JP2012509743A - タンポンオーバーラップの封止パターン - Google Patents

タンポンオーバーラップの封止パターン Download PDF

Info

Publication number
JP2012509743A
JP2012509743A JP2011538636A JP2011538636A JP2012509743A JP 2012509743 A JP2012509743 A JP 2012509743A JP 2011538636 A JP2011538636 A JP 2011538636A JP 2011538636 A JP2011538636 A JP 2011538636A JP 2012509743 A JP2012509743 A JP 2012509743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tampon
connection region
longitudinal
region
packaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011538636A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5536091B2 (ja
Inventor
ハンデル・オットー
リンケル・スティーブン・エム
ワイツ・シモーネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson and Johnson GmbH
Original Assignee
Johnson and Johnson GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson and Johnson GmbH filed Critical Johnson and Johnson GmbH
Publication of JP2012509743A publication Critical patent/JP2012509743A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5536091B2 publication Critical patent/JP5536091B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/551Packaging before or after use
    • A61F13/55175Packaging before or after use packaging of tampons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F15/00Auxiliary appliances for wound dressings; Dispensing containers for dressings or bandages
    • A61F15/001Packages or dispensers for bandages, cotton balls, drapes, dressings, gauze, gowns, sheets, sponges, swabsticks or towels
    • A61F15/003Packages or dispensers for bandages, cotton balls, drapes, dressings, gauze, gowns, sheets, sponges, swabsticks or towels dispensers for catamenial tampons

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

タンポンは、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材でパッケージ化される。この材料は、脆弱線が横断する1つ又は2つ以上の間隙を有する1つ又は2つ以上の接続領域で閉止される。包装材は両端で閉止され、可撓性シート状材料の重複部分が接着される長手方向のシーム領域を有する。長手方向のシーム領域は、シーム領域を画定する第1端縁及び第2端縁を有する、実質的に長手方向の接続領域を備える。脆弱線は、包装材パッケージの第1端部からある距離を置いてシーム領域内に配置される第1端部を有し、実質的に長手方向の接続領域内の間隙を通って延び、一般に包装材の周囲方向に延び、シーム領域内の実質的に長手方向の接続領域の第2端縁に配置される第2端部で終結する。脆弱線はシーム領域を延び、包装材は単一片として取り除くことができる。

