JP2012506328A - レーザー彫刻による書き込みを遮断するidカード - Google Patents
レーザー彫刻による書き込みを遮断するidカード Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012506328A JP2012506328A JP2011532521A JP2011532521A JP2012506328A JP 2012506328 A JP2012506328 A JP 2012506328A JP 2011532521 A JP2011532521 A JP 2011532521A JP 2011532521 A JP2011532521 A JP 2011532521A JP 2012506328 A JP2012506328 A JP 2012506328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser engraving
- marked
- laser
- layered structure
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/24—Ablative recording, e.g. by burning marks; Spark recording
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M3/00—Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
- B41M3/14—Security printing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
- B41M7/0027—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42D—BOOKS; BOOK COVERS; LOOSE LEAVES; PRINTED MATTER CHARACTERISED BY IDENTIFICATION OR SECURITY FEATURES; PRINTED MATTER OF SPECIAL FORMAT OR STYLE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DEVICES FOR USE THEREWITH AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; MOVABLE-STRIP WRITING OR READING APPARATUS
- B42D25/00—Information-bearing cards or sheet-like structures characterised by identification or security features; Manufacture thereof
- B42D25/40—Manufacture
- B42D25/405—Marking
- B42D25/43—Marking by removal of material
- B42D25/435—Marking by removal of material using electromagnetic radiation, e.g. laser
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24802—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
Description
8〜14個のC原子を有する他の芳香族ジカルボン酸基、または4〜12個のC原子を有する脂肪族ジカルボン酸基、例えばフタル酸基、イソフタル酸基、2,6-ナフタレンジカルボン酸基、4,4'-ジフェニルジカルボン酸基、コハク酸基、アジピン酸基、セバシン酸基、アゼライン酸基およびシクロヘキサン二酢酸基などを最大20モル%含有してもよい。
R1およびR2は、相互に独立して、水素、ハロゲン、好ましくは塩素若しくは臭素、C1〜C8アルキル、C5〜C6シクロアルキル、C6−C10アリール、好ましくはフェニル、およびC7〜C12アラルキル、好ましくはフェニル−C1−C4−アルキル、特にベンジルを表し、
mは、4〜7の整数、好ましくは4または5を表し、
R3およびR4は、各Xに独立して選択でき、相互に独立して、水素またはC1〜C6アルキルを表し、および、
Xは、炭素を表す
ただし、少なくとも1つのX原子、R3およびR4は、同時にアルキルを表す。好ましくは、式(Ia)において、1または2個のX原子、特に1つのX原子、R3およびR4は、同時にアルキルを表す。
ジフェニル置換されたC原子(C−1)に対してアルファ位に位置するX原子は、好ましくは、ジアルキル置換されず、一方で、C−1に対してベータ位のアルキル二置換が好ましい。
ホモポリカーボネートの形成を伴う、式(I)若しくは式(Ia)で表される1種のジヒドロキシアリール化合物、またはコポリカーボネートの形成を伴う、式(I)および/または式(Ia)で表される複数種のジヒドロキシアリール化合物を使用できる。この場合、複数種のジヒドロキシアリール化合物は、不規則またはブロック形態で相互に結合できる。式(I)および式(Ia)で表されるジヒドロキシアリール化合物のコポリカーボネートの場合、必要に応じて使用される、式(I)で表される別のジヒドロキシアリール化合物に対する式(Ia)で表されるジヒドロキシアリール化合物のモル比は、好ましくは、99モル%(Ia):1モル%(I)〜2モル%(Ia):98モル%(I)、特に、99モル%(Ia):1モル%(I)〜10モル%(Ia):90モル%(I)、並びに就中、99モル%(Ia):1モル%(I)〜30モル%(Ia):70モル%(I)の間である。
R、R’およびR’’は、相互に独立して、同一であるかまたは異なっており、
水素、直鎖もしくは分枝C1〜C34−アルキル、C7〜C34−アルキルアリールまたはC6〜C34アリールであり、Rは更に−COO−R'''であってもよく、R'''は、水素、直鎖もしくは分枝C1〜C34−アルキル、C7〜C34−アルキルアリールまたはC6〜C34−アリールを表す。
RAは、直鎖または枝分かれしたC1−C34アルキル、C7−C34アルキルアリール、C6−C34アリールまたは−COO-RDを表し、RDは水素、直鎖または枝分かれしたC1−C34アルキル、C7−C34アルキルアリールまたはC6−C34アリールを表し、および
