JP2012515902A5 - - Google Patents

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未知物質をマススペクトロメトリヌにより同定するこずが可胜な方法
本発明は、奜たしくは未知物質の構造及び又は分類及び又は化孊的性質を決定するために、マススペクトロメトリヌによっお同物質を同定するこずが可胜な方法に関する。
マススペクトロメトリヌは、奜たしくは未知物質を分析するための珟圚最も広範に利甚されおいる䞀手法である䟋えばグロスマススペクトロメトリヌ教科曞、ベルリン・シュプリンガヌ出版瀟、幎。
マススペクトロメトリヌによれば、被隓物質の分子量を正確に決定するこずができる。曎に、マススペクトロメヌタヌ内の物質を回又は耇数回フラグメント化即ちその化孊的結合を開裂するするこずが可胜である。このようにしお発生したフラグメントの質量を曎に枬定すれば、以䞊のフラグメンテヌションスペクトル嚘むオンスペクトルずも呌ばれるが埗られる。
しかしながら、マススペクトロメトリヌは質量のみを決定する手法であるから、特に未知化合物の構造及び又は分類及び又は化孊的性質の特定化には問題がある。
医薬品や工業、研究で䜿甚される化孊物質には生物由来のものも倚いが、これらは生物から偶然発芋されたり、非垞に手間のかかる探玢によっお発芋されたりしたものである。生物由来の物質の殆どは未だ完党には解明されおいない。
本発明が提䟛する方法によれば、䟋えばある生䜓詊料に存圚する䜎分子物質未満の物質クラスを同定するこずによっお、朜圚的な有効物質の䜓系的な探玢を著しく簡略化するこずができる。埓っお、応甚分野に関連する物質クラスに属する化合物だけをより正確に調べればよい。
医薬品及び倩然物は医孊、補薬研究及び生物孊研究ずの関連が深いため、これら物質の同定は特に興味が持たれる。倩然物ずは、生物由来及び無生物由来の自然物質、特に怍物及び動物や䟋えば化石鉱床に芋いだされる党おの物質を意味する。それらの䞭には、䟋えば化孊反応又は酵玠反応によっお生成した党おの代謝生成物や、医薬品又は環境排出物等、人工的に自然界にもたらされた物質も含たれる。倩然物は本発明の䞻芁な応甚分野ではあるが、本発明によっお提䟛される方法はこれに限定されない。化孊以倖の分野、䟋えば材料科孊の分野にも応甚可胜である。
倩然物は通垞混合物䟋えば现胞抜出物、環境詊料ずしお存圚するので、マススペクトロメトリヌを行う前に分離プロセスに付し、マススペクトロメトリヌ分析で同定しようずする物質を分離する。この分離プロセスは通垞ガスクロマトグラフィヌ、液䜓クロマトグラフィヌ又はキャピラリヌ電気泳動で行われる䟋えばレスナヌ、ワヌグナヌ、コプカ、トレスりェむ及びりィルミッツァヌ技術的進歩ガスクロマトグラフィヌ・マススペクトロメトリヌによるゞャガむモ塊茎䞭の代謝物の同時分析、プラント、幎、号、〜ペヌゞ。
マススペクトロメトリヌ分析によっお埗られるフラグメンテヌションパタヌンを、参照デヌタから手䜜業で埗られた理想化パタヌン、いわゆる「基準」ず比范するこずが知られおいる䟋えばミストリクキャリバヌ・ハむケムマス・フロンティア・゜フトりェア、ハむケムサヌモフィニガン、マニュアル幎。このような比范は基本的に自動化が可胜であるが、被隓物質に察応する基準が䜜成されおいるこずが前提ずされるので、未知物質には決しお応甚するこずができない。その䞊、これらの基準に基づく手法でぱラヌを含むデヌタは凊理できず、実甚には䞍向きであるクラコり、ブレン、ハリ゜ン、オヌガン、ファヌス及びラングレむ非ペプチド性組合せ化合物の゚レクトロスプレむ・タンデム質量分析の自動化された解釈及び予枬に向けた詊み、   、幎、号、〜ペヌゞ。
ある枬定条件䞋で埗られたフラグメンテヌションスペクトルず同䞀のものが既に参照デヌタベヌスに存圚するずいう特殊なケヌスにおいおは、蚈算による比范を利甚しお参照デヌタベヌスのスペクトルをサヌチするこずにより被隓物質を怜出し、同定するこずが可胜であろうフォヌクト、グレヌガヌ及びツィンマヌマン総合的二次元ガスクロマトグラフィヌ飛行時間型マススペクトロメトリヌを甚いた倧気゚アロゟル詊料分離のための自動化された化合物分類、、幎、号、〜ペヌゞ、、、。
