JP2012506646A - 領域区分を用いた映像補間装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

領域区分を用いた映像補間装置およびその方法を開示する。映像補間装置は、エッジ付近の画質劣化を改善するために入力映像の勾配値に対する細線化処理を行った後、エッジ可否を判断して映像の補間方向による領域分割およびピクセル代替によって最適の地域情報を用いて映像の解像度を変換することができる。

Description

本発明の実施形態は映像の解像度変換のための映像補間方式に関し、特に、入力映像の地域情報を効果的に用いてナチュラルな高解像度の映像を生成する技術に関する。
最近、多様な解像度を有するディスプレイ装置が発売されつつ、入力映像の解像度をディスプレイ装置に提供する解像度に合わせて変換される過程が必須である。
低解像度の映像を高解像度に変換する解像度変換技術は、大きく復元基盤方法(reconstruction based method)、線形フィルタリング技術を用いる方法、非線形フィルタリング技術を用いる方法に分けられる。
低解像度の映像を高解像度映像に変換する場合、エッジ周辺に多くの画質劣化が発生することがある。代表的な画質劣化として、解像度を変換した結果、映像のエッジ近所にノコギリの歯状のパターンが発生するジグザグ現象(jaggedness)、解像度の変換によって鮮明度の低下が発生するブラー(blurring)現象、およびフィルタ特性の低下によるエッジ近辺のアイリアシング現象(aliasing)などがある。すなわち、エッジ周辺における処理が解像度の変更に最も重要な役割をする。
したがって、既存の解像度変換技術の限界を克服して低解像度の映像を高解像度の映像に変換するにあたって、よりナチュラルな映像復元と共にエッジ周辺に精巧な処理を行うことによって画質を改善するための技術研究が持続的に求められる。
本発明の一実施形態に係る映像補間装置は、入力映像に対して各ピクセルの勾配値を算出する勾配算出部と、前記勾配値を用いて前記ピクセルがエッジに該当するピクセルであるか否かを判断するエッジ判断部と、補間領域内にエッジに該当するピクセルが存在する場合、前記補間領域内で補間するピクセルの位置に応じて補間方向を判断する補間方向判断部と、前記補間方向に応じて前記補間するピクセルを基準にして前記補間領域を分割した後、前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替するピクセル代替部と、前記代替されたピクセル値を用いて前記補間するピクセルの補間を実行する補間実行部とを備えてもよい。
このとき、前記エッジ判断部は、前記ピクセルに対して水平方向の勾配値と垂直方向の勾配値との比較結果に基づいて前記ピクセルがエッジであるか否かを判断してもよい。
また、前記ピクセル代替部は、前記補間方向が対角方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして前記補間領域を4象限に分割する対角方向領域分割部と、前記4象限それぞれに含まれたピクセルをエッジ有無に応じて参加ピクセルと非参加ピクセルに分類した後、前記参加ピクセルのピクセル値を用いて前記非参加ピクセルのピクセル値を代替する対角方向ピクセル代替部とを備えてもよい。
また、前記ピクセル代替部は、前記補間方向が垂直方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして垂直方向に前記補間領域の一部を分割する垂直方向領域分割部と、前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替する垂直方向ピクセル代替部とを備えてもよい。
また、前記ピクセル代替部は、前記補間方向が水平方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして水平方向に前記補間領域の一部を分割する水平方向領域分割部と、前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替する水平方向ピクセル代替部とを備えてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る映像補間方法は、入力映像に対して各ピクセルの勾配値を算出するステップと、前記勾配値を用いて前記ピクセルがエッジに該当するピクセルであるか否かを判断するステップと、補間領域内にエッジに該当するピクセルが存在する場合、前記補間領域内で補間するピクセルの位置に応じて補間方向を判断するステップと、前記補間方向に応じて前記補間するピクセルを基準にして前記補間領域を分割した後、前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替するステップと、前記代替されたピクセル値を用いて前記補間するピクセルの補間を実行するステップとを含んでもよい。
本発明の一実施形態によれば、入力映像のエッジ周辺に発生する劣化現像を排除することのできる新しい線形フィルタリング技術を提供することによって、エッジ周辺の映像がより鮮明かつナチュラルに復元できる。
