JP2012501598A - ワイヤレス通信の電力スペクトル密度制御 - Google Patents

ワイヤレス通信の電力スペクトル密度制御 Download PDF

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Abstract

複数の可能なステップサイズに従ってワイヤレスデバイスの電力スペクトル密度(PSD)を調整することを可能にするシステムおよび方法について説明する。1つまたは複数のアクセスポイントから受信した過負荷インジケータと、ワイヤレスデバイスのターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を達成するために必要とされるPSDと、ワイヤレスデバイスに前に割り当てられたPSDとに少なくとも部分的に基づいて、調整のためのステップサイズを選択することができる。ステップサイズが選択されると、ワイヤレスデバイスの新しいPSDを発生するために、そのステップサイズを前のPSDに適用することができ、ワイヤレスデバイスは、1つまたは複数のアクセスポイントとのセル間干渉を緩和するために、PSDをそれに応じて調整することができる。
【選択図】 図5

Description

相互参照(CROSS-REFERENCE)
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2008年8月27日に出願された「POWER SPECTRUM DENSITY (PSD) CONTROL FOR WIRELESS COMMUNICATIONS」と題する米国仮出願第61/092,185号の利益を主張する。
本開示は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスネットワークにおいて通信するデバイスの電力制御に関する。
ワイヤレス通信システムは、たとえば音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力、...)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができ得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどがある。さらに、これらのシステムは、third generation partnership project(3GPP)、3GPP long term evolution(LTE)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)などの規格に準拠することができる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートすることができ得る。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイント(たとえば、基地局、フェムトセル、ピコセル、中継ノードなど)と通信することができ得る。順方向リンク(またはダウンリンク)はアクセスポイントからモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスからアクセスポイントへの通信リンクを指す。さらに、モバイルデバイスとアクセスポイントの間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを介して確立でき得る。さらに、ピアツーピアワイヤレスネットワーク構成では、モバイルデバイスは他のモバイルデバイスと(および/またはアクセスポイントは他のアクセスポイントと)通信することができる。
さらに、アクセスポイントは、カバレージエリアを表す1つまたは複数のセルをアクセスポイントの1つまたは複数のアンテナに与えることができる。異種アクセスポイントのセルは、最適なカバレージをモバイルデバイスに与えるために実質的に隣接するか、または重複することがある。ただし、この点について、セル中で通信しているモバイルデバイスは、別のセル内の通信と干渉することがある。したがって、アクセスポイントが、そのようなセル間干渉の可能性を緩和するかまたは減少させるためにモバイルデバイスの送信電力を制御することがある。サービング(serving)アクセスポイントは、モバイルデバイスから受信したダウンリンク経路損失報告に基づいて異種アクセスポイントと潜在的に干渉する1つまたは複数のモバイルデバイスを判断することができる。たとえば、モバイルデバイスは、周囲アクセスポイントに関係するダウンリンク経路損失を測定することができ、サービングアクセスポイントは、報告された経路損失を、モバイルデバイスが周囲アクセスポイントの近くにあることを示すしきい値と比較することに基づいて、セル間干渉の可能性を判断することができる。
以下で、請求する主題の様々な態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、主要または重要な要素を識別するものでも、そのような態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、開示する態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
その1つまたは複数の実施形態および対応する開示に従って、複数のステップサイズを使用してモバイルデバイス送信電力を適応的に調整することを可能にすることに関して、様々な態様について説明する。たとえば、アクセスポイントは、周囲アクセスポイントから過負荷インジケータを受信し、1つまたは複数のモバイルデバイスが過負荷インジケータに少なくとも部分的に基づいてしきい値を超えて干渉しているかどうかを判断することができる。そうであれば、1つまたは複数のモバイルデバイスの電力スペクトル密度(PSD)をステップサイズだけ減少させることができる。この例では、ターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を、ターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDと比較することに少なくとも部分的に基づいて、ステップサイズを選択することができる。同様に、過負荷インジケータが、干渉がしきい値を上回っていないことを明示した場合、ターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDに少なくとも部分的に基づいて選択されたステップサイズを使用して、1つまたは複数のモバイルデバイスのPSDを増加させることができる。
関係する態様によれば、1つまたは複数の周囲アクセスポイントから過負荷インジケータを受信することと、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係するターゲットSINRを受信することとを含む方法が提供される。本方法はまた、過負荷インジケータとターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいてPSDステップサイズを選択することと、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係する前のPSDにPSDステップサイズを適用することとを含む。
別の態様は、ワイヤレス通信装置に関する。ワイヤレス通信装置は、1つまたは複数のアクセスポイントから過負荷インジケータを受信することと、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係するターゲットSINRを達成するためにPSDを計算することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。少なくとも1つのプロセッサは、過負荷インジケータと、PSDを1つまたは複数のモバイルデバイスに割り当てられた前のPSDと比較することとに少なくとも部分的に基づいて、PSDステップサイズを選択することと、1つまたは複数のモバイルデバイスの新しいPSDを作成するために、前のPSDにPSDステップサイズを適用することとを行うようにさらに構成される。ワイヤレス通信装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを備える。
さらに別の態様は装置に関する。本装置は、アクセスポイントに関係する過負荷インジケータを受信するための手段と、モバイルデバイスのターゲットSINRを受信するための手段とを含む。本装置は、過負荷インジケータとターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいてPSDステップサイズを選択するための手段と、モバイルデバイスの新しいPSDを作成するために、モバイルデバイスの前のPSDにPSDステップサイズを適用するための手段とをさらに含む。
さらに別の態様は、少なくとも1つのコンピュータに、1つまたは複数の周囲アクセスポイントから過負荷インジケータを受信させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係するSINRを受信させるためのコードとを含むコンピュータ可読媒体を有することができるコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体はまた、少なくとも1つのコンピュータに、過負荷インジケータとターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいてPSDステップサイズを選択させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係する前のPSDにPSDステップサイズを適用させるためのコードとを備えることができる。