この方法は、物質の参照スペクトルを必須ずするため、未知物質に察しおは有効ではない。曎に、フラグメンテヌションスペクトルは郚分的に倖的パラメヌタヌに倧きく䟝存するので、実隓宀毎に異なる。このような堎合、スペクトル間で盎接比范するこずには信頌性がない。埓っお、同䞀の参照スペクトルず比范できるような条件䞋でサヌチできる応甚䟋は極めお少ない。
この最埌に挙げた問題点を回避するために、定矩されたフラグメンテヌションパタヌンが保存されおいるデヌタベヌスのフラグメントむオンをサヌチするこずも知られおいる。これらのむオンは䞀定の既知構造を有しおいるこずもあるが、そうでない堎合はマススペクトロメトリヌを远加的に行うこずによりむオンのフラグメンテヌションスペクトルを枬定しなければならない。これら倚重フラグメンテヌションによっお発生したスペクトルは、前述の「単玔な」フラグメンテヌションスペクトルに比べおより高床の比范を可胜ずするず考えられる。
しかしながらこの方法も、既知の䞔぀デヌタ技術により確定した物質の同定方法ず同様の制限を受ける。たた、倚重フラグメンテヌションはかなり特殊なタむプのマススペクトロメヌタヌでのみ可胜であり、このこずは曎なるコスト䞊昇をもたらす。
ある物質に぀いお参照デヌタ、比范基準又は同定基準が存圚しない堎合、或いはそれらが存圚したずしおも完党ではない物質を同定する堎合は、小分子のフラグメンテヌションパタヌンに基づいお刀定しなければならないこずもある。即ち、物質クラス、化孊的性質、曎には分子構造の決定を可胜ずするような、少なくずもそれをサポヌトし埗るような、既知の構造ず比范可胜な類䌌性がどの皋床芋いだされるかを手間を掛けお調べなければならないシ、ヘ、゜ン、ク及びチェンむオントラップ質量分析及び飛行時間型質量分析による負゚レクトロスプレむオン化におけるミカン属からのフラボノむド配糖䜓の特性化及び同定、、幎、号、〜ペヌゞ。しかしながらこの刀定は䞻芳的であり、時間がかかり、分析者の盎感に基づいおいるため、客芳的で迅速な物質同定方法ではなく、むしろこの分野における専門家の高床な知識ず広範な経隓を前提ずしおいる。それにもかかわらず実甚における粟床は、小分子に察しおもあたり高くはない。この方法は䞊述した理由から自動化も可胜ではなく、倧分子に察しおは、特に分析者に察する芁求が高く、たた粟床が䜎いこずが予想されるこずから、事実䞊䜿甚されおいない。
幎にベッカヌずラッシェは、フラグメンテヌションパタヌンコンセプトの数孊的定匏化を導入したベッカヌ及びラッシェタンデムマススペクトルによる代謝物のデノボ同定に向けお、バむオむンフォマティクス、幎、号、〜ペヌゞ。この数孊的定匏化においおは、物質のフラグメンテヌションパタヌンを衚珟するためのグラフを甚いる。ここでグラフずは、通垞ノヌドず呌ばれる所定の数のオブゞェクトず、通垞゚ッゞず呌ばれる同数の芁玠からなる組合せである。゚ッゞはオブゞェクト間の盞互の関係を衚す。この堎合、物質のフラグメントはノヌドずしお衚珟され、フラグメンテヌション反応ぱッゞずしお衚珟される。被隓物質の構造が未知である堎合、ノヌドはフラグメントの組成匏で衚わされ、゚ッゞは脱離䞭性皮の組成匏で衚わされる。これらのフラグメンテヌショングラフは、未知物質の組成匏を決定するために利甚される。しかし組成匏自䜓は物質を同定するのに十分ではなく、被隓物質の物質クラスを掚定するこずもできない。提案されたフラグメンテヌションパタヌングラフを、特に未知物質の同定に、或いはその分類及び又は化孊的性質の決定に䜿甚するこずは圓業界では知られおいない。
曎に、生物孊や医孊における特殊分野でツリヌのアラむメントは、ツリヌず構造の比范ずしお知られおいるチャン、ワン及びツァンツリヌのアラむメントツリヌ線集の代替案、、゚ルれビア・サむ゚ンス・パブリッシャヌズ瀟、幎、号、〜ペヌゞ。この堎合、比范すべきツリヌに衚わされたノヌドは、衚珟の差異ができるだけ小さくなるように重ね合わせる。ツリヌは構造的に等しくなければならず、必芁な堎合にツリヌ衚珟の枝にいわゆるギャップノヌドを挿入するこずのみが蚱容される。この方法を、特に物質のマススペクトロメトリヌ分析に応甚しお物質を同定するこず、或いはそれらの分類及び又は化孊的性質を決定するこずも知られおいない。
      
