JP2012518814A - 光ファイバ回転接合に使用するための低損失コリメータ - Google Patents

光ファイバ回転接合に使用するための低損失コリメータ Download PDF

Info

Publication number
JP2012518814A
JP2012518814A JP2011551537A JP2011551537A JP2012518814A JP 2012518814 A JP2012518814 A JP 2012518814A JP 2011551537 A JP2011551537 A JP 2011551537A JP 2011551537 A JP2011551537 A JP 2011551537A JP 2012518814 A JP2012518814 A JP 2012518814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
rod lens
collimator
lens
index rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011551537A
Other languages
English (en)
Inventor
オブライエン、マイケル
スノー、ジェームズ
Original Assignee
フォーカル テクノロジーズ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フォーカル テクノロジーズ コーポレイション filed Critical フォーカル テクノロジーズ コーポレイション
Publication of JP2012518814A publication Critical patent/JP2012518814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/40Mechanical coupling means having fibre bundle mating means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3604Rotary joints allowing relative rotational movement between opposing fibre or fibre bundle ends
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/30Collimators
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/32Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

挿入損失性能の改善を提供する光ファイバ回転接合20に使用するための光ファイバ・コリメータが開示される。光ファイバ・コリメータの一実施例は、4分の1未満のピッチを有する分布屈折率ロッド・レンズ61を有している。挿入損失の改善は、レンズの実効焦点距離を長くすることによってもたらされるが、それは、そうすることによってピッチが短くなり、したがってより長い動作距離をコリメータが達成することができることによるものである。実効焦点距離の延長は、より典型的な4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズのゼロ後部焦点距離と比較して、レンズの後部焦点距離を長くすることによって達成される。長くなった後部焦点距離には、光ファイバ68が取り付けられる円筒状ガラス・スペーサ64を充填することができ、それにより通常の4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ・コリメータと極めて類似したフォーム・ファクタを有するコリメータが得られる。また、長くなった後部焦点距離には直角プリズム71の形態を充填することも可能であり、この直角プリズム71には、ファイバがパンケーキ型ハイブリッド・スリップ・リングのアプリケーションのために有用なレンズの光軸に対して90度で配向され、回転接合へのファイバの所望の進入方向が回転接合の回転軸に対して直角になるように光ファイバが取り付けられる。

