JP2012515674A - アンテナのネットワークを有する、電磁ビームを放出するシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、電磁ビームの遠方界放出のための複数の要素のネットワーク(2)を有する、電磁ビームを放出するシステムであって、信号が演算手段によりディジタル的に決定される励起係数により重み付けされた各々の要素からもたらされ、及び/又は信号が各々の要素の方に達する、システムに関する。
【解決手段】本発明に従って、システムは、複数の要素により放射された近傍界(Epj)を測定するように放射要素のネットワーク(2)に近接して備えられている複数のセンサ(10)の第2の別個のネットワークと、複数のセンサ(10)により実際に測定された近傍界(Epj)からネットワーク(2)により放射された遠方界を演算する手段と、近傍界(Epj)の測定から演算された遠方界と所定の名目上の遠方界との間の差分から要素(2)の励起係数の補正を演算する手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、大きいサイズのアンテナの放出及び/又は放射要素のネットワークを有する受信システムに関する。
本発明のアプリケーションの分野には、衛星アンテナ、レーダーアンテナ、複数の放射要素の一般地上又は機上アンテナ一体型ネットワークがある。
ネットワークアンテナの放射要素は、放出においては、演算手段により決定された励振係数でディジタル的に予め位相及び振幅重み付けされた電磁信号が供給される。ネットワークアンテナの要素により受信された電磁信号はその場合、受信においては、それらの同じ演算要素により決定された励起係数でディジタル的に位相及び振幅重み付けされる。それらの励起係数は、ネットワークアンテナの要素により受信され、有用なコヒーレントな信号への1つ又は複数の方向から生じる信号を送信するための受信において、及び、ネットワークの要素に供給される異なる信号に、有用な信号を送信し、1つ又はそれ以上の所定の照射ビームを生成する放出において、用いられ、両者の場合、ネットワークのための特定の意図された照射原理が観測される。当業者は、励起係数のディジタル生成において、及びネットワークアンテナの要素の信号のディジタル重み付けにおいて、ビームを形成するためのディジタルネットワーク(ディジタルビーム形成ネットワーク、即ちDBFN)を認識することができる。
大きいサイズのネットワークアンテナの課題の1つは、ネットワークの要素の構成及びオリエンテーションが時間経過につれて変化し得ることである。
例えば、軌道を周回する衛星は、太陽の光を受けるか否かに従って、温度の突然の変化の影響下に置かれ得る。
その結果、かなりの熱勾配が存在するために、アンテナの変形がもたらされる。
一般に、アンテナは、後者の変形を生成するかなりの熱応力及び機械的応力の影響下に置かれ得る。
それらの変形は、ネットワークの要素の照射原理を乱す。
現在、それらの変形を制限するように、アンテナの剛性、平坦性及び形状がかなり厳しい熱応力及び機械的応力の下で維持されることを可能にする必要があるデザインが、ネットワークアンテナを支持する機械的構造に対して要請されている。従って、そのような機械的支持構造は一般に、かなりの重量、コスト及び大きさを有する。
現在、ネットワークの要素を較正する機能は一般に、放出要素に送信される信号の一部を取り出すように、放出回路に挿入されるカプラを用いることにより、保証されている。
他の構成による解決方法は、遠隔測定を行うことである。例えば、軌道を周回する衛星において、測定は、地球既知から実行される。
それらの手段は、適用するのが厄介であり、かなり費用が掛かり、補正は常に、物流及び/又はコストパフォーマンスの理由のためにリアルタイムに実行されることはない。更に、多くの近似(要素間の互いの結合は考慮されない、放射要素の挙動は考慮されない、非網羅的なテストは考慮されない等である)が、それらの測定中に行われる。これは、後者が見つかった環境条件(例えば、宇宙アンテナのための高い及び急な温度勾配、レーダー、地上アンテナについての風)は、ネットワークの形状、放射要素の性能及び得られたアンテナの放射図において変化をもたらす。その結果、複雑で、しばしば、重くて体積の大きい機械的構造を有するアンテナのデザインがもたらされる。