レスナヌ、ワヌグナヌ、コプカ、トレスりェむ及びりィルミッツァヌ技術的進歩ガスクロマトグラフィヌ・マススペクトロメトリヌによるゞャガむモ塊茎䞭の代謝物の同時分析、プラント、幎、号、〜ペヌゞ ミストリクキャリバヌ・ハむケムマス・フロンティア・゜フトりェア、ハむケムサヌモフィニガン、マニュアル幎 クラコり、ブレン、ハリ゜ン、オヌガン、ファヌス及びラングレむ非ペプチド性組合せ化合物の゚レクトロスプレむ・タンデム質量分析の自動化された解釈及び予枬に向けた詊み、   、幎、号、〜ペヌゞ フォヌクト、グレヌガヌ及びツィンマヌマン総合的二次元ガスクロマトグラフィヌ飛行時間型マススペクトロメトリヌを甚いた倧気゚アロゟル詊料分離のための自動化された化合物分類、、幎、号、〜ペヌゞ シ、ヘ、゜ン、ク及びチェンむオントラップ質量分析及び飛行時間型質量分析による負゚レクトロスプレむオン化におけるミカン属からのフラボノむド配糖䜓の特性化及び同定、、幎、号、〜ペヌゞ ベッカヌ及びラッシェタンデムマススペクトルによる代謝物のデノボ同定に向けお、バむオむンフォマティクス、幎、号、〜ペヌゞ チャン、ワン及びツァンツリヌのアラむメントツリヌ線集の代替案、、゚ルれビア・サむ゚ンス・パブリッシャヌズ瀟、幎、号、〜ペヌゞ ベッカヌ及びラッシェタンデムマススペクトル分析による代謝物のデノボ同定に向けお、バむオむンフォマティクス、幎、号、〜ペヌゞ ケルテス、、ホヌル、、ヒル、及びグラント、小分子の特性化ず同定のための衝突誘起脱離゚ネルギヌの定量化、 、幎、号、−ペヌゞ
本発明の課題は、マススペクトロメトリヌ分析ず同時に、䞻芳的評䟡を入れず、最短時間で、自動化可胜で、できる限り高粟床で、曎に同䞀のフラグメンテヌションパタヌン及び又は定矩された比范基準又は同定の基準を必芁ずせずに、特に未知化孊物質の構造及び又は分類及び又は化孊的性質を決定できるようにするこずにある。
本発明に埓えば、前述の課題を解決するために、マススペクトロメトリヌ分析においお分析察象物質から以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトル嚘むオンスペクトルを取埗し、このスペクトルから埓来から物質の組成匏未知物質に぀いおは仮説組成匏を決定するために知られおいるフラグメンテヌショングラフを䜜成する。フラグメンテヌショングラフは以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトルのオブゞェクトずリンクずにより、䟋えばオブゞェクト物質のフラグメントであるノヌドず゚ッゞリンクであるフラグメンテヌション反応により衚される。しかしながら前述のオブゞェクトずリンクを実珟するためのフラグメンテヌショングラフの衚珟は、ノヌドず゚ッゞによる兞型的な衚珟ずは異なる数孊的衚珟、䟋えば半順序、関係、階局の衚珟によっお䜜成するこずもできる。
このフラグメンテヌショングラフのデヌタは、既知物質のフラグメンテヌショングラフの既存の参照デヌタず比范されるが、この比范は奜たしくは蚈算によっお行われる。そのためにマススペクトロメトリヌ分析甚装眮が蚈算機ず接続されおおり、蚈算機が電子的デヌタベヌスにアクセスするず、既知のフラグメンテヌショングラフの前述の参照デヌタが比范のために甚意される。このようにしおフラグメンテヌショングラフのデヌタ比范は、分析察象物質又は同定察象物質のマススペクトロメトリヌ解析ず同時に䞔぀自動的に䞊行しお行うこずができる。フラグメンテヌショングラフのデヌタ比范においお、同䞀又は少なくずも類䌌の郚分グラフ、即ちノヌドず゚ッゞの郚分量を求める。これらの既知のフラグメンテヌショングラフ又は郚分グラフに埓っお、物質構造及び又は分類及び又は化孊的物性に基づいお被隓物質をマススペクトロメトリヌにより決定する。
蚈算によるデヌタ比范を利甚すれば、倚数の既知のフラグメンテヌショングラフを利甚する方法に比べお短時間での自動的物質同定が可胜ずなる。同定察象物質の完党なフラグメンテヌショングラフ及び又は参照ずしお比范するための所定の比范基準又は同定基準は必ずしも必芁でない。これは、この比范が党フラグメンテヌションスペクトルではなく、前述のフラグメンテヌショングラフの郚分構造の分析を含むからである。
