JP2012256206A - 作業進捗状況管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業担当者、運転責任者及び制御所の間で停電作業の進捗状況に関する情報を共有化して、停電作業の円滑な実行と管理を行うことができる作業進捗状況管理システムを提供する。
【解決手段】発変電設備32の停電作業を行う際の作業の進捗状況を管理する作業進捗状況管理システム10であって、作業担当者42の作業担当者用端末14、運転責任者44の運転責任者用端末16、制御所担当者46の制御所用端末18のそれぞれがサーバ12に接続されており、各端末に入力された作業進捗状況の情報がサーバ12を介して各者間で作業進捗状況の情報を共有化することができる。これによって、停電作業の効率化が図られて作業時間を短縮化することができ、作業コストを削減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業進捗状況管理システム、特に、発変電所において停電作業を行う際の作業進捗状況の管理を行う作業進捗状況管理システムに関する。
発変電所における発変電設備の点検や工事等を行う際に、発変電設備を停止させてこの発変電設備を起点とする電力系統を停電させる場合がある(停電作業)。停電作業は、停電作業の実施に先立って策定された停電作業実施計画に基づいて、発変電所に赴く電力供給事業者の作業担当者及び運転責任者と、発変電設備を遠隔操作する制御所の制御所担当者とによって実行される。この停電作業は、連続する各作業工程が作業担当者及び運転責任者、制御所担当者の間で分担され、その連続する順序通りに各作業工程が実行される必要がある。この停電作業の概略について、図9に基づいて説明する。
図示のように、作業担当者及び運転責任者が発変電設備の現地に到着した後(ステップS100)、制御所が、発変電器を遠隔操作によって停止させて停電操作を行う(ステップS101)。これに伴って停電作業が開始となり、運転責任者が、発変電設備の現地において、発変電設備の停電操作を実行する(ステップS102)。これによって停電作業が着手されたこととなり、作業担当者が、作業用接地を行うための乙アースを発変電設備に取り付ける(ステップS103)。乙アースの取り付けとともに、危険区画に標示が付けられる(ステップS104)。かかる後、発変電設備の点検や工事等の実作業(ステップS105)が、主に作業担当者によって実行される。
実作業が終了した後、運転責任者によって、発変電設備の現地での復旧操作が実行される(ステップS106)。その後、制御所によって、発変電設備の復旧操作が遠隔操作によって実行される(ステップS107)。発変電設備が復旧して通常運転が再開した後、作業担当者及び運転責任者が現場確認を行い(ステップS108)、発変電設備の現場での作業が終了し、作業担当者及び運転責任者が事務所に帰着する(ステップS109)。
このような停電作業を含む発変電設備で行われる各種の作業の際の留意事項等が項目として保存されたデータベースを有する作業管理システムが、特許文献1に開示されている。特許文献1で開示される作業管理システムによると、例えば、作業内容が停電作業であれば、発変電設備の作業における各種の留意事項等が項目化されたデータベースから、停電作業に関する項目を検索し、検索結果を作業確認票として出力し、出力した作業確認票に基づいて、作業担当者と運転責任者が、停電作業に関する留意事項について事前に情報を共有することができる。
特開2007−299175号公報
上記特許文献1によると、停電作業の実施前に、停電作業で留意すべき事項を予め確認することはできるものの、作業担当者や運転責任者が、停電作業の実行中に互いの作業の進捗状況を確認することはできない。従って、作業担当者や運転責任者が所属する電力供給事業者が、現地における作業の進捗状況を確認するために、現地に電話をして確認することがある。
ところが、停電作業は、かかる作業が実行される発変電設備の規模や状況によっては、作業担当者が発変電設備の構内を慌ただしく往来して行われることとなる。このような状況の中で、発変電設備に配置されている電話が作業現場から離れている場合は、作業担当者が電話に気付かない場合がある。また、作業担当者の携帯電話に電話をして作業の進捗状況を確認することも考えられるが、この電話対応によって作業担当者の作業進行に支障をきたすことがある。特に、何らかのトラブルの発生等によって作業の進行が予定より遅れている場合等は、作業担当者の携帯電話に連絡をすると作業担当者に更なる負担をかけることとなり、作業の進行が更に遅延する可能性がある。更に、上述のように、作業担当者は慌ただしく発変電設備の構内を往来することから、現地にいる運転責任者であっても、作業担当者の作業進捗状況を理解・把握していない場合があり、作業担当者と運転責任者との間であっても作業の進捗状況の確認ができない可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業担当者、運転責任者及び制御所担当者の間で停電作業の進捗状況に関する情報を共有化して、停電作業の円滑な実行と管理を行うことができる作業進捗状況管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、制御所で発変電設備を遠隔操作によって停止させる制御所担当者、該制御所担当者と協働して前記発変電設備を現地操作で停止させる運転責任者及び前記発変電設備の停止によって該発変電設備の電力系統が停電した後に前記発変電設備の点検・修理を行う作業担当者によって実行される停電作業を管理する作業進捗状況管理システムであって、作業担当者用端末、運転責任者用端末、制御所用端末がネットワークを介してサーバに接続され、前記サーバは、前記作業担当者が行う停電作業内容を表す作業