JP2012519046A - ミルク泡を生成するための装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、蒸気および空気を用いてミルク泡を生成するための装置(11)に関し、吸引作用を実現するための収束−分岐型ノズル(2)を備える。ミルク供給ライン(4)は、吸引作用によってミルクをミルク容器(5)からノズル(2)に吸込むことができるようにノズルに接続される。ノズル(2)は、射出成形プロセスにおいて作成される一体型の構成要素として設計され、ノズル入口開口部(14)と、ノズル出口開口部(17)と、ミルク吸込継手20の形状をしたミルク供給ライン接続部とを備える。空気入口は、流れの方向に対してノズル(2)のノズル入口開口部(14)の前方に位置する。制御可能な空気ポンプ(6)を設けることにより、空気を蒸気供給ライン(3)に投入する。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の、ミルク泡を生成するための装置に関する。このタイプの装置を用いて、カプチーノまたはラテマキアートなどのコーヒー飲料のためのミルク泡を生成することができる。この装置は、コーヒーメーカを含む構成の一部をなし得る。しかしながら、言うまでもなく、独立型の機械として当該装置を設計することも可能である。
ミルク泡を生成するためのシステムは比較的長期間にわたって用いられてきた。一般的なタイプと同等の装置が、WO2005/102126A2に開示される。上記文献に記載されるコーヒーメーカには、ミルク容器とミルクを泡立たせるためのベンチュリ型ノズルとを備えた可動部をドッキングさせることができる。ノズルは、蒸気用のノズル入口開口部と、空気入口と、ミルク入口と、ノズル出口開口部とを備える。吐出開口部を形成している角度のあるパイプ部品(Winkel-Rohrstueck)はノズル出口開口部に固定される。ミルク泡を生成するのに必要な空気は、周囲空気として得ることができ、吸引作用を用いてノズルに吸込まれる。この装置の1つの不利点は、たとえば、給気の開始および調節が比較的複雑になってしまう点である。結果として、しばしば、ミルク泡と、これによりコーヒー飲料/乳飲料の質とが比較的高い要件を満たせなくなってしまう。たとえば、実際には、この装置を用いて生成されるミルク泡の温度を制御することが比較的困難であることが判明した。特に、この装置は設計が比較的複雑になってしまう。このことは、特に、多部品で設計されるミルク泡立てノズル(Milchschaeumer-Duese)に関係している。したがって、ノズルは使い捨て部品としては適していないだろう。
EP1707090は、混合要素を備えた、ミルク泡を生成するための装置を開示する。混合要素は、蒸気供給ラインに接続可能な少なくとも1つの蒸気入口管と、ミルク供給ラインに接続可能なミルク入口管と、分配ラインに接続可能な分配管と、さらに、空気入口管とを備える。しかしながら、ミルクのための吸引作用を引起こすためのノズルは設けられていない。ミルクは、必然的にポンプによって供給される。
最後に、DE4445436は、ミルクを泡立たせるための泡立て装置を開示する。ノズル部分に加えて、上記泡立て装置は、蒸気用の供給ラインと、空気用の供給ラインと、ミルク用の供給ラインとを備えており、これらの供給ラインは混合領域において結合されている。空気用の供給ラインは、制御可能な態様で空気中に送風するための圧縮空気源に接続される。空気が蒸気ラインに吹付けられる位置は、この場合、ノズル部分の上流であってもよい。しかしながら、上記装置は小型であり、オペレータにとって扱い易いものではない。このことに関係なく、ノズル部分の洗浄には問題が生じる。
したがって、本発明の目的は、公知の文献の不利点を回避することであり、特に、ミルク泡を生成するために行なわれる給気を単純な態様で変えることができる、導入部において記載されたタイプの装置を提供することである。特に、当該装置は、給気を有利な態様で制御および調節することを可能にするよう意図されたものである。当該装置はまた、単純な設計および衛生状態の改善によって特徴付けられるよう意図されたものであり、ユーザにとって使い易くなるよう意図されたものである。
本発明に従うと、これらの目的は、請求項1の特徴を呈する装置によって達成される。ミルク泡を生成し、場合によってはミルクを加熱するための装置は、蒸気供給ラインを備え得る。この蒸気供給ラインには、ノズル入口開口部を備えたノズルを、流れ方向に接続することができる。ノズルは、ノズル管(Duesenkanal)を有し得る。当該ノズル管の断面は、ノズル入口開口部から狭窄した管区域へと先細になっている。さらに、管断面は、ノズル出口開口部の方向に向かって広がっていてもよい。ミルクは、狭窄した管区域において加速された流れによって生成される吸引作用を用いて、ミルク容器からノズルに吸込むことができる。ノズル内ではなくノズル外に位置する空気入口によって多数の利点がもたらされる。たとえば、ノズル自体を単純に設計することができる。しかしながら、空気入口が局所的に変位することによっても、制御および調節に関する利点が得られる。さらに、本発明に従った構成はまた、装置のうちほんのわずかな部分または区域しかミルクと接触しないので、衛生上、好ましい効果をもたらす。
当該装置は、蒸気供給ラインに空気を投入するために、空気供給ライン手段によって空気入口開口部に接続されるかまたは接続可能な空気ポンプを備える。空気供給ライン手段は給気ラインであり得る。このタイプのラインはホースとして設計することができる。しかしながら、バルブも、実現可能な空気供給ライン手段である。給気は、このように、蒸気供給ラインに空気ポンプを接続することによって特に単純な態様で設定および制御することができる。当然ながら、(ミルク泡を生成することなく)ミルクを加熱することができるように当該装置を動作させることもできる。空気ポンプは、たとえば、ダイヤフラムまたは圧縮空気ポンプであってもよい。