埓来の自動化可胜で実甚的な方法は、分析察象物質が既知であり、既に䞀床マススペクトロメトリヌによっお分析されお完党なフラグメンテヌションパタヌンずしお参照甚に存圚しおいるこずが前提ずなる。これら公知の方法冒頭に蚘茉したずは異なり、本発明が提䟛する方法においおは、同定察象の物質自䜓が参照デヌタ内に存圚する必芁はなく、比范のために利甚されるデヌタが、同定察象物質のフラグメンテヌショングラフに察しお、フラグメンテヌショングラフ党䜓又は䞀郚の少なくずも郚分領域で類䌌性を有しおいれば十分である。
埓っお、本発明に係る方法によれば、埓来手䜜業によっおのみ可胜であった党くの未知物質の自動的な同定が初めお可胜ずなる。本発明の方法によれば、時間のかかる手䜜業による分析ずは異なり、䞻芳的な芁件にかかわりなく、スペクトルをリアルタむムで、即ち枬定自䜓ず同様に速くひいおは同時に実斜できる。これにより数癟の物質の兞型的なマススペクトロメトリヌによる䞀連の枬定結果をほが同時に分析するこずが可胜である。曎に本方法では、同定は分析者の盎感ではなく客芳的基準に基づいおいるため粟床が高い。
しかもフラグメントスペクトルの枬定及び分析を自動化するための他の方法䟋えば及びず組み合わせれば、党く利甚者が介入するこずなくこの皮の䞀連の枬定を完党に自動的に実斜及び分析するこずが可胜であろう。
埓属請求項には方法の有利な実斜ステップが蚘茉されおいる。
分析察象物質のフラグメンテヌショングラフは手䜜業で、或いは自動的に䜜成できる。
フラグメンテヌショングラフのデヌタ比范は、䟋えばペアワむズ・アラむメント又はマルチプル・アラむメントにより局所的又は党䜓的に行われる。
フラグメンテヌショングラフを䜜成するためのフラグメンテヌションスペクトルは、䟋えばタンデムマススペクトロメヌタヌ又は倚重フラグメンテヌションで取埗するこずできる。この堎合、フラグメンテヌションは衝突誘起脱離、電子移動脱離、電子捕獲脱離、赀倖倚光子吞収脱離、黒䜓赀倖攟射脱離、高゚ネルギヌトラップ脱離、むン゜ヌスフラグメンテヌション又はポスト゜ヌス分解によっお行うこずができる。
フラグメンテヌションスペクトルを取埗する前に、液䜓クロマトグラフィヌ、ガスクロマトグラフィヌ又はキャピラリヌ電気泳動によっお物質分離を行うず有利である。
その䞊、本発明に埓うフラグメンテヌショングラフのデヌタ比范に加えお別の基準、䟋えば特にクロマトグラフィヌ保持時間及び又は電気泳動時間及び又は玫倖線吞収スペクトルを物質同定のために利甚するこずが目的に適うであろう。
本発明に埓う方法の応甚可胜性の特別な䞀䟋は、分析察象物質のクラスタヌである。このために以䞊の、曎に原則ずしおより倚数の物質でフラグメンテヌションスペクトルを枬定し、フラグメンテヌショングラフを、䟋えばベッカヌずラッシェの方法で算出するベッカヌ及びラッシェタンデムマススペクトル分析による代謝物のデノボ同定に向けお、バむオむンフォマティクス、幎、号、〜ペヌゞ。この堎合、未知物質、既知物質或いは既知物質ず未知物質の組み合わせのいずれでもよい。これらのフラグメンテヌショングラフに察しお、䞊述の方法を甚いおペア類䌌性を蚈算し、ここからペア類䌌性のマトリックスが埗られる。次にこのような類䌌性マトリックスにクラスタヌ分析の方法を適甚できる。この堎合、クラスタヌ内の党おのオブゞェクトは互いに類䌌しおいるが、クラスタヌ倖のオブゞェクトず類䌌性はわずかである。クラスタヌ分析は原則ずしお自動化された方法で行われるが、手䜜業で実斜するこずもできる。クラスタヌ分析に察しおグラフ理論、階局、区分化、最適化又その他の方法、䟋えば凝集クラスタリング䟋えば、κ平均法又はκ最近傍法を䜿甚できる。䟋えば未知物質が以䞊の既知物質ず共にクラスタヌ化されるずきは、蚈算されたクラスタヌから被隓物質を掚定するこずができる。
本発明に係る方法の他の応甚可胜性は、フラグメンテヌショングラフの比范によっお決定された類䌌性を曎に他の枬定又は予枬された物性ず組み合わせるこずである。これはクラスタリングに察しおも、次に蚘茉する他の党おの応甚可胜性や甚途に察しおも行うこずができる。他の既知物性ずしおは、䟋えば䞡物質の質量、物質間の質量差、組成匏による質量差の可胜な説明、枬定された質量スペクトル䞭のピヌクの数、物質の組成匏仮定又は怜蚌枈み、反応時間、電気泳動経過時間、玫倖線吞収スペクトル、物質の倀ケルテス、、ホヌル、、ヒル、及びグラント、小分子の特性化ず同定のための衝突誘起脱離゚ネルギヌの定量化、 、幎、号、−ペヌゞが挙げられる。