担当者用作業項目データ、前記運転責任者が行う停電作業内容を表す運転責任者用作業項目データ、及び前記制御所担当者が行う停電作業内容を表す制御所担当者用作業項目データを有する作業項目データを格納するデータベースを備え、前記作業担当者用端末は、前記作業担当者用作業項目データが表示される表示部と、該作業担当者用作業項目データに含まれる作業担当者の作業進捗状況のデータが入力される入力部と、を備え、該入力の内容に基づいて前記サーバに格納された前記作業項目データを更新させ、前記運転責任者用端末は、前記運転責任者用作業項目データが表示される表示部と、該運転責任者用作業項目データに含まれる前記作業担当者への作業指示を表す運転責任者の作業指示のデータが入力される入力部と、を備え、該入力の内容に基づいて前記サーバに格納された前記作業項目データを更新させ、前記制御所用端末は、前記制御所担当者用作業項目データが表示される表示部と、該制御所担当者用作業項目データに含まれる制御所の作業進捗状況のデータ及び前記運転責任者への作業指示を表す制御所の作業指示のデータが入力される入力部と、を備え、該入力の内容に基づいて前記サーバに格納された前記作業項目データを更新させ、前記制御所の作業指示のデータは、前記発変電設備の現地操作による停止を指示して前記停電作業の開始を指示する作業開始項目データを含み、前記運転責任者の作業指示のデータは、前記運転責任者用端末の表示部に表示された前記発変電設備の停止の指示に基づいて前記発変電設備の停止が実行された後に前記発変電設備の点検・修理を指示して前記停電作業への着手を指示する作業着手項目データを含み、前記作業担当者の作業進捗状況のデータは、前記作業担当者用端末の表示部に表示された前記発変電設備の点検・修理の指示に基づいて前記発変電設備の点検・修理が実行された後に前記発変電設備の点検・修理の終了を表示する作業終了項目データを含み、前記制御所の作業進捗状況のデータは、前記運転責任者用端末の表示部に表示された前記発変電設備の点検・修理の終了の表示に基づいて前記発変電設備の現地操作による復旧が完了した後に前記発変電設備の復旧の完了を表示する作業完了項目データを含む、ことを特徴とする。
この構成によれば、サーバのデータベースに格納された作業項目データに、作業担当者用端末、運転責任者用端末及び制御所用端末がネットワークを介してアクセスし、各端末の表示部に作業項目データを表示させる。そして、各端末に表示された作業項目データに基づいて作業進捗状況または作業指示のデータが各端末の入力部に入力されると、その入力内容がサーバで更新される。従って、停電作業中に作業担当者及び運転責任者、制御所担当者により入力された停電作業内容の進捗状況に関する作業進捗状況データや、制御所担当者、運手責任者により入力された停電作業内容の作業指示に関する作業指示データを作業担当者及び運転責任者、制御所担当者の間で共有することができる。その結果、作業担当者、運転責任者及び制御所担当者がそれぞれ相互に作業の進捗状況や作業指示を把握したうえで作業を進めることが可能となる。
特に、作業担当者及び運転責任者、制御所担当者にそれぞれ分担された一連の各作業工程を順序通りに実行する必要がある停電作業において、作業の進行状況を全体的に把握できることから、一の作業工程から次の作業工程に移行する際のタイミングを、ずれることなく把握することができ、作業担当者の実行する停電作業内容と運転責任者の実行する停電作業内容、及び制御所担当者の実行する停電作業内容の間の連携がスムーズになされ、円滑な停電作業を実現することができる。
より具体的には、停電作業の開始の指示が作業開始項目データとして制御所用端末に入力され、入力された内容に基づいて停電作業が開始された後に実行される具体的な停電作業の着手の指示が、運転責任者用端末に作業着手項目データとして入力される。更に、作業着手項目データとして入力された内容に基づいて具体的な停電作業が実行されて停電作業が終了したことの作業進捗状況が作業終了項目データとして制御所用端末に入力され、入力された内容に基づいて発変電設備の復旧が実行されて停電作業が完了したことの作業進捗状況が作業完了項目データとして制御所用端末に入力される。これによって、作業担当者、運転責任者、制御所担当者に分担された停電作業における一連の各作業工程が、作業担当者及び運転責任者、制御所担当者によって各作業工程の順序通りに円滑に実行される。
請求項2に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、請求項1に記載の作業進捗状況管理システムにおいて、前記サーバは、前記作業担当者、前記運転責任者及び前記制御所担当者によって実行される全ての作業進捗状況及び作業指示が表示される表示部と、前記全ての作業進捗状況に基づく作業指示が作業管理指示データとして入力される入力部と、入力された前記作業管理指示データを前記作業担当者用端末または前記運転責任者用端末または前記制御所用端末に送信する送信部と、を備えることをと特徴とする。
この構成によれば、各端末に入力された作業進捗状況データや作業指示データがサーバの表示部に表示されることから、サーバを管理する者が現地における停電作業の全体の作業進捗状況を把握することができる。従って、サーバを管理する者が停電作業の全体を俯瞰し、実行されている停電作業の進み具合または遅れ具合を停電作業計画と対比したうえで、現地に対する作業指示を作業管理指示データとして入力することが可能となることから、停電作業の効率化を図ることができる。
請求項3に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、請求項1または2に記載の作業進捗状況管理システムにおいて、前記データベースは、前記制御所作業指示データ、前記運転責任者作業指示データ、前記作業担当者作業進捗状況データ及び前記制御所作業進捗状況データを次回以降の停電作業における参照データとして蓄積することを特徴とする。
