JP2012517468A - C型肝炎治療のための化合物 - Google Patents

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Abstract

本発明は式(I):
Figure 2012517468

の化合物、および該化合物を用いる組成物ならびに方法を包含する。化合物はC型肝炎ウィルス(HCV)に対する活性を有し、HCVに感染した患者の治療に有用である。

Description

C型肝炎ウィルス(HCV)はヒトに対する主要な病原体であり、世界中で1億7千万人が感染していると推定され、これはヒト免疫不全ウイルス1型の感染者数の約5倍に相当する数字である。これらのHCV感染者の大部分が、肝硬変および肝細胞癌などの深刻な進行性肝疾患を発症する(Lauer, G. M.; Walker, B. D. N. Engl. J. Med. 2001, 345, 41-52)。
HCVはプラス鎖RNAウイルスである。5’非翻訳領域の推定アミノ酸配列の比較および広範囲における類似性の比較から、HCVはフラビウイルス科の独立した属に分類されてきた。フラビウイルス科の全てのメンバーは、単一で連続した翻訳領域から翻訳される全て既知のウィルス特異的タンパク質をコードするプラス鎖RNAゲノムを含む、エンベロープに覆われたウィルス粒子を有する。
塩基およびコードされるアミノ酸配列におけるかなりの不均一性がHCVゲノム全体に見られる。少なくとも6個の主要な遺伝子型が特徴付けられ、50を超えるサブタイプに関する記述が存在する。HCVの主要な遺伝子型は世界中の分布において異なっており、病原性および治療に対して遺伝子型が及ぼし得る効果に関する数多くの研究が存在するにもかかわらず、HCVの遺伝子的多型の臨床的意義は解明されていないままである。
1本鎖HCV RNAゲノムは、全長に約9500個の核酸を含み、約3000アミノ酸からなる1つの大きなポリタンパク質をコードする翻訳領域(ORF)を1つ有する。感染した細胞では、このポリタンパク質が細胞およびウィルスのプロテアーゼにより複数の箇所で切断され、構造タンパク質および非構造タンパク質が産生される。HCVの場合、成熟した非構造タンパク質(NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5A、およびNS5B)の産生は2つのウィルスプロテアーゼにより行われる。一つ目はメタロプロテアーゼと考えられており、NS2−NS3の連結部位で切断する;二つ目はセリンプロテアーゼでNS3のN−末端領域に含まれており(NS3プロテアーゼとも呼ばれる)、NS3の下流の全ての切断、すなわちNS3−NS4A切断部位における切断(シス)、および残るNS4A−NS4B、NS4B−NS5A、NS5A−NS5B切断部位における切断(トランス)を行う。NS4Aタンパクは、NS3プロテアーゼの補因子として作用すること、およびおそらくはNS3ならびに別のウィルスレプリカーゼの構成因子の膜への局在を補助することにより、多様な機能を発現すると考えられる。NS3−NS4A複合体の形成は切断に必要と考えられ、全ての切断部位におけるタンパク分解効率を上昇させる。NS3タンパクはまた、ヌクレオシドトリホスファターゼ活性およびRNAヘリカーゼ活性を示す。NS5B(HCVポリメラーゼとも呼ばれる)は、HCV複製に関与するRNA−依存性RNAポリメラーゼである。HCV NS5Bタンパクに関しては、「Structural Analysis of the Hepatitis C Virus RNA Polymerase in Complex with Ribonucleotides」(Bressanelli; S. et al., Journal of Virology 2002, 3482-3492;およびDefrancesco, Rice, Clinics in Liver Disease 2003, 7, 211-242)に述べられている。
現在、最も有効なHCV治療はアルファ−インターフェロンおよびリバビリンを用いるものであり、患者の40%において持続的に効果を挙げている(Poynard, T. et al. Lancet 1998, 352, 1426-1432)。最近の臨床結果により、単剤療法においてペグ化アルファ−インターフェロンが非修飾アルファ−インターフェロンより優れていることが示された(Zeuzem, S. et al. N. Engl. J. Med. 2000, 343, 1666-1672)。しかしながら、ペグ化アルファ−インターフェロンおよびリバビリンの組み合わせに関する実験的な治療レジメンによっても、大部分の患者において持続的なウィルス量の減少が得られない。故に、HCV感染の治療に効果的な治療方法の開発の、明確かつ重要な必要性が存在する。
(発明の詳細な説明)
本発明の態様の1つは、式(I):
Figure 2012517468
[式中、
はCOまたはCONRであり;
はフラニル、ピロリル、チエニル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルであり、オキソ、アミノ、アルキルチオ、アルキル、ならびにハロアルキルから選択される0から2個の置換基、およびCO、CON(R12、ならびにCOR13から選択される1個の置換基で置換され;
は水素、ハロ、アルキル、アルケニル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、またはアルコキシであり;
はシクロアルキルであり;
は水素またはアルキルであり;
は水素、アルキル、アルキルSO、シクロアルキルSO、ハロアルキルSO、(R)(R10)NSO、または(R11)SOであり;
は水素またはアルキルであり;
は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルキルSO、シクロアルキルSO、ハロアルキルSO、アミノカルボニル、(アルキルアミノ)カルボニル、(ジアルキルアミノ)カルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、またはピリジニルであり;
は水素またはアルキルであり;
10は水素またはアルキルであり;
11はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、ホモピペラジニル、またはホモモルホリニルであり、0から1個のアルキル置換基で置換され;
12は水素、アルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、または(R11)アルキルであり;
13はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、ホモピペラジニル、またはホモモルホリニルであり、アルキル、アルコキシアルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、R11、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、(R11)アルキル、またはCOから選択される0から3個の置換基で置換されるか;
13
Figure 2012517468
であるか;
13
Figure 2012517468
であるか;
13は1個の窒素原子を介してカルボニルに結合した[4.3.0]または[3.3.0]二環式ジアミンであり、0から2個のR置換基で置換されているか;あるいは
13
Figure 2012517468
であり;
14は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、またはベンジルであり;
15は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、またはベンジルであるか;あるいは
NR1415は一緒になってアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、N−(アルキル)ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、またはホモモルホリニルであり;
16は水素またはアルキルであり;
17は水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
Xはメチレン、結合、または不存在である]の化合物、またはその医薬的に許容される塩である。
本発明の態様の別の1つは、式(I):
[式中、
はCOまたはCONRであり;
はフラニル、ピロリル、チエニル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルであり、オキソ、アミノ、アルキル、ならびにハロアルキルから選択される0から2個の置換基、およびCO、CON(R12、ならびにCOR13から選択される1個の置換基で置換され;
は水素、ハロ、アルキル、アルケニル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、またはアルコキシであり;
はシクロアルキルであり;
は水素またはアルキルであり;
は水素、アルキル、アルキルSO、シクロアルキルSO、ハロアルキルSO、(R)(R10)NSO、または(R11)SOであり;
は水素またはアルキルであり;
は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルキルSO、シクロアルキルSO、ハロアルキルSO、アミノカルボニル、(アルキルアミノ)カルボニル、(ジアルキルアミノ)カルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、またはピリジニルであり;
は水素またはアルキルであり;
10は水素またはアルキルであり;
11はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、ホモピペラジニル、またはホモモルホリニルであり、0から1個のアルキル置換基で置換され;
12は水素、アルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、または(R11)アルキルであり;
13はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、ホモピペラジニル、またはホモモルホリニルであり、アルキル、アルコキシアルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、R11、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、(R11)アルキル、またはCOから選択される0から3個の置換基で置換されるか;
13
Figure 2012517468
であるか;
13
Figure 2012517468
であるか;
13は1個の窒素を介してカルボニルに結合した[4.3.0]または[3.3.0]二環式ジアミンであり、0から2個のR置換基で置換されているか;あるいは
13
Figure 2012517468
であり;
14は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、またはベンジルであり;
15は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、またはベンジルであるか;あるいは
NR1415は一緒になってアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、N−(アルキル)ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、またはホモモルホリニルであり;
16は水素またはアルキルであり;
17は水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
Xはメチレン、結合、または不存在である]の化合物、またはその医薬的に許容される塩である。
本発明の態様の別の1つは、式(I):
[式中、
はCOまたはCONRであり;
はフラニル、ピロリル、チエニル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルであり、オキソ、アミノ、ならびにアルキルから選択される0から2個の置換基、およびCO、CON(R12、ならびにCOR13から選択される1個の置換基で置換され;
は水素、ハロ、アルキル、アルケニル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、またはアルコキシであり;
はシクロアルキルであり;
は水素またはアルキルであり;
は水素、アルキル、アルキルSO、シクロアルキルSO、ハロアルキルSO、(R)(R10)NSO、または(R11)SOであり;
は水素またはアルキルであり;
は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アルキルカルボニル、シクロアルキルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルキルSO、シクロアルキルSO、ハロアルキルSO、アミノカルボニル、(アルキルアミノ)カルボニル、(ジアルキルアミノ)カルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、またはピリジニルであり;
は水素またはアルキルであり;
10は水素またはアルキルであり;
11はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、N−アルキルピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、ホモピペラジニル、またはホモモルホリニルであり;
12は水素、アルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、または(R11)アルキルであり;
13はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、ホモピペラジニル、またはホモモルホリニルであり、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、R11、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、または(R11)アルキルから選択される0から3個の置換基で置換されるか;
13
Figure 2012517468
Figure 2012517468
であるか;
13
Figure 2012517468
であるか;
13は1個の窒素を介してカルボニルに結合した[4.3.0]または[3.3.0]二環式ジアミンであり、0から2個のR置換基で置換されているか;あるいは
13
Figure 2012517468
であり;
14は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、またはベンジルであり;
15は水素、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、アミノアルキル、(アルキルアミノ)アルキル、(ジアルキルアミノ)アルキル、またはベンジルであるか;あるいは
NR1415は一緒になってアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、N−(アルキル)ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、またはホモモルホリニルであり;
16は水素またはアルキルであり;
17は水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
Xはメチレン、結合、または不存在である]の化合物、またはその医薬的に許容される塩である。
本発明の態様の別の1つは、式(I):
[式中、
はCONRであり;
はアルキルSO、シクロアルキルSO、ハロアルキルSO、(RNSO、または(R10)SOであり;
は水素である]の化合物である。
本発明の態様の別の1つは、Rが水素である式(I)の化合物である。
本発明の態様の別の1つは、Rがメトキシである式(I)の化合物である。
本発明の態様の別の1つは、Rがシクロヘキシルである式(I)の化合物である。
本発明の態様の別の1つは、RがアルキルSO、シクロアルキルSO、(R)(R10)NSOまたは(R11)SOである式(I)の化合物である。
本発明の態様の別の1つは、式(I):
[式中、
はアルキルならびにハロアルキルから選択される2個の置換基、および1個のCOR13置換基(R13
Figure 2012517468
である)で置換されたピラゾリルであり;
は水素またはアルキルであり;
16は水素またはアルキルであり;
17はアルキルである]の化合物である。
本発明の態様の別の1つは、Xがメチレンである式(I)の化合物である。
Figure 2012517468
本発明の態様の別の1つは、Xが結合である式(I)の化合物である。
Figure 2012517468
本発明の態様の別の1つは、Xが不存在である式(I)の化合物である。
Figure 2012517468
本発明の態様の別の1つは、以下の立体化学を有する式(I)の化合物である。
Figure 2012517468
本発明の態様の別の1つは、以下の立体化学を有する式(I)の化合物である。
Figure 2012517468
本発明の態様の別の1つは、以下の立体化学を有する式(I)の化合物である。
Figure 2012517468
本発明の態様の別の1つは、以下の立体化学を有する式(I)の化合物である。
Figure 2012517468
、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、およびXを含むいずれの変数のいずれの範囲は、いずれの他の変数の範囲と独立して用いることができる。
特に断らない限り、これらの用語は以下の意味を有する。「アルキル」は1から6個の炭素を含む直鎖または分枝鎖のアルキル基を意味する。「アルケニル」は2から6個の炭素を含み少なくとも1つの二重結合を含む直鎖または分枝鎖のアルキル基を意味する。「シクロアルキル」は3から7個の炭素を含む単環式環系を意味する。「ヒドロキシアルキル」、「アルコキシ」および置換されたアルキル部分を含む別の用語は、アルキル部分に1から6個の炭素原子を含む直鎖または分枝鎖の異性体を包含する。「ハロアルキル」および「ハロアルコキシ」はモノハロ置換アルキルからペルハロ置換アルキルの全てのハロゲン化された異性体を包含する。「アリール」は炭素環およびヘテロ環式芳香族置換基を包含する。括弧でくくられた用語および複数の括弧でくくられた用語は、当業者に結合関係を明確にする意図を有する。例えば、((R)アルキル)のような用語は、置換基Rでさらに置換されているようなアルキル置換基を意味する。
本発明は化合物の全ての医薬的に許容される塩の形態を包含する。医薬的に許容される塩は、対イオンが化合物の生理活性または毒性に有意に寄与せず、塩そのものが医薬的に同等なものとして機能するものである。これらの塩は、市販の試薬を用いて一般的な有機化学的技術により製造され得る。陰イオン塩の形態は、例えば酢酸塩、アシストレート、ベシル酸塩、臭化物、塩化物、クエン酸塩、フマル酸塩、グルクロン酸塩、臭化水素酸塩、塩酸塩、ヨウ化水素酸塩、ヨウ化物、乳酸塩、マレイン酸塩、メシル酸塩、硝酸塩、パモ酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩、およびキシナホ酸塩である。陽イオン酸塩の形態は、例えばアンモニウム、アルミニウム、ベンザチン、ビスマス、カルシウム、コリン、ジエチルアミン、ジエタノールアミン、リチウム、マグネシウム、メグルミン、4−フェニルシクロヘキシルアミン、ピペラジン、カリウム、ナトリウム、トロメタミン、および亜鉛である。
本発明の化合物のいくつかは、不斉炭素原子を有する(例えば、以下の化合物を参照)。本発明は全ての立体異性体の形態、例えばエナンチオマーおよびジアステレオマー、ならびにラセミ体などの立体異性体の混合物を包含する。いくつかの立体異性体は、当業者に周知の方法により製造することができる。立体異性体の混合物および関連する中間体は、当業者に周知の方法により個々の異性体に分離することができる。
Figure 2012517468
合成方法
本発明の化合物は、例えば以下に記載される当業者に周知の方法を用いて製造されてもよい。いくつかの試薬および中間体は当業者に周知である。別の試薬および中間体は市販の物質を用いて製造されてもよい。該化合物の合成の記載に用いられる変数(例えば、番号が付けられた置換基「R」)は、化合物の合成方法を説明するためだけに用いられるよう意図され、請求項または本明細書の別のセクションで用いられる変数と混同するよう意図されるものではない。スキームで用いられる略語は当業者の間で一般的に用いられるものに従うものとする。
以下に示すスキームは中間体および化合物の製造に用いられ得る方法を説明する。
Figure 2012517468
あるいは、反応順序は以下のように変更することもできる。
Figure 2012517468
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(フェニルスルホニル)−,tert−ブチルエステル.
3−シクロヘキシル−2−(2-ホルミル−4−メトキシフェニル)−1H−インドール−6−カルボキシレート(6.00g、13.8mmol)のジオキサン(28.0ml)およびBEMP(7.97mL、27.6mmol)溶液にフェニルビニルスルホン(27.6g、2.21mmol)を加えた。得られた混合物を密閉チューブ内でマイクロ波照射下、120℃で15分間撹拌した。得られた溶液を減圧濃縮した。濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィ(CHCl)で精製することにより表題化合物6.36g(79%)を黄色の油状物として得た。
MS m/z 584 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.18-1.33 (1 H, m), 1.34−1.45 (2 H, m), 1.49-57 (1 H, m), 1.64 (9 H, s.), 1.74−1.82 (2 H, m), 1.90-2.09 (4 H, m), 2.73 (1 H, m,), 3.93 (3 H, s), 4.38 (1 H, broad d), 5.08 (1 H, br. d), 7.09 (1 H, d, J=2.75 Hz), 7.12−7.18 (3 H, m), 7.22 (1 H, d, J=7.45 Hz), 7.30 (1 H, s), 7.48 (1 H, d, J=8.85 Hz), 7.54 (1 H, dd, J=8.55, 1.22 Hz), 7.61 (2 H, m), 7.67 (1 H, d, J=8.55), 8.01 (1 H, s).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−,1,1−ジメチルエチルエステル.1,1−ジメチルエチル 13−シクロヘキシル−3−(メチルオキシ)−6−(トリブチルスタンニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(フェニルスルホニル)−,1,1−ジメチルエチルエステル(1.00g、1.71mmol)を26mLのベンゼンにビス(トリブチルスズ)(2.8mL、5.54mmol)、水素化トリブチルスズ(136μL、0.513mmol)およびトリエチルアミン(1.05mL、7.5mmol)と共に溶解した。溶液に約10分間窒素をスパージし、2,2’−ビスアゾイソブチロニトリル(AIBN)(96mg、0.58mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素下で2時間加熱還流した。反応液を以下のHPLC条件によるLC−MSで分析した:Discovery VPソフトウェアを用いた島津分析HPLC:%A=5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム、%B=95%アセトニトリル、5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0;終了%B=100;グラジエント=3分間;実行時間=10分間;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム=Waters Xterra,3mmx50mm,S7。
反応液に水素化トリブチルスズ(0.45mL、1.7mmol)およびAIBN(95mg、0.58mmol)を加え、反応物を2時間加熱還流し、反応の進行を分析した。AIBN(99mg、0.60mmol)を反応物に加え、タイマーを用い反応物をさらに6時間加熱還流した。反応の進行をLC−MSで分析し、水素化トリブチルスズ(1.0ml、3.8mmol)およびAIBN(97mg、0.59mmol)を加え、混合物を2時間20分間加熱還流した。混合物をLC−MSで分析し、AIBN(97mg、0.59mmol)を混合物に加えた。混合物を窒素下で1時間加熱還流し、冷却し、LC−MSで分析した。揮発性物質を反応液から減圧除去し、混合物をC18パッキング(190gのYMC GEL ODS−A、120A spherical 75 μM)を用いたカラムクロマトグラフィにより精製した。混合物残渣(6.67g、黄色の油状物)を最少量のジクロロメタンに溶解し、溶液を10%ジクロロメタン/アセトニトリルでパックした逆相カラムにアプライした。最初の溶出を10%ジクロロメタン/アセトニトリルで行い、次いで15%ジクロロメタン/アセトニトリルで行った。クロマトグラフィをWhatman MKC18F 逆相1「x3」 200μMの厚さのTLCプレートを用い、15%ジクロロメタン/アセトニトリルで溶出するTLCでもにたーした。この観察はUVランプ(254nm)およびTLCプレートのヨード染色により行った。生成物を含むフラクションを回収し、揮発性物質を減圧除去し、647mg(52%)を淡黄色の泡状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.71 - 0.83 (m, 9 H) 0.85 - 0.96 (m, 3 H) 0.95 - 1.08 (m, 6 H) 1.15 - 1.27 (m, 7 H) 1.27 - 1.49 (m, 11 H) 1.53 (s, 5 H) 1.60 - 1.67 (m, 9 H) 1.68 - 1.82 (m, 2 H) 1.84 - 1.96 (m, 1 H) 1.96 - 2.16 (m, 3 H) 2.74 - 2.91 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.16 - 4.40 (m, 1 H) 4.82 - 5.03 (m, 1 H) 6.72 - 6.90 (m, 2 H) 6.96 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.43 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.66 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.04 (s, 1 H)
LC−MS:島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0;終了%B=100;グラジエント=3分;実行時間=10分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム=Waters Xterra, 3mm x 50mm, S7;保持時間=4.2分.
MS m/z 734(MH+).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−,1,1−ジメチルエチルエステル.1,1−ジメチルエチル 13−シクロヘキシル−3−(メチルオキシ)−6−(トリブチルスタンナニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
アルゴンバブラー、還流冷却器および滴定漏斗を取り付けた三つ口フラスコを火炎乾燥し、アルゴン気流下で冷却した。次いでフラスコにベンゼン(5ml)および7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(フェニルスルホニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル 1(500mg、0.857mmol)をチャージした。得られた混合物をアルゴン下で5分間超音波処理し(酸素を除去するため)、加熱還流した。次いで、水素化トリ−N−ブチルスズ(0.459mL、1.713mmol)および2,2’−アゾビス(2-メチルプロピオニトリル)(52.0mg、0.317mmol)の脱気したベンゼン(5ml)溶液を滴定漏斗から加えた。約30分間かけて約2.5mLのこの溶液を滴下して加え、得られた溶液を還流下で1.5時間加熱した。残っていた溶液をゆっくりと約30分間かけて滴下して加え、さらに1.5時間加熱を続けた。次いで混合物を減圧下でエバポレートし、揮発性物質を除去した。残渣をヘキサンでスラリー化し、シリカゲルbiotageカートリッジにアプライし、100%ヘキサンで平衡化したシリカゲルカラムにロードした。生成物を酢酸エチル−ヘキサン:0−100%、次いで2−98%、次いで5−95%のグラジエントで溶出した。均一なフラクションを合わせ、エバポレートし、黄色の油状物を得た。これを終夜高真空下に置き、表題化合物を粘稠性の黄色の油状物として得た(373mg、57%)。生成物を窒素下で冷蔵保存した。
Figure 2012517468
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−(4−(エトキシカルボニル)−1,3−オキサゾール−2−イル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
1,1−ジメチルエチル 13−シクロヘキシル−3−(メチルオキシ)−6−(トリブチルスタンナニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(266mg、0.36mmol)を3.4mLの1,4−ジオキサンに2ドラム式バイアル内で溶解した。エチル2−クロロオキサゾール−4−カルボキシレート(83.4mg、0.47mmol)を反応液に溶解し、次いでビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(17.7mg、0.025mmol)を加えた。窒素下で反応物をキャップし、油浴中100℃で17時間加熱し、反応物を冷却し、反応の進行をLC−MSで分析した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(10mg、0.014mmol)を反応混合物に加えた。窒素下で混合物をキャップし、100℃でさらに5時間加熱した。反応混合物を減圧濃縮し、シリカゲルに吸着させた残渣をシリカゲルクロマトグラフィ(ジクロロメタンから2%酢酸エチル/ジクロロメタンのグラジエントで溶出)で精製し、233mgの黄色の固形物である生成物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.13 - 1.37 (m, 4 H) 1.37 - 1.44 (m, 4 H) 1.46 - 1.55 (m, 1 H) 1.64 (s, 9 H) 1.68 - 1.81 (m, 2 H) 1.83 - 1.98 (m, 3 H) 1.98 - 2.13 (m, 3 H) 2.74 - 2.88 (m, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.34 - 4.48 (m, 3 H) 5.84 - 6.00 (m, 1 H) 7.00 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.69 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.74 (s, 1 H) 7.82 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 8.21 (s, 1 H) 8.30 (s, 1 H);
LC−MS:島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%メタノール、90%水、0.1%トリフルオロ酢酸;%B=90%メタノール、10%水、0.1%トリフルオロ酢酸;開始%B=0;終了%B=100; グラジエント=3分;実行時間=5分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム=Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10;保持時間=3.4分、MS m/z 583(MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−2−オキサゾリル]−3−メトキシ−.
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−(4−(エトキシカルボニル)−1,3−オキサゾール−2−イル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(109mg、0.19mmol)を2mLの1,2−ジクロロエタンに溶解し、2mLのトリフルオロ酢酸を反応液に加えた。反応液を室温で1.5時間撹拌した。揮発性物質を除去し、生成物を減圧乾燥し、102mgの黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.11 - 1.37 (m, 4 H) 1.42 (t, J=7.02 Hz, 4 H) 1.48 - 1.62 (m, 1 H) 1.77 (d, J=10.07 Hz, 2 H) 1.86 - 2.13 (m, 4 H) 2.73 - 2.90 (m, 1 H) 2.98 - 3.39 (m, 6 H) 3.92 (s, 3 H) 4.30 - 4.53 (m, 3 H) 5.87 - 6.03 (m, 1 H) 7.02 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.09 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.75 (s, 1 H) 7.79 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.24 (s, 1 H) 8.50 (s, 1 H);
LC−MS:島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A= 5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、 5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0; 終了%B=100; グラジエント=2分;実行時間=3分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム= Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10; 保持時間=1.7分、MS m/z 525(MH-).
Figure 2012517468
エチル 2−(13−シクロヘキシル−10−(((ジメチルアミノ)スルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシレート.
エチル2−(13−シクロヘキシル−10−(((ジメチルアミノ)スルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシレート.7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−2−オキサゾリル]−3−メトキシ−(115mg、0.22mmol)を3mlの無水THFに溶解し、1,1’−カルボニルジイミダゾール(61mg、0.38mmol)を混合物に加えた。混合物を窒素下、室温で1時間20分間撹拌し、次いで窒素下で45分間加熱還流した。混合物を冷却し、ジメチルスルファミド(186mg、1.49mmol)を混合物に加え、次いで1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(39μL、0.26mmol)(DBU)を加えた。混合物を窒素下、55℃で16時間加熱した。混合物をジクロロメタンおよび0.1Mモノナトリウムリン酸塩で分液処理した。ジクロロメタン抽出物を0.1Mモノナトリウムリン酸塩で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。揮発性物質を減圧除去し、167mgの黄色の粗生成物を得た。粗生成物の1/2をアセトニトリルおよびメタノールの混合物に溶解し、以下の条件の逆相プレパラティブHPLCで精製した:島津プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェアを使用: %A=10% アセトニトリル、90% 水、0.1% TFA ;%B=90% アセトニトリル、10%水、0.1%TFA;開始%B=50;終了%B=100;グラジエント=12分;実行時間=17分;流速=25ml/分;波長=220nm;カラム= Waters Sunfire 19mm x 100mm.生成物の保持時間=12.25分から17分(溶解性によるテーリング)。25.2mgの無定形の黄色の固形物が得られた。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.18 - 1.30 (m, 2 H) 1.34 - 1.46 (m, 5 H) 1.47 - 1.62 (m, 1 H) 1.70 - 1.85 (m, 2 H) 1.86 - 2.21 (m, 4 H) 2.72 - 2.92 (m, 1 H) 3.07 (s, 6 H) 3.92 (s, 3 H) 4.08 - 4.34 (m, 2 H) 4.41 (q, J=7.22 Hz, 3 H) 5.75 - 5.99 (m, 1 H) 7.02 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.45 - 7.65 (m, 2 H) 7.71 (s, 1 H) 7.89 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.20 (s, 1 H) 8.29 (s, 1 H) 9.36 (s, 1 H);
LC−MS:島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A= 5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、 5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0; 終了%B=100; グラジエント=2分;実行時間=4分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム= Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10; 保持時間=1.9分、MS m/z 631 (MH-)、m/z 633(MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−N−((ジメチルアミノ)スルホニル)−3−メトキシ−6−(4−((3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル)−1,3−オキサゾール−2−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
エチル 2−(13−シクロヘキシル−10−(((ジメチルアミノ)スルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシレート(35.7mg、0.056mmol)を2ドラム式バイアル内において0.6mlのTHFに溶解した。テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(170μL、0.17mmol)を1M メタノール溶液として反応液に加えた。反応液をキャップし、室温で3時間撹拌した。反応液を1N 塩酸およびジクロロメタンで分液処理した。有機相を1N 塩酸で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。物質を濃縮して乾燥させ、減圧乾燥し、さらに精製することなく用いた。加水分解産物(0.056mmol)を1mLのDMFに溶解し、TBTU(39mg、0.12mmol)を加えた。反応液を窒素下、室温で約50分間撹拌し、DMAP(37.9mg、0.31mmol)、次いで3−メチル−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタンジヒドロクロリド(23mg、0.11mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で4時間反応が完了するまで撹拌し、20mLの水を加え、ジクロロメタンで抽出し、有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、50mgの粗生成物を得た。生成物を以下の条件によるPrep HPLCで精製した:島津プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%アセトニトリル,90%水,0.1%TFA%B=90%アセトニトリル,10%水,0.1%TFA;開始%B=30;終了%B=100;グラジエント=12分;実行時間=20分;流速=25ml/分;波長=220nm;カラム=Waters Sunfire 19mm x 100mM, 成物保持時間=6.1分。生成物フラクションを減圧濃縮し、30.5mgの表題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.09 - 1.30 (m, 1 H) 1.31 - 1.61 (m, 3 H) 1.68 - 1.85 (m, 2 H) 1.87 - 2.20 (m, 5 H) 2.26 - 2.44 (m, 2 H) 2.51 - 2.66 (m, 1 H) 2.77 - 2.90 (m, 1 H) 2.91 - 3.01 (m, 3 H) 3.04 (s, 6 H) 3.12 (d, J=11.90 Hz, 1 H) 3.23 (d, J=11.60 Hz, 1 H) 3.78 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 3.94 (s, 3 H) 4.24 (d, J=13.12 Hz, 1 H) 4.43 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 5.01 (d, J=5.80 Hz, 1 H) 5.13 - 5.47 (m, 1 H) 5.85 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 6.02 (s, 1 H) 7.03 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.12 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.25 - 7.32 (m, 1 H) 7.56 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.69 (s, 1 H) 7.88 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 8.18 (s, 1 H) 8.28 (s, 1 H) 8.52 (s, 1 H) 11.72 (s, 1 H);
LC−MS:島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=5%アセトニトリル、 95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95% アセトニトリル、5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0; 終了%B=100; グラジエント=2分;実行時間=3分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム= Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10 保持時間=1.7分、MS m/z 711 (MH )、 m/z 713(MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−N−((ジメチルアミノ)スルホニル)−3−メトキシ−6−(4−((3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル)−1,3−オキサゾール−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
13−シクロヘキシル−N−((ジメチルアミノ)スルホニル)−3−メトキシ−6−(4−((3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル)−1,3−オキサゾール−2−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド(26.5mg、0.037mmol)を1mLのTHFに溶解し、0.3mLのメタノール、次いで10mgの10%パラジウム炭素を加えた。反応物を1気圧(バルーン)の水素下に置き、室温で18時間撹拌した。Celiteプラグを通して反応物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。揮発性物質を濾液から減圧除去し、残渣をアセトニトリルに溶解し、以下の条件によるPrep HPLCで精製した:島津プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%アセトニトリル,90%水,0.1%TFA、%B=90%アセトニトリル,10%水,0.1%TFA; 開始%B=30;終了%B=100;グラジエント=12分;実行時間=17分;流速= 25ml/分;波長=220nm;カラム=Waters Sunfire 19mm x 100mM、生成物保持時間=5.3 分。表題化合物をTFA塩として単離した(17.6mg)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.20 - 1.33 (m, 1.1H) 1.33 - 1.54 (m, 2.1 H) 1.65 (t, J=10.99 Hz, 1.1 H) 1.74 - 1.86 (m, 1.9 H) 1.89 - 2.11 (m, 5.6 H) 2.11 - 2.44 (m, 3.0H) 2.71 - 2.86 (m, 3.2 H) 2.87 - 2.98 (m, 2.9 H) 2.98 - 3.10 (m, 7.7 H) 3.08 - 3.45 (m, 6.1 H) 3.72 - 3.83 (m, 0.9 H) 3.82 - 3.93 (m, 3.1 H) 3.92 - 4.00 (m, 0.8 H) 4.05 (dd, J=14.80, 5.65 Hz, 0.8 H) 4.55 - 5.12 (m, 2.6 H) 5.60 (d, J=12.82 Hz, 0.3 H) 6.64 - 7.12 (m, 2.0 H) 7.29 - 7.62 (m, 1.8 H) 7.77 - 7.97 (m, 1.2 H) 7.97 - 8.43 (m, 1.2 H) 8.55 - 9.33 (m, 0.7 H) 11.70 (s, 0.5 H).
LC−MS:島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0;終了%B=100;グラジエント=3分;実行時間=5分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム=Gemini 4.6mm x 50mm S5; 保持時間=2.2分、MS m/z 715(MH+)、 m/z 713(MH-).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[2−(メトキシカルボニル)−3−チエニル]−,1,1−ジメチルエチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−,1,1−ジメチルエチルエステル(140mg、0.19mmol)を2mLの1,4−ジオキサンにメチル3−ブロモチオフェン−2−カルボキシレート(79mg、0.36mmol)と共に2ドラム式バイアル内において溶解した。混合物にビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムジクロリド(9.2mg、0.013mmol)を加えた。窒素下で反応物をキャップし、100℃で4.5時間加熱した。反応物を冷却し、0.45μMナイロンシリンジフィルターを通して濾過し、揮発性物質を減圧除去し、226mgの黄色の油状物を得た。表題化合物をシリカゲルクロマトグラフィ(30%ヘキサン/ジクロロメタンで溶出)で精製し、73mg(66%)の生成物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.92 (t, J=7.32 Hz, 2 H) 1.24 - 1.44 (m, 6 H) 1.57 (s, 9 H) 1.58 - 1.71 (m, 2 H) 1.77 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.85 - 1.99 (m, 1 H) 2.00 - 2.17 (m, 3 H) 2.83 - 2.93 (m, 1 H) 3.82 (s, 3 H) 3.88 (s, 3 H) 4.71 (s, 1 H) 5.10 (s, 1 H) 6.80 (s, 1 H) 6.83 (d, J=4.88 Hz, 1 H) 6.90 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.01 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.40 (d, J=5.19 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.63 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.82 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.88 (s, 1 H);
LC−MS:島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%メタノール、90%水、0.1%トリフルオロ酢酸;%B=90%メタノール、10%水、0.1%トリフルオロ酢酸;開始%B=0; 終了%B=100; グラジエント=2分;実行時間=5分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム= Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10; 保持時間=2.95分、MS m/z 584(MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、6−(2−カルボキシ−3−チエニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−,10−(1,1−ジメチルエチル)エステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[2−(メトキシカルボニル)−3−チエニル]−,1,1−ジメチルエチルエステル(65mg、0.11mmol)を2ドラム式バイアル内において1mLのTHFに溶解した。この溶液に1.0M テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(0.33mL、0.33mmol)/メタノールを加えた。この溶液をキャップし、室温で3時間撹拌し、HPLCでモニターした。さらに1.0M テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(0.10mL,0.1mmol)/メタノールを反応液に加え、反応液をキャップした状態でさらに21時間、室温で撹拌した。反応液をジクロロメタンおよび0.1Mクエン酸で分液処理した。水相をジクロロメタンで抽出し、有機抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥した。揮発性物質を減圧除去し、72mgの粗生成物を得た。
LC−MS: 島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0; 終了%B=100;グラジエント=3分;実行時間=5分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム=Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10; 保持時間=2.50分、MS m/z 570(MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[2−[(ジエチルアミノ)カルボニル]−3−チエニル]−3−メトキシ−,1,1−ジメチルエチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、6−(2−カルボキシ−3−チエニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−,10−(1,1−ジメチルエチル)エステル(36mg、0.063mmol)を0.7mLの無水DMFに溶解し、TBTU(36.5mg、0.114mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素下でキャップし、室温で1.5時間撹拌した。DMAP(29mg、0.24mmol)を反応液に溶解し、ジエチルアミン(26μL、0.25mmol)を加えた。窒素雰囲気下において反応液をキャップし、21時間、室温で撹拌した。反応液に15mLの水を加え、水性の懸濁液をジクロロメタンで抽出した。有機相を0.1Mクエン酸、水で順に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、琥珀色の油状物を得た。
LC−MS: 島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%メタノール、90%水、0.1%トリフルオロ酢酸;%B=90%メタノール、10%水、0.1%トリフルオロ酢酸;開始%B=50; 終了%B=100;グラジエント=5分;実行時間=6分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム= Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10; 保持時間=4.64分、MS m/z 625(MH+)、647(M+Na)+.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[2−[(ジエチルアミノ)カルボニル]−3−チエニル]−3−メトキシ−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[2−[(ジエチルアミノ)カルボニル]−3−チエニル]−3−メトキシ−,1,1−ジメチルエチルエステル(39mg、0.06mmol)を1mLの1,2−ジクロロエタンに溶解し、1mLのトリフルオロ酢酸を加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、揮発性物質を減圧除去した。反応生成物を繰り返しベンゼンに溶解し、揮発性物質を減圧除去して残存TFAの除去を補助した。重量39mgの生成物を無定形の固形物として得た。
LC−MS: 島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0; 終了%B=100;グラジエント=3分;実行時間=5分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム= Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10; 保持時間=2.31分、MS m/z 569(MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[2−[(ジエチルアミノ)カルボニル]−3−チエニル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[2−[(ジエチルアミノ)カルボニル]−3−チエニル]−3−メトキシ−(36.7mg、0.064mmol)をTHF(1ml)に溶解し、カルボニルジイミダゾール(19mg、0.117mmol)を反応液に加えた。窒素雰囲気下、反応液を室温で1.5時間撹拌した。反応液を60℃で1.5時間加熱し、冷却し、ジメチルスルファミド(55mg、0.444mmol)、次いでDBU(13.3μL、0.089mmol)を加えた。反応液を窒素下でキャップし、65℃から70℃で終夜加熱した。反応液を冷却し、ジクロロメタンおよび1N 塩酸水溶液で分液処理した。水相をジクロロメタンで逆抽出し、有機層を合わせ、1N 塩酸水溶液、0.1M NaHPOで順に洗浄した。ジクロロメタン層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、揮発性物質 を減圧除去し、47mgを褐色の膜状物質として得た。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5μM 19mm x 100mmカラムを用いて(SPD−10AV UV−Vis検出器により波長220nmでモニター)精製した。溶出条件は、流速25mL/分、50%溶媒A/50%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント(グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒系)である。生成物を含むフラクションから溶媒を減圧除去し、18.1mgの無定形の黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.53 (br.s, 3 H) 0.96 (br.s, 3 H) 1.04 - 1.44 (m, 4 H) 1.51 (d, J=10.07 Hz, 1 H) 1.78 (d, J=9.46 Hz, 2 H) 1.88 - 2.13 (m, 4 H) 2.40 - 2.52 (m, 1 H) 2.80 - 2.97 (m, 3 H) 3.05 (s, 6 H) 3.57 (br.s, 1 H) 3.89 (s, 3 H) 4.49 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 5.20 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 6.93 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 6.98 (s, 1 H) 7.02 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.11 (d, J=5.19 Hz, 1 H) 7.38 (d, J=4.88 Hz, 1 H) 7.41 - 7.52 (m, 2 H) 7.86 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.01 (s, 1 H) 9.18 (s, 1 H); LC−MS保持時間 2.19分; 673 m/z (MH-).
LCデータは、Waters Xterra MS 7uC18 3.0x50mmカラムを装着した島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(SPD−10AV UV−Vis検出器により波長220nmでモニター)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分(溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウム)である。MSデータはエレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformで記録した。
Figure 2012517468
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(2−(4−モルホリニルカルボニル)−3−チエニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
2ドラム式バイアル内で、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、6−(2−カルボキシ−3−チエニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−、10−(1,1−ジメチルエチル)エステル(33.7mg、0.059mmol)およびO−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(34.2mg、0.106mmol)をDMF(0.7ml)に溶解し、透明な黄色の溶液を得た。窒素雰囲気下で反応液をキャップし、室温で1時間20分間撹拌した。DMAP(28.9mg、0.237mmol)を室温で上の溶液に溶解し、モルホリン(10.5μl、0.121mmol)を加えた。窒素雰囲気下で反応液をキャップし、室温で2日間撹拌した。反応液を15mLの水に注いだ。淡黄色の沈殿が生じた。ジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタン溶液を0.1Mクエン酸水溶液で洗浄し、ジクロロメタンで逆抽出した。ジクロロメタン相を合わせ、1x水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。揮発性物質を減圧除去し、45mgの表題化合物を黄色の油状物として得た。
LC−MS: 島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%メタノール、90%水、0.1%トリフルオロ酢酸;%B=90%メタノール、10%水、0.1%トリフルオロ酢酸;開始%B=50;終了%B=100;グラジエント=6分;実行時間=6分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム= Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10; 保持時間=4.38分、MS m/z 639(MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(2−(4−モルホリニルカルボニル)−3−チエニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸.
2ドラム式バイアル内で、tert−ブチル 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(2−(4−モルホリニルカルボニル)−3−チエニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(37.7mg、0.059mmol)を1,2−ジクロロメタン(1ml)およびTFA(1mL、12.98mmol)に溶解した。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で1.5時間撹拌した。洗浄にベンゼンを用い、反応液を25mLのナシフラスコに移した。揮発性物質を減圧除去した。生成物をベンゼンに溶解し、微量のTFAを除去するためにロータリーエバポレートした。41mgの表題化合物を黄褐色の膜状物質として得た。LC−MSで生成物を確認し、さらに精製することなく次に用いた。
LC−MS: 島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A= 5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、 5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0; 終了%B=100; グラジエント=3分;実行時間=5分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム=Waters Xterra, 3mm x 50mm, S7、保持時間=1.73 分、MS m/z 583(MH+)、 m/z 581(M-H)
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−N−(ジメチルスルファモイル)−3−メトキシ−6−(2−(4−モルホリニルカルボニル)−3−チエニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
2ドラム式バイアル内で、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(2−(4−モルホリニルカルボニル)−3−チエニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸(38mg、0.065mmol)を1mLの無水THFに溶解し、CDI(19.03mg、0.117mmol)を反応液に加えた。窒素雰囲気下で反応液をキャップし、室温で約1時間撹拌した。窒素下、キャップした状態で反応液を65℃で1時間加熱し、室温に冷却し、N,N−ジメチルスルファミド(44.3mg、0.357mmol)、次いでDBU(13.8μl、0.092mmol)を反応液に加えた。反応液をキャップし、窒素下、65℃で終夜加熱した。この一部分をLC−MSで分析したところ、反応が不完全であることが示された。反応液にさらにジメチルスルファミド(19mg、0.153mmol)およびDBU(13.8μL、0.092mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、69℃で3.25時間加熱した。反応液をLC−MSで分析したところ、反応が完了したことが示された。反応液をジクロロメタンおよび1N塩酸水溶液で分液処理した。水層をジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせ、1N塩酸水溶液、次いで0.1Mリン酸二水素ナトリウム(NaHPO)で順に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。揮発性物質を減圧除去し、黄色の油状物/膜状物質を得た。粗表題化合物を室温で終夜減圧乾燥した。重量43mgの粗生成物を黄色/褐色の固形物として得た。これをアセトニトリルおよびDMFの混合物に溶解し、以下の条件による逆相クロマトグラフィで精製した:島津プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェア使用、%A=10% アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA:開始%B=50; 終了%B=100;グラジエント=15分;実行時間=25分;流速=25ml/分;波長=220nm;カラム= Waters Sunfire 19mm x 100mm(生成物の回収時間=9.72分から10.49分)。生成物フラクションから揮発性物質 を減圧除去し、14.2mgの表題化合物を黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.17 - 1.30 (m, 1 H) 1.32 - 1.50 (m, 2 H) 1.55 (d, J=11.29 Hz, 1 H) 1.78 (d, J=10.99 Hz, 2 H) 1.90 - 2.16 (m, 4 H) 2.42 - 2.58 (m, 1 H) 2.60 - 2.86 (m, 4 H) 2.85 - 2.94 (m, 2 H) 2.95 - 3.04 (m, 2 H) 3.06 (s, 6 H) 3.10 - 3.30 (m, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.56 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 5.09 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 6.87 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.05 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.08 (d, J=4.88 Hz, 1 H) 7.45 (d, J=4.88 Hz, 1 H) 7.47 - 7.54 (m, 2 H) 7.83 (s, 1 H) 7.91 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 9.59 (s, 1 H).
LC−MS: 島津分析HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=5%アセトニトリル、95%水、10mmol酢酸アンモニウム;%B=95%アセトニトリル、5%水、10mmol酢酸アンモニウム;開始%B=0; 終了%B=100;グラジエント=3分;実行時間=4分;流速=5ml/分;波長=220nm;カラム=Waters Xterra, 3mm x 50mm, S7. 保持時間=2.05分、MS m/z 689 (MH+)、 m/z 687 (M-H)
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−2−(メチルチオ)−5−チアゾリル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(203mg、0.277mmol)を1,4−ジオキサン(2.7ml)に、2−5mLの先細にしたマイクロ波管内でマグネティックスターラーバーを用いて溶解した。反応液にエチル 5−ブロモ−2−(メチルチオ)チアゾール−4−カルボキシレート(171mg、0.606mmol)、およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(14.9mg、0.021mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、100℃で17.5時間加熱した。反応液のHPLC分析により、45%の開始物質しか変換されていないことが示された。さらに触媒ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(5.7mg)を加え、窒素雰囲気下、反応液を110℃で23時間加熱した。揮発性物質を減圧下で反応混合物から除去し、粗反応混合物を8mlのDMF/アセトニトリル混合物に溶解し、2mLインジェクションを4回行うことによる逆相HPLCで精製した。試料を島津高圧液体クロマトグラフィ(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10AオートサンプラーおよびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリルおよびDMFに溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5μM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器(検出波長220nm)でモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、グラジエント40% 溶媒A/60% 溶媒Bから0% 溶媒A/100% 溶媒B、グラジエント15分、実行時間30分、%A=10% アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=、10%水、0.1%TFA溶媒系である(生成物保持時間=26.6分)。生成物フラクションから揮発性物質を中温加熱設定のスピードバックを用いて減圧除去した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.16 - 1.26 (m, 1 H) 1.30 (t, J=7.02 Hz, 3 H) 1.33 - 1.56 (m, 3 H) 1.60 (s, 10 H) 1.63 - 1.83 (m, 5 H) 1.94 (br.s, 1 H) 1.98 - 2.16 (m, 3 H) 2.71 (s, 3 H) 2.82 - 2.92 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.28 (q, J=7.02 Hz, 2 H) 4.53 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 5.52 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 6.98 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.03 (dd, J=8.85, 2.75 Hz, 1 H) 7.49 - 7.54 (m, 2 H) 7.65 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.13 (d, J=1.22 Hz, 1 H).
LC−MS保持時間 3.08分; 645m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10μ C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
下に示すスキームは、中間体および化合物の製造に用いられ得る方法を説明する。
Figure 2012517468
Figure 2012517468
10−(tert−ブトキシカルボニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−カルボン酸.
10−(1,1−ジメチルエチル) 6−メチル 13−シクロヘキシル−3−(メチルオキシ)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6,10−ジカルボキシレート(5.53g、11.02mmol)をTHF(70ml)に加熱して溶解し、溶解性を保つためにDMF(20ml)を加え、室温に冷却し、1.0M テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(33.1mL、33.1mmol)/メタノールを加えた。室温で2時間反応液を撹拌し、0.1N 塩酸水溶液、次いで0.1M NaHPO水溶液を加えた。相を分離し、有機層を1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液で順に洗浄した。酢酸エチル(1x)を用いて逆抽出した。酢酸エチルフラクションを合わせ、0.1M NaHPOおよびブラインで順に洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、明黄色の固形物を得た。生成物を室温で減圧下し、5.21g(97%)を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.12 - 1.28 (m, 2 H) 1.28 - 1.45 (m, 2 H) 1.46 - 1.60 (m, 2 H) 1.63 (s, 9 H) 1.66 - 1.96 (m, 4 H) 1.96 - 2.16 (m, 3 H) 2.76 - 2.84 (m, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.18 (br.s., 1 H) 5.66 (br.s, 1 H) 7.00 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.65 - 7.71 (m, 1 H) 7.82 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.93 (s, 1 H) 8.22 (s, 1 H). LC−MS保持時間 1.47分; 486 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7uC18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒B、グラジエント時間2分、ホールド時間1分、分析時間3分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(メトキシカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
10−(tert−ブトキシカルボニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−カルボン酸(1.00g、2.051mmol)をDMF(10ml)に溶解し、炭酸カリウム(0.624g、4.51mmol)、次いでメチルイソシアノアセテート(0.24mL、2.64mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で約5分間撹拌し、次いで0℃に冷却した。ジフェニルホスホリルアジド(0.5mL、2.320mmol)を10分間かけて反応液にゆっくりと加えた。窒素雰囲気下、反応液を0℃で撹拌し、一晩かけてゆっくりと室温に昇温させた。反応液を100mlのベンゼン/酢酸エチル(1:1)で希釈し、水で洗浄した。水層を酢酸エチルで逆抽出した。有機抽出物を合わせ、0.1Mクエン酸水溶液、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、次いでブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。これを濾過し、揮発性物質を減圧除去した。43.4gのシリカゲルスラリー(5%酢酸エチル/ジクロロメタンでパック)によるクロマトグラフィで精製した(溶出:5%酢酸エチル/ジクロロメタン)。純粋な生成物を含むフラクションを合わせ、揮発性物質を減圧除去し、215mgの黄色の無定形の結晶を得た。より低純度のフラクションも合わせ、さらに189mgの生成物を92%以上の純度で得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.11 - 1.29 (m, 2 H) 1.30 - 1.48 (m, 3 H) 1.57 (s, 2 H) 1.61 (s, 10 H) 1.69 - 1.80 (m, 2 H) 1.86 - 1.98 (m, 1 H) 1.99 - 2.13 (m, 4 H) 2.76 - 2.90 (m, 1 H) 3.92 (s, 3 H) 3.98 (s, 3 H) 4.47 (d, J=12.82 Hz, 1 H) 5.84 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 7.02 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.65 - 7.71 (m, 1 H) 7.82 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.87 (s, 1 H) 8.08 (s, 1 H) 8.16 (s, 1 H). LC−MS保持時間 2.75分; m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7uC18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間0分、分析時間3分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
5−(10−(tert−ブトキシカルボニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボン酸.