その上、追加の態様は、アクセスポイントに関係する過負荷インジケータを受信する過負荷判断コンポーネントと、モバイルデバイスのターゲットSINRを受信するSINR受信コンポーネントとを含む装置に関する。本装置は、過負荷インジケータとターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいてPSDステップサイズを判断するPSDステップサイズ選択コンポーネントと、モバイルデバイスの前のPSDにPSDステップサイズを適用することによってモバイルデバイスの新しいPSDを作成するPSDステップサイズ適用コンポーネントとをさらに含むことができる。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の実施形態は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の実施形態のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。ただし、これらの態様は、様々な実施形態の原理を採用することができ得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、説明する実施形態は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
セル間干渉を回避するためにワイヤレスデバイスの電力スペクトル密度(PSD)を調整するためのシステムのブロック図。 ワイヤレス通信環境内で採用するための例示的な通信装置の図。 過負荷インジケータと、ターゲット信号対干渉雑音比(SINR)とに少なくとも部分的に基づいてデバイスのPSDの調整を実行する例示的なワイヤレス通信ネットワークを示す図。 過負荷インジケータとターゲットSINRとに基づいてPSDを変更するためのPSDステップサイズを選択する例示的な方法の流れ図。 過負荷インジケータとターゲットSINRとに従って前のPSDにステップサイズを適用する例示的な方法の流れ図。 過負荷インジケータとターゲットSINRとに基づいてデバイスのPSDを調整することを可能にする例示的な装置のブロック図。 本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用できる例示的なワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用できる例示的なワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書に記載の様々な態様による例示的なワイヤレス多元接続通信システムを示す図。 本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
次に、図面を参照しながら請求する主題の様々な態様について説明する。図面全体にわたって、同様の要素を指すのに同様の参照符号を使用する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施でき得ることは明らかであろう。他の例では、1つまたは複数の態様の説明を円滑にするために、よく知られた構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「コンポーネント(構成要素)」、「モジュール」、「システム」などの用語は、コンピュータ関連のエンティティ、すなわち、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかを指すものとする。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、集積回路、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方をコンポーネントとすることができる。1つまたは複数のコンポーネントがプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つのコンポーネントを1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、ローカルシステム、分散システム内、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別のコンポーネントと信号を介して相互作用する1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号によるなど、ローカルおよび/またはリモートプロセスを介して通信することができる。
さらに、本明細書ではワイヤレス端末および/または基地局に関する様々な態様について説明する。ワイヤレス端末は、ユーザにボイスおよび/またはデータ接続性を提供するデバイスを指すことができる。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータなどのコンピューティングデバイスに接続することができ、あるいは携帯情報端末(PDA)などの自蔵式デバイスとすることができる。ワイヤレス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることがある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。基地局(たとえば、アクセスポイントまたは進化型ノードB(eNB))は、1つまたは複数のセクタを通して、エアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク中のデバイスを指すことができる。基地局は、受信したエアインターフェースフレームをインターネットプロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残部との間のルータとして働くことができる。基地局はまた、エアインターフェースの属性の管理を調整する。
その上、本明細書で説明する様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、もしくは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)(BD)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で説明する様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、および他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに対して使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、CDMA2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムはGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用する今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。
いくつかのデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができるシステムに関して、様々な態様を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
次に図面を参照すると、図1に、セル間干渉を緩和するためにデバイス電力スペクトル密度を制御することを可能にする例示的なワイヤレスネットワーク100が示されている。ワイヤレスネットワークアクセスをワイヤレスデバイス104に与えるためにワイヤレスデバイス104と通信するアクセスポイント102が与えられている。アクセスポイント102は、マクロセルアクセスポイント、フェムトセルまたはピコセルアクセスポイント、異種ワイヤレスデバイス、その部分、あるいはワイヤレスネットワークへのアクセスを与える実質的に任意のデバイスとすることができる。さらに、ワイヤレスデバイス104は、モバイルデバイス、その部分、またはワイヤレスネットワークへのアクセスを受信する実質的に任意のデバイスとすることができる。さらに、アクセスポイント102は、セル間干渉に関係する過負荷インジケータを受信するために、周囲アクセスポイント106と通信することができる。
一例によれば、ワイヤレスデバイス104は、OFDMなどのワイヤレス通信技術を使用してアクセスポイント102と通信することができる。この点について、ワイヤレスデバイス104は、1つまたは複数のOFDMトーンを送信するために利用される電力を指す電力スペクトル密度(PSD)を調整することができる。一例では、ワイヤレスデバイス104は、所与のリソース割当て内のアクセスポイント102、または所与のソース割当てに関係するアクセスポイント102から受信した情報に基づいて、そのリソース割当てに対するPSDを調整することができる。アクセスポイント102は、起こりうるセル間干渉に関する受信情報に基づいて、PSDあるいは1つまたは複数の関連するパラメータをワイヤレスデバイス104に対して指定することができる。一例では、周囲アクセスポイント106は、周囲アクセスポイント106における干渉オーバサーマル(IoT)レベルがしきい値を超えたかどうかに関する過負荷インジケータをアクセスポイント102に通信することができる。周囲アクセスポイント106(および/あるいは1つまたは複数の周囲アクセスポイント)からの過負荷インジケータに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイント102はワイヤレスデバイス104のPSDレベルを判断することができる。
一例では、アクセスポイント102はワイヤレスデバイス104のターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を判断することができる。ターゲットSINRは、ワイヤレスデバイス104に関係する収集された情報(たとえば、制御チャネルを介して受信したチャネル品質インジケータ(CQI)、デバイスから受信したロケーションまたはジオメトリなど)に基づいて判断できる。たとえば、ターゲットSINRは、パラメータと選択プロセスとに従って選択できる。選択プロセスは、ターゲットSINRを選択するための実質的に任意のプロセスとすることができ、たとえば、高いジオメトリのデバイス、または極めて近接しているデバイスは、他のデバイスよりも高いターゲットSINRを与えられることがある。選択プロセスは、ジオメトリ、ロケーションなどに基づくデバイスの公平な処理、いくつかのデバイスのスループットの向上、またはシステム全体のスループットの向上などを可能にするようにチューニングできる。さらに、ワイヤレスデバイス104のターゲットSINRに基づいて、アクセスポイント102は、所与のリソース割当てに対するターゲットSINRを達成するために必要なPSDを計算することができる。これは、たとえば、リソース割当てにおける周波数、リソース割当てにおけるタイムスロットなどに基づくことができる。
