JP2012514181A - 電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法及びシステム - Google Patents

電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2012514181A
JP2012514181A JP2011544550A JP2011544550A JP2012514181A JP 2012514181 A JP2012514181 A JP 2012514181A JP 2011544550 A JP2011544550 A JP 2011544550A JP 2011544550 A JP2011544550 A JP 2011544550A JP 2012514181 A JP2012514181 A JP 2012514181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
electronic weapon
weapon
network system
firing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011544550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5576877B2 (ja
Inventor
スティーブン ネルソン
ジョー カーヴァーリョ
マイケル エヌ ダイアモンド
Original Assignee
パシフィック サイエンティフィック エナジェティック マテリアルズ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パシフィック サイエンティフィック エナジェティック マテリアルズ カンパニー filed Critical パシフィック サイエンティフィック エナジェティック マテリアルズ カンパニー
Publication of JP2012514181A publication Critical patent/JP2012514181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5576877B2 publication Critical patent/JP5576877B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42DBLASTING
    • F42D1/00Blasting methods or apparatus, e.g. loading or tamping
    • F42D1/04Arrangements for ignition
    • F42D1/045Arrangements for electric ignition
    • F42D1/05Electric circuits for blasting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B35/00Testing or checking of ammunition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42CAMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
    • F42C15/00Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges
    • F42C15/40Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein the safety or arming action is effected electrically
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42CAMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
    • F42C15/00Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges
    • F42C15/40Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein the safety or arming action is effected electrically
    • F42C15/42Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein the safety or arming action is effected electrically from a remote location, e.g. for controlled mines or mine fields

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

電子兵器ネットワークシステムにおいて、複数の発火装置が共通バスに沿ってコントローラと通信する。開示の実施例によれば、電子兵器ネットワークシステム内の少なくとも幾つかの発火装置は、最終システムで発火装置のインストールの間或いはその後に、それら装置のアドレスが定義されるようコンフィグレーションされる。或る例の場合、発火装置内の論理デバイスは、発火装置が受信した診断コマンドに応じて発火装置で診断テスト一式を開始する診断ブロックを含む。更に、或る例では、安全な電子制御方式の標準規格に従い発火装置内のエネルギー貯蔵キャパシターに追加の安全メカニズムを付加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、全般的には、電子兵器システムにおいてネットワーク化された発火装置のアドレスを定義する方法及びシステムを含む電子兵器ネットワークシステムに関し、発火装置内で診断テスト一式を実行し、発火装置に対して安全メカニズムを追加することに関するものである。
(相互参照)
本願は、2008年12月31日に提出された、「METHODS AND SYSTEM FOR DEFINING ADDRESSES FOR PYROTECHNIC DEVICES NETWORKED IN AN ELECTRONIC ORDNANCE SYSTEM」と題された米国特許出願No.12/347,905の優先権を主張し、参照によりここに組み入れるものとする。
「発火の」という用語は、熱、光、ガス、煙、音の少なくとも何れかの生成に関して、内蔵型で自立型の発熱化学反応をすることができる物質をさす。そのような発火物質を用いた発火装置は、多くの航空、航空宇宙、そして地上での車両用においても広く用いられている。発火装置の例は、爆発ボルト、ボルトカッター、分離フェアリング、アクチュエータ、エンジン点火装置などを含む。
例えば、航空及び航空宇宙の応用例の場合、このような発火装置は、1つの構造体を別の構造体から分離させたり、積み込まれた位置から展開された位置へ構造体を解放するなどの様々な機能を実行するために用いることができる。ミサイルの特有の例を考えてみると、多くの発火装置はミサイル内に組み込まれて様々なオペレーションを実行する。例えば、ミサイルの発射の間、エンジン点火装置のために1以上の発火装置が使用されうる。ミサイルの飛行中では、後のステージで別の発火装置が用いられ、ステージ分離などを達成する。同様に、自動車などの地上での車両応用例では、発火装置はエアーバックの装着にいまや普通に用いられている。
このような発火装置はイニシエータを含む幾つかのコンポーネントを含み、適切な電子信号に応じてその装置を開始(すなわち、展開)する。また、発火装置はイニシエータの開始をコントロールし、コーディネートするための電子組み立て部品を含む。これらの発火装置の1以上は、最終システム(例えば、エアーバック装着システムや巡航ミサイルなど)にインストールされ、制御された展開を通じて用いられている。
一例において、最終システムにインストールされた各発火装置は、同一の機能(例えば、打ち上げ輸送船の異なるセクションにあるボルトカッター)を実行するする。他の例では、上述したように、異なる発火装置が異なる機能を実行する(例えば、発火装置のある一群はエンジン点火装置として用いられ、他の一群は、打ち上げ機におけるボルトカッターとして用いられる)。いずれのケースにおいても、特定の発火装置は、コマンド(例えば、発火指令)をその特定の発火装置に送信することができるという信号を送る能力を備えているべきである。これらの装置を正確に識別することは重要である。なぜなら、意図していない装置にうっかり送信した信号は、最終システムにおいて制御不能の展開を生じさせてしまうからである。
本発明の対象物、特徴及び特性は、そのすべてが本明細書の一部を形成する添付の特許請求の範囲及び図面とともに、以下の詳細な説明から、当業者であれば一層明らかとなるであろう。