本発明の目的は、所望の照射原理及び放射図が略観測されるようにするネットワークアンテナシステムを提供することにより、上記の欠点を克服することである。
本発明の他の目的は、適用することがあまり厄介でないネットワークアンテナシステムを得ることである。
本発明の他の目的は、アンテナの複数の要素の各々の及び遠方界放射図のリアルタイムの制御を可能にすることである。
本発明の第1の主題は、遠方界の電磁ビームを放出するための複数の要素のネットワークを有する、電磁ビームを放出するシステムであって、信号が、演算手段によりディジタル的に決定される励起係数により重み付けされる複数の要素の各々からもたらされ、及び/又は複数の要素に到達する、システムであり、
前記複数の要素により放射される励起近傍界を測定するように、放射要素の前記ネットワークに近接して備えられた複数のセンサの第2の別個のネットワークと、
前記複数のセンサにより実際に測定された前記近傍界から前記ネットワークにより放射された前記遠方界を演算する手段と、
前記近傍界の測定から演算された前記遠方界と所定の設定された遠方界との間に存在する差分から前記複数の要素の前記励起係数の補正を演算する手段と、
を有することを特徴とするシステムである。
本発明により、ネットワークの照射原理は、後者により放射される近傍界の局所的測定によりリアルタイムに制御され、それにより、ビームの迅速な再構成が可能になる。システムは、それに関して、オンボードモニタリング手段を有し、そのオンボードモニタリング手段により、ネットワークアンテナの放射図はリアルタイムに調べられることが可能である。このことは、ネットワークの変形の場合にアンテナの放射図、又はネットワークの1つ又はそれ以上の要素のリアルタイムの補償及び調整故障を可能にする。アンテナの放出図及び受信放射図は、ネットワークの要素の各々の励起係数の値に作用することにより、リアルタイムに補正される。システムは、アンテナが影響下に置かれ得る機械的変形及び熱的変形が考慮されることを可能にし、例えば、軌道を周回する衛星のためのKu又はKa帯域波長に対して無視できない。
このことは、特に、空間媒体において、大きいサイズのネットワークアンテナ及びそれらのアンテナの支持手段についての特定の製造における制約を実質的に緩和すること、並びにアンテナの及びシステムの体積及びコストを低減することを可能にする。従って、ネットワークアンテナの及びそのアンテナの支持手段のある変形性は、外部条件の影響下で許容されることが可能である一方、アンテナの照射原理のオンボード制御及び励起係数を補正するための演算がこのリアルタイムの変形の補償を可能にすることを感知する。
従って、実施形態に従って、ネットワークの放射要素は第1支持部に取り付けられ、センサの第2ネットワークは第1支持部と異なる第2支持部に取り付けられ、第1支持部及び第2支持部は、第1支持部と、第1支持部の変形を可能にする第2支持部と、の間の空間を伴って共通ベースに取り付けられている。
本発明の他の実施形態に従って、次のようである。
− 第1支持部は、ネットワークの放射要素を支持するための共通プレートを有し、第2支持部は各々のセンサのために備えられ、各々のセンサのためのこのような支持部は保持ロッドを有し、その保持ロッドの一端部はセンサに取り付けられ、その保持ロッドの他端部はベースに取り付けられ、第1支持部はまた、スペーサを介してベースに取り付けられ、前記空間を伴ってロッドと交差する孔を有するプレートが孔のエッジとロッドとの間に存在する。
− 複数のセンサが、自由空間内に位置付けられ、放射要素のネットワークのプレートの上に配置されている。
− センサとネットワークの放射要素との間の距離は、要素の作用波長の分数より大きい。
− 励起係数は位相シフト及び振幅を有し、システムは、ネットワークの各々の要素について関連受信チャネル及び/又は関連放出チャネルを有し、演算手段は、センサによる測定された放射図が設定された命令の放射図と略同じであるように、励起係数の位相シフト調整及び励起係数の振幅調整を演算するように備えられている。
