JP2012518913A - 化学機械研磨方法 - Google Patents

化学機械研磨方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012518913A
JP2012518913A JP2011551469A JP2011551469A JP2012518913A JP 2012518913 A JP2012518913 A JP 2012518913A JP 2011551469 A JP2011551469 A JP 2011551469A JP 2011551469 A JP2011551469 A JP 2011551469A JP 2012518913 A JP2012518913 A JP 2012518913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
abrasive
acid
composition
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011551469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4996774B1 (ja
Inventor
マクデビット、トーマス、レッディ
シャー、エバ
ティアシュ、マシュー、トーマス
ベイツ、グラハム、マシュー
ホワイト、エリック、ジェフリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP4996774B1 publication Critical patent/JP4996774B1/ja
Publication of JP2012518913A publication Critical patent/JP2012518913A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/31Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
    • H01L21/3205Deposition of non-insulating-, e.g. conductive- or resistive-, layers on insulating layers; After-treatment of these layers
    • H01L21/321After treatment
    • H01L21/32115Planarisation
    • H01L21/3212Planarisation by chemical mechanical polishing [CMP]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/304Mechanical treatment, e.g. grinding, polishing, cutting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09GPOLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
    • C09G1/00Polishing compositions
    • C09G1/02Polishing compositions containing abrasives or grinding agents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

本発明は、銅を含有する少なくとも1つの金属層を有する基板を化学機械研磨組成物と接触させることを含む、基板を研磨する方法である。CMP組成物は、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む。金属層内の銅の一部分が擦過されて基板が研磨される。研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含み、アクリレートを含有しない第2の化学機械研磨組成物を擦過された基板と接触させる。基板上に形成し得るあらゆる樹枝状結晶が擦過により除去される。
【選択図】 図1

Description

本開示は、銅を含有する金属層を有する基板の化学機械研磨(CMP)方法に関する。
いくつかの環境下では、導電性材料の樹枝状結晶及び/又はナノ粒子が、半導体デバイスの製造中に金属又は他の導電性材料の相互接続部の間に形成される可能性がある。例えば、ダマシン・プロセスにより銅線を形成する場合、研磨ステップを用いて、ダマシン・プロセスにより形成された線を保持する層の表面を平坦化する。典型的には、研磨ステップには、研磨用コンパウンド及び/又は化学薬品を添合したスラリー又は溶液を用いる。従って、研磨プロセスは、磨砕された材料の細かい粒子を生成することになり、これら粒子はスラリー中に浮遊したままとなる。その結果、研磨される相互接続部は、浮遊した導電性粒子を内部に有するスラリーに浸されることになる。
米国特許第7,109,584号 米国特許第6,218,290号
ある条件下では、いくつかの又は全ての相互接続部を横切って電圧電位が現れる可能性がある。この電圧電位は、スラリー中における相互接続部に関連する化学的活性と組み合わさって、少なくとも1つの相互接続部の上に導電性材料の樹枝状結晶を形成させる可能性がある。さらに、このような樹枝状結晶は、別の相互接続部に向かって成長し、最後には別の相互接続部と電気的に接触する可能性がある。
樹枝状結晶がそれに向かって成長する相互接続部は、樹枝状結晶を生成した相互接続部の電圧電位とは逆の電圧電位を有することになる。樹枝状結晶の成長を促す各相互接続部の電圧電位は、例えば、相互接続部が接続されたデバイスの構造によって生成され、デバイス表面の処理には必ずしも直接関係しない可能性がある。
樹枝状結晶成長の制御回路が特許文献1に開示されている。この樹枝状結晶の成長を制御する解決法は、半導体デバイスに追加の回路を取り付けることを必要とする。特許文献2には、CMP後に半導体デバイスの表面の一部を化学的に除去することによる、樹枝状結晶形成に対する解決法が提供されている。
銅を含有する少なくとも1つの金属層を有する基板を化学機械研磨組成物と接触させることを含む基板を研磨する方法を開示する。CMP組成物は、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む。金属層中の銅の一部分が擦過されて基板が研磨される。研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含む第2のCMP組成物が擦過された基板と接触する。第2の組成物はアクリレートを含まない。基板上に形成される可能性がある樹枝状結晶はすべて研磨中に除去される。
代替的方法は、銅を含有する少なくとも1つの金属層を含む基板を、連続的に供給される化学機械研磨組成物に接触させて研磨することを含む。CMP組成物は、初めは研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤及び液体キャリアを含む。有機酸の量を研磨中にゼロまで減らし、これにより基板上の樹枝状結晶の形成を抑える。
本開示の例示的な態様は、本明細書で説明する問題及び論じない他の問題を解決するように設計されている。
本開示のこれら及び他の特徴は、本開示の様々な実施態様を示す添付の図面と関連して記述される以下の本開示の様々な態様の詳細な説明からより容易に理解されるであろう。
