JP2012256567A - ダイヤル型スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板20が固定されたベース部材10と、基板20に固定された固定側部材31とこの固定側部材31に相対回転可能に支持された回転側部材32との相対回転に応じて信号を出力するエンコーダ素子30と、回転側部材32に装着されたダイヤルノブ40と、ダイヤルノブ40が回転側部材32から脱落する方向への軸方向移動を規制する軸方向移動規制部と、ダイヤルノブ40の基板側の端部から突出してエンコーダ素子30に当接し、ダイヤルノブ40の前記逆方向の移動を規制するリブ47とを備えていることを特徴とするダイヤル型スイッチ装置とした。
【選択図】図1
Description
さらに、請求項3に記載のように、前記規制突起部は、前記ダイヤルノブの成形型からの離型時に押出ピンにより押される位置を挟んで配置されていることが好ましい。
また、請求項4に記載のように、前記ベース部材には、前記ダイヤルノブの外周位置に、前記ベース部材を覆うフィニッシャが取り付けられ、前記ダイヤルノブの外周に、外径方向に突出して前記フィニッシャとの間隔を狭めるダイヤル外周フランジが形成されていることが好ましい。
このように、ダイヤルノブの軸方向の移動が規制されることにより、規制突起部を設けないものと比較して、ダイヤルノブの軸方向のがたつきを低減できる。また、ダイヤルノブの基板側の端部の全体をエンコーダ素子に当接させるものと比較して、回転時の摺動抵抗を低減でき、摺動抵抗が大きなものと比較して、良好な操作感を確保できる。
この実施の形態のダイヤル型スイッチ装置は、基板(20)が固定されたベース部材(10)と、前記基板(20)に設けられ、前記基板(20)に固定された固定側部材(31)とこの固定側部材(31)に相対回転可能に支持された回転側部材(32)との相対回転に応じて信号を出力するエンコーダ素子(30)と、前記回転側部材(32)に装着されたダイヤルノブ(40)と、このダイヤルノブ(40)が前記回転側部材(32)から脱落する方向への軸方向移動を規制する軸方向移動規制部(32a,43)と、を備え、前記ダイヤルノブ(40)を回転操作して前記信号が出力されるダイヤル型スイッチ装置であって、前記ダイヤルノブ(40)の前記基板側の端部に、前記軸方向移動規制部(32a,43)による前記規制方向とは逆方向に突出して前記エンコーダ素子(30)に当接し、前記ダイヤルノブ(40)の前記逆方向の移動を規制する規制突起部(47)を備えていることを特徴とする。
このダイヤル型スイッチ装置Aは、図1に示すように、ベース部材10、基板20、エンコーダ素子30、ダイヤルノブ40、フィニッシャ50を備えている。
基板20は、ベース部材10の後面を塞ぐように固定されている。この基板20は、エンコーダ素子30が実装されるのに加え、前述の図示を省略した他のスイッチや表示装置が実装されている。
そして、回転側部材32は、円筒状に形成されており、筒部31bと同軸で相対回転可能に、筒部31bの外周に装着されている。
さらに、フィニッシャ50には、ダイヤルノブ40を挿通させるダイヤル挿通穴52が開口されるとともに、このダイヤル挿通穴52に沿って延在された円筒状の縦壁53が形成されている。なお、縦壁53とダイヤルノブ40との間には、隙54が設定されている。
円筒状の回転側部材32は、図3に示すように、軸方向係合穴(軸方向移動規制部)32aおよび周方向係合溝32bを備えている。
軸方向係合穴32aは、回転側部材32を貫通して形成された周方向に長い長方形の穴で、周方向に等間隔で3箇所に形成されている。
周方向係合溝32bは、回転側部材32の外周において、前端から後方に向かって四角形断面形状に形成されており、回転側部材32の周方向の2箇所に形成されている。
ノブ本体41は、図4(a)に示すように、円筒部45と、この円筒部45の後端において外径方向に突出したフランジ部46とを備えている。さらに、円筒部45の前端部外周には、操作時の滑り止めのために摩擦抵抗を高める凹凸が付けられた滑り止め部45aが形成されている。
したがって、ノブ本体41を、図3に示す回転側部材32の外周に、前端側から後端方向へ移動させながら装着すると、爪部43aが回転側部材32の外周面に押されることで軸方向係合爪43が外径方向に弾性変形し、爪部43aが回転側部材32の軸方向係合穴32aの位置に達して両者が嵌り合う。この嵌り合い状態では、爪部43aが軸方向係合穴32aの前端縁に係合して、ノブ本体41が回転側部材32に対して脱落方向である前方(矢印Y1方向)に相対移動するのが規制される。
この周方向係合突起44を、図3に示す周方向係合溝32bに挿入することで、ノブ本体41が回転側部材32に対して周方向に係合し、ノブ本体41を周方向に回転させたときには、ノブ本体41と回転側部材32とが一体的に回転する。
