うことができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、全体の収入を予測することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、この予測を、格付け(または評価:rating)、CPM、CPA、クリック・ツー・コール(click-to-call)、リーチ・アンド・フリークエンシー(reach and frequency)、実行の継続時間などの基準、または、他の何らかのタイプの基準に基づいてキャンペーンによって実行することができる。いくつかの実施形態では、キャンペーングループは、キャンペーン選択基準に基づいて収入予測を可能にしうる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、サイロ間またはサイロ内全体の収入を予測することを可能にしうる。この予測を、格付け(または評価:rating)、CPM、CPA、クリック・ツー・コール(click-to-call)、リーチ・アンド・フリークエンシー(reach and frequency)、実行の継続時間などの基準、または、他の何らかのタイプの基準に基づくものとすることができる。いくつかの実施形態では、キャンペーングループは、キャンペーン選択基準に基づいて、全体としての収入予測、または、サイトターゲットサイロ内における収入予測を可能にしうる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、RFP応答のために、ティアード(tiered)ネットワークのサイロ間またはサイロ内全体の在庫を予測することを可能にしうる。これらは、広告のタイプ、フライティング(flighting:間欠型)、位置(サイト選択)、パッケージ、広告のサイズ、または、他の何らかの基準を含むことができる。いくつかの実施形態では、キャンペーングループは、キャンペーン選択基準に基づいて、全体としての収入予測、または、サイトターゲットサイロ内における収入予測を可能にしうる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、マーケティング、提案(または企画)、及びRFP応答のために、利用可能な視聴者特性を識別することを可能にしうる。視聴者特性の実施形態には、特定の人口統計学的情報(年齢、性別、収入、職業、または、他の任意の人口統計学的情報を含む)、チャンネル、利益団体、関連性、製品購入挙動、製品使用、メディア使用、または、他の何らかのタイプの視聴者特性を含むことができる。いくつかの実施形態では、これらの基準を、キー/値のペアとして渡すことができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、販売信用(sales credit)をサポートすることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、キャンペーンを、キャンペーングループの特性を用いて販売員によってグループ分けすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、販売の試運転(または販売の委任:sales commissioning)をサポートすることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、販売員(または販売代理店)及び売上手数料(または歩合)を各キャンペーンごとに入力することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、全てのスクリーンにわたってダッシュボードビュー(dashboard view)を提供することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、全てのスクリーンにわたる性能(または実績)を概観できるようにするために、サマリ(summary:要約)/ダッシュボードビューを、サイト、サイトグループ、及びセクション全体に提供することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、キャンペーンが目的に適合していないときには、電子メール、ダッシュボード、または、他の何らかのタイプの媒体を通じて、販売に警告を出すことを可能にしうる。いくつかの実施形態では、キャンペーンに対して通知を送ることができる。これらの通知は、キャンペーンの開始、キャンペーンの終了、日毎の超過配送、日毎の過少配送、有効期間における超過配送(lifetime over-delivery)、有効期間における過少配送(lifetimeunder-delivery)、週毎/月毎のキャンペーン報告、キャンペーン報告の終了、または、他の何らかのタイプの通知、を含むことができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、ライフサイクルにおける売上計算書(またはアカウント・セール)を管理するためにCRMシステムと統合することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、売上計算書の管理(または販売管理)のために、フレキシブルなAPIを用いて、CRMシステムと統合することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、システムに新しいターゲティング基準を追加することを可能にしうる。いくつかの実施形態では、ターゲティングパラメータを、いつでも追加することができ、及び、マネタイズプラットフォームに送ることができる。これらのパラメータをプロフィール管理プラットフォームに送って、該プラットフォームによって処理することができ、次に、広告サーバーに送ることができる。キー名またはキー値ターゲティングのフレキシブルな性質により、新しい基準を、プロフィールに渡すこと、または、プロフィールに追加することができ、及び、キャンペーンが新しいキー名/値ペアを対象としているときに、適切な広告を返すことができる。これらの新しい基準を、在庫予測に追加することもできる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、パブリッシャーによって定義されたターゲティング基準に照準を合わせることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、キー名/値ペアをパブリッシャーによって渡すことができ、それらのキー名/値にターゲットが設定されたキャンペーンを、それらが適合するときに返すことができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、他のプラットフォーム上の他の広告提供ベンダーとインターフェース(または接続)することを可能にしうる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広範囲にわたる時間帯パラメータを用いたターゲティングを可能にしうる。ターゲットとすることができる時間帯パラメータの実施形態は、時刻、曜日、時間帯、または、他の何らかのパラメータを含むことができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広範囲にわたる人口統計学的プロフィールを用いたターゲティングを可能にしうる。人口統計学的プロフィールの例は、年齢、性別、収入、または、本明細書に記載されている他の何らかのタイプのパラメータを含むことができる。いくつかの実施形態では、これらの基準を互いに組み合わせることができ、または、他のターゲティング基準及び値の範囲をターゲットとすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広範囲にわたる心理学的プロフィールを用いたターゲティングを可能にしうる。心理学的プロフィールの例はPRISMを含むことができる。いくつかの実施形態では、心理学的ターゲティングを、検索、ブラウジング(ウェブページなどの閲覧)、コンテキスト、広告インタラクションデータ、または、他の何らかのタイプの技術を用いて実行することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広範囲にわたる地理的プロフィールを用いたターゲティングを可能にしうる。地理的プロフィールの例は、大陸、国、州、都市、郵便番号、三角測量、DMA、地域、電話国番号(または電話コード)、または、他の何らかのタイプの地理的パラメータを含むことができる。いくつかの実施形態では、地理的ターゲティングは、広告プロバイダーに依存しうる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、広範囲にわたるテクノグラフィック(techno-graphic)パラメータを用いたターゲティングを可能にしうる。テクノグラフィックパラメータの例は、IPアドレス、ブラウザ、装置タイプ(またはデバイスタイプ)、または、他の何らかのタイプのパラメータを含むことができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、装置(またはデバイス)を検出して分類することができる。いくつかの実施形態では、送受話器のメーカー(またはブランド)、モデル(型)、及び、送受話器の能力を決定することができる。適切な広告フォーマットを、送受話器の能力に基づいて選択することができる。さらに、送受話器のメーカー、モデル、及び、特定の送受話器の能力をターゲットとすることができる。いくつかの実施形態では、オンライン広告提供のために、IPアドレス、ブラウザ、OS、ドメイン、帯域幅、または、他の何らかのタイプのネットワークパラメータをターゲットとすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、高度なキーワード検索、または、キーワード−値ペアアルゴリズムを用いたターゲティングを可能にしうる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、キーワードまたはキー値ペアを任意の広告プロバイダーに送ることができる。これらのキーワードまたはキー値ターゲティングメカニズムを、パブリッシャーにより起動されるもの(広告要求に含められる)とすることができ、または、マネタイズプラットフォーム内部にあるものとすることができる。いくつかの実施形態では、有料検索システムに渡された任意のキーワードについて、キーワード、マッチタイプ(match type)、及び、ターゲティング基準に基づく関連広告の組を返すことができる。いくつかの実施形態では、任意のキーワードまたはキー名/値ターゲティングをキャンペーンに使用できる。複雑なターゲティングのために、いくつかの表現を用いてキー名/値ペアを組み合わせることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、高度なコンテキスト関連性アルゴリズムを用いたターゲティングを可能にしうる。いくつかの実施形態では、エントリー抽出を、クロールされかつ訪問されたページについて実行して、ページを分類することができ、及び、コンテキストターゲティングを可能にすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、高度な挙動関連性アルゴリズムを用いたターゲティングを可能にしうる。いくつかの実施形態では、プロフィール管理プラットフォームは、検索挙動、ブラウジング挙動、広告アクティビティ及びユーザーデータの組み合わせを用いて、挙動プロフィール(または行動プロフィール)を生成することができる。ユーザーを適切なセグメントに分類することができ、キーワードをプロフィール内に格納することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、定義されたコンテンツに基づいて、広告をチャンネルまたはプログラムにターゲティングすることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォーム広告スポットを、特定のチャンネルまたはプログラムに対応するように設定することができる。次に、この情報を、適切な広告プロバイダーに送ることができる。いくつかの実施形態では、チャンネルまたはプログラムを、システム内のページに作成(または該ページにする)ことによって、または、適切なターゲティングパラメータを渡すことによって、該チャンネルまたはプログラムを目標(ターゲット)とすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、TODAベースの技術またはGPSベースの技術を用いて、ユーザーの位置(LBS)に基づいて、ターゲティングすることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、位置パラメータを、マネタイズプラットフォームに送ることができ、この場合、該プラットフォームは、地理的ターゲティングのために、それらのパラメータを広告プロバイダーに送ることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、モバイル装置のターゲティング、及び、創造性に富んだ抽象化または変換(または解釈)の完全な在庫(目録)をサポートすることを可能にしうる。いくつかの実施形態では、適切なターゲティングパラメータを広告サーバーに送って、適正なクリエイティブサイズ(または制作する広告サイズ)を選択することができる。さらに、送受話器(ハンドセット)のメーカー及びモデルに関する情報をターゲティングパラメータとして渡して、送受話器のメーカー及びモデルの予測及びターゲティングを可能にすることができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、外部の関連性エンジンとインターフェース(または接続)して広告ターゲティングを容易にすることを可能にしうる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、第三者のターゲティングシステムとインターフェース(または接続)することを可能にしうる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、加入者の嗜好に基づいて、個人化(personalization。または個別化)すること、及び、広告をターゲットに向けることをサポートすることを可能にしうる。そのような嗜好の例は、情報を登録しまたは要求するプロセスにおいてユーザーから自発的に提供された嗜好、または、他の任意のタイプの嗜好を含むことができる。いくつかの実施形態では、加入者の嗜好を、ユーザープロフィールとともにプロフィール管理プラットフォームに格納することができる。この情報を、ユーザーセグメントを生成するために使用されるルールに追加することができ、または、ターゲティングのために使用することができる。
本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、ユーザー属性として、及び、広告属性として、関心スコア(interest score。または興味スコア)を受け入れることを可能にすることができ、及び、それらの属性とのマッチングに基づいて広告を配信することができる。関心の例は、スポーツへの関心、音楽ジャンルへの関心、または、他の何らかのタイプの関心を含むことができる。いくつかの実施形態では、関心スコアを、予測を生成し、及び、キャンペーンをターゲットに向けるために使用することができるキー値ペアとして実施することができる。新しい属性を、適切なキー値ペアを追加することによって追加することができる。
図31を参照して、本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、ランダムに生成された識別子、または、「マッチした(または整合した)キーペア」を、定義されたライフサイクル、相関関係、追跡、及び、報告能力とともに用いて、外部の団体(または第三者)に対して加入者を隠すことを可能にしうる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、ターゲティングのために、ハッシュ化されたユーザーIDを広告プロバイダーに送ることができる。さらに、ターゲティングを、名前値ペアとしてターゲティングパラメータを渡すことによって達成することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告掲載申込み(insertion order)の作成、広告掲載申込みの更新、テンプレート及び既存のキャンペーン注文書からの注文の作成、を行うことができる。広告サーバー契約管理モジュールは、広告掲載申込みの作成及びワークフローを提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告/キャンペーンをスケジューリング(または計画)して、全ての産業の広告営業業務(ad sales practice)をサポートすることができる。キャンペーンを、CPM、CPC、CPA、固定価格、または、これらの組み合わせを用いて制作することができる。
マネタイズプラットフォームは、ネットワーク/サイトにわたって、一定の割り当てまたはパーセント割り当てで、目的によってキャンペーンの配信に重み付けをすることができる。キャンペーンの重み付け及び優先順位を、キャンペーン毎に設定することができ、及び、キャンペーンの目的に合うように調整することができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーンレベルで構成可能な、頻度上限(frequency capping)の範囲及び順序付けルール(sequencingrule)をサポートすることができる。頻度上限を、セッション、1時間、1日、1週間、一ヶ月、ライフタイムといった時間期間におけるインプレッションまたはクリックに対して設定することができる。広告の順序付けを、広告作品(creative。または、広告制作)ごとに設定して、広告が所与のユーザーに提示される順番を決定することができる。
マネタイズプラットフォームは、種々の顧客関係管理、広告主バイサイド(advertiser buy side)、及び第三者販売システムとインターフェース(または接続)して、広告営業(ad sales)を容易にし、かつ、キャンペーン掲載申込みの採取を自動化することができる。第三者システムは、キャンペーン及び広告作品(creative。または、広告制作)をセットアップするため、及び、IO採取のために広告サーバーAPIに統合することができる。
マネタイズプラットフォームは、1つ以上のコンテンツ管理(CMS)及び/またはデジタルアセット管理(DAM)システムと統合して、トラフィッキング(trafficking)及びパブリッシングを通じて、コンテンツ制作ワークフロー−採取を自動化することができる。第三者システムは、キャンペーン及び広告作品(または、広告制作)をセットアップするため、及び、IO採取のために広告サーバーAPIに統合することができる。
マネタイズプラットフォームは、ACMユーザーインターフェース、または、コンテンツ管理システムユーザーインターフェースを介して、広告コンテンツをアップロードすることができる。広告コンテンツ/広告作品を、広告サーバーインターフェースを介してアップロードすることができる。
マネタイズプラットフォームは、手動採取またはバルク採取(一括採取または大量採取)の下で、広告パラメータを自動検出することができる。バルク採取を、広告サーバーAPIを介して利用できるようにすることができる。
マネタイズプラットフォームは、手動採取またはバルク採取の下で、(広告サイズ、フォーマットなどのための)メタデータを自動生成することができる。バルク採取を、広告サーバーAPIを介して利用できるようにすることができる。
マネタイズプラットフォームは、FTPを用いて、広告コンテンツをバルクアップロード(または一括アップロード)することができる。バルク採取を、広告サーバーAPIを介して利用できるようにすることができる。
マネタイズプラットフォームは、デジタルビデオ広告コンテンツをエンコード(または符号化)及びトランスコード(または変換)することができる。デジタルビデオのエンコード及びトランスコードを、専門的なサービスとして提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告コンテンツを段階付けて(または編成して)、広告サーバーに配信することができる。キャンペーンが実況されるように設定されている場合には、それらのキャンペーンを自動的に段階付けて(または編成して)配信することができる。
マネタイズプラットフォームは、コンテキストにおける広告コンテンツをプレビューする(予め見ておく)ことができる。広告/広告作品のプレビューを広告サーバー内で使用することができる。
マネタイズプラットフォームは、コンテキストにおける広告コンテンツをテストすることができる。有料検索システムは、広告主が該広告主の広告のプレビューを見ることを可能にしうる。広告サーバーについては、広告のプレビューを見ることができるが、該広告は、モバイルコンテキストにおいて見ることはできない場合がある。
マネタイズプラットフォームは、デジタルビデオ広告コンテンツを段階付けて(または編成して)、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)に配信することができる。広告サーバーは、コンテンツを内蔵機能としてのCDNにプッシュする(または入れる)ことができる。ストリーミングコンテンツについては、該コンテンツをCDNによってホスト(または管理)すること、及び/または、CDNにプッシュすることができ、追加のCPM帯域幅チャージを適用することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告のタイプ、視聴者、フライティング(flighting:間欠型)、位置(ウェブサイト選択)、パッケージ、及び広告のサイズを含む利用可能な在庫のカタログをリアルタイムで更新することができる。サイト、サイトグループ、セクション、ページ、及び位置を、広告サーバーUIにおいてリアルタイムで変更すること、または、エクセルテンプレートを使ってアップロードすることができる。
マネタイズプラットフォームは、履歴、季節性(または、季節間格差)などに基づいて、予測(または計画)された在庫を更新することができる。広告サーバー予測は、履歴、並びに、予測アルゴリズム及び季節によって異なりうる乗数の選択に基づいて、在庫を予測することができる。
マネタイズプラットフォームは、1年を超えて在庫予測を行うことができる。広告サーバーは、1年までの在庫予測を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、収率を上げるために、新しい/修正された在庫予測に基づいてインフライト(in-flight)キャンペーンを調整することができる。キャンペーンの優先順位またはターゲティングを、修正された在庫予測を見込む(または反映する)ために変更することができる。
マネタイズプラットフォームは、それぞれの購買タイプに在庫を割り当てることができる。在庫を、サイト、サイトグループ、セクション、ページ、及び位置によって(または、これらの各々毎に)割り当てることができる。これらのエンティティを、全国的な購買タイプ/地方的な購買タイプ/プロモーション購買タイプに使用することができる。
マネタイズプラットフォームは、予約段階中に優先順位を設定することができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、実際の予約段階中に優先順位を設定することができる。
マネタイズプラットフォームは、(パブリッシャーが定義した閾値に基づいて)いつ、在庫品に予定以上の申し込みがされたかを識別することができる。これは、予約された在庫品と利用可能な在庫品についての在庫報告を詳細に記述(または調べる)ことによって行われることができる。
マネタイズプラットフォームは、AD−ID(Advertising Digital Identification:広告デジタル識別)を使用して、アセット(または資産)の識別を標準化することができる。広告サーバーは、クライアントが定義したAD−IDを使用可能にすることができる。
マネタイズプラットフォームは、任意のクライアント側またはサーバー側サービス配信プラットフォームからの広告呼び出し(ad call)を受信することができる。モバイルの場合の典型的な実施は、サーバー側の配信である。
マネタイズプラットフォームは、任意のクライアント側またはサーバー側サービス配信プラットフォームに最適な広告呼び出しを提供することができる。マネタイズプラットフォームは、広告要求、ユーザープロフィール、ビジネスルール、及び、他の最適化パラメータに基づいて、適正な広告プロバイダーから最良の広告を取り出すことができる。マネタイズプラットフォームは、広告要求、ユーザープロフィール、ビジネスルール、及び、他の最適化パラメータに基づいて、適正な広告プロバイダーから最良の広告を検索することができる。
マネタイズプラットフォームは、ターゲティングに基づいて、リアルタイムで配信するための最適な広告を決定することができる。ターゲティング基準とキャンペーン優先順位の組み合わせにより、最良の広告が任意の所与の広告要求に対して返されることを確実にすることができる。複数のキャンペーンが、同じ広告要求に対して広告を返すが、1つのCPMがより高い場合には、キャンペーン優先順位は、より優先順位が高い広告を返すことができる。
マネタイズプラットフォームは、収入に基づいて、リアルタイムで配信するための最適な広告を決定することができる。広告サーバーにおいて、CPMまたはCPMに基づいてキャンペーンに優先順位を付けることができ、該最適な広告を所与の要求に対して返すことができる。マネタイズプラットフォームは、広告プロバイダー全体について最適化を行う能力を有することができるが、広告プロバイダーが適切なメタデータを供給することを必要とする。
マネタイズプラットフォームは、フルフィルメント(fulfillment)状態に基づいて、リアルタイムで配信するための最適な広告を決定することができる。マネタイズプラットフォームは、第1(または最初)の広告プロバイダーが広告を返さない場合には、追加の広告プロバイダーを呼び出すことを可能にするフォールバックビジネスルールを有することができる。
マネタイズプラットフォームは、頻度上限(frequency capping)をサポートする広告提供決定ルールを有することができる。頻度上限を、1セッション毎、1時間毎、1日毎、1週間毎、1ヶ月毎、ライフタイム毎に定義することができる。広告作品(creative)に、ユーザーに示される順序を与えることができる。
マネタイズプラットフォームは、広告の順番付けをサポートする広告提供決定ルールを有することができる。1つのキャンペーンにおいて、広告作品(creative)に、ユーザーに示される順序を与えることができる。
マネタイズプラットフォームは、html、ジャバスクリプト(JavaScript)、LFrame、AJAX、フラッシュ(flash)などからの広告呼出(ad call)を受信し、または該広告呼出に応答することができる。マネタイズプラットフォームを、広告要求の送り元には不可知のものとすることができ、及び、該プラットフォームは、広告要求を送信し、応答を受信することができる任意のプラットフォームに応答を返すことができる。
マネタイズプラットフォームは、対象とされた広告を提供(または配信)する前に、ユーザーが、オプトイン(opt-in)またはオプトアウト(opt-out)したことを認識することができる。プロフィール管理プラットフォームは、ユーザーのオプトアウト/オプトイン状態を格納することができ、マネタイズプラットフォームは、オプトアウトしたユーザーには広告を返さないようにすることができる。
マネタイズプラットフォームは、サービス配信プラットフォームからの広告呼出への応答として提供される広告の正確で信頼性のある記録をとること(ロギング)を可能にしうる。マネタイズプラットフォームと広告サーバーの両方が、広告呼出を記録することができる。
マネタイズプラットフォームは、(サービス配信プラットフォームから配信成功通知を受信すると)広告の配信を記録することができる。マネタイズプラットフォームは、テキスト広告(text ad)及びオフライン広告の配信を記録することができる。
マネタイズプラットフォームは、キーワード検索広告−モバイルを提供する(または、該キーワード検索広告に対応する)ことができる。マネタイズプラットフォームと強固に統合された有料検索エンジンは、広告主セルフサービスインターフェース、複数通貨、複数言語プラットフォーム、及び、キャリア/パブリッシャーのための1組のキーワード/ドメインブラックリストツールをサポートすることができる。
マネタイズプラットフォームは、世論調査、投票、クイズ、賞金レース広告(アプリケーション)−モバイルなどのインタラクティブな広告を提供する(または、該インタラクティブな広告に対応する)ことができる。
マネタイズプラットフォームは、長尺(または長い形式)のビデオ広告をいくつかのプラットフォーム−モバイルに提供することができる(または、マネタイズプラットフォームは、該プラットフォーム−モバイルへの長い形式のビデオ広告に対応することができる)。該広告を、ユーザーがクリックする(これによって、ランディングページに入ったり出たりする)、モバイル上の提供された広告とすることができる。これは、独立型の広告、プレロール広告(pre-roll ad)、ポストロール広告(post-roll ad)、ミッドロール広告(mid-roll ad)として使用できるビデオ資産への参照を渡す能力をサポートすることができる。
マネタイズプラットフォームは、全てのプラットフォームに分類された広告を提供することができる。テキスト広告を、広告サーバーにおいて、または、特別な広告プロバイダーによってホストする(または管理する)ことができ、マネタイズプラットフォームは、この分類された広告を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、リッチメディア(たとえば、アイブラスター(Eyeblaster))広告をいくつかのプラットフォーム−モバイルに提供することができる。マネタイズプラットフォームは、ジャバスクリプト(JavaScript)やフラッシュ(Flash)などのリッチメディア広告能力をサポートすることができる。
マネタイズプラットフォームは、広告ゲーム(アプリケーション)−モバイルを提供する(またはそれに対応する)ことができる。マネタイズプラットフォームは、契約されたカスタムメイドのスポンサー提供ゲームを提供することができる。マネタイズプラットフォームは、また、ゲームプロバイダー(ゲーム提供業者)が適切な広告要求を行うゲーム中に広告を提供することもできる。
マネタイズプラットフォームは、バナー広告(グラフィックス)−モバイルを提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、ストリーミングビデオ−モバイル用のブックエンド広告(bookend ads)を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、ストリーミングビデオ−モバイル用のインストリームビデオ広告(in-stream video ad)を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、ポッドキャストアド(Podcast Ad)−モバイルを提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、すきま広告(またはインタースティシャル広告)−モバイル、バイラルアド(viral ad)−モバイル、電子メールによるダイレクトマーケティングキャンペーン−モバイル、ブログ及び/またはソーシャルネットワーク−モバイル、スポンサーシップ−モバイルなどを提供することができる。それは、広告要求に基づいてモバイル広告を提供することができる。追加のバイラル機能は、第三者(サードパーティ)によって実施される必要があろう。モバイル上のブログまたはソーシャルネットワーク中への広告の提供は、モバイルウェブページ中へのバナーの提供を実施するのと同じやり方で実施される。ウェブサイト、セクション、または、ページのスポンサーシップをサポートすることができる。
マネタイズプラットフォームは、1つ以上の外部の広告ストア(ad store。または広告格納装置)またはコンテンツ配信ネットワークシステムと統合することができる。広告作品(creatives)を外部広告サーバーまたは広告ストアから取り出すことができ、外部の広告作品を広告作品定義中に配置することができる。
マネタイズプラットフォームは、内部の広告ストアまたはコンテンツ配信コンポーネントを提供することができる。画像及び他のコンポーネントファイル(たとえば、XHTML)をアップロードしてサーバーによって保存することができる。
マネタイズプラットフォームは、種々のモバイルまたは配信インフラと統合して、広告配信を容易にすることができる。
マネタイズプラットフォームは、広告トリガを受信して、クライアント側またはサーバー側の任意のサーバー配信プラットフォームから広告呼出(ad call)を発行することができる。
マネタイズプラットフォームは、一部分だけが閲覧された広告を追跡することができる。マネタイズプラットフォームAPIは、広告アクティビティ及び継続時間を通知することを可能にすることができるサーバー−サーバーAPIサービスを含むことができる。
マネタイズプラットフォームは、全部が閲覧された広告を追跡することができる。画像については、広告サーバーは、画像の配信を追跡することができる。他の広告タイプ(ビデオ、オーディオ)については、マネタイズプラットフォームは、広告インプレッションが完了したときに信号を送るサーバー−サーバーAPIコールをサポートする。
マネタイズプラットフォームは、コンバージョン及び直接応答行為を追跡することができる。
マネタイズプラットフォームは、多くの(または価値のある)ユーザープロフィール(たとえば、ユーザーID、公表された人口統計学的情報、嗜好、訪問したサイト、使用したコンテンツなど)を広告サーバーに配信することができる。
マネタイズプラットフォームは、一般的な多くの(または価値のある)ユーザープロフィール(たとえば、ユーザーID、公表された人口統計学的情報、嗜好、訪問したサイト、使用したコンテンツなど)を広告サーバーに配信することができる。
マネタイズプラットフォームは、全てのスクリーンにわたって、単一の識別/プロフィールを連合させることができる。同じIDが複数のスクリーンにわたるマネタイズプラットフォームに渡されると、全てのプロフィール情報を連合させることができる。
マネタイズプラットフォームは、全てのタイプのポータル広告(たとえば、インタラクティブな広告、長尺(または長い形式)のビデオ、ポッドキャスト、リッチメディア、インスタントメッセージなど)に対する広告呼出を広告サーバーに発行することができる。マネタイズプラットフォームは、サポートされている広告について広告サーバーに呼び出しを行うことができる。
マネタイズプラットフォームは、サービス配信ネットワーク内から、及び、該サービス配信ネットワークの外部から広告資産を取り出すことができる。
マネタイズプラットフォームは、ユーザーがストリーミングビデオコンテンツと相互作用(たとえば、開始/停止/巻き戻し/転送/ポーズ スキップの取消)しているときに広告呼出を発行することができる。この相互作用は、ストリーミングビデオコンテンツプラットフォームで利用可能とされている機能に依存する。
マネタイズプラットフォームは、挙動関連性を収集し、広告呼出に入れて送ることができ、及び、コンテキスト関連性を収集し、広告呼出に入れて送ることができ、及び、直接応答トランザクション及びログ(記録)の開始/終了を容易にすることができる。挙動関連性を、マネタイズプラットフォームによってプロフィール管理プラットフォームから取り出すことができ、キー名/値ペアに入れて広告サーバー及び他の広告プロバイダーに渡すことができる。プロフィール管理プラットフォームによって保存されたコンテキストデータを、キー名/値ペアとして広告呼出に入れて送ることができる。
マネタイズプラットフォームは、キーワード検索クエリー結果を広告呼出に入れて送ることができる。キーワード検索広告を、マネタイズプラットフォームによって有料検索エンジンから取り出すことができる。応答は、適切にターゲットに向けられた有料検索テキスト広告を含むことができる。キーワードターゲットバナーまたは他の広告を返すために、キーワードを、広告サーバーまたは広告ネットワークに送ることもできる。
マネタイズプラットフォームは、位置/GIS情報を広告呼出に入れて送ることができる。位置パラメータを、マネタイズプラットフォームAPIに含めることができ、及びターゲティングのために広告プロバイダーに送ることができる。
マネタイズプラットフォームは、クリック・ツー・コール(click-to-call)広告とすることができる。それは、クリック・ツー・コール(click-to-call)ランディングページをサポートすることができる。
マネタイズプラットフォームは、クリック・トゥー・バイ(Click-To-Buy )広告を提供することができる。ユーザーを、該ユーザーが購入をすることができるオンポータル(ポータル上)のまたはオフポータル(ポータル外)の製品詳細ページに案内する(移動させる)ことができる。
マネタイズプラットフォームは、ユーザーを、アプリケーションの購入ページまたはダウンロードページに案内するクリック・ツー・アプリケーション(click-to-application)広告を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、1つ以上の外部広告配信システム、または、広告キャンペーン管理システムと統合することができる。マネタイズプラットフォームは、複数の広告プラットフォームに接続することができる。
マネタイズプラットフォームは、拡張された広告メタデータフィールドを、データ駆動型インターフェースを介して追加することができる。広告サーバー内で、リッチメディア広告テンプレートを用いて、広告用の任意のマークアップ(markup)を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、各ページ閲覧(または各ページビュー)時のタイプスタンプと共に、特定のユーザーによって閲覧された最後のページのリストを返すことができる。マネタイズプラットフォームは、広告要求とユーザーIDを、他の要求情報と共に記録することができる。この情報を取り出すためのユーザーインターフェースの実装を、特注作業とすることができる。
マネタイズプラットフォームは、インスタントメッセージ、SMS、MMS広告をモバイルプラットフォームに提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、ワイヤレスポータル(wireless portal)のスタートページ上のシステムワイド広告(systemwide ad)をモバイルプラットフォームに提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、スポンサーシップ、CPM、CPC、CPA、及び、これらを混合したもの全体に対して、キャンペーンの目的を最も効果的に達成する広告を提供することができる。広告サーバー内で、広告は、それらのターゲティング基準及び優先順位に基づいて提供される。収率マネージャを用いて、eCPMを最適化することができる。広告サーバーは、ターゲティング及び優先順位が与えられると、要求に対する最良の広告を選択することができる。
マネタイズプラットフォームは、スポンサーシップ、CPM、CPC、CPA、及び、これらを混合したもの全体について、キャンペーンの収入(収益)の最適化を提供することができる。マネタイズプラットフォームは、広告プロバイダー全体についてeCPMを調べて、所与の要求に対する最良の広告プロバイダーを選択することができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーンの状態(たとえば、キャンペーンの有効期限が切れていることや、キャンペーンが予定より遅れていること)を監視することができる。広告サーバーは、キャンペーンの開始、終了、並びに、毎日のまたはライフタイムにおける超過/過小配信についてのキャンペーン通知を配信する能力を有することができる。
マネタイズプラットフォームは、複数のスクリーン全体に、キャンペーンの目的物(たとえば、スケジューリング、フライティング、目標、重み付けなど)を再割り当てして、リアルタイムで有効にすることによって、キャンペーンの実績達成を最適化することができる。マネタイズプラットフォームは、キャンペーンの目的物(たとえば、スケジューリング、フライティング、目標、重み付けなど)を再割り当てすることによって、収益達成を最適化することができる。優先順位を種々のCPM範囲に割り当てることに少なくとも部分的に基づいて、キャンペーンの優先度を収益最適化のために用いることができる。この場合、より高い収益を生成する広告が優先権をうることになる。