Description

本発明は一般に光ファイバ回転接合に関し、より詳細には光ファイバ回転接合に使用するための改良型低損失コリメータに関する。
光ファイバ回転接合(「FORJ」)は、通常、固定子に対して軸の周りに回転運動するように取り付けられた回転子を有している。光ファイバは、それぞれ回転子及び固定子に接続されている。光信号は、回転子と固定子の間の界面の両端間を、いずれかの方向、つまり回転子から固定子の方向又はその逆の固定子から回転子の方向に伝送されるように適合されている。
回転界面の伝送側の1本の光ファイバを通して運ばれたデータ・ストリームが、コリメーティング・レンズを介して、その界面の両端間を、回転子と固定子の間のすべての相対角位置で高い信号強度で、且つ、その信号強度の最小の変化で伝送される多くのアプリケーションが存在している。このようにして伝送されたデータ・ストリームは、他のコリメーティング・レンズによって、その界面の受信側の他の光ファイバの中に導くことができる。いくつかのアプリケーションでは、界面の伝送側の光ファイバは、受信側の特定の光ファイバに永久的にマップされる。
伝送ファイバ及び受信ファイバは、多モード又は単一モードのいずれかにすることができる。複数のチャネルが存在している場合、多モード・ファイバ対及び/又は単一モード・ファイバ対上で運ばれるデータ・ストリームの組合せが存在していてもよい。いくつかの事例では、波長分割多重化(「WDM」)などの適切な技法を使用して、FORJを介して大量のデータを伝送することができる。
Nova Scotia Research Foundation Corp.に発行された特許文献1の図5に示されているように、多重チャネルFORJの回転子は、第1のチャネルのオフ・アクシス回転コリメータ(つまり分布屈折率ロッド・レンズ)を支えることができ、また、第1のチャネルのコリメータ及び固定子から軸方向にさらに遠ざかる方向に連続的に間隔を隔てた様々な位置で、多数の追加オフ・アクシス回転チャネル・コリメータを支えることができる。これらの様々なコリメータは、すべて、FORJの回転軸から半径方向に間隔を隔てている。すべてのコリメータは、これらのコリメータから射出する拡大ビームの軸が、それらの光路の一部である間に、FORJの回転軸に対して平行になるように配置されている。特許文献1の開示全体は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。
第1のチャネルの拡大ビームは、第1のハウジングの中へ半径方向に伝送され、そこで鏡によって軸方向に反射し、次に、他のコリメータ(つまり他の分布屈折率ロッド・レンズ)によって、固定子の上に取り付けられた固定ファイバの中に集束する。第1のチャネルはこれで完了し、伝送ファイバと受信ファイバの間で、強く、且つ、一貫した強度の信号を伝送することができる。以下、ビームが平行状態を維持しなければならないこの距離を「動作距離」と呼ぶ。
第2のチャネルのオフ・アクシス拡大ビームは、固定子から第1のチャネルのハウジングよりもさらに軸方向に遠くに離れた位置に配置された第2のチャネルのハウジングの中に半径方向に伝送される。第2のチャネルの拡大ビームは、第2のチャネルのハウジングの中で鏡によって軸方向に反射し、次に、2つの追加鏡によって偏心位置へさらに反射し、そこでビームは回転軸に対して平行になる。ビームは、次に、他のコリメーティング・レンズによって、固定子の上に取り付けられた固定ファイバの中に集束する。第2のチャネルはこれで完了し、2つのファイバの間で、強く、且つ、一貫した強度の信号を伝送することができる。固定子からさらに遠くに間隔を隔てているため、第2のチャネルのビームは、第1のチャネルのビームより長い距離にわたって平行状態を維持しなければならない。
第3のチャネルの拡大ビームは、固定子から第1及び第2のハウジングよりさらに遠くに離れて配置されている第3のハウジングの中へ半径方向に導かれる。第3の拡大ビームは、オン・アクシス方向に反射し、次に、2つの鏡によって他の偏心位置(つまり第2のチャネルの位置とは一致しない位置)へさらに反射し、そこでビームは回転軸に対して平行になる。この第3のビームは、第1及び第2のハウジング内の開口を通過することができ、次に、他のコリメーティング・レンズによって、固定子の上に取り付けられた他の固定ファイバの中に集束する。固定子からさらに遠くに間隔を隔てているため、第3のチャネルのビームは、第2のチャネルのビームよりさらに長い距離にわたって平行状態を維持しなければならない。
第4及び第5のチャネルの構造も同様である。より詳細には、第5のチャネルの拡大ビームの動作距離は、第4のチャネルの拡大ビームの動作距離より長く、第4の動作距離は第3の動作距離より長く、第3の動作距離は第2の動作距離より長く、また、第2の動作距離は第1の動作距離より長い。
第2、第3及びもっと高いチャネルのハウジングは機械的に類似している。この点に関して、このFORJのnチャネル実施例の半径方向の寸法は、任意の他のmチャネルFORJの半径方向の寸法と全く同じであるが、nチャネルFORJの軸方向の長さは、FORJ内のチャネルの数に正比例している。
また、多重チャネルFORJを使用して、単一モード・ファイバ・コリメータの使用と合わせて、多重チャネル単一モードFORJを達成することも可能である。単一モード・ファイバがサポートするのは、ベッセル関数によって数学的に記述される、ファイバの光軸に対して直角の平面に強度分布を有する基本ファイバ・モードの伝送のみである。しかしながら、広く知られているように、これは、ゼロ次エルミート・ガウス・ビーム強度分布によって近似することができ、以下、「ガウス・ビーム」と呼ぶ。単一モード・ファイバは、分割され、且つ、研磨される。ファイバの末端における光の波面は、無限曲率半径を有するガウス・ビーム・ウエストと全く同じであり、発散ガウス・ビームとしてファイバの末端から遠ざかる方向に伝搬する。ファイバの末端がレンズの焦点面の近傍に位置している場合、レンズは、発散ガウス・ビームを平行ガウス・ビームに変換する。これは、近軸ガウス・ビーム伝搬計算から決定することができるレンズの他の焦点面から間隔を隔てた位置に無限曲率半径を有する平行ビーム・ウエスト部分で真のコリメーションを達成する。
全く同じ第2のコリメータが、その平行ビーム・ウエストの位置が第1のコリメータの平行ビーム・ウエストの位置と一致し、且つ、コリメータの配向が180度反転するように配置される場合、第2のレンズは、平行ガウス・ビームを集束ガウス・ビームに変換し、この集束ガウス・ビームは、第2のファイバ中への光の結合を最適化する第2のファイバの末端に配置されたビーム・ウエストを有することになる。理想的には、最適結合効率は完全であり、つまり挿入損失はゼロである。しかしながら、不整列(例えば平行ビーム・ウエストの位置の軸方向の誤差)が存在している場合、結合計算を使用して光学システムの挿入損失を決定することができる。ゼロ挿入損失は、完全な薄いレンズを使用することによってのみ達成することができ、現実のレンズ(つまり様々な収差及び屈折率不整合を有するレンズ)の使用は、最低達成可能挿入損失を様々な範囲に広げることになる。
図1Aは、これらの計算の結果を示したもので、最大ゼロ損失値、λf/Πω に正規化されたレンズ焦点面−レンズ焦点面距離(動作距離)(横座標)に対する、最大ゼロ損失値、Πω /λに正規化されたファイバ−レンズ焦点面距離(縦座標)がプロットされている。図1Aには、2つの全く同じ単一モード・コリメータが使用されていることが仮定されている。所与の光の波長λ、ファイバ・モード・フィールド半径ω、及びレンズ実効焦点距離fに対して、ビームが平行化される位置により近いコリメーティング・レンズの2つの焦点面の間で測定した場合に、λf/Πω に等しいゼロ挿入損失を達成することができる最大動作距離、即ち2つのコリメータの間の分離が存在している。この最大ゼロ損失動作距離では、ファイバ距離は、それらをファイバにより近いコリメーティング・レンズの焦点面に対して測定した場合、それぞれガウス・ビームのレイリー長さに等しく、Πω /λである。平行ビームにより近いコリメーティング・レンズの焦点面から測定した場合の動作距離がゼロの場合、ファイバにより近いコリメーティング・レンズの焦点面から測定した場合のファイバ距離は、それぞれゼロである。
動作距離が最大ゼロ損失動作距離未満である場合、2つの最適ファイバ距離が存在し、これらの最適ファイバ距離でゼロ挿入損失が計算される。一方はレイリー長さより短く、もう一方はレイリー長さより長い。コリメータ対は、挿入損失がより小さい、より広い範囲の動作距離のために使用することができるため、一般的にはこれらの2つの最適ファイバ距離のうちの短い方が選択されることが好ましい。動作距離がこの最大値より長い場合、レイリー長さより短いファイバ距離で最適挿入を達成することができるが、最適挿入損失の値は、動作距離と共に急速に大きくなる。
米国特許第4725116号 米国特許第4398791号 米国特許第5039193号 米国特許第5588077号
開示されている、単に実例による説明を目的としたものにすぎず、本発明を何ら制限するものではない実施例の対応する部品、部分又は表面を付加的に参照すると、本発明により、他の部材(例えば固定子)(21)に対して回転軸(x−x)の周りに回転するように取り付けられた1つの部材(例えば回転子)(49)を有する多重チャネル光ファイバ回転接合(20)が提供される。改良型接合は、広義には、一方の部材の上に取り付けられた第1の光ファイバ・コリメータ(61)と、もう一方の部材の上に取り付けられた第2の光ファイバ・コリメータ(61)と、介在する光学エレメント(46、44)であって、第1のコリメータと第2のコリメータの間に光路を画定し、それによりこれらのコリメータ間で光信号を伝送することができ、この伝送は、部材と部材の間のすべての許容可能相対角位置にわたって伝送される信号の最小の強度変化で実施することができ、光接続されたコリメータが、回転接合の両端間のデータ伝送のための1つのチャネルを提供する光学エレメント(46、44)とを備えている。
改良型接合は、さらに、複数の第1の光ファイバ・コリメータ(61)と、複数の第2の光ファイバ・コリメータ(61)と、第1の光ファイバ・コリメータの個々の光ファイバ・コリメータと、第2の光ファイバ・コリメータの個々の光ファイバ・コリメータとの間の、複数のデータ伝送チャネルを画定するための複数の介在する光学エレメント(46、44)とを含むことができ、光ファイバ・コリメータには、全く同じ多モード光ファイバ又は全く同じ単一モード光ファイバのいずれかが含まれており、これらは、それらの関連するコリメーティング・レンズの焦点面の近傍に配置されている。
光ファイバ・コリメータ(61)は、全く同じ分布屈折率ロッド・レンズ(62)を含むことができる。
データ伝送チャネルのコリメータは、可変動作距離を有することができる。
第1の数のデータ伝送チャネルは、光学的に透明なエポキシ(65)によってファイバ(68)に貼り付けられた4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ(62)による理想的にはゼロ挿入損失を使用して達成することができる、所望の軸方向フォーム・ファクタを画定する動作距離を有することができる光ファイバ・コリメータ(61)を含むことができる。
第2の数のデータ伝送チャネルには、4分の1ピッチ分布屈折率レンズによる理想的にはゼロ挿入損失を使用して達成することはできないが、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(62)によって達成することができる動作距離を有する光ファイバ・コリメータ(61)が含まれている。
第3の数のデータ伝送チャネルには、4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ又は4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(62)のいずれかによる理想的にはゼロ挿入損失を使用して達成することはできないが、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズによる許容可能非ゼロ挿入損失を使用して達成することができる動作距離を有することができる光ファイバ・コリメータ(61)が含まれている。
4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(62)は、光学的に透明な適切なエポキシ(63)によって円筒状ガラス・スペーサ(64)に貼り付けることができ、また、円筒状ガラス・スペーサの軸方向の長さは、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの焦点面(62c、62d)が円筒状ガラス・スペーサの物理的に外側の円筒状ガラス・スペーサの近傍に位置するように選択することができる。