当該装置を据置き型の機器構成要素と可動型のノズル構成要素とに分割すると、泡の形成に必要とされる制御可能な要素を実質的にすべて機器ハウジングに収容させることができ、結果として、ミルク容器および/またはノズルの取扱いに悪影響が及ぼされることがなくなるという有利な効果が得られる。たとえば、導入部において引用されたWO2005/102126とは異なり、ノズル構成要素において給気を制御する必要がないので、ノズル自体の設計を極めて単純にすることができ、ノズルを必要に応じて使い捨て部品として設計することもできる。不十分な泡形成につながる恐れのある誤った操作が確実に除外される。
クレームに記載された装置に関して、「据置き型(stationary)」および「可動型(mobile)」という語は、たとえば洗浄の目的で機器構成要素からノズル構成要素を取外すことができ、かつ、機器構成要素が常に同じ位置にある状態でノズル構成要素を再挿入することができることを意味する。しかしながら、当然、機器構成要素の位置をいつでも容易に変更することができるという意味で、当該機器構成要素も可動型であり得る。しかしながら、内蔵型の装置も、たとえば複合型の台所用機器において実現可能である。この場合、「ミルク供給ライン」という語は、その長さに関係なく、ノズルに開口しているいずれかの固定されたラインまたは可撓性のあるラインとして理解されるだろう。
装置が制御手段を備えており、これによって、蒸気供給ライン内の蒸気/空気混合物の混合比を予め特定するための空気ポンプを制御することができれば、特に有利であり得る。制御手段はマイクロプロセッサを含み得る。したがって、給気を容易に変更することができ、結果として、さまざまな乳飲料、ならびにカプチーノおよびラテマキアートなどのコーヒー/乳飲料を、単純な態様で高品質に調製することができる。しかしながら、空気ポンプは、当該空気ポンプが始動されないように、または当該空気ポンプが「ホットミルク」モード用の部分負荷モード(in einem Teillastbetrieb)でのみ動作するように、制御手段によって制御することもできる。蒸気/空気流の温度は、この構成を用いて、単純かつ有利な態様で設定することができる。さらに、上述の制御された空気ポンプによる給気により、十分な量のホットミルク泡またはホットミルクを確実に生成することができる。
当該装置はまた、水容器と、上記水容器に接続される水ポンプと、上記水ポンプに接続され、これによって蒸気を蒸気供給ラインに供給することができる蒸気発生器とを備え得る。装置が水ポンプのポンプ能力を変えるための制御手段を備えていれば、特に有利になり得る。
ノズルは、好ましくは、狭窄した管区域における最も狭い箇所のある領域あたりにおいてノズル管に開口しているミルク供給管を備え得る。ミルクは、吸引作用を用いることによって、この構成による特に効率的な態様で吸引によってノズル内に吸込むことができる。
さらなる実施例においては、ノズルが、好ましくは射出成形プロセスを用いて製造され、有利にはプラスチックでできている好ましくは一体型構成要素の形状であれば、有利であり得る。このタイプのノズルは、単純にコスト効率良く製造することができる。したがって、ノズルは、好適な使い捨て部品となるだろう。この一体型構成要素は、ノズル入口開口部、ノズル出口開口部およびミルク供給ライン接続部を備え得る。この場合、ミルク供給ライン接続部は、ミルク供給ラインの接続用のミルク吸込継手として設計することができ、このミルク吸込継手は、ノズル管に接続されるミルク供給管を囲んでいる。ミルク供給ラインは、プラグ型またはスナップ作用による接続によってミルク吸込継手に取外し可能に固定されるかまたは固定され得る。
ノズルのノズル出口開口部は、ミルク泡をカップに吐出するための露出された吐出し開口部を備え得る。したがって、吐出し開口部を設けるための付加的な構成要素は不要である。
ノズル管には撓みがあってもよく、これにより、ノズル入口開口部の領域における流れの方向と、ノズル出口開口部の領域における流れの方向とが、互いに対して所望の角度で、好ましくは直角に、延びることとなる。さらに、ミルク供給管が撓みのある領域または撓みの下流において、ほぼ直角にノズル管へと開口していれば有利になり得る。したがって、ノズル入口開口部およびノズル出口開口部のいずれにも関連付けられる管区域と、ミルク供給管とは各々、規定された角度、好ましくは直角、に方向付けることができる。しかしながら、当然、ノズル管を直線状に延在させることも恐らくは実現可能であり、このため、ノズル入口開口部とノズル出口開口部の領域との間における主な流れ方向は変わらないままであるだろう。
バヨネット継手(Bajonettverschluss)によってノズルが蒸気供給ラインに接続されるかまたは接続され得る場合、取扱いをさらに簡略化することができる。しかしながら、当然、ノズルは、他の何らかの方法で蒸気供給ラインに取外し可能に接続することもできるだろう。たとえば、固定手段のないユニオンナットまたは単なるプラグ型継手を用いた速動型継手(Schnellschlusskupplungen)またはねじ込み継手が実現可能であるだろう。
ノズルは、回動可能に、好ましくは取外し可能にミルク容器のカバー部分に固定されるかまたは固定され得る。開始位置においては、ノズルはミルク容器にスペースを取らないような態様で固定することができる。ノズルは、ミルク泡をカップに直接吐出することができるような吐出位置にまで回動させることができる。
空気は、特に有利には、好ましくは0.2mmと2mmとの間の直径(ダイヤフラム開口)を有するダイヤフラムによって蒸気供給ラインに供給される。このダイヤフラムは、また、スリットのあるダイヤフラムの形状であってもよく、または、他の如何なる所望の幾何学的形状であってもよい。
本発明のさらなる局面は、上述の装置とコーヒーを抽出するためのコーヒーメーカとを含む構成に関する。このタイプのコーヒーメーカは、たとえば、ボタンが押された後、最初にコーヒー豆を自動的に挽き、次に抽出する全自動式コーヒーメーカであってもよい。言うまでもなく、コーヒーメーカはまた、カプセル、パウチまたは他のポーションパックを用いて作動する機械であってもよい。