本開示の図面は一定の縮尺で描かれてはいないことに留意されたい。図面は、本開示の典型的態様を示すことのみを意図したもので、本開示の範囲を限定するものと解釈してはならない。
樹枝状結晶の成長を説明するために用いられる半導体デバイスの図である。 本発明を実施するために用いられる装置の実施形態の概念図である。 (a)は従来のCMPプロセスにおける樹枝状結晶の形成を示し、(b)は本発明のプロセスの実施形態における樹枝状結晶の形成を示す。
本発明の実施形態は、例えば、半導体製造中に、相互接続部間における樹枝状結晶の成長を最小化又は防止する方法に関する。化学機械研磨(CMP)プロセスを含むダマシン法により形成された銅(Cu)の相互接続部は、電気化学反応を受けやすい。樹枝状結晶の形成は、負に帯電した位置でのCu+2イオンの電気化学的再堆積である。最近のCMPスラリーは、アクリレートを含有する有機酸を用いて、CMPの速度及び材料の選択性を制御する。ポリマーは、異なる材料に異なる濃度で吸着して表面電位及び研磨材粒子との静電相互作用を変化させる。
図1は、半導体デバイス100の図であり、樹枝状結晶の成長のメカニズムを説明するのに用いる。半導体デバイス100は、内部にNウェル40を有する基板42を含む。Pコンタクト28が基板42内に形成され、Nコンタクト32がNウェル40及び基板42の内部に形成される。Ta又はTaN等の拡散障壁層は50で示す。半導体デバイス100は、相互接続部12につながり、Nコンタクト32に接続される金属線22を含む。相互接続部14は、金属線20を通してPコンタクト28に接続される。これらの構造は、全て、当技術分野では周知の標準的製造プロセスを用いて形成され、従って、その製造プロセスの詳細な説明は、本発明を理解し実施するためには必要ではない。
本実施例及び他の実施例において、半導体接合部は、相互接続部14と12の間の電位差に等しい駆動力を有する。従って、負電荷が界面41のNウェル40側に生じ、正電荷が界面41の基板42側に生じて電荷が形成される。負電荷は、Nウェル40、Nコンタクト32、第2の金属線20を通って第2の相互接続部14に至る電流経路に沿ってそれら自体で分布し得る。さらに、正電荷は自ずと、基板42、Pコンタクト28、第1の金属線22及び第1の相互接続部12に沿った電流経路に沿って分布し得る。電荷が半導体接合部41で生成し、電流経路に沿って自由に移動できるので、逆電荷が、第1及び第2の相互接続部、それぞれ12及び14に集まる。第1及び第2の相互接続部12及び14に集まった電荷によって、半導体デバイスが研磨される間に樹枝状結晶10が相互接続部12に形成される可能性がある。樹枝状結晶10は、負に帯電した相互接続部12においてCMP溶液から析出するCu+2イオンにより形成される。本発明の実施形態は、この発現を制御する方法を提供する。
CMP溶液には以下の成分、すなわち酸化剤、研磨材、界面活性剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸等の有機酸、及び防錆剤が用いられる。これらの成分は、液体キャリア中に分散される。有機酸のポリアクリレートは、電気化学的駆動力が存在すると、金属/誘電体表面における樹枝状結晶の形成を促進することが知られている。理論に拘束されるものではないが、CMP組成物は、樹枝状結晶堆積物の表面に蓄積し、その成長の源を与えるCu+2イオンを含有するポリマー層をもたらすと考えられる。このプロセスは、Cu+2イオンを引き付ける表面上の負電位により加速され、この引力は、ポリアクリル酸の存在下でより強力になる。
本発明の実施形態は、銅を含有する少なくとも1つの金属層を有する基板を化学機械研磨組成物と接触させることを含む、基板を研磨する方法を含む。CMP組成物は、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む。金属層内の銅の一部分が擦過されて基板が研磨される。研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含むが、有機酸を含まない第2のCMP組成物が擦過された基板と接触する。基板上に形成される可能性がある全ての樹枝状結晶が研磨中に除去される。好ましい実施形態において第2のCMP組成物は、CMPプロセス全体の10乃至20%で用いられる。最も好ましい実施形態においては、第2のCMP組成物は、時間ベースで、CMPプロセス全体の15%で用いられる。
本発明の代替的方法は、銅を含有する少なくとも1つの金属層を含む基板を、連続的に供給される化学機械研磨組成物に接触させて擦過することを含む。図2は、この方法を実施する仕方の概念図である。CMP組成物は、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む。この組成物は、貯蔵されるか又は要素20によって図のように供給される。研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含むが、アクリレートを含まない第2のCMP組成物は、貯蔵されるか又は要素22によって供給される。有機酸の量は、擦過中に、基板又はウェハ28を研磨するための研磨プラテン27へのスラリーの供給を、供給源20から供給源22に切り換える弁25を用いてゼロまで減少させる。必要であれば、追加の水の給水ラインを29に示す。この方法を用いて、基板上の樹枝状結晶の形成が抑えられる。
本発明のCMP溶液の実施形態は研磨材を含む。研磨材は、任意の好適な形態(例えば、研磨材粒子)とすることができる。研磨材は、典型的には粒子形態であり、液体キャリア中に懸濁させる。研磨材並びに任意の他の成分を液体キャリア中に懸濁させて、CMPシステムの研磨組成物を形成する。
研磨材は、典型的には、約100nm又はそれ以上(例えば、約105nm以上、約110nm以上、又はさらに約120nm以上)の平均初期粒径を有する。典型的には、研磨材は、約500nm又はそれ以下(例えば、約250nm以下、又は約200nm以下)の平均初期粒径を有する。研磨材は、約100nm乃至約250nm(例えば、約105nm乃至約180nm)の平均初期粒径を有することが好ましい。研磨材は、凝集した研磨材粒子が実質的に存在せず、平均粒径が平均初期粒径と凡そ同じであるものとすることができる。研磨材は、例えば、アルミナ(例えば、α−アルミナ、γ−アルミナ、δ−アルミナ及びヒュームド・アルミナ)、シリカ(例えば、コロイド的に分散した縮重合ポリマー、沈降シリカ、ヒュームド・シリカ)、セリア、チタニア、ジルコニア、ゲルマニア、マグネシア、それらの同時生成物、及びそれらの組み合わせから成る群から選択された、無機金属酸化物研磨材等の任意の好適な研磨材とすることができる。金属酸化物研磨材は、逆に帯電した高分子電解質を用いて静電的に被覆することができる。研磨材はまた、架橋ポリマー研磨材を含むことができる。研磨材は、シリカ研磨材又は高分子電解質被覆アルミナ研磨材(例えば、ポリスチレンスルホン酸被覆アルミナ研磨材)であることが好ましい。
シリカ研磨材及び高分子被覆アルミナ研磨材は、特に、アルミナ研磨材等の硬い研磨材によって簡単に傷がつく銅等の柔らかい金属層を研磨するときに望ましい。研磨材は、典型的には、約20nm又はそれ以上(例えば、約30nm以上、又はさらに約50nm以上)の平均初期粒径を有する。平均初期粒径は、約1ミクロン又はそれ以下(例えば、約500nm以下)であることが好ましい。さらに、第2の実施形態における研磨材は第1の実施形態における研磨材の特徴を有することができ、その逆も同様である。
本明細書において説明する研磨材は、コロイド的に安定である。CMP組成物は、典型的には、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.1wt%乃至約20wt%(例えば、約0.5wt%乃至約15wt%、又は約1wt%乃至約10wt%)の研磨材を含む。