円筒状ガラス・スペーサ(64)は、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの直径に等しいか、或いはそれより短い直径を有することができる。
4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(61)及び円筒状ガラス・スペーサ(64)は、後方反射を最小化するために、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して直角ではない方向に配向するために研磨される端面を有することができる。
光ファイバは、光学的に透明な適切なエポキシ(65)によって円筒状ガラス・スペーサに貼り付けることができる。
光ファイバ・コリメータは、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(62)、円筒状ガラス・スペーサ(64)、及び所望の軸方向フォーム・ファクタと整合する光ファイバ(68)を含むことができる。
4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(70)は、光学的に透明な適切なエポキシ(74)によってキューブ反射鏡プリズム(71)に貼り付けることができ、キューブ反射鏡プリズムの幅は、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの焦点面がキューブ反射鏡プリズムの物理的に外側に位置するように選択され、したがって4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光路は90度曲がっている。
キューブ反射鏡プリズムは、準備されたガラス基板に付着された高度に反射性の金属コーティング(79)、及び光学的に透明な適切なエポキシによって高度に反射性の金属コーティングに貼り付けられた第2のガラス基板を含むことができる。
光ファイバは、光ファイバの軸が4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して90度で配向されるように、光学的に透明な適切なエポキシによってキューブ反射鏡プリズムに貼り付けることができる。
複数のキューブ反射鏡プリズムのうちの1つは、光路の長さが同じである円筒状ガラス・スペーサに置き換えることができ、光ファイバは、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して平行に配向される。
4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(78)は、光学的に透明な適切なエポキシ(82)によって直角プリズム(79)に貼り付けることができ、直角プリズムの幅は、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの焦点面が直角プリズムの物理的に外側に位置するように選択され、したがって4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光路は90度曲がっている。
直角プリズムは、斜辺に付着された高度に反射性の多層誘電体コーティング(79a)を有することができる。
光ファイバは、光ファイバの軸が4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して90度で配向されるように、光学的に透明なエポキシによって直角プリズムに貼り付けることができる。
複数の直角プリズムのうちの1つは、光路の長さが同じである円筒状ガラス・スペーサに置き換えることができ、光ファイバは、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して平行に配向される。
多重チャネルFORJの所望の実施例には、場合によっては、D>C>B>A>1である、以下の3つのカテゴリのうちの1つに含まれる、チャネル1、...、A、A+1、...、B、B+1、...、C、C+1、...、Dが必要であることは理解されよう。
1.4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離より短いコリメータ動作距離を必要とする、背景技術で計算したゼロ挿入損失を達成することができるチャネル1からAまで(Aを含む)。
2.4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる最大動作距離より長いコリメータ動作距離を必要とする、チャネルA+1からCまで(Cを含む)であって、その最大動作距離に対して背景技術で計算した非ゼロ挿入損失を達成することができるが、FORJの仕様の場合に許容可能であるチャネルA+1からCまで(Cを含む)。
3.4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる最大動作距離より長いコリメータ動作距離を必要とする、チャネルC+1からDまで(Dを含む)であって、その最大動作距離に対して背景で計算した非ゼロ挿入損失を達成することができるが、その非ゼロ挿入損失は、FORJの仕様の場合に許容不可能であるチャネルC+1からDまで(Dを含む)。
特許文献1では、コリメータは、4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを使用して構築されている。このようなレンズは、これらのレンズの焦点面とこれらのレンズの物理的な末端が一致するため、好ましい。レンズへのファイバの直接取付けは、例えば、適切なUV硬化エポキシの軸方向の厚さを薄くすることによって容易に達成される。動作距離が最大ゼロ損失動作距離より短い場合、2つの最適ファイバ距離のうちの短い方を選択することにより、ファイバとレンズの間に、ビームのレイリー長さより短い空間が得られる。動作距離が最大ゼロ損失動作距離より長い場合、単一の最適ファイバ距離は、同様にビームのレイリー長さより短い。空気が充填された空間の場合、単一モード・ファイバの末端から広がるビームのレイリー長さは、通常、数十ミクロンである。このような微小空間は、有利には、光学的に透明なエポキシで充填することができるため、光学的に透明なエポキシの屈折率に等しい掛け算係数だけ空間が広くなる。したがって、ファイバの末端がエポキシ中にカプセル封じされ、それにより汚染が防止される、コリメーティング・レンズの光軸の周りに半径方向に対称の一片のコリメータ・アセンブリが得られる。
分布屈折率ロッド・レンズのピッチを狭くすることにより、レンズの実効焦点距離を長くすることができ、延いては、上で説明したようにレンズの最大ゼロ損失動作距離を長くすることができる。例えば、4分の1ピッチ及び1550nmでは、Selfoc(登録商標)SLW−1.8レンズ(Selfoc(登録商標)は、Nippon Sheet Glass Co.Ltd.,1.7 Kaigan2−Chome Minato−ku,Tokyo,Japanの登録商標である)は、実効焦点距離1.93mm、長さ4.8mm及び後部焦点距離0mmを有している。SMF−28(登録商標)単一モード光ファイバ(SMF−28(登録商標)は、Corning Inc.,One Riverfront Plaza,Corning,N.Y.の商標である)の使用が仮定され、1550nmにおけるモード・フィールド半径が5.2μmである場合、背景技術で説明した計算は、最大ゼロ損失動作距離68.0mm、レンズの各々の他の末端からの最適ファイバ距離(空気中の)54.8μmを示す。
例えば、分布屈折率レンズのピッチを0.11に狭くすることにより、実効焦点距離3.01mm、長さ2.11mm及び後部焦点距離2.32mmが得られる。この場合、上の計算は、最大ゼロ損失動作距離165mm、レンズの各々の他の末端からの最適ファイバ距離(空気中の)2.37mmを示す。このような長いファイバ距離を光学的に透明なエポキシで完全に充填することは困難である。しかしながら、例えばUV硬化エポキシによって、レンズの直径と同様の直径の円筒状ガラス・スペーサをファイバ側の短いレンズに取り付けることができる。ガラス・スペーサは、レンズの焦点面とスペーサの末端が一致するように計算された軸方向の長さを有している。この場合、スペーサからの最適ファイバ距離(空気中の)は、この場合もビームのレイリー長さに等しく、有利には、例えばUV硬化エポキシで充填することができる。これにより、コリメーティング・レンズの光軸の周りに半径方向に対称の、したがって標準分布屈折率ロッド・レンズ・コリメータと同じ半径方向のフォーム・ファクタと一致するコリメータ・アセンブリが提供される。これは、特許文献1におけるFORJの好ましい実施例であるが、動作距離をより長くし、且つ、挿入損失をより小さくすることも可能である。
分布屈折率レンズのピッチを狭くすることにより、実際にコリメータの軸方向の長さが若干変化することになる。上の実例を使用すると、0.11ピッチSelfoc(登録商標)SLW−1.8レンズは、約2.11mmの軸方向の厚さを有しており、また、2.32mmの後部焦点距離を有している。例えば屈折率が1.5のガラス・スペーサを使用する場合、そのスペーサは、レンズの後部焦点距離にスペーサ材料の屈折率を掛け合わせた厚さに等しい軸方向の厚さを有していなければならず(この実例では3.48mmに等しい)、レンズ−スペーサ・アセンブリの軸方向の総合長さは、4分の1ピッチSelfoc(登録商標)SLW−1.8レンズ単独の4.8mmと比較すると、合計して5.6mmになる。他のスペーサ材料を使用してレンズ−スペーサ・アセンブリの軸方向の総合長さを変えることになる。しかしながら、長さが変化する範囲は小さい。例えば、屈折率が1.4のガラス・スペーサ材料を使用すると、軸方向の長さが約5.4mmのレンズ−スペーサ・アセンブリが得られる。屈折率が1.6のガラス・スペーサ材料を使用することにより、軸方向の長さが約5.8mmのレンズ−スペーサ・アセンブリが得られる。
上記コリメータ・アセンブリにうまく使用することができる短ピッチ分布屈折率レンズのピッチには下限が存在している。第1の制約は、ガラス・シリンダを研磨することができ、及び/又は無反射コーティングを加えることができる軸方向の厚さに対する物理的限界によるものである。第2の制約は、短ピッチ分布屈折率レンズの開口数の変化によるものである。4分の1ピッチでは、Selfoc(登録商標)SLW−1.8レンズは、0.46の開口数を有しており、これは、レンズ自体の分布屈折率項から、或いはもっと単純に、レンズの半径を実効焦点距離で割ることによって計算することができる。レンズの実効焦点距離が長くなると、開口数が小さくなる。0.11ピッチSelfoc(登録商標)SLW−1.8レンズの上記実例では、開口数は0.30であり、これは、Corning SMF−28(登録商標)単一モード・ファイバの1%強度開口数0.14よりさらに大きい。
挿入損失の改善は実験によって示された。2つの標準4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを使用して、動作距離が150mmのコリメータ対が構築された。所望の動作距離は、約2.2×最大ゼロ損失動作距離68mmであり、したがって挿入損失は約2.5dBであると予測することができる。このコリメータ対をこの動作距離を必要とする光ファイバ回転接合に使用することにより、常習的に約6dBの挿入損失が測定される。第2のコリメータ対は、動作距離が同じである0.11ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを使用して構築された。この場合も、図3から理論的期待挿入損失を決定することができる。所望の動作距離は、最大ゼロ損失動作距離165mmより短く、したがって挿入損失は0dBであると予測することができる。このコリメータ対をこの動作距離を必要とする同じ光ファイバ回転接合に使用することにより、3.5dBの改善に対して約2.5dBの挿入損失が測定された。挿入損失の改善は、理論的に期待される改善を超えており、これは、2つのコリメータ対の実際の動作距離及び回転接合に必要な動作距離の変化によるものと見なすことができる。
上で説明した多重チャネルFORJの所望の実施例に関して、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを使用したコリメータを組み込むことにより、以下の4つのカテゴリのうちの1つに含まれるチャネルが得られる。
1.4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離より短いコリメータ動作距離を必要とする、上で計算したゼロ挿入損失を達成することができる、つまり短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを組み込んだ後でも挿入損失が改善されないチャネル1からAまで(Aを含む)。