過負荷インジケータと、ターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDと、前のPSDとに基づいて、アクセスポイント102は、ワイヤレスデバイス104に対するリソース割当てに関係するPSDのステップサイズを選択することができる。たとえば、周囲アクセスポイント106からの過負荷インジケータが、IoTレベルがしきい値を超えたことを示した場合、アクセスポイント102はワイヤレスデバイス104のPSDを減少させることができる。前のPSDが、ターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きくない場合、アクセスポイント102は、小さいステップサイズ(たとえば、0.4dB)を選択し、そのステップサイズだけPSDを減少させることができる。PSDが、ターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きい場合、アクセスポイント102は、より大きいステップサイズ(たとえば、0.8dB)を選択し、そのステップサイズだけPSDを減少させることができる。たとえば、リソース割当てをワイヤレスデバイス104に与えるとき、アクセスポイント102は、前のPSDをステップサイズだけ減少させることによって計算されたPSDとともにPSD減少コマンドを送信することができる。本明細書で利用する、〜よりも大きいは、追加または代替として、実質的に〜よりも大きい、〜以上などを意味することがあることを諒解されたい。同様に、〜よりも小さいは、追加または代替として、実質的に〜よりも小さい、〜以下などを意味することがある。
周囲アクセスポイント106からの過負荷インジケータが、IoTレベルが、セル間干渉を示すしきい値レベルを超えていないことを示した場合、アクセスポイントは、ワイヤレスデバイス104のPSDを増加させることができる。前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きい場合、アクセスポイント102は、小さいステップサイズ(たとえば、0.4dB)を選択し、そのステップサイズだけPSDを増加させることができる。しかしながら、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きくない場合、アクセスポイント102は、大きいステップサイズ(たとえば、0.8dB)を選択し、そのステップサイズだけPSDを増加させることができる。たとえば、リソース割当てなどを与えるとき、アクセスポイント102は、ステップサイズを前のPSDに加算することによって計算されたPSDとともに、PSD増加コマンドをワイヤレスデバイス104に送信することができる。この点について、ワイヤレスデバイス104に対する適応PSDレベル調整が行われる。様々なおよび/または追加のステップサイズが利用できることを諒解されたい。一例では、ステップサイズは、前のPSDとターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDとの間の差とすることができる。さらに、アクセスポイント102は、ワイヤレスデバイス104からのダウンリンク経路損失報告に基づいて(たとえば、周囲アクセスポイント106に関係する報告された経路損失が、周囲アクセスポイント106に極めて近接していることを示すしきい値レベルを下回った場合)、ワイヤレスデバイス104が周囲アクセスポイント106と潜在的に干渉すると最初に判断することができる。
次に図2を参照すると、ワイヤレス通信ネットワークに参加することができる通信装置200が示されている。通信装置200は、アクセスポイント、その部分、またはピアツーピア構成におけるモバイルデバイス、モバイル基地局、中継ノードなど、ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのリソースを割り当てることができる実質的に任意のデバイスとすることができる。通信装置200は、1つまたは複数のアクセスポイントが干渉により過負荷をかけられているかをどうかを識別することができる過負荷判断コンポーネント202と、通信装置200と通信する1つまたは複数のデバイスのターゲットSINRを得ることができるターゲットSINR受信コンポーネント204と、1つまたは複数のデバイスのターゲットSINRを達成するために必要なPSDを判断することができるPSD計算コンポーネント206と、1つまたは複数のアクセスポイントへの干渉を緩和するためにPSD変更コマンドを1つまたは複数のデバイスに(たとえば、リソース割当てにおいて)送信することができるPSD調整コンポーネント208とを含むことができる。
一例によれば、過負荷判断コンポーネント202は、周囲アクセスポイント(図示せず)への干渉に関する情報を受信することができる。たとえば、ワイヤードまたはワイヤレスバックホールリンクを介した周囲アクセスポイント、1つまたは複数のコアネットワークコンポーネント(図示せず)、周囲アクセスポイントと通信している1つまたは複数のデバイス(図示せず)などから、その情報を受信することができる。その情報は、所与の周囲アクセスポイントにおけるIoTがしきい値を上回っているかどうかを明示する1つまたは複数の過負荷インジケータに関することができる。この情報に少なくとも部分的に基づいて、過負荷判断コンポーネント202は、1つまたは複数の周囲アクセスポイントが、ワイヤレスネットワークアクセスを受信するために通信装置200に接続された1つまたは複数のデバイスによって干渉されているかどうかを識別することができる。ターゲットSINR受信コンポーネント204は、通信装置200と通信している1つまたは複数のデバイスのターゲットSINRを判断することができる。これは、デバイスジオメトリ、ロケーションなど、1つまたは複数のデバイスによって受信された情報に基づいて判断でき、前に説明した信号強度など、1つまたは複数のデバイスから観測された情報に基づいて判断できる。
さらに、PSD計算コンポーネント206は、1つまたは複数のデバイスに対してスケジュールすべきリソースに対するターゲットSINRを達成するために必要なPSDを判断することができる。これは、スケジュールされたリソースの周波数、スケジュールされたリソースのタイムスロットなどに基づいて計算できる。たとえば、周波数が異なれば、周波数スペクトルの性質、周波数空間を利用しているデバイスなどに基づいて、所与のSINRにおいてより大きいまたは異なる電力を受信する必要がある。PSD調整コンポーネント208は、過負荷判断と、ターゲットSINRを達成するために必要なPSDとに基づいて、前のPSDに適用すべきステップサイズを判断することができる。説明したように、PSD調整コンポーネント208は、ターゲットSINRのために必要なPSDと前のPSDとの間の差に基づいて、小さいサイズまたはより大きいサイズなど、複数のステップサイズから選択することができる。別の例では、PSD調整コンポーネント208は、前のPSDを、ターゲットSINRに到達するために必要とされるPSDに設定するステップサイズを利用することができる。一例では、アクセスポイントが過負荷をかけられておらず、前のPSDが、ターゲットSINRを満たすために必要とされるPSDよりも小さいとき、このステップサイズを利用することができる。別の例では、アクセスポイントが過負荷をかけられ、前のPSDが、ターゲットSINRを満たすために必要とされるPSDよりも大きいとき、このステップサイズを利用することができる。たとえば、PSD調整コンポーネント208は、前のPSDにステップサイズを適用することによって計算されたPSDを含むPSD変更コマンドをデバイスに送信することができる。
次に図3を参照すると、ワイヤレスネットワークにおけるセル間干渉を緩和するためにワイヤレスデバイスのPSDを制御することを可能にするワイヤレス通信システム300が示されている。アクセスポイント102および周囲アクセスポイント106は、説明したように、ワイヤレスネットワークおよび/またはその部分と通信するためのリソースを割り当てる(たとえば、独立して電力供給されるデバイスだけではなく、モデムをも含む)実質的に任意のタイプの基地局またはモバイルデバイスとすることができる。さらに、ワイヤレスデバイス104は、ワイヤレスネットワークアクセスを受信するモバイルデバイス、別のデバイス、またはその部分とすることができる。さらに、システム300はMIMOシステムとし、および/あるいは1つまたは複数のワイヤレスネットワークシステム規格(たとえば、EV−DO、3GPP、3GPP2、3GPP LTE、WiMAXなど)に準拠することができる。さらに、たとえば、アクセスポイント102のコンポーネントおよび機能は、周囲アクセスポイント106中に存在することができ、その逆も同様である。
アクセスポイント102は、1つまたは複数の周囲アクセスポイントにおいてセル間干渉を検出することができる過負荷判断コンポーネント202と、ワイヤレスデバイスのターゲットSINRを得ることができるターゲットSINR受信コンポーネント204と、ワイヤレスデバイスに対するリソースをスケジュールすることができるリソース割当てコンポーネント302と、ワイヤレスデバイスのターゲットSINRを達成するために必要なPSDを計算することができるPSD計算コンポーネント206と、ターゲットSINRを達成するために必要な計算されたPSDを達成するために、前のPSDに基づいてステップサイズを識別することができるPSDステップサイズ判断コンポーネント304と、前のPSDにステップサイズを適用することによって新しいPSDを計算することができるPSDステップサイズ適用コンポーネント306と、スケジュールされたリソースおよび/またはステップサイズに基づく関係するPSDをワイヤレスデバイスに通信することができる送信コンポーネント308とを備えることができる。