マネタイズプラットフォームは、在庫予測を変更することに基づいてキャンペーンを調整することができる。変更された在庫予測に対応するために、インプレッションやクリックの回数、ターゲティング、または、キャンペーンを出す日(flight date)を簡単に変更することができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーンファネル(campaign funnel)を変更することに基づいて、キャンペーンを調整することができる。キャンペーン情報を、キャンペーンの実行中いつでも変更することができる。
マネタイズプラットフォームは、新しい在庫(品目)/修正された在庫(品目)に基づいて、インフライト(in-flight)キャンペーンを調整することができる。変更された在庫予測に対応するために、インプレッションやクリックの回数、ターゲティング、または、キャンペーンを出す日(flight date)を簡単に変更することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告配信を契約条件(または契約期間。以下同じ)に合致させることができる。キャンペーン報告は、広告配信が契約条件に合致していることを検証することができる。
マネタイズプラットフォームは、契約条件毎に請求書(または送り状)を作成することができる。
マネタイズプラットフォームは、契約条件毎に統合された請求書を作成することができる。請求書報告は、関連するキャンペーンに対して入力された契約条件に基づくものとすることができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーン用の最終の請求書だけでなく、種類別に定期的な請求書(たとえば、月末毎の請求項)を作成することができる。請求書報告を、定義された日付範囲について作成することができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーン用の最終の請求書だけでなく、種類別に定期的な統合された請求書(たとえば、月末毎の請求項)を作成することができる。
マネタイズプラットフォームは、コンバージョンに基づいて、割増金を請求することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告主、代理店、または、第三者料金請求代理店に紙の請求書を送ることができる。請求書報告をプリントアウトして、第三者に配布することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告主、代理店、または、第三者料金請求代理店に電子請求書を送ることができる。エクスポートされた請求書報告を電子的に配布することができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーンの過小配信に対しては補償/与信(またはクレジット)を与え、キャンペーンの超過配信に対してはボーナスを与えることができる。追加の補償インプレッションまたはクリックを、キャンペーンの実施中に該キャンペーンに追加することができる。
マネタイズプラットフォームは、請求書に記載されているか、または記載されていない補償与信(または補償クレジット)を選択することができる。
マネタイズプラットフォームは、請求書に記載されているか、または記載されていないボーナスを選択することができる。
マネタイズプラットフォームは、収入を帳簿に記入するために財務管理システムにインターフェース(接続して機能)することができる。これは、広告サーバー報告APIを介して使用できる。
マネタイズプラットフォームは、売掛金(または未収入金)を管理するために財務管理システムにインターフェース(接続して機能)することができる。これは、広告サーバー報告APIを介して使用できる。
マネタイズプラットフォームは、業界標準のフォーマットで報告を作成することができる。報告を、XML、エクセル(Excel)、及び、区切り形式(delimited format)で作成することができる。
マネタイズプラットフォームは、(収入や使用状況が)記帳されたまたは記帳されていない在庫報告を作成することができる。広告サーバー在庫報告は、記帳された在庫(品目)及び記帳されていない在庫(品目)を含むことができる。
マネタイズプラットフォームは、過去のキャンペーンの報告及び分析を保存することができる。過去の報告は、24ヶ月前までの分について広告サーバー内で利用することができる。
マネタイズプラットフォームは、過去のキャンペーンの報告及び分析にアクセスできるようにする。外部のユーザーが報告を利用できるようにすることができ、ユーザーだけが該当する(または適切な)データにアクセスできるようにきめ細かなアクセス権を付与することができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーン、顧客、ロールアップ毎に、収益及び収率性能分析(ビジネスインテリジェンス:business intelligence)を行うことができる。アカウント、広告主、代理店、キャンペーン、サイト、サイトグループ、セクション、ページ及び位置毎の収益報告を利用可能である。
マネタイズプラットフォームは、カスタムレポートを作成することができる。カスタムレポートを、特定のキャンペーンデータ及び注文を含むように、及び、ユーザー定義の期間ロールアップ(time period roll up)を含むように定義することができる。さらに、大部分の考え得るデータの組み合わせ及びグルーピングを有する、何百もの利用可能な標準配信、収益、及び予測報告がある。
マネタイズプラットフォームは、臨時の(または特別な)報告を作成することができる。ユーザーは、アカウント、広告主、代理店、キャンペーン、キャンペーングループ、サイト、サイトグループ、セクション、ページ、キーワードに関する特別な報告を起動するためにログインすることができる。ユーザーだけが該当する(または適切な)データにアクセスできるようにアクセスコントロールを設けることができる。
マネタイズプラットフォームは報告をスケジューリングすることができる。広告サーバーは、毎週、毎月、キャンペーンの開始時に、及び、キャンペーンの終了時にキャンペーン報告を配信することができ、並びに、毎日のまたはライフタイムにおける超過/過少配信に関するキャンペーン報告を配信することができる。
マネタイズプラットフォームは、電子メール、FTPを使って報告を配信することができる。報告は、電子メールによって配信されることができる。他の報告配信を特別のやり方で行うことができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーンが目的に適合していないか、または、過度の売り込みの問題を生じたときには警告を生成することができる。広告サーバーは、キャンペーンの開始、キャンペーンの終了、及び、毎日のまたはライフタイムにおける超過/過少配信についてのキャンペーン警告を配信する能力を有することができる。
マネタイズプラットフォームは、キャンペーンが目的に適合していないか、または、過度の売り込みの問題を生じた場合には、(たとえば、電子メール、ダッシュボードなどを介して)警告を配信することができる。広告サーバーは、キャンペーンの開始、キャンペーンの終了、及び、毎日のまたはライフタイムにおける超過/過少配信についてのキャンペーン警告を配信する能力を有することができる。
マネタイズプラットフォームは、広告配信の会計検査をするために第三者にデータログ(またはデータの記録)を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、予測に対して実際のキャンペーン実績を評価することができる。広告サーバーは、スケジューリングされた(または予定された)インプレッション及びクリックと実際の結果との対比を示す報告を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、提供(または配信)された全ての広告について生のクリックストリームデータ(たとえば、クリックスルーレートなど)を追跡し、該データについて報告することができる。マネタイズプラットフォームは、広告要求及び応答を記録することができ、この情報は、必要に応じて、データフィード(data feed)を介して定期的に配信されることができる。
マネタイズプラットフォームは、顧客、スクリーン、ロールアップ(roll-up)毎に、リアルタイムの階層的なキャンペーン実績報告(超過/過少配信、及び、トレンド外挿(trend extrapolation:トレンドの外挿法による推定))を生成することができる。サイト、サイトグループ、セクション、ページ及び位置毎のキャンペーン報告を生成することができる。
マネタイズプラットフォームは、PII法規を順守する(収集したデータ、用途、オプトアウトの開示等)ことができる。これは、ユーザーIDをハッシュ化したものを保存することができ、このため、どのPIIもユーザープロフィールと共には保存されない。さらに、オプトアウトの希望(または選択)がユーザープロフィールと共に保存される。
マネタイズプラットフォームは、要求または応答の各々の処理中に、10ミリ秒未満の待ち時間を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、ASPバージョンのアプリケーションを提供することができ、また、フルファンクションのエンタープライズバージョン(企業向けバージョン)を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、トラフィッキングに関するカスタムデータ(custom data)属性、トラフィッキングに関するカスタムキー値ペア、ターゲティングに関するカスタム属性、ターゲティングに関するカスタムキー値ペア、ユーザープロフィールに関するカスタム属性、ユーザープロフィールに関するカスタムキー値ペアをサポートすることができる。プロフィール管理プラットフォームは、カスタム属性をサポートする。プロフィール管理プラットフォームと連携するマネタイズプラットフォームを、カスタムキー値ペアを格納して送るように構成することができる。これらを広告要求に追加することができる。
マネタイズプラットフォームは、妥当な場合には、ハードウェアインストレーション資料を提供することができ、また、アプリケーションソフトウェア資料及び必要とされる任意のサードパーティソフトウェア資料を提供することができ、インストレーション、コンフィギュレーション、セットアップ資料一式を提供することができ、ベンダーのソリューションの一部である全ベンダー提供ソフトウェアのリストを供給することができ、システムの動作に必要な全サードバーティソフトウェアのリストを供給することができ、推奨されるハードウェアプラットフォーム、オペレーティングシステム、及び、システムに必要なバージョンのリストを提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、システムのインストール、メンテナンス、サポート、トレーニング、システム及び技術マニュアル、指示手順をサポートするために無料で同梱されている全ての資料のリストを提供することができ、追加料金なくしてシステム用のハードコピーおよびCD−ROM資料を提供することができ、システム内の全ての単一障害点(single point of failure)に関する文書を提供することができ、ソフトウェア及びハードウェアアップグレード手順に関する資料を提供することができ、サービスインフラへの一時的な割り込み(または妨害)(たとえば、ネットワークまたはデータベースの接続の損失)に対処することができ、複数のサーバーにわたって動作することができ、及び、サーバーが故障したときにインフラの一部がそこにないときに、システムが、機能が低下した状態で動作する能力をどのように処理するかを示すことができる。
マネタイズプラットフォームは、該インフラの一部が存在しないときには、機能が低下した状態で動作することができ、それぞれの端点に割り込み(または妨害)の通知を提供することができ、インフラへの割り込みが終了した後に、システムを通常動作に復帰させるための能力を有することができ、(妥当な場合には)システムがデータベース接続の中断に対処すようにするための能力を有することができる。
マネタイズプラットフォームは、プラットフォームの動作をカバーしている次の最小の資料セットをワード(Word)またはPDFフォーマットで提供することができる:ユーガイド(UserGuide)、システム管理マニュアル(System Administration Manual)、開発者ガイド(Developer's Guide)(妥当な場合)、リリースノート(ReleaseNotes)、アップグレードインストラクション(Upgrade instructions)、ジャバドック(Javadocs)(妥当な場合)。
マネタイズプラットフォームは、システムのリアルタイム統計(real time statistics)に関する資料、並びに(妥当な場合には)、ネットワークスループット(Network throughput)、ユーザー応答時間(User responsetimes)、及び処理されたセッション(Sessions processed)の基準に関連するカウンタに関する文書を提供することができる。
マネタイズプラットフォームは、妥当な場合には、インストールのためのトレーニング、システムのメンテナンス(保守)、システムの管理者のためのユーザートレーニング、システムのエンドユーザーのためのユーザートレーニング、アプリケーション開発拡張機能のためのトレーニングを提供することができる。管理者トレーニングを、プロフィール定義、システムセットアップ、予測、キャンペーン管理、及び報告のために提供することができる。ユーザートレーニングを、予測、キャンペーン管理及び報告のために提供することができる。マネタイズプラットフォームAPI統合(APIインテグレーション)のためのトレーニング及び識別された他の任意の統合を提供することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、MySQLを含む(但し、これに限定されない)データベースをサポートすることができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームを、Apache、Tomcat、MySQL、または、他の何らかのサードパーティのソフトウェア製品、モジュール、または(バイナリコードまたはソースコードを含む)コードを含む(但し、これらには限定されない)サードパーティのソフトウェアにさらに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーの行為(ユーザーアクション)をプロフィールプラットフォームによって要約(または体系化)することができる。生成中のユーザーイベントの要件及びタイプに依存して、該イベントを、システムに(それらが生じたときに)リアルタイムで、または、バッチ形式で(たとえば一括して)送ることができる。難しい設定などは一切なしで、検索イベント(クエリー及び結果に対するクリック)、広告イベント(インプレッション及びクリック)、購入イベント、及び、ブラウジング(ホームページの閲覧などの)イベントの理解をサポートすることができる。これらのイベントが到着すると、それらを分析して、カテゴリーなどのメタ情報でタグ付けすることができる。次に、これらのイベントを、分析アプリケーションによって要約(または体系化)することができ、この場合、これを集約して、プロフィールジェネレータが利用できるようにすることができる。プロフィールジェネレータは、集約された情報を調べて、しかるべく、ユーザープロフィールを更新する役目を担うことができる。
いくつかの実施形態では、プロフィールシステムは、2つの中核となる統合ポイント(integration point)を有することができる。第1のポイントを、システムにイベントを供給するためのものとすることができ、第2のポイントを、プロフィールを要求するためのものとすることができる。イベントをプロフィールシステムに供給するために、2つのインターフェースがありうる。第1のインターフェースを、(RESTに基づく)ウェブサービスインターフェースとすることができる。このインターフェースは、イベントが発生したときに該イベントの伝達を可能にしうる。第2のインターフェースを、ファイル転送を用いたバッチ処理とすることができる(SCPを用いてシステムにファイルを配置することができ、または、規定された位置HTTPS/SCPからファイルを取り出すことができる)。プロフィールまたは広告を取り出すために、ウェブサービスインターフェースを利用することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームをいくつかの広告ネットワークに統合(または一体化)することができる。広告ネットワークと統合するための2つ以上のメカニズムが存在しうる。1つのメカニズムを、マネタイズプラットフォームが、広告ネットワークによってホストされる(広告ネットワークをホストとして提供される)ウェブサービスを呼び出す(または起動する)API統合(APIインテグレーション)とすることができる。代替的には、マーケットプレイス(market place)を広告ネットワークとは同期させずに、マネタイズプラットフォームに同期させることができる。
いくつかの実施形態では、広告サーバーは、広告コンテンツ採取、メタデータ管理、コンテンツのカタログ(または目録)作成、及び広告作品管理のために使用できるAPIを提供することができる。
いくつかの実施形態では、広告サーバーは、内蔵機能としてデータをCDNにプッシュする(または送る)ことができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームを関連性エンジンに統合(または一体化)することができる。いくつかの実施形態では、カスタム統合(個別仕様の統合)を、関連性エンジンから渡されたデータを定義すること、及び、セグメンテーションに提供されるべきルールからなるものとすることができる。ターゲティングと広告提供も定義される必要がありうる。CRMシステムからのデータを用いてプロフィールを生成することができる限りにおいて、マネタイズプラットフォームに供給される該データのデータフォーマットを定義する必要がありうる。広告サーバーについては、これらのシステムの多くとの統合は、キャンペーン及び広告作品を含むシステム内のエンティティをセットアップするために使用できる広告サーバーAPIを使用することができる。これを、課金システムに統合されることになるキャンペーン配信及び課金情報を取り出すために使用することもできる。外部広告ストアとの統合を、広告サーバー内にホストされた広告作品への参照を配置することによって、または、コンテンツ配信ネットワークにデータをプッシュする(または送る)組み込まれた能力を用いて、行うことができる。
いくつかの実施形態では、広告サーバーは、クライアントが、広告管理(ターゲティング及び報告を含む)に使用されるメタデータの基準として、該クライアントの自然な分類を実施できるようにすることができる。広告要求の各々に対する要求されるメタデータは、以下のものを含むことができる(但し、以下のものには限定されない)。
広告サイト(Adsite)−コンテンツを説明するためによく使用される、クライアントによって付された仮想ラベル。広告サイト(または該ラベル)を、より具体的または一般的なもの、すなわち、セクション、チャンネル、ネットワーク、サブセクション、ページ、ウィジェット、ニュースレター(会報など)などとすることができる。広告サイト(または該ラベル)を、任意のキャンペーン対象に含めることも該対象から除外することもできる。
位置リスト(PositionList)−これは、126個の「位置」まで要求することができ、広告ゾーン(Ad Zone)、配置、長さ、サイズ及び/またはタイプを示すためによく使用される。キャンペーン及び広告は、広告サーバーUI中の位置(複数の場合あり)に割り当てられる。
各広告要求に対するオプションのメタデータは、以下のものを含むことができる(但し、以下のものには限定されない)。
カスタムキーワード−これは、クライアント定義の名前−値ペアを各広告要求とともに渡すことができる。図32に示すように、これらのカスタムキーワードを、各広告キャンペーンに含めることもそれから除外することもでき、または、各広告キャンペーンの論理ターゲティング式(またはブールターゲティング式:Boolean targeting expression)を作成するために使用することができる。
クッキー−すなわち、論理式を用いてターゲットにすることができるクライアントのドメイン内のクッキー。広告サーバーは、また、日付(Date)やユーザーエージェント(User-Agent)などの標準的なHTTPヘッダーにアクセスすることができ、これらは、各キャンペーンにおいて、ターゲティングに含めるために/ターゲティングから除外するために利用可能である。メタデータに関する報告も利用可能である。
いくつかの実施形態では、プロフィール管理及び広告ターゲティングを、1)オペレータによって提供される人口統計学的情報、2)オペレータによって提供される挙動インジケータ、3)オペレータからの生のデータの処理、4)オペレータによって提供されるオンポータル(またはポータル上での)検索サービス(この場合、そのようなクエリーを正規化(ノーマライズ)し、増強し、分類することができる)、5)(広告タグを介して決定される)オンポータル(またはポータル上での)クリック履歴、6)(パブリッシャーとの直接の関係を通じて決定されるオフポータル(または、ボータル外での)挙動であって、パブリッシャーによって提供されるか、または、検索履歴に基づいてまたは広告タグを介して明らかにされるブラウジング(閲覧)に基づいて決定される挙動プロフィール情報を含むことができる)オフポータル挙動、7)情報、または、他の何らかのプロフィールデータに基づく以前及び現在の位置を含む(但し、これらには限定されない)データからなるプロフィールに基づくものとすることができる。データを、バッチで(たとえば一括して)またはリアルタイムで、提供し、捕捉し、及び使用することができる。いくつかの実施形態では、ユーザーのクリックを、検索アルゴリズム(たとえば、単語の頻度やリンク分析)に少なくとも部分的に基づいてページ(たとえば、ウェブページ)のコンテキスト情報と関連付けることができる。
図33に示すように、マネタイズプラットフォームをユーザーログイン画面と関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、非ウェブモバイルトラフィック(たとえば、SMS、MMS、ゲーム内、アプリケーション内、ビデオ、テレビ(TV)、(たとえば、電話番号案内サービスの通話中、または、テレビまたはラジオ番組で投票するための通話中の)音声)の広告、または、他の何らかのタイプのコンテンツの広告を、本明細書に記載されているコンテキスト及び挙動データに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、ペイパークリック広告のコンテキストターゲティングを、SMS、MMS、ゲーム内のデータ、アプリケーション内のデータ、ビデオ、テレビ(TV)、音声のコンテンツ、または、他の何らかのタイプのコンテンツに基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、広告コンテンツを含む挙動プロフィールを、コンテンツのシンジケーションのために用いることができる。1例では、第三者パブリッシャー(たとえば、オペレータ以外の団体)、または、第三者広告ネットワークは、オペレータ以外の第三者パブリッシャーのための対象とされた広告の配信を容易にするために、挙動プロフィール情報を要求することができる。オペレータと共に作り上げられた挙動プロフィールを返すことができる。いくつかの実施形態では、このアプリケーションは、挙動プロフィールのコンポーネントへのアクセス権を記述することができる。このアプリケーションはまた、(ソースなどの)難読化、ハッシュ法、期限付きID、または、プロフィールデータへの許可されたアクセスを制限する他の何らかの方法を含むこともできる。
いくつかの実施形態では、オペレータは、プロフィールデータに対する収益を定額料金の形式で受け取ることができ、または、収益分配、または、広告に対する他の何らかの収益(または収益基準)を受け取ることができる。
いくつかの実施形態では、プロフィール内の情報の重要性に重み付けをすることができる(たとえば、人口統計学的データ対挙動データ)。
いくつかの実施形態では、挙動プロフィールを集約することができる。1例では、パブリッシャーは広告を要求することができ、マネタイズプラットフォームは、ユーザーがどのオペレータからコンテンツを要求しているかを決定することができ、及び、関連するネットワークに対する挙動プロフィールを取り出すことができ、及び、関連する挙動プロフィール情報を返すことができる。
いくつかの実施形態では、複数の広告在庫(品目)を、モバイルトラフィックをマネタイズ(収益化)するために管理することができる。1例では、パブリッシャー及び/またはオペレータは、彼らがマネタイズすることを望むイベントを選択することができる。彼らは、マネタイズプラットフォームからコンテンツを要求することができ、この場合、該マネタイズプラットフォームは、どの在庫から広告がやってくるかを決定することができる。広告在庫(品目)の配信を、複数の広告ネットワーク及び/または広告サーバー全体について行うことができる。広告を選択する在庫の決定は、重み付け(すなわち、パーセント割り当て)、バックフィル(backfill)(すなわち、Aを試し、次にBを試し、次にCを試す)、ブレンディング(blending。または混合)(すなわち、入札価格、関連性、収率、または、その他のものに基づいて1つのイベントにおける配信のために複数の広告を分類(または選別)すること)、収率(すなわち、MPは、広告のために広告プロバイダー/サーバーにクエリーを出し(問い合わせを行い)、広告に対する価格を他のサーバーと比較し、広告と挙動プロフィールとの相関関係に基づいて収率予測値を決定することができる)、または、他の何らかの方法を含むことができる。かかるルールを、単一の広告スポットを対象としたものとすることができ、または、複数の広告スポット全体に適用することができる。図34、35、36に示すように、広告スポット、広告タイプ、及び広告プロバイダーの設定(または作成)及び管理を、マネタイズプラットフォームのユーザーインターフェースと関連付けることができる。システムはまた、特定のキャンペーンのために在庫(品目)を予約するための変更がなされた後に、バランスを取り直すこともできる。
いくつかの実施形態では、コンテンツを配信する目的で挙動プロフィールにアクセスするために、個人化及び/またはコンテンツ推薦技術を使用可能にすることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、モバイルトラフィックをマネタイズするために複数の広告在庫を管理するときに、複数の広告ネットワーク及びサーバー全体にわたってハンドセット(送受話器)を管理する機能を含むことができる。1例では、メーカー(またはブランド)、モデル、及び能力(または機能)を含む統合化ハンドセットデータベースを使用することができる。広告が要求されると、ターゲティングのために、及び、適正な広告(たとえば、小さいか、中程度か、大きいか)選択のために、ハンドセット及び能力を、広告ネットワーク及びサーバーに提供することができる。1実施形態では、マネタイズプラットフォームは、例外管理を提供することができ、この例外管理では、あるキャリア/パブリッシャーは、特定のハンドセットのために、広告ネットワーク/サーバーに提供された広告のタイプ/サイズデータを変更することができ、この場合に、このデータを、他の全てのキャリアが使用しているもとは異なるものとすることができる。ハンドセットのメーカー及びモデルを、ウェブページ要求(たとえば、WAPヘッダー内のユーザーエージェントストリング(またはユーザーエージェント文字列)、ハンドセットに直接問い合わせを行うことができるクライアントアプリケーション、キャリアのユーザー/ハンドセットデータベース、または、他の何らかの基準に基づいて決定することができる。このシステムは、モバイルが非モバイル広告提供技術を使用することを可能にしうる(たとえば、同じキャンペーン管理及び報告ツールを使い続けることを望むパブリッシャーのために)。
いくつかの実施形態では、非モバイルメディア(たとえば、コンピュータ、テレビ(TV)、セットトップボックスなど)において広告をターゲットに向けるために、マネタイズプラットフォーム内でモバイル挙動データを使用することができる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームの方法及びシステムを用いて、他の非モバイルメディア上のモバイルユーザーを識別することができる。これらの方法及びシステムには、たとえば、テレビ用セットトップボックスからの電話(または音)検出、閲覧されたコンテンツの分類、自宅から離れてインターネットにコンピュータでアクセスしているときに、該コンピュータを追跡し続けるためにクッキーを落とすこと、または、他の何らかの方法(但し、これらには限定されない)を含む。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームにおいて、広告主は、挙動プロフィールデータに少なくとも部分的に基づいて、モバイルペイパークリックマーケットプレイスに入札することが可能である。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、検索アルゴリズム(たとえば、単語の頻度、リンク分析、及び他の方法)を含む、広告のコンテキストターゲティング(文脈的ターゲティング)を用いて、文脈的にディスプレイ広告をターゲティングする(ターゲットに向ける)ことができる。いくつかの実施形態では、この情報を、本明細書に記載している、モバイル通信設備及び/またはそのユーザーに関する他の情報と組み合わせることができる。
いくつかの実施形態では、広告ターゲティングを分類された位置に基づくものとすることができる。分類された位置は、自宅、職場、マーケット(または市場)の中、マーケット(または市場)の外を含むことができ、モバイル通信設備に関連する位置の履歴データに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。分類された位置を、地理的領域に関連付けられることができる、電話(または呼び出し)やSMSのログ、または、携帯電話の基地局ID(または携帯電話塔ID)を含む他のアクティビティ、または、他の何らかの位置検出技術に少なくとも部分的に基づいて提供することができる。
いくつかの実施形態では、ゲートウェイデータまたは他のオペレータデータ(たとえば、トランスコーダによるクリック履歴)を用いて、リンクオーソリティ(link authority)アルゴリズムを変更することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク内のリンクの使用履歴によって、リンク分析及び品質検出を改善することが可能である。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備からの検索を、文脈検索(またはコンテキスト検索。たとえば、ユーザーがどこから検索をしているか)、及び、(たとえば、SMS、ブラウザ、連絡先リストなどからの)文脈提案(または、コンテキスト提案)に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、検索を分類された位置に基づくものとすることができる。分類された位置は、自宅、職場、マーケット(または市場)の中、マーケット(または市場)の外、または、他の何らかの位置の分類を含むことができる。自宅及び職場の位置を、たとえば、ネットワークによって提供された位置履歴情報に基づいて提供されている人口統計学的データなしで決定することができる。分類された位置を、地理的領域に関連付けられることができる、電話(または呼び出し)やSMSのログ、または、携帯電話の基地局ID(または携帯電話塔ID)を含む他のアクティビティ、または、他の何らかの位置検出技術に少なくとも部分的に基づいて提供することができる。
いくつかの実施形態では、データ統合技術及び方法を、本明細書に記載されている、マネタイズプラットフォームや他の好適な実施形態の一部として用いて、無線オペレータデータ、モバイル通信設備データ、ユーザーデータ、モバイルコンテンツデータ、及び、本明細書に記載されている他のデータタイプについて、収集、結合、一体化(マージ)、検証、分析、及び、他のデータ処理を実行することができる。データ統合技術及び方法を用いて、複数のモバイルデータソースから収集された情報と取り出し、これによって、該収集された情報から推測を行い、新しく受信した情報に基づいてデータベースに対する可能性のある変更を特定し、及び、該推測に基づいて該データベースに対する変更を検証(または確認)することができる。
いくつかの実施形態では、データ統合技術及び方法を用いて、複数のモバイルデータソース(該データソースは複数の異なるデータタイプを有している)などから情報を取り出し、該データソースからのデータを、たとえば、マネタイズプラットフォームによって使用されるデータベースで表現可能なデータタイプに変換し、これによって、データベースが、該異なるデータタイプからの情報を統合できるようにする。いくつかの実施形態では、該異なるデータタイプを、無線オペレータデータ、モバイル通信設備データ、コンテンツに関連するコンテキスト情報、モバイル加入者特性、ユーザートランザクション、ユーザー及び/またはユーザーのモバイル通信設備に関連するグラフィックデータ、(ユーザープロフィールを含む)ユーザー挙動情報、人口統計学的情報、ユーザー履歴、並びに、本明細書に記載されている他のデータソース及びタイプからなるグループから選択することができる。
いくつかの実施形態では、データ統合技術及び方法を用いて、データセット(データの組)の生成、更新及び保守(たとえば、マネタイズプラットフォームに関連して格納したり使用したりするなど)に関して、ルールエンジンなどによってルールを適用することができる。ルールエンジンを、二次的変更データ、すなわち、1以上のデータソースから到来して、あるデータセットに変更が要求されていることを示すデータに適用することができ、または、該ルールエンジンを、推測データ、すなわち、1以上のデータセットから推測(推論)によって得られたデータに適用することができる。たとえば、あるルールは、二次的なデータソースが推測を確認(または承認)した場合、または、推測がデータソースによって示されたデータと整合している場合に、データセットの変更が行われることを示すことができる。同様に、あるルールは、データセットに対する変更(または、該データセットに対する新しい特徴乃至属性の付与)を確認(または承認)する前に、2以上のデータソースもしくは2以上の推測を要求するといった、複数の確認(または承認)を要求することもできる。ルールは、他のデータセットによるものであれ、それらのデータセットから得られた推測によるものであれ、任意の一定数の確認(または承認)を要求することができる。ルールはまた、所与のデータタイプの変更または特定のデータタイプの変更を承認することを特定の人もしくはエンティティ(事業体など)に要求するなどといった、種々の処理もしくはワークフローを具現化することができる。
いくつかの実施形態では、データ統合技術及び方法を用いて、複数のモバイルデータソース(該データソースは複数の異なるデータタイプを有している)から情報を取り出し、共通のデータセットにデータを格納し、マネタイズプラットフォームに関連付けられているデータベースなどのデータベースに関連する変更要求を検討し、及び、該共通のデータセットを用いて該変更要求を確認(または承認)することができる。
いくつかの実施形態では、データ統合技術及び方法を用いて、複数のモバイルデータソース(該データソースは複数の異なるデータタイプを有している)から情報を取り出し、共通のデータセットにデータを格納し、マネタイズプラットフォームに関連付けられているデータベースなどのデータベースに対する可能性のある変更を特定するために該共通のデータセットを検討し、及び、該共通のデータセットに基づいて変更要求を起動(または作動)させることができる。
いくつかの実施形態では、データ統合設備(または機能。以下同じ)を用いて、複数のモバイルデータソース(該データソースは、マネタイズプラットフォームに関連する属性を含んでいる)からのデータを統合することができる。ここで、該データ統合設備は、抽出設備、データ変換設備、ローディング設備、メッセージブローカー、コネクタ、サービス指向アーキテクチャ、キュー、ブリッジ、スパイダ、フィルタリング設備、クラスタリング設備、シンジケーション設備、及び、検索設備からなるグループから選択される。
いくつかの実施形態では、データ統合設備を用いて、複数のモバイルデータソースからのデータを統合し、複数のデータソースによって収集されたデータの分析から得られた推測(推論)を取得し、該推測を適用する範囲を決定するためにデータ統合ルールを適用し、及び、該ルールの適用にも基づいてデータセットを更新することができる。
いくつかの実施形態では、データ統合設備を用いて、複数のモバイルデータソースからのデータを統合し、複数のデータソースによって収集されたデータの分析から得られた推測(推論)を取得し、該推測を適用する範囲を決定するためにデータ統合ルール階層を適用し、及び、該ルールの適用にも基づいてデータセットを更新することができる。
いくつかの実施形態では、データ統合設備は、マネタイズプラットフォームなどのシステムに関連しているデータセットで使用するためのデータタイプを決定するために、ルール階層(rule hierarchy)を提供することができる。この場合、該ルール階層は、データアイテム、データアイテムのリッチネス(内容の深さなど)、データアイテムの信頼性、データアイテムの新鮮度、及び、データアイテムのソースのうちの少なくとも1つに基づいてあるルールを適用し、該ルール階層は、データ統合ルールマトリックス形式で表される。該マトリックスは、異なるデータタイプへの異なるルール階層の適用を容易にする。
いくつかの実施形態では、データ統合設備を用いて、複数のモバイルデータソースからのデータを統合し、データソースによって収集されたデータの分析から得られた推測(推論)を取得し、該推測を適用する範囲を決定するためにデータ統合ルールマトリックスを適用し、及び、該ルールの適用にも基づいてデータセットを更新することができる。
データ統合設備を、マネタイズプラットフォームなどのシステムに関連して用いて、マネタイズプラットフォームで使用するために収集されるデータを繰り返し収集して、該データに関する推測(推論)を行うことができる。繰り返しを、データを収集して該データの属性に関する推測を行うため進行中のプロセスとして、複数回もしくは連続的に実行することができる。繰り返しを、全データセット(たとえば、ユーザーの全ての使用履歴、コンテンツに関連する全ての広告コンバージョンデータなど)の関数、または、特定のデータセグメント(たとえば、過去24時間以内の使用履歴、女性についての広告コンバージョンデータ)の関数とすることができる。データ属性を、以前に収集されたデータの推測(された)属性と後で比較するために保存することができる。この比較には、ユーザのブラウズ履歴についてなされた第1のデータ推測属性を、ブラウジング(たとえば、SMSメール)以外の何らかの行為(挙動)を行っている同じユーザーの履歴についてなされた第2のデータ推測属性と比較することなどがある。いくつかの実施形態では、このプロセスを連続して行うことができ、該プロセスは、時間の経過に伴う違いを検出するために、推測された属性を現在進行形で比較することができる。
データ統合設備は、ブリッジ、メッセージブローカー、キュー、及びコネクタのうちの少なくとも1つを含むことができる。したがって、有用なデータソースを、コンピュータコード、ハードウェア、またはその両方を介してデータ統合設備に関連付けることができる(これらのコンピュータコードやハードウェアによって、該ソースと該データ統合設備が接続される)。たとえば、ブリッジは、元々のデータタイプのデータ(マークアップ言語フォーマットのデータなど)を取得して、該データの関連する部分を抽出し、該データを別のフォーマットに変換するコードを含むことができる。該別のフォーマットには、マネタイズプラットフォームで使用するために(ユーザーデータ、コンテンツデータ、無線オペレータデータ、及びパブリッシャーデータなどに関連付けられた属性もしくはメタデータなどの)データを格納するのに適したフォーマットなどがある。メッセージブローカーは、(無線オペレータなどの)データソースからデータを取り出して、(マネタイズプラットフォームサーバーなどの)目標位置に配信するために該データをキューもしくは保管場所に置き、該データを、適切な時刻に適切なフォーマットで目標位置に配信することができる。いくつかの実施形態では、目標位置を、マネタイズプラットフォームデータベース152、データマート(data mart)、メタデータ設備、または、マネタイズプラットフォーム内に属性を格納するための設備もしくはマネタイズプラットフォーム内の属性を関連付けるための設備とすることができる。コネクタは、データマートやデータバッグ(data bag)などの中間設備で、または、該中間設備なくして、ソースと目標データ設備を接続するのに適したアプリケーションプログラミングインターフェースもしくは他のコードを含むことができる。コネクタは、たとえば、AJAXコード、SOAPコネクタ、Javaコネクタ、WSDLコネクタなどを含むことができる。