Description

本発明は、タンポンなどの個々の吸収性物品の包装材に関する。具体的には、本発明は、形成された封止が、吸収性物品の周囲に延びる開封機構を妨げないようにタンポンの包装材を封止することに関する。
個人衛生物品用の個々の吸収性物品は、一般に包装材又はオーバーラップと呼ばれる材料シートによって環境から保護される。具体的には、タンポンは各タンポンを個別の一次パッケージに入れる包装材を使用しており、これらは次に、二次パッケージ(多くの場合は箱)に入れてまとめて販売されることがある。
タンポンは、一般にアプリケータタンポンと指式タンポンの2種類に分類される。アプリケータタンポンの包装材は、典型的に細長く、余裕があり、両端でフランジ又はフィンによって封止されており、一端にユーザーが長手方向に包装材を破って開封するのに用いる小さな切れ目又は切り込みを備える。指式タンポンの包装材は、典型的に密着しており、多くの場合、周囲の全体でタンポンの外表面に接触している。典型的には、指式タンポンの包装材は、2つの長手方向縁部が重なり合う管に類似する。包装材は、挿入端及び抜去端の両方で封止される。長手方向の重なり部分も、通常、熱によって封止される。この密着包装は、タンポンの形状を維持し、変形を防ぐのに役立つことがある。
指式タンポン及びアプリケータタンポンの両方の包装材の封止の例は、米国特許第4,170,305号(Hullら)、国際公開第03/082174号(Schoellingら)、米国特許第6,955,665号(Domeierら)、同第7,101,358号(Domeierら)、及び米国特許出願公開第2008/0118679号(McConnellら)に見出すことができる。
米国特許第4,170,305号は、密着包装され、清潔かつ防塵性の容易に開封可能な円筒体用の包装材を開示する。包装材は2つの穿孔領域を有し、二重に巻き付けて製品に通じるすべての経路を閉止するようにこれらの領域をずらす。包装材の端部は、ヒートシールなどの手段によって封止される。タンポンは、タブを引き起こして把持するだけで包装が解かれ、2層が共に外れて、包装材が複数片に分解される。包装材は、タンポン本体の放射状周囲を少なくとも2回延びる。
国際公開第03/082174号は、少なくとも1つの脆弱線を有する梱包材料を開示する。この線を破壊すると、製品から包装材を、好ましくは一片で剥離できる。梱包材料シートの端点は、梱包材料が端点を越えて破断しないようにするために、補強できる。
米国特許第6,955,665号は、個別にパッケージ化されたタンポンの包装材を開示することを主張する。包装材は、少なくとも1つの脆弱線で構成される開封手段を有し、この脆弱線は、長さ又は周囲に関して包装されたタンポン全体の周囲には延びない。このため包装材は、包装材の開封時に複数片の包装材料に分割されなくなる。これは、脆弱線に沿って破断することによって促進される。
米国特許第7,101,358号は、ストッパーを備える開封手段を有する脆弱線を含む、個別に包装されたタンポンの包装材を開示することを主張する。開封手段は開封テープであり、ストッパーは、包装材の開封時に生成される、包装材料の少なくとも1部分から開封テープが分離しないようにする。包装材は、包装材料をそれ自体の上で閉止することによって形成されるため、シームが包装材の領域に生成される。開封テープは、タンポンの縦方向の周囲全体若しくはタンポンの周囲全体、又はその両方に延びてよい。ストッパーは、少なくともシームの一部と実質的に同一の広がりを持ってよい。
米国特許出願公開第2008/0118679号は、予測可能かつ容易な開封、別個の廃棄、及び開封後も1片にとどまる機能を提供する包装材を開示することを主張する。包装材は1つ又は2つ以上の脆弱線を備え、これらの脆弱線は包装材の長手方向軸に対してある角度をなして配置されてよい。脆弱線は、周囲の約95%未満を延びてよく、起点を有してよい。包装材は、背面封止又は側面封止を有してよい。
本発明では、脆弱線が包装されたタンポンの周囲の全体に延びても、開封時にオーバーラップは1片にとどまる。これは、衛生的な包装されたタンポン、オーバーラップからタンポンを容易に取り出す方法、処分対象の単一片の廃棄物、及びより少ないオーバーラップの操作など、上記の先行技術の欠点の一部を克服する。これは、開封機構を形成する穿孔が妨げられたり、損なわれたりしないようにタンポン包装材の端縁を封止することによって達成される。これにより、オーバーラップを複数の材料片に分解せずに封入されているタンポンを取り出すために、オーバーラップを容易に開封できる。
発明者らは、包装材を単一の材料片として維持したまま包装材から器具を取り出せる、パッケージ化された細長い膣内器具を見出した。
タンポンは、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材でパッケージ化される。この材料は、脆弱線が横断する1つ又は2つ以上の間隙を有する1つ又は2つ以上の接続領域で閉止される。
本発明の一実施形態では、タンポンは、可撓性シート状材料から形成される、実質的に円筒形の包装材でパッケージ化される。この材料は、間隙を通って延びる脆弱線を備える1つの間隙を有する単一の接続領域で閉止される。包装材は両端で閉止され、可撓性シート状材料の重複部分が接着される長手方向のシーム領域を有する。長手方向のシーム領域は、シーム領域を画定する第1端縁及び第2端縁を有する、実質的に長手方向の接続領域を備える。脆弱線は、包装材パッケージの第1端縁からある距離を置いて、シーム領域内の実質的に長手方向の接続領域の第1端部に配置される第1端部を有し、実質的に長手方向の接続領域内の間隙を通って、実質的に長手方向の接続領域の第2端縁まで延び、一般に包装材の周囲方向に延び、実質的に長手方向の接続領域内の間隙を通って延び、シーム領域内の実質的に長手方向の接続領域の第2端縁に配置される第2端部で終結する。
本発明の別の実施形態では、タンポンは、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材でパッケージ化される。この材料は、それぞれ間隙を有する2つの接続領域で閉止され、脆弱線がこれらの間隙を通って延びる。包装材は両端で閉止され、可撓性シート状材料の重複部分が接着される長手方向のシーム領域を有する。長手方向のシーム領域は、シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、及びシーム領域の第2側面を画定し、実質的に長手方向の第1接続領域に対向する、実質的に長手方向の第2接続領域を備える。脆弱線は、包装材パッケージの第1端部から第1の距離を置いてシーム領域内に配置され、実質的に長手方向の第1接続領域に隣接する第1端部を有し、実質的に長手方向の第2接続領域内の間隙を通って延び、一般に包装材の周囲方向に延び、包装材/パッケージの第1端部から第2の距離を置いて実質的に長手方向の第1接続領域内の間隙を通って延び、実質的に長手方向の第2接続領域に隣接してシーム領域内に配置される第2端部で終結する。
本発明の別の実施形態では、タンポンは、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材でパッケージ化される。この材料は、それぞれ少なくとも1つの間隙を有する3つの接続領域で閉止され、脆弱線がこれらの間隙を通って延びる。包装材は両端で閉止され、可撓性シート状材料の重複部分が接着される長手方向のシーム領域を有する。長手方向のシーム領域は、シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、シーム領域の第2側面を画定し、実質的に長手方向の第1接続領域に対向する、実質的に長手方向の第2接続領域、及び実質的に長手方向の第1接続領域と実質的に長手方向の第2接続領域との間に位置する実質的に長手方向の第3接続領域を備える。脆弱線は、包装材パッケージの第1端部から第1の距離を置いてシーム領域内に配置され、実質的に長手方向の第2接続領域に隣接する第1端部を有し、実質的に長手方向の第1接続領域及び実質的に長手方向の第3接続領域内の間隙を通って延び、一般に包装材の周囲方向に延び、包装材/パッケージの第1端部から第2の距離を置いて実質的に長手方向の第2接続領域及び実質的に長手方向の第3接続領域内の間隙を通って延び、実質的に長手方向の第1接続領域に隣接してシーム領域内に配置される第2端部で終結する。
本発明の別の実施形態では、タンポンのパッケージ化方法が、長さ、幅、及び実質的に幅全体に延びる少なくとも1つの脆弱線を有する可撓性シート状材料を含む包装材ブランクを提供する工程と、包装材ブランクを、第1端部、第2端部、包装材ブランクの長さに相当する長さ、及び2プライの可撓性シート状材料を有する長手方向の重複シーム領域を有する、包装材の管に形成する工程と、あるパターンで2プライ部分を共に付着させることによってシーム領域内に長手方向のシームを形成する工程と、管の第1端部を閉止する工程と、タンポンを管に挿入する工程と、管の第2端部を閉止する工程とを含む。包装材の管は、シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、及びシーム領域の第2側面を画定し、実質的に長手方向の第1接続領域に対向する実質的に長手方向の第2接続領域を有する。実質的に長手方向の第2接続領域は、包装材の管の第1端部に対応する第2接続領域の第1端部に隣接して第2接続領域内に形成される間隙を有し、実質的に長手方向の第1接続領域は、包装材の管の第1端部に対応する第1接続領域の第1端部に隣接して第1接続領域内に形成される間隙を有する。実質的に長手方向の第2接続領域内の間隙は、実質的に長手方向の第1接続領域内の間隙よりも包装材の管の第1端部に近い。脆弱線は、実質的に長手方向の第1接続領域に隣接してシーム領域内に配置される第1端部を有し、実質的に長手方向の第2接続領域及び実質的に長手方向の第1接続領域内の間隙を通って延び、実質的に長手方向の第2接続領域に隣接してシーム領域内に配置される第2端部を有する。
先行技術のパッケージ化されたタンポンの例の斜視図。 先行技術のタンポン用オーバーラップを形成するために使用される管の斜視図。 図2の管を形成するために使用される封止バーの斜視図。 本発明の一実施形態を形成するための材料シートの平面図。 図4の材料シートから作製されたパッケージ化されたタンポンの斜視図。 本発明の一実施形態に従って作製された封止パターンを有する管の斜視図。 本発明の別の実施形態に従って作製された封止パターンを有する管の斜視図。 本発明に従って作製された封止パターンを有する管の斜視図。 本発明に従って、図4の材料シートから作製された別の封止パターンを有する管の斜視図。 図9の管を形成するために使用される封止バーの斜視図。 本発明の別の実施形態で有用な封止バーの斜視図。 図11の封止バーを使用して形成された管の斜視図。 コーティングされた、封止不能領域を有する、本発明の別の実施形態を形成するための材料シートの平面図。 本発明の別の実施形態を形成するための材料シートの平面図。
吸収タンポンは、通常、中心の長手方向軸線とタンポンの外周面を画定する半径とを有する実質的に円筒形の圧縮吸収材料の塊などの、細長い圧縮吸収構造を組み込む。タンポンは多くの場合、タンポンブランクと呼ばれる吸収材料の成形された塊を最初に得ることによって形成される。このブランクは、シート状材料のロール、連続した吸収材料の部分、ランダムに又はほぼ均一に配向された吸収材料の塊、個別に調製された又は成型された吸収材料の塊などの形態であってもよい。
タンポンブランクは、比較的圧縮されておらず、比較的低密度を有する。タンポンブランクは、その後、全体的な寸法が使用前のブランクの寸法より小さい製品を形成するよう圧縮される。圧縮されたタンポンは、タンポン全体にわたって概して均一の密度を有してもよく、又はそれらは、同一出願人による米国特許第6,310,296号(Frieseら)及び同第5,911,712号(Leutwylerら)に記載されるように、異なる密度の領域を有してもよく、それらの開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。タンポンはまた通常、カバー又は他の何らかの表面処理、及び抜去ひも又は他の除去機構を含む。
タンポンの「外表面」とは、本明細書において使用前又は膨張前の圧縮されたタンポンの目に見える表面を意味する。
タンポンの「長さ」とは、本明細書においてタンポンの最大寸法に沿ったタンポンの直線的な伸張を意味する。
タンポンの「周囲」とは、本明細書において、タンポンの長さの寸法に実質的に垂直な平面に延びる外表面の一部分でタンポンの外表面に沿って測定される距離を意味する。換言すれば、タンポンの長さは、直交するデカルト座標系のx軸線に沿って延びており、周囲は、典型的に前記座標系のy,z平面に位置する。
本明細書で使用するとき、用語「脆弱要素」及び「脆弱線」は、一列に配置された一連の脆弱点を意味するものとする。これらの脆弱点は、穿孔、厚みを減らした領域、スリット、刻み線、密度を減らした領域などであってよい。