図1は、電子兵器ネットワークシステムの一実施例を示す図である。 図2Aは、SBWPバスのトポロジー詳細に従って並行コンフィグレーショにある発火装置の例を提供する。 図2Bは、SBWPバスのトポロジー詳細に従って並行コンフィグレーショにある発火装置の例を提供する。 図2Cは、SBWPバスのトポロジー詳細に従って並行コンフィグレーショにある発火装置の例を提供する。 図3は、発火装置の一実施例を示すブロック図である。 図4は、SBWP規格に準拠したERC安全メカニズムを示したフロー図である。 図5は、論理デバイスの一実施例を示す全体図である。 図6は、電子兵器ネットワークシステムにおける発火装置のアドレスを定義するための全体方法をあらわすフロー図である。 図7は、電子兵器ネットワークシステムにおける各発火装置により、固有アドレスを割り当てるプロセスを示したフローチャートである。 図8は、発火装置内の診断サービス一式を実行する方法を示すフロー図である。 図9は、ERCにより、イニシエータの発火要素又は開始デバイスに対して展開のチャージを供給するプロセスを示したフロー図である。
電子兵器システムをネットワーク化することによって、1以上の発火装置はバスにしたがってコントローラと通信することができる。ここで提供される開示の一実施例によれば、電子兵器ネットワークシステムにおける幾つかの発火装置は、最終システムにおける発火装置のインストール中又はその後に、それら装置のアドレスがすでに定義されることができるようコンフィグレーションされる。一実施例において、発火装置に含まれる論理デバイスは、固有アドレスが最終システム内の発火装置自体により取得されることができるようにするモードピンを含む。
上述したアドレス指定システム及び方法に加えて、電子兵器ネットワークシステムで用いられる発火装置の論理デバイスは、発火装置内の診断テスト一式を発火装置による受信された診断コマンドに応じて開始する診断ブロックを含む。
さらに、ここで述べる電子兵器ネットワークシステムは、安全な電子制御方式の標準規格に従いコンフィグレーションされる。複数の発火装置が、安全な電子制御方式の標準規格に従い並行して配置されるようコンフィグレーションされる。一実施例において、追加的な安全メカニズムが安全な電子制御方式の標準規格に従い、発火装置内のエネルギー保有キャパシターに付け加えられる。
ここに述べる技術に従う電子兵器ネットワークシステムは、戦術ミサイル、巡航ミサイル、地対空ミサイル、打上げ機、人工衛星などの(ここでは、これらをまとめて「最終デバイス」と称する。)様々な種類の航空及び航空宇宙装置で使用されうる。このような例において、電子兵器ネットワークシステムは、隔壁イニシエータ、爆発変換ライン、分離デバイス、発火アクチュエート・バルブなどを介した、爆発ボルト、ボルトカッター、壊れ易いジョイント、アクチュエータ、貫通チャージ(爆薬)、破砕チャージ、ガス生成器、空気入れ機器、モータ点火器などの様々な爆発し易かったり発火し易いエフェクター(以降、「発火装置」と称する。)の機能を開始するために用いられる。また、発火装置は、自動車のエアーバック装着システムなどの反応型エフェクターを用いる地上車両においても使用される。
図1は、電子兵器ネットワークシステム100の一実施例を示す。電子兵器ネットワークシステム100は、或る実施例ではバスネットワークとしても引用されるケーブルネットワーク110によって内部接続される多数の発火装置105を含む。一実施例において、バスネットワーク110は、発火装置105を兵器バスコントローラ101に接続する。
幾つかの実施例において、バスネットワーク110は、発火装置105に対して電圧、電力、制御信号を提供する少なくとも1つの2線式ケーブルから構成される。本願で用いられている「バスネットワーク」という用語は、多重らせん構造ワイヤー、単ワイヤー、フレキシブル基板などの他の適切なコンダクター(伝導体)を指す。一実施例において、バスネットワーク110は、当該バスネットワーク110に接続された各発火装置105に電力パワーとデータ信号を送信するために用いられ、その結果、電力ケーブルと信号ケーブルを分離する必要性を排除する。
一実施例において、発火装置105は、安全な電子制御方式の標準規格(SBWP)に準拠して(図1に示すような)パラレルバスコンフィグレーションで接続される。自動車安全拘束バス(automotive safety restraints bus:ASRB)の詳細を包含するSBWP規格は、2線式のシリアル通信及び自動車乗員安全拘束システムのためのパワー配分バスの詳細を提供する。
ここでは、SBWPに準拠した各発火装置105はパラレルバスコンフィグレーションに接続され、詳細には2つのバス線であるバスA及びバスBに直接つながれている。このようなパラレル接続の場合、バス線は、バス、ツリー、リング構造、又はこのような構造の組み合わせにおいてSBWP規格に準拠して経路指定される。
図2A−2Cは、SBWPのバストポロジー詳細に従ったパラレルコンフィグレーションにある発火装置の例を提供する。図2Aは、バス構造において経路指定された線によるパラレルコンフィグレーションの一例である。図2Bは、ツリー構造で線が経路指定されたパラレルコンフィグレーションの他の例である。図2Cは、リング構造で線が経路指定されたパラレルコンフィグレーションの他の例である。
別の実施例において、発火装置105は、バスネットワークを用いてシリアル接続される。シリアル接続は、パッケージング、重さ、単純さの少なくとも1つが特に重要であるという応用例において有益である。このシリアル接続は、発火装置105を単一シリアルバスに接続することよって、複数の発火装置を一緒にデイジー・チェーン(直列接続)することによって、或いは他のシリアル接続戦略によって確立される。
再び図1を参照すれば、兵器バスコントローラ101は、バスネットワーク110を介して、検査を実行し、アドレスエンコーディングを制御し、兵器をすぐに使えるようにし、発火装置105を発射する。兵器バスコントローラ101は、バスネットワーク110を通じて接続された発火装置105の検査及び操作をコントロールするための指令によりプログラミングされる論理デバイスを含んだり、又はこの論理デバイスにより構成される。兵器バスコントローラ101は、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、分散ロジック、別のタイプの論理デバイス、又はそれらの組み合わせである。
兵器バスコントローラ101が用いられるアプリケーション又は最終システムに依存しながら、兵器バスコントローラ101自体は、電子兵器ネットワークシステム100が使用される車両又はデバイス(すなわち、最終システム)に関連した点火制御システム又は情報ハンドリングシステムに接続される。或いは又、兵器バスコントローラ101は、電子兵器ネットワークシステム100が使用される最終システムに組み込まれるか、そうでなければ当該最終システムおける1以上のプロセッサ又は情報ハンドリングシステムと組み合わせられる。さらに、兵器バスコントローラ101はスタンドアローン型であってもよく、人間又は機械的ソースからの入力信号を受信する。
上述したように、発火装置105は、例えばロケットモータ点火装置、熱バッテリー点火装置、ボルトカッター、ケーブルカッター、爆発ボルトなどの開始を行える任意の装置でありうる。或る例では、兵器バスコントローラ101に接続された発火装置105は、異なるタイプ(例えば、兵器バスコントローラ101に接続されるケーブルカッター及び爆発ボルト)の組み合わせである。
図3は、発火装置105の一実施例を示すブロック図である。一実施例において、発火装置105はバスインタフェース305を含む。或る実施例の場合、バスインタフェース305は発火装置305内に信号をさらに送信する前にバスネットワーク110から信号(例えば、パワー信号及びデータ信号)を受信する電子コンポーネントである。
発火装置105は、バスインタフェース305に電気的に接続された論理デバイス310を含む。或る実施例の場合、発火装置105は分離バスインタフェース305無しで操作される。この場合、論理デバイス310はバスネットワーク110と直接接続される。論理デバイス310のコンポーネント(構成要素)及び機能は、後述する図5を参照しながらより詳細に説明する。
発火装置105は、イニシエータ320を更に含む。イニシエータ320は、電子アセンブリ330及び発火アセンブリ335を少なくとも含む。電子アセンブリ330は、点火コマンド及び兵器をすぐに使えるようにするコマンドを受信し、点火のために発火アセンブリ335に向けてそれを送信する。ここで用いられる「イニシエータ」の用語は、電子アセンブリ330及び発火アセンブリ335の組み合わせを指す。したがって、例えば、ボルトカッターやケーブルカッターなどの発火装置105はイニシエータ320を含み、点火されると発火装置105の1以上のコンポーネントに力を及ぼしてボルトカッター又はケーブルカッターアクションを作り出す。
一実施例において、イニシエータ320の電子アセンブリ330は、分離したパッケージに含まれるASICである。他の実施例において、論理デバイス310ASIC内に電子アセンブリ330のコンポーネントを含む。典型的な実施例において、電子アセンブリ330は戦闘コントロールブロック321及び戦闘パワーブロック322を含む。戦闘コントロールブロック321は、バスネットワーク110を通じて受信した戦闘コマンドを受信する。幾つかの例において、戦闘コントロールは論理デバイス310を通じてバスネットワーク110から戦闘コマンドを受信する。