いくつかの実施形態では、データ統合設備を用いて、複数のデータソース(該データソースは、たとえばマネタイズプラットフォームに関連する属性を含んでいる)からのデータを統合することができる。データ統合設備はシンジケーション設備を含むことができる。シンジケーション設備は、コンピュータやサービスなどによって、たとえば、ユーザー挙動プロフィール、パブリッシャー、もしくは、本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームによって使用される他のデータタイプに関連付けられているマネタイズプラットフォームデータベースを生成し、更新し、維持することを補助するなどのために、さらに使用するのに適したフォーマットで情報を発行することができる。たとえば、シンジケーション設備は、RSS、XML、OPML、または他のフォーマットで、ユーザーデータ、無線オペレータデータ、広告コンバージョンデータ、パブリッシャーデータ、及び、マネタイズプラットフォームによって使用可能な他の多くのタイプの情報などの関連するデータを発行することができる。シンジケーション設備を、ユーザープロフィールデータベースなどのマネタイズプラットフォームデータベースにデータを直接送るようにデータ統合設備によって構成し、これによって、データベースの関連するフィールドをデータと共に配置し、データベースの属性を配置し、データベースにメタデータを配置することなどができる。いくつかの実施形態では、シンジケートされたデータをルールエンジンと共に用いて、種々の推測プロセスを支援したり、他のデータ(の妥当性)の確認(または検証)を支援するなどといったことができる。
いくつかの実施形態では、データ統合設備はサービス指向アーキテクチャ設備を含むことができる。サービス指向アーキテクチャ設備では、1以上のデータ統合ステップを、種々のコンピュータ及びサービスにアクセス可能なサービスとして配備することができ、該サービスには、ユーザープロフィールデータベースなどのマネタイズプラットフォームデータベースの開発、更新及び維持を支援するサービスが含まれる。サービスは、実施ルールやルールの階層などによって推測(推論)を支援して、種々のソースからのデータの確認(または検証)を支援などするためのサービスを含むことができる。サービスを、該サービスにアクセスする方法に関する情報とともにレジストリに配置することができ、これによって、種々のデータ統合設備が該サービスを使用できるようになる。アクセスを、たとえば、ウェブサービス定義言語(Web Service Definition Language:WSDL)、エンタープライズ Java ビーンズ(enterprise Java beans:EJB)、もしくは、サービス指向アーキテクチャにおけるデータ統合を管理するのに適した他の種々のコードを用いるAPIやコネクタなどとすることができる。
いくつかの実施形態では、データ統合設備は、スパイダ設備、ウェブクローラ、クラスタリング設備(clustering facility)、スクレ-ピング設備(scraping facility)、及びフィルタリング設備の少なくとも1つを含むことができる。したがって、スパイダ設備や類似の他の設備は、インターネットや他のネットワークで利用可能な種々のドメイン、サービス、無線オペレータ、パブリッシャー、及びソースなどから利用できるデータを検索して、(適切なタイプに見えるデータを取得しまたはクラスター化(集団化)することなどによって)データを抽出し、該データを種々のフィルターに基づいてフィルタリングし、及び、該データを、目標とするマネタイズプラットフォームデータベースなどに配信することができる。したがって、データ統合設備は、関連するデータソースをスパイダする(スパイダ:自動的に取得すること)ことによって、ユーザー挙動データ、コンテンツに関連するコンテキストデータ、パブリッシャーデータ、及び、(本明細書に記載されている)他の多くのタイプの情報などの関連するデータを見つけることができる。推論エンジンで、推測(推論)をし、推測をサポートし、または推測を否定するなどのために関連するデータを用いることができ、これによって、マネタイズプラットフォームデータベースの生成、保守または更新を支援することなとができる。データを、データフィールドを直接配置し、データアイテムに関連付けられている属性を配置し、または、メタデータを提供するために用いることもできる。
いくつかの実施形態では、線形回帰分析、ロジスティック回帰分析、決定木解析(decision tree analysis)、(単純ベイズ(ナイーブベイズ)を含む)ベイズ技法(Bayes tecnique)、K近傍法(K-nearest neighboralgorithm)、協調フィルター、データマイニング、及び、他の技法などの統計的解析技術をマネタイズプラットフォームの一部として用いて、無線オペレータデータ、モバイル通信設備及びそのユーザーに関するデータ、広告ネットワークデータ、パブリッシャーデータ、もしくは、マネタイズプラットフォーム内で使用される他のタイプのデータから関連性をモデル化し、フィルタリングし、及び、決定することができる。たとえば、線形回帰分析を用いて、モバイル加入者特性などの1以上の独立変数間と広告コンバージョンなどの別の従属変数との間の関係を決定し、線形回帰方程式と呼ばれる最小二乗関数(least squares function)でモデル化することができる。この関数は、回帰係数と呼ばれる1以上のモデルパラメータの線形結合(または一次結合)である。マネタイズプラットフォームデータを、m個の独立変数(説明変数)
の各々ついてのn個の値
と、従属変数(応答変数)yのn個の値
とから構成することができる。独立変数は、リグレッサー(regressor)、外生変数、共変量、入力変数、または予測変数と呼ばれる場合もある。一般的には、m個のパラメータ
が決定される。モデルは、次式で示すように、これらのパラメータの線形結合である。
ここで、Xは、典型的には、定数、すなわち、観察対象全域で(または観察期間中)変化しない列。及び、独立変数または独立変数の関数を含む。εは誤差項を表す。この仕様に適合しないマネタイズプラットフォーム内で使用されるモデルを、非線形回帰、及び/または、他の統計技法によって取り扱うことができる。
単純な線形回帰では、データモデルは直線を表し、該モデルを、
のように書くことができる。
m=2で、β1(切片)及びβ2(傾き)は該モデルのパラメータであり、係数は、Xi1=1及びXi2=xiである。
線形回帰モデルが独立変数の線形関数(一次関数)である必要は必ずしもない。すなわち、この文脈における線形とは、yの条件付き平均がパラメータβに関して線形であることを意味している。たとえば、
というモデルは、パラメータβ
1、β
2、β
3に関して線形であるが、xに関しては、
のようにx
iの非線形関数であるので、線形でない。
線形回帰を条件付き期待値のモデルとして明示的に示す単純な線形回帰の公式を、
として与えることができる。
所与のxに対するyの条件付き分布は、誤差項の分布の一次(線形)変換である。
別の例では、ベイズ(Bayes)の定理を用いて、無線オペレータデータ、モバイル通信設備及びそのユーザーに関するデータ、広告ネットワークデータ、パブリッシャーデータ、または、マネタイズプラットフォーム内で使用される他のタイプのデータなどのマネタイズプラットフォームデータを分析することができる。ベイズの定理は、イベント(事象)A及びBの条件付き確率及び周辺確率に関連し、ここでBはゼロになることがない確率を有し、
である。
ベイズの定理における各項には次のように慣用名がある。
・P(A)は、Aの事前確率または周辺確率である。「事前」とは、Bに関する情報を何ら考慮しないという意味である。
・P(A|B)は、Bが与えられたときのAの条件付き確率である。これは、Bの所定値から得られるかもしくは該所定値に依存するので、事後確率(または経験的確率)とも呼ばれる。
・P(B|A)は、Aが与えられたときのBの条件付き確率である。
・P(B)は、Bの事前確率または周辺確率であり、正規化定数として作用する。
ベイズの定理を用いて、条件付き確率を、たとえば、モバイル通信設備のユーザープロフィール変数に割り当てることができ、この場合、該確率は、広告コンバージョンの可能性を推定するものであって、モバイルコンテンツとのユーザーの相互作用の以前の観察に少なくとも部分的に基づいている。
単純ベイズ分類器(naive Bayes classifier)を用いて、無線オペレータデータ、モバイル通信設備及びそのユーザーに関するデータ、広告ネットワークデータ、パブリッシャーデータ、もしくは、マネタイズプラットフォーム内で使用される他のタイプのデータなどのマネタイズプラットフォームデータを分析することもできる。単純ベイズ分類器は、強い(単純な)独立仮定と共にベイズの定理を適用することに基づく確率的分類器である。単純ベイズ分類器は、あるクラスの特定の特徴の存在(または不存在)は、任意の他の特徴の存在(または不存在)に関係しないと想定している。たとえば、モバイル通信設備のユーザーが、スポーツ関連のウェブサイトを訪問したり、スポーツイベントのチケットを購入したり、大学のフットボールチームの応援歌を着信音として使っている場合には、該ユーザーを、ユーザープロフィールにおいてスポーツファンとして分類することができる。ベイズ分類器は、これらの全ての特性を、このユーザーがスポーツファンである可能性に独立して寄与するものであるとみなす。分類がユーザープロフィールに割り当てられる(たとえば、ユーザーX=スポーツファン)と、該ユーザーの情報を、マネタイズプラットフォームによって保存し及び共有する(たとえば、該データを広告サーバーに送り、該広告サーバーにおいて、「スポーツファン」という分類を、スポーツに関連するスポンサー提供コンテンツを選択して、該ユーザーのモバイル通信設備に配信する)ことができる。単一のユーザープロフィールは複数の分類子を含むことができる。たとえば、スポーツファンのユーザープロフィールは、該ユーザーのモバイル通信設備に関連付けられている無線データのストリーム、無線アカントデータ、該ユーザーに関連する挙動データ、コンテンツに関連するコンテキストデータ、及び、該ユーザーのモバイル通信設備でアクセスされたアプリケーション、並びに、本明細書に記載されている任意の他のデータソースを用いて、該ユーザーが「海外旅行者」または「園芸家」などであることを示す分類子を含むこともできる。単純ベイズ分類器の利点は、分類に必要なパラメータ(変数の平均及び分散)を見積もるのに必要なトレーニングデータが少なくて済み点にある。独立変数が想定されているので、各クラスの変数の分散だけを決定すればよく、共分散マトリックス全体を決定する必要はない。単純ベイズのこの特徴が分類を可能にする。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備のユーザーの挙動プロフィールを生成するために、挙動データ分析アルゴリズムを使用することができる。挙動プロフィールを、広告及び他のコンテンツのターゲットをユーザーのモバイル通信設備とするために使用することができる。挙動プロフィールは、モバイル通信設備におけるユーザーの活動の要約(アクセスしたコンテンツ及びアプリケーションのタイプ、及び、他の挙動特性を含む)を含むことができる。ユーザー活動の要約は、検索、ブラウズ、購入、クリック、応答のないインプレッション、または、本明細書に記載されている他の活動(アクティビティ)を含むことができる。挙動特性を、コンテンツカテゴリーの持続的関心スコアとして要約することができる。持続的頻度スコア及び持続的最新性スコア(たとえば、該活動が起こった時間的新しさの程度)を、挙動プロフィールを構築する際に使用する挙動特性とみなすことができる。ユーザー活動の要約及び挙動特性を、本明細書に記載されている分析技術(たとえば、単純ベイズ分類器)を用いて(カテゴリー)に分類することができる。
スポンサー提供コンテンツを含むコンテンツデータ及びその特性を、挙動プロフィールを生成するために用いることもできる。たとえば、広告識別情報、広告タグ、ユーザー識別情報、広告スポット識別情報、日付、及び、各インプレッションに対するユーザーの応答などのデータを使用することができる。さらに、コンテンツカテゴリーを、挙動プロフィールまたは挙動プロフィールの一部に基づいて各広告のターゲットを設定するために使用することができる。さらに、コンテンツカテゴリーを、各検索、ブラウズ、購入、または、他のオンライン挙動及び/またはトランザクションに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、あるアルゴリズムを、モバイル通信設備のユーザーに関連付けられている挙動プロフィールを評価するために実施することができる。例示的な実施形態では、以下の列挙するように異なる式を用いることによって、アルゴリズムのパラメータを計算することができる。
・関心スコア=1/(1+e^-z)
・z=切片+重み付けされたアクティビティ(活動)
・重み付けされたアクティビティ=ブラウズ量×ブラウズ係数+検索量×検索係数+購入量×購入係数+クリック量×クリック係数+非クリック量×非クリック係数
・アクティビティ量=以前のアクティビティ量×(履歴係数^経過日数)+新しいアクティビティ量
・以前のアクティビティ量=以前計算されたアクティビティ量
・新しいアクティビティ量=アクティビティ量の計算で考慮されなかった重み付けされたアクティビティ
・経過日数=最新の更新日から経過した日数
・実施:z=切片+[−ln(1/以前の関心スコア−1)−切片]×(履歴係数^経過日数)+新しいアクティビティ量
挙動プロフィールを生成するためのアルゴリズムを、複数の状況における複数のコンテンツカテゴリーに対して同じアクティビティ係数を維持することによって単純にすることができる。さらに、類似のアクティビティ、コンテンツカテゴリー、及び、状況に対して同じ履歴係数を維持することによって、該アルゴリズムをさらに単純にすることができる。
いくつかの実施形態では、新しいユーザー挙動を考慮に入れるために挙動プロフィールを更新することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザー挙動もしくはアクティビティを、特定のコンテンツ、コンテンツタイプ、コンテンツカテゴリーなどに関連して分析することができる。図36Aを参照すると、1例では、アクティビティ係数を、ロジスティック回帰法に少なくとも部分的に基づいて学習することができる。リアルタイムモバイルトラフィックデータを、以前のアクティビティや挙動などを含む過去のユーザープロフィールを含むユーザープロフィールに関連付けることができる。更新された要求プロフィールから得られたデータを、(ロジスティック回帰法や他の統計モデル解析法に基づいて)応答モデル(responsiveness model)で使用することができる。たとえば、ロジスティック応答モデルの独立変数は、ユーザーのアクティビティや応答などの従属変数を予測するために、コンテンツカテゴリーなどを考慮に入れることができる。このタイプの応答モデルを成功推定(success estimation)のために使用することができ、この場合、成功推定は、広告コンバージョン、クリックスルー、広告コンテンツに対するクリックスルー後のユーザートランザクション、または、他のタイプの応答などの所定のターゲットアクティビティや応答である。図36Bに示すように、このタイプの応答モデルを繰り返し更新することができ、新しいデータ、ユーザー挙動、コンテンツタイプなどで適合化されたモデルは、ユーザープロフィール及びデータモデルに追加される。
いくつかの実施形態では、関連する広告の選択を、本明細書に記載されている応答モデルの結果に少なくとも部分的に基づいて行うことができる。
いくつかの実施形態では、応答モデルを、ユーザー毎にまたはコンテンツ毎に構築することができ、または、複数のユーザー及び/またはコンテンツの何らかの集合について構築することができる。コンテンツが、たとえばパブリッシャーによって要求されると、応答モデル及びその分析結果を用いて、ユーザーによる各広告に対する相対的応答を該ユーザーのプロフィールに基づいて予測することができ、最終的にユーザーに提示する関連する(または適切な)コンテンツの選択を、該応答モデルの結果に基づいて行うことができる。
いくつかの実施形態では、応答モデルは、クリックスルーレートの増加すなわちクリックスルーレートの上昇に少なくとも部分的に基づいて成功推定パラメータを決定することができる。ユーザープロフィール特性及び挙動を応答モデルで用いて、クリックスルーなどの応答結果を予測することができ、クリックスルーの望ましい応答に最も関連するユーザープロフィール特性を選択するように該モデルを最適化することができる。同じか類似のユーザープロフィール特性を有する他のユーザーを、将来、広告を受け取るターゲットとすることができる。広告に応答する新しい(広告の)受取人のアクティビティが既知となれば、この新しいデータを用いて応答モデルを再計算することができ、改訂された成功推定を生成することができる。
図37は、スポンサー提供コンテンツをユーザーに提供するためのシステムを示す。具体的には、後述するように、また、本明細書の他の箇所に記載されているように、システム3700は、ユーザーがモバイル通信設備に存在している(または常駐している)アプリケーションと相互作用している間に、該ユーザーにスポンサー提供コンテンツを提供することに向けられている。システム3700は、モバイル通信設備102、無線プロバイダー108、インタラクションデータベース3702、分析設備3704、主パブリッシャー3708、副パブリッシャー3710、及び、スポンサー提供コンテンツの1以上のデータベース3712を備える。
システム3700の全ての構成要素を図示のように動作可能に結合することができる。これらの動作可能な結合は、無線及び/または有線の通信チャネル(但し、これらには限定されない)を含む任意の及び全ての通信チャネルを含むことができる。この動作可能な結合構成上の情報の流れは、点線、破線、実線でそれぞれ示されているスポンサー提供コンテンツ、分析出力、インタラクションデータなどを含むことができる。種々のこのようなチャネルが可能であることが理解されよう。
インタラクションデータベース3702は、モバイル通信設備102とのユーザーの相互作用(インタラクション)に関連するデータを格納することができる。モバイル通信設備102とのユーザーの相互作用を、モバイル通信設備102によってユーザーに提示されたアプリケーション、コンテンツ、もしくは、他の情報に関連するものとすることができる。
いくつかの実施形態では、コンテキストデータは、アプリケーションとその使用に関するデータ(「アプリケーションコンテキストデータ」)、及び/またはアプリケーションの使用によって相互作用されるコンテンツ(「コンテンツコンテキストデータ」)を含むことができる。
アプリケーションコンテキストデータは、モバイル通信設備で使用されるアプリケーションのタイプに応じて変わりうる。たとえば、メディアプレーヤーを、再生、ポーズ(一時停止)、巻き戻し、早送り、記録、及び、他のメディアプレーヤーの機能などのメディアプレーヤーの制御に関するアプリケーションコンテキストデータに関連付けることができる。別の例では、ナビゲーションアプリケーションをアプリケーションコンテキストデータに関連付けることができ、この場合、該アプリケーションコンテキストデータには、モバイル通信設備の位置に対応する地理座標、ユーザーによってナビゲーションアプリケーション内でなされたデータ照会(たとえば、一番近いガソリンスタンドはどこか)、ある位置をお気に入りとしてユーザーが保存すること、ナビゲートするためにアドレスを入力すること、ナビゲーションガイド音声ファイルをダウンロードすること、マップレイヤ(map layer。または地図レイヤ)の購入、または、その他のタイプのナビゲーションアプリケーションデータ(但し、これらには限定されない)が含まれる。別の例では、ゲームアプリケーションをアプリケーションコンテキストデータに関連付けることができ、該アプリケーションコンテキスデータには、ゲームの購入、アプリケーション内でのゲームプレイの時刻及び/または継続時間、ゲームプレイの間ユーザーによって2回以上なされたキーストロークの組み合わせのミス、または、他のタイプのゲームアプリケーションデータ(但し、これらには限定されない)が含まれる。
コンテンツコンテキストデータは、広告タグ、ファイルタイプ、ファイルサイズ、解像度、持続時間、人気ランキング、使用履歴、コスト、パブリッシャー、格付け、ランキング、ジャンル、参加者情報(たとえば、俳優、アーティスト、音楽家、音楽会社、参加者)、製品コード、コンテンツ内のキーワードの意味(的)関係、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他のタイプのコンテキスト情報を含むことができる。メタデータは、コンテンツの起源に関する情報を含むことができる。メタデータは、モバイル通信設備で動作しているアプリケーション内で現在表示されているコンテンツの一部を記述することができる。テキスト、音声認識、画像認識、または、他の発見手段によって、メタデータを見つけることができる。
いくつかの実施形態では、無線キャリアは、ユーザーが、現在メディアプレーヤーを使って自身のモバイル通信設備でビデオを見ているということを示すモバイルトラフィックデータを受け取ることができる。使用されているアプリケーションに関するアプリケーションコンテキストデータは、使用しているメディアプレーヤーのブランドまたはタイプ、ビデオプレーヤーがどのように使用されているか(たとえば、何のビデオが再生されているか、どの音量が使用されているか、ビデオを見ている時間など)に関するコンテキストデータの使用時間を示すデータ含むことができる。アプリケーション内のコンテンツに関するコンテンツコンテキストデータは、ビデオコンテンツのパブリッシャー、再生されているメディアの種類(ジャンル)、メディアコンテンツ内に配置されている製品、もしくは、アプリケーション内で表示されているコンテンツに関する他のデータを含むことができる。このアプリケーションコンテキストデータ及びコンテンツコンテキストデータを、本明細書に記載されている、モバイル通信設備、ユーザー、及び/または、無線ネットワークに関する情報にさらに関連付けることができる。
相互作用(インタラクション)は、コンテキスト内で起こりうる。たとえば、限定はしないが、コンテキストは、
・時刻、日付、もしくは位置
・アプリケーションやコンテンツなどに関連付けられたメタデータタグなどに符号化されたコンテキスト情報、
・ユーザーに関連付けることができる人口統計学的情報、地理的情報、もしくは他の情報
・ユーザーの過去もしくは現在の挙動もしくは相互作用
・ユーザー、アプリケーション、コンテンツ、パブリッシャーなどに関連する外部すなわち第三者(サードパーティ)の情報
などを含むことができる。
アプリケーション、コンテンツ、または、他の情報を、パブリッシャーによって提供することができ、または、パブリッシャーに関連付けることができる。たとえば、限定はしないが、パブリッシャーは、製造元、販売業者、再販売業者、小売業者、卸売業者などを含むことができる。様々な種類のパブリッシャーが理解されよう。
したがって、インタラクションデータベース3702に格納されるデータは、アプリケーション、コンテンツ、コンテキスト、パブリッシャーなどに関するデータを含むことができる。
分析結果3704は、ときおり、インタラクションデータベース3702に格納されている任意の及び全てのデータを該データベース3702から受け取ることができる。このデータに対して、分析設備3704は、データ統合、統計(的)分析、データマイニング、ストリーム分析、または、本明細書に記載されている他のタイプのデータ処理もしくは分析技術を適用することができる。いくつかの実施形態では、これらの技術を、ユーザーに配信するスポンサー提供コンテンツを選択しもしくは提案することに向けることができる。さらに、または、代わりに、これらの技術を、ユーザーに配信されるスポンサー提供コンテンツの選択もしくは提案に関する情報を生成することに向けることができる。いずれにせよ、分析設備は、選択、提案、もしくは、該選択及び提案に関する情報を具現化(もしくは統合)する分析出力を生成することができる。図示のように、分析出力を、無線プロバイダー108、主パブリッシャー3708、及び副パブリッシャー3710の任意のものに、及び、それら全てに伝えることができる。
主パブリッシャー3708は、主コンテンツを発行(または公開)するエンティティを含むことができる。主コンテンツは、ユーザーが明示的に要求したか、または、ユーザーが最も(または最初に)興味をもった任意の及び全てのコンテンツを含むことができる。いくつかの実施形態では、主コンテンツは、本明細書に記載されている任意の及び全ての形態のコンテンツを含むことができる。いくつかの実施形態では、主コンテンツを、一般人が自由に利用できるようにすること、加入者のみが利用できるようにすること、手数料を払って利用できるようにすることなどができる。種々の主コンテンツが可能であることが理解されよう。
副パブリッシャー3710は、副コンテンツを発行(または公開)するエンティティを含むことができる。副コンテンツは、ユーザーが明示的には要求していないか、または、ユーザーが最も(または最初に)関心をもったわけではない任意の及び全てのコンテンツを含むことができる。いくつかの実施形態では、副コンテンツは、広告や販売促進(但しこれらには限定されない)などのスポンサー提供コンテンツを含むことができる。いくつかの実施形態では、副コンテンツは、主コンテンツ内に、または、主コンテンツと並んで、または、主コンテンツの前または後などに現れることができる。種々の副コンテンツが可能であることが理解されよう。
スポンサー提供コンテンツの1以上のデータベース3712は、副コンテンツとすることができるスポンサー提供コンテンツを含むことができる。いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツのデータベース3712は、オブジェクトデータベース、リレーショナルデータベース、空間データベースなどを含むことができる。本明細書に記載されているデータ統合技術を含む、スポンサー提供コンテンツデータベース3712の種々の実施例が可能であることが理解されよう。
システム3700の実施形態は、ユーザーが該ユーザーのモバイル通信設備102と相互作用している間に、該設備102を介して該ユーザーにスポンサー提供コンテンツを提供することができる。いくつかの実施形態では、このようなメッセージングは、広告や販売促進などのスポンサー提供コンテンツを含むことができる。他の種々のスポンサー提供コンテンツを、本明細書に記載されているものとすることができる。さらに他のスポンサー提供コンテンツも理解されよう。そのような全てのスポンサー提供コンテンツは、本開示の範囲内にある。
いくつかの実施形態では、ユーザーは、テキスト入力アプリケーションを用いてメニューを操作(またはメニュー間を移動)したり、テキストもしくは数字を入力したりするために、キーパッドやキーボードを介してモバイル通信設備と相互作用をすることができる。キーパッドまたはキーボードを、たとえば、モバイル通信設備に有線接続することによって、または、ブルートゥースなどを介してモバイル通信設備に接続することによって(但し、これらの接続方法には限定されない)、モバイル通信設備に動作可能に結合することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーは、モバイル通信設備の音声認識アプリケーションを介して該モバイル通信設備と相互作用することができる。音声認識機能は、ユーザーに音声プロンプトを提供し、ユーザーから音声コマンドを受け取り、ユーザーの音声コマンドに応答してモバイル通信設備の動作を指示することなどができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーは、モバイル通信設備を傾けたり加速させたりする(これらの動作は、該設備の加速度計の出力を変化させうる)ことによって該設備と相互作用することができる。
特に明記していない限り、あるいは、文脈から明らかでない限り、モバイル通信設備との相互作用は、ユーザーがモバイル通信設備に入力を提供することを必ずしも含むものではない。たとえば、自身のモバイル通信設備でビデオを見ているユーザーは、ビデオを見ている間該設備に入力を提供しないが、該設備と相互作用をしているといえる。モバイル通信設備と相互作用する種々のやり方が可能であることが理解されよう。
モバイル通信設備の使用には、該モバイル通信設備に存在する(または常駐している)アプリケーションと相互作用することを含めることができる。モバイル通信設備に存在するアプリケーションの例には、メディアプレーヤー、SMSアプリケーション、MMSアプリケーション、ビデオゲーム、カレンダー、アドレス帳、電子メールアプリケーション、カメラ、(限定はしないが、Microsoft PowerPoint(商標)、Word(商標)、Excel(商標)、Adobe Acrobat(商標)などの)ビジネスプロダクティビティアプリケーション、ナビゲーションアプリケーション、着信音、インスタントメッセージアプリケーション、電子書籍、ドキュメントリーダー、プレゼンテーションリーダー(但し、これらには限定されない)などが含まれる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に存在するアプリケーションは、局所的なアプリケーション、クライアントアプリケーション、埋め込みアプリケーション、アプレット、スクリプト、実行ファイルなどを含むことができる。かかる局所的なアプリケーションは、機能するために、遠隔からの入力を受け取ることもでき、または、受け取らないこともできる。かかるクライアントアプリケーションは、シン・クライアント、シック・クライアント、またはこれに類するものを含むことができる。いずれにせよ、モバイル通信設備に存在するアプリケーションを、モバイル通信設備に組み込まれたものとすることができ、または、アフターマーケットでインストールすることができ、または必要に応じて遠隔の保管場所からアクセスすることができる(したがってインストールはされない)ものなどとすることができる。モバイル通信設備に存在する種々のアプリケーションが可能であることが理解されよう。そして、そのような全てのアプリケーションは、本開示の範囲内にあることが意図されている。
無線オペレータは、モバイル通信設備に存在するアプリケーションとのユーザーの相互作用に関連するインタラクション(相互作用)データを含む通信情報を受け取ることができる。
この通信情報は、ユーザーが相互作用をしているアプリケーション、該アプリケーションによってユーザーに提供されているコンテンツ、該コンテンツに関連するパブリッシャーなどを示すことができる。該通信情報は、コンテキストに関連するコンテキストデータ、及び/または、コンテキストを推定し、または推論し、または計算し、または他の方法で取得することができるデータも含むことができる。コンテキストデータは、本明細書に記載されている、アプリケーションコンテキストデータ、及び/または、コンテンツコンテキストデータを含むことができる。
コンテンツを、任意の種類の電子ファイル、ドキュメント(文書)、メッセージなどとして具現化することができる。種々の種類のコンテンツが可能であることが理解されよう。
たとえば、コンテンツがマルチメディアファイルの場合は、コンテキストデータは、ジャンル(種類)、格付け、キーワードなどを含むことができる。別の例として、コンテンツがVカード(vCard)であるときは、コンテキストデータは、Vカードが生成された日付、もしくは変更された日付、もしくは受け取られた日付、並びに、ユーザーがVカードを受け取った場所(位置)などを含むことができる。さらに別の例として、コンテンツがユーザーの位置を示す地図であるときは、コンテキストデータは、ユーザーの位置、ユーザーの移動経路または移動方向などを含むことができる。さらに別の例として、コンテンツがスポンサー提供コンテンツであるときは、コンテキストデータは、スポンサー提供コンテンツの起源を記述し(または表し)、及び/または、モバイル通信設備に現在表示されているスポンサー提供コンテンツの一部を記述する(または表す)メタデータを含むことができる。コンテキストデータの種々の実施形態が理解されようが、そのような全ての実施形態は、本開示の範囲に含まれる。
いくつかの実施形態では、無線プロバイダー108、または、無線プロバイダー108に関連付けられているサードパーティは、インタラクションデータベース3702を生成して、モバイル通信設備で使用されているアプリケーションと、使用中におけるアプリケーションのコンテンツに関連するコンテキストデータと、該コンテンツのパブリッシャーとの間の関連を格納することができる。インタラクションデータベース3702は、複数のユーザーによる複数のアプリケーションの使用から得られた複数のそのようなアプリケーション−コンテキストデータ−パブリッシャー間の関連を格納することができる。いくつかの実施形態では、サードパーティは、複数の無線キャリアから得られたアプリケーション−コンテキストデータ−パブリッシャー間の関連に少なくとも部分的に基づいてモバイルトラフィックデータベースを生成することができる。
いくつかの実施形態では、(無線オペレータなどの)無線プロバイダー108は、無線キャリアネットワークを介して、該ネットワークに接続されているモバイル通信設備102で使用されているアプリケーションに関する情報を受け取ることができる。たとえば、無線キャリアは、ユーザーが該ユーザーのモバイル通信設備102でビデオを見るために現在メディアプレーヤーを使用していることを示すモバイルトラフィックデータを受け取ることができる。使用中のアプリケーションに関するデータは、使用中のメディアプレーヤーのブランドもしくはタイプを示すデータ、使用時間を示すデータ、ビデオプレーヤーがどのように使用されているか(たとえば、何のビデオが再生されているか、どの音量が使用されているか、ビデオを見ている時間など)に関連するコンテキストデータ、アプリケーション内のコンテンツに関連するコンテキストデータ(たとえば、ビデオコンテンツのパブリッシャー)、または、該アプリケーションに関する他のデータを含むことができる。このアプリケーションデータを、本明細書に記載されている、モバイル通信設備、ユーザー、及び/または、無線ネットワークに関する情報にさらに関連付けることができる。
分析設備3704の(本明細書に記載されている)統計(的)分析、データモデリング、データマイニング、または、他のタイプの分析を、インタラクションデータベース3702のコンテンツに適用して、モバイル通信設備に提示するためのスポンサー提供コンテンツ3712を選択するために使用できるモデルを得ることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102で使用されているアプリケーションに関するデータに少なくとも部分的に基づいて、及び、使用中のアプリケーション内に存在するコンテンツに関連するコンテキストデータに少なくとも部分的に基づいて、スポンサー提供コンテンツのデータベース3712からの広告や他のスポンサー提供コンテンツなどのコンテンツを選択して、表示のために該モバイル通信設備に送ることができる。このデータを、モバイル通信設備102から、無線オペレータ、及び/または、サードパーティのサービスプロバイダーに送ることができる。
いくつかの実施形態では、コンテキストデータは、広告タグ、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、他のタイプのコンテキスト情報を含むことができる。メタデータは、コンテンツの起源に関する情報を含むことができる。メタデータは、モバイル通信設備で動作しているアプリケーション内で現在表示されているコンテンツの一部を記述することができる。テキスト、音声認識、画像認識、または、他の発見手段によって、メタデータを見つけることができる。
いくつかの実施形態では、パブリッシャーを、無線オペレータ、ウェブサイトの所有者、コンテンツの作成者、広告主、ゲーム開発者、ビデオグラファー、メディア企業、ブロガー、または、他のタイプのパブリッシャーとすることができる。
いくつかの実施形態では、無線プロバイダー108、主パブリッシャー3708、及び/または、副パブリッシャー3710は、分析設備3704からの分析出力に応答して、データベース3712からスポンサー提供コンテンツを取り出すこと、または選択することができる。
図37Aは、スポンサー提供コンテンツを、モバイル通信設備に存在するアプリケーションに関するアクティビティに関連付ける方法を示す。該方法は、先ず、ステップ3752に示すように、モバイル通信設備102で使用されているアプリケーションのタイプを判定することができる。次に、ステップ3754に示すように、該方法は、そのアプリケーションタイプ内に提示されているコンテンツに関連付けられているコンテキストデータを受け取ることができ、この場合、該コンテンツは、パブリッシャーにさらに関連付けられる。該方法は、ステップ3758において、アプリケーションタイプ−コンテキストデータ−パブリッシャー間の関連をデータベースに格納することができる。最後に、ステップ3760に示すように、該方法は、スポンサー提供コンテンツを、アプリケーションタイプ−コンテキストデータ−パブリッシャー間の関連(付け)にさらに関連付けることができ、この場合、この追加のスポンサー提供データの関連(付け)がデータベースに格納される。
図37Bは、モバイル通信設備に存在するアプリケーションに関するアクティビティに対してスポンサー提供コンテンツを提供する方法を示す。該方法は、先ず、ステップ3772に示すように、モバイル通信設備102で使用されているアプリケーションのタイプを判定することができる。次に、ステップ3774に示すように、該方法は、そのアプリケーションタイプ内に提示されているコンテンツに関連付けられているコンテキストデータを受け取ることができる。該方法は、モバイル通信設備に提示するためのスポンサー提供コンテンツを選択することができ、この場合、この選択は、スポンサー提供コンテンツと、コンテキストデータと、該コンテンツに関連付けられているパブリッシャーと、ステップ3778においてモバイル通信設備で使用されているアプリケーションタイプとの間の関連性スコアに少なくとも部分的に基づく。最後に、ステップ3780に示すように、該方法は、選択されたスポンサー提供コンテンツをモバイル通信設備に配信することができる。