ワイヤレスデバイス104は、アクセスポイントからリソース割当てを得ることができる受信コンポーネント310と、アクセスポイントから受信した情報に基づいてリソース割当てのためのPSDを判断することができるPSD受信コンポーネント312と、ステップサイズを適用することによってPSDを変更することができるPSD調整コンポーネント314とを含むことができる。周囲アクセスポイント106は、周囲アクセスポイント106が動作する周波数空間中で干渉を測定するIoTレベル判断コンポーネント316と、IoTが周囲アクセスポイント106においてしきい値レベルを上回っているかどうかを1つまたは複数のアクセスポイントにシグナリングする過負荷指示コンポーネント318とを備える。
一例によれば、IoTレベル判断コンポーネント316は、総受信干渉レベルを測定し、1つまたは複数のしきい値レベルなどに従った前の通信に基づいて、総受信干渉レベルが、コアネットワークから受信した、一構成、仕様によるパラメータとすることができるしきい値レベルを超えたかどうかを判断することができる。過負荷指示コンポーネント318は、IoTがしきい値レベルを上回っているかどうかを明示する指示を、アクセスポイント102あるいは1つまたは複数の異種アクセスポイントに(たとえば、無線シグナリング、バックホール通信を介して、コアワイヤレスネットワークを通して、周囲アクセスポイント106と前に通信した1つまたは複数のデバイスなどを使用して)送信することができる。
過負荷判断コンポーネント202は、周囲アクセスポイント106および/あるいは1つまたは複数の異種周囲アクセスポイントから過負荷指示を受信することができる。一例では、過負荷判断コンポーネント202は、(たとえば、ワイヤレスデバイスと周囲アクセスポイント106とに関係する受信したダウンリンク経路損失報告に基づいて)潜在的に過負荷を生じるワイヤレスデバイスを識別することができる。一例では、過負荷判断コンポーネント202は、1つまたは複数の周囲アクセスポイントからの過負荷インジケータを組み合わせること(たとえば、インジケータを論理和演算すること)に基づいて、ワイヤレスネットワークの一部分が過負荷をかけられているかどうかを判断することができる。ターゲットSINR受信コンポーネント204は、ワイヤレスデバイス104のターゲットSINRを得るか、またはさもなければ計算することができる。説明したように、ターゲットSINRは、ジオメトリ、ロケーションなどのワイヤレスデバイス104に関する情報など、および公平な割当て、スループットの向上などを与えるターゲットSINR選択基準に基づいて計算できる。
リソース割当てコンポーネント302は、アクセスポイント102と通信するためのリソースをワイヤレスデバイス104に許可することができる。PSD計算コンポーネント206は、OFDM構成におけるワイヤレスデバイス104に関する周波数および/またはタイムスロットなどのリソース許可の1つまたは複数の態様に基づくことができる、ワイヤレスデバイス104のターゲットSINRを達成するために必要なPSDを判断することができる。この点について、PSDステップサイズ判断コンポーネント304は、ワイヤレスデバイス104のターゲットSINRを達成するために必要なPSDに到達するように、アクセスポイント102によってワイヤレスデバイス104に割り当てられた前のPSDに適用すべきステップサイズを選択することができる。説明したように、これは、ターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDを満たすためのステップサイズ、または前のPSDとターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDとの間の関係に基づいて複数のステップサイズから選択されたステップサイズとすることができる。
たとえば、過負荷判断コンポーネント202が、システムが過負荷をかけられていると判断した場合、PSDステップサイズ判断コンポーネント304は、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きくない場合にはPSDを減少させるための小さいステップサイズを割り当て、または、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きい場合にはPSDを減少させるためのより大きいステップサイズを割り当てることができる。過負荷判断コンポーネント202が、システムが過負荷をかけられていないと判断した場合、PSDステップサイズ判断コンポーネント304は、説明したように、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きい場合にはPSDを増加させるための小さいステップサイズを選択し、または、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも大きくない場合にはより大きいステップサイズを選択することができる。PSDステップサイズ適用コンポーネント306は、PSDにステップサイズを適用することによって(たとえば、説明したように、ステップサイズに従って増加または減少させることによって)ワイヤレスデバイス104の新しいPSDを計算することができる。送信コンポーネント308は、リソース許可および/または新しいPSD情報をワイヤレスデバイス104に与えることができる。受信コンポーネント310はリソース許可を得ることができ、PSD受信コンポーネント312は、関係するPSDまたはステップサイズを得ることができる。PSD調整コンポーネント314は、たとえば、ワイヤレスデバイス104のPSDを、いくつかのOFDMトーンを介して送信するためにアクセスポイント102によって指定されたPSDに設定することができる。ステップサイズが受信された場合、PSD調整コンポーネント314は、ステップサイズに従ってPSDを増加または減少させることができる。いずれの場合も、説明したように、セル間干渉緩和が行われる。
次に図4〜図5を参照すると、本明細書に記載の様々な態様に従って実行できる方法が示されている。説明を簡潔にする目的で、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われるので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態または事象として代替的に表現できることを、当業者は理解および諒解するであろう。さらに、1つまたは複数の態様による方法を実装するために、図示のすべての行為が必要とされるわけではない。
図4を参照すると、ワイヤレスデバイスの前のPSDを変更するためのPSDステップサイズを判断するための方法400が示されている。402において、システムが過負荷をかけられているかどうかを判断する。説明したように、これは、1つまたは複数のアクセスポイントから過負荷インジケータを受信することと、アクセスポイントの一部分がしきい値レベルを上回るIoTを経験しているかどうかを判断することとに関する。そうでない場合、404において、前のPSDがターゲットSINRのためのPSDよりも小さいかどうかを判断する。PSDおよびターゲットSINRは、説明したように、ネットワークアクセスが与えられたワイヤレスデバイスに関係することがある。前のPSDがターゲットSINRのためのPSDよりも小さくない場合、406において、説明したように、次のPSDを、前のPSDに加算された小さいステップサイズに設定する。前のPSDがターゲットSINRのためのPSDよりも小さい場合、408において、次のPSDを、前のPSDに加算されたより大きいステップサイズに設定する。402において、システムが過負荷をかけられている場合、410において、前のPSDがターゲットSINRのためのPSDよりも大きいかどうかを判断する。そうであれば、412において、次のPSDを、前のPSDから減算されたより大きいステップサイズに設定する。410において、前のPSDがターゲットSINRのためのPSDよりも大きくない場合、414において、次のPSDを、前のPSDから減算された小さいステップサイズに設定する。いずれの場合も、416において、次のPSDをデバイスに送信する。一例では、これはリソース割当ての一部である。
図5を参照すると、過負荷インジケータとターゲットSINRとに基づいて判断されたPSDステップサイズに従ってモバイルデバイスのPSDを変更することを可能にする方法500が示されている。502において、1つまたは複数の周囲アクセスポイントから過負荷インジケータを受信する。説明したように、バックホールリンクを介して、エアインターフェースを介して、1つまたは複数のネットワークコンポーネントなどから、過負荷インジケータを受信する。504において、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係するターゲットSINRを受信する。説明したように、一例では、モバイルデバイスのジオメトリ、相対ロケーションなどに基づいてターゲットSINRを計算する。506において、過負荷インジケータとターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいてPSDステップサイズを選択する。説明したように、過負荷インジケータに基づいて、システムあるいは1つまたは複数のアクセスポイントが過負荷をかけられているかどうかを判断する。