戦闘パワーブロック322は、発火装置内のエネルギー貯蔵キャパシター(ERC)350からパワーを受信する。幾つかの実施例において、ERC350はイニシエータ320の電子アセンブリ330内に配置される。他の例では、図3に示すように、ERC350はイニシエータ320の外部に配置される。戦闘コントロールブロックが戦闘コマンドを受信すると、ERC350は、例えばバスネットワーク110からのパワーを用いてチャージを開始する。チャージが完了すると、ERC350は戦闘パワーブロック322に対する配備チャージを提供する。戦闘パワーブロック322からの配備チャージ及び戦闘コントロールブロック321からの戦闘コマンドを受領すると、戦闘スイッチ323がアクティベートされる。
一実施例において、ERC350はバスネットワーク110を通じて外部チャージコマンドを受信する。或る例では、その外部チャージコマンドはバスインタフェース305を介してERC350に回送される。他の例では、外部チャージコマンドは論理デバイス310を介してERC350に回送される。その何れのケースであっても、外部チャージコマンドは、イニシエータの戦闘コントロールブロック321に回送された戦闘コマンドから独立しているということである。このような実施例において、ERC350は、外部チャージコマンドを受領すると、戦闘パワーブロックだけに対して配備チャージを提供する。SBWP規格に準拠して付け加えられたこの追加的安全メカニズムは、発火装置をうっかりして配備することを防止する。
上記安全メカニズムは、図4を参照しながら更に説明される。一実施例において、発火装置の電子アセンブリは、例えばバスネットワークを通じて送信された戦闘コマンド405を受信する。電子アセンブリは、例えばバスネットワークを介して外部ERCチャージコマンド410を別々に受信する。上述したように、ERCは、戦闘コマンドを受領するとチャージを行い、ERC配備チャージ410を提供する。図4に示すように、外部ERC配備チャージコマンド420がERC配備チャージ410と組み合わせられるときのみ、ERC配備チャージは次のステージに移行される。次のステージで、ERC配備チャージは戦闘コマンド405と組み合わせられ、発火装置を配備させる。
図3に戻って参照すると、(戦闘パワーブロック322、そして次に戦闘スイッチ323を介して回送された)ERC350によって供給される配備チャージは、発火装置105を配備するために、発火アセンブリ335内のイニシエーションデバイス325をアクティベートするのに充分であればよい。使用されるイニシエーションデバイス325のタイプは、電子兵器ネットワークシステム105を用いるアプリケーションに依存して変化する。一実施例において、論理デバイス310及び電子アセンブリ330がマウントされる基板上に、薄型フィルムブリッジ・イニシエーションデバイスが直接配置される。当業者にとって既知なように他のタイプのイニシエーションデバイスが同様に用いられうる。このようなイニシエーションデバイスの例は、ブリッジ線により、発火材料又は薄型ブリッジが2つの大きな範囲を接続する半導体ブリッジを通じて渡されるようなイニシエーションデバイスを含む。
一実施例において、基盤上の回路トレースは論理デバイス310をイニシエータ320につなげる。論理デバイス310をイニシエータ320につなげる際に回路トレースを使用することによって、薄型フィルムブリッジ・イニシエーションデバイスに対するワイアーボンディングの必要性は、パッケージを簡略化し信頼性を向上させなければならないことを排除する。しかしながら、必要に応じて、論理デバイス310をイニシエータ320につなげるために、ワイアーボンディング又は他のタイプのコネクションが用いられる。
図5は、発火装置105に含まれる論理デバイスの一実施例を示す全体図である。一実施例において、各発火装置105内の論理デバイス305は特定用途向け集積回路(ASIC)である。他の実施例において、論理デバイス305は、これに制限するものではないが、マイクロプロセッサ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、分散ロジック、又はそれらの組み合わせなどの他の任意の適切な論理デバイスを含む。
一実施例において、論理デバイスは信号通信/パワー抽出ブロック510を含む。信号通信/パワー抽出ブロック510は、論理デバイス310が発火装置105のバスインタフェース305とインタフェース通信することを可能にする。或る実施例においては、信号通信/パワー抽出ブロック510は、論理デバイス310がバスネットワークと直接インタフェース通信することを可能にする。一実施例において、信号通信/パワー抽出ブロック510は2つのバスインタフェースピン手段により、2つのワイアバスネットワーク515とインタフェース通信する。
信号通信/パワー抽出ブロック510は、バスネットワーク515と通信し、例えば兵器バスコントローラ101から受信したデータ信号(例えば、戦闘コマンド、ERCチャージコマンドなど)を受信する。次に、データ信号は、論理デバイス310の他の論理ブロック(例えば、ERCパワーブロック545,診断ブロック540など)、或いは発火装置105のイニシエータ320に回送される。上述したように、一実施例において、兵器システムは、SBWP規格に準拠してバスネットワークのための被覆されていないツイストされたペアケーブルを用いる。このツイスト・ペアケーブルは電気パワーとデータ信号の両方を送信し、これによりパワーケーブルと信号ケーブルをそれぞれ必要とすることを排除する。
したがって、信号通信/パワー抽出ブロック510は、バスネットワーク515から電気パワーを抽出し、様々な手段及び論理ブロック(例えば、ERCパワーブロック545)のために必要とされるパワーを供給する。
各論理デバイス310及び関連する発火装置は固有の識別子を有することができる。電子兵器ネットワークシステム100は、論理デバイス310の固有の識別子を用いて特有のコマンド(例えば、戦闘コマンド)を識別し、そして電子兵器ネットワークシステム100内の特定の発火装置105に対して送信する。上述したように、電子兵器ネットワークシステム100はバスネットワーク110と接続された多重の発火装置105を含む。
多重の発火装置105のそれぞれは、異なるアクション(例えば、ボルトカッター、ケーブルカッターなど)を実行するように構成されている。兵器システム100内の発火装置105のすべてが同じアクションを実行するとしても、各発火装置が最終システムの異なる部分又はロケーションで動作するように、最終システム内でこれら装置は調整される。したがって、同一のバスにそって複数の発火装置105が接続された場合、装置に対するコマンドを独立して送るために、その装置は固有の識別子(すなわち、固有アドレス)に基づき識別されることが必要であり、その結果、コマンドが正確に回送されることを保証する。
或る実施例において、固有アドレスは論理デバイス310内のデータオブジェクトとして記憶されるコードである。詳しく言うと、固有アドレスは、論理デバイス310の識別子メモリ535に恒久的に記憶されるコードでありうる。固有の識別子は、電子兵器ネットワークシステム100がパワーアップされるたびごとに割り当てられうるのであるが、論理デバイスのハードウェア(すなわち、識別子メモリ535)でアドレスを恒久的にエンコードすることは、2つの発火装置105が後に同一アドレスで終わるというリスクを実質的に減少させる。
幾つかの例において、固有アドレスはデジタルオードであり、当業者にとって既知の二二のアドレシング・スキームを用いてエンコードされる。一例として限定するものではないが、固有アドレスは、電子兵器ネットワークシステム100内の発火装置105の数と少なくとも同じ多さのビットを有するデータワード内で単一ビットとして定義されうる。ワード内のすべてのビットは1ビットを除き低くセットされる。ワード内の高ビットポジションは、特定の論理デバイス310、したがって対応の発火装置105を一意に識別するために取っておかれる。数値コード、アルファベット文字などの他の固有識別子又はアドレスが用いられうる。
論理デバイス310は、発火装置105が固有アドレスでエンコードされることを可能にするデータブロック530を含む。データブロック530は、固有アドレスを記憶するために論理デバイス310のメモリ(識別子メモリ535)と通信する。
既知のシステムにおいて、発火装置は最終システムにインストールされる前に識別子によりタグづけ(すなわち、プログラミング)される。既知のシステムの一実施例において、この識別子は、発火装置をハウジングするパッケージ上に刻み込まれたりプリントされたりする。別の例では、発火装置は、そこに記憶されたデジタルアドレスによりエンコードされる。いずれのケースにおいても、最終システムをアセンブリしたり調整するオペレータは、発火装置に対して既に割り当てた識別子を用いることが要求され、したがって、その対応のプリプログラミングされたアドレスに関連して各発火装置をトラックしなければならない。言い換えると、バスコントローラは、ネットワークシステムで用いられる発火装置に対応するプリプログラミングされたアドレスに従って構成されなければならない。それゆえ、プリプログラミングは、最終システムにおける電子兵器システムのインストールのフレキシビリティを制限するものとなる。