機器構成要素は、ミルク容器を収容するためのドッキング箇所を有するハウジングを含み得る。当該ドッキング箇所は、たとえば収容凹部の形状であり得る。加えて、機器構成要素全体はコーヒーメーカにドッキングさせることができ、少なくとも水および電気がコーヒーメーカによって供給され得る。
蒸気発生器は、先または後に行われるプロセスステップに応じて上記蒸気発生器に残存する残留水および/または蒸気を、蒸気発生器を加熱することによって排出させることができるように制御され得る。これにより、実際の水蒸気生成プロセスが始まる前に、システムが、空の蒸気発生器に関して規定された状態へと変更されることが確実にされる。排出プロセスは、好ましくは、蒸気発生器が或る温度よりも低下した場合、各々の泡生成プロセスの前に行なわれる。結果として、すすぎプロセスまたはスケール除去プロセスにより負圧または水が加えられることにより、蒸気発生器に流れ込んだ水が確実に排出される。
加熱プロセス中、泡が実際に送達される前に第1の蒸気クッションを構築できるようにするために、規定された量の水がポンプでシステムへと送り返される。この場合、過剰な蒸気は、蓄積されつつある過剰な蒸気圧を制限する過圧バルブを介して排出することができる。代替例として、蒸気供給ラインにおいて、制御された蒸気バルブを通じて過剰な蒸気圧を低下させることができるだろう。これは、たとえばマニホールドバルブであってもよい。
蒸気供給ラインおよびノズルは、ミルクがミルク供給ラインを介して吸引によって吸込まれないように、かつ、水がミルク容器に入り込む可能性のないように、洗浄の目的で水で洗い流すことができる。この目的のために、水の量および水ポンプの流量は、製造業者によって相応に調整されなければならない。このタイプのすすぎ動作には、すすぎプロセスを行なうためにミルク容器を取外す必要がないという利点がある。
可動型のノズル構成要素は、特に有利には、回転可能または回動可能に機器構成要素上に装着可能であり、ノズル構成要素から独立してミルク容器をミルク供給ラインに接続することができる。この場合、ノズル構成要素をミルク容器と共に取外す必要がなくなるため、たとえば、ミルク容器が冷蔵庫内で不必要に場所を取らないという利点がある。
しかしながら、代替例として、ノズルは、好ましくは取外し可能にミルク容器のカバー部分に固定することができる。さらに、ミルク容器は、あらゆる意図および目的で可動型のノズル構成要素に関連付けられる。この場合、ノズルが第1の回転位置において機器構成要素に接続され、第2の回転位置において機器構成要素から分離されるようにノズルがカバー部分に回転可能に装着されると、特に有利である。これは、バヨネット継手を用いて特に有利な態様で実現することができる。
また、センサを用いて機器構成要素へのノズル構成要素の接続を確立することができ、ノズル構成要素が接続される場合にのみ機器構成要素において水蒸気の生成を行なわせることができれば有利になり得る。これにより、ノズル構成要素が挿入されていない場合に、制御されなくても、暑い蒸気が機器構成要素から漏れ出るのが防止される。センサは、機器構成要素に有利に関連付けられ、機器構成要素において制御システムに動作可能に接続される。上記センサは、機械的なセンサ、たとえばマイクロスイッチ、または電気センサであってもよい。
空気が0.2バールと2バールとの間、好ましくは約1バール、の圧力で蒸気供給ラインに供給され得る場合、特に良好な結果を達成することができる。さほどスペースを取りすぎることない市販の空気ポンプはこの圧力範囲内で用いることができる。
ノズルの直径は、その最も狭い箇所の領域においては0.5mmと2.5mmとの間であり、好ましくは約1.5mmであり得る。また、ノズルの上流にあるミルク供給ラインの断面は0.5mmと2.5mmとの間であり、好ましくは約1.25mmであれば適切である。最も狭い箇所の領域に隣接するノズル管に通ずる入口における直径は、0.6mmと2.7mmとの間、好ましくは約1.7mmであり得る。これらの寸法は、また、ミルク泡を形成するための従来の装置のノズルにとっては非常に有利になり得る。
また、ノズルの流出直径は、2mmと15mmとの間、好ましくは約6mmから8mmであれば適切である。これにより、カップの寸法に関係なく、確実に、泡が好適に分布される。
3/2方閉止バルブが蒸気発生器とノズルとの間に配置され、この3/2方閉止バルブが閉止状態で下流方向において蒸気供給ラインを換気した場合、さらに適切である。これにより、蒸気発生器への吸引によってミルクが吸込まれるのが確実に防止される。代替例として、真空状態を防ぐために、逆止バルブの形状をしたいわゆるバキュームリリーフバルブ(Vakuumbrecher)が組込まれてもよい。真空状態は、空気ポンプの動作を維持することによって、または空気入口開口部を適切な態様で設計することによって防止することができるだろう。
水ポンプ用のポンプ出力が適切であり、かつ、完全に冷えたシステムでラインの断面が適切に設計されているとすると、エネルギの観点から、好ましくは蒸気ヒータは、60秒以内、好ましくは少なくとも30秒以内に泡を生成することができるように設計されている。
加えて、特定のタイプの機器の場合、ミルク容器、特にカップ、から吸引によってミルクを吸込むことができるように、かつ、ミルクを熱いミルクまたはミルク泡として再び同じミルク容器に分配して戻すことができるように、ミルク供給ラインおよびノズルのノズル出口開口部または上記ノズル出口開口部に接続される吐出し管が可動型ノズル構成要素上に配置されると、有利になり得る。これにより、比較的小さい容器の場合でもこの循環動作が可能となるように、対応する構成要素を幾何学的に配置することが必要となることは明らかである。しかしながら、吸込管および/または分配管を少なくとも部分的に可撓性のある設計にすることも実現可能であるだろう。循環動作において当該装置を使用することによって得られる主な利点は、特定の瞬間に必要となる量のミルクだけを用いるため、ミルクを装置に蓄える必要がない点である。このことは、冷却されていない状態においては重要な意味をもつ。
本発明の個々のさらなる特徴および利点は、具体的な実施例の以下の記載および添付の図面から得ることができる。