本発明の一実施形態によれば、補間方向に応じて最適の地域情報を効率的に用いることで映像の解像度を高め、リアルタイムに処理することで適する映像補間方式を提供することによって、高画質の映像を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る映像補間装置を示す図である。 図1に示す勾配算出部の一例を示す図である。 図1に示すピクセル代替部の動作を説明するための図である。 図1に示すピクセル代替部の一例を示すブロック図である。 図4に示す対角方向領域分割部の動作を説明するための図である。 図4に示す対角方向ピクセル代替部の動作を説明するための図である。 図4に示す垂直方向領域分割部の動作を説明するための図である。 図4に示す垂直方向ピクセル代替部の動作を説明するための図である。 図4に示す水平方向領域分割部の動作を説明するための図である。 図4に示す水平方向ピクセル代替部の動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る映像補間方法を示す動作フローチャートである。 図11に示すピクセルのエッジ可否を判断する過程を示す動作フローチャートである。 図11に示す対角方向に対する領域分割およびピクセル代替過程を示す動作フローチャートである。 図11に示す垂直方向に対する領域分割およびピクセル代替過程を示す動作フローチャートである。 図11に示す水平方向に対する領域分割およびピクセル代替過程を示す動作フローチャートである。
以下、添付された図面に記載された内容を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明が実施形態によって制限されたり限定されたりすることはない。
図1は、本発明の一実施形態に係る映像補間装置を示す図である。図1を参照するに、映像補間装置は、勾配算出部101、エッジ判断部102、補間方向判断部103、ピクセル代替部104、補間実行部105に構成してもよい。
勾配算出部101は、入力映像に対して各ピクセルの勾配値Gを算出する。
図2は、勾配算出部101の一例を示す図である。図2を参照するに、勾配算出部101は、各ピクセルの勾配値Gを算出するために勾配フィルタ201を用いてもよい。このとき、勾配フィルタ201としてソーベルフィルタ(sobel filter)を用いてもよい。
一例として、勾配算出部101は、勾配フィルタ201を介して水平方向の勾配値Gxおよび垂直方向の勾配値Gyを算出した後、算出された水平方向の勾配値Gxと垂直方向の勾配値Gyの絶対値の和で該当ピクセルの勾配値Gを算出してもよい。
勾配値Gは式(1)のように定義してもよい。
G=|Gx|+|Gy| (1)
エッジ判断部102は、各ピクセルの勾配値Gを用いて該当のピクセルがエッジに該当するか否かを判断してもよい。エッジ判断部102は、各ピクセルの勾配値Gに対して細線化(thinning)処理を行った後エッジ可否を判断してもよい。
エッジ判断部102は、各ピクセルに対して水平方向の勾配値Gxと垂直方向の勾配値Gyとの比較結果に基づいて該当のピクセルがエッジであるか否かを判断してもよい。
エッジ判断部102は、ピクセルの勾配値Gが予め決定した閾値T以上であり、同時に少なくとも1つの他の条件を満足する場合にエッジとして判断する一方、1つの条件でも満足しない場合にはエッジではないもの(non−edge)として判断する。
一例として、エッジ判断部102は、ピクセルの勾配値Gが閾値T以上であり(第1条件)水平方向の勾配値Gxが垂直方向の勾配値Gyよりも大きい場合(第2条件)には、水平方向の勾配値Gxが該当のピクセルに隣接する左側ピクセルと右側ピクセルの勾配値よりも大きい場合(第3条件)、該当のピクセルをエッジとして判断してもよい。このとき、エッジ判断部102は、水平方向の勾配値Gxが左側ピクセルと右側ピクセルそれぞれの水平方向の勾配値より予め決定された設定値(V)以上大きい場合に(第4条件)該当のピクセルをエッジとして判断してもよい。
一方、エッジ判断部102は、ピクセルの勾配値Gが閾値T以上であり(第1条件)、垂直方向の勾配値Gyが水平方向の勾配値Gxよりも大きい場合(第5条件)には、垂直方向の勾配値Gyが該当のピクセルに隣接する上側ピクセルと下側ピクセルの勾配値よりも大きい場合(第6条件)、該当のピクセルをエッジとして判断してもよい。このとき、エッジ判断部102は、垂直方向の勾配値Gyが上側ピクセルと下側ピクセルそれぞれの垂直方向の勾配値より設定値(V)以上大きい場合(第7条件)、該当のピクセルをエッジとして判断してもよい。
すなわち、エッジ判断部102は、前記第1条件を満足しつつ同時に前記第2条件ないし第4条件を全て満足したり、前記第5条件と第7条件を全て満足するケースに該当のピクセルを最終的にエッジとして判断してもよい。
このように、エッジ判断部102は、ピクセルの勾配値によって直ちにエッジ可否を判断することなく、水平方向の勾配値と垂直方向の勾配値を共に考慮した細線化処理によって厚いエッジの発生を除去することができる。結局、エッジの細線化処理によってエッジ周辺に発生し得る劣化現象を最小化することができる。
補間方向判断部103は、補間する補間領域(window)内にエッジに該当するピクセルの存在可否を判断してもよく、補間領域にエッジが存在する場合、補間領域内で補間しようとするピクセル(以下、「補間ピクセル」と称する)の位置に応じて補間方向を判断してもよい。