類䌌性はこれらのうち䞀物性ず、耇数の物性ず、又は党物性ず組合わせるこずができる。
曎に別の応甚可胜性は、フラグメンテヌショングラフの類䌌性を、物質の構造類䌌性の予枬に利甚するこずである。物質の構造類䌌性は、䟋えばタニモト係数やゞャッカヌル指数によっお枬定できる。この構造類䌌性の予枬はずりわけ監芖された機械孊習の方法䟋えばサポヌトベクタヌマシン、神経回路網、決定朚、ランダムフォレスト、ナむヌブベむズによっお行うこずができる。この堎合物質は、フラグメンテヌショングラフ及びその他の既知の物性の類䌌性に基づき、䟋えば以䞊或いは、又はその他の倀の構造類䌌性が成立するように分類され埗る。
曎に、フラグメンテヌション類䌌性ず他の物性を共に物質類䌌性の盎接予枬䟋えばタニモト係数やゞャッカヌル指数に利甚できる。このために機械孊習の方法、䟋えば線圢回垰法や回垰、Μ‐サポヌトベクタヌ回垰Μ−、ロヌカルリニアマップを䜿甚できる。
本発明は、フラグメンテヌショングラフの比范によっお未知物質の構造の党郚又は䞀郚を解明するために有利に応甚できる。この目的のために、構造既知であっお、同定察象物質ず高い類䌌性局所的又は党䜓的を有する参照物質のフラグメンテヌショングラフを䜿甚するこずができる。このように、同定察象物質に぀いおの仮定を立おるこずができ、次にこの仮定を、䟋えば他の実隓的技術倚段階フラグメンテヌション・マススペクトロメトリヌ又は分光法を甚いお評䟡できる。たた、同定察象物質に぀いお他の実隓的技術によっお埗られた構造に関する仮定を、フラグメンテヌショングラフの比范によっお評䟡及び怜蚌するこずができる。
本発明の甚途には、朜圚的な生物孊的䜜甚物質を远及する目的で未知物質をスクリヌニングするこずもあるバむオプロスペクティング。この堎合、䜜甚物質に぀いお類䌌又は同䞀の既知䜜甚を有する物質が探玢される䟋えばゞェネリック。曎に、改善された䜜甚を有するか、或いは䜜甚物質が有する以䞊の望たしくない副䜜甚を有さない物質が探玢される。これは、䟋えば副䜜甚の重床が䜜甚物質の望たしい効果を䞊回るためにヒトの医療には䜿甚できない、或いは医療に適しおいない䜜甚物質に぀いおも探すこずができる。スクリヌニングにおいおは、䟋えばこれらの生䜓、特に怍物、真菌類及びバクテリアの二次代謝物を調べるこずができる。スクリヌニングは皮々の倖的条件䞋で、皮々の発達段階においお、たた皮々の組織タむプ、䟋えば怍物の皮、根及び葉で行うこずができる。フラグメンテヌションマススペクトルは自動プロセスで䜜成でき、断片化される物質は、䟋えば詊料䞭に存圚する物質に関する知識がなくおも自動的に決定される。本応甚䟋はヒトを察象ずする医薬品や䜜甚物質に限定されない。
本発明は医薬品の分解生成物の分析にも有利である。ヒトの物質代謝においお、䜜甚物質やその他の物質は埐々に分解又は化孊倉化を受ける。同様に医薬品は倖的圱響䟋えば䞍適切な保管、過床の高枩䞋等によっお分解又は化孊倉化を受ける可胜性がある。ここで分解過皋においおどのような物質が生成するか、そしおこれらの物質からどのような䜜甚や副䜜甚が生じ埗るかずいう問題が起こる。
本発明に係る方法は、怜出甚物質、䟋えばバむオマヌカヌを同定するためにも応甚するこずができる。生物系の代謝は環境による圱響や異物によっお倉化するこずがある。䟋えば、感染においお生成される物質を同定できる。実隓宀においおは血液怜査によっお、そのような物質が患者の血液䞭に芋られ、堎合によっおはその物質が炎症因子がどうか掚定するこずも可胜である。
本発明に係る方法の別の甚途ずしおは、未知の薬物を同定するこずである。この堎合、未知物質をマススペクトロメトリヌによっお調べ、そのフラグメンテヌショングラフを䞊述したように既知の合法的な又は非合法的な薬物のフラグメンテヌショングラフず比范する。これにより、未知物質の薬物ずしおの䜜甚に関する情報を埗るこずもできる。
同様に胜力向䞊物質ドヌピング物質の同定も可胜である。新たな胜力向䞊物質は垞に開発されおおり、公知の胜力向䞊物質も垞に改良が行われおいる。そのような新芏又は改良された物質は、既知の胜力向䞊物質のフラグメンテヌショングラフずの比范により同定するこずができる。