2.4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離より長いコリメータ動作距離を必要とする、上で計算した非ゼロ挿入損失を達成することができるチャネルA+1からBまで(Bを含む)。この非ゼロ挿入損失は、与えられたFORJの仕様に対して許容可能であるが、与えられた短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離より短いコリメータ動作距離が追加的に必要である。ゼロ挿入損失は上で計算されており、つまり短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを組み込むことによって挿入損失が改善される。
3.4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離より長いコリメータ動作距離を必要とする、上で計算した非ゼロ挿入損失を達成することができるが、その非ゼロ挿入損失は、与えられたFORJの仕様に対して許容可能であるが、与えられた短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離より多少長いコリメータ動作距離を追加的に必要とし、また、上で計算した、より小さい非ゼロ挿入損失を達成することができる、つまり短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを組み込むことによって挿入損失が改善されるチャネルB+1からCまで(Cを含む)。
4.4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる最大動作距離より長いコリメータ動作距離を必要とする、上で計算した非ゼロ挿入損失を達成することができるが、その非ゼロ挿入損失は、FORJの仕様の場合に許容不可能であるが、与えられた短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離より多少長いコリメータ動作距離を追加的に必要とし、また、その非ゼロ挿入損失は、FORJの仕様の場合に許容可能であり、つまり短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズを組み込むことにより、許容可能挿入損失を有するチャネルの数が増加するチャネルC+1からDまで(Dを含む)。
したがって、チャネル1からA(Aを含む)は、分布屈折率ロッド・レンズのピッチを狭くしても改善されないことは明らかである。コリメータの構築がより単純になるため、これらのチャネルには4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの使用を継続することが有利である。また、チャネルA+1からC(Cを含む)は、分布屈折率ロッド・レンズのピッチを狭くすることによって改善されることは明らかである。これらのチャネルに使用される分布屈折率ロッド・レンズのピッチを狭くすることが有利であるのは、挿入損失を小さくする必要がある場合のみである。さらに、チャネルC+1からD(Dを含む)には、FORJに組み込み、且つ、挿入損失に対する要求仕様を満足するためには短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの使用が必要であることは明らかである。
広く知られているように、実効焦点距離が上で参照したSLW−1.8レンズより長い他の4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズが存在している。このようなレンズの実例には、1550nmにおける4分の1ピッチにおける実効焦点距離がそれぞれ3.11mm及び4.19mmであるSelfoc(登録商標)SLW−3.0レンズ及びSelfoc(登録商標)SLW−4.0レンズがある。これらのレンズは、それぞれ176mm及び320mmの最大ゼロ損失動作距離を提供し、これらの最大ゼロ損失動作距離は、上で計算した0.11ピッチSLW−1.8レンズの最大ゼロ損失動作距離より著しく長い。
しかしながら、これらの代替レンズは、それぞれ3.0mm及び4.0mmの直径を有している。特許文献1に開示されている、4分の1ピッチSLW−1.8レンズを使用して設計された実施例には、より長い動作距離を必要とするチャネルにスペーサを使用して短ピッチSLW−1.8レンズを組み込むための再設計労力は不要であり、つまり短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの使用を実際に必要とするチャネルのためのハウジングは、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの使用を必要としないチャネルのためのハウジングと全く同じハウジングをそのまま使用することができる。
分布屈折率ロッド・レンズのピッチを狭くするとレンズの後部焦点距離が長くなり、軸方向に非対称のコリメータの構築を許容するだけの十分な広さのファイバ−レンズ空間が提供される。短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの後部焦点距離が長くなると、ファイバとレンズの間に直角プリズムを十分に挿入することができ、また、ファイバに対する低損失曲げ半径を許容するためにFORJの長さを長くする必要なく、ファイバをFORJの回転軸に対して直角の方向にFORJから取り出すことができる。このようなアプリケーションの場合、レンズの実効焦点距離をより長くすること、及びそれに伴ってコリメータの動作距離を長くすることが主な目的ではない。このようなコリメータを代わりに有利に使用してパンケーキ型回転接合を達成することができ、回転ファイバ及び固定ファイバのうちの一方又は両方が回転接合の回転軸に対して直角にFORJに入る。これにより、参照によりその開示全体が同じく本明細書に組み込まれている特許文献2、特許文献3及び/又は特許文献4に開示されているように、単一チャネルFORJの軸方向の長さを短くすることができる。
したがって本発明の一般的な目的は、改良型低損失コリメータを提供することである。
他の目的は、光ファイバ回転接合に使用するための低損失コリメータを提供することである。
これら及び他の目的並びに利点は、以上又は以下の成文明細書、図面及び添付の特許請求の範囲から明らかになるであろう。
最大ゼロ損失値、λf/Πω に正規化されたレンズ焦点面−レンズ焦点面距離(動作距離)(横座標)に対する、最大ゼロ損失値、Πω /λに正規化されたファイバ−レンズ焦点面距離(縦座標)のプロットである。 商用的に入手することができる分布屈折率ロッド・レンズ、具体的にはSLW−1.80Selfoc(登録商標)レンズのピッチ(横座標)に対するレンズ実効焦点距離(縦座標)のプロットである。 商用的に入手することができる分布屈折率ロッド・レンズ、具体的にはSLW−1.80Selfoc(登録商標)レンズのピッチ(横座標)に対するレンズ長(縦座標)のプロットである。 特筆部分を除いて特許文献1の図5と同様の光ファイバ回転接合の縦方向垂直断面図である。 光学的に透明なエポキシによって右側に向かう4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズに取り付けられることになる中間ガラス・スペーサに光学的に透明なエポキシによって取り付けられた、左側に向かうファイバ/フェルール・サブアセンブリを有する本発明の第1の実施例の略図である。 図3Aに示されている分布屈折率ロッド・レンズの詳細図である。 図3Aに示されているガラス・スペーサの詳細図である。 図3Aに示されているファイバ/フェルール・サブアセンブリの詳細図である。 光学的に透明なエポキシによって4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズに取り付けられることになる、高度に反射性の金属コーティングを有するキューブ反射鏡プリズムに光学的に透明なエポキシによって取り付けられたファイバ/フェルール・サブアセンブリを含む本発明の第2の実施例の略図である。 図4Aに示されているキューブ反射鏡プリズムの略図である。 光学的に透明なエポキシによって4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズに取り付けられることになる、高度に反射性の多層誘電体コーティングを有する直角プリズムに光学的に透明なエポキシによって取り付けられたファイバ/フェルール・サブアセンブリを含む本発明の第3の実施例の略図である。 図5Aに示されている直角プリズムの略図である。
最初に、同様の参照数表示には、いくつかの図面を通して、終始一貫して同じ構造構成要素、部分又は表面を識別することが意図されており、同様の参照数表示で示されているこのような構成要素、部分又は表面は、以下の詳細な説明がその不可欠の部分をなしている本成文明細書全体によってさらに記述され、或いは説明されることになることを明確に理解されたい。特に指示されていない限り、図面には、本明細書と共に読まれることが意図されており(例えば断面線、部品の配置、比例、度、等々)、また、これらの図面は、本発明の成文説明全体の一部をなしているものと見なされたい。以下の説明の中で使用されているように、「水平方向」、「垂直方向」、「左」、「右」、「上」及び「下」という用語、並びにそれらの形容詞的及び副詞的派生語(例えば「水平方向の」、「右側に向かって」、「上に向かって」、等々)は、特定の図面が、通常、読者に面しているため、示されている構造の配向を単純に示しているにすぎない。同様に、「内側に向かって」及び「外側に向かって」という用語は、適切である場合、一般にその伸長軸又は回転軸に対する表面の配向を表している。
光ファイバ回転接合(図2)
ここで図1を参照して、一括して20で示されている光ファイバ回転接合の第1の実施例について説明する。図2は、本明細書における説明を除き、特許文献1の図5と同様である。したがって以下の説明は、上で言及した特許の明細書に使用されている言語を言い替えたものである。この特定の実施例は、5つの光入力及び出力を使用して示されているが、この構造は変更が可能であり、したがって任意の数の入力チャネル及び出力チャネルに適応することができ、唯一の制約は、許容することができる伝送損失の程度のみであることを理解されたい。
接合20には、右側ヘッド・エンド22、左側テール・エンド23、及びヘッド・エンドをテール・エンドに接続している、水平方向の細長い、光学的に透明な円筒状の管24を有する固定子21が含まれている。ヘッド・エンドは円筒状であり、水平中央貫通孔25、及び26で個々に示されている、円周状に間隔を隔てて配置された、中央孔25を取り囲んでいる4つの水平貫通孔が含まれている。図2で見ることができる孔26は2つのみである。個々の孔は、手段28を受け取るように適合されており、この手段28によって光信号を運ぶファイバがヘッド・エンドに接続される。開示されている実施例では、回転接合は5つのこのようなファイバに適応しており、そのうちの1つを中央孔25が適応し、他の4つはそれぞれ周囲の孔26が適応している。見て取ることができる3つのファイバは、それぞれ29、30及び31で示されている。個々のファイバは、Selfoc(登録商標)レンズなどの分布屈折率ロッド・レンズ32で終端しており、この分布屈折率ロッド・レンズ32は、光信号の伝搬方向に応じて、レンズから射出する光信号の直径を大きくし、或いはレンズに入射する光信号の直径を小さくする役割を果たしている。
ヘッド・エンド22は、その後側にサポート手段を画定しており、このサポート手段には、直径が大きい孔34を有する、左側に向かって延在している水平円筒管状ボス33が含まれており、直径が大きい孔34は、ヘッド・エンド中の中央孔25と連絡している。実際、中央ファイバ29に取り付けられたレンズ32は、孔34の中にわずかに突出している。軸方向に間隔を隔てた一対の軸受アセンブリ35、35は、以下で説明する目的のために孔34の中でボス33に固着されている。
透明な管24に沿って間隔を隔てて、該透明な管24に回転不可能に複数の個別のサポート手段即ちサポート・ユニットが固着されており、それらは36で個々に示されている(図にはそのうちの4つが示されている)。それらは互いに全く同じであるため、そのうちの1つについてのみ具体的に説明する。
個々のサポート・ユニット36は円筒状であり、円周状に間隔を隔てた3つの貫通孔39、39、39を備えた直径が大きい部分38が含まれている。これらの孔は、固定子のヘッド・エンドを貫通して提供されている、取り囲んでいる孔25、26と整列している。個々のサポート・ユニットには、さらに、偏心して配置された、軸方向に配向された第4の貫通孔40が含まれており、この貫通孔40は、半径方向に延在している孔41と交差しており、孔41は短い軸方向の孔42と交差しており、孔42は、その後部表面から部分38に入っている。孔40と41の交点には、軸方向に導かれる光路及び半径方向に導かれる光路に対して45°の角度で配置される反射鏡44を受け取るためのシート43が機械加工されている。孔41と42の交点には、同じく軸方向及び半径方向の光路に対して45°の角度で配置される反射鏡46を受け取るための他のシート45が機械加工されている。鏡46は光を鏡44に反射するように配置されており、或いは逆に、鏡44は光を鏡46に反射するように配置されている。