上述したような既知のプリプログラミングシステムは、安全性の問題に苦しむかもしれない。電子兵器ネットワークシステム内の発火装置は、それらが最終システムにインストールされる前に恒久アドレスと既に関連しているので、最終システムのオペレータは、アドレスに対する各装置のロケーションの相関を手作業でトラックしなければならない。この相関は、実質的には、発火装置に対する発行コマンド(例えば、点火コマンド)で用いられる。ロケーションに対して装置を相関させる際にオペレータがなし得る任意のエラーは、例えば、意図しない装置へ発行された点火コマンドを生じさせ、安全性の問題へと導くことになるであろう。
先行の解決方法とは異なり、且つここで述べた技術に従い、固有アドレスはプリエンコードされたり識別子メモリ535に記憶されたりせず、これにより、最終システムにインストールされる前、その間、又はその後である任意の時点で、電子兵器ネットワークシステム100のアドレスプログラミングを可能にする。以下に詳述するとおり、固有アドレスは論理デバイスが最終システムにインストールされた後(又は論理デバイスがインストールされるとき)に論理デバイスに記憶されるようにすることができる。
一実施例において、論理デバイスをハウジングする(即ち、論理デバイスを含む集積回路をハウジングする)パッケージは、モードピン520を含む。上述したように、論理デバイス310は、当初は、固有アドレスを割り当てていない。電子兵器ネットワークシステム100が最終システムにインストールされ、その時点では、どの発火装置105も固有アドレスをキャリーしていない。最終システムに電子兵器ネットワークシステム100がインストールされた後(又はその間に)、固有アドレスで各発火装置をエンコードするためにモードピンが用いられる。
一実施例において、モードピン520はバスネットワーク515に接続されず、このバスネットワーク515とは独立した分離バス(図示せず)を用いて操作される。分離バスは、特定の論理状態(例えば、ロジックハイ(high))でモードピン520を設定するために用いられる。幾つかの例では、例えば、発火装置105のモードピン520は、当初は、ロジックロー(low)レベルの初期状態である。発火装置105が固有アドレスでプログラミングされるとき、モードピン520は、例えばロジックハイ(high)の値に設定される。
幾つかの例において、モードピン520は、ワイヤー又はメッセージケーブルを介してプログラミンググデバイスと一時的に接続し、インストールの前、その間、又はその後で論理デバイス310の固有アドレスをプログラム処理する。プログラミンググデバイスはモードピン520に信号を提供するよう構成されている携帯型(例えば、ハンドヘルド)の装置であり、モードピン520が特定の論理状態にセットされるようにする。これは、論理デバイス310がアドレスプログラムのモードを入力して、発火装置105の恒久アドレスになるであろうコードを受信し記憶することができるようにするものである。他の例の場合、ユーザは接続手段(例えば、ワイヤージャック、ワイヤープローブなど)を用いて、モードピン520を例えば電圧源に接続し、そして特定の論理状態でモードピンをセットするためにモードピン520に電圧を直接的に加える。このような例の場合、固有アドレスにより協力して各デバイスをプログラム処理するため、デバイスが最終システムにインストールされる間又はその後に、ユーザは各デバイスを手作業で操作する。
一実施例において、(特定の論理状態でモードピンをセットされた)発火装置105は、バスネットワーク515を通じてアドレス信号を受信する。或る実施例では、兵器バスコントローラ101はバスネットワーク515を通じてアドレス信号を送信する。ここで、特定の論理状態でモードピンをセットされた論理デバイス310(すなわち、アドレスプログラムモードにある論理デバイス310)は、アドレス信号を受信する。残りの論理デバイス(すなわち、特定の論理状態でモードピンがセットされていない論理デバイス)は、アドレス信号を受け付けない。信号通信/パワー抽出ブロック510は、アドレス信号を受信し、そしてこのアドレス信号をシステムブロック530に伝達する。或る例では、信号通信/パワー抽出ブロック510(又は信号通信/パワー抽出ブロックと通信するデータブロック530)は、モードピン520上で論理状態をモニタリングし、そして兵器バスコントローラ101がアドレス信号を送信するとき(このとき、モードピンは特定の論理状態である)、バスネットワーク515からアドレス信号を取得する。
別の実施例において、プログラム処理される発火装置105は、外部ソースからアドレス信号を受信する。或る実施例では、例えば、プログラミングデバイスは発火装置105にアドレス信号を供給するために使用される。上述したように、プログラミングデバイスは、当初は、アドレスプログラムモードに発火装置105をセットするために(すなわち、特定の論理状態でモードピン520をセットすることによって)、使用される。次にプログラミングデバイスは、モードピン520を用いてアドレス信号におけるタイムを記録する。上述したように、モードピン520は、(直接的、或いは幾つかの実施例では信号通信/パワー抽出ブロック510を介して)データブロック530に電気的に接続されている。このような例では、データブロック530はモードピン520からアドレス信号を受信する。
幾つかの例において、データブロック530はアドレス信号を受信し、対応する固有アドレスを生成する。上述したように、データブロック530は任意のアドレシングスキームを用いてアドレス信号をエンコードし、固有アドレスを生成する。次に、データブロック530は、論理デバイス310の識別子メモリ535に生成した固有アドレスを記憶する。他の例では、データブロック530は、この受信したアドレス信号を固有アドレスとして直接使用し、識別子メモリ535内に受信したアドレス信号を記憶する。
識別子メモリ535に固有アドレスを記憶した後、モードピン520はデフォルトの論理状態の値にリセットされる。幾つかの例において、論理デバイスの信号通信/パワー抽出ブロック510はモードピン520をリセットする。他の例では、プログラミングデバイスが特定の論理状態でモードピン520をセットするために使用された場合、そのプログラミングデバイスは、論理デバイス310がアドレス信号を受信した後で、モードピン520をリセットする。
上述したように、多数の発火装置が最終システム内で用いられ、様々なオペレーションを実行する。例えば、ミサイルシステムにおいては、第1のグループの発火装置は、ミサイル打上げの間、エンジン点火装置のために使用される。第2のグループの発火装置は、ステージ分離などを実現するために、ミサイルの飛行中、後のステージで使用される。したがって、一実施例において、1つの特定のグループに属する発火装置は、類似のアドレスでエンコードされる(例えば、ある1つのグループに属する発火装置は、共通の「予め決まった」値を含むアドレスを有する)。これは、例えば兵器バスコントローラが、予め固定された値を特定することによって共通のグループの発火装置に対して同時にコマンド(例えば、点火コマンド、診断コマンド)を送信することができるようにするものである。
次のセクションは、例えば、兵器バスコントローラ101が発火装置105と通信するというような、固有アドレスがどのように用いられるかを示すものである。兵器バスコントローラ101は、例えば、アドレスフィールド、フレーム、アドレスされるべき特定の論理デバイスを識別するコマンド信号において他の指し示すものを含むことにより、特定の論理デバイスにデジタルコマンド信号を送信する。或る例において、そのコマンド信号は固有アドレスと同じ数のビットをもつアドレスフレームを含む。アドレスフレームにおけるすべてのビットは、1ビットを除きロー(low)に設定されている。アドレスフレーム内のハイ(high)ビットの位置は、単一の発火装置の固有アドレスに対応する。したがって、この典型的なコマンドは、対応する固有アドレスをもつ論理デバイスによって認識されるであろう。
幾つかの例において、アドレシングスキームは、兵器バスコントローラ101が一群の発火装置を同時にアドレスできるように拡張される。この場合、一群とは2つの発火装置から全ての発火装置までの範囲である。一例であって制限するものではないが、アドレスフレームのハイ(high)に対して1ビットよりも多くセットすることによって、一群の発火装置が点火される。この場合、その一群の発火装置のそれぞれにおける論理デバイスは、アドレスフレームのハイ(high)に対してセットされた1ビットに対応する固有アドレスを有している。
再び、図5を参照すると、論理バイアス310は、一実施例においてERCパワーブロック545を含む。上述したように、発火装置105は、イニシエータ320が例えば配備/戦闘/点火コマンドを受信するとき、イニシエータ320に対して配備チャージを提供するERC350を含む。一実施例において、イニシエータ320が戦闘コマンドを受信するとき、ERC350を含む。ERC350はバスネットワーク515からのパワーを用いてチャージアップする。一実施例において、ERCパワーブロック545は、ERC350と電気的に接合されている。ERCパワーブロック545は、信号通信/パワー抽出ブロック510と通信して、イニシエータ320が戦闘コマンドを受信するいなや、ERC350にチャージパワーを供給する。