コーヒーメーカとミルク泡を生成するための装置とを備えた構成を示す図である。 ミルク泡を生成するための、本発明に従った装置を示す非常に簡略化された概略図である。 図1に従った構成についての、ミルク泡を生成するための装置を示す分解斜視図である。 図3に従った装置を示す側面図である。 ノズルが開始位置にある装置の部分的な断面を示すさらなる側面図である。 ノズルを外方へと回動させた装置を示す図である。 図5に従った装置を切断線A−Aに沿って示す断面図である。 蒸気供給ラインの管部品と、上記管部品に接続された空気ポンプとを示す縦断面図である。 図8に従った空気ポンプを備えた管部品を示す正面斜視図である。 ミルク泡を生成するためのさらなる装置を示す概略図である。 コーヒーメーカにドッキング可能なさらなる構成を示す斜視図である。 図11に従った構成を異なる視点から示す図である。 図11に従った構成を、側壁を取外した状態で示す側面図である。 ノズル構成要素が取付けられた図13の詳細を示す図である。 図14のノズル自体を示す図である。 図15に従ったノズルの面I−Iに沿った断面図である。 図15に従ったノズルの詳細Aを示す図である。 図16に従ったノズルの詳細Bを示す図である。 機器構成要素がドッキングされたコーヒーメーカ全体を示す概略図である。 カバー部分と格納位置にあるノズルとを備えたミルク容器を示す斜視図である。 図17に従ったミルク容器上のカバー部分を示す斜視図である。
図1は、コーヒーKを抽出するためのコーヒーメーカ13と、上記コーヒーメーカにドッキングされミルク泡Sを生成するための装置24とを備えた、参照符号1で表される構成を示す全体図である。コーヒーメーカは、コーヒー豆を収容している従来の全自動コーヒーメーカ、または一例として、いわゆるカプセルマシンであってもよい。このようなコーヒーメーカの基本的設計は、当業者には公知でありよく知られている。したがって、コーヒーメーカについてのより詳細な説明は省いてもよいだろう。コーヒーメーカ13は、ミルク泡を生成するためにミルク、蒸気および空気を乳化する目的で、蒸気を生成するための手段と、空気を供給するための手段とを備える。これらの手段はここでは図示されないが、以下の文脈において詳細に説明される。
図1に図示のとおり、装置13はノズル2が組込まれたミルク容器5を含む。ミルク容器はカバー部分24によって閉じられる。ノズル2は、カバー部分24の内部に回動可能に固定される。図1においては、ノズルが外方へと回動された位置(吐出位置)にあり、ここで、ミルク泡Sをカップ(図示せず)に分配することができる。2′は、別の吐出位置にあるノズルを示す。
図2に従った概略図は、ミルク泡立て装置11の動作の基本設計と態様とを示す。装置11においては、蒸気と空気とミルクとを互いに混ぜ合わせて、ノズル2において乳化させる(流れの方向が矢印によって示される)。このように生成され、Sで示されるミルク泡は最終的にカップ(図示せず)または別の容器に入れられる。蒸気を生成するために、水Wは、水ポンプ7を用いて水容器8から吸い出される。次いで、水は蒸気ヒータ9を経由して流される。次いで、蒸気は、蒸気供給ライン3を経由してノズル2へと流される。ノズル2はノズル管を有し、収束−分岐型の管断面を備えている。ノズル入口開口部は14で示され、ノズル出口開口部は17で示される。ミルクMは、ノズル2の狭窄した管区域における加速した流れによって生成される吸引作用を用いて、吸引によってミルク容器5からミルク供給ライン4を介してノズル2内に吸い込まれる。
泡を生成するために、空気を蒸気と混合させなければならない。この目的のために、好ましくは周囲空気の形状である空気Lは、10kPaから100kPaの圧力下で給気ライン30を介して空気ポンプ6を用いて蒸気流に供給される。空気入口開口部18は、流れの方向に対してノズルの前方にあるノズル入口開口部14の上流に位置する。破線27は、コーヒーメーカのハウジング壁を示す。破線27は、具体的な実施例の変形例(以下の図3〜図7を参照)として、装置11を2つの部分に分割する仕切りラインとみなされてもよい。このうち一方の部分、すなわち、第1に水蒸気生成のための構成要素7,8,9と、第2に強制給気用の構成要素6とが、コーヒーメーカに関連付けられる。装置の残りの部分はコーヒーメーカから取外すことができる。最後に言及された可動部分は、図2に図示のとおり、明らかに、ノズル2およびミルク容器5を含む。
仕切りライン27は、装置を、容易に取外し可能な連結手段で、機器構成要素40とノズル構成要素41とに明確に細分する。これらについては、以下の文脈においてより詳細に説明する。
所望の飲料(たとえばカプチーノまたはラテマキアート)に応じて空気のさまざまな体積流量を蒸気ラインに供給することができる。空気の体積流量は、ポンプ能力を変更することのできる制御手段12を用いて制御される。しかしながら、当然、装置11は、空気が供給されないように動作させることもできる。したがって、当該装置を用いて熱いミルクを生成することもできる。調整バルブ(図示せず)は給気ライン30に配置することができる。代替例として、調整バルブの代わりに逆止バルブまたは操作された閉止バルブが実現可能となるだろう。蒸気の供給は、好ましくは、水ポンプ7のポンプ容量を変えることのできる制御手段10を用いて制御される。当然ながら、2つの制御手段10および11は共通の電子データ処理装置の構成要素であってもよい。
また、原則的に、装置に関連付けられるミルク容器からミルクを吸引によって吸込むのではなく、ミルクを吸引によってカップから直接吸い出して再びカップに吐出し返すことも実現可能である。装置がこのように用いられる場合、ミルクが過度に加熱されるのを防ぐために、プロセスの実行時間は、カップの容積に応じて制限されなければならないだろう。