この構成によれば、今回の停電作業内容について記憶された停電作業内容の作業進捗状況データや作業指示データを次回以降の停電作業で参照することによって、今回の作業内容を踏まえた効率的な停電作業を実行することができる。
請求項4に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システムにおいて、前記サーバは、前記運転責任者及び前記作業担当者が前記発変電設備の現地に到着するまでの交通情報及び前記発変電設備までの走行ルートを取得する情報取得手段と、該情報取得手段から取得した交通情報と前記走行ルート情報とに基づいて前記発変電設備に到着する予定時刻を算出する予定時刻算出手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、作業担当者及び運転責任者が発変電設備に向かって出発する際には、最適な走行ルートが検索され、検索された走行ルート情報と交通情報とに基づいて発変電設備へ到着する予定時刻が算出されることから、現地への到着予定時刻に合わせた停電作業の開始時刻を算出することができる。従って、停電作業の開始予定時刻に合わせて停電作業の作業管理を行うことができることから、作業担当者及び運転責任者の効率的な労務管理が実現される。一方、周辺の交通事情を考慮したうえで、停電作業の臨機応変な変更も行うことができる。
請求項5に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システムにおいて、前記サーバは、前記作業項目データとして表される前記停電作業内容が開始される予定時刻が事前に登録され、該登録された予定時刻の前または後に前記作業担当者用端末、前記運転責任者用端末及び前記制御所用端末に前記停電作業内容の開始を通知する停電作業内容開始通知手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、開始予定時刻に実行されることが望ましい停電作業内容について、予定時間を事前に登録して通知することによって、その停電作業内容を実行する作業担当者または運転責任者あるいは制御所担当者に、当該停電作業内容の予定時間通りの実行を促すことができる。
請求項6に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システムにおいて、前記作業担当者作業進捗状況データ、前記運転責任者作業指示データ、前記制御所作業指示データ及び/または前記制御所作業進捗状況データが対応する各端末のいずれかに入力された際に、該入力された端末以外の各端末に前記各データの入力が完了したことを通知することを特徴とする。
この構成によれば、停電作業を実行する際に作業担当者と運転責任者との間で連携が必要となる作業開始項目データ、作業着手項目データ、作業終了項目データ、作業完了項目データに含まれる作業進捗状況データ及び、または作業指示データが入力されると、入力された端末以外の端末に、作業進捗状況データあるいは作業指示データの入力がなされた旨の通知がなされることから、停電作業の実行に際して作業の連携をより効率的に図ることができる。
請求項7に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システムにおいて、前記データベースは、前記交通情報を次回以降の停電作業における参照データとして蓄積することを特徴とする。
この構成によれば、今回の停電作業を実行した日時の交通情報によって、特定の月日において発変電設備までの走行ルートが混雑する等の傾向を把握することができることから、次回以降の停電作業の日時設定や走行ルートの変更等に臨機応変に対応することができる。
請求項8に記載の発明による作業進捗状況管理システムは、請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システムにおいて、前記作業担当者用作業項目データは、前記停電作業を実行する際の安全性を確保するための作業用接地を行う手順を説明するデータを含むことを特徴とする。
この構成によれば、作業の安全性を確保するための作業用接地を実行する手順を説明するデータが、作業担当者用作業項目データに含まれていることから、作業担当者が、作業担当者用端末で作業用接地を行う手順を停電作業時に簡易に確認することができ、発変電設備の停電作業における安全性を向上させることができる。
この発明によると、作業担当者、運転責任者、制御所担当者の各端末がそれぞれネットワークを介してサーバに接続されていることから、停電作業における作業進捗状況または作業指示を表す作業項目データを各端末にそれぞれが入力することで、サーバを介して情報を共有化することができる。従って、作業担当者及び運転責任者、制御所担当者がそれぞれ相互に作業の進捗状況や作業指示を把握したうえで円滑に停電作業を進めることができる。その結果、無駄な作業を削減したり作業時間を短縮したりすることによって停電作業の効率化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る作業進捗状況管理システムの概略を説明する図である。 同じく、本発明の実施の形態に係る作業進捗状況管理システムのサーバに入力される作業項目データの概略を説明する図である。 同じく、サーバに入力された作業項目データの画面表示状態の概略を説明する図である。 選択された作業項目データが各端末の画面に表示された状態の概略を説明する図である。 作業項目データのうち「作業着手」項目内に組み込まれたプログラムの概略を説明する図である。 作業項目データのうち「事務所出発」項目内に組み込まれたプログラムの概略を説明する図である。 作業項目データのうち「乙アース・危険区画標示付け」項目内に組み込まれたプログラムの概略を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る作業進捗状況管理システムを用いた停電作業の概略を説明する図である。 従来の停電作業の概略を説明する図である。
