JP2012503552A - 高反応性溶融体で鋳造するための鋳型を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、高反応性溶融体を鋳造するための、特にチタン、チタン合金またはチタンアルミナイド金属間化合物を鋳造するための鋳型を製造する方法に関する。上記方法は、以下の工程よりなる:コンタクト層(1)が、必須固体成分として第1のY23粉末を含む第1のスラリーを鋳型中子に塗布することにより、作製され、第1のスラリーから形成されたコンタクト層(1)が、必須成分としてY23を含む第2のY23粉末で、覆われる。特に効率的なプロセスについて、第1のスラリーを作製するための第1の乾燥固体が、少なくとも75重量%のY23と、付加的な固体成分として少なくとも1.0〜25重量%の水硬性バインダーとを含む。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルによって規定されるように、高反応性溶融体を鋳造するための、特にチタン、チタン合金またはチタンアルミナイド金属間化合物を鋳造するための鋳型を製造する方法に関する。
そのような方法は、WO2005/039803により既知である。スラリーが、コンタクト層または表面被膜層を作製するために、酸化イットリウム、酸化マグネシウムと酸化カルシウムとを含んでいる。スラリーの水分と共に、酸化マグネシウムは発熱反応を引き起こし、この反応の間に水が蒸発して、そしてそのスラリーで作製されたコンタクト層の乾燥時間は、短縮される。この文献からは、使用された酸化物の量または量の関係については、不明である。
本発明の目的は、従来技術の不都合なことを除去することである。特に、高反応性溶融体で鋳造するための鋳型を製造する方法であって、可能なかぎり簡単に、再現可能にかつ迅速に行なわれ得るものが、特定されるべきである。
この目的は、請求項1の特徴によって解決される。本発明の有用な実施形態が、請求項2〜25の特徴からもたらされる。
唯一の図(図1)は、本発明に従った鋳型の部分的な断面図を概略的に示す。
本発明によれば、第1のスラリーを作製するための第1の乾燥固体が、少なくとも75重量%のY23と、付加的な固体成分として少なくとも1.0〜25重量%の水硬性バインダーとを含むことが規定される。
本発明の意味では、「水硬性バインダー」は、水の存在下で水和する、物質の混合物を意味すると理解される。これによって形成された水和物は、スラリーに含まれる固体成分を硬化させる。
第1のスラリーの特に速い硬化が、提案された組成で達成され得る。特に、比較的非常に希薄な状態にある第1のスラリーを鋳型中子に射出法を使用して塗布することが可能である。これは、ひいては、高反応性溶融体で鋳造するための鋳型を製造するための特に簡単で迅速な方法を提供する。
有利な実施形態によれば、第1の乾燥固体は、95重量%未満のY23を、好ましくは90重量%未満で含むことが規定される。驚いたことに、水硬性バインダーを加えることにより、高反応性溶融体の腐食作用に対するコンタクト層の耐性を低下させずに、高反応性溶融体による腐食に対する安定性に必要な比較的高価なY23成分が低減され得ることが示された。例えば、第1の乾燥固体中のY23の含有量は、80または85重量%に低減され得る。Y23の一部、例えば5〜10重量%がTiO2に置き換えられ得る。水硬性バインダーの含有量は、有利に8〜16重量%の間である。
既に先で述べられたように、第1のスラリーは、本発明に従った方法を使用して、射出法で鋳型中子に塗布され得る。これは、特に滑らかで薄いコンタクト層の作製および上記方法の特に効率的な実行を可能にする。
有利な実施形態によれば、第1の粉末の粒帯域は0〜50μmの間であり、そして8〜20μmまでの範囲に平均粒径(d50)を有利に有している。提案された粒度分布を有するスラリーが射出法で特に良好に一方では処理され得、他方では、コンタクト層の高い表面品質はこれにより達成され得ることが示された。
第2のY23粉末は、130〜200μmまでの範囲に平均粒径(d50)を有し得る。第2のY23粉末の提案された平均粒径は、良好な射出性に寄与し、よってコンタクト層を(砂を撒くように)覆うことをより容易にする。
水硬性バインダーは、好ましくはCaO*Al23を含む。そのようなアルミン酸カルシウムセメントは、有用であるのは、60〜80重量%のAl23、好ましくはおよそ70重量%のAl23を含む。提案された水硬性バインダーを使用することにより作製されたコンタクト層が、優れた硬度を示す。第1の乾燥固体は、有用であるのは、MgOの不可避不純物だけを含む。高反応性溶融体に対する、特にチタンアルミナイドの溶融体に対する特に良好な耐性が、これにより達成され得る。
さらなる実施形態の特徴によれば、コンタクト層と第1のサンディング層との積層構造体または複数の積層構造体を囲むコーティング層が設けられ得る。コーティング層は必須成分としてMgOを含み得る。さらに、コーティング層を作製するための第2の乾燥固体が、水硬性バインダー、好ましくはアルミン酸カルシウムセメントを含み得る。有利に、後者は、60〜80重量%のAl23、好ましくはおよそ70重量%のAl23を含む。第2の乾燥固体は、有用であるのは、少なくとも40重量%のMgO、好ましくは60〜80重量%と、少なくとも20重量%の水硬性バインダーとを含む。さらに、第2の乾燥固体は、以下の酸化物、すなわち、Fe23、SiO2、CaO、Al23のうちの1つ以上を含み得る。コーティング層は、コンタクト層の機械的な安定化のために本質的に使用される。それは、コンタクト層より顕著に大きな層厚を有し得る。