ノブ本体41は、ノブの軸方向のがたを低減させるために、図4(c)(d)に示すように、フランジ部46の後面に複数のリブ(規制突起部)47を備えている。このリブ47は、ノブ本体41を回転側部材32に装着した際に、その後端面がエンコーダ素子30の固定側部材31の基部31aの前面31cに当接し、ノブ本体41を前面31cから軸方向前方に離して配置させる。そして、本実施例1では、このリブ47の高さh1は、軸方向係合爪43の爪部43aが、軸方向係合穴32aの前方側の端縁に確実に当接させることのできる高さに設定されている。
(組付手順)
ダイヤル型スイッチ装置Aの組付手順を説明するのにあたり、まず、ダイヤルノブ40を、基板20に実装されたエンコーダ素子30へ取り付ける手順について説明する。
ダイヤルノブ40をエンコーダ素子30の回転側部材32に装着する際には、回転側部材32に対しダイヤルノブ40を略同軸に配置する。そして、ダイヤルノブ40のノブ本体41に設けられた軸方向係合爪43および周方向係合突起44が、それぞれ回転側部材32の軸方向係合穴32aおよび周方向係合溝32bに対し軸方向で重なるように、回転側部材32に対するダイヤルノブ40の周方向位置を調節した上で、ダイヤルノブ40を回転側部材32の前端側から後方へ軸方向に移動させて装着させる。
また、このような抜け止め状態となった時点で、ノブ本体41のフランジ部46の後面に設けられたリブ47が、図1に示すように、エンコーダ素子30の固定側部材31の前面31cに当接しており、後方(矢印Y1方向の反対方向)への移動も規制される。
このとき、フィニッシャ50のダイヤル挿通穴52の縦壁53の内周面に、ダイヤルノブ40のノブ本体41の外周に形成されたダイヤル外周フランジ48の外周端が当接あるいは近接する。
以上のようにして組み付けたダイヤル型スイッチ装置Aのダイヤルノブ40を回転操作した際に、ダイヤルノブ40は、エンコーダ素子30の回転側部材32に軸方向の移動を規制された状態で取り付けられており、軸方向のがたつきを従来よりも低減することができる。
a)ノブ本体41の後端面にリブ47を立設し、このリブ47と軸方向係合爪43とにより、エンコーダ素子30に対してダイヤルノブ40の軸方向前後の移動を規制するようにした。このため、ダイヤルノブ40の軸方向へのがたつきを低減することができる。
しかも、リブ47は、フランジ部46の一部のみに周状に形成したため、ダイヤルノブ40の後端とエンコーダ素子30との当接による摺動抵抗を低く抑えることができ、フランジ部46の全面を当接させた場合と比較して、良好な操作性を得ることができる。
そして、この径方向のがた付き低減と、上記a)のダイヤルノブ40の軸方向のがたつき低減とにより、従来と比較して、操作品質を向上できる。
さらに、ダイヤル外周フランジ48は、円筒部45の一部のみに周状に形成したため、フィニッシャ50の縦壁53に当接しても、摺動抵抗を低く押さえて、良好な操作感を確保することができる。
f)軸方向係合爪43の位置が、周方向でリブ47とリブ47との間に配置されているため、ダイヤルノブ40をエンコーダ素子30に装着した際に、フランジ部46において軸方向の微小な変形が生じ易く、装着作業性に優れる。
20 基板
30 エンコーダ素子
31 固定側部材
32 回転側部材
32a 軸方向係合穴(軸方向移動規制部)
40 ダイヤルノブ
43 軸方向係合爪(軸方向移動規制部)
47 リブ(規制突起部)
47s 空間部(離型時に押出ピンにより押される位置)
48 ダイヤル外周フランジ
50 フィニッシャ
54 隙
Claims (4)
- 基板が固定されたベース部材と、
前記基板に設けられ、前記基板に固定された固定側部材とこの固定側部材に相対回転可能に支持された回転側部材との相対回転に応じて信号を出力するエンコーダ素子と、
前記回転側部材に装着されたダイヤルノブと、
このダイヤルノブが前記回転側部材から脱落する方向への軸方向移動を規制する軸方向移動規制部と、
を備え、前記ダイヤルノブを回転操作して前記信号が出力されるダイヤル型スイッチ装置であって、
前記ダイヤルノブの前記基板側の端部に、前記軸方向移動規制部による前記規制方向とは逆方向に突出して前記エンコーダ素子に当接し、前記ダイヤルノブの前記逆方向の移動を規制する規制突起部を備えていることを特徴とするダイヤル型スイッチ装置。 - 前記規制突起部が、前記ダイヤルノブと同軸の周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のダイヤル型スイッチ装置。
- 前記規制突起部は、前記ダイヤルノブの成形型からの離型時に押出ピンにより押される位置を挟んで配置されていることを特徴とする請求項2に記載のダイヤル型スイッチ装置。
- 前記ベース部材には、前記ダイヤルノブの外周位置に、前記ベース部材を覆うフィニッシャが取り付けられ、
前記ダイヤルノブの外周に、外径方向に突出して前記フィニッシャとの間隔を狭めるダイヤル外周フランジが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のダイヤル型スイッチ装置。
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