RB、RCは、相互に独立して、同一または異なっており、水素、直鎖または枝分かれしたC1−C34アルキル、C7−C34アルキルアリールまたはC6−C34アリールを表す。
4−n−ノニルフェノール、3−ペンタデシルフェノール、4−シクロヘキシルフェノール、4−(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール、4−フェニルフェノール、4−フェノキシフェノール、4−(1−ナフチル)フェノール、4−(2−ナフチル)フェノール、4−トリチルフェノール、メチルサリチレート、エチルサリチレート、n−プロピルサリチレート、イソプロピルサリチレート、n−ブチルサリチレート、イソブチルサリチレート、tert−ブチルサリチレート、フェニルサリチレートおよびベンジルサリチレート。
この目的のために、上述の熱可塑性ポリマーが熱可塑性ポリマーとして適当である。
該充填層へ半透明性をもたらす少なくとも1種の他の充填剤、好ましくは二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、またはガラス繊維、特に好ましくは二酸化チタンである。
特に好ましい実施態様において、印刷した情報の良好な視認性のために、充填剤、例えば、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、硫酸バリウム等を使用して白または半透明に着色されたプラスチックフィルムが使用される。
− パーフルオロオクタンスルホン酸テトラプロピルアンモニウム塩
− パーフルオロブタンスルホン酸テトラプロピルアンモニウム塩
− パーフルオロオクタンスルホン酸テトラブチルアンモニウム塩
− パーフルオロブタンスルホン酸テトラブチルアンモニウム塩
− パーフルオロオクタンスルホン酸テトラペンチルアンモニウム塩
− パーフルオロブタンスルホン酸テトラペンチルアンモニウム塩
− パーフルオロオクタンスルホン酸テトラヘキシルアンモニウム塩
− パーフルオロブタンスルホン酸テトラヘキシルアンモニウム塩
− パーフルオロブタンスルホン酸トリメチルネオペンチルアンモニウム塩
− パーフルオロオクタンスルホン酸トリメチルネオペンチルアンモニウム塩
− パーフルオロブタンスルホン酸ジメチルジネオペンチルアンモニウム塩
− パーフルオロオクタンスルホン酸ジメチルジネオペンチルアンモニウム塩
− N-メチルトリプロピルアンモニウムパーフルオロブチルスルホネート
− N-エチルトリプロピルアンモニウムパーフルオロブチルスルホネート
− テトラプロピルアンモニウムパーフルオロブチルスルホネート
− ジイソプロピルジメチルアンモニウムパーフルオロブチルスルホネート
− ジイソプロピルジメチルアンモニウムパーフルオロオクチルスルホネート
− N-メチルトリブチルアンモニウムパーフルオロオクチルスルホネート
− シクロヘキシルジエチルメチルアンモニウムパーフルオロオクチルスルホネート
− シクロヘキシルトリメチルアンモニウムパーフルオロオクチルスルホネート
および対応するホスホニウム塩。アンモニウム塩が好ましい。
パーフルオロオクタンスルホン酸テトラプロピルアンモニウム塩
パーフルオロオクタンスルホン酸テトラブチルアンモニウム塩
パーフルオロオクタンスルホン酸テトラペンチルアンモニウム塩
パーフルオロオクタンスルホン酸テトラヘキシルアンモニウム塩および
パーフルオロオクタンスルホン酸ジメチルジイソプロピルアンモニウム塩並びに対応するパーフルオロブタンスルホン酸塩である。
− 赤外線を反射または吸収する外層を除く、各々の層に対応するフィルムを、積層フィルム形態で相互に配設し、貼り合せ、層状複合体を形成させ、
− 次いで、レーザー彫刻を用いて、貼り合せた層状複合体へ施されるデータまたは情報、好ましくは個人データまたは情報を、レーザーマーキングにより層状複合体内へ導入し、次いで、
− 赤外線を反射または吸収する外層を、接着および/または貼り合せにより施す。
フィルム1-1:白色充填フィルム
Makrolon3108(登録商標)バイエルマテリアルサイエンスAG社製ポリカーボネートと、白色顔料充填剤として二酸化チタン(kronos(登録商標)2230、クロノスチタン社製)に基づき、85wt%のMakrolon3108(登録商標)と15wt%の二酸化チタンの組成を有し、100μmの厚さを有するポリカーボネートフィルムを、約280℃の溶融温度で押出すことにより製造した。
フィルム1−1と同じ組成を有するフィルムを、400μmの厚さで製造した。
Makrolon3108(登録商標)バイエルマテリアルサイエンスAG社製ポリカーボネートと、感レーザー性添加剤として95nmの平均粒径を有するカーボンブラック(デグサ社製、Flamuruse101)に基づく、50μmの厚さを有するポリカーボネートフィルムを、約280℃の溶融温度で押出すことにより製造した。この目的のために、85wt%Makrolon3108(登録商標)ポリカーボネートと、99.004wt%Makrolon3108(登録商標)および0.006wt%(60ppm)カーボンブラックの組成を有するマスターバッチを15wt%含有する配合物を使用した。
Makrolon3108(登録商標)バイエルマテリアルサイエンスAG社製ポリカーボネートに基づく50μmの厚さを有するポリカーボネートフィルムを、約280℃の溶融温度で押出すことにより製造した。
3M社製の市販のIR反射フィルム(3M Vikuiti(登録商標)クリアカード赤外線フィルタ)を使用した。これは、850〜1100nmの範囲で、20%未満の光透過率を有する透明な赤外線反射フィルムである(ASTM D1003に従い測定した。)
上述したフィルムから、IDカードの形態で、以下の記載のようにレーザー書き込み可能な層状構造体をラミネート加工した:
(1)フィルム3;50μm
(2)フィルム2;50μm
(3)フィルム1-1;100μm
(4)フィルム1-2;400μm
(5)フィルム1-1;100μm
(6)フィルム2;50μm
(7)フィルム3;50μm
− プレス機を170〜180℃まで予備加熱し
− 15N/cm2の圧力で8分間押圧し、
− 200N/cm2の圧力で2分間押圧し、
− プレス機を38℃まで冷却し、該プレス機を開放する。
上述のフィルム4を赤外線反射フィルムとして使用した。接着剤コーティング用の接着剤分散液を調製すために、以下の成分を使用した:
A)ポリウレタン分散液:
約45wt%の固形分を有するポリウレタン分散液:直鎖状ポリウレタン鎖を含むイソシアネート反応性ポリマー水溶液
B)増粘剤 Borchi(登録商標)Gel L 75 N
非イオン性、液体、脂肪族、ポリウレタンを基剤とする増粘剤:23℃での粘度>9000mPas;非揮発性成分:50wt%
C) 不活性化ポリイソシアネート:Dispercoll(登録商標)BL XP2514
約40wt%の固形分を有し、表面-不活性化TDI-ウレトジオン(TDI二量体)を水中で懸濁させた懸濁液
実施例1で製造されたIDカードの層(1)の左半分を、実施例2で得られた、接着剤で被覆された赤外線反射フィルムと共に、第2ラミネート工程においてラミネート加工に付した。この目的のために、ラミネート加工を、以下の条件でビュルクレ社製ラミネートプレスを用いて行なった:
− プレス機を90℃まで予備加熱し
− 15N/cm2の圧力で8分間押圧し、
− プレス機を38℃まで冷却し、該プレス機を開放する。
実施例3で得られた、赤外線反射フィルムで半分が被覆されたIDカードへ、以下の条件でFoba社製レーザー装置を使用することにより、レーザー彫刻をおこなった:
レーザー媒質:Nd:YAG
波長:1064nm
出力:40ワット
電流:30A
パルス振動数:14kHz
供給速度:200mm/秒
Claims (13)
- レーザー彫刻によりマーキング可能な少なくとも1つの熱可塑性ポリマー層、及び該ポリマー層の表面の全体または一部を被覆する外層であって、赤外線を反射または吸収する該外層を具備する、レーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体。
- レーザー彫刻によるマーキング可能な熱可塑性ポリマー層が、少なくとも1種の感レーザー性添加剤を含有することを特徴とする請求項1に記載のレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体。
- 感レーザー性添加剤がカーボンブラックであることを特徴とする請求項2に記載のレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体。
- レーザー彫刻によりマーキング可能な熱可塑性ポリマー層の熱可塑性ポリマーが、以下のもののポリマーから選択される少なくとも1種の熱可塑性ポリマーであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体:エチレン性不飽和モノマーおよび/または二官能性反応性化合物の重縮合物、好ましくはジフェノールに基づく1種以上のポリカーボネート若しくはコポリカーボネート、ポリアクリレート若しくはコポリアクリレートおよびポリメタクリレート若しくはコポリメタクリレート、スチレンを有するポリマーまたはコポリマー、ポリウレタン、およびポリオレフィン、テレフタル酸の重縮合物若しくは共重縮合物、ナフタレンジカルボン酸の重縮合物若しくは共重縮合物、少なくとも1種のシクロアルキルジカルボン酸の重縮合物若しくは共重縮合物、ポリスルホンまたはこれらの混合物、特に好ましくは、ジフェノールに基づく1種以上のポリカーボネート若しくはコポリカーボネート、または少なくとも1種のポリカーボネート若しくはコポリカーボネートを含有する混合物。
- 赤外線を反射または吸収する外層における800〜1200nm、好ましくは850〜1100nmの波長の赤外線に対する透過率が、20%未満、好ましくは15%未満、特に好ましくは10%未満であり、また、400〜700nmの波長の放射に対する該透過率が60%より高く、好ましくは70%より高いことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体。
- 赤外線を反射または吸収する外層が、多層構造体、好ましくは多層光学干渉性フィルムから成ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体。
- 少なくとも1種の熱可塑性ポリマーと少なくとも1種の充填剤とを含有する少なくとも1つの層(充填層)を具備することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体。
- 充填剤が、充填層へ半透明性を付与する着色顔料または他の充填剤、好ましくは二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、硫酸バリウムまたはガラス繊維であることを特徴とする請求項7に記載のレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体。
- 請求項1から8のいずれかに記載のレーザー彫刻によりマーキングされた少なくとも1つの層状構造体を具備する、セキュリティドキュメント、好ましくはIDドキュメント。
- レーザー彫刻によりマーキング可能な少なくとも1つの熱可塑性ポリマー層を具備するレーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体を、レーザー彫刻によるマーキング処理に付した後、赤外線を反射または吸収する外層で、該ポリマー層の表面の全体または一部を被覆することを特徴とする、レーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体のレーザー彫刻によるマーキングの妨害方法。
- レーザー彫刻によるマーキング後に、赤外線を反射または吸収する外層を、接着剤または貼り合せにより、レーザー彫刻によってマーキングされた層状構造体上へ、フィルム形態、好ましくは多層フィルム形態、特に好ましくは多層光学干渉性フィルム形態で貼付けることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 接着剤が潜状反応性接着剤であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- レーザー彫刻によりマーキングされた層状構造体、好ましくはセキュリティドキュメント、特に好ましくはIDドキュメントのレーザー彫刻によるマーキングを妨害するための、赤外線反射性または吸収性フィルムの使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP08018547A EP2179857A1 (de) | 2008-10-23 | 2008-10-23 | ID-Karten mit blockierter Lasergravurbeschreibbarkeit |
