JP2012510783A - ワイヤレス通信システム内で隣接するサブネットに接するセクタ内のマルチキャスト通信のサポート - Google Patents

ワイヤレス通信システム内で隣接するサブネットに接するセクタ内のマルチキャスト通信のサポート Download PDF

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Abstract

実施形態は、ワイヤレス通信システム内の境界セクタにおいてマルチキャスト通信をサポートすることを対象とする。一例では、アクセスネットワークは、所与のマルチキャストセッションに対して一次クラスタを構成し、一次クラスタは、第1のサブネット内に複数のセクタを含む。アクセスネットワークはまた、マルチキャストセッションに対して境界クラスタを構成し、境界クラスタは、一次クラスタに属するセクタと重複する少なくとも1つの境界セクタを含み、境界セクタは、第2のサブネットに属するセクタに隣接している。アクセスネットワークは、第1のデータレートにおける一次チャネル上で、一次クラスタの複数のセクタのそれぞれにおける所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信し、さらに第2のデータレートにおける補助チャネル上で、少なくとも1つの境界セクタにおける所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信する。

Description

本発明は、ワイヤレス電気通信システムにおける通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信システム内の隣接するサブネットに接するセクタにおいてマルチキャスト通信をサポートする方法に関する。
ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(中間の2.5Gネットワークおよび2.75Gネットワークを含む)、ならびに第3世代(3G)高速データ/インターネット対応のワイヤレスサービスを含む様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラおよびパーソナルコミュニケーションズサービス(PCS)システムを含む多くの異なるタイプで使用されているワイヤレス通信システムが存在する。知られているセルラシステムの例は、セルラアナログアドバンストモバイルフォンシステム(AMPS)、および符号分割多元アクセス(CDMA)、周波数分割多元アクセス(FDMA)、時分割多元アクセス(TDMA)、TDMAのグローバルシステムフォーモバイルアクセス(GSM)バリエーションに基づくデジタルセルラシステム、ならびにTDMA技術とCDMA技術の両方を使用するより新しいハイブリッドデジタル通信システムを含む。
CDMAモバイル通信を提供するための方法は、本明細書においてIS-95と呼ぶ「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」と題するTIA/EIA/IS-95-Aにおいて、Telecommunications Industry Association/Electronic Industries Associationによって米国で標準化された。AMPSとCDMAとを組み合わせたシステムは、TIA/EIA規格IS-98に記載されている。他の通信システムは、広帯域CDMA(WCDMA)、CDMA2000(例えば、CDMA2000 1xEV-DO規格など)、またはTD-SCDMAと呼ばれるものをカバーする規格IMT-2000/UM、すなわちInternational Mobile Telecommunications System 2000/Universal Mobile Telecommunications Systemに記載されている。
ワイヤレス通信システムにおいては、移動局、ハンドセット、またはアクセス端末(AT)は、基地局に隣接するか、または基地局を囲む特定の地理的領域内での通信リンクまたはサービスをサポートする固定位置基地局(セルサイト、またはセルとも呼ばれる)からの信号を受信する。基地局は、一般に、サービス品質(QoS)要件に基づいて、トラフィックを区別するための方法をサポートする標準Internet Engineering Task Force(IETF)ベースのプロトコルを使用するパケットデータネットワークであるアクセスネットワーク(AN)/無線アクセスネットワーク(RAN)にエントリポイントを与える。そのため、基地局は一般に、オーバーザエアインターフェースを通じてATと対話し、インターネットプロトコル(IP)ネットワークデータパケットを通じてANと対話する。
ワイヤレス電気通信システムにおいては、プッシュツートーク(PTT)機能がサービスセクタおよび消費者に普及している。PTTは、CDMA、FDMA、TDMA、GSMなどの標準の商用ワイヤレスインフラストラクチャを介して動作する「ディスパッチ」音声サービスをサポートすることが可能である。ディスパッチモデルにおいては、エンドポイント(AT)間の通信が仮想グループ内で生じ、そこでは1人の「話者」の音声が、1人または複数の「聴者」に送信される。このタイプの通信の単一のインスタンスは、通常、ディスパッチ呼、または単にPTT呼と呼ばれる。PTT呼は、呼の特性を規定するグループのインスタンス化である。グループは本質的に、グループ名またはグループ識別子など、メンバリストおよび関連する情報によって規定される。
従来、ワイヤレス通信システム内のデータパケットは、単一の宛先またはアクセス端末に送られるように構成された。単一の宛先へのデータ送信は、「ユニキャスト」と呼ばれる。モバイル通信が増加するにつれて、所与のデータを複数のアクセス端末に同時に送信する機能がより重要になってきている。したがって、複数の宛先またはターゲットアクセス端末への同じパケットまたはメッセージの同時データ送信をサポートするためのプロトコルが採用されてきた。「ブロードキャスト」は、(例えば、所与のサービスプロバイダによってサービスされる所与のセル内などの)すべての宛先またはアクセス端末へのデータパケットの送信を示し、「マルチキャスト」は、宛先またはアクセス端末の所与のグループへのデータパケットの送信を示す。一例では、宛先の所与のグループ、すなわち「マルチキャストグループ」は、(例えば、所与のサービスプロバイダによってサービスされる所与のグループ内などに)複数の、かつすべてよりは少ない可能な宛先またはアクセス端末を含むことが可能である。しかし、少なくともいくつかの状況においては、マルチキャストグループが、ユニキャストと同様に、ただ1つのアクセス端末を備えること、あるいは代替として、マルチキャストグループが、ブロードキャストと同様に、(例えば、セルもしくはセクタ内に)すべてのアクセス端末を備えることが可能である。
ブロードキャストおよび/またはマルチキャストは、マルチキャストグループに対応する複数の連続ユニキャスト動作を実行する、複数のデータ送信を同時に処理するための一意的なブロードキャスト/マルチキャストチャネル(BCH)を割り当てるなど、いくつかのやり方でワイヤレス通信システム内で実行可能である。プッシュツートーク通信用にブロードキャストチャネルを使用する従来のシステムが、2007年3月1日付けの「Push-To-Talk Group Call System Using CDMA 1x-EVDO Cellular Network」と題する米国特許出願公開第2007/0049314号に記載されており、その内容は、その全体を参照によって本明細書に組み込まれている。公開第2007/0049314号に記載されているように、従来のシグナリング技術を使用するプッシュツートーク呼に対して、ブロードキャストチャネルが使用可能である。ブロードキャストチャネルの使用は、従来のユニキャスト技術に比べて帯域幅要件を改善することが可能であるが、ブロードキャストチャネルの従来のシグナリングは、依然として、さらなるオーバーヘッドおよび/または遅延を招く可能性があり、システム性能を低下させることがある。
第3世代パートナーシッププロジェクト2(「3GPP2」)は、CDMA2000ネットワークにおけるマルチキャスト通信をサポートするためのブロードキャストマルチキャストサービス(BCMCS)仕様を規定している。したがって、2006年2月14日付けの「CDMA2000 High Rate Broadcast-Multicast Packet Data Air Interface Specification」と題する3GPP2のBCMCS仕様のバージョン、Version 1.0 C.S0054-Aは、その全体を参照によって本明細書により組み込まれている。
米国特許出願公開第2007/0049314号 米国特許仮出願第60/974,808号
「CDMA2000 High Rate Broadcast-Multicast Packet Data Air Interface Specification」と題する3GPP2のBCMCS仕様のバージョン、Version 1.0 C.S0054-A
実施形態は、ワイヤレス通信システム内の境界セクタにおいてマルチキャスト通信をサポートすることを対象とする。一例では、アクセスネットワークは、所与のマルチキャストセッションに対して一次クラスタを構成し、一次クラスタは、第1のサブネット内に複数のセクタを含む。アクセスネットワークはまた、マルチキャストセッションに対して境界クラスタを構成し、境界クラスタは、一次クラスタに属するセクタと重複する少なくとも1つの境界セクタを含み、境界セクタは、第2のサブネットに属するセクタに隣接している。アクセスネットワークは、第1のデータレートにおける一次チャネル上で、一次クラスタの複数のセクタのそれぞれにおける所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信し、さらに第2のデータレートにおける補助チャネル上で、少なくとも1つの境界セクタにおける所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信する。