− システムは、例えば、変調された放送技術を用いることにより、各々のセンサの一で局所的に近傍界の測定を補正するように、センサをアドレス指定する手段を有する。
本発明については、添付図を参照して非制限的な実施例のみが与えられている、以下の詳細説明を読むことにより十分に理解することができる。
本発明に従った例示としての放出及び受信アンテナシステムのモジュラブロック図である。 図1に従ったアンテナシステムの規制部のモジュラブロック図である。 図1に従ったアンテナシステムの複数の要素のネットワークの例示としての一部の側面図である。 図1に従ったアンテナシステムの複数の要素のネットワークの他の例示としての一部の側面図である。
本発明については、地球基地局から受信された信号を地球に再送信するように作用する衛星ネットワークアンテナの実施例において説明する。
放出及び受信システム1は、複数の放射要素2,...,2,...,2のネットワークを有する。このネットワーク2は、例えば、飛行機に備えられている。各々の要素2は、例えば、アンテナ2全てに共通な方向DIRの方に方向付けられたアパーチャを有するホーン又は印刷要素の形をとっている。
アンテナのネットワーク2は、一方では、受信回路4を介して、他方では、放出回路5を介してコンピュータ3に接続されている。受信チャネルと放出チャネルとの間の分離は、放射要素に近接して位置付けられた周波数ダイプレクサの集合7により得られる。
受信回路4は、各々のアンテナ2において受信された各々の信号sを処理し、コンピュータ3の入力6iにそれを移動させる受信チャネル4iを有する。各々の受信チャネル4iの処理は、知られているように、周波数プレキシング段7、低ノイズ増幅段8、可変利得増幅段9、ベースバンド段10及びアナログ/ディジタル変換段110を有する。
放出回路5は、ネットワーク2の各々の要素2についての放出チャネル5iを有し、ネットワーク2の要素2により放出されるようになっている信号s′の転送を可能にする。各々の放出チャネル5iの処理は、知られているように、ディジタル/アナログ変換段12、キャリア周波数スイッチング段13、バトラー(Buttler)マトリクスを介する分配のための段14、増幅段15、フィルタリング段16、バトラーマトリクスを介しての再結合のための段17及び周波数ダイプレキシング段18を有する。
コンピュータ3は、受信におけるアンテナ2の複素励起係数を演算する手段30aと、放出におけるアンテナ2の複素励起係数を演算する手段30bとを有する。
従って、受信における各々のアンテナ2についての複素励起係数Ki及び放出における各々のアンテナ2についての複素励起係数Lkが存在する。励起係数Ki及びLkのそれぞれは、有用なコヒーレント信号Sのアンテナ2により受信された信号sからの再構成を可能にし、この有用な信号Sは、所望の放出ビームを形成することにより各々の放出チャネル5kへの信号s′として送り戻されることが可能である。励起係数Ki及びLkは、他の受信チャネル4iに対する各々の受信チャネル及び他の放出チャネル5kに対する各々の放出チャネル5kのそれぞれに対して、ゲイン及び位相シフト、即ち、複素増倍率又は複素重みを提供する。当業者に知られているように、受信係数Kiの複素値は、受信された信号sのKi係数により重み付けされた合計からもたらされるコヒーレント信号を最大化するように、コンピュータ3の演算手段35により最適化されて、ディジタル的に演算される。
アンテナ2の受信信号sに依存する演算手段30aの手段35は、次式に従った励起係数により重み付けされた複数の信号sの重み付けされた合計に等しい信号Sを生成する。
Figure 2012515674
本発明に従って、複数の要素2により放射される近傍界(near field)を測定するセンサ10,10,...,10,...,10は複数の放射要素2のネットワーク2に近接して提供され、ここで、MはNとは異なることが可能であり、要素2の数Nより一般に大きい。
複数のセンサ10のネットワークは、アドレス、収集及び受信手段11を介してコンピュータ3の演算手段30bに接続されている。