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(メトキシカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(205mg、0.360mmol)をTHF(3.0ml)に溶解し、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(1.1mL、1.100mmol)(1.0M/メタノール)を反応液に加えた。反応液をキャップし、室温で2時間撹拌した。0.1M NaHPO水溶液、次いで0.1N 塩酸水溶液を反応液に加えた。生成物を酢酸エチルで抽出し、有機相を0.1N塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液、ブラインで順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。生成物の溶液を濾過し、溶媒を除去し、減圧乾燥し、191mgの黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.77 - 0.94 (m, 1 H) 1.12 - 1.31 (m, 3 H) 1.30 - 1.59 (m, 5 H) 1.62 (s, 9 H) 1.76 (d, J=11.29 Hz, 2 H) 1.87 - 2.18 (m, 4 H) 2.76 - 2.90 (m, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.45 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 6.03 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 7.03 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.68 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.82 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.91 (s, 1 H) 8.21 (d, J=5.80 Hz, 2 H). LC−MS保持時間:1.86分; m/z 553 (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
5−(10−(tert−ブトキシカルボニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボン酸(185mg、0.334mmol)をDMF(3.2ml)に溶解し、O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラ−メチルウロニウムテトラフルオロボレート(193mg、0.600mmol)を加えた。反応液をキャップし、室温で25分間撹拌し、DMAP(163mg、1.334mmol)を反応液に溶解し、モルホリン(0.058mL、0.667mmol)を加えた。反応液をキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を30mlの水に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を0.1Mクエン酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液で順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。試料を濾過し、揮発性物質を除去し、試料を減圧乾燥し、227mgの無定形の橙色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.16 - 1.50 (m, 7 H) 1.53 - 1.61 (m, 6 H) 1.62 (s, 10 H) 1.76 (d, J=10.38 Hz, 2 H) 1.83 - 2.15 (m, 5 H) 3.40 - 3.84 (m, 7 H) 3.83 - 3.95 (m, 5 H) 4.40 (d, J=11.60 Hz, 1 H) 5.64 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 6.97 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.05 (dd, J=8.39, 2.59 Hz, 1 H) 7.50 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.53 (s, 1 H) 7.65 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.77 - 7.86 (m, 2 H) 7.97 - 8.04 (m, 1 H) 8.10 (s, 1 H). LC−MS保持時間 2.64分;m/z 624 (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間2分、分析時間5分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸.
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(203mg、0.325mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)に溶解し、TFA(3mL、38.9mmol)を加えた。窒素雰囲気下、25℃で2時間反応液をキャップした。反応液の揮発性物質を減圧除去し、残渣を80mLの酢酸エチルに加熱して溶解した。溶液を1N 塩酸水溶液(2x40ml)、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。生成物の溶液を濾過し、揮発性物質を除去し、試料を室温で終夜減圧乾燥し、179mg(97%)の黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.74 - 1.03 (m, 4 H) 1.06 - 1.31 (m, 6 H) 1.32 - 1.50 (m, 3 H) 1.56 (d, J=9.16 Hz, 2 H) 1.77 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.86 - 2.18 (m, 5 H) 2.83 - 2.91 (m, 1 H) 3.60 (s, 3 H) 3.64 - 3.89 (m, 4 H) 3.88 - 3.93 (m, 4 H) 3.95 - 4.08 (m, 1 H) 4.43 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 5.64 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 6.99 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.48 - 7.56 (m, 2 H) 7.85 - 7.94 (m, 2 H) 8.15 (s, 1 H). LC−MS保持時間1.65分; 568 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−N−(ジメチルスルファモイル)−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
2ドラム式バイアル内で、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸(40mg、0.070mmol)をTHF(1ml)に溶解し、CDI(23.8mg、0.147mmol)を反応液に加えた。溶液を窒素雰囲気下、キャップし、室温で1時間撹拌した。次いで反応液を60℃で1時間加熱し、冷却し、N,N−ジメチルスルファミド(46.5mg、0.375mmol)、次いでDBU(0.014mL、0.092mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、60℃で終夜(16時間)加熱した。反応をHPLCでモニターし、さらにN,N−ジメチルスルファミド(22.9mg、0.184mmol)およびDBU(0.015mL、0.099mmol)を加え、反応液を窒素雰囲気下、70℃で5時間加熱した。反応混合物を1N 塩酸水溶液およびジクロロメタンで分液処理した。有機相を1N 塩酸水溶液、0.1M NaHPOで順に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、46mgの粗生成物を得た。表題化合物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間12分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.05 - 1.28 (m, 1.2 H) 1.29 - 1.62 (m, 3.7 H) 1.64 - 1.84 (m, 4.0 H) 1.84 - 2.20 (m, 4.6 H) 2.47 (d, J=14.04 Hz, 0.1 H) 2.78 - 2.88 (m, 1.1 H) 3.04 (s, 5.9 H) 3.10 (s, 0.9 H) 3.35 - 3.89 (m, 9.0 H) 3.91 (s, 3.0 H) 4.09 (s, 0.4 H) 4.18 (d, J=1.83 Hz, 0.9 H) 4.41 (d, J=15.56 Hz, 0.9 H) 4.55 (d, J=16.48 Hz, 0.1 H) 5.59 (d, J=14.95 Hz, 0.9 H) 6.62 (d, J=14.34 Hz, 0.1 H) 6.97 (d, J=2.44 Hz, 1.0 H) 7.07 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1.0 H) 7.27 - 7.36 (m, 0.3 H) 7.46 - 7.54 (m, 1.9 H) 7.59 (d, J=8.55 Hz, 0.9 H) 7.75 (d, J=7.93 Hz, 0.1 H) 7.82 (s, 1.0 H) 7.87 (d, J=8.54 Hz, 0.9 H) 8.15 (s, 0.1 H) 8.28 - 8.35 (m, 0.2 H) 8.44 (s, 0.9 H) 8.94 (d, J=9.16 Hz, 0.1 H) 9.43 (s, 0.9 H) 9.88 (s, 0.1 H) 12.11 (s, 0.1 H). LC−MS保持時間 1.40分; 672 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間2分、ホールド時間1分、分析時間3分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸(40.8mg、0.072mmol)をTHF(1ml)に溶解し、CDI(26mg、0.160mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で50分間撹拌し、油浴中60℃で1.5時間加熱した。反応液を冷却し、プロパン−2−スルホンアミド(46mg、0.373mmol)、次いでDBU(0.022mL、0.144mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、65℃で終夜(16時間)加熱した。反応液をジクロロメタンおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。有機層を1N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液で順に洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧除去し、50mgの無定形の黄色の固形物を得た。表題化合物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間12分、実行時間15分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。溶媒を除去し、減圧下で乾燥し、28.3mgの黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.15 - 1.28 (m, 1.2 H) 1.29 - 1.60 (m, 10.9 H) 1.59 - 1.85 (m, 6.7 H) 1.86 - 2.15 (m, 4.7 H) 2.78 - 2.87 (m, 1.0 H) 3.37 - 3.50 (m, 1.4 H) 3.51 - 3.89 (m, 7.3 H) 3.91 (s, 3.3 H) 4.02 - 4.12 (m, 1.5 H) 4.15 - 4.26 (m, 0.9 H) 4.42 (d, J=13.73 Hz, 0.9 H) 4.54 (d, J=15.26 Hz, 0.1 H) 5.54 (d, J=14.65 Hz, 0.9 H) 6.57(d, J=14.04Hz, 0.1H) 6.97 (d, J=2.44 Hz, 0.9 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1.0 H) 7.28 - 7.35 (m, 0.3 H) 7.48 - 7.54 (m, 2.0 H) 7.62 - 7.67 (m, 1.0 H) 7.75 (d, J=7.93 Hz, 0.1 H) 7.82 (s, 1.0 H) 7.87 (d, J=8.55 Hz, 1.0 H) 8.21 (s, 0.9 H) 8.31 (s, 0.2 H) 8.48 (s, 1.0 H) 8.94 (d, J=9.15 Hz, 0.1 H) 9.46 (s, 0.9 H) 9.86 (s, 0.1 H). LC−MS保持時間 1.26分; 671 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間2分、ホールド時間1分、分析時間3分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−N−(4−モルホリニルスルホニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸(40.8mg、0.072mmol)をTHF(1ml)に溶解し、CDI(26mg、0.160mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で50分間撹拌し、次いで油浴中60℃で1.5時間加熱した。反応液を冷却し、プロパン−2−スルホンアミド(46mg、0.373mmol)、次いでDBU(0.022mL、0.144mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、65℃で終夜(16時間)撹拌した。反応液をジクロロメタンおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。有機層を1N 塩酸水溶液、0.1M NaHPOで順に洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧除去し、50mgの無定形の黄色の固形物を得た。表題化合物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間12分、実行時間15分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。溶媒を除去し、減圧乾燥し、28.3mgの黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.15 - 1.28 (m, 1.3 H) 1.30 - 1.46 (m, 2.4 H) 1.48 - 1.61 (m, J=16.48 Hz, 1.2 H) 1.77 (d, J=9.77 Hz, 2.3 H) 1.87 - 2.15 (m, 4.8 H) 2.22 - 2.52 (m, 4.6 H) 2.78 - 2.90 (m, 1.1 H) 3.37 - 3.72 (m, 8.9 H) 3.76 (s, 6.2 H) 3.80 - 3.89 (m, 3.2 H) 3.91 (s, 3.6 H) 4.08 (s, 0.3 H) 4.13 - 4.23 (m, 1.0 H) 4.42 (d, J=13.73 Hz, 0.9 H) 4.65 (d, J=14.95 Hz, 0.1 H) 5.55 (d, J=14.04 Hz, 1.0 H) 6.97 (d, J=2.44 Hz, 1.0 H) 7.07 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1.0 H) 7.27 - 7.33 (m, 0.2 H) 7.38 (s, 0.1 H) 7.46 - 7.55 (m, 2.0 H) 7.60 (d, J=9.77 Hz, 1.0 H) 7.78 (d, J=8.24 Hz, 0.1 H) 7.83 (s, 1.0 H) 7.87 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.07 (s, 0.1 H) 8.10 (d, J=4.27 Hz, 0.1 H) 8.31 (d, J=8.54 Hz, 0.1 H) 8.42 (s, 0.9 H) 8.94 (d, J=9.16 Hz, 0.1 H) 9.55 (s, 0.9 H) 9.60 (s, 0.1 H). LC−MS保持時間 1.63分;714 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−N−(シクロプロピルスルホニル)−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(4−(4−モルホリニルカルボニル)−1,3−オキサゾール−5−イル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸(40mg、0.070mmol)をTHF(1ml)に溶解し、CDI(26mg、0.160mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で1時間50分撹拌し、次いで油浴中65℃で1時間10分加熱した。反応液を冷却し、シクロプロパンスルホンアミド(48mg、0.396mmol)、次いでDBU(0.022mL、0.146mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、68℃で終夜(18時間)加熱した。反応液をジクロロメタンおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。有機層を1N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液で分液処理した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧除去し、62mgの無定形の黄色の固形物を得た。表題化合物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。溶媒を除去し、減圧乾燥し、30.8mgの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.99 - 1.28 (m, 4.0 H) 1.29 - 1.45 (m, 3.9 H) 1.47 - 1.68 (m, 7.9 H) 1.75 (m, 2.3 H) 1.84 - 2.17 (m, 4.5 H) 2.77 - 2.88 (m, 1.0 H) 3.14 - 3.23 (m, 1.2 H) 3.33 - 3.89 (m, 8.3 H) 3.91 (s, 3.3 H) 4.09 (s, 0.5 H) 4.17 (s, 0.9 H) 4.42 (d, J=14.34 Hz, 0.9 H) 5.54 (d, J=15.56 Hz, 0.9 H) 6.60 (d, 0.1 H) 6.97 (d, J=2.44 Hz, 1.0 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1.0 H) 7.27 - 7.35 (m, 0.3 H) 7.49 (s, 1.0 H) 7.52 (d, J=8.85 Hz, 1.0 H) 7.64 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1.0 H) 7.75 (d, J=7.94 Hz, 0.2 H) 7.82 (s, 1.0 H) 7.87 (d, J=8.55 Hz, 1.0 H) 8.21 (s, 0.1 H) 8.31 - 8.36 (m, 0.3 H) 8.43 (d, J=1.53 Hz, 1.0 H) 8.95 (d, J=9.16 Hz, 0.2 H) 9.61 (s, 1.0 H) 9.82 (s, 0.1 H). LC−MS保持時間 1.59分; 669 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
下に示すスキームは、中間体および化合物の製造に用いられ得る方法を説明する。
Figure 2012517468
中間体および化合物の合成に用いられ得る方法論における改変は、下のスキームにより示される。
Figure 2012517468
さらに中間体および化合物の合成に用いられ得る方法論におけるさらなる改変は、下のスキームにより示される。
Figure 2012517468
Figure 2012517468
tert−ブチル 6−アセチル−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
20mlのマイクロ波管内で、tert−ブチル 3−シクロヘキシル−2−(2-ホルミル−4−メトキシフェニル)−1H−インドール−6−カルボキシレート(2g、4.61mmol)のジオキサン(9.2ml)懸濁液に2−tert−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−ジ−メチルペルヒドロジアザホスホリン(2.00mL、6.92mmol)を加え、次いでブタ−3−エン−2−オン(0.756mL、9.23mmol)を加えた。この不均一な反応液を窒素下においてキャップし、マイクロ波照射により120℃で40分間加熱した。この反応を上記のスケールにおいて2回以上繰り返し、最後はジオキサン(11.5ml)に溶解したtert−ブチル 3−シクロヘキシル−2−(2-ホルミル−4−メトキシフェニル)−1H−インドール−6−カルボキシレート(2.51g、5.79mmol)を用い、BEMP(2.5ml、8.64mmol)、次いでブタ−3−エン−2−オン(0.95ml、11.46mmol)を加えた。各反応セグメントに関し、その次の順序のものがマイクロ波照射されている間にワークアップを行った。ワークアップは、250mlの分液漏斗により、反応液を酢酸エチルおよび1N 塩酸水溶液で分液処理して行った。水相は酢酸エチルで逆抽出し、有機相を合わせ、1N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO、およびブラインで順に洗浄した。次いで、硫酸マグネシウムを含んだ1Lの三角フラスコ内で溶液を先のワークアップによる産物と合わせた。これを濾過し、揮発性物質を除去し、室温で終夜減圧乾燥し、10.67gの黄−橙色の泡状物質を得た。ジクロロメタンを用いて粗生成物を25gのシリカゲルに吸着させ、揮発性物質を減圧除去した。299gのシリカゲルスラリー(20%酢酸エチル/ヘキサンでパック、20%酢酸エチル/ヘキサンで溶出)によるクロマトグラフィを行った。純粋な生成物を含むクロマトグラフィのフラクションを合わせ、溶媒を減圧除去した。残渣をベンゼンに溶解し、減圧除去し、残存した微量の酢酸エチルの除去を補助した。黄色の泡状物質/無定形の固形物である表題化合物を室温で終夜減圧乾燥し、6.83g(71.7%)を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.12 - 1.29 (m, 1 H) 1.30 - 1.61 (m, 4 H) 1.64 (s, 10 H) 1.67 - 2.00 (m, 4 H) 1.98 - 2.19 (m, 3 H) 2.43 (s, 3 H) 2.75 - 2.87 (m, 1 H) 3.85 - 4.01 (m, 4 H) 5.86 (s, 1 H) 7.00 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.11 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.35 (s, 1.8 H, ベンゼン) 7.69 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.82 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 8.24 (s, 1 H). LC−MS保持時間 3.28分; m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、30%溶媒A/70%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間1分、分析時間6分、溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸である。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−プロパン酸、13−シクロヘキシル−10−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−3−メトキシ−ベータ−オキソ−、エチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、6−アセチル−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(2.50g、5.15mmol)のTHF(15.0ml)溶液に1M LHMDS(5.41mL、5.41mmol)のTHF溶液を−78℃で加え、15分間撹拌した。シアノギ酸エチル(0.510mL、5.15mmol)を得られた溶液に−78℃で加え、撹拌を30分間続けた。飽和NHCl(50ml)水溶液を加え、水層をCHCl(2x50ml)で抽出した。有機相をNaSOで乾燥し、濾過し、減圧濃縮した。濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィ(2:1 塩化メチレン:ヘキサン)で精製し、表題化合物(1.75g、61%)を黄色の油状物として得た。
MS m/z 558 (MH+).
上記の反応と同様にして先に反応を行い、開始物質である7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、6−アセチル−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステルが残存していたので、反応物を以下の条件で分離した:この工程は、tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(目的生成物)の開始物質ケトン、tert−ブチル 6−アセチル−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレートからの分離についての記載である。物質の推定総重量は2.6gである。3.9gの試料混合物(橙色の油状物)をジクロロメタンに溶解し、10gのシリカゲルに吸着させた。ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を減圧除去した。シリカゲルに吸着させた試料を294gのシリカゲルカラム(30% ジエチルエーテル/ヘキサンでパックしたスラリー)にアプライした。溶媒Aの添加を補助するために、吸着させた試料の上部に砂によるベッドを設置した。シリカゲルカラムパッキングの大体の大きさは、直径75mm x 高さ175mmであった。生成物を30%ジエチルエーテル/ヘキサン−35%ジエチルエーテル/ヘキサン−40%ジエチルエーテル/ヘキサンのグラジエントで溶出した。約1Lの30%EtO/ヘキサンで溶出し、次いで1Lの35%EtO/ヘキサン、最後に40%EtO/ヘキサンを用いた。回収したフラクションの体積は約125mlから150mlであった。生成物を含むフラクションを合わせ、揮発性物質を除去し、表題のケト−エステルを減圧乾燥し、1.63gの黄−橙色の無定形の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.12 (t, J=7.02 Hz, 2.5 H) 1.15 - 1.28 (m, 1.6 H) 1.32 (q, J=7.12 Hz, 1.0 H) 1.35 - 1.43 (m, 1.5 H) 1.59 (s, 1.5 H) 1.61 - 1.69 (m, 9.4 H) 1.72 - 1.82 (m, 2.0 H) 1.94 (s, 1.2 H) 2.04 (s, 2.9 H) 2.76 - 2.85 (m, 1.0 H) 3.64 - 3.79 (m, 0.8 H) 3.88 (s, 0.7 H) 3.90 (s, 0.7 H) 3.92 (s, 2.6 H) 3.94 - 4.06 (m, 0.7 H) 4.12 (q, J=7.22 Hz, 1.9 H) 4.21 - 4.33 (m, 0.7 H) 4.39 (q, J=7.12 Hz, 0.2 H) 5.67 (s, 0.2 H) 5.71 - 5.90 (m, 0.7 H) 6.95 - 7.02 (m, 1.0 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 0.2 H) 7.12 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 0.82 H) 7.46 - 7.57 (m, 1.2 H) 7.64 (s, 0.8 H) 7.69 (d, J=8.55 Hz, 0.9 H) 7.76 - 7.85 (m, 0.9 H) 8.14 (s, 0.2 H) 8.22 (s, 0.8 H) 12.40 (s, 0.1 H). LC−MS保持時間 2.78分; 556 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート.
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(1.63g、2.92mmol)をN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(7.0mL、52.7mmol)に50ml丸底フラスコ内で溶解した。反応液を窒素雰囲気下に保ち、油浴中還流条件下(110℃)で2.75時間加熱した。次いで反応液を窒素雰囲気下で冷却し、揮発性物質を減圧下でエバポレートし、橙色の泡状物質を得た。TLC分析(SiOプレート、溶出:50%ジエチルエーテル/ヘキサン)により、反応が完了していることを確認した。この物質を室温で終夜減圧乾燥し、1.87gのエナミン中間体を橙−琥珀色の泡状物質として得、さらに精製することなく次に用いた。
中間体エナミンのLC-MS:LC−MS保持時間 2.81分; 613 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間2分、ホールド時間1分、分析時間3分、溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸である。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステルおよび7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル.
中間体エナミン、tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(1.83g、2.99mmol)を無水エタノール(10ml)に溶解した。エタノールへの溶解から数分以内に微細な黄/橙色の沈殿物が生じ、溶液は不均一なものとなった。メチルヒドラジン(0.173mL、3.29mmol)を反応物に加え、冷却器と共に窒素雰囲気下に置いた。反応物を80℃に加熱したが、80℃では不均一なままであった。無水エタノールをさらに5ml加え、反応物を80℃で15分間撹拌した。反応物は不均一なままであり、1,4−ジオキサン(5ml)を加えると、ゆっくりと均一なものとなった。反応物を2時間加熱し、冷却し、揮発性物質を減圧除去し、橙−琥珀色の泡状物質を得た。残渣をベンゼンに溶解し、揮発性物質を減圧除去し、試料を室温で終夜減圧乾燥し、1.79gの黄色の無定形の固形物/泡状物質を得た。LC−MS分析により、2つの存在可能な異性体生成物の存在が示唆された。102mgの粗生成物を逆相プレパラティブHPLCで精製した。試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(4ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmでモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、25%溶媒A/75%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間10分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。最初に溶出された生成物は7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(保持時間11.7分)であり、次は少量の生成物7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(保持時間14.5分)であった。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル.
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.13 - 1.27 (m, 1 H) 1.30 (t, J=7.02 Hz, 3 H) 1.34 - 1.55 (m, 3 H) 1.58 (s, 9 H) 1.61 - 1.84 (m, 3 H) 1.85 - 2.00 (m, 1 H) 1.99 - 2.18 (m, 3 H) 2.86 (t, J=11.75 Hz, 1 H) 3.28 (s, 3 H) 3.90 (s, 3 H) 4.27 (d, J=4.27 Hz, 2 H) 4.71 (s, 1 H) 4.97 (s, 1 H) 6.77 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.65 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.79 - 7.88 (m, 2 H) 7.97 (s, 1 H). LC−MS保持時間 3.92分; 596 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間1分、分析時間6分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル.
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.13 - 1.26 (m, 1 H) 1.30 (t, J=7.17 Hz, 3 H) 1.33 - 1.60 (m, 3 H) 1.61 (s, 9 H) 1.64 - 1.83 (m, 3 H) 1.91 (s, 2 H) 1.98 - 2.16 (m, 3 H) 2.82 - 2.91 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.20 - 4.30 (m, 2 H) 4.41 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 5.76 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 6.96 - 7.03 (m, 2 H) 7.49 - 7.54 (m, 1 H) 7.64 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1 H) 7.79 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.84 (s, 1 H) 7.90 (s, 1 H) 8.26 (s, 1 H). LC−MS保持時間 4.26分; 596 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間1分、分析時間6分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。試料の残り(1.615g)を4gのシリカゲルにジクロロメタンを用いて吸着させ、50gのシリカゲルスラリー(2%酢酸エチル/ジクロロメタンを用いてパック、2%酢酸エチル/ジクロロメタンで溶出)を用いてクロマトグラフィを行った。最初に溶出されたのは少量の生成物である7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル、179mgであった。第2の成分は、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステルで、これは溶出の主成分であり966mgを得た。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(53mg、0.089mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)に窒素雰囲気下で溶解した。トリフルオロ酢酸(2mL、26.0mmol)を加え、反応液を室温で2.5時間撹拌した。揮発性物質を減圧除去し、残渣をベンゼンに溶解し、得られた溶液を減圧下でエバポレートし、残存するTFAを除去した。この工程を再度繰り返した。これにより、表題化合物を黄色の固形物として得た(46.2mg)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.12 - 1.26 (m, 1 H) 1.31 (t, J=7.02 Hz, 3 H) 1.40 (s, 2 H) 1.51 - 1.89 (m, 3 H) 1.87 - 2.23 (m, 4 H) 2.87 (t, J=11.29 Hz, 1 H) 3.29 (s, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.27 (br.s, 2 H) 4.73 (br.s, 1 H) 4.97 (br.s, 1 H) 6.78 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.77 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.86 - 7.95 (m, 2 H) 7.98 (s, 1 H) 8.36 (br.s, 2 H). LC−MS保持時間 1.84 分; 538 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間0分、分析時間5分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(981mg、1.818mmol)をTHF(18ml)に溶解した。カルボニルジイミダゾール(649mg、4.00mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で45分間撹拌し、1時間加熱還流した。反応液を窒素雰囲気下で冷却し、プロパン−2−スルホンアミド(1164mg、9.45mmol)、次いでDBU(0.548mL、3.64mmol)を反応液に加えた。次いで、反応液を80℃の油浴に窒素雰囲気下で浸し、70−80℃で終夜加熱した。反応液を酢酸エチルで希釈し、有機層を1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHPOおよびブラインで順に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、黄色の泡状物質を得、これを室温で終夜減圧乾燥し、1.170gの無定形の固形物を得た。プロトンNMR分析により、プロパン−2−スルホンアミド(1.41ppm, d, 500MHz, CDCl3)が試料中に存在することが分かった。粗試料を約200mlのジクロロメタンに溶解し、125mlの水(2x)、次いで1N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO(2x)、再度1N 塩酸水溶液で順に洗浄した。ジクロロメタン溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、揮発性物質を除去し、生成物を室温で終夜減圧乾燥し、表題化合物1.046g(89%)を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.80 - 0.90 (m, 1 H) 1.20 - 1.27 (m, 4 H) 1.30 (t, J=7.02 Hz, 4 H) 1.32 - 1.43 (m, 3 H) 1.46 (d, J=7.02 Hz, 6 H) 1.53 - 1.64 (m, 3 H) 1.79 (d, J=9.77 Hz, 3 H) 1.85 - 2.13 (m, 5 H) 2.81 - 2.91 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.00 - 4.10 (m, 1 H) 4.24 (s, 2 H) 4.71 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 4.99 (d, J=16.48 Hz, 1 H) 6.77 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.38 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.76 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.86 - 7.92 (m, 2 H) 8.26 (br.s, 1 H). LC−MS保持時間 1.79分; 643 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル(1.044g、1.619mmol)をTHF(11ml)に加熱して溶解した。次いで、DMF(5ml)を加え、混合物を緩やかに加熱し、溶解させた。次いで、混合物を室温に冷却し、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(6.5mL、6.50mmol)(1.0M/メタノール)を加えた。得られた混合物を窒素下、室温で2.5時間撹拌し、反応の進行をLC−MSでモニターした。結果は、主にメチルおよびエチルエステルであった。次いで混合物をさらに3時間撹拌し、さらに2.0mL(2mmol)のテトラブチルアンモニウムヒドロキシド(1.0M/メタノール)を加え、反応物を窒素下、室温でさらに2日間撹拌した。続く分析により、反応が進行し約22%の目的の酸生成物への変換が行われたことが示された。揮発性物質(メタノール、エタノール、THF)を反応物からロータリーエバポレーターを用いて減圧除去(30℃)した。反応物に200μLの10N 水酸化ナトリウム水溶液および4mlのTHFを加えた。反応物をロータリーエバポレーターに置くことにより混合し、緩やかに加熱し(25℃、3時間)、次いで約6mlのDMFを加え、35℃で3時間加熱し、加水分解から生じた揮発性物質の除去には家庭用掃除機を用いた。反応物をLC−MSで分析することにより、約83%の酸生成物への変換が行われたことが示された。反応物を室温で終夜撹拌し、続くによりさらなる変換は行われなかったことが分かった。さらに4.0mlの1.0M テトラブチルアンモニウムヒドロキシド/メタノールを反応物に加えた。反応物をロータリーエバポレーター上に置き、揮発性物質を減圧除去し、反応物の加熱を40−45℃で約6時間続けた。次いで、1N 塩酸水溶液(100ml)を反応物に加え、混合物を酢酸エチルを用いて500ml分液漏斗に洗いこむ(有機相の体積が約200mlとなった)ことによるワークアップを行った。酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液により混合物を分液処理した。有機層を3x(各〜300ml)の1.0N 塩酸水溶液、次いでブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、1.03gの黄色の膜状物質の泡状物質を得た。試料を室温で減圧乾燥し、0.92g(92%)の表題化合物を得た。
LC−MS保持時間 1.48分; 615 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
表題化合物を製造する別の工程を以下に示す。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル(1.044g、1.619mmol)を前もって混合したTHF(20ml)、MeOH(20ml)および水酸化ナトリウム(20mL、20.00mmol)の溶液に溶解した。反応物は均一であり、反応物を窒素雰囲気下、室温で26時間撹拌し、浴温20℃のロータリーエバポレーターを用いて減圧濃縮した。反応物を1N 塩酸水溶液に注ぎ、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を合わせ、1N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、1.68gの橙−琥珀色の固形物を得た。粗生成物をクロロホルム(約50ml)に加熱して溶解し、ヘキサンを物質が沈殿し始めるまで添加し、回転させてこれを再溶解した(約10−12mlのヘキサン)。混合物をゆっくりと室温に冷却し、数時間室温で放置した。ブフナー漏斗を用いて極微粒子状の黄色の沈殿物を濾過し、室温で減圧乾燥し、819mg(45%)の精製生成物を明黄色の無定形の固形物として得た。表題化合物4.6mgをCDCl(2ml)に約5滴のCDODを加えて溶解を補助することにより溶解し、1H NMRを行った。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D / CD3OD) δ ppm 1.11 - 1.39 (m, 3 H) 1.41 (d, J=7.02 Hz, 6 H) 1.47 - 1.65 (m, 1 H) 1.75 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.82 - 2.27 (m, 13 H) 2.77 - 2.90 (m, 1 H) 3.28 (s, 3 H) 3.88 (s, 3 H) 3.97 - 4.06 (m, 1 H) 4.66 (s, 1 H) 5.01 (s, 1 H) 6.76 (s, 1 H) 6.92 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.04 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.47 - 7.54 (m, 2 H) 7.81 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.86 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.91 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.39分; 615 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(176mg、0.295mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)に溶解し、反応物を窒素雰囲気下に置き、次いでトリフルオロ酢酸(3mL、38.9mmol)を加えた。反応物を窒素雰囲気下、室温で2時間20分間撹拌し、次いで揮発性物質を減圧除去した。生成物をベンゼンおよびジクロロメタンの混合物に溶解し、揮発性物質を減圧除去した。ベンゼンならびにジクロロメタンへの溶解および揮発性物質の除去を繰り返し、残存するトリフルオロ酢酸の除去を助けた。表題化合物を室温で減圧乾燥し、164mgの黄色の無定形の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.01 - 1.29 (m, 3 H) 1.32 (t, J=7.17 Hz, 3 H) 1.35 - 1.53 (m, 2 H) 1.52 - 1.85 (m, 3 H) 1.86 - 2.20 (m, 4 H) 2.79 - 2.95 (m, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 3.97 (s, 3 H) 4.27 (q, J=7.22 Hz, 2 H) 4.41 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 5.84 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 6.97 - 7.08 (m, 2 H) 7.54 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.76 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.85 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.91 (s, 1 H) 7.95 (s, 1 H) 8.50 (s, 1 H). LC−MS保持時間 2.08分; 538 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間1分、分析時間6分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−(60mg、0.111mmol)をTHF(1.0ml)に溶解し、次いでカルボニルジイミダゾール(42mg、0.259mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。次いで、反応液を70℃で1時間加熱し、冷却し、N,N−ジメチルスルファミド(70mg、0.564mmol)、次いでDBU(0.034mL、0.222mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下で再度キャップし、70℃で16.5時間加熱した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液および再度1.0N 塩酸水溶液、最後にブラインで順に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を除去し、生成物を室温で減圧乾燥し、70mgの無定形の黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.76 - 0.95 (m, 2 H) 1.12 - 1.26 (m, 5 H) 1.32 (t, J=7.17 Hz, 3 H) 1.38 (s, 2 H) 1.51 - 1.61 (m, 4 H) 1.67 - 1.81 (m, 3 H) 1.87 - 2.01 (m, 2 H) 2.01 - 2.11 (m, 3 H) 2.82 - 2.92 (m, 1 H) 3.06 (s, 6 H) 3.91 (s, 3 H) 3.96 (s, 3 H) 4.26 (d, J=7.02 Hz, 2 H) 4.42 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 5.75 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 6.99 - 7.05 (m, 2 H) 7.38 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.85 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.89 - 7.96 (m, 2 H) 8.18 (s, 1 H) 8.36 (br.s, 1 H). LC−MS保持時間 2.34分; 644 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル(66mg、0.102mmol)をTHF(1ml)に溶解し、1.0M テトラブチルアンモニウムヒドロキシド(0.41mL、0.410mmol)のメタノール用液を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で4時間撹拌し、LC−MSで分析した。反応液をロータリーエバポレーターで減圧濃縮し、1mlのTHFを反応液に加え、反応液を再度窒素雰囲気下でキャップした。反応液を40℃の水浴内に置き、終夜撹拌した。水浴による終夜の加熱が失敗し、翌朝、反応液の温度が室温となっていることがあった。LC−MS分析により、反応が完了していることが示された。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液、次いで再度1.0N 塩酸水溶液、最後にブラインで順に洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧除去した。表題化合物を減圧乾燥し、63mgの無定形の黄色の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.81 - 0.97 (m, 3 H) 1.18 - 1.30 (m, 4 H) 1.30 - 1.65 (m, 6 H) 1.66 - 1.83 (m, 3 H) 1.84 - 2.10 (m, 6 H) 2.84 - 2.92 (m, 3 H) 3.04 (s, 6 H) 3.88 (s, 3 H) 3.97 (s, 3 H) 4.43 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 5.68 (d, J=13.73 Hz, 1 H) 6.99 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.02 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.35 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.77 (s, 1 H) 7.83 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.98 (s, 1 H) 8.15 (s, 1 H) 8.71 (s, 1 H). LC−MS保持時間1.58分; 616 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(57mg、0.092mmol)をDMF(1.0ml)に溶解し、TBTU(55.8mg、0.174mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で1時間撹拌し、DMAP(47mg、0.385mmol)、次いでモルホリン(16μl、0.184mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。表題化合物を室温で終夜減圧乾燥し、63mgの黄色の無定形の固形物を得た。表題化合物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。
試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(総体積2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、60%溶媒A/40%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間12分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。試料1mlのインジェクションは2回行い、HPLCを実行した。2回目のPrep HPLCの実行時間は、1回目のデータに基づき、15分間に短縮した。生成物を含むフラクション(保持時間=8.75分)を合わせ、溶媒を減圧除去した。化合物を室温で減圧乾燥し、38mgの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.23 (q, J=12.21 Hz, 1 H) 1.30 - 1.56 (m, 3 H) 1.77 (d, J=10.38 Hz, 2 H) 1.90 - 2.14 (m, 4 H) 2.54 - 2.81 (m, 4 H) 2.82 - 2.95 (m, 2 H) 2.95 - 3.05 (m, 2 H) 3.07 (s, 6 H) 3.09 - 3.39 (m, 5 H) 3.90 (s, 3 H) 3.97 (s, 3 H) 4.45 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 5.45 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 6.95 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.04 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.46 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.55 (s, 1 H) 7.89 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.94 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 9.13 (br.s, 1 H). LC−MS保持時間 1.82分; 685 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.92g、1.5mmol)をDMF(25ml)に溶解し、HATU(1141mg、3.0mmol)、次いでジイソプロピルエチルアミン(1306μL、7.5mmol)を反応液に加えた。1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−/HATU/DIEAを含む反応液1mLを1−イソプロピルピペラジン(36.9mg、0.288mmol)を含んだ16x100mmのウィトン(wheaton)バイアルに移した。反応液をキャップし、室温で終夜振盪した。反応液を96ウェルプレートに移し、反応バイアルをDMF(800μL)で洗浄し、最終反応液体積は1.800mLとなった。反応混合物を以下の条件の逆相HPLCで精製した。Prep HPLCをDionex Chromeleon 6.70 sp1 LCソフトウェアで制御した(Varian a prostar バイナリーポンプ、揚程50ml/分を使用、フラクション回収用にSedex 75 ELS検出器による検出を利用)。Dionex UVD340U UV分光計をHPLC実行時のUV追跡に用いた。Waters Sunfire C18 19mm x 25mm 10uを、A=水および20mM酢酸アンモニウム、B=アセトニトリルの溶媒系による単離に用いた。以下のグラジエントを用いた:80%Aおよび20%Bでホールド3分間、次いで5%Aから95%Bで19分間のグラジエント、終了時5%Aおよび95%Bでホールド5分間。精製の流速は20ml/分とした。目的のフラクションを回収し、Zymark Turbo Vapエバポレーターにより濃縮乾燥した。目的のピークをNMRで分析した(分析保持時間:5.69分および6.30分)。NMR分析により、表題化合物のピークは保持時間6.30分のものであることが分かった(回転異性体)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.17 (s, 0.5 H) 0.91 (t, J=6.87 Hz, 3.3 H) 1.10 (t, J=14.95 Hz, 1.2 H) 1.17 - 1.32 (m, 2.6 H) 1.33 - 1.59 (m, 13.1 H) 1.68 - 1.83 (m, 3.5 H) 1.88 - 2.18 (m, 8.7H) 2.20 - 2.67 (m, 7.8 H) 2.76 - 3.05 (m, 3.3 H) 3.23 (d, J=10.99 Hz, 1.3 H) 3.29 - 3.53 (m, 1.6 H) 3.63 - 3.86 (m, 2.7 H) 3.88 - 3.98 (m, 6.0 H) 4.02 - 4.10 (m, 1.0 H) 4.61 (d, J=14.65 Hz, 1.3 H) 4.89 (d, J=14.95 Hz, 0.9 H) 6.76 - 6.86 (m, 0.8 H) 6.91 - 7.00 (m, 1.9 H) 7.06 - 7.13 (m, 1.3 H) 7.51 - 7.57 (m, 1.4 H) 7.57 - 7.66 (m, 1.6 H) 7.66 - 7.75 (m, 1.9 H) 7.89 (d, J=8.55 Hz, 1.5 H).
LCMS分析では、MassLynx 4.0 SP4 LC−MSソフトウェア、CTCーLeap HTSーPALオートサンプラー、Agilent 1100バイナリーポンプ、Agilent 1100フォトダイオードアレイUV検出器、Polymer Lab 2100 ELS検出器(温度=45℃、ネブライザー温度35℃)、およびWaters ZQ With ESCi質量分析計を用いた。分析は、Phenomenex Gemini 4.6x 150mm C18 3uカラム、移動相システム(A=水および20mM酢酸アンモニウム、B=アセトニトリル、流速1.0ml/分、70%Aならびに 30%Bで開始、終了組成5%Aならびに95%Bのグラジエント、グラジエント時間11分、ホールド時間2分、実行時間13分)を用いて行った。
保持時間 = 6.63 分、m/z= 725 (MH+).
以下の化合物は、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−および7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−の記載と同様の方法により製造された。以下の実施例の分析LCMSデータは、以下のカラムおよび条件で得られた。方法1:グラジエント:3分;流速:5ml/分;停止時間:グラジエント時間+1分;溶出液A:5%CHCN/95%HO、10mM NHOAc;溶出液B:95%CHCN/5%HO、10mM NHOAc;開始%B=30;終了%B=100;カラム:Waters Xterra, 3mm x 50mm, S7。方法2:グラジエント:3分;流速:5ml/分;停止時間:グラジエント時間+1分;溶出液A=10%メタノール/90%水、0.1%トリフルオロ酢酸;%B=90%メタノール/10%水、0.1%トリフルオロ酢酸;開始%B=40;終了%B=100;カラム:Phenomenex Luna 3.0mm x 50mm S10。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[メチル(1−メチル−3−ピロリジニル)アミノ]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 756 (M+H),保持時間:2.30 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(ヘキサヒドロ−4−メチル−1H−1,4−ジアゼピン−1−イル)カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 756 (M+H),保持時間:2.10 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[3−(ジメチルアミノ)−1−ピロリジニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 756 (M+H),保持時間:2.40 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 729 (M+H),保持時間:2.60 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[2−[(ジメチルアミノ)メチル]−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 787 (M+H),保持時間:2.40 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 757 (M+H),保持時間:2.80 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 768 (M+H),保持時間:2.40 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(1,4−ジアザビシクロ[3.2.2]ノナ−4−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 768 (M+H),保持時間:2.10 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1R,4R)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 768 (M+H),保持時間:2.30 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、6-[4−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−7−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 739 (M+H),保持時間:3.10 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 742 (M+H),保持時間:2.30 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 771 (M+H),保持時間:2.40 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 771 (M+H),保持時間:2.20 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[(1R,5S)−3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 768 (M+H),保持時間:2.60 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[(1R,5S)−8ーメチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 768 (M+H),保持時間:2.60 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(1−オキソ−2,7−ジアザスピロ[4.5]デカ−7−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 797 (M+H),保持時間:2.40 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[2−(1−ピペリジニルメチル)−1−ピロリジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 811 (M+H),保持時間:2.50 分.
Figure 2012517468
1−ピペラジンカルボン酸、4−[[5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[(4−モルホリニルスルホニル)アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]カルボニル]−、エチルエステル.
LCMS: m/e 800 (M+H),保持時間:2.60 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2-メトキシエチル)(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 759 (M+H),保持時間:2.80 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[[2−(ジメチルアミノ)エチル]メチルアミノ]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 744 (M+H),保持時間:2.20 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[4−(1−ピロリジニル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 797 (M+H),保持時間:2.30 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 773 (M+H),保持時間:2.60 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(3−エンド)−3−ヒドロキシ−3−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 784 (M+H),保持時間:2.70 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 771 (M+H),保持時間:2.30 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(4−モルホリニルスルホニル)−.
LCMS: m/e 771 (M+H),保持時間:2.60 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 686 (M+H),保持時間:3.49分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 725 (M+H),保持時間:2.99分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S,4S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 725 (M+H),保持時間:3.11分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、6-[4−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−7−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 696 (M+H),保持時間:3.32分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 699 (M+H),保持時間:3.05分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 727 (M+H),保持時間:3.19分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2-メトキシエチル)(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 716 (M+H),保持時間:3.37分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−ピロリジニル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 753 (M+H),保持時間:3.22分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
LCMS: m/e 730 (M+H),保持時間:3.51分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(3−エンド)−3−ヒドロキシ−3−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 740 (M+H),保持時間:2.53分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 727 (M+H),保持時間:2.26分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 727 (M+H),保持時間:3.50分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 712 (M+H),保持時間:2.65分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
LCMS: m/e 740 (M+H),保持時間:2.84分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 756 (M+H),保持時間:2.79分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−6−[4−[[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
LCMS: m/e 753 (M+H),保持時間:2.41分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−6−[4−[[(1S,4S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
LCMS: m/e 751 (M+H),保持時間:2.51分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−6−[4−[(ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
LCMS: m/e 751 (M+H),保持時間:2.29分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−6−[4−[[エチル(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
LCMS: m/e 712 (M+H),保持時間:2.45分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 751 (M+H),保持時間:2.36分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 753 (M+H),保持時間:2.39分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
LCMS: m/e 754 (M+H),保持時間:2.87分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロペンチルスルホニル)−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 752 (M+H),保持時間:2.92分(方法1).
以下の化合物は、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−および7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−の記載と同様の方法により製造された。以下の実施例の分析LCMSデータは、以下のカラムおよび条件を用いて得られた:グラジエント:6分;流速:4ml/分;停止時間:6分;溶出液A:5%CHCN/95%HO、10mM NHOAc;溶出液B:95%CHCN/5%HO、10mM NHOAc;開始%B=0;終了%B=100;カラム:Phenomenex Luna 4.6mm x 50mm S5。
13−シクロヘキシル−6−(1−エチル−4−(((2R)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル)カルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 745 (M+H),保持時間:4.90 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
LCMS: m/e 741 (M+H),保持時間:5.80 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
LCMS: m/e 713 (M+H),保持時間:4.81 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
LCMS: m/e 742 (M+H),保持時間:4.64 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
LCMS: m/e 740 (M+H),保持時間:5.25 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
LCMS: m/e 740 (M+H),保持時間:4.44 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−:
LCMS: m/e 780 (M+H),保持時間:5.49 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−ピロリジニル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−:
LCMS: m/e 796 (M+H),保持時間:5.12 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−ピロリジニル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−:
LCMS: m/e 766 (M+H),保持時間:5.40 分.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[4−(1−ピロリジニル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−:
LCMS: m/e 767 (M+H),保持時間:4.86 分.
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 740 (M+H),保持時間:5.17 分.
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 754 (M+H),保持時間:5.94 分.
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 726 (M+H),保持時間:4.96 分.
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−4−((4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 727 (M+H),保持時間:4.61 分.
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−3−メチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 754 (M+H),保持時間:5.20 分.
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−3−メチル−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 740 (M+H),保持時間:5.10 分.
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−3−メチル−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 767 (M+H),保持時間:5.70 分.
1H NMR (500 MHz, DMSO/CHLOROFORM-D) δ ppm 1.10-1.57 (m, 17 H) 1.75 - 2.16 (m, 9 H) 2.35 (s, 3 H) 2.65 (m, 2 H) 2.91 (m, 1 H) 2.96 (s, 3 H) 3.24 (m, 4 H) 3.92−3.95 (m, 5 H) 4.67 (br d, 1 H) 5.02 (br d, 1 H) 7.10 (br m, 1 H) 7.16 (s, 1 H) 7.25 (m, 1 H) 7.59 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.67 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.94 (d, J=8.24 Hz,1 H) 8.00 (s, 1 H) 8.17 (s, 1 H).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(4−((5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)カルボニル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド:
LCMS: m/e 767 (M+H),保持時間:4.44 分.
1H NMR (500 MHz, DMSO/CHLOROFORM-D) δ ppm 1.10-1.57 (m, 18 H) 1.75 - 2.16 (m, 9 H) 2.29 (m, 4 H) 2.91 (m, 1 H) 2.96 (s, 3 H) 3.24 (m, 4 H) 3.92−3.96 (m, 5 H) 4.66 (br d, 1 H) 5.05 (br d, 1 H) 7.10 (br m, 1 H) 7.30 (m, 2 H) 7.58 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.67 (br m, 1 H) 7.95 (br d,1 H) 8.00 (s, 1 H) 8.14 (br s, 1 H).