コーティング層が作製される前に、中間層および第2のサンディング層から形成された中間積層構造体をコンタクト層および第1のサンディング層によって形成された積層構造体上に塗布するのに特に有用であることが分かった。中間層は、第2のスラリーが射出法または浸漬法を使用して塗布されることによって作製され得る。第2のスラリーは、必須固体成分として第1のMgO粉末を含み得る。さらに、第2のスラリーは、水硬性バインダー、好ましくは、60〜80重量%のAl23好ましくはおよそ70重量%のAl23を含むアルミン酸カルシウムセメント(CaO*Al23)を有し得る。第2のスラリーを作製するための第3の乾燥固体は、少なくとも50重量%のMgO、好ましくは60〜70重量%と、少なくとも20重量%の水硬性バインダーとを含み得る。第2のサンディング層は、有用であるのは、第2のMgO粉末を第2のスラリー層上に塗布することにより作製される。
中間層および第2のサンディング層からそれぞれ形成されるようないくつかの中間積層構造体は、コンタクト層および第1のサンディング層からなる積層構造体上に連続して塗布され得る。第1のMgO粉末は、第2のMgO粉末より小さな平均粒径を有し得る。
また、第1の乾燥固体および/または第3の乾燥固体ならびに/あるいは1つ/複数のサンディング層は、以下の酸化物、すなわち、CeO2、La23、Gd23、Nd23、TiO2のうちの少なくとも1つを含み得る。他の希土類の酸化物の追加も可能である。
このようにして設けられた中間積層構造体は、鋳型の改善された耐熱衝撃性に寄与する。中間層はさらに水硬性バインダーを含むので、それらも、特に射出法を使用して、迅速にかつ効率的に作製され得る。コンタクト層および/または中間層の含水率は、それらの塗布後に、赤外線によって特定値に低下させられ得る。特定値は、残留水分の10〜60%の範囲、好ましくは残留水分の20%未満かつ5%より大きくなり得る。
特に、鋳型の機械的安定性およびその効率的な製造に関して、第1の乾燥固体中の水硬性バインダーの割合が、第2または第3の乾燥固体中より小さいことが有用であると分かった。第2の乾燥固体および/または第3の乾燥固体中の水硬性バインダーの割合が、少なくとも2重量%だけ、好ましくは少なくとも5重量%だけ、第1の乾燥固体中よりも有利に大きい。
更に、第1のスラリーおよび/または第2のスラリーが、1000mPas以下、好ましくは450〜750mPasの間の粘度を有することが有用であると分かった。そのような粘度を有するスラリーが、射出法を使用して特に良好に処理され得る。
本方法のさらなる実施形態の特徴によると、コーティング層が作製された後に、鋳型中子を形成する物質を融解し燃やし尽くすことによって、鋳型中子が取り除かれる。有用でるのは、この物質はワックスまたはその類似物である。鋳型中子を取り除いた後に作製されたグリーン体が、有用であるのは、800℃より高くかつ1200℃未満の焼結温度で焼結される。このように本発明によって提案されるような鋳型を製造するための水硬性バインダーの使用は、焼結温度を著しく低下させることにも寄与する。
ここで、実施例が本発明を使用してより詳細に記載する。
唯一の図(図1)は、本発明に従った鋳型の部分的な断面図を概略的に示す。コンタクト層1は、例えば、85重量%のY23と15重量%のアルミン酸カルシウムセメントの水和物とを含む。不可避不純物を除いて、それは、有用なことに、MgOを含まない。参照符号2は第1のサンディング層を示し、この第1のサンディング層は、およそ150μmの平均粒径を有するさらなるY23粉末から本質的になる。不可避不純物を除いて、第1のサンディング層2も、有用なことに、MgOを含まない。コンタクト層1および第1のサンディング層2は、積層構造体Aを形成する。
中間層3が、第1のサンディング層2に塗布される。この中間層3は、必須成分としてMgOを含み、この必須成分はアルミン酸カルシウムセメントの反応生成物によって順に固められる。参照符号4は、第2のサンディング層を示す。この第2のサンディング層はMgO粉末から作製されている。中間層3と第2のサンディング層4とが交互に重なった層からなる中間積層構造体が、参照符号Bで示される。中間積層構造体Bは、必須固体成分としてMgOを含むコーティング層5で、裏側が覆われ、この必須固体成分は水硬性バインダーによって、好ましくは、アルミン酸カルシウムセメントによって同様に固められる。
中間積層構造体Bと同様に、上記の積層構造体Aも、いくつかのコンタクト層1および第1のサンディング層2が交互に重なった積層構造体から作製され得る。
(実施例1)
コンタクト層1を作製するために、第1のスラリーをまず作製する。この第1のスラリーの第1の乾燥固体が80〜90重量%の第1のY23粉末を含む。第1のY23粉末の平均粒径d50は、有用であるのは、10〜15μmである。その最頻値は、有利であるのは、15〜25μmである。その粒帯域は、有用であるのは、0μmと50μmとの間の範囲である。さらに、第1の乾燥固体は、10〜20重量%、好ましくは、8〜17重量%のアルミン酸カルシウムセメントを含む。適量の水を加えることにより、400から700mPasまでの範囲で粘度を有する第1のスラリーが作製される。第1のスラリーは、射出法を使用して、例えばワックスからなる鋳型中子に射出される。その後、第1のスラリーから作製されたコンタクト層1が、第1のサンディング層2で(砂を撒くように)覆われる。第1のサンディング層2は第2のY23粉末から成り、この第2のY23粉末は、170から200μmまでの範囲に平均粒径を有し、そして、有用であるのは、不可避不純物だけを含む。このように作製された積層構造体Aは、その後、およそ90〜180分間の期間乾燥させられるか、または10〜30%の適切な残留水分が設定される。