図3を参照するに、補間方向判断部103は、補間領域301内に存在する全てのピクセルのエッジ可否を判断して補間領域301にエッジに該当するピクセルが存在する場合、補間ピクセルの位置を考慮して補間方向を判断してもよい。このとき、補間方向判断部103は、補間ピクセルの位置に応じて対角方向、垂直方向、水平方向に区分して補間方向を判断してもよい。
ピクセル代替部104は、補間方向に応じて補間ピクセルを基準にして補間領域を分割した後、補間領域内で周辺ピクセルのピクセル値を用いて各ピクセルのピクセル値を代替してもよい。
図4は、ピクセル代替部104の一例を示すブロック図である。図4を参照するに、ピクセル代替部104は、対角方向の補間方向に対して対角方向領域分割部401および対角方向ピクセル代替部402から構成され、垂直方向の補間方向に対して垂直方向領域分割部403および垂直方向ピクセル代替部404から構成され、水平方向の補間方向に対して水平方向領域分割部405および水平方向ピクセル代替部406から構成されてもよい。
図5は対角方向領域分割部401の動作を説明するための図であり、図6は対角方向ピクセル代替部402の動作を説明するための図である。
図5を参照するに、対角方向領域分割部401は、補間ピクセルを基準にして補間領域を4象限に分割してもよい。
図6を参照するに、対角方向ピクセル代替部402は、4象限それぞれに含まれたピクセルのエッジ有無に応じて参加ピクセルと非参加ピクセルとに分類した後、参加ピクセルのピクセル値を用いて非参加ピクセルのピクセル値を代替してもよい。このとき、ピクセル値は該当のピクセルの明度値を意味する。
対角方向ピクセル代替部402は、4象限で補間ピクセルと隣接した順にピクセルのエッジ可否を判断して参加ピクセルと非参加ピクセルとに分類してもよい。
例えば、対角方向ピクセル代替部402は、第1象限の領域にi、j+1、i、j+2、i−1、j+1、i−1、j+2のピクセルが存在する場合、補間ピクセルと最も隣接したi、j+1のピクセルからエッジ可否を判断し、次にi、j+2、i−1、j+1、i−1、j+2の順にピクセルのエッジ可否を判断してもよい。このとき、i、j+1を除いた残りのピクセルのエッジ有無の判断順序は変更され得る。
また、対角方向ピクセル代替部402は、i、j+1のピクセルがエッジに該当する場合、以下全てのピクセル、すなわち、i、j+1、i、j+2、i−1、j+1、i−1、j+2のピクセル値を空きにして該当のピクセルを非参加ピクセルとして分類する。一方、i、j+1のピクセルがエッジではない場合、対角方向ピクセル代替部402は、i、j+1のピクセルを参加ピクセルとして分類した後、i、j+2のピクセルに移動してi、j+2ピクセルのエッジ可否を判断する。このとき、i、j+2のピクセルがエッジではない場合、対角方向ピクセル代替部402は、i、j+2のピクセルを参加ピクセルとして分類し、エッジに該当する場合に対角方向ピクセル代替部402は、i、j+2のピクセルのピクセル値を空きにして非参加ピクセルとして分類する。次に、i−1、j+1に移動して該当のピクセルがエッジではない場合、対角方向ピクセル代替部402は、i−1、j+1のピクセルを参加ピクセルとして分類し、エッジに該当する場合に対角方向ピクセル代替部402は、i−1、j+1のピクセルのピクセル値を空きにして非参加ピクセルとして分類する。次に、i−1、j+2に移動して該当のピクセルがエッジではない場合、対角方向ピクセル代替部402は、i−1、j+2のピクセルを参加ピクセルとして分類し、エッジに該当する場合に対角方向ピクセル代替部402は、i−1、j+2のピクセルのピクセル値を空きにして非参加ピクセルとして分類する。
このとき、ピクセルのピクセル値を空きにするという意味は、ピクセル値を他の値に代替するため臨時的にピクセル値を消すことを意味する。
このような過程を第2象限、第3象限、第4象限に独立的に行って補間領域に含まれた全てのピクセルを参加ピクセルと非参加ピクセルとに分類してもよい。
対角方向ピクセル代替部402は、補間領域内ピクセルを参加ピクセルと非参加ピクセルに分類した後、参加ピクセルのピクセル値を用いてピクセル値を空いた非参加ピクセルの新しいピクセル値を算出してもよい。例えば、対角方向ピクセル代替部402は、参加ピクセルの平均ピクセル値を算出した後、算出された平均ピクセル値を全ての非参加ピクセルに対するピクセル値に代替してもよい。
図7は、垂直方向領域分割部403の動作を説明するための図であり、図8は、垂直方向ピクセル代替部404の動作を説明するための図である。図7を参照するに、垂直方向領域分割部403は、補間ピクセルを基準にして垂直方向に前記補間領域の一部を分割してもよい。垂直方向領域分割部403は、補間方向が垂直方向である場合、補間領域内に含まれたピクセルのうち補間ピクセルを基準にして垂直線上に位置するピクセルを用いてもよい。
垂直方向ピクセル代替部404は、分割された補間領域に含まれたピクセルのピクセル値を該当の領域内の周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替してもよい。垂直方向ピクセル代替部404は、該当の領域内ピクセルのエッジ有無に応じる垂直配置の形態を判断した後、判断された垂直配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて該当の領域内ピクセルのピクセル値を代替してもよい。
図7のように4×4構造の補間領域を用いる場合、垂直方向領域分割部403は、補間領域で補間ピクセルを基準にして垂直方向に位置する4個のピクセルを含む領域を分割してもよい。