放出における複素励起係数Lkを演算する手段30bが図2に示されている。
演算手段30bは、センサ10により測定された近傍界Epjから励起係数Lkを決定するためのモジュール31を有する。
各々のセンサ10jは、放射要素2のネットワーク2により放射された近傍界Epjを測定するために用いられる。アドレッシング、収集及び受信手段11は、遠方界(far field)を演算するためのモジュール32と各々のセンサ10との間に備えられる。例えば、モジュール32は、この目的のために、センサ10j及び要素2iの放射図の予め記録されている値のテーブルを、平面状近傍界におけるデータから遠方界を演算するための高度なアルゴリズム及び/又は他の予め記録されている対応規則を有し、メモリがこの目的のために備えられている。
比較器33は、例えば、モジュール34において、この演算された既存の遠方界Elを所定の予め記録されている設定された遠方界Elcと比較する。比較器33は、従って、演算された既存の遠方界Elと設定された遠方界Elcとの間の差分に依存する遠方界エラー信号Errを演算する。演算モジュール31は、高度な最適化アルゴリズムにより遠方界におけるこのエラー信号Errからの要素2の励起係数Lkを決定する。信号Sは、供給されるときには演算手段30aのモジュール35から、又は放出されるようになっている信号Sのジェネレータから、演算モジュール31に送られる。励起係数Lkは、次式のような信号s′を生成するように、モジュール31により異なる複数の放出チャネル5kにおいて放出されるようになっている信号Sに適用される。
s′=L・S
モジュール31は、センサ10により再び測定される、要素2により放射される放出界を修正する。従って、要素2により放射される遠方界は、理想的な遠方界Elcに略等しくなるように又は後者に等しくなるように、係数Lkに作用することにより最適化される。要素2により放射される遠方界は、従って、理想的な遠方界Elcに略等しく又は等しくなるように調節される。
勿論、受信と比較して、放出で用いられる放射要素が多かれ少なかれ存在し、用いられる放射要素の数は、用いられる受信要素の数と異なることが可能である。勿論、システムは、放出においてのみ作動することが可能である。上記のように、指数iは受信において用いられる要素に関連し、ネットワーク2の要素の数Nより少なく又はその数Nと等しく、kは放出において用いられる要素に関連し、ネットワーク2の要素の数Nより少ない又はその数Nに等しい。衛星においては、システムは、受信において及び放出において作動し、即ち、受信信号が再送信されるトランスポンダとして作動する。システムが、衛星トランスポンダとして、しかし、例えば、主に、信号が放出されるレーダーについての放出において動作しない場合には、別個に処理されるエコー信号が受信される一方、信号Sは信号ジェネレータからもたらされ、ブロック30aはディジタル信号Sのソースになる。
図3においては、図3における2つの線により象徴的に表されている複数の放射要素2が同じ第1支持部20に取り付けられている一方、複数のセンサ10が、第1支持部20と異なる他の第2支持部100に取り付けられている。第1支持部20は、例えば、同じ平面状プレートにより形成されている。例えば、第2支持部100は、各々のセンサ10のために備えられている。この支持部100は、例えば、保持ロッドと、センサ10に取り付けられた一端部と、衛星のプラットホームであることが可能である安定な剛性ベース40に取り付けられた他端部と、により形成され、それに対して、第1支持部20も、スペーサ21を介して取り付けられている。センサ10は、例えば、ネットワーク2の複数の要素2が取り付けられているプレートに平行な同じ形状の面内に位置付けられることにより、複数の放射要素2のネットワークの前の空間に位置付けられている。例えば、要素2が備えられている面に対して垂直方向の、センサ10と要素2との間の距離Hは、例えば、要素2の作用波長λの5分の1より大きい。