システムが過負荷をかけられている場合、たとえば、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要なPSDよりも大きくない場合には小さいPSDステップサイズを選択するが、PSDがターゲットSINRを達成するために必要なPSDよりも大きい場合にはより大きいステップサイズを選択する。同様に、システムが過負荷をかけられていない場合、たとえば、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要なPSDよりも小さくない場合には小さいPSDステップサイズを選択するが、前のPSDがターゲットSINRを達成するために必要なPSDよりも小さい場合にはより大きいPSDステップサイズを選択する。508において、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係する前のPSDにPSDステップサイズを適用する。したがって、システムが過負荷をかけられている場合、たとえば、前のPSDをそのステップサイズだけ減少させ、システムが過負荷をかけられていない場合、前のPSDをそのステップサイズだけ増加させる。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、アクセスポイントと潜在的に干渉しているデバイスを判断すること、システムまたはアクセスポイントが過負荷をかけられているかどうかを判断することなどに関して、推論を行うことができることを諒解されたい。本明細書で使用する「推論する」または「推論」という用語は、概して、事象および/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推理する、またはその状態を推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために採用でき、あるいは、たとえば、状態の確率分布を発生することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考察に基づく当該の状態の確率分布の計算とすることができる。推論は、事象および/またはデータのセットからより高いレベルの事象を構成するために採用される技法を指すこともある。そのような推論から、事象が時間的に緊切して相関するか否かにかかわらず、ならびに事象およびデータが1つまたは複数の事象およびデータの発生源に由来するかどうかにかかわらず、観測された事象および/または記憶された事象データのセットから新しい事象またはアクションが構成される。
図6を参照すると、過負荷インジケータとターゲットSINRとに基づいて判断されたステップサイズだけPSDを変更するシステム600が示されている。たとえば、システム600は、少なくとも部分的に基地局、モバイルデバイスなどの内部に常駐することができる。システム600は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。システム600は、連携して動作することができる電気的コンポーネントの論理グルーピング602を含む。たとえば、論理グルーピング602は、アクセスポイントに関係する過負荷インジケータを受信するための電気的コンポーネント604を含むことができる。説明したように、これは、1つまたは複数のアクセスポイントからバックホールリンクを介して、エアインターフェースを介して、1つまたは複数のアクセスポイントと通信しているデバイスなどから、受信できる。さらに、論理グルーピング602は、モバイルデバイスのターゲットSINRを受信するための電気的コンポーネント606を備えることができる。説明したように、ターゲットSINRは、モバイルデバイスのジオメトリ、相対ロケーションなどに基づいて計算できる。別の例では、ターゲットSINRは、モバイルデバイスあるいは1つまたは複数の異種デバイスから受信できる。
その上、論理グルーピング602は、過負荷インジケータとターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいてPSDステップサイズを選択するための電気的コンポーネント608を含む。説明したように、電気的コンポーネント604は、ターゲットSINRを達成するために必要なPSDを、モバイルデバイスに割り当てられた前のPSDと比較することに少なくとも部分的に基づいて、ステップサイズを選択することができる。たとえば、過負荷インジケータが、アクセスポイントが過負荷をかけられていることを明示した場合、電気的コンポーネント604は、モバイルデバイスに割り当てられた前のPSDがターゲットSINRを達成するためのPSDよりも大きくない場合には小さいステップサイズを選択し、またはさもなければ、より大きいステップサイズを選択することができる。同様に、説明したように、過負荷インジケータが、アクセスポイントが過負荷をかけられていないことを明示した場合、電気的コンポーネント604は、前に割り当てられたPSDがターゲットSINRを達成するために必要とされるPSDよりも小さくない場合には小さいステップサイズを選択し、またはさもなければ、より大きいステップサイズを選択することができる。さらに、論理グルーピング602はまた、モバイルデバイスの新しいPSDを作成するために、モバイルデバイスの前のPSDにPSDステップサイズを適用するための電気的コンポーネント610を含むことができる。
説明したように、アクセスポイントが過負荷をかけられている場合、電気的コンポーネント610は、前のPSDをそのステップサイズだけ減少させることができ、アクセスポイントが過負荷をかけられていない場合、その逆も同様である。さらに、論理グルーピング602は、ターゲットSINRを達成するために必要なPSDを計算するための電気的コンポーネント612を含むことができる。説明したように、これは、モバイルデバイスのジオメトリ、相対ロケーションなどに基づくことができる。さらに、論理グルーピング602は、新しいPSDをモバイルデバイスに送信するための電気的コンポーネント614を含むことができる。さらに、システム600は、電気的コンポーネント604、606、608、610、612、および614に関連付けられた機能を実行するための命令を保持するメモリ616を含むことができる。メモリ616の外部にあるものとして示されているが、電気的コンポーネント604、606、608、610、612、および614の1つまたは複数は、メモリ616の内部に存在することができることを理解されたい。
図7は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用できるシステム700のブロック図である。一例では、システム700は、基地局またはeNB702を含む。図示のように、eNB702は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ706を介して1つまたは複数のUE704から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ708を介して1つまたは複数のUE704にその信号を送信することができる。さらに、eNB702は、(1つまたは複数の)受信アンテナ706から情報を受信する受信機710を備えることができる。一例では、受信機710は、受信した情報を復調する復調器(Demod)712に動作可能に結合できる。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ714によって分析できる。プロセッサ714は、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関するルックアップテーブル、固有のスクランブル系列に関する情報、および/または他の好適なタイプの情報を記憶することができるメモリ716に結合できる。一例では、eNB702は、方法400、500、ならびに/または他の同様のおよび適切な方法を実行するために、プロセッサ714を採用することができる。eNB702はまた、送信機720によって(1つまたは複数の)送信アンテナ708を介して送信するために信号を多重化することができる変調器718を含むことができる。
図8は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用できる別のシステム800のブロック図である。一例では、システム800はモバイル端末802を含む。図示のように、モバイル端末802は、1つまたは複数のアンテナ808を介して、1つまたは複数の基地局804から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局804にその信号を送信することができる。さらに、モバイル端末802は、(1つまたは複数の)アンテナ808から情報を受信する受信機810を備えることができる。一例では、受信機810は、受信した情報を復調する復調器(Demod)812に動作可能に結合できる。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ814によって分析できる。プロセッサ814は、モバイル端末802に関するデータおよび/またはプログラムコードを記憶することができるメモリ816に結合できる。さらに、モバイル端末802は、方法400、500、ならびに/または他の同様のおよび適切な方法を実行するために、プロセッサ814を採用することができる。モバイル端末802はまた、前の図で説明した1つまたは複数のコンポーネントを採用して、説明した機能を実行することができる。一例では、コンポーネントは、プロセッサ814によって実装できる。モバイル端末802はまた、送信機820によって(1つまたは複数の)アンテナ808を介して送信するために信号を多重化することができる変調器818を含むことができる。
次に図9を参照すると、様々な態様によるワイヤレス多元接続通信システムの図が与えられている。一例では、アクセスポイント900(AP)が複数のアンテナグループを含む。図9に示すように、1つのアンテナグループはアンテナ904および906を含み、別のアンテナグループはアンテナ908および910を含み、別のアンテナグループはアンテナ912および914を含むことができる。図9では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用でき得ることを諒解されたい。別の例では、アクセス端末916はアンテナ912および914と通信中とすることができ、アンテナ912および914は、順方向リンク920上でアクセス端末916に情報を送信し、逆方向リンク918上でアクセス端末916から情報を受信する。追加および/または代替として、アクセス端末922はアンテナ906および908と通信中とすることができ、アンテナ906および908は、順方向リンク926上でアクセス端末922に情報を送信し、逆方向リンク924上でアクセス端末922から情報を受信する。周波数分割複信システムでは、通信リンク918、920、924および926は、通信のための異なる周波数を使用することができる。たとえば、順方向リンク920は、逆方向リンク918によって使用される周波数とは異なる周波数を使用することができ得る。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するために設計されたエリアは、アクセスポイントのセクタと呼ばれることがある。一態様によれば、アンテナグループは、アクセスポイント900によってカバーされるエリアのセクタ中でアクセス端末に通信するように設計できる。順方向リンク920および926上の通信では、アクセスポイント900の送信アンテナは、異なるアクセス端末916および922に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用することができる。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