Figure 2012517468
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン、2HCl(14.21mg、0.071mmol)を加え、溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、濃縮し、表題化合物を褐色の固形物として得た(36.3mg、0.043 mmol、収率89%)。
MS m/z 739(MH+), 保持時間: 2.070 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.12 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.18 - 2.19 (m, 14 H) 2.24 - 2.37 (m, 1 H) 2.75 (s, 3 H) 2.81 - 3.28 (m, 7 H) 3.45 - 3.52 (m, 2 H) 3.63 - 3.83 (s, br, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.61 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 4.90 - 4.94 (m, 1 H) 7.07 - 7.19 (m, 3 H) 7.54 - 7.60 (m, 2 H) 7.81 (s, br, 2 H) 7.93 (d, J=8.54 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナン、HCl(11.67mg、0.071mmol)を加え、溶液を室温で終夜撹拌した。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。表題化合物を褐色がかった固形物として得た(29.5mg、0.040mmol、収率84%)。
MS m/z 738(M-H-), 保持時間: 1.928 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.04 - 2.40 (m, 23 H) 2.72 - 3.05 (m, 3 H) 3.41 - 4.02 (m, 12 H) 4.61 - 4.69 (m, br, 1 H) 4.99 - 5.08 (m, br, 1 H) 7.09 - 7.25 (m, 3 H) 7.55 - 7.66 (m, 2 H) 7.66 - 7.73 (m, 1 H) 7.85 - 8.03 (m, 2 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン(9.00mg、0.071mmol)を加え、溶液を室温で終夜撹拌した。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、スピードバックで濃縮した。表題化合物のTFA塩を褐色がかった固形物として得た(35.5mg、0.042mmol、収率88%)。
MS m/z 737 (M-H-), 保持時間: 1.722 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.15 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.19 - 2.23 (m, 14 H) 2.26 - 2.40 (m, 1 H) 2.88 - 3.05 (m, 1 H) 3.11 - 3.58 (m, 11 H) 3.72 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.60-4.70 (m, br, 1 H) 5.00 - 5.16 (m, br, 1 H) 7.11 (s, 1 H) 7.16 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.54, 2.75 Hz, 1 H) 7.58 - 7.64 (m, 2 H) 7.76 (s, 1 H) 7.91 (s, 1 H) 7.99 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[シス−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。シス−1,2,6−トリメチルピペラジン(9.15mg、0.071mmol)を加え、溶液を室温で終夜撹拌した。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。表題化合物のTFA塩を褐色がかった固形物として得た(39.1mg、0.046mmol、収率96%)。
MS m/z 739 (M-H-), 保持時間: 1.723 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.15 (d, J=7.02 Hz, 6 H) 1.21 - 1.65 (m, 10 H) 1.77 - 2.22 (m, 6 H) 2.28 - 2.40 (m, 1 H) 2.54 - 3.05 (m, 8 H) 3.51 (d, J=6.41 Hz, 2 H) 3.74 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.03 - 4.42 (m, br, 2 H) 4.59 - 4.70 (m, br, 1 H) 5.01 - 5.12 (m, br, 1 H) 7.13 (s, 1 H) 7.16 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.21 (dd, J=8.85, 2.75 Hz, 1 H) 7.59 - 7.66 (m, 2 H) 7.74 (s, 1 H) 7.93 (s, 1 H) 8.00 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S, 4S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、(1S,4S)−2−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2TFA(25.3mg、0.071mmol)を加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。LC/MS分析により、反応が進行し完了したことが示された。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。表題化合物のTFA塩を褐色の固形物として得た(35.30mg、0.041mmol、収率87%)。
MS m/z 737(M-H-), 保持時間: 1.850 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.15 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.21 - 2.22 (m, 15 H) 2.25 - 2.39 (m, 1 H) 2.89 - 3.02 (m, 1 H) 3.05 - 3.80 (m, 12 H) 3.95 (s, 3 H) 4.09 - 4.48 (m, 1 H) 4.57 - 4.70 (m, 1 H) 4.99 - 5.12 (m, 1 H) 6.97 - 7.08 (s, br, 1 H) 7.14 (s, 1 H) 7.20 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.61 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 7.82 (s, 1 H) 7.88 (s, 1 H) 7.97 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。モルホリン(6.22mg、0.071mmol)を加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。LC/MS分析により、反応が進み完了したことが示された。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。表題化合物を黄色の固形物として得た(28.4mg、0.041mmol、収率85%)。
MS m/z 698(M-H-), 保持時間: 1.618 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.16 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.21 - 1.36 (m, 1 H) 1.40 - 1.64 (m, 3 H) 1.75 - 1.87 (m, 2 H) 1.94 - 2.25 (m, 4 H) 2.27 - 2.41 (m, 1 H) 2.70 - 3.12 (m, 9 H) 3.49 - 3.55 (m, 2 H) 3.85 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.69 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 5.10 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 7.09 (s, 1 H) 7.16 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.62 (d, J=8.54 Hz, 2 H) 7.66 (s, 1 H) 7.94 (s, 1 H) 7.99 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[cis−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。シス−2,6−ジメチルモルホリン(8.22mg、0.071mmol)を加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。LC/MSにより、反応が進行し完了したことが示された。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを回収し、減圧濃縮した。表題化合物を黄色の固形物として得た29.6mg、0.041mmol、収率85%)。
MS m/z 726(M-H-), 保持時間: 1.753 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 0.50 - 2.56 (m, 23 H) 2.68 - 3.06 (m, 2 H) 3.21 - 3.63 (m, 7 H) 3.83 - 4.02 (m, 6 H) 4.67 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 5.04 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 7.11 - 7.25 (m, 3 H) 7.56 - 7.69 (m, 3 H) 7.93 (s, 1 H) 7.99 (d, J=8.24 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2−メチルプロピル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。(S)−2−(メトキシメチル)モルホリン、HCl(11.96mg、0.071mmol)を次いで加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。LC/MS分析により、反応が完了したことが示された。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。表題化合物を黄色の固形物として得た(28.6mg、0.038mmol、収率81%)。
MS m/z 742(M-H-), 保持時間: 1.598 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.16 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.22 - 1.65 (m, 4 H) 1.75 - 2.24 (m, 6 H) 2.28 - 2.42 (m, 1 H) 2.88 - 3.63 (m, 15 H) 3.81 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.61 - 4.72 (m, 1 H) 5.02 - 5.14 (m, 1 H) 7.11 (s, 1 H) 7.17 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.56 - 7.65 (m, 2 H) 7.66 (s, 1 H) 7.93 (s, 1 H) 7.96 - 8.03 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。N,N−ジメチルピペリジン−3−アミン、2HCl(14.35mg、0.071mmol)を加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。LC/MSにより、反応が進み完了したことが示された。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを回収し、減圧濃縮した。表題化合物のTFA塩を黄色の固形物として得た(36.3mg、0.042mmol、収率89%)。
MS m/z 739(M-H-), 保持時間: 1.810 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.16 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.22 - 1.64 (m, 6 H) 1.75 - 2.24 (m, 8 H) 2.29 - 2.39 (m, 1 H) 2.46 - 3.13 (m, 11 H) 3.51 (d, J=6.41 Hz, 2 H) 3.83 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.16 (s, br, 1 H) 4.61 - 4.73 (m, br, 1 H) 5.00 - 5.12 (m, br, 1 H) 7.09 (s, 1 H) 7.16 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.64 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.69 (s, 1 H) 7.94 (s, 1 H) 8.01 (d, J=8.24 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(30mg、0.048mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(22.91mg、0.071mmol)およびDIPEA(0.042mL、0.238mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナン(9.21mg、0.071mmol)を次いで加え、得られた溶液を室温で終夜撹拌した。LC/MSにより、開始物質の40%しか反応していないことが示された。さらに2当量のTBTUを加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。次いで、LC/MSにより反応が進行し完了したことが示された。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を薄黄色の固形物として得た(26.7mg、0.036mmol、収率76%)。
MS m/z 740(M-H-), 保持時間: 1.887 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.16 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.21 - 1.64 (m, 4 H) 1.71 - 3.15 (m, 10 H) 3.43 - 3.88 (m, 13 H) 3.96 (s, 3 H) 4.63 - 4.72 (m, 1 H) 5.01 - 5.11 (m, 1 H) 7.13 - 7.18 (m, 2 H) 7.22 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.61 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.64 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.74 (s, 1 H) 7.91 (s, 1 H) 7.98 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル)−、エチルエステル.
CDI(451mg、2.78mmol)を7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(750mg、1.39mmol)のTHF(10ml)溶液に加え、得られた混合物を60℃で1時間加熱した。次いで、反応液を室温に冷却し、ブタン−2−スルホンアミド(572mg、4.17mmol)およびDBU(0.419mL、2.78mmol)を加えた。混合物を60℃で終夜加熱し、溶媒を除去し、残渣をEtOAcに溶解した。有機層を1N HCl溶液(3x20ml)、ブライン(3x20ml)で順に洗浄し、NaSOで乾燥した。混合物を濾過し、濾液を減圧下でエバポレートした。残渣を島津プレパラティブHPLC(ACN/水/0.1%TFA、Xterraカラム(30mm x 100mm)、グラジエント15分間;開始濃度:10%B;終了濃度:100%B)で精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧乾燥し、表題化合物を薄黄色の固形物として得た(450mg、49%)。
ESI-MS m/e 659 (MH+).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−.
NaOH(1N、5ml)を1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル(250mg、0.379mmol)のTHF:MeOH混合物(1:1)(10ml)溶液に加え、得られた溶液を室温で48時間撹拌した。次いで、HCl(1N、5ml)を加え、得られた混合物を減圧下でエバポレートした。残渣をEtOAcの溶解し、ブライン(3x20ml)で洗浄し、NaSOで乾燥した。次いで、混合物を濾過し、濾液を減圧下でエバポレートし、表題化合物を黄色の固形物(235mg、98%)として得た。
ESI-MS m/e 631 (MH+).
関連する例に記載される一般的なアミドカップリング条件を用い、以下の実施例は製造された。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 739 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.08 (t, J=7.32 Hz, 3 H) 1.16 - 1.56 (m, 9 H) 1.58 - 1.85 (m, 4 H) 1.90 - 2.24 (m, 6 H) 2.48 - 2.62 (m, 3 H) 2.81 - 2.99 (m, 3 H) 3.15 - 3.45 (m, 3 H) 3.73 - 4.05 (m, 5 H) 3.94 (s, 3 H) 4.58 - 4.69 (m, 1 H) 4.80 - 5.02 (m, 1 H) 6.92 - 7.01 (m, 2 H) 7.13 (dd, J=8.70, 2.29 Hz, 1 H) 7.53 - 7.82 (m, 4 H) 7.92 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.14 (s, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 740 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.00 - 1.57 (m, 12 H) 1.68 - 1.84 (m, 3 H) 1.91 - 2.48 (m, 9 H) 2.81 - 2.94 (m, 1 H) 3.03 - 3.16 (m, 1 H) 3.18 - 3.72 (m, 5 H) 3.76 - 4.02 (m, 7 H) 4.53 - 4.68 (m, 1 H) 4.94 (d, J=15.87 Hz, 1 H) 6.81 - 6.91 (m, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.54 - 7.62 (m, 1 H) 7.62 - 7.85 (m, 3 H) 7.87 - 7.96 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 742 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.02 - 1.13 (m, 3 H) 1.15 - 1.27 (m, 1 H) 1.31 - 1.56 (m, 6 H) 1.69 - 1.84 (m, 2 H) 1.92 - 2.39 (m, 6 H) 2.62 - 2.70 (m, 1 H) 2.83 - 2.93 (m, 1 H) 3.25 (s, 1 H) 3.30 - 3.49 (m, 3 H) 3.52 - 3.59 (m, 1 H) 3.66 - 3.76 (m, 3 H) 3.80 - 3.86 (m, 2 H) 3.89 (s, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.63 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 4.93 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 6.86 (s, 1 H) 6.95 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.63 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.72 (d, J=5.49 Hz, 2 H) 7.94 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.08 - 10.26 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S,4S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 739 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.85 - 1.56 (m, 15 H) 1.58 - 2.39 (m, 8 H) 2.68 - 2.96 (m, 4 H) 3.03 - 3.38 (m, 3 H) 3.55 (d, J=5.19 Hz, 1 H) 3.72 - 4.03 (m, 5 H) 4.05 - 4.43 (m, 2 H) 4.51 - 5.04 (m, 3 H) 6.68 - 6.86 (m, 1 H) 6.88 - 7.18 (m, 2 H) 7.49 - 7.97 (m, 5 H) 8.17 - 8.28 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 739 (MH+)1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.00 - 1.13 (m, 3 H) 1.21 - 1.58 (m, 7 H) 1.59 - 1.85 (m, 4 H) 1.90 - 2.49 (m, 11 H) 2.80 - 2.99 (m, 2 H) 3.34 - 3.88 (m, 9 H) 3.92 (s, 3 H) 4.54 - 4.69 (m, 1 H) 4.76 - 5.00 (m, 1 H) 6.83 - 6.94 (m, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.06 - 7.15 (m, 1 H) 7.48 - 7.68 (m, J=35.71 Hz, 3 H) 7.75 (s, 1 H) 7.89 (s, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 700 (MH+)1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.02 - 1.14 (m, 3 H) 1.16 - 1.30 (m, 1 H) 1.49 (dd, J=20.91, 6.87 Hz, 6 H) 1.34 - 1.45 (m, 1 H) 1.93 - 2.40 (m, 7 H) 2.58 - 2.71 (m, 1 H) 2.77 - 2.97 (m, 4 H) 3.04 - 3.25 (m, 2 H) 3.35 - 3.65 (m, 2 H) 3.79 - 3.88 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.61 (d, J=15.87 Hz, 1 H) 4.90 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 6.86 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.58 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.61 (d, J=7.93 Hz, 1 H) 7.65 - 7.74 (m, 2 H) 7.94 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 10.20 - 10.44 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 728 (MH+)1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.98 - 1.13 (m, 3 H) 1.14 - 1.31 (m, 2 H) 1.34 - 1.59 (m, 6 H) 1.70 - 1.86 (m, 3 H) 1.88 - 2.32 (m, 12 H) 2.81 - 2.98 (m, 1 H) 2.95 - 3.14 (m, 1 H) 3.13 - 3.34 (m, 2 H) 3.36 - 3.67 (m, 1 H) 3.83 - 3.93 (m, 1 H) 3.92 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.61 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 4.91 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 6.83 (s, 1 H) 6.96 (s, 1 H) 7.13 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.51 - 7.81 (m, 4 H) 7.92 (d, J=7.32 Hz, 1 H) 10.33 - 10.59 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[(3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
ESI-MS m/e 741 (MH+).1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.85 - 2.25 (m, 25 H) 2.27 - 2.64 (m, 3 H) 2.93 (s, 1 H) 3.28 - 3.69 (m, 4 H) 3.71 - 3.87 (m, 5 H) 3.94 (s, 3 H) 4.53 - 4.69 (m, 1 H) 4.83 - 5.01 (m, 1 H) 6.90 (s, 1 H) 6.97 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.08 - 7.15 (m, 1 H) 7.50 - 7.66 (m, 3 H) 7.79 (d, J=1.53 Hz, 1 H) 7.93 (d, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−.
ESI-MS m/e 741 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.01 - 1.15 (m, 3 H) 1.19 - 1.61 (m, 7 H) 1.64 - 2.28 (m, 15 H) 2.41 - 2.76 (m, 5 H) 2.82 - 2.96 (m, 1 H) 3.35 - 3.83 (m, 3 H) 3.78 - 3.91 (m, 3 H) 3.90 - 3.98 (m, 3 H) 4.19 - 4.40 (m, 1 H) 4.54 - 4.71 (m, 1 H) 4.78 - 4.98 (m, 1 H) 6.84 - 6.96 (m, 1 H) 6.95 - 7.01 (m, 1 H) 7.07 - 7.15 (m, 1 H) 7.50 - 7.58 (m, 1 H) 7.59 - 7.87 (m, 3 H) 7.90 - 7.99 (m, 1 H) 10.02 - 10.36 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルプロピル)スルホニル]−
ESI-MS m/e 744 (MH+) 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.01 - 1.15 (m, 2 H) 1.23 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 1.33 - 1.59 (m, 5 H) 1.70 - 2.31 (m, 13 H) 2.36 - 2.53 (m, 1 H) 2.83 - 3.49 (m, 10 H) 3.81 - 3.93 (m, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.60 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 4.79 - 5.00 (m, 1 H) 6.85 (s, 1 H) 6.95 (s, 1 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.50 - 7.81 (m, 4 H) 7.86 - 7.99 (m, 1 H) 10.29 - 10.54 (m, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル.
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(370mg、0.604mmol)をエタノール(1.7ml)に溶解し、エチルヒドラジン、シュウ酸塩(100mg、0.664mg)を室温で反応液に加えた。反応液を80℃で3時間加熱した。反応液をクロロホルムで希釈し、水で洗浄した。有機相を減圧濃縮し、以下の条件におけるprep HPLCで精製した:島津 プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%アセトニトリル,90%水,0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル,10%水,0.1%TFA;開始%B=30;終了%B=100;グラジエント=12分;実行時間=20分;流速=40ml/分;カラム=Waters Sunfire 30 x 100mm S5。これにより、表題化合物を黄色のペーストとして得た(265mg、72%)。
MS m/z 610 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル.
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(180mg、0.294mmol)をエタノール(1ml)、トリエチルアミン(82.0μL、0.588mmol)および2−プロピルヒドラジン塩酸塩(36mg、0.323mmol)の溶液に溶解した。反応液をマイクロ波照射下、160℃で2時間加熱し、濃縮した。得られた混合物を以下の条件におけるプレパラティブHPLCで精製した:島津 プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%アセトニトリル,90%水,0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル,10%水,0.1%TFA;開始%B=30;終了%B=100; グラジエント=12分間;実行時間=20分間;流速=40ml/分;カラム=Waters Sunfire 30 x 100mm S5。均一なフラクションを合わせ、減圧下でエバポレートし、表題化合物を黄色のペーストとして得た(127mg、69%)。
MS m/z 624 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、6−(4−カルボキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−、10−(1,1−ジメチルエチル)エステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(250mg、0.410mmol)を12mLのメタノール/THF(1:1、v/v)に溶解し、1M水酸化ナトリウム水溶液(6ml、6mmol)を反応液に加えた。得られた混合物を室温で18時間撹拌し、1M塩酸水溶液で希釈し、生成物をクロロホルムで抽出した。有機相をNaSOで乾燥し、濾過し、減圧濃縮し、表題化合物を得(251mg、100%)、さらに精製することなく次に用いた。
MS m/z 612 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、6−(4−カルボキシ−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−、10−(1,1−ジメチルエチル)エステル(120mg、0.206mmol)のTHF(1ml)溶液(60℃)にカルボニルジイミダゾール(47mg、0.288mmol)を加え、溶液を1時間撹拌した。モルホリン(36mg、0.412mmol)およびDBU(33mg、0.268mmol)を加え、反応液をさらに1時間加熱し、次いで室温で終夜撹拌した。反応液を1M塩酸水溶液で希釈し、得られた混合物をクロロホルムで抽出した。抽出物をNaSOで乾燥し、濾過し、次いで減圧濃縮し、表題化合物を定量的収率で得た。
MS m/z 651 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(61mg、0.094mmol)をトリフルオロ酢酸(2ml)に溶解し、室温で3時間撹拌し、次いで減圧濃縮した。残存するトリフルオロ酢酸をベンゼンとの共沸により除去し、最終生成物を減圧乾燥し、表題化合物を得(56mg、100%)、さらに精製することなく用いた。
MS m/z 595 (MH+).
Figure 2012517468
モルホリン、4−[[13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−イル]カルボニル]−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、(60mg、0.092mmol)をTHF(0.9ml)に溶解し、カルボニルジイミダゾール(21mg、0.130mmol)を加えた。得られた混合物を60℃で1時間撹拌した。窒素雰囲気下、室温に冷却し、モルホリン(40mg、0.460mmol)およびDBU(0.012mL、0.120mmol)を加えた。反応液を1時間加熱し、次いで室温で終夜撹拌した。得られた混合物を濾過し、濾液を以下の条件におけるプレパラティブHPLCで精製した:島津プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%アセトニトリル,90%水,0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル,10%水,0.1%TFA;開始%B=30;終了%B=100;グラジエント=12分間;実行時間=20分間;流速=40ml/分;カラム=Waters Sunfire 30 x 100mm S5。これにより、表題化合物を黄色のペーストとして得た(31mg、51%)。
MS m/z 664 (MH+).
以下の化合物は、上の7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−における記載と同様の工程により製造された。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 581 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 620 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 609 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、(56mg、0.094mmol)をTHF(0.9ml)に溶解し、カルボニルジイミダゾール(21mg、0.129mmol)を60℃で反応液に加え、得られた混合物を1時間撹拌した。プロパン−2−スルホンアミド(57mg、0.246mmol)およびDBU(15mg、0.120mmol)を反応液に加え、混合物をさらに1時間加熱し、次いで室温で18時間加熱した。得られた混合物を濾過し、濾液を以下の条件におけるprep HPLCで精製した:島津プレパラティブHPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%アセトニトリル,90%水,0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル,10%水,0.1%TFA;開始%B=30;終了%B=100;グラジエント=12分間;実行時間=20分間;流速=40ml/分;カラム=Waters Sunfire 30 x 100mm S5。これにより、表題化合物を黄色の固形物として得た(40mg、61%)。
MS m/z 700 (MH+).
以下の化合物は、上の7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−における記載と同様の方法を用いて製造された。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(1−ピロリジニルスルホニル)−.
MS m/z 740 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
MS m/z 713 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−(1−ピロリジニルスルホニル)−.
MS m/z 727 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6−[1−エチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
MS m/z 701 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 687 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 726 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロプロピルスルホニル)−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 723 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−(1−ピロリジニルスルホニル)−.
MS m/z 752 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 715 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(2.00g、3.21mmol)を1,2−ジクロロエタン(6.41ml)に溶解し、反応液を窒素雰囲気下に置き、次いでトリフルオロ酢酸(6.41ml)を加えた。反応液を室温、窒素雰囲気下で2時間撹拌した。揮発性物質を減圧除去し、反応生成物をベンゼンに溶解、減圧除去し、微量のTFAの除去を補助した。ベンゼンへの溶解および減圧除去を繰り返した。室温で試料を減圧乾燥し、表題化合物を黄色の固形物として得た(1.92g、収率100%)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.48 (br s, 3H) 1.12 - 1.65 (m, 9 H) 1.72 - 2.19 (m, 7 H) 2.87 (t, J=11.29 Hz, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.22 (m, 1 H) 4.32 (br.s, 2 H) 4.73 (br.s, 1 H) 4.97 (br.s, 1 H) 6.70 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.52 (m, 2 H) 7.64 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.82 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.96 (s, 1 H). LCMS 566 m/z (MH-).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−1−(1−メチルエチル)−、エチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(1.00g、1.76mmol)をTHF(5.87ml)に溶解した。カルボニルジイミダゾール(857mg、5.28mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で45分間撹拌し、1時間加熱還流した。反応液を窒素雰囲気下で冷却し、プロパン−2−スルホンアミド(868mg、7.05mmol)、次いでDBU(0.797mL、5.28mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、80℃の油浴に浸し、70−80℃で終夜加熱した。反応液を酢酸エチル(50ml)に希釈し、有機層を1.0N 塩酸水溶液(50ml)、0.1M NaHPO水溶液(50ml)およびブライン(25ml)で順に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、黄色の泡状物質を得、これを室温で終夜減圧乾燥し、1.03g(1.57mmol、87%)の表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.40 (br s, 3H) 1.12 - 1.70 (m, 15 H) 1.72 - 2.18 (m, 7 H) 2.84 (t, J=11.29 Hz, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.11 (m, 1 H) 4.26 (m, 3 H) 4.66 (br.s, 1 H) 4.97 (br.s, 1 H) 6.68 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.08 (m, 2 H) 7.52 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.67 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.80 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.89 (s, 1 H). LCMS 671 m/z (MH-).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−、エチルエステル(1.20g、1.78mmol)をTHF(15.0ml)に溶解し、メタノール(15.0ml)、次いで1N水酸化ナトリウム水溶液(15.0ml)を反応液に加えた。窒素雰囲気下で反応液をキャップし、室温で18時間撹拌した。反応液を酢酸エチル(25.0ml)で希釈し、1.0N 塩酸水溶液(2x20ml)で洗浄した。ロータリーエバポレーターを用いて有機層を減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(1.15g、100%)。
MS m/z 645 (MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.46 (br s, 3H) 1.12 - 1.70 (m, 12 H) 1.72 - 2.15 (m, 7 H) 2.85 (t, J=11.29 Hz, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.26 (m, 1 H) 4.62 (br.s, 1 H) 4.99 (br.s, 1 H) 6.69 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.50 (m, 2 H) 7.80 (m, 2 H) 7.85 (s, 1 H) 9.09 (br s , 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−(125mg、0.194mmol)をDMSO(1.94ml)に溶解し、TBTU(124mg、0.388mmol)およびDIPEA(0.100mg、0.775mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、モルホリン(68mg、0.775mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。フラクションを回収し、終夜スピードバックで濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(82mg、0.114mmol、収率59%)。
MS m/z 714 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.20 (m, 1 H) 1.32 - 1.65 (m, 15 H) 1.73 - 2.20 (m, 6 H) 2.63 - 3.24 (m, 7 H) 3.50 (br m, 2 H) 3.93 (s, 3 H) 4.07 (m, 1 H) 4.58 (m, 2 H) 4.90 (m, br, 1 H) 6.78 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 - 7.64 (m, 2 H) 7.71 (m, 2 H) 7.93 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.15 (s, br, 1H).
以下の化合物は、上記の7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−と類似の方法により合成された。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(2,6−ジメチル−4−モルホリニル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 0.61-0.92 (m, 6 H) 1.23 (m, 1 H) 1.35 - 1.70 (m, 15 H) 1.73 - 2.20 (m, 6 H) 2.88 (m, 1 H) 3.12-3.70 (m, 6 H) 3.92 (s, 3 H) 4.09 (m, 1 H) 4.58 (m, 2 H) 4.91 (m, br, 1 H) 6.75 (s, 1 H) 6.92 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 - 7.68 (m, 2 H) 7.75 (m, 2 H) 7.92 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.10 (s, br, 1H). LCMS: m/e 742 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 0.02 (m, 2 H) 0.82 (m, 2 H) 1.20-1.82 (m, 16 H) 1.91 - 2.18 (m, 6 H) 2.39-2.70 (m, 4H) 2.88 (m, 1 H) 2.96-3.59 (m, 5 H) 3.94 (s, 3 H) 4.06 (m, 1 H) 4.62 (m, 2 H) 4.85 (m, br, 1 H) 6.92 (m, 2 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 - 7.69 (m, 3 H) 7.86 (br s, 1 H) 7.92 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.10 (s, br, 1H). LCMS: m/e 753 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 0.02 (m, 1 H) 1.10-1.59 (m, 19 H) 1.91 - 2.49 (m, 8 H) 2.80-3.69 (m, 4H) 2.88 (m, 1 H) 3.81-4.41 (s, 7 H) 4.62 (m, 2 H) 4.90 (m, br, 1 H) 6.97 (m, 2 H) 7.10 (m, 1 H) 7.53 - 7.67 (m, 2 H) 7.71-7.95 (m, 3 H) 10.20 (s, br, 1H). LCMS: m/e 753 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−3,6−ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタ−6−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.17-1.85 (m, 15 H) 1.90 - 2.18 (m, 9 H) 2.59-2.99 (m, 6 H) 3.35-4.10 (m, 8 H) 4.66-5.00 (m, 3 H) 6.92 (m, 2 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.50 - 7.69 (m, 3 H) 7.75-8.01 (m, 2 H) 10.00 (s, br, 1H). LCMS: m/e 739 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(8-メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 0.021 (m, 2 H) 0.81 (m, 2 H) 1.20-1.86 (m, 16 H) 1.91 - 2.17 (m, 6 H) 2.41-2.71 (m, 4 H) 2.88 (m, 1 H) 2.97-3.70 (m, 5 H) 3.94 (s, 3 H) 4.08 (m, 1 H) 4.62 (m, 2 H) 4.85 (m, br, 1 H) 6.94 (m, 2 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.52 - 7.69 (m, 3 H) 7.80-7.95 (m, 2 H) 10.10 (s, br, 1H). LCMS: m/e 753 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[(3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.20-1.82 (m, 22 H) 1.91 - 2.18 (m, 6 H) 2.50 (br s, 3H) 2.90 (m, 1 H) 3.35−3.69 (m, 7 H) 3.92 (s, 3 H) 4.02 (m, 1 H) 4.61 (br m, 1 H) 4.93 (br m, 1 H) 6.80 (br s , 1 H) 6.95 (s, 1 H) 7.11 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.51 - 7.65 (m, 3 H) 7.80 (br s, 1 H) 7.90 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.20 (s, br, 1H). LCMS: m/e 755 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.15-1.82 (m, 19 H) 1.91 - 2.18 (m, 3 H) 2.88 (m, 1 H) 3.12-3.80 (m, 9 H) 3.92 (s, 3 H) 4.05 (m, 1 H) 4.40 (m, 2 H) 4.61 (br d, 1 H) 4.92 (br d, 1 H) 6.78 (s, 1 H) 6.91 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.59 - 7.65 (m, 2 H) 7.77 (m, 2 H) 7.93 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.10 (s, br, 1H). LCMS: m/e 756 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(3−エンド)−3−ヒドロキシ−3−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm -0.25 (m, 1 H) 0.52 (m, 1 H) 1.04 (s, 3 H) 1.15-1.82 (m, 24 H) 1.91 - 2.18 (m, 4 H) 2.89 (m, 1 H) 3.29 (m, 1 H) 3.62 (m, 1 H) 3.92 (s, 3 H) 4.06 (m, 1 H) 4.54-4.71 (m, 2 H) 5.00 (br d, 1 H) 6.82 (br s, 1 H) 6.91 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.50 - 7.60 (m, 2 H) 7.70 (m, 1 H) 7.80-7.95 (m, 2 H) 10.20 (s, br, 1H). LCMS: m/e 768 (M+H),保持時間:2.75分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−エン−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
m/e 750 (M+H),保持時間:2.89分(方法1).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]− 1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.21 (m, 1 H) 1.32 - 1.70 (m, 15 H) 1.73 - 2.20 (m, 6 H) 2.72-3.47 (m, 8 H) 3.88-4.17 (m, 10 H) 4.61 (m, 1 H) 4.95 (m, br, 1 H) 6.80 (br d, 1 H) 6.93 (br s, 1 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 - 7.64 (m, 2 H) 7.71-7.96 (m, 3 H) 10.15 (s, br, 1H).
LCMS: m/e 758 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2−メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 728 (M+H),保持時間:3.59分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(2,6−ジメチル−4−モルホリニル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 756 (M+H),保持時間:3.71分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2−メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 767 (M+H),保持時間:3.35分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 767 (M+H),保持時間:3.31分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 767 (M+H),保持時間:3.38分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[(3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
LCMS: m/e 769 (M+H),保持時間:3.32分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 770 (M+H),保持時間:3.65分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 772 (M+H),保持時間:3.61分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−2−エン−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
LCMS: m/e 764 (M+H),保持時間:3.69分(方法2).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル.
tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(1.20g、1.96mmol)をエタノール(6.53ml)、トリエチルアミン(0.396g、3.92mmol)、および(2,2,2−トリフルオロエチル)ヒドラジン(0.246g、2.15mmol)の溶液に溶解した。反応液をマイクロ波により160℃で2時間加熱し、濃縮した。得られた固形物を以下の条件によるprep HPLCで精製した:島津prep.HPLC、Discovery VPソフトウェアを使用:%A=10%アセトニトリル,90%水,0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル,10%水,0.1%TFA;開始%B=30;終了%B=100;グラジエント=12分間;実行時間=20分間;流速=40ml/分;カラム=Waters Sunfire 30 x 100mm S5。これにより、表題化合物を黄色のペーストとして得た(1.09g、84%)。
MS m/z 664 (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(1.20g、1.81mmol)を1,2−ジクロロエタン(3.62ml)に溶解し、反応液を窒素雰囲気下に置き、次いでトリフルオロ酢酸(3.62ml)を加えた。窒素雰囲気下、溶液を室温で2時間撹拌した。揮発性物質を減圧除去し、反応生成物をベンゼンに溶解、減圧除去し、微量のTFAの除去を補助した。ベンゼンへの溶解および減圧除去を繰り返した。試料を室温で減圧乾燥し、表題化合物を黄色の固形物として得た(0.923g、収率100%)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.20 - 1.62 (m, 7 H) 1.70 - 2.19 (m, 6 H) 2.87 (m, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.12-4.45 (m, 4 H) 4.76 (br.s, 1 H) 4.97 (br.s, 1 H) 6.82 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.56 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.78 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.90 (m, 2 H) 8.11 (s, 1 H). LCMS 608 m/z (MH+).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(2,2,2-トリフルオロエチル)、エチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(800mg、1.32mmol)をTHF(4.39ml)に溶解した。カルボニルジイミダゾール(640mg、3.95mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で45分間撹拌し、次いで1時間加熱還流した。反応液を窒素雰囲気下において冷却し、プロパン−2−スルホンアミド(649mg、5.27mmol)、次いでDBU(0.595mL、3.95mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下において80℃の油浴に浸し、終夜70−80℃で加熱した。反応液を酢酸エチル(50ml)で希釈し、有機層を1.0N 塩酸水溶液(50ml)、0.1M NaHPO水溶液(50ml)およびブライン(25ml)で順に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、黄色の泡状物質を得、これを室温で終夜減圧乾燥し、表題化合物を黄色の固形物として得た(949mg、100%)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.20 - 1.62 (m, 13 H) 1.70 - 2.18 (m, 6 H) 2.87 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.05 (m, 1 H) 4.10-4.40 (m, 4 H) 4.73 (br.s, 1 H) 4.99 (br.s, 1 H) 6.82 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.45 (br d, 1 H) 7.52 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.80 (br s , 1 H) 7.88 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 8.02 (s, 1 H) 8.60 (br s, 1 H). LCMS 713 m/z (MH+).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(2,2,2−トリフルオロエチル).
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)、エチルエステル(0.816g、1.15mmol)をTHF(2.86ml)に溶解し、メタノール(2.86ml)、次いで1N水酸化ナトリウム(2.29ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下においてキャップし、室温で18時間撹拌した。反応液を酢酸エチル(25.0ml)で希釈し、1.0N 塩酸水溶液(2x20ml)で洗浄した。ロータリーエバポレーターを用いて有機層を減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(0.784g、100%)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.20 - 1.62 (m, 10 H) 1.70 - 2.18 (m, 6 H) 2.87 (m, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.05 (m, 1 H) 4.27 (br m, 2 H) 4.73 (br.s, 1 H) 4.99 (br.s, 1 H) 6.82 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.45 (br d, 1 H) 7.52 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.80 (br s , 1 H) 7.88 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 8.02 (s, 1 H) 8.60 (br s, 1 H). LCMS 685 m/z (MH+).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[4−(4−モルホリニルカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)(90mg、0.131mmol)をDMSO(1.31ml)に溶解し、TBTU(84mg、0.263mmol)およびDIPEA(68mg、0.526mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、モルホリン(46mg、0.526mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。次いで反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。フラクションを回収し、スピードバックにより終夜濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(53mg、0.070mmol、収率53%)。
MS m/z 754 (M-H+);
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.22 (m, 1 H)1.33 - 1.57 (m, 9 H) 1.70 - 2.18 (m, 6 H) 2.59 (br m, 1 H) 2.70-2.95 (m, 6 H) 3.05-3.21 (m, 2 H) 3.92 (s, 3 H) 4.07 (m, 1 H) 4.73 (br.d, 1 H) 4.76 (br m, 2 H) 4.86 (br.d, 1 H) 6.90 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.63 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.67 (s, 1 H) 7.80 (s, 1 H) 7.93 (d, J=8.85 Hz, 1 H).
以下の化合物は、上記の7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[4−(4−モルホリニルカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−と類似の方法を用いて合成された。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(2,2,2-トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.64-0.90 (m, 5 H) 1.16-1.28 (m, 2 H) 1.33 - 1.57 (m, 9 H) 1.73 - 2.18 (m, 8 H) 2.30 (br m, 1 H) 2.87 (m, 2 H) 3.05-3.29 (m, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.07 (m, 1 H) 4.58 (br.d, 1 H) 4.72 (br m, 2 H) 4.93 (br.d, 1 H) 6.87-6.96 (m, 1 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.52-7.68 (m, 2 H) 7.72-7.85 (m, 2 H) 7.93 (m, 1 H) 8.48 (br s , 1 H). LCMS: m/e 782 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(2,2,2-トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.19 (br s, 1 H) 0.80 (br s, 1 H) 1.25-1.62 (m, 11 H) 1.76 - 2.18 (m, 7 H) 2.48 (br m, 1 H) 2.62 (br s, 3 H) 2.88 (m, 2 H) 2.95-3.50 (m, 4 H) 3.92 (s, 3 H) 4.06 (m, 1 H) 4.59 (br.d, 1 H) 4.86 (br m, 3 H) 6.93 (s, 1 H) 7.05 (br s, 1 H) 7.17 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.65 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.86 (br s, 1 H) 7.96 (m, 2 H) 10.0 (br s, 1 H). LCMS: m/e 793 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S,4S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.10-1.59 (m, 14 H) 1.70 - 2.18 (m, 7 H) 2.38 (m, 1 H) 2.80-3.85 (m, 8 H) 3.95 (s, 3 H) 4.03 (m, 1 H) 4.58 (br.d, 1 H) 4.98 (br.m, 3 H) 6.87-6.96 (m, 1 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.52-7.68 (m, 2 H) 7.72-7.85 (m, 2 H) 7.93 (m, 1 H) 8.48 (br s , 1 H). LCMS: m/e 793 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(8-メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−1−(2,2,2-トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.18 (br s, 1 H) 0.81 (br s, 1 H) 1.26-1.62 (m, 11 H) 1.80 (m, 2 H) 1.94 - 2.18 (m, 5 H) 2.44 (br m, 1 H) 2.62 (br s, 3 H) 2.90 (m, 2 H) 2.95-3.55 (m, 4 H) 3.92 (s, 3 H) 4.06 (m, 1 H) 4.59 (br.d, 1 H) 4.86 (br m, 3 H) 6.92 (s, 1 H) 7.03 (br s, 1 H) 7.17 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.58-7.65 (m, 1 H) 7.86 (br s, 1 H) 7.96 (m, 2 H) 10.0 (br s, 1 H). LCMS: m/e 793 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−(2,2,2-トリフルオロエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−:
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.05 - 1.57 (m, 15 H) 1.70 - 2.12 (m, 7 H) 2.30-2.99 (m, 6 H) 3.20-3.65 (m, 4 H) 3.92 (s, 3 H) 4.03 (m, 1 H) 4.60 (br.d, 1 H) 4.65-4.98 (br.m, 3 H) 6.95 (m, 2 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.57 (m, 2 H) 7.71 (s, 1 H) 7.82 (br s, 1 H) 7.93 (d, J=8.85 Hz, 1 H). LCMS: m/e 795 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−:
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.12-1.53 (m, 13 H) 1.70 - 2.40 (m, 9 H) 2.87 (m, 1 H) 3.03-3.62 (m, 6 H) 3.92 (s, 3 H) 4.07 (m, 1 H) 4.73 (br.d, 1 H) 4.76 (br m, 2 H) 4.86 (br.d, 1 H) 6.90 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.63 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.67 (s, 1 H) 7.80 (s, 1 H) 7.93 (d, J=8.85 Hz, 1 H). LCMS: m/e 794 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(3−ヒドロキシ−3−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm - 0.25 (m, 1 H) 0.52 (m, 1 H) 1.06 (s, 3 H) 1.15 - 1.82 (m, 18 H) 1.91 - 2.18 (m, 4 H) 2.88 (m, 1 H) 3.32 (m, 1 H) 3.60 (m, 1 H) 3.93 (s, 3 H) 4.07 (m, 1 H) 4.56 (br d, 1 H) 4.82 (m, 2 H) 4.97 (br d, 1 H) 6.82 (br s, 2 H) 7.16 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=8.55 Hz , 1 H) 7.70 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.84-7.92 (m, 3 H). LCMS: m/e 808 (M+H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−:
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.21 (m, 1 H) 1.32 - 1.70 (m, 9 H) 1.73 - 2.20 (m, 6 H) 2.72-3.40 (m, 13 H) 3.92 (m, 3 H) 4.10 (m, 1 H) 4.60 (m, 1 H) 4.82 (m, br, 3 H) 6.85-6.96 (m, 2 H) 7.17 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 - 7.72 (m, 3 H) 7.80-7.96 (m, 2 H).LCMS: m/e 798 (M+H).
Figure 2012517468
メチル 5−クロロ−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート.
5−クロロ−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(1.00g、4.38mmol)のベンゼン(5.83ml)およびメタノール(2.92ml)溶液(室温)に2Mトリメチルシリルジアゾメタン(8.75ml)を加えた。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、表題化合物を白色の固形物として得た(1.06g、4.38mmol、収率100%)。
MS m/z 243(MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 3.82 (s, 3 H) 3.89 (s, 3 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−、1,1−ジメチルエチルエステル.
マイクロ波チューブに、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(1.00g、1.37mmol)、メチル 5−クロロ−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(497mg、2.05mmol)およびビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(78mg、0.136mmol)を加えた。チューブを密閉し、脱気し、窒素をフラッシュした。1,4−ジオキサン(6.83ml)を加えた。反応混合物をマイクロ波照射下160℃で3時間加熱した。それを濾過し、濾液を濃縮した。残渣を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(8ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムで精製した(SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nmをモニター)。用いた溶出条件は、流速25mL/分、25%溶媒A/75%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間10分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物を含むフラクションを回収し、濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(547mg、0.842mmol、収率61%)。
MS m/z 650 (MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.06 - 2.29 (m, 19 H) 2.85 (m, 1 H) 3.30 (s, br, 3 H) 3.78 (s, br, 3H) 3.91 (s, 3 H) 4.76 (m, br, 1 H) 4.97 (m, br, 1 H) 6.80 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.11 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.56 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.82 (dd, J=8.24, 1.22 Hz, 1 H) 7.91 (dd, J=8.24, 1.22 Hz, 1 H) 7.98 (s, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−、1,1−ジメチルエチルエステル(547mg、0.842mmol)の1,2−ジクロロエタン(5ml)溶液に、TFA(5ml)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーターにより除去し、表題化合物を褐色の濃厚な油状物である粗生成物として得た(500mg、0.842mmol、収率100%)。
MS m/z 594(MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.06 - 2.28 (m, 10 H) 2.86 (m, 1 H) 3.30 (s, br, 3 H) 3.78 (s, br, 3H) 3.91 (s, 3 H) 4.75 (m, br, 1 H) 4.96 (m, br, 1 H) 6.80 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.81 (dd, J=8.24, 1.22 Hz, 1 H) 7.91 (dd, J=8.24, 1.22 Hz, 1 H) 7.97 (s, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−、メチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−(480mg、0.809mmol)のテトラヒドロフラン(2.70ml)溶液にカルボニルジイミダゾール(393mg、2.43mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間加熱し、冷却した。プロパン−2−スルホンアミド(398mg、3.23mmol)およびDBU(0.366mL、2.43mmol)を室温で加え、反応混合物を60℃で4時間加熱した。得られた混合物を1N HCl(50ml)溶液で希釈し、酢酸エチル(2x40ml)で抽出した。有機層を合わせ、ロータリーエバポレーターで濃縮し、生成物を橙色の油状物として得た。この物質をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを回収し、減圧濃縮した。表題化合物を黄色の固形物として得た(492mg、0.704mmol、収率87%)。
MS m/z 699 (MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.16 - 1.61 (m, 10 H) 1.69 - 2.21 (m, 6 H) 2.86 (m, 1 H) 3.34 (s, br, 3H) 3.67 (s, br, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.01 - 4.19 (m, 1 H) 4.70 (m, br, 1 H) 4.97 (m, br, 1 H) 6.70 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.09 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.51 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.92 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.68 (s, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−、メチルエステル(0.300g、0.429mmol)をTHF(1.07ml)に溶解し、メタノール(1.07ml)、次いで1N水酸化ナトリウム(0.900ml)水溶液を加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で18時間撹拌した。次いで、混合物を酢酸エチル(50.0ml)で希釈し、1.0N塩酸水溶液(2x50ml)で洗浄した。有機層をロータリーエバポレーターにより減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(282mg、0.412mmol、96%)。
MS m/z 685(MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.16 - 1.61 (m, 10 H) 1.69 - 2.21 (m, 6 H) 2.86 (m, 1 H) 3.34 (s, br, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.01 - 4.19 (m, 1 H) 4.70 (m, br, 1 H) 4.99 (m, br, 1 H) 6.70 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.51 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.92 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 9.00 (s, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−(75mg、0.11mmol)のDMSO(1.1ml)溶液に、TBTU(70mg、0.22mmol)およびDIPEA(0.057mL、0.4444mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、モルホリン(38mg、0.44mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを回収し、減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(67mg、0.089mmol、収率81%)。
MS m/z 754 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.18 - 1.52 (m, 10 H) 1.75 - 2.25 (m, 6 H) 2.63 - 3.26 (m, 9 H) 3.50 (s, br, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 3.96 - 4.03 (m, 1 H) 4.64 (d, br, 1 H) 4.98 (m, br, 1 H) 6,88 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.55 - 7.65 (m, 2 H) 7.80 (s, br, 1 H) 7.93 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.30 (s, br, 1H).
以下の化合物は、上記の7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−と同様の方法を用いて製造された。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
MS m/z 782 (M-H+). 1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 0.71 (s, br, 3H), 0.75 (s, br, 3H) 1.18 - 1.52 (m, 10 H) 1.75 - 2.21 (m, 9 H) 2.35 (m, 1 H) 2.83 - 3.21 (m, 3 H) 3.50 (s, br, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 3.96 - 4.03 (m, 1 H) 4.64 (d, br, 1 H) 5.02 (d, br, 1 H) 6.81 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.55 - 7.65 (m, 2 H) 7.80 (s, br, 1 H) 7.93 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.50 (s, br, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 793 (M-H+). 1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.16 - 2.20 (m, 20 H) 2.40-2.99 (m, 7 H) 3.22-3.71 (m, 3H) 3.90-4.11 (m, 7 H) 4.63 (m, br, 1 H) 4.98 (m, br, 1 H) 6.98 (m, 1 H) 7.03 (m, 1 H) 7.23 (m, 1H) 7.52 - 7.73 (m, 3 H) 7.82 (s, br, 1 H) 10.10 (s, br, 1H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−.
MS m/z 795 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.10 - 1.51 (m, 16 H) 1.71 - 2.50 (m, 11 H) 2.59-2.94 (m, 5 H) 3.50 (s, br, 3 H) 3.96 (s, 3 H) 4.63 (m, br, 2 H) 4.95 (m, br, 1 H) 6.93 (m, 2 H) 7.13 (m, 1 H) 7.49 - 7.65 (m, 2 H) 7.82 (s, br, 1 H) 7.93 (m, 1 H) 10.10 (s, br, 1H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
Figure 2012517468
MS m/z 780 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 0.70 (m, 1H) 1.21 − 1.52 (m, 13 H) 1.75 − 2.20 (m, 8 H) 2.30 (m, 1H) 2.79 ? 2.98 (m, 3 H) 3.11 (m, 1H) 3.87 (m, 1H) 3.98 (s, br, 3 H) 4.05 (s, 3 H) 4.61 (d, br, 1 H) 4.89 (m, br, 1 H) 6.85 - 6.98 (m, 2 H) 7.17 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.55 - 7.70 (m, 2 H) 7.84−8.03 (m, 1 H) 7.93 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.45 (s, br, 1H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
Figure 2012517468
MS m/z 798 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.11 - 1.61 (m, 10 H) 1.75 - 2.52 (m, 10 H) 2.81 - 3.60 (m, 9 H) 3.95 (s, br, 3 H) 4.03 (s, 3 H) 3.95 - 4.03 (m, 1 H) 4.65 (d, br, 1 H) 5.01 (m, br, 1 H) 6.85 (br s, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.50 - 7.71 (m, 2 H) 7.79-7.93 (m,2 H) 10.40 (s, br, 1H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−.
Figure 2012517468
MS m/z 767 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 1.13 − 1.58 (m, 10 H) 1.75 − 2.12 (m, 6 H) 2.20 ? 2.97 (m, 5 H) 3.19−3.79 (m, 7H) 3.95 (s, 3 H) 3.99 (br s, 3 H) 3.95 − 4.03 (m, 1 H) 4.50 (m, br, 1 H) 4.92 (m, br, 1 H) 6.87 - 7.01 (m, 2 H) 7.11 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.50 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.59-7.80 (m, 2 H) 7.91 (br s, 1 H) 10.50 (s, br, 1H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[(8-メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
MS m/z 793 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 0.37 (br m, 1H) 0.83 (br m, 1H) 1.14 - 1.70 (m, 11 H) 1.75-2.16 (m, 7H) 2.35-2.70 (m, 4 H) 2.86 (m, 2 H) 3.20-3.79 (m, 4H) 3.90-4.11 (m, 7 H) 4.63 (d, br, 1 H) 4.94 (m, br, 1 H) 6.95-7.10 (m, 2 H) 7.15 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 - 7.70 (m, 3 H) 7.81 (s, br, 1 H) 10.10 (s, br, 1H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S,4S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
Figure 2012517468
MS m/z 793 (M-H+).
1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ ppm 0.55 (br m, 1H) 1.14 - 1.70 (m, 13 H) 1.75-2.16 (m, 7H) 2.52-3.70 (m, 9 H) 3.89-4.11 (m, 7 H) 4.69 (d, br, 1 H) 5.00 (m, br, 1 H) 6.95-7.15 (m, 3 H) 7.50-7.81 (m, 4 H) 10.20 (s, br, 1H).
Figure 2012517468
メチル 5−ヨード−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート.