本発明の実施形態におけるCMP組成物又は溶液の界面活性剤は、湿潤を促進するために用いられる。本発明の目的に対しては、界面活性剤は、オクチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、又はラウリル硫酸ナトリウムとすることができる。研磨システムは、典型的には、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.1wt%又はそれ以下の界面活性剤を含む。研磨システムは、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.001wt%乃至約0.06wt%(例えば、約0.01wt%乃至約0.04wt%)の界面活性剤を含むことが好ましい。
化学酸化剤は、任意の好適な酸化剤とすることができる。好適な酸化剤には、無機及び有機過化合物、臭素酸塩、硝酸塩、塩素酸塩、クロム酸塩、ヨウ素酸塩、鉄及び銅の塩(例えば、硝酸塩、硫酸塩、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)塩及びクエン酸塩)、希土類及び遷移金属酸化物(例えば、四酸化オスミウム)、フェリシアン化カリウム、二クロム酸カリウム、ヨウ素酸等が含まれる。過化合物(Hawley's Condensed Chemical Dictionaryの定義による)は、少なくとも1つのペルオキシ基(−−O−−O−−)を含有する化合物又は最高酸化状態にある元素を含有する化合物である。少なくとも1つのペルオキシ基を含有する化合物の例には、過酸化水素及び尿素過酸化水素等の付加化合物、並びに過炭酸塩、例えば過酸化ベンゾイル、過酢酸、及び過酸化ジ−t−ブチル等の有機過酸化物、一過硫酸塩(SO −)、二過硫酸塩(S −)並びに過酸化ナトリウムが含まれるが、これらに限定されない。最高酸化状態にある元素を含有する化合物の例には、過ヨウ素酸、過ヨウ素酸塩、過臭素酸、過臭素酸塩、過塩素酸、過塩素酸塩、過ホウ酸、過ホウ酸塩、及び過マンガン酸塩が含まれるが、これらに限定されない。酸化剤は過酸化水素を含むことが好ましい。CMP組成物は、典型的には、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.1wt%乃至約15wt%(例えば、約0.2wt%乃至約10wt%、約0.5wt%乃至約8wt%、又は約1wt%乃至5wt%)の酸化剤を含む。
初期CMP組成物中の有機酸は、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む。研磨システムに用いる有機酸の量は、典型的には、約0.01乃至約5wt%であり、約0.05乃至約3wt%であることが好ましい。
防錆剤(すなわち、被膜形成剤)又は保護剤(passivant)は、任意の好適な防錆剤とすることができる。典型的には、防錆剤は、ヘテロ原子含有官能基を含有する有機化合物である。例えば、防錆剤は、少なくとも5員又は6員の複素環を活性官能基として有する複素環有機化合物を含み、この複素環は、少なくとも1つの窒素原子を含有する、例えばアゾール化合物とすることができる。防錆剤は、トリアゾールを含むことが好ましく、1,2,4−トリアゾール、1,2,3−トリアゾール、又はベンゾトリアゾールを含むことがより好ましい。研磨システムに用いる防錆剤の量は、典型的には約0.0001乃至約3wt%であり、約0.001乃至約2wt%であることが好ましい。
液体キャリアは、研磨する(例えば平滑化する)好適な基板の表面に、研磨材及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分を塗布するのを容易にするために用いる。液体キャリアは、典型的には、水性キャリアであり、水のみとしてもよく、水及び好適な水混和性溶剤を含んでもよく、或いは乳剤であってもよい。好適な水混和性溶剤には、メタノール、エタノール等のアルコールが含まれる。水性キャリアは、水を含むことが好ましく、脱イオン水を含むことがより好ましい。
研磨組成物は、任意の好適なpHを有することができ、例えば研磨組成物は約2乃至約12のpHを有することができる。典型的には、研磨組成物は、約3又はそれ以上(例えば、約5以上、又は約7以上)、かつ約12又はそれ以下(例えば、約10以下)のpHを有する。
CMPシステムは、随意的に、他の成分をさらに含むことができる。そのような他の成分は、例えば、錯化剤又はキレート剤、殺生物剤、消泡剤等を含むことができる。
錯化剤又はキレート剤は、基板層が除去される除去速度を速める任意の好適な化学添加剤である。好適な錯化剤又はキレート剤は、例えば、カルボニル化合物(例えば、アセチルアセトネート等)、二価、三価、又は多価アルコール(例えば、エチレングリコール、ピロカテコール、ピロガロール、タンニン酸等)及びアミン含有化合物(例えば、アンモニア、アミノ酸、アミノアルコール、二価、三価、又は多価アミン等)を含むことができる。キレート剤又は錯化剤の選択は、研磨組成物で基板を研磨する過程で除去される基板層の種類による。研磨システム内に用いる錯化剤の量は、典型的には約0.1乃至約10wt%であり、約1乃至約5wt%であることが好ましい。
殺生物剤は、任意の好適な殺生物剤、例えばイソチアゾリノン殺生物剤とすることができる。研磨システム内に用いる殺生物剤の量は、典型的には約1乃至約50ppmであり、約10乃至約20ppmであることが好ましい。
消泡剤は、任意の好適な消泡剤とすることができる。例えば、消泡剤は、ポリジメチルシロキサン・ポリマーとすることができる。研磨システム内に存在する消泡剤の量は、典型的には約40乃至約140ppmである。
CMP組成物は、随意的に、pH調整剤、調整剤、又は緩衝剤等の1つ又は複数の成分をさらに含むことができる。好適なpH調整剤、調整剤、又は緩衝剤は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、クエン酸、リン酸カリウム、それらの混合物等を含むことができる。
ベンゾトリアゾールの防錆剤又は保護剤(passivant)、界面活性剤、酸化剤、液体キャリア及びポリアクリル酸のアクリレートを含む研磨剤からなるCMP組成物による従来のCMPプロセスを用いて基板を研磨した。図3(a)に明瞭に示されるように、樹枝状結晶又はナノ粒子が現れている。初期CMP組成物で研磨した後、アクリレートのない第2のCMP組成物を用いた。図3(b)は、この2段階プロセスを用いて研磨した同じ基板を示し、基板には樹枝状結晶が存在しないことが明らかである。
本明細書において用いられる用語は、特定の実施形態を説明する目的のためのものにすぎず、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書において用いられる場合、文脈から明らかにそうでないことが示されていない限り、単数で示されたものは、複数でも良いことが意図されている。「含む」及び/又は「含んでいる」という用語は、本発明において用いられる場合、言明された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を特定するものではあるが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、構成要素、及び/又はそれらの群の存在又は追加を排除するものではないこともさらに理解されるであろう。