EP08018547.3 | 2008-10-23 | ||
PCT/EP2009/007269 WO2010046042A1 (de) | 2008-10-23 | 2009-10-10 | Id-karten mit blockierter lasergravurbeschreibbarkeit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012506328A true JP2012506328A (ja) | 2012-03-15 |
JP2012506328A5 JP2012506328A5 (ja) | 2012-11-29 |
Family
ID=40404996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011532521A Pending JP2012506328A (ja) | 2008-10-23 | 2009-10-10 | レーザー彫刻による書き込みを遮断するidカード |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9079443B2 (ja) |
EP (2) | EP2179857A1 (ja) |
JP (1) | JP2012506328A (ja) |
KR (1) | KR20110074558A (ja) |
CN (1) | CN102196920B (ja) |
ES (1) | ES2407084T5 (ja) |
PL (1) | PL2349733T5 (ja) |
TW (1) | TW201028293A (ja) |
WO (1) | WO2010046042A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6941209B1 (ja) * | 2020-08-18 | 2021-09-29 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 樹脂シート、多層体、および、カード |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9168696B2 (en) | 2012-06-04 | 2015-10-27 | Sabic Global Technologies B.V. | Marked thermoplastic compositions, methods of making and articles comprising the same, and uses thereof |
US9662833B2 (en) | 2012-06-04 | 2017-05-30 | Sabic Global Technologies B.V. | Marked thermoplastic compositions, methods of making and articles comprising the same, and uses thereof |
WO2014084289A1 (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 富士フイルム株式会社 | 硬化性樹脂組成物、これを用いたイメージセンサチップの製造方法及びイメージセンサチップ |
US9209443B2 (en) | 2013-01-10 | 2015-12-08 | Sabic Global Technologies B.V. | Laser-perforated porous solid-state films and applications thereof |
CN104918485A (zh) * | 2013-01-18 | 2015-09-16 | 拜耳材料科技股份有限公司 | 防鸟玻璃 |
DE102013218751A1 (de) * | 2013-09-18 | 2015-03-19 | Bundesdruckerei Gmbh | Verfahren zum Herstellen eines Sicherheitsmerkmals eines Wert- oder Sicherheitsprodukts sowie Verfahren zum Herstellen eines derartigen Produkts |
EP2955029B1 (en) * | 2014-06-13 | 2018-01-31 | Agfa-Gevaert | Laser markable materials and documents |
EP3209261B1 (en) | 2014-10-22 | 2019-04-10 | 3M Innovative Properties Company | Printed components and methods for making the same |
BR112018070130A2 (pt) | 2016-03-29 | 2019-02-05 | Covestro Deutschland Ag | método para a coloração parcial de peças plásticas |
EP3559095B1 (de) * | 2016-12-22 | 2021-08-04 | Covestro Deutschland AG | Kunststofffolien für id-dokumente mit verbesserter lasergravierbarkeit und verbesserter chemikalienbeständigkeit |
WO2019002118A1 (de) | 2017-06-28 | 2019-01-03 | Covestro Deutschland Ag | Verbessertes verfahren zum partiellen einfärben von kunststoffteilen |
DE102017223464A1 (de) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Tesa Se | Temperaturbeständige laserbeschriftbare Folie |