サポート・ユニット36はヘッド・エンドの最も近くに配置されており、孔34及び鏡46が整列して、中央ファイバ29から導かれる光信号を遮断するように管状ボス33の中に配向され、且つ、固着されている。ユニット36を貫通している他の3つの孔39、39、39は妨害されないため、他のファイバからこれらの孔に導かれる光信号、或いはこれらの孔から他のファイバに導かれる光信号は、これらの孔のうちの該当する孔を通過することになる。すぐ左隣のユニット36は、そのファイバから導かれる光信号が鏡44によって遮断され、残りの2つのファイバからの信号は、妨害されていない孔を通過し続けるよう、すぐ上で説明した最も右側のユニットに対して90°の角度で配向されている。その左隣のユニット36は、そのファイバから導かれる、先行する2つのサポート・ユニットを通過した光信号がその鏡44によって遮断されるよう、すぐ前のユニットに対して90°の角度で(また、ヘッド・エンドに最も近いユニットに対して180°の角度で)配向されている。残りのファイバから導かれる光信号は、すぐ前のユニットに対して90°の角度で配向されている最も後方のサポート・ユニット36の鏡44によって遮断されることになる。
いずれの場合においても、複数のファイバのうちの1つからの信号が、接合軸に対して平行の経路からその経路に対して直角の経路、即ち横方向の経路への対応するサポート・ユニット内の鏡44のうちの1つによって反射される。いずれの場合においても、反射したこのような信号は、オン・アクシスになるよう、対応するサポート・ユニット内の鏡によってもう一度90°の角度で反射する。
個々のサポート・ユニット36には、中央ボス、その中で孔と連絡している中央孔、及び中央孔の中に固着された軸受アセンブリが含まれている。これらの個々のサポート・ユニットは、既に説明した構造と実質的に全く同じ構造の反射ユニットを担っている。したがって個々の反射ユニットには、円筒状セクション、それに対して直角のセクション、半径方向及び軸方向の孔、反射鏡及び永久磁石が含まれている。個々の反射ユニットは、対応するサポート・ユニットの中に含まれている軸受アセンブリによって回転可能に支持されており、固定子ヘッド・エンドの背面に形成されているサポート・ユニットを含む個々のサポート・ユニットに1つの反射ユニットが存在している。
固定子のテール・エンド23は、本質的に円筒状であり、透明な管24の左側の限界端に固着されている。固定子テール・エンドの上には1つの軸受アセンブリ48が取り付けられており、また、固定子ヘッド・エンド22の上には他の軸受アセンブリ48が取り付けられている。
回転接合には、さらに、ヘッド・エンド50、テール・エンド51、及びヘッド・エンドをテール・エンドに接続している、水平方向の細長い管状ボディ52を有する回転子49が含まれている。回転子ヘッド・エンド50は、軸受アセンブリ48によって固定子ヘッド・エンド22の上にジャーナルされており、また、回転子テール・エンド51は、他の軸受アセンブリ48によって固定子テール・エンド23の上にジャーナルされており、回転子管状ボディ52は、固定子の透明な管24を取り囲んでいる。接合の内部を密閉するために、固定子ヘッド・エンドとの係合を密閉するための回転子キャップ部材の中にO−リング・シールが提供されている。キャップ部材は、小ねじによって回転子ヘッド・エンドに接続されており、従来のO−リングによって回転子ヘッド・エンドに密閉されている。
回転子管状ボディ52は、接続手段54によって回転子管状ボディ52に接続された、光信号を運ぶ、長手方向に間隔を隔てた複数のファイバ(この場合は5つ)を有しており、それぞれ53で示されている。回転子ファイバは、ヘッド・エンドからテール・エンドまで、それぞれ参照番号53A、53B、53C、53D及び53Eによって個々に識別されている。個々の回転子ファイバは、個々の固定子ロッド・レンズ32の焦点距離と同じ焦点距離を有する分布屈折率ロッド・レンズ55の中で終端している。個々のレンズ55は、固定子の透明な管24に緊密に隣接して配置されるよう、環状ボディを貫通して延在している。個々の回転子ファイバ及びそのレンズの光軸は、対応する反射ユニット58の孔56の中に画定される光路を含む横方向の平面と一致している。
回転子環状ボディ52は、個々のファイバ及びそのレンズに対して環状ボディ52の直径の反対側に、反射ユニット58が担っている対応する磁石60の極性とは逆の極性の永久磁石59を担っている。
固定子ファイバに入射する光信号は、回転可能反射部材を含む光路を介して回転子ファイバに伝送される。回転可能反射部材は、接合の軸から回転する回転子ファイバに光信号を伝送する役割を果たしており、磁石対59、60の間の磁気相互作用によって駆動され、且つ、回転子ファイバとの整列が維持される。
固定子21の構造の説明で指摘したように、固定子ファイバ29、30、31、等々の各々から発散する光信号は、固定子の中を通過して、対応するサポート・ユニットから接合の軸に沿って通過する部分を含むことになる。その部分は、対応するサポート・ユニット内で回転する反射ユニットの鏡44で反射し、対応する回転子ファイバの分布屈折率レンズ55が受け取るよう、透明な管を通過し、このファイバは、上で説明した磁気相互作用によって、反射ユニットから出ている光路との整列を維持する。図に示されている実施例では、中央固定子ファイバ29からの信号は回転子ファイバ53Aへ導かれ、固定子ファイバ30からの信号は回転子ファイバ53Bへ導かれ、固定子ファイバ31からの信号は回転子ファイバ53Cへ導かれることになり、また、他の固定子ファイバからの信号は、それぞれ回転子ファイバ53D及び53Eが受け取ることになる。当然、回転子ファイバから反射経路を介して固定子ファイバへ、信号を逆方向に全く容易に伝送することも可能である。さらに、信号方向の組合せを、例えば、2つの経路に沿って回転子から固定子の方向に通過する信号、及び他の経路に沿って固定子から回転子の方向に通過する信号と共に使用することも可能である。回転子が回転している間に様々な信号経路を交差させても、このような干渉の持続期間は極めて短いため、信号に重大な影響を及ぼすことはない。
個別には示されていないが、図2の多重チャネル回転接合には代替磁石構成を使用することも可能であることを理解されたい。
光結合として使用される場合、伝送損失がレンズ間の距離に比例することはSelfoc(登録商標)レンズの特徴である。上で説明した実施例の場合、このような伝送損失は、ファイバ29と53Aの間の結合では最小であるが、個々のチャネルに対しては、レンズ間の分離が大きくなるにつれて次第に大きくなる。したがってこのような回転接合が支えることができるチャネルの数は、事実上、無制限であるが、支えるべきチャネルの最大数は、許容することができる伝送損失の最大度合いで決まる。
「第1の実施例(図3A〜3D)」
次に図3Aを参照すると、本発明の第1の実施例によれば、一括して61で示されている半径方向に対称の短ピッチ・コリメータが提供される。このコリメータには、中間の光学的に透明なエポキシ63を介して円筒状ガラス・スペーサ64の一方の末端に固着された短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ62が含まれている。スペーサの他の末端は、中間の光学的に透明なエポキシ65を介してファイバ/フェルール・サブアセンブリに固着されている。図に示されているファイバ/フェルール・サブアセンブリは、光ファイバ68の右限界末端部分を取り囲んでいる環状フェルール66を有している。このファイバは、多モード光ファイバ又は単一モード光ファイバのいずれかにすることができる。
図3Bは、水平方向の軸x−x、スペーサ側左末端62a、右末端62b、スペーサ側焦点面62c及び右焦点面62dを有する、水平方向に細長い円筒状ロッド様部材としての短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ62を示したものである。末端62a、62bは、光軸x−xに対して直角に配向することも(図に示されているように)、或いは末端からの後方反射を小さくするために、光軸に直角の平面に対して微小角度で配向することもできる。これらの末端に対する法線ベクトルは優先的に共面であることは理解されよう。
図3Cは、同じく、水平方向の軸x−x、フェルール/ファイバ側左末端64a及びスペーサ側右末端64bを有する、水平方向に細長い円筒状ロッド様部材としての円筒状ガラス・スペーサ64を示したものである。ガラス・スペーサの直径は、分布屈折率ロッド・レンズ62の直径に等しいか、或いはそれより小さいことが好ましい。スペーサは、ロッド・レンズ・スペーサ側焦点面62cがスペーサの外側に位置するようにスペーサの中間で計算した場合、分布屈折率ロッド・レンズの焦点距離に等しいか、或いはそれより短い軸方向の長さを有している。ガラス・スペーサの末端64a、64bは、中心軸に対して直角にすることも、或いは末端からの後方反射を小さくするために、中心軸に対して直角の平面から微小角度で配向することもできる。これらの末端に対する法線ベクトルは優先的に共面であることは理解されよう。
もう一度図3Aを参照すると、分布屈折率ロッド・レンズの左末端62aは、レンズの光軸x−xとスペーサの中心軸x−xが一致するよう、また、UV硬化エポキシ及びスペーサの両方がレンズの半径方向の範囲を超えて半径方向に外側に延在しないよう、極めて薄い厚さのUV硬化エポキシ63によって円筒状ガラス・スペーサの右末端64bに貼り付けることができる。この点に関して、直径がレンズの直径より小さいスペーサを使用することが望ましい。上で説明した、コンポーネントの1つ又は複数の末端がそれらの個々の軸に対して直角の平面から微小角度で配向され、また、個々のコンポーネントの角度が付いた末端が薄いUV硬化エポキシ・ボンドの両端間で互いに接触することになる構造の場合、中心軸及び光軸が一致した状態を維持するためには、微小角度の大きさを同じ大きさにし、且つ、角度が付いた末端に対する法線ベクトルが共面になるようにスペーサ及びレンズを配向しなければならないことは理解されよう。
図3Dでは、光ファイバ68は、中心軸x−x及び光ファイバ・スペーサ側末端68aを有している。フェルールは、中心軸x−x及びフェルール・スペーサ側末端66aを有している。フェルールは、優先的にレンズ又はスペーサのいずれかの直径より小さい直径を有している。ファイバ端は、優先的にフェルール端と一致しており、また、ファイバの中心軸は、フェルールの中心軸に対して平行であり、また、フェルールの中心軸と一致していることが好ましい。光ファイバ・スペーサ側末端の配向は、有利にはフェルール・スペーサ側末端の配向と全く同じである。光ファイバの中心軸は、有利にはフェルールの中心軸に対して平行である。フェルールは、優先的に円筒状ガラス・スペーサの直径に等しいか、それより小さい直径を有している。フェルール端は、軸x−xに対して直角の平面に配置することも、或いは末端からの後方反射を小さくするために、中心軸に対して直角の平面から微小角度で配置された平面に配向することもできる。
もう一度図3Aを参照すると、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの右末端は、優先的に、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの中心軸がロッド・レンズ及びガラス・スペーサの光軸と一致するように配向されるよう、また、UV硬化エポキシ及びファイバ/フェルール・サブアセンブリの両方がレンズの半径方向の範囲を超えて半径方向に外側に延在しないよう、UV硬化エポキシ65の厚さによってガラス・スペーサの左末端に貼り付けられている。この点に関して、直径がスペーサの直径より小さいフェルールを使用することが望ましい。上で説明した、コンポーネントの1つ又は複数の末端がそれらの個々の軸から微小角度で配向され、また、個々のコンポーネントの角度が付いた末端がUV硬化エポキシ・ボンドの両端間で互いに接触することになる構造の場合、中心軸及びファイバ軸が一致した状態を維持するためには、微小角度の大きさを同じ大きさにしなければならず、また、角度が付いた末端に対する法線ベクトルが共面になるようにフェルール及びスペーサが配向されることは理解されよう。
これらの手段により、コリメータ・アセンブリの半径方向のフォーム・ファクタと、標準4分の1ピッチ・レンズを使用して製造される同様の軸方向対称コリメータ・アセンブリの半径方向のフォーム・ファクタとは全く同じである。