図38Aを参照すると、挙動プロフィールシンジケーションは、モバイル通信設備102からユーザーに関連付けられている挙動データを受信して、該情報または該情報からの何らかの派生物を、収益分配の形態で考慮するためにサードパーティに提供する無線オペレータ108を含むことができる。無線オペレータ108はまた、挙動データセット3812に格納されることになるユーザー挙動データを提供することができる。ユーザーまたはモバイル通信設備に関連するサードパーティデータ3814を、挙動データベース3812に含めることができ、または、挙動データベース3812に関連して(または該データベースと共に)アクセスすることができる。挙動データ、及び/または、サードパーティデータの処理は、異種のデータから余分なものを除去し、該データをフォーマットして、使用可能な形態に統合するのを容易にするために、(本明細書に記載されている)データ統合ステップを含むことができる。挙動データベース3812内のデータを、本明細書に記載されている、統計分析、データマイニング、ストリーム分析などによって分析することができる。分析結果を、挙動データベース3812に格納することもでき、または、該挙動データベースを介してアクセスすることもできる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、挙動データベース3812、分析設備(または分析方法)、サードパーティデータ3814などにアクセスすることができる。広告ネットワーク3808に関連付けられている広告サーバー3804などの広告サーバー3804は、マネタイズプラットフォームサーバー3802に対して挙動データを求める要求を発行することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、この要求に応答して、該要求との関連性に基づく挙動データを広告サーバー3804に配信することができる。広告サーバー3804は、入札プラットフォームを含むことができる実績ベース(performance based)の広告ネットワーク3808とすることができる広告ネットワーク3808に接続することができる。入札プラットフォームは、広告ネットワーク3808に関連付けられている広告主が挙動データへのアクセス権に対して入札するのを容易にすることができる。広告主は、挙動データに対する要求を提出する権利、配信された挙動データにアクセスする権利などに対して入札することができる。広告サーバー3804は、挙動データに対する要求などを形成するのを容易にするために、コンテンツパブリッシャー3810などのパブリッシャー3810に接続することもできる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームを用いて、挙動データ、または、無線加入者に関連付けることができる他のデータを受信し、分析し、選択し、集めて、広告サーバー、パブリッシャー、または、商業目的で(たとえば、モバイル通信設備に表示するためにモバイルコンテンツのターゲットを設定して)データを使用できる他のパーティ(団体など)に配信することができる。マネタイズプラットフォームによって使用されるデータセットを、無線オペレータ、パブリッシャー、または、サードパーティのソース(たとえば、商用消費者データベース)などの複数のソースから提供することができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、(限定はしないが、利用可能条件、アクセス許可、金銭的報酬、または、他のタイプの条件付き使用許可を含む)他のデータ、メタデータ、またはビジネスルールを、ユーザーの挙動データに関連付けることができる。挙動データまたは他のタイプのデータに対する使用の許可を、マネタイズプラットフォーム、無線オペレータ、またはサードパーティ(たとえば、マネタイズプラットフォーム内の経済的に裕福な挙動データに対して使用できるが、商用データセットのプロバイダーによって指定された利用規約が付いている該商用データセットなど)によって条件付きで決定することができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームによって配信されるデータを使用することに対する条件付き許可を、無線オペレータ、広告ネットワーク、パブリッシャー、または他のサードパーティなどのパーティ間で共有され、交換され、及び/または、処理される金銭的報酬に基づくものとすることができ、及び、該条件付き許可は、データのアクセス及び/または使用に少なくとも部分的に基づく。他の場合では、条件付き許可を、使用期間または他の考慮事項に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、無線オペレータデータ、挙動データ、及び他のデータ(たとえば、モバイル通信設備のユーザーに関する人口統計学的データもしくは地理的データ)を、マネタイズプラットフォームサーバーを介して、サードパーティ(たとえば、広告ネットワーク、パブリッシャー、または、他のコンテンツプロバイダー)が利用できるようにすることができる。マネタイズプラットフォームサーバーは、モバイル加入者データ(たとえば、無線ユーザーの挙動プロフィール、人口統計学的プロフィール、地理的プロフィール、または、他のタイプのユーザーデータ)に対する広告ネットワークの要求、パブリッシャーの要求、オペレータの要求、または、他のサードパーティの要求を受け取ることができる。マネタイズプラットフォームは、データへのアクセスを許可するための条件として、金銭的報酬が、要求をしている広告ネットワーク、パブリッシャー、無線オペレータ、または他のサードパーティによって、または、それらを代表して(もしくはそれらの代わりに)提供されることを要求することができる。金銭的報酬を、均一料金、定額、変動料金、インプレッションベースのもの(たとえば、1000インプレッション当たりの単価、すなわち、CPM)、クリック単価(CPC)、獲得単価(CPA)、時間ベースのもの、または、ユーザートランザクションの収益分配に基づくものとすることができ、または、データがアクセスされている無線オペレータ、または、パブリッシャー、または、広告ネットワークと共有(または分配)することができ、あるいは、他の取り決めにしたがうものとすることができる。
いくつかの実施形態では、広告ネットワーク、広告サーバー、パブリッシャー、または、サードパーティがアクセスできるデータを、無線オペレータや他のパーティ(該パーティからデータが得られる)とは別のところ、たとえば、マネタイズプラットフォームに関連付けられている挙動データセットに格納することができる。マネタイズプラットフォームは、広告ネットワークへの参加者(たとえば、パブリッシャー)と無線オペレータと、それらの加入者(たとえば、モバイル通信設備のユーザー)との間の連携を容易にして、加入者に対する広告のターゲット設定をより良好に行うことができる。無線オペレータは、挙動情報を含む加入者情報をモバイル通信設備との相互作用から収集して、この情報を、マネタイズプラットフォームに提供することができる。パブリッシャーは、挙動情報を含むユーザー情報を、パブリッシャーのコンテンツとモバイル通信設備との間の相互作用から収集して、この情報を、マネタイズプラットフォームに提供することができる。広告ネットワークへの参加者に、マネタイズプラットフォームへの付随的な(または条件付きの)アクセスを提供して、加入者データにアクセスできるようにすることができる。広告ネットワークへの参加者が加入者情報にアクセスできるようになると、広告ネットワークへの参加者は、広告のターゲットを設定するために、または、他の目的のために(たとえば、以前の広告キャンペーンの効果を分析するために)、該加入者情報を用いることができる。1例では、広告ネットワークへの参加者は、特定のタイプのユーザー(たとえば、スポーツファン)に関する加入者情報を選択し、これによって、ユーザーがスポーツファンであることを示すものとして、マネタイズプラットフォーム内に分類されている挙動データ履歴を有する加入者に、スポーツファンが興味を示す広告を送ることができるようにすることができる。他の実施形態では、広告ネットワークへの参加者は、一群の加入者情報にアクセスし、次に、該データに対して独自の分析を実行して、どのような広告が、特定の加入者または一群の加入者に適合するかを決定することができる。
無線オペレータデータまたはパブリッシャーデータは、ユーザープロフィールデータを含むことができ、該ユーザープロフィールデータは、ユーザーのモバイル通信設備の使用状況に関連する挙動データを含むか、または、該挙動データを参照することができる。ユーザープロフィールデータは、地理的データ、人口統計学的データ、過去の使用データ、装置及び構成(コンフィグレーション)データなどを含むことができる。マネタイズプラットフォームによって提供されたユーザーデータへのアクセス、及び/または、該ユーザーデータの使用から得られた該金銭的報酬を、均一料金、定額、変動料金、インプレッションベースのもの(たとえば、1000インプレッション当たりの単価、すなわち、CPM)、クリック単価(CPC)、獲得単価(CPA)、時間ベースのもの、または、ユーザートランザクションの収益分配に基づくものとすることができ、または、データがアクセスされている無線オペレータ、または、パブリッシャー、または、広告ネットワークと共有(または分配)することができ、あるいは、他の取り決めにしたがうものとすることができる。料金には、広告ネットワーク、パブリッシャー、無線オペレータ、またはサードパーティによって生成された広告料金に部分的に基づくものとすることができる収益分配部分を含めることができる。無線オペレータと分配される収益(もしくは収入)には、均一料金の一部、広告料金の一部、それらの組み合わせ、または、他の収益分配を含めることができる。広告ネットワークを、入札プラットフォームを含むことができる実績ベースの広告ネットワークとすることができる。この場合、該入札プラットフォームを用いて、マネタイズプラットフォームを介して、モバイルユーザーの挙動データや他のデータへのアクセス権を購入することができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、該マネタイズプラットフォームからのデータへのアクセス対して(または該アクセスに基づいて)支払われる金銭的報酬を決定するための入札プラットフォームを含むことができる。マネタイズプラットフォームの入札プラットフォームは、広告ネットワーク、パブリッシャー、無線オペレータ、及びサードパーティからの入札に対応することができ、及び、それらのエンティティが、特定のユーザーデータ、ユーザーデータカテゴリー、ユーザープロフィールのタイプ、ユーザープロフィールのセグメント、データ集約、グループ化されたユーザーデータ、サードパーティデータで強化されたユーザーデータ、または、マネタイズプラットフォームを介して利用可能な他のサブセットもしくはデータタイプに入札できるようにすることができる。いくつかの実施形態では、広告サーバー及び/または広告ネットワークを、パブリッシャー、無線オペレータ、ウェブサイトの所有者、コンテンツの作成者、ゲーム開発者、アプリケーション開発者、ビデオグラファー、ブロガーなどに関連付けることができる。
図38Aを参照して、無線ユーザー挙動データ(加入者挙動データとも呼ばれる)を、マネタイズプラットフォームサーバー3802を用いてシンジケートして、モバイル通信設備のユーザーに対して広告のターゲットを設定するのを容易にすることができる。挙動データを、広告ネットワークまたはパブリッシャーに関連付けられている広告サーバーなどの広告サーバー3804によって要求して、モバイル通信設備のユーザーに対する広告のターゲット設定を容易にすることができる。広告サーバー3804が、マネタイズプラットフォームに挙動データを要求する場合には、広告サーバー3804、並びに、挙動データを収集して提供する無線オペレータ108とパブリッシャーの少なくとも一方と契約している広告主は利益を受ける。この利益は、マネタイズプラットフォームサーバー3802が、広告サーバー3804から金銭的報酬を収集して、該金銭的報酬を無線オペレータと分配するのを容易にしうる点で金銭的利益である。金銭的報酬を、均一料金、定額、変動料金、インプレッションベースのもの(たとえば、1000インプレッション当たりの単価、すなわち、CPM)、クリック単価(CPC)、獲得単価(CPA)、時間ベースのもの、または、ユーザートランザクションの収益分配に基づくものとすることができ、または、データがアクセスされている無線オペレータ、もしくは、パブリッシャー、もしくは、広告ネットワークと共有(または分配)されるもの、あるいは、他の取り決めにしたがうものを含むことができる。金銭的報酬はまた、広告から得られた収益の分配を含むことができる。金銭的報酬を、配信された挙動データに基づいてターゲットが設定された広告を受け取るモバイルユーザーの数に基づくものとすることができる。広告ターゲティング(広告のターゲット設定)のための挙動データの配信及び使用に関連する他のタイプの金銭的報酬も明らかであり、それらも本明細書に含まれる。
金銭的報酬及び無線オペレータとの分配の1例では、広告サーバー3804は、平日の朝の通勤時間にいつも決まって、モバイル通信装置を使って無線オペレータ108のネットワークにアクセスするモバイルユーザーの挙動データを要求することができる。マネタイズプラットフォームは、種々の基準に基づいてこのデータの料金を設定することができる。該種々の基準には、限定はしないが、基準を満たすユーザーの数や地理的領域(たとえば、Sharon MAよりmetro NYCの方が価値がある)などが含まれる。支払われた料金に基づいて、マネタイズプラットフォームは、要求に十分に合致する挙動データを配信することができる。マネタイズプラットフォームは、データの配信を容易にしたことの対価として、料金の一部(たとえば30%)を保有し、残りの部分を無線オペレータに提供することができる。本明細書に記載されている、少なくともマネタイズプラットフォームと無線オペレータ108との間の金銭的報酬の他の分割方法を含めることができる。
広告サーバー3804に挙動データを配信することの一部として、マネタイズプラットフォームは、無線オペレータ108やパブリッシャーからの挙動情報の更新を要求して、広告サーバー3804に配信された情報が最新のものであることを確保することができる。無線オペレータ108は、挙動データベース3812に格納するために、挙動データの最新の更新(アップデート)がいつマネタイズプラットフォームに送信されたかを判定することができ、挙動データの増分更新を送信することができる。本明細書に記載されているデータの統合、検証、及び他のデータ操作技術を用いて、新しい挙動データまたは他のデータを、挙動データベース3812に既に格納されているデータに統合し、及び/または、関連付けることができる。本明細書に記載されている統計分析技術、データマイニング、及び他の分析技術を用いて、新しい挙動データまたは他のデータを、挙動データベース3812に既に格納されているデータに統合し、及び/または、関連付けることができる。統計分析技術、データマイニング、及び他の分析技術を用いて、該新しいデータに少なくとも部分的に基づいて統計的推定を行うこと、並びに、新しい挙動プロフィールカテゴリーや関連付けなどを得ることもできる。更新は、最後の更新後にモバイル通信設備のユーザーから収集された挙動データのみを含むことができる。代替的には、モバイル通信設備から、無線オペレータ108またはパブリッシャー、そして挙動データベース3812に向かう挙動データの流れを継続的なものとして、更新要求の必要をなくすことができる。配信を、マネタイズプラットフォームへバッチ配信(一括配信)とすることができ、または、リアルタイムでマネタイズプラットフォームに送ることができ、これによって、新しいユーザー挙動データに基づいて新しいデータを利用可能にすることができる。
収益分配の別の例では、広告ネットワークまたはパブリッシャーに関連付けられている広告サーバーなどの広告サーバー3804は、マネタイズプラットフォームサーバーに挙動データを要求し、該挙動データに基づいてターゲット設定された広告を受け取るユーザーの数に基づいて金銭的報酬を決定することができる。広告サーバー304は、これに関する要求をマネタイズプラットフォームサーバー3802にすることができ、マネタイズプラットフォーム3802は、広告を受け取りうユーザーの数の推定値を提供することができる。広告サーバー3804は、該推定値に基づいて少なくともユーザーの最少数への対価として料金を支払うことに同意することができる。1例では、広告サーバー3804は、アイウエア(眼鏡)を最近検索した全ての女性のモバイル通信設備ユーザーの挙動データを要求することができる。マネタイズプラットフォームは、(たとえば、本明細書に記載されている、データ統合及び/または統計分析技術を用いて)(1以上の)無線オペレータによって提供された挙動データを分析して、4つの無線オペレータ108(オペレータA、B、C、D)に散在する約27000人の女性モバイル通信設備ユーザーがアイウエアを最近検索したことを判定することができる。広告サーバー3804は、一定額、または、本明細書に記載されている他の任意のタイプの金銭的報酬を支払うことに同意して、オペレータA及びCのみの最大11000人のユーザーに広告を提供することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、オペレータA及びCからのユーザーの挙動データを配信することができるが、オペレータB及びDからのユーザーの挙動データは提供してもしなくてもよい。サーバー3804によって提供された金銭的報酬を、各オペレータのターゲットにされたユーザーの数に基づいて、マネタイズプラットフォーム、オペレータA、オペレータB、パブリッシャー、または、マネタイズプラットフォームに関連付けられた他のパーティ間で分割することができる。この例でさらに、オペレータAのユーザーがターゲットにされたユーザーの20%を占め、オペレータBのユーザーが残りの80%を占めているとする。マネタイズプラットフォームは、料金の30%を保有して、オペレータAに料金の14%、オペレータBに料金の56%を提供することができる。
金銭的報酬は、広告ネットワーク3808、広告サーバー3804、及び/または、マネタイズプラットフォームに関連付けることができる入札プラットフォームに関連付けられた支払いを含むことができる。いくつかの実施形態では、入札プラットフォームをマネタイズプラットフォームに含めることができる。広告サーバー3804は、マネタイズプラットフォームに提供される入札からの収益の一部を金銭的報酬として提案する(または申し出る)ことができる。広告サーバー3804は、マネタイズプラットフォームに対して挙動データを要求することができ、マネタイズプラットフォームはこの要求に応答して、該データに対する最小の入札額を特定することができる。最小の入札額を、該データの種々の側面に関連付けることができる。1例では、最小の入札額を、地域集約データ、人口統計学的集約データ、ユーザー数に基づくデータ、個々のユーザープロフィールデータ、ユーザーデータのカテゴリー、関連するサードパーティデータ3814などに対して設定することができる。要求された挙動データに対する入札の結果に基づいて、マネタイズプラットフォームは、広告サーバー3804に対して挙動データの1以上の配信を提供することができる。該結果に基づいて、挙動データを提供する無線オペレータ108またはパブリッシャーは、該挙動データを提供することに対する報酬を受けることができる。
金銭的報酬の他のソースはパブリッシャー3810を含むことができる。広告サーバー3804をパブリッシャーと関連付けることができ、または、該広告サーバーは、コンテンツパブリッシャー3810などの、自身の発行物(作品など)のターゲットをユーザーに設定することを望んでいるパブリッシャー3810と通信することができる。本明細書に記載されている全ての金銭的報酬をパブリッシャー3810に適用することができる。1例では、ゲーム開発者などのパブリッシャー3810は、新しく開発したゲームのターゲットを、類似のゲームをしている(見込み客となる)モバイルユーザーに設定したい場合がある。パブリッシャーに関連付けられている広告サーバー3804は、たとえば、ゲームプレイ類似の基準、ユーザー特性、使用履歴データ、または、モバイル通信設備に関連付けられている他のタイプのユーザーデータもしくはデータに合致する挙動データをマネタイズプラットフォームに対して要求することができる。金銭的報酬が設定されると、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、広告サーバー3804に挙動データを提供して、ターゲティングの候補ユーザーを識別するのを容易にすることができる。ゲーム開発者は、1以上の候補ユーザーと連絡をとって、新しく開発したゲーム、ゲームの広告、購入の提案(勧誘)、または、他のタイプのスポンサー提供コンテンツを提供することができる。無線オペレータ108、または、ゲーム開発者パブリッシャーを含むパブリッシャーは、ユーザーの挙動データを提供し及び取り込むことができ、及び、該データをマネタイズプラットフォームに提供することができる。この例を続けて、ゲーム開発者パブリッシャーは、自身の顧客から収集した挙動データのコピーをマネタイズプラットフォームに提供することができる。この場合、該顧客は、たとえば、該ゲーム開発者の広告に以前アクセスしたことがあるモバイル通信設備のユーザーである。マネタイズプラットフォームは、本明細書に記載されている任意の及び全ての技術を用いて、パブリッシャーのデータのデータ統合、及び/または、統計分析を提供し、及び、パブリッシャーが、データセット中に表現されているユーザーの所望のサブセットを選択するために、もしくは、該所望のサブセットにターゲットを設定するために使用できるすくに利用可能なデータを該パブリッシャーに提供することができる。このパブリッシャーデータセットを使用して、マネタイズプラットフォームによって維持されている別のデータセットにおいて利用可能な該パブリッシャーのユーザーではないユーザーであって、何らかの基準(たとえば、モバイル通信設備でゲームコンテンツにアクセスしたという挙動履歴)おいて該パブリッシャーの所望のユーザーのサブセットに合致するユーザーを選択することもできる。挙動データをゲーム開発者に自動的に提供することができ、または、挙動データを、少なくとも無線プロバイダー、パブリッシャー、サードパーティ、またはマネタイズプラットフォームに分配されうる追加の金銭的報酬のためにゲーム開発者に提供することができる。
いくつかの実施形態では、パブリッシャー3810は、広告サーバー3804、及び/または、広告主に関連付けられている広告ネットワーク3808と通信することができる。パブリッシャー3810は、自身の発行物において、広告主(たとえば、副コンテンツプロバイダー)から提供された広告で満たすことができる広告スポットを提供することができる。マネタイズプラットフォームは、広告サーバー3804による要求に応答して挙動データを提供することによって、パブリッシャー3810の広告スポットにターゲットが設定された広告を提供するのを容易にすることができる。広告サーバー3804は、パブリッシャー3180によって提供された情報に基づいて挙動データに対する要求を形成することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、複数の無線オペレータ108にわたる複数のモバイルユーザーの挙動プロフィールデータを含むことができる挙動データベース3812に格納されている挙動データを分析することができる。この分析を該要求に基づくものとすることができ、これによって、挙動データを、パブリッシャー3810の広告スポットに配置するための広告のターゲット設定を容易にすることができる広告サーバー3804に提供できるようにすることができる。1例では、親用オンライン会報のパブリッシャー3810は、該会報内の広告スポットを適切な広告で埋めるように広告サーバー3804に要求することができる。広告サーバー3804は、育児(またはしつけ)に関連付けることができる(たとえば、家族共有式のモバイル使用プランを利用しているユーザーの)挙動データをマネタイズプラットフォームに照会することができる。広告主に関連付けられている広告ネットワーク3808からの関連する(または適切な)挙動データを、育児に関連するユーザーについて選択することができ、該データを、マネタイズプラットフォーム、及び、該データを用いて広告を特定して、該親用会報のパブリッシャー3810によって特定された広告スポットに該広告を配置することができる広告サーバー3804に配信することができる。代替的には、マネタイズプラットフォームサーバー3802が、広告ネットワークコンテンツを選択するために使用されるデータではなく、広告ネットワークコンテンツを、パブリッシャーのサーバーに送ることができる。
マネタイズプラットフォームサーバー3802は、サードパーティデータ3814にアクセスすることができ、この場合、該サードパーティデータは、本明細書に記載されている(広告サーバー3804からの要求に応答して配信用の挙動データを準備することを含む)任意の及び全てのデータ統合及び統計分析ステップを実行するときにアクセスされることができるる。サードパーティデータ3814は、公開データベース、サブスクリプションデータベース(subscription database。または、加入者データベース)、フリーウェアデータベース、購入されたデータベース(purchased database)などを含むことができる。公開データベースは、国勢調査データ、有権者登録データ、不動産評価データ、公共登録(public registry)、自動車登録、裁判所記録などを含むことができる。挙動データの使用に関連付けることができる公的情報及び個人情報の多くのソースがあることは明らかであり、それらのソースも本明細書に含まれる。サブスクリプションデータベース、及び/または、購入された私的データベースは、正規化、集約、及び局所(地域)化などを含むデータの様々なインターネットアクセス分析法及びクリックストリーム分析法を含むことができる。挙動データのシンジケーションに関連してサードパーティデータ3814を使用する1つの例では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、不動産の資金調達または借り換えに関する情報を検索するためにモバイル通信設備を最近使用したボストン地区のユーザーの挙動データに対する要求を受け取る場合がある。マネタイズプラットフォームは、行為データベース(deeds database)の地域別登録情報などから住宅販売及び/または借り換えサービスに関連するサードパーティデータ3814にアクセスすることができる。サードパーティ情報と挙動情報を組み合わせることによって、最近借り換えをしたか、または、最近住宅を購入したユーザーを、挙動データ内で特定することができる。マネタイズプラットフォームは、より包括的な挙動データの組を提供するために、統合されたサードパーティデータを含むことができる挙動データを配信することができる。上述したように、金銭的報酬を、関連する(または適切な)サードパーティデータ3814の利用可能性(アベイラビリティ)に基づくものとすることができる。この例では、関連するサードパーティデータ3814に起因して、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、1つの金銭的報酬に関しては、サードパーティデータ3814のない挙動データのバージョンを提供することができ、別の(より高い可能性がある)金銭的報酬に関しては、統合されたバージョンを提供することができる。
いくつかの実施形態では、無線オペレータ108、パブリッシャー、またはサードパーティから提供された挙動データを、本明細書に記載されているデータ統合技術及び統計分析技術に少なくとも部分的に基づいて分析して、無線オペレータ108のネットワークへの加入者の挙動プロフィールのような挙動プロフィールを生成して維持することができる。挙動データは、ユーザーのモバイル通信設備に関連付けられている無線オペレータ108のネットワーク相互作用を含むことができる。電話を受け、電話をかけ、SMS及び他のテキストメッセージを送受信し、電子メールを送受信するといった相互作用、並びに、検索、ウェブブラウジング、ファイルのダウンロード、ファイルのアップロードなどのインターネット関連の動作、及び、モバイルアプリケーションの実行などの相互作用を、無線ユーザーの挙動プロフィールを生成するために、無線オペレータ108によって取り込んで提供することができる。ユーザーの挙動プロフィールを用いて、該プロフィールに含まれておりかつ該プロフィールから得られた情報を集約された挙動データなどの他の情報に関連付けることによって、ユーザーに対する広告のターゲティングを容易にすることができる。広告ターゲティングにユーザーの挙動プロフィールデータを使用する1つの例では、広告サーバー3804は、ユーザーに関連付けられている挙動情報を提供するようにマネタイズプラットフォームサーバー3802に要求することができ、この場合、該ユーザーの挙動プロフィールは、該ユーザーのモバイル通信設備を使って新しい無線サービスプランをインターネットで最近検索したユーザーなどの基準と突き合わせることができる情報を含んでいる。この例では、マネタイズプラットフォームは、ユーザーの挙動プロフィールを分析して、所定のユーザーがこれらの基準を満たすことを判定することができる。マネタイズプラットフォームは、適合したユーザーの挙動プロフィールに含まれている情報の一部を選択して、該選択した情報を広告サーバー3804に配信することができる。次に、広告サーバー3804は、広告ネットワーク3808によって現在提供されている広告のうちのどれが、それらのユーザーをターゲットとするのに適切でありうるかを決定するために追加の分析を実行することができる。この例ではさらに、広告サーバー3804は、該基準を満たす無線オペレータ108Aのユーザーを、無線オペレータ108 Bからの値引きされたサービスを宣伝する広告を受け取るターゲットに設定できることを決定することができる。このようにして、広告サーバー3804は、ユーザープロフィールを特定して、ターゲットを設定することができ、次に、マネタイズプラットフォームサーバー3802と通信して、ターゲットユーザーへの広告の配信を容易にすることができる。この例の代替的な実施形態では、ユーザーデータの全分析を、マネタイズプラットフォームサーバーにおいて、本明細書に記載されているデータ統合技術及び統計分析技術を用いて行うことができ、これによって、広告サーバー3804に配信された情報に、ユーザーが受け取るコンテンツとユーザーとのマッチング情報(適合情報)がすでに含まれているようにして、広告サーバー3804において追加の分析ステップの必要をなくし、及び、広告サーバー3804が、マネタイズプラットフォームから受け取った指示及びデータ毎に、ユーザーに対してコンテンツを配信できるようにすることができる。
マネタイズプラットフォームサーバー3802は、無線ユーザーの挙動データの挙動データベース3812を管理するための機能を含むことができる。無線オペレータ108及びパブリッシャーは、個々のモバイル通信設備に関連付けられている個々のトランザクションなどの挙動データを提供することができ、この場合、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、該挙動データを処理して、挙動データベース3812に格納することができる。複数のモバイルユーザーからの挙動データを挙動データベース3812に含めることによって、マネタイズプラットフォームは、このデータを分析して、集約されて区別された重要な結果を生成することができる。この結果は、広告主にとって貴重なものでありうるので、無線オペレータ108にこのデータの対価を与えることが可能である。このデータを、個々の記録(レコード)または個々のトランザクションとして挙動データベース3812に格納することができるが、該データを、データベース(たとえば、挙動データのリレーショナルデータベース)を用いて関連付けて、特定のモバイル通信設備または特定の無線ユーザーに関連付けられている全ての挙動データにアクセスできるようにすることができる。挙動データベース3812に格納されている挙動情報をマネタイズプラットフォームサーバー3802によって保守することによって、データの関連性(または適切性)及びタイムリー性(時宜を得たものであること)が維持されるようにすることができる。1例では、挙動データがデータベースに追加されるときに、該データにタイムスタンプを付けて、最新または最近の情報だけが使用されることを確保することができる。古いデータを識別して、該古いデータの更新(アップデート)を無線オペレータ108に要求するといった保守作業を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって実行することができる。かかる保守作業を、本明細書に記載されているデータ統合技術及び統計分析技術に関連付けることができる。多くの他のデータベース機能、保守作業などが理解されようが、それらも本明細書に組み込まれている。
図38Bを参照して、挙動データシンジケーションは、モバイル通信設備102からユーザーに関連付けられている挙動データを受信して、該情報または該情報からの何らかの派生物を、収益分配の形態で考慮するためにサードパーティに提供する無線オペレータ108またはパブリッシャーを含むことができる。無線オペレータ108はまた、挙動データベース3812などの挙動データセット3812に格納されることになるユーザー挙動データを提供することができる。サードパーティデータ3814を、挙動データベース3812に含めることができ、または、挙動データベース3812に関連して(または該データベースと共に)アクセスすることができる。挙動データベース3812を、本明細書に記載されているデータ統合技術及び統計技術を用いて変換及び/または分析することができる。この分析結果を、挙動データベース3812に格納すること、または、該データベースを用いてアクセスすることもできる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、挙動データベース3812、分析設備(または分析方法)、サードパーティデータ3814などにアクセスすることができる。広告ネットワーク3808またはパブリッシャーに関連付けられている広告サーバー3804などの広告サーバー3804は、マネタイズプラットフォームサーバー3802に対して挙動データを求める要求を発行することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、この要求に応答して、該要求に基づく挙動データ、及び、関連する利用可能(アベイラビリティ)条件3818を広告サーバー3804に配信することができる。関連する利用可能条件3818は、配信された挙動データへのアクセスを制限することができる。広告サーバー3804によるアクセスを制限することができる。代替的には、広告ネットワーク3808へのデータの配信を制限することができる。他の利用可能条件3818を含めることができる。広告サーバー3804は、入札プラットフォームを含むことができる実績ベースの広告ネットワーク3808とすることができる広告ネットワーク3808に接続することができる。入札プラットフォームは、広告ネットワーク3808に関連付けられている広告主が挙動データへのアクセス権に対して入札するのを容易にすることができる。代替的には、入札プラットフォームをマネタイズプラットフォームに含めることができ、スポンサー及びその他の者の入札活動は、マネタイズプラットフォームとのこれらの相互作用の一部として行われる。マネタイズプラットフォームは、入札者が入札プロセスを開始しなければならない最少入札額すなわち最低入札額を設定することができる。広告主は、挙動データに対する要求を出すための権利、及び、配信された挙動データにアクセスする権利などに対して入札することができる。広告サーバー3804は、挙動データに対する要求などを形成するのを容易にするために、コンテンツパブリッシャー3810などのパブリッシャー3810に接続することもできる。
広告サーバー3804に配信される挙動データに関連付けられている利用可能条件3818は、アクセス時間制限(たとえば、アクセス有効期限)、アクセス頻度制限、アクセスされる挙動プロフィールの数の制限、個人を特定する情報へのアクセスの制限、ある分解能限界に満たない細部を表す情報(たとえば、ある都市などの領域より小さい地理的細部)へのアクセスの制限、データの使用条件などを含むことができる。
いくつかの実施形態では、利用可能条件3818を、挙動データの要求に応答して配信された挙動データに基づくものとすることができる。挙動データのいくつかの側面は、利用可能条件に影響を与えることができる。挙動データが隠された(blinded)挙動データである場合には、利用可能3818は、該隠されたデータに関連付けることができる情報へのアクセスに対する制限を含むことができる。隠されたデータは、省略されたか変更された(すなわち、観察者には「見えない」)データ変数を有しているデータセットを含むことができ、このため、該データの使用は、変数または可変量を含むことはできない。1例では、変数「性別」が省略されているためにデータセット中で識別できず、このため、広告サーバーは、男性ユーザーまたは女性ユーザーだけをターゲットにすることができない場合がある。別の例では、変数「時刻」を隠して、それが「午前」または「午後」だけを含むようにすることができ、これによって、ラッシュアワー時(すなわち午後4時〜午後6時)に何らかのモバイル通信設備のアクティビティを実行しているユーザーだけをターゲットにすることを望んでいる広告主に対して、追加のアクセス権(すなわち、新しい利用可能条件)を購入して、有用度の低い「午前−午後」という指定とは対照的な時間単位の「時刻」変数を受け取るように要求することができる。1例では、隠されたデータは、マネタイズプラットフォームによって使用される任意のデータタイプ及び変数を含むことができる。
時間に関する利用可能性の制限の1例では、(たとえば、広告サーバー3804のシステム機能を使って得られた)現在の日時と、利用可能条件で規定されたデータ有効期限とを比較することによって、アクセス要求に応答することができるインターフェースを介して、挙動データにアクセスできる。有効期限をまだ経過していない場合には、該インターフェースはデータへのアクセスを可能にすることができる。有効期限を経過している場合には、データへのアクセスは、該インターフェースによって許可されないようにすることができる。
データの一部へのアクセス制限の1例では、アクセスが制限されている部分を符号化して、データの残りの部分は復号化することなくアクセスすることができる。代替的には、全てのデータが符号化されるが、アクセスが禁止されているデータの部分を、アクセスが許可されている他の部分とは異なるやり方で符号化することができる。地理的精度に関連付けられている地理的制限の1例では、個々のユーザーに関連付けられているデータ要素は符号化されるが、地理的領域(たとえば、街区、村、都市、州、国、タイムゾーン(時経帯)、選挙区、下院議員選挙区など)に関連付けられているデータは符号化されず、このため、該データには広告サーバー3804がアクセスできないようにデータを構成することができる。この例においてさらに、ある選挙区に住んでいるユーザーから得られた集約された挙動データを提供することができるが、該選挙区内の個人の挙動データへのアクセスを、利用可能条件にしたがって禁止することができる。集約されたデータの例には、限定はしないが、選挙区内の登録された民主党員、共和党員、及び、無所属の人の割合を含めることができる。その他の集約データの例も明らかであり、それらも本明細書に含まれる。ユーザーデータへの広告サーバー3804のアクセスが制限されている場合であっても、マネタイズプラットフォームは、利用可能条件に基づいて選挙区に住む選択されたユーザーに広告を配信するという広告サーバー3804要求の遂行をサポートすることができる。1例では、広告サーバーが、たとえば上記例における登録された共和党員と登録された民主党員と区別するのを容易にする挙動データにアクセスできる場合は、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、選挙区内の登録された共和党員に広告を提供するのを容易にすることができる。
挙動データに関連付けられている利用可能条件3818は、個人識別データへのアクセスに対する制限を含むことができる。個々の無線オペレータユーザーを識別することができる情報(たとえば、名前、住所、携帯電話番号など)を、広告サーバー3804に提供される情報に含めることができるが、広告サーバー3804には利用できないようにすることができる。広告サーバー3804に、個々のユーザーの挙動プロフィールへのアクセスを許可することができるが、無線ユーザープロフィールの各々について固有のコードだけが広告サーバー3804に利用できるように、該識別情報を符号化することができる。隠されたデータは、ユーザーを識別することなく個々のユーザーの分析と個々のユーザーへのターゲット設定を容易にすることができる。隠されたデータはまた、無線モバイルネットワーク加入者にプライバシー(守秘権など)を提供することができ、これによって、広告サーバー3804は、挙動プロフィールデータに基づいて個人をターゲットにすることができるが、ユーザーに関する身元識別情報などの個人情報にはアクセスできないようにすることができる。1例では、広告ネットワーク3808は、ここ72時間以内に民主党の大統領指名候補に関する情報を検索した個々のモバイルネットワークユーザーに対して、配信する広告のターゲットを設定したい場合がある。広告サーバー3804は、個々のユーザーのモバイル番号(たとえば携帯電話番号)にアクセスできない場合でも、配信された挙動データにアクセスして、その基準に適合する個々のユーザーをデータに含めるか否かを決定することができる。含めることが決定された場合には、マネタイズプラットフォームは、該ターゲティング基準に適合するユーザーに対してターゲット設定された広告の配信を容易にすることができる。このことは可能である。なぜなら、広告サーバー3804がモバイルユーザーの連絡先情報にアクセスできなくても、マネタイズプラットフォームサーバーはそのようなアクセスをすることができる場合があり、したがって、選択されたユーザーへの広告の配信を容易にしうるからである。
マネタイズプラットフォームから配信された無線ユーザーの挙動データに関連付けられている利用可能条件3818は、広告サーバー3804がアクセスできるユーザー挙動プロフィールの数に対する制限を含むことができる。挙動データは、無線サービスへの実質的に全ての加入者を表すことができるが、利用可能条件3818は、提供されている全てのユーザーよりも少ないユーザーにアクセスを制限することができる。1例では、広告サーバーは、10000人を超えるモバイルユーザーの挙動データを受け取ることができるが、利用可能条件3818は、5000人のモバイルユーザーのみへのアクセスに制限することができる。かくして、広告サーバー3804が、配信された挙動データから5000人のユーザーの挙動プロフィールにアクセスすると、それ以上のアクセスは拒否されることになる。