装置11の実現可能な一改良例についての構造上の詳細を図3から得ることができる。ノズル2は一体型構成要素によって形成される。このタイプのプラスチック構成要素は、射出成形プロセスにおいて単純な態様で作製することができる。ノズル入口開口部14およびノズル出口開口部17に加えて、ノズル2は、ミルク吸込継手20の形状をしたミルク供給ライン接続部を備える。いずれの場合にもノズル入口開口部14およびノズル出口開口部11に関連付けられるノズルセグメント、ならびにミルク吸込継手20は各々、互いに対して直角に方向付けられる。破線によって示されるミルク供給ライン4は、ミルク吸込継手20に嵌込むことのできる可撓性のあるホースであってもよい。ミルク吸込継手に挿入することのできる飲用ストローも実現可能であるだろう。この飲用ストローは消耗品であるために洗浄の必要がない。使い捨ての部品として交換可能な態様で取付けることのできるミルク供給ラインを使用することは、従来のミルク泡立てノズルにおいても極めて有利になるだろう。
ノズル2はミルク容器に挿入することができる。この目的のために、弾力性のあるラッチアーム形状のラッチ手段31がミルク容器のカバー部分24上に設けられ、上記ラッチ手段を用いてラッチの態様でノズルを収容することができる。カバー部分24はプラスチックでできていてもよく、好ましくは一体型の射出成形された部分であり得る。ミルク容器はまた、ボウル状または桶状の基部本体25を含み、その上にカバー部分24を(ノズル2とともに)取付けることができる。ミルク容器およびノズルが可動部を形成し、この可動部は、装置の残りの部分から分離させることができ、装置の残りの部分に再びドッキングさせることができる。新鮮なミルクで満たされるミルク容器は冷蔵庫に保存することができる。本質的に、可動型ミルク容器/ノズルユニットのためには(ミルク供給ライン4を含む)4つの構成要素しか必要とされず、上記構成要素はすべてプラスチックで構成することができる。少数の単純な構成要素をこのように用いることで、取扱いおよび費用に好ましい効果が得られる。
図3はさらに、空気入口がノズル2の外側に位置していることを示す。空気入口は、空気入口継手28によってもたらされ、これにより、破線で示される給気ライン30を蒸気供給ライン3に接続することができる。したがって、空気Lが空気入口開口部を介して蒸気流Dに加えられる。空気ポンプ(ここでは図示せず)はライン30に接続される。上述のとおり、蒸気Dは蒸気発生器(同様にここでは図示せず)を用いて生成される。蒸気供給ライン3の一部を形成する管部品23は、機械に対するインターフェイスの領域においてハウジング27内に位置する。部分23は、T字形の管部品として設計されており、上述の空気入口継手28および蒸気入口継手29を備えており、これにより、いずれの場合にも、空気Lおよび蒸気Dのための破線で示されたラインが接続され得る。給気ライン30はプラスチック製のホースとして設計することができる。3′で示されるホースは、耐熱性のホース、たとえばシリコーン強化ホースであってもよく、または、テフロン(登録商標)でできていてもよい。
ミルク容器およびノズル2を備えた可動部をドッキングさせるために、ノズル2を蒸気供給ライン3の出力口に接続しなければならない。解除可能な接続は、一例として図3に図示のとおり、バヨネット継手によって確立することができる。この目的のために、適切な接続手段21がノズル入力側に配置される。バヨネット継手のための切欠き(Aussparung)22は接続手段21を補完するものであり、ハウジング壁27に設けられる。しかしながら、他の取外し可能な固定手段も実現可能である。
図3にさらに図示のとおり、ミルク容器はほぼ立方形に設計されているが、他の如何なる所望の形状も実現可能である。カバー部分24および基部本体25はともに、基本的外形が実質的にほぼ長方形である。開始位置にあるノズル2を収容するための凹部26は、基部本体25の一方の側壁に位置する。ミルク吸込継手20を挿入することのできるほぼU字型の切欠きは、上記側壁のカバー側の端部上に見ることができる。
図4においては、ミルク容器5およびノズルを含む可動部が、コーヒーメーカにドッキングされる。図4に図示のとおり、組立てられたミルク容器5は、基部本体25とカバー部分24とでコンパクトなユニットを形成する。
図5および図6に図示のとおり、開始位置と分配位置との間でノズルを回動させることができる。図5においては、ノズル2は開始位置に位置しており、この場合、ノズル出口開口部17に関連付けられ、対応する管区域を有するノズルセグメントが、ミルク容器の基部本体25の容器壁に沿って延在する。図6においては、ノズル2が外方に回動されている。この位置で、ミルク泡(または熱いミルク)をカップ(図示せず)に直接分配することができる。使用者は、回動角度をカップのサイズに合致させる選択肢を有する。しかしながら、回動させることによっても、上述のバヨネット継手が同時に閉止位置まで動かされる。当該構成は、好ましくは、水ポンプおよび空気ポンプのための制御手段に電気的または電子的に接続された切換え手段(図示せず)を備える。切換え手段は、存在を監視するよう機能し、可動部が正確に取付けられているかどうかを示す。これにより、蒸気が意図せず漏れ出るのを防ぐことができ、結果として、構成の確実な動作が保証される。
図5および図6はさらに、ミルク吸込継手20が、たとえば最も狭い箇所の領域においてノズル管15に接続されたミルク供給管19を囲んでいるのを示す。
図7に従った断面図は、特にノズル管15の設計を示す。ノズル管15は、第1に、ノズル入口開口部14から始まり、先細のほぼ円錐形の断面に隣接するほぼ円筒形の断面を有する。16で示される管区域は、ノズル管の最も狭い箇所をなしており、先細の区域に隣接している。吸引によってミルクを吸い込むためのミルク供給管19は管区域16の端部へと送出をする。蒸気/空気混合物およびミルクは、管区域16のこの送出領域において混ぜ合わされる。当然ながら、他の構成も実現可能であるだろう。たとえば、この混合領域は長方形の空間として設計されてもよく、そこに至る管のうち最も小さな直径よりも広くなっている。次いで、ほぼ円錐形であり拡張していく管区域は、このように狭窄したノズル管に隣接する。最終的に、ノズル管はノズル出口開口部17の領域においてほぼ円筒形の管区域を備える。管区域16の直径は、たとえば、0.5mmと2.5mmとの間、好ましくは約1.5mmである。管区域16と組合される前のミルク供給管19の断面は、0.5mmと2.5mmとの間、好ましくは約1.25mmである。最も狭い箇所の後に続くノズル管15の最小の直径は、0.6mmと2.7mmとの間、好ましくは約1.7mmである。この直径は、明らかに、管区域16の最小の直径よりもわずかに大きい。