図8を参照するに、分割された補間領域に含まれたピクセルのエッジ有無に応じて、ピクセルの垂直配置の形態を6つの場合の数に分類してもよい。
垂直方向ピクセル代替部404は、垂直配置の形態別に予め定義されたピクセル代替式を用いて分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を代替してもよい。
このとき、分割された補間領域内ピクセルの垂直配置の形態が図8に示す1のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(2)のように定義してもよい。式(2)によれば、i−1、jとi+2、jのピクセル値はi、jのピクセル値とi+1、jのピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの垂直配置の形態が図8に示す2のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(3)のように定義してもよい。式(3)によれば、i−1、jとi+2、jのピクセル値はi、jのピクセル値とi+1、jのピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの垂直配置の形態が図8に示す3のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(4)のように定義してもよい。式(4)によれば、i−1、jとi、jのピクセル値はi+1、jのピクセル値とi+2、jのピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの垂直配置の形態が図8に示す4のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(5)のように定義してもよい。式(5)によれば、i−1、j、i、jとi+2、jのピクセル値はi+1、jのピクセル値に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの垂直配置の形態が図8に示す5のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(6)のように定義してもよい。式(6)によれば、i+1、jとi+2、jのピクセル値はi−1、jのピクセル値とi、jのピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの垂直配置の形態が図8に示す6のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(7)のように定義してもよい。式(7)によれば、i−1、j、i+1、jとi+2、jのピクセル値はi、jのピクセル値に代替してもよい。
Figure 2012506646
図9は水平方向領域分割部405の動作を説明するための図であり、図10は水平方向ピクセル代替部406の動作を説明するための図である。図9を参照するに、水平方向領域分割部405は、補間ピクセルを基準にして水平方向に前記補間領域の一部を分割してもよい。水平方向領域分割部405は、補間方向が水平方向である場合、補間領域内に含まれたピクセルのうち補間ピクセルを基準にして水平線上に位置するピクセルを用いてもよい。
水平方向ピクセル代替部406は、分割された補間領域に含まれたピクセルのピクセル値を該当の領域内の周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替してもよい。水平方向ピクセル代替部406は、該当の領域内ピクセルのエッジ有無に応じて水平配置の形態を判断した後、判断された水平配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて該当の領域内ピクセルのピクセル値を代替してもよい。
図9に示すように、4×4構造の補間領域を用いる場合、水平方向領域分割部405は、補間領域で補間ピクセルを基準にして水平方向に位置する4個のピクセルを含む領域を分割してもよい。
図10を参照するに、分割された補間領域に含まれたピクセルのエッジ有無に応じてピクセルの水平配置の形態を6つの場合の数に分類してもよい。
水平方向ピクセル代替部406は、水平配置の形態別に予め定義されたピクセル代替式を用いて分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を代替してもよい。