次に、本発明の実施の形態について、図1〜図8に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る作業進捗状況管理システムの概略を説明する図である。図示のように、作業進捗状況管理システム(以下、単に「システム」という)10は、電力供給事業者である電力会社の事業所30、発変電設備32、及び発変電設備32を遠隔操作する制御所34に亘って構築される。このシステム10は、事業所30に配置されるサーバ12、発変電設備32において用いられる作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16、制御所34に配置される制御所用端末18を主要構成として備える。
サーバ12は、電力会社に所属する管理者40によって操作され、作業担当者用端末14は、電力会社に所属するとともに管理者40の指揮監督下にある作業担当者42によって操作される。同じく、運転責任者用端末16は、電力会社に所属するとともに管理者40の指揮監督下にある運転責任者44によって操作され、制御所用端末18は、発変電設備32を遠隔操作する制御所34の制御所担当者46によって操作される。
これら作業担当者用端末14、運転責任者用端末16及び制御所用端末18は、ネットワーク、本実施の形態では無線のローカルエリアネットワーク(無線LAN)を介してサーバ12に接続されている。
サーバ12は、発変電設備32における停電作業で実行される停電作業内容を表す作業項目データ20を格納するデータベース12cを備える。このデータベース12aに格納される作業項目データ20は、電力会社に所属する作業担当者40が行う停電作業内容を表す作業担当者用作業項目データ22、電力会社に所属する運転責任者42が行う停電作業内容を表す運転責任者用作業項目データ24、制御所34の制御所担当者46が行う停電作業内容を表す制御所担当者用作業項目データ26によって構成される。
作業担当者用端末14は、作業担当者用作業項目データ22が表示される表示部14aを備えるとともに、作業担当者用作業項目データ22に表される停電作業内容の作業進捗状況が作業担当者作業進捗状況データ22aとして入力される入力部14bを備える。
運転責任者用端末16は、運転責任者用作業項目データ24が表示される表示部16aを備えるとともに、運転責任者用作業項目データ24に表される停電作業内容の作業進捗状況が運転責任者作業進捗状況データ24aとして入力され、かつ作業担当者42への作業指示が運転責任者作業指示データ24bとして入力される入力部16bを備える。
制御所担当者用端末18は、制御所担当者用作業項目データ26が表示される表示部18aを備えるとともに、制御所担当者用作業項目データ26に表される停電作業の作業進捗状況が制御所作業進捗状況データ26aとして入力され、かつ運転責任者44への作業指示が制御所作業指示データ26bとして入力される入力部18bを備える。
次に、システム10の各部の構成について、具体的に説明する。
サーバ12は、停電作業内容における全ての作業進捗状況及び作業指示が表示される表示部12a、及び全ての作業進捗状況に基づく作業指示が作業管理指示データ27a〜27cとして入力される入力部12bを備える。更に、入力された作業管理指示データ27a〜27cを作業担当者用端末14、運転責任者用端末16、制御所担当者用端末18に送信する図示しない送信部を備える。
作業管理指示データ27a〜27cは、作業担当者用端末14に対して送信される作業管理指示データ27a、運転責任者用端末16に対して送信される作業管理指示データ27b、及び制御所用端末18に対して送信される作業管理指示データ27cによって構成される。これら作業管理指示データ27a〜27cは、停電作業内容における全ての作業進捗状況及び作業指示を把握する管理者40が、作業の進行度合いに応じて各者に具体的な指示を与えるために各端末に送信されるものである。具体的には、例えば、作業担当者42が行う停電作業内容の一部に遅れが発生している場合は、管理者40が作業担当者42に遅れを解消するための指示をサーバ12の入力部12bから入力し、入力した内容を、メールやポップアップ表示等によって送信する。作業担当者42は、送信された内容を、作業担当者用端末14の表示部14aで確認することができる。
なお、表示部12aに表示される全ての作業進捗状況及び作業指示とは、入力された作業担当者作業進捗状況データ22a、運転責任者作業進捗状況データ24a、運転責任者作業指示データ24b、制御所作業進捗状況データ26a及び制御所作業指示データ26bによって更新された作業項目データ20をいう。そして、これら入力された作業担当者作業進捗状況データ22a、運転責任者作業進捗状況データ24a、運転責任者作業指示データ24b、制御所作業進捗状況データ26a及び制御所作業指示データ26bは、データベース12aに蓄積される。
一方、サーバ12は、外部インターネット網にアクセス可能に構成されるとともに、特定のウェブサイトからインターネット情報を入手する情報取得手段、本実施の形態では、道路交通情報及び事業所30から発変電設備32までの走行ルートを特定のウェブサイトから取得する道路交通情報取得プログラム12bを有する。道路交通情報取得プログラム12bによって取得されたインターネット情報は、データベース12aに格納されて蓄積される。