以下の特許請求の範囲における全ての「手段又はステップと機能との組合せ」要素の対応する構造、材料、行為及び均等物は、その機能を、明確に特許請求されているように他の特許請求された要素と組み合わせて実行するための、いかなる構造、材料又は行為をも含むことが意図される。本発明の説明は、例示及び説明の目的で提示されたものであるが、網羅的であることを意図するものではなく、本発明を開示された形態に限定することを意図するものでもない。本発明の範囲及び思想から逸脱することのない多くの変更及び変形が、当業者には明らかである。実施形態は、本発明の原理及び実際の用途を最も良く説明するため、及び、当業者が本発明を種々の変更を有する種々の実施形態について企図される特定の使用に好適なものとして理解することを可能にするために、選択及び記載された。
10:樹枝状結晶
12、14:相互接続部
20、22:金属線(図1)、スラリー供給源(図2)
25:弁
27:研磨プラテン
28:Pコンタクト(図1)、ウェハ(図2)
29:水供給ライン
32:Nコンタクト
40:Nウェル
41:界面(半導体接合部)
42:基板
50:拡散障壁層
100:半導体デバイス
本開示は、銅を含有する金属層を有する基板の化学機械研磨(CMP)方法に関する。
いくつかの環境下では、導電性材料の樹枝状結晶及び/又はナノ粒子が、半導体デバイ
スの製造中に金属又は他の導電性材料の相互接続部の間に形成される可能性がある。例えば、ダマシン・プロセスにより銅線を形成する場合、研磨ステップを用いて、ダマシン・プロセスにより形成された線を保持する層の表面を平坦化する。典型的には、研磨ステップには、研磨用コンパウンド及び/又は化学薬品を添合したスラリー又は溶液を用いる。
従って、研磨プロセスは、磨砕された材料の細かい粒子を生成することになり、これら粒子はスラリー中に浮遊したままとなる。その結果、研磨される相互接続部は、浮遊した導電性粒子を内部に有するスラリーに浸されることになる。
米国特許第7,109,584号 米国特許第6,218,290号
ある条件下では、いくつかの又は全ての相互接続部を横切って電圧電位が現れる可能性がある。この電圧電位は、スラリー中における相互接続部に関連する化学的活性と組み合わさって、少なくとも1つの相互接続部の上に導電性材料の樹枝状結晶を形成させる可能性がある。さらに、このような樹枝状結晶は、別の相互接続部に向かって成長し、最後には別の相互接続部と電気的に接触する可能性がある。
樹枝状結晶がそれに向かって成長する相互接続部は、樹枝状結晶を生成した相互接続部の電圧電位とは逆の電圧電位を有することになる。樹枝状結晶の成長を促す各相互接続部の電圧電位は、例えば、相互接続部が接続されたデバイスの構造によって生成され、デバイス表面の処理には必ずしも直接関係しない可能性がある。
樹枝状結晶成長の制御回路が特許文献1に開示されている。この樹枝状結晶の成長を制御する解決法は、半導体デバイスに追加の回路を取り付けることを必要とする。特許文献2には、CMP後に半導体デバイスの表面の一部を化学的に除去することによる、樹枝状結晶形成に対する解決法が提供されている。
銅を含有する少なくとも1つの金属層を有する基板を化学機械研磨組成物と接触させることを含む基板を研磨する方法を開示する。CMP組成物は、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む。金属層中の銅の一部分が磨される。研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含む第2のCMP組成物が研磨された基板と接触する。第2の組成物はアクリレートを含まない。基板上に形成される可能性がある樹枝状結晶はすべて研磨中に除去される。
代替的方法は、銅を含有する少なくとも1つの金属層を含む基板を、連続的に供給される化学機械研磨組成物に接触させて研磨することを含む。CMP組成物は、初めは研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤及び液体キャリアを含む。有機酸の量を研磨中にゼロまで減らし、これにより基板上の樹枝状結晶の形成を抑える。
本開示の例示的な態様は、本明細書で説明する問題及び論じない他の問題を解決するように設計されている。
本開示のこれら及び他の特徴は、本開示の様々な実施態様を示す添付の図面と関連して記述される以下の本開示の様々な態様の詳細な説明からより容易に理解されるであろう。
本開示の図面は一定の縮尺で描かれてはいないことに留意されたい。図面は、本開示の典型的態様を示すことのみを意図したもので、本開示の範囲を限定するものと解釈してはならない。
樹枝状結晶の成長を説明するために用いられる半導体デバイスの図である。 本発明を実施するために用いられる装置の実施形態の概念図である。 (a)は従来のCMPプロセスにおける樹枝状結晶の形成を示し、(b)は 本発明のプロセスの実施形態における樹枝状結晶の形成を示す。
本発明の実施形態は、例えば、半導体製造中に、相互接続部間における樹枝状結晶の成長を最小化又は防止する方法に関する。化学機械研磨(CMP)プロセスを含むダマシン法により形成された銅(Cu)の相互接続部は、電気化学反応を受けやすい。樹枝状結晶の形成は、負に帯電した位置でのCu+2イオンの電気化学的再堆積である。最近のCMPスラリーは、アクリレートを含有する有機酸を用いて、CMPの速度及び材料の選択性を制御する。ポリマーは、異なる材料に異なる濃度で吸着して表面電位及び研磨材粒子との静電相互作用を変化させる。
図1は、半導体デバイス100の図であり、樹枝状結晶の成長のメカニズムを説明するのに用いる。半導体デバイス100は、内部にNウェル40を有する基板42を含む。P+コンタクト28が基板42内に形成され、N+コンタクト32がNウェル40及び基板42の内部に形成される。Ta又はTaN等の拡散障壁層は50で示す。半導体デバイス100は、相互接続部12につながり、N+コンタクト32に接続される金属線22を含む。相互接続部14は、金属線20を通してP+コンタクト28に接続される。これらの構造は、全て、当技術分野では周知の標準的製造プロセスを用いて形成され、従って、その製造プロセスの詳細な説明は、本発明を理解し実施するためには必要ではない。
本実施例及び他の実施例において、半導体接合部は、相互接続部14と12の間の電位差に等しい駆動力を有する。従って、負電荷が界面41のNウェル40側に生じ、正電荷が界面41の基板42側に生じて電荷が形成される。負電荷は、Nウェル40、N+コンタクト32、第2の金属線20を通って第2の相互接続部14に至る電流経路に沿ってそれら自体で分布し得る。さらに、正電荷は自ずと、基板42、P+コンタクト28、第1の金属線22及び第1の相互接続部12に沿った電流経路に沿って分布し得る。電荷が半導体接合部41で生成し、電流経路に沿って自由に移動できるので、逆電荷が、第1及び第2の相互接続部、それぞれ12及び14に集まる。第1及び第2の相互接続部12及び14に集まった電荷によって、半導体デバイスが研磨される間に樹枝状結晶10が相互接続部12に形成される可能性がある。樹枝状結晶10は、負に帯電した相互接続部12においてCMP溶液から析出するCu+2イオンにより形成される。本発明の実施形態は、この発現を制御する方法を提供する。
CMP溶液には以下の成分、すなわち酸化剤、研磨材、界面活性剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸等の有機酸、及び防錆剤が用いられる。これらの成分は、液体キャリア中に分散される。有機酸のポリアクリレートは、電気化学的駆動力が存在すると、金属/誘電体表面における樹枝状結晶の形成を促進することが知られている。理論に拘束されるものではないが、CMP組成物は、樹枝状結晶堆積物の表面に蓄積し、その成長の源を与えるCu+2イオンを含有するポリマー層をもたらすと考えられる。このプロセスは、Cu+2イオンを引き付ける表面上の負電位により加速され、この引力は、ポリアクリル酸の存在下でより強力になる。