いくつかの実施形態では、広告サーバー3804に配信される挙動データに関連付けられている利用可能条件3818は、プログラムとすることができる挙動データインターフェースレイヤ(interface layer)を含むことができる。この場合、該プログラムは、挙動データが該インターフェースレイヤを介してアクセスされなければならないようにするドライバなどである。これは、アプリケーションプログラミングタイプインターフェース(API)で情報を符号化し及びデータをカプセル化することによって達成することができる。広告サーバー3804は該APIを介してのみデータにアクセスすることができる。このように、利用可能条件3818を該APIによって実施することができる。
いくつかの実施形態では、利用可能条件3818を、広告ネットワーク3808入札プラットフォームに関連付けられた入札の結果によって影響を受けるものとすることもできる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、挙動データの所定の部分を利用できるようにするための最小限の入札要件を設定することができる。広告主が最小限の入札要件を満たさない場合には、利用可能条件3818は、最小限の入札要件が設定されている部分へのアクセスを制限することができる。
図39Aを参照すると、いくつかの実施形態では、モバイル通信設備に関連付けられている挙動データを、モバイル通信設備のユーザーと相互作用するかもしくは該ユーザーにアクセスする複数の無線オペレータ108、パブリッシャーもしくは他のパーティによって提供することができる。いくつかの実施形態では、無線オペレータ108データまたは他の挙動データを、挙動データに対する広告サーバー要求に応答して広告サーバー3902に配信するために、マネタイズプラットフォーム内の他のデータタイプで強化することができる。挙動データを、1以上のサードパーティから取得することができる。ユーザー挙動プロフィールを、複数の無線オペレータ108を用いて、複数のモバイル通信設備ユーザーの挙動プロフィールが格納されている挙動データベース3910から取り出すことができる。1以上のサードパーティから取得できるサードパーティデータ3914を、取り出されたユーザーの挙動プロフィールに関連付けることができる。サードパーティデータ3914と挙動データの関連付けを、サードパーティデータ3914とモバイル通信設備ユーザーのプロフィールデータとの間の複数の関連付けを含むことができる強化された挙動データベース3912に格納することができる。強化された挙動データベース3912は、複数の無線オペレータユーザー、複数の無線オペレータ108、複数のパブリッシャー、及び/または、複数のサードパーティからのデータを含むことができ、及び/または、それらのデータの関連付け(関連性)を含むことができる。広告サーバー3902は、モバイル通信設備ユーザーの挙動プロフィールを要求するなど、複数の無線ユーザーの少なくとも一部に関連する挙動データをマネタイズプラットフォームサーバー3802に要求することができる。該要求に応答して、挙動データ及び関連するサードパーティデータを、挙動データベース3910から選択することができ、及び、選択されたデータの任意の部分を要求している広告サーバー3902に配信することができる。代替的には、要求されたユーザーの挙動プロフィールとサードパーティデータ3914との関連付けを、配信のために、強化された挙動データベース3912から選択することができる。選択されたデータの配信及び/または関連付けを、該要求の受信と実質的に同時に行うことができる。これらが同時に行われる場合であっても異なる時間に行われる場合であっても、データをバッチとして(すなわち一括して)配信することができる。該バッチは、1つの広告サーバー3902からある時間にわたって受信した一連の要求などを表すことができる。該バッチは、要求されたデータに関連するデータだけでなく該要求に関連するデータを含むことができる。1例では、あるユーザーがモバイル通信設備の共有プランに加入している場合には、該共有プランに加入している任意のユーザーのプロフィールデータの要求は、該共有プランに加入している全てのユーザーのデータをバッチとして配信するという結果を導きうる。サードパーティデータ3914を、国勢調査データ、環境データ、有権者登録データ、教育データ、給与調査データ、住宅の評価額、町税データ記録などを含む1以上のデータソースから供給することができる。
強化された挙動データベース3912は、ユーザープロフィールとサードパーティデータ3914との間の種々の関連付けを含むことができる。サードパーティデータ3914とユーザープロフィールの関連付けは、ユーザープロフィールと、1つまたは複数のサードパーティのサードパーティデータ3914との間の関連付けを含むことができる。強化されたデータベースは、1つのユーザープロフィールに対して複数の関連付けを含むことができる。各関連付けを、1つのユーザープロフィールと、1つ以上のサードパーティのサードパーティデータ3914との間のものとすることができる。1例では、強化された挙動データベース3912に格納されている関連付けは、ユーザープロフィールを、国勢調査データ及び住宅評価額の人口統計学的データに関連付けることができる。代替的には、第1の格納されている関連付けは、ユーザープロフィールを国勢調査データに関連付けることができ、第2の格納されている関連付けは、ユーザープロフィールを、住宅評価額の人口統計学的データに関連付けることができる。たとえば、ウェブページの閲覧、トランザクション、位置検出などのユーザーに関する挙動データを、本明細書に記載されている任意の方法を用いて、個人退職金積立計画、年金、預金証書などの金融商品の購買者としてユーザーを分類するやり方で、マネタイズプラットフォームで処理して統計的に分析することができる。この挙動データはユーザーの所得階層に関する情報を含んでいない場合があるので、ユーザーが住んでいる近所の中間的な住宅価格を選択するために、サードパーティデータセットを該ユーザーに関連付けることができる。この関連付けは、これが、ユーザーが金融商品の購買者であり、かつ、ある一定の所得層のメンバーである可能性が高いということを示している場合には、パブリッシャー、広告ネットワーク、または他のエンティティにとってより重要でありうる。ユーザーに関するこの強化されたデータによって、パブリッシャーまたは他のエンティティは、ユーザーのモバイル通信設備に表示するためのコンテンツとして、ユーザーに金融商品を勧めるだけでなく、特定の所得階層にある人が必要としている金融製品により密接に関連するコンテンツも選択できるようになる。
いくつかの実施形態では、ユーザープロフィールを、1以上の無線オペレータ108から受け取った挙動データから得ることができる。サードパーティデータ3914を、複数の無線オペレータ108からの挙動データから種々のやり方で得られるユーザープロフィールに関連付けることができる。複数の無線オペレータ108からの挙動データから得られたユーザープロフィールを、1つの無線オペレータ108からの挙動データから得られたユーザープロフィールと同様の関連付けをサポートする同質のプロフィールとして扱うことができる。代替的には、ユーザープロフィールの要素を無線オペレータ108(該要素は該無線オペレータから得られたものである)で識別することができる。かかる代替例では、ユーザープロフィール内の要素を、無線オペレータ108(該要素は該無線オペレータから得られたものである)に基づいてサードパーティデータデータ3914に関連付けることができる。かかる関連付けは、広告サーバー3902にとって有益な区別を容易にしうる。1例では、ユーザープロフィールは、第1の無線オペレータ108及び第2の無線オペレータ108から得られた要素を含む。なぜなら、ユーザーは、該第1の無線オペレータ108オペレータから該第2の無線オペレータ108に切り替えたからである。各無線オペレータ108から得られたユーザープロフィールを集約された無線インターネット使用統計に関連付けることは、ユーザーが第1の無線オペレータ108から第2の無線オペレータ108に切り替えたときに、ユーザーの挙動が集約されたデータに対してどのように変化したかを決定するのに役立ちうる。
強化された挙動データベース3912は、複数の無線モバイル通信設備ユーザーから得られたプロフィールデータとサードパーティデータ3914との関連付けを含むことができる。複数の無線モバイル通信設備ユーザーから得ることができるプロフィールを、複数の無線オペレータ108からの挙動データから得ることもできる。したがって、強化された挙動データベース3912における関連付けは、1以上のサードパーティからのサードパーティデータ3914と、複数のユーザー及び複数の無線オペレータ108からの挙動データから得られた1以上のプロフィールとの間の1以上の関連付けを含むことができる。1つの無線モバイル通信設備ユーザーのプロフィールが複数の無線オペレータ108からの挙動データから得られる上記のユーザープロフィールとサードパーティデータ3914の関連付けとは対照的に、複数の無線オペレータ108からの挙動データから得ることができる複数のユーザープロフィール(単にプロフィールと呼ぶ場合もある)を、サードパーティデータ3914に関連付けることができ、及び、(1以上の)関連付けを強化された挙動データベース3912に格納することができる。
挙動データまたはプロフィールデータに対する要求に応答して、広告サーバー3902は、マネタイズプラットフォーム内の挙動データベース3910のデータ(たとえば、挙動データ、ユーザープロフィールデータ、プロフィールデータ)、または、マネタイズプラットフォーム内の強化された挙動データベースのデータ(たとえば、ユーザープロフィールとサードパーティデータ3914の関連付け、プロフィールとサードパーティデータ3914の関連付け)、または、挙動データベース3910と強化された挙動データベース3912の両方のデータなどを受け取ることができる。
さらに図39Aを参照して、挙動プロフィールシンジケーションは、モバイル通信設備102からユーザーに関連する挙動データを受け取る複数の無線オペレータ108を含むことができる。無線オペレータ108はさらに、挙動データベース3910などの挙動データベース3910に格納されるユーザー挙動データを提供することができる。サードパーティデータ3914を、挙動データベース3910に含めること、または、挙動データベース3910に関連して(もしくはこれと共に)アクセスすることができ、及び、関連付けを強化された挙動データセット3912に格納することができる。挙動データベース3910を、本明細書に記載されているデータ統合、統計分析、データマイニング、ストリーム分析などを用いて、または、他のデータ処理法もしくは統計的方法を用いて、処理及び分析することができる。分析結果を、挙動データベース3910に格納することもでき、または、該データベースを介して該分析結果にアクセスすることもできる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、挙動データベース3910、分析設備、強化された挙動データセット3912、サードパーティデータ3914などにアクセスすることができる。広告ネットワーク3904またはパブリッシャー3908に関連付けることができる広告サーバー3902などの広告サーバー3902は、挙動データ、ユーザープロフィールデータ、ユーザープロフィール、(1以上の)ユーザープロフィールとサードパーティデータ3914との間の関連付けなどに対する要求を、マネタイズプラットフォームサーバー3802に対して発行することができる。この要求に応答して、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、広告サーバー3902に対する要求に基づく挙動データ、ユーザープロフィールデータ、関連付けデータなどを配信することができる。広告サーバー3902は、入札プラットフォームを含むことができる実績ベースの広告ネットワーク3904とすることができる広告ネットワーク3904に接続することができる。入札プラットフォームは、広告ネットワーク3904に関連付けられている広告主が、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって提供される挙動に関連するデータへのアクセス権に対して入札するのを容易にすることができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、該マネタイズプラットフォームからのデータへのアクセスに対して支払われる金銭的報酬を決定するために入札プラットフォームを含むことができる。マネタイズプラットフォーム入札プラットフォームは、広告ネットワーク、パブリッシャー、無線オペレータ、及びサードパーティからの入札に対処することができ、かつ、それらのエンティティが、特定のユーザーデータ、ユーザーデータのカテゴリー、ユーザープロフィールのタイプ、ユーザープロフィールのセグメント(区分)、データ集合(集約)、グループかされたユーザーデータ、サードパーティデータで強化されたユーザーデータ、または、マネタイズプラットフォームを介して利用できる他のサブセットもしくはデータタイプに対して入札できるようにする。広告主は、データに対する要求を出すための権利、及び、配信されたデータにアクセスする権利などに対して入札することができる。広告サーバー3902は、挙動データに対する要求などを形成するのを容易にするために、コンテンツパブリッシャー3908などのパブリッシャー3908に接続することができる。
ユーザープロフィールデータ、複数のユーザープロフィールデータ、サードパーティとの関連付けなどとして表すことができる無線ユーザー挙動データを、マネタイズプラットフォームサーバー3802などによってシンジケートして、モバイル通信設備ユーザーに対する広告のターゲティングを容易にすることができる。挙動データを広告サーバー3902によって要求して、モバイル通信設備ユーザーに対する広告のターゲティングを容易にすることができる。広告サーバー3902がマネタイズプラットフォームに挙動データを要求する場合には、広告サーバー3902に関連付けられている広告主、広告ネットワーク、及びパブリッシャー、並びに、挙動データを収集して提供する少なくとも1つの無線オペレータ108は、利益を受けることができる。この利益は、マネタイズプラットフォームサーバー3802が、広告サーバー3902から金銭的報酬を収集して、該金銭的報酬を1以上の無線オペレータ108、パブリッシャー、または他者と分配するのを容易にしうる点で金銭的利益である。金銭的報酬を、均一料金、定額、変動料金、インプレッションベースのもの(たとえば、1000インプレッション当たりの単価、すなわち、CPM)、クリック単価(CPC)、獲得単価(CPA)、時間ベースのもの、または、ユーザートランザクションの収益分配に基づくものとすることができ、または、データがアクセスされている無線オペレータ、もしくは、パブリッシャー、もしくは、広告ネットワークと共有(または分配)されるもの、あるいは、他の取り決めにしたがうものを含むことができる。広告ターゲティング(広告のターゲット設定)のための挙動データの配信及び使用に関連する他のタイプの金銭的報酬も明らかであり、それらも本明細書に含まれる。
挙動データの広告サーバー3902への配信の一部として、マネタイズプラットフォームは、1以上の無線オペレータ108、パブリッシャー3908、もしくは、他のデータプロバイダーに挙動情報の更新を要求して、広告サーバー3902に配信される情報が最新のものであることを確保することができる。該1以上のデータプロバイダーは、挙動データベース3910に格納するために、挙動データの最新の更新(アップデート)がいつマネタイズプラットフォームに送信されたかを判定することができ、挙動データの増分更新を送信することができる。更新は、最後の更新後にモバイル通信設備のユーザーから収集された挙動データのみを含むことができる。代替的には、モバイル通信設備から、1以上のデータプロバイダー、そして挙動データベース3910に向かう挙動データの流れを継続的なものとして、更新要求の必要をなくすことができ、マネタイズプラットフォームによって、該挙動データの流れを開始し、監視し、及び管理することができる。
いくつかの実施形態では、パブリッシャー3908は、広告主の広告ネットワーク3904と通信できる広告サーバー3902と通信することができる。パブリッシャー3908は、自身の発行物において、広告主から提供された広告で満たすことができる広告スポットを提供することができる。マネタイズプラットフォームは、広告サーバー3902による要求に応答して挙動データを提供することによって、パブリッシャー3908の広告スポットにターゲットが設定された広告を提供するのを容易にする。広告サーバー3902は、パブリッシャー3908によって提供された情報に基づいて挙動データに対する要求を形成することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、複数の無線オペレータ108にわたる複数のモバイルユーザーの挙動プロフィールデータを含むことができる挙動データベース3910に格納されている挙動データを分析することができる。この分析を該要求に基づくものとすることができ、これによって、挙動データを、パブリッシャー3908の広告スポットに配置するための広告のターゲット設定を容易にすることができる広告サーバー3902に提供できるようにすることができる。1例では、親用オンライン会報のパブリッシャー3908は、該会報内の広告スポットを適切な広告で埋めるように広告サーバー3902に要求することができる。広告サーバー3902は、育児(またはしつけ)に関連付けることができる(たとえば、家族共有式のモバイル使用プランを利用しているユーザーの)挙動データをマネタイズプラットフォームに照会することができる。育児に関連するユーザーの関連挙動データを広告サーバー3902に配信することができ、該広告サーバー3902は、このデータを用いて広告を特定して、該親用会報のパブリッシャー3908によって特定された広告スポットに該広告を配置することができる。
マネタイズプラットフォームサーバー3802は、サードパーティデータ3914にアクセスすることができ、この場合、該サードパーティデータは、広告サーバー3902からの要求に応答して挙動データを配信のために準備するときに、アクセスされることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、強化された挙動データベース3912にもアクセスすることができ、該強化された挙動データベース3912は、ユーザー挙動データから得られた集約されたユーザープロフィールデータと、1以上のサードパーティから得られたサードパーティデータ3914との間の関連付けを含むことができる。サードパーティデータ3914は、公開データベース、サブスクリプションデータベース(subscription database。または、加入者データベース)、フリーウェアデータベース、購入されたデータベース(purchased database)などを含むことができる。公開データベースは、国勢調査データ、有権者登録データ、不動産評価データ、公共登録(public registry)、自動車登録、裁判所記録などを含むことができる。集約された挙動データの使用に関連付けることができる公的情報の多くのソースがあることは明らかであり、それらのソースも本明細書に含まれる。サブスクリプションデータベース、及び/または、購入された私的データベースは、正規化、集約、及び局所(地域)化などを含むデータの様々なインターネットアクセス分析法及びクリックストリーム分析法を含むことができる。挙動データのシンジケーションに関連してサードパーティデータ3914を使用する1つの例では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、挙動データベース3910内の挙動データを分析して、それをサードパーティデータ3914に関連付け、及び、該関連付けを、強化された挙動データベース3912に格納することができる。広告サーバー3902からの挙動データに関連する要求に応答して、マネタイズプラットフォームは、挙動データベース3910からのデータ、強化された挙動データからの関連付け、挙動データベースと強化された挙動データベース3912の両方からのデータなどを選択して、選択したデータを広告サーバー3902に配信することができる。
いくつかの実施形態では、1以上の無線オペレータ108、パブリッシャー、または他のデータプロバイダーから提供された挙動データを分析して、無線ネットワークへの加入者の挙動プロフィールなどの挙動プロフィールを生成することができる。挙動データは、ユーザーのモバイル通信設備に関連付けられている無線ネットワーク相互作用を含むことができる。挙動データは、ユーザーのモバイル通信設備と複数の無線オペレータ108ネットワーク(ユーザーがモバイルプランを変更したときなど)との間の相互作用を含むことができる。電話を受け、電話をかけ、SMS及び他のテキストメッセージを送受信し、電子メールを送受信するといった相互作用、並びに、検索、ウェブブラウジング、ファイルのダウンロード、ファイルのアップロードなどのインターネット関連の動作、及び、モバイルアプリケーションの実行などの相互作用を、無線ユーザーの挙動プロフィールを生成するために、1以上の無線オペレータ108によって取り込んで提供することができる。ユーザーの挙動プロフィールを用いて、該プロフィールに含まれておりかつ該プロフィールから得られた情報を集約された挙動データなどの他の情報に関連付けることによって、ユーザーに対する広告のターゲティングを容易にすることができる。広告ターゲティングにユーザーの挙動プロフィールデータを使用する1つの例では、広告サーバー3902は、ユーザーに関連付けられている挙動情報を提供するようにマネタイズプラットフォームサーバー3802に要求することができ、この場合、該ユーザーの挙動プロフィールは、該ユーザーのモバイル通信設備を使って新しい無線サービスプランをインターネットで最近検索したユーザーなどの基準と突き合わせることができる情報を含んでいる。この例では、マネタイズプラットフォームは、複数のオペレータから得られたデータを用いてユーザーの挙動プロフィールを分析して、所定のユーザーがこれらの基準を満たすことを判定することができる。マネタイズプラットフォームは、適合したユーザーの挙動プロフィールに含まれている情報の一部を選択して、該選択した情報を広告サーバー3902に配信することができる。次に、広告サーバー3902は、広告ネットワーク3904によって現在提供されている広告のうちのどれが、それらのユーザーをターゲットとするのに適切でありうるかを決定するために追加の分析を実行することができる。この例ではさらに、広告サーバー3902は、該基準を満たす無線オペレータ108Aのユーザーを、無線オペレータ108Bからの値引きされたサービスを宣伝する広告を受け取るターゲットに設定できることを決定することができる。このようにして、広告サーバー3902は、ユーザープロフィールを特定して、ターゲットを設定することができ、次に、マネタイズプラットフォームサーバー3802と通信して、ターゲットユーザーへの広告の配信を容易にすることができる。
マネタイズプラットフォームサーバー3802は、無線ユーザーの挙動データの挙動データベース3910を管理するための機能を含むことができる。無線オペレータ108、パブリッシャー、または他のデータプロバイダーは、個々のモバイル通信設備に関連付けられている個々のトランザクションなどの挙動データを提供することができ、この場合、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、該挙動データを処理及び分析して、挙動データベース3910に格納することができる。複数のモバイルユーザーからの挙動データを挙動データベース3910に含めることによって、及び、複数の無線オペレータ108からの挙動データによって、マネタイズプラットフォームは、このデータを分析して、集約されて区別された重要な結果を生成することができる。この場合、該結果は、広告主にとって重要なものでありえ、それゆえ、無線オペレータ108は該データの対価を受けることができうる。このデータを、個々の記録(レコード)または個々のトランザクションとして挙動データベース3910に格納することができるが、該データを、データベース(たとえば、挙動データのリレーショナルデータベース)を用いて関連付けて、特定のモバイル通信設備または特定の無線ユーザーに関連付けられている全ての挙動データ、または、無線ユーザーと無線オペレータ108との関連付けなどにアクセスできるようにすることができる。挙動データベース3910に格納されている挙動情報をマネタイズプラットフォームサーバー3802によって保守することによって、データが最新のものであり続けるようにすることができる。1例では、挙動データがデータベースに追加されるときに、該データにタイムスタンプを付けて、最新の情報だけが使用されることを確保することができる。古いデータを識別して、該古いデータの更新(アップデート)を1以上の無線オペレータ108に要求するといった保守作業を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって実行することができる。多くの他のデータベース機能、保守作業、分析などが理解されようが、それらも本明細書に組み込まれている。
図39Bを参照して、挙動データシンジケーションは、モバイル通信設備102からユーザーに関連付けられている挙動データを受信する1以上の無線オペレータ108を含むことができる。1以上の無線オペレータ108はさらに、挙動データベース3910などの挙動データセット3910に格納されることになるユーザー挙動データを提供することができる。サードパーティデータ3914を、挙動データベース3910に含めることができ、または、挙動データベース3910に関連して(または該データベースと共に)アクセスすることができ、関連付けを強化された挙動データセット3912に格納することができる。挙動データベース3910を、本明細書に記載されている統計分析、データマイニング、ストリーム分析、または、他の統計的方法などを用いて分析することができる。この分析結果を、挙動データベース3910に格納すること、または、該データベースを用いてアクセスすることもできる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、挙動データベース3910、分析設備(または分析方法)、強化された挙動データセット3912、サードパーティデータ3914などにアクセスすることができる。広告ネットワーク3904に関連付けられている広告サーバー3902などの広告サーバー3902は、マネタイズプラットフォームサーバー3802に対して、挙動データ、ユーザープロフィールデータ、ユーザープロフィール、(1以上の)ユーザープロフィールとサードパーティデータ3914との間の関連付けなどを求める要求を発行することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、この要求に応答して、該要求に基づく挙動データ、ユーザープロフィールデータ、関連付けデータなど、及び、関連する利用可能(アベイラビリティ)条件3918を、広告サーバー3902に配信することができる。関連する利用可能条件3918は、配信された挙動データへのアクセスを制限することができる。広告サーバー3902によるアクセスを制限することができる。代替的には、広告ネットワーク3904へのデータの配信を制限することができる。本明細書に記載されている他の利用可能条件3918を含めることができる。広告サーバー3902は、入札プラットフォームを含むことができる実績ベースの広告ネットワーク3904とすることができる広告ネットワーク3904に接続することができる。入札プラットフォームは、広告ネットワーク3904に関連付けられている広告主、パブリッシャーオペレータ、または他者が、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって提供される挙動に関連するデータへのアクセス権に対して入札するのを容易にすることができる。広告主や他者は、挙動データに対する要求を出すための権利、及び、配信された挙動データにアクセスする権利などに対して入札することができる。広告サーバー3902は、挙動データに対する要求などを形成するのを容易にするために、コンテンツパブリッシャー3908などのパブリッシャー3908に接続することもできる。
広告サーバー3902に配信される挙動データ、及び/または、サードパーティデータ3914との関連付けに関連付けられている利用可能条件3918は、アクセス時間制限(たとえば、アクセス有効期限)、アクセス頻度制限、アクセスされる挙動プロフィールの数の制限、個人を特定する情報へのアクセスの制限、ある分解能限界に満たない細部を表す情報(たとえば、ある都市などの領域より小さい地理的細部)へのアクセスの制限、データの使用条件などを含むことができる。
利用可能条件3918を、挙動データの要求に応答して配信された挙動データまたは強化された挙動データに基づくものとすることができる。挙動データのいくつかの側面は、利用可能条件に影響を与えることができる。挙動データが隠された(blinded)挙動データである場合には、利用可能3918は、該隠されたデータに関連付けることができる情報へのアクセスに対する制限を含むことができる。
複数のデータソース(たとえば、複数の無線オペレータ)から得られた挙動データに関連付けられている利用可能条件3918は、個人識別情報へのアクセスに対する制限を含むことができる。個々の無線オペレータユーザーを識別することができる情報(たとえば、名前、住所、携帯電話番号など)を、広告サーバー3902に提供される情報に含めることができるが、広告サーバー3902には利用できないようにすることができる。広告サーバー3902に、個々のユーザーの挙動プロフィールへのアクセスを許可することができるが、無線ユーザープロフィールの各々について固有のコードだけが広告サーバー3902に利用できるように、該識別情報を符号化することができる。隠されたデータは、ユーザーを識別することなく個々のユーザーの分析と個々のユーザーへのターゲット設定を容易にすることができる。隠されたデータはまた、無線モバイルネットワーク加入者にプライバシー(守秘権など)を提供することができ、これによって、広告サーバー3902は、挙動プロフィールデータに基づいて個人をターゲットにすることができるが、ユーザーに関する身元識別情報などの個人情報にはアクセスできないようにすることができる。1例では、広告ネットワーク3904は、ここ72時間以内に民主党の大統領指名候補に関する情報を検索した個々のモバイルネットワークユーザーに対して、配信する広告のターゲットを設定したい場合がある。広告サーバー3902は、個々のユーザーのモバイル番号(たとえば携帯電話番号)にアクセスできない場合でも、配信された挙動データにアクセスして、その基準に適合する個々のユーザーをデータに含めるか否かを決定することができる。含めることが決定された場合には、マネタイズプラットフォームは、該ターゲティング基準に適合するユーザーに対してターゲット設定された広告の配信を容易にすることができる。このことは可能である。なぜなら、広告サーバー3902がモバイルユーザーの連絡先情報にアクセスできなくても、マネタイズプラットフォームサーバーはそのようなアクセスをすることができる場合があり、したがって、選択されたユーザーへの広告の配信を容易にしうるからである。
マネタイズプラットフォームから配信された無線ユーザーの挙動データに関連付けられている利用可能条件3918は、広告サーバー3902がアクセスできるユーザー挙動プロフィールの数に対する制限を含むことができる。挙動データは、無線サービスへの実質的に全ての加入者を表すことができるが、利用可能条件3918は、提供されている全てのユーザーよりも少ないユーザーにアクセスを制限することができる。1例では、広告サーバーは、10000人を超えるモバイルユーザーの挙動データを受け取ることができるが、利用可能条件3918は、5000人のモバイルユーザーのみへのアクセスに制限することができる。かくして、広告サーバー3902が、配信された挙動データから5000人のユーザーの挙動プロフィールにアクセスすると、それ以上のアクセスは拒否されることになる。
広告サーバー3902に配信される挙動データに関連付けられている利用可能条件3918は、プログラムとすることができる挙動データインターフェースレイヤ(interface layer)を含むことができる。この場合、該プログラムは、挙動データが該インターフェースレイヤを介してアクセスされなければならないようにするドライバなどである。これは、アプリケーションプログラミングタイプインターフェース(API)で情報を符号化し及びデータをカプセル化することによって達成することができる。広告サーバー3902は該APIを介してのみデータにアクセスすることができる。このように、利用可能条件3918を該APIによって実施することができる。
利用可能条件3918を、広告ネットワーク3904入札プラットフォームに関連付けられた入札の結果によって影響を受けるものとすることもできる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、挙動データの所定の部分を利用できるようにするための最小限の入札要件を設定することができる。広告主が最小限の入札要件を満たさない場合には、利用可能条件3918は、最小限の入札要件が設定されている部分へのアクセスを制限することができる。
図40Aを参照して、本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、要求4004とコンテンツ4024との間の関連性4008に少なくとも基づいて、さらに、無線オペレータ108に関連付けることができる収益計算4022に基づいて、複数のコンテンツ在庫4010からコンテンツを選択することによって、関連するスポンサー提供コンテンツ4024のパブリッシャーへの配信を容易にすることができる。いくつかの実施形態では、パブリッシャー4002からの要求4004を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって受信することができ、複数のコンテンツ在庫4010から、該要求に関連するコンテンツ4024を検索することができる。1以上のコンテンツ在庫(4012、4014、4018)からパブリッシャーに配信するためのコンテンツを選択することができる。コンテンツと要求4004との間の関連性判定4008に少なくとも部分的に基づいてコンテンツを選択することができる。複数のコンテンツ在庫4010及び/またはマネタイズプラットフォームサーバー3802内のコンテンツを、分析設備4020にさらに関連付けることができる。この場合、該分析設備は、限定はしないが、データ統合、データマイニング、データ最適化、統計(的)分析、または、他のデータ機能を含むタスクを実行することができる。複数のコンテンツ在庫を、収益計算設備4002にさらに関連付けることができる。収益計算設備は、無線オペレータ108が、モバイル通信設備へのコンテンツの提示に対して得ることができる収益の額に関する情報を含むことができる。収益計算設備4022内の収益データを、無線オペレータ108、サードパーティデータプロバイダー、マネタイズプラットフォーム、または他のデータソースから得ることができる。関連するコンテンツ4024、及び、該関連するコンテンツが選択されるコンテンツ在庫(4012、4014、4018)を、無線オペレータ108が、モバイル通信設備へのコンテンツの提示に対して得ることができる収益の額に関する、分析設備4020からの統計的重みに少なくとも部分的に基づいて選択することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802が関連するコンテンツ4024を受け取ると、該関連するコンテンツ4024を、要求を発したパブリッシャー4002に送ることができる。別の実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、該関連するコンテンツ4024をパブリッシャー4002以外の(限定はしないがモバイル通信設備のユーザーを含む)サードパーティに送ることができる。別の実施形態では、収益計算設備4022は、マネタイズプラットフォームオペレータが、モバイル通信設備への関連するコンテンツの提示に対して得ることができる収益の額に関するデータを含むことができ、関連性判定4008を、このデータに少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
図40Aに示すシステム4000の全ての要素を、図示のように動作可能に結合することができる。これらの動作可能な結合は、無線の及び/または有線の通信チャネル(但し、これらには限定されない)を含む任意の及び全ての適切な通信チャネルを含むことができる。該動作可能な結合構成を流れる情報は、実線、破線、点線でそれぞれ示されているスポンサー提供コンテンツ、分析出力、インタラクション(相互作用)データなどを含むことができる。種々のそのようなチャネルが可能であることが理解されよう。
本明細書に記載されているように、パブリッシャー4002を、コンテンツの所有者、コンテンツの作成者、団体、無線オペレータ、ウェブサイトの所有者、ゲーム開発者、アプリケーション開発者、ビデオグラファー、ブロガー、または、他のタイプのコンテンツパブリッシャーとすることができる。パブリッシャー4002は、スポンサー提供コンテンツを、特定の製品を検索しているか、または、製品やサービスに関するトランザクションをすることに興味を持っているモバイルユーザーのグループに送ることに関心がある場合がある。代替的には、パブリッシャー4002は、モバイル通信設備と相互作用しているときの一人のユーザーの挙動に基づいて、スポンサー提供コンテンツを一人のユーザーに配信することに関心がある場合がある。いくつかの実施形態では、パブリッシャー4002は、一組のユーザーに関連するスポンサー提供コンテンツのリストを特定することに関心がある場合がある。さらに、パブリッシャー4002は、スポンサー提供コンテンツをモバイル通信設備に提示することによって利益を生むことができ、マネタイズプラットフォームのオペレータは、その利益を共有することができる。いくつかの実施形態では、ユーザーは、該ユーザーに提示されている関連するコンテンツ4024に少なくとも部分的に基づいてトランザクション(取引など)を行うことができ、パブリッシャー、無線オペレータ108、及び/または、マネタイズプラットフォームのオペレータは、該トランザクションから得られた収益を共有する(分配する)ことができる。
いくつかの実施形態では、パブリッシャー4002は、本明細書に記載されている、キーワード、ユーザーの挙動、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、ユーザーの位置、ユーザー特性、ユーザーのモバイル特性、モバイル通信設備に表示されるコンテンツに関連するコンテキスト情報、時刻などに少なくとも部分的に基づいて、関連するコンテンツに対する要求をスポンサー提供コンテンツ設備4004に送ることができる。スポンサー提供コンテンツ設備4004への要求を、本明細書に記載されている、ユーザー特性、モバイル通信設備の特性、または、他の特性に基づいて変更(または修飾)することができる。たとえば、高解像度のビデオを表示することができないモバイル通信設備に提示するための関連するコンテンツ(以下、関連コンテンツという)4024に対する要求を、関連コンテンツ4024がビデオコンテンツを有していないかまたは低解像度のビデオコンテンツを有していることを示すデータと共に送り、これによって、該関連コンテンツが関連する(または適切な)ものとみなされて選択されるようにすることができる。スポンサー提供コンテンツ設備4004への要求を、関連性判定設備4008またはマネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。いくつかの実施形態では、要求設備4004は、該要求を、関連性判定設備4008とマネタイズプラットフォームサーバー3802の両方に送ることができる。マネタイズ設備3802は、スポンサー提供コンテンツへの要求を用いて、分析、データ統合、及びデータマイニング設備4020によって決定された関連コンテンツをフィルタリングしまたは変更することができる。代替的には、パブリッシャープロフィール、ユーザープロフィールなどを学習及び/または更新するために、要求されたスポンサー提供コンテンツを処理して、マネタイズプラットフォームサーバー3802に格納することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、ログファイルを調べて、以前の類似の要求を特定することによって、以前のトランザクションを成功に導いたコンテンツパラメータを決定することができる。この情報を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって使用して、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020によって提供される関連コンテンツのリストを、パブリッシャー4002に送信する前に、配列し直し、再順序付けし、及び/または、再編成することができる。1例では、携帯電話を探しているユーザーは、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって再順序付けされた関連するスポンサー提供コンテンツのリストを受け取ることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802に記録されている情報が、何らかの特性を該ユーザーと共有している別のユーザーによってなされたノキア(Nokia)の携帯電話の購入に関する最近のトランザクションを示している場合には、再順序付けの結果、ノキアの広告が一番上に掲載されうる。共有される特性を、本明細書に記載されている、モバイル加入者特性、ユーザー履歴、位置、トランザクション履歴、モバイル通信設備装置の特性、または、他の特性とすることができる。