CN109504053B (zh) * | 2018-07-12 | 2021-02-09 | 江苏华信新材料股份有限公司 | 一种智能卡用聚碳酸酯激光刻蚀膜及其制备方法 |
EP3892473A1 (en) | 2020-04-09 | 2021-10-13 | Gemalto AG | Data carrier with protection against subsequent laser marking |
CN114953641B (zh) * | 2022-04-12 | 2023-06-30 | 桂林市啄木鸟医疗器械有限公司 | 一种激光阻挡玻璃及其激光治疗仪手柄和激光治疗仪 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62189194A (ja) * | 1985-12-14 | 1987-08-18 | ユニリ−バ− ナ−ムロ−ゼ ベンノ−トシヤ−プ | 身分証明書製造用ポリ塩化ビニルフイルムおよび身分証明書 |
JPH06234287A (ja) * | 1990-10-19 | 1994-08-23 | Gao Ges Autom Org Mbh | 多層カード型データ媒体およびその製造方法 |
US20040198858A1 (en) * | 2002-12-20 | 2004-10-07 | Brian Labrec | Increasing thermal conductivity of host polymer used with laser engraving methods and compositions |
Family Cites Families (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE271932C (ja) | ||||
DE99693C (ja) | ||||
NL152889B (nl) | 1967-03-10 | 1977-04-15 | Gen Electric | Werkwijze ter bereiding van een lineair polycarbonaatcopolymeer, alsmede orienteerbare textielvezel van dit copolymeer. |
FR1580834A (ja) | 1968-01-04 | 1969-09-12 | ||
DE1966931C3 (de) | 1969-06-11 | 1978-11-02 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Perfluoralkylsubstituierte, quartäre Ammoniumsalze |
US3610729A (en) | 1969-06-18 | 1971-10-05 | Polaroid Corp | Multilayered light polarizer |
US3711176A (en) | 1971-01-14 | 1973-01-16 | Dow Chemical Co | Highly reflective thermoplastic bodies for infrared, visible or ultraviolet light |
JPS5039599B2 (ja) | 1973-03-30 | 1975-12-18 | ||
DE2407776A1 (de) | 1974-02-19 | 1975-09-04 | Licentia Gmbh | Schaltung zur regelung der betriebsspannung fuer die transistor-zeilenendstufe eines fernsehempfaengers |
DE2715932A1 (de) * | 1977-04-09 | 1978-10-19 | Bayer Ag | Schnellkristallisierende poly(aethylen/alkylen)-terephthalate |
NL189707C (nl) | 1978-03-15 | 1993-07-01 | Bayer Ag | Werkwijze voor het bereiden van tetra-ethylammoniumperfluoralkylsulfonaat. |
US4446305A (en) | 1981-03-02 | 1984-05-01 | Polaroid Corporation | Optical device including birefringent polymer |
US4540623A (en) | 1983-10-14 | 1985-09-10 | The Dow Chemical Company | Coextruded multi-layered articles |
ATE51402T1 (de) * | 1984-03-21 | 1990-04-15 | Ici Plc | Infrarot-absorber. |
US5227458A (en) * | 1988-08-12 | 1993-07-13 | Bayer Aktiengesellschaft | Polycarbonate from dihydroxydiphenyl cycloalkane |
DE3844633A1 (de) | 1988-08-12 | 1990-04-19 | Bayer Ag | Dihydroxydiphenylcycloalkane, ihre herstellung und ihre verwendung zur herstellung von hochmolekularen polycarbonaten |
NO170326C (no) | 1988-08-12 | 1992-10-07 | Bayer Ag | Dihydroksydifenylcykloalkaner |
US5103337A (en) * | 1990-07-24 | 1992-04-07 | The Dow Chemical Company | Infrared reflective optical interference film |
US5225314A (en) * | 1991-04-17 | 1993-07-06 | Polaroid Corporation | Imaging process, and imaging medium for use therein |