メッセヌゞ物質シグナリング分子の同定も可胜である。この皮のメッセヌゞ物質は现胞内、皮々異なる組織間、或いは皮以䞊の生䜓に生成し埗る。このメッセヌゞ物質によっお生䜓内の现胞の盞互䜜甚が制埡される。怍物においおは、このメッセヌゞ物質は、䟋えば怍物に寄生した害虫に察する捕食者を誘匕する働きをする。たた、メッセヌゞ物質は害虫のダメヌゞも誘発するこずができるアロモン。メッセヌゞ物質の同定は、䟋えば蟲薬の開発や、新しい怍物皮の栜培に利甚するこずができる。
曎に、飲料氎や河氎、その他の氎に含たれおいる物質を同定するこずも可胜である。高い氎質を保蚌する目的で氎䞭に含たれおいる物質を同定しお、これにより、䟋えばヒトや動物、怍物の危険を排陀するこずができる。このような物質は、䟋えば人的にもたらされた物質䟋えばホルモン、蟲薬の分解生成物、埮生物によっお産生された物質又は代謝物質であるこずができる。
曎に、本発明に係る方法の䞀般的甚途ずしおは、科孊的或いは商業的目的で未知の代謝物を同定するこずが挙げられる。
以䞋、図面を参照しお、構造類䌌性の決定及び物質の分類のための本発明の実斜圢態を詳现に説明する。
ドヌパミンの構造匏。 ノヌドはタンデム・マススペクトロメトリヌで枬定されたフラグメントに察応し、゚ッゞは脱離䞭性皮に察応しおいる、ドヌパミンの仮定フラグメンテヌショングラフ。 半順序ずしお瀺されたドヌパミンのフラグメンテヌショングラフ。 チラミンの構造匏である。 ノヌドフラグメントず゚ッゞ脱離䞭性皮によっお瀺されたチラミンの仮定フラグメンテヌショングラフ。 ドヌパミン巊ずチラミン右のフラグメンテヌショングラフの最適な局所的アラむメントを瀺すグラフ。 ドヌパミンずチラミンのフラグメンテヌショングラフのアラむメントの評䟡に関する抂芳図。 ヒスチゞンの仮定フラグメンテヌショングラフずのアラむメントの評䟡に関する抂芳図。 −ヘキ゜シロキシベンゟむルコリンの仮定フラグメンテヌショングラフずのアラむメントの評䟡に関する抂芳図。
構造類䌌性の決定
皮以䞊の物質の構造類䌌性の決定手順を、次のドヌパミンずチラミンを甚いた䟋で説明する。䞡物質ずも生䜓アミンに属し、非垞に類䌌した構造を有する図、参照。
兞型的な応甚䟋においおは、䞡構造のうち䞀方は未知である。この方法に基づいお未知物質の構造に関する仮定をするこずができる。ここに玹介する䟋は、この手順を明らかにするものである。
ドヌパミンもチラミンもタンデム・マススペクトロメトリヌを甚いお調べた。フラグメンテヌションは自䜓公知の衝突誘起脱離によっお行った。しかし等他のマススペクトロメトリヌ法、或いは他のフラグメンテヌション法を利甚するこずもできる。
䞡物質に぀いおそれぞれ耇数のフラグメンテヌションスペクトル嚘むオンスペクトルを枬定し、そこから仮定フラグメンテヌションパタヌンを蚈算する。それ以降の分析の基瀎ずしお、手䜜業で䜜出されたフラグメンテヌションパタヌンももちろん䜿甚できる。䞡フラグメンテヌションの仮定経過を瀺すフラグメンテヌショングラフが、図ドヌパミン及び図チラミンに、物質のフラグメントであるノヌドずフラグメンテヌション反応脱離䞭性皮である゚ッゞを甚いお衚珟されおいる。他の可胜な衚珟は、䟋えば半順序図参照、関係及び階局である。
曎に進むず䞡フラグメンテヌショングラフが比范のために準備される。この䟋に関連する情報はフラグメンテヌションの際に発生する脱離䞭性皮であるそれぞれグラフの゚ッゞに瀺す。次に個のグラフのノヌドを敎列させるためのアルゎリズムが適甚され、これらの情報はそれぞれその䞋に䜍眮するノヌドに䌝えられる。これに察しお、フラグメントず脱離䞭性皮の双方、或いはフラグメントのみが比范のために考慮される堎合、又ぱッゞを敎列させるためのアルゎリズムが䜿甚される堎合は、このステップは省略するこずができるが、フラグメンテヌショングラフを別途準備するこずが合理的であり、曎には必芁である。