用語「オーバーラップ」は、本明細書で使用するとき、材料シートから形成され、個々の膣内器具を実質的に封入する構造を指す。用語「膣内器具」は、タンポンなどの膣管内に配置されるよう設計された器具、又は失禁/ペッサリー用器具を意味することがある。オーバーラップは2つの端部を有し、各端部は包装されたタンポンの1つの端部に割り当てられている。典型的には、本明細書に用いるのに好適な包装材料は、可撓性高分子フィルムである。使用されるフィルムは、任意の厚みを有してよい。
先行技術における既知のパッケージ化されたタンポン6の例を図1に示す。パッケージ化されたタンポン6は、オーバーラップ30内にタンポン10を包含する。タンポン10は、長さ、挿入端14、抜去端18、及び挿入端と抜去端との間に位置する中心部16を有する圧縮された細長い吸収構造体12を有する。抜去端は、ひも(図示せず)を含んでよい。タンポン10は、外表面20と、タンポンの周りを360°延びる周囲102とを有する。
図1に示される例では、オーバーラップ30は開封機構を有する。この先行技術の例では、オーバーラップはフィンガーリフトタブ32を有し、これによってユーザーはオーバーラップの周りに延びる穿孔線34及び36に沿ってオーバーラップを破って開封することができる。典型的には、この種の開封機構は、フィンガーリフトの寸法に相当する幅を有する中央部分と、挿入端を覆う部分と、抜去端を覆う部分との複数の部分にオーバーラップが破断される結果となる。ユーザーがフィンガーリフトタブを持ち上げて切り離すことによりオーバーラップを開けると、ユーザーは残りの部分を更に引き剥がさなければならないことがある。これは、複数の断片に対処しながらタンポンを開封するために両手を使わなければならないため、ユーザーにとって不便さが残り、複数の断片は、静電気を有してユーザーの手、指、及び/又はタンポンに断片がくっつく原因となることがある。これにより、タンポンをユーザーの体に挿入するときに、タンポン上にオーバーラップが残る危険性が増すことがある。この残ったオーバーラップの断片は、タンポンが流体を吸収する際にタンポンから分離し、それによってユーザーが取り除くまで体内に残ることがある。
この制御のされない包装材の開封は、より薄い梱包材料で発生することもあり、この場合、破断が脆弱線に沿った所定の経路を通らないことがあり、破壊された包装材の複数の断片を生じることもある。
包装材は、オーバーラップ材料のシート又は1つの連続片から一般に形成され得るが、オーバーラップは、オーバーラップ材料の単一のシート又は1つの連続片として実質的に機能するよう十分に共に接合された複数の材料片から作製されてもよい。図1では、材料は当該技術分野において既知の任意の手段で共に接合される。材料の接合位置は、一般にシームと呼ばれる。オーバーラップは、透明でも、着色されていても、又は開封方向(矢印、点線など)を含み得る印刷図形を有していてもよい。
先行技術の例(図2に示す)では、管は、接続領域で構成されるシームを備える包装材を形成するために使用される。材料の層を接合する接続領域は、一般に単一の連続線76であった。図2は、このタイプのシームを有する管(更にタンポンのオーバーラップに形成され得る管)を示す。このようなシームを形成するには、図3に示されるような封止バー74が使用されることは既知である。この封止バーは、材料への接触時にオーバーラップ材料に単一の連続封止を形成する単一の封止面78を有する。封止面78は、一般に指式タンポンの円筒形状にぴったり一致する。このような封止バーによって作製される封止領域は任意の幅であってよく、破断困難な幅広のシームを形成する。
図4を参照すると、本発明の一実施形態を形成するために使用される例であるオーバーラップのシートが示される。
この図に示されるように、包装材は、挿入端42、抜去端46、中心部44、第1縁部52、第2縁部54、第1端縁48、及び第2端縁49を有する方形の材料シート40から形成されてよい。中心部44は、挿入端の方向にある上部中心域44aと、抜去端の方向にある下部中心域44bとを更に有する。シート40が管状構造物に形成されると、縁部52及び54は重なり合う。これらの縁部は、長手方向に共に接合され得る(タンポンの側部に沿ったシームが得られる)。縁部を封止すると2層シームが形成される。最後に、管状構造物が両端で閉止され、タンポンを収容する。これにより、パッケージの下部が包装材料のシートの下部中心域44bから形成され、パッケージの中心部がシートの上部中心域44aから形成される、パッケージがもたらされる。
この実施形態では、脆弱要素66及び63から形成された単一の脆弱線60が存在する。図4に示される実施形態では、脆弱要素66は、傾斜したように、つまり対角線方向に示されている。結果として得られたオーバーラップで包含されたタンポンを図5に示す。
更にオーバーラップの特定領域で脆弱長:ランド長の特定の比を使用することにより、タンポンの周りを完全に開封し、一体的な単一片を維持しているが、タンポンをオーバーラップから衛生的に取り出せる、オーバーラップを提供することができる。例えば、脆弱点として開口長を有するスリット又は穿孔を使用する場合、下部中心域44b(脆弱要素63を含む)での開口長:ランド長の比が例えば約1:1(例えば、約2:3〜約3:2、好ましくは約4:5〜約5:4)の範囲であり、例えば上部中心域44aでの開口長:ランド長の比が約2:1以上であると、ユーザーが両手の指で挿入端及び抜去端を掴み、オーバーラップ上でねじり、及び/又は引っ張って、少ない力で上部中心域44aを開封し得ることが見出された。ユーザーは、次に、下部中心域44bまで脆弱線60を更に分離するようオーバーラップを軽くねじり続ける。ユーザーは、その後、挿入端を掴んだままオーバーラップを基部から片手で引き剥がすことができる。挿入端上のオーバーラップにより、ユーザーの指がタンポンに触れることなく、元の状態で残される。オーバーラップは単一の材料片として維持される。上部中心域44a内の穿孔は、下部中心域44bの開口長と比較してより長い開口長を有するので、脆弱線60は、下部中心域44bにおいて開封される前に、上部中心域44aにおいて最初に開封されるであろう。タンポンの挿入端は、ユーザーがオーバーラップを完全に取り除く(体に挿入する直前)までオーバーラップ内に維持されるであろう。当然のことながら、オーバーラップをねじって開封し、引き剥がす工程は、1つの工程内で達成され得る。上記はある種の材料に関する比の例を述べているが、材料及び坪量の選択により開口領域:ランド領域の比を変更することができる。上記は、開口長、ランド長、及びそれらの比の例を提供している。これらは、形成された脆弱線60が抜去端でより強く、パッケージ化されたタンポンの中心部でより弱くなるように調整されてよい。特定の材料及び特定の大きさのタンポンについてこれを達成する任意の比が許容可能であるが、脆弱線は、1)タンポンからの内部膨張力(圧縮繊維は時間の経過に伴い弛緩する傾向があるため)、及び2)脆弱線を破断せずに環境からの外力(例えば、消費者がタンポンをハンドバック又はズボンのポケットに入れたときにオーバーラップにかかる力)にオーバーラップが耐えられるよう最適化される必要がある。
主として上部中心域44aに位置する脆弱要素66は、約2:1の開口長:ランド長の比を有する。一実施形態では、上部中心域44aにおける開口長:ランド長は900:400(μm)であり、下部中心域44bにおける開口長:ランド長は450:550〜500:500(μm)である。
脆弱線は必ずしも直線である必要はない。オーバーラップに形成される場合、脆弱要素及び結果として得られる脆弱線は、対角線、曲線、又は、例えば角度、湾曲、及び/若しくは変曲点などの変曲を有することで方向を変える線であってもよい。この種の実施形態で脆弱線を得るには、材料シートは適切なパターンで脆弱要素を有する必要があると考えられる。一実施形態では、脆弱線は、タンポンの抜去部から始まり、中心部で終結するように傾斜する。更に、脆弱線は、長手方向軸線に垂直な平面からある角度で傾斜してよい。傾斜角は、包装材を単一片に保つという要望とのバランスが考慮される。角度が小さいほど、パッケージにかかるより大きい分力が、脆弱線を破断し得る剪断力に変換される。しかしながら、傾斜角が小さいと、包装材料が脆弱線の端から端まで破れてパッケージが2つの残片に分かれる可能性がより高くなる。角度が大きいほど、包装材料が脆弱線の端から端まで破れてパッケージが2つの残片に分かれる可能性が低くなる。
別の実施形態では、脆弱線は、シートの下部5〜25%から始まり、挿入部分で終結する。更に別の実施形態では、脆弱線は、直線ではなく、タンポンの抜去部から始まり、中心部へと延び、抜去部で終結する曲線である。これらの実施形態では、オーバーラップの抜去端部分は脆弱線の破断後に容易に取り除かれ、オーバーラップの挿入部分をある程度元の状態で残す。これにより、ユーザーは、引き続きタンポンの挿入端に実際に触れたり又は汚したりすることなくタンポンを取り扱うことができる。
好ましい実施形態では、本発明による脆弱線は、タンポンの周囲の全体に延びている。本明細書で使用するとき、用語「周囲の全体に延びる」は、脆弱線が膣内器具の外表面20の周囲で360°連続していることを意味するものとする。
タンポン上に配置されると、オーバーラップは2層シームを含む連続した脆弱線を有する。したがって、脆弱線は、封入されたタンポンの周囲の全体に延びている。タンポンの包装に使用するとき、オーバーラップは、タンポンの抜去端18付近に一端を有し、もう一端が挿入端14に向けて配置され得る脆弱線60を有する。一実施形態では、脆弱線は、得られたオーバーラップを開封するとき、タンポンの挿入端を保持する部分がタンポン上に残り、タンポンの抜去端を保持する部分もタンポン上に残っているが、容易に引き剥がせるように配置及び構成される。
縁部の重なり及び封止材は、脆弱線を損なわず、その結果、ユーザーがオーバーラップを開封すると脆弱線が封止されたオーバーラップを貫通して周囲全体で破断する。封止は、脆弱線が重複領域を通って延びて、破断がこの重複領域を貫いて効果的に拡大することを妨げない。脆弱線が一連のスリットから形成されている場合、縁部にシームを形成することによってスリットが閉鎖されることはない。むしろスリットが十分に開封された状態にとどまり、容易に破断される。
脆弱線を破断すると、得られた開封後のオーバーラップは単一の材料片として取り除かれ得る。脆弱線が異なるシーム部分から始まり、異なるシーム部分で終結するので、脆弱線は、開封時に包装材を別個の片に分割しないと考えられる。脆弱線の終点及び始点は十分に分離しており、重なり合うことはなく、これらの間で望ましくない破断が継続される可能性を低減する。
シームは、材料の層を共に接合するだけでなく、汚染物質がパッケージ化された物品に侵入しないよう防止するバリアを提供する。シームは、共に接合されている材料及び外部条件に応じて任意の厚みであってもよい。例えば、防水性の提供が期待される封止材は、通気防止に使用される封止材(例えば、乾燥食品の包装に使用される封止材)より厚いことがある。本発明では、封止材又はシームの厚みは重要ではない。
シーム70は、重なり合った縁部を共にしっかり保持する任意の寸法を有していてもよい。外表面を形成する縁部の端縁48が下部の材料に対してしっかり封止されていることが好ましいが、シームは端縁まで達している必要はない。
前述したように、シート40がタンポンを収容するために管に形成されると、縁部52及び54は重なり合い、2層シーム70を形成するよう接合される。一実施形態では、シート40は単プライの材料であり、その結果、縁部52及び54が重なり合うと2層シームは2プライを有する。図5の実施形態で単一の脆弱線が示されるように、結果として生じる包装された材料は、単プライの脆弱材料を有するであろう。しかし別の実施形態は、相互に位置合わせされてよく、脆弱なプライを位置合わせした1つの連続した脆弱線60を形成するように重なり合う、脆弱要素の追加的な小区画を組み込んでよい。例えば、後述の図11を参照されたい。
図5に示される実施形態では、第2縁部は第1縁部に重なって、部分的にオーバーラップ100の外表面を形成する。オーバーラップは実質的に管状の円筒である。両端は、オーバーラップ内のタンポンが完全にオーバーラップ内に収容され、環境から分離されるように閉止される。シーム70は、縁部54の端縁56まで達しており、比較的滑らかな表面を形成する。この図の膣内器具は、挿入端42を通って抜去端46に延びる長手方向軸線XXを有する。図5では、長手方向軸線XXから外側に延びて長手方向軸線XXを含む平面が示される。脆弱線はタンポンの周囲を360°延びているため、脆弱線はこの平面と少なくとも3箇所の固有の位置で交差する。固有の位置は、平面が包装材の縁部にある2つの脆弱要素及び縁部間にある脆弱要素と交差する位置を含む。したがって、平面は少なくとも3箇所の固有の位置m’、m’’、m’’’で脆弱線と交差する。
長手方向のシームは、長手方向の接続領域であり、重なり合う縁部(52及び54)を共に接合する。本発明では、長手方向の接続領域は、単一の連続した封止線ではなく、むしろ不連続で相互にずれた複数の封止線であってよい。これについては以下で更に説明する。