図2は、サーバ12に入力される作業項目データ20の概略を説明する図である。図示のように、作業項目データ20は、発変電設備32の停電作業で実行される項目によって構成され、本実施の形態では、出動準備から実作業実施を経て事業所着までの20項目によって構成されている。サーバ12に入力された作業項目データ20はデータベース12aに格納され、作業担当者用端末14、運転責任者用端末16及び制御所用端末18の各端末における入力によって、サーバ12のデータベース12cが更新される。
次に、作業担当者用端末14、運転責任者用端末16、制御所用端末18の各端末の構成について、再び図1を参照して説明する。
作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16は、携帯電話や、携帯情報端末(PDA)等の既存の携帯端末によって構成される。制御所用端末18は、発変電設備32の運転状態や制御所34による遠隔操作状態を監視可能であって、既存のパーソナルコンピュータ等によって構成されている。これら作業担当者用端末14、運転責任者用端末16及び制御所用端末18の画面上では、サーバ12に入力された作業項目データ20を確認することができる。
図3は、サーバ12に入力された作業項目データ20の画面表示状態の概略を説明する図である。管理者44によって入力された作業項目データ20は、図示のように、表形式で「作業項目選択一覧」として各端末の画面表示部に表示される。この作業項目選択一覧は、停電作業で実行される項目が列挙された「停電作業項目」、停電作業項目のうち作業担当者42が選択した停電作業項目を表示する「作業担当者選択項目」を備える。同様に、停電作業項目のうち運転責任者44が選択した停電作業項目を表示する「運転責任者選択項目」、制御所34の制御所担当者46が選択した停電作業項目を表示する「制御所選択項目」、管理者40が選択した停電作業項目を表示する「管理者選択項目」を備える。
この作業項目選択一覧に列挙された停電作業項目の中から、管理者40、作業担当者42、運転責任者44及び制御所担当者46のそれぞれが、各自必要な停電作業項目を選択する。停電作業項目の選択は、管理者40、作業担当者42、運転責任者44、制御所担当者46の各自が操作する作業担当者用端末14、運転責任者用端末16、サーバ12、制御所用端末18を用いて入力される。これら各端末の入力部は、キーボードであっても、各端末の表示部に表示される各項目やアイコンに触れて選択するタッチパネル方式であってもよい。本実施の形態では、作業担当者用端末14及び運転責任者16、サーバ12、制御所用端末18のいずれにおいてもキーボードが採用される。
図4は、作業項目選択一覧から管理者40、作業担当者42、運転責任者44、制御所担当者46が選択した作業項目データ20が、管理者40、作業担当者42、運転責任者44、制御所担当者46の各端末に表示された状態を説明する図である。図4(a)で示すように、作業担当者42が選択した「出動準備」等の14項目が、作業担当者用端末14の表示部14aに作業担当者選択項目として表示される。同様に、図4(b)で示すように、運転責任者44が選択した「事業所出発」等の14項目が、運転責任者用端末16の表示部16aに運転責任者選択項目として表示され、図4(c)で示すように、管理者40が選択した各項目がサーバ12の表示部12aに管理者選択項目として表示され、図4(d)で示すように、制御所担当者46が選択した各項目が制御所担当者端末18の表示部18aに制御所担当者選択項目として表示される。
これら管理者40、作業担当者42、運転責任者44、制御所担当者46が選択した作業項目データ20のみを表示する画面では、各端末を操作する者によって停電作業の作業進捗状況が入力される。例えば、図4(a)で示す作業担当者用端末14の表示部14aに表示される作業担当者選択項目では、作業担当者42が電力会社の事業所30から現地に向けて出発した際に、作業担当者42が「出動準備」項目の前にGUI表示されるチェックボックスにチェックを入力すると、その内容がサーバ12のデータベース12aに保存される。
各端末の画面表示部に表示される作業項目選択一覧から、各端末における作業担当者選択項目、運転責任者選択項目、管理者選択項目、制御所担当者選択項目への切り替えは、例えば、本実施の形態では、作業項目選択一覧が表示されている場合において、作業担当者選択項目、運転責任者選択項目、制御所担当者選択項目、管理者選択項目のうち画面表示を必要とする項目を選択することによって容易に切り換え可能に構成されている。
次に、作業項目データ20のうち任意の作業項目データ20と関連づけられて作動するプログラムの概略を説明する。
図5は、作業項目データ20のうち「作業着手」項目と関連づけられて作動するプログラムの概略を説明する図である。図示のように、本実施の形態では、作業着手の項目に対応する作業内容を実行する直前または直後に、当該作業を行う者、例えば、作業着手の項目を作業項目データ20から選択した作業担当者42及び運転責任者44にメールを送信するように構成されている。
図5(a)で示すように、まず、作業項目データ20の作業着手の項目が入力される際に、停電作業実施計画に沿った作業着手の予定時刻が「事前登録時刻」として管理者40によって予め入力される。本実施の形態では、午前9時10分が作業着手の事前登録時刻として入力される。このとき、事前登録時刻の直前である午前9時10分と事前登録時刻の直後である午前9時20分に、メールを送信するように時刻が入力される。これにより、午前9時に、作業担当者42及び運転責任者44のそれぞれの端末である作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16に、作業着手10分前である旨を知らせるメールがサーバ12から送信される。一方、事前登録時刻の10分後である午前9時20分に、作業担当者42及び運転責任者44のそれぞれの端末である作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16に、作業着手から10分が経過した旨の確認を行うメールがサーバ12から送信される。