さらに、SBWP規格に準拠して、ERC350は、外部チャージコマンドを受信した後にのみ、イニシエータ320に配備チャージを更に供給する。この外部チャージコマンドは、例えば兵器バスコントローラにより発行された点火や戦闘コマンドとは独立している。一実施例において、論理デバイス310の信号通信/パワー抽出ブロック510は、バスネットワーク515から外部チャージコマンドを受信し、この外部チャージコマンドをERCパワーブロック545に回送する。したがって、ERC350と電気的に接合されたERCパワーブロック545は、ERC350に対して、チャージパワーと外部ERC外部コマンドの両方を供給する。
一実施例において、論理デバイス310はイニシエータインタフェース550を含む。上述したように、或る例において、イニシエータ320の電子アセンブリ330は、論理デバイス310内に存在する(図5において図示せず)。別の例では、イニシエータ320の電子アセンブリ330は論理デバイス310の外部に存在する。いずれの場合であっても。論理デバイス310の信号通信/パワー抽出ブロック510は、バスネットワーク515からデータ信号(例えば、戦闘コマンドなど)及びパワーを抽出し、これらをイニシエータインタフェース550経由でイニシエータ320へ回送する。
一実施例において、論理デバイス310は診断ブロック540も含む。兵器バスコントローラ101は、発火装置105に要求を送信して、発火装置内で1以上の診断テストを実行する。ある例では、兵器バスコントローラは発火装置105にコマンド送信して、一組の診断テストを実行する。このような場合、論理デバイス310の信号通信/パワー抽出ブロック510は、バスネットワーク515を通じて送信された診断コマンドを受信する。次に、信号通信/パワー抽出ブロック510は、このコマンドを診断ブロック540に送信する。診断ブロック540は、単一の診断コマンドに応じて、複数の診断テストを開始し、発火装置105の様々なコンポーネントから診断結果を受信する。
一実施例において、診断ブロック540が各コンポーネントから状態表示又は結果を受信するとき、それはすべてのコンポーネントの状態をあらわすデジタルコードを生成する。次に診断ブロック540は、信号通信/パワー抽出ブロック510に対してコードを送信する。信号通信/パワー抽出ブロック510はこのコードを、バスネットワーク515を通じて兵器バスコントローラ101に送信する。幾つかの実施例において、診断ブロック540は、論理デバイス310のローカルメモリ(不図示)に診断テストの結果を記憶する。兵器バスコントローラ101は、例えば電子兵器ネットワークシステム100又は最終システムの中心プロセッサに対して結果を報告する。他の例では、兵器バスコントローラは単にデータを内部に記憶したり、電子兵器ネットワークシステム100のオペレータやユーザに対して例えば可視化媒体(例えば、LEDインジケータ、コンピュータモニタなど)を用いてそのデータを表示する。
以下のセクションは、論理デバイス310により実行される診断テストの一例を詳細に記載している。一実施例において、診断ブロック540は、発火装置105の(イニシエータ320のイニシエーションデバイス325の)点火ブリッジが無傷であるかどうかを決定するために診断テストを開始する。点火エレメントが各イニシエータ320で無傷でるか否かを決定することは、電子兵器ネットワークシステム100の継続した操作性を変更することに重要となる。点火エレメントの完全性は、そこに、例えば少しだけコントロールされた電流量を流すことによってテストされる。この診断テストの可能性として考えられる出力は、高すぎる抵抗、低すぎる抵抗、及び範囲内の抵抗である。抵抗が高すぎる場合、電子兵器ネットワークシステム100は点火エレメントが壊れたことを暗示する。抵抗が低すぎる場合、電子兵器ネットワークシステム100は点火エレメントがショートしたことを暗示する。
同様に、診断ブロック540は、例えばERCパワーブロックに適切なコマンドを送信することによって、ERCの完全性を決定するための診断テストを開始する。類似の診断が、同様の発火装置の他のコンポーネントで実行される。その結果、診断ブロック540は、兵器バスコントローラからコマンドを受信し、複数の診断テストを開始する。
これは、従来の解決方法とは異なっており、例えば、オペレータ(又はデバイス開始診断テスト)がそれぞれの診断テストコマンドを送出し、発火装置の各コンポーネントで診断テストを実行する。オペレータは各コマンドをそれぞれに発行しなければならないので、従来の解決方法における各発火装置の診断テストは時間を消費し面倒なものであった。
したがって、診断ブロック540と関連してここに記載される技術は、発火装置105のあらゆるコンポーネントをテストするためのコマンドをそれぞれに送出するという、ユーザ又はオペレータの必要性を未然に除去するものである。
図6は、電子兵器ネットワークシステムにおける発火装置のアドレスを定義するための全体方法をあらわすフロー図である。一実施例において、多重の発火装置がバスネットワーク605に接続されている。各発火装置は発火装置を識別する固有アドレスを記憶するためのメモリロケーションを更に含む論理デバイスを備える。幾つかの例の場合、論理デバイスは集積回路としてパッケージされたASICデバイスである。この時点では、アドレスメモリロケーションはどんなアドレスも含んでいない。論理デバイスは、発火装置が最終システムにインストールされる前に、この固有アドレスでエンコードされてはいない。
バスネットワークに接続された多重の発火装置は、当該バスネットワークを通じてパワー及びデータ信号を受信する。一実施例において、バスネットワーク及び発火装置に送信されたデータは、兵器バスコントローラ610を用いてコントロールされる。兵器バスコントローラは、多重の発火装置及びバスネットワークとともに、電子兵器ネットワークシステム615を形成するために一緒にアセンブリされる。
次に、電子兵器ネットワークシステムは最終システム620にインストールされる。電子兵器ネットワークシステムが最終システムにインストールされた後、兵器バスコントローラは一連の固有アドレス信号を送信して、各発火装置内の論理デバイスが固有アドレス625を選択的に生成し記憶できるようにする。
図7は、電子兵器ネットワークシステムにおける各発火装置により、固有アドレスを割り当てるプロセスを示したフローチャートである。一実施例において、上述したように、電子兵器ネットワークシステムは最終システム705にインストールされる。幾つかの例において、電子兵器ネットワークシステムはバスネットワークに接続された器バスコントローラ及び多重の発火装置を含む。
各発火装置に対する固有アドレスの割り当ては、第1の発火装置710の選択で開始する。720で、第1の発火装置の論理デバイスのモードピンは特定の論理状態に設定される。一実施例において、上述したように、このモードピンは外部プログラミングデバイスと一時的に接続し、モードピンをロジックハイ(high)の値に設定する。モードピンが特定の論理状態に設定された後、アドレス信号は論理デバイス725に送信される。上述したように、幾つかの例において、これはバスネットワークを介したアドレス信号の送信により達成される。他の例では、アドレス信号は(例えば、外部ログラミングデバイスを用いてアドレス信号においてタイムを記録することにより、)論理デバイスの中でモードピンを用いながらタイム記録される。
特定の論理状態でモードピンを設定することは、第1の発火装置の論理デバイスがバスネットワーク730からアドレス信号を取得できるようにするものである。論理デバイスは受信したアドレス信号に基づき固有アドレスを生成する。他の例では、論理デバイスは論理デバイス735の特定メモリにその後に記憶される。
図8は、発火装置内の診断サービス一式を実行する方法を示すフロー図である。一実施例において、兵器バスコントローラは発火装置にコマンドを送信して、診断テスト一式805を実行するよう発火装置に要求する。発火装置に含まれる論理デバイスは、診断デバイス810により受信された要求を受信するように適合された診断ブロックを含む。
診断テストを実行するためのコマンドを受信することを受けて、論理デバイスの診断ブロックは診断テスト一式815を開始する。例えば、診断テストは発火装置の様々なコンポーネントで完全性のチェックを実行する。例えば、診断テストは、(発火装置の)イニシエータの点火ブリッジに対してコントロールされた電流量が送信されるようにし、その点火ブリッジがショート、オープン又は正常のどの状態であるかを決定する。同様に、別の例において、点火ブリッジは論理デバイスと電気的に接続されるERCで完全性のチェックを実行する。
各診断テストが完了すると、ある実施例では、診断ブロックは全テストの結果を受信する(820)。一実施例において、診断ブロックは、全テストの結果を示すコードを生成し、バスコントローラにそのコードを送信する(825)。別の実施例では、診断ブロックは、各診断テストの結果を兵器バスコントローラに対して一つずつ送信する。1以上の診断テストの結果を受信すると、兵器バスコントローラはユーザやオペレータのために報告を準備し、或いは可視化媒体(例えば、LEDインジケータ、コンピュータモニタなど)を用いて、電子兵器ネットワークシステム100のユーザやオペレータに診断テストの結果を送信する。