関連性判定設備4008は、本明細書に記載されている、キーワード、ユーザーの挙動、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、ユーザーの位置、ユーザー特性、ユーザーのモバイル特性、モバイル通信設備に表示されるコンテンツに関連するコンテキスト情報、時刻などに少なくとも部分的に基づいて、コンテンツと要求との関連性を決定することができる。たとえば、キーワードを、在庫に格納されているコンテンツに関連付けられたメタデータと比較して、可能性のある適合のリストを決定することができる。関連性判定設備4008はまた、関連性比較、関連性スコアの決定、統計的重み付け、関連性分析などの方法を含むことができる。たとえば、関連性判定を、適合性の程度が高い、中程度、もしくは低いと特徴付ける数学的方程式によって決定された関連性スコア、及び、該方程式に基づくものとすることができる。代替的には、スポンサー提供コンテンツに対する要求と、複数のコンテンツ在庫4010中のコンテンツとの間の関連性の程度を数値で表すことができる。
いくつかの実施形態では、関連性判定を、関連する分析設備4020において追加の分析及び統計分析を用いて行うことができる。たとえば、ロジスティック回帰分析、重回帰分析、因子分析、判別分析、相関、もしくは他の統計的技法などの当該技術分野で既知の種々の統計的技法を用いて関連性を判定することができる。いくつかの実施形態では、ニューラルネットワーク、データマイニング、人工知能を含む、本明細書に記載されている他の技術を関連性判定に用いることができる。1例では、関連性判定設備4008は、コンテンツが表示されることになるモバイル通信設備に関連付けられている複数のユーザー特性とユーザーがトランザクションを行うことで生じるであろう結果(予測結果)との間の関連付けの強さに基づいて、スポンサー提供コンテンツに対する要求と複数のコンテンツ在庫4010との間の関連性を判定することができる(または、関連性判定設備4008は、コンテンツが表示されることになるモバイル通信設備に関連付けられている複数のユーザー特性の間の関連付けの強さに基づいて、スポンサー提供コンテンツに対する要求と複数のコンテンツ在庫4010との間の関連性を判定することができ、また、ユーザーがトランザクションを行うことで生じるであろう結果(予測結果)を決定することができる)。代替的には、予測結果を、ユーザーのモバイル通信設備への選択された関連コンテンツ4024の提示に対して無線オペレータ108が受けることになる期待収益とすることができる。別の例では、関連性判定4008で使用される統計モデルを用いて、個々の要求内で無線オペレータ108の期待収益を最大にするのではなく、複数の要求全体間で該期待収益を最大にすることができる。たとえば、無線オペレータ108は、人口統計学的混合体(demographic mix)などの、モバイル通信設備のユーザーの所定の混合体にコンテンツを提供することによって利益が得られるという契約をサードパーティと結ぶことができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツの関連性を判定するために、パブリッシャー4002によって送られるスポンサー提供コンテンツに対する要求を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって、モバイル通信設備のユーザーのモバイル特性にさらに関連付けることができる。ユーザーのモバイル特性は、本明細書に記載されている、ユーザープロフィール、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、地理的位置、地理的近さ、ユーザー装置、時刻、または、ユーザーもしくはユーザーのモバイル通信設備に関連付けられている他のタイプのデータを含むことができる(但し、これらには限定されない)。たとえば、スポンサー提供コンテンツに対する要求と複数のコンテンツ在庫4010内のコンテンツとの間の関連性の判定において、ユーザーが検索クエリーとしてめがねを入力した場合でも、流行している他の有名ブランドのファッションアイテムの購入に関する最近のトランザクションを含むユーザトランザクション履歴に少なくとも部分的に基づいて、流行している有名ブランドのサングラスだけに関連するコンテンツ結果を関連コンテンツとして選択することができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備装置の特性をマネタイズプラットフォームサーバー3808によって使用して関連性を判定することもでき、該特性には、表示能力、表示サイズ、表示解像度、処理速度、オーディオ能力、ビデオ能力、キャッシュのサイズ、記憶能力、メモリ容量、または、他のタイプのモバイル通信設備の特性が含まれる(但し、これらには限定されない)。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツに対する要求を、パブリッシャー4002によってマネタイズプラットフォーム3802に送ることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、パブリッシャー4002に配信する関連コンテンツ4024を決定するために、該要求を改良し、強化し、更新し、変更し、削除し、及び、該要求に1以上のデータアイテムを追加することができる。たとえば、ウェブサイトに関連付けられているスポーツのオペレータ(運営者等)であるパブリッシャー4002は、該パブリッシャーのウェブサイトをブラウズするために現在使用されているユーザーのモバイル通信設備に提示するためのビデオコンテンツを要求する場合がある。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、該要求を受け取って、該要求を、該パブリッシャーのウェブサイトのユーザーに以前送ったコンテンツに関連するデータに関連付けて、該ウェブサイトのユーザーに以前送ったコンテンツ、及び、その結果生じたユーザーのクリックスルー、トランザクション、もしくは他の望ましい結果に少なくとも部分的に基づいて、関連コンテンツ4024を選択することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、スポンサー提供コンテンツに対する要求を関連性判定設備4008に送ることができる。送られた該要求を、マネタイズプラットフォームサーバー3802において、修正(または修飾)し、改良し、または、変更することができる。代替的には、スポンサー提供コンテンツに対する要求を、変更することなく、関連性判定設備4008に送ることができる。したがって、関連性判定設備4008は、該要求に基づいて、複数のコンテンツ在庫4010の中から、関連コンテンツを特定することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、関連性判定設備4008から関連性基準を受け取ることができる。関連性判定設備4008は、この関連性基準を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020に送ることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、関連性判定設備4008から受け取った入力を利用して、該入力がパブリッシャー4002に送られる前に、関連コンテンツを調整することができる。たとえば、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、以前の送信に基づいてスポンサー提供コンテンツに対する要求を変更して、結果の組(結果セット)中の結果の数を少なくすることができる。この例では、スポンサー提供コンテンツに対する要求を、マネタイズプラットフォームサーバー3802を介して、関連性判定設備4008に送ることができる。別の実施形態では、関連性判定設備4008から受け取った関連性情報を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって使用して、関連コンテンツを変更することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツに対する要求を、マネタイズプラットフォームサーバー3802を介して送ることができ、該サーバー3802は、該要求を分析設備4020に送り、その後、関連性判定設備4008に該要求及び関連する分析データを転送することができる。転送される該要求を、送信の前に修正もしくは変更することができる。代替的には、該要求を変更することなく転送することができる。この実施形態では、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、複数のコンテンツ在庫4010に照会して、関連性判定に使用できるコンテンツに関連するデータを取得することができる。さらに、この照会の実行によって取得されたデータを関連性判定設備4008によって変更して、最終的に、マネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。代替的には、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、は、関連性判定設備4008から入力を受け取って、関連コンテンツ結果をマネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。たとえば、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、スポンサー提供コンテンツに対する要求を分析、データ統合及びデータマイニング設備4020に送ることができる。分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、クエリーを生成して、該クエリーを複数のコンテンツ在庫4010に対して実行して、結果の組を取得することができる。その後、該結果の組を、関連性判定設備4008によって使用して、コンテンツに関連するコンテキスト情報などの基準に基づいて関連コンテンツ結果のリストを取得することができる。最後に、該結果の組を、マネタイズプラットフォームサーバー3802に配信することができる。さらに、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、関連性判定設備4008から入力を受け取ることもでき、コンテンツ結果の組を、分析設備4020によってさらに改良し、選択し、順序付けし、及び、該結果の組に優先順位を付けるなどした後に、マネタイズプラットフォームサーバー3802に配信することができる。
マネタイズプラットフォームサーバー3802を、無線オペレータ108、並びに、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020に動作可能に結合することができる。さらに、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、選択された関連コンテンツ4024を配信することができる。
マネタイズプラットフォームサーバー3802は、価格、収益、製品、ブランド、もしくは他のパラメータなどのパラメータに基づいて選択されたコンテンツを配列する(たとえば、順位付けをする)ことができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、パブリッシャーが、該マネタイズプラットフォームサーバー3802によって配信された配列内から関連コンテンツ4024を選択できるようにすることができる。たとえば、パブリッシャー4002に、マネタイズプラットフォームサーバー3802によってユーザーインターフェースを提供して、モバイル通信設備のユーザーに送られることになる1以上のコンテンツを選択できるようにすることができ、別の例では、マネタイズプラットフォームサーバー3802、もしくは、分析設備4020などの該マネタイズプラットフォームサーバーに関連する設備のうちの1つに格納されている所定の基準に少なくとも部分的に基づいて、パブリッシャーの選択を自動的に行うことができる。
いくつかの実施形態では、分析設備4020は、データ統合、データマイニング、統計分析、シミュレーション、クエリーエンジンなどの他の設備を含むことができる(但し、これらには限定されない)。分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、複数のコンテンツ在庫4010のデータの照会を可能にすることができる。クエリーの実行によって得られた結果の組を、データを適正に提示するために、データ統合設備によってフォーマットすることができる。さらに、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、1以上の在庫からのデータの統合、並びに、提示可能なフォーマットへのデータの結合を行うことができる。分析、データ統合及びデータマイニング設備4020はまた、ウェブデータベース、サードパーティデータベース、組織データベース(organizational database)、もしくは他のタイプのデータソースなどの他の異種のデータソースからのデータの統合を容易にすることができる。分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、在庫A4004、在庫B 4008、在庫C 4010などの複数のコンテンツ在庫からのデータのデータマイニングを容易にすることができる。分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、本明細書に記載されている、コンテンツ在庫、及び、サードパーティソースからのデータを含むコンテンツ在庫に関連するメタデータを含むデータセットを更新できるようにすることができる。
複数のコンテンツ在庫4010は、1以上の在庫(4012、4014、4018)を含むことができる。本明細書では、複数のコンテンツ在庫は3の在庫だけを含むものとして示されているが、当業者には、4つ以上の在庫を複数のコンテンツ在庫4010に提供できることが理解されよう。たとえば、複数のコンテンツ在庫4010が、製靴メーカーであるスポンサーの所有物である場合がある。該複数のコンテンツ在庫4010内の在庫(4012、4014、4018)の各々を、それぞれ異なるタイプの広告に関連付けることができる。たとえば、在庫A4012は視聴覚(オーディオヴィジュアル)コンテンツを、在庫B 4014は視覚(ビジュアル)コンテンツのみを、在庫Cは特別価格の宣伝商品のみに関するコンテンツを含むことができる。いくつかの実施形態では、コンテンツを、符号化し、配列し(たとえば順序付けをし)、並べ替え、または、該コンテンツに優先順位を付け、または、該コンテンツに、広告のタイプ、コンテンツのタイプ(たとえば、ロゴ、画像、バナーなど)、製品タイプ(たとえば、ジョギングシューズ、ハイキング・ブーツ)、価格、製品の特徴(たとえば、男性用靴、女性用靴、男女共用)、もしくは他のタイプのデータに関する他のタイプのメタデータを含めることができる。このメタデータをコンテンツ在庫(4012、4014、4018)に格納することができ、及び/または、マネタイズプラットフォームによって生成して格納することができる。いくつかの実施形態では、複数の在庫4010は、1以上の会社に対する、広告、販促情報、及び他のタイプの情報を含むことができる。さらに、コンテンツ在庫(4012、4014、4018)を、データベース、フラットファイル、もしくは他のタイプの記憶媒体とすることができる。複数のコンテンツ在庫4010がデータベースとして編成されている場合は、該データベースを、水平または垂直に分割し、または、それらを混合した態様(混合モード)で分割することができる。さらに、関連付けやクラスター化などのデータマイニング処理を、データベースにおいて1以上のやり方で実行することができ、その結果を、現在及び将来の使用のために分析設備4020に格納することができる。代替的には、在庫(4012、4014、4018)などのコンテンツ在庫を結合して、データマートまたはデータウェアハウスを形成して、それらに対して複数の分析機能を実行できるようにすることができる。さらに、そのように形成されたデータウェアハウスに対して、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020によって多次元クエリーを実行することができる。
マネタイズプラットフォームサーバー3802を、無線オペレータ108に結合することができる。モバイル通信設備102、パブリッシャー4002、及び複数のコンテンツ在庫4010に含まれるコンテンツプロバイダーなどに関連する情報を、無線オペレータ108、無線サービスプロバイダー、電気通信サービスプロバイダーなどによって提供することができる。
いくつかの実施形態では、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020を、収益計算設備4022に関連付けることができる。収益を計算するための1以上のモデルを収益計算設備4022に提供することができ、この場合、該設備4022は、選択されたコンテンツ4024が、パブリッシャー4022に配信され、及び/またはモバイル通信設備に提示されたときに、無線オペレータ108が受けることになる期待収益を決定することができる。たとえば、第1のスポンサーがクリックスルー当たりのコストに上限を設けることで無線オペレータ108と同意している場合には、該第1のスポンサーからの広告が無線オペレータ108に対して生じる収益はより少ない場合がある。しかしながら、第2のスポンサーが、無線オペレータ108との間で料金に上限を設定する取り決めをしていない場合には、該第2のスポンサーによる広告は、無線オペレータ108に対してより大きな収益をもたらすことができる。したがって、第2のスポンサーからの広告の方が無線オペレータ108により多くの収益をもたらすので、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、収益計算設備4022と共同して、第2のスポンサーからの広告を選択する方を優先することができる。
いくつかの実施形態では、収益計算設備4022は、無線オペレータ108とパブリッシャー4002の間で分配されることになる期待収益を計算することができる。
いくつかの実施形態では、無線オペレータは、独立して、または、マネタイズプラットフォームを介して、収益計算設備4022に接続することができる。無線オペレータ108は、無線オペレータ108、コンテンツ、パブリッシャーなどに関連付けられている収益及び他の基準を更新する入力を提供することができる。これらの入力は、収益計算、見積もり、統計的重み付け、コンテンツプロバイダーに関連する料金及び加入(または予約購入)情報、モバイル通信設備のユーザーの過去の履歴(または既往歴)、パブリッシャー、連絡先情報、もしくは他のタイプの情報を含むことができる。この情報を、定性的及び定量的パラメータに変換することができ、及び、関連コンテンツを選択するためにマネタイズプラットフォームによって使用することができる。
いくつかの実施形態では、収益計算設備4022は、パブリッシャーが、マネタイズプラットフォーム及び/または無線オペレータ108に登録しているサービスのタイプに依存して収益を計算することができる。たとえば、パブリッシャー4002を、無線オペレータ108の加入者として登録することができ、または、該パブリッシャーは、アクセス単位で料金を支払うことができる。さらに、収益計算設備4022は、は、広告の長さ、広告内のグラフィックス(画像など)の量、及び、伝送に必要な帯域幅などを含む複数のパラメータを考慮することができる。たとえば、モバイルユーザーに提示される30秒間のビデオ広告は、15秒間のバナー広告よりも高い収益を生み出すことができる。
1例では、パラメータ4002は、ユーザーのブラウズ履歴、ユーザー履歴、ユーザートランザクション、検索クエリー、ユーザー特性、モバイル通信設備装置の特性、もしくは、モバイル通信設備及び/またはそのユーザーに関連付けられている他のデータに少なくとも部分的に基づいて、スポンサー提供コンテンツを要求することができる。たとえば、あるユーザーが、該ユーザーのモバイル通信設備を用いて旅行ウェブサイトをブラウズする場合がある。該ウェブサイトに関連付けられているパブリッシャーは、該ユーザーのブラウズ挙動を認識して、関連広告4024を該ユーザーのモバイル通信設備のディスプレイに表示するために該広告に対する要求を送ることができる。この要求4003は、該ユーザーが該パブリッシャーのサイトを訪問している間の該ユーザーのブラウズ挙動に関するデータを含むことができ、該データを、該要求の一部としてマネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。たとえば、ブラウズ履歴データは、該ユーザーは該ウェブサイトのホームページを訪問した後、カリブ海ツアーのページに行って、「ツアーパッケージ販売」リンクを選択し、次に、該ツアーパッケージ販売ページのケーマン島(Cayman Island)の部分に行ったことを示す場合がある。要求データを、マネタイズプラットフォームサーバー及び/または関連性判定設備4008に送ることができる。関連性判定設備4008は、該要求に関連するデータを、統計分析のために分析設備4020に提出することができる。この例を続けて、ユーザーが訪問したウェブコンテンツのタイプに基づいて、分析設備は、該ユーザーを「低価格旅行者」として分類して分析的にコード(符号)化することができる。分析設備は次に、このコードを関連性判定設備4008に返すことができ、該設備4008は、次に、「低価格旅行者」に関連するコンテンツを、複数のコンテンツ在庫4010の中から検索する。1実施形態では、コンテンツ在庫(4012、4014、4018)は、どれが低価格旅行者に関連するかを示すデータを含むことができる。別の実施形態では、分析設備4020は、以前の選択及び使用パターンに基づいて、どの在庫が、低価格旅行者に関連するコンテンツを含んでいるかを示すデータを、関連性判定設備4008に送ることができる。同様に、所与の在庫内のコンテンツを、低価格旅行者に対する関連性に関してコード化することができる。一組の関連コンテンツが選択されると、該一組の関連コンテンツをさらに、収益計算設備4022からのデータに少なくとも部分的に基づいて配列することができ、無線オペレータ及び/またはマネタイズプラットフォームに対して収益をもたらす可能性が最も高いコンテンツを、パブリッシャーに配信するために選択することができる。次に、選択された関連コンテンツ4024を、低価格旅行者のモバイル通信設備に提示するために、マネタイズプラットフォームサーバー3802に、さらに、パブリッシャー4002に送ることができる。選択された関連コンテンツ4024を、本明細書に記載されている、インタースティシャル形式(たとえば、ページ間のすき間に表示する形式)もしくは他の提示形式で、ウェブサイトと共に、該パブリッシャーのウェブサイトコンテンツ内に提示することができる。上記の例は、本明細書の範囲または思想を何ら限定するものではない。本明細書の範囲から逸脱することなく、構成を変更し、要素をグループ化し、及び、他の要素を追加することによって、本明細書に記載されている他の実施形態も可能である。
図40Bを参照して、本明細書に記載されているマネタイズプラットフォームは、要求4004とコンテンツ4024との間の関連性判定4008に少なくとも基づいて、及び、さらに、モバイル通信設備102のユーザーに関連付けられている無線オペレータ108、挙動データ4040、人口統計学的データ4042、及び、地理的データ4044に関連付けることができる収益計算4022に基づいて、複数のコンテンツ在庫4010からコンテンツを選択することによって、関連するスポンサー提供コンテンツ4024をモバイル通信設備の該ユーザーに配信するのを容易にすることができる。いくつかの実施形態では、パブリッシャー4002からの要求4004を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって受け取ることができ、複数のコンテンツ在庫4010から、該要求に関連するコンテンツ4024を検索することができる。パブリッシャーに配信するためのコンテンツを、1以上のコンテンツ在庫(4012、4014、4018)から選択することができる。コンテンツを、該コンテンツと要求4004との間の関連性判定4008に少なくとも部分的に基づいて選択することができる。複数のコンテンツ在庫4010及び/またはマネタイズプラットフォームサーバー3802内のコンテンツを、分析設備4020にさらに関連付けることができ、この場合、該設備4020は、データ統合、データマイニング、データの最適化、統計分析、もしくは他のデータ機能(但し、これらには限定されない)を含むタスクを実行することができる。複数のコンテンツ在庫を、収益計算設備4002にさらに関連付けることができる。収益計算設備は、無線オペレータ108がモバイル通信設備へのコンテンツの提示に対して受けることができる収益額に関する情報を含むことができる。収益計算設備4022内の収益データを、無線オペレータ108、サードパーティデータプロバイダー、マネタイズプラットフォーム、もしくは、他のデータソースから得ることができる。関連コンテンツ4024、並びに、該関連コンテンツが選択されるコンテンツ在庫(4012、4014、4018)を、無線オペレータ108がモバイル通信設備へのコンテンツの提示に対して受けることができる収益額に関する分析設備4020からの統計的重みに少なくとも部分的に基づいて、選択することができる。モバイル通信設備のユーザーに関連する挙動データ4040,人口統計学的データ4042、及び地理的データ4044を含むデータベースを、マネタイズプラットフォームサーバー3082に関連付けることができる。このデータ(4040、4042、4044)を無線オペレータ108から得ることができ、この場合、該無線オペレータ108は、このデータを、それのサービスメンバーのモバイル通信設備102から受け取って、該データをマネタイズプラットフォームサーバー3802と共有する。代替的には、このデータ(4040、4042、4044)を、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって、パブリッシャー、もしくは、本明細書に記載されている任意のタイプのサードパーティデータソースから取得することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802が関連コンテンツ4024を受け取ると、該関連コンテンツ4024を、要求を発したパブリッシャー4002に送ることができる。別の実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、パブリッシャー4002以外の(モバイル通信設備102のユーザーを含むがこれには限定されない)サードパーティに、該関連コンテンツ4024を送ることができる。
さらに図40Bを参照して、関連性判定設備4008を、本明細書に記載されている、コンテンツに関連するコンテキスト情報を含むことができるコンテキスト情報設備4028に動作可能に結合することができる。さらに、コンテキスト情報設備4028を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020にも結合することができる。コンテキスト情報設備4028は、複数のコンテンツ在庫4010から関連する情報を決定するために、コンテンツの分析を容易にすることができる。たとえば、関連性判定設備4008は、キーワード、コンテンツプロバイダーの位置、コンテンツの言語、もしくは、本明細書に記載されている任意の他のタイプのコンテキスト情報などの、複数のコンテンツ在庫4010中のコンテンツに関連するコンテキスト情報を、コンテキスト情報設備4028に照会することができる。したがって、関連性判定設備4008は、パブリッシャーのスキューバダイビングウェブサイトを訪問しているユーザーに提示するための腕時計広告に対する該パブリッシャーからの要求を受け取ると、「防水加工」や「耐圧性」のようなキーワードなどのコンテキスト情報を有しているコンテンツ、または、他の腕時計ではない広告がスキューバダイビング関連の製品SKUを含んでいるところのコンテンツプロバイダーからもたらされるコンテンツを優先的に選択することができる。いくつかの実施形態では、コンテキスト情報を、コンテンツプロバイダー、無線オペレータ108、またはサードパーティデータベースによって提供することができ、または、本明細書に記載されている、スパイダリング及び他のコンテンツ索引付け技術などの処理を用いてマネタイズプラットフォームによって収集することができる。コンテキスト情報設備4028は、ユーザーが最後にブラウズしたウェブページに関連する情報を利用することができる。該情報は、たとえば、検索結果のユーザーの選択、ユーザーのモバイル通信設備で該ユーザーが見ているコンテンツに関連付けられているインバウンド及びアウトバウンドリンク、コンテンツ内のキーワード、コンテンツに関連付けられているメタデータなどである。
図40Bを再度参照すると、モバイル通信設備102は、挙動データ4040,人口統計学的データ4042、及び、地理的データ4044を、無線オペレータ108、パブリッシャー4002、及び/または、マネタイズプラットフォームサーバー3802に提供することができる。別の例では、挙動データ4040,人口統計学的データ4042、及び、地理的データ4044を、パブリッシャー4002、無線オペレータ108、及び、モバイル通信設備102に配信することができ、この場合、これらの各々は、それらのデータを、マネタイズプラットフォームに提供することができる。
いくつかの実施形態では、パブリッシャーを、広告ネットワークを介して広告サーバーに関連付けることができる。さらに、広告ネットワークを実績ベースのネットワークとすることができ、及び、該広告ネットワークは、パブリッシャーによる広告への入札を可能にすることができる。さらに、広告ネットワークを、本発明の範囲から逸脱することなく、ソフトウェアまたは物理的通信チャネルによって、他のサーバーと統合することができる。さらに、データ統合サーバーを、マネタイズプラットフォームの外部の他のサーバーによって自動的に使用できるようにすることができる。
図40Cを参照して、マネタイズプラットフォームを、パブリッシャーのビジネスルール設備4048に関連付けることができる。パブリッシャーのビジネスルール設備4048は、例外管理設備4050、%割り当て設備4052、予め決定された順位設備4054、及び、ユニークユーザーの設備4058を含むことができる。パブリッシャーのビジネスルール設備4048を、該パブリッシャーのビジネスルール設備4048内のビジネスルールに少なくとも部分的に基づいて、複数のコンテンツ在庫4010内のコンテンツを配列する(たとえば順位を決定する)ことができるコンテンツの優先順位付け設備4060に関連付けることができる。ビジネスルールを、パブリッシャー4002または無線オペレータによって提供することができ、または、過去のパブリッシャーの好み、無線オペレータの好み、もしくは他の基準に基づいて、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって生成することができる。
いくつかの実施形態では、例外管理設備4050は、在庫A4012、在庫B 4014、在庫C 4018、及び他の在庫などのコンテンツ在庫の混合を容易にすることができる。1例では、この混合を、異なる在庫(4012、4014、4018)から選択されるコンテンツの割合(%)などの所定のルールに基づくものとすることができる。別の例では、例外管理設備4050は、パブリッシャー4002に配信するための関連コンテンツから全てのストリーミングマルチメディアコンテンツを除外することを要求するビジネスルールを含むことができる。別の例では、例外管理設備4050は、特定のベンダーからのコンテンツに対して、パブリッシャーに配信するためのより高い優先順位を与えることを要求するビジネスルールを含むことができる。
いくつかの実施形態では、ビジネスルールを、コンテンツの優先順位付け設備4060によって使用して、複数のコンテンツ在庫4010の中から、マネタイズプラットフォームサーバー4020が利用できるコンテンツもしくはコンテンツのサブセットに優先順位を付けることができる。優先順位に基づく配列設備4062は、この優先順位付けに少なくとも部分的に基づいて、コンテンツの順位を決定することができる。この順位の決定を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020によってさらに調整することができる。たとえば、優先順位に基づく配列設備4062がある所与のコンテンツアイテムに高い順位を与えているが、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020は、パブリッシャーへの該コンテンツの過去の配信に基づいて、該アイテムのユーザー間でのクリックスルーレートが低かったことを示すデータを格納している場合がある。したがって、該順位は、優先順位に基づくコンテンツの配列設備において該ビジネスルールにしたがって付与される順位よりも低くされる場合がある。
いくつかの実施形態では、パブリッシャー4002からの要求4004をマネタイズプラットフォームサーバー3802によって受け取ることができ、複数のコンテンツ在庫4010からの優先順位に基づくコンテンツの配列から、該要求に関連する最も順位が高い関連コンテンツであるコンテンツ4064を検索することができる。パブリッシャーに配信するためのコンテンツを、1以上のコンテンツ在庫(4012、4014、4018)から選択することができる。コンテンツを、優先順位付けされた順位と要求4004との間の関連性判定4008に少なくとも部分的に基づいて選択することができる。複数のコンテンツ在庫4010及び/またはマネタイズプラットフォームサーバー3802内のコンテンツを、分析設備4020にさらに関連付けることができ、この場合、該設備4020は、データ統合、データマイニング、データの最適化、統計分析、もしくは他のデータ機能(但し、これらには限定されない)を含むタスクを実行することができる。
いくつかの実施形態では、例外管理設備4050は、本明細書に記載されているモバイル通信設備装置の特性に関するビジネスルールを含むことができる。モバイル通信設備装置の特性は、ディスプレイのサイズ、ストリーミング能力、モデル(型)、メモリーなど(但し、これらには限定されない)を含むことができる。1例では、選択されたコンテンツを、パブリッシャー4002に送る前に、表示能力に基づいてフィルタリングすることができる。
いくつかの実施形態では、例外管理設備4050は、コンテンツのタイプに関連するビジネスルールを含むことができる。たとえば、ビジネスルールは、ファイルサイズを要求することができ、特定のキーワードを含むコンテンツを制限することができ、及び、コンテンツプロバイダーを含めたり排除したりすることなどができる。
いくつかの実施形態では、%割り当て設備4052は、パブリッシャー4002の最小期待収益に関連するビジネスルールを含むことができる。たとえば、%割り当て設備4052は、パブリッシャー4002に配信するために選択されたコンテンツを、複数のコンテンツ在庫4010に含まれている異なるベンダー間の所定の割合(%)にしたがって割り当てることを要求することができる。たとえば、スポンサー提供コンテンツに対するパブリッシャーの要求に応答して、%割り当てビジネスルールは、コンテンツの優先順位付け設備4060が、該要求に関連するものとして選択された上記10位以内にランクされているコンテンツのうちのX%がコンテンツベンダーAから得られ、Y%がベンダーBから得られ、Z%がベンダーCから得られるように、コンテンツを配列(または順位付ける)ことを要求することができる。別の例では、%割り当てを、コンテンツプロバイダーではなくコンテンツ在庫4010に基づくものとすることができる。この例では、コンテンツ在庫A、B、及びC(4012、4014、4018)をすべて1つのコンテンツベンダーに関連付けることができるが、%割り当てルールは、コンテンツの優先順位付け設備4060が、該要求に関連する上記10位以内にランクされているコンテンツのうちのX%が該ベンダーの在庫Aから得られ、Y%が該ベンダーの在庫Bから得られ、Z%が該ベンダーの在庫Cから得られるように、コンテンツを配列(または順位付ける)ことを要求することができる。
いくつかの実施形態では、予め決定された順位設備4054は、予め決定された基準に基づいてコンテンツを配列(たとえば順位付け)することができる。たとえば、予め決定された基準ビジネスルールは、コンテンツの優先順位付け設備4060が、在庫Aからのコンテンツを、常に、在庫BまたはCのコンテンツの上に配置する(または順位付ける)ことを要求することができる。別の例では、予め決定された順位を、ユーザー特性などの、本明細書に記載されている任意のデータタイプを用いて、モバイル通信設備もしくはそのユーザーに関連するデータに基づいて設定することができる。たとえば、予め決定された基準ビジネスルールは、コンテンツの優先順位付け設備4060が、男性ユーザーに対しては、常に、在庫Aからのコンテンツを、在庫BまたはCのコンテンツの上に配置する(または順位付ける)が、女性ユーザーの場合には、常に、在庫Bからのコンテンツを、在庫AまたはCのコンテンツの上に配置する(または順位付ける)ことを要求することができる。
いくつかの実施形態では、ユニークユーザーの設備4058は、ユーザー履歴などの、本明細書に記載されている任意のデータタイプを用いて、ユーザーに関連する情報に少なくとも部分的に基づいて、特定のユーザーに対するルールを識別することができる。たとえば、ユーザーの使用履歴が、在庫A4012からのコンテンツが該ユーザーに以前提供されたことを示している場合には、ユニークユーザービジネスルールは、該ユーザーに以前提供したコンテンツと同じコンテンツを該ユーザーに提供する可能性を最小限にするために、同じ在庫から該ユーザー用の第2のコンテンツをパブリッシャーに提供することを要求することができる。代替的には、ビジネスルールは、第1(すなわち最初の)コンテンツが選択された在庫とは異なる在庫から該ユーザー用の第2のコンテンツをパブリッシャーに提供することを要求することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、パブリッシャー4002に、グラフィックユーザーインターフェースを介して、パブリッシャーのビジネスルール設備4048へのアクセスを提供することができる。該インターフェースによって、パブリッシャー4002は、パブリッシャーのビジネスルール4048を変更することができる。
図41Aに示すように、マネタイズプラットフォームを用いて、モバイル通信設備の装置特性(たとえば能力)に関するデータを受信し、分析し、選択し、集約し、及び配信することができ、並びに、このデータをモバイル通信設備特性データベース4110に格納することができ、並びに、このデータを部分的に使用して、パブリッシャー4102から受け取ったコンテンツ要求4114に関連し、かつ、ユーザー4124の挙動4112が該要求をもたらした該ユーザー4124のモバイル通信設備に配信するのに適したコンテンツ4150を選択することができる。
いくつかの実施形態では、無線オペレータ108に関連付けられている複数のモバイル通信設備などの複数のモバイル通信設備4104を、モバイル通信設備特性データ4134に関連付けることができる。モバイル通信設備特性データ4134は、モデル(型)4128、製造者4130、能力4132、または、他のタイプのモバイル通信設備特性を含むことができる(但し、これらには限定されない)。無線オペレータ108は、このモバイル通信設備特性データ4134を、マネタイズプラットフォームサーバー3802、または、マネタイズプラットフォームに関連付けることができるモバイル通信設備特性データベース4110に提供することができる。マネタイズプラットフォームは、モバイル通信設備特性データベース4110内のデータに対して、データ統合、統計分析、データマイニング、もしくは、本明細書に記載されている他のデータ処理もしくは分析方法を適用することができる。たとえば、モバイル通信設備のモデルを、ブルートゥース対応などの共通の能力に基づいて分類することができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802に配信されるパブリッシャー4102のスポンサー提供コンテンツ4114に対する要求を、モバイル通信設備のユーザー4124及び該ユーザーのモバイル通信設備102に関連付けられているユーザー挙動4112に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。ユーザー挙動4112は、検索挙動4112A、ナビゲーション挙動4112E、ブラウズ挙動4112B、SMS挙動4112F、MMS挙動4112C、ゲーム挙動4112G、ビデオもしくはメディア挙動4112H、テキスト挙動4112I、アプリケーション挙動4112D、または、モバイル通信設備102に対して実行される他のタイプのユーザー挙動4112(但し、これらには限定されない)を含むことができる