コンタクト層1および第1のサンディング層2を作製する前述の工程が、複数回、例えば3〜5回、繰り返され得る。積層構造体Aはまた、第1のサンディング層2の代わりにコンタクト層1でもって終結され得る。積層構造体Aを終結させる第1のサンディング層がMgO粉末から本質的に作製されるということもあり得る。このMgO粉末は、その粒度分布およびその平均粒径に関して、第2のY23粉末と同様に作製され得る。
第2のスラリーが、中間積層構造体Bの1つ以上の中間層3を作製するために作製される。第2のスラリーを作製するための第2の乾燥固体が、例えば、65〜80重量%、好ましくは65〜70重量%のMgOと、20〜35重量%、好ましくは30〜35重量%のアルミン酸カルシウムセメントとを含む。適量の水を加えることにより、第2のスラリーが作製され、この第2のスラリーの粘度が、それが従来の浸漬法を使用してコーティングを可能にするように、有用に設定されている。中間層3を作製するために、鋳型中子上に塗布された積層構造体Aは、浸漬法を使用して、第2のスラリーで覆われる。その後、第2のサンディング層4は塗布され、この第2のサンディング層は0.1〜2.0mmまでの範囲に粒度を有するMgO粉末から本質的に作製される。第2のサンディング層4を作製した後、このように作製された中間積層構造体Bは、15〜45分間の期間乾燥させられる、または10〜30%の適切な残留水分が設定される。付加的な中間層3および第2のサンディング層4が、その後、同様の方法で塗布され得る。最後に、中間積層構造体Bは、30〜100分の期間乾燥させられ得る。
コーティング層5を作製するために、60〜80重量%、好ましくは70〜80重量%のMgO、20〜40重量%、好ましくは20〜30重量%のアルミン酸カルシウムセメント、さらに水および補助物質が、静止流動可能な固体を作製するために使用される。コーティングされた鋳型中子は、その後、鋳型内に置かれ、流動可能な固体に囲まれる。流動可能な固体が乾いた後、鋳型は取り除かれる。鋳型中子は、温度を上げることにより取り除かれる。その後、鋳型のこのように作製されたグリーン体は、1000〜1200℃までの範囲、好ましくは1100〜1200℃までの範囲の温度で焼結される。
(実施例2)
この場合、第1のスラリーを作製するための第1の乾燥固体は、60〜70重量%のY23と10〜20重量%のCeO2とを含む。この混合物の粒帯域は0〜50μmの間である。さらに、第1の乾燥固体は、10〜20重量%のアルミン酸カルシウムセメントを含む。300〜600mPasまでの範囲に粘度を有する第1のスラリーが作製されるように、第1の乾燥固体は水と混合される。
ほかの点については、この方法は、実施例1で論述されたように行なわれる。
積層構造体Aおよび中間積層構造体Bの乾燥も、赤外線でサポートされ得る。この目的のために、コーティングされた鋳型中子は、空気の温度が30〜60℃までの範囲にある乾燥チャンバーを通って導かれ得る。
前述の成分に加えて、第1のスラリーおよび/または第2のスラリーは、従来の補助物質、特に有機補助物質も通常の量で含み得る。

Claims (25)

  1. 高反応性溶融体で鋳造するための、特にチタン、チタン合金またはチタンアルミナイド金属間化合物を鋳造するための鋳型を製造する方法であって、該方法は、
    鋳型中子上に第1のスラリーを塗布することによりコンタクト層(1)を作製し、該第1のスラリーは必須固体成分として第1のY23粉末を含む工程、
    23をその必須固体成分として含む第2のY23粉末で該コンタクト層(1)を覆うことにより、該コンタクト層(1)上に第1のサンディング層(2)を作製する工程
    を含み、
    前記第1のスラリーを作製するための第1の乾燥固体が、少なくとも75重量%のY23と、さらなる固体成分として少なくとも1.0〜25重量%の水硬性バインダーとを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の乾燥固体は90重量%未満のY23を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のスラリーは、射出法を使用して、前記鋳型中子上に塗布される、請求項1から2までのいずれか1項に記載の方法。