図9は、ERCにより、イニシエータの発火要素又は開始デバイスに対して展開チャージを供給するプロセスを示したフロー図である。一実施例において、論理デバイスは兵器バスコントローラ905から戦闘又は点火コマンドを受信する。次に論理デバイスは、この戦闘コマンドを、イニシエータ及びERC(又は幾つかの実施例においては、ERCのコントロールブロック)に送信する(910)。戦闘コマンドを受信すると、ERCはバスネットワークから受信したパワーを用いて配備チャージレベルにまでチャージする。配備チャージレベルは、点火エレメント又はイニシエーションデバイスがそれを展開させるよう適合されたチャージである。
915での処理は、ERCが配備チャージレベルにまでチャージされたかどうかを特定する。もしチャージされていなければ、920に移行し、ERCが配備チャージレベルに到達したかどうかを再びチェックする前に、所定の時間量を待つ。ERCが配備チャージレベルに到達したら、その処理はERCが外部チャージコマンドを受信したかどうかを確認する(925)。外部チャージコマンドは、安全な電子制御方式の標準規格(SBWP)に準拠して実行される安全メカニズムであり、戦闘コマンドとは独立して送信される。ERCによってイニシエータに展開チャージを供給することができる前に、ERCは戦闘チャージコマンドを受信しなければならない。
ERCがERCチャージコマンドをそれぞれに独立して受信した後、ERCはイニシエータに配備チャージを供給し、点火エレメント又はイニシエーションデバイスが配備を行えるようにする。ステップ915及び925は互いに必ずしも従う必要がないことに留意された。或る実施例では、ステップ915及び925の処理は、一方の処理が他方の処理を確認する前に完了されることを要求することなく、両パラメータのために独立してチェックする。
ここで述べた技術は様々な形式及び方法で具体化される。上述した詳細な説明及び図面は本発明の典型的な実施例を示す。当業者であれば、本発明は記載されていない他の形式及び方法で具体化されうることを理解するであろう。第1、第2、最初、及び最後などの関連語の使用は、1つのエントリやアクションを他のものと区別するために、そのようなエントリやアクション間での実際の関係や順序を要求したり示唆することなく用いられていることを理解されたい。
さらに、当業者であれば、上述した例や実施例は例示であって、本発明の範囲を制限するものではない。当業者が本明細書を読み図面を検討すれば明らかなあらゆる置換、強化、均等物、組み合わせ、及び改良が本発明の精神及び範囲内に含まれることを意図している。それゆえ、添付の特許請求の範囲は、本発明の精神及び範囲内にある修正、置換、及び均等物すべてを含むことを意味するものである。

Claims (27)

  1. データを送信するバスネットワークと、前記バスネットワークに接続された発火装置と、前記発火装置の固有アドレスを記憶する論理デバイスと、前記バスネットワークを制御する兵器バスコントローラを有する電子兵器ネットワークシステムであって、
    前記論理デバイスは前記発火装置に含まれる集積回路であって、前記固有アドレスを記憶する特定メモリを含み、
    前記兵器バスコントローラは、最終システムに前記電子兵器ネットワークシステムをインストールする間又はその後に、前記最終システム内の論理デバイスに前記固有アドレスを送信する前記電子兵器ネットワークシステム。
  2. 前記集積回路は、モードピンを含むパッケージ内にハウジングされる、請求項1に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  3. 前記論理デバイスは、前記モードピンに電気的に接続されたデータコントローラを含む、請求項2に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  4. 前記データコントローラは、前記モードピンの特定の論理状態を検出し、当該特定の論理状態が検出されると前記バスネットワークからアドレス信号を取得する、請求項3に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  5. 前記データコントローラは、前記アドレス信号に基づき前記固有アドレスを生成し、前記論理デバイス内の前記特定メモリに前記固有アドレスを記憶する、請求項4に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  6. 前記特定メモリに記憶された固有アドレスは書換え不可能である、請求項5に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  7. 前記論理デバイスは、前記最終システムに前記電子兵器ネットワークシステムがインストールされる前は、前記特定メモリにアドレスを記憶しない、請求項5に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  8. 前記電子兵器ネットワークシステムが安全な電子制御方式の標準規格に基づく、請求項1に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  9. 前記論理デバイスが診断ブロックを含む、請求項1に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  10. 前記診断ブロックが前記兵器バスコントローラから診断要求を受信する、請求項9に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  11. 前記診断ブロックは、前記診断要求を受信すると、前記発火装置で複数の診断テストを実行する、請求項10に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  12. 前記パッケージはエネルギー貯蔵キャパシター(ERC)ピンを含み、前記ERCピンは外部ERCと電気的に接続される、請求項2に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  13. 前記論理デバイスは前記ERCピンと電気的に接続されるERCコントローラを含み、前記発火装置が戦闘コマンドを受信した後に、前記ERCコントローラは、前記ERCにより前記発火装置に対して配備チャージを提供できるようにする、請求項12に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  14. 前記ERCコントローラは、戦闘コマンドに対する外部信号を受信し、前記ERCが前記配備チャージを提供できるようにする、請求項12に記載の電子兵器ネットワークシステム。
  15. 電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法であって、
    前記発火装置を前記電子兵器システムのバスネットワークに接続する処理であって、前記発火装置は、当該発火装置の固有アドレスを記憶する特定メモリを含む集積回路である論理デバイスを含む当該接続する処理と、
    前記論理デバイスの特定メモリに対する前記固有アドレスをエンコードする処理であって、前記固有アドレスは、最終システムに前記電子兵器ネットワークシステムがインストールされる間又はその後に、前記最終システム内の論理デバイスに対してエンコードされる当該エンコードする処理と、
    を含む方法。
  16. 兵器バスコントローラを用いて、アドレス可能なバスを制御し、前記固有アドレスを前記論理デバイスの特定メモリに送信することを更に含む、請求項15に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  17. 前記論理デバイスが前記兵器バスコントローラにより送信されたアドレス信号を取得することができるように、アドレス論理デバイスのピンモードを特定の論理状態に設定する処理を更に含み、前記ピンモードは前記集積回路をハウジングするパッケージに含まれている、請求項16に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  18. 前記アドレス信号を前記バスネットワークから取得し、前記アドレス信号に基づき前記固有アドレスを生成するデータコントローラを用いて、前記ピンモードの特定の論理状態を検出する処理を更に含む、請求項17に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  19. 前記論理デバイスの特定メモリに前記固有アドレスを記憶する、請求項18に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  20. 前記特定メモリに記憶された固有アドレスは書換え不可能である、請求項18に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  21. 前記固有アドレスは、前記最終システムに前記電子兵器ネットワークシステムがインストールされる前は、前記論理デバイスの特定メモリにアドレスが記憶されない、請求項18に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  22. 