さらなる例では、第1のサブネットに属し、第2のサブネットに属する少なくとも1つのセクタに隣接している境界セクタのうちの1つの中に配置されたアクセス端末は、所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンク上で1つまたは複数のチャネルを示すメッセージを受け取る。アクセス端末は、ダウンリンク上の1つまたは複数のチャネルにチューニングして、所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットについて監視する。アクセス端末は、複数のチャネル上で所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを受け取り、複数のチャネルは、受け取られたメッセージによって示されたダウンリンク上で1つまたは複数のチャネルを含む。アクセス端末は、ダウンリンク上の1つまたは複数のチャネル上で、受け取られたマルチキャストパケットを復号する。
本発明の実施形態と、その付随する利点の多くのより完全な理解は、単に例示するために示されており、本発明を限定するためのものではない添付の図面に関連して考慮されると、同じことが以下の詳細な説明を参照することによってより良く理解されるようになるので、容易に得られるであろう。
本発明の少なくとも1つの実施形態によるアクセス端末およびアクセスネットワークをサポートするワイヤレスネットワークアーキテクチャの図である。 本発明の実施形態例によるキャリアネットワークを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態によるアクセス端末を示す図である。 ワイヤレス通信システム内の複数のセクタを示す図である。 図4のワイヤレス通信システムのワイヤレスネットワークアーキテクチャを示す図である。 本発明の実施形態によるクラスタ初期化プロセスを示す図である。 サブネット間の境界クラスタをさらに示す図4のワイヤレス通信システムを示す図である。 図7のワイヤレス通信システムのサブネット内のブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)送信を示す図である。 本発明の実施形態による図7のワイヤレス通信システムの境界セクタにおいて実行されるマルチキャストメッセージングプロセスを示す図である。 本発明の実施形態によるサブネット全体のマルチキャストについてのクラスタ初期化プロセスを示す図である。 本発明の実施形態による別のワイヤレス通信システムを示す図である。 図11のワイヤレス通信システムのサブネット内のブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)送信を示す図である。 本発明の実施形態による図11のワイヤレス通信システムの境界セクタにおいて実行されるマルチキャストメッセージングプロセスを示す図である。
本発明の具体的な実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の態様を開示する。本発明の範囲から逸脱しなければ、代替の実施形態が考案可能である。加えて、本発明のよく知られている要素については、本発明に関連する詳細を曖昧にしないように詳細には説明しないか、または省略する。
用語「例示的」および/または「例」は、本明細書においては「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書に「例示的」および/または「例」として説明するいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましい、または有利であると解釈すべきではない。同様に、用語「本発明の実施形態」は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。
さらには、多くの実施形態を、例えば、コンピューティングデバイスの要素によって実行すべき動作のシーケンスに関して説明する。本明細書に説明する様々な動作は、特別な回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行可能であることは理解されよう。加えて、本明細書に説明する動作のこれらのシーケンスは、実行されると、関連するプロセッサに本明細書に説明する機能を実行させることになるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で、全体的に実施すべきであると見なすことが可能である。したがって、本発明の様々な態様は、いくつかの異なる形態で実施可能であり、そのすべてが、主張される主題の範囲内に入ると企図されている。加えて、本明細書に説明する実施形態ごとに、いずれのこのような実施形態の対応する形態を、例えば、説明する動作を実行する「ように構成されている論理」として本明細書に説明することがある。
本明細書においてアクセス端末(AT)と呼ぶ高速データレート(HDR)加入者局は、移動式であっても、または固定式であってもよく、本明細書においてモデムプールトランシーバ(MPT)または基地局(BS)と呼ぶ1つまたは複数のHDR基地局と通信することが可能である。アクセス端末は、1つまたは複数のモデムプールトランシーバを通じて、モデムプールコントローラ(MPC)、基地局コントローラ(BSC)および/またはパケット制御機能(PCF)と呼ばれるHDR基地局コントローラとデータパケットを送受信する。モデムプールトランシーバおよびモデムプールコントローラは、アクセスネットワークと呼ばれるネットワークの一部である。アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間でデータパケットをトランスポートする。
アクセスネットワークは、企業イントラネットまたはインターネットなど、アクセスネットワークの外部の追加のネットワークにさらに接続可能であり、各アクセス端末と、このような外部のネットワークとの間でデータパケットをトランスポートすることが可能である。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立したアクセス端末は、アクティブアクセス端末と呼ばれ、トラフィック状態にあると言われる。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立する途中にあるアクセス端末は、接続セットアップ状態にあると言われる。アクセス端末は、ワイヤレスチャネルを通じて、または例えば、光ファイバもしくは同軸ケーブルを使用する有線チャネルを通じて通信する任意のデータデバイスであることが可能である。アクセス端末はさらには、いくつかのタイプのデバイスのいずれかであってよく、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部または内部モデム、あるいはワイヤレス電話または有線電話を含むが、それらに限定されない。アクセス端末がモデムプールトランシーバに信号を送信する通信リンクは、逆方向リンクまたは逆方向トラフィックチャネルと呼ばれる。モデムプールトランシーバがアクセス端末に信号を送信する通信リンクは、順方向リンクまたは順方向トラフィックチャネルと呼ばれる。本明細書において使用する限り、用語トラフィックチャネルは、順方向トラフィックチャネルか、または逆方向トラフィックチャネルかのいずれかを示すことが可能である。
図1は、本発明の少なくとも1つの実施形態によるワイヤレスシステム100の1つの例示的な実施形態のブロック図を示している。システム100は、エアインターフェース104を挟んで、アクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)120と通じているセルラ電話102など、アクセス端末を含むことが可能であり、そのアクセスネットワークは、アクセス端末102を、パケット交換データネットワーク(例えば、イントラネット、インターネット、および/またはキャリアネットワーク126)と、アクセス端末102、108、110、112との間のデータ接続をもたらすネットワーク機器に接続することが可能である。ここに示すように、アクセス端末は、セルラ電話102であっても、パーソナルデジタルアシスタント108であっても、双方向テキストページャとしてここには示すページャ110であっても、またはさらには、ワイヤレス通信ポータルを有する別箇のコンピュータプラットフォーム112であってもよい。したがって、本発明の実施形態は、ワイヤレスモデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話、またはそれらの任意の組合せもしくは部分的な組合せを限定なしに含む、ワイヤレス通信ポータルを含むか、またはワイヤレス通信機能を有する任意の形態のアクセス端末上で実現可能である。さらには、本明細書に使用する限り、用語「アクセス端末」、「ワイヤレスデバイス」、「クライアントデバイス」、「モバイル端末」、およびそれらの変形形態は、互換的に使用可能である。
再び図1を参照すると、ワイヤレスネットワーク100の構成要素、および本発明の例示的な実施形態の要素の相互関係は、図示の構成に限定されない。システム100は、単に例示的なものに過ぎず、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112など、リモートアクセス端末が、相互間で、ならびに/あるいはキャリアネットワーク126、インターネット、および/または他のリモートサーバを限定なしに含むエアインターフェース104とRAN120とを介して接続されている構成要素間で、オーバーザエアで通信できるようにする任意のシステムを含むことが可能である。