このとき、分割された補間領域内ピクセルの水平配置の形態が図10に示す1のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(8)のように定義してもよい。式(8)によれば、i、j−1とi、j+2のピクセル値はi、jのピクセル値とi、j+1のピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの水平配置の形態が図10の2ケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(9)のように定義してもよい。式(9)によれば、i、j−1とi、j+2のピクセル値はi、jのピクセル値とi、j+1のピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの水平配置の形態が図10に示す3のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(10)のように定義してもよい。式(10)によれば、i、j−1とi、jのピクセル値はi、j+1のピクセル値とi、j+2のピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの水平配置の形態が図10に示す4のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(11)のように定義してもよい。式(11)によれば、i、j−1、i、jとi、j+2のピクセル値はi、j+1のピクセル値に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの水平配置の形態が図10に示す5のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(12)のように定義してもよい。式(12)によれば、i、j+1とi、j+2のピクセル値はi、j−1のピクセル値とi、jのピクセル値の平均に代替してもよい。
Figure 2012506646
また、分割された補間領域内ピクセルの水平配置の形態が図10に示す6のケースに該当する場合、そのピクセル代替式は式(13)のように定義してもよい。式(13)によれば、i、j−1、i、j+1とi、j+2のピクセル値はi、jのピクセル値に代替してもよい。
Figure 2012506646
ピクセル代替部104は、補間方向に応じて補間領域を分割して補間領域内ピクセルのピクセル値を代替することによって、補間領域に存在するピクセルのうち補間に使用できないピクセルを分離し、補間時に分離されたピクセルのピクセル値を排除してもよい。すなわち、ピクセル代替部104は、補間ピクセルが占めている物体とは全く関係のないピクセルを除去することができ、ブラーによる画質の低下を改善することができる。
補間実行部105は、補間方向に応じて領域分割およびピクセル代替過程が完了すれば、代替されたピクセル値を用いて補間ピクセルの補間を実行してもよい。補間実行部105は、ピクセル代替部104で領域分割によって分類された補間に参加するピクセル値、すなわち周辺ピクセルのエッジ有無に応じて代替されたピクセル値を用いて補間を実行することができる。
図11は、本発明の一実施形態に係る映像補間方法を示す動作フローチャートである。
本発明の一実施形態に係る映像補間方法において、低解像度の入力映像を高解像度に補間する過程は次のような過程を含んでもよい。
本発明の一実施形態に係る映像補間方法は、入力映像に対して各ピクセルの勾配値Gを算出する(1101)。
このとき、各ピクセルの勾配値Gを算出するステップ1101は、該当のピクセルに対して水平方向の勾配値Gxと垂直方向の勾配値Gyを算出した後、算出された水平方向の勾配値Gxと垂直方向の勾配値Gyの絶対値の和に該当のピクセルの勾配値Gを算出してもよい。
また、本発明の一実施形態に係る映像補間方法は各ピクセルの勾配値Gを用いてエッジの有無判断を実行する(1102)。
このとき、各ピクセルのエッジ可否を判断するステップ1102は、該当のピクセルの勾配値Gに対して細線化処理を経た後にエッジ可否を判断してもよい。
各ピクセルのエッジ可否を判断するステップ1102は、次のような過程を含んでもよい。
図12を参照するに、各ピクセルのエッジ可否を判断するステップ1102は、第1条件(1201)、第2条件(1202)、第3条件(1203)、および第4条件(1204)を同時に満足する場合、該当のピクセルをエッジと判断する(1205)。
一例として、第1条件(1201)は、該当のピクセル(i、j)の勾配値Gが閾値T以上でなければならない条件である。第2条件(1202)は、水平方向の勾配値Gx(i、j)が垂直方向の勾配値Gy(i、j)以上でなければならない条件である。また、第3条件(1203)は、水平方向の勾配値Gx(i、j)が該当のピクセルに隣接する左側ピクセル(i、j−1)の水平方向の勾配値Gx(i、j−1)および右側ピクセル(i、j+1)の水平方向の勾配値Gx(i、j+1)以上でなければならない条件である。また、第4条件(1204)は、左側ピクセル(i、j−1)の水平方向の勾配値Gx(i、j−1)と右側ピクセル(i、j+1)の水平方向の勾配値Gx(i、j+1)の2つのうち大きい値と該当のピクセル(i、j)の水平方向の勾配値Gx(i、j)との間の差異値の絶対値が設定値(V)以上でなければならない条件である。
また、各ピクセルのエッジ可否を判断するステップ1102は、第1条件(1201)、第5条件(1206)、第6条件(1207)および第7条件(1208)を同時に満足する場合、該当のピクセルをエッジと判断する(1205)。
一例として、第5条件(1206)は、垂直方向の勾配値Gy(i、j)が水平方向の勾配値Gx(i、j)以上でなければならない条件である。第6条件(1207)は、垂直方向の勾配値Gy(i、j)が該当のピクセルに隣接する上側ピクセル(i−1、j)の垂直方向の勾配値Gy(i−1、j)および下側ピクセル(i+1、j)の垂直方向の勾配値Gy(i+1、j)以上でなければならない条件である。また、第7条件(1208)は、上側ピクセル(i−1、j)の垂直方向の勾配値Gy(i−1、j)と下側ピクセル(i+1、j)の垂直方向の勾配値Gy(i+1、j)Gy(i+1、j)の2つのうち大きい値と該当のピクセル(i、j)の垂直方向の勾配値Gy(i、j)との間の差異値の絶対値が設定値(V)以上でなければならない条件である。