本発明の一実施形態(図6に示す)では、シーム80は、少なくとも1つの接続領域78で構成される。接続領域78は間隙79を有し、脆弱線60はこの間隙を通って延びる。これにより、脆弱線が周囲を360°延びることができる。
図7には、別の実施形態が示される。シーム81は、2つの間隙83及び85を有する第1接続領域82を有する。接続領域は実質的に長手方向であり、シームの側面を画定する。シームの封止時には脆弱線が間隙を通って延びる。したがって、封止バーなどいずれの封止機構による影響も受けない。
図8には、封止パターンの第3の実施形態が示される。この実施形態では、接続領域91が間隙84を有し、接続領域93が間隙88を有する。これらは相互にずれるか、オーバーラップの端部から異なる距離にある。接続領域91は接続領域93に対向する。脆弱線が、オーバーラップの端部からある距離を置いてシーム領域内に配置される第1端部を有し(実施形態の1つ)、オーバーラップの端部から第2の距離を置いて配置される第2端部を有する場合、第1間隙及び第2間隙は、間隙によって封止されない又は覆われない2つの領域内に脆弱線が入るように位置する必要がある。前述したように、この実施形態では間隙には交互の非封止空間が存在するようになっているが、完成品のタンポンがオーバーラップによって完全に封止されたときに、間隙がタンポンの長手方向軸に対して垂直に位置合わせされることが可能である。重要なことは、非封止部分がシームの幅にわたり、脆弱線が実質的にタンポンの周囲に延びることである。図8を参照すると、脆弱線は接続領域91のいずれかの端縁から始まり、間隙88を通って延び、オーバーラップの外表面の周囲に延び、間隙84を通って延び、接続領域93のいずれかの端縁で終結してよい。図では、1つの可能な実施形態を示すために端縁91a及び93aが示されている。接続装置の端縁は間隙の端縁まで延び、間隙の端縁を包含する。この実施形態では、脆弱線60は端縁91aから始まり、接続領域93内の間隙88を通って延び、製品の周囲及び接続領域91内の間隙84を通って延び、端縁93aで終結する。脆弱線60の一部の要素がオーバーラップ材料の端縁48と接続領域91の端縁91aとの間を延びるが、これらは、脆弱線として有効であっても、有効でなくてもよい。これは、接続領域91は、この領域のオーバーラップ材料を実際に著しく脆弱化させる脆弱線60の機能を低下させることができるためである。それにもかかわらず、この実施形態において脆弱線60は、パッケージの周囲を360°以上延びることができる。
本発明の別の実施形態(図9に示す)では、シーム100は3つの接続領域を有する。示されるシームは、一般に長手方向に広がっているが、他の方向も可能である。接続領域120は間隙130を有し、接続領域160は間隙170を有する。長手方向により長い単一の間隙を有し、間隙150及び155を包含する非封止領域を原則的に有する、単一の間隙を有することは可能であるが、この図の接続領域140は2つの間隙150及び155を有する。各接続領域の幅は特に重要ではないが、シームは堅牢でなければならない。堅牢性をもたらすための1つの方法は、封止バーの表面全体が封止される物体に一致する、同様の形状を有するようにすることである。これにより、最終製品のパッケージ中及び取り扱い中に封止の堅牢性が追加される。
図10には、図9の封止パターンを形成するために使用される封止バーが示される。図のように、封止バー150は、3つの封止面122、142、及び162を有し、それぞれ接続領域120、140、及び160(図9に示す)を形成する。各封止面は、少なくとも2つの部分を有する。封止面122には、上部封止面122b及び下部封止面122aがある。下部封止面122aは、タンポンのひもの端部に接触するシートの部分を封止し、上部封止面122bは、タンポンの挿入部分に対応する部分を封止する。封止面142には、上部封止面142c、中間封止面142b、及び下部封止面142aがある。前述したように、中間封止面142bは省略してもよい。封止面162には、上部封止面162b及び下部封止面162aがある。封止面122は、上部と下部との間に位置し、接着間隙130に対応する封止間隙124を有する。封止面162は、上部と下部との間に位置し、接着間隙170に対応する封止間隙164を有する。図のように、接着間隙155及び170は、包装材の抜去端から同等の距離を置いて位置する。同様に、接着間隙150及び130も、抜去端から同等の距離を置いて位置する。
図11に示される封止バーの別の実施形態では、封止間隙224及び264は、図12に示されるように、より大きい接着間隙230及び270内に小さい別個の接続装置202をもたらす、別個の起立部分200を備えてよい。小さい、別個の接続装置は、点、ダッシュ記号、又は任意の他の幾何パターンの形式であってよい。
封止間隙(例えば、図6の間隙79、図7の間隙83及び85、図8の間隙84及び88、並びに図9の間隙130、150、155、及び170)を得る別の方法は、非熱接着性材料で部分的にコーティングされた包装材料上に先行技術(図3)のような固体の封止要素を使用することである。例えば、ラッカーを使用してオーバーラップ内の特定の領域にコーティングしてから、オーバーラップを連続封止バーに曝露すると、間隙領域を包含する接続領域を有するシームがもたらされるだろう。任意の非熱接着性材料を使用して、シームが連続的に形成されないようにしてよい。材料は、例えば重複する縁部の適切な側面にコーティングされてよい。図13には、コーティング300、300’を有する脆弱線60の例が示される。縁部352、354が重なり合ってシームを形成したときに、これらのコーティングされた領域は固着しない。
図14は、図9に示される封止パターンを使用してオーバーラップに形成され得る脆弱線を有する別の材料シートを示す。図10の封止バーによって形成される封止パターンにより、穿孔が損なわれることなく、脆弱線がシームへと延びることができる。図5の実施形態とは対照的に、この材料は、脆弱線の他の要素と位置合わせされてよく、脆弱なプライを位置合わせした1つの連続した脆弱線60を形成するように重なり合う、脆弱要素の追加的な小区画(62、64)を組み込む。
他の実施形態では、封止パターンは前述の変形であってよい。接続領域の長さ及び接着間隙の配置は、複数の脆弱線又は急傾斜の脆弱線に対応するために異なってよい。例えば、中間接続領域(図9の接続領域140など)は、間隙150が抜去端よりも挿入端に近くてよい。同様に、間隙130は、間隙150と同等の距離を置いて位置するであろう。間隙のこの千鳥配置、つまりずれにより、脆弱線は、封止された接続領域の一部とならずに、間隙へと延びることができる。間隙の距離又は配置は、脆弱線の角度、使用される材料、又はパッケージ化されるタンポンの厚みに応じて最適化できる。
脆弱線(図5に示されるものなど)に沿ってタンポンを解放するための記載された封止パターン(図7、8、及び9)を有する包装材を開封すると、最初の破断工程がもたらされる。この工程では、オーバーラップ100が主としてタンポン10の周囲をある角度で、対角線上に、又は傾斜して破断し、次の工程ではタンポンが開封されたオーバーラップ100から取り出される。オーバーラップをアングル状又は対角線状に開封すると、大きな開封領域が得られ、わずかな操作でタンポンを容易に取り出すことができる。開封されたオーバーラップは、単一片に維持され、片手で容易に取り外して捨てることができる。複数の包装材の小さな断片がユーザーの指にくっついたり又はトイレに落ちたりする問題は、それによって解消する。
本発明によると、隣接する脆弱点間の距離は、脆弱線全体にわたって実質的に等しいことが一般に好ましい。しかしながら、望ましい場合には、ユーザーが脆弱線に沿って包装材を開封する際に体験する破断力の特性(破断伝搬時の破断力の増加/減少)に作用するよう異なる間隔を使用することができる。本発明の脆弱線の特に好ましい実施形態は、包装されたタンポンの周囲の一部の全体に延びている脆弱線であり、いくつかの実施形態では、脆弱線は包装されたタンポンの周囲を越えて周りに延びている。
吸収体の形成に有用な吸収材料には、繊維、発泡体、超吸収体、ヒドロゲルなどが挙げられる。本発明に好ましい吸収材料には、発泡体及び繊維が挙げられる。吸収性発泡体には、親水性発泡体、水性流体で濡れやすい発泡体、並びに発泡体自体を形成する気泡壁が液体を吸収する発泡体、を挙げることができる。
好ましくは、吸収体の形成に使用される繊維には、再生セルロース繊維、天然繊維、及び合成繊維が挙げられる。好ましくは、本発明によるタンポンの形成に使用される材料には、繊維、発泡体、ヒドロゲル、木材パルプ、超吸収体などが挙げられる。有用な吸収体繊維の有用な非限定的なリストとしては、綿、木材パルプ、黄麻などの天然繊維、及び再生セルロース、硝酸セルロース、酢酸セルロース、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリオレフィン、ポリアミン、ポリアミド、ポリアクリロニトリルなどの加工繊維が挙げられる。吸収体に所望の特性を追加するために、上記の繊維に加えて他の繊維を含めてよい。
タンポンブランクは、流体透過性のカバーによって実質的に包囲又は封入されていてもよい。したがって、カバーは、タンポンの外表面の大部分を包囲する。これは、米国特許第4,816,100号(Friese)、米国特許出願公開第2008/0064581 A1号、名称「Tampon Having Apertured Film Cover Thermobonded to Fibrous Absorbent Structure」(Lochteら)に開示されるように達成されてよく、これらの開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。更に、タンポンの挿入端14若しくは対向する抜去端18、又はその両方は、カバーによって包囲されていてもよい。当然ながら、処理や他の理由のために、タンポン10の表面のある部分にはカバーがなくてもよい。例えば、タンポン10の挿入端14及びこの端に隣接する円筒面の一部分が、タンポン10が流体を受け入れやすいようにカバーなしで露出されていてもよい。
カバーは、不織布又は有孔の高分子フィルムであってもよい。カバーは、体腔へのタンポン10の挿入を容易にすることができ、また繊維がタンポン10から分離する可能性を低くすることができる。カバーを形成する際に有用な有孔高分子フィルムは、当業者に既知である。
本発明で使用するのに好適な包装材料の例は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、セロハン、ポリアミド、ポリ(塩化ビニル)、エチレンビニルアセテートコポリマーなどから製造された高分子フィルムである。あるいは、熱収縮性フィルム、ストレッチフィルム、予め延伸された弾性フィルム、及び生分解性材料を使用して、本発明の包装材を形成してもよい。所定の組成物に限定されるものではないが、熱収縮性フィルム及びストレッチフィルムの好ましい組成物は、ポリエチレン及びポリプロピレンなどの主要ポリオレフィン、又はポリ(塩化ビニル)を含む。熱収縮性ではないが、ポリスチレン及びポリエチレンテレフタレート(PET)も本発明で使用するのに好適である。本発明の一実施形態では、包装材料は、共押出ポリプロピレンフィルムから形成される。これらの材料からなる包装材は、接着剤で接合することによっても閉止可能である。その他の一般に閉塞性の材料には、アルミホイルなどの金属箔が挙げられる。閉塞性の包装材料は多くの場合に好ましいが、別の状況では、不織布、織布、スクリム、メッシュ、及び紙などの非閉塞性又は多孔質の材料を使用してもよい。かかる非閉塞性材料は、閉塞材料での積層又はコーティングなどによる組み合わせによって閉塞性にすることができる。セルロース系の紙の場合、例としては、ポリオレフィン組成物などの高分子フィルムとの積層、又はワックスによる紙のコーティング若しくは含浸が挙げられる。前述の材料は、様々な化合物でコーティングされ、そのバリア特性又は封止能力を改善することができる。前述の材料の任意の好適な組み合わせも本発明の範囲内である。いくつかの実施形態では、本発明で包装材料として使用するのに好適な材料は、タンポンを包装した後、包装材料自体を熱シールで閉じることにより包装材を形成するため、熱シール性である。その結果、熱に曝された包装材の領域にシームが生成される。包装材料を閉じるための代替法は、接着、エンボス加工、圧着、縫合、縫製、巻き込み(entangling)、機械的インターロック、常温圧接、又は超音波接合である。シームは、一連の別個の要素であっても、連続封止であってもよい。いくつかの実施形態では、本明細書に用いる包装材料は、持ち運び時加えて取り扱い時に、すなわち包装材の開封時に音の小さいタンポンの包装材を提供するため、低い曲げ弾性率を有する。