本発明の実施形態は、銅を含有する少なくとも1つの金属層を有する基板を化学機械研磨組成物と接触させることを含む、基板を研磨する方法を含む。CMP組成物は、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む。金属層内の銅の一部分が磨される。研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含むが、有機酸を含まない第2のCMP組成物が研磨された基板と接触する。基板上に形成される可能性がある全ての樹枝状結晶が研磨中に除去される。好ましい実施形態において第2のCMP組成物は、CMPプロセス全体の10乃至20%で用いられる。最も好ましい実施形態においては、第2のCMP組成物は、時間ベースで、CMPプロセス全体の15%で用いられる。
本発明の代替的方法は、銅を含有する少なくとも1つの金属層を含む基板を、連続的に供給される化学機械研磨組成物に接触させて研磨することを含む。図2は、この方法を実施する仕方の概念図である。CMP組成物は、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む。この組成物は、貯蔵されるか又は要素20によって図のように供給される。研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含むが、アクリレートを含まない第2のCMP組成物は、貯蔵されるか又は要素22によって供給される。有機酸の量は、研磨中に、基板又はウェハ28を研磨するための研磨プラテン27へのスラリーの供給を、供給源20から供給源22に切り換える弁25を用いてゼロまで減少させる。必要であれば、追加の水の給水ラインを29に示す。この方法を用いて、基板上の樹枝状結晶の形成が抑えられる。
本発明のCMP溶液の実施形態は研磨材を含む。研磨材は、任意の好適な形態(例えば、研磨材粒子)とすることができる。研磨材は、典型的には粒子形態であり、液体キャリア中に懸濁させる。研磨材並びに任意の他の成分を液体キャリア中に懸濁させて、CMPシステムの研磨組成物を形成する。
研磨材は、典型的には、約100nm又はそれ以上(例えば、約105nm以上、約110nm以上、又はさらに約120nm以上)の平均初期粒径を有する。典型的には、研磨材は、約500nm又はそれ以下(例えば、約250nm以下、又は約200nm以下)の平均初期粒径を有する。研磨材は、約100nm乃至約250nm(例えば、約105nm乃至約180nm)の平均初期粒径を有することが好ましい。研磨材は、凝集した研磨材粒子が実質的に存在せず、平均粒径が平均初期粒径と凡そ同じであるものとすることができる。研磨材は、例えば、アルミナ(例えば、α−アルミナ、γ−アルミナ、δアルミナ及びヒュームド・アルミナ)、シリカ(例えば、コロイド的に分散した縮重合ポ
リマー、沈降シリカ、ヒュームド・シリカ)、セリア、チタニア、ジルコニア、ゲルマニア、マグネシア、それらの同時生成物、及びそれらの組み合わせから成る群から選択された、無機金属酸化物研磨材等の任意の好適な研磨材とすることができる。金属酸化物研磨材は、逆に帯電した高分子電解質を用いて静電的に被覆することができる。研磨材はまた、架橋ポリマー研磨材を含むことができる。研磨材は、シリカ研磨材又は高分子電解質被覆アルミナ研磨材(例えば、ポリスチレンスルホン酸被覆アルミナ研磨材)であることが
好ましい。
シリカ研磨材及び高分子被覆アルミナ研磨材は、特に、アルミナ研磨材等の硬い研磨材によって簡単に傷がつく銅等の柔らかい金属層を研磨するときに望ましい。研磨材は、典型的には、約20nm又はそれ以上(例えば、約30nm以上、又はさらに約50nm以上)の平均初期粒径を有する。平均初期粒径は、約1ミクロン又はそれ以下(例えば、約500nm以下)であることが好ましい。さらに、第2の実施形態における研磨材は第1の実施形態における研磨材の特徴を有することができ、その逆も同様である。
本明細書において説明する研磨材は、コロイド的に安定である。CMP組成物は、典型的には、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.1wt%乃至約20wt%(例えば、約0.5wt%乃至約15wt%、又は約1wt%乃至約10wt%)の研磨材を含む。
本発明の実施形態におけるCMP組成物又は溶液の界面活性剤は、湿潤を促進するために用いられる。本発明の目的に対しては、界面活性剤は、オクチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、又はラウリル硫酸ナトリウムとすることができる。研磨システムは、典型的には、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.1wt%又はそれ以下の界面活性剤を含む。研磨システムは、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.001wt%乃至約0.06wt%(例えば、約0.01wt%乃至約0.04wt%)の界面活性剤を含むことが好ましい。
化学酸化剤は、任意の好適な酸化剤とすることができる。好適な酸化剤には、無機及び有機過化合物、臭素酸塩、硝酸塩、塩素酸塩、クロム酸塩、ヨウ素酸塩、鉄及び銅の塩(例えば、硝酸塩、硫酸塩、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)塩及びクエン酸塩)、希土類及び遷移金属酸化物(例えば、四酸化オスミウム)、フェリシアン化カリウム、二クロム酸カリウム、ヨウ素酸等が含まれる。過化合物(Hawley's Condensed Chemical Dictionaryの定義による)は、少なくとも1つのペルオキシ基(−−O−−O−−)を含有する化合物又は最高酸化状態にある元素を含有する化合物である。少なくとも1つのペルオキシ基を含有する化合物の例には、過酸化水素及び尿素過酸化水素等の付加化合物、並びに過炭酸塩、例えば過酸化ベンゾイル、過酢酸、及び過酸化ジ−t−ブチル等の有機過酸化物、一過硫酸塩(SO52−)、二過硫酸塩(S2O82−)並びに過酸化ナトリウムが含まれるが、これらに限定されない。最高酸化状態にある元素を含有する化合物の例には、過ヨウ素酸、過ヨウ素酸塩、過臭素酸、過臭素酸塩、過塩素酸、過塩素酸塩、過ホウ酸、過ホウ酸塩、及び過マンガン酸塩が含まれるが、これらに限定されない。酸化剤は過酸化水素を含むことが好ましい。CMP組成物は、典型的には、液体キャリア及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分の重量に基づいて、約0.1wt%乃至約15wt%(例えば、約0.2wt%乃至約10wt%、約0.5wt%乃至約8wt%、又は約1wt%乃至5wt%)の酸化剤を含む。
初期CMP組成物中の有機酸は、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む。研磨システムに用いる有機酸の量は、典型的には、約0.01乃至約5wt%であり、約0.05乃至約3wt%であることが好ましい。
防錆剤(すなわち、被膜形成剤)又は保護剤(passivant)は、任意の好適な防錆剤と