また、各ピクセルのエッジ可否を判断するステップ1102は、第1条件〜第4条件(1201〜1204)および第5条件〜第7条件(1206〜1208)のうちいずれか1つの条件にも満足しない場合、該当のピクセルをnon−edgeと判断する(1209)。
したがって、各ピクセルのエッジ可否を判断するステップ1102は、該当のピクセルの勾配値Gが予め決定した閾値T以上でありながら、同時に他の条件を全て満足する場合にエッジとして判断する一方、そのうち1つの条件にも満足しない場合はノンエッジとして判断する。
再び図11において、本発明の一実施形態に係る映像補間方法は、補間領域内にエッジに該当するピクセルの存在可否を判断した後(1103)、補間領域にエッジが存在する場合、補間領域内で補間ピクセルの位置に応じて補間方向を判断する(1104)。
このとき、補間ピクセルの補間方向を判断するステップ1104は、補間ピクセルの位置に応じて対角方向、垂直方向、水平方向に区分してもよい。
また、本発明の一実施形態に係る映像補間方法は、補間方向が対角方向の場合に対角方向に対する領域分割およびピクセル代替を行なう(1105)。
対角方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1105は次のような過程を含んでもよい。
図13を参照するに、対角方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1105は、補間ピクセルを基準にして補間領域を4象限に分割する(1301)。
また、対角方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1105は、4象限それぞれに含むピクセルのエッジ有無に応じて、参加ピクセルと非参加ピクセルに分類する(1302)。このとき、参加ピクセルと非参加ピクセルに分類するステップ1302は、4象限において独立的に行って補間ピクセルと隣接した順にそれぞれ4象限に含まれたピクセルのエッジ可否を判断して参加ピクセルと非参加ピクセルに分類してもよい。
また、対角方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1105は、参加ピクセルのピクセル値を用いて非参加ピクセルのピクセル値を代替してもよい。このとき、非参加ピクセルのピクセル値を代替するステップは、補間領域内の全ての参加ピクセルの平均ピクセル値を算出した後(1303)、算出された平均ピクセル値を全ての非参加ピクセルに対するピクセル値に代替する(1304)。
再び図11において、本発明の一実施形態に係る映像補間方法は、補間方向が垂直方向である場合、垂直方向に対する領域分割およびピクセル代替を行う(1106)。
垂直方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1106は次のような過程を含んでもよい。
図14を参照するに、垂直方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1106は、補間ピクセルを基準にして垂直方向に補間領域の一部を分割する(1401)。このとき、補間領域の一部を分割するステップ1401は、補間領域内に含まれたピクセルのうち補間ピクセルを基準にして垂直線上に位置するピクセルを含む領域を分割してもよい。
また、垂直方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1106は、分割された補間領域に含まれたピクセルのピクセル値を該当の領域内の周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替する(1402)。このとき、水平方向に対するピクセル代替を行うステップ1402は、該当の領域内ピクセルのエッジ有無に応じる垂直配置の形態を判断した後、判断された垂直配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて該当の領域内ピクセルのピクセル値を代替してもよい。
再び図11において、本発明の一実施形態に係る映像補間方法は、補間方向が水平方向である場合、水平方向に対する領域分割およびピクセル代替を行なう(1107)。
水平方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1107は次のような過程を含んでもよい。
図15を参照するに、水平方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1107は、補間ピクセルを基準にして水平方向に補間領域の一部を分割する(1501)。このとき、補間領域の一部を分割するステップ1501は、補間領域内に含まれたピクセルのうち補間ピクセルを基準にして水平線上に位置するピクセルを含む領域を分割してもよい。