図8および図9は、図3に従った具体的な実施例と比較して変更が加えられるミルク泡立て装置のための空気接続部を示す。図8は、蒸気ライン3の一部である管部品23の縦断面を示す。図3に従った具体的な実施例とは対照的に、空気入口継手は、蒸気ラインに対して直角には配向されないが、空気は、傾斜した空気入口継手28を介して蒸気流Dに追えられる。図8においては、対応する傾斜角がαで示されており、αは、この場合、一例として約45°である。しかしながら、当然、他の傾斜角も実現可能であるだろう(たとえば30°<α<60°)。空気入口継手28に挿入されるダイヤフラムバルブ35も図示される。空気ポンプ6は上記バルブ35に直に隣接する。別個のホース部品(図3を参照)の形状をした実際の給気ラインは、図8に従った変形例には設けられていない。さらに、図8が示すように、空気入口開口部18をもたらす給気管は、蒸気流方向への開口領域において蒸気管断面よりも著しく小さな管断面を有する。蒸気流方向への開口領域における給気管の直径は、0.2mmと2mmとの間(たとえば約1mm)であってもよく、このためダイヤフラムとして機能し、管部品23の蒸気管の直径は、たとえば4mmである。しかしながら、このダイヤフラムもダイヤフラムバルブの上流に設置することができる。この場合、開口領域の標準直径はたとえば3mmとなる。
図10は、わずかに変更が加えられたミルク泡立て装置11についての、図2に従った具体的な実施例よりもより詳細に示されるフロー図を例示する。図10が示すように、たとえば、装置11は、制御および調節の目的で、水ポンプ7に動作可能に接続された流量計36を備える。33は逆止バルブを示す。参照符号32は3/2方バルブを示す。バルブ34は、バルブの出力口に接続され、過圧時に、蒸気ライン3にではなく、上記バルブを介して蒸気を排出することができる。過剰な残留水は容器37に取込むことができる。空気ポンプを保護するために、ダイヤフラムバルブ35が逆止バルブとして設けられる。
図11〜図13は、同様にコーヒーメーカにドッキングすることのできる、本発明に従った装置の変形された具体的な実施例を示す。当該装置は、水タンクを除いては、コーヒーメーカから独立してミルク泡を生成するのに必要なすべての構成要素を含む。この場合、機器構成要素40は、丸みのある角部を備えた立方形のプレートの形状をしており、その外形は、コーヒーメーカ(ここでは図示せず)に明らかに合致している。ミルク容器5は、トングの態様でミルク容器5上にわたって係合する底部分45と上部分46とによって形成される収容凹部44に位置する。しかしながら、底部分および上部分はハウジング47の構成要素である。ノズル2は、ミルク容器5におけるU字型の隙間から突出ている。
ハウジングの一方の側壁がコーヒーメーカ上の対応する接続部と連通する接続部43を有する接続壁42の形状をなすことは、図12から明らかである。周縁48はコーヒーメーカ上での正確な位置決めに役立つ。
上記一方の側壁およびミルク容器はともに、図13の例示では取外されている。ミルク供給ライン4を備えたノズル2は、実際には上部分46に取付けられず、むしろ、ミルク容器のカバー部分に取付けられる(図17を参照)。しかしながら、ノズル2またはノズル構成要素全体を上部分46にも取外し可能に装着することも可能であるだろう。これにより、ミルク容器なしでも機器を作動させることができる。たとえば、市販の牛乳パックを、直接、収容凹部44に挿入してもよく、この牛乳パックにある小さな開口部を介してミルク供給ライン4を挿入することができるだろう。
上述された空気ポンプ6は、機器内において見える状態であり、上記空気ポンプは、機器内の蒸気供給ライン3に空気を供給する。水ポンプ7は機器の床に配置される。上記水ポンプには、コーヒーメーカの水タンクから水が供給される。水は、水ポンプから蒸気ヒータ9へと流れて、この蒸気ヒータ9が、3/2方バルブ32を介して接続ノズル2に蒸気を供給する。制御ボックス49はまた、蒸気ヒータ9の背後に見ることができ、システムを制御するための電気構成要素および電子構成要素が上記制御ボックスに収容されている。
図14は、詳細図としてノズル2およびミルク供給ライン4を備えたノズル構成要素41を示す。上記ノズル構成要素は、バヨネット継手21および22によって蒸気供給ライン3に取付けられる。この場合、破線27が示すハウジング壁からは、蒸気供給ライン3が出ている。
分離されたノズル2が図15に示されている。図中、ミルク供給ライン4のうち可撓性のある部分(ライザー管)も取外されている。図3に従った具体的な実施例とは対照的に、ノズル管は、この場合、ノズル入口開口部とノズル出口開口部との間において90°の角度ではなく直線的に延びている。これにもかかわらず、ミルク供給ラインまたはミルクを通す対応する管19は、ノズル管の最も狭い箇所でノズルへと開口する。準備のできたミルク泡は吐出し管50の端部において初めて逸らされる。製造に関する理由で、逸らされた領域における開口部は、カバー55を押し込むことによって閉じられる。
直線領域におけるノズル2の管構成全体は、ここでは図17および図18に従った詳細を参照して、図16に従った断面において明確に見ることができる。管の断面は、ノズル入口開口部14から始まって、初めに、最も狭い箇所16まで、たとえば1.5mmの直径になるまで、円錐形に狭窄している。この後には、具体的にはたとえば17mmのわずかに大きな直径を有する中空で円筒形のノズル管15が、直接、続いている。上記ノズル管15は、撓みのある領域にまで特定の距離だけ隔てた後に再び広がっている。ミルク吸込継手20は、この場合、最も狭い箇所16の領域において直接続いているかまたは部分的にさらにノズル管15へと送出するミルク供給管19を囲む。しかしながら、ミルク供給管は、円形の断面ではなく、特に図17において図示されるように、幅bおよび高さhを有する矩形の断面を有する。一例として、幅が1mmであり、高さが1.25mmであってもよく、結果として、断面積が1.25mmとなる。