メチル 1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(154mg、1mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(10ml)溶液(−78℃)に、2M BuLi(0.550mL、1.100mmol)のペンタン溶液を滴下して加えた。反応混合物を−45℃に加熱し、1時間撹拌した。それを−78℃に冷却し、ヨウ素(279mg、1.100mmol)のTHF(2ml)溶液を加えた。反応混合物を室温に昇温させ、1時間撹拌した。次いで、飽和NHCl溶液でクエンチし、酢酸エチル(2x25ml)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、減圧濃縮した。粗生成物を褐色の濃厚な油状物として得た。この物質をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。濃縮物を酢酸エチルで抽出し、抽出物を合わせ、MgSOで乾燥した。懸濁物を次いで濾過し、濾液を減圧下でエバポレートし、表題化合物を白色の固形物として得た(137mg、0.460mmol、収率46.0%)。
MS m/z 281(MH+), 保持時間: 1.107 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 2.45 (s, 3 H) 3.84 (s, 3 H) 3.91 (s, 3 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−、1,1−ジメチルエチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(50mg、0.068mmol)、メチル 5−ヨード−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(38.2mg、0.136mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)クロリド(4.79mg、6.82μmol)を標準的なマイクロ波チューブに加えた。次いで管を密閉し、脱気し、窒素をフラッシュした。1,4−ジオキサン(2.0ml)を加え、得られた混合物をマイクロ波条件、120℃で2時間加熱した。それを濾過し、濾液を濃縮した。残渣をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを回収し、減圧濃縮し、表題化合物を橙色の固形物として得た(9.1mg、0.015mmol、収率21.26%)。
MS m/z 596 (MH+), 保持時間: 2.893 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.06 - 2.28 (m, 19 H) 2.47 (s, 3 H) 2.77 - 2.93 (m, 1 H) 3.19 (s, 3 H) 3.53 - 3.83 (s, br, 3 H) 3.90 (s, 3 H) 4.58 - 4.73 (m, br, 1 H) 4.86 - 5.03 (m, br, 1 H) 6.71 (s, 1 H) 6.92 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.65 (dd, J=8.24, 1.22 Hz, 1 H) 7.80 - 7.85 (m, 2 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−、1,1−ジメチルエチルエステル(601mg、1.009mmol)の1,2−ジクロロエタン(10ml)溶液に、TFA(5mL、64.9mmol)を加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。溶媒およびTFAをエバポレートし、褐色の濃厚な油状物を得た(650mg、1.144mmol、収率113%)。この粗生成物の10mgをCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(3.5mg、35%回収)。
MS m/z 540(MH+), 保持時間: 1.925 分. (basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.15 - 1.59 (m, 4 H) 1.68 - 2.24 (m, 6 H) 2.41 (s, 3 H) 2.84 - 2.97 (m, 1 H) 3.11 - 3.50 (m, br, 6 H) 3.90 (s, 3 H) 4.55 - 4.69 (m, br, 1 H) 4.94 - 5.06 (m, br, 1 H) 6.88 (s, 1 H) 7.07 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.14 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.67 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.87 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.89 (s, 1 H).
注:粗生成物の残りは、さらに精製することなく次に用いた。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−、メチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−(225mg、0.417mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液に、CDI(101mg、0.625mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間加熱し、室温に冷却した。2−メチルプロパン−1−スルホンアミド(172mg、1.251mmol)およびDBU(0.126mL、0.834mmol)を加え、得られた混合物を60℃で4時間加熱した。反応液を1N HCl溶液でクエンチし、生成物を酢酸エチル(2x40ml)で抽出した。有機層を合わせ、1N HCl溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過した。濾液のエバポレートにより、生成物を橙色の油状物として得た。この物質をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(46.6mg、0.067mmol、収率16.12%)。
MS m/z 659(MH+), 保持時間: 2.197 分. (basic).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.14 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.19 - 1.60 (m, 4 H) 1.70 - 2.15 (m, 6 H) 2.34 - 2.43 (m, 1 H) 2.49 (s, 3 H) 2.80 - 2.92 (m, 1 H) 3.12 - 3.75 (m, 8 H) 3.91 (s, 3 H) 4.63 - 4.74 (m, br, 1 H) 4.85 - 4.99 (m, br, 1 H) 6.75 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.09 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.39 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.75 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.90 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.52 (s, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−、メチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−(225mg、0.417mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液に、CDI(101mg、0.625mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間加熱し、室温に冷却した。プロパン−2−スルホンアミド(154mg、1.251mmol)およびDBU(0.126mL、0.834mmol)を加え、得られた混合物を60℃で4時間加熱した。反応を1N HClでクエンチし、生成物を酢酸エチル(2x40ml)で抽出した。有機層を合わせ、1N HCl溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過した。溶媒のエバポレートにより、生成物を橙色の濃厚な油状物として得た。この物質をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(42.5mg、0.066mmol、収率15.81%)。
MS m/z 645(MH+), 保持時間: 2.105 分. (basic).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.16 - 1.61 (m, 10 H) 1.69 - 2.21 (m, 6 H) 2.48 (s, 3 H) 2.81 - 2.92 (m, 1 H) 3.24 (s, 3 H) 3.66 (s, br, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.01 - 4.10 (m, 1 H) 4.63 - 4.75 (m, br, 1 H) 4.84 - 4.98 (m, br, 1 H) 6.74 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.39 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.74 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.90 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.28 (s, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−、 メチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−(120mg、0.222mmol)のTHF(5ml)溶液に、CDI(54.1mg、0.334mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間加熱し、室温に冷却した。N,N−ジメチルスルファミド(83mg、0.667mmol)およびDBU(0.067mL、0.445mmol)を加え、得られた混合物を60℃で終夜加熱した。1N HClで反応をクエンチし、生成物を酢酸エチル(2x30ml)で抽出した。有機層を合わせ、1N HCl、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過した。溶媒をエバポレートし、粗生成物を橙色の濃厚な油状物として得た。この物質を、CHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を橙色の固形物として得た(31.4mg、0.049mmol、収率21.87%)。
MS m/z 646(MH+), 保持時間: 2.245分. (basic).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.18 - 1.60 (m, 4 H) 1.70 - 2.14 (m, 6 H) 2.49 (s, 3 H) 2.80 - 2.91 (m, 1 H) 3.05 (s, 6 H) 3.24 (s, 3 H) 3.68 (s, br, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.64 - 4.74 (m, br, 1 H) 4.86 - 5.00 (m, br, 1 H) 6.74 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.85, 2.75 Hz, 1 H) 7.35 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.75 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.89 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 8.44 (s, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−、メチルエステル(44.2mg、0.067mmol)のテトラヒドロフラン(2.0ml)およびMeOH(2.000ml)溶液に、1N NaOH(0.537mL、0.537mmol)溶液を加えた。反応混合物を室温で4日間撹拌した。LC/MSにより、開始物質のエステルのわずか〜25%の加水分解しか行われていないことが分かった。さらに0.5mLの1N NaOH溶液を加えた。次いで反応混合物を室温でさらに3日間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を1N HCl溶液で酸性化した。得られた混合物を酢酸エチル(2x20ml)で抽出し、有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過した。濾液をエバポレートし、生成物を粘稠性の橙色の油状物として得た。この物質を、CHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを回収し、減圧濃縮し、表題化合物を薄黄色の固形物とし得た(12.2mg、0.019mmol、収率28.2%)。
MS m/z 645(MH+), 保持時間: 1.847 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, DMSO-D6) δ ppm 1.02 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.08 - 1.53 (m, 4 H) 1.64 - 2.09 (m, 6 H) 2.08 - 2.20 (m, 1 H) 2.36 (s, 3 H) 2.71 - 2.85 (m, 1 H) 3.09 (s, 3 H) 3.45 (d, J=6.71 Hz, 2 H) 3.88 (s, 3 H) 4.42 - 4.62 (m, br, 1 H) 4.96 - 5.18 (m, br, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.15 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.21 (dd, J=8.85, 2.75 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.60 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1 H) 7.90 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 8.14 (s, 1 H) 11.76 (s, 1 H) 12.37 (s, br, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−、メチルエステル(29.4mg、0.046mmol)のTHF(1.5ml)およびMeOH(1.500ml)溶液に、1N NaOH(0.364mL、0.364mmol)溶液を加えた。反応混合物を室温で4日間撹拌した。LC/MSにより、わずか〜40%のエステルしか加水分解されていないことが分かった。0.5mLのさらなる1N NaOH溶液を加えた。次いで、反応混合物を室温で3日間撹拌した。反応混合物を濃縮し、1N HCl溶液を用いて残渣を酸性化した。次いで生成物を酢酸エチル(2x20ml)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濾過した。濾液をエバポレートし、粗生成物を橙色の油状物として得た。この物質をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を薄黄色の固形物として得た(9.5mg、0.015mmol、収率33.0%)。
MS m/z 632(MH+), 保持時間: 1.853 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, DMSO-D6) δ ppm 1.06 - 1.53 (m, 4 H) 1.58 - 2.07 (m, 6 H) 2.35 (s, 3 H) 2.74 - 2.83 (m, 1 H) 2.87 (s, 6 H) 3.02 - 3.16 (s, br, 3 H) 3.88 (s, 3 H) 4.41 - 4.61 (m, br,1 H) 4.96 - 5.20 (m, br, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.15 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.60 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.89 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 8.14 (s, 1 H) 11.51 (s, 1 H) 12.35 (s, br, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−.
丸底フラスコ内の1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−、メチルエステル(80mg、0.124mmol)およびカリウムトリメチルシラノレート(TMSOK)(31.8mg、0.248mmol)の混合物に、テトラヒドロフラン(8ml)を加えた。得られた混合物を室温で終夜撹拌した。LC/MSにより、開始物質の40%しか反応していないことが分かった。さらに2当量のTMSOKを加え、撹拌を48時間続けた。反応混合物を濃縮し、1N HCl溶液を加えた。黄色の固形物を単離し(85mg)、その物質の10mgを、CHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(7.6mg、76%回収)。
MS m/z 631(MH+), 保持時間: 1.648 分. (basic).
1H NMR (500 MHz, アセトン) δ ppm 1.11 - 1.61 (m, 10 H) 1.63 - 2.21 (m, 6 H) 2.38 (s, 3 H) 2.85 - 3.00 (m, 1 H) 3.17 (s, 3 H) 3.83 - 3.97 (m, 4 H) 4.54 - 4.72 (m, br, 1 H) 5.09 - 5.29 (m, br, 1 H) 6.93 (s, 1 H) 7.11 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.17 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.61 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.68 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.96 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.21 (s, 1 H) 9.96 (s, 1 H).
注:上記の粗生成物はさらに精製することなく、本明細書中のカルボキシアミド例の製造に用いた。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6−[1,3−ジメチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−(9.5mg、0.015mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(9.66mg、0.030mmol)およびDIPEA(0.013mL、0.075mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。モルホリン(1.965mg、0.023mmol)を加え、得られた溶液を室温で48時間撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。表題化合物を黄色の固形物として得た(8.0mg、0.011mmol、収率74.4%)。
MS m/z 699 (M-H-), 保持時間: 1.990 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.18 - 1.64 (m, 4 H) 1.73 - 2.26 (m, 9 H) 2.59 - 3.09 (m, 15 H) 3.85 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.67 (d, J=14.96 Hz, 1 H) 5.02 - 5.15 (m, 1 H) 7.07 (s, 1 H) 7.15 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.56 - 7.64 (m, 2 H) 7.92 (s, 1 H) 7.98 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(2-メチルプロピル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(2-メチルプロピル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−(10mg、0.016mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(9.96mg、0.031mmol)およびDIPEA(0.014mL、0.078mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。モルホリン(1.351mg、0.016mmol)を加え、得られた溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを回収し、減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(10.7mg、0.015mmol、収率95%)。
MS m/z 712(M-H-), 保持時間: 1.895 分.(basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.16 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.20 - 1.64 (m, 4 H) 1.73 - 2.27 (m, 9 H) 2.29 - 2.43 (m, 1 H) 2.56 - 3.14 (m, 9 H) 3.49 - 3.55 (m, 2 H) 3.85 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 4.67 (d, J=14.96 Hz, 1 H) 4.98 - 5.16 (m, br, 1 H) 7.07 (s, 1 H) 7.15 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.55 - 7.66 (m, 2 H) 7.95 (s, 1 H) 7.98 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−(20mg、0.032mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(20.36mg、0.063mmol)およびDIPEA(0.028mL、0.159mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。モルホリン(4.14mg、0.048mmol)を加え、得られた溶液を室温で終夜撹拌した。次いで反応混合物を、CHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮した。表題化合物を黄色の固形物として得た(16.8mg、0.024mmol、収率74.2%)。
MS m/z 698(M-H-), 保持時間: 1.798 分. (basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.18 - 1.62 (m, 10 H) 1.72 - 2.25 (m, 9 H) 2.53 - 3.23 (m, 9 H) 3.84 (s, 3 H) 3.95 (s, 3 H) 3.96 - 4.03 (m, 1 H) 4.64 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 5.00 - 5.15 (m, br, 1 H) 7.06 (s, 1 H) 7.14 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.19 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.55 - 7.65 (m, 2 H) 7.94 (s, 1 H) 7.98 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−(20mg、0.032mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(20.36mg、0.063mmol)およびDIPEA(0.028mL、0.159mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン、2HCl(9.47mg、0.048mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。粗反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物のTFA塩を黄色の固形物として得た(19.7mg、0.023mmol、収率71.4%)。
MS m/z 737(M-H-), 保持時間: 2.040 分. (basic).
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 1.16 - 1.67 (m, 14 H) 1.74 - 2.25 (m, 6 H) 2.38 (s, 3 H) 2.51 - 2.66 (m, 1 H) 2.72 (s, 3 H) 2.94 - 3.05 (m, 1 H) 3.16 - 3.39 (m, 5 H) 3.84 (s, 3 H) 3.96 (s, 3 H) 3.98 - 4.05 (m, 1 H) 4.59 - 4.71 (m, br, 1 H) 4.94 - 5.05 (m, br, 1 H) 7.14 - 7.28 (m, 3 H) 7.62 - 7.66 (m, 2 H) 7.91 (s, 1 H) 8.00 (d, J=8.54 Hz, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−[[シス−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1,3−ジメチル−(13mg、0.021mmol)のDMSO(1ml)溶液に、TBTU(13.24mg、0.041mmol)およびDIPEA(0.018mL、0.103mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、シス−2,6−ジメチルモルホリン(3.56mg、0.048mmol)を加え、得られた混合物を室温で終夜撹拌した。粗反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。均一なフラクションを合わせ、減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(10.1mg、0.014mmol、収率67.3%)。
MS m/z 326(M-H-), 保持時間: 1.958 分. (basic).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.57 - 2.33 (m, 25 H) 2.81 - 3.60 (m, 5 H) 3.77 - 3.99 (m, 8 H) 4.03 - 4.12 (m, 1 H) 4.57 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 4.76 - 4.94 (m, 1 H) 6.75 - 6.88 (m, 1 H) 6.95 (s, 1 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.14 Hz, 1 H) 7.50 - 7.67 (m, 2 H) 7.71 (s, 1 H) 7.91 (d, J=8.24 Hz, 1 H).
以下の化合物は、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−[[cis−2,6−ジメチル- 4−モルホリニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−の記載と類似の方法を用いて製造された。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
MS m/z 726(M+H).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.70 - 2.32 (m, 23 H) 2.75 - 3.69 (m, 5 H) 3.81 - 3.99 (m, 8 H) 4.03 (m, 1 H) 4.55 (br d, 1 H) 4.90 (br d, 1 H) 6.75 (s, 1 H) 6.96 (s, 1 H) 7.14 (m, 1 H) 7.51 - 7.65 (m, 2 H) 7.72 (s, 1 H) 7.87 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.12 (br s, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
MS m/z 744 (M+H).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.19 - 2.52 (m, 21 H) 2.85 - 3.59 (m, 11 H) 3.85 - 3.95 (m, 6 H) 4.07 (m, 1 H) 4.60 (br d, 1 H) 4.93 (br d, 1 H) 6.86 (br s, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.16 (m, 1 H) 7.53 - 7.69 (br m, 2 H) 7.22 (br m, 1 H) 7.94 (br m, 1 H) 10.20 (br s, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−.
MS m/z 713 (M+H).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.13 - 2.26 (m, 19 H) 2.39 - 3.71 (m, 12 H) 3.75 - 3.86 (m, 6 H) 4.03 (m, 1 H) 4.61 (br d, 1 H) 4.83 (br d, 1 H) 6.96 (m, 2 H) 7.13 (m, 1 H) 7.53 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.61 - 7.82 (m, 2 H) 7.92 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.20 (br s, 1 H).
メチル 1−(1−メチルエチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
Figure 2012517468
1−(1−メチルエチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(2.00g、11.9mmol)のベンゼン(15.9ml)およびメタノール(7.93ml)溶液(室温)に2M トリメチルシリルジアゾメタン(23.8ml)を加えた。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーターで減圧除去し、表題化合物を白色の固形物として得た(2.17g、11.89mmol、収率100%)。
MS m/z 183(MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.49 (d, 6H) 2.48 (s, 3 H) 3.81 (s, 3 H) 4.42 (m, 1H) 7.86 (s, 1H).
メチル 5−ヨード−1−(1−メチルエチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
Figure 2012517468
メチル 1−(1−メチルエチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(2.00g、11.0mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(22.0ml)溶液(−78℃)に、2M ブチルリチウム(6.04mL、12.1mmol)のペンタン溶液を滴下して加えた。反応混合物を−45℃に昇温し、1時間撹拌した。次いで、それを−78℃に冷却し、ヨウ素(3.06g、12.1mmol)のTHF(11.0ml)溶液を加えた。反応混合物を室温に昇温し、1時間撹拌した。次いで、飽和NHCl溶液でクエンチし、酢酸エチル(2x25ml)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO)。溶媒をエバポレートし、表題化合物を黄褐色の固形物として得た(3.38g、11.0mmol、粗収率100%)。
MS m/z 309 (MH+); 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.41 (d, 6H) 2.47 (s, 3 H) 3.82 (s, 3 H) 4.77 (m, 1H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1−(1−メチルエチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−、1,1−ジメチルエチルエステル
Figure 2012517468
マイクロ波チューブに、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(611mg、0.834mmol)、メチル 5−ヨード−1−(1−メチルエチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(360mg、1.17mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムIIクロリド(58.5mg、0.083mmol)を加えた。チューブを密閉し、脱気し、窒素をフラッシュした。1,4−ジオキサン(4.17ml)を加えた。反応混合物をマイクロ波条件下、160℃で1時間加熱した。それを濾過し、濾液を濃縮した。残渣を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(8ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、25%溶媒A/75%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間10分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物を含むフラクションを回収し、濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(156mg、0.250mmol、収率30%)。
MS m/z 624 (MH+); 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.41 (br s, 3H) 1.18 - 1.59 (m, 16 H) 1.72 - 2.20 (m, 6 H) 2.49 (s, 3 H) 2.86 (m, 1 H) 3.68 (m, 1 H) 3.85 (br s, 3 H) 3.92 (s, 3 H) 4.69 (br.d, 1 H) 4.97 (br.d, 1 H) 6.68 (s, 1 H) 6.92 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.55 Hz 1 H) 7.73 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.87 (s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1(1−メチルエチル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1−(1−メチルエチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−、1,1−ジメチルエチルエステル(156mg、0.250mmol)の1,2−ジクロロエタン(4ml)溶液に、TFA(4ml)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーターで除去し、表題化合物を褐色がかった濃厚な油状物である粗生成物として得た(142mg、0.8250mmol、収率100%)。
MS m/z 568(MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.41 (br s, 3H) 1.18 - 1.59 (m, 7 H) 1.72 - 2.20 (m, 6 H) 2.52 (s, 3 H) 2.87 (m, 1 H) 3.63 (m, 1 H) 3.85 (br s, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.71 (br.d, 1 H) 4.96 (br.d, 1 H) 6.68 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.55 Hz 1 H) 7.77 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.87 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.97 (s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1(1−メチルエチル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1(1−メチルエチル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−(110mg、0.194mmol)のテトラヒドロフラン(0.646ml)溶液にカルボニルジイミダゾール(94.0mg、0.581mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間加熱した。プロパン−2−スルホンアミド(95mg、0.775mmol)およびDBU(0.088mL、0.581mmol)を室温で加えた。次いで反応混合物を60℃で4時間加熱した。反応混合物を1N HCl(50ml)溶液で希釈し、酢酸エチル(2x40ml)で抽出した。有機層を合わせ、ロータリーエバポレーターで濃縮し、橙色の油状物を粗生成物として得た。それをCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。フラクションを回収し、スピードバックで16時間濃縮した。黄色の固形物を表題化合物として得た(114mg、0.169mmol、収率87%)。
MS m/z 673 (MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.41 (br s, 3H) 1.18 - 1.52 (m, 13 H) 1.70 - 2.20 (m, 6 H) 2.51 (s, 3 H) 2.85 (m, 1 H) 3.59 (m, 1 H) 3.87 (s, 3 H) 3.92 (s, 3 H) 4.02 (m, 1 H) 4.73 (br.d, 1 H) 4.97 (br.d, 1 H) 6.67 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.40-7.62 (m, 2 H) 7.78-7.84 (m, 2 H), 9.00 (br s, 1 H).
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−3−メチル−
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−1(1−メチルエチル)−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−(110mg、0.163mmol)をTHF(0.272ml)に溶解し、メタノール(0.272ml)、次いで1N水酸化ナトリウム水溶液(0.600ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で18時間撹拌した。反応液を酢酸エチル(25.0ml)で希釈し、1.0N 塩酸水溶液(2x20ml)で洗浄した。有機層をロータリーエバポレーターで減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(107mg、0.163mmol、100%)。
MS m/z 659(MH+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.39 (br s, 3H) 1.18 - 1.52 (m, 13 H) 1.70 - 2.20 (m, 6 H) 2.48 (s, 3 H) 2.83 (m, 1 H) 3.51 (m, 1 H) 3.87 (s, 3 H) 4.02 (m, 1 H) 4.72 (br.d, 1 H) 4.98 (br.d, 1 H) 6.65 (s, 1 H) 6.95 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.41-7.60 (m, 2 H) 7.79-7.83 (m, 2 H), 8.96 (br s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[3−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−3−メチル−(25mg、0.038mmol)のDMSO(0.38ml)溶液に、TBTU(24mg、0.076mmol)およびDIPEA(0.020mg、0.44mmol)を加えた。反応混合物を室温で15時間撹拌した。次いで、モルホリン(38mg、0.15mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。フラクションを回収し、スピードバックで終夜濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(24mg、0.031mmol、81%)。
MS m/z 728 (M-H+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.18 - 1.70 (m, 16 H) 1.75 - 2.16 (m, 6 H) 2.30 (s, 3 H) 2.60-3.31 (m, 9 H) 3.94 (m, 3 H) 4.04 (m, 1 H) 4.56 (br.m, 2 H) 4.93 (br.d, 1 H) 6.79 (br s, 1 H) 6.94 (s, 1 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.55 Hz 1 H) 7.66 (br s, 1 H) 7.82 (s, 1 H) 7.97 (d, J=8.55 Hz, 1 H), 10.20 (br s, 1 H).
以下の化合物は、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[3−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−の記載と同様の方法を用いて合成された。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−3−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
MS m/z 756 (M-H+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.70-0.91 (br m, 6 H)1.02 - 1.81 (m, 16 H) 1.86 - 2.16 (m, 6 H) 2.28 (s, 3 H) 2.85-3.29 (m, 5 H) 3.96 (s, 3 H) 4.12 (br m, 3 H) 4.55 (br.m, 2 H) 4.92 (br.d, 1 H) 6.73 (br s, 1 H) 6.94 (br s, 1 H) 7.16 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.51-7.72 (m, 2 H) 7.76-7.98 (m, 2 H), 10.50 (br s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[3−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
MS m/z 741 (M-H+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.15 - 1.81 (m, 18 H) 1.86 - 2.12 (m, 4 H) 2.21-2.45 (m, 5 H) 2.61−3.05 (m, 6 H) 3.10-3.75 (m, 4 H) 3.93 (s, 3 H) 4.04 (m, 1 H) 4.61 (br.m, 2 H) 4.90 (br.d, 1 H) 6.86 (br s, 1 H) 6.96 (s, 1 H) 7.14 (br m, 1 H) 7.59-7.83 (m, 3 H) 7.93 (br s, 1 H), 10.10 (br s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[3−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
MS m/z 769 (M-H+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.21 (br s, 1 H) 1.02 (br s, 3 H) 1.15-1.60 (m, 17 H) 1.69 - 2.12 (m, 8 H) 2.28 (m, 4 H) 2.69-3.60 (m, 6 H) 3.96 (s, 3 H) 4.08 (br m, 3 H) 4.60 (br.m, 2 H) 4.88 (br.m, 1 H) 6.82 (br s, 1 H) 6.95 (s, 1 H) 7.15 (br m, 1 H) 7.55-7.74 (m, 2 H) 7.78-7.99 (m, 2 H), 10.12 (br s, 1 H).
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、1−メチル−3−(1−メチルエチル)−、エチルエステル
Figure 2012517468
エチル 4−メチル−3−オキソペンタノエート(5.00g、31.6mmol)にN,N-ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(37.7g、316mmol)を加えた。得られた溶液を100℃で3時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーターで減圧除去し、橙色の油状物を得た。3.00グラムのこの油状物をエタノール(46.9ml)に再溶解した。トリエチルアミン(2.85g、28.1mmol)およびメチルヒドラジン(0.713g、15.5mmol)を室温で加え、得られた溶液を2時間撹拌し、1M HCl(100ml)で希釈し、クロロホルム(100ml)で抽出した。得られた油状物をシリカゲルカラムにより、5:1 ヘキサン/酢酸エチルを溶出液として用いて精製し、黄色の油状物を得た(2.40g、12.1mmol)。
MS m/z 197 (MH+).
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−ヨード−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−、エチルエステル
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、1−メチル−3−(1−メチルエチル)−、エチルエステル(2.14g、10.9mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(21.8ml)溶液(−78℃)に、1.4M sec−ブチルリチウム(8.57mL、12.0mmol)のヘプタン溶液を滴下して加えた。次いで、反応混合物を−45℃に昇温し、1時間撹拌した。それを−78℃に冷却し、ヨウ素(3.04g、12.0mmol)を加えた。反応混合物を室温に昇温し、1時間撹拌した。次いで、飽和NHCl溶液でクエンチし、酢酸エチル(2x25ml)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO)。溶媒をエバポレートし、固形物を得、それをCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。フラクションを回収し、スピードバックで終夜濃縮し、表題化合物をベージュ色の固形物として得た(0.843g、2.62mmol、粗収率24%)。
MS m/z 323 (MH+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.25 (d, 6 H) 1.37 (t, 3H) 3.52 (m, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.31 (q, 2H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
Figure 2012517468
マイクロ波チューブに、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(800mg、1.09mmol)、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−ヨード−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−、エチルエステル(422mg、1.31mmol)、LiCl(231mg、5.46mmol)、CuCl(454mg、4.59mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムIIクロリド(77.0mg、0.109mmol)を加えた。チューブを密閉し、脱気し、窒素をフラッシュした。1,4−ジオキサン(5.46ml)を加えた。反応混合物をマイクロ波条件下、160℃で1時間加熱した。次いで濾過し、濾液を濃縮した。残渣を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(8ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、25%溶媒A/75%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間10分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物を含むフラクションを回収し、濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(286mg、0.448mmol、収率41%)。
MS m/z 638 (MH+)
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(286mg、0.448mmol)の1,2−ジクロロエタン(4ml)溶液に、TFA(4ml)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーターで除去し、表題化合物を褐色の濃厚な油状物である粗生成物として得た(260mg、0.448mmol、収率100%)。
MS m/z 582(MH+)
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−、エチルエステル
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(140mg、0.241mmol)のテトラヒドロフラン(0.802ml)にカルボニルジイミダゾール(117mg、0.722mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間加熱した。プロパン−2−スルホンアミド(119mg、0.963mmol)およびDBU(0.109mL、0.722mmol)を室温で加えた。次いで反応混合物を60℃で2時間加熱した。反応混合物を1N HCl(50ml)溶液で希釈し、クロロホルム(50ml)で抽出した。有機層を合わせ、ロータリーエバポレーターで濃縮し、橙色の油状物を粗生成物として得た。これをシリカゲル(90/9/1 塩化メチレン/MeOH/AcOHを溶出液として使用)で精製し、表題化合物を黄色の油状物として得た(160mg、0.233mmol、収率97%)。
MS m/z 687 (MH+)
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−、エチルエステル(160mg、0.233mmol)をTHF(0.582ml)に溶解し、メタノール(0.582ml)、次いで1N水酸化ナトリウム水溶液(2.32ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で120時間撹拌した。反応液をクロロホルム(50ml)で希釈し、1.0N 塩酸水溶液(50ml)で洗浄した。ロータリーエバポレーターを用いて有機層を減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(153mg、0.233mmol、100%)。
MS m/z 659(MH+)
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−(50mg、0.076mmol)のDMSO(0.760ml)溶液に、TBTU(49mg、0.152mmol)およびDIPEA(0.039mg、0.30mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで、モルホリン(26mg、0.304mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。フラクションを回収し、スピードバックで終夜濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(26mg、0.035mmol、収率47%)。
MS m/z 728 (M-H+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.15 - 1.62 (m, 16 H) 1.72 - 2.25 (m, 7 H) 2.53 - 3.36 (m, 9 H) 3.90 (s, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.07 (m, 1 H) 4.60 (br d, 1 H) 4.94 (br d, 1 H) 6.82 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 6.96 (s, 1 H) 7.14 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.64 (m, 1 H) 7.76 (s, 1 H) 7.96 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.56 (br s, 1 H).
以下の化合物は、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−の記載と同様の方法を用いて合成された。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
MS m/z 756 (MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.70 (m, 6 H) 1.05 - 1.62 (m, 16 H) 1.72 - 2.28 (m, 7 H) 2.83 - 3.21 (m, 5 H) 3.90-3.94 (m, 8 H) 4.08 (m, 1 H) 4.59 (br d, 1 H) 4.96 (br d, 1 H) 6.79 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 6.96 (s, 1 H) 7.14 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.58 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.69 (m, 1 H) 7.81 (s, 1 H) 7.96 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.70 (br s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(1−メチルエチル)−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
MS m/z 741 (MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.12- 1.70 (m, 16 H) 1.70 - 2.12 (m, 7 H) 2.33 (br s, 3 H) 2.70 - 3.32 (m, 7 H) 3.45-4.07 (m, 9 H) 4.61 (br s, 1 H) 4.97 (br s, 1 H) 6.89 (br s, 1 H) 7.96 (s, 1 H) 7.13 (br m, 1 H) 7.50-7.86 (br m, 3 H) 7.94 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.30 (br s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
Figure 2012517468
MS m/z 769 (MH+).
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.05 (m, 6 H) 1.05 - 1.62 (m, 16 H) 1.72 - 2.13 (m, 7 H) 2.28 (br s, 3 H) 2.83 - 3.48 (m, 5 H) 3.79-4.11 (m, 9 H) 4.62 (br d, 1 H) 4.99 (br d, 1 H) 6.86 (br s, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.18 (br s, 1 H) 7.60-7.81 (br m, 3 H) 7.95 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.32 (br s, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル(1.044g、1.619mmol)を前もって混合したTHF(20ml)、MeOH(20ml)および水酸化ナトリウム(20mL、20.00mmol)の溶液に溶解した。反応液は均一なものであり、窒素雰囲気下、室温で26時間撹拌し、次いで浴温20℃のロータリーエバポレーターを用いて減圧濃縮した。反応液を1N 塩酸水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、1N 塩酸水溶液およびブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで終夜乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、1.68gの橙色の無定形の固形物を得た。粗生成物をクロロホルム(約50ml)に加熱して溶解し、ヘキサンを物質が沈殿し始めるまで加え、その沈殿を回転して再溶解した(約10−12mlのヘキサン)。混合物をゆっくりと室温に冷却し、室温で数時間放置した。ブフナー漏斗を用いて極微細な粒子状の黄色の沈殿物を濾過し、室温で減圧乾燥し、819mg(45%)の精製生成物を明黄色の無定形の固形物として得た。表題化合物4.6mgをCDCl(2ml)に約5滴のCDOD(溶解を補助するため)を加えて溶解し、1H NMRの測定を行った。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D / CD3OD) δ ppm 1.11 - 1.39 (m, 3 H) 1.41 (d, J=7.02 Hz, 6 H) 1.47 - 1.65 (m, 1 H) 1.75 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.82 - 2.27 (m, 13 H) 2.77 - 2.90 (m, 1 H) 3.28 (s, 3 H) 3.88 (s, 3 H) 3.97 - 4.06 (m, 1 H) 4.66 (s, 1 H) 5.01 (s, 1 H) 6.76 (s, 1 H) 6.92 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.04 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.47 - 7.54 (m, 2 H) 7.81 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.86 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.91 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.39分; 615 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
2ドラム式バイアル内で、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.09M、0.081mmol)およびTBTU(0.19M、0.171mmol)/DMFを含む900μLのストック溶液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。DMAP(40mg、0.327mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌し、次いでアミン試薬3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタンジヒドロクロリド(35mg、0.176mmol)を加え、反応液を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、63mgの無定形の黄色の膜状物質/泡状物質を得た。試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。試料を2回のHPLCインジェクションにより精製し、生成物を含むフラクションを合わせ(保持時間=5.5分)、揮発性物質を減圧除去した。試料を室温で減圧乾燥し、44.4mgの表題化合物をそのTFA塩として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.10 - 1.31 (m, 1 H) 1.33 - 1.57 (m, 10 H) 1.80 (s, 2 H) 1.89 - 2.16 (m, 5 H) 2.57 (s, 4 H) 2.74 (s, 9 H) 2.84 - 3.12 (m, 4 H) 3.27 (s, 2 H) 3.32 - 3.72 (m, 4 H) 3.88 (s, 3 H) 3.94 (s, 4 H) 4.00 - 4.14 (m, 1 H) 4.63 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 4.89 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 6.96 (d, J=2.14 Hz, 2 H) 7.13 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.63 (d, J=7.63 Hz, 2 H) 7.76 (s, 1 H) 7.93 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
LC−MS保持時間 1.81分; 723 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
2ドラム式バイアル内で、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.09M、0.081mmol)およびTBTU(0.19M、0.171mmol)/DMFを含む900μLのストック溶液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。DMAP(42mg、0.344mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌し、次いでアミン試薬N,N−ジメチルピペリジン−3−アミンジヒドロクロリド(34mg、0.169mmol)を加え、反応液を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、67mgを黄色の膜状物質として得た。試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。
生成物フラクション(保持時間=5.03分)を合わせ、揮発性物質を減圧除去し、室温で減圧乾燥し、表題化合物26.2mgを無定形の黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.04 - 1.18 (m, 1 H) 1.18 - 1.45 (m, 6 H) 1.48 (d, J=6.71 Hz, 7 H) 1.80 (d, J=8.55 Hz, 3 H) 1.86 - 2.26 (m, 5 H) 2.37 - 2.99 (m, 20 H) 3.12 - 3.72 (m, 4 H) 3.85 (s, 4 H) 3.93 (s, 3 H) 3.98 - 4.08 (m, 1 H) 4.23 (s, 0.4 H) 4.60 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 4.86 (d, J=11.90 Hz, 1 H) 6.82 - 7.02 (m, 2 H) 7.11 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.58 - 7.88 (m, 3 H) 7.94 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.05 (s, 0.6H).
LC−MS保持時間1.54分; 725 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(4−(((2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル)カルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
2ドラム式バイアル内で、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.087M、0.081mmol)およびTBTU(0.18M、0.168mmol)/DMFを含む932μLのストック溶液を窒素雰囲気下、室温で1.75時間撹拌した。DMAP(40mg、0.327mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌し、次いでアミン試薬(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.030mL、0.243mmol)を加え、反応液を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した(19時間)。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、65mgの黄色の膜状物質を得た。試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである(生成物保持時間=12.83分)。試料は2回のインジェクション(各1ml)で精製し、2回目の実行においては実行時間を20分、グラジエント(同じ)時間を15分に短縮した。生成物フラクションを合わせ、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、次いで試料を室温で減圧乾燥し、26.1mgの表題化合物をくすんだ黄色の固形物/無定形の膜状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.60 - 0.93 (m, 6 H) 1.16 - 1.29 (m, 2 H) 1.30 - 1.58 (m, 9 H) 1.79 (d, J=10.68 Hz, 2 H) 1.92 (s, 14 H) 2.05 - 2.27 (m, 3 H) 2.88 (t, J=11.44 Hz, 1 H) 3.13 - 3.31 (m, 2 H) 3.46 (br.s, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.02 - 4.13 (m, 1 H) 4.60 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 4.90 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 6.83 (br. s, 1 H) 6.95 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.06 - 7.17 (m, 1 H) 7.49 - 7.80 (m, 4 H) 7.93 (s, 1 H) 10.12 (br.s, 0.2 H) 10.47 (br.s, 0.6 H).
LC−MS保持時間 1.90分; 712 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(4−(ジメチルカルバモイル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.087M、0.081mmol)およびTBTU(0.18M、0.168mmol)/DMFを含む932μLのストック溶液を窒素雰囲気下、室温で1.75時間撹拌した。DMAP(41.8mg、0.342mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌後、アミン試薬ジメチルアミンヒドロクロリド(17.5mg、0.215mmol)を反応液に加え、反応液を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した(19時間)。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、57mgを黄色の泡状物質/無定形の固形物/膜状物質として得た。試料を島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラム(SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nmをモニター)で精製した用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである(生成物保持時間=12.05分)。試料は2回のインジェクション(各1ml)により精製した。生成物フラクションを合わせ、揮発性物質をロータリーエバポレーターで減圧除去し、試料を室温で減圧乾燥し、37.6mg(68%)を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.15 - 1.30 (M, 1 H) 1.33 - 1.45 (M, 2 H) 1.49 (br.s, 7 H) 1.79 (d, J=8.55 Hz, 2 H) 1.91 - 2.17 (M, 7 H) 2.32 (br.s, 9 H) 2.45 (br.s, 3 H) 2.78 - 2.91 (M, 1 H) 3.50 (br.s, 1 H) 3.82 (s, 3 H) 3.93 (s, 3 H) 4.01 - 4.10 (M, 1 H) 4.60 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 4.93 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 6.86 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.10 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.58 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.66 (s, 1 H) 7.75 (s, 1 H) 7.91 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 9.99 (br.s,1 H).
LC−MS保持時間:1.74分;642 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[(1R,5S)−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.09M、0.081mmol)およびTBTU(0.19M、0.171mmol)/DMFを含む900μLのストック溶液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。DMAP(41mg、0.336mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌し、次いでアミン試薬(1R,5S)−8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタンジヒドロクロリド(30mg、0.151mmol)を加え、反応混合物を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、70mgを得た。試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。
生成物の保持時間は5.56分であり、揮発性物質/溶媒を減圧除去した。1回目のPrep HPLCにおいては、%A=10mM酢酸アンモニウム、pH=6.8、水/アセトニトリル(95%/5%);%B=10mM酢酸アンモニウム、pH=6.8、水/アセトニトリル(5%/95%)溶媒システムを用い、試料に不純物が含まれていることが示された。試料をさらに島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料を0.5ml DMF/1.5mlアセトニトリルに溶解し、Phenonemex Gemini 30mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器を用いて検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速40mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10mM酢酸アンモニウム、pH=6.8、水/アセトニトリル(95%/5%);%B=10mM酢酸アンモニウム、pH=6.8、水/アセトニトリル(5%/95%)溶媒システムである。生成物の溶出時間は9.7分から11.7分であった。生成物フラクションを合わせ、揮発性物質を除去し、減圧乾燥した。精製生成物をジクロロメタンに溶解し、10μLのトリフルオロ酢酸を加え、揮発性物質を減圧除去することにより表題化合物のトリフルオロ酢酸塩を作成した。室温で減圧乾燥し、表題化合物のトリフルオロ酢酸塩を23.6mg(35%)の黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.11 - 1.29 (M, 1 H) 1.32 - 1.45 (M, 3 H) 1.49 (dd, J=11.14, 6.87 Hz, 6 H) 1.79 (d, J=10.68 Hz, 2 H) 1.89 - 2.13 (M, 4 H) 2.28 - 2.73 (M, 15 H) 2.84 - 2.95 (M, 1 H) 3.25 (s, 2 H) 3.39 (s, 2 H) 3.76 - 3.92 (M, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.01 - 4.12 (M, 1 H) 4.63 (d, J=15.87 Hz, 1 H) 4.87 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.14 Hz, 2 H) 7.13 (dd, J=8.85, 2.44 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.63 (s, 1 H) 7.77 (s, 1 H) 7.92 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.06 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.73分; 723 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、6-[4−[[[2−[ビス(1−メチルエチル)アミノ]エチル](1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(52.1mg、0.084mmol)をDMF(0.9ml)に溶解し、TBTU(56.2mg、0.175mmol)を加え、反応液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。DMAP(46mg、0.377mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌後、アミン試薬N,N,N’−トリイソプロピルエチレンジアミン(55mg、0.295mmol)を加え、反応液を窒素下においてキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、84mgを黄色のガラス状物質/膜状物質として得た。
試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである(生成物保持時間=6分)。生成物フラクションを合わせ、ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を減圧除去し、次いで試料を室温で減圧乾燥し、36.0mg(47%)を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.05 (s, 6 H) 1.18 - 1.43 (M, 15 H) 1.46 (d, J=7.02 Hz, 8 H) 1.78 (d, J=8.55 Hz, 2 H) 1.87 - 2.12 (M, 4 H) 2.62 (s, 14 H) 2.80 - 2.90 (M, 1 H) 3.12 (s, 2 H) 3.24 - 3.70 (M, 9 H) 3.92 (s, 3 H) 3.97 - 4.06 (M, 1 H) 4.19 (s, 1 H) 4.55 (s, 1 H) 4.99 (s, 1 H) 6.86 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.09 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.48 - 7.57 (M, 3 H) 7.85 (s, 1 H) 7.90 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 9.33 (s, 1 H) 10.12 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.80分;783 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[[(2-メトキシフェニル)メチル](1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(50mg、0.081mmol)をDMF(811μL)に溶解し、TBTU(51.5mg、0.160mmol)を加え、反応液を窒素雰囲気下、室温で1.3時間撹拌した。DMAP(52mg、0.426mmol)を反応液に加え、溶回数rまで撹拌後、アミン試薬N−(2−メトキシベンジル)プロパン−2−アミンヒドロクロリド(36mg、0.167mmol)を加え、反応液を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。粗生成物を室温で減圧乾燥し、75mgを黄色の膜状物質として得た。
試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである(生成物保持時間=14.7分)。ロータリーエバポレーターを用いて生成物フラクションから揮発性物質を減圧除去し、試料を減圧乾燥し45.4mg(72%)を黄色の無定形の固形物として得た。プロトンNMRは回転異性的性質を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.34 - 1.03 (M, 6.3 H) 1.04 - 1.32 (M, 3.4 H) 1.29 - 1.66 (M, 7.6 H) 1.78 (d, 2.2 H) 1.90 - 2.24 (M, 4.3 H) 2.52 (s, 3.6 H) 2.87 (s, 1.1 H) 3.36 - 3.71 (M, 2.1 H) 3.71 - 3.88 (M, 5.5 H) 3.92 (s, 3.4 H) 4.00-4.06 (M, 0.8 H) 4.13 - 4.39 (M, 1.1 H) 4.63 (d, J=12.21 Hz, 1.0 H) 5.08 (d, J=14.04 Hz, 0.9 H) 6.54 - 6.83 (M, 2.5 H) 6.86 - 6.99 (M, 2.6 H) 7.02 - 7.20 (M, 2.1 H) 7.34 - 7.71 (M, 3.1 H) 7.74 - 7.99 (M, 2.0 H) 9.39 (br.s, 0.4 H) 9.85 (br.s, 0.5 H).
LC−MS保持時間 1.99分;776 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間2分、分析時間5分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[[(5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル](1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(50mg、0.081mmol)をDMF(811μL)に溶解し、TBTU(51.5mg、0.160mmol)を加え、反応液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。DMAP(43.2mg、0.354mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌後、アミン試薬N−((5−エチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)プロパン−2−アミン(47.3mg、0.280mmol)を0.2mlのDMFに溶解したものを反応液に加えた。反応液を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した。反応液を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。
反応液を2mlの体積のアセトニトリルで希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物の保持時間は11.45分であった。生成物フラクションを合わせ、ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を減圧除去し、次いで室温で試料を減圧乾燥し、47.8mgを黄色の無定形の固形物/膜状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.07 - 1.24 (M, 5 H) 1.27 (t, J=7.48 Hz, 4 H) 1.38 (d, J=5.49 Hz, 8 H) 1.56 (d, J=9.46 Hz, 1 H) 1.78 (d, J=9.46 Hz, 2 H) 1.88 - 1.99 (M, 1 H) 2.00 - 2.17 (M, 3 H) 2.55 - 2.82 (M, 4 H) 2.83 - 2.94 (M, 1 H) 3.73 (s, 3 H) 3.89 (s, 3 H) 3.97 - 4.08 (M, 1 H) 4.15 - 4.80 (M, 4 H) 5.22 (d, J=16.79 Hz, 1 H) 6.88 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.04 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.46 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.59 - 7.67 (M, 2 H) 7.91 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.31 (br.s, 1 H) 9.62 (br.s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.75分;766 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10-[[(シクロブチルスルホニル)アミノ]カルボニル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(653mg、1.210mmol)をTHF(12ml)に50ml丸底フラスコ内で溶解した。カルボニルジイミダゾール(1.308g、8.07mmol)を反応液に加えた。フラスコに冷却器を装着し、それを窒素雰囲気下に置き、反応液を室温で1時間撹拌し、次いで50分間還流した。反応液を窒素雰囲気下で冷却し、シクロブタンスルホンアミド(825mg、6.10mmol)、次いでDBU(0.383mL、2.54mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、70℃で終夜加熱し、LC−MSにより、主にイミダゾリドが存在するが生成物はわずかであることが示されたため、シクロブチルスルホンアミド(700mg、5.17mmol)、次いでDBU(0.383mL、2.54mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、3.5時間加熱還流し、LC−MSにより反応の進行を再チェックした。さらにシクロブチルスルホンアミド(357mg、2.64mmol)およびDBU(0.383mL、2.54mmol)を反応液に加え、反応液を3.25時間加熱還流した。反応液を冷却し、酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液で2回洗浄した。水層を酢酸エチルで逆抽出した。有機層を合わせ、1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO、再度1.0N 塩酸水溶液、最後にブラインで順に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、949mgの粗生成物を黄色の固形物として得た。粗生成物を2.6gのシリカゲルに吸着させ、28.7gのシリカゲルスラリー(2%メタノール/ジクロロメタンを用いてパック)によるクロマトグラフィを行い、2%メタノール/ジクロロメタンを用いて溶出した。純粋な生成物のフラクションを合わせ、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、465mg(59%)の表題化合物を無定形の黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.20 (M, 1 H) 1.30 (t, J=7.17 Hz, 3 H) 1.33 - 1.48 (M, 2 H) 1.55 (br.s, 4 H) 1.78 (d, J=9.46 Hz, 2 H) 1.87 - 2.14 (M, 6 H) 2.32 - 2.42 (M, 2 H) 2.55 - 2.69 (M, 2 H) 2.79 - 2.92 (M, 1 H) 3.28 (s, 3 H) 3.90 (s, 3 H) 4.25 (br.s, 2 H) 4.53 - 4.63 (M, 1 H) 4.71 (d, J=10.68 Hz, 1 H) 4.97 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 6.77 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.35 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.73 (d, J=1.22 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.91 (s, 1 H) 8.24 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.78分; 655 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10-[[(シクロブチルスルホニル)アミノ]カルボニル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−[[(シクロブチルスルホニル)アミノ]カルボニル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−、エチルエステル(463mg、0.705mmol)をTHF(6.8ml)に溶解し、加熱してメタノール(6.8ml)で希釈し、混合物を室温に冷却した。THF/メタノールによる反応懸濁液に、1.0N水酸化ナトリウム水溶液(6.8mL、6.8mmol)を加えた。水酸化ナトリウム水溶液を加えると、反応物は透明で均一な溶液となった。反応液を窒素雰囲気下、室温で20時間撹拌した。反応液をロータリーエバポレーターにより室温の恒温槽(20℃)を用いて減圧濃縮した。200mlの酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。酢酸エチルで水相を抽出した。有機相を合わせ、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、揮発性物質を濾液から減圧除去し、457mgの表題化合物を薄黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, MeOD) δ ppm 0.83 (br.s, 1 H) 1.11 - 1.29 (M, 3 H) 1.30 - 1.60 (M, 4 H) 1.74 (d, J=7.93 Hz, 2 H) 1.87 (br.s, 1 H) 1.94 - 2.07 (M, 5 H) 2.25 - 2.35 (M, 2 H) 2.50 - 2.60 (M, 2 H) 2.78 - 2.87 (M, 1 H) 3.24 (s, 3 H) 3.87 (s, 3 H) 4.46 - 4.55 (M, 1 H) 4.67 (br.s, 1 H) 4.99 (br.s, 1 H) 6.78 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.05 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.49 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.52 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=1.53 Hz, 1 H) 7.84 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.89 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.42分; 627m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速4ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−[[(シクロブチルスルホニル)アミノ]カルボニル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−におけるアミドカップリングの一般的方法
Figure 2012517468
2ドラム式バイアル内に、室温で1.25時間、前もって混合した1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−[[(シクロブチルスルホニル)アミノ]カルボニル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.639mL、0.072mmol)およびTBTU(0.639mL、0.138mmol)のストック溶液639μlを入れた。反応混合物にDMAP(0.239mL、0.358mmol)を含むストック溶液239μlを加え、次いでアミン試薬(0.159mmol)を加えた。反応物を窒素雰囲気下でキャップし、、室温で終夜撹拌した。試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。アセトニトリルを用いて試料を2ml(または4ml)に希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物フラクションの揮発性物質 を、加熱しながらスピードバックを用いて終夜減圧除去した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.13 - 1.30 (M, 1 H) 1.31 - 1.56 (M, 4 H) 1.79 (d, J=10.68 Hz, 2 H) 1.88 - 2.15 (M, 7 H) 2.37 (s, 4 H) 2.54 (s, 4 H) 2.67 (d, J=9.16 Hz, 4 H) 2.83 - 2.96 (M, 2 H) 3.05 - 3.64 (M, 5 H) 3.89 (s, 3 H) 3.93 (s, 3 H) 4.54 - 4.69 (M, 2 H) 4.88 (s, 1 H) 6.95 (t, J=2.14 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.60 (d, J=6.71 Hz, 1 H) 7.77 (s, 1 H) 7.91 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.17 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.55分; 735m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
一般的アミドカップリングの方法を参照。試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。アセトニトリルを用いて試料を2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物の保持時間=8.3分。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) d ppm 0.99 - 1.32 (M, 7 H) 1.32 - 1.66 (M, 3 H) 1.80 (d, J=8.55 Hz, 2 H) 1.88 - 2.13 (M, 6 H) 2.35 (s, 2 H) 2.54 (s, 2 H) 2.66 (s, 2 H) 2.92 (s, 2 H) 3.02 - 3.71 (M, 10 H) 3.80 (s, 3 H) 3.93 (s, 3 H) 4.08 (s, 1 H) 4.49 - 4.67 (M, 2 H) 4.92 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 6.91 (s, 1 H) 6.97 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.11 (dd, J=8.39, 2.29 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.56 - 7.65 (M, 2 H) 7.78 (s, 1 H) 7.92 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 9.71 (s, 1 H).