なお、図5(b)で示すように、メールによる通知は事前登録時刻の直前のみ、あるいは直後のみであってもよく、時間設定も事前登録時刻の10分前や10分後に限定されず、停電作業実施計画に沿って所望の時間に自由に設定できる。また、作業着手の項目に限らず、作業開始や作業終了等の他の項目においても、必要に応じてメールを送信するように構成してもよい。
更に、本実施の形態では、例えば、運転責任者44が停電作業に着手したことを宣告すべく作業着手項目にその進捗状況を入力すると、作業着手項目を選択した作業担当者42にメールが送信されるように構成されている。
図6は、作業項目データ20のうち「事業所出発」項目と関連づけられて作動するプログラムの概略を説明する図である。図示のように、本実施の形態では、道路交通情報取得プログラム12bによって取得された情報に基づいて、事業所30から発変電設備32の現地へ向かう作業担当者40及び運転責任者42が現地に到着するまでの予定時刻及び走行ルートが算出される機能を有するプログラムが、事業所出発の項目と関連して作動するように構成されている。
まず、作業担当者40及び運転責任者42が、作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16の表示部14a、16aに作業担当者選択項目、運転責任者選択項目を表示させている場合において、作業担当者42及び運転責任者44が事業所出発の項目を選択すると、特定のウェブサイトから道路交通情報取得プログラム12bが取得してサーバ12内に格納した走行ルート情報と道路交通情報とがサーバ12で演算処理される。例えば、複数ある走行ルートの中から、渋滞情報により渋滞していることが判明しているルートを除外し、他の残りの走行ルートで現地到着まで最短のものを算出して選択する。事業所30から発変電設備32までの選択された走行ルート及び当日の道路交通情報に基づいた到着予定時刻が、事業所出発の項目のプルダウンメニュー20aとして表示される。
図7は、作業項目データ20のうち作業担当者用作業項目データ22に含まれる「乙アース・危険区画標示付け」項目に含まれる作業内容を詳細に説明する情報を表示する作業内容表示機能としてのプログラムの概略を説明する図である。図示のように、本実施の形態では、乙アース・危険区画標示付けの項目に対応する具体的な作業内容を表示するように構成されている。
まず、作業用接地の乙アースを設置する場所が、管理者44によってサーバ12に予め入力される。作業担当者42及び運転責任者44が、作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16の表示部14a、16aに作業担当者選択項目、運転責任者選択項目を表示させている場合において、作業担当者42及び運転責任者44が乙アース・危険区画標示付けの項目を選択すると、発変電設備32において乙アースを取り付ける場所が、乙アース・危険区画標示付けの項目のプルダウンメニュー20bとして表示される。
なお、乙アース・危険区画標示付けの項目に限らず、中間検査等の項目に対応する具体的な作業内容を表示するように構成してもよい。
次に、本発明の実施の形態におけるシステム10を用いた停電作業を実行する際の事前準備について説明する。
停電作業に先立って、図2で示した作業項目データ20が管理者40によってサーバ12に入力される。作業項目データ20が入力されると、この内容がデータベース12aに格納されて記憶される。この作業項目データ20の入力の際に、任意の作業項目データ20内と関連して作動するプログラムの設定も行う。本実施の形態では、上述したメール送信プログラム、発変電設備32への到着予定時刻及び走行ルートを表示するプログラム、及び乙アースを設置する場所を表示するプログラムの設定が行われる。
メール送信プログラムの設定では、本実施の形態では、作業開始項目、作業着手項目、作業終了項目、作業完了項目について、事前登録時刻が設定され、それぞれの事前登録時刻の10分前に、上記項目を選択した者にメールが送信されるように設定される。同様に、これらの項目に制御所作業指示データ26b、運転責任者作業指示データ24b、作業担当者作業進捗状況データ22a、制御所作業進捗状況データ26aがそれぞれ入力されると、これらの項目を選択した者に入力完了のメールが送信されるように設定される。
管理者44によってサーバ12に作業項目データ20が入力されると、作業確認票が作成される。この作業確認票が作業担当者42、運転責任者44、制御所担当者46に配布され、作業確認票をもとに各自の作業分担を事前に確認する。
管理者40によって作業項目データ20がサーバ12に入力されるとデータベース12cが更新され、作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16がサーバ12にアクセスすることによって、作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16の表示部14a、16aにおいて図3で示した作業項目選択一覧を閲覧することができる。作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16では、作業担当者42及び運転責任者44が、作業項目データ20のうち発変電設備32の現地において発変電設備32の停電作業に必要な作業項目データ20のみを作業確認票に基づいて選択する。選択した後、作業項目選択一覧の画面表示を図4(a)及び(b)で示した作業担当者選択項目及び運転責任者選択項目の画面表示に切り替える。