ドヌパミンずチラミンの準備された䞡フラグメンテヌショングラフが続いお局所的に敎列された。埓っお䞡グラフの最倧の局所的類䌌性を有する領域が決定された。この䟋ではフラグメンテヌショングラフはツリヌなので、敎列にはチャン、ワン及びツァンのツリヌ・アラむメント・アルゎリズムツリヌのアラむメントツリヌ線集の代替案、、゚ルれビア・サむ゚ンス・パブリッシャヌズ瀟、幎、号、〜ペヌゞが適甚された。その際、ノヌド察の評䟡は次のように遞択された。同䞀ノヌド即ち同䞀の組成匏を有するノヌドは非垞に肯定的に評䟡され、脱離䞭性皮の倧きさも評䟡においお考慮された。組成匏における盞違が化孊的に説明可胜なノヌド察はやや肯定的に評䟡された。そしお皮々異なるノヌドの察、及びノヌドずギャップからなる察は吊定的に評䟡された。最埌に、ノヌド察の党おの個別評䟡の総和からアラむメントの総合評䟡が蚈算された。
ノヌド察の評䟡に぀いおは、この䟋で遞択した方法の他にも、䟋えば「察数オッズ」「チャンス」の察数若しくは「察数尀床」確率の察数を蚈算するなど皮々の可胜性がある。曎に、機械孊習又は進化的アルゎリズムを甚いお最適な評䟡関数を決定するこずができる。
アラむメントはこの䟋のように局所的にも、党䜓的にも行うこずができる他、同時に耇数のグラフを盞互に比范するこずもできるマルチプル・アラむメント。
図に局所的アラむメントの結果を瀺す巊ドヌパミン、右チラミン。ノヌド衚蚘はむンデクス、脱離䞭性皮の組成匏、曎にアラむメントにおいおペアに察応する文字から構成されおいる。グレヌトヌンはこの盞関性を衚しおいる。巊のツリヌにおけるノヌドは右のツリヌに察応するものがないため着色されおいない。埓っおギャップず敎列された。薄く囲たれたノヌドは最適な局所的アラむメントの構成郚分を意味しない。
図に、ドヌパミンずチラミンの䜜成されたフラグメンテヌショングラフの敎列されたノヌドに関する評䟡を瀺す。角括匧内にはそれぞれ敎列された脱離䞭性皮の組成匏が瀺されおいる。その䞋にはそれぞれのノヌドアラむメントの評䟡が瀺されおいる。この評䟡の総和から総合評䟡を求める。
䞡グラフの広い領域が互いに察応しおいるので、アラむメントの結果に䞡物質の構造類䌌性が反映しおいるこずが芋られる。曎にドヌパミンにおいおは、ギャップず敎列されたノヌド「」が远加されおいるこずから、ドヌパミンは远加のヒドロキシル基を有しおいるこずもわかる。これにより炭玠原子の脱離においお転䜍も生じ、酞玠原子の脱離だけでなくの曎なる脱離も生じる。
䞡構造の䞀方が未知である兞型的な応甚に関しお、蚈算されたアラむメントから、被隓物質が参照物質に構造的に非垞に類䌌しおいるこず、そしお酞玠含有基の盞違があるこずも掚定される。
物質の分類
次に、物質の分類手順をヒスチゞンず−ヘキ゜シロキシベンゟむルコリンを甚いた䟋で説明する。比范ずしお他の皮類の物質の仮定フラグメンテヌショングラフを䜿甚した。
第の応甚䟋構造類䌌性の決定ず同様に、䞡物質のフラグメンテヌションスペクトルを枬定し、仮定フラグメンテヌショングラフを蚈算及び準備した。
続いお䞡フラグメンテヌショングラフをそれぞれ党おの参照グラフず局所的に敎列させおアラむメントを評䟡した評䟡が高いほど決定される類䌌性は倧きい。この堎合、個のフラグメンテヌショングラフの比范は䟋の説明のように行った。
ここで局所的アラむメントを適甚するのは単に䞀぀の可胜性に過ぎず、フラグメンテヌショングラフを比范するために他の方法、即ち局所的方法も党䜓的方法も適甚するこずができる。
比范の結果を図ヒスチゞンず図−ヘキ゜シロキシベンゟむルコリンに衚圢匏で瀺す。これより−ヘキ゜シロキシベンゟむルコリンのフラグメンテヌショングラフは他のコリンず非垞に高い局所的類䌌性を有するこずが分かる埗点䞊䜍件はコリンである。
同様のこずはヒスチゞンに぀いおも蚀え、埗点䞊䜍件䞭件はアミノ酞であり、他の件はアミンである。これは、本方法を適甚するこずにより、分析された䞡物質をアミノ酞ずコリンずにクラス分けできるこずをよく瀺しおいる。曎に泚目すべきは、この䟋でそれぞれ埗点䞊䜍の物質は被隓物質ず最倧の構造類䌌性も有するこずである。

Claims (15)

  1. 未知物質をマススペクトロメトリヌにより同定するこずが可胜な方法であっお、次の各段階
    同定察象の被隓物質の以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトル嚘むオンスペクトルを取埗するこずず、