LC−MS保持時間1.49分;737 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−
一般的アミドカップリングの方法を参照。
アセトニトリルを用いて試料を4mlに希釈した。試料をアセトニトリルに完全に溶解するには2ml以上の体積が必要であり、前述の試料に比べて溶解度が低いことが示唆された。
試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。アセトニトリルを用いて試料を4mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。精製は2回のインジェクション(2ml)として行った。生成物保持時間=13.9分。揮発性物質を生成物フラクションから、加熱下、スピードバックを用いて終夜減圧除去した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.85 (M, 1 H) 1.21 (M, 2 H) 1.31 - 1.57 (M, 6 H) 1.77 (d, J=8.24 Hz, 3 H) 1.89 - 2.14 (M, 6 H) 2.15 - 2.24 (M, 1 H) 2.30 (d, J=11.29 Hz, 1 H) 2.34 - 2.43 (M, 2 H) 2.57 - 2.79 (M, 2 H) 2.86 (t, J=10.53 Hz, 1 H) 2.94 - 3.41 (M, 9 H) 3.51 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 3.62 (d, J=10.68 Hz, 1 H) 3.86 (s, 1 H) 3.93 (s, 5 H) 4.51 - 4.68 (M, 2 H) 4.83 - 5.06 (M, 1 H) 6.78 - 6.89 (M, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.08 - 7.17 (M, 1 H) 7.58 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.63 (d, J=7.93 Hz, 1 H) 7.66 - 7.81 (M, 2 H) 7.90 (t, J=9.16 Hz, 1 H) 10.19 (s, 0.2 H) 10.44 (s, 0.7 H).
LC−MS保持時間 1.62分; 736m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
一般的アミドカップリングの方法を参照。
試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。アセトニトリルを用いて試料を2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間=13.5分。揮発性物質を生成物フラクションから、加熱下、スピードバックを用いて終夜減圧除去した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.68 (br.s, 3 H) 0.78 (M, 1 H) 0.81 - 0.91 (M, 1 H) 1.12 - 1.32 (M, 2 H) 1.32 - 1.50 (M, 3 H) 1.79 (d, J=11.29 Hz, 2 H) 1.90 - 2.01 (M, 3 H) 2.01 - 2.16 (M, 5 H) 2.18 - 2.27 (M, 1 H) 2.28 - 2.36 (M, 1 H) 2.35 - 2.46 (M, 1 H) 2.60 - 2.82 (M, 3 H) 2.83 - 3.11 (M, 5 H) 3.12 - 3.31 (M, 2 H) 3.42 (s, 1 H) 3.81 - 3.94 (M, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.51 - 4.70 (M, 2 H) 4.90 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 6.79 - 6.90 (M, 1 H) 6.95 (d, J=1.83 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.55, 2.14 Hz, 1 H) 7.60 (dd, J=24.57, 8.39 Hz, 2 H) 7.69 (d, J=16.48 Hz, 1 H) 7.91 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.03 (s, 0.3 H) 10.42 (s, 0.7 H).
LC−MS保持時間1.85分; 724m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速4ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間2分、分析時間5分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
2ドラム式バイアル内に、前もって室温で1.25時間混合した1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−[[(シクロブチルスルホニル)アミノ]カルボニル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.639mL、0.072mmol)およびTBTU(0.639mL、0.138mmol)のストック溶液639μlを入れた。反応混合物にDMAP(0.239mL、0.358mmol)を含むストック溶液239μlを加え、次いでアミン試薬3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナンヒドロクロリド(38.0mg、0.229mmol)を加えた。窒素雰囲気下、反応物をキャップし、室温で撹拌した。反応混合物をLCMSで分析することにより、微量の生成物しか存在しないことが示された。反応物をキャップした状態で室温で3日間置き、HATU(92mg、0.242mmol)を加えた。反応物をキャップして室温で終夜撹拌した。LCMSにより反応が完了したことが分かった。反応物を室温でさらに2日間撹拌した(週末)。
試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。アセトニトリルを用いて反応物を2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物の保持時間は、分裂したピークとして10.72分および11.03分に観察された。揮発性物質を生成物フラクションから、加熱下、スピードバックを用いて終夜減圧除去した。
各生成物フラクションの1H NMR分析によるNMRスペクトルは同一であった。生成物フラクションを1つのバイアルに合わせ、室温で減圧乾燥し、34.5mg(65%)の表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.11 - 1.27 (M, 1 H) 1.31 - 1.52 (M, 3 H) 1.71 - 1.83 (M, J=8.85 Hz, 2 H) 1.92 - 2.15 (M, 6 H) 2.31 (s, 1 H) 2.38 (s, 1 H) 2.55 - 2.77 (M, 3 H) 2.81 - 2.91 (M, 1 H) 3.25 (s, 1 H) 3.33 (d, J=9.46 Hz, 1 H) 3.42 (s, 2 H) 3.55 (d, J=10.07 Hz, 1 H) 3.62 - 3.80 (M, 3 H) 3.89 (s, 3 H) 3.93 (s, 3 H) 4.23 (s, 3 H) 4.53 - 4.66 (M, 2 H) 4.93 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 6.87 (s, 1 H) 6.95 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.54, 2.75 Hz, 1 H) 7.58 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.61 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.70 (s, 1 H) 7.74 (s, 1 H) 7.93 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 10.09 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.50分; 738 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−
2ドラム式バイアルに、前もって室温で1.25時間混合した1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−[[(シクロブチルスルホニル)アミノ]カルボニル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(0.091M)(0.787mL、0.072mmol)およびTBTU(0.213M)(0.787mL、0.168mmol)を含むストック溶液787μlを入れた。反応混合物にDMAP(48.0mg、0.393mmol)を加え、次いでアミン試薬、この場合(S)−2−(メトキシメチル)モルホリンヒドロクロリド(30.4mg、0.181mmol)を加えた。窒素雰囲気下で反応物をキャップし、室温で終夜撹拌した。反応物をアセトニトリルで希釈し、逆相Prep HPLCで精製した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.19 (M, 1 H) 1.31 - 1.54 (M, 3 H) 1.79 (d, J=10.38 Hz, 2 H) 1.90 - 2.20 (M, 7 H) 2.23 - 2.55 (M, 3 H) 2.58 - 2.82 (M, 4 H) 2.82 - 3.13 (M, 6 H) 3.11 - 3.49 (M, 5 H) 3.90 (s, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.51 - 4.67 (M, 2 H) 4.78 - 4.96 (M, 1 H) 6.85 (s, 1 H) 6.95 (s, 1 H) 7.12 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.56 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=7.63 Hz, 1 H) 7.63 - 7.74 (M, 2 H) 7.90 (t, J=9.00 Hz, 1 H) 10.09 (s, 0.3 H) 10.41 (s, 0.6 H).
LC−MS保持時間1.62分; 740 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間2分、分析時間5分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
以下の実施例は同様の方法により製造され得る。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−6−[4−[[(1S,4S)−5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
HPLC方法:試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。アセトニトリルを用いて反応混合物を2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間=5.71分。揮発性物質を生成物フラクションから、加熱下、スピードバックを用いて終夜減圧除去した。
この試料のプロトンNMRは回転異性的性質を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.49 (s, 0.3 H) 0.96 - 1.29 (M, 2.2 H) 1.30 - 1.59 (M, 3.3 H) 1.79 (d, J=11.60 Hz, 1.8 H) 1.86 - 2.17 (M, 3.8 H) 2.19 - 2.46 (M, 2.1 H) 2.49 - 3.74 (M, 6.4 H) 3.76 - 4.21 (M, 5.1 H) 4.24 - 4.39 (M, 0.8 H) 4.43 - 4.70 (M, 1.4 H) 4.73 - 5.07 (M, 1.0 H) 5.23 (s, 0.1 H) 6.73 (d, J=29.30 Hz, 0.4 H) 6.88 - 7.00 (M, 0.8 H) 7.04−7.13 (M, 0.7 H) 7.44 - 7.60 (M, 0.9 H) 7.58 - 7.96 (M, 2.0 H) 8.19 (s, 0.1 H) 10.43 (d, J=81.79 Hz, 0.4 H) 11.20 (d, J=87.28 Hz, 0.5 H) 12.46 (s, 0.6 H).
LC−MS保持時間1.60分;737 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−6−[4−[[3−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル]カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
HPLC方法:試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応物をアセトニトリルおよび極めて少量のメタノールを用いて4mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間は5.37分であった。化合物は2回のインジェクション(2ml)で精製した。プロトンNMRのピークは概して、分子における回転が制限されていることの特徴であるブロードなものであった。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.13 - 1.32 (M, 2 H) 1.32 - 1.59 (M, 5 H) 1.79 (s, 3 H) 1.89 - 2.18 (M, 7 H) 2.36 (s, 2 H) 2.48 - 2.76 (M, 8 H) 2.88 (s, 1 H) 3.51 (s, 1 H) 3.60 - 3.91 (M, 7 H) 3.93 (s, 3 H) 4.24 (s, 0.6 H) 4.47 - 4.68 (M, 2 H) 4.84 (d, J=13.43 Hz, 1 H) 6.86 - 6.98 (M, 1 H) 7.07 - 7.17 (M, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.58 - 7.84 (M, 2 H) 7.93 (d, J=7.93 Hz, 1 H) 10.07 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.56分; 739m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468

7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−
HPLC方法:試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応混合物をアセトのトリルを用いて4mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、50%溶媒A/50%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。化合物は2回のインジェクション(2ml)で精製した。
揮発性物質を生成物フラクションから、加熱下、スピードバックを用いて終夜減圧除去した。ジクロロメタンを用いて生成物フラクションを合わせ、溶媒を減圧除去し、35.4mg(71%)の表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.22 (M, 1 H) 1.33 - 1.55 (M, 3 H) 1.79 (d, J=10.68 Hz, 2 H) 1.91 - 2.21 (M, 7 H) 2.37 (d, J=29.60 Hz, 3 H) 2.56 - 2.79 (M, 4 H) 2.78 - 2.96 (M, 4 H) 3.12 (s, 3 H) 3.90 (s, 3 H) 3.94 (s, 3 H) 4.53 - 4.65 (M, 2 H) 4.89 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 6.86 (s, 1 H) 6.95 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.12 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.67 (s, 1 H) 7.69 (s, 1 H) 7.93 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 10.24 (s, 1 H).
74814-024-aのLCMS:LC−MS保持時間 1.61分;696 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、N−(シクロブチルスルホニル)−13−シクロヘキシル−6−[4−[(ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル)カルボニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
HPLC方法:試料を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応混合物をアセトニトリルおよび微量のメタノールにより4mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間=5.72分。
化合物は2回のインジェクション(2ml)で精製した。揮発性物質を生成物フラクションから、加熱下、スピードバックを用いて終夜減圧除去した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.24 (s, 1 H) 1.30 - 1.45 (M, 2 H) 1.31 - 1.45 (M, 2 H) 1.58 (none, 2 H) 1.78 (s, 4 H) 1.88 - 2.24 (M, 9 H) 2.34 (s, 2 H) 2.65 (s, 3 H) 2.74 - 3.18 (M, 3 H) 3.18 - 3.87 (M, 9 H) 3.89 - 3.96 (M, 3 H) 3.96 - 4.35 (M, 3 H) 4.45 - 4.68 (M, 2 H) 4.76 - 5.00 (M, 1 H) 6.80 - 6.95 (M, 1 H) 6.96 (s, 1 H) 7.05 - 7.15 (M, J=8.24 Hz, 1 H) 7.47 - 7.68 (M, 3 H) 7.68 - 7.81 (M, 1 H) 7.88 (s, 1 H) 9.94 (s, 1 H) 12.54 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.61分;735 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−[[(1−メチルエチル)[(テトラヒドロ−2−フラニル)メチル]アミノ]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(51.1mg、0.083mmol)をDMF(829μL)に溶解し、HATU(66.3mg、0.174mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で1.2時間撹拌した。DMAP(41.5mg、0.340mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌後、アミン試薬、イソプロピル−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−アミン(36μl、0.251mmol)を加え、反応液を窒素下でキャップし、室温で17時間撹拌した。注:アミン試薬の推定密度は1g/ccであり、重要な事項は化学量論的に当量のではなく過剰のアミンが存在することである。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(2ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間=13.3分。生成物フラクションを採取し、ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を減圧除去した。表題化合物を無定形の固形物として単離した(47.4mg、77%)。プロトンNMRは制限された回転の特徴を示した(ブロードおよび回転異性体のピーク)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) d ppm 0.61 (s, 1.6 H) 0.80 - 1.11 (M, 5.1 H) 1.23 (s, 2.7 H) 1.31 - 1.57 (M, 10.7 H) 1.76 (s, 4.0 H) 1.87 - 2.13 (M, 5.9 H) 2.20 (s, 2.4 H) 2.38 - 2.75 (M, 0.7 H) 2.78 - 2.92 (M, 1.2 H) 3.06-3.25 (M, 1.3 H) 3.37 - 3.82 (M, 6.9 H) 3.91 (s, 3.9 H) 3.97 - 4.27 (M, 2.0 H) 4.56 (d, J=12.82 Hz, 0.9 H) 4.93 - 5.23 (M, 0.9 H) 6.87 (s, 1.0 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1.0 H) 7.07 (d, J=7.93 Hz, 1.0 H) 7.51 (d, J=7.93 Hz, 1.1 H) 7.57 (s, 2.2 H) 7.81 - 8.01 (M, 2.1 H) 9.48 - 9.81 (M, 0.6 H) 9.98 (s, 0.5 H).
LC−MS保持時間 1.76分;740 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−メチル−(50.8mg、0.082mmol)をDMF(824μL)に溶解し、HATU(72.2mg、0.190mmol)を加え、反応液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。DMAP(41.8mg、0.342mmol)を反応液に加え、溶解するまで撹拌後、アミン試薬8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタンヒドロクロリド(30.6mg、0.205mmol)を加えた。反応液を窒素下でキャップし、室温で終夜撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液を酢酸水溶液で酸性化し、アセトニトリルで2mlに希釈し、0.45μMシリンジフィルターを用いて濾過した。濾液をWaters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は13.99分から14.70分の間の単一のピークとして回収された。揮発性物質を生成物フラクションから、中温設定の加熱下、スピードバックを用いて終夜減圧除去した。
表題化合物を黄色の無定形の油状物として単離した(46.0mg、収率78%)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.26 - 1.05 (M, 1.2 H) 1.14 - 1.32 (M, 1.9 H) 1.33 - 1.45 (M, 2.3 H) 1.49 (dd, J=14.04, 6.71 Hz, 7.1 H) 1.53 - 1.72 (M, 3.4 H) 1.79 (d, J=9.77 Hz, 2.2 H) 1.97 (d, J=10.99 Hz, 1.2 H) 2.02 - 2.15 (M, 3.1 H) 2.27 (d, J=11.29 Hz, 0.7 H) 2.86 (t, J=11.60 Hz, 1.6 H) 3.02 (d, J=8.85 Hz, 1.5 H) 3.16 (s, 3.9 H) 3.32 (d, J=11.60 Hz, 1.1 H) 3.73 - 3.87 (M, 2.1 H) 3.90 (s, 2.8 H) 3.92 - 3.97 (M, 3.4 H) 4.00 - 4.11 (M, 1.4 H) 4.59 (d, J=15.26 Hz, 1.0 H) 4.86 (d, J=14.34 Hz, 0.8 H) 5.04 (s, 0.3 H) 6.86 (s, 1.0 H) 6.95 (s, 1.0 H) 7.11 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1.0 H) 7.54 (d, J=8.85 Hz, 1.2 H) 7.57 - 7.77 (M, 2.7 H) 7.80 - 8.02 (M, 1.3 H) 9.74 (s, 0.2 H) 10.11 (s, 0.7 H).
LC−MS保持時間 1.61分;710 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸
50mlの丸底フラスコ内で、tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(538mg、0.879mmol)を1,2−ジクロロエタン(5ml)に溶解し、次いでTFA(5ml)を加えた。TFAを加えると、反応混合物は暗赤色に変わった。反応混合物を窒素雰囲気下に置き、室温で2.25時間撹拌した。ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を減圧除去し、油状の赤色の残渣をジクロロメタン/ベンゼンに溶解し、ロータリーエバポレーターにより揮発性物質を減圧除去した。得られた赤色の油状物を酢酸エチルに溶解し、1.0N 塩酸水溶液で洗浄した。水層を酢酸エチルで逆抽出した。有機層を合わせ、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、赤−橙色の油状物を得、それをベンゼンに溶解し、揮発性物質を減圧除去し、519mgの表題化合物を赤−橙色の泡状物質として得た。化合物をさらに精製することなく用いた。
LC−MS保持時間 1.86分; 555 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−(1,1−ジメチルエチル)−4−(エトキシカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[(2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−オキソ−2−プロペニル]−3−メトキシ−(101mg、0.181mmol)をエタノール(726μL)およびジオキサン(181μL)に溶解した。トリエチルアミン(59μl、0.423mmol)を反応液に加え、次いでヒドラジン試薬、tert−ブチルヒドラジンヒドロクロリド(23.6mg、0.189mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、マイクロ波により160℃で45分間加熱した。ロータリーエバポレーターを用いて反応液を減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、1.0N 塩酸水溶液次いでブラインで順に洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、91mgの黄色の無定形の固形物を得た。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF混合物に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。
上の主要な異性体生成物の保持時間は18.54分であった。少量の位置異性体のアルキル化ピラゾールは保持時間20.54分で回収された。
揮発性物質を生成物から減圧除去し、29.8mgの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.09 (s, 9 H) 1.18 - 1.56 (M, 8 H) 1.63 (d, 1 H) 1.78 (d, J=8.55 Hz, 2 H) 1.88 - 2.22 (M, 5 H) 2.89 (t, J=11.75 Hz, 1 H) 3.89 (s, 3 H) 4.27 (s, 2 H) 4.84 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 4.96 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 6.81 (s, 1 H) 6.90 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.05 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.76 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.92 (s, 1 H) 8.01 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 2.20分; 580 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1,1−ジメチルエチル)−、エチルエステル
2ドラム式バイアル内において、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−(1,1−ジメチルエチル)−4−(エトキシカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(139mg、0.239mmol)をジクロロメタン(2.4ml)に溶解し、プロパン−2−スルホンアミド(98mg、0.796mmol)およびDMAP(90mg、0.737mmol)、次いでEDC(70.3mg、0.367mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で18時間撹拌した。反応をHPLCでモニターし、窒素雰囲気下、室温で24時間撹拌を続けた。
これに続くHPLC分析により、最後の24時間で反応物組成において識別可能な変化が起こっていないことが示された。ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を反応液から減圧除去し、反応残渣を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液および1.0N 塩酸水溶液次いでブラインで順に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。生成物を室温で減圧乾燥し、165mgの生成物を無定形の黄色の固形物として得た。生成物をさらに精製することなく用いた。
LC−MS保持時間 2.03分; 685m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1,1−ジメチルエチル)−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1,1−ジメチルエチル)−、エチルエステル(164mg、0.239mmol)をTHF(3ml)およびメタノール(3.00ml)に溶解し、次いで1.0N水酸化ナトリウム水溶液(3.00ml)を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で25時間撹拌した。ロータリーエバポレーターを用いて反応液を加熱せずに減圧乾燥し、酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。酢酸エチル層を1N 塩酸水溶液で洗浄し、水層を合わせ、酢酸エチルで逆抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、ロータリーエバポレーターにより溶媒を減圧除去した。生成物を室温で減圧乾燥し、158.4mgの黄色の無定形の固形物を得た。生成物をさらに精製することなく用いた。LC−MS保持時間 1.54分; 657 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−(1,1−ジメチルエチル)−4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1,1−ジメチルエチル)−(60mg、0.091mmol)をDMF(911μL)に溶解した。HATU(81.5mg、0.214mmol)を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で1.25時間撹拌した。DMAP(45.9mg、0.376mmol)を反応液に加え、次いでアミン試薬、(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(34μl、0.275mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で18時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルで2mlに希釈し、酢酸水溶液を2滴滴下し、次いでWaters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物の保持時間は18.5分だった。生成物フラクションを合わせ、ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を減圧除去した。試料を室温で減圧乾燥し、32.5mgを黄色の無定形の膜状物質として得た。1H NMRの結果は、制限された回転の特徴であるブロードで分裂したピークを示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.66 (d, J=6.10 Hz, 2.4 H) 0.71 (d, J=6.10 Hz, 2.3 H) 0.78 (dd, J=11.29, 6.10 Hz, 1.8 H) 1.10 (s, 1.2 H) 1.25 (dd, J=13.73, 6.71 Hz, 3.0 H) 1.35 - 1.44 (M, 2.5 H) 1.46 (t, J=7.02 Hz, 4.7 H) 1.54 (d, J=6.71 Hz, 3.7 H) 1.67 (s, 0.6 H) 1.71 (s, 6.8 H) 1.72 - 1.75 (M, 2.7 H) 1.79 (d, J=11.90 Hz, 2.5 H) 1.83 - 1.92 (M, 1.0 H) 1.98 (d, J=12.51 Hz, 2.2 H) 2.02 - 2.21 (M, 7.9 H) 2.21 - 2.30 (M, 1.4 H) 2.80 - 2.95 (M, 2.3 H) 3.04 (d, J=42.42 Hz, 0.6 H) 3.23 (d, J=13.73 Hz, 0.3 H) 3.34 (d, J=12.82 Hz, 0.8 H) 3.92 (d, J=4.88 Hz, 0.5 H) 3.95 (s, 3.0 H) 4.04 - 4.13 (M, 1.1 H) 4.49 - 4.58 (M, 1.0 H) 4.79 (d, J=14.65 Hz, 0.3 H) 4.86 (d, J=15.26 Hz, 0.7 H) 6.78 (s, 0.8 H) 6.85 (s, 0.3 H) 6.87 (d, J=2.75 Hz, 0.8 H) 6.91 (s, 0.3 H) 7.14 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1.0 H) 7.55 - 7.60 (M, 0.9 H) 7.60 - 7.64 (M, 2.3 H) 7.64 - 7.68 (M, 1.0 H) 7.83 - 7.95 (M, 1.3 H) 10.32 (s, 0.3 H) 10.60 (s, 0.7 H).
LC−MS保持時間 2.10分; 754m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−(1,1−ジメチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1,1−ジメチルエチル)−(48.8mg、0.074mmol)をDMF(741μL)に溶解した。HATU(65.3mg、0.172mmol)を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で1時間撹拌した。DMAP(53.8mg、0.440mmol)を反応液に加え、次いでアミン試薬、(2R,6S)−1,2,6−トリメチルピペラジンジヒドロクロリド(34.5mg、0.172mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で18時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。酢酸水溶液を数滴滴下して反応液を酸性化し、アセトニトリルで2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間25分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は8.14分から9.45分の間に回収された。生成物フラクションを合わせ、揮発性物質を減圧除去し、最終的に11.1mgの表題化合物を黄色の無定形の膜状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.93 - 1.34 (M, 9.7 H) 1.37 - 1.52 (M, 9.5 H) 1.56 - 1.68 (M, 1.6 H) 1.68 - 1.83 (M, 9.2 H) 1.87 - 2.20 (M, 5.4 H) 2.28 - 2.52 (M, 2.0 H) 2.55 - 3.01 (M, 9.4 H) 3.19 (d, J=40.59 Hz, 0.8 H) 3.63 (d, J=134.28 Hz, 2.4 H) 3.83 - 4.04 (M, 4.0 H) 4.54 (d, J=14.65 Hz, 0.8 H) 4.76 (d, J=14.34 Hz, 0.8 H) 6.72 - 6.97 (M, 2.0 H) 7.08 (d, J=7.32 Hz, 1.0 H) 7.36 - 7.76 (M, 3.4 H) 7.88 (s, 1.2 H) 10.86 (s, 0.5 H) 11.26 (s, 0.4 H).
LC−MS保持時間 1.81分;767 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[3−[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]−1,3−ジオキソプロピル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
250mlの丸底フラスコ内において、tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(3.13g、5.61mmolをトルエン(56ml)に溶解し、シス−2,6−ジメチルモルホリン(2.6mL、20.99mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、9時間加熱還流した。反応液を酢酸エチルおよび1.0M クエン酸水溶液で分液処理した。有機層を1.0M クエン酸水溶液、0.1M NaHPO、およびブラインで順に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、3.01gの粗生成物を橙−琥珀色の泡状物質として得た。該粗生成物をジクロロメタンに溶解し、8.2gのシリカゲルに吸着させた。粗生成物を90gのシリカゲルスラリー(5%酢酸エチル/ジクロロメタンでパック、5%酢酸エチル/ジクロロメタンから10%酢酸エチル/ジクロロメタンのグラジエントで溶出)のクロマトグラフィで精製した。純粋な生成物のフラクションを合わせ、ロータリーエバポレーターを用いて溶媒を減圧除去し、黄色の無定形の固形物を得、これをさらに室温で減圧乾燥し、1.28gの表題化合物を得た。より低純度のフラクションから、別の0.48gの生成物を得た。LCMS分析により目的生成物の質量と一致する2つのピークが得られた。2つの該ピークを以下の条件にPrep HPLCで分割することにより、分離後分析の際に相互変換されるピークを得た:島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)。試料76816−035−a(63mg)をアセトニトリル/DMF混合物(2:1、2ml)に溶解し、Phenonmenex Luna C18 30 x 100mm 10uカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速40mL/分、60%溶媒A/40%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間15分、実行時間25分、%A=10mM酢酸アンモニウム、pH=6.8、水/アセトニトリル(95%/5%);%B=10mM酢酸アンモニウム、pH=6.8、水/アセトニトリル(5%/95%)溶媒システムである。試料から2つのピークが分離された:第1のピーク:保持時間=16.3分。2つの試料は分離後同一のHPLCスペクトルを示したので、相互変換されることが示唆された。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.89 (s, 2.0 H) 1.01 (s, 3.3 H) 1.19 (d, J=26.25 Hz, 3.5 H) 1.30 - 1.47 (M, 4.5 H) 1.55 (s, 4.2 H) 1.60 (s, 3.6 H) 1.63 (s, 9.0 H) 1.76 (d, J=8.24 Hz, 3.1 H) 1.93 (d, J=9.46 Hz, 1.9 H) 1.98 - 2.15 (M, 4.2 H) 2.23 (s, 1.2 H) 2.39 (s, 0.4 H) 2.56 - 2.72 (M, 1.6 H) 2.74 - 2.86 (M, 1.6 H) 2.91 (s, 0.8 H) 3.47 - 3.65 (M, 2.8 H) 3.74 - 3.85 (M, 1.6 H) 3.90 (s, 1.4 H) 3.91 (s, 3.1 H) 3.93 - 4.04 (M, 1.8 H) 4.19 (d, J=12.82 Hz, 0.5 H) 4.26 (d, J=14.65 Hz,0.5 H) 4.39 (s, 0.5 H) 4.47 (d, J=11.29 Hz, 0.4 H) 5.18 (s, 0.3 H) 5.71 - 5.92 (M, 1.1 H) 7.01 (d, J=2.75 Hz, 0.4 H) 7.03 - 7.06 (M, 1.4 H) 7.11 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1.0 H) 7.47 - 7.51 (M, 0.9 H) 7.52 (s, 0.5 H) 7.57 (s, 0.4 H) 7.65 (d, J=1.53 Hz, 0.2 H) 7.68 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1.2 H) 7.80 (s, 0.6 H) 7.80 - 7.82 (M, 0.7 H) 7.84 (s, 0.2 H) 7.91 (s, 0.4 H) 8.04 (s, 0.5 H) 8.19 (s, 0.3 H) 8.21 (d, J=1.22 Hz, 1.0 H) 15.15 (d, J=23.80 Hz, 0.4 H).
LC−MS保持時間 4.21分(88%); 625m/z (MH-)および5.23分(12%); 625m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間2分、分析時間7分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[(2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−オキソ−2−プロペニル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[3−[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]−1,3−ジオキソプロピル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステルをN,N−ジメチルホルムアミド ジメチルアセタール(10mL)に溶解した。反応液に冷却槽を取り付け、窒素雰囲気下に置いた。反応液を3時間加熱還流し、冷却し、次いで揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、室温で減圧乾燥し、無定形の橙色の固形物を得た(517mg、86%)。
LC−MS保持時間 4.60分;682 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速4ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間2分、分析時間7分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[(2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−オキソ−2−プロペニル]−3−メトキシ-
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[(2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−オキソ−2−プロペニル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステルを1,2−ジクロロエタン(5ml)に溶解し、TFA(5ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、2.5時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーターにより反応液から減圧除去し、赤味がかった油状物を得た。生成物をベンゼン/ジクロロメタンに溶解し、揮発性物質を再度減圧除去し、赤色の泡状物質を得た。生成物を酢酸エチルに溶解し、1.0N 塩酸水溶液で洗浄した。水層を酢酸エチルで逆抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機溶液を濾過し、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、琥珀−橙色の泡状物質を得た。生成物を室温で減圧乾燥し、388mgの無定形の琥珀−橙色の固形物を得た。
LC−MS保持時間 2.83分; 624 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速4ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間2分、分析時間7分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[(2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−オキソ−2−プロペニル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
25mlの丸底フラスコ内において、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[(2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−オキソ−2−プロペニル]−3−メトキシ−(385mg、0.616mmol)をジクロロメタン(6.2ml)に溶解し、プロパン−2−スルホンアミド(233mg、1.892mmol)およびDMAP(230mg、1.880mmol)、次いでEDC(177mg、0.924mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で18.5時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液で洗浄した。水相を合わせ、酢酸エチルで逆抽出した。有機層を合わせ、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、無定形の橙色の固形物/泡状物質を得、これを減圧乾燥し、415mgの粗生成物を得た。
LC−MS保持時間 3.00分; 729m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間5分、ホールド時間2分、分析時間7分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。粗生成物をさらに精製することなくこれに続くピラゾール合成に用いた。
Figure 2012517468
以下の類似体は以下に記載の一般的方法により製造可能である。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[(2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−オキソ−2−プロペニル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−(100mg、0.137mmol)をエタノール(547μL)およびジオキサン(137μL)に溶解した。0.5−2mL マイクロ波反応管内でヒドラジン試薬(0.146mmol)、次いでTEA(58.2μl、0.417mmol)を反応液に加えた。管を窒素雰囲気下でキャップし、160℃で45分間加熱した。反応液をDMF/アセトニトリルで希釈し、生成化合物を逆相HPLCで精製した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
この化合物を、以下および方法Bin# 16のグラジエントを用いた逆相HPLCにより単離した。
Dionex APS-3000: Chromeleon 6.70 sp1 LC ソフトウェア; Thermo-Finnigan Xcalibur MS ソフトウェア; Dionex P680 分析用バイナリーポンプ; Dionex PP150 バイナリーポンプ装置; Dionex UVD340U UV 分光計; Polymer Labs PL-ELS 1000 ELS 検出器; Thermo-Finnigen MSQ Surveyor Plus 質量分析計.
LC条件:カラム:Waters Xbridge 19x200mm 5 um C18; ガードカラム:Waters Xbridge 19x10mm 5 um C18; 移動相:A=水, 20 mM NH4OH; B=CAN. LC-MS保持時間:5.47分; 756.87m/z (MH+).
LCデータはHarney 4−portインジェクションモジュールを装着したCTC−Leap HTS−PALオートサンプラー、Waters 1525バイナリーポンプ、Waters 2488 UV検出器(220nm)、Polymer Lab 1000 ELS検出器(エバポレーター温度=90℃、ネブライザー温度=80℃)およびWaters LCT質量分析計(4 way MUX source.を装備)を装備したMasslynx 4.0 SP4を用いて記録した。試料はAscentis 4.6x50mm 5uM C18カラムを用いて分析した。用いた溶出条件は、流速2ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間8分間、ホールド時間1分間、分析時間9分間であり、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。Waters LCT質量分析計におけるMSイオン化はESI−positiveモードにおいて行った。
Figure 2012517468
メチル 1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート, and メチル 1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
メチル 2−((ジメチルアミノ)メチレン)−3−オキソブタノエート(1.712g、10mmol)を窒素雰囲気下、0℃においてジエチルエーテル(50ml)に懸濁した。エチルヒドラジンオキサレート(1.651g、11mmol)/ジエチルエーテル(13ml)、トリエチルアミン(7.0mL、50.2mmol)およびエタノール(6ml)を加えた。得られた混合物はさらにゆっくりと均一になり、撹拌を0℃で40分間続け、氷浴を取り外し、混合物をさらに1.5時間撹拌した。次いで反応混合物を酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。水相を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、1.0N 塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム溶液およびブラインで順に洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、黄色の油状物を得、これをベンゼンが入った小さなナシフラスコに移し、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去した。試料をロータリーエバポレーターにより簡単に減圧乾燥し、1.549gの黄色の液体/油状物を得た。
1H NMRにより、53:46の比における異性体の混合物であることが示された。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.40 (t, J=7.32 Hz, 3.01 H) 1.46 (t, J=7.32 Hz, 3.56 H) 2.44 (s, 3.45 H) 2.52 (s, 2.99 H) 3.79 (s, 3.49 H) 3.79 (s, 2.79 H) 4.05 - 4.13 (M, 4.44 H) 7.80 (s, 1.09 H) 7.82 (s, 0.86 H).
LC−MS保持時間 0.80分; 169m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
メチル 1−エチル−5−ヨード−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
100mlの丸底フラスコ内において、メチル 1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートおよびメチル 1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート混合物(1.539g、9.15mmol)を無水THF(44ml)に溶解した。反応液を窒素雰囲気下に置き、−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(5.49mL、10.98mmol)2.0M/ペンタンを滴下して加えた。−78℃の橙色の溶液を次いで−44℃のアセトニトリル/CO浴に1時間浸した。反応液を−78℃に冷却し、ヨウ素(2.55g、10.07mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液をカニューレにより約10分間かけて加えた。ヨウ素の添加後、反応液を−78℃で10分間撹拌し、冷却槽を取り外し、反応液を1時間かけて室温に昇温した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。反応液を酢酸エチルおよび飽和塩化アンモニウム水溶液で分液処理し、硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、再度飽和塩化アンモニウム水溶液およびブラインで洗浄した。生成物溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去した。粗生成物を琥珀色の油状物として単離した(約2.1g)。表題化合物(Rf=0.66、50%酢酸エチル/ヘキサン、Analtech Uniplate シリカゲル GHLF 250 ミクロンTLCプレート)をシリカゲルクロマトグラフィにより単離した。粗反応物を5.5gのシリカゲルにジクロロメタンを用いて吸着させ、55.9gのシリカゲルスラリー(10%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカラムにパック)でクロマトグラフィを行った。10%酢酸エチル/ヘキサン、次いで15%、20%、25%、30%、40%、50%、最終70%(酢酸エチル/ヘキサン)の段階的グラジエントで溶出し、精製された生成物および分離された粗反応成分を得た。
表題化合物(424mg、30%)をほぼ無色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.40 (t, J=7.17 Hz, 3 H) 2.45 (s, 3 H) 3.84 (s, 3 H) 4.24 (q, J=7.32 Hz, 2 H).
LC−MS保持時間1.19分;295 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
20mlマイクロ波管に、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(300mg、0.409mmol)、メチル 1−エチル−5−ヨード−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(169mg、0.573mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(29.6mg、0.042mmol)および1gの活性化3Aモレキュラーシーブをチャージした。反応管をキャップし、減圧し、3サイクルで窒素を満たした。ジオキサンを反応物に加え、試薬を室温で溶解した。反応物を密閉し、120℃で17時間加熱した。酢酸エチルを反応物に加え、反応物を0.45uM Whatman autovialフィルターで濾過した。濾過ケーキを酢酸エチルで洗浄し、揮発性物質を濾液から減圧除去し、508mgの黄色の油状物を得た。スズの匂いのする粗生成物を13mlのジオキサンに溶解し、フッ化カリウム水溶液と共に2時間撹拌した。溶液の濾過は失敗し、水性/有機懸濁液を分液漏斗に注ぎ、酢酸エチルを加え、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し揮発性物質を減圧除去し、446mgの琥珀色の油状物を得たが、未だスズの匂いがした。粗生成物を1.1gのシリカゲルにジクロロメタンを用いて吸着させ、15.0gのシリカゲルカラムスラリー(ジクロロメタンでロード)で精製した。カラムをジクロロメタンから2%酢酸エチル/ジクロロメタンの段階的グラジエントで溶出し、最後に5%酢酸エチル/ジクロロメタンをフラッシュした。生成物フラクションを合わせ、溶媒を減圧除去し、表題化合物(152mg、61%)を無定形の黄色の固形物として得た。化合物はほのかにスズの匂いがし、微量のスズが存在していることが示唆された。該生成物をさらに精製することなく次に用いた
1H NMRにより、試料が不純物としてブチルスズを含んでいることが示された。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.64 (s, 3 H) 0.81 - 0.89 (M, 2 H) 0.91 (t, J=7.32 Hz, 2.5 H, Sn 化合物?) 1.20 - 1.31 (M, 7 H) 1.31 - 1.41 (M, 3 H) 1.43 - 1.55 (M, 3 H) 1.56 (s, 5 H) 1.58 (s, 8 H) 1.60 - 1.68 (M, 2 H) 1.77 (d, J=9.46 Hz, 2 H) 1.94 (d, J=7.63 Hz, 1 H) 2.03 (s, 0.9 H, EtOAc) 2.07 (s, 2 H) 2.45 (s, 0.4 H) 2.47 (s, 3 H) 2.53 (s, 0.3 H) 2.85 (t, J=11.90 Hz, 1 H) 3.50 (d, J=54.93 Hz, 3 H) 3.73 - 3.85 (M, 3 H) 3.90 (s, 3 H) 4.08 - 4.14 (M, 0.8 H, EtOAcおよび不純物) 4.59 (q, J=7.22 Hz, 1 H) 4.66 (d, J=13.43 Hz, 1 H) 4.95 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 6.72 (s, 1 H) 6.92 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.05 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.63 (dd, J=8.55, 1.53 Hz, 1 H) 7.78 - 7.83 (M, 1 H) 7.85 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 2.74分; 610 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ-
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(151mg、0.248mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)に溶解し、TFA(2.000ml)を加えた。反応物を窒素雰囲気下、室温で2.5時間撹拌した。ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質を反応液から減圧除去し、橙/琥珀色の油状物を得た。油性の生成物をジクロロメタンおよびベンゼンの混合物に溶解し、揮発性物質を減圧除去し、黄色の無定形の固形物を得た。該固形物をベンゼン−ジクロロメタンに懸濁し、再度揮発性物質を減圧除去した。生成物を室温で減圧乾燥し、151mgの黄色の固形物(かすかにスズに匂いがする)を得た。生成物をさらに1.5から2mlのジクロロメタンおよび数ミリリットルのヘキサンでトリチュレートした。懸濁液を加熱還流し、冷却した。生成物を淡黄色の無定形の固形物として得、それを濾過し、ヘキサンで洗浄し、室温で減圧乾燥し、114.7mgの表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.60 (s, 3 H) 0.88 (t, J=7.02 Hz, 1 H) 1.19 - 1.33 (M, 3 H) 1.34 - 1.58 (M, 3 H) 1.79 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.96 (s, 1 H) 2.08 (s, 3 H) 2.51 (s, 3 H) 2.86 (t, J=11.60 Hz, 1 H) 3.41 - 3.71 (M, 3 H) 3.73 - 3.89 (M, 2 H) 3.91 (s, 3 H) 4.49 (s, 6 H) 4.70 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 4.96 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 6.76 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.76 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1 H) 7.89 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.95 (s, 1 H).
LC−MS保持時間1.87分;552 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、メチルエステル
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(109.4mg、0.198mmol)をジクロロメタン(2ml)に懸濁し、プロパン−2−スルホンアミド(82mg、0.666mmol)およびDMAP(77.8mg、0.637mmol)を反応物に加えた。DMAPを添加すると、反応物は均一な黄色の溶液となった。EDC(57.7mg、0.301mmol)を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で2日間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、128mgの生成物を黄色の泡状物質として得た。
1H NMRにより酢酸エチルおよび約0.24当量のプロパン−2−スルホンアミド試薬が存在していることが示された。該物質をさらに精製することなく用いた。
LC−MS保持時間 1.84分; 657m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.66 (s, 2 H) 0.79 - 0.94 (M, 2 H) 1.28 - 1.39 (M, 2 H) 1.45 - 1.49 (M, 6 H) 1.50 - 1.56 (M, 1 H) 1.79 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.96 (s, 2 H) 2.05 - 2.11 (M, 2 H) 2.26 (s, 7 H, H2O ピーク) 2.49 (s, 3 H) 2.81 - 2.91 (M, 1 H) 3.38 - 3.71 (M, 4 H) 3.74 - 3.88 (M, 2 H) 3.91 (s, 3 H) 4.01 - 4.08 (M, 1 H) 4.69 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 4.94 (d, J=12.51 Hz, 1 H) 6.76 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.38 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.76 (s, 1 H) 7.89 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 8.30 (s, 1 H).
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル-
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、メチルエステル(127mg、0.193mmol)をTHF(3ml)に溶解し、メタノール(3ml)を溶液に加えた。水酸化ナトリウム(3mL、3.00mmol、1.0N水溶液)を均一な黄色の溶液に加えた。水酸化ナトリウム溶液を加え終わると、溶液はバラ−赤色の濁った色に変わった。溶液を窒素雰囲気下、室温で撹拌し、最終的に溶液は透明なバラ色のものとなった。窒素雰囲気下、溶液を室温で撹拌した。40時間後、HPLC分析により、生成物への変換が78%完了したことが示された。水酸化ナトリウム(1.0ml、1.00mmol、1.0N水溶液)を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下でさらに24時間撹拌した。周囲温度の浴槽のロータリーエバポレーターを用いて反応液を減圧濃縮して乾燥した。ピンク色の固形物である残渣を酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。水相を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせ、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、黄色の固形物を得、これを室温で減圧乾燥し、108mgの表題化合物を無定形の黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.71 (s, 3 H) 0.81 - 0.94 (M, 2 H) 0.96 - 1.20 (M, 3 H) 1.23 - 1.27 (M, 3 H) 1.27 - 1.37 (M, 3 H) 1.41 (t, J=7.17 Hz, 6 H) 1.45 - 1.53 (M, 2 H) 1.60 - 1.73 (M, 1 H) 1.77 (d, J=11.90 Hz, 2 H) 1.86 - 2.02 (M, 2 H) 2.04 - 2.08 (M, 1 H) 2.47 (s, 2 H) 2.77 - 2.89 (M, 1 H) 3.43 - 3.69 (M, 4 H) 3.70 - 3.86 (M, 2 H) 3.99 - 4.06 (M, 2 H) 4.61 (d, J=10.07 Hz, 1 H) 4.95 (d, J=13.73 Hz, 1 H) 6.75 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.03 - 7.10 (M, 1 H) 7.42 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.47 - 7.54 (M, 1 H) 7.79 - 7.91 (M, 2 H) 8.76 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.50分; 643 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−(61.1mg、0.095mmol)をDMF(948μL)に溶解し、HATU(80mg、0.210mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で1時間撹拌した。DMAP(36.7mg、0.300mmol)を反応液に加え、次いでアミン試薬(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(35.2μl、0.284mmol)を加えた。透明な黄色の溶液を窒素雰囲気下でキャップし、反応液を室温で42時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルにより2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、50%溶媒A/50%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間12分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間は16.16から17.47分であった。生成物フラクションを合わせ、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去した。表題化合物を室温で減圧乾燥し、36.3mgを黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.68 (s, 4 H) 0.75 - 0.93 (M, 2 H) 1.05 (s, 1 H) 1.30 - 1.45 (M, 6 H) 1.51 (dd, J=21.82, 6.26 Hz, 7 H) 1.79 (d, J=10.68 Hz, 2 H) 1.89 - 2.02 (M, 3 H) 2.03 - 2.16 (M, 3 H) 2.26 (s, 12 H) 2.88 (t, J=10.68 Hz, 1 H) 2.95 - 3.31 (M, 3 H) 3.34 - 3.75 (M, 1 H) 3.94 (s, 3 H) 4.03 - 4.11 (M, 1 H) 4.17 (s, 2 H) 4.57 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 4.87 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 6.74 - 6.86 (M, 1 H) 6.93 (s, 1 H) 7.12 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 7.58 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.66 (s, 1 H) 7.73 (s, 1 H) 7.90 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.66 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.93分; 740m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−(45.8mg、0.071mmol)をDMF(710μL)に溶解し、HATU(62.7mg、0.165mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で1時間撹拌した。DMAP(37.1mg、0.304mmol)を反応液に加え、次いでアミン試薬8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタンヒドロクロリド(23.3mg、0.156mmol)を加えた。反応液を再度窒素雰囲気下でキャップし、室温で42時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルで2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、50%溶媒A/50%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間25分、実行時間35分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物の保持時間は14.77から15.57分であった。揮発性物質を生成物フラクションからロータリーエバポレーターにより減圧除去した。表題化合物を室温で減圧乾燥し、28.2mgを黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.68 (s, 1 H) 1.14 - 1.30 (M, 2 H) 1.32 - 1.55 (M, 11 H) 1.55 - 1.72 (M, 3 H) 1.80 (t, J=10.68 Hz, 2 H) 1.90 - 2.02 (M, 2 H) 2.11 (s, 12 H) 2.19 - 2.34 (M, 4 H) 2.85 (t, J=11.75 Hz, 1 H) 2.98 (d, J=11.90 Hz, 1 H) 3.13 (s, 1 H) 3.25 - 3.68 (M, 2 H) 3.74 - 3.91 (M, 2 H) 3.94 (s, 3 H) 4.00 - 4.10 (M, 1 H) 4.19 (d, J=27.77 Hz, 2 H) 4.55 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 4.80 (d, J=14.65 Hz, 1 H) 5.03 (s, 0.15 H) 6.82 (s, 1 H) 6.93 (s, 1 H) 7.11 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.62 (d, J=7.63 Hz, 2 H) 7.81 - 8.01 (M, 1 H) 10.51 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.79分; 738 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(2.025g、2.764mmol)を20mlマイクロ波反応管にマグネティックスターラーバー、塩化銅(I)(1.368g、13.82mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.319g、0.276mmol)および塩化リチウム(0.926g、21.84mmol)(LiCl、火炎乾燥後終夜減圧)と共にチャージした。反応管をキャップし、窒素で3回脱気/充填した。反応管に1−エチル−5−ヨード−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(1.022g、3.32mmol)のDMSO(13.5ml)溶液を加えた。反応液に窒素を約3分間スパージし、次いで油浴により120℃で加熱した。開始溶液は暗色であったが、窒素スパージ後はCuClの薄緑色となった。反応液を120℃で4時間加熱した。反応液を約400mLの酢酸エチルで希釈し、5%水酸化アンモニウム水溶液で洗浄した。ジエチルエーテルで濃青色の水層を逆抽出した。有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、セライトプラグを通して濾過し、セライトを酢酸エチルで洗浄した。濾液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレーターで溶媒を減圧除去した。反応液から2.83gの粗生成物を黄色の油状物として得た。粗生成物を先の反応の2.04gと合わせ、14.8gのシリカゲルに吸着させ、ジクロロメタンでパックした186gのシリカゲルスラリーによるカラムクロマトグラフィで精製した。カラムを1500mlのジクロロメタン、次いで2%酢酸エチル/ジクロロメタン(>3L)、次いで5%酢酸エチル/ジクロロメタン、最後に10%酢酸エチル/ジクロロメタンで溶出した。
生成物フラクション(TLC(2%酢酸エチル/ジクロロメタン)によると純粋な生成物である)を合わせ、溶媒をロータリーエバポレーターで減圧除去し、黄色の無定形の固形物を得、室温で減圧乾燥し、2.149g(収率71%)の純粋な生成物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.65 (s, 3 H) 1.21 - 1.44 (M, 7 H) 1.44 - 1.54 (M, 2 H) 1.56 (s, 3 H) 1.58 (s, 9 H) 1.77 (d, J=10.07 Hz, 2 H) 1.94 (s, 1 H) 1.99 - 2.15 (M, 3 H) 2.48 (s, 3 H) 2.80 - 2.90 (M, 1 H) 3.43 (s, 1 H) 3.54 (s, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.19 - 4.36 (M, 2 H) 4.65 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 4.96 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 6.72 (s, 1 H) 6.92 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.05 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.63 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.81 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.85 (s, 1 H)
LC−MS保持時間 2.98分; 624m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ-
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(2.134g、3.42mmol)を1,2−ジクロロエタン(17ml)に溶解し、TFA(17ml)を加え、反応液を窒素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。揮発性物質を反応液からロータリーエバポレーターにより減圧除去した。橙−琥珀色の残渣をジクロロメタンに溶解し、ベンゼンを加えた。溶媒および残存するTFAをロータリーエバポレーターにより減圧除去した。生成物を室温で減圧乾燥し、2.309gの無定形の黄色の固形物を得た。生成物の1H NMRおよび19F NMRにより、TFAがまだ存在していることが示された。次いで生成物を酢酸エチルに溶解し、1.0N 塩酸水溶液で洗浄した。水相を合わせ、酢酸エチルで逆抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、黄色の泡状物質を得、それをジクロロメタンおよびベンゼンに溶解し、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより再度減圧除去した。薄黄色の無定形の固形物として得た生成物を減圧乾燥し、1.962gの生成物を得た。生成物はさらに精製することなく用いるに足る純度であった。
1H NMRにおいてブロードなベースラインのシフト(4.5から5ppM、水、酸性官能基からのH)が見られ、橋かけメチレン水素における積分値の上昇の原因であった。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.63 (s, 3 H) 1.12 - 1.60 (M, 9 H) 1.78 (d, J=9.16 Hz, 2 H) 1.95 (s, 1 H) 2.00 - 2.19 (M, 3 H) 2.50 (s, 3 H) 2.86 (t, J=11.90 Hz, 1 H) 3.51 (d, J=34.79 Hz, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 4.19 - 4.40 (M, 2 H) 4.68 (d, J=14.65 Hz, 2 H) 4.96 (d, J=12.21 Hz, 2 H) 6.73 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.14 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.76 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.96 (s, 1 H).