図19は、本発明に従った装置11全体を示す概略図であり、上記装置はコーヒーメーカ13にドッキングされている。この場合、装置11の構成要素は、図10に従った構成要素とほぼ同一である。しかしながら、装置はそれ自体の水タンク8を備えない。上記水タンクはコーヒーメーカ13に収容され、対応するラインが接続部43によって接続される。この場合、過剰な水または過剰な蒸気が、過圧バルブ51によってコーヒーメーカの水容器8に戻される。コーヒーメーカの公知の要素は、ここでは詳細には説明されない。しかしながら、上記コーヒーメーカは、温水を生成するためのそれ自体の水ポンプ52およびフローヒータ53を備える。コーヒーは抽出(brewing)チャンバ54において抽出され、ミルク泡とは別個に吐出される。
プロセスに関して、以下の機能は、図19において概略的に図示されるシステムで実現可能である。
ミルク泡を生成するために、蒸気発生器9は、最初に十分な加熱力で開始温度にまで加熱される。システムが冷えている場合、またはシステムが予めすすがれていたかまたはスケール除去されていた場合、蒸気発生器9は、残留水が過圧バルブ51によって排出されるまで、規定されたより高い開始温度に加熱される。規定された蒸気クッションをもたらすために、この後、または同時に、水が付加的にポンプで注入される。この調製プロセス中に、バルブ34は、システム内での正確な圧力を確実にするために短期間だけわずかに開くことができる。
システムがまだ熱い場合、所望の温度に達すると3/2方バルブ32が直ちに開かれ、そして、水ポンプ7が蒸気発生器9に水を供給し始める。水の量はプロセス中に調節することができる。蒸気発生器の温度はプロセス全体を通じて一定に保たれる。熱い蒸気がノズル2を通って流れると直ちに、吸引作用が始まり、ミルクが吸引によってミルク供給ライン4を介して吸い込まれる。この目的がミルク泡を生成することである場合、空気は、同時に、空気ポンプ6を用いて、調節された態様で空気入口開口部18に供給される。プロセスの終わりに、かつポンプがオフに切換えられた後、3/2方バルブが閉じ、ミルクの供給が中断される。蒸気供給ライン3を換気することにより、ミルク泡またはミルクが吸引されて蒸気ヒータに戻されることが防止される。これは、中立位置にある蒸気供給ライン3を換気する3/2方バルブであるバルブ32によって最初に達成することができる。しかしながら、バルブ32が2/2方バルブであれば、空気ポンプ6の動作を維持するか、または、蒸気供給ライン3にいわゆるバキュームリリーフバルブを設置して、このようにしてミルクが吸引し戻されるのを防ぐことも可能である。
当該システムはまた、冷水で洗い流して洗浄することができ、このプロセスは特定の間隔をあけて制御システムによって実施することができる。すすぎプロセス中に、すすぎ水がノズル2から流れ出すが、ミルクが吸引によって容器5から吸い出されたり、すすぎ水がミルク容器に戻されたりすることはない。
コーヒーメーカ13と同様に、ミルク泡を生成するための装置11は、また、特定の間隔をあけてスケール除去されなければならない。この場合、スケール除去動作は、すすぎ動作と同様に行なわれ、安全バルブがポンプによってわずかに開かれることにより、スケール除去剤も安全バルブおよび戻りラインを介して流れ得る。
図20は、機器構成要素40から取外された状態である、図11および図12に従ったミルク容器を示す。ミルク容器は、ここではほぼ立方形であり、たとえば、ミルク容器にパチンと嵌めることのできるぴったりと嵌合するカバー部分24によって閉じられる。
図21は、ノズル2がカバー部分24の下にある軸受部分38において回転可能に取付けられているのを示す。この場合、ミルク供給ライン4は、スロット39から突出ており、これにより、妨げられることなくノズル2と共に回転することができる。ノズル2は、位置Iと位置IIとの間で回動可能であり、ノズル2は、回動運動によって耐圧的に蒸気供給ラインに取付けられる。ロックまたはロック解除が行なわれる位置はここで重要ではない。

Claims (25)

  1. ミルク泡を生成するための装置(11)であって、
    − 蒸気発生器(9)を備え、前記蒸気発生器(9)により、蒸気を蒸気供給ライン(3)に供給することができ、前記装置はさらに、
    − 吸引作用を実現するように狭窄し、ノズル入口開口部(14)を有するノズル(2)を備え、
    − 吸引作用を受けてミルクがミルク容器(5)からノズル(2)吸い込まれ得るようにノズルに接続されるミルク供給ライン(4)を備え、
    − 流れの方向に対してノズル入口開口部(14)の上流に位置する空気入口開口部(18)において、蒸気供給ラインへの空気を混合するための空気ポンプ(6)を備え、
    前記装置は、具体的には、蒸気発生器(9)および空気ポンプ(6)を含む据置き型の機器構成要素(40)と、ノズル(2)およびミルク供給ライン(4)を含む可動型のノズル構成要素(41)との2部分に分割され、空気入口開口部(18)は機器構成要素内に位置し、ノズル構成要素は、機器構成要素から出る蒸気供給ライン(14)に取り外し可能に接続される、装置。
  2. ノズル(2)は、好ましくは、射出成形プロセスを用いて作製される一体型構成要素の形状であり、
    − ノズル入口開口部(14)と、
    − ノズル出口開口部(17)と、
    − ミルク供給ライン接続部とを備え、前記ミルク供給ライン接続部は、ミルク供給ライン(4)の接続用のミルク供給管(19)を囲むミルク吸込継手(20)の形状である、請求項1に記載の装置。
  3. ノズル(2)は、狭窄した管区域(16)における最も狭い箇所の領域において、ノズルのノズル管(15)に開口しているミルク供給管(19)を備える、請求項1または2に記載の装置。
  4. ノズルは、ノズル入口開口部(14)の領域における流れの方向と、ノズル出口開口部(17)の領域における流れの方向とが、好ましくは互いにほぼ直角に延びるように撓みを備えたノズル管(15)を備える、請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. ノズル(2)は、バヨネット継手(21,22)によって蒸気供給ライン(3)に接続され得る、請求項1から4のいずれかに記載の装置。