レンズ61は、図2のレンズ32及び/又は55と置き換えることも可能である。
「第2の実施例(図4A及び4B)」
次に図4Aを参照すると、一括して69で示されている本発明の第2の実施例は、回転接合の回転軸に対して直角に配向されたファイバ進入を必要とする光ファイバ回転接合に使用するために適した、或いはサイズの制約が軸方向に対称のコリメータの使用及び直角進入へのファイバの曲げを妨げているアプリケーションに使用するために適した軸方向非対称短ピッチ・コリメータを備えている。第2の実施例は、図3Aで説明した第1の一般的な実施例と同様のサブコンポーネントからなっている。したがってコリメータ・アセンブリ20には、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ70、直角キューブ反射鏡プリズム71(第1の実施例のガラス・スペーサの代用)、及びフェルール73内の光ファイバ72からなるファイバ/フェルール・サブアセンブリが含まれている。レンズ70の左末端は、光学的に透明なエポキシ74によってプリズム71の右面に固着されている。同様に、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの上端は、光学的に透明なエポキシ75によってプリズム71の下面に貼り付けられている。これらのエポキシは、適切なUV硬化エポキシであってもよい。
図4Bを参照すると、図に示されている、キューブ反射鏡プリズム71を有するキューブ反射鏡プリズムは、キューブ反射鏡プリズムを介して対角線状に延在している光学的に反射性の金属層71aを有している。したがって光は、水平方向の中心軸x−xに沿ってプリズムに入射し、その垂直方向の右面71bと交差して、その水平方向の下面71cと交差している垂直方向の中心軸y−yを介して射出し、或いはその逆に、垂直方向の中心軸y−yに沿ってプリズムに入射し、その水平方向の下面71cと交差して、その垂直方向の右面71bと交差している水平方向の中心軸x−xを介して射出する。キューブ反射鏡プリズムの水平方向の中心軸は、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの光軸と一致しており、また、キューブ反射鏡プリズムの垂直方向の中心軸は、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの中心軸と一致していることが好ましい。キューブ反射鏡プリズム端に対する法線は、互いに直角であることが好ましい。キューブ反射鏡プリズムは、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ・スペーサ側焦点面がキューブ反射鏡プリズムの外側に位置するようにプリズムの中間で計算した場合、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの焦点距離に等しいか、或いはそれより限界的に狭い幅を有している。この実施例では、ロッド・レンズのスペーサ側末端は、ロッド・レンズの光軸に対して概ね直角であり、また、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの末端は、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの中心軸に対して概ね直角である。
キューブ反射鏡プリズムの使用は、反射コーティングの有無にかかわらず、標準直角プリズムを使用するのに有利である。反射コーティングのない標準直角プリズムの場合、傾斜した表面での内部全反射により、望ましい90度のビームの曲げを達成することができる。例えば一般的なガラスであるBK7の場合、伝送媒体が空気である場合に内部全反射が生じる臨界入射角は約41.8度である。この実施例では、ファイバから射出するビームの中心光線の入射角は45度であり、これは臨界角より大きい。しかしながらビームがファイバから発散し、ビーム・エネルギーの有意な部分が傾斜した表面を介して伝送されることになる。したがって反射表面が必要である。
金属反射コーティングを備えた標準直角プリズムの場合、ビーム・エネルギーのうちの傾斜した表面で吸収によって失われる部分は、選択される金属で決まる。ガラス中で90度のビームの曲げを達成するために最も広く選択されている金属であるアルミニウムは、850nmの共通光ファイバ伝送波長で90%未満の反射率を有しており、1310nm及び1550nmの共通光ファイバ伝送波長では約95%まで大きくなる。これは850nmで0.46dBを超える挿入損失ペナルティをもたらし、また、1310nm及び1550nmで0.22dBを超える挿入損失ペナルティをもたらす。これに対する改善は、3つのすべての伝送波長で97.5%を超える反射率を有する金反射コーティングによって達成することができる。これは0.11dB未満の挿入損失ペナルティをもたらす。しかしながらガラスに金を直接付着させることは困難であり、したがってキューブ反射鏡プリズムは、例えば、例えばクロムの粘着層を使用して準備された標準直角プリズムの斜辺に金を付着させ、次に、例えばUVエポキシによってこのコーティングに第2の直角プリズムの斜辺を貼り付けることによって構築することができる。この解決法によれば、構成している直角プリズムのうちの一方のみが光路に使用される。
多層誘電体コーティングを備えた標準直角プリズムの場合、1つ又は複数の所望の伝送波長における反射率を大きくすることによって、望ましい90度のビームの曲げを達成することができる。
コリメータ69は、光ファイバ回転接合20と共に使用することができる。
「第3の実施例(図5A及び5B)」
次に図5Aを参照すると、一括して76で示されている本発明の第3の実施例には、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ78、直角三角反射鏡プリズム79(第1の実施例のガラス・スペーサの代用)、及びフェルール81内の光ファイバ80からなるファイバ/フェルール・サブアセンブリが含まれている。レンズ78の左末端は、光学的に透明なエポキシ82によってプリズム79の右面に固着されている。同様に、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの上端は、光学的に透明なエポキシ83によってプリズム79の下面に貼り付けられている。これらのエポキシは、適切なUV硬化エポキシであってもよい。
図5Bを参照すると、図に示されているキューブ反射鏡プリズム79は、その傾斜した後面に光学的に反射性の金属層79aを有している。したがって光は、水平方向の中心軸x−xに沿ってプリズムに入射し、その垂直方向の右面32cを通過して、中心軸x−xと交差している垂直方向の中心軸y−yに沿って、その水平方向の下面32eを介して射出し、或いはその逆に、垂直方向の中心軸y−yに沿ってプリズムに入射し、その水平方向の下面32eを通過して、中心軸y−yと交差している水平方向の中心軸x−xに沿って、その垂直方向の右面32cを介して射出する。キューブ反射鏡プリズムの水平方向の中心軸は、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの光軸と一致しており、また、三角反射鏡プリズムの垂直方向の中心軸は、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの中心軸と一致していることが好ましい。直角プリズム端に対する法線は、優先的に互いに直角であることが好ましい。直角プリズムは、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ・スペーサ側焦点面が直角プリズムの外側に位置するようにプリズムの中間で計算した場合、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの焦点距離に等しいか、或いはそれより限界的に狭い幅を有している。この実施例では、ロッド・レンズのスペーサ側末端は、通常、ロッド・レンズの光軸に対して直角になるように拘束されており、また、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの末端は、通常、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの中心軸に対して直角になるように拘束されている。
コリメータ76は、光ファイバ回転接合20と共に使用することができる。
修正
本発明には、多くの変更及び修正を加えることができることが企図されている。例えば、コリメータ・アセンブリは光路を有することができ、この光路は、まっすぐであっても或いは角度がつけられていてもよい。反射鏡プリズムは、鏡映対角線表面を備えたキューブであっても、或いは鏡映背面表面を備えた三角プリズムであってもよい。他の変更を加えることも可能である。
したがって、改良型低損失コリメータのいくつかの実施例について、図に示し、且つ、説明し、また、それらのいくつかの修正について説明したが、以下の特許請求の範囲で定義され、且つ、差別されている本発明の趣旨を逸脱することなく、様々な追加変更及び修正を加えることができることは当業者には容易に理解されよう。
4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ(62)及び円筒状ガラス・スペーサ(64)は、後方反射を最小化するために、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して直角ではない方向に配向するために研磨される端面を有することができる。
ここで図を参照して、一括して20で示されている光ファイバ回転接合の第1の実施例について説明する。図2は、本明細書における説明を除き、特許文献1の図5と同様である。したがって以下の説明は、上で言及した特許の明細書に使用されている言語を言い替えたものである。この特定の実施例は、5つの光入力及び出力を使用して示されているが、この構造は変更が可能であり、したがって任意の数の入力チャネル及び出力チャネルに適応することができ、唯一の制約は、許容することができる伝送損失の程度のみであることを理解されたい。
「第3の実施例(図5A及び5B)」
次に図5Aを参照すると、一括して76で示されている本発明の第3の実施例には、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ31、直角三角反射鏡プリズム79(第1の実施例のガラス・スペーサの代用)、及びフェルール81内の光ファイバ80からなるファイバ/フェルール・サブアセンブリが含まれている。レンズ31の左末端は、光学的に透明なエポキシ82によってプリズム79の右面に固着されている。同様に、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの上端は、光学的に透明なエポキシ83によってプリズム79の下面に貼り付けられている。これらのエポキシは、適切なUV硬化エポキシであってもよい。
図5Bを参照すると、図に示されているキューブ反射鏡プリズム79は、その傾斜した後面に光学的に反射性の金属層79aを有している。したがって光は、水平方向の中心軸x−xに沿ってプリズムに入射し、その垂直方向の右面79bを通過して、中心軸x−xと交差している垂直方向の中心軸y−yに沿って、その水平方向の下面79cを介して射出し、或いはその逆に、垂直方向の中心軸y−yに沿ってプリズムに入射し、その水平方向の下面32eを通過して、中心軸y−yと交差している水平方向の中心軸x−xに沿って、その垂直方向の右面32cを介して射出する。キューブ反射鏡プリズムの水平方向の中心軸は、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの光軸と一致しており、また、三角反射鏡プリズムの垂直方向の中心軸は、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの中心軸と一致していることが好ましい。直角プリズム端に対する法線は、優先的に互いに直角であることが好ましい。直角プリズムは、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズ・スペーサ側焦点面が直角プリズムの外側に位置するようにプリズムの中間で計算した場合、短ピッチ分布屈折率ロッド・レンズの焦点距離に等しいか、或いはそれより限界的に狭い幅を有している。この実施例では、ロッド・レンズのスペーサ側末端は、通常、ロッド・レンズの光軸に対して直角になるように拘束されており、また、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの末端は、通常、ファイバ/フェルール・サブアセンブリの中心軸に対して直角になるように拘束されている。