また、水平方向に対する領域分割およびピクセル代替を行うステップ1107は、分割された補間領域に含まれたピクセルのピクセル値を該当の領域内の周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替する(1502)。このとき、水平方向に対するピクセル代替を行うステップ1502は、該当の領域内ピクセルのエッジ有無に応じる水平配置の形態を判断した後、判断された水平配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて該当の領域内ピクセルのピクセル値を代替してもよい。
再び図11において、本発明の一実施形態に係る映像補間方法は、補間方向に応じて領域分割およびピクセル代替過程が完了すれば、代替されたピクセル値を用いて補間ピクセルの補間を実行する(1108)。
したがって、映像補間方法は、細線化処理により厚いエッジの発生を除去し、補間方向に係る領域分割およびピクセル代替過程を介してエッジによって分離された領域を精巧に処理することで、さらに鮮明な高解像度の映像を提供することができる。
本発明の実施形態に係る映像補間方法は、コンピュータにより実現される多様な動作を実行するためのプログラム命令形態で実現され、コンピュータで読取可能な記録媒体に記録されてもよい。前記コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むものでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計され構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータで読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクおよび磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上述のハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェア階層で作動するように構成されてもよい。
上述したように、本発明は、一例として限定された実施形態と図面とによって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正および変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものなどによって定められなければならない。

Claims (19)

  1. 入力映像に対して各ピクセルの勾配値を算出する勾配算出部と、
    前記勾配値を用いて前記ピクセルがエッジに該当するピクセルであるか否かを判断するエッジ判断部と、
    補間領域内にエッジに該当するピクセルが存在する場合、前記補間領域内で補間するピクセルの位置に応じて補間方向を判断する補間方向判断部と、
    前記補間方向に応じて前記補間するピクセルを基準にして前記補間領域を分割した後、前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替するピクセル代替部と、
    前記代替されたピクセル値を用いて前記補間するピクセルの補間を実行する補間実行部と、
    を備えることを特徴とする映像補間装置。
  2. 前記勾配算出部は、前記ピクセルに対して水平方向の勾配値と垂直方向の勾配値を用いて前記ピクセルの勾配値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像補間装置。
  3. 前記エッジ判断部は、前記ピクセルに対して水平方向の勾配値と垂直方向の勾配値との比較結果に基づいて前記ピクセルがエッジであるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の映像補間装置。
  4. 前記ピクセル代替部は、
    前記補間方向が対角方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして前記補間領域を4象限に分割する対角方向領域分割部と、
    前記4象限それぞれに含まれたピクセルをエッジ有無に応じて参加ピクセルと非参加ピクセルに分類した後、前記参加ピクセルのピクセル値を用いて前記非参加ピクセルのピクセル値を代替する対角方向ピクセル代替部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の映像補間装置。
  5. 前記対角方向ピクセル代替部は、前記補間するピクセルと隣接した順に前記4象限それぞれに含まれたピクセルのエッジ可否を判断して前記参加ピクセルと非参加ピクセルに分類することを特徴とする請求項4に記載の映像補間装置。
  6. 前記ピクセル代替部は、
    前記補間方向が垂直方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして垂直方向に前記補間領域の一部を分割する垂直方向領域分割部と、
    前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替する垂直方向ピクセル代替部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の映像補間装置。
  7. 前記垂直方向ピクセル代替部は、前記補間領域に含まれたピクセルによる垂直配置の形態を判断した後、前記垂直配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替することを特徴とする請求項6に記載の映像補間装置。