することができる。典型的には、防錆剤は、ヘテロ原子含有官能基を含有する有機化合物である。例えば、防錆剤は、少なくとも5員又は6員の複素環を活性官能基として有する複素環有機化合物を含み、この複素環は、少なくとも1つの窒素原子を含有する、例えばアゾール化合物とすることができる。防錆剤は、トリアゾールを含むことが好ましく、1,2,4−トリアゾール、1,2,3−トリアゾール、又はベンゾトリアゾールを含むことがより好ましい。研磨システムに用いる防錆剤の量は、典型的には約0.0001乃至約3wt%であり、約0.001乃至約2wt%であることが好ましい。
液体キャリアは、研磨する(例えば平滑化する)好適な基板の表面に、研磨材及びその中に溶解又は懸濁したあらゆる成分を塗布するのを容易にするために用いる。液体キャリアは、典型的には、水性キャリアであり、水のみとしてもよく、水及び好適な水混和性溶剤を含んでもよく、或いは乳剤であってもよい。好適な水混和性溶剤には、メタノール、エタノール等のアルコールが含まれる。水性キャリアは、水を含むことが好ましく、脱イオン水を含むことがより好ましい。
研磨組成物は、任意の好適なpHを有することができ、例えば研磨組成物は約2乃至約12のpHを有することができる。典型的には、研磨組成物は、約3又はそれ以上(例えば、約5以上、又は約7以上)、かつ約12又はそれ以下(例えば、約10以下)のpHを有する。
CMPシステムは、随意的に、他の成分をさらに含むことができる。そのような他の成分は、例えば、錯化剤又はキレート剤、殺生物剤、消泡剤等を含むことができる。
錯化剤又はキレート剤は、基板層が除去される除去速度を速める任意の好適な化学添加剤である。好適な錯化剤又はキレート剤は、例えば、カルボニル化合物(例えば、アセチルアセトネート等)、二価、三価、又は多価アルコール(例えば、エチレングリコール、ピロカテコール、ピロガロール、タンニン酸等)及びアミン含有化合物(例えば、アンモニア、アミノ酸、アミノアルコール、二価、三価、又は多価アミン等)を含むことができる。キレート剤又は錯化剤の選択は、研磨組成物で基板を研磨する過程で除去される基板層の種類による。研磨システム内に用いる錯化剤の量は、典型的には約0.1乃至約10wt%であり、約1乃至約5wt%であることが好ましい。
殺生物剤は、任意の好適な殺生物剤、例えばイソチアゾリノン殺生物剤とすることができる。研磨システム内に用いる殺生物剤の量は、典型的には約1乃至約50ppmであり、約10乃至約20ppmであることが好ましい。
消泡剤は、任意の好適な消泡剤とすることができる。例えば、消泡剤は、ポリジメチルシロキサン・ポリマーとすることができる。研磨システム内に存在する消泡剤の量は、典型的には約40乃至約140ppmである。
CMP組成物は、随意的に、pH調整剤、調整剤、又は緩衝剤等の1つ又は複数の成分をさらに含むことができる。好適なpH調整剤、調整剤、又は緩衝剤は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、クエン酸、リン酸カリウム、それらの混合物等を含むことができる。
ベンゾトリアゾールの防錆剤又は保護剤(passivant)、界面活性剤、酸化剤、液体キ
ャリア及びポリアクリル酸のアクリレートを含む研磨剤からなるCMP組成物による従来のCMPプロセスを用いて基板を研磨した。図3(a)に明瞭に示されるように、樹枝状結晶又はナノ粒子が現れている。初期CMP組成物で研磨した後、アクリレートのない第2のCMP組成物を用いた。図3(b)は、この2段階プロセスを用いて研磨した同じ基板を示し、基板には樹枝状結晶が存在しないことが明らかである。
本明細書において用いられる用語は、特定の実施形態を説明する目的のためのものにすぎず、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書において用いられる場合、文脈から明らかにそうでないことが示されていない限り、単数で示されたものは、複数でも良いことが意図されている。「含む」及び/又は「含んでいる」という用語は、本発明において用いられる場合、言明された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を特定するものではあるが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、構成要素、及び/又はそれらの群の存在又は追加を排除するものではないこともさらに理解されるであろう。
以下の特許請求の範囲における全ての「手段又はステップと機能との組合せ」要素の対応する構造、材料、行為及び均等物は、その機能を、明確に特許請求されているように他の特許請求された要素と組み合わせて実行するための、いかなる構造、材料又は行為をも含むことが意図される。本発明の説明は、例示及び説明の目的で提示されたものであるが、網羅的であることを意図するものではなく、本発明を開示された形態に限定することを意図するものでもない。本発明の範囲及び思想から逸脱することのない多くの変更及び変形が、当業者には明らかである。実施形態は、本発明の原理及び実際の用途を最も良く説明するため、及び、当業者が本発明を種々の変更を有する種々の実施形態について企図される特定の使用に好適なものとして理解することを可能にするために、選択及び記載された。
10:樹枝状結晶
12、14:相互接続部
20、22:金属線(図1)、スラリー供給源(図2)
25:弁
27:研磨プラテン
28:P+コンタクト(図1)、ウェハ(図2)
29:水供給ライン
32:N+コンタクト
40:Nウェル
41:界面(半導体接合部)
42:基板
50:拡散障壁層
100:半導体デバイス

Claims (20)

  1. (i)銅を含有する少なくとも1つの金属層を有する基板を、研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含む第1の化学機械研磨組成物と接触させることと、
    (ii)銅を含有する前記金属層の少なくとも一部分を擦過して前記基板を研磨することと、
    (iii)要素(ii)からの前記擦過された基板を、研磨材、界面活性剤、酸化剤、防錆剤、及び液体キャリアを含み、アクリレートを含有しない第2の化学機械研磨組成物と接触させることと、
    (iv)前記基板上に形成され得る樹枝状結晶を擦過により除去することと
    を含む基板を研磨する方法。
  2. 前記第1及び第2の組成物中の前記研磨材は、アルミナ、シリカ、セリア、チタニア、ジルコニア、ゲルマニア、マグネシア及びそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1及び第2の組成物中の前記研磨材は、105nm乃至180nmの平均粒径を有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1及び第2の組成物中の前記界面活性剤は、オクチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、又はラウリル硫酸ナトリウムを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1及び第2の組成物中の前記酸化剤は、無機過化合物、有機過化合物、臭素酸塩、硝酸塩、塩素酸塩、クロム酸塩、ヨウ素酸塩、鉄塩、銅塩、希土類金属酸化物、遷移金属酸化物、フェリシアン化カリウム、二クロム酸カリウム、及びヨウ素酸から成る群から選択される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1及び第2の組成物の前記液体キャリアは水を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1及び第2の組成物中の前記防錆剤は、ベンゾトリアゾール、6−トリルトリアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、及びそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1の組成物は、3又はそれ以上のpHを有する、請求項1に記載の方法。