Claims (20)

  1. 他の部材に対して回転軸の周りに回転するように取り付けられた1つの部材を有する多重チャネル光ファイバ回転接合であって、
    一方の前記部材の上に取り付けられた第1の光ファイバ・コリメータと、
    もう一方の前記部材の上に取り付けられた第2の光ファイバ・コリメータと、
    介在する光学エレメントであって、前記第1のコリメータと第2のコリメータの間に光路を画定し、それにより前記コリメータ間で光信号を伝送することができ、前記伝送を、前記部材と部材の間のすべての許容可能相対角位置にわたって伝送される信号の最小の強度変化で実施することができ、前記光接続された光ファイバ・コリメータが、前記回転接合の両端間のデータ伝送のための1つのチャネルを提供する光学エレメントと
    を備えた多重チャネル光ファイバ回転接合。
  2. 複数の前記第1の光ファイバ・コリメータと、
    複数の前記第2の光ファイバ・コリメータと、
    前記第1の光ファイバ・コリメータの個々の光ファイバ・コリメータと、前記第2の光ファイバ・コリメータの個々の光ファイバ・コリメータとの間の、複数のデータ伝送チャネルを画定するための複数の介在する光学エレメントと
    を含み、前記光ファイバ・コリメータが、全く同じ多モード光ファイバ又は全く同じ単一モード光ファイバのいずれかを含み、それらが、それらの関連するコリメーティング・レンズの焦点面の近傍に配置される、請求項1に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  3. 前記光ファイバ・コリメータが全く同じ分布屈折率ロッド・レンズを含む、請求項2に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  4. 前記データ伝送チャネルのコリメータが可変動作距離を有する、請求項3に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  5. 第1の数の前記データ伝送チャネルが、光学的に透明なエポキシによって前記ファイバに貼り付けられた4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによる理想的にはゼロ挿入損失を使用して達成することができる、所望の軸方向のフォーム・ファクタを画定する動作距離を有する光ファイバ・コリメータを含む、請求項4に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  6. 第2の数の前記データ伝送チャネルが、4分の1ピッチ分布屈折率レンズによる理想的にはゼロ挿入損失を使用しても達成することはできないが、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離を有する光ファイバ・コリメータを含む、請求項5に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  7. 第3の数の前記データ伝送チャネルが、4分の1ピッチ分布屈折率ロッド・レンズによる理想的にはゼロ挿入損失を使用しても達成することはできないが、4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズによって達成することができる動作距離を有する光ファイバ・コリメータを含む、請求項6に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  8. 前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズが、光学的に透明なエポキシによって円筒状ガラス・スペーサに貼り付けられ、前記円筒状ガラス・スペーサの軸方向の長さが、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの焦点面が前記円筒状ガラス・スペーサの物理的に外側の前記円筒状ガラス・スペーサの近傍に位置するように選択される、請求項7に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  9. 前記円筒状ガラス・スペーサが、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの直径に等しいか、或いはそれより短い直径を有する、請求項8に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  10. 前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ及び前記円筒状ガラス・スペーサが、後方反射を最小化するために、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して直角ではない方向に配向するために研磨される端面を有する、請求項9に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  11. 前記光ファイバが、光学的に透明なエポキシによって前記円筒状ガラス・スペーサに貼り付けられる、請求項10に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  12. 前記光ファイバ・コリメータが、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズ、前記円筒状ガラス・スペーサ、及び所望の軸方向フォーム・ファクタと整合する光ファイバを含む、請求項11に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  13. 前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズが、光学的に透明なエポキシによってキューブ反射鏡プリズムに貼り付けられ、前記キューブ反射鏡プリズムの幅が、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの焦点面が前記キューブ反射鏡プリズムの物理的に外側に位置するように選択され、したがって前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸が90度曲がっている、請求項7に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  14. 前記キューブ反射鏡プリズムが、準備されたガラス基板に付着された高度に反射性の金属コーティング、及び光学的に透明なエポキシによって前記高度に反射性の金属コーティングに貼り付けられた第2のガラス基板を含む、請求項13に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  15. 前記光ファイバが光学的に透明なエポキシによって前記キューブ反射鏡プリズムに貼り付けられ、前記光ファイバの軸が前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して90度で配向される、請求項14に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  16. 前記キューブ反射鏡プリズムのうちの1つが、光路の長さが同じである円筒状ガラス・スペーサに置き換えられ、前記光ファイバが、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して平行に配向される、請求項15に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  17. 前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズが、光学的に透明なエポキシによって直角プリズムに貼り付けられ、前記直角プリズムの幅が、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの焦点面が前記直角プリズムの物理的に外側に位置するように選択され、したがって前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸が90度曲がっている、請求項7に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  18. 前記直角プリズムが、標準直角プリズムの斜辺に付着された高度に反射性の多層誘電体コーティングからなる、請求項17に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  19. 前記光ファイバが光学的に透明なエポキシによって前記直角プリズムに貼り付けられ、前記光ファイバの軸が前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して90度で配向される、請求項18に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
  20. 前記直角プリズムのうちの1つが、光路の長さが同じである円筒状ガラス・スペーサに置き換えられ、前記光ファイバが、前記4分の1ピッチ未満の分布屈折率ロッド・レンズの光軸に対して平行に配向される、請求項19に記載の多重チャネル光ファイバ回転接合。
JP2011551537A 2009-02-25 2009-02-25 光ファイバ回転接合に使用するための低損失コリメータ Pending JP2012518814A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IB2009/000347 WO2010097646A1 (en) 2009-02-25 2009-02-25 Low-loss collimators for use in fiber optic rotary joints