RAN120は、基地局コントローラ/パケット制御機能(BSC/PCF)122に送られる(典型的には、データパケットとして送られる)メッセージを制御する。BSC/PCF122は、パケットデータサービスノード100(「PDSN」)と、アクセス端末102/108/110/112との間のベアラチャネル(すなわち、データチャネル)のシグナリング、確立、およびティアダウンを担っている。リンク層暗号化が可能な場合、BSC/PCF122はまた、コンテンツを暗号化して、それをエアインターフェース104を通じて転送する。BSC/PCF122の機能は、当技術分野でよく知られており、簡潔にするためにこれ以上は論じない。キャリアネットワーク126は、ネットワーク、インターネット、および/または公衆交換電話ネットワーク(PSTN)によって、BSC/PCF122と通信することが可能である。あるいは、BSC/PCF122は、インターネットまたは外部ネットワークに直接、接続することが可能である。典型的には、キャリアネットワーク126と、BSC/PCF122との間のネットワークまたはインターネット接続は、データを転送し、PSTNは、音声情報を転送する。BSC/PCF122は、複数の基地局(BS)、またはモデムプールトランシーバ(MPT)124に接続可能である。キャリアネットワークと同様のやり方で、BSC/PCF122は、典型的には、データ転送および/または音声情報のために、ネットワーク、インターネットおよび/またはPSTNによってMPT/BSに接続される。MPT/BS124は、セルラ電話102など、アクセス端末にデータメッセージをワイヤレスでブロードキャストすることが可能である。MPT/BS124、BSC/PCF122、および他の構成要素は、当技術分野で知られているように、RAN120を形成することが可能である。しかし、代替の構成もまた使用可能であり、本発明は、図示の構成に限定されない。例えば、別の実施形態においては、BSC/PCF122および1つまたは複数のMPT/BS124の機能は、BSC/PCF122とMPT/BS124との両方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに縮小可能である。
図2は、本発明の実施形態によるキャリアネットワーク126を示している。図2の実施形態において、キャリアネットワーク126は、パケットデータサービスノード(PDSN)160と、ブロードキャストサービングノード(BSN)165と、アプリケーションサーバ170と、インターネット175とを含む。しかし、代替の実施形態においては、アプリケーションサーバ170および他の構成要素は、キャリアネットワークの外部に配置可能である。PDSN160は、例えば、cdma2000無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば、図1のRAN120)を使用して、インターネット175、イントラネットおよび/またはリモートサーバ(例えば、アプリケーションサーバ170)へのアクセスを移動局(例えば、図1による102、108、110、112など、アクセス端末)に提供する。アクセスゲートウェイとして機能すると、PDSN160は、単純IPおよびモバイルIPアクセス、外部エージェントサポート、ならびにパケットトランスポートを提供することが可能である。PDSN160は、認証、認可、および課金(AAA: Authentication、authorization、Accounting)のサーバ、ならびに他のサポートインフラストラクチャのためのクライアントとして機能することが可能であり、当技術分野で知られているIPネットワークへのゲートウェイを移動局に提供する。図2に示すように、PDSN160は、従来のA10接続を介して、RAN120(例えば、BSC/PCF122)と通信することが可能である。A10接続は、当技術分野でよく知られており、簡潔にするためにこれ以上は説明しない。
図2を参照すると、ブロードキャストサービスノード(BSN)165は、マルチキャストサービスおよびブロードキャストサービスをサポートするように構成可能である。BSN165については、より詳細に後述する。BSN165は、ブロードキャスト(BC)A10接続を介してRAN120(例えば、BSC/PCF122)と、かつインターネット175を介してアプリケーションサーバ170と通信する。BCA10接続は、マルチキャストメッセージングおよび/またはブロードキャストメッセージングを転送するために使用される。したがって、アプリケーションサーバ170は、インターネット175を介してユニキャストメッセージングをPDSN160に送り、インターネット175を介してマルチキャストメッセージングをBSN165に送る。
概して、より詳細に後述するように、RAN120は、BCA10接続を介してBSN165から受信したマルチキャストメッセージをエアインターフェース104のブロードキャストチャネル(BCH)により1つまたは複数のアクセス端末200に送信する。
図3を参照すると、セルラ電話など、アクセス端末200(ここではワイヤレスデバイス)は、キャリアネットワーク126、インターネットおよび/または他のリモートサーバ、ならびにネットワークから最終的に発生することがある、RAN120から送信されたソフトウェアアプリケーション、データおよび/またはコマンドを受信し、実行することが可能なプラットフォーム202を有する。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(「ASIC」208)、または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、あるいは他のデータ処理デバイスに動作可能に結合されたトランシーバ206を含むことが可能である。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212内の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)210層を実行する。メモリ212は、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EEPROM、フラッシュカード、あるいはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリから構成可能である。プラットフォーム202はまた、メモリ212内でアクティブに使用されないアプリケーションを保持することが可能なローカルデータベース214を含んでもよい。ローカルデータベース214は、典型的には、フラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなど、当技術分野で知られている任意の二次記憶デバイスであってよい。内部プラットフォーム202の構成要素はまた、当技術分野で知られているように、他の構成要素の中でもアンテナ222、ディスプレイ224、プッシュツートークボタン228、およびキーパッド226などの外部デバイスに動作可能に結合可能である。
したがって、本発明の実施形態は、本明細書に説明する機能を実行する機能を含むアクセス端末を含むことが可能である。当業者なら理解するように、本明細書に開示する機能を達成するために、様々な論理要素が、ディスクリートな要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアとの任意の組合せで実施可能である。例えば、ASIC208、メモリ212、API210、およびローカルデータベース214をすべて協働して使用して、本明細書に開示する様々な機能をロードし、記憶し、実行することが可能であり、したがって、これらの機能を実行する論理は、様々な要素全体にわたって分配可能である。あるいは、機能は、1つのディスクリートな構成要素内に組込み可能である。そのため、図3におけるアクセス端末の特徴は、単に例示的なものに過ぎないと見なすべきであり、本発明は、図示した特徴または構成に限定されない。
アクセス端末102と、RAN120との間のワイヤレス通信は、符号分割多元アクセス(CDMA)、WCDMA、時分割多元アクセス(TDMA)、周波数分割多元アクセス(FDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、またはワイヤレス通信システムもしくはデータ通信システムで使用可能な他のプロトコルなど、種々の技術に基づくことが可能である。データ通信は、典型的には、クライアントデバイス102と、MPT/BS124と、BSC/PCF122との間を行き来する。BSC/PCF122は、キャリアネットワーク126、PSTNインターネット、仮想プライベートネットワークなどの複数のデータネットワークに接続可能であり、したがって、アクセス端末102が、より広範囲の通信ネットワークにアクセスすることを可能にする。前述したように、および当技術分野で知られているように、音声送信および/またはデータは、様々なネットワークおよび構成を使用して、RANからアクセス端末に送信可能である。したがって、本明細書に提供する実例を、本発明の実施形態を限定すると意図するものでなく、単に本発明の実施形態の態様の説明を助けるものに過ぎない。
マルチキャスト通信におけるソフト結合についての論考
図4は、ワイヤレス通信システム内の複数のセクタを示している。図4に関しては、複数のセクタ中、各符号付けされたセクタ(S1〜S16、およびT1〜T7)は、マルチキャストフロー(例えば、ブロードキャストマルチキャストサービス(BCMCS)フロー)を搬送するセクタに対応する。セクタS1〜S16は、「サポートセクタ」に対応し、セクタT1〜T17は、「ターゲットセクタ」に対応する。サポートセクタおよびターゲットセクタの挙動および特性は、本明細書の出願人に譲渡された2007年9月24日に出願の「METHODS OF SUPPORTING MULTICAST COMMUNICATIONS ASSOCIATED WITH OVERLAPPING CLUSTERS WITHIN A WIRELESS COMMUNICATIONS NETWORK」と題する米国特許仮出願第60/974,808号に、より詳細に論じられており、その全体を参照によって本明細書に明示的に組み込む。概して、ターゲットセクタは、所与のマルチキャストセッションに参加する少なくとも1つのアクセス端末を含み、サポートセクタ(例えば、隣接セクタ、隣接セクタの隣接セクタなど)は、参加するアクセス端末(「マルチキャストグループメンバ」)を含まず、ターゲットセクタ内のマルチキャストグループメンバにおいて「ソフト結合」し易くするために、少なくとも部分的にマルチキャストフローを搬送する。
ソフト結合は、BCMCSなど、マルチキャスト通信プロトコルにおける重要な機能である。ソフト結合は、一般に、他のセクタから送信される信号とともにアクセス端末の現在のセクタ内の送信を使用して、送信をより良く分割するアクセス端末を示す。BCMCSフレームワークにおいて、これは、必要に応じて、マルチキャストグループメンバが、サポートセクタまたは他のターゲットセクタに送信されるBCMCSセッション(例えば、プッシュツートーク(PTT)セッション)にダウンリンクブロードキャストを使用して、マルチキャストグループメンバの現在のサービスセクタのBCMCSセッションに対してそのダウンリンクブロードキャストを復号するのに役立つことが可能であることを意味する。