前記兵器バスコントローラから受信した要求に応じて、前記発火装置で複数の診断テストを実行する、請求項15に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  23. 前記複数の診断テストは、前記発火装置のイニシエータの点火エレメントの完全性を実証することを含む、請求項22に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  24. 前記複数の診断テストは、前記発火装置に含まれるERCの完全性を実証することを含む、請求項23に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  25. 前記発火装置が戦闘コマンドを受信した後に、前記ERCコントローラは前記発火装置に対して配備チャージを提供できるようにする処理を更に含む、請求項15に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  26. 前記ERCが前記発火装置に対して配備チャージを提供できるようにする前に、前記戦闘コマンドに対する外部信号を受信する処理を更に含む、請求項25に記載の電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法。
  27. データを送信するバスネットワークと、前記バスネットワークに接続された発火装置と、前記発火装置に含まれる集積回路であって前記発火装置の固有アドレスを記憶する論理デバイスとを有する電子兵器ネットワークシステムであって、
    前記論理デバイスは、
    前記固有アドレスを記憶する特定メモリと、
    モードピンと、
    前記モードピンに電気的に接続されたデータコントローラであって、前記モードピンの特定の論理状態を検出し、及び、前記モードピンの特定の論理状態が検出されると前記バスネットワークからアドレス信号を取得して、前記特定メモリに前記固有アドレスを記憶する、
    ことを含み、
    最終システムに前記電子兵器ネットワークシステムをインストールする間又はその後に、前記バスネットワークを制御して、前記最終システム内の論理デバイスに前記固有アドレスを送信する兵器バスコントローラ、
    を備えた前記電子兵器ネットワークシステム。
JP2011544550A 2008-12-31 2009-12-24 電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法及びシステム Active JP5576877B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/347,905 US8213151B2 (en) 2008-12-31 2008-12-31 Methods and systems for defining addresses for pyrotechnic devices networked in an electronic ordnance system
US12/347,905 2008-12-31
PCT/US2009/069543 WO2010117395A1 (en) 2008-12-31 2009-12-24 Methods and systems for defining addresses for pyrotechnic devices networked in an electronic ordnance system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012514181A true JP2012514181A (ja) 2012-06-21
JP5576877B2 JP5576877B2 (ja) 2014-08-20

Family

ID=42936471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011544550A Active JP5576877B2 (ja) 2008-12-31 2009-12-24 電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法及びシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8213151B2 (ja)
EP (1) EP2384412B1 (ja)
JP (1) JP5576877B2 (ja)
BR (1) BRPI0923752A2 (ja)
WO (1) WO2010117395A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8213151B2 (en) * 2008-12-31 2012-07-03 Pacific Scientific Energetic Materials Company (California), LLC Methods and systems for defining addresses for pyrotechnic devices networked in an electronic ordnance system
US9127918B2 (en) * 2012-09-10 2015-09-08 Alliant Techsystems Inc. Distributed ordnance system, multiple stage ordnance system, and related methods
EP3189225A4 (en) 2014-09-03 2018-04-11 Pacific Scientific Energetic Materials Company Propulsion system comprising plurality of individually selectable solid fuel motors
CN105605994A (zh) * 2015-10-10 2016-05-25 湖南辰州矿业有限责任公司 一种导爆管爆破网络结构及爆破方法
WO2017096498A1 (zh) * 2015-12-11 2017-06-15 陈默 基于rs485通信系统的从机参数设置方法
US10518907B2 (en) * 2016-09-13 2019-12-31 Ensign-Bickford Aerospace & Defense Company Spacecraft device initiation system
US10549869B2 (en) 2016-09-13 2020-02-04 Ensign-Bickford Aerospace & Defense Company Multipoint payload release system
GB2549559B (en) 2016-09-26 2019-06-12 Guardian Global Tech Limited Downhole firing tool
US10077970B2 (en) 2016-12-12 2018-09-18 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. System and method for stores communications
US9810515B1 (en) * 2017-02-03 2017-11-07 Pacific Scientific Energetic Materials Company (California) LLC Multi-level networked ordnance system
CN106767200B (zh) * 2017-02-17 2018-09-18 湖南烟花爆竹产品安全质量监督检测中心 烟花爆竹环保性能检测装置
US11268376B1 (en) * 2019-03-27 2022-03-08 Acuity Technical Designs, LLC Downhole safety switch and communication protocol
EP4100692A4 (en) 2020-02-06 2024-03-06 Austin Star Detonator Company INTEGRATED IGNITION SENSORS
US11619119B1 (en) 2020-04-10 2023-04-04 Integrated Solutions, Inc. Downhole gun tube extension

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5014622A (en) * 1987-07-31 1991-05-14 Michel Jullian Blasting system and components therefor
EP0604694A1 (en) * 1992-12-31 1994-07-06 Union Espanola De Explosivos S.A. Electronic system for sequential blasting