アクセスポイント、たとえばアクセスポイント900は、端末と通信するために使用される固定局とすることができ、基地局、eNB、アクセスネットワーク、および/または他の好適な用語で呼ばれることもある。さらに、アクセス端末、たとえばアクセス端末916または922は、モバイル端末、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、ワイヤレス端末、および/または他の適切な用語で呼ばれることもある。
次に図10を参照すると、本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システム1000を示すブロック図が与えられている。一例では、システム1000は、送信機システム1010と受信機システム1050とを含む多入力多出力(MIMO)システムである。ただし、送信機システム1010および/または受信機システム1050は、たとえば、(たとえば、基地局上の)複数の送信アンテナが1つまたは複数のシンボルストリームを単一のアンテナデバイス(たとえば、移動局)に送信することができる、多入力単出力システムにも適用できることを諒解されたい。さらに、本明細書で説明する送信機システム1010および/または受信機システム1050の態様は、単出力単入力アンテナシステムに関して利用できることを諒解されたい。
一態様によれば、送信機システム1010において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース1012から送信(TX)データプロセッサ1014に供給される。一例では、各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナ1024を介して送信できる。さらに、TXデータプロセッサ1014は、符号化データを供給するために、それぞれのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、データストリームごとにトラフィックデータをフォーマット化し、符号化し、インタリーブすることができる。一例では、各データストリームの符号化データは、次いで、OFDM技術を使用してパイロットデータで多重化できる。パイロットデータは、たとえば、既知の方法で処理される既知のデータパターンとすることができる。さらに、パイロットデータは、チャネル応答を推定するために受信機システム1050において使用できる。送信機システム1010に戻ると、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよび符号化データは、変調シンボルを供給するために、それぞれのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)できる。一例では、各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1030上で実行される命令および/またはプロセッサ1030によって与えられる命令によって判断できる。
次に、すべてのデータストリームの変調シンボルはTXプロセッサ1020に供給でき、TXプロセッサ1020は、(たとえば、OFDM用に)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1020は、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ1022a〜1022tに供給することができる。一例では、各トランシーバ1022は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給することができる。次いで、各トランシーバ1022は、それらのアナログ信号をさらに調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給することができる。したがって、トランシーバ1022a〜1022tからのNT個の変調信号は、次いで、それぞれ、NT個のアンテナ1024a〜1024tから送信できる。
別の態様によれば、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1052a〜1052rによって受信機システム1050において受信できる。次いで、各アンテナ1052から受信した信号は、それぞれのトランシーバ1054に供給できる。一例では、各トランシーバ1054は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、次いで、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給することができる。次いで、RX MIMO/データプロセッサ1060は、特定の受信機処理技術に基づいてNR個のトランシーバ1054からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを供給することができる。一例では、各検出シンボルストリームは、対応するデータストリームに関して送信される変調シンボルの推定であるシンボルを含むことができる。次いで、RXプロセッサ1060は、各検出シンボルストリームを少なくとも部分的に復調し、デインタリーブし、復号することによって、各シンボルストリームを処理して、対応するデータストリームに関するトラフィックデータを回復することができる。したがって、RXデータプロセッサ1060による処理は、送信機システム1010においてTX MIMOプロセッサ1020およびTXデータプロセッサ1016によって実行される処理を補足することができる。RXプロセッサ1060は、さらに、処理されたシンボルストリームをデータシンク1064に供給することができる。
一態様によれば、RXプロセッサ1060によって発生されるチャネル応答推定は、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レートまたは方式を変更し、および/あるいは他の適切なアクションを実行するために使用できる。さらに、RXプロセッサ1060は、たとえば、検出シンボルストリームの信号対雑音干渉比(SNR)などのチャネル特性をさらに推定することができる。次いで、RXプロセッサ1060は、推定されたチャネル特性をプロセッサ1070に供給することができる。一例では、RXプロセッサ1060および/またはプロセッサ1070は、システムに関する「動作」SNRの推定をさらに導出することができる。次いで、プロセッサ1070は、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する情報を備えることができるチャネル状態情報(CSI)を与えることができる。この情報は、たとえば、動作SNRを含むことができる。次いで、CSIは、TXデータプロセッサ1018によって処理し、変調器1080によって変調し、トランシーバ1054a〜1054rによって調整し、送信機システム1010に返信することができる。さらに、受信機システム1050におけるデータソース1016は、TXデータプロセッサ1018によって処理される追加のデータを与えることができる。
送信機システム1010に戻ると、次いで、受信機システム1050からの変調信号は、アンテナ1024によって受信し、トランシーバ1022によって調整し、復調器1040によって復調し、RXデータプロセッサ1042によって処理して、受信機システム1050によって報告されたCSIを回復することができる。一例では、報告されたCSIは、次いで、1つまたは複数のデータストリームのために使用されるべきデータレートならびに符号化および変調方式を判断するために、プロセッサ1030に供給し、使用することができる。次いで、判断された符号化および変調方式は、受信機システム1050への後の送信における量子化および/または使用のために、トランシーバ1022に供給できる。追加および/または代替として、報告されたCSIは、TXデータプロセッサ1014およびTX MIMOプロセッサ1020のための様々な制御を発生するためにプロセッサ1030によって使用できる。別の例では、RXデータプロセッサ1042によって処理されるCSIおよび/または他の情報は、データシンク1044に供給できる。
一例では、送信機システム1010におけるプロセッサ1030および受信機システム1050におけるプロセッサ1070は、それらのそれぞれのシステムにおいて動作を指令する。さらに、送信機システム1010におけるメモリ1032および受信機システム1050におけるメモリ1072は、それぞれ、プロセッサ1030および1070によって使用されるプログラムコードおよびデータの記憶域を与えることができる。さらに、受信機システム1050において、NR個の受信信号を処理して、NT個の送信シンボルストリームを検出するために、様々な処理技術が使用できる。これらの受信機処理技術は、等化技術とも呼ばれることがある空間および時空間受信機処理技術、ならびに/あるいは「逐次干渉消去(successive interference cancellation)」または「逐次消去(successive cancellation)」受信機処理技術とも呼ばれることがある「逐次ヌリング(nulling)/等化および干渉消去」受信機処理技術を含むことができる。
本明細書で説明した態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せで実装できることを理解されたい。システムおよび/または方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいて実装した場合、記憶コンポーネントなどの機械可読媒体に記憶できる。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合できる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、好適な手段を使用してパス、フォワーディング、または送信することができる。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明する技法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装できる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶し、プロセッサによって実行することができる。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装でき、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段によってプロセッサに通信可能に結合できる。