LC−MS保持時間2.94分; 568m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Sunfire C18 5u 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速4ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間2分、分析時間5分、溶媒A:10%アセトニトリル/90%HO/0.1%TFA;溶媒B:90%HO/10%アセトニトリル/0.1%TFAであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステル
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(1.965g、3.46mmol)をジクロロメタン(35ml)に溶解した。プロパン−2−スルホンアミド(1.415g、11.49mmol)およびDMAP(1.355g、11.09mmol)を反応液に加え、次いでEDC(1.046g、5.46mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下で2日間撹拌した。
揮発性物質/溶媒を反応液からロータリーエバポレーターにより減圧除去した。反応液を酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。有機層を1.0N 塩酸水溶液、0.1N NaHPO水溶液およびブラインで順に洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、黄色の泡状物質を得、それを室温で減圧乾燥し、2.12gの粗生成物を琥珀−橙色の泡状物質として得た。粗生成物をジクロロメタンに溶解し、5.3gのシリカゲルに吸着させた。生成物を2%メタノール/ジクロロメタンでロードした71gのシリカゲルスラリーによるカラムクロマトグラフィで精製した。生成物を2%メタノール/ジクロロメタンで溶出し、18x150mmフラクションチューブ40本分回収後、3%メタノール/ジクロロメタンで溶出した。純粋な生成物のフラクションを合わせ、ロータリーエバポレーターにより溶媒を減圧除去した。表題化合物(1.482g)を無定形の黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.66 (s, 3 H) 1.12 - 1.44 (M, 6 H) 1.46 (d, J=7.02 Hz, 6 H) 1.49 - 1.55 (M, J=19.99, 6.56 Hz, 1 H) 1.55 - 1.63 (M, 4 H) 1.78 (d, J=9.16 Hz, 2 H) 1.87 - 2.17 (M, 4 H) 2.48 (s, 3 H) 2.80 - 2.92 (M, 1 H) 3.37 - 3.66 (M, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 3.99 - 4.09 (M, 1 H) 4.15 - 4.35 (M, 1 H) 4.68 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 4.95 (d, J=13.73 Hz, 1 H) 6.74 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.37 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.77 (s, 1 H) 7.88 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 8.29 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 2.02分; 671m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−(アミノカルボニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステル
Figure 2012517468
表題化合物を上記実施例1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステルの生成物における少量の不純物として単離した。1H NMRにより、反応物プロパン−2−スルホンアミドに不純物として含まれた塩化アンモニウムが表題化合物の形成に関与している可能性が最も高いことが示された。上記の条件のクロマトグラフィにおいて、表題化合物、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−(アミノカルボニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステル、エステルが反応の主生成物、4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステルに続いた。表題化合物(153mg)を薄黄色の固形物として単離した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.64 (s, 2 H) 0.80 - 0.97 (M, 1 H) 1.13 - 1.57 (M, 7 H) 1.60 (s, 3 H) 1.78 (d, J=10.07 Hz, 2 H) 1.95 (s, 1 H) 2.08 (s, 3 H) 2.47 (s, 3 H) 2.80 - 2.92 (M, 1 H) 3.50 (d, J=39.67 Hz, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 4.28 (s, 2 H) 4.67 (d, J=13.43 Hz, 1 H) 4.98 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 5.58 (s, 1 H) 6.01 (s, 1 H) 6.72 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.34 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.80 (s, 1 H) 7.85 (d, J=8.55 Hz, 1 H).
DMSO中の試料におけるNMRの結果は芳しいものではなかった。全てのピークはプロードであった(溶媒のピークも含む)。同様にアセトニトリルを用いたNMRにおいてもブロードなピーク型を示した。
1H NMR (500 MHz, アセトニトリル-D3) δ ppm 0.55 (s, 2 H) 0.78 - 1.00 (M, 1 H) 1.10 - 1.35 (M, 4 H) 1.38 - 1.58 (M, 3 H) 1.69 - 1.83 (M, 2 H) 2.03 - 2.13 (M, 5 H) 2.15 (s, 3 H) 2.41 (s, 3 H) 2.78 - 2.92 (M, 1 H) 3.48 (s, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 4.21 (d, J=30.21 Hz, 2 H) 4.62 (s, 1 H) 5.01 (s, 1 H) 5.82 (s, 1 H) 6.67 (s, 1 H) 6.84 (s, 1 H) 7.05 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.13 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.47 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.74 (s, 1 H) 7.89 (d, J=8.24 Hz, 1 H).
LC−MS保持時間 2.19分; 567 m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−(40.8mg、0.063mmol)をDMF(633μL)に溶解し、HATU(49.2mg、0.129mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌し、次いでDMAP(39.2mg、0.321mmol)を反応液に加え、次いでアミン試薬、3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタンジヒドロクロリド(29.5mg、0.148mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で19時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルにより2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、50%溶媒A/50%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間25分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間は4.34分であった。揮発性物質を生成物フラクションから中温加熱設定のスピードバックにより減圧除去した。生成物をバイアル内のアセトニトリルに移し、溶媒を窒素スィープにより除去し、室温で減圧乾燥し、32.3mgの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。1H NMRは塩形成および/または制限された回転の特徴であるブロードなピークを示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.87 (s, 0.2 H) 1.24 (s, 2 H) 1.32 - 1.63 (M, 9 H) 1.79 (d, J=10.99 Hz, 2 H) 1.88 - 2.15 (M, 4 H) 2.19 - 2.75 (M, 12 H) 2.80 - 2.99 (M, 2 H) 3.11 (s, 2 H) 3.42 (d, J=70.19 Hz, 3 H) 3.80 - 3.90 (M, 1 H) 3.94 (s, 3 H) 4.03 (s, 1 H) 4.20 (s, 2 H) 4.57 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 4.81 (s, 1 H) 6.98 (s, 1 H) 7.12 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=7.93 Hz, 1 H) 7.63 (s, 1 H) 7.91 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.16 (s, 1 H).
LC−MS保持時間2.04分; 751m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−(39.8mg、0.062mmol)をDMF(617μL)に溶解し、HATU(47.9mg、0.126mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌し、DMAP(47.7mg、0.390mmol)、次いでアミン試薬、(2R,6S)−1,2,6−トリメチルピペラジンジヒドロクロリド(29.4mg、0.146mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で19時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルで2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間25分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間は8.08分であった。中温加熱設定のスピードバックを用いて揮発性物質を生成物フラクションから終夜減圧除去した。生成物フラクションをアセトニトリルにより合わせ、バイアルに移し、溶媒を窒素スィープにより除去した。生成物を室温で終夜減圧乾燥し、32.5mgの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.27 (s, 1.5 H) 1.04 (s, 6 H) 1.21 - 1.46 (M, 6 H) 1.50 (s, 6 H) 1.81 (d, J=9.77 Hz, 2 H) 1.90 - 2.13 (M, 4 H) 2.25 (s, 3 H) 2.36 (s, 2 H) 2.92 (s, 8 H) 3.08 - 3.65 (M, 5 H) 3.84 (s, 1 H) 3.94 (s, 3 H) 4.00 - 4.10 (M, 1 H) 4.15 (s, 2 H) 4.60 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 4.72 - 4.98 (M, 2 H) 6.89 (s, 1 H) 6.95 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.13 (d, J=7.63 Hz, 1 H) 7.56 (d, J=7.32 Hz, 1 H) 7.61 - 7.88 (M, 2 H) 7.94 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 10.19 (s, 1 H).
LC−MS保持時間1.26分; 753 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間2分、ホールド時間1分、分析時間3分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−(41.7mg、0.065mmol)をDMF(647μL)に溶解し、HATU(49.8mg、0.131mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で1時間撹拌し、DMAP(53.5mg、0.438mmol)、次いでアミン試薬(1S,4S)−(+)−2−アザ−5−オキサビシクロ(2.2.1)−ヘプタンヒドロクロリド(22.6mg、0.167mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で19時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび数滴の水により2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間25分、実行時間35分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物保持時間は18.9分であった。中温加熱設定のスピードバックを用いて揮発性物質を生成物フラクションから終夜減圧除去した。生成物フラクションをジクロロメタンに溶解し、バイアルに移し、窒素スィープにより溶媒を除去した。生成物を終夜減圧乾燥し、31.0mgの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMRデータは制限された回転に特徴的なブロードかつ分裂したいくつかのピークを示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.15 (s, 0.6 H) 0.94 (s, 0.4 H) 1.08 - 1.34 (M, 2.6 H) 1.34 - 1.60 (M, 12.4 H) 1.79 (d, J=10.38 Hz, 2.1 H) 1.97 (d, J=9.77 Hz, 1.3 H) 2.00 - 2.16 (M, 3.0 H) 2.29 (s, 3.0 H) 2.71 (d, J=6.71 Hz, 0.2 H) 2.81 - 2.94 (M, 1.4 H) 3.03 (d, J=11.90 Hz, 1.0 H) 3.09 - 3.67 (M, 8.7 H) 3.83 - 4.02 (M, 4.4 H) 4.01 - 4.11 (M, 1.4 H) 4.13 - 4.31 (M, 2.2 H) 4.53 - 4.65 (M, 1.0 H) 4.92 (dd, J=15.26, 5.49 Hz, 0.9 H) 6.84 (d, J=18.62 Hz, 0.6 H) 6.89 - 6.97 (M, 1.5 H) 7.12 (t, J=8.09 Hz, 1.0 H) 7.55 (q, J=7.73 Hz, 1.0 H) 7.59 - 7.66 (M, 0.8 H) 7.67 - 7.76 (M, 0.9 H) 7.83 (s, 0.3 H) 7.86 - 7.99 (M, 1.0 H) 10.41 - 10.82 (M, 0.8 H).
LC−MS保持時間 1.71分; 724 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
以下の化合物は上の実施例と同一のカップリング方法により合成された。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)カルボニル]−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
HPLC精製方法:
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび2滴のTFAならびに水で2mlに希釈し、0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は6.62分および8.81分の間に回収された。
表題化合物を黄色の無定形の固形物として単離した(86.7mg)。
1H NMRは制限された回転および/または塩形成の特徴である分裂/ブロードなピーク(おそらくは回転異性的)を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.29 - 0.58 (M, 0.5 H) 0.87 (s, 0.2 H) 0.96 - 1.07 (M, 0.2 H) 1.17 (s, 2.1 H) 1.23 - 1.34 (M, 1.2 H) 1.34 - 1.57 (M, 10.7 H) 1.58 - 1.74 (M, 1.0 H) 1.81 (d, J=9.46 Hz, 1.9 H) 1.96 (d, J=14.34 Hz, 1.1 H) 2.04 (d, J=8.55 Hz, 2.8 H) 2.19 - 2.34 (M, 3.1 H) 2.60 - 2.98 (M, 8.3 H) 3.03 - 3.57 (M, 3.7 H) 3.59 - 3.87 (M, 1.9 H) 3.94 (s, 3.0 H) 4.03 (s, 0.8 H) 4.09 - 4.36 (M, 2.3 H) 4.58 (t, J=15.26 Hz, 1.0 H) 4.78 (d, J=14.34 Hz, 0.9 H) 6.90 - 7.23 (M, 3.0 H) 7.45 - 7.67 (M, 2.6 H) 7.92 (d, J=7.63 Hz, 0.9 H) 8.32 (s, 0.1 H) 9.29 (s, 0.1 H) 9.92 - 10.87 (M, 0.95 H).
LC−MS保持時間 1.73分; 751m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[(8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
HPLC精製方法:
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび2滴のTFAならびに水で2mlに希釈し、0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は6.79分および8.69分の間に回収された。
表題化合物を黄色の無定形の固形物として単離した(80.0mg)。
1NMRは制限された回転および/または塩形成の特徴を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.87 (s, 2.0 H) 1.23 (s, 2.2 H) 1.30 - 1.62 (M, 10.5 H) 1.76 (s, 2.7 H) 1.86 - 2.10 (M, 5.5 H) 2.14 - 2.47 (M, 4.6 H) 2.55 - 2.93 (M, 7.7 H) 3.14 - 3.86 (M, 5.2 H) 3.85 - 3.94 (M, 3.6 H) 3.98 (dd, J=12.67, 6.56 Hz, 1.8 H) 4.08 - 4.40 (M, 1.4 H) 4.44 - 5.09 (M, 2.0 H) 6.95 (s, 1.5 H) 7.01 - 7.14 (M, 1.2 H) 7.50 (d, J=7.63 Hz, 1.0 H) 7.58 (d, J=7.93 Hz, 1.0 H) 7.66 - 7.82 (M, 0.7 H) 7.87 (d, J=8.55 Hz, 1.0 H) 8.24 (s, 0.1 H) 8.67 (s, 0.1 H) 10.18 (s, 0.6 H)
LC−MS保持時間 1.80分; 751m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
HPLC精製方法:
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび数滴のTFAならびに水で2mlに希釈し、0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は15.62分および16.66分の間に回収された。
表題化合物を黄色の無定形の固形物として単離した(67.0mg)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.14 - 1.29 (M, 1 H) 1.34 - 1.46 (M, 5 H) 1.51 (dd, J=22.89, 6.71 Hz, 7 H) 1.79 (d, J=10.38 Hz, 2 H) 1.91 - 2.01 (M, 2 H) 2.02 - 2.20 (M, 7 H) 2.27 (s, 3 H) 2.50 - 2.77 (M, 2 H) 2.78 - 2.93 (M, 3 H) 3.08 (s, 2 H) 3.94 (s, 3 H) 4.01 - 4.09 (M, 1 H) 4.11 - 4.24 (M, 2 H) 4.57 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 4.84 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 6.81 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.12 (dd, J=8.70, 2.59 Hz, 1 H) 7.57 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.62 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.67 (s, 1 H) 7.92 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.60 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.83分; 712 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
HPLC精製方法:
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび数滴のTFAならびに水で2mlに希釈し、0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は18.65分および19.75分の間に回収された。
表題化合物を黄色の無定形の固形物として単離した(63.2mg)。
1H NMRは制限された回転の特徴である分裂したいくつかのピーク(回転異性的)を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.14 - 1.27 (M, 2.0 H) 1.28 - 1.51 (M, 12.8 H) 1.51 - 1.58 (M, J=6.56, 6.56 Hz, 3.3 H) 1.68 (t, J=13.73 Hz, 0.9 H) 1.77 (d, J=10.38 Hz, 2.0 H) 1.90 - 2.27 (M, 8.6 H) 2.30 (s, 3.2 H) 2.32 - 2.45 (M, 1.1 H) 2.83 - 2.92 (M, 1.0 H) 3.05 (d, J=9.16 Hz, 0.7 H) 3.16 (s, 0.8 H) 3.23 (s, 0.8 H) 3.32 (d, J=10.99 Hz, 1.2 H) 3.43 - 3.80 (M, 1.2 H) 3.94 (s, 3.0 H) 3.99 - 4.09 (M, 1.1 H) 4.10 - 4.26 (M, 2.0 H) 4.58 (d, J=15.26 Hz, 1.0 H) 4.89 (d, J=14.95 Hz, 0.7 H) 4.95 (d, J=14.65 Hz, 0.3 H) 6.75 - 6.85 (M, 1.0 H) 6.91 (d, J=2.14 Hz, 1.0 H) 7.08 - 7.14 (M, 1.0 H) 7.57 (t, J=8.70 Hz, 1.0 H) 7.65 (d, J=8.24 Hz, 1.0 H) 7.74 (s, 0.7 H) 7.81 (s, 0.3 H) 7.89 (t, J=8.24 Hz, 1.0 H) 10.86 (s, 0.8 H).
LC−MS保持時間 2.15分; 752 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
HPLC精製方法:
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび数滴のTFAならびに水で2mlに希釈し、0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は15.58分および16.76分の間に回収された。
表題化合物を黄色の無定形の固形物として単離した(65.1mg)。
1H NMRは制限された回転の特徴である分裂したいくつかのピーク(回転異性的)を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.15 - 1.30 (M, 1.3 H) 1.31 - 1.46 (M, 4.9 H) 1.49 (d, J=6.41 Hz, 3.9 H) 1.53 (d, J=6.41 Hz, 3.3 H) 1.79 (d, J=9.77 Hz, 2.4 H) 1.83 - 2.03 (M, 4.9 H) 2.02 - 2.18 (M, 3.1 H) 2.26 (s, 3.0 H) 2.29 - 2.52 (M, 1.3 H) 2.68 (s, 0.5 H) 2.80 - 3.02 (M, 3.8 H) 3.05 (s, 1.9 H) 3.12 - 3.30 (M, 3.3 H) 3.29 - 3.51 (M, 1.4 H) 3.94 (s, 2.9 H) 4.00 - 4.10 (M, 1.1 H) 4.10 - 4.24 (M, 1.9 H) 4.56 (d, J=15.26 Hz, 1.0 H) 4.74 - 4.92 (M, 0.9 H) 6.81 (d, J=17.09 Hz, 1.0 H) 6.92 (s, 1.0 H) 7.11 (dd, J=8.55, 2.14 Hz, 1.0 H) 7.50 - 7.77 (M, 3.0 H) 7.89 (t, J=9.00 Hz, 1.0 H) 10.74 (s, 0.6 H).
LC−MS保持時間1.88分; 756 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
Figure 2012517468
20mlのマイクロ波管内において、tert−ブチル 13−シクロヘキシル−6−((2E,Z)−3−(ジメチルアミノ)−2−(エトキシカルボニル)−2−プロペノイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシレート(2.056g、3.36mmol)をエタノール(9ml)およびジオキサン(2.2ml)に懸濁した。反応液にエチルヒドラジンオキサレート(0.533g、3.55mmol)、次いでトリエチルアミン(1.4mL、10.04mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、マイクロ波を用いて160℃で40分間加熱した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1.0N 塩酸水溶液で洗浄し、水層を酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を合わせ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで1.0N 塩酸水溶液、次いでブラインで順に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、ロータリーエバポレーターを用いて溶媒を除去し、2.02gの粗生成物を得た。ジクロロメタンを用いた類似の反応で得た500mgの粗生成物をこの粗生成物と合わせ、6.3gのシリカゲルに吸着させた。表題化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(89gのスラリー、ジクロロメタンでロード、ジクロロメタン、次いで2%酢酸エチル/ジクロロメタンで溶出)で精製した。第1の主要なUV吸収スポットは位置−エチル ピラゾール異性体、TLCにおける第2の大きなスポットは表題化合物のものであった。
純粋な生成物のフラクションを集め、溶媒を減圧除去し、1.006gの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.70 (s, 3 H) 1.28 - 1.51 (M, 7 H) 1.57 (s, 9 H) 1.77 (d, J=9.16 Hz, 2 H) 1.94 (s, 1 H) 2.07 (s, 3 H) 2.79 - 2.94 (M, 1 H) 3.53 - 3.71 (M, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 4.21 - 4.33 (M, 2 H) 4.69 (d, J=11.90 Hz, 1 H) 4.99 (d, J=12.51 Hz, 1 H) 6.76 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.63 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.79 - 7.84 (M, 2 H) 7.93 (s, 1 H).
LC−MS保持時間2.91分; 610m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。
用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
Figure 2012517468
上の化合物は7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステルの実験における反応混合物の少量の成分として単離され、文中では位置−エチルピラゾール異性体と表される。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.17 - 1.27 (M, 2 H) 1.31 (t, J=7.17 Hz, 3 H) 1.34 - 1.51 (M, 3 H) 1.51 - 1.57 (M, 7 H) 1.61 (s, 9 H) 1.61 - 1.66 (M, 1 H) 1.75 (d, J=11.29 Hz, 2 H) 1.93 (d, J=7.02 Hz, 1 H) 1.97 - 2.16 (M, 3 H) 2.81 - 2.91 (M, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.13 - 4.31 (M, 4 H) 4.39 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 5.84 (d, J=14.04 Hz, 1 H) 6.96 - 7.06 (M, 2 H) 7.51 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.64 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.79 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.94 (d, J=7.32 Hz, 1 H) 8.29 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 3.06分; 610m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(0.984g、1.614mmol)を1,2−ジクロロエタン(10ml)に溶解し、TFA(10.00ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で3.5時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去した。生成物を酢酸エチルに溶解し、1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去した。表題化合物を減圧乾燥し、978mgの黄色の無定形の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.69 (s, 3 H) 1.14 - 1.28 (M, 2 H) 1.28 - 1.39 (M, 4 H) 1.37 - 1.61 (M, 3 H) 1.78 (d, J=9.46 Hz, 2 H) 1.95 (s, 1 H) 2.08 (s, 3 H) 2.80 - 2.95 (M, 1 H) 3.65 (s, 2 H) 3.91 (s, 3 H) 4.19 - 4.36 (M, 2 H) 4.73 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 4.99 (d, J=10.38 Hz, 1 H) 6.78 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1 H) 7.53 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.75 (dd, J=8.55, 1.22 Hz, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.93 (s, 1 H) 7.99 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 2.03分; 552m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
エチル 5−(13−シクロヘキシル−10−((イソプロピルスルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
Figure 2012517468
100mlの丸底フラスコ内で、13−シクロヘキシル−6−(4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸(950mg、1.680mmol)、プロパン−2−スルホンアミド(652mg、5.29mmol)およびDMAP(655mg、5.36mmol)をジクロロメタン(16.8ml)に溶解した。反応液にEDC(508mg、2.65mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で64時間撹拌した。
ロータリーエバポレーターを用いて溶媒を減圧除去し、反応液を酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。有機抽出物を1.0N 塩酸水溶液およびブラインで順に洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機抽出物から硫酸マグネシウムを濾過して除去し、酢酸エチルで洗浄し、ロータリーエバポレーターにより濾液から溶媒を減圧除去した。生成物を室温で減圧乾燥し、1.009gの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.69 (s, 3 H) 1.18 - 1.36 (M, 6 H) 1.41 (d, J=6.71 Hz, 2 H) 1.45 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.48 - 1.61 (M, 2 H) 1.79 (d, J=9.46 Hz, 2 H) 1.90 - 2.15 (M, 4 H) 2.46 (s, 4 H) 2.82 - 2.93 (M, 1 H) 3.66 (s, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 4.00 - 4.08 (M, 1 H) 4.26 (dd, J=13.73, 6.71 Hz, 2 H) 4.72 (d, J=13.73 Hz, 1 H) 4.99 (d, J=12.21 Hz, 1 H) 6.79 (s, 1 H) 6.94 (d, J=1.83 Hz, 1 H) 7.08 (dd, J=8.39, 1.98 Hz, 1 H) 7.37 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.76 (s, 1 H) 7.88 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.95 (s, 1 H) 8.31 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.95分; 657m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
5−(13−シクロヘキシル−10−((イソプロピルスルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
Figure 2012517468
エチル 5−(13−シクロヘキシル−10−((イソプロピルスルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートをTHF(14ml)およびメタノール(14ml)に溶解し、水酸化ナトリウム(15mL、15.00mmol)(1.0N水溶液)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、室温で16.5時間撹拌した。反応液をロータリーエバポレーター(浴温は26℃以下)により減圧濃縮し、酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。水層を酢酸エチルで抽出し、有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機溶液を濾過し、溶媒を減圧除去し、室温で減圧乾燥後、琥珀−橙色の固形物(902mg)を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.79 (s, 3 H) 1.12 - 1.21 (M, 1 H) 1.28 - 1.38 (M, 2 H) 1.41 (d, J=6.71 Hz, 6 H) 1.43 - 1.57 (M, 2 H) 1.66 - 1.83 (M, 2 H) 1.87 - 2.07 (M, 4 H) 2.77 - 2.89 (M, 1 H) 3.71 (s, 3 H) 3.90 (s, 3 H) 3.98 - 4.07 (M, 1 H) 4.63 (d, J=13.43 Hz, 1 H) 4.99 (d, J=12.82 Hz, 1 H) 6.79 (s, 1 H) 6.94 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.70, 2.29 Hz, 1 H) 7.43 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.85 Hz, 1 H) 7.80 - 7.87 (M, 2 H) 7.95 (s, 1 H) 8.86 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.35分; 629m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
13−シクロヘキシル−6−(4−(((2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル)カルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド
Figure 2012517468
5−(13−シクロヘキシル−10−((イソプロピルスルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(75mg、0.119mmol)をDMF(1.2ml)に溶解し、HATU(103mg、0.271mmol)を反応液に加えた。反応液をキャップし、室温で1.5時間撹拌し、次いでDMAP(44.3mg、0.363mmol)およびアミン試薬(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.044mL、0.357mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で2日間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび2滴の水(溶解性を上げるため)で2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は17.39および18.20分の間に溶出された。生成物フラクションから揮発性物質を中温加熱設定のスピードバックにより終夜減圧除去した。表題化合物(54.3mg)を黄色の無定形の固形物として単離した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.69 (s, 4 H) 0.82 (d, J=33.57 Hz, 2 H) 1.15 - 1.31 (M, 1 H) 1.31 - 1.59 (M, 12 H) 1.79 (d, J=10.68 Hz, 2 H) 1.88 - 2.32 (M, 13 H) 2.88 (t, J=11.14 Hz, 1 H) 2.96 - 3.31 (M, 2 H) 3.95 (s, 3 H) 4.04 - 4.12 (M, 1 H) 4.22 (s, 2 H) 4.60 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 4.90 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 6.77 - 6.86 (M, 1 H) 6.94 (s, 1 H) 7.10 - 7.17 (M, 1 H) 7.61 (dd, J=27.62, 7.17 Hz, 2 H) 7.70 (d, J=19.23 Hz, 2 H) 7.92 (d, J=7.93 Hz, 1 H) 10.49 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.93分; 726m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
以下の化合物は、5−(13−シクロヘキシル−10−((イソプロピルスルホニル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸から、上記の実施例13−シクロヘキシル−6−(4−(((2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル)カルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(イソプロピルスルホニル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造に用いられたものと同一のカップリング方法を用いて製造された。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
HPLC精製方法:
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび数滴の水(溶解させるために加えた)で2mlに希釈した。次いで、試料を0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は16.30分および17.11分の間に回収された。
表題化合物を黄色の無定形の固形物として単離した(61.7mg)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.24 (dd, J=21.67, 10.38 Hz, 2 H) 1.39 (s, 4 H) 1.46 (d, J=5.80 Hz, 6 H) 1.52 - 1.72 (M, 4 H) 1.78 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.90 - 2.03 (M, 2 H) 2.08 (s, 3 H) 2.27 (s, 1 H) 2.85 (t, J=11.60 Hz, 1 H) 2.97 - 3.13 (M, 1 H) 3.31 (s, 1 H) 3.86 (s, 1 H) 3.93 (s, 3 H) 3.98 - 4.09 (M, 2 H) 4.22 (s, 2 H) 4.57 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 4.81 - 5.07 (M, 1 H) 6.71 - 6.92 (M, 3 H) 6.94 (s, 1 H) 7.11 (d, J=7.93 Hz, 1 H) 7.54 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.72 (s, 1 H) 7.82 - 8.02 (M, 1 H) 9.63 - 10.11 (M, 1 H).
LC−MS保持時間 1.80分;724 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
HPLC精製方法:
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリル/DMF(1:1)で4mlに希釈し、TFAを2滴加え、試料を0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、濾液のインジェクションを2回行い、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間20分、%A=10%メタノール、90%水、0.1%トリフルオロ酢酸;%B=90%メタノール、10%水、0.1%トリフルオロ酢酸の溶媒システムである。
表題化合物を黄−緑色の無定形の固形物として単離した(55.5mg)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) d ppm 0.74 (s, 3 H) 1.12 - 1.29 (M, 2 H) 1.30 - 1.41 (M, 4 H) 1.42 - 1.57 (M, 4 H) 1.77 (d, J=8.55 Hz, 2 H) 1.86 - 2.10 (M, 4 H) 2.18 (s, 1 H) 2.24 - 2.50 (M, 2 H) 2.78 - 2.95 (M, 4 H) 3.03 (s, 5 H) 3.73 (s, 1 H) 3.81 - 3.88 (M, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 3.93 (s, 1 H) 3.99 - 4.08 (M, 2 H) 4.10 - 4.37 (M, 3 H) 4.40 - 4.69 (M, 3 H) 6.90 (s, 1 H) 6.96 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.07 (dd, J=8.70, 2.29 Hz, 1 H) 7.49 - 7.55 (M, 2 H) 7.57 - 7.65 (M, 1 H) 7.67 (s, 1 H) 7.86 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.64 (s, 1 H) 11.24 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.74分;737m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
エチル 5−(13−シクロヘキシル−10−((ジメチルスルファモイル)カルバモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(0.603g、1.062mmol)をジクロロメタン(10.6ml)にDMAP(0.417g、3.41mmol)と共に溶解し、N,N−ジメチルスルファミド(0.394g、3.17mmol)を加えた。EDC(0.336g、1.753mmol)を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下、室温で40時間加熱した。溶媒を反応液からロータリーエバポレーターにより減圧除去した。残渣を酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。有機相を1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHP0/1.0N 塩酸水溶液の混合物、再度1.0N 塩酸水溶液、最後にブラインで順に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒をロータリーエバポレーターにより減圧除去した。得られた黄色の無定形の固形物を室温で減圧乾燥し、669mgの表題化合物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.53 - 0.90 (M, 3 H) 1.15 - 1.46 (M, 7 H) 1.47 - 1.66 (M, 4 H) 1.78 (d, J=8.85 Hz, 2 H) 1.91 - 2.15 (M, 4 H) 2.48 (s, 3 H) 2.86 (t, J=16.02 Hz, 1 H) 3.04 (s, 6 H) 3.52 (d, J=38.76 Hz, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 4.26 (s, 2 H) 4.67 (d, J=14.34 Hz, 1 H) 4.95 (d, J=13.73 Hz, 1 H) 6.73 (s, 1 H) 6.93 (d, J=2.44 Hz, 1 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.33 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 7.78 (s, 1 H) 7.87 (d, J=8.55 Hz, 1 H) 8.46 (s, 1 H)
LC−MS保持時間2.23分; 672 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mm Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−
Figure 2012517468
100mlの丸底フラスコ内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステル(652mg、0.968mmol)をTHF(10ml)およびメタノール(10.00ml)に溶解した。水酸化ナトリウム(10mL、10.00mmol)の1.0N水溶液を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下、室温で7日間撹拌した。
反応液をロータリーエバポレーター(水浴温度を25℃またはそれ以下に保った)を用いて濃縮した。残った反応溶液を酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。水相を酢酸エチルで抽出し、有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒をロータリーエバポレーターにより減圧除去した。無定形の膜状物質をジクロロメタンに溶解し、溶媒および揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去した。黄色の無定形の固形物をさらに細かい固形物に破砕し、室温で減圧乾燥し、600mgの表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.71 (s, 3 H) 0.86 (s, 1 H) 1.10 - 1.58 (M, 6 H) 1.69 (s, 1 H) 1.76 (d, J=10.99 Hz, 1 H) 1.86 - 2.15 (M, 5 H) 2.47 (s, 3 H) 2.84 (t, J=11.90 Hz, 1 H) 3.00 (s, 6 H) 3.59 (s, 2 H) 3.90 (s, 3 H) 4.64 (d, J=13.43 Hz, 1 H) 4.97 (d, J=13.73 Hz, 1 H) 6.75 (s, 1 H) 6.95 (d, J=2.75 Hz, 1 H) 7.06 (dd, J=8.55, 2.44 Hz, 1 H) 7.35 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.50 (d, J=8.54 Hz, 1 H) 7.77 - 7.86 (M, 2 H) 8.68 (s, 1 H).
LC−MS保持時間 1.75分; 644 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
13−シクロヘキシル−6−(4−(((2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル)カルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−N−(ジメチルスルファモイル)−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド
Figure 2012517468
CAS番号77778−062(126mg、0.195mmol)をDMF(1.951ml)に溶解し、HATU(167mg、0.439mmol)を反応液に加えた。反応液をキャップし、室温で1.5時間撹拌し、次いでDMAP(72.1mg、0.590mmol)、次いでアミン試薬(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(72.5μl、0.585mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で2日間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび数滴の水(溶解させるために加えた)で4mlに希釈し、試料を0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は16.30分および17.11分の間に回収された。生成物フラクションを回収し、揮発性物質を中温加熱設定のスピードバックにより終夜減圧除去した。生成物フラクションをLCMSで分析し、純粋なフラクションをジクロロメタンで合わせ、バイアルに移した。溶媒を窒素スィープにより除去し、生成物を室温で減圧乾燥し、89.2mgの表題化合物を無定形の黄色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.68 (s, 3 H) 0.73 - 1.08 (M, 3 H) 1.15 - 1.29 (M, 1 H) 1.31 - 1.54 (M, 6 H) 1.79 (d, J=10.99 Hz, 2 H) 1.88 - 2.18 (M, 6 H) 2.26 (s, 3 H) 2.58 - 2.99 (M, 7 H) 3.07 (s, 5 H) 3.10 - 3.27 (M, 2 H) 3.94 (s, 3 H) 4.19 (s, 2 H) 4.57 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 4.90 (d, J=15.26 Hz, 1 H) 6.70 - 6.88 (M, 1 H) 6.93 (s, 1 H) 7.12 (d, J=7.63 Hz, 1 H) 7.45 - 7.67 (M, 2 H) 7.73 (s, 1 H) 7.91 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.61 (s, 1 H)
LC−MS保持時間 2.13分; 741m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[(シクロプロピルスルホニル)アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステル.
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−(110mg、0.194mmol)をTHF(0.646ml)に溶解した。カルボニルジイミダゾール(94mg、0.581mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下に置き、60℃で1時間加熱した。反応液を窒素雰囲気下で冷却し、シクロプロパンスルホンアミド(94mg、0.775mmol)、次いでDBU(0.088mL、0.581mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下で60℃に油浴に浸し、60℃で終夜加熱した。反応液をクロロホルム(50ml)で希釈し、有機層を1.0N 塩酸水溶液(50ml)、0.1M NaHPO水溶液(50ml)およびブライン(25ml)で順に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、揮発性物質を減圧除去し、黄色の泡状物質を得、それを室温で終夜減圧乾燥し、130mg(0.194mmol、90%、未精製)の表題化合物を黄色の無定形の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.67 (br.M, 3H) 1.12 - 1.59 (M, 9 H) 1.62 - 2.16 (M, 8 H) 2.49 (s, 3 H) 2.87 (M, 1 H) 3.91 (s, 3 H) 4.11 (M, 2 H) 4.27 (M, 3 H) 4.69 (br.d, 1 H) 4.97 (br.d, 1 H) 6.72 (s, 1 H) 6.94 (s, 1 H) 7.07 (dd, J=8.55, 2.14 Hz,1 H) 7.37 (dd, J=8.55, 2.14 Hz, 1 H) 7.51 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.82 (d, J=2.14 Hz, 1 H) 7.89 (d, J=8.24 Hz,1 H) 8.59 (br. s, 1 H). LCMS 671 m/z (MH+).
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[(シクロプロピルスルホニル)アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−.
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[(シクロプロピルスルホニル)アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステル(130mg、0.194mmol)をジオキサン(0.969ml)に溶解し、メタノール(0.969ml)、次いで1N水酸化ナトリウム水溶液(1.94ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で72時間撹拌した。反応液をクロロホルム(50ml)で希釈し、1.0N 塩酸水溶液(50ml)で洗浄した。有機層をロータリーエバポレーターにより減圧濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(125mg、100%、未精製)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.72 (br.M, 3H) 1.12 - 1.59 (M, 6 H) 1.62 - 2.16 (M, 8 H) 2.51 (s, 3 H) 2.87 (M, 3 H) 3.91 (s, 3 H) 4.12 (M, 1 H) 4.69 (br.d, 1 H) 5.01 (br.d, 1 H) 6.74 (s, 1 H) 6.96 (s, 1 H) 7.08 (dd, J=8.55, 2.14 Hz,1 H) 7.41 (dd, J=8.55, 2.14 Hz, 1 H) 7.52 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.88 (M, 2 H) 8.92 (br. s, 1 H). MS m/z 643 (MH+).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロプロピルスルホニル)−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[(シクロプロピルスルホニル)アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−をDMF(1.9ml)に溶解し、HATU(160mg、0.421mmol)を反応液に加えた。反応液を室温で1.5時間撹拌し、DMAP(70.7mg、0.579mmol)、次いで(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(71.1μl、0.574mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で17時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび数滴の水(溶解させるために加えた)で4mlに希釈し、次いで0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い(2x2mlインジェクション)、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。
表題化合物を室温で減圧乾燥し、71.8mgの黄色の無定形の固形物を得た。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.68 (s, 4 H) 0.81 (d, J=33.27 Hz, 2 H) 0.93 - 1.18 (M, 3 H) 1.20 - 1.30 (M, 1 H) 1.33 - 1.48 (M, 6 H) 1.50 - 1.61 (M, 1 H) 1.79 (d, J=10.99 Hz, 2 H) 1.97 (d, J=9.77 Hz, 3 H) 2.04 - 2.17 (M, 3 H) 2.26 (s, 3 H) 2.88 (t, J=11.29 Hz, 1 H) 3.05 - 3.29 (M, 3 H) 3.53 (s, 5 H) 3.95 (s, 3 H) 4.20 (s, 2 H) 4.57 (d, J=14.95 Hz, 1 H) 4.89 (d, J=15.56 Hz, 1 H) 6.75 - 6.87 (M, 1 H) 6.93 (s, 1 H) 7.13 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.52 - 7.60 (M, 1 H) 7.63 - 7.77 (M, 2 H) 7.86 - 7.99 (M, 1 H) 10.72 (s, 1 H)
LC−MS保持時間 1.50分; 738m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Xterra MS 7u C18 3.0x50mm Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間0分、分析時間3分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
メチル 1−イソプロピル−5(3)−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
Figure 2012517468
メチル 3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(2.375g、16.95mmol)をDMF(85ml)に溶解し、水素化ナトリウム(0.471g、18.64mmol)(95%/ミネラル油)を窒素下で少量ずつ加えた。反応液を約10分間撹拌し、2−ヨードプロパン(1.861mL、18.64mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で終夜撹拌した(23時間)。溶媒をロータリーエバポレーターにより反応液から減圧除去した。橙色の残渣を1.0N 塩酸水溶液(〜30ml)および酢酸エチルで分液処理した。黄色の水溶液を酢酸エチルで抽出し、有機抽出物を合わせ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で1回洗浄した。塩酸水溶液で洗浄し、10N水酸化ナトリウム水溶液でpH〜4に中和し、次いで飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて溶液を塩基性化した。塩基性の水溶液を合わせ、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、黄色の油状物を得た(4.4g)。黄色の油状物をベンゼンに溶解し、ロータリーエバポレーター(浴温=40℃)を用いて揮発性物質を減圧除去し、黄色の油状物(重量=2.964g)を得た。該物質を少量のジクロロメタンに溶解し、シリカゲルカラム(105g、ジクロロメタンでパックしたスラリー)にアプライした。生成物をジクロロメタンで溶出し、異性体の混合物を黄色の油状物として得た(1.736g)。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.46 (s, 2.29 H) 1.47 (s, 5.08 H) 1.48 (s, 3.03 H) 2.45 (s, 3.00 H) 2.54 (s, 1.99 H) 3.79 (s, 3.15 H) 3.79 (s, 1.91 H) 4.34 - 4.49 (M, 1.80 H) 7.83 (s, 1.02 H) 7.85 (s, 0.65 H).
メチル 3(5)−ヨード−1−イソプロピル−5(3)−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート
Figure 2012517468
Vasilevskii, S.F.; Gerasimov,V.A.; Shvartsbert, M.S.; Bulletin of the Academy of Sciences of the USSR, Division of Chemical Science (English Translation), 30 (4) 683-685 (1981), ISSN: 0568-5230; Izvestiya Akademii Nauk SSSR, Seriya Khimicheskaya, 4, 902-904 (1981).
25mlのフラスコ内において、メチル 1−イソプロピル−3(5)−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート混合物(550mg、3.02mmol)を酢酸(3.2ml)に溶解し、硫酸(1.22ml、6.87mmol)(30%w/w)、次いでヨウ素(620mg、2.443mmol)およびヨウ素酸(250mg、1.421mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下、95℃で約21時間加熱した。反応液を冷却し、酢酸ナトリウム(750mg、9.14mmol)を反応液に加えた。酢酸エチルを含んだ分液漏斗に反応液を移し、10%硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。飽和炭酸水素ナトリウムを含んだエルレンマイヤーフラスコ内で有機層を洗浄した(注:COが発生)。有機相をデカントし、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、次いでブラインで洗浄した。有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、生成物を黄色の油状物として得た(598mg)。粗混合物をさらに精製することなく用いた。
LC−MS保持時間 1.4分、分割されないピーク;309m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Sunfire C18 5u 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−, 1,1−ジメチルエチルエステル
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(679mg、0.927mmol)を塩化銅(I)(468mg、4.73mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(106.8mg、0.092mmol)および塩化リチウム(312mg、7.36mmol)(塩化リチウムは火炎乾燥し、室温で終夜、減圧下で貯蔵した)を含んだ20mlのマイクロ波管にチャージし、テフロン(登録商標)ラインセプタでキャップし、窒素で3回バックフィルした。メチル 3(5)−ヨード−1−イソプロピル−5(3)−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(356mg、1.155mmol)を含むDMSO(6.2ml)混合物を反応管に加えた。反応液に約2分間窒素をスパージし、室温で5分間撹拌し、油浴を用いて120℃で5時間加熱した。反応液を酢酸エチルで希釈し、5%水酸化アンモニウム水溶液、次いでブラインで洗浄した。水層をジエチルエーテルで逆抽出した。有機抽出物を合わせ、水、次いでブラインで順に洗浄した。有機層の細かい沈殿懸濁物を濾過して除き、硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾過し、揮発性物質を除去し、粗反応生成物を黄色の油状物として得た(825mg)。粗生成物を2gのシリカゲルにジクロロメタンを用いて吸着させ、30%ヘキサン/ジクロロメタンでロードした25.8gのシリカゲルスラリーを用いたカラムクロマトグラフィで精製した。生成物を30%ヘキサン/ジクロロメタンからジクロロメタンのグラジエントでカラムから溶出し、1%酢酸エチル/ジクロロメタンで溶出を続け、最後は5%酢酸エチル/ジクロロメタンへのグラジエントで溶出した。純粋な表題化合物を含むフラクションをを合わせ、揮発性物質を除去し、表題化合物(165mg)を黄色の膜状物質として得た。
LC−MS保持時間 3.91分; 624m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Sunfire C18 5u 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間3分、分析時間6分、溶媒A:10%アセトニトリル/90%HO/0.1%TFA;溶媒B:90%HO/10%アセトニトリル/0.1%TFAであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H NMRによりいくらかの不純物が混在していることが示された。該物質をさらに精製することなく用いた。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.91 (t, J=7.48 Hz, 1.2 H) 1.16 - 1.41 (M, 5.6 H) 1.44 (d, J=6.71 Hz, 2.2 H) 1.46 - 1.53 (M, 4.5 H) 1.55 (s, 6.8 H) 1.60 (s, 9.2 H) 1.61 - 1.67 (M, 1.7 H) 1.69 - 1.81 (M, 2.3 H) 1.93 (d, J=10.99 Hz, 1.2 H) 2.06 (s, 3.1 H) 2.48 - 2.50 (s, 0.7 H) 2.51 (s, 2.8 H) 2.77 - 2.83 (M, 0.4 H) 2.83 - 2.92 (M, 1.0 H) 3.70 (s, 2.9 H) 3.80 (s, 0.6 H) 3.90 (s, 3.0 H) 4.35 - 4.53 (M, 2.2 H) 5.59 (d, J=14.95 Hz, 0.9 H) 6.95 (d, J=2.75 Hz, 1.0 H) 6.99 (dd, J=8.55, 2.75 Hz, 1.0 H) 7.36 (s, 1.0 H) 7.50 (d, J=8.55 Hz, 1.1 H) 7.64 (dd, J=8.39, 1.37 Hz, 1.0 H) 7.80 (d, J=8.55 Hz, 1.0 H) 8.19 (s, 0.9 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−,1,1−ジメチルエチルエステル(152mg、0.244mmol)を1,2−ジクロロエタン(1.2ml)に溶解し、TFA(1.2ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーターにより反応液から減圧除去した。残渣をジクロロメタンおよびベンゼンに溶解し、揮発性物質をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、これらを繰り返した。得られた黄色の泡状物質をジクロロメタンに溶解し、重量を計測した丸底フラスコに移した。揮発性物質を得られた泡状物質から除去し、室温で減圧乾燥し、147mgの表題化合物を得た。該物質をさらに精製することなく用いた。
LC−MS保持時間 2.24分; 566m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−、メチルエステル
Figure 2012517468
2ドラム式バイアル内において、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−(メトキシカルボニル)−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−をジクロロメタン(2.5ml)に懸濁した。微細な黄色の懸濁液である反応物にプロパン−2−スルホンアミド(96.7mg、0.785mmol)およびDMAP(105mg、0.859mmol)を加えた。DMAPを加えた際、反応物は均一な黄色の溶液となった。EDC(77mg、0.402mmol)を反応液に加え、反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で29時間加熱した。溶媒をロータリーエバポレーターにより減圧除去し、反応残渣を酢酸エチルおよび1.0N 塩酸水溶液で分液処理した。有機層を1.0N 塩酸水溶液、0.1M NaHPO水溶液および1.0N 塩酸水溶液、次いでブラインで順に洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去し、黄色の無定形の固形物を得た。生成物を室温で減圧乾燥し、154mgの表題化合物を無定形の黄色の固形物として得た。該生成物をさらに精製することなく用いた。
LC−MS保持時間 3.14分; 673m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Sunfire C18 5u 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間2分、分析時間5分、溶媒A:10%アセトニトリル/90%HO/0.1%TFA;溶媒B:90%HO/10%アセトニトリル/0.1%TFAであった。LC−MS保持時間 2.16分;671 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間0分、分析時間3分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−、メチルエステル(153mg、0.227mmol)をTHF(2.2ml)およびメタノール(2.2ml)に溶解した。透明な橙/琥珀色の溶液に1.0N水酸化ナトリウム(2.2mL、2.200mmol)水溶液を加えた。反応混合物はバラ/赤色になり、わずかに濁ったが24時間以内に透明になった。反応液を窒素雰囲気下、室温で14日間撹拌した。反応の進行は、数日毎にアリコート15μlを採取し、アセトニトリルで溶解し、1から2滴の水を加えて塩を溶解し、LCMSで分析することにより測定した。
反応液を1.0N 塩酸水溶液および酢酸エチルで分液処理した。水相を酢酸エチルで1回抽出し、有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。これを濾過し、溶媒をロータリーエバポレーターで減圧除去し、橙色の無定形の固形物を得た。粗生成物を室温で減圧乾燥し、151mgの琥珀−橙色の固形物を得た。粗生成物をさらに精製することなく用いた。
LC−MS保持時間 2.85分; 659m/z (MH+).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Waters Sunfire C18 5u 4.6x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:10%アセトニトリル/90%HO/0.1%TFA;溶媒B:90%HO/10%アセトニトリル/0.1%TFAであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
2ドラム式バイアル内において、1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−(50mg、0.076mmol)をDMF(759μL)に溶解し、HATU(66mg、0.174mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下、室温で20分間撹拌し、DMAP(30.3mg、0.248mmol)、次いでアミン試薬(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(28.2μl、0.228mmol)を加えた。窒素雰囲気下で反応液をキャップし、室温で終夜撹拌した(16時間)。
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルで2mlに希釈し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、50%溶媒A/50%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。揮発性物質を保持時間15.9分の生成物フラクションから減圧除去し、表題化合物を室温で減圧乾燥し、25.9mgを黄色の無定形の固形物として得た。
試料の1H NMRは制限された回転の特徴を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.80 (s, 1.2 H) 0.96 (d, J=4.58 Hz, 0.4 H) 1.07 (d, J=5.80 Hz, 2.3 H) 1.17 - 1.29 (M, 1.2 H) 1.31 - 1.40 (M, 1.1 H) 1.39 - 1.45 (M, 1.1 H) 1.46 - 1.54 (M, 9.9 H) 1.56 (d, J=12.51 Hz, 0.6 H) 1.61 (d, J=6.41 Hz, 0.8 H) 1.65 (d, J=6.10 Hz, 0.5 H) 1.72 (t, J=6.41 Hz, 2.0 H) 1.78 (d, J=10.99 Hz, 2.0 H) 1.89 - 2.02 (M, 2.0 H) 2.02 - 2.17 (M, 2.8 H) 2.20 (s, 0.9 H) 2.27 (s, 2.0 H) 2.30 - 2.44 (M, 1.5 H) 2.49 (d, J=13.12 Hz, 0.5 H) 2.71 (br.s, 4.2 H) 2.81 - 3.01 (M, 2.3 H) 3.15 (s, 0.4 H) 3.27 (d, J=12.82 Hz, 0.5 H) 3.35 - 3.43 (M, 0.7 H) 3.47 - 3.57 (M, 0.5 H) 3.90 (d, J=4.58 Hz, 3.0 H) 4.01 - 4.15 (M, 1.1 H) 4.32 (dd, J=20.29, 14.19 Hz, 0.7 H) 4.38 - 4.55 (M, 2.0 H) 5.15 (d, J=15.56 Hz, 0.2 H) 5.46 (d, J=15.26 Hz, 0.1 H) 5.80 (d, J=14.34 Hz, 0.4 H) 5.93 (d, J=14.34 Hz, 0.3 H) 6.75 (s, 0.4 H) 6.83 - 6.93 (M, 0.6 H) 6.94 - 7.01 (M, J=22.89 Hz, 1.0 H) 7.03 (dd, J=8.55, 2.14 Hz, 1.0 H) 7.39 (t, J=7.17 Hz, 0.7 H) 7.52 (d, J=8.55 Hz, 1.1 H) 7.60 (d, J=8.24 Hz, 0.2 H) 7.82 - 7.98 (M, 1.5 H) 8.02 - 8.11 (M, 0.4 H) 8.34 (d, J=19.84 Hz, 0.6 H) 9.17 (s, 0.1 H) 10.02 (s, 0.2 H).