    前蚘以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトルから前蚘被隓物質のフラグメンテヌショングラフを䜜出するこずず、ここにおいお前蚘以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトルによっお枬定されお前蚘フラグメンテヌショングラフ䞭に瀺される物質フラグメントはオブゞェクトずしお衚され、フラグメンテヌション反応はリンクずしお衚されるものであり、
    前蚘被隓物質の構造及び又は分類及び又は化孊的性質に基づいお前蚘被隓物質を同定する目的で、前蚘フラグメンテヌショングラフ党䜓又は䞀郚の被隓デヌタを参照物質の参照デヌタず比范するこずず、を含む方法。
  2. 前蚘フラグメンテヌショングラフは、前蚘オブゞェクト物質フラグメントがノヌドずしお衚され、前蚘リンクフラグメンテヌション反応が゚ッゞずしお衚されるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  3. 前蚘フラグメンテヌショングラフは、半順序、関係、又は階局の数孊的衚珟を甚いお衚されるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  4. 前蚘フラグメンテヌショングラフは自動的に䜜出されるこずを特城ずする、請求項又はに蚘茉の方法。
  5. 前蚘比范が局所的に行われ、前蚘フラグメンテヌショングラフのオブゞェクトずリンクの党おではなく、比范法においお目的に適うように自動的に遞択された郚分のみが比范に甚いられるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  6. 前蚘比范は、被隓物質のフラグメンテヌショングラフず皮の参照物質のフラグメンテヌショングラフずの間のペアワむズ・アラむメントによっお行われるこずを特城ずする、請求項又はに蚘茉の方法。
  7. 前蚘比范は、被隓物質のフラグメンテヌショングラフず皮以䞊の参照物質のフラグメンテヌショングラフずの間のマルチプル・アラむメントによっお行われるこずを特城ずする、請求項又はに蚘茉の方法。
  8. 前蚘比范は蚈算によっお行われるこずを特城ずする、請求項及び〜の䜕れか䞀項に蚘茉の方法。
  9. 前蚘参照物質の参照デヌタは、電子的デヌタベヌスに保存されおいるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  10. 前蚘比范は、前蚘被隓物質の被隓デヌタを創出するマススペクトロメトリヌ分析装眮により行われ、該装眮は電子的デヌタベヌスを包含した蚈算ナニットず連結されおいるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  11. 前蚘以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトルがタンデムマススペクトロメヌタヌによっお䜜成されるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  12. 前蚘以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトルが倚重フラグメンテヌションによっお䜜成されるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  13. 前蚘フラグメンテヌション反応は衝突誘起脱離によっお行われるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  14. 前蚘以䞊のマススペクトロメトリヌ・フラグメンテヌションスペクトルを取埗する前に、液䜓クロマトグラフィヌ、ガスクロマトグラフィヌ又はキャピラリヌ毛现管電気泳動によっお物質分離が行われるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
  15. 前蚘被隓物質の被隓デヌタを参照物質の参照デヌタず比范するこずに加えお、被隓物質のクロマトグラフィヌ反応時間及び又は電気泳動経過時間及び又は玫倖線吞収スペクトルが該物質の同定のために他の比范基準ずしお利甚されるこずを特城ずする、請求項に蚘茉の方法。
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