KR950704701A (ko) | 1992-10-29 | 1995-11-20 | 스티븐 에스. 그레이스 | 성형가능한 반사 다층제(Formable reflective multilayer body) |
DE4243987C2 (de) * | 1992-12-23 | 2003-10-09 | Gao Ges Automation Org | Ausweiskarten mit visuell sichtbarem Echtheitsmerkmal |
US5882774A (en) | 1993-12-21 | 1999-03-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Optical film |
DE19522397A1 (de) * | 1995-06-23 | 1997-01-02 | Merck Patent Gmbh | Lasermarkierbare Kunststoffe |
US6808658B2 (en) | 1998-01-13 | 2004-10-26 | 3M Innovative Properties Company | Method for making texture multilayer optical films |
US6531230B1 (en) | 1998-01-13 | 2003-03-11 | 3M Innovative Properties Company | Color shifting film |
CN1721891A (zh) | 1998-01-28 | 2006-01-18 | 美国3M公司 | 红外线干涉滤光器 |
DE10117786A1 (de) * | 2001-04-10 | 2002-10-17 | Bayer Ag | Wärmeabsorbierendes Schichtsystem |
US6693657B2 (en) | 2001-04-12 | 2004-02-17 | Engelhard Corporation | Additive for YAG laser marking |
US20030012902A1 (en) * | 2001-07-10 | 2003-01-16 | Kim Hyun Jin | Compositions for sports equipment having laser-sensitive additives and methods of marking |
CA2470547C (en) * | 2001-12-24 | 2008-05-20 | Digimarc Id Systems, Llc | Laser etched security features for identification documents and methods of making same |
US6991695B2 (en) | 2002-05-21 | 2006-01-31 | 3M Innovative Properties Company | Method for subdividing multilayer optical film cleanly and rapidly |
JP4860157B2 (ja) | 2002-12-04 | 2012-01-25 | メルク パテント ゲーエムベーハー | レーザー光吸収添加剤 |
EP1751700B1 (en) | 2004-05-22 | 2012-10-24 | 3M Innovative Properties Company | Cards and laminates incorporating multilayer optical films |
DE102004050557B4 (de) * | 2004-10-15 | 2010-08-12 | Ticona Gmbh | Lasermarkierbare Formmassen und daraus erhältliche Produkte und Verfahren zur Lasermarkierung |
DE102007024298B3 (de) * | 2007-05-23 | 2008-10-16 | Zahedi Fariborz Martin Loessl | Folienelement zur Echtheitserkennung, Sicherheitspapier, Sicherheitsdokument, Wertdokument, Münze, Jeton, Gebrauchsgegenstand, Gestaltungselement sowie Verfahren zur Herstellung eines Folienelements zur Echtheitserkennung und Verfahren zur Herstellung eines Sicherheitspapiers, eines Sicherheitsdokuments und eines Wertdokuments wie einer Banknote |
DE102007054046A1 (de) * | 2007-11-13 | 2009-06-18 | Bayer Materialscience Ag | Latentreaktive Klebstoffe für Identifikations-Dokumente |
-
2008
- 2008-10-23 EP EP08018547A patent/EP2179857A1/de not_active Withdrawn
-
2009
- 2009-10-10 WO PCT/EP2009/007269 patent/WO2010046042A1/de active Application Filing
- 2009-10-10 PL PL09778880T patent/PL2349733T5/pl unknown
- 2009-10-10 EP EP09778880.6A patent/EP2349733B2/de active Active
- 2009-10-10 JP JP2011532521A patent/JP2012506328A/ja active Pending
- 2009-10-10 KR KR1020117009168A patent/KR20110074558A/ko active Search and Examination