  9. 要素(ii)からの前記擦過された基板を、アクリレートを含有しない第2の化学機械研磨組成物と前記接触させることは、前記方法の合計時間の10乃至20%を構成する、請求項1に記載の方法。
  10. 銅を含有する少なくとも1つの金属層を含む基板を、初期に研磨材、界面活性剤、酸化剤、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸を含む有機酸、防錆剤、及び液体キャリアを含み、前記金属層の少なくとも一部分を擦過する、連続的に供給される化学機械研磨組成物に接触させることと、前記組成物中の前記有機酸の量をゼロに減らして、それにより前記基板上における樹枝状結晶の形成を抑えることとを含む、
    基板を研磨するインサイチュ方法。
  11. 前記研磨材は、アルミナ、シリカ、セリア、チタニア、ジルコニア、ゲルマニア、マグネシア及びそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記研磨材は、アルミナ、シリカ、セリア、チタニア、ジルコニア、ゲルマニア、マグネシア及びそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記研磨材は、105nm乃至180nmの平均粒径を有する、請求項10に記載の方法。
  14. 前記界面活性剤は、オクチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、又はラウリル硫酸ナトリウムを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記酸化剤は、無機過化合物、有機過化合物、臭素酸塩、硝酸塩、塩素酸塩、クロム酸塩、ヨウ素酸塩、鉄塩、銅塩、希土類金属酸化物、遷移金属酸化物、フェリシアン化カリウム、二クロム酸カリウム、及びヨウ素酸から成る群から選択される、請求項10に記載の方法。
  16. 前記液体キャリアは水を含む、請求項10に記載の方法
  17. 前記防錆剤は、ベンゾトリアゾール、6−トリルトリアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、及びそれらの組み合わせから成る群から選択される、請求項10に記載の方法。
  18. 前記組成物は3又はそれ以上のpHを有する、請求項10に記載の方法。
  19. 前記組成物は、キレート剤、殺生物剤、及び消泡剤をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  20. 前記組成物は、pH調整剤、調整剤又は緩衝剤をさらに含む、請求項10に記載の方法。
JP2011551469A 2009-03-31 2010-02-19 化学機械研磨方法 Expired - Fee Related JP4996774B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/415,406 2009-03-31
US12/415,406 US8088690B2 (en) 2009-03-31 2009-03-31 CMP method
PCT/EP2010/052093 WO2010112265A1 (en) 2009-03-31 2010-02-19 Cmp method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4996774B1 JP4996774B1 (ja) 2012-08-08
JP2012518913A true JP2012518913A (ja) 2012-08-16

Family

ID=42040562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011551469A Expired - Fee Related JP4996774B1 (ja) 2009-03-31 2010-02-19 化学機械研磨方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8088690B2 (ja)
EP (1) EP2329520B1 (ja)
JP (1) JP4996774B1 (ja)
KR (1) KR101307582B1 (ja)
CN (1) CN102341896B (ja)
TW (1) TWI463554B (ja)
WO (1) WO2010112265A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI421334B (zh) * 2010-12-21 2014-01-01 Uwiz Technology Co Ltd 研磨組成物及其用途
CN103429997B (zh) 2011-01-20 2017-08-25 华盛顿大学商业中心 进行数字测量的方法和系统
JP5703060B2 (ja) * 2011-02-22 2015-04-15 株式会社トッパンTdkレーベル 化学的機械的研磨液
US9496146B2 (en) * 2011-03-11 2016-11-15 Basf Se Method for forming through-base wafer vias
TWI453273B (zh) * 2011-11-07 2014-09-21 Uwiz Technology Co Ltd 研漿組成物及其用途
US8920567B2 (en) 2013-03-06 2014-12-30 International Business Machines Corporation Post metal chemical-mechanical planarization cleaning process
US10217645B2 (en) 2014-07-25 2019-02-26 Versum Materials Us, Llc Chemical mechanical polishing (CMP) of cobalt-containing substrate
TWI535835B (zh) * 2015-02-05 2016-06-01 盟智科技股份有限公司 化學機械拋光漿液
US10294399B2 (en) * 2017-01-05 2019-05-21 Cabot Microelectronics Corporation Composition and method for polishing silicon carbide
CN109971357B (zh) * 2017-12-27 2021-12-07 安集微电子(上海)有限公司 一种化学机械抛光液

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363574A (ja) * 2003-05-12 2004-12-24 Jsr Corp 化学機械研磨剤キットおよびこれを用いた化学機械研磨方法
JP2006049709A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Toshiba Corp Cmp用スラリー、研磨方法、および半導体装置の製造方法
JP2008078577A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Jsr Corp 基板処理方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6218290B1 (en) 1998-11-25 2001-04-17 Advanced Micro Devices, Inc. Copper dendrite prevention by chemical removal of dielectric