US6152011A (en) * 1998-01-27 2000-11-28 Lockheed Martin Corp. System for controlling and independently firing multiple missiles of different types
US6275756B1 (en) * 2000-06-21 2001-08-14 Breed Automotive Technology, Inc. Smart ignitor control system
US6283227B1 (en) * 1998-10-27 2001-09-04 Schlumberger Technology Corporation Downhole activation system that assigns and retrieves identifiers
US6584907B2 (en) * 2000-03-17 2003-07-01 Ensign-Bickford Aerospace & Defense Company Ordnance firing system
US20090314175A1 (en) * 2000-09-06 2009-12-24 Pacific Scientific Networked electronic ordnance system
US20120137914A1 (en) * 2008-12-31 2012-06-07 Pacific Scientific Energetic Materials Methods and systems for defining addresses for pyrotechnic devices networked in an electronic ordnance system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2749073B1 (fr) * 1996-05-24 1998-08-14 Davey Bickford Procede de commande de detonateurs du type a module d'allumage electronique, ensemble code de commande de tir et module d'allumage pour sa mise en oeuvre
US6300764B1 (en) * 1998-08-14 2001-10-09 Lockheed Martin Corporation Apparatus and method for performing built-in testing of a squib fire network
US7644661B1 (en) * 2000-09-06 2010-01-12 Ps/Emc West, Llc Networked electronic ordnance system
US7107908B2 (en) * 2003-07-15 2006-09-19 Special Devices, Inc. Firing-readiness diagnostic of a pyrotechnic device such as an electronic detonator
US7216589B2 (en) 2004-01-27 2007-05-15 Lucent Technologies Inc. Fuse for projected ordnance
US7762189B2 (en) 2006-12-29 2010-07-27 Pacific Scientific Energetic Materials Company Networked pyrotechnic actuator incorporating high-pressure bellows

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5014622A (en) * 1987-07-31 1991-05-14 Michel Jullian Blasting system and components therefor
EP0604694A1 (en) * 1992-12-31 1994-07-06 Union Espanola De Explosivos S.A. Electronic system for sequential blasting
US6152011A (en) * 1998-01-27 2000-11-28 Lockheed Martin Corp. System for controlling and independently firing multiple missiles of different types
US6283227B1 (en) * 1998-10-27 2001-09-04 Schlumberger Technology Corporation Downhole activation system that assigns and retrieves identifiers
US6584907B2 (en) * 2000-03-17 2003-07-01 Ensign-Bickford Aerospace & Defense Company Ordnance firing system
US6275756B1 (en) * 2000-06-21 2001-08-14 Breed Automotive Technology, Inc. Smart ignitor control system
US20090314175A1 (en) * 2000-09-06 2009-12-24 Pacific Scientific Networked electronic ordnance system
US20120137914A1 (en) * 2008-12-31 2012-06-07 Pacific Scientific Energetic Materials Methods and systems for defining addresses for pyrotechnic devices networked in an electronic ordnance system

Also Published As

Publication number Publication date
EP2384412B1 (en) 2015-04-08
JP5576877B2 (ja) 2014-08-20
BRPI0923752A2 (pt) 2016-01-19
US20120137914A1 (en) 2012-06-07
WO2010117395A1 (en) 2010-10-14
US8213151B2 (en) 2012-07-03
EP2384412A1 (en) 2011-11-09
EP2384412A4 (en) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5576877B2 (ja) 電子兵器システムでネットワーク化された発火装置のアドレスを定義するための方法及びシステム
US8136448B2 (en) Networked electronic ordnance system
JP2875508B2 (ja) ミサイル試験方法
US20100175574A1 (en) Networked electronic ordnance system
US6718881B2 (en) Ordnance control and initiation system and related method
JP6368309B2 (ja) 高電圧発火ユニット、軍需品システム、およびその動作方法
US8037823B2 (en) Networked pyrotechnic actuator incorporating high-pressure bellows
JP2004510116A (ja) オードゥナンス点火システム
JP2005178771A (ja) 共通バスを有するオードナンス・システム、その動作方法、及びそれを含む航空宇宙ビークル
US11913762B1 (en) Multi-level networked ordnance system
US20140238259A1 (en) Fireworks launching system and firework launching method
KR101551703B1 (ko) 모의된 실제 특성을 이용한 유도탄 발사절차 점검 시스템
KR20190090401A (ko) 스토어 통신 시스템 및 방법
CN110440642B (zh) 一种靶弹测发控系统
KR102618178B1 (ko) 다수의 기폭 모듈을 제어 및 운용하는 장치 및 그 방법
JPH03102199A (ja) 熱ビーコンイグナイタ回路
DeVries et al. Electronic safe and arm (ESA) device for solid propellant rocket motor initiation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5576877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250