典型的には、BCMCSフローを監視するアクセス端末(AT)は、(i)すべての近傍セクタが、同じインターレース多重(IM)ペアを使用し、(ii)その近傍セクタの送信が同期化される(すなわち、各セクタが同じパケットを同時に送信する)場合、比較的高いソフト結合利得を得ることが可能である。概して、当技術分野で知られているように、各BCMCSフローは、特定のサブネット内で、所与のIMペア上で搬送される。BCMCSセッションに参加を望むアクセス端末は、RAN120によって送られるブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)を監視する。BOMは、BCMCSフローを(例えば、関連するBCMCSFlowIDをリスト表示することによって)アドバタイズし、関連するIMペアを示し、それによって、アクセス端末は、ダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上の特定のBCMCSフローに「チューニング」することが可能である。異なるBCMCSフローを搬送するIMペアを使用するこのやり方は、当技術分野でよく知られており、公開第2007/0049314号内に、より詳細に論じられている(すなわち、背景(Background)セクションに参照によって組み込まれる)。
ソフト結合条件(i)および(ii)は、マルチキャストセッションのブロードキャストエリアが単一の「サブネット」にわたる場合、サブネットの内部セクタ(すなわち、同じサブネットのセクタによって囲まれているセクタ)においては比較的満たし易い。本明細書に使用する限り、サブネットは、図1に関して上述したBSC/PCF122など、RAN120における単一のネットワーク要素、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または他のネットワーク要素によって制御されるセクタのセットを示す。例えば、RNCは、典型的には、NodeBと呼ばれる、1つまたは複数の基地局を制御するUMTS RANに使用される。以下、それぞれが、単一のRNCの制御下にあるサブネットを参照する。しかし、当業者には理解されるように、RAN120が適合するように構成されているその基準(例えば、UMITS、GSMなど)に基づいて、他のネットワーク要素がRNCの代わりに使用可能である。したがって、以下、用語RNCの使用は、本発明の実施形態をUMTSに限定することを意図するものではない。したがって、サブネットのRNCは、同じIMペア上で、および実質的に同時に、BCMCSフローを送信するように各基地局に命令することが可能であるという理由から、ソフト結合条件(i)および(ii)をサブネットの内部セクタにおいて満たすことが可能である。
しかし、BCMCSフローについてのブロードキャストエリアが、複数のサブネットにわたる場合、ソフト結合条件(i)および(ii)を満たすことはより困難になる。図4を参照すると、ターゲットセクタT1からT4およびサポートセクタS1からS9は、第1のRNCによって制御される第1のサブネット内に含まれ、ターゲットセクタT5からT7およびサポートセクタS10からS16は、第2のRNCによって制御される第2のサブネット内に含まれる。第1のサブネットと、第2のサブネットの間のサブネットの境界を、図4に垂直な点線として示している。
次に、サブネット間のソフト結合の難しさを説明する一例を、図5に関して述べる。図5を参照すると、S1〜S9およびT1〜T4を制御する第1のRNCは、RNC505に対応し、S10〜S16およびT5〜T7を制御する第2のRNCは、RNC510に対応する。示すように、RNC505およびRNC510は、(例えば、図1のBSC/PCF122の代わりに)RAN120内に含まれる。マルチキャストパケットは、BSN165において(例えば、アプリケーションサーバ170から)受け取られ、BSN165は、RNC505およびRNC510のそれぞれが少なくとも1つのターゲットセクタを含むので、第1のRNC505および第2のRNC510にマルチキャストパケットを転送する。
図5を参照すると、第1のサブネットのターゲットセクタT4および第2のサブネットのターゲットセクタT5を示している。明示してはいないが、ターゲットセクタT4およびT5のそれぞれは、RNC505およびRNC510がそれぞれ接続される所与のMPT/BS124またはNode Bによってサービスされることが認識される。マルチキャストセッションに参加するアクセス端末は、第2のサブネットとのサブネット境界に比較的近接する第1のサブネットのターゲットセクタT4内に位置付けられる。
上記提供した議論を考慮して理解されるように、ターゲットセクタT4内に位置付けられたアクセス端末におけるソフト結合は、2つのソフト結合条件が満たされる場合、より容易になる。マルチキャストセッションについてのIMペア同期化に関しては、第1のサブネットのRNC505と、第2のサブネットのRNC510とが、必ずしも同じIMペアを使用するとは限らない。したがって、ターゲットセクタT4およびT5におけるダウンリンクBCHの同じIMペア上で搬送されるマルチキャストセッションを有することによって、ソフト結合条件(i)を満たすためには、RNC505およびRNC510は、両方のサブネットに使用すべきIMペア上で通信し、承諾することが必要である。マルチキャストセッションを搬送するサブネットの数は、3つ以上であり得るので、異なるサブネットのRNC間のこのIMペアのネゴシエーションは、同じIMペアがすべての参加するサブネットにおいて利用できないことがあるという理由で、比較的複雑な可能性がある。
さらには、ワイヤレス通信システムにおいてすべてのサブネットが特定のマルチキャストセッションに対して同じIMペアを使用するように構成されていると仮定しても、これだけでは、ソフト結合条件(ii)が満たされることを保証することは不可能である。言い換えれば、マルチキャストセッションと関連するパケットは、各サブネット内での各セクタにおいて必ずしも同時に送信されるとは限らない。一例として、第1のRNC505および第2のRNC510はそれぞれ、BSN165から「個々に」マルチキャストパケットを受け取る。したがって、RNC505およびRNC510における所与のマルチキャストパケットの到着時間は、必ずしも同じとは限らない(例えば、マルチキャストパケットがRNC505およびRNC510に異なる時間に送信される場合、BSN165と、RNC505およびRNC510との間に異なるバックホール遅延がある場合など)。したがって、図4および図5の第1のサブネットおよび第2のサブネットが、マルチキャストセッションに対して同じIMペアを使用すると承諾することを仮定しても、RNC505が、ダウンリンクBCH上でIMペアの前に所与のマルチキャストパケットを受け取り、RNC510が、IMペアの後に所与のマルチキャストパケットを受け取る場合、RNC505およびRNC510におけるマルチキャストパケットの送信は同期化されず、それにより、ソフト結合条件(ii)は満たされなくなる。そのため、ソフト結合が、サブネット境界に比較的近接しているアクセス端末に確実に利用できるようにすることは困難な可能性がある。
サブネット境界における信頼できるマルチキャスティングのための境界クラスタの確立
上述したように、マルチキャストセッション(例えば、PTT呼など、BCMCSセッション)に参加し、ソフト結合を可能にするのに十分な信号を有する、サブネット境界に比較的近接して位置付けられているアクセス端末を提供することは比較的困難な可能性がある。したがって、次に、より詳細に説明する本発明の実施形態は、「境界」セクタ(例えば、第2のサブネット内のセクタに隣接している第1のサブネット内のセクタ)内でマルチキャストフローを搬送する二次チャネル、すなわち補助チャネルを提供することを対象とする。
図6は、本発明の実施形態によるクラスタ初期化プロセスを示している。本明細書に使用する限り、「クラスタ」は、ダウンリンクBCHが、特定のマルチキャストセッションに対してBCMCSフローを搬送するセクタのセット(例えば、1つまたは複数のセクタ)に対応する。
図6を参照すると、600および605において、RNC505およびRNC510それぞれは、所与のマルチキャストセッションに対して第1および第2のサブネットの一次クラスタをそれぞれ構成する。本明細書に使用する限り、「一次」クラスタは、(例えば、図4に示す)ターゲットセクタとサポートセクタとのグループに対応する。図4を参照すると、RNC505に対する第1のサブネットの一次クラスタは、ターゲットセクタT1からT4を含み、RNC510に対する第2のサブネットの一次クラスタは、ターゲットセクタT5からT7およびサポートセクタS10からS16を含む。一次クラスタは、サブネットに固有であり、それにより、任意の一次クラスタのみが、1つの特定のサブネットに属するか、または単一のRNCによって制御されるセクタを含む。クラスタの確立について、ならびにアクセス端末が配置される場所に対する変化に対応するためにクラスタがいかに変更可能であるかについてのより詳細な説明が、本明細書の出願人に譲渡された2007年9月24日に出願の「METHODS OF SUPPORTING MULTICAST COMMUNICATIONS ASSOCIATED WITH OVERLAPPING CLUSTERS WITHIN A WIRELESS COMMUNICATIONS NETWORK」と題する米国特許仮出願第60/974,808号の中に見られ、すでにその全体を上述の参照によって組み込んでいる。構成ステップ600および605は、第1および第2のサブネットの第1および第2の一次クラスタへのIMペア割当てをそれぞれ含む。一例では、RNC505およびRNC510が、十分なIMペアリソースを有する場合、同じIMペアが第1および第2の一次クラスタに割り当てられるような承諾が、RNC505およびRNC510の間でなされてよい。あるいは、第1および第2の一次クラスタは、マルチキャストセッションを搬送するダウンリンクBCH上で、必ずしも同じIMペアを割り当てられなくてもよい。