LC−MS保持時間 1.96分; 754m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[5−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−(50mg、0.076mmol)をDMF(759μL)に溶解し、HATU(59.6mg、0.157mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下で55分間撹拌し、DMAP(52.0mg、0.426mmol)、次いでアミン試薬3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタンジヒドロクロリド(37.8mg、0.190mmol)を加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で63時間撹拌した。生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび2滴のトリフルオロ酢酸で2mlに希釈した。次いで、シリンジフィルターを通して試料を濾過し、濾液をWaters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間30分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物の保持時間は8.84分であった。ロータリーエバポレーターを用いて揮発性物質/溶媒を生成物フラクションから減圧除去し、生成物を室温で減圧乾燥し、27.4mgの表題化合物を黄色の固形物として得た。
1H NMRは制限された回転および/または塩形成の特徴であるブロードなピークおよび複数のピークのセットを示し、積分値は四捨五入して整数値にした。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.59 (s, 1 H) 0.89 (s, 1 H) 1.22 (d, J=20.14 Hz, 1 H) 1.29 - 1.66 (M, 12 H) 1.77 (d, J=10.38 Hz, 4 H) 1.87 - 2.14 (M, 5 H) 2.16 - 2.48 (M, 4 H) 2.79 - 3.07 (M, 3 H) 3.10 - 3.81 (M, 7 H) 3.90 (s, 3 H) 4.04 (d, J=39.06 Hz, 2 H) 4.48 (s, 2 H) 4.67 (s, 1 H) 4.99 (d, J=94.00 Hz, 1 H) 5.71 (s, 1 H) 5.98 (s, 1 H) 6.70 - 6.97 (M, 2 H) 7.04 (d, J=7.63 Hz, 1 H) 7.34 - 7.63 (M, 2 H) 7.76 - 7.94 (M, 2 H) 8.06 (s, 1 H) 9.34 (s, 1 H) 9.70 (s, 1 H)
LC−MS保持時間 2.01分;765 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[5−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−3−イル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−4−カルボン酸、3−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−(46mg、0.070mmol)をDMF(698μL)に溶解し、HATU(61.6mg、0.162mmol)を反応液に加えた。反応液をキャップし、68分間室温で撹拌し、DMAP(44.5mg、0.364mmol)、次いで(2R,6S)−1,2,6−トリメチルピペラジンジヒドロクロリド(35.9mg、0.178mmol)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で17時間撹拌した。
生成物を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。反応液をアセトニトリルおよび2滴のトリフルオロ酢酸(プロトン化を確実にするため)で2mlに希釈した。次いで、試料を0.45uMシリンジフィルターを通して濾過し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 150mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、70%溶媒A/30%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間20分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物は16.30分および17.11分の間に回収された。
揮発性物質を中温加熱設定のスピードバックにより終夜減圧除去した。ジクロロメタンを用いて生成物フラクションを合わせ、溶媒を減圧除去し、生成物を室温で減圧乾燥し、27.0mgの表題化合物を褐色−黄褐色の無定形の固形物として得た。
1H NMRは制限された回転または塩形成の特徴を示した。
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0 - 0.61 (M, 2.7 H) 0.91 (t, J=7.32 Hz, 0.8 H) 0.98 - 1.14 (M, 2.6 H) 1.17 - 1.44 (M, 5.9 H) 1.48 (s, 10.7 H) 1.57 - 1.86 (M, 5.3 H) 1.88 - 2.12 (M, 4.2 H) 2.13 - 2.38 (M, 5.0 H) 2.40 - 2.82 (M, 9.1 H) 2.84 - 3.06 (M, 1.9 H) 3.09 - 3.80 (M, 2.7 H) 3.91 (d, J=10.07 Hz, 3.0 H) 4.07 (d, J=10.99 Hz, 1.3 H) 4.22 - 4.40 (M, 0.6 H) 4.42 - 4.51 (M, 1.0 H) 4.55 (d, J=13.73 Hz, 0.3 H) 4.68 (dd, J=30.98, 14.80 Hz, 0.5 H) 5.04 (d, J=15.87 Hz, 0.3 H) 5.83 (d, J=15.26 Hz, 0.3 H) 6.01 (d, J=15.56 Hz, 0.2 H) 6.68 - 6.78 (M, 0.3 H) 6.91 (d, J=27.47 Hz, 0.7 H) 6.96 - 7.11 (M, 1.9 H) 7.38 (dd, J=15.26, 7.93 Hz, 0.6 H) 7.48 - 7.58 (M, 1.0 H) 7.72 (d, J=7.93 Hz, 0.3 H) 7.86 (d, J=8.24 Hz, 0.8 H) 7.93 (s, 0.9 H) 8.08 (s, 0.3 H) 8.37 (d, J=33.57 Hz, 0.5 H) 9.94 (s, 0.3 H) 11.49 (s, 0.4 H).
LC−MS保持時間 2.04分;767 m/z (MH-).
LCデータは島津LC−10AS液体クロマトグラフィ(Phenomenex−Luna 10u C18 3.0x50mmカラムを装着、SPD−10AV UV−Vis検出器、検出波長220nm)で記録した。用いた溶出条件は、流速5ml/分、100%溶媒A/0%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間3分、ホールド時間1分、分析時間4分、溶媒A:5%アセトニトリル/95%HO/10mM酢酸アンモニウム;溶媒B:5%HO/95%アセトニトリル/10mM酢酸アンモニウムであった。MSデータは、エレクトロスプレー方式のLC用Micromass Platformを用いて決定した。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−5−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル
Figure 2012517468
マイクロ波管内において、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−(トリブチルスタンニル)−、1,1−ジメチルエチルエステル(1.10g、1.50mmol)、メチル 4−ブロモ−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(482mg、1.92mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムIIクロリド(105mg、0.150mmol)、LiCl(318mg、7.51mmol)、CuCl(624mg、6.31mmol)を加えた。それを密閉し、次いで窒素をフラッシュした。1,4−ジオキサンを加えた。反応混合物をマイクロ波下、120℃で1時間加熱した。それを濾過し、濾液を濃縮した。残渣を島津高圧液体クロマトグラフィシステム(Discovery VPソフトウェアを使用、インターフェース:SCL−10Aコントローラー、SIL−10Aオートサンプラー、およびFRC−10Aフラクションコレクター)で精製した。試料をアセトニトリル/DMF(1:1)(8ml)に溶解し、Waters Sunfire Prep C18 OBD、5uM 19mm x 100mmカラムを用い、SPD−10AV UV−Vis検出器により検出波長220nmをモニターして精製した。用いた溶出条件は、流速25mL/分、25%溶媒A/75%溶媒Bから0%溶媒A/100%溶媒Bのグラジエント、グラジエント時間10分、実行時間20分、%A=10%アセトニトリル、90%水、0.1%TFA;%B=90%アセトニトリル、10%水、0.1%TFA溶媒システムである。生成物含有フラクションを回収し、濃縮し、表題化合物を黄色の固形物として得た(916mg、0.150mmol、収率40%)。
MS m/z 610 (MH+).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−5−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−5−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル(290mg、0.476mmol)の1,2−ジクロロエタン(0.951ml)溶液に、TFA(0.951ml)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーターにより除去し、表題化合物を褐色の濃厚な油状物である粗生成物として得た(263mg、0.476mmol、収率100%)。
MS m/z 568(MH+).
1H−ピラゾール−5−カルボン酸、4−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、メチルエステル
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−5−(メトキシカルボニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−(260mg、0.470mmol)のテトラヒドロフラン(1.57ml)溶液にカルボニルジイミダゾール(228mg、1.41mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間加熱した。プロパン−2−スルホンアミド
(231mg、1.88mmol)およびDBU(0.212mL、1.41mmol)を室温で加えた。反応混合物を60℃で2時間加熱した。反応混合物を1N HCl(50ml)溶液で希釈し、クロロホルム(50ml)で抽出した。有機層を合わせ、ロータリーエバポレーターで濃縮し、橙色の油状物を粗生成物として得た。それをシリカゲルを通して(90/9/1 塩化メチレン/MeOH/AcOHを溶出液として使用)精製し、表題化合物(269mg、0.409mmol、収率87 %)を黄色の油状物として得た。
MS m/z 659 (MH+).
1H−ピラゾール−5−カルボン酸、4−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−5−カルボン酸、4−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、メチルエステル(260mg、0.395mmol)をジオキサン(1.97ml)に溶解し、メタノール(1.97ml)、次いで1N水酸化ナトリウム水溶液(3.95ml)を反応液に加えた。反応液を窒素雰囲気下でキャップし、室温で72時間加熱した。反応液をクロロホルム(50.0ml)で希釈し、1.0N 塩酸水溶液(50ml)で洗浄した。有機層をロータリーエバポレーターにより減圧濃縮し、黄色の固形物(252mg、0.391mmol、99%)を得た。
MS m/z 645 (MH+).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−5−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
1H−ピラゾール−5−カルボン酸、4−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−(35mg、0.054mmol)のDMF(0.54ml)溶液に、TBTU(35mg、0.109mmol)およびDIPEA(0.028mg、0.22mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いでモルホリン(19mg、0.22mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をCHCN−HO−TFAを溶媒系として用いたプレパラティブHPLCで精製した。フラクションを集め、終夜スピードバックで濃縮し、表題化合物をベージュ色の固形物として得た(26mg、0.036mmol、収率81%)。
MS m/z 714 (MH+)
1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.19 - 1.62 (M, 13 H) 1.76 - 2.30 (M, 6 H) 2.41 (s, 3 H) 2.60 (M, 1 H) 2.77 - 3.22 (M, 8 H) 3.94 (s, 3 H) 4.13 (M, 2 H) 4.30 (M, 1 H) 4.63 (br d, 1 H) 4.83 (br d, 1 H) 6.72 (s, 1 H) 6.97 (s, 1 H) 7.12 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.65−7.70 (M, 3 H) 7.98 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.38 (s, 1 H).
以下の化合物は、7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−5−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−の記載と同様の方法により合成された。
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[5−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
MS m/z 742 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 0.75 (M, 6 H) 1.05 - 1.62 (M, 13 H) 1.76 - 2.26 (M, 6 H) 2.33 (M, 1 H) 2.39 (s, 3 H) 2.81 - 3.29 (M, 4 H) 3.70-4.01 (M, 5 H) 4.14 (M, 2 H) 4.27 (M, 1 H) 4.63 (br d, 1 H) 4.83 (br d, 1 H) 6.70 (s, 1 H) 6.98 (s, 1 H) 7.18 (br d, 1 H) 7.65-7.81 (M, 3 H) 7.96 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.49 (s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−5−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
MS m/z 727 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 1.22 - 1.62 (M, 13 H) 1.76 - 2.20 (M, 6 H) 2.39 (br s, 6 H) 2.78 - 3.90 (M, 9 H) 3.96 (s, 3 H) 4.08-4.25 (M, 3 H) 4.63 (br d, 1 H) 4.73 (br d, 1 H) 6.78 (s, 1 H) 6.99 (s, 1 H) 7.12 (br d, 1 H) 7.62-7.82 (M, 3 H) 7.98 (br d, 1 H) 10.02 (br s, 1 H).
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−5−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
Figure 2012517468
MS m/z 755 (MH+). 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM−D) δ ppm 1.04 (M, 6 H) 1.25 − 1.62 (M, 13 H) 1.76 − 2.13 (M, 6 H) 2.31 (br s, 3 H) 2.40 (s, 3 H) 2.99−3.12 (M, 3 H) 3.35 ? 3.52 (M, 2 H) 3.90−3.99 (M, 4 H) 4.05-4.25 (M, 4 H) 4.64 (br d, 1 H) 4.85 (br d, 1 H) 6.76 (s, 1 H) 6.98 (s, 1 H) 7.13 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.59 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 7.82 (M, 2 H) 8.00 (d, J=8.24 Hz, 1 H) 10.05 (s, 1 H).
Figure 2012517468
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−プロパン酸、 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−ベータ−オキソ−、エチルエステル.
撹拌した7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−カルボン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−(4g、7.45mmol)のTHF(20ml)溶液にCDI(1.151g、7.10mmol)を加え、混合物を45℃で0.5時間加熱し、冷却し、塩化マグネシウム(1.419g、14.91mmol)およびマロン酸エチルカリウム(2.54g、14.91mmol)のTHF(15ml)懸濁液に移した。さらにTHF(40ml)を加え、残っていた沈殿物を溶解した。反応混合物を室温で0.5時間撹拌し、60℃で終夜加熱した。反応混合物を室温に冷却し、EtOAcで希釈し、1N HClおよびブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO)。粗生成物をThomson 160gカラム(MeOH/DCM:0から25%)で精製し、生成物を赤色の固形物として得た(3.8g、84%)。
LC/MS方法:開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分;波長:220;溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間 3.418分、m/z 607 (MH+).
Figure 2012517468
1H−ピロール−3−カルボン酸、2−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−、エチルエステル.
7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−プロパン酸、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−ベータ−オキソ−、エチルエステル(0.8g、1.055mmol)のTHF(3ml)溶液にプロパン−2−アミン(0.624g、10.55mmol)およびトシル酸(10.03mg、0.053mmol)を加えた。混合物を室温で0.5時間撹拌し、1,2−ジブロモ酢酸エチル(0.337g、1.371mmol)を0℃で加えた。反応混合物を室温で0.5時間撹拌し、水素化ナトリウム(0.051g、2.110mmol)を加え、室温で10分間撹拌した。混合物を60℃で4時間加熱し、室温に冷却し、EtOAcで希釈し、氷冷HCl(1N)、ブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO)。粗生成物をBiotage 25Mカラム(EtOAc/ヘキサン:5−100%)で精製し、化合物をベージュ色の泡状物質として得た(0.26g、35%)。
LC/MS方法:開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分;波長:220;溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.631分、m/z 672 (MH+).
Figure 2012517468
1H−ピロール−3−カルボン酸、2−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−.
1H−ピロール−3−カルボン酸、2−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−(1−メチルエチル)−、エチルエステル(80mg、0.119mmol)のTHF(2ml)溶液にカリウムトリメチルシラノレート(45.8mg、0.357mmol)を加えた。混合物を窒素下で30分間撹拌し、カリウムトリメチルシラノレート(100mg)をさらに加えた。反応混合物を室温で2日間撹拌し、EtOAcで希釈し、冷1N HCl、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、該酸をベージュ色の固体として得た(71mg、88%)。
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.80 (1 H, br. s.), 7.81 - 7.89 (1 H, m), 7.76 (1 H, s), 7.45 - 7.52 (1 H, m), 7.42 (1 H, d, J=6.29 Hz), 7.03 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.93 (1 H, d, J=2.27 Hz), 6.47 - 6.76 (3 H, m), 4.98 (1 H, d, J=13.85 Hz), 4.61 (1 H, d, J=14.60 Hz), 3.97 - 4.07 (1 H, m), 3.89 (1 H, s), 3.34 - 3.52 (1 H, m), 2.73 - 2.89 (1 H, m), 1.87 - 2.12 (4 H, m), 1.66 - 1.84 (2 H, m), 0.81 - 1.55 (19 H, m).
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分;波長:220;溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.503分、m/z 644 (MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−3−(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボニル)−1H−ピロール−2−イル)−3−メトキシ−N−(イソプロピルスルホニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.87 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.78 (1 H, s), 7.66 (1 H, d, J=8.06 Hz), 7.54 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.02 - 7.09 (1 H, m), 6.89 (1 H, d, J=2.77 Hz), 6.83 (1 H, br. s.), 6.69 (1 H, br. s.), 6.48 (1 H, br. s.), 4.91 (1 H, d, J=15.36 Hz), 4.55 (1 H, d, J=15.61 Hz), 4.48 (1 H, br. s.), 4.01 - 4.13 (1 H, m), 3.93 (3 H, s), 3.58 (1 H, br. s.), 3.12 (1 H, br. s.), 2.78 - 2.92 (1 H, m), 1.70 - 2.34 (14 H, m), 1.13 - 1.68 (16 H, m), 1.05 (1 H, br. s.), 0.52 (1 H, br. s.), -0.30 (1 H, br. s.).
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分;波長:220;溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.331分、m/z 752 (MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−3−(4−プロピルピペラジン−1−カルボニル)−1H−ピロール−2−イル)−3−メトキシ−N−(イソプロピルスルホニル)− 7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.87 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.79 (1 H, s), 7.59 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.53 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.05 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.90 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.78 (1 H, br. s.), 6.68 (1 H, s), 6.32 (1 H, d, J=2.27 Hz), 4.91 (1 H, d, J=14.60 Hz), 4.55 (2 H, d, J=14.86 Hz), 3.99 - 4.50 (2 H, m), 3.95 - 4.32 (1 H, m), 3.92 (3 H, s), 2.70 - 3.19 (5 H, m), 1.86 - 2.16 (8 H, m), 1.67 - 1.84 (2 H, m), 1.09 - 1.64 (18 H, m), 0.65 - 0.83 (3 H, m).
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速: 4 ml/分; 波長:220; 溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.330分、m/z 754 (MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(3−((2S,6R)−2,6−ジメチルモルホリン−4−カルボニル)−1−イソプロピル−1H−ピロール−2−イル)−3−メトキシ−N−(イソプロピルスルホニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.87 - 7.93 (1 H, m), 7.75 (1 H, br. s.), 7.44 - 7.66 (2 H, m), 7.01 - 7.12 (1 H, m), 6.90 (1 H, br. s.), 6.83 (1 H, br. s.), 6.64 (1 H, br. s.), 6.37 (1 H, br. s.), 4.90 (0 H, d, J=14.86 Hz), 4.57 (1 H, s), 4.31 - 4.50 (1 H, m), 4.05 - 4.16 (1 H, m), 3.94 (3 H, s), 3.85 - 3.92 (1 H, m), 2.70 - 3.74 (5 H, m), 1.84 - 2.25 (7 H, m), 1.66 - 1.84 (2 H, m), 0.97 - 1.66 (20 H, m), 0.53 - 0.93 (5 H, m);
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分; 波長:220; 溶媒A:10%MeOH /90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.550分、m/z 741 (MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(1−イソプロピル−3−(モルホリン−4−カルボニル)−1H−ピロール−2−イル)−3−メトキシ−N−(イソプロピルスルホニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 10.21 (1 H, br. s.), 7.92 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.84 (1 H, s), 7.61 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.56 (1 H, d, J=8.81 Hz), 7.09 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.90 (1 H, d, J=2.77 Hz), 6.82 (1 H, br. s.), 6.69 (1 H, s), 6.36 (1 H, d, J=2.52 Hz), 4.94 (1 H, d, J=14.86 Hz), 4.56 (1 H, d, J=15.11 Hz), 4.38 (1 H, br. s.), 4.02 - 4.12 (1 H, m), 3.94 (3 H, s), 3.58 - 4.14 (2 H, m), 2.53 - 3.28 (6 H, m), 1.95 (1 H, br. s.), 1.88 - 2.30 (4 H, m), 1.72 - 1.85 (2 H, m), 1.08 - 1.64 (16 H, m).
Figure 2012517468
3−フランカルボン酸、2−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−、エチルエステル
1H−ピロール−3−カルボン酸、2−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−、エチルエステル
開始物質である7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−プロパン酸、 13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−ベータ−オキソ−、エチルエステル(1.200g、1.978mmol)のTHF(20ml)溶液に1,2−ジブロモ酢酸エチル/THF(0.26M、9.13mL、2.373mmol)を加えた。NHを10分間混合物にバブルし、反応物をアンモニア下(1気圧)に終夜保った。次いで混合物を60℃で2時間加熱し、室温に冷却し、EtOAcで希釈し、冷0.5N HCl(3x)およびブラインで洗浄した。次いで、有機層を乾燥し(MgSO)、濾過し、濾液を減圧下でエバポレートした。粗生成物をBiotage 40Mカラム(EtOAc/ヘキサン、0%から100%)で精製し、黄色の固形物を得、さらにプレパラティブHPLCで精製し、表題化合物フラン(65mg、5%)および表題化合物ピロール(145mg、11%)を得た。
フラン生成物: 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ ppm 8.10 (1 H, s), 7.90 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.81 (1 H, s), 7.49 - 7.63 (3 H, m), 7.05 - 7.18 (2 H, m), 6.86 (1 H, d, J=2.01 Hz), 5.93 (1 H, d, J=14.35 Hz), 4.28 - 4.47 (3 H, m), 3.94 - 4.02 (1 H, m), 3.92 (3 H, s), 2.79 - 2.96 (1 H, m), 1.86 - 2.23 (4 H, m), 1.69 - 1.84 (2 H, m), 1.44 (6 H, d, J=6.80 Hz), 1.35 (3 H, t, J=7.05 Hz), 1.27 - 1.60 (4 H, m).
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分; 波長:220; 溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.736分、m/z 631 (MH+).
ピロール生成物: 1H NMR (400 MHz, MeOD) δ ppm 11.02 (1 H, br. s.), 8.03 (1 H, br. s.), 7.84 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.81 (1 H, s), 7.47 - 7.56 (2 H, m), 7.01 - 7.11 (2 H, m), 6.90 (1 H, s), 6.58 - 6.64 (2 H, m), 5.44 (1 H, d, J=17.63 Hz), 4.51 (1 H, d, J=14.10 Hz), 4.18 - 4.35 (2 H, m), 3.87 (3 H, s), 3.81 - 3.97 (1 H, m), 2.82 - 2.95 (1 H, m), 1.86 - 2.20 (4 H, m), 1.68 - 1.84 (2 H, m), 1.12 - 1.55 (13 H, m).
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分; 波長:220; 溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.475分、m/z 630 (MH+).
Figure 2012517468
3−フランカルボン酸、2−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−.
3−フランカルボン酸、2−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−、エチルエステル(63mg、0.100mmol)およびカリウムトリメチルシラノレート(128mg、0.999mmol)の混合物にTHF(2ml)を加えた。混合物を窒素下、室温で2時間撹拌した。EtOAcで希釈し、冷1N HClで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、酸(48mg、80%)を得た。
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分; 波長:220; 溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.558分、m/z 603 (MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(3−(モルホリン−4−カルボニル)フラン−2−イル)−3−メトキシ−N−(イソプロピルスルホニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.08 (1 H, d, J=1.01 Hz), 7.86 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.66 (1 H, dd, J=8.44, 1.38 Hz), 7.49 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.40 (1 H, d, J=1.76 Hz), 7.33 (1 H, s), 7.04 (1 H, dd, J=8.56, 2.77 Hz), 6.96 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.48 (1 H, d), 5.23 (1 H, d), 4.40 (1 H, d), 3.99 - 4.18 (2 H, m), 3.90 (3 H, s), 3.79 - 3.95 (1 H, m), 3.67 - 3.78 (2 H, m), 3.42 - 3.51 (2 H, m), 3.33 - 3.41 (1 H, m), 3.19 - 3.31 (1 H, m), 2.75 - 2.88 (1 H, m), 1.86 - 2.13 (4 H, m), 1.14 - 1.83 (12 H, m);
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分; 波長:220; 溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.276分、m/z 711 (MH+).
Figure 2012517468
13−シクロヘキシル−6−(3−(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボニル)フラン−2−イル)−1H−ピロール−2−イル)−3−メトキシ−N−(イソプロピルスルホニル)−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド.
LC/MS方法: 開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分; 波長:220; 溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム: XBridge 4.6 x 50 mm S5. LC/MS:保持時間3.503分、m/z 644 (MH+).
Figure 2012517468
5H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[3−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6,7−ジヒドロ−3−メトキシ−.
エタンジアミン、N’−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−6,7−ジヒドロ−3−メトキシ−5H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−N,N−ジメチル−(19.9mg、0.033mmol)のCHCl(1ml)混合物(0℃、N下)に五塩化リン(20.4mg、0.098mmol)を加えた。混合物を0℃で2時間撹拌し、アセチルヒドラジン(7.25mg、0.098mmol)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで、室温で21時間撹拌した。混合物にさらにアセチルヒドラジン14.5mg(0.196mmol)を加え、エバポレートして乾燥し、PhCH(1ml)を加え、120℃で6時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、エバポレートした。残渣をMeOHで希釈し、島津−VPプレパラティブ逆相HPLCで精製し、生成物のTFA塩を得た。以下の分離方法を用いた:溶媒A=10%MeOH/90%HO/0.1%TFA,溶媒B=90%MeOH/10%HO/0.1%TFA、開始%B=60、終了%B=90、グラジエント時間=10分間、停止時間=12分間、流速=30ml/分、カラム:Xterra Prep MS C18 5u 5−x50mM、フラクション回収:7.02−7.62分。UV検出:220nm。
LC/MSは島津−VP装置(UV検出:220nm)およびWaters Micromassを用いて行った。
HPLC方法:溶媒A=10%MeOH/90%HO/0.1%TFA、溶媒B=90%MeOH/10%HO/0.1%TFA、開始%B=0、終了%B=100、グラジエント時間=2分、停止時間=3分、流速=5ml/分、カラム:Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm;
(ES+) m/z (M+H)+ = 648.41、HPLC保持時間=1.787分.
HPLC方法:溶媒A=5%MeCN/95%HO/10mM NHOAc;溶媒B=95%MeCN/5%HO/10mM NHOAc;開始%B=0、終了%B=100、グラジエント時間=2分、停止時間=3分、流速=5ml/分,カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 648.38、HPLC保持時間=1.260分.
分析HPLCは島津−VP装置(UV検出:254nmおよび256nm)を用いて行われた。
分析HPLC方法:溶媒A=5%MeCN/95%HO/0.1%TFA;溶媒B=95%MeCN/5%HO/0.1%TFA;開始%B=10、終了%B=100、グラジエント時間=10分、停止時間=20分、流速=1ml/分、カラム: Waters Sunfire C−18, 4.6 x 150 mM, 3.5 um; 保持時間=10.46分;カラム: Waters Xbridge phenyl 4.6 x 150 mM, 3.5 um;保持時間=9.42分.
Figure 2012517468
5H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[3−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6,7−ジヒドロ−3−メトキシ−.
この試料は、ホルミルヒドラジンをカップリングパートナーとして用いることにより、上記と同様にして製造された。島津−VPプレパラティブ逆相HPLCを以下の分離方法において用い、生成物のTFA塩を得た:溶媒A=10%MeOH/90%HO/0.1%TFA;溶媒B=90%MeOH/10%HO/0.1%TFA;開始%B=40、終了%B=90、グラジエント時間=10分、停止時間=12分、流速=30ml/分、カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mM、フラクション回収:9.57−9.99分(UV検出:220nm)。LC/MSは島津−VP装置(UV検出:220nm)およびWaters Micromassを用いて行われた。HPLC方法:溶媒A=10%MeOH/90%HO/0.1%TFA;溶媒B=90%MeOH/0%HO/0.1%TFA、開始%B=0、終了%B=100、グラジエント時間=2分、停止時間=3分、流速=5ml/分、カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm;(ES+) m/z (M+H)+ = 634.45、HPLC保持時間=1.785分。
分析HPLCは島津−VP装置(UV検出:254nmおよび256nm)を用いて行われた。分析HPLC方法:溶媒A=5%MeCN/95%HO/0.1%TFA;溶媒B=95%MeCN/5%HO/0.1%TFA、開始%B=10、終了%B=100、グラジエント時間=10分、停止時間=20分、流速=1ml/分、カラム: Waters Sunfire C−18, 4.6 x 150 mM, 3.5 um;保持時間=10.33分;カラム:Waters Xbridge phenyl 4.6 x 150 mM, 3.5 um;保持時間=9.44分。
全てのPrep HPLCは、各工程中で指定された別の条件を除き、以下の条件で行われた。
溶媒A:10%MeOH−90%HO−0.1%TFA;溶媒B:90%MeOH−10%HO−0.1%TFA;カラム:XTERRA 30x100mm S5.
LCMS方法:全てのLCMS分析条件として、各工程で指定された場合を除き、以下が用いられた。
方法1:開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分;停止時間:4分;流速:4ml/分;波長:220;溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム:XBridge 4.6 x 50 mm S5;
方法2:開始%B:0;終了%B:100;グラジエント時間:3分; 停止時間:5分;流速:4ml/分;波長:220;溶媒A:10%MeOH/90%HO/0.1%トリフルオロ酢酸;溶媒B:10%HO/90%MeOH/0.1%トリフルオロ酢酸;カラム:XBridge 4.6 x 50 mm S5.
化合物1:13−シクロヘキシル−6−[1−シクロプロピル−4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1H−イミダゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
工程1:化合物1−1の製造
エチル2−アミノ−2−シアノアセテート(1.8g、15mmol)のアセトニトリル(25ml)溶液にトリエトキシメタン(2.7mL、16.3mmol)を加えた。透明な褐色の溶液を1時間還流し、溶媒を減圧除去し、残渣を得た。密閉チューブ内の上の残渣およびシクロプロパンアミン(1.2mL、17.32mmol)のアセトニトリル(15ml)混合物を50℃で0.5時間、および85℃で3時間加熱し、冷却し、溶媒を除去した。残渣をDCMに溶解し、2N NaOHで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、化合物1−1をベージュ色の固形物として得た(1.8g、62%)。粗生成物を直接次の反応に用いた。
工程2:化合物1−2の製造
硝酸イソペンチル(3.70mL、27.7mmol)のCH(10mL、124mmol)溶液に化合物1−1(1.8g、9.22mmol)のクロロホルム(10ml)溶液を90℃(浴温)で5分間かけて滴下して加え、5ml CHClをフラスコの洗浄に用いて移送を完了させた。反応混合物を90℃で1時間撹拌後、溶媒を部分的に除去し、残った混合物をThomson 80gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から100%)で精製し、化合物1−2を赤色の半−固形物(0.71g、25%)として得た。
LC−MS保持時間: 1.682分; MS m/z 307 (M+H)+. 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.69 (1 H, s), 4.39 (2 H, q, J=7.05 Hz), 3.12 - 3.27 (1 H, m), 1.41 (3 H, t, J=7.18 Hz), 1.16 - 1.26 (2 H, m), 0.96 - 1.07 (2 H, m).
工程3:化合物1−4の製造
化合物1−2(0.6g、1.960mmol)、テトラキス(0.158g、0.136mmol)、ヨウ化銅(I)(0.260g、1.365mmol)および化合物1−3(1g、1.365mmol)をマイクロ波バイアルに加えた。管をキャップし、減圧し、窒素で満たした。ジオキサン(5ml)を加え、混合物を減圧し、再度窒素を満たした。反応混合物を油浴中120℃で4時間加熱した。溶媒を除去し、残渣をThomson 80gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から80%)で精製し、化合物1−4を淡黄色の固形物として得た(0.24g、28%)。
LC−MS保持時間: 3.603分; MS m/z 622 (M+H)+. 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.78 - 7.84 (2 H, m), 7.37 - 7.70 (2 H, m), 7.04 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.92 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.82 (1 H, s), 5.09 (1 H, d, J=14.35 Hz), 4.70 (1 H, d, J=15.61 Hz), 4.38 (1 H, q, J=7.05 Hz), 3.89 (3 H, s), 2.77 - 2.91 (2 H, m), 1.99 - 2.17 (2 H, m), 1.85 - 1.98 (1 H, m), 1.67 - 1.83 (2 H, m), 1.57 (9 H, s), 1.39 (3 H, t, J=7.05 Hz), 1.12 - 1.65 (7 H, m), 0.70 (1 H, br. s.), 0.59 (1 H, br. s.), 0.03 (1 H, br. s.), -0.66 (1 H, br. s.).
工程4:化合物1−5の製造
化合物1−3(0.24g、0.386mmol)のDCM(0.5ml)の溶液にTFA(1mL、12.98mmol)を加えた。混合物を室温で1.5時間撹拌し、溶媒を減圧除去し、化合物1−5を褐色の泡状物質(0.218g、100%)として得た。
LC−MS保持時間: 3.300分; MS m/z 566 (M+H)+.
工程5:化合物1−6の製造
化合物1−4(0.218g、0.385mmol)およびCDI(0.125g、0.771mmol)のTHF(5ml)混合物を50℃で0.5時間撹拌し、冷却し、プロパン−2−スルホンアミド(0.100g、0.812mmol)およびDBU(0.2mL、1.327mmol)を加えた。混合物を3日間周囲温度で撹拌し、EtOAcで希釈し、HCl(0.1N)、ブラインで洗浄し、溶媒を除去し、Thomson 25gカラム(MeOH/DCM:0から25%)で精製し、化合物1−6(0.136g、53%)を得た。
LC−MS保持時間: 3.208分; MS m/z 671 (M+H)+. 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.12 (1 H, br. s.), 7.89 (1 H, d, J=8.55 Hz), 7.52 (2 H, d, J=8.55 Hz), 7.32 (1 H, br. s.), 7.06 (1 H, dd, J=8.70, 2.59 Hz), 6.93 (1 H, d, J=2.44 Hz), 6.82 (1 H, s), 5.23 (1 H, d, J=14.65 Hz), 4.71 (1 H, d, J=14.34 Hz), 4.29 (2 H, br. s.), 3.97 - 4.06 (1 H, m), 3.90 (3 H, s), 2.78 - 2.93 (2 H, m), 1.86 - 2.23 (4 H, m), 1.12 - 1.84 (15 H, m), 0.72 (1 H, br. s.), 0.59 (1 H, br. s.), 0.03 (1 H, br. s.), -0.50 (1 H, br. s.).
工程6:化合物1−7の製造
化合物1−5(0.136g、0.203mmol)のTHF(3ml)、NaOH(1.5mL、1.500mmol)およびMeOH(1.5ml)混合物を室温で終夜撹拌し、EtOAcで希釈し、0.2N HCl、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、化合物1−7を黄色の固形物(0.102g、78%)として得た。
LC−MS保持時間: 3.055分; MS m/z 643 (M+H)+. 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.23 (1 H, br. s.), 7.84 (2 H, br. s.), 7.37 - 7.47 (1 H, m), 7.08 (1 H, br. s.), 6.97 (1 H, dd, J=8.69, 2.39 Hz), 6.71 - 6.84 (1 H, m), 5.81 (1 H, d, J=14.60 Hz), 4.68 (1 H, d, J=15.11 Hz), 3.89 - 3.97 (1 H, m), 3.83 (3 H, s), 2.85 (2 H, br. s.), 1.12 - 2.22 (17 H, m), 0.74 (1 H, br. s.), 0.46 (1 H, br. s.), -0.12 (1 H, br. s.), -0.30 (1 H, br. s.).
工程7:化合物1の製造
化合物1−6(0.082g、0.128mmol)、DCM(1ml)、TEA(0.1mL、0.717mmol)、(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.03mL、0.244mmol)、およびTBTU(0.060g、0.187mmol)の混合物を3時間撹拌し、MeOHでクエンチし、溶媒を除去した。残渣をPrep−HPLCで精製し、化合物1を一TFA塩として単離した(0.0361g、31%)。
LC−MS保持時間: 3.170分; MS m/z 740 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.88 (1 H, br. s.), 7.89 - 8.11 (2 H, m), 7.72 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.62 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.54 - 7.65 (1 H, m), 7.05 - 7.19 (2 H, m), 7.00 (1 H, br. s.), 5.03 - 5.19 (1 H, m), 4.62 (1 H, d, J=14.35 Hz), 4.01 - 4.12 (1 H, m), 3.97 (3 H, s), 3.02 - 3.61 (4 H, m), 2.85 - 2.99 (1 H, m), 1.65 - 2.55 (9 H, m), 0.97 - 1.63 (14 H, m), 0.89 - 0.97 (1 H, m), 0.73 - 0.86 (3 H, m), 0.66 (2 H, br. s.).
化合物2:13−シクロヘキシル−6−[1−シクロプロピル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−イミダゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物1−6(0.020g、0.031mmol)、DCM(1ml)、モルホリン(0.01mL、0.115mmol)、TEA(0.05mL、0.359mmol)、およびTBTU(0.030g、0.093mmol)を室温で3時間撹拌し、MeOHでクエンチし、次いで溶媒を除去した。残渣をPrep−HPLCで精製し、化合物2を一TFA塩として単離した(0.0072g、28%)。
LC−MS保持時間: 3.071分; MS m/z 712 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.69 (1 H, br. s.), 7.88 - 7.97 (2 H, m), 7.63 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.57 (1 H, d, J=8.81 Hz), 7.13 (1 H, dd, J=8.56, 2.52 Hz), 7.06 (1 H, s), 6.96 (1 H, d, J=2.52 Hz), 5.06 (1 H, d, J=14.60 Hz), 4.61 (1 H, d, J=15.36 Hz), 3.95 - 4.05 (1 H, m), 3.93 (3 H, s), 2.71 - 3.55 (10 H, m), 2.44 (1 H, br. s.), 1.89 - 2.21 (4 H, m), 1.71 - 1.85 (2 H, m), 1.14 - 1.63 (10 H, m), 0.92 - 1.11 (4 H, m).
化合物3:6−[1−シクロブチル−4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1H−イミダゾール−5−イル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
工程1:化合物3−1の製造
シクロブタンアミン(1.4mL、16.40mmol)をシクロプロパンアミン(1.8g、62%)の代わりに用いたことを除き、化合物1−1の合成の記載と同様の方法を用いて化合物3−1を製造した。粗生成物を直接次の反応に用いた。
工程2:化合物3−2の製造
硝酸イソペンチル(3.26mL、24.37mmol)のジヨードメタン(10mL、124mmol)溶液にエチル 5−アミノ−1−シクロブチル−1H−イミダゾール−4−カルボキシレート(1.7g、8.12mmol)のクロロホルム(10ml)溶液を90℃(浴温)で5分間かけて滴下して加え、5mlのCHClをフラスコの洗浄に用いて溶液の移送を完了した。混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を部分的に除去し、Thomson 110gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から100%)で精製し、赤色の油状物を得、Thomson 90gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から100%)で再精製し、化合物3−2を褐色の固形物として得た(0.8g、31%)。
LC−MS保持時間: 1.888分; MS m/z 321 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.83 (1 H, s), 4.58 - 4.71 (1 H, m), 4.37 (2 H, q, J=7.22 Hz), 2.56 - 2.68 (2 H, m), 2.25 - 2.42 (2 H, m), 1.88 - 2.00 (2 H, m), 1.39 (3 H, t, J=7.18 Hz).
工程3:化合物3−3の製造
マイクロ波バイアルに、エチル 1−シクロブチル−5−ヨード−1H−イミダゾール−4−カルボキシレート(0.7g、2.187mmol)、テトラキス(0.158g、0.136mmol)、ヨウ化銅(I)(0.260g、1.365mmol)および化合物1−3(1g、1.365mmol)を加えた。管をキャップし、減圧し、窒素を満たした。ジオキサン(10ml)を加え、混合物を減圧し、再び窒素を満たした。反応混合物を油浴中120℃で4時間加熱し、濃縮し、残渣をThomson 80gカラム(EtOAc/ヘキサン;0から100%)で精製し、化合物3−3をベージュ色の固形物として得た(0.22g、25%)。
LC−MS保持時間: 3.636分; MS m/z 636 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.77 - 7.83 (2 H, m), 7.57 - 7.70 (1 H, m), 7.41 - 7.56 (1 H, m), 7.04 (1 H, dd, J=8.56, 2.77 Hz), 6.90 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.68 (1 H, s), 5.02 (1 H, d, J=14.10 Hz), 4.68 (1 H, d, J=14.35 Hz), 4.37 (2 H, br. s.), 3.89 - 4.00 (1 H, m), 3.89 (3 H, s), 2.76 - 2.93 (1 H, m), 2.26 - 2.43 (1 H, m), 1.65 - 2.21 (9 H, m), 1.58 (9 H, s), 0.84 - 1.52 (10 H, m).
工程4:化合物3−4の製造
化合物3−3(0.24g、0.377mmol)のDCM(0.5ml)溶液にTFA(1mL、12.98mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで溶媒を減圧除去し、化合物3−4を褐色の泡状物質として得た(0.219g、100%)。
LC−MS保持時間: 3.320分; MS m/z 580 (M+H)+.
工程5:化合物3−5の製造
化合物3−4(0.219g、0.378mmol)およびCDI(0.122g、0.752mmol)のTHF(5ml)混合物を50℃で0.5時間撹拌し、冷却し、プロパン−2−スルホンアミド(0.100g、0.812mmol)およびDBU(0.2mL、1.327mmol)を加えた。混合物を周囲温度で3日間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、HCl(0.1N)、ブラインで洗浄し、乾燥した(MgSO)。粗生成物をThomson 25gカラム(MeOH/DCM:0から25%)で精製し、化合物3−5(0.087g、34%)を得た。
LC−MS保持時間: 3.230分; MS m/z 685 (M+H)+; 1H NMR (500 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.30 (1 H, br. s.), 7.89 (1 H, d, J=8.55 Hz), 7.54 (1 H, br. s.), 7.52 (1 H, d, J=8.85 Hz), 7.28 - 7.36 (1 H, m), 7.06 (1 H, dd, J=8.55, 2.44 Hz), 6.92 (1 H, d, J=2.44 Hz), 6.70 (1 H, s), 5.24 (1 H, br. s.), 4.69 (1 H, d, J=14.04 Hz), 4.29 (2 H, br. s.), 3.91 - 4.07 (2 H, m), 3.91 (3 H, s), 2.82 - 2.94 (1 H, m), 1.88 - 2.24 (6 H, m), 1.00 - 1.85 (19 H, m).
工程6:化合物3−6の製造
化合物3−5(0.087g、0.127mmol)のTHF(3ml)、NaOH(1.5mL、1.500mmol)、およびMeOH(1.5ml)混合物を室温で終夜撹拌し、EtOAcで希釈し、HCl(0.2N)、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を減圧除去し、化合物3−6を黄色の固形物として得た(0.079g、95%)。
LC−MS保持時間: 3.108分; MS m/z 657 (M+H)+.
工程7:化合物3の製造
化合物3−6(0.059g、0.090mmol)、TEA(0.06mL、0.430mmol)、(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.03mL、0.244mmol)、DCM(1ml)およびTBTU(0.060g、0.187mmol)の混合物を室温で5時間撹拌し、MeOH(1ml)でクエンチし、溶媒を除去し、Prep−HPLCで精製し、化合物3を一TFA塩として単離した(0.0311g、37%)。
LC−MS保持時間: 3.181分; MS m/z 754 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 9.04 (1 H, br. s.), 7.87 - 8.12 (2 H, m), 7.74 (1 H, d, J=8.06 Hz), 7.61 (1 H, br. s.), 7.18 (1 H, d, J=8.56 Hz), 6.98 (2 H, br. s.), 5.01 - 5.17 (1 H, m), 3.99 (3 H, s), 3.94 - 4.78 (8 H, m), 3.05 - 3.54 (2 H, m), 2.83 - 2.97 (1 H, m), 2.34 - 2.75 (5 H, m), 1.73 - 2.24 (9 H, m), 1.16 - 1.67 (10 H, m), 0.65 - 1.07 (4 H, m).
化合物4:6−[1−シクロブチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−イミダゾール−5−イル]−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物3−6(0.020g、0.030mmol)、DCM(1ml)、TEA(0.05mL、0.359mmol)、モルホリン(0.01mL、0.115mmol)およびTBTU(0.030g、0.093mmol)を室温で5時間撹拌し、MeOH(1ml)でクエンチし、溶媒を除去し、Prep−HPLCで精製し、化合物4を一TFA塩として単離した(0.0046g、17%)。
LC−MS保持時間: 3.100分; MS m/z 726 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.87 (1 H, br. s.), 8.03 (1 H, br. s.), 7.97 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.70 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.60 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.17 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.93 - 7.00 (2 H, m), 5.08 (1 H, d, J=14.10 Hz), 4.52 - 4.66 (2 H, m), 3.99 - 4.09 (1 H, m), 3.98 (3 H, s), 2.27 - 3.46 (14 H, m), 1.73 - 2.25 (8 H, m), 1.13 - 1.68 (10 H, m).
化合物5:13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−イミダゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
工程1:化合物5−1の製造
エチル 2−アミノ−2−シアノアセテート(3.5g、27.3mmol)のアセトニトリル(50ml)溶液にトリエトキシメタン(5.00mL、30.0mmol)を加えた。透明な褐色の溶液を50分間還流し、溶媒を減圧除去し、褐色の残渣を得た。残渣およびプロパン−2−アミン(2.56mL、30.0mmol)をアセトニトリル(50ml)に溶解し、密閉したチューブ内において50℃で30分間、次いで85℃で30分間加熱した。反応混合物を冷却し、溶媒を除去した。残渣をDCMに溶解し、2N NaOHで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去した。得られた残渣をDCM(〜5ml)に溶解し、生成物を沈殿させるに十分なヘキサンを加え、沈殿を濾過し、化合物5−1を褐色の固形物として得た(1.6g、30%)。粗生成物を直接次の工程に用いた。
工程2:化合物5−2の製造
硝酸イソペンチル(3.25mL、24.34mmol)のCH(30mL、372mmol)に、化合物5−1(1.6g、8.11mmol)のクロロホルム(8ml)溶液を90℃(浴温)で5分間かけて滴下して加えた。反応混合物を90℃で1時間撹拌し、濃縮し、Thomson 110gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から100%)で精製し、Thomson 90gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から100%)で再精製し、化合物5−2を褐色の固形物として得た(1.18g、47%)。
LC−MS保持時間: 1.677分; MS m/z 309 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.81 (1 H, s), 4.45 - 4.60 (1 H, m), 4.40 (2 H, q, J=7.13 Hz), 1.53 (6 H, d, J=6.80 Hz), 1.42 (3 H, t, J=7.18 Hz).