  8. 前記ピクセル代替部は、
    前記補間方向が水平方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして水平方向に前記補間領域の一部を分割する水平方向領域分割部と、
    前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替する水平方向ピクセル代替部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の映像補間装置。
  9. 前記水平方向ピクセル代替部は、前記補間領域に含まれたピクセルによる水平配置の形態を判断した後、前記水平配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替することを特徴とする請求項8に記載の映像補間装置。
  10. 入力映像に対して各ピクセルの勾配値を算出するステップと、
    前記勾配値を用いて前記ピクセルがエッジに該当するピクセルであるか否かを判断するステップと、
    補間領域内にエッジに該当するピクセルが存在する場合、前記補間領域内で補間するピクセルの位置に応じて補間方向を判断するステップと、
    前記補間方向に応じて前記補間するピクセルを基準にして前記補間領域を分割した後、前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替するステップと、
    前記代替されたピクセル値を用いて前記補間するピクセルの補間を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする映像補間方法。
  11. 前記勾配値を算出するステップは、前記ピクセルに対して水平方向の勾配値と垂直方向の勾配値を用いて前記ピクセルの勾配値を算出することを特徴とする請求項10に記載の映像補間方法。
  12. 前記ピクセルがエッジに該当するピクセルであるか否かを判断するステップは、前記ピクセルに対して水平方向の勾配値と垂直方向の勾配値との比較結果に基づいて前記ピクセルがエッジであるか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載の映像補間方法。
  13. 前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替するステップは、
    前記補間方向が対角方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして前記補間領域を4象限に分割するステップと、
    前記4象限それぞれに含まれたピクセルをエッジ有無に応じて参加ピクセルと非参加ピクセルに分類した後、前記参加ピクセルのピクセル値を用いて前記非参加ピクセルのピクセル値を代替するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の映像補間方法。
  14. 前記参加ピクセルと非参加ピクセルに分類するステップは、前記補間するピクセルと隣接した順に前記4象限それぞれに含まれたピクセルのエッジ可否を判断して前記参加ピクセルと非参加ピクセルに分類することを特徴とする請求項13に記載の映像補間方法。
  15. 前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替するステップは、
    前記補間方向が垂直方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして垂直方向に前記補間領域の一部を分割するステップと、
    前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の映像補間方法。
  16. 前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替するステップは、前記補間領域に含まれたピクセルによる垂直配置の形態を判断した後、前記垂直配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替することを特徴とする請求項15に記載の映像補間方法。
  17. 前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替するステップは、
    前記補間方向が水平方向である場合、前記補間するピクセルを基準にして水平方向に前記補間領域の一部を分割するステップと、
    前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の映像補間方法。
  18. 前記分割された補間領域内ピクセルのピクセル値を周辺ピクセルのピクセル値を用いて代替するステップは、前記補間領域に含まれたピクセルによる水平配置の形態を判断した後、前記水平配置の形態に対して予め定義されたピクセル代替式を用いて前記補間領域内ピクセルのピクセル値を代替することを特徴とする請求項17に記載の映像補間方法。
  19. 請求項10〜請求項18のいずれか一項の方法を行うプログラムを記録したコンピュータ読み出し可能な記録媒体。
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