次に、610および615において、RNC505およびRNC510それぞれは、マルチキャストセッションに対してサブネット間の境界クラスタを構成する。RNC505によって制御される第1のサブネットに対するサブネット間の境界クラスタは、別のサブネットのセクタに隣接している第1の一次クラスタのターゲットセクタを含み、RNC510によって制御される第2のサブネットに対するサブネット間の境界クラスタは、別のサブネットのセクタに隣接している第2の一次クラスタのターゲットセクタを含む。したがって、サブネット間の境界クラスタは、そのサブネットの一次クラスタのサブセットである。
図7は、第1および第2のサブネットのサブネット間の境界クラスタをさらに示す図4のワイヤレス通信システムを示している。したがって、第1のサブネットに対するサブネット間の境界クラスタ(610)は、第1の一次クラスタのターゲットセクタT4と重複する境界セクタB1を含む。第2のサブネットに対するサブネット間の境界クラスタ(615)は、第2の一次クラスタのターゲットセクタT5と重複する境界セクタB2を含む。
図6に戻ると、610および615の構成ステップは、第1および第2のサブネットの第1および第2のサブネット間の境界クラスタそれぞれへのIMペア割当てをさらに含む。第1および第2のサブネット間の境界クラスタに割り当てられたIMペアは、第1および第2のサブネット間の境界クラスタと重複する一次クラスタに割り当てられたIMペアとは異なる。
620および625において、第1および第2の一次クラスタのターゲットセクタおよびサポートセクタは、ターゲットセクタプロセスおよびサポートセクタプロセスをそれぞれ実行する。ターゲットセクタプロセスおよびサポートセクタプロセスの詳細な説明は、この場合も、上述したように、同時係属出願を参照することによって組み込まれている。例えば、ターゲットセクタとサポートセクタの両方は、割り当てられたIMペア上でマルチキャストフローを搬送し、1つまたは複数のBOMにおいて関連するBCMCSFlowIDに基づいて、マルチキャストセッションをさらにアドバタイズする。別の例では、ターゲットセクタおよびサポートセクタは、BOM構成の点で異なってよく、それにより、サポートセクタのBOMのRFDBビットが、マルチキャストセッションについての登録をアクセス端末に指示するように構成され、一方、ターゲットセクタのBOMのRFDBビットは、マルチキャストセッションについての登録をアクセス端末に指示しないように構成可能になる。
630および635において、第1および第2のサブネット間の境界クラスタは、ダウンリンクBCHの割り当てられた補助IMペア上で、各境界セクタにおけるマルチキャストフローを搬送する。一例では、サブネット間の境界クラスタは、一次クラスタの一次IMペアよりも低いデータレートにおけるダウンリンクBCHの割り当てられた補助IMペア上で、マルチキャストフローを搬送する。例えば、一次クラスタが一秒当たり307.2キロビット(kbps)でマルチキャストフローを搬送する場合には、境界クラスタは、76.8kbpsでマルチキャストフローを搬送する。補助IMペアは、(例えば、一次IMペアと比較して)比較的控えめなデータレートにより構成可能であるので、境界クラスタにおける補助IMペアの復号の難しさは、一次IMペアと比べると緩和される。したがって、境界クラスタ内でのより多くのアクセス端末は、一次IMペアよりも補助IMペアを復号できる可能性の方が高い。例えば、サブネット境界に(例えば、境界クラスタにおける所与のセクタにサービスする基地局からさらに)近接して配置されているアクセス端末は、サービス基地局に、より近接するアクセス端末よりも、一次IMペアの復号にさらに困難を伴う場合がある。したがって、サブネット境界に近いアクセス端末は、補助IMペアから便益を得ることが可能である。
アクセス端末が境界クラスタにおいてマルチキャストパケットを復号するためには、アクセス端末は、補助IMペアがマルチキャストセッションに対してマルチパケットを搬送していることを伝えられる必要がある。上述したように、BOMを使用して、BCMCSフローをアドバタイズし、ATにそれぞれのBCMCSフローを搬送しているダウンリンクBCHの関連IMペアに関して指示する。したがって、一次クラスタのターゲットセクタであり、また境界クラスタに属する第1および第2のサブネットにおけるセクタは、それらのBOMを修正して、(i)一次クラスタの一次IMペアと、(ii)境界クラスタの補助IMペアとの両方を示す。さらには、チャネルの数、またはアドバタイズされたBCMCSフローを搬送するIMペアの数を示すPhysicalChannelCountフィールドは、1または2のいずれかに設定可能である。PhysicalChannelCountフィールドが、1に設定される場合、補助IMペアのみがBOMにアドバタイズされることになる。したがって、この場合には、マルチキャストグループメンバが、一次IMペアのみを復号することになる。別の例では、PhysicalChannelCountフィールドが2に設定される場合、一次IMペアと、補助IMペアとの両方が、BOMにおいてアドバタイズされることになる。この場合には、マルチキャストグループメンバは、ダウンリンクBCH上で一次IMペアと補助IMペアとの両方を復号しようと試みることになる。
次に、図7のワイヤレス通信システム内の第1および第2のサブネットにおけるBOM送信の例を図8に関して説明する。図8において、第1のサブネットの一次クラスタは、Cluster 1に対応し、第2のサブネットの一次クラスタは、Cluster 2に対応し、第1のサブネットのサブネット間の境界クラスタは、Cluster 3に対応し、第2のサブネットのサブネット間の境界クラスタは、Cluster 4に対応する。Cluster 1の一次IMペアは、IM_1であり、Cluster 2の一次IMペアは、IM_2であり、Cluster 3の補助IMペアは、IM_3であり、Cluster 4の補助IMペアは、IM_4である。さらには、境界セクタ(例えば、B1またはB2)は、一次クラスタのターゲットセクタと重複し、説明の便宜上、境界セクタBOMと、重複するターゲットセクタのBOMとは、別々に示されている。しかし、重複するセクタに送信される実際のBOMが、境界セクタに対して示されるBOMになることは理解されよう。さらには、図8において、一次クラスタのデータレートは307.2kbpsであり、境界クラスタのデータレートは76.8kbpsであると仮定される。しかし、これらのデータレートは、単に例示目的のために提供されたものに過ぎず、本発明の他の実施形態は、異なるデータレートと関連する一次クラスタおよび境界クラスタを対象とすることが可能であることが理解されよう。
図9は、本発明の実施形態による境界セクタにおいて実行されるマルチキャストメッセージングプロセスを示している。具体的には、図9は、図8に関して上記提供した仮定に基づいて、第1のサブネット内の境界セクタB1(ターゲットセクタT4でもある)において実行されるマルチキャストメッセージングプロセスを示している。900において、RAN120は、アナウンスされたキャストセッションと関連するBOMを送信する。BOMは、少なくとも1つのBCMCSFlowID(例えば、「ID-3」)をアドバタイズし、RFDBビットを設定して、アクセス端末に登録要求を送信しないように指示し(例えば、「RFDB=0」)、PhysicalChannelCountを1または2のいずれかに設定し、アドバタイズされたBCMCSフローを搬送するときに、(例えば、PhysicalChannelCount=1ならば)IM_3のみか、または(例えば、PhysicalChannelCount=2ならば)IM_1およびIM_3の両方かのいずれかをリスト表示する。境界セクタB1内のアクセス端末は、BOMを受け取り、PhysicalChannelCountの値に応じて、IM_3、またはIM_1およびIM_3にチューニングする(905)。
図9を参照すると、910において、RAN120は、第1のデータレート(例えば、307.2kbps)で、境界セクタB1におけるダウンリンクBCHのIM_1上で、アドバタイズされたBCMCSフローと関連するマルチキャストパケットを送信する。915において、RAN120は、第2のデータレート(例えば、76.8kbps)で、境界セクタB1におけるダウンリンクBCHのIM_3上で、アドバタイズされたBCMCSフローと関連するマルチキャストパケットを送信する。920において、ATは、BOMが両方のチャネルをアドバタイズするかどうかに応じて、IM_3(910)、またはIM_1およびIM_3(915)の送信に基づいてマルチキャストパケットを復号する。
当業者には理解されるように、IMペアのうちのいずれかの成功した復号とは、ATがマルチキャストパケットをうまく復号することが可能であることを意味するので、920において、アクセス端末は、IM_3上のみでマルチキャストパケットを復号することと比べて、IM_1およびIM_3の両方の送信に基づいてマルチキャストパケットを復号する可能性が高まる。この復号の便益は、余分なリソースがダウンリンクBCH上で補助IMペアに割り当てられるという犠牲を伴って達成される。
本発明の上述の実施形態は、サブネット間のマルチキャストに対する単一のサブネット境界に関して確立された境界クラスタを対象としてきたが、境界クラスタはまた、2つ以上の他のサブネットとの境界を有するサブネットに対するサブネット間のマルチキャスト(すなわち、単一のサブネット内に生じるマルチキャスト)に対して構成可能である。したがって、本発明の別の実施形態は、次に、より詳細に説明するように、複数のサブネット境界を有するサブネットに対するサブネット全体のマルチキャストを対象とする。
図10は、本発明の実施形態によるサブネット全体のマルチキャストについてのクラスタ初期化プロセスを示している。図10を参照すると、RNC505は、RNC505によって制御されたサブネットの各セクタにおいてマルチキャストメッセージを送信するように指示されたと仮定する。これは、ターゲットATが実際、各セクタ内に存在しているかどうかには関係なく、RNC505によって制御されたサブネットの各セクタは、ターゲットセクタとして解釈されることを意味する(例えば、それにより、どのセクタがターゲットセクタであるか、どれがサポートセクタであるか、およびどれが非サポートセクタであるかを確定するために、RNC505は実際に、RAN120に保持されたデータベースをチェックする必要がなくなる)。さらには、RNC505のサブネットを図11に示し、かつターゲットセクタT1からT19を含むと仮定する。