工程3:化合物5−3の製造
化合物5−2(0.290g、0.941mmol)、テトラキス(0.095g、0.082mmol)、化合物1−3(0.600g、0.819mmol)およびCuI(0.03g)をマイクロ波バイアルに加え、キャップし減圧し、窒素を満たした。ジオキサン(3.5ml)を加え、混合物を減圧し、再び窒素を満たし、油浴中120℃で2時間加熱した。溶媒を除去し、残渣をThomson 90gカラム(EtOAc/ヘキサン:5から100%)で精製し、化合物5−3(0.31g、61%)を得た。
LC−MS保持時間: 3.573分; MS m/z 624 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.75 - 7.85 (2 H, m), 7.59 - 7.70 (1 H, m), 7.41 - 7.57 (2 H, m), 7.04 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.93 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.67 (1 H, s), 4.98 (1 H, d, J=14.10 Hz), 4.67 - 4.77 (1 H, m), 4.31 - 4.46 (2 H, m), 3.89 (3 H, s), 3.45 - 3.61 (1 H, m), 2.72 - 2.90 (1 H, m), 1.05 - 2.23 (25 H, m), 0.89 - 0.93 (3 H, m).
工程4:化合物5−4
化合物5−3(0.430g、0.689mmol)のDCM(1ml)およびTFA(5mL、64.9mmol)混合物を0.5時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、化合物5−4(0.391g、100%)を得た。
LC−MS保持時間: 3.278分; MS m/z 568 (M+H)+.
工程5:化合物5−5の製造
化合物5−4(0.391g、0.689mmol)、プロパン−2−スルホンアミド(0.255g、2.066mmol)、DMAP(0.589g、4.82mmol)、およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(0.180g、0.939mmol)のDCM(1ml)混合物を室温で3日間撹拌した。MeOH(1ml)を加え、混合物を0.5時間撹拌し、EtOAcで希釈し、飽和NHCl、ブラインで洗浄し、乾燥し(NaSO)、Thomson 25gカラム(MeOH/DCM:0から25%)で精製し、化合物5−5を黄色のガラス状物質として得た(0.255g、55%)。
LC−MS保持時間: 3.191分; MS m/z 673 (M+H)+.
工程6:化合物5−6の製造
化合物5−5(0.25g、0.372mmol)のTHF(3ml)、MeOH(1.5ml)およびNaOH(1.5mL、1.500mmol)混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、0.2N HCl、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、化合物5−6を黄色の固形物として得た(0.172g、72%)。
LC−MS保持時間: 3.070分; MS m/z 645 (M+H)+.
工程7:化合物5の製造
化合物5−6(0.040g、0.062mmol)、モルホリン(0.04mL、0.459mmol)、TBTU(0.0398g、0.124mmol)のDCM(1ml)混合物を室温で1時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、prep HPLCで精製し、化合物5を黄色の固形物として得、一TFA塩として単離した(0.0135g、24%)。
LC−MS保持時間: 3.060分; MS m/z 714 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.04 (1 H, br. s.), 7.92 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.64 (1 H, d, J=7.05 Hz), 7.55 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.12 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.95 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.92 (1 H, br. s.), 5.08 (1 H, d, J=14.86 Hz), 4.58 (1 H, d, J=15.36 Hz), 4.26 (1 H, br. s.), 3.94 - 4.03 (1 H, m), 3.93 (3 H, s), 2.75 - 3.79 (8 H, m), 1.87 - 2.18 (4 H, m), 1.69 - 1.84 (2 H, m), 1.08 - 1.60 (18 H, m).
化合物6:13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物5−6(0.046g、0.071mmol)をDCM(2ml)に溶解し、TEA(0.1mL、0.717mmol)、3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン、2HCl(0.020g、0.100mmol)およびTBTU(0.035g、0.109mmol)を加えた。混合物を1.5時間撹拌し、MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、prep HPLCで精製し、化合物6をその二TFA塩として単離した(0.023g、32%)。
LC−MS保持時間: 3.056分; MS m/z 753 (M+H)+.
工程7:13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−イミダゾール−5−イル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物5−6(0.046g、0.071mmol)を2mlのDCMに溶解し、TEA(0.1mL、0.717mmol)、(2R,6S)−1,2,6−トリメチルピペラジン、2HCl(0.030g、0.149mmol)およびTBTU(0.035g、0.109mmol)を加えた。混合物を1.5時間撹拌し、MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、prep HPLCで精製し、化合物6をその二TFA塩として単離した(0.0264g、36%)。
LC−MS保持時間: 3.035; MS m/z 755 (M+H)+.
工程8:13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物5−6(0.040g、0.062mmol)および(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.04mL、0.325mmol)のDCM混合物に(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.04mL、0.325mmol)およびTBTU(0.0398g、0.124mmol)を加えた。反応混合物を室温で1.5時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、prep HPLCで精製し、化合物8を黄色の固形物として得、一TFA塩として単離した(0.0105g、19%)。
化合物9:13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−5−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−イミダゾール−4−イル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
工程1:化合物9−1の製造
エチル N−シアノホルムイミデート(1.095g、11.16mmol)のエーテル(5ml)溶液にエチル 2−(イソプロピルアミノ)アセテート(1.62g、11.16mmol)のエーテル(5ml)溶液を滴下して加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、溶媒を除去した。残渣にEtOH(10.00ml)およびカリウムエトキシド(1.127g、13.39mmol)を加えた。反応混合物を1時間撹拌し、溶媒を除去し、黄褐色の固形物を得た(1.9g、86%)。粗生成物を次の工程に用いた。
工程2:化合物9−2の製造
硝酸イソペンチル(3.86mL、28.9mmol)のCH(20mL、248mmol)溶液にクロロホルム(8ml)中のエチル 4−アミノ−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−5−カルボキシレート(1.9g、9.63mmol)を90℃で5分間かけて加えた。添加を完了するために、CHCl(10ml)を固形物の洗い込みに用いた。反応混合物を1時間撹拌後、溶媒を部分的に除去し、Thomson 90gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から60%)で精製し、化合物9−2を褐色の固形物として得た(0.739g、25%)。
LC−MS保持時間: 2.098分; MS m/z 309 (M+H)+; 1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.65 (1 H, s), 5.22 - 5.30 (1 H, m), 4.36 (2 H, q, J=7.22 Hz), 1.47 (6 H, d, J=6.80 Hz), 1.43 (3 H, t, J=7.18 Hz).
工程3:化合物9−3の製造
マイクロ波バイアルにエチル 4−ヨード−1−イソプロピル−1H−イミダゾール−5−カルボキシレート(0.389g、1.263mmol)、テトラキス(0.142g、0.123mmol)、CuI(0.03g)および化合物1−3(0.9g、1.228mmol)を加えた。バイアルをキャップし、減圧し、窒素を満たした。ジオキサン(3.5ml)を加えた減圧し、窒素を満たした。反応混合物を油浴中120℃で2時間加熱した。冷却、溶媒を除去し、残渣をThomson 80gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から80%)で精製し、化合物9−3を淡黄色の固形物として得た(0.364g、47%)。
LC−MS保持時間: 3.588分; MS m/z 624 (M+H)+.
工程4:化合物9−4の製造
化合物9−3(0.364g、0.584mmol)およびTFA(2mL、26.0mmol)のDCM(1ml)混合物を室温で0.5時間撹拌し、過剰のTFAおよび溶媒を減圧除去し、化合物9−4を黄色の固形物として得た(0.331g、100%)。
LC−MS保持時間: 3.265分; MS m/z 568 (M+H)+.
工程5:化合物9−5の製造
化合物9−4(0.331g、0.583mmol)、N,N−ジメチルスルファミド(0.22g、1.772mmol)、DMAP(0.499g、4.08mmol)、およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(0.22g、1.148mmol)のDCM(4ml)混合物を室温で3日間撹拌し、1mlのMeOHでクエンチし、5分間撹拌し、溶媒を除去した。残渣をThomson 40gカラム(EtOAc/ヘキサン:5から100%)で精製し、化合物9−5をDMAP塩として得た(0.42g、90%)。
LC−MS保持時間: 3.221分; MS m/z 674 (M+H)+.
工程6:化合物9−6の製造
化合物9−5(0.42g、0.528mmol)のTHF(5ml)、MeOH(3ml)および水酸化ナトリウム(3mL、3.00mmol)混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を部分的に濃縮し、EtOAcで希釈し、pH4の緩衝液で洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、化合物9−6を黄色の固形物として得た。
LC−MS保持時間: 2.981分; MS m/z 646 (M+H)+.
工程7:化合物7の製造
化合物9−6(0.040g、0.062mmol)、モルホリン(0.03mL、0.344mmol)およびTBTU(0.035g、0.109mmol)のDCM(1ml) 混合物を室温で1.5時間撹拌し、MeOH(1ml)で希釈し、溶媒を除去し、Prep−HPLCで精製し、化合物9を黄色の固形物として得、一TFA塩として得た(0.0091g、18%)。
LC−MS保持時間: 3.061分; MS m/z 715(M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.50 (1 H, br. s.), 8.25 (1 H, br. s.), 7.88 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.67 (1 H, br. s.), 7.48 - 7.56 (1 H, m), 7.09 (1 H, dd, J=8.56, 2.52 Hz), 7.01 (1 H, br. s.), 6.92 (1 H, br. s.), 5.51 (1 H, d, J=14.35 Hz), 4.59 - 4.71 (2 H, m), 4.53 (1 H, d, J=13.35 Hz), 3.89 (3 H, s), 3.74 - 3.83 (1 H, m), 3.42 (2 H, br. s.), 3.21 - 3.30 (1 H, m), 3.03 (6 H, s), 2.83 - 2.95 (1 H, m), 2.28 (1 H, br. s.), 1.86 - 2.20 (7 H, m), 1.73 - 1.83 (2 H, m), 1.09 - 1.72 (9 H, m).
化合物10:13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6−[5−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−4−イル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物9−6(0.04g、0.062mmol)、(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.03mL、0.244mmol)、およびTBTU(0.035g、0.109mmol)のDCM(1ml)混合物を1時間撹拌し、MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、Prep−HPLCで精製し、化合物10を黄色の固形物として得、一TFA塩として単離した(0.011g、19%)。
LC−MS保持時間: 3.188分; MS m/z 743 (M+H)+
化合物10は1H NMRで観察されたように回転異性体として存在する;
主要な回転異性体:1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.21 - 8.44 (2 H, m), 7.82 - 7.92 (1 H, m), 7.61 - 7.74 (1 H, m), 5.47 - 5.68 (1 H, m), 4.62 - 4.83 (1 H, m), 4.24 - 4.56 (1 H, m), 3.84 - 3.89 (3 H, m), 3.20 - 3.79 (7 H, m), 3.03 (6 H, s), 2.74 - 2.96 (2 H, m), 2.28 - 2.56 (1 H, m), 1.89 - 2.17 (4 H, m), 1.11 - 1.81 (15 H, m), 0.63 - 1.05 (3 H, m), -0.04 (1 H, d, J=5.79 Hz).
化合物11:13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
工程1:化合物11−1の製造
2−アジドプロパン(0.5g、5.87mmol)のTHF(20ml)溶液にプロピオール酸メチル(0.631mL、7.05mmol)をN下で加え、TEA(0.983mL、7.05mmol)を滴下して加えた。一塩化ヨウ素(1.145g、7.05mmol)を加え(3mLのTHFで洗浄し、添加を完了した)、粉末ヨウ化銅(I)(1.343g、7.05mmol)を−30℃(浴温)で加えた。反応混合物をー30℃で5分間撹拌し、冷却槽を取り外し、室温で20時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、直接Thomson 80gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から80%)で精製し、化合物10−1を黄色の固形物として得た(0.257g、15%)。
LC−MS保持時間: 1.727分; MS m/z 296 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 4.71 - 4.90 (1 H, m), 3.96 (3 H, s), 1.63 (6 H, d, J=6.80 Hz).
工程2:化合物11−2の製造
粉末3Aモレキュラーシーブ(0.75g)を20mlのマイクロ波バイアルに加え、減圧下で火炎乾燥し、Nを再充填し、冷却した。化合物1−3(0.682g、0.931mmol)、メチル 5−ヨード−1−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシレート(0.229g、0.776mmol)、およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.055g、0.078mmol)を加えた。バイアルをキャップし、減圧し、窒素を充填した。ジオキサン(5ml)を加え、混合物を減圧し、窒素を充填し、油浴により120℃で20時間加熱した。反応混合物を冷却し、Celiteを通して濾過し、溶媒を除去し、残渣をThomson 25gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から100%)で精製し、化合物10−2を暗褐色の固形物として得た(0.269g、57%)。
LC−MS保持時間: 3.743分; MS m/z 611 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.81 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.74 (1 H, s), 7.64 (1 H, dd, J=8.56, 1.26 Hz), 7.51 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.08 (1 H, dd, J=8.56, 2.77 Hz), 6.93 (1 H, d, J=2.77 Hz), 4.87 - 5.00 (1 H, m), 4.79 - 4.87 (1 H, m), 4.67 - 4.78 (1 H, m), 3.96 (3 H, s), 3.90 (3 H, s), 2.76 - 2.87 (0 H, m), 1.98 - 2.17 (3 H, m), 1.86 - 1.98 (1 H, m), 1.69 - 1.84 (2 H, m), 1.63 (6 H, d, J=6.80 Hz), 1.56 (9 H, s), 1.13 - 1.70 (6 H, m).
工程3:化合物11−3の製造
化合物11−2(0.269g、0.440mmol)、DCM(0.5ml)およびTFA(1mL、12.98mmol)の混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧除去し、化合物10−3(0.244g、100%)を得た。
LC−MS保持時間: 3.575分; MS m/z 555 (M+H)+.
工程4:化合物11−4の製造
化合物11−1(0.244g、0.440mmol)、プロパン−2−スルホンアミド(0.163g、1.320mmol)およびDMAP(0.376g、3.08mmol)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(0.180g、0.939mmol)のDCM(1ml)混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、冷0.1N HCl、水、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、Thomson 12gカラム[EtOAc−MeOH(9−1)/ヘキサン:5から100%]で精製し、化合物10−4をガラス状物質(0.150g、52%)として得た。
LC−MS保持時間: 3.310分; MS m/z 660 (M+H)+.
工程5:化合物11−5の製造
化合物11−4(0.15g、0.227mmol)のTHF(2ml)、NaOH(0.909mL、0.909mmol)およびMeOH(1ml)混合物を室温で20時間撹拌し、EtOAcで希釈し、0.2N HCl、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、化合物10−5を黄色の固形物として得た(0.134g、91%)。
LC−MS保持時間: 3.233分; MS m/z 646 (M+H)+.
工程6:化合物11の製造
化合物11−5(0.0446g、0.069mmol)、(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.008g、0.069mmol)、TEA(0.03mL、0.215mmol)、およびTBTU(0.022g、0.069mmol)のDCM混合物を室温で2時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、prep HPLCで精製し、化合物11を黄色の固形物として得た(0.0122g、23%)。
LC−MS保持時間: 3.273分; MS m/z 743 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.89 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.41 - 7.59 (2 H, m), 7.08 (1 H, d, J=8.56 Hz), 6.94 (1 H, d, J=2.27 Hz), 6.74 (1 H, s), 4.91 - 5.13 (1 H, m), 4.53 - 4.74 (1 H, m), 3.96 - 4.35 (2 H, m), 3.90 (3 H, s), 3.34 - 3.60 (1 H, m), 2.40 - 2.99 (11 H, m), 1.89 - 2.17 (4 H, m), 1.67 - 1.84 (2 H, m), 0.66 - 1.56 (18 H, m).
化合物12:13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物11−5(0.0446g、0.069mmol)、(2R,6S)−1,2,6−トリメチルピペラジン(0.0124g、0.097mmol)、TEA(0.1mL、0.717mmol)およびTBTU(0.031g、0.097mmol)のDCM混合物を室温で1時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、prep HPLCで精製し、化合物12を黄色の固形物(0.0129g、21%)として得、一TFA塩として単離した。
LC−MS保持時間: 3.081分; MS m/z 756 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.76 - 7.92 (2 H, m), 7.41 - 7.56 (2 H, m), 7.06 (1 H, dd, J=8.69, 2.39 Hz), 6.98 (1 H, br. s.), 6.75 (1 H, s), 5.33 (1 H, br. s.), 5.02 (1 H, br. s.), 4.66 (1 H, d, J=13.85 Hz), 3.99 (1 H, br. s.), 3.89 (3 H, s), 2.63 - 3.78 (10 H, m), 1.00 - 2.21 (28 H, m).
化合物13:13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
工程1:化合物13−1の製造
化合物11−3(0.296g、0.534mmol)およびCDI(0.169g、1.042mmol)のTHF(5ml)混合物を50℃で0.5時間撹拌し、冷却し、N,N−ジメチルスルファミド(0.129g、1.039mmol)およびDBU(0.4mL、2.65mmol)を加えた。混合物を周囲温度において終夜撹拌した。溶媒を減圧除去し、DCM(5ml)ならびにDMAP(0.250g、2.046mmol)、および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(0.140g、0.730mmol)を加えた。反応混合物を終夜撹拌し、濃縮し、直接Thomson 40gカラム(EtOAc/ヘキサン:5から100%)で精製した。回収したフラクションをEtOAcに溶解し、冷HCl(1N)、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、化合物13−1を黄色の固形物として得た(0.240g、68%)。
LC−MS保持時間: 3.250分; MS m/z 661 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 9.06 (1 H, br. s.), 8.21 (1 H, br. s.), 7.90 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.48 - 7.57 (1 H, m), 7.19 (1 H, br. s.), 7.09 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.95 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.75 (1 H, s), 5.21 (1 H, br. s.), 4.76 (1 H, br. s.), 3.93 - 4.02 (1 H, m), 3.91 (3 H, s), 3.77 (3 H, s), 2.92 (6 H, s), 2.81 - 2.89 (1 H, m), 1.09 - 2.27 (16 H, m).
工程2:化合物13−2の製造
化合物13−1(0.24g、0.363mmol)のTHF(4ml)、NaOH(2mL、2.000mmol)およびMeOH(2ml)混合物を室温で20時間撹拌した。EtOAcで希釈し、0.2N HCl、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、褐色の固形物を得た。
LC−MS保持時間: 3.220分; MS m/z 647 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.51 (1 H, br. s.), 7.89 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.65 (1 H, d, J=7.81 Hz), 7.43 (1 H, d, J=8.56 Hz), 6.99 (1 H, d, J=9.32 Hz), 6.93 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.77 (1 H, s), 5.47 (1 H, br. s.), 4.66 (1 H, d, J=14.86 Hz), 3.91 - 4.00 (1 H, m), 3.80 (3 H, s), 2.83 (6 H, s), 1.04 - 2.24 (16 H, m).
工程3:化合物13の製造
化合物13−2(0.040g、0.062mmol)およびモルホリン(0.02ml、0.230mmol)のDCM(1ml)混合物にTEA(0.03mL、0.215mmol)およびTBTU(0.028g、0.087mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、モルホリン(0.02ml、0.230mmol)およびTBTU(0.028g、0.087mmol)の別の一部を加え1時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、残渣をMeOHに溶解し、濾過し、prep−HPLCで精製し、黄色の固形物を得、それをprep TLC(MeOH/DCM:2から10%)で再精製し、化合物13をガラス状物質として得た(0.0028g、6%)。
LC−MS保持時間: 3.198分; MS m/z 716 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.87 (1 H, d, J=8.06 Hz), 7.75 (1 H, br. s.), 7.50 (1 H, d, J=8.81 Hz), 7.36 (1 H, d, J=7.81 Hz), 7.04 - 7.09 (1 H, m), 6.93 (1 H, br. s.), 6.70 (1 H, s), 5.04 (1 H, d, J=18.63 Hz), 4.66 - 4.78 (1 H, m), 4.27 (1 H, br. s.), 4.11 (1 H, br. s.), 3.90 - 4.01 (1 H, m), 3.89 (3 H, s), 3.50 - 3.75 (4 H, m), 3.02 (6 H, s), 2.83 (1 H, br. s.), 2.67 (2 H, br. s.), 1.86 - 2.14 (4 H, m), 0.74 - 1.82 (12 H, m).
化合物14:13−シクロヘキシル−6−[4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物13−2(0.040g、0.062mmol)および3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン、HCl(0.025g、0.154mmol)のDCM(1ml)混合物にTEA(0.10mL、0.717mmol)およびTBTU(0.028g、0.087mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン、HCl(0.025g、0.154mmol)およびTBTU(0.028g、0.087mmol)の別の一部を加え、1時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、prep HPLCで精製し、化合物14(0.0223g、41.5%)を黄色の固形物として得、一TFA塩として単離した。
LC−MS保持時間: 3.086分; MS m/z 755 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.66 (1 H, br. s.), 7.87 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.79 (1 H, br. s.), 7.46 - 7.56 (1 H, m), 7.32 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.08 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.92 (1 H, br. s.), 6.69 (1 H, br. s.), 5.81 (1 H, br. s.), 5.10 (1 H, d, J=15.36 Hz), 4.82 - 5.04 (2 H, m), 4.71 (1 H, d, J=14.86 Hz), 3.89 (3 H, s), 3.64 - 3.84 (3 H, m), 3.57 (1 H, d, J=11.58 Hz), 3.01 (6 H, s), 2.70 - 3.28 (5 H, m), 1.87 - 2.59 (8 H, m), 1.71 - 1.85 (2 H, m), 1.03 - 1.58 (6 H, m), 0.39 - 0.88 (2 H, m).
化合物15:13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物13−2(0.040g、0.062mmol)および(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.02mL、0.163mmol)のDCM(1ml)混合物にTEA(0.03mL、0.215mmol)およびTBTU(0.0278g、0.087mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去した。残渣をMeOHに溶解し、濾過し、prep HPLCで精製し、化合物15を黄色の固形物として得た(0.0193g、41%)。
LC−MS保持時間: 3.253分; MS m/z 744 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.89 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.78 (1 H, br. s.), 7.35 - 7.56 (2 H, m), 7.09 (1 H, d, J=8.56 Hz), 6.93 (1 H, br. s.), 6.74 (1 H, br. s.), 4.94 - 5.09 (1 H, m), 4.67 (1 H, d, J=14.60 Hz), 3.94 - 4.36 (2 H, m), 3.90 (3 H, s), 3.43 - 3.64 (1 H, m), 3.02 (6 H, s), 2.51 - 3.38 (7 H, m), 1.87 - 2.19 (4 H, m), 1.78 (2 H, d, J=9.32 Hz), 0.70 - 1.56 (14 H, m).
化合物16:13−シクロヘキシル−6−[4−[(6,6−ジフルオロヘキサヒドロ−4−メチル−1H−1,4−ジアゼピン−1−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物13−2(0.040g、0.062mmol)および6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン、ヒドロブロミド(0.0268g、0.124mmol)のDCM(1ml)混合物をにTEA(0.10mL、0.717mmol)およびTBTU(0.0278g、0.087mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。MeI(0.06mL、0.960mmol)を反応混合物にインジェクトし、室温で1.5時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、残渣をMeOHに溶解し、prep HPLCで精製し、黄色の固形物を得、それをprep TLCで再精製し、化合物16をガラス状物質として得た(0.0073g、15%)。
LC−MS保持時間: 3.076分; MS m/z 779 (M+H)+.
化合物17:13−シクロヘキシル−6−[4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物13−2(0.040g、0.062mmol)および(2R,6S)−1,2,6−トリメチルピペラジン、2HCl(0.025g、0.124mmol)のDCM(1ml)混合物にTEA(0.10mL、0.717mmol)およびTBTU(0.028g、0.087mmol)を加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、TEA(0.10mL、0.717mmol)およびTBTU(0.028 g、0.087mmol)の別の一部を加え、1時間撹拌した。MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、残渣をMeOHに溶解し、濾過し、prep−HPLCで精製し、化合物17を黄色の固形物として得、その一TFA塩として単離した(0.0293g、54%)。
LC−MS保持時間: 3.060分; MS m/z 757 (M+H)+.
化合物18:13−シクロヘキシル−6−[5−シクロプロピル−3−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−4−イソオキサゾリル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
工程1:化合物18−1の製造
5−シクロプロピルイソオキサゾール−3−カルボン酸(0.5g、3.27mmol)のCHCl(3ml)溶液に塩化ヨウ素(0.69g、4.25mmol)/CHCl(6ml)を0℃で加えた。反応混合物を70℃で5時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をエタノール(5mL、3.27mmol)に溶解し、SOCl(0.5mL、6.85mmol)を加えた。混合物を70℃で1時間撹拌し、冷却し、EtOAcで希釈し、冷1N NaOH、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、Thomson 25gカラム(EtOAc/ヘキサン:0から100%)で精製し、化合物18−1を油状物として得た。
LC−MS保持時間: 2.502分; MS m/z 309 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 4.43 (2 H, q, J=7.22 Hz), 2.10 - 2.21 (1 H, m), 1.41 (3 H, t, J=7.05 Hz), 1.11 - 1.21 (4 H, m).
工程2:化合物18−2の製造
マイクロ波バイアルにエチル 5−シクロプロピル−4−ヨードイソオキサゾール−3−カルボキシレート(0.360g、0.879mmol)、テトラキス(0.095g、0.082mmol)、CuI(0.03g)および化合物1−3(0.600g、0.819mmol)を加えた。バイアルをキャップし、減圧し、窒素を充填した。ジオキサン(3.5ml)を加え、混合物を減圧し、窒素を充填した。反応混合物を油浴中120℃で2時間加熱した。冷却し、溶媒を除去した。残渣をThomson 40gカラム(EtOAc/ヘキサン:5から100%)で精製し、化合物18−2(0.094g、18%)を得た。
LC−MS保持時間: 4.04分; MS m/z 623 (M+H)+ (方法2);
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.85 (1 H, d, J=1.26 Hz), 7.81 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.64 (1 H, dd, J=8.44, 1.38 Hz), 7.50 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.02 (1 H, dd, J=8.56, 2.77 Hz), 6.90 (1 H, d, J=2.77 Hz), 6.74 (1 H, s), 4.85 - 5.02 (1 H, m), 4.51 - 4.65 (1 H, m), 4.34 - 4.42 (2 H, m), 3.89 (3 H, s), 2.78 - 2.91 (1 H, m), 1.86 - 2.17 (3 H, m), 1.74 (1 H, d, J=3.27 Hz), 1.58 (9 H, s), 1.37 (3 H, t, J=7.05 Hz), 0.49 - 1.67 (11 H, m).
工程3:化合物18−3の製造
化合物18−2(0.094g、0.151mmol)のDCM(0.5ml)溶液にTFA(0.5mL、6.49mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、溶媒を減圧除去し、化合物18−3を褐色の泡状物質(0.086g、100%)として得た。
LC−MS保持時間: 3.548分; MS m/z 567 (M+H)+.
工程4:化合物18−4の製造
化合物18−3(0.086g、0.152mmol)のTHF(1ml)混合物にCDI(0.050g、0.308mmol)を加え、混合物を50℃で0.5時間撹拌し、冷却し、N,N−ジメチルスルファミド(0.040g、0.322mmol)およびDBU(0.1mL、0.663mmol)を加えた。混合物を周囲温度において終夜撹拌し、直接Thomson 25gカラム(MeOH/DCM:0から25%)にロードし、化合物18−4を黄色のガラス状物質として得た(0.086g、84%)。
LC−MS保持時間: 3.438分; MS m/z 673 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 8.44 (1 H, br. s.), 7.87 (1 H, d, J=8.31 Hz), 7.82 (1 H, d, J=1.51 Hz), 7.48 - 7.54 (1 H, m), 7.33 - 7.38 (1 H, m), 7.03 (1 H, dd, J=8.56, 2.77 Hz), 6.91 (1 H, d, J=2.52 Hz), 6.75 (1 H, s), 4.92 (1 H, br. s.), 4.63 (1 H, br. s.), 4.23 - 4.45 (2 H, m), 3.90 (3 H, s), 3.03 (6 H, s), 2.82 - 2.90 (1 H, m), 1.11 - 2.16 (14 H, m), 0.46 - 0.94 (4 H, m).
工程5:化合物18−5の製造
化合物18−4(0.086g、0.128mmol)のTHF(2ml)、MeOH(1ml)およびNaOH(1mL、1.000mmol)懸濁液を終夜撹拌し、EtOAcで希釈し、pH4.0の緩衝液、ブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、溶媒を除去し、化合物18−5を黄色の固形物として得た(0.083g、100%)。
LC−MS保持時間: 3.331分; MS m/z 645 (M+H)+.
工程6:化合物18の製造
化合物18−5(0.039g、0.060mmol)、TEA(0.15mL、1.076mmol)、(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン(0.03mL、0.244mmol)、TBTU(0.035g、0.109mmol)のDCM(2ml)混合物を3時間撹拌し、MeOHでクエンチし、溶媒を除去し、Prep−HPLCで精製し、化合物18(0.0159g、34%)を得た。
LC−MS保持時間: 3.271分; MS m/z 742 (M+H)+.
化合物19:13−シクロヘキシル−6−[5−シクロプロピル−3−(4−モルホリニルカルボニル)−4−イソオキサゾリル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミドの製造
Figure 2012517468
化合物18−5(0.039g、0.060mmol)、TEA(0.15M、0.1076mmolL)、モルホリン(0.03mL、0.244mmol)、TBTU(0.035g、0.109mmol)のDCM(2ml)混合物を3時間撹拌し、MeOHでクエンチし、溶媒を除去した。残渣をMeOHに溶解し、Prep−HPLCで精製し、固形物を得、それをさらにPrep−HPLC(溶媒A:10mM酢酸アンモニウム、95:5HO/ACN;10mM酢酸アンモニウム、5:95 HO/ACN;開始B%=30、終了B%=100、グラジエント時間=16分;終了時間=20分、カラム:XTERRA 30x100mm S5)で再精製し、化合物19を黄色の固形物(0.0048g、11%)として得た。
LC−MS保持時間: 3.190分; MS m/z 714 (M+H)+
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM-D) δ ppm 7.91 (1 H, d, J=8.56 Hz), 7.80 (1 H, d, J=1.51 Hz), 7.55 (1 H, dd, J=8.56, 1.51 Hz), 7.51 (1 H, d, J=8.81 Hz), 7.05 (1 H, dd, J=8.69, 2.64 Hz), 6.89 (1 H, d, J=2.77 Hz), 6.86 (1 H, s), 4.96 (1 H, d, J=15.86 Hz), 4.58 (1 H, d, J=14.86 Hz), 3.91 (3 H, s), 3.13 - 3.30 (2 H, m), 3.06 (2 H, s), 2.78 - 3.10 (6 H, m), 2.66 (1 H, br. s.), 1.84 - 2.28 (7 H, m), 1.68 - 1.82 (2 H, m), 1.00 - 1.55 (10 H, m).
(生物学的方法)
以下のHCV RdRpアッセイで見出されたように、本発明の化合物はHCV NS5Bに対する活性を示した。
HCV NS5B RdRpのクローニング、発現、および精製
遺伝子型1bのHCVのNS5BタンパクをコードするcDNAをpET21a発現ベクターにクローニングした。溶解度を上昇させるために、タンパク質のC末端側18アミノ酸を切断したものを発現した。E. coliコンピテントセルラインBL21(DE3)をタンパク質の発現に用いた。培養物の600nmにおける吸光度が2.0になるまで、〜4時間、37℃で細胞を培養した。培養物を20℃に冷却し、1mM IPTGで発現を誘導した。新しいアンピシリンを最終濃度50μg/mlとなるよう加え、細胞を終夜20℃で培養した。
細胞ペレット(3L)を精製用に溶解し、15−24mgの精製NS5Bを得た。溶解バッファーは20mM Tris−HCl、pH7.4、500mM NaCl、0.5%triton X−100、1mM DTT、1mM EDTA、20%グリセロール、0.5mg/mlリゾチーム、10mM MgCl、15μg/ml デオキシリボヌクレアーゼI、およびComplete TM Protease Inhibitor Tablets (Roche)を含む。溶解バッファー添加後、組織ホモジナイザーを用いて凍結した細胞ペレットを再懸濁した。試料の粘性を減弱させるために、Bransonソニケーターに装着したマイクロチップを用いて、溶解液の一定分量を氷上で超音波処理した。超音波処理した溶解液を100,000 x g、4℃で1時間遠心し、0.2μmのフィルターユニット(Corning)を通して濾過した。
タンパク質を3つの連続したクロマトグラフィ過程により精製した:Heparin sepharose CL−6B、polyU sepharose 4B、およびHitrap SP sepharose (Pharmacia)。クロマトグラフィバッファーは溶解バッファーと同一であるが、リゾチーム、デオキシリボヌクレアーゼI、MgClまたはプロテアーゼ阻害剤を含まず、バッファーのNaCl濃度はタンパク質をカラムにチャージする際の要求に従って調整した。各カラムを、カラムのタイプに依存する5−50カラム体積の長さのNaClグラジエントにより溶出した。クロマトグラフィ過程の終了後、得られた酵素の純度は、SDS−PAGE分析によると>90%であった。酵素を一定量ずつ分注し、−80℃で保存した。
スタンダードHCV NS5B RdRp酵素アッセイ
HCV RdRp遺伝子型1bアッセイを最終体積60μl、96ウェルプレート(Costar 3912)で行った。アッセイバッファーの組成は、20mM Hepes、pH7.5、2.5mM KCl、2.5mM MgCl、1mM DTT、1.6U RNAse阻害剤(Promega N2515)、0.1mg/ml BSA(Promega R3961)、および2%グリセロールである。全ての化合物をDMSOで段階希釈し(3−倍)、DMSOの最終濃度が2%になるようさらに水で希釈した。HCV RdRp 遺伝子型1b酵素を最終濃度28nMで用いた。ポリA鋳型を6nMで用い、ビオチン化オリゴ−dT12プライマーを最終濃度180nMで用いた。鋳型は市販(Amersham 27−4110)のものである。ビオチン化プライマーはSigma Genosysにより調製されたものである。3H−UTPを0.6mCi(総UTP:0.29mM)で用いた。反応を酵素の添加により開始し、30℃で60分間インキュベートし、SPAビーズ(4mg/ml、Amersham RPNQ 0007)を含む25mlの50mM EDTAで停止した。>1時間室温でインキュベート後、プレートをPackard Top Count NXTで測定した。
改変HCV NS5B RdRp酵素アッセイ
改変酵素アッセイは、以下を除き、原則としてスタンダード酵素アッセイの記載に従って行われた:プライマーとビーズをアッセイバッファー中で混合し室温で1時間プレインキュベートすることにより、ビオチン化オリゴdT12プライマーをストレプトアビジンでコートしたSPAビーズに予め結合させた。結合しなかったプライマーを遠心後除去した。プライマー結合ビーズを20mM Hepesバッファー(pH7.5)に再懸濁し、プライマーの最終濃度20nM、ビーズ0.67mg/mlで用いた。アッセイにおける添加の順序:酵素(14nM)を加えて化合物を希釈し、鋳型(0.2nM)、3H−UTP(0.6mCi、0.29mM)、およびプライマー結合ビーズの混合物を加え、反応を開始した;上述の濃度は最終濃度である。反応を30℃で4時間進行させた。
化合物のIC50値を7個の異なる[I]から求めた。IC50値は、y=A+((B−A)/(1+((C/x)^D)))を用いて阻害から算出した。
FRETアッセイの準備
HCV FRETスクリーニングアッセイを行うため、96−ウェル細胞培養用プレートを用いた。FRETペプチド(Anaspec, Inc.)(Taliani et al., Anal. Biochem. 1996, 240, 60-67)は蛍光ドナーEDANSをペプチドの末端に、アクセプターDABCYLをもう片側の末端に含む。ペプチドの蛍光はドナーとアクセプター間の分子間共鳴エネルギー移動(RET)により消光されるが、NS3プロテアーゼがペプチドを切断すると生成物がRET消光から開放され、ドナーの蛍光が観察される。アッセイ試薬を以下のようにして調製した:5x細胞ルシフェラーゼ細胞培養物溶解試薬(Promega #E153A)をdHOにより1xに希釈し、NaClを最終濃度150mMとなるよう加え、FRETペプチドをストック(2mM)から最終濃度20μMとなるよう希釈した。
プレートを準備するため、Renillaルシフェラーゼレポーター遺伝子を含むHCVレプリコン細胞または含まない細胞をトリプシン処理し、96−ウェルプレートの各ウェルに、列3から12は用量設定された試験化合物と共に、;列1および2はコントロール化合物(HCVプロテアーゼ阻害剤)と共に播種し、一番下の行には化合物を添加せずに細胞を播種した。次いで、プレートをCOインキュベーター(37℃)内に置いた。
アッセイ
上記の試験化合物の添加(FRETアッセイの準備)に続き、様々なタイムポイントでプレートを取り出し、Alamar blue用液(Trek Diagnostics、#00−100)をウェル毎に加え、細胞毒性を測定した。Cytoflour 4000装置(PE Biosystems)で測定後、プレートをPBSで洗浄し、ウェル毎に上記(FRETアッセイの準備)のFRETペプチドアッセイ試薬を30μL加え、FRETアッセイに用いた。プレートをCytoflour 4000装置(励起340nm、蛍光490nm、20サイクルの自動モードに設定)に設置し、プレートをキネティックモードで測定した。典型的には、測定後のエンドポイント分析を用いたシグナル−ノイズ比は少なくとも3倍であった。あるいは、Alamar blue測定後、プレートをPBSで洗浄し、50μLのDMEM(高グルコース、フェノールレッド不含)を加え、プレートをPromega Dual−Glo Luciferase Assay Systemを用いたルシフェラーゼに使用した。
化合物の分析は、相対的HCVレプリコン阻害および相対的細胞毒性値の定量化により行った。細胞毒性値の算出においては、コントロールウェルのAlamar Blue蛍光の平均値を100%毒性無しとした。各試験化合物ウェルの個々のシグナルをコントロールの平均値で割り、100%を掛け、パーセント細胞毒性を算出した。HCVレプリコン阻害値の算出において、バックグランド値の平均を、最高濃度のHCVプロテアーゼ阻害剤を含む2つのウェルのアッセイ時間の終点における値から求めた。これらの値はナイーブHuh−7細胞から求めたものと同様であった。
バックグランド値をコントロールウェルから得たシグナルの平均値から引き、それを100%活性とした。各試験化合物の個々のシグナルをコントロールの平均値(バックグランドを差し引いたもの)で割り、100%を掛け、パーセント活性を算出した。プロテアーゼ阻害剤の用量設定のEC50値は、FRETまたはルシフェラーゼ活性において50%の減弱を引き起こす濃度として算出された。化合物プレートから得られた2つの値、パーセント細胞毒性およびパーセント活性を、さらなる分析の対象化合物の決定に用いた。
いくつかの化合物の代表的なデータを表1で報告する。
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(医薬組成物および治療方法)
該化合物がHCV NS5Bに対する活性を有し、HCVおよびHCV感染の治療に有効であることが示された。故に、本発明の態様の1つは、該化合物またはその医薬的に許容される塩、および医薬的に許容される担体を含む組成物である。
本発明の別の態様の1つは、さらに抗−HCV活性を有する化合物を含む組成物である。
本発明の別の態様の1つは、抗−HCV活性を有する化合物がインターフェロンである組成物である。本発明の別の態様の1つは、該インターフェロンがインターフェロンアルファ2B、ペグ化インターフェロンアルファ、コンセンサスインターフェロン、インターフェロンアルファ2A、およびリンパ芽球インターフェロンタウ(lymphoblastoid interferon tau)から選択される組成物である。
本発明の別の態様の1つは、抗−HCV活性を有する化合物がシクロスポリンである組成物である。本発明の別の態様の1つにおいて、該シクロスポリンはシクロスポリンAである。
本発明の別の態様の1つは、抗−HCV活性を有する化合物がインターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を増強する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン5’−一リン酸脱水素酵素阻害剤、アマンタジン、およびリマンタジンからなる群より選択される組成物である。
本発明の別の態様の1つは、抗−HCV活性を有する化合物が、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4Bタンパク、HCV侵入、HCV出芽、HCV放出、HCV NS5Aタンパク、IMPDH、および核酸アナログから選択される標的の機能のHCV感染の治療のための阻害に有効である組成物である。
本発明の別の態様の1つは、該化合物またはその医薬的に許容される塩、医薬的に許容される担体、インターフェロンおよびリバビリンを含む組成物である。
本発明の別の態様の1つは、該化合物またはその医薬的に許容される塩がHCVレプリコンと接触することを特徴とする、HCVレプリコン機能の阻害方法である。
本発明の態様の別の1つは、化合物またはその医薬的に許容される塩がHCV NS5Bタンパクと接触することを特徴とする、HCV NS5Bタンパク機能の阻害方法である。
本発明の態様の別の1つは、治療上有効量の該化合物またはその医薬的に許容される塩を患者に投与することを特徴とする、該患者におけるHCV感染の治療方法である。本発明の実施態様の別の1つにおいて、該化合物はHCVレプリコン機能の阻害に有効である。本発明の実施態様の別の1つにおいて、化合物は該HCV NS5Bタンパク機能の阻害に有効である。
本発明の態様の別の1つは、治療上有効量の該化合物またはその医薬的に許容される塩を、抗−HCV活性を有する別の化合物との組み合わせで(前、後、または同時に)患者に投与することを特徴とする、該患者におけるHCV感染の治療方法である。
本発明の態様の別の1つは、抗−HCV活性を有する別の化合物がインターフェロンである該方法である。
本発明の態様の別の1つは、該インターフェロンがインターフェロンアルファ2B、ペグ化インターフェロンアルファ、コンセンサスインターフェロン、インターフェロンアルファ2A、およびリンパ芽球インターフェロンタウから選択される該方法である。
本発明の態様の別の1つは、抗−HCV活性を有する別の化合物がシクロスポリンである該方法である。
本発明の態様の別の1つは、該シクロスポリンがシクロスポリンAである該方法である。
本発明の態様の別の1つは、抗−HCV活性を有する別の化合物が、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を増強する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン5’−一リン酸脱水素酵素阻害剤、アマンタジン、およびリマンタジンから選択される該方法である。
本発明の態様の別の1つは、抗−HCV活性を有する別の化合物が、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4Bタンパク、HCV侵入、HCV出芽、HCV放出、HCV NS5Aタンパク、IMPDH、および核酸アナログからなる群より選択される標的の機能のHCV感染の治療のための阻害に有効である該方法である。
本発明の態様の別の1つは、抗−HCV活性を有する別の化合物がHCV NS5Bタンパク以外のHCVの生活環における標的の阻害に有効である該方法である。
「治療上有効」は、肝炎およびHCV感染の分野における医師に明らかなように、有意義な患者利益の提供に必要な薬物量を意味する。
「患者」は、肝炎ならびにHCV感染の分野の医師に明らかなように、HCVに感染し、療法に適したヒトを意味する。
「治療」、「療法」、「レジメン」、「HCV感染」および関連用語は、肝炎およびHCV感染の分野における医師に明らかなように用いられる。
本発明の化合物は、通常治療上有効量の化合物またはその医薬的に許容される塩および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物として提供され、一般的な賦形剤を含んでいてもよい。治療上有効量は、有意義な患者利益の提供に必要な量である。医薬的に許容される担体は、許容される安全なプロファイルを有する周知の担体である。組成物は全ての一般的な固体および液体形、例えばカプセル剤、錠剤、トローチ剤、および粉剤ならびに液体懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤、および溶剤を包含する。組成物は一般的な製剤技術を用いて製造され、一般的な賦形剤(例えば結合剤や湿潤剤)および媒体(例えば水やアルコール類)が一般的に組成物に用いられる。
固形組成物は通常投与単位で製剤化され、投与にあたり約1から1000mgの活性成分を提供する組成物が好ましい。投与量の例は、1mg、10mg、100mg、250mg、500mg、および1000mgである。通常、別の薬剤は臨床でそれらの種類の薬剤が用いられるのと同様の範囲で投与単位に存在する。典型的には、これは0.25−1000mg/投与単位である。
液体組成物は、通常投与単位範囲内である。一般的に、液体組成物は投与単位範囲1−100mg/mLである。投与量の例は、1mg/mL、10mg/mL、25mg/mL、50mg/mL、および100mg/mLである。通常、別の薬剤は臨床でそれらの種類の薬剤が用いられるのと同様の範囲で投与単位に存在する。典型的には、これは1−100mg/投与単位である。
本発明は全ての一般的な投与方法を包含する;経口および非経口投与方法が好ましい。一般的に、投与レジメンは臨床的に用いられる別の薬剤と同様である。典型的には、1日当たりの投与量は1−100mg/kg体重である。一般的に、経口ではより多くの薬物が必要であり、非経口では少量である。しかしながら、具体的な投与レジメンは、正確な医学的判断を用いて医師により決定される。
本発明はまた、該化合物を組み合わせの療法で投与する方法も包含する。すなわち、該化合物は、肝炎およびHCV感染の治療に有用な別の薬剤との組み合わせで、しかし別々に投与され得る。これらの組み合わせの方法において、該化合物は通常1日当たり1−100mg/kg体重の投与量において別の薬剤と共に投与される。別の薬剤は、治療に用いられる量において通常投与される。しかしながら、具体的な投与レジメンは、正確な医学的判断を用いて医師により決定される。
組成物および方法に適切な化合物の例を表2に挙げる。
Figure 2012517468
Figure 2012517468
Figure 2012517468

Claims (5)

  1. 7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1,3−ジメチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−;
    1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−、エチルエステル;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−5−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[10−(アミノカルボニル)−13−シクロヘキシル−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−,エチルエステル;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−、1,1−ジメチルエチルエステル;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル]−3−メトキシ−,1,1−ジメチルエチルエステル;
    1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−イミダゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−イミダゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[5−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボン酸、13−シクロヘキシル−6−[4−(エトキシカルボニル)−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−;
    1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−,エチルエステル;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6−[5−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−イミダゾール−4−イル]−3−メトキシ-;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−5−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−イミダゾール−4−イル]−;
    1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−3−メトキシ−10−[[[(1−メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−3−メトキシ−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(6,6−ジフルオロヘキサヒドロ−4−メチル−1H−1,4−ジアゼピン−1−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−5−イル]−N−[(ジメチルアミノ)スルホニル]−3−メトキシ−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[[(2R)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(1−メチルエチル)−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−メチル−3−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(1−メチルエチル)−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[1−メチル−3−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−(3,7−ジオキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−6−[1−(1−メチルエチル)−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[3−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[3−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[3−メチル−4−[(3−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)カルボニル]−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[4−[(5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)カルボニル]−3−メチル−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−N−(シクロプロピルスルホニル)−6−[4−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−6−[5−メチル−1−(1−メチルエチル)−4−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−3−イル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−,エチルエステル;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−5−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[5−[[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]カルボニル]−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−5−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−5−[[(3R,5S)−3,4,5−トリメチル−1−ピペラジニル]カルボニル]−1H−ピラゾール−4−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、5−[13−シクロヘキシル−10−[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]−3−メトキシ−7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−6−イル]−1−エチル−3−メチル−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[(5−エチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)カルボニル]−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−[(8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)カルボニル]−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−(4−モルホリニルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−3−メチル−4−(3−オキサ−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−9−イルカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−;および
    7H−インドロ[2,1−a][2]ベンゾアゼピン−10−カルボキシアミド、13−シクロヘキシル−6−[1−エチル−4−[[(2S)−2−(メトキシメチル)−4−モルホリニル]カルボニル]−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]−3−メトキシ−N−[(1−メチルエチル)スルホニル]−
    からなる群より選択される化合物、またはその医薬的に許容される塩。
  2. 請求項1の化合物またはその医薬的に許容される塩、および医薬的に許容される担体を含む組成物。
  3. インターフェロン、シクロスポリン、インターロイキン、HCVメタロプロテアーゼ阻害剤、HCVセリンプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCV NS4Bタンパク阻害剤、HCV侵入阻害剤、HCV出芽阻害剤、HCV放出阻害剤、HCV NS5Aタンパク阻害剤、HCV NS5Bタンパク阻害剤、およびHCVレプリコン阻害剤からなる群より選択されるHCVの治療に有益な別の化合物をさらに1つまたはそれ以上含む請求項2の組成物。
  4. 治療上有効量の請求項1の化合物を患者に投与することを特徴とするC型肝炎ウイルス感染の治療方法。
  5. インターフェロン、シクロスポリン、インターロイキン、HCVメタロプロテアーゼ阻害剤、HCVセリンプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCV NS4Bタンパク阻害剤、HCV侵入阻害剤、HCV出芽阻害剤、HCV放出阻害剤、HCV NS5Aタンパク阻害剤、HCV NS5Bタンパク阻害剤、およびHCVレプリコン阻害剤からなる群より選択されるHCVの治療に有益な別の化合物をさらに1つまたはそれ以上投与することを特徴とする請求項4の方法。
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