US6348076B1 (en) * 1999-10-08 2002-02-19 International Business Machines Corporation Slurry for mechanical polishing (CMP) of metals and use thereof
US6653242B1 (en) * 2000-06-30 2003-11-25 Applied Materials, Inc. Solution to metal re-deposition during substrate planarization
US6821897B2 (en) 2001-12-05 2004-11-23 Cabot Microelectronics Corporation Method for copper CMP using polymeric complexing agents
US6936543B2 (en) 2002-06-07 2005-08-30 Cabot Microelectronics Corporation CMP method utilizing amphiphilic nonionic surfactants
DE10257682A1 (de) 2002-12-10 2004-07-08 Infineon Technologies Ag Halbleiterschaltungsanordnung
US7188630B2 (en) * 2003-05-07 2007-03-13 Freescale Semiconductor, Inc. Method to passivate conductive surfaces during semiconductor processing
US7109584B2 (en) 2004-11-23 2006-09-19 International Business Machines Corporation Dendrite growth control circuit
US20090215269A1 (en) * 2005-06-06 2009-08-27 Advanced Technology Materials Inc. Integrated chemical mechanical polishing composition and process for single platen processing
JP2007220891A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Toshiba Corp ポストcmp処理液、およびこれを用いた半導体装置の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363574A (ja) * 2003-05-12 2004-12-24 Jsr Corp 化学機械研磨剤キットおよびこれを用いた化学機械研磨方法
JP2006049709A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Toshiba Corp Cmp用スラリー、研磨方法、および半導体装置の製造方法
JP2008078577A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Jsr Corp 基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2329520A1 (en) 2011-06-08
US8088690B2 (en) 2012-01-03
EP2329520B1 (en) 2012-10-24
CN102341896A (zh) 2012-02-01
WO2010112265A1 (en) 2010-10-07
JP4996774B1 (ja) 2012-08-08
CN102341896B (zh) 2014-04-16
KR20110137802A (ko) 2011-12-23
TW201044451A (en) 2010-12-16
KR101307582B1 (ko) 2013-09-12
TWI463554B (zh) 2014-12-01
US20100248479A1 (en) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4996774B1 (ja) 化学機械研磨方法
KR100302671B1 (ko) 화학기계적연마용조성물및화학기계적연마방법
KR100972730B1 (ko) 양으로 하전된 고분자 전해질로 처리된 cmp용 음이온성연마제 입자
JP5964795B2 (ja) 両親媒性非イオン性界面活性剤を利用したcmp法
KR101281968B1 (ko) 제어된 전기화학적 연마 방법
KR100491060B1 (ko) 구리/탄탈륨 기판에 유용한 화학 기계적 연마용 슬러리
JP6530303B2 (ja) 腐食を低減するための化学機械研磨スラリー及びその使用方法
US20090057661A1 (en) Method for Chemical Mechanical Planarization of Chalcogenide Materials
KR20010053167A (ko) 구리/탄탈륨 기판에 유용한 화학 기계적 연마용 슬러리
KR20060126970A (ko) 입자 없는 화학적 기계적 연마 조성물 및 이를 포함하는연마 공정
WO2005118736A1 (en) Electrochemical-mechanical polishing composition and method for using the same
JP2005518670A (ja) 基板を研磨するための方法及び組成物
US20050126588A1 (en) Chemical mechanical polishing slurries and cleaners containing salicylic acid as a corrosion inhibitor
US20070293048A1 (en) Polishing slurry
KR20100065304A (ko) 금속용 연마액 및 연마 방법
US20020104764A1 (en) Electropolishing and chemical mechanical planarization
Penta Abrasive-free and ultra-low abrasive chemical mechanical polishing (CMP) processes
US20030052308A1 (en) Slurry composition of chemical mechanical polishing
WO2001021724A1 (en) Slurry solution for polishing copper or tungsten
Penta Dow Electronic Materials, Newark, DE, United States
JP2004523123A (ja) Cmp研磨のための方法及び組成物

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120511

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees