JP2012517787A - 直流モータ - Google Patents

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Abstract

本発明は、円筒状のコイル支持体(7;17)を有する直流モータに関する。コイル支持体(7;17)は、両側に位置する端部部分(201,202)において、空隙巻線の第1の巻線ワイヤ(80;180)および第2の巻線ワイヤ(81;181)を案内するためのワイヤ案内部材(9;10,12)を有している。第1の巻線ワイヤ(80;180)および第2の巻線ワイヤ(81;181)はそれぞれ矩形の巻線部分(20;120)を有する。第1の巻線ワイヤ(80;180)の矩形の巻線部分(20;120)および第2の巻線ワイヤ(81;181)の矩形の巻線部分(20;120)は重畳して円筒状のコイル支持体(7;17)上に配置されている。第1の巻線ワイヤ(80;180)および第2の巻線ワイヤ(81;181)が相互に接しながら通過して案内されるようにワイヤ案内部材(9;10,12)は構成されている。

Description

本発明は、円筒状のコイル支持体を備えた直流モータに関し、このコイル支持体は両側にある端部部分において、空隙巻線の第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤを案内するためのワイヤ案内部材を有している。
直流モータとは、直流電流により駆動される電気モータを表すか、またはそれとは反対に、機械的なエネルギを電流に変換するジェネレータを表す。直流モータは、不動の部分と、ステータと、回転可能に支承されている部分と、ロータとから構成されている。直流モータをインナーロータまたはアウターロータとして構成することができる。インナーロータでは、直流モータの内側の部分がロータであり、直流モータの外側の部分がステータである。アウターロータは、これとは反対のロータおよびステータの配置構成を有する。
空隙巻線を備えた直流モータは、有利には、ブラシレス直流モータ、または、電子的に整流される直流モータ、または、カップ状電機子モータとも称され、また、空隙巻線が有利には、内部にコイル巻線が延在している空隙を有する2ストランド型の空心コイルとして構成されていること、ならびに、直流モータがコギングトルクを形成せず、かつ、完全に自由に回転できることを特徴としている。さらに空隙巻線は、機械的な振動が少なく、回転時の運転が非常に滑らかであり、またインダクタンスが低い。
DE 20 2006 007 619 U1からは空隙巻線を備えた直流モータが公知である。空隙巻線は多層に構成されており、また斜めに延びる巻線方向を備えた波状巻線として構成されていることから、巻線を構成する際に高いコストが生じる。空隙巻線は、空隙内を回転し、かつ、機械的に整流される空心巻線として構成されている。コイル巻線の巻線ワイヤは自己融着エナメル線材である。コイル巻線の製造後は熱処理が行われる。何故ならば、直流モータにおける巻線は回転部であることから、小型のユニットを形成しなければならないからである。
発明の概要
本発明の課題は、空隙巻線の製造時に巻線ワイヤの簡単な収容および案内を実現する直流モータを提供することである。
本発明のこの課題は、請求項1に記載されている直流モータによって解決される。本発明の別の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明は、円筒状のコイル支持体を備えた直流モータを有する。コイル支持体は両側にある端部部分において、空隙巻線の第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤを案内するためのワイヤ案内部材を有している。第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤはそれぞれ矩形の巻線部分を有し、第1の巻線ワイヤの矩形の巻線部分および第2の巻線ワイヤの矩形の巻線部分は重畳して円筒状のコイル支持体上に配置されている。ワイヤ案内部材によって、第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤは相互に接しながら通過するよう案内される。
本発明による直流モータの利点は、空隙巻線としての巻線の構造が簡単であり、これによってモータの非常に静かで損失の少ない回転が実現されることである。さらに、モータは完全なコギングトルク自由度を有する。直流モータを構成するためには非常に少ない数の構成部品しか必要とされないので、これによって重量が低減され、また製造を簡略化することができる。巻線ワイヤが直流モータの回転する部分に配置されている場合であっても、巻線ワイヤを熱処理または注型する必要は無い。これによって、製造時間が短縮される。
本発明の1つの実施形態においては、コイル支持体の両側にある端部部分は差込可能にリング状に構成されており、有利にはリング部材を介して相互に接続されている。リング部材は端部部分よりも小さい直径を有する。さらに、リング部材の領域には金属薄板積層体が配置されている。個々の構成部品を相互に差し込むだけ良いので、このモジュール形式の構成は直流モータの簡単な製造を実現する。
本発明の別の実施形態においては、コイル支持体の端部部分がキャップ状であり、中心には孔を備えた軸受け座が形成されている。この構成により直流モータの簡単な組み立てが実現される。
本発明の別の実施形態によれば、コイル支持体の両側にある端部部分は、ワイヤ案内部材としての保持部の規則的な配置構成をそれぞれ有する。第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤは、保持部の側方と保持部上に交互に案内されている。さらに、保持部はU字状の溝を有し、この溝の周りに、保持部に案内されている第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤが固定される。この設計によって、第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤは相互に接しながら通過するように案内され、空隙巻線の簡単な案内が行われる。
本発明の別の実施形態においては、ワイヤ案内部材として、コイル支持体の両側にある端部部分には突起部が設けられており、第1の巻線ワイヤおよび第2の巻線ワイヤが交互に突起部へと案内されている。両側にある端部部分における突起部は、第1の巻線ワイヤの全長および第2の巻線ワイヤの全長が有利には同一となるように配置されている。第1の巻線ワイヤの全長と第2の巻線ワイヤの全長が等しいことによって、2つの巻線に関して同一の抵抗が生じ、貫流する領域における面の均一性によって、電圧の形状および高さが等しく維持される。
さらに、本発明の別の実施形態においては、コイル支持体が4つのリング状の差込部材を有し、またワイヤ案内部材としての突起部の規則的な配置構成を有する。差込部材は、突起部が突起部を有していない部分と対向するように、相互にずらされて配置されている。第1の巻線ワイヤは第1の差込部材の突起部を介して案内されており、また第2の巻線ワイヤは第2の差込部材の突起部を介して案内されている。さらに、差込部材は金属薄板積層体の両側に配置されている。この設計によって、巻線ワイヤを案内するための溝が設けられることになり、したがって空隙巻線の実施が容易になる。さらに、個々の構成部品を相互に差し込むだけでよいので、直流モータの簡単な構造が保証される。
さらに本発明の別の実施形態によれば、コイル支持体はプラスチックから製造されている。プラスチックは簡単に複雑な形状で注型することができるので、廉価な多機能部品が得られる。
以下では、添付の図面に記載した種々の実施例を参照しながら本発明を詳細に説明する。
本発明による直流モータを示す。 空隙巻線を備えた本発明による直流モータにおけるステータの第1の実施形態を示す。 空隙巻線を備えていない状態の図2に示した第1の実施形態を示す。 空隙巻線を備えた本発明による直流モータにおけるステータの第2の実施形態を示す。
図1は、ロータ2とステータ3とを備えた、本発明による直流モータ1を示す。直流モータ1はアウターロータとして構成されている。ロータ2は永久磁石4と、マルチストランド型の巻線のためのコイル支持体を17を備えたステータ3とを有する。コイル支持体17は、キャップ状の端部部分201を備えた円筒の形状を有する。
円筒状のコイル支持体17のキャップ状の端部部分201の中央には、軸受け15を収容するための軸受け座14が配置されている。軸受け15はコイル支持体17の軸受け座14内に事前に組み付けられている。軸受け15には直流モータの軸23が配置されている。さらに、コイル支持体17のキャップ状の端部部分201には、軸受け座14の周囲において、それぞれ3つの端子軸受け21が配置されている。端子軸受け21には端子5が固定されており、それらの端子5はコイル支持体17において巻線の導体端部部分と接続されている。さらに、コイル支持体17のキャップ状の端部部分201には3つの通気孔22が設けられている。
直流モータ1のロータ2はラジアルファン100によって包囲されている。ラジアルファン100においては、空気がラジアルファン100の軸23に平行に、もしくは軸23の軸方向に吸気され、半径方向の回転翼の回転によって90°偏向され、半径方向に吐出される。ケーシングを備えた、またはケーシングを備えていない、一方向または両方向に吸気を行うラジアルファンが存在する。直流モータ1のモジュール形式の構成により、個々の構成部品を相互に差し込むだけで良いので、簡単な製造が実現される。
図2および図3はステータ3の第1の実施形態を示す。ただし図3には、金属薄板積層体6ならびに空隙巻線を備えていない状態のコイル支持体17が示されている。コイル支持体17のキャップ状の端部部分201,202の中心には、孔19を有する軸受け座14が形成されている。軸受け座14のこの孔19内に直流モータ1の軸受け15が嵌め込まれる。さらに、軸受け座14の周囲には3つの端子軸受け21ならびに3つの通気孔22が示されている。
円筒状のコイル支持体17は2ピースで構成されている。つまり、キャップ状の端部部分201の他に、有利には同様にキャップ状に構成されている別の端部部分202が設けられている。両側にある端部部分201,202にはワイヤ案内部材10,12が設けられている。コイル支持体17の2つの端部部分201,202は差込可能にリング状に成形されており、また有利には、図3に示されているリング部材13を介して相互に接続されている。リング部材13は円筒状の形状を有し、またコイル支持体17の端部部分201,202に比べて小さい直径を有する。図2に示されているように、リング部材13には金属薄板積層体6が配置されている。金属薄板積層体6はバックアイアンとして使用され、また磁気鉄板から構成されている。金属薄板積層体6は薄い絶縁性のバンドもしくは絶縁性のフィルムによって絶縁される。しかしながら金属薄板積層体6を別のやり方で絶縁することもできる。それどころか金属薄板積層体6を絶縁しないことも考えられる。
コイル支持体17の両側にある端部部分201,202には、ワイヤ案内部材としての保持部10が規則的な間隔を置いて配置されている。各保持部10はU字型の溝11を有する。さらに、ワイヤ案内部材としての突起部12が端部部分201,202に配置されており、それぞれ3つの突起部12が1つのグループを形成する。保持部10および突起部12の代わりに、別の形態で構成されているワイヤ案内部材を配置することもできる。
図2に示されているように、第1の巻線ワイヤ180および第2の巻線ワイヤ181から構成されている空隙巻線がワイヤ案内部材10,12に案内される。さらに、第1の巻線ワイヤ180および第2の巻線ワイヤ181の他に、別の巻線ワイヤを設けることもできる。第1の巻線ワイヤ180は、保持部10の両側においてその側面において案内されており、またコイル支持体17の上側のキャップ状の端部部分201の突起部グループに案内されている。第2の巻線ワイヤ181は、保持部10の溝11に案内されており、また図3には明示的に示されていないが、コイル支持体17の下側のキャップ状の端部部分202の突起部グループに案内されている。コイル支持体17の下側の端部部分202の突起部グループの突起部12は、コイル支持体17の上側の端部部分201の突起部グループの突起部12に対して半巻分ずらされて配置されている。空隙巻線は矩形状の巻線部分120を有する。巻線部分120は交互に第1の巻線ワイヤ180から第2の巻線ワイヤ181へと形成されている。第1の巻線ワイヤ180および第2の巻線ワイヤ181は相互に接しながら通過するように案内されており、これによって第1の巻線ワイヤ180および第2の巻線ワイヤ181は重畳する。
第1の巻線ワイヤ180は第2の巻線ワイヤ181の後ろを通り案内されており、かつ、コイル支持体17の上側の端部部分201の突起部12に案内されており、また、第2の巻線ワイヤ181は第1の巻線コイル180の前を通り案内されており、かつ、コイル支持体17の下側の端部部分202の突起部12に案内されているので、第1の巻線ワイヤ180および第2の巻線ワイヤ181は有利には空隙コイルの同一の全長を有する。これによって、第1の巻き線ワイヤ180および第2の巻線ワイヤ181は同一の抵抗を有し、磁束も巻線によって一定に維持される。
図2に示されている実施形態においては、第1の巻線ワイヤ180の全部で12個の巻線部分120が設けられており、また第2の巻線ワイヤ181の全部で12個の巻線部分120が設けられている。しかしながら、それよりも多い数の巻線部分、またはそれよりも少ない数の巻線部分を設けることもできる。第1の巻線ワイヤ180の巻線部分120および第2の巻線ワイヤ181の巻線部分120はそれぞれワンピースで巻き付けられている。これによって、2つの巻線ワイヤ180,181はそれぞれ1つの開始部および終了部を有する。
2つの巻線ワイヤ180,181の12個の巻線部分120は通電時に、それぞれ6つのN極およびS極を交互に形成する。さらに、第1の巻線ワイヤ180の12個の巻線部分120は第2の巻線ワイヤ181の12個の巻線部分に対して、半分の巻線部分120の数だけずらされており、2つの巻線ワイヤ180,181のN極は2つの巻線ワイヤ180,181のS極に続く。択一的に、極の配置構成を変更することができる。2つの巻線ワイヤ180,181に逆方向に電流が流されると、それら2つの巻線ワイヤ180,181によって形成される極も反転する。
図4は、第2の実施形態によるステータ3を示す。円筒状のコイル支持体7は環状に構成されており、金属薄板積層体6上に配置されている。金属薄板積層体6はバックアイアンとして使用され、また相互に重ねられて積層化された複数の磁気鉄板から構成されている。磁気鉄板は薄い絶縁性のバンドもしくは絶縁性のフィルムによって外側に向かって電気的に絶縁される。しかしながら、金属薄板積層体6を他のやり方で製造および絶縁することもできる。
コイル支持体7は4つの差込部材701,702,711,712を有し、それぞれ2つの差込部材701,702,711,712は両側において金属薄板積層体6に被せ嵌められている。さらに、第2の差込部材702,712はそれぞれ第1の差込部材701,711の上に被せ嵌められる。この構成は個々の構成部品を簡単に組み立てられるという利点を有する。差込部材701,702,711,712は、ワイヤ案内部材としての突起部9の規則的な間隔の配置構成を有する。突起部9は空隙巻線を簡略化するために使用され、またワイヤ案内のための溝16を有する。さらに、一方の差込部材の突起部9が、他方の差込部材の突起部を有していない部分と対向するように、第1の差込部材701,711は第2の差込部材702,712に対してずらされて配置されている。第1の巻線ワイヤ80は下側の第1の差込部材701,711の突起部9を介して案内されており、また第2の巻線ワイヤ81は上側の第2の差込部材702,712の突起部9を介して案内されており、第1の巻線ワイヤ80は第2の巻線ワイヤ81の後ろを通り過ぎるように案内されている。第1の巻線ワイヤ80および第2の巻線ワイヤ81は、短絡が生じることなく重畳している。
空隙巻線は矩形の複数の巻線部分20に分割されており、それらの巻線部分20は交互に第1の巻線ワイヤ80および第2の巻線ワイヤ81によって形成されており、また巻線部分20は重畳している。第1の巻線ワイヤ80は下側の差込部材701,711の突起部9に案内されており、また、第2の巻線ワイヤ81は上側の差込部材702,712の突起部9に案内されているので、第1の巻線ワイヤ80の巻線部分20は、第2の巻線ワイヤ81によって形成されている巻線部分20よりも短く構成されている。この突起部9の代わりに、別のワイヤ案内部材を配置することもできる。
第1の実施形態および第2の実施形態のコイル支持体7,17は有利にはプラスチックから製造されている。プラスチックは金属または他のセラミック材料に比べて比較的廉価に複雑な形状を形成することができ、導電率が低く、また比較的密度が比較的低いので、コイル支持体7,17の重量を低減することができる。しかしながら、他の絶縁性の材料を使用することもできる。
第1の実施形態および第2の実施形態に示した第1の巻線ワイヤ80,180および第2の巻線ワイヤ81,181はエナメル銅線から形成されている。エナメル銅線は製造時に、電気的に絶縁されたエナメル層によって被覆される。このエナメル層は同じ効果を有する他の絶縁材料に比べて遥かに薄くかつ軽い。
図示されている実施形態におけるコイル支持体7,17の2つの端部部分201,202におけるワイヤ案内部材9,10,12は、第1の巻線ワイヤ80,180が第2の巻線ワイヤ81,181に相互に接しながら通過するように案内されており、また第1の巻線ワイヤ80,180および第2の巻線ワイヤ81,181が重畳するように設計されている。このことは、空隙巻線としての巻線の簡単な構造を実現し、これによってモータの非常に静かで損失の少ない回転が保証される。さらには、巻線ワイヤが直流モータの回転する部分に配置されている場合であっても、巻線ワイヤを熱処理または注型する必要は無い。これによって、製造時間が短縮される。