サーバ12では、管理者40が、作業項目データ20のうち事業所30において発変電設備32の停電作業に必要な作業項目データ20のみを選択する。選択した後、サーバ12の画面表示における作業項目選択一覧の画面表示を、図4(c)で示した管理者選択項目の画面表示に切り替える。なお、事業所30の管理者40による停電作業の監視は、本実施の形態ではサーバ12によって行っているが、サーバ12に接続した別個の端末を用いてもよい。
一方、管理者40によって作業項目データ20が入力されると、制御所用端末18でサーバ12にアクセスすることによって、制御所用端末18の表示部18aにおいて作業項目選択一覧を閲覧することができる。制御所用端末18では、制御所担当者46が、作業項目データ20のうち制御所34において発変電設備32の停電作業に必要な作業項目データ20のみを作業確認票に基づいて選択する。選択した後、作業項目選択一覧の画面表示を図4(d)で示した制御所担当者選択項目の画面表示に切り替える。
上記準備の完了により、作業担当者42、運転責任者44、制御所担当者46の作業内容が決定した後、管理者40を交えて実際の停電作業の打ち合わせを行う。この打ち合わせの後、実際の停電作業に移行する。
次に、本発明の実施の形態におけるシステム10を用いた停電作業について、図8を用いて説明する。なお、本実施の形態では、作業項目データ20として、図4(a)〜(d)で示した作業担当者選択項目、運転責任者選択項目、管理者選択項目、制御所担当者選択項目に掲げた作業項目データが、それぞれ作業担当者42、運転責任者44、制御所46、管理者40によって選択された場合を例として説明する。
図8は、発変電設備32の停電作業の概略を説明する図である。図示のように、停電作業は、作業担当者42、運転責任者44、及び制御所担当者46の協働によって実行される。なお、本実施の形態では、作業担当者42と運転責任者44とが同じ電力供給事業者の別の事業所に所属している場合を例として説明する。
まず、作業担当者42及び運転責任者44が、電力供給事業者の事業所30に配置される作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16を携帯する。そして、作業担当者42が、停電作業に必要な道具や部材等を準備する。これにより、停電作業を行う発変電設備32に出発する準備が完了する。出発準備が完了した時点で、作業担当者42が、作業担当者用端末14で、作業担当者選択項目の「出動準備」項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S70:出動準備)。作業担当者用端末14に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存される。
出動準備の完了に伴い、作業担当者42は発変電設備32に向かって事業所30を出発し、運転責任者44も、作業担当者42とは別の事業所30から発変電設備32に向かって出発する。作業担当者42及び運転責任者44は、事業所30の出発に伴い、作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16で、作業担当者選択項目及び運転責任者選択項目の「事業所出発」項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S71:事業所出発)。作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、作業担当者42及び運転責任者44は相互に運転責任者44及び作業担当者42が事業所30を出発したか否かを知ることができる。
事業所出発の項目を選択すると、現地到着までの予定時刻及び走行ルートをプルダウンメニュー20aで表示するプログラムが事業所出発の項目と関連して作動するように構成されていることから、作業担当者42及び運転責任者44がそれぞれ、必要に応じて事業所出発の項目を選択してプルダウンメニュー20aを表示させて、到着予定時刻及び現地までの走行ルートを確認することができる。
作業担当者42及び運転責任者44の発変電設備32への到着に伴い、作業担当者42及び運転責任者44が、作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16で、作業担当者選択項目及び運転責任者選択項目の「現地到着」項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S72:現地到着)。作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、作業担当者42及び運転責任者44は相互に運転責任者44及び作業担当者42が現地に到着したか否かを知ることができる。また、管理者40及び制御所担当者46も、その入力内容に基づいて作業担当者42あるいは運転責任者44が現地に到着したか否かを知ることができる。
制御所担当者46は、作業担当者42及び運転責任者44の現地到着により、遠隔操作によって発変電設備32を停止させて電力系統を停電させる。停電操作の終了後、制御所担当者46が、制御所用端末18で、制御所選択項目の「停電操作」項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S73:停電操作)。制御所用端末18に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、「停電操作」項目を運転責任者選択項目に選択した運転責任者44においても、制御所34が停電操作を終了したことを運転責任者用端末16によって知ることができる。