上記の説明は1つまたは複数の態様の例を含む。もちろん、上述の態様について説明する目的で、コンポーネントまたは方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは不可能であるが、当業者なら、様々な態様の多数のさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識できよう。したがって、説明した態様は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に入るすべてのそのような改変形態、変更形態、および変形形態を包含するものとする。さらに、「含む(include)」という用語は、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかで使用される限り、「備える(comprising)」という用語を使用すると請求項における移行語と解釈されるように「備える(comprising)」と同様に包括的なものとする。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかで使用される「または(or)」という用語は、「非排他的なまたは(non-exclusive or)」を意味するものとする。

Claims (39)

  1. 1つまたは複数の周囲アクセスポイントから過負荷インジケータを受信することと、
    1つまたは複数のモバイルデバイスに関係するターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を受信することと、
    前記過負荷インジケータと前記ターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいて電力スペクトル密度(PSD)ステップサイズを選択することと、
    前記1つまたは複数のモバイルデバイスに関係する前のPSDに前記PSDステップサイズを適用することと
    を備える、方法。
  2. 前記PSDステップサイズを前記選択することが、2つの可能なPSDステップサイズから選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要なPSDを判断することをさらに備え、ここで、前記PSDステップサイズを前記選択することは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられたPSDと、前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDとの間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちの一方を選択することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記過負荷インジケータは、前記1つまたは複数の周囲アクセスポイントが過負荷をかけられていることを明示し、前記PSDステップサイズを前記選択することは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも小さい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより小さいPSDステップサイズを選択することを含み、前記PSDステップサイズを前記適用することは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDから前記PSDステップサイズを減算することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記過負荷インジケータは、前記1つまたは複数の周囲アクセスポイントが過負荷をかけられていないことを明示し、前記PSDステップサイズを前記選択することは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも大きい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより小さいPSDステップサイズを選択することを含み、前記PSDステップサイズを前記適用することは、前記PSDステップサイズを前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDに加算することを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のモバイルデバイスに関係する前記ターゲットSINRを前記受信することが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスのジオメトリあるいは相対ロケーションに少なくとも部分的に基づいて前記ターゲットSINRを計算することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記過負荷インジケータを前記受信することが、前記1つまたは複数の周囲アクセスポイントとのバックホールリンクを介して前記過負荷インジケータを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記PSDステップサイズを適用された前記前のPSDを前記1つまたは複数のモバイルデバイスに送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 1つまたは複数の周囲アクセスポイントから過負荷インジケータを受信することと、
    1つまたは複数のモバイルデバイスに関係するターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を達成するための電力スペクトル密度(PSD)を計算することと、
    前記過負荷インジケータと、前記PSDを前記1つまたは複数のモバイルデバイスに割り当てられた前のPSDと比較することとに少なくとも部分的に基づいて、PSDステップサイズを選択することと、
    前記1つまたは複数のモバイルデバイスの新しいPSDを作成するために、前記前のPSDに前記PSDステップサイズを適用することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサが、2つのPSDステップサイズから前記PSDステップサイズを選択する、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記過負荷インジケータが前記1つまたは複数のアクセスポイントが過負荷をかけられていることを明示し、前記前のPSDが前記ターゲットSINRを達成するための前記PSDよりも小さい場合、前記2つのPSDステップサイズのうちのより小さいPSDステップサイズを選択し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記前のPSDから前記PSDステップサイズを減算することによって前記前のPSDに前記PSDステップサイズを適用する、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記過負荷インジケータが前記1つまたは複数のアクセスポイントが過負荷をかけられていないことを明示し、前記前のPSDが前記ターゲットSINRを達成するための前記PSDよりも大きい場合、前記2つのPSDステップサイズのうちのより小さいPSDステップサイズを選択し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PSDステップサイズを前記前のPSDに加算することによって前記前のPSDに前記PSDステップサイズを適用する、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスのジオメトリまたは相対ロケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに関係する前記ターゲットSINRを判断するようにさらに構成された、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記1つまたは複数のアクセスポイントとのバックホールリンクを介して前記過負荷インジケータを受信する、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記新しいPSDを前記1つまたは複数のモバイルデバイスに送信するようにさらに構成された、請求項9に記載のワイヤレス通信装置。
  16. アクセスポイントに関係する過負荷インジケータを受信するための手段と、
    モバイルデバイスのターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を受信するための手段と、
    前記過負荷インジケータと前記ターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいて電力スペクトル密度(PSD)ステップサイズを選択するための手段と、
    前記モバイルデバイスの新しいPSDを作成するために前記モバイルデバイスの前のPSDに前記PSDステップサイズを適用するための手段と
    を備える、装置。
  17. 選択するための前記手段が、2つの可能なPSDステップサイズから前記PSDステップサイズを選択する、請求項16に記載の装置。
  18. 前記ターゲットSINRを達成するために必要なPSDを計算するための手段をさらに備え、ここで、選択するための前記手段は、前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDを前記モバイルデバイスの前記前のPSDと比較することに少なくとも部分的に基づいて、前記2つの可能なPSDステップサイズから前記PSDステップサイズを選択する、請求項17に記載の装置。