本発明にはタンポンのパッケージ化方法も含まれる。この方法は、幅、長さ、及び実質的に幅全体に延びる少なくとも1つの脆弱線を有する可撓性シート状材料を含む包装材ブランクを提供する工程と、包装材ブランクを第1端部、第2端部、包装材ブランクの長さに相当する長さ、及び2プライの可撓性シート状材料を有する長手方向の重複シーム領域を有する、包装材の管に形成する工程と、あるパターンで2プライ部分を共に付着させることによってシーム領域内に長手方向のシームを形成する工程とを含む。シームは、シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、及びシーム領域の第2側面を画定し、実質的に長手方向の第1接続領域に対向する、実質的に長手方向の第2接続領域を有する。実質的に長手方向の第2接続領域は、包装材の管の第1端部に対応する第2接続領域の第1端部に隣接して第2接続領域内に形成される間隙を有する。実質的に長手方向の第1接続領域は、包装材の管の第1端部に対応する第1接続領域の第1端部に隣接して第1接続領域内に形成される間隙を有する。実質的に長手方向の第2接続領域内の間隙は、実質的に長手方向の第1接続領域内の間隙よりも包装材の管の第1端部に近い。脆弱線は、実質的に長手方向の第1接続領域に隣接してシーム領域内に配置される第1端部を有し、実質的に長手方向の第2接続領域及び実質的に長手方向の第1接続領域内の間隙を通って延び、実質的に長手方向の第2接続領域に隣接してシーム領域内に配置される第2端部を有する。次に管の第1端部が閉止され、タンポンが管に挿入され、管の第2端部が閉止される。
上記の明細書及び実施形態は、本明細書に開示された発明の完全かつ非限定的な理解を助けるために提示されている。本発明の多数のバリエーション及び実施形態が、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく行われ得るので、本発明は、以下に添付される「特許請求の範囲」に帰する。
〔実施の態様〕
(1) タンポンを収容する、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材を備えるパッケージ化されたタンポンであって、
a.前記実質的に円筒形の包装材が、両端で閉止され、前記可撓性シート状材料の重複部分が相互に接着されて管状構造物を形成する長手方向のシーム領域を有し、
b.前記長手方向のシーム領域が、シーム領域を共に画定する第1端縁及び第2端縁を有する、実質的に長手方向の接続領域を備え、
c.前記脆弱線が、
i.前記シーム領域内の前記実質的に長手方向の接続領域の前記第1端縁に配置され、前記管状構造物の第1端部から第1の距離を置いて配置される、第1端部を有し、
ii.前記実質的に長手方向の接続領域内の間隙を通って、前記実質的に長手方向の接続領域の前記第2端縁まで延び、
iii.一般に前記包装材の周囲方向に延び、前記実質的に長手方向の接続領域内の前記間隙を通って延び、
iv.前記シーム領域内の前記実質的に長手方向の接続領域の前記第2端縁に配置される第2端部で終結する、パッケージ化されたタンポン。
(2) 前記パッケージ化されたタンポンが、前記タンポンの抜去端に配置される下部及び前記タンポンの前記抜去端と挿入端との間に配置される中心部を有する、実施態様1に記載のパッケージ化されたタンポン。
(3) 前記脆弱線が、それぞれ長さを有する開口部及びランド部を有する穿孔から形成される、実施態様2に記載のパッケージ化されたタンポン。
(4) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部よりも前記中心部において大きい、実施態様3に記載のパッケージ化されたタンポン。
(5) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記中心部において約2:1である、実施態様4に記載のパッケージ化されたタンポン。
(6) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部において2:3〜約3:2である、実施態様4に記載のパッケージ化されたタンポン。
(7) 前記脆弱線が、前記パッケージ化されたタンポンの長手方向軸に垂直な平面からある角度で傾斜している、実施態様1に記載のパッケージ化されたタンポン。
(8) 前記脆弱線が、前記タンポンの周囲を少なくとも1回延びる、実施態様1に記載のパッケージ化されたタンポン。
(9) 前記実質的に長手方向の接続領域内の少なくとも1つの間隙が、前記間隙内に配置される別個の接続装置を有する、実施態様1に記載のパッケージ化されたタンポン。
(10) タンポンを収容する、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材を備えるパッケージ化されたタンポンであって、
a.前記実質的に円筒形の包装材が、両端で閉止され、前記可撓性シート状材料の重複部分が相互に接着されて管状構造物を形成する長手方向のシーム領域を有し、
b.前記長手方向のシーム領域が、前記シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、及び前記シーム領域の第2側面を画定し、前記実質的に長手方向の第1接続領域に対向する、実質的に長手方向の第2接続領域を備え、
c.前記脆弱線が、
i.前記管状構造物の第1端部から第1の距離を置いて前記シーム領域内に配置され、前記実質的に長手方向の第1接続領域に隣接する第1端部を有し、
ii.前記実質的に長手方向の第2接続領域内の間隙を通って延び、
iii.一般に前記包装材の周囲方向に延び、
iv.前記管状構造物の前記第1端部から第2の距離を置いて前記実質的に長手方向の第1接続領域内の間隙を通って延び、
v.前記実質的に長手方向の第2接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第2端部で終結する、パッケージ化されたタンポン。
(11) 前記パッケージ化されたタンポンが、前記タンポンの抜去端に配置される下部及び前記タンポンの前記抜去端と挿入端との間に配置される中心部を有する、実施態様10に記載のパッケージ化されたタンポン。
(12) 前記脆弱線が、それぞれ長さを有する開口部及びランド部を有する穿孔から形成される、実施態様11に記載のパッケージ化されたタンポン。
(13) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部よりも前記中心部において大きい、実施態様12に記載のパッケージ化されたタンポン。
(14) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記中心部において約2:1である、実施態様13に記載のパッケージ化されたタンポン。
(15) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部において2:3〜約3:2である、実施態様13に記載のパッケージ化されたタンポン。
(16) 前記脆弱線が、前記パッケージ化されたタンポンの長手方向軸に垂直な平面からある角度で傾斜している、実施態様10に記載のパッケージ化されたタンポン。
(17) 前記脆弱線が、前記タンポンの周囲を少なくとも1回延びる、実施態様10に記載のパッケージ化されたタンポン。
(18) 前記実質的に長手方向の接続領域内の少なくとも1つの間隙が、前記間隙内に配置される別個の接続装置を有する、実施態様10に記載のパッケージ化されたタンポン。
(19) タンポンを収容する、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材を備えるパッケージ化されたタンポンであって、
a.前記実質的に円筒形の包装材が、両端で閉止され、前記可撓性シート状材料の重複部分が相互に接着されて管状構造物を形成する長手方向のシーム領域を有し、
b.前記長手方向のシーム領域が、前記シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、前記シーム領域の第2側面を画定し、前記実質的に長手方向の第1接続領域に対向する、実質的に長手方向の第2接続領域、及び前記実質的に長手方向の第1接続領域と前記実質的に長手方向の第2接続領域との間に位置する実質的に長手方向の第3接続領域を備え、
c.前記脆弱線が、
i.前記管状構造物の第1端部から第1の距離を置いて前記シーム領域内に配置され、前記実質的に長手方向の第2接続領域に隣接する第1端部を有し、
ii.前記実質的に長手方向の第1接続領域及び前記実質的に長手方向の第3接続領域内の間隙を通って延び、
iii.一般に前記包装材の周囲方向に延び、前記管状構造物の前記第1端部から第2の距離を置いて前記実質的に長手方向の第2接続領域及び前記実質的に長手方向の第3接続領域内の間隙を通って延び、
iv.前記実質的に長手方向の第1接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第2端部で終結する、パッケージ化されたタンポン。
(20) 前記パッケージ化されたタンポンが、前記タンポンの抜去端に配置される下部及び前記タンポンの前記抜去端と挿入端との間に配置される中心部を有する、実施態様19に記載のパッケージ化されたタンポン。
(21) 前記脆弱線が、それぞれ長さを有する開口部及びランド部を有する穿孔から形成される、実施態様20に記載のパッケージ化されたタンポン。
(22) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部よりも前記中心部において大きい、実施態様21に記載のパッケージ化されたタンポン。
(23) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記中心部において約2:1である、実施態様22に記載のパッケージ化されたタンポン。
(24) 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部において2:3〜約3:2である、実施態様22に記載のパッケージ化されたタンポン。
(25) 前記脆弱線が、前記パッケージ化されたタンポンの長手方向軸に垂直な平面からある角度で傾斜している、実施態様19に記載のパッケージ化されたタンポン。
(26) 前記脆弱線が、前記タンポンの周囲を少なくとも1回延びる、実施態様19に記載のパッケージ化されたタンポン。
(27) 前記実質的に長手方向の接続領域内の少なくとも1つの間隙が、前記間隙内に配置される別個の接続装置を有する、実施態様19に記載のパッケージ化されたタンポン。
(28) タンポンのパッケージ化方法であって、
a.長さ、幅、及び実質的に前記幅全体に延びる少なくとも1つの脆弱線を有する可撓性シート状材料を含む包装材ブランクを提供する工程と、
b.前記包装材ブランクを、第1端部、第2端部、前記包装材ブランクの前記長さに相当する長さ、及び2プライの前記可撓性シート状材料を有する長手方向の重複シーム領域を有する、包装材の管に形成する工程と、
c.あるパターンで前記2プライ部分を共に付着させることによって前記シーム領域内に長手方向のシームを形成する工程と、
d.前記管の前記第1端部を閉止する工程と、
e.前記タンポンを前記管に挿入する工程と、
f.前記管の前記第2端部を閉止する工程と、を含み、
(i)前記包装材の管が、前記シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、及び前記シーム領域の第2側面を画定し、前記実質的に長手方向の第1接続領域に対向する実質的に長手方向の第2接続領域を有し、(ii)前記実質的に長手方向の第2接続領域が、前記包装材の管の前記第1端部に対応する前記第2接続領域の第1端部に隣接して前記第2接続領域内に形成される間隙を有し、(iii)前記実質的に長手方向の第1接続領域が、前記包装材の管の前記第1端部に対応する前記第1接続領域の第1端部に隣接して前記第1接続領域内に形成される間隙を有し、(iv)前記実質的に長手方向の第2接続領域内の前記間隙が、前記実質的に長手方向の第1接続領域内の前記間隙よりも前記包装材の管の前記第1端部に近く、(v)前記脆弱線が、前記実質的に長手方向の第1接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第1端部を有し、前記実質的に長手方向の第2接続領域及び前記実質的に長手方向の第1接続領域内の前記間隙を通って延び、前記実質的に長手方向の第2接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第2端部を有する、方法。
(29) 長手方向のシームを形成する工程が、熱及び圧力を加えて前記プライを熱的に固着させることを含む、実施態様28に記載の方法。
(30) 前記接続領域内の各間隙が、熱封止要素内で間隙として形成される、実施態様29に記載の方法。
(31) 前記接続領域内の各間隙が、前記加えられる熱の温度では熱接着性ではない材料を使用して前記接続領域の1つ又は2つ以上の部分の前記包装材料をコーティングすることによって形成される、実施態様29に記載の方法。