図3は、センサ10が側面に且つ複数の要素2間に備えられていることを示している。要素2の第1支持部20とセンサ10の各々の第2支持部100との間に空間22が存在する。図3においては、第1支持部20を構成するプレートは、第2支持部100を通すための孔23を有する。従って、各々の第2支持部100は、孔23のエッジと支持部100との間に存在する空間22を伴って、第1支持部20を構成するプレートの孔23を通る。空間22は、従って、支持部20と支持部100との間のクリアランスを可能にする。空間22により可能なこのクリアランスは、第1支持部20が、例えば、熱的強度又は機械的強度のために特定の範囲まで変形することを可能にする。支持部20の変形は、それらのセンサ10が要素2により放射される近傍界Epjを測定するために、センサ10jにより考慮に入れられる。従って、この変形は、リアルタイムに補正されることが可能である。故に、第1支持部20に対してあまり厳しくない要求を与え、後者の変形を特定な範囲まで許容することが可能であり、そのことは、この支持部20及びベース40に接続するための手段21を軽くすることを可能にする。
図4は、複数のセンサ10が、各々の放射要素2の周囲に且つ各々の放射要素間に、例えば、例示されている六角形状構成の要素2当たり全部で6つ備えられることが可能である。更に、センサ10は、図4に示されているように、各々の要素2の上に備えられることが可能である。この場合、要素2の上に位置付けられるセンサ10の支持部100は、第1支持部20及びこの要素2の両方を通る。
センサ10は、それらの小さいサイズのために、及びそれらのネットワークアンテナ2により放射されるフィールドを乱さないために、かなり慎重である。変調された放送技術は、ネットワークアンテナ2により放射される近傍界を局所的に測定するためのセンサに適用されることが可能である。
図1は、センサの位置に局在する近傍界Epjの測定を行うための変調された放送技術を用いるセンサ10のシステムの実施形態を示している。この目的のために、システムは、コンピュータ3によりセンサ10をアドレス指定するためのバス11と、センサから測定受信モジュール36の方への近傍界Epjの測定を収集するための他のチャネル19とを有する。複数のセンサ10の一のセンサをアドレス指定するように、バス11においてコンピュータ3により送信されたアドレッシング信号は、例えば、収集チャネル19においてこの変調に対するセンサの応答を特定するように一のセンサから他のセンサへの異なる変調を伴って、このセンサ11について変調される。収集チャネル19においてモジュール36により収集されて、そのセンサ11に送信される変調を有する測定信号Epjは、このセンサ11により供給される測定信号である。予めディジタル化された後、モジュール36は、手段30bに異なる近傍界Epjの測定を行う。
センサ10は、例えば、衛星のために地上から、方向DIRに遠方界較正信号を受信することにより較正されることが可能である。この較正は周期的であり、例えば、1ヶ月、一週間又は他の時間に一回であることが可能である。衛星の場合には、地球基地局は平面波を衛星に照射する。このようにして、各々のセンサ10の複素補正係数が、センサの振幅及び位相応答が均一化されるように、また、各々のセンサの無線電機軸は、センサ毎に垂直であり、互いに平行であるように、決定される。
1 放出及び受信システム
2 ネットワーク
放射要素
3 コンピュータ
4 受信回路
4i 受信チャネル
5 放出回路
5i 放出チャネル
6i 入力
7 周波数プレキシング段
8 低ノイズ増幅段
9 可変利得増幅段
10 ベースバンド段
10 センサ
11 アドレッシング、収集及び受信手段
12 ディジタル/アナログ変換段
13 キャリア周波数スイッチング段
14 バトラー(Buttler)マトリクスを介する分配のための段
15 増幅段
16 フィルタリング段
17 バトラーマトリクスを介しての再結合のための段
18 周波数ダイプレキシング段
19 収集チャネル
30a 複素励起係数を演算する手段
30b 複素励起係数を演算する手段
31 演算モジュール
32 演算するためのモジュール
33 比較器
35 演算手段30aのモジュール
110 アナログ/ディジタル変換段
Epj 近傍界
El 既存の遠方界
Elc 遠方界
S 信号
信号
s′ 信号

Claims (10)