したがって、1000において、RNC505は、サブネット全体のマルチキャストセッションに対して一次クラスタを構成する。また、1000において、RNC505は、一次クラスタにIMペアを割り当てる。一例では、マルチキャストセッションが、他のサブネットに搬送される場合、RNC505は、そのIMペア割当てを、マルチキャストセッションを搬送する他のサブネットのRNCにより調整しようと試みることが可能である。この場合、マルチキャストセッションは、RNC505のサブネットのすべてのセクタにおいて搬送されることになるので、一次クラスタは、ターゲットセクタT1からT19のそれぞれを含む。
次に、1005において、RNC505は、マルチキャストセッションに対して1つまたは複数のサブネット間の境界クラスタを構成する。図11を参照すると、セクタT8からT19のそれぞれが、別のRNCによって制御される少なくとも1つのセクタに接するか、または隣接しているので、ターゲットセクタT8からT19のそれぞれは境界セクタである。したがって、セクタT8からT19を、あるいは境界セクタB1からB12と呼ぶことも可能である。各境界クラスタに割り当てられた補助IMペアは同じであっても、あるいは代替として、互いと異なってもよい。一例では、各境界クラスタに割り当てられた補助IMペアは、同じであってよく、それにより、境界クラスタにおけるATは、異なる境界セクタからの補助IMペア信号をソフト結合することが可能になる。1010において、ターゲットセクタT1からT19は、図6のステップ620および625に関して上述したそれらのそれぞれのプロセスを実行する。また、ターゲットセクタプロセスの詳細な説明は、上述の同時係属出願を参照することによって組み込まれている。
1015において、RNC505のサブネットに対する境界クラスタまたは複数の境界クラスタは、ダウンリンクBCHの割り当てられた補助IMペア上で、各境界セクタ(すなわち、B1からB12、またはT8からT19)におけるマルチキャストフローを搬送する。一例では、サブネット間の境界クラスタまたは複数の境界クラスタは、一次クラスタの一次IMペアよりも低いデータレートで、ダウンリンクBCHの割り当てられた補助IMペア上で、マルチキャストフローを搬送する。例えば、一次クラスタは、1秒当たり307.2キロビット(kbps)でマルチキャストフローを搬送し、次いで、各境界クラスタは、76.8kbpsでマルチキャストフローを搬送する。
次に、図11のワイヤレス通信システム内のRNC505のサブネットにおけるBOM送信の一例を図12に関して説明する。図12において、一次クラスタは、Cluster 1に対応し、サブネットのサブネット間の境界クラスタは、Cluster 2に対応する。Cluster 1の一次IMペアはIM_1であり、Cluster 2の補助IMペアはIM_2である。さらには、図12において、Cluster 1(すなわち、一次クラスタ)のデータレートは307.2kbpsであり、Cluster 2のデータレートは76.8kbpsであると仮定される。しかし、これらのデータレートは、単に例示目的のために提供されたものに過ぎず、本発明の他の実施形態は、異なるデータレートと関連する一次クラスタおよび境界クラスタを対象とすることが可能であることが理解されよう。
図13は、本発明の実施形態による境界セクタにおいて実行されるマルチキャストメッセージングプロセスを示している。具体的には、図13は、図10、図11、および図12に関して上記提供した仮定に基づくCluster 2に属する境界セクタB1において実行されるマルチキャストメッセージングプロセスを示している。1300において、RAN120は、アナウンスされたマルチキャストセッションと関連するBOMを送信する。BOMは、少なくとも1つのBCMCSFlowID(例えば、「ID-3」)をアドバタイズし、RFDBビットを設定して、アクセス端末に登録要求を送信しないように指示し(例えば、「RFDB=0」)、PhysicalChannelCountを1または2のいずれかに設定し、アドバタイズされたBCMCSフローを搬送するときに、(例えば、PhysicalChannelCount=1ならば)IM_2を、または(例えば、PhysicalChannelCount=2ならば)IM_1およびIM_2の両方をリスト表示する。境界セクタB1内のアクセス端末は、BOMを受け取り、BOMにアドバタイズされたIMペアの数に応じて、IM_2、またはIM_1およびIM_2の両方にチューニングする(1305)。
図13を参照すると、1310において、RAN120は、第1のデータレート(例えば、307.2kbps)で、境界セクタB1におけるダウンリンクBCHのIM_1上で、アドバタイズされたBCMCSフローと関連するマルチキャストパケットを送信する。1315において、RAN120は、第2のデータレートで(例えば、76.8kbps)で、境界セクタB1におけるダウンリンクBCHのIM_2上で、アドバタイズされたBCMCSフローと関連するマルチキャストパケットを送信する。1320において、ATは、少なくともIM_2に基づいてマルチキャストパケットを復号する(例えば、PhysicalChannelCount=2ならば、IM_1およびIM_2の両方、またはPhysicalChannelCount=1ならば、IM_2のみ)。
当業者には理解されるように、IMペアのうちのいずれかの成功した復号とは、ATがマルチキャストパケットをうまく復号することが可能であることを意味するので、アクセス端末は、1320において、IM_1およびIM_2の両方の送信に基づいてマルチキャストパケットを復号する可能性が高まる。この復号の便益は、余分なリソースがダウンリンクBCH上で補助IMペアに割り当てられるという犠牲を伴って達成される。
さらには、上述の実施形態において、アクセス端末が、ダウンリンクBCH上の一次チャネル上で送られたマルチキャストパケットを復号するのを助けるために、ダウンリンクBCH上の補助チャネルがマルチパケットを搬送するように構成されていることを説明してきた。補助チャネルは、境界セクタとは異なるサブネットに属するセクタに隣接している境界セクタにおいて使用される。補助チャネルは、境界セクタにおけるアクセス端末が、マルチキャストセッションと関連するパケットをより良く復号することを可能にする。
情報および信号が、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表現可能であることは、当業者には理解されよう。例えば、上述の説明の全体にわたって参照可能なデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表現可能である。
さらには、本明細書に開示する実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装可能であることを当業者には理解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップをそれらの機能に関して概括的に上述した。このような機能が、ハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約によって決まる。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々なやり方で実装することが可能であるが、このような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものと解釈すべきではない。
本明細書に開示する実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートなゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートなハードウェア構成要素、あるいは本明細書に説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せにより実装または実行可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代替では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサであっても、コントローラであっても、マイクロコントローラであっても、または状態マシンであってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のこのような構成として実装可能である。
本明細書に開示する実施形態に関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、直接、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで実施可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐してよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが、記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことが可能になるように、プロセッサに結合される。代替では、記憶媒体は、プロセッサと一体であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に常駐してよい。ASICは、ユーザ端末(例えば、アクセス端末)中に常駐してよい。代替では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中のディスクリートな構成要素として常駐してもよい。