  4. 前記第1のY23粉末の粒帯域が、0〜50μmまでの範囲にありそして有利に8〜20μmまでの範囲に平均粒径(d50)を有する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第2のY23粉末は、130〜200μmまでの範囲に平均粒径(d50)を有する、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記水硬性バインダーはアルミン酸カルシウムセメントである、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. コンタクト層(1)と第1のサンディング層(2)との積層構造体(A)を囲むコーティング層が作製される、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記コーティング層(5)は前記必須成分としてMgOを含む、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記コーティング層(5)を作製するための第2の乾燥固体が、水硬性バインダー、好ましくはアルミン酸カルシウムセメントを含む、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第2の乾燥固体は少なくとも40重量%、好ましくは少なくとも60重量%のMgOと、少なくとも20重量%の前記水硬性バインダーとを含む、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第2の乾燥固体は、以下の酸化物、すなわち、Fe23、SiO2、CaO、Al23のうちの1つ以上を含む、請求項1から10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記コーティング層(5)を作製する前に、中間層(3)および第2のサンディング層(4)から形成された中間積層構造体(B)が、前記コンタクト層(1)および第1のサンディング層(2)から形成された前記積層構造体(A)上に塗布される、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記中間層(3)は、第2のスラリーが射出法を使用して塗布されることにより作製される、請求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第2のスラリーは前記必須固体成分として第1のMgO粉末を含む、請求項1から13までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記第2のスラリーは、水硬性バインダー、好ましくはアルミン酸カルシウムセメントを含む、請求項1から14までのいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第2のスラリーを作製するための第3の乾燥固体が、少なくとも50重量%のMgOと少なくとも20重量%の前記水硬性バインダーとを含む、請求項1から15までのいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記第2のサンディング層(4)は、第2のMgO粉末を前記中間層(3)上に塗布することにより作製される、請求項1から16までのいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記第1の乾燥固体および/または第3の乾燥固体ならびに/あるいは1つ/複数のサンディング層は、以下の酸化物、すなわち、CeO2、La23、Gd23、Nd23、TiO2のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から17までのいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記コンタクト層(1)および/または前記中間層(3)の含水率は、それらの塗布後に、赤外線を使用して特定値に低下させられる、請求項1から18までのいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記特定値は、残留水分の10〜60%の範囲、好ましくは残留水分の20%未満である、請求項1から19までのいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記第1の乾燥固体中の前記水硬性バインダーの割合が、前記第2または第3の乾燥固体中より小さい、請求項1から20までのいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記第2の乾燥固体および/または第3の乾燥固体中の前記水硬性バインダーの割合が、少なくとも2重量%だけ、好ましくは少なくとも5重量%だけ、前記第1の乾燥固体中よりも大きい、請求項1から21までのいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記第1のスラリーおよび/または第2のスラリーが、1000mPas以下、好ましくは450〜750mPasの間の粘度を有する、請求項1から22までのいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記コーティング層(5)を作製した後に、前記鋳型中子を形成する物質を融解し燃やし尽くすことによって、前記鋳型中子が取り除かれる、請求項1から23までのいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記鋳型中子を取り除いた後に形成されたグリーン体が、800℃より高くかつ1200℃未満の焼結温度で焼結される、請求項1から24までのいずれか1項に記載の方法。
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