いくつかの実施形態では、パブリッシャー4102は、ユーザー4124がSMS 4112Fメッセージを現在送信中であることを示すデータなどの、ユーザー挙動4112に関するデータを受け取ることができる。パブリッシャー4102は、該パブリッシャー4102が、ユーザー挙動4112に関連付けられているユーザー4124のモバイル通信設備102に提示することができるコンテンツの配信をマネタイズプラットフォームサーバー3802に要求している(すなわちSMSメッセージング)ことを示すスポンサー提供コンテンツに対する要求4114を、マネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、(たとえば、SMSアプリケーションアドオンに関連する広告を送るために)スポンサー提供コンテンツに対する要求4114を受け取ると、分析設備4138または関連性判定設備4140を用いて、該コンテンツ要求4114に関連付けられたデータに対して、本明細書に記載されている、データ統合、統計分析、データマイニング、または、他のデータ処理もしくは分析方法を適用することができ、これによって、コンテンツ在庫4144に送るコンテンツ要求4114を生成することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、スポンサー提供コンテンツに対する要求4114に基づいてコンテンツ要求4114を生成することに加えて、モバイル通信設備特性データベース4110に格納されているデータに対して、本明細書に記載されている、データ統合、統計分析、データマイニング、または、他のデータ処理もしくは分析方法を適用することもでき、これによって、該コンテンツが表示されることになるモバイル通信設備102に関連付けられている特定の能力4132もしくは他の特性に関してコンテンツ要求4114を最適化することができる。モバイル通信設備特性データベース4110から得られたデータを、ユーザー挙動4112が引き出されたまさにそのモバイル通信設備102からのものとすることができる。たとえば、ユーザー4142及び該ユーザーのモバイル通信設備102を、マネタイズプラットフォーム及び/またはモバイル通信設備特性データベース4110にデータ4134を提供する無線オペレータ4108の加入者とすることができる。代替的には、モバイル通信設備特性データベース4110から得られたデータを、ユーザー挙動4112が引き出されたモバイル通信設備102からのものではなく、別のモバイル通信設備102B、または複数のモバイル通信設備(102B、102C)からのものとすることができ、この場合、モバイル通信設備102は、モデル4128、製造者4130、能力4132、もしくは、他の特性などの何らかのデータ特性4134を共有する。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバーは、コンテンツ要求4114を、モバイル通信設備特性データベース4110から選択されたモバイル通信設備装置データ4142に関連付け、及び、該要求4114及び装置データ4142をコンテンツ在庫4144に送ることができ、これによって、該要求に関連し、かつ、装置データの要件(たとえば、ファイルサイズ制限、ファイルタイプ要件など)に適合するコンテンツ4150を選択することができる。次に、選択されたコンテンツ4150をマネタイズプラットフォームサーバー3802に送り、該選択されたコンテンツ4150を、マネタイズプラットフォームサーバー3802からパブリッシャー4102に配信することができる。これに続いて、該パブリッシャーは、選択されたコンテンツ4150を、モバイル通信設備102に表示するために該設備102に配信することができる。
図41Aに示すように、システム4100Aは、マネタイズプラットフォームサーバー3802、複数のモバイル通信設備4104、無線オペレータ4108、及び、モバイル通信設備特性データベース4110を備えることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、パブリッシャー4102の要求に対する関連性、及び、モバイル通信設備装置データ4142との適合性に少なくとも部分的に基づいてコンテンツ4150を選択できるようにする。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、無線オペレータ4108及び/またはパブリッシャー4102から受信したデータと関連して、関連コンテンツ4150の選択ができるようにする。たとえば、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、ソーシャルネットワーキングウェブサイトであるwww.facebook.com(以下、Facebookと記載する)を支援して、モバイル通信設備102を用いてFacebookにアクセスしているユーザー4124に配信するためのスポンサー提供広告を選択することができる。ユーザー4124は、Facebookサイト内の特定のウェブページにアクセスすることができ、このユーザーの挙動4112は、マネタイズプラットフォームサーバー3802に配信されるスポンサー提供コンテンツ4114に対するパブリッシャー4102の要求の基礎を形成することができる。マネタイズプラットフォームサーバーは、モバイル通信設備特性データベース4110に格納されているデータに、本明細書に記載されているデータ統合、統計分析、データマイニング、または、他のデータ処理もしくは分析方法を適用することによって、この要求を処理することができ、これによって、該コンテンツが表示されることになるモバイル通信設備102に関連付けられている特定の能力4132もしくは他の特性に関してコンテンツ要求4114を最適化することができる。
この例を続けて、Facebookは、ユーザーのモバイル通信設備102に表示するために、ビデオ広告の形態のコンテンツを要求する場合がある。モバイル通信設備特性データベース4110は、ユーザーのモバイル通信設備102に関連する装置データを含むことができ、または、モバイル通信設備102は、モデル4128、製造者4130、能力4132、もしくは他の特性などの何らかのデータ特性4134を共有することができる。マネタイズプラットフォームサーバーは、(たとえばビデオ広告用の)コンテンツ要求4114を、モバイル通信設備特性データベース4110から選択されたモバイル通信設備装置データ4142に関連付け、及び、該要求4114及び装置データ4142をコンテンツ在庫4144に送ることができ、これによって、該要求に関連し、かつ、該装置データの要件に適合するコンテンツ4150を選択することができる。選択された装置データ4142は、モバイル通信設備102が、所定のファイルサイズ内(たとえば、2メガバイト未満)もしくは所定のファイルタイプ(たとえば、mpeg)のビデオコンテンツのみを表示可能であること、または、該設備102が、ビデオコンテンツを全く表示できないことを示す場合があり、この場合には、マネタイズプラットフォームは、パブリッシャーのコンテンツ要求を拒否し、または、代わりのコンテンツタイプを提案し、または、他のコンテンツ選択を実行することができる。コンテンツ在庫4144から適合する関連コンテンツ4150が選択されると、マネタイズプラットフォームは、該コンテンツ4150をパブリッシャーに配信することができ、これによって、その後、該コンテンツ4150をユーザー4124のモバイル通信設備102に配信できるようにする。いくつかの実施形態では、パブリッシャー4102を、ウェブサイトの所有者、コンテンツの作成者、ゲーム開発者、アプリケーション開発者、ビデオグラファー、ブロガー、または、製品/サービスを広告することを望んでいる無線オペレータもしくは他の人とすることができる。
いくつかの実施形態では、パブリッシャー4102は、コンテンツ要求をマネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。パブリッシャー4102は、特定のユーザーまたはユーザーのグループにコンテンツを配信するために、関連する可能性があるスポンサー提供コンテンツのリストを特定することに関心を持っている場合がある。1例では、製靴メーカーであるNike(ナイキ)は、自身が製造した靴をモバイル通信設備のユーザーに広告したい場合がある。Nikeは、ユーザー挙動4112に少なくとも部分的に基づいてユーザー4124に関連し、かつ、ユーザーのモバイル通信設備102に表示可能なコンテンツに対する要求をマネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。但し、これは、ユーザーのモバイル通信設備102もしくはこれと同様の種類の装置やモデルなどに関連付けられている装置特性データが、選択されたコンテンツ4150に対して適合性(互換性)を有する場合に限って行うこととすることができる。いくつかの実施形態では、パブリッシャー4102は、スポンサー提供コンテンツに対する要求をマネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。いくつかの実施形態では、要求されたコンテンツは、スポンサー提供リンク、バナー広告、リッチメディア(オーディオ/ビデオ)、販売促進、または、他の任意のタイプの広告を含むことができる。
図41Aに示すように、モバイル通信設備のユーザー4124の挙動を、ユーザー挙動4112としてパブリッシャーに送り、及び/または、ユーザー挙動収集設備4112に格納することができる。ユーザー挙動は、SMS挙動、MMS挙動、アプリケーション挙動、ブラウジング挙動、ナビゲーション挙動、ビデオ挙動、ゲーム挙動、テキスト挙動、または、モバイル通信設備102に対して実行される他のタイプの挙動(但し、これらには限定されない)を含むことができる。上記の特性を、ユーザー挙動設備4112に集合的に格納できることに留意されたい。
1例では、ユーザーは、該ユーザーのウェブ対応モバイル通信設備102によって、日刊の「New York Times」のスポーツイーページ(e-page)をブラウズする場合がある。この挙動4112は、該ユーザーのスポーツ活動への関心を反映している場合がある。同様に、該ユーザーは、SMS機能を用いてバスケットボールのスコアを何度も問い合わせる場合がある、または、該ユーザーは、該ユーザーのウェブ対応携帯電話によってスポーツビデオを見る場合がある。これらの挙動も、該ユーザーのスポーツへの関心を反映する場合がある。さらに、該ユーザーは、有名なスポーツ選手の記録を調べるために、「記録−Paul Pierce(ポール・ピアース)」などのキーワードを入力する場合がある。さらに、該ユーザーは、異なるキーワード、キーワード列、及びそれらの組み合わせを用いて、いくつかのスポーツウェブサイトをナビゲートするかもしれない。これらの挙動4112もまた、該ユーザーのスポーツへの関心を反映している場合がある。さらに、該ユーザーのトランザクション履歴、人口統計学的位置、及び他の類似の特性を、挙動4112として追跡することもできる。したがって、以前の挙動を含むユーザー挙動4112に少なくとも部分的に基づいて、モバイル通信設備のユーザー4124のユーザープロフィールを生成することができる。たとえば、New York Timesのスポーツページをブラウズしているユーザーのプロフィールを、マネタイズプラットフォーム内のユーザープロフィールに格納し、及び/または、該マネタイズプラットフォームに関連付けることができる。ユーザーのモバイル通信設備に関連付けられている特性に加えて、該ユーザーに関連付けられている、年齢、性別、及び資格(但し、これらには限定されない)を含む特徴を、ユーザープロフィールに格納することもできる。たとえば、New York Timesのスポーツページをブラウズしているユーザーが52歳の男性である場合に、この追加のデータをマネタイズプラットフォームによって用いて、スポンサー提供コンテンツに対するパブリッシャーの要求4114に応答して、関連コンテンツを選択することができる。ユーザープロフィールを、セグメントやグループに分類することができ、さらに、本明細書に記載されている、統計的重み、順位付け、及び、関連性ランキングに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、ユーザー挙動収集設備として機能して、パブリッシャー4102、または、複数のパブリッシャー、無線オペレータ、または、サードパーティデータプロバイダーからユーザー挙動データ4112を受け取り、及び、それらのデータをユーザー挙動データベースに集約することができる。たとえば、マネタイズプラットフォームは、モバイル通信設備のユーザー4124の挙動を追跡することができる。マネタイズプラットフォームサーバーは、複数のモバイル通信設備のユーザーのユーザー挙動データを有することができる。いくつかの実施形態では、無線オペレータ4108は、モバイル通信設備のユーザー4124のユーザーの挙動に関連するデータを有することもできる。たとえば、AT&Tは、自身の全ての顧客に関連するデータを収集することができる。このデータを、パブリッシャーのデータと共に分析及び/または集約して、顧客毎のユーザープロフィールを生成し及び維持することができる。顧客のユーザープロフィールをマネタイズプラットフォームサーバー3802に転送して格納することができる。国勢調査データ、マーケティングデータベース、または、他のタイプのサードパーティデータなどのサードパーティデータを、本明細書に記載されているユーザープロフィールデータと共に集約することもできる。
いくつかの実施形態では、コンテンツに対する要求4114を、モバイル通信設備のユーザー4124に関連付けられている挙動4112、挙動パターン、もしくは、挙動プロフィールと共に、パブリッシャー4102によって送ることができる。たとえば、スポーツに興味がある人物として分類されているコーチのコンテンツに対する要求及び挙動データを、マネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。代替的には、この分類を、マネタイズプラットフォーム内のデータ、及び/または、無線オペレータ4108などのマネタイズプラットフォームに関連付けられているサードパーティから入手できるデータに少なくとも部分的に基づいて、マネタイズプラットフォームサーバー内で行うことができる。たとえば、野球用具の購入、野球のキャンプのスケジュールのチェック、野球の教育ビデオに関する問い合わせ、または、他の何らかの挙動などの、該コーチのモバイル通信設備で実行された以前の挙動に基づいて、該コーチを、「スポーツファン」、「コーチ」、及び「野球のファン」などとして分類することができる。次に、マネタイズプラットフォームは、このデータ、及び、「スポーツファン」に関連するコンテンツに関する他の既知のデータを用いて、該コーチに提示する関連コンテンツを選択することができる。
いくつかの実施形態では、コンテンツ要求4114を、検索要求、ブラウズ挙動、ナビゲーション要求、SMS挙動、MMS挙動、ゲーム用アプリケーション挙動、モバイル通信設備アプリケーション挙動、モバイル通信設備に表示されたビデオ、モバイル通信設備に表示されたTVコンテンツ、SMSに関連するコンテキストデータ、MMSに関連するコンテキストデータ、ゲームに関連するコンテキストデータ、ソフトウェアアプリケーションに関連するコンテキストデータ、ビデオコンテンツに関連するコンテキストデータ、TVコンテンツに関連するコンテキストデータ、または、モバイル通信設備4118に関連付けられている他の特性などの挙動4112に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、複数のモバイル通信設備4104の各々に関連付けられている装置特性に対応するデータを収集することができる。これらの特性は、モバイル通信設備4118のモデル(型)4128、モバイル通信設備4118の製造者4130、及び、モバイル通信設備4118の能力4132(但し、これらには限定されない)を含むことができる。いくつかの実施形態では、能力4132は、モバイル通信設備4118の表示解像度、記憶容量、もしくは、他のハードウェア/ソフトウェア能力を含むことができる。いくつかの実施形態では、無線オペレータ4108は、モバイル通信設備特性データ4134を収集することができる。たとえば、無線オペレータであるAT&Tは、自身の顧客のモバイル通信設備に関連付けられているデータを収集することができる。たとえば、該オペレータは、上記の例におけるコーチが、1GBのメモリーを備え、かつ、AVSEQビデオファイルを表示することができる「N-1280、ノキアの携帯電話」を持っていることを示すデータを収集することができる。該オペレータは、N-1280モデルの他の特徴及び能力を収集することもできる。モデル4128、製造者4130及び能力4132(但し、これらには限定されない)を含むこれらの特徴を、モバイル通信設備特性データ4134と呼ぶことができる。マネタイズプラットフォームは、この装置データに基づいて、このスポーツ指導者のモバイル通信設備に、ランダムに選択されたコンテンツの場合よりも首尾よく表示される可能性が高いコンテンツ4150をコンテンツ在庫4144から選択することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備特性データ4134を、マネタイズプラットフォーム内にある、または、マネタイズプラットフォームに関連付けられているモバイル通信設備装置特性データベース4110に格納することができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備装置特性データベース4110をマネタイズプラットフォームサーバー3802に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備装置特性データベース4110を、ユーザー挙動4112に関連付けることもできる。たとえば、モバイル通信設備装置特性データベース4110は、コーチが、1GBのメモリーを有し、かつ、AVSEQビデオファイルを表示する能力を有するノキア製の携帯電話N-1280を持っていることを示すデータを、該コーチが、New York Timesのスポーツページを読んでいることを示す追加のデータに関連付けることができる。上述したように、ユーザー(ここでは該コーチ)のSMS挙動、MMS挙動、アプリケーション挙動、ブラウズ挙動、ナビゲーション挙動、ビデオ挙動、ゲーム挙動、テキスト挙動、及びトランザクション履歴などに基づいて、該ユーザーをたとえばスポンサー活動に興味があるユーザーとして分類するために、該ユーザーに関連するデータをマネタイズプラットフォーム内で処理して分析することができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備装置特性データベース4110を、マネタイズプラットフォームサーバー3802及び/または無線オペレータ4108に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備装置特性データベース4110を、分析設備4138に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、分析設備4138は、データマイニング設備、データ統合設備、及び、統計分析設備を備えることができる。モバイル通信設備装置特性データベース4110からのデータを、本明細書に記載されているデータ統合方法を用いて、先ず処理して統合することができる。次に、該データを、本明細書に記載されている統計的方法を用いて処理して、該データから統計的推定を行って、該推定を、グループの構成、分類、及び、モバイル通信設備102に提示するためのコンテンツを選択するために後で使用することができる他のデータ分析のために使用することができる。いくつかの実施形態では、分析設備4138は、オンポータルブラウズデータとオフポータルブラウズデータの両方を1つのユーザープロフィールに統合することを含むことができる。オンポータルブラウス挙動を、オペレータポータルの広告タグを用いてマネタイズプラットフォームサーバー3802によって統合することができる。オフポータルブラウズ挙動に、オペレータゲートウェイと相互作用するマネタイズプラットフォームサーバー3802を介してアクセスすることができる。このデータを、ユーザーが訪問しているページのコンテンツ及び性質を理解するために統合して分析することができる。これは、本明細書に記載されている強化プロセスによって行うことができる。
データの強化に続いて、コンテンツ要求4114、及び、これに関連する、モバイル通信設備4118のモバイル通信設備データ4142をコンテンツ在庫4144に送ることができる。モバイル通信設備102に関連するモバイル通信設備装置データ4142を、ナビゲーション要求に関連付けられているユーザーエージェント文字列に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。モバイル通信設備装置データ4142は、モデル4128、モバイル通信設備102の製造者4130もしくは能力4132などのデータ(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備装置データ4144を、関連性判定設備4140に関連付けることができる。たとえば、スポンサー提供コンテンツに対する要求4114が、少なくとも部分的にはビデオコンテンツに対する要求である場合には、関連性判定設備4140は、モバイル通信設備のビデオコンテンツを表示する能力(たとえば、プロセッサの速度、キャッシュメモリーのサイズ、または、他の装置特性)に関連するモバイル通信設備装置データ4142を選択することができる。関連性判定設備4148は、コンテンツ要求4114に関連し、かつ、モバイル通信設備装置データ4142に内在する要件に適合する選択されるコンテンツ4150をコンテンツ在庫4152に照会するために、分析設備4138及びマネタイズプラットフォームサーバー3802と関連(または共同)して、コンテンツ要求4114とモバイル通信設備データ4154を関連付けることができる。次に、選択されたコンテンツ4150を、パブリッシャー4102に提供することができる。いくつかの実施形態では、関連性判定設備4148は、本明細書に記載されているユーザー挙動、コンテンツ要求に関連するコンテキストデータ、ユーザープロフィールデータ、ユーザー履歴、パブリッシャーの特性、及びモバイル加入者特性などに関するコンテキスト情報に基づいて、コンテンツの関連性を判定することができる。関連性判定設備4148は、関連性比較手段、関連性スコア判定手段、関連性分析手段などを含むこともできる。たとえば、適合性(または合致)の程度を高、中、または低として分類する数学的方程式によって決定された関連性スコアに基づいて、関連性判定を行うことができる。代替的には、0(ゼロ)と10の間の数値によって、関連性の程度を符号で表すことができる。いくつかの実施形態では、ロジスティック分析、回帰分析、因子分析、判別分析、及び相関などの当該技術分野で既知の種々の統計的技法を用いて関連性を判定することができる。いくつかの実施形態では、関連性を判定するために、ニューラルネットワーク、人工知能、及び遺伝的アルゴリズム(但し、これらには限定されない)を含む他の技術を用いることができる。
いくつかの実施形態では、選択されたコンテンツ4150のフォーマットを、モバイル通信設備装置データ4142によって表されるハンドセット(送受話器)能力に少なくとも部分的に基づいて選択することができる。いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102、パブリッシャー4102、オペレータ4108、または他のデータソースから入手可能な他のデータを、マネタイズプラットフォームによって用いて、IPアドレス、ブラウザタイプ、オペレーティングシステム、インターネットドメイン、利用可能なネットワーク帯域幅、または、他のタイプのネットワークパラメータ(但し、これらには限定されない)を含むコンテンツを選択することができる。要求されたコンテンツを、コンテンツ在庫4144に関連付けて該コンテンツ在庫から選択する間、かかるデータを考慮することもできる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、コンテンツ在庫4152及び関連性判定設備4148と共同して、モバイル通信設備4118のユーザー挙動、ユーザー特性、及び、モバイル通信設備特性データ4134を考慮することができる。
図41Bを参照して、いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、パブリッシャー4102によって提供される例外管理ルール4148に関連して、スポンサー提供コンテンツに対するパブリッシャーの要求4114を処理することができ、この場合、例外管理ルール4148は、選択されたコンテンツ4150に対してある要件を要求する。例外管理ルールは、許容可能なコンテンツの解像度、ファイルサイズ、パブリッシャーによって規定された許容可能なハンドセット能力、コンテンツタイプ、ブラウザ能力、または、他のコンテンツ要件(但し、これらには限定されない)を含むことができる。1例では、ユーザー4124がウェブページにアクセスする場合には、このユーザー挙動4112は、マネタイズプラットフォームサーバー3802に配信されるスポンサー提供コンテンツに対するパブリッシャー4102の要求4114の基礎を形成することができる。マネタイズプラットフォームサーバーは、この要求4114を例外管理ルール4148に関連して処理して、モバイル通信設備特性データベース4110に格納されているデータに対して、本明細書に記載されているデータ統合、統計分析、データマイニング、または他のデータ処理もしくは分析方法を適用することができ、これによって、例外管理ルール4148で規定されている要件、及び、該コンテンツが表示されることになるモバイル通信設備102に関連付けられている特定の能力4142もしくは他の特性に関連して、該コンテンツ要求4114を最適化することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、該コンテンツ要求4114を例外管理ルール4148、及び、モバイル通信設備特性データベース4110から選択されたモバイル通信設備装置データ4142に関連付けて、該要求4114、ルール4148、及び装置データ4142をコンテンツ在庫4144に送ることができ、これによって、該要求に関連し、かつ、該ルール4148の要件及び装置データ4142に適合するコンテンツ4150を選択することができるようにしている。
1例では、選択された装置データ4142は、モバイル通信設備102が、所定のファイルサイズ内(たとえば、2メガバイト未満)及び所定のファイルタイプ(たとえば、mpeg)のビデオコンテンツのみを表示できることを示すことができる。パブリッシャー4102によって提供される例外管理ルール4148はさらに、持続時間が31秒未満のビデオコンテンツのみを選択できることを示すことができる。要求4114に関連し、かつ、ルール4148の要件及び装置データ4148に適合するコンテンツ4150がコンテンツ在庫4144から選択されると、マネタイズプラットフォームは、該コンテンツ4150をパブリッシャーに配信することができ、これによって、その後、該コンテンツ4150をユーザー4124のモバイル通信設備102に配信できるようにする。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、収益に少なくとも部分的に基づいて配信する最適なコンテンツを決定することができる。たとえば、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、複数のNike AVSEQ広告の各広告から得ることができる収益に基づいて、該複数のNikeAVSEQ広告からある広告を選択することができる。該収益を、パブリッシャー4102、オペレータ4108、または、マネタイズプラットフォームサーバー3802のオペレータに対して最適化することができる。たとえば、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、最高の収益を生み出す可能性を有するか、または、Nikeの広告コストをより少なくしうるNike広告を提供することができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、フルフィルメント状態に基づいて、リアルタイムで(すなわちすぐに)配信するのに最適なコンテンツを決定することができる。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームは、頻度の上限設定をサポートするコンテンツ利用決定ルールを有することができる。頻度の上限設定を、セッション単位、時間単位、1日単位、週単位、月単位で、もしくは無期限に対して規定することができる。たとえば、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、Facebookが、一ヶ月間のNikeの各広告に対していくら請求するかを計算することができる。したがって、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、最も安価なNike広告を選択することができ、または、FacebookとNikeの両方の収益を最適化するコンテンツを選択することができる。
4100A及び4100Bに示されているシステムの全ての要素を、図41A及び図41Bに示すように動作可能に結合することができる。これらの動作可能な結合構成は、無線通信チャネル及び/または有線通信チャネル(但し、これらには限定されない)を含む任意の及び全ての適切な通信チャネルを含むことができる。動作可能な結合構成を流れる情報は、実線、破線、点線でそれぞれ示されている、スポンサー提供コンテンツ、分析出力、インタラクションデータなどを含むことができる。種々のそのようなチャネルが可能であることが理解されよう。
図42Aは、マネタイズプラットフォームサーバー3802を使用して、スポンサー提供コンテンツ4202を、モバイルコンテンツ4204に関するコンテキスト情報4208に関連付けて、スポンサー提供コンテンツとコンテキスト情報の関連付け(関係)をデータ設備4212に格納するための方法及びシステム4200Aを示す。該関連付けを、モバイル通信設備に関連付けられている表示データ4224に少なくとも部分的に基づいてスポンサー提供コンテンツ4222のモバイル通信設備102への配信を最適化する際に、後で使用することができる。また、該表示データはコンテキストデータを含む。いくつかの実施形態では、システム4200Aは、スポンサー提供コンテンツ4202、モバイルコンテンツ4204、関連性判定設備4210、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付け設備4212、分析、データ統合及びデータマイニング設備4020、マネタイズプラットフォームサーバー3802、コンテキストデータベース4218、スポンサー提供コンテンツの選択4220、スポンサー提供コンテンツの配信4222、表示データ4224、及び、モバイル通信設備102を含むことができる。システム4200Aの全ての要素を、図42Aに示すように動作可能に結合することができる。これらの動作可能な結合構成は、無線通信チャネル及び/または有線通信チャネル(但し、これらには限定されない)を含む任意の及び全ての適切な通信チャネルを含むことができる。動作可能な結合構成上を送信される情報は、スポンサー提供コンテンツ、分析出力、インタラクションデータなどを含むことができる。種々のそのようなチャネルが可能であることが理解されよう。
1例では、ランニングシューズのバナー広告などのスポンサー提供コンテンツ4202を、関連性判定設備4210を用いてコンテキスト情報4208に関連付けて、コンテキスト情報4208が関連付けられているモバイルコンテンツ4204に少なくとも部分的に基づいて、コンテキスト情報4208に対するスポンサー提供コンテンツ4202の関連性を分析することができる。
図42Aをさらに参照して、モバイル通信設備102を、コンテキスト情報を少なくとも部分的に含む表示データ4224に関連付けることができる。たとえば、モバイル通信設備102は、ウェブサイトのホームページにナビゲート(移動)することができる。このホームページには、キーワード、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、キーワードの組み合わせ、外国語、住所などの位置データ、または本明細書に記載されている他のタイプのコンテキスト情報(但し、これらには限定されない)を含むコンテキスト情報が存在する場合がある。表示データを、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって、無線オペレータ、パブリッシャー(たとえば、パブリッシャーのコンテンツがモバイル通信設備102によってアクセスされている該パブリッシャー)、または、他のサードパーティから受け取ることができる。モバイル通信設備102は、マネタイズプラットフォームサーバー3802にクエリーを送ることによって、モバイルコンテンツに対する要求を起動することができる。代替的には、パブリッシャー、無線オペレータ、または、他のサードパーティオペレータ(たとえば、広告ネットワーク)は、モバイル通信設備102に関連付けられている表示データ4224に少なくとも部分的に基づいてスポンサー提供コンテンツに対する要求を起動することができる。
1実施形態では、スポンサー提供コンテンツに対する要求を、年齢、住所、課金場所情報、及びユーザー履歴などのユーザー特性、並びに、ディスプレイのタイプ、メモリー、及びグラフィック強化などのモバイル特性に関連付けることができる。別の実施形態では、モバイル通信設備102は、マネタイズプラットフォームサーバー3802に要求を送ることができ、この場合、該サーバー3802は、ユーザー特性、以前のユーザートランザクション、ユーザーの位置、モバイル通信設備に関連付けられている使用履歴、モバイル加入者特性、装置特性、または他のタイプの情報を、スポンサー提供コンテンツに対するクエリーに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツ4202を、モバイルコンテンツ4204を分析するために部分的に使用することができる関連性判定設備4210に関連付けることができる。この場合、モバイルコンテンツは、キーワード、キーワードの組み合わせ、リンク構造、もしくは、本明細書に記載されている他のタイプのコンテキストデータなどの、該モバイルコンテンツに関連付けられているコンテキスト情報4208を含む。関連性判定設備4210は、モバイルコンテンツ4204に関連付けられているコンテキスト情報4208を使用して、マネタイズプラットフォームサーバー3802に送る関連コンテンツを決定することができる。この場合、該関連コンテンツを、コンテンツ要求を出したモバイル通信設備102に配信することができる(4222)。関連性判定設備を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214にさらに関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツ4202を、マネタイズプラットフォームサーバー3802がアクセスできるコンテンツ及び該コンテンツに関連する情報を格納している1つまたは複数のコンテンツ在庫とすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツの在庫を、データベース、格納場所(リポジトリー)、バッファー、メモリー、または、スポンサー提供コンテンツを格納することができる他のタイプの記憶媒体に格納することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102は、表示データ4224を、たとえばコンテンツに対する要求と共に、マネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。コンテンツに対する要求を、モバイル通信設備のユーザー、パブリッシャー、無線オペレータ、または、他のパーティによって起動することができる。1例では、ユーザーは、自身のモバイル通信設備102を用いて建築に関するウェブページを表示している場合があり、及び、該ページ内の環境に優しい屋根材に関するセクションを読んでいる場合がある。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、ユーザーが閲覧している建築関連のコンテンツに関連付けられている表示データを受け取ることができる。上述したように、表示データ4224を、タイトル、見出し、セクション、または、モバイルコンテンツ4204に関連付けられている他のタイプのデータとすることができる。たとえば、ユーザーのモバイル通信設備102に表示されている屋根材に関連するモバイルコンテンツ4204は、閲覧されているウェブページに掲載されているセクションの見出しから得られる表示データ「工事請負業者用」をマネタイズプラットフォームサーバー3802に送ることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、表示データ4224を受け取ると、該表示データ4224に関連付けられているモバイル通信設備102に配信する関連するスポンサー提供コンテンツ4220を選択するためのクエリーを起動することができる。この例では、関連性を、建築、または、屋根ふき材、または、工事請負業者、または、表示されるモバイルコンテンツのこれらのコンテキスト(文脈上)の特徴の何らかの組み合わせに対して何らかの関連性を有するコンテンツに部分的に基づくものとすることができる。したがって、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、関連性判定設備4210、該設備に関連付けられている分析、データ統合及びデータマイニング設備4214を用いて、利用可能なコンテンツを分析することができ、これによって、モバイルコンテンツ4204及び利用可能なスポンサー提供コンテンツ4202に関連付けられているコンテキストデータベース4218に格納されているコンテキスト情報を用いることに少なくとも部分的に基づいて関連コンテンツを特定することができる。スポンサー提供コンテンツ4202とコンテキスト情報4218との間の関連付けを、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けデータベース4212に格納することができる。この場合、該データベースは、さらに、マネタイズプラットフォームサーバー3802に関連付けられている。したがって、マネタイズプラットフォームは、関連コンテンツを決定するために、表示データ4224及び/またはコンテンツに対する要求を受け取るたびに利用可能なスポンサー提供コンテンツからコンテキストデータを収集することなく、このデータベース4212のコンテンツを検索することが可能になる。コンテキストデータベース4218は、スポンサー提供コンテンツ4220に関連付けられているコンテキストデータに対応する一組の結果を提供することができる。たとえば、コンテキストデータベース4218は、キーワード、キーワードの組み合わせ、リンク、リンク構造、メタデータ、または、スポンサー提供コンテンツに関連付けられている他のタイプのコンテキストデータに関するデータを格納することができる。このデータを用いて、本明細書に記載されている統計的方法、データ分析、データ統合及びデータマイニング技法を適用して、モバイル通信設備に表示される表示データ4224及び/またはモバイルコンテンツに対する関連性を判定することができ、また、関連性スコアを決定することができる。代替的には、以前計算された関連性スコア、たとえば、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けデータベース4212に格納されている関連性スコアにアクセスすることができる。本明細書に記載されているように、関連性スコアを並べ替え、または、該スコアに優先順位を付け、または、該スコアをランク付けし、または、該スコアに対して他の追加の分析ステップを実行することができ、これによって、利用可能なスポンサー提供コンテンツの中から最も高い関連性を決定することができる。次に、この関連するスポンサー提供コンテンツを選択して(4220)、マネタイズプラットフォームサーバー3802に配信して、配信設備4222を介して、モバイル通信設備102に表示するために該設備102に配信することができる。たとえば、すきま広告コンテンツが屋根葺き業者に関連することを示すコンテキストデータを含む該すきま広告コンテンツを、ユーザーのモバイル通信設備102に表示するコンテンツと関連性が非常に高いと判定することができる。このスポンサー提供コンテンツ4202をマネタイズプラットフォームサーバー3802によって選択して、モバイル通信設備102に配信することができ、これによって、ユーザーが該モバイル通信設備に対して次のアクションをとったときに、該すきま広告が表示されるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204の関連付けを、メタデータを含むコンテキスト情報4208に基づくものとすることができる。たとえば、モバイルコンテンツ4204を、「休暇旅行先」に関するウェブページとすることができる。該ウェブページは、旅費、旅行先にある見所、ホテルの料金表、旅行代理店及びその電話番号などに関するメタデータを含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツ4204を、テキスト、ビデオ、オーディオ、画像、SMS、MMS、または、ゲームコンテンツとすることができる。たとえば、モバイルコンテンツを、ブランドエックス(Brand X)のサングラスの特別割引に関するテキスト(文字)情報を含むポップアップとすることができる。別の例では、モバイルコンテンツ4204を、SEGAから発売された新しいゲームの宣伝ビデオとすることができる。たとえば、モバイルコンテンツ4204を、リンク、デモ版の説明、または、他のタイプのコンテンツなどのコンテキストデータに関連付けることができる。別の例では、ユーザーにウェブサイトを示すURLを提供することができ、または、ユーザーは、新しく発売されたゲームに関するフィードバックを提供することができる。さらに別の例では、モバイルコンテンツ4204を、新しい携帯電話の画像、ユーザーによって受け取られたMMS、または、他のタイプのモバイルコンテンツとすることができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツ4204に関連付けられているコンテキスト情報4208を、リンク構造、インバウンドリンク、アウトバウンドリンク、リンク、テキスト、キーワード、メタデータ、または、本明細書に記載されている他のパラメータとすることができる。たとえば、サーバーの製造者のURLにおいて、サーバーに関する製品情報へのリンクが存在する場合があり、それより下のレイヤ(層)が、個々のサーバーモデルに関する情報に対応している場合がある。この例では、リンク構造を階層木構造とすることができる。別の例では、インバウンドリンクを、特定のモデルのサーバーに関するサードパーティのコメントへの参照とすることができる。別の例では、リンクは、特定のサーバーの技術仕様を提供することができる。さらに、インバウンドリンクは、検索エンジンの最適化のために通常使用されるリンクの人気度を判定するのに役立ちうる。1例では、モバイルコンテンツ4204に関連付けられているコンテキスト情報4208を、カメラに関するウェブページに関連付けられているメタデータとすることができる。該メタデータは、カメラのモデル(型)、番号、製造元、特徴、発売日、会社、特性、レンズ、焦点距離、絞り値などを含むことができる。