引き続き、制御所担当者46は、発変電設備32の停電作業を開始すべく、制御所選択項目の「作業開始」項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S74:作業開始)。これにより、制御所作業指示データ26bが入力されたこととなる。制御所用端末18に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、「作業開始」項目を運転責任者選択項目及び管理者選択項目に選択した運転責任者44及び管理者40においても、制御所34が停電作業の開始を指示したことを知ることができる。
作業開始の項目には、上記のように、作業開始の項目と関連して作動するメール送信プログラムが構成されていることから、事前登録時刻の10分前に、制御所担当者46、運転責任者44、管理者40に、作業開始時刻が近づいている旨を報知するメールが送信される。また、作業開始項目のチェックボックスにチェックを入力すると、作業開始項目を選択した運転責任者44及び管理者40に、入力が完了した旨のメールが送信される。
停電作業の開始により、運転責任者44が発変電設備32の現地において、発変電設備32の現地における停電操作を行う。この停電操作の終了後、運転責任者42が、運転責任者用端末16で、運転責任者選択項目の「現地停電操作」項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S75:現地停電操作)。運転責任者用端末16に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存される。本実施の形態では、「現地停電操作項目」は、運転責任者44以外には選択されていないことから、運転責任者44による当該項目の入力は、運転責任者44自身の作業選択項目の作業確認のために入力することとなる。
発変電設備32の現地での停電操作が行われた後に、発変電設備32の点検や工事等の実作業に着手することとなる。停電操作の終了に引き続いて、運転責任者44が、運転責任者用端末16で、運転責任者選択項目の「作業着手」項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S76:作業着手)。これにより、運転責任者作業指示データ24bが入力されたこととなる。運転責任者用端末16に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、「作業着手」項目を作業担当者選択項目及び管理者選択項目に選択した作業担当者42及び管理者40においても、運転責任者44によって「作業着手」項目にチェックが入力されたことを知ることができる。
作業着手の項目は、上記のように、作業着手の項目と関連して作動するメール送信プログラムが構成されていることから、事前登録時刻の10分前に、運転責任者44、作業担当者42、管理者40に作業着手時刻が近づいている旨を報知するメールが送信される。また、作業着手項目のチェックボックスにチェックを入力すると、作業着手項目を選択した作業担当者42及び管理者40に、入力が完了した旨のメールが送信される。
作業着手項目の入力によって作業着手が指示された後、作業担当者42によって実作業が実行される。この実作業ではまず、作業用接地を行うための乙アースの取り付け及び危険区画への標示の取り付けが行われ、その後、発変電設備32の点検や工事等の実作業や中間検査が実行される。これらの工程において、作業担当者42は、各工程の終了とともに、作業担当者用端末14で、作業担当者選択項目の「乙アース・危険区画標示付け」、「実作業実施」、「中間検査」及び「シーケンス検査」の各項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S77:乙アース・危険区画標示付け、S78:実作業実施、S79:中間検査、S80:シーケンス検査)。
作業担当者用端末14に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存される。本実施の形態では、「実作業実施」項目及び「中間検査」項目は、作業担当者42以外には選択されていないことから、作業担当者42による当該項目の入力は、作業担当者42自身の作業確認のために入力することとなる。
乙アース・危険区画標示付けの項目には、上記のように、乙アースを取り付ける場所及び危険区画標示を付ける場所が予め入力されていることから、作業担当者42が乙アース・危険区画標示付けの項目を作業担当者用端末14で選択すると、プルダウンメニュー20bが表示され、作業担当者42が取付箇所を現地で確認しながら作業を進めることができる。
シーケンス検査が終了すると、停電作業における実作業が終了することとなる(S81:実作業終了)。サーバ12には、管理者40によって「実作業終了」の項目が作業項目一覧に入力されているが、この項目は、本実施の形態では、作業担当者42、運転責任者44、管理者40及び制御所担当者46のいずれにも選択されていないことから、各端末には「実作業終了」の項目は表示されていない。
実作業の終了に伴って、引き続き、作業担当者42によって、乙アース及び危険区画標示の取り外し作業が行われる。作業担当者42は、この乙アース及び危険区画標示の取り外し作業の終了とともに、作業担当者用端末14で、作業担当者選択項目の「乙アース・危険区画標示外し」の項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S82:乙アース・危険区画標示外し)。作業担当者用端末14に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12aに保存され、「乙アース・危険区画標示外し」項目を選択した運転責任者44においても、作業担当者42によって「乙アース・危険区画標示外し」項目にチェックが入力されたことを知ることができる。