  1. 遠方界電磁ビームを放出する複数の要素のネットワークを有する、電磁ビームを放出するシステムであって、信号が、演算手段によりディジタル的に決定される励起係数により重み付けされた前記複数の要素の各々からもたらされ、及び/又は前記複数の要素の各々に到達する、システムであり:
    前記複数の要素により放射される励起近傍界を測定するように、放射要素の前記ネットワークに近接して備えられた複数のセンサの第2の別個のネットワークと、
    前記複数のセンサにより実際に測定された前記近傍界から前記ネットワークにより放射された前記遠方界を演算する手段と、
    前記近傍界の測定から演算された前記遠方界と所定の設定された遠方界との間に存在する差分から前記複数の要素の前記励起係数の補正を演算する手段と、
    を有するシステムであり、
    前記ネットワークの複数の放射要素は第1支持部に備えられ、各々のセンサは前記第1支持部とは別個の第2支持部に備えられ、前記第1支持部及び前記第2支持部は前記第1支持部と各々の第2支持部との間の空間を伴って共通ベースに備えられ、前記第1支持部は、前記ネットワークの前記複数の放射要素を支持する共通プレートを有し、前記プレートは、孔のエッジと前記第2支持部との間に存在する前記空間を伴って前記第2支持部と交差する前記孔を有し、前記空間は、前記第1支持部の変形を可能にする、
    システム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、各々のセンサの前記第2支持部は保持ロッドを有し、前記保持ロッドの一端部はセンサに取り付けられ、前記保持ロッドの他端部は前記共通ベースに取り付けられ、前記第1支持部は前記共通ベースにスペーサを介して取り付けられ、前記共通プレートは前記保持ロッドを通す孔を有し、前記空間は前記孔のエッジと前記ロッドとの間にあることを特徴とする、システム。
  3. 請求項1又は2に記載のシステムであって、前記センサは、側面に且つ複数の放射要素間に備えられている、システム。
  4. 請求項1又は2に記載のシステムであって、複数のセンサは、各々の放射要素の周囲に及び各々の放射要素間に備えられている、システム。
  5. 請求項1又は2に記載のシステムであって、前記複数のセンサの一のセンサは各々の放射要素の上に備えられ、前記一のセンサの前記第2支持部は、前記第1支持部及び前記要素と交差する各々の要素の上に備えられている、システム。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載のシステムであって、前記複数のセンサは自由空間に位置付けられ、前記の放射要素のネットワークの前記プレートの上に配置されている、システム。
  7. 請求項6に記載のシステムであって、前記複数のセンサと前記ネットワークの前記複数の放射要素との間の距離は、前記複数の放射要素の作用波長の分数より大きいことを特徴とする、システム。
  8. 請求項7に記載のシステムであって、前記複数のセンサと前記ネットワークの前記複数の放射要素との間の距離は、前記複数の放射要素の作用波長の5分の1より大きいことを特徴とする、システム。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載のシステムであって、前記励起係数は位相シフト及び振幅を有し、前記システムは、前記ネットワークの各々の要素について、関連受信チャネル及び/又は関連放出チャネルを有し、演算手段は、前記励起係数の位相シフト調整及び前記励起係数の振幅調整を演算するように備えられ、前記複数のセンサにより測定された放射図は、設定された命令の放射図と略同じである、システム。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載のシステムであって、前記複数のセンサをアドレス指定し、変調された放送方法を用いることにより各々のセンサの一で局所的に測定される近傍界の値を収集する手段を有することを特徴とする、システム。
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