  6. ミルク容器は可動型のノズル構成要素に関連付けられ、ノズル(2)は、好ましくは、ミルク容器のカバー部分(24)において取外し可能に固定される、請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. 機器構成要素は制御手段(10)を備え、これにより、蒸気供給ライン(3)において蒸気/空気混合物の混合比を予め規定するための空気ポンプ(6)を制御することができる、請求項1から6のいずれかに記載の装置。
  8. ダイヤフラムは、空気ポンプ(6)と蒸気供給ライン(3)との間に配置され、前記ダイヤフラムは好ましくは0.2mmと2mmとの間の直径を有する、請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  9. 機器構成要素は、水容器(8)と、前記水容器に接続された水ポンプ(7)とを備え、これにより、水を蒸気発生器に供給することができ、前記機器構成要素はさらに、水ポンプのポンプ出力を変えるための制御手段(12)を備える、請求項1から8のいずれかに記載の装置。
  10. 機器構成要素は、ミルク容器を収容するための、ドッキング箇所を有するハウジングを備え、機器構成要素は、コーヒーメーカにドッキング可能であり、少なくとも水および電気がコーヒーメーカによって供給され得る、請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  11. 蒸気発生器は、先または後のプロセスステップに応じて前記蒸気発生器に残留する残留する水および/または蒸気が、蒸気発生器を加熱することによって排出され得るように、制御され得る、請求項1から10のいずれかに記載の装置。
  12. 蒸気供給ライン(3)およびノズル(2)は、ミルクが吸引によってミルク供給ライン(4)を介して吸込まれず、かつ、水がミルクタンクに流れ込まないように、水で洗い流すことができる、請求項1から11のいずれかに記載の装置。
  13. 可動型のノズル構成要素は、機器構成要素に回転可能または回動可能に取付けられ、ミルク容器は、機器構成要素および/またはノズル構成要素とは無関係にミルク供給ラインに接続され得る、請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  14. ノズル(2)は、バヨネット継手(21,22)が第1の回転位置において閉じられ、第2の回転位置において開かれるように、カバー部分(24)において回転可能に取付けられる、請求項5および6に記載の装置。
  15. 機器構成要素(40)へのノズル構成要素(41)の接続は、センサを用いて確立することができ、ノズル構成要素が接続される場合にのみ、機器構成要素において蒸気生成を行なわせることができる、請求項1から14のいずれかに記載の装置。
  16. 空気は、0.2バールと2バールとの間、好ましくは約1バール、の圧力で蒸気供給ラインに供給され得る、請求項1から15のいずれかに記載の装置。
  17. ノズルは、その最も狭い箇所(16)の領域においては、0.5mmと2.5mmとの間、好ましくは約1.5mmの直径と、ノズルの最も狭い箇所の前記領域にじかに隣接するノズル管(15)の領域においては、0.6mmと2.7mmとの間、好ましくは約1.7mmの直径とを有する、請求項1から16のいずれかに記載の装置。
  18. ミルク供給ライン(19)は、ノズル(12)の上流において、0.5mmと2.5mmとの間、好ましくは約1.25mmの管断面を有する、請求項1から17のいずれかに記載の装置。
  19. ノズル(2)は、2mmと15mmとの間、好ましくは約6mmから8mmの流出直径を有する、請求項1から13のいずれかに記載の装置。
  20. 3/2方閉止バルブ(32)が蒸気発生器(9)とノズル(2)との間に配置され、前記3/2方閉止バルブは、閉止状態で下流方向において蒸気供給ライン(3)を換気する、請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  21. ミルク供給ライン(4)、およびノズル(2)のノズル出口開口部(17)、または前記ノズル出口開口部に接続される吐出し管(50)は、ミルクを吸引によって、ミルク容器から、特にカップから、吸い出すことができ、熱いミルクまたはミルク泡として同じミルク容器に再び分配し返すことができるように、可動型のノズル構成要素(41)上に配置される、請求項1から20のいずれかに記載の装置。
  22. 加熱プロセス中に、ミルク泡が送達される前に、過圧バルブによって制限することができるかまたは制御された蒸気バルブによって低下させることのできる蒸気過圧がシステムにおいて蓄積されるまで、規定された量の水を蒸気発生器に供給することができるように、蒸気発生器(9)が制御され得る、請求項1から21のいずれかに記載の装置。
  23. 水ポンプ(7)は、過圧バルブ(51)をスケール除去動作で洗浄してスケール除去することを可能にするために、下流の過圧バルブをわずかに開くことができる作動圧力によって動作させることができる、請求項9と、請求項10から22のいずれかとに記載の装置。
  24. 2/2方閉止バルブ(32)は蒸気発生器(9)とノズル(2)との間に配置され、2/2方閉止バルブが閉じられた時に下流方向における蒸気供給ライン(3)に真空状態が生じるのを防ぐために、空気が空気ポンプ(6)で蒸気供給ラインに供給され得る、請求項1から19のいずれかに記載の装置。
  25. 請求項1から21のいずれかに記載の装置の使用であって、前記装置には関連付けられないミルク容器、特にカップ、から吸引によってミルクを吸込むための、かつ、熱いミルクまたはミルク泡を同じミルク容器に分配するための、装置の使用。
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