Claims (31)

  1. タンポンを収容する、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材を備えるパッケージ化されたタンポンであって、
    a.前記実質的に円筒形の包装材が、両端で閉止され、前記可撓性シート状材料の重複部分が相互に接着されて管状構造物を形成する長手方向のシーム領域を有し、
    b.前記長手方向のシーム領域が、シーム領域を共に画定する第1端縁及び第2端縁を有する、実質的に長手方向の接続領域を備え、
    c.前記脆弱線が、
    i.前記シーム領域内の前記実質的に長手方向の接続領域の前記第1端縁に配置され、前記管状構造物の第1端部から第1の距離を置いて配置される、第1端部を有し、
    ii.前記実質的に長手方向の接続領域内の間隙を通って、前記実質的に長手方向の接続領域の前記第2端縁まで延び、
    iii.一般に前記包装材の周囲方向に延び、前記実質的に長手方向の接続領域内の前記間隙を通って延び、
    iv.前記シーム領域内の前記実質的に長手方向の接続領域の前記第2端縁に配置される第2端部で終結する、パッケージ化されたタンポン。
  2. 前記パッケージ化されたタンポンが、前記タンポンの抜去端に配置される下部及び前記タンポンの前記抜去端と挿入端との間に配置される中心部を有する、請求項1に記載のパッケージ化されたタンポン。
  3. 前記脆弱線が、それぞれ長さを有する開口部及びランド部を有する穿孔から形成される、請求項2に記載のパッケージ化されたタンポン。
  4. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部よりも前記中心部において大きい、請求項3に記載のパッケージ化されたタンポン。
  5. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記中心部において約2:1である、請求項4に記載のパッケージ化されたタンポン。
  6. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部において2:3〜約3:2である、請求項4に記載のパッケージ化されたタンポン。
  7. 前記脆弱線が、前記パッケージ化されたタンポンの長手方向軸に垂直な平面からある角度で傾斜している、請求項1に記載のパッケージ化されたタンポン。
  8. 前記脆弱線が、前記タンポンの周囲を少なくとも1回延びる、請求項1に記載のパッケージ化されたタンポン。
  9. 前記実質的に長手方向の接続領域内の少なくとも1つの間隙が、前記間隙内に配置される別個の接続装置を有する、請求項1に記載のパッケージ化されたタンポン。
  10. タンポンを収容する、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材を備えるパッケージ化されたタンポンであって、
    a.前記実質的に円筒形の包装材が、両端で閉止され、前記可撓性シート状材料の重複部分が相互に接着されて管状構造物を形成する長手方向のシーム領域を有し、
    b.前記長手方向のシーム領域が、前記シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、及び前記シーム領域の第2側面を画定し、前記実質的に長手方向の第1接続領域に対向する、実質的に長手方向の第2接続領域を備え、
    c.前記脆弱線が、
    i.前記管状構造物の第1端部から第1の距離を置いて前記シーム領域内に配置され、前記実質的に長手方向の第1接続領域に隣接する第1端部を有し、
    ii.前記実質的に長手方向の第2接続領域内の間隙を通って延び、
    iii.一般に前記包装材の周囲方向に延び、
    iv.前記管状構造物の前記第1端部から第2の距離を置いて前記実質的に長手方向の第1接続領域内の間隙を通って延び、
    v.前記実質的に長手方向の第2接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第2端部で終結する、パッケージ化されたタンポン。
  11. 前記パッケージ化されたタンポンが、前記タンポンの抜去端に配置される下部及び前記タンポンの前記抜去端と挿入端との間に配置される中心部を有する、請求項10に記載のパッケージ化されたタンポン。
  12. 前記脆弱線が、それぞれ長さを有する開口部及びランド部を有する穿孔から形成される、請求項11に記載のパッケージ化されたタンポン。
  13. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部よりも前記中心部において大きい、請求項12に記載のパッケージ化されたタンポン。
  14. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記中心部において約2:1である、請求項13に記載のパッケージ化されたタンポン。
  15. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部において2:3〜約3:2である、請求項13に記載のパッケージ化されたタンポン。
  16. 前記脆弱線が、前記パッケージ化されたタンポンの長手方向軸に垂直な平面からある角度で傾斜している、請求項10に記載のパッケージ化されたタンポン。
  17. 前記脆弱線が、前記タンポンの周囲を少なくとも1回延びる、請求項10に記載のパッケージ化されたタンポン。
  18. 前記実質的に長手方向の接続領域内の少なくとも1つの間隙が、前記間隙内に配置される別個の接続装置を有する、請求項10に記載のパッケージ化されたタンポン。
  19. タンポンを収容する、可撓性シート状材料から形成される実質的に円筒形の包装材を備えるパッケージ化されたタンポンであって、
    a.前記実質的に円筒形の包装材が、両端で閉止され、前記可撓性シート状材料の重複部分が相互に接着されて管状構造物を形成する長手方向のシーム領域を有し、
    b.前記長手方向のシーム領域が、前記シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、前記シーム領域の第2側面を画定し、前記実質的に長手方向の第1接続領域に対向する、実質的に長手方向の第2接続領域、及び前記実質的に長手方向の第1接続領域と前記実質的に長手方向の第2接続領域との間に位置する実質的に長手方向の第3接続領域を備え、
    c.前記脆弱線が、
    i.前記管状構造物の第1端部から第1の距離を置いて前記シーム領域内に配置され、前記実質的に長手方向の第2接続領域に隣接する第1端部を有し、
    ii.前記実質的に長手方向の第1接続領域及び前記実質的に長手方向の第3接続領域内の間隙を通って延び、
    iii.一般に前記包装材の周囲方向に延び、前記管状構造物の前記第1端部から第2の距離を置いて前記実質的に長手方向の第2接続領域及び前記実質的に長手方向の第3接続領域内の間隙を通って延び、
    iv.前記実質的に長手方向の第1接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第2端部で終結する、パッケージ化されたタンポン。
  20. 前記パッケージ化されたタンポンが、前記タンポンの抜去端に配置される下部及び前記タンポンの前記抜去端と挿入端との間に配置される中心部を有する、請求項19に記載のパッケージ化されたタンポン。
  21. 前記脆弱線が、それぞれ長さを有する開口部及びランド部を有する穿孔から形成される、請求項20に記載のパッケージ化されたタンポン。
  22. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部よりも前記中心部において大きい、請求項21に記載のパッケージ化されたタンポン。
  23. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記中心部において約2:1である、請求項22に記載のパッケージ化されたタンポン。
  24. 開口部の長さ:ランド部の長さの比が、前記パッケージ化されたタンポンの前記下部において2:3〜約3:2である、請求項22に記載のパッケージ化されたタンポン。
  25. 前記脆弱線が、前記パッケージ化されたタンポンの長手方向軸に垂直な平面からある角度で傾斜している、請求項19に記載のパッケージ化されたタンポン。
  26. 前記脆弱線が、前記タンポンの周囲を少なくとも1回延びる、請求項19に記載のパッケージ化されたタンポン。
  27. 前記実質的に長手方向の接続領域内の少なくとも1つの間隙が、前記間隙内に配置される別個の接続装置を有する、請求項19に記載のパッケージ化されたタンポン。
  28. タンポンのパッケージ化方法であって、
    a.長さ、幅、及び実質的に前記幅全体に延びる少なくとも1つの脆弱線を有する可撓性シート状材料を含む包装材ブランクを提供する工程と、
    b.前記包装材ブランクを、第1端部、第2端部、前記包装材ブランクの前記長さに相当する長さ、及び2プライの前記可撓性シート状材料を有する長手方向の重複シーム領域を有する、包装材の管に形成する工程と、
    c.あるパターンで前記2プライ部分を共に付着させることによって前記シーム領域内に長手方向のシームを形成する工程と、
    d.前記管の前記第1端部を閉止する工程と、
    e.前記タンポンを前記管に挿入する工程と、
    f.前記管の前記第2端部を閉止する工程と、を含み、
    (i)前記包装材の管が、前記シーム領域の第1側面を画定する、実質的に長手方向の第1接続領域、及び前記シーム領域の第2側面を画定し、前記実質的に長手方向の第1接続領域に対向する実質的に長手方向の第2接続領域を有し、(ii)前記実質的に長手方向の第2接続領域が、前記包装材の管の前記第1端部に対応する前記第2接続領域の第1端部に隣接して前記第2接続領域内に形成される間隙を有し、(iii)前記実質的に長手方向の第1接続領域が、前記包装材の管の前記第1端部に対応する前記第1接続領域の第1端部に隣接して前記第1接続領域内に形成される間隙を有し、(iv)前記実質的に長手方向の第2接続領域内の前記間隙が、前記実質的に長手方向の第1接続領域内の前記間隙よりも前記包装材の管の前記第1端部に近く、(v)前記脆弱線が、前記実質的に長手方向の第1接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第1端部を有し、前記実質的に長手方向の第2接続領域及び前記実質的に長手方向の第1接続領域内の前記間隙を通って延び、前記実質的に長手方向の第2接続領域に隣接して前記シーム領域内に配置される第2端部を有する、方法。
  29. 長手方向のシームを形成する工程が、熱及び圧力を加えて前記プライを熱的に固着させることを含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記接続領域内の各間隙が、熱封止要素内で間隙として形成される、請求項29に記載の方法。
  31. 前記接続領域内の各間隙が、前記加えられる熱の温度では熱接着性ではない材料を使用して前記接続領域の1つ又は2つ以上の部分の前記包装材料をコーティングすることによって形成される、請求項29に記載の方法。
JP2011538636A 2008-11-26 2009-11-19 タンポンオーバーラップの封止パターン Active JP5536091B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11811808P 2008-11-26 2008-11-26
US61/118,118 2008-11-26
PCT/US2009/065130 WO2010062827A1 (en) 2008-11-26 2009-11-19 Sealing pattern for tampon overwrap