いくつかの実施形態では、モバイルコンテンツ4204のコンテキストデータを、スポンサー提供コンテンツ4202と組み合わせることができ、及び、コンテキストデータベース4218に格納することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツ4202を、関連性判定設備4210によってモバイルコンテンツ4204に関連付けることができる。モバイルコンテンツ4204とスポンサー提供コンテンツ4202との関連付けを、モバイルコンテンツ4204に関連付けられているコンテキスト情報に基づくものとすることができる。たとえばスポンサー提供コンテンツ4202を、新しいモデルの自動車の製品説明とすることができる。モバイルコンテンツを、異なるモデルの自動車の評価(格付け)及びそれらの自動車の批評に関連付けることができる。関連性判定4210は、ユーザー特性、モバイル特性、または他の特性(但し、これらには限定されない)を含むコンテキスト情報4208に基づいて、スポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204との間の関連付けを決定することができる。この例では、「自動車」というコンテキスト情報に基づいて関連性判定4210によって、スポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204との関連付けを行うことができる。さらに、関連性判定4210を、分析、データ統合及びデータマイニング4214、及び、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付け4212に結合することができる。スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けデータベース4212は、関連性判定設備4210から結果を受け取ることができる。たとえば、上記の例において「自動車」に基づいてなされたスポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204との関連付けを、分析、データ統合及びデータマイニング4214と共同して、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けデータベース4212によって処理することができる。さらに、この関連付けを、コンテキストデータベース4218に格納することができる。
いくつかの実施形態では、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214を用いて、さらに、スポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204との間のコンテキスト(文脈上)の関連付けを編成し、優先順位付けし、ランク付けし、及び/または、配列(または順位付け)することができる。たとえば、データ統合を、スポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204との間のキーワード一致に基づいて実行することができる。別の例では、分析、データ統合及びデータマイニング4214は、2つの単語間、2つの同義語間、2つの反意語間、または、他のタイプの関連付け間の相関に基づいて、スポンサー提供コンテンツ4202をモバイルコンテンツ4204に関連付けることができる。さらに別の例では、スポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204との間の関係を、本明細書に記載されている任意の統計的技法を用いる統計的関連付けに基づくものとすることができる。さらに別の例では、スポンサー提供コンテンツ4202とモバイルコンテンツ4204を、種々の異種のソースからのデータの統合に基づいて関連付けることができる。そのような関連付けの1例は、ユーザー特性を含むデータ、スポンサー提供コンテンツ4202に関連付けられているコンテキストデータ、及びモバイルコンテンツ4204を組み合わせることができる。
いくつかの実施形態では、クエリーに応答して、マネタイズプラットフォームサーバー3802によって受信されたスポンサー提供コンテンツ4202を、表示データ4224に基づいて、修正(または修飾)し、変更し、フィルタリングし、優先順位付けをし、及び/または、ランク付けすることができる。
いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214、表示データ4224、及び、スポンサー提供コンテンツの選択4220から入力(または情報)を取得し、及び、それらの入力のいくつかまたは全てを使用して、モバイル通信設備102に配信するスポンサー提供コンテンツ4202を選択することができる。別の実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214から受け取った入力のいくつかまたは全てを変更し、修正し、分析し、統合し、関連付けし、及び、フィルタリングして、モバイル通信設備102に配信するスポンサー提供コンテンツ4202を選択することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、受信した全ての入力を処理することができ、または、いくつかの処理を接続している要素に委任することができることに留意されたい。接続している要素の1例を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214とすることができ、委任の1例は、スポンサー提供コンテンツの選択4220(結果)のフィルタリングを、表示データ4224に基づいて、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214に委任することである。
図42Bを参照すると、スポンサー提供コンテンツ性能基準4238に基づいてスポンサー提供コンテンツを配列する(または順位付ける)ための方法及びシステム4200Bが提供されている。該方法及びシステムは、複数のモバイル通信設備4228、ユーザーインタラクション4230、該複数のスポンサー提供コンテンツ4234に結合されたユーザーインタラクションデータ4232を含むことができる。いくつかの実施形態では、複数のモバイル通信設備4228及び複数のスポンサー提供コンテンツ4234とのユーザーのインタラクション(相互作用)4230を、マネタイズプラットフォームに記録して該マネタイズプラットフォームで分析することができる。たとえば、ユーザーAが着信音などのスポンサー提供コンテンツを購入する場合がある。この購入の間、コンテンツクリックスルー、購入の際のアプリケーション(たとえばSMS)の使用などのユーザーの他のモバイル挙動及びインタラクションを記録することができる。同様に、ユーザーBのモバイル通信設備における該ユーザーBのインタラクション及び挙動を記録することができ、複数のユーザーインタラクションデータを、マネタイズプラットフォームサーバー3802に関連付けられている、及び/または、該サーバー3802がアクセス可能な格納場所(リポジトリー)に格納することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタラクションデータ4232を、格納場所、データベース、バッファ、メモリー、ファイル、または、他のタイプの記憶装置とすることができる。たとえば、着信音の購入中のスポンサー提供コンテンツとのユーザーAのインタラクションを記録することができる。このインタラクションは、好みのものの購入、購入行為(購入挙動)、ユーザープロフィール、及びブランドロイヤリティなどを含む属性を含むことができる。ユーザーインタラクションデータ4232を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214によってアクセスすることができ、及び/または、該設備4214に関連付けることができる。分析、データ統合及びデータマイニング設備4214は、ユーザーインタラクションデータベース4232を用いて、スポンサー提供コンテンツ性能基準4238を作成することができる。スポンサー提供コンテンツ性能基準を、コンテンツの人気度、クリックスルーの頻度、トランザクションの頻度、複数のモバイル通信設備4228における表示時間、または、コンテンツの性能の他の基準に関連付けることができる。スポンサー提供コンテンツ性能基準4238を、コンテキストデータベース4218にさらに関連付けることができ、及び、該基準4238は、コンテキストデータベース4218に格納されているスポンサー提供コンテンツ4202の関連性、配列(または順位付け)、マッピング、ランク付け及び優先順位付けを提供することができる。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されているように、複数のスポンサー提供コンテンツ4234及びモバイルコンテンツ4204を、コンテキスト情報4208に関連付けることができる。このデータを、関連性判定設備4210によって用いて、コンテキストデータに少なくとも部分的に基づいて、スポンサー提供コンテンツとモバイルコンテンツとの間の関連性を判定することができる。関連性判定設備4210は、コンテンツ−コンテキストデータ関連付けの結果の組を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214に提供することができ、該設備4214は、該結果の組を処理して、最終的な結果の組を、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けデータベース4212に配信することができる。代替的には、該結果の組を、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けデータベース4212に直接提供することができ、該データベース4212は、該最終的な結果の組を格納して、該最終的な結果の組をコンテキストデータベース4218に関連付けることができる。たとえば、着信音を広告しているスポンサー提供コンテンツを、共有されているコンテキストデータに少なくとも部分的に基づいて、着信音のアクセサリ(付属品)を販売しているウェブページなどのモバイルコンテンツと組み合わせることができる。結果を、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けデータベース4212に提供して、該データベース4212に格納することができる。
いくつかの実施形態では、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214はまた、複数のスポンサー提供コンテンツ4234、並びに、ユーザーインタラクションデータ4232から、本明細書に記載されている入力(または情報)を受け取ることができる。分析、データ統合及びデータマイニング設備4214は、結果を処理して、スポンサー提供コンテンツ性能基準4238を生成することができる。たとえば、スポンサー提供コンテンツを着信音とすることができ、ユーザーインタラクションデータ4232は、10人のうちの8人がこの着信音を購入したという事実をそれらの人のモバイル通信設備102に表示するときに、該事実を強調表示する。この情報を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214によって処理して、該スポンサー提供コンテンツに関連付けられた高い購入率を示す性能基準を生成することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル通信設備102は、マネタイズプラットフォームサーバー3802に対してモバイルコンテンツ4204を要求することができ、これに応答して、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、順序付けされたスポンサー提供コンテンツのデータベース4240からスポンサー提供コンテンツ4220を選択して、選択されたスポンサー提供コンテンツ4222を該モバイル通信設備に配信することができる。いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツの順序付けを、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付け、及び、性能基準4238に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。モバイル通信設備102は、モバイルコンテンツ4204から表示データ4234を選択して、該表示データをマネタイズプラットフォームサーバー3802に提供することができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、該要求及び/または表示データ4224を、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214に送ることができる。したがって、分析、データ統合及びデータマイニング設備4214は、スポンサー提供コンテンツ性能基準データベース4238にリストされている情報を用いて、関連コンテンツのリストを順序付けて(または配列して)、順序付けされたスポンサー提供コンテンツデータベースに格納することができ、この場合、関連性は、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付けに少なくとも部分的に基づく。スポンサー提供コンテンツ性能基準4238データを、コンテキストデータベース4218に格納することができる。さらに、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、スポンサー提供コンテンツに対する要求及び/または表示データ4224を受け取ると、スポンサー提供コンテンツを要求するクエリーをコンテキストデータベース4218に送ることもできる。コンテキストデータベース4218は、スポンサー提供コンテンツ性能基準データベース4238及びマネタイズプラットフォームサーバー3802から受け取った入力を組み合わせて、順序付けされたスポンサー提供コンテンツデータベース4240に、配信されるスポンサー提供コンテンツのリストを追加することができる。順序付けされたスポンサー提供コンテンツデータベース4240は、スポンサー提供コンテンツを配列(または順序付け)し、または、優先順位付けし、または、配列し直し、または、フィルタリングし、または、ランク付けすることができる。マネタイズプラットフォームサーバー3802は、順序付けされたスポンサー提供コンテンツデータベース4240からスポンサー提供コンテンツ4220を選択して、スポンサー提供コンテンツの選択(結果)4222をモバイル通信設備102に配信することができる。
いくつかの実施形態では、スポンサー提供コンテンツを、一定時間、モバイル通信設備102に表示することができる。別の実施形態では、スポンサー提供コンテンツを、ユーザー特性やモバイル装置特性などを含む異なるパラメータに基づいて表示することができる。
いくつかの実施形態では、性能基準は、クリックスルーレート、総合的な財務実績、収益、または、他のタイプの性能パラメータを含むことができる。
図42Cには、モバイル加入者特性との関連性に基づいてスポンサー提供コンテンツ−モバイルコンテンツを順序付ける(または配列する)ためのシステム4200Cが示されている。いくつかの実施形態では、マネタイズプラットフォームサーバー3802は、複数のモバイル通信設備4228に提示された複数のスポンサー提供コンテンツ4234を識別するユーザーインタラクションデータ4232を受け取ることができる。複数のモバイル通信設備4228の各々を、複数のモバイル加入者特性4242にさらに関連付けることができる。該方法は、スポンサー提供コンテンツと複数のモバイル加入者特性4242の各々との間の関連性に部分的に基づいて、複数のスポンサー提供コンテンツ4234の各々のスポンサー提供コンテンツに対して、関連性判定設備4210を用いて、モバイル加入者特性関連性スコアを生成することができ、この場合、該関連性を、ユーザーインタラクションデータ4232に少なくとも部分的に基づくものとすることができる。さらに、該方法は、モバイルコンテンツ4204に関連付けられているコンテキスト情報4208に少なくとも部分的に基づいて、複数のスポンサー提供コンテンツ4234の各々のスポンサー提供コンテンツとモバイルコンテンツ4204との間の関連付け(関連性)を計算することができる。複数のスポンサー提供コンテンツ4234の各々のスポンサー提供コンテンツとモバイルコンテンツ4204との間の関連付けを、コンテキストデータベース4218に格納することができ、この場合、スポンサー提供コンテンツを関連性スコアにさらに関連付けることができる。モバイルコンテンツ4204との関連付け及び関連性スコアに少なくとも部分的に基づいて、複数のスポンサー提供コンテンツ4234を順序付けて、順序付けされたスポンサー提供コンテンツデータベース4240に格納することができる。モバイルコンテンツ4204を表示するモバイル通信設備102に関連付けられているコンテンツ表示データ4224を、マネタイズプラットフォーム3802によって受け取ることができ、この場合、該モバイル通信設備102に関連付けられているモバイル加入者特性4242の少なくとも1つを、複数のモバイル加入者特性4242(これらについて関連性スコアが生成されている)のうちの加入者特性とすることができる。関連するスポンサー提供コンテンツを、格納されているスポンサー提供コンテンツの順位付け4240に少なくとも部分的に基づいて選択する(4220)ことができる。選択されたスポンサー提供コンテンツ4222を、モバイル通信設備102に表示するために該設備102に配信することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル加入者特性データベース4242を、モバイル通信設備102並びに複数のモバイル通信設備4234に関連付けることができる。たとえば、ユーザーAをモバイル通信設備Aに関連付けることができ、かつ、該ユーザーAが、腕時計に関するモバイルコンテンツに興味を持っている場合がある。さらに、ユーザーAのモバイル加入者特性が、ユーザーAはティーンエイジャーであることを示している場合がある。ユーザーAに、本明細書に記載されているスポンサー提供コンテンツ性能基準4238、及び、該性能基準に関連する方法に少なくとも部分的に基づいて、ティーンエイジャーの間で流行していて人気のある腕時計に関する広告を提示することができる。ユーザーAのインタラクションをユーザーインタラクションデータベース4232に記録することができる。この及び他のインタラクションを、マネタイズプラットフォームサーバー3802、及び、これに関連づけられている関連性判定設備4210によって使用して、スポンサー提供コンテンツ−コンテキスト情報関連付け4212に少なくとも部分的に基づいて、関連するスポンサー提供コンテンツを識別するための関連性スコアを生成することができる。モバイル加入者特性は、本明細書に記載されている購入行為(購入挙動)、トランザクション履歴、年齢、及び職業などを含むことができる。さらに、複数のモバイル通信設備4228が複数のスポンサー提供コンテンツ4234と相互作用しているときに、モバイル加入者特性データベース4242を、ユーザーインタラクションデータに関連付けることができる。たとえば、ユーザーAがスポンサー提供コンテンツと相互作用をすると、該ユーザーのインタラクションデータを、該ユーザーの年齢と共に記録することができる。別の例では、別のユーザーBが複数のスポンサー提供コンテンツ4234と相互作用すると、トランザクション履歴を、ユーザーインタラクションデータに関連付けることができる。これらの例では、ユーザーの加入者特性4242が、ユーザーインタラクションデータ4232を記録するための入力(または情報)として使用された。
いくつかの実施形態では、モバイル加入者特性4242を、複数のスポンサー提供コンテンツ4234に関連付けることができる。さらに、モバイル加入者は、スポンサー提供コンテンツを受け取ることができ、かつ、これに応答して、そのスポンサー提供コンテンツを購入するためのトランザクションを行うことができる。この関連付けを関連性スコアに変換することができる。関連性スコアは、スポンサー提供コンテンツとのトランザクション(取引)の実行に関してモバイル加入者に関連付けられている成功(の度合)を識別することができる。たとえば、ユーザーAは、着信音に関連付けられているスポンサー提供コンテンツの購入に対して設定された高い関連性スコアに対応する着信音の購入に関する4つのトランザクションを行った可能性がある。別の例では、スポンサー提供コンテンツを2回だけしか購入していない可能性があり、それゆえ、関連性スコアが低くなる場合がある。
本明細書に記載されている方法及びシステムの一部または全部を、コンピュータソフトウェア、プログラムコード、及び/または、命令をプロセッサで実行するマシン(機械)に配備することができる。プロセッサを、サーバー、クライアント、ネットワーク・インフラ、モバイル(すなわち移動タイプの)コンピューティングプラットフォーム、据え置き型のコンピューティングプラットフォーム、または、他のコンピューティングプラットフォームの一部とすることができる。プロセッサを、プログラム命令、コード、及び2進命令などを実行できる任意の種類の計算装置(コンピューティング装置)もしくは処理装置とすることができる。プロセッサを、単一のプロセッサ、単一のデジタルプロセッサ、単一の組み込みプロセッサ、単一のマイクロプロセッサ、または、格納しているプログラムコードもしくはプログラム命令の実行を直接的乃至間接的に容易にすることができるコプロセッサ(数値演算コプロセッサ、グラフィックスコプロセッサ、通信コプロセッサなど)などの任意の変形物とすることができ、または、それらを含むものとすることができる。さらに、プロセッサは、複数のプログラム、スレッド、及びコードの実行を可能にすることができる。それらのスレッドを同時に実行して、プロセッサの性能を強化することができ、及び、アプリケーションの同時動作を容易にすることができる。本明細書に記載されている方法、プログラムコード、及びプログラム命令などを1以上のスレッドで実施することができる。スレッドは、割り当てられた優先順位を関連付けることができる他のスレッドを生成することができ、プロセッサは、優先順位に基づいて、または、プログラムコードで提供されている命令に基づく任意の他の順番に基づいて、それらのスレッドを実行することができる。プロセッサは、本明細書に記載されている方法、コード、命令、及びプログラムを格納するメモリーを含むことができる。プロセッサは、本明細書に記載されている方法、コード、及び命令を格納することができる記憶媒体にインターフェースを介してアクセスすることができる。コンピューティング装置もしくは処理装置が実行可能な方法、プログラム、コード、プログラム命令もしくは他のタイプの命令を格納するためのプロセッサに関連付けられた記憶媒体は、CD-ROM、DVD、メモリー、ハードディスク、フラッシュドライブ、RAM、ROM、及びキャッシュメモリーなどのうちの1つ以上(但し、これらには限定されない)を含むことができる。
プロセッサは、マルチプロセッサの速度及び性能を強化することができる1以上のコアを含むことができる。いくつかの実施形態では、プロセッサを、デュアルコアプロセッサ、クアドコア(4コア)プロセッサ、及び、2つ以上の独立したコア(ダイと呼ばれる)を結合する他のチップレベルのマイクロプロセッサなどとすることができる。
本明細書に記載されている方法及びシステムの一部または全部を、コンピュータソフトウェアを、サーバー、クライアント、ファイアウォール、ゲートウェイ、ハブ、ルーター、または、同様のコンピュータ及び/またはネットワーキングハードウェアで実行するマシン(機械)に配備することができる。ソフトウェアプログラムを、ファイルサーバー、プリントサーバー、ドメインサーバー、インターネットサーバー、イントラネットサーバー、並びに、二次サーバー、ホストサーバー、及び分散サーバーなどの他の変形物を含むことができるサーバーに関連付けることができる。サーバーは、メモリー、プロセッサ、コンピュータ読み取り可能媒体、記憶媒体、(物理的及び仮想的)ポート、通信装置、並びに、有線媒体もしくは無線媒体を介して他のサーバー、クライアント、マシン(機械)、及び装置にアクセスできるインターフェースなどのうちの1つ以上を含むことができる。本明細書に記載されている方法、プログラムまたはコードをサーバーによって実行することができる。さらに、本願に記載されている方法を実行するのに必要な他の装置(またはデバイス)を、サーバーに関連付けられているインフラの一部とみなすことができる。
サーバーは、クライアント、他のサーバー、プリンタ、データベースサーバー、プリントサーバー、ファイルサーバー、通信サーバー、及び分散サーバーなど(但し、これらには限定されない)を含む他の装置に対するインターフェースを提供することができる。さらに、この結合及び/または接続は、ネットワークを介するプログラムの遠隔実行を容易にすることができる。これらの装置のいくつかまたは全てをネットワーク化することによって、本発明の範囲から逸脱することなく、1以上の場所においてプログラムまたは方法の並列処理を容易にすることができる。さらに、インターフェースを介してサーバーに接続される任意の装置は、方法、プログラム、コード、及び/または、命令を格納できる少なくとも1つの記憶媒体を含むことができる。セントラルリポジトリ(中央記憶部)は、異なる装置で実行されるプログラム命令を提供することができる。この実施例では、リモートのリポジトリ(記憶部)は、プログラムコード、命令、及びプログラムの記憶媒体として機能することができる。
ソフトウェアプログラムを、ファイルクライアント、プリントクライアント、ドメインクライアント、インターネットクライアント、イントラネットクライアント、並びに、二次クライアント、ホストクライアント、及び分散クライアントなどの他の変形物を含むことができるクライアントに関連付けることができる。クライアントは、メモリー、プロセッサ、コンピュータ読み取り可能媒体、記憶媒体、(物理的及び仮想的)ポート、通信装置、並びに、有線媒体もしくは無線媒体を介して他のクライアント、サーバー、マシン(機械)、及び装置にアクセスできるインターフェースなどのうちの1つ以上を含むことができる。本明細書に記載されている方法、プログラムまたはコードをクライアントによって実行することができる。さらに、本願に記載されている方法を実行するのに必要な他の装置(またはデバイス)を、クライアントに関連付けられているインフラの一部とみなすことができる。
クライアントは、サーバー、他のクライアント、プリンタ、データベース、プリントサーバー、ファイルサーバー、通信サーバー、及び、分散サーバーなど(但し、これらには限定されない)を含む他の装置に対するインターフェースを提供することができる。さらに、この結合及び/または接続は、ネットワークを介するプログラムの遠隔実行を容易にすることができる。これらの装置のいくつかまたは全てをネットワーク化することによって、本発明の範囲から逸脱することなく、1以上の場所においてプログラムまたは方法の並列処理を容易にすることができる。さらに、インターフェースを介してクライアントに接続される任意の装置は、方法、プログラム、アプリケーション、コード、及び/または、命令を格納できる少なくとも1つの記憶媒体を含むことができる。セントラルリポジトリ(中央記憶部)は、異なる装置で実行されるプログラム命令を提供することができる。この実施例では、リモートのリポジトリ(記憶部)は、プログラムコード、命令、及びプログラムの記憶媒体として機能することができる。
本明細書に記載されている方法及びシステムの一部または全部をネットワーク・インフラに配備することができる。ネットワーク・インフラは、当該技術分野で既知のコンピューティング装置、サーバー、ルーター、ハブ、ファイアウォール、クライアント、パーソナルコンピュータ、通信装置、ルーティング装置、及び、他の能動性もしくは受動性の装置、モジュール及び/またはコンポーネントなどの要素を含むことができる。ネットワーク・インフラに関連付けられている(1以上の)コンピューティング及び/または非コンピューティング装置は、他のコンポーネントとは別に、フラッシュメモリー、バッファ、スタック、RAM、及びROMなどの記憶媒体を含むことができる。本明細書に記載されているプロセス、方法、プログラムコード、命令を、1以上のネットワーク・インフラ要素によって実行することができる。
本明細書に記載されている方法、プログラムコード、及び命令を、複数のセルを有するセルラーネットワーク(携帯電話ネットワーク)において実施することができる。セルラーネットワークを、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークまたは符号分割多元接続(CDMA)ネットワークとすることができる。セルラーネットワークは、モバイル装置、セルサイト、基地局、リピーター(中継局)、アンテナ、及びタワーなどを含むことができる。セルネットワークを、GSM、GPRS、3G、EVDO、メッシュ、または他のネットワークタイプとすることができる。
本明細書に記載されている方法、プログラムコード、及び命令を、モバイル装置において、または、モバイル装置を介して実施することができる。モバイル装置は、ナビゲーション装置、セル式電話、携帯電話、個人用携帯型情報機器、ラップトップ型コンピュータ、パームトップ型コンピュータ、ノート型パソコン、ページャ(ポケベル)、電子ブックリーダー、及び音楽プレーヤーなどを含むことができる。これらの装置は、他のコンポーネントとは別に、フラッシュメモリー、バッファ、RAM、ROMなどの記憶媒体、及び、1以上のコンピューティング装置を含むことができる。モバイル装置に関連付けられているコンピューティング装置を、格納しているプログラムコード、方法、及び命令を実行できるようにすることができる。代替的には、モバイル装置を、他の装置と共同して命令を実行するように構成することができる。モバイル装置は、サーバーに接続されてプログラムコードを実行するように構成された基地局と通信することができる。モバイル装置は、ピアツーピア・ネットワーク、メッシュネットワーク、または、他の通信ネットワーク上で通信することができる。プログラムコードを、サーバーに関連付けられている記憶媒体に格納することができ、及び、該サーバー内に組み込まれているコンピューティング装置によって実行することができる。基地局は、コンピューティング装置及び記憶媒体を含むことができる。記憶装置は、基地局に関連付けられているコンピューティング装置によって実行されるプログラムコード及び命令を記憶することができる。
コンピュータソフトウェア、プログラムコード、及び/または命令を、機械可読媒体に格納し、及び/または、該可読媒体に対してアクセスすることができる。該可読媒体は、
・ある時間間隔で計算するために使用されるデジタルデータを保持するコンピュータのコンポーネント、装置(またはデバイス)、及び記録媒体、
・ランダムアクセスメモリー(RAM)として知られている半導体記憶装置、
・典型的にはより永続的な記憶を行うための光ディスクなどの大容量記憶装置、ハードディスクのような磁気記憶装置の形態、テープ、ドラム、カード、及び他のタイプ、
・プロセッサのレジスタ、キャッシュメモリー、揮発性メモリー、不揮発性メモリー、
・CDやDVDなどの光学的記憶装置、
・フラッシュメモリー(たとえば、USBスティックもしくはキー)、フロッピーディスク、磁気テープ、紙テープ、穿孔カード、独立型のRAMディスク、Zipドライバ、脱着可能な大容量記憶装置、及びオフライン記憶装置などのリムーバブル・メディア、
・ダイナミックメモリー、スタティックメモリー、読み出し/書き込み記憶装置、可変記憶装置(mutable storage)、読み出し専用記憶装置、ランダムアクセス記憶装置、シーケンシャルアクセス記憶装置、位置ドレス指定可能記憶装置、ファイルアドレス指定可能記憶装置、コンテンツアドレス指定可能記憶装置、ネットワーク接続ストレージ、ストレージエリアネットワーク(storage area network)、バーコード、及び磁性インキ
などを含むことができる。
本明細書に記載されている方法及びシステムは、有形及び/または無形のアイテムをある状態から別の状態に変えることができる。本明細書に記載されている方法及びシステムは、有形及び/または無形のアイテムを表すデータをある状態から別の状態に変えることもできる。
図面のフローチャート及びブロック図を含む、本願に記載され、もしくは図示されている要素は、要素間の論理的境界を含む。しかしながら、ソフトウェア及びハードウェア工学の慣習によれば、図示された要素及びその機能を、モノリシック型ソフトウェア構造として、独立型のソフトウェアモジュールとして、または、外部のルーチン、コード、サービスなどを利用するモジュールとして、または、これらの任意の組み合わせとして、自身に格納されているプログラム命令を実行できるプロセッサを有するコンピュータ実行可能媒体を用いてマシンにおいて実施することができ、それらの実施はすべて、本開示の範囲内にある。そのようなマシンの例は、個人情報端末、ラップトップ型コンピュータ、パーソナルコンピュータ、携帯電話、他の携帯型コンピューティング装置、医療機器、有線もしくは無線通信装置、トランスデューサ、チップ、計算機、人工衛星、タブレット型パソコン、電子ブック、ガジェット、電子装置、人工知能を有する装置、コンピューティング装置、ネットワーク装置、サーバー、及びルーターなど(但し、これらには限定されない)を含むことができる。さらに、フローチャート及びブロック図に記載されている要素、または、他の任意の論理要素を、プログラム命令を実行できるマシンに実装することができる。したがって、本願図面及び明細書は、開示されたシステムの機能的な側面を説明したものであるが、明示的に述べられているかまたは文脈から明らかである場合を除いて、それらの機能的な側面を実施するためのソフトウェアの特定の配置(または準備)が、それらの説明から推断されるべきではない。同様に、上記で特定され説明された種々のステップを変更することができること、ステップの順序を、本明細書に開示された技術の特定の用途に適合させることができることが理解されよう。そのような変更または修正は全て、本開示の範囲内にあることが意図されている。したがって、特定の用途によって必要とされない限り、または、明示的に述べられているか文脈から明らかである場合を除いて、種々のステップについての順序の図示及び/または説明が、それらのステップについての特定の順序での実施を要求するものであると理解するべきではない。
上述した方法及び/またはプロセス、並びに、それらのステップを、特定の用途に適したハードウェア、ソフトウェア、または、ハードウェアとソフトウェアの任意の組み合わせによって実現することができる。ハードウェアは、汎用コンピュータ及び/または専用のコンピューティング装置(またはコンピュータ)、または、特定のコンピューティング装置、または、特定のコンピューティング装置の特定の側面もしくは構成要素を含むことができる。プロセスを、内部及び/または外部のメモリーと共に、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、内蔵型のマイクロコントローラ、プログラム可能なデジタル信号プロセッサ、または、他のプログラム可能なデバイスで実現することができる。プロセスを、さらに、または、代替的に、特定用途向け集積回路、プログラム可能なゲートアレイ、プログラム可能なロジックアレイ、または、電子信号を処理するように構成することができる他の任意のデバイスもしくはデバイスの組み合わせに組み込むことができる。さらに、1つ以上のプロセスを、機械可読媒体において実行可能なコンピュータ実行可能コードとして実現できることが理解されよう。
コンピュータ実行可能コードを、Cなどの構造化プログラミング言語、または、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、または、(アセンブリ言語、ハードウェア記述言語、及び、データベースプログラミング言語及び技術を含む)他の任意の高レベルまたは低レベルプログラミング言語を用いて生成することができる。そして、この場合に、それらのプログラミング言語を、格納し、コンパイルまたは解釈して、上記デバイスのうちの1つ、並びに、プロセッサの異種組み合わせ、プロセッサアーキテクチャ、異なるハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ、または、プログラム命令を実行できる他の任意のマシンで実行することができる。
したがって、1つの側面において、1つ以上のコンピューティング装置で実行するときには、上記した各方法、及び、それらの組み合わせを、そのステップを実行するコンピュータ実行可能コードで具現化することができる。別の側面では、それらの方法を、該方法のステップを実行するシステム内で具現化することができ、多くのやり方で装置間に分散させることができ、または、全ての機能を、専用の独立型装置または他のハードウェアに組み込むことができる。別の側面では、上記のプロセスに関連するステップを実行するための手段は、上記のハードウェア及び/またはソフトウェアの任意のものを含むことができる。全てのかかる置換及び組み合わせは、本開示の範囲内にあることが意図されている。
本発明を、図示し、詳細に説明した好適な実施形態に関連して開示したが、それらに対する種々の変更形態及び改良形態が当業者には容易に明らかになろう。したがって、本発明の思想及び範囲は、上記の例によって限定されるものではなく、法律によって許される最も広い意味において理解されるべきである。
本明細書で参照した全ての文書は、参照によって本明細書に組み込まれるものとする。