- 2009-10-10 ES ES09778880.6T patent/ES2407084T5/es active Active
- 2009-10-10 US US13/125,886 patent/US9079443B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-10 CN CN200980141835.6A patent/CN102196920B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-22 TW TW098135691A patent/TW201028293A/zh unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62189194A (ja) * | 1985-12-14 | 1987-08-18 | ユニリ−バ− ナ−ムロ−ゼ ベンノ−トシヤ−プ | 身分証明書製造用ポリ塩化ビニルフイルムおよび身分証明書 |
JPH06234287A (ja) * | 1990-10-19 | 1994-08-23 | Gao Ges Autom Org Mbh | 多層カード型データ媒体およびその製造方法 |
US20040198858A1 (en) * | 2002-12-20 | 2004-10-07 | Brian Labrec | Increasing thermal conductivity of host polymer used with laser engraving methods and compositions |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6941209B1 (ja) * | 2020-08-18 | 2021-09-29 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 樹脂シート、多層体、および、カード |
JP2022034561A (ja) * | 2020-08-18 | 2022-03-03 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 樹脂シート、多層体、および、カード |
JP2022034100A (ja) * | 2020-08-18 | 2022-03-03 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 樹脂シート、多層体、および、カード |
JP7474227B2 (ja) | 2020-08-18 | 2024-04-24 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 樹脂シート、多層体、および、カード |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2349733B2 (de) | 2017-09-27 |
CN102196920B (zh) | 2014-03-26 |
EP2179857A1 (de) | 2010-04-28 |
ES2407084T5 (es) | 2018-02-13 |
WO2010046042A1 (de) | 2010-04-29 |
PL2349733T3 (pl) | 2013-12-31 |
ES2407084T3 (es) | 2013-06-11 |
US9079443B2 (en) | 2015-07-14 |
US20110200801A1 (en) | 2011-08-18 |
PL2349733T5 (pl) | 2018-12-31 |
TW201028293A (en) | 2010-08-01 |
CN102196920A (zh) | 2011-09-21 |
EP2349733A1 (de) | 2011-08-03 |
EP2349733B1 (de) | 2013-03-20 |
KR20110074558A (ko) | 2011-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012506328A (ja) | レーザー彫刻による書き込みを遮断するidカード | |
JP5592405B2 (ja) | レーザ彫刻性が改良されたid書類用層構造およびフィルム | |
JP2012503559A (ja) | 秘密書類または重要書類における偽造防止安全特性 | |
CN104349887A (zh) | 标记的热塑性组合物、制造方法和包含其的制品及其用途 | |
JP2013001087A (ja) | 透明レーザーマーキングシート、及びレーザーマーキング方法 | |
JP6101289B2 (ja) | 染料拡散熱転写印刷により印刷するためのプラスチックフィルム | |
BR112020012247A2 (pt) | películas plásticas para documentos de id com melhor clareza de hologramas em relevo | |
US11198769B2 (en) | Plastic films for ID documents having improved properties for laser engraving and improved chemical resistance | |
TW201343395A (zh) | 用於藉由染料擴散熱轉印法印刷之塑膠膜 | |
BR112021008979A2 (pt) | películas plásticas que têm alta opacidade e baixa transparência para documentos de id que têm uma janela transparente | |
CN111542565B (zh) | 具有降低的uv活性的塑料膜 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121009 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140421 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140715 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141209 |