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012518814A true JP2012518814A (ja) 2012-08-16

Family

ID=42665045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011551537A Pending JP2012518814A (ja) 2009-02-25 2009-02-25 光ファイバ回転接合に使用するための低損失コリメータ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20110299811A1 (ja)
EP (1) EP2401644A4 (ja)
JP (1) JP2012518814A (ja)
KR (1) KR20110121632A (ja)
CN (1) CN102334052A (ja)
CA (1) CA2750579A1 (ja)
IL (1) IL214235A0 (ja)
WO (1) WO2010097646A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518913A (ja) * 2010-02-08 2013-05-23 ランセウス メディカル イメージング, インコーポレイテッド 造影剤およびその中間体を合成するための方法および装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102914823B (zh) * 2012-10-22 2013-10-30 天津大学 一种双通道光纤旋转连接器
US20160011367A1 (en) * 2014-07-08 2016-01-14 Digital Signal Corporation Apparatus and Method for Terminating an Array of Optical Fibers
JP6237691B2 (ja) * 2015-04-22 2017-11-29 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光モジュール及び光ファイバアセンブリ
EP3182180B1 (en) * 2015-12-17 2024-01-24 Schleifring GmbH Multichannel fiber optic rotary joint(forj) having an achromatic metasurface
US10007066B1 (en) 2017-04-17 2018-06-26 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. High efficiency and power fiber optic rotary joint
JP7360695B2 (ja) * 2019-10-02 2023-10-13 株式会社中原光電子研究所 光接続装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597419U (ja) * 1982-07-07 1984-01-18 日本板硝子株式会社 光フアイバ−用端末
US4725116A (en) * 1985-08-14 1988-02-16 Nova Scotia Research Foundation Corp. Multiple pass optical rotary joint
JPH0324606U (ja) * 1989-07-21 1991-03-14
JPH11153724A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバモジュール
US20020097956A1 (en) * 2001-01-22 2002-07-25 Juro Kikuchi Fiber collimator array
JP2003057459A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 集積型光導波路素子
JP2003215390A (ja) * 2001-11-15 2003-07-30 Nippon Sheet Glass Co Ltd 屈折率分布型ロッドレンズを用いた光ファイバコリメータ
JP2006011279A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 光ファイバコリメータ
WO2007010362A2 (en) * 2005-07-22 2007-01-25 Focal Technologies Corporation Fiber optic rotary joint with de-rotating prism

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5568578A (en) * 1994-12-14 1996-10-22 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Gradient index rod collimation lens devices for enhancing optical fiber line performance where the beam thereof crosses a gap in the line
US5588077A (en) * 1995-05-22 1996-12-24 Focal Technologies, Inc. In-line, two-pass, fiber optic rotary joint
US6718090B2 (en) * 2001-05-29 2004-04-06 Win-Yann Jang Automatic device for assembling fiber collimator
FR2836726B1 (fr) * 2002-03-01 2004-06-25 Air Prec Sa Joint optique tournant
US7142747B2 (en) * 2003-08-12 2006-11-28 Moog Inc. Fiber optic rotary joint and associated alignment method
US7515782B2 (en) * 2006-03-17 2009-04-07 Zhang Boying B Two-channel, dual-mode, fiber optic rotary joint

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597419U (ja) * 1982-07-07 1984-01-18 日本板硝子株式会社 光フアイバ−用端末
US4725116A (en) * 1985-08-14 1988-02-16 Nova Scotia Research Foundation Corp. Multiple pass optical rotary joint
JPH0324606U (ja) * 1989-07-21 1991-03-14
JPH11153724A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバモジュール
US20020097956A1 (en) * 2001-01-22 2002-07-25 Juro Kikuchi Fiber collimator array
JP2003057459A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 集積型光導波路素子
JP2003215390A (ja) * 2001-11-15 2003-07-30 Nippon Sheet Glass Co Ltd 屈折率分布型ロッドレンズを用いた光ファイバコリメータ
JP2006011279A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 光ファイバコリメータ
WO2007010362A2 (en) * 2005-07-22 2007-01-25 Focal Technologies Corporation Fiber optic rotary joint with de-rotating prism

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518913A (ja) * 2010-02-08 2013-05-23 ランセウス メディカル イメージング, インコーポレイテッド 造影剤およびその中間体を合成するための方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010097646A1 (en) 2010-09-02
KR20110121632A (ko) 2011-11-07
IL214235A0 (en) 2011-09-27
US20110299811A1 (en) 2011-12-08
EP2401644A4 (en) 2013-03-20
CN102334052A (zh) 2012-01-25
EP2401644A1 (en) 2012-01-04
CA2750579A1 (en) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3084491B1 (en) Multimode optical connector
US20070019908A1 (en) Fiber optic rotary joint with de-rotating prism
US9625661B2 (en) Multiple purpose optical connecting element
EP1264204B1 (en) Fiber coupler, system and associated methods for reducing back reflections
US7068883B2 (en) Symmetric, bi-aspheric lens for use in optical fiber collimator assemblies
JP2012518814A (ja) 光ファイバ回転接合に使用するための低損失コリメータ
US6744566B2 (en) Symmetric, bi-aspheric lens for use in transmissive and reflective optical fiber components
US11693185B2 (en) Optical connector with tilted mirror
US9507093B2 (en) Polarization maintaining optical rotary joint
CA2366141A1 (en) Optical fiber collimator
US6934087B1 (en) Fiber optic collimator and collimator array
US20020197020A1 (en) Optical fiber collimator with long working distance and low insertion loss
US6567586B2 (en) Dual fiber collimator
JP4854251B2 (ja) 光アイソレータ
JP7279611B2 (ja) 光ファイバモジュール及び光スイッチ
US20150331196A1 (en) Smart ar coated grin lens design collimator
CN116299872A (zh) 一种小光斑光纤准直器及其制作方法
JP2003315612A (ja) 光コリメータ及びその組立方法
JP2005266217A (ja) ファイバコリメータ
JP2001056418A (ja) 光学系

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130807

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130814

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130909

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130917

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131007

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140121