1つまたは複数の例示的な実施形態において、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装可能である。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令、またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶可能であるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信可能である。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムを転送し易くする任意の媒体をも含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく、例として、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、もしくは他の磁気記憶装置、あるいは所望のプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形態で搬送するか、または記憶するために使用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体を備えることが可能である。また、いずれの接続も、正確にはコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書に使用する限り、ディスク(Disk)およびディスク(disk)は、コンパクトディスク(disk)(CD)、レーザディスク(disk)、光ディスク(disk)、デジタル多用途ディスク(disk)(DVD)、フロッピディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disk)を含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disk)は、データをレーザで光学的に再生する。上述したものの組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
前述の開示は、本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって定義された本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正形態を本明細書において行うことが可能であることを留意すべきである。本明細書に説明する本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップ、および/または動作を、いずれの特定の順序で実行する必要はない。さらには、本発明の要素は、単数形で説明または主張されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 ワイヤレスシステム
102 アクセス端末(セルラ電話)
104 エアインターフェース
108 アクセス端末(パーソナルデジタルアシスタント)
110 アクセス端末(ページャ)
112 アクセス端末(コンピュータプラットフォーム)
120 無線アクセスネットワーク(RAN)
122 基地局コントローラ/パケット制御機能(BSC/PCF)
124 モデムプールトランシーバ(MPT)
126 キャリアネットワーク
160 パケットデータサービスノード(PDSN)
165 ブロードキャストサービスノード(BSN)
170 アプリケーションサーバ
175 インターネット
200 アクセス端末
202 プラットフォーム
206 トランシーバ
208 特定用途向け集積回路(ASIC)
210 アプリケーションプログラミングインターフェース(API)
212 メモリ
214 ローカルデータベース
222 アンテナ
224 ディスプレイ
226 キーパッド
228 プッシュツートークボタン
505 RNC
510 RNC

Claims (36)

  1. 所与のマルチキャストセッションに対して一次クラスタを構成するステップであって、前記一次クラスタは、第1のサブネット内に複数のセクタを含む、ステップと、
    前記マルチキャストセッションに対して境界クラスタを構成するステップであって、前記境界クラスタは、前記一次クラスタに属するセクタと重複する少なくとも1つの境界セクタを含み、前記境界セクタは、第2のサブネットに属するセクタに隣接している、ステップと、
    第1のデータレートにおける一次チャネル上で、前記一次クラスタの前記複数のセクタのそれぞれにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するステップと、
    第2のデータレートにおける補助チャネル上で、前記少なくとも1つの境界セクタにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するステップと
    を含む、ワイヤレス通信システム内の境界セクタにおいてマルチキャスト通信をサポートする方法。
  2. 前記第1のデータレートは、前記第2のデータレートよりも高い、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信するステップは、ダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上で前記マルチキャストパケットを送信する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上で1つまたは複数のチャネルを示すメッセージを送信するステップを
    さらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記メッセージは、前記境界クラスタに属していない前記一次クラスタのセクタ内に、前記一次チャネルを示し、前記補助チャネルを示さない、請求項4に記載の方法。
  6. 前記メッセージは、前記境界クラスタの前記少なくとも1つの境界セクタ内に、少なくとも前記補助チャネルを示す、請求項4に記載の方法。
  7. 前記メッセージは、前記境界クラスタの前記少なくとも1つの境界セクタ内に、前記一次チャネルと、前記補助チャネルとをアドバタイズする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記メッセージは、前記境界クラスタの前記少なくとも1つの境界セクタ内に、前記補助チャネルをアドバタイズし、前記一次チャネルをアドバタイズしない、請求項6に記載の方法。
  9. 前記送信されるメッセージは、前記1つまたは複数のチャネルに対する前記ダウンリンクBCH上で、インターレース多重(IM)ペアをリスト表示するブロードキャストオーバーヘッドメッセージ(BOM)である、請求項4に記載の方法。
  10. 前記境界クラスタは、前記第2のサブネットに隣接する第1の境界セクタと、第3のサブネットに隣接する第2の境界セクタとを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記境界クラスタの前記少なくとも1つの境界セクタが隣接している前記サブネットのみが、前記第2のサブネットである、請求項1に記載の方法。
  12. 前記一次クラスタの前記複数のセクタは、少なくとも1つのターゲットセクタと、少なくとも1つのサポートセクタとを含み、前記少なくとも1つのターゲットセクタは、前記所与のマルチキャストセッションに登録した1つまたは複数のアクセス端末を含み、前記少なくとも1つのサポートセクタは、前記所与のマルチキャストセッションに登録したアクセス端末を含まない、請求項1に記載の方法。
  13. 前記境界クラスタに属するセクタは、前記一次クラスタのターゲットセクタにのみ対応する、請求項12に記載の方法。
  14. 第1のサブネットに属し、第2のサブネットに属する少なくとも1つのセクタに隣接している境界セクタ内に配置されているアクセス端末においてメッセージを受け取るステップであって、前記受け取られたメッセージは、所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンク上で1つまたは複数のチャネルを示す、ステップと、
    前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネルにチューニングして、前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットについて監視するステップと、
    複数のチャネル上で前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを受け取るステップであって、前記複数のチャネルは、前記受け取られたメッセージによって示された前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネルを含む、ステップと、
    前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネル上で、前記受け取られたマルチキャストパケットを復号するステップと
    を含む、ワイヤレス通信システム内の境界セクタにおいてマルチキャスト通信を監視する方法。
  15. 前記マルチキャストパケットがそこから受け取られる前記複数のチャネルは、第1のデータレートで送信する一次チャネルと、第2のデータレートで送信する補助チャネルとを含む、請求項15に記載の方法。
  16. 1つまたは複数の他の境界セクタから、前記補助チャネル上で前記マルチキャストパケットの送信を受け取るステップを
    さらに含み、
    前記復号するステップは、前記1つまたは複数の他の境界セクタから、前記補助チャネル上で受け取られた前記マルチキャストパケットをソフト結合することによって、前記境界セクタの前記補助チャネル上で前記マルチキャストパケットを復号する、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のデータレートは、前記第2のデータレートよりも高い、請求項15に記載の方法。
  18. 前記受け取られたメッセージのみが、前記補助チャネルを示す、請求項15に記載の方法。
  19. 前記復号するステップのみが、前記補助チャネル上で前記受け取られたマルチキャストパケットを復号する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記受け取られたメッセージは、前記補助チャネルおよび前記一次チャネルの両方を示す、請求項15に記載の方法。