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012509743A true JP2012509743A (ja) 2012-04-26
JP5536091B2 JP5536091B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=42196983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011538636A Active JP5536091B2 (ja) 2008-11-26 2009-11-19 タンポンオーバーラップの封止パターン

Country Status (10)

Country Link
US (2) US8357134B2 (ja)
EP (1) EP2361070B1 (ja)
JP (1) JP5536091B2 (ja)
CN (1) CN102223862B (ja)
AU (2) AU2009319873B2 (ja)
BR (1) BRPI0921849B8 (ja)
CA (1) CA2744067C (ja)
PL (1) PL2361070T3 (ja)
RU (1) RU2506067C2 (ja)
WO (1) WO2010062827A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012509742A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 マクニール−ピーピーシー・インコーポレーテツド タンポンのオーバーラップ
JP2021527002A (ja) * 2018-06-11 2021-10-11 インペリアル タバコ ベンチャーズ リミテッド タバコ製品パッケージ

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0921849B8 (pt) 2008-11-26 2021-06-22 Johnson & Johnson Gmbh tampão embalado e método para embalar um tampão
US10159550B2 (en) 2013-12-20 2018-12-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Vaginal insert method of manufacture
US9475671B2 (en) * 2013-12-20 2016-10-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Vaginal insert method of manufacture
US9622919B2 (en) 2014-11-13 2017-04-18 Johnson & Johnson Gmbh Method of shaping a tampon for feminine hygiene
EP3165471B1 (en) 2015-11-09 2018-01-10 Ontex BVBA Method and apparatus for manufacturing a tampon packaging
PL3397557T3 (pl) * 2015-12-31 2021-06-14 Johnson And Johnson Gmbh Sposób wykonania rurki opakowania podstawowego na tampony i odpowiednie urządzenie
US11918443B2 (en) 2019-09-27 2024-03-05 Johnson & Johnson Gmbh Apparatus for forming a catamenial tampon
US11950986B2 (en) 2019-09-27 2024-04-09 Johnson & Johnson Gmbh Tampon press
EP3868347A1 (en) 2020-02-21 2021-08-25 Ontex BV Absorbent articles having single-handed opening and methods

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06211267A (ja) * 1992-11-09 1994-08-02 Mcneil Ppc Inc 少なくとも一つの虚弱線を有する包装材料とその生産プロセス及び装置
WO2003082174A1 (en) * 2002-04-02 2003-10-09 Johnson & Johnson Gmbh Packaging material sheet with at least one line of weakness, and packaging material