Claims (9)

  1. 円筒状のコイル支持体(7;17)を有する直流モータであって、
    前記コイル支持体(7;17)は、両側に位置する端部部分(201,202)において、空隙巻線の第1の巻線ワイヤ(80;180)および第2の巻線ワイヤ(81;181)を案内するためのワイヤ案内部材(9;10,12)を有している、直流モータにおいて、
    前記第1の巻線ワイヤ(80;180)および前記第2の巻線ワイヤ(81;181)はそれぞれ矩形の巻線部分(20;120)を有し、
    前記第1の巻線ワイヤ(80;180)の矩形の巻線部分(20;120)および前記第2の巻線ワイヤ(81;181)の矩形の巻線部分(20;120)は重畳して前記円筒状のコイル支持体(7;17)上に配置されており、
    前記第1の巻線ワイヤ(80;180)および前記第2の巻線ワイヤ(81;181)が相互に接しながら通過して案内されるように前記ワイヤ案内部材(9;10,12)は構成されていることを特徴とする、直流モータ。
  2. 前記第1の巻線ワイヤ(80;180)および前記第2の巻線ワイヤ(81;181)の他に別の巻線ワイヤが設けられている、請求項1記載の直流モータ。
  3. 前記コイル支持体(17)の両側にある前記端部部分(201,202)は差込可能にリング状に構成されている、請求項1または2記載の直流モータ。
  4. 前記コイル支持体(17)の両側にある前記端部部分(201,202)はリング部材(13)を介して相互に接続されており、該リング部材(13)は前記端部部分(201,202)よりも小さい直径を有し、
    前記リング部材(13)の領域内に金属薄板積層体(6)が配置されている、請求項3記載の直流モータ。
  5. 前記コイル支持体(17)の両側にある前記端部部分(201,202)はキャップ状に構成されており、かつ、中央には孔(19)を備えた軸受け座(14)が形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の直流モータ。
  6. 前記コイル支持体(17)の両側にある前記端部部分(201,202)には、ワイヤ案内部材(10,12)としての保持部(10)がそれぞれ規則的に配置されており、前記第1の巻線ワイヤ(180)および前記第2の巻線ワイヤ(181)は、前記保持部(10)の側方と前記保持部(10)上に交互に案内されており、
    前記保持部(10)はそれぞれU字状の溝(11)を有し、該溝(11)の周りに、前記保持部(10)に案内されている前記第1の巻線ワイヤ(180)および前記第2の巻線ワイヤ(181)が固定されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の直流モータ。
  7. ワイヤ案内部材(10,12)として、前記コイル支持体(17)の両側にある前記端部部分(201,202)には突起部(12)が設けられており、前記第1の巻線ワイヤ(180)および前記第2の巻線ワイヤ(181)が交互に前記突起部(12)へと案内されており、
    両側にある前記端部部分(201,202)における突起部(12)は、前記第1の巻線ワイヤ(180)の全長および前記第2の巻線ワイヤ(181)の全長が有利には同一となるように配置されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の直流モータ。
  8. 前記コイル支持体(7)は4つの差込部材(701,702,711,712)と、ワイヤ案内部材(9)としての突起部(9)の規則的な間隔の配置構成とを有し、
    前記差込部材(701,702,711,712)は、前記突起部(9)が突起部を有していない部分と対向するように、相互にずらされて配置されており、
    前記第1の巻線ワイヤ(80)は第1の差込部材(701,711)の突起部(9)を介して案内されており、前記第2の巻線ワイヤ(81)は第2の差込部材(702,712)の突起部(9)を介して案内されており、
    前記差込部材(701,702,711,712)は金属薄板積層体(6)の両側に配置されている、請求項1または2記載の直流モータ。
  9. 前記コイル支持体(7;17)はプラスチックから製造されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の直流モータ。
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