  21. 前記復号するステップは、前記補助チャネルおよび前記一次チャネル上で前記受け取られたマルチキャストパケットを復号する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記マルチキャストパケットは、前記ダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上で受け取られる、請求項14に記載の方法。
  23. 前記受け取られたメッセージは、前記1つまたは複数のチャネルに対する前記ダウンリンクBCH上で、インターレース多重(IM)ペアをリスト表示するブロードキャストオーバヘッドメッセージ(BOM)である、請求項22に記載の方法。
  24. 前記境界セクタは、ターゲットセクタと見なされ、その場合、ターゲットセクタは、前記所与のマルチキャストセッションに登録した1つまたは複数のアクセス端末を含む、請求項14に記載の方法。
  25. 所与のマルチキャストセッションに対して一次クラスタを構成するための手段であって、前記一次クラスタは、第1のサブネット内に複数のセクタを含む、手段と、
    前記マルチキャストセッションに対して境界クラスタを構成するための手段であって、前記境界クラスタは、前記一次クラスタに属するセクタと重複する少なくとも1つの境界セクタを含み、前記境界セクタは、第2のサブネットに属するセクタに隣接している、手段と、
    第1のデータレートにおける一次チャネル上で、前記一次クラスタの前記複数のセクタのそれぞれにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するための手段と、
    第2のデータレートにおける補助チャネル上で、前記少なくとも1つの境界セクタにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するための手段と
    を含む、ワイヤレス通信システム内のアクセスネットワーク。
  26. 前記所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上で1つまたは複数のチャネルを示すメッセージを送信するための手段をさらに含む、請求項25に記載のアクセスネットワーク。
  27. 第1のサブネットに属し、第2のサブネットに属する少なくとも1つのセクタに隣接している境界セクタ内でメッセージを受け取るための手段であって、前記受け取られたメッセージは、所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンク上で1つまたは複数のチャネルを示す、手段と、
    前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネルにチューニングして、前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットについて監視するための手段と、
    複数のチャネル上で前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを受け取るための手段であって、前記複数のチャネルは、前記受け取られたメッセージによって示された前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネルを含む、手段と、
    前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネル上で、前記受け取られたマルチキャストパケットを復号するための手段と
    を含む、ワイヤレス通信システム内のアクセス端末。
  28. 前記マルチキャストパケットがそこから受け取られる前記複数のチャネルは、第1のデータレートで送信する一次チャネルと、第2のデータレートで送信する補助チャネルとを含む、請求項27に記載のアクセス端末。
  29. 所与のマルチキャストセッションに対して一次クラスタを構成するように構成されている論理であって、前記一次クラスタは、第1のサブネット内に複数のセクタを含む、論理と、
    前記マルチキャストセッションに対して境界クラスタを構成するように構成されている論理であって、前記境界クラスタは、前記一次クラスタに属するセクタと重複する少なくとも1つの境界セクタを含み、前記境界セクタは、第2のサブネットに属するセクタに隣接している、論理と、
    第1のデータレートにおける一次チャネル上で、前記一次クラスタの前記複数のセクタのそれぞれにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するように構成されている論理と、
    第2のデータレートにおける補助チャネル上で、前記少なくとも1つの境界セクタにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するように構成されている論理と
    を含む、ワイヤレス通信システム内のアクセスネットワーク。
  30. 前記所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上で1つまたは複数のチャネルを示すメッセージを送信するように構成されている論理
    をさらに含む、請求項29に記載のアクセスネットワーク。
  31. 第1のサブネットに属し、第2のサブネットに属する少なくとも1つのセクタに隣接している境界セクタ内でメッセージを受け取るように構成されている論理であって、前記受け取られたメッセージは、所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンク上で1つまたは複数のチャネルを示す、論理と、
    前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネルにチューニングして、前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットについて監視するように構成されている論理と、
    複数のチャネル上で前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを受け取るように構成されている論理であって、前記複数のチャネルは、前記受け取られたメッセージによって示された前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネルを含む、論理と、
    前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネル上で、前記受け取られたマルチキャストパケットを復号するように構成されている論理と
    を含む、ワイヤレス通信システム内のアクセス端末。
  32. 前記マルチキャストパケットがそこから受け取られる前記複数のチャネルは、第1のデータレートで送信する一次チャネルと、第2のデータレートで送信する補助チャネルとを含む、請求項31に記載のアクセス端末。
  33. ワイヤレス通信システム内のアクセスネットワークによって実行されると、前記アクセスネットワークに動作を実行させる命令において、
    所与のマルチキャストセッションに対して一次クラスタを構成するプログラムコードであって、前記一次クラスタは、第1のサブネット内に複数のセクタを含む、プログラムコードと、
    前記マルチキャストセッションに対して境界クラスタを構成するプログラムコードであって、前記境界クラスタは、前記一次クラスタに属するセクタと重複する少なくとも1つの境界セクタを含み、前記境界セクタは、第2のサブネットに属するセクタに隣接している、プログラムコードと、
    第1のデータレートにおける一次チャネル上で、前記一次クラスタの前記複数のセクタのそれぞれにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するプログラムコードと、
    第2のデータレートにおける補助チャネル上で、前記少なくとも1つの境界セクタにおける前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットを送信するプログラムコードとを有する、命令を含む、コンピュータ可読媒体。
  34. 前記所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上で1つまたは複数のチャネルを示すメッセージを送信するプログラムコード
    をさらに含む、請求項33に記載のアクセスネットワーク。
  35. ワイヤレス通信システム内のアクセス端末によって実行されると、前記アクセス端末に動作を実行させる命令において、
    第1のサブネットに属し、第2のサブネットに属する少なくとも1つのセクタに隣接している境界セクタ内でメッセージを受け取るプログラムコードであって、前記受け取られたメッセージは、所与のマルチキャストセッションをアドバタイズし、前記所与のマルチキャストセッションが搬送されているダウンリンク上で1つまたは複数のチャネルを示す、プログラムコードと、
    前記ダウンリン上の前記1つまたは複数のチャネルにチューニングして、前記所与のマルチキャストセッションと関連するマルチキャストパケットについて監視するプログラムコードと、
    複数のチャネル上の前記所与のセッションと関連するマルチキャストパケットを受け取るプログラムコードであって、前記複数のチャネルは、前記受け取られたメッセージによって示された前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネルを含む、プログラムコードと、
    前記ダウンリンク上の前記1つまたは複数のチャネル上で、前記受け取られたマルチキャストパケットを復号するプログラムコードとを有する、命令を含む、コンピュータ可読媒体。
  36. 前記マルチキャストパケットがそこから受け取られる前記複数のチャネルは、第1のデータレートで送信する一次チャネルと、第2のデータレートで送信する補助チャネルとを含む、請求項35に記載のコンピュータ可読媒体。
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