Family Cites Families (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1560681A (en) * 1921-11-04 1925-11-10 Fisher Arthur Cook Grease container
US3135262A (en) 1960-11-16 1964-06-02 Kobler Werner Tampon
US3092251A (en) 1961-05-01 1963-06-04 Mayfair Ind Inc Packaged article
US3278013A (en) 1961-11-07 1966-10-11 Millard S Banks Compact article
US3309006A (en) * 1966-02-16 1967-03-14 Bemis Co Inc Plastic bags
AT311257B (de) 1969-11-05 1973-11-12 Hahn Carl Dr Kg Verfahren und Vorrichtung zum Verschließen einer gefüllten Verpackungshülle
US3856143A (en) 1970-12-22 1974-12-24 Hahn Carl Kg Shape-retaining closure of a tubular package for tampons
US3777632A (en) 1972-08-22 1973-12-11 Fmc Corp Sleeve making apparatus and method
US3814099A (en) 1972-09-20 1974-06-04 P Kobler Tampons
US4053046A (en) 1976-07-29 1977-10-11 Jno H. Swisher & Son, Inc. Plastic film wrapper
US4170305A (en) * 1978-08-11 1979-10-09 Johnson & Johnson Easy-open wrapper for cylindrical products
DE3302932C2 (de) 1983-01-28 1986-04-24 Johnson & Johnson GmbH, 4000 Düsseldorf Tamponpackung
DE3347649A1 (de) 1983-12-30 1985-07-11 Johnson & Johnson GmbH, 4000 Düsseldorf Tampon fuer die frauenhygiene sowie verfahren und einrichtung zur herstellung desselben
US4557385A (en) 1984-02-23 1985-12-10 Union Camp Corporation Bag with easy open line of perforations
SE450462B (sv) 1984-11-26 1987-06-29 Moelnlycke Ab Forpackning for enskilda sanitera engangsartiklar samt sett att forpacka dessa
US4617781A (en) * 1984-12-12 1986-10-21 International Playtex, Inc. Polypropylene wrap end seals and process for making same
EP0213241A1 (en) 1985-08-12 1987-03-11 Creative Resources, Inc. System for packaging, handling and disposing of consumer products
US4648513A (en) * 1985-09-27 1987-03-10 Kimberly-Clark Corporation Package and disposal container including plural tear portions
DE3545733A1 (de) * 1985-12-21 1987-07-02 Unilever Nv Tuetenfoermige verpackung
US5478336A (en) 1987-09-25 1995-12-26 Kaysersberg, S.A. Sanitary or similar towel with fluid-impermeable side flaps
JPH0451783Y2 (ja) 1988-04-12 1992-12-07
US4881644A (en) 1988-09-16 1989-11-21 Playtex Family Products Corporation Tampon applicator wrap
US5054264A (en) 1990-07-31 1991-10-08 Cedric C. Miller Easy tear straw cover
DE4107380A1 (de) 1991-03-08 1992-09-10 Lohmann Gmbh & Co Kg Schlauchbeutelverpackung, insbesondere fuer bindenartige gueter
US5133457A (en) 1991-06-21 1992-07-28 Playtex Family Products Corporation Tampon assembly, including wrap for disposal of spent applicator
DE4304505C2 (de) 1993-02-15 1995-05-18 Johnson & Johnson Gmbh Tampon, insbesondere für die Frauenhygiene, sowie Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung desselben
US5365719A (en) 1993-07-08 1994-11-22 Council David S Apparatus for storing items in a flexible wrapper and for closing and opening the mouth of the flexible wrapper
US5462166A (en) 1994-02-14 1995-10-31 The Procter & Gamble Company Package seal for individually packaged sanitary napkins
IL116949A0 (en) 1995-02-01 1996-05-14 Mcneil Ppc Inc A flexible tubular package
JP3472648B2 (ja) 1995-06-30 2003-12-02 ユニ・チャーム株式会社 生理用ナプキン包装体
SE510846C2 (sv) 1995-11-06 1999-06-28 Moelnlycke Health Care Ab Innerförpackning för i en yttre förpackning sterilförpackade bukdukar
JPH11120830A (ja) 1997-10-09 1999-04-30 Hitachi Ltd 平形多芯ケーブル接続構造
US6010001A (en) 1997-11-21 2000-01-04 The Procter & Gamble Company Individual packaging for hygienic wiping
US6115997A (en) 1998-03-30 2000-09-12 Mcneil-Ppc, Inc. Multiple lane packaging of feminine sanitary articles and resulting product
US6036679A (en) 1998-04-09 2000-03-14 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Individually wrapped absorbent article
US6063065A (en) 1998-06-08 2000-05-16 Johnson & Johnson Industria E. Comercio Ltda Prepackaged absorbent article with partially non-coextensive wrapper
DE19826541C1 (de) 1998-06-15 2000-01-05 Ruggli Projects Ag Hagendorn Tampon sowie Verfahren zum Verpacken desselben
US6250468B1 (en) 1999-02-10 2001-06-26 Teepak Investments, Inc. Easy to remove overwrap
DE29907206U1 (de) * 1999-04-26 1999-07-15 Hassia Verpackungsmaschinen Gmbh, 63691 Ranstadt Schlauchbeutelpackung, insbesondere sogenannte Stickpackung
US6478763B1 (en) 1999-06-28 2002-11-12 The Procter & Gamble Company Packing device for retrieving a tampon placed therein
US6053318A (en) 1999-07-07 2000-04-25 Petterson; Tor Package for housing a self-adhesive bandage
US6446795B1 (en) 2000-07-31 2002-09-10 The Gillette Company Towelette packaging
DE10109608A1 (de) 2001-02-28 2002-09-12 Johnson & Johnson Gmbh Tampon-Primärverpackung
JP3939118B2 (ja) 2001-10-01 2007-07-04 ユニ・チャーム株式会社 体液吸収製品の個包装体
JP3875059B2 (ja) 2001-10-17 2007-01-31 ユニ・チャーム株式会社 体液吸収製品の個包装体
US6955665B2 (en) 2002-05-23 2005-10-18 The Procter & Gamble Company Tampon wrapper with improved opening means
US7101358B2 (en) 2002-05-23 2006-09-05 The Procter & Gamble Company Tampon wrapper with opening means comprising stopper
US20030233813A1 (en) 2002-06-25 2003-12-25 Leslie Wayne Grant Process of making a wrapped tampon
US7073666B2 (en) 2002-12-17 2006-07-11 Jennifer Arndt Tampon package and method for making same
WO2004080362A1 (en) 2003-03-11 2004-09-23 Johnson & Johnson Gmbh Packaged film-covered tampon
US7413079B2 (en) 2003-07-10 2008-08-19 Sca Hygiene Products Ab Single wrap for absorbent products
US20080064581A1 (en) 2004-07-21 2008-03-13 Karin Lochte Tampon Having Apertured Film Cover Thermobonded to Fibrous Absorbent Structure
DE102004036058A1 (de) * 2004-07-24 2006-02-16 Hysalma Hygiene Sales + Marketing Gmbh Verpackung eines Hygieneartikels, insbesondere eines Menstrualtampons
US7065939B2 (en) 2004-09-03 2006-06-27 The Procter & Gamble Company Method of wrapping digital tampons
US8317765B2 (en) 2005-12-29 2012-11-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Packaged tampon and applicator assembly
US7422105B2 (en) 2005-12-30 2008-09-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Packaged tampon and applicator assembly
US7621106B2 (en) 2006-08-04 2009-11-24 Playtex Products, Inc. Tampon wrapper
AU2007307625B2 (en) 2006-10-12 2012-07-05 Mcneil-Ppc, Inc. Wrapper sealing process and article
US8302844B2 (en) * 2006-11-20 2012-11-06 The Procter & Gamble Company Wrapper having a predetermined line of weakness
US8840598B2 (en) 2007-09-12 2014-09-23 The Procter & Gamble Company Wrapper having a tab
US20090188825A1 (en) 2008-01-29 2009-07-30 Mcconnell Kimberly Nichole Packaging having a line of weakness
PL2977035T3 (pl) 2008-11-26 2018-05-30 Johnson & Johnson Gmbh Owinięcie tamponu
BRPI0921849B8 (pt) 2008-11-26 2021-06-22 Johnson & Johnson Gmbh tampão embalado e método para embalar um tampão

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06211267A (ja) * 1992-11-09 1994-08-02 Mcneil Ppc Inc 少なくとも一つの虚弱線を有する包装材料とその生産プロセス及び装置
WO2003082174A1 (en) * 2002-04-02 2003-10-09 Johnson & Johnson Gmbh Packaging material sheet with at least one line of weakness, and packaging material

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012509742A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 マクニール−ピーピーシー・インコーポレーテツド タンポンのオーバーラップ
JP2021527002A (ja) * 2018-06-11 2021-10-11 インペリアル タバコ ベンチャーズ リミテッド タバコ製品パッケージ
US11673735B2 (en) 2018-06-11 2023-06-13 Imperial Tobacco Ventures Limited Tobacco product package
JP7320543B2 (ja) 2018-06-11 2023-08-03 インペリアル タバコ リミテッド タバコ製品パッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
US8357134B2 (en) 2013-01-22
RU2011125965A (ru) 2013-01-10
CA2744067C (en) 2016-06-21
AU2009319873B2 (en) 2014-07-17
EP2361070B1 (en) 2015-03-04
US20130110069A1 (en) 2013-05-02
BRPI0921849B8 (pt) 2021-06-22
AU2009319873A1 (en) 2010-06-03
RU2506067C2 (ru) 2014-02-10
CA2744067A1 (en) 2010-06-03
AU2014203444A1 (en) 2014-07-10
JP5536091B2 (ja) 2014-07-02
WO2010062827A1 (en) 2010-06-03
BRPI0921849A2 (pt) 2016-11-01
CN102223862B (zh) 2014-12-03
EP2361070A1 (en) 2011-08-31
BRPI0921849B1 (pt) 2020-05-05
US8518005B2 (en) 2013-08-27
AU2014203444B2 (en) 2015-09-24
US20100130954A1 (en) 2010-05-27
EP2361070A4 (en) 2013-04-10
CN102223862A (zh) 2011-10-19
PL2361070T3 (pl) 2015-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5536091B2 (ja) タンポンオーバーラップの封止パターン
JP6087321B2 (ja) タンポンのオーバーラップ
JP4243244B2 (ja) 改良された開放手段を有するタンポン包装体
WO2003099187A1 (en) Tampon wrapper comprising means for preventing separation of the tear tape from the wrapper
AU2016202753B2 (en) Tampon overwrap
AU2014227512A1 (en) Tampon overwrap

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5536091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250