  19. 選択するための前記手段は、前記過負荷インジケータが前記アクセスポイントが過負荷をかけられていることを明示し、前記モバイルデバイスの前記前のPSDが前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも大きい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより大きいPSDステップサイズを選択し、前記PSDステップサイズを適用するための前記手段は、前記モバイルデバイスの前記前のPSDから前記PSDステップサイズを減算する、請求項18に記載の装置。
  20. 選択するための前記手段は、前記過負荷インジケータが前記アクセスポイントが過負荷をかけられていないことを明示し、前記モバイルデバイスの前記前のPSDが前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも小さい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより大きいPSDステップサイズを選択し、前記PSDステップサイズを適用するための前記手段は、前記PSDステップサイズを前記モバイルデバイスの前記前のPSDに加算する、請求項18に記載の装置。
  21. 前記ターゲットSINRを受信するための前記手段が、前記モバイルデバイスのジオメトリまたは相対ロケーションから前記ターゲットSINRを計算する、請求項16に記載の装置。
  22. 前記過負荷インジケータを受信するための前記手段が、前記アクセスポイントとのバックホールリンクを介して前記過負荷インジケータを受信する、請求項16に記載の装置。
  23. 前記新しいPSDを前記モバイルデバイスに送信するための手段をさらに備える、請求項16に記載の装置。
  24. 少なくとも1つのコンピュータに、1つまたは複数の周囲アクセスポイントから過負荷インジケータを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、1つまたは複数のモバイルデバイスに関係するターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記過負荷インジケータと前記ターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいて電力スペクトル密度(PSD)ステップサイズを選択させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに関係する前のPSDに前記PSDステップサイズを適用させるためのコードと
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  25. 前記少なくとも1つのコンピュータにPSDステップサイズを選択させるための前記コードが、2つの可能なPSDステップサイズから前記PSDステップサイズを選択する、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  26. 前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要なPSDを判断させるためのコードをさらに備え、ここで、前記少なくとも1つのコンピュータに前記PSDステップサイズを選択させるための前記コードは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられたPSDと前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDとの間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちの一方を選択する、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. 前記過負荷インジケータは、前記1つまたは複数の周囲アクセスポイントが過負荷をかけられていることを明示し、前記少なくとも1つのコンピュータに前記PSDステップサイズを選択させるための前記コードは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも小さい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより小さいPSDステップサイズを選択し、前記少なくとも1つのコンピュータに前記PSDステップサイズを適用させるための前記コードが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDから前記PSDステップサイズを減算する、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. 前記過負荷インジケータは、前記1つまたは複数の周囲アクセスポイントが過負荷をかけられていないことを明示し、前記少なくとも1つのコンピュータに前記PSDステップサイズを選択させるための前記コードは、前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスの前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも大きい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより小さいPSDステップサイズを選択し、前記少なくとも1つのコンピュータに前記PSDステップサイズを適用させるための前記コードが、前記PSDステップサイズを前記1つまたは複数のモバイルデバイスに前に割り当てられた前記PSDに加算する、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
  29. 前記少なくとも1つのコンピュータに前記ターゲットSINRを受信させるための前記コードが、前記1つまたは複数のモバイルデバイスのジオメトリまたは相対ロケーションに少なくとも部分的に基づいて前記ターゲットSINRを計算する、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  30. 前記少なくとも1つのコンピュータに前記過負荷インジケータを受信させるための前記コードが、前記1つまたは複数の周囲アクセスポイントとのバックホールリンクを介して前記過負荷インジケータを受信する、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  31. 前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記PSDステップサイズを適用された前記前のPSDを前記1つまたは複数のモバイルデバイスに送信させるためのコードをさらに備える、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  32. アクセスポイントに関係する過負荷インジケータを受信する過負荷判断コンポーネントと、
    モバイルデバイスのターゲット信号対干渉雑音比(SINR)を受信するターゲットSINR受信コンポーネントと、
    前記過負荷インジケータと前記ターゲットSINRとに少なくとも部分的に基づいて電力スペクトル密度(PSD)ステップサイズを判断するPSDステップサイズ選択コンポーネントと、
    前記モバイルデバイスの前のPSDに前記PSDステップサイズを適用することによって前記モバイルデバイスの新しいPSDを作成するPSDステップサイズ適用コンポーネントと
    を備える、装置。
  33. 前記PSDステップサイズ選択コンポーネントが、2つの可能なPSDステップサイズから前記PSDステップサイズを判断する、請求項32に記載の装置。
  34. 前記ターゲットSINRを達成するために必要なPSDを計算するPSD計算コンポーネントをさらに備え、ここで前記PSDステップサイズ選択コンポーネントは、前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDを前記モバイルデバイスの前記前のPSDと比較することに少なくとも部分的に基づいて、前記2つの可能なPSDステップサイズから前記PSDステップサイズを判断する、請求項33に記載の装置。
  35. 前記PSDステップサイズ選択コンポーネントは、前記過負荷インジケータが前記アクセスポイントが過負荷をかけられていることを明示し、前記モバイルデバイスの前記前のPSDが、前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも大きい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより大きいPSDステップサイズを判断し、前記PSDステップサイズ適用コンポーネントは、前記モバイルデバイスの前記前のPSDから前記PSDステップサイズを減算する、請求項34に記載の装置。
  36. 前記PSDステップサイズ選択コンポーネントは、前記過負荷インジケータが前記アクセスポイントが過負荷をかけられていないことを明示し、前記モバイルデバイスの前記前のPSDが、前記ターゲットSINRを達成するために必要な前記PSDよりも小さい場合、前記2つの可能なPSDステップサイズのうちのより大きいPSDステップサイズを判断し、前記PSDステップサイズ適用コンポーネントは、前記PSDステップサイズを前記モバイルデバイスの前記前のPSDに加算する、請求項34に記載の装置。
  37. 前記ターゲットSINR受信コンポーネントが、前記モバイルデバイスのジオメトリまたは相対ロケーションから前記ターゲットSINRを計算する、請求項32に記載の装置。
  38. 前記過負荷判断コンポーネントが、前記アクセスポイントとのバックホールリンクを介して前記過負荷インジケータを受信する、請求項32に記載の装置。
  39. 前記新しいPSDを前記モバイルデバイスに与える送信コンポーネントをさらに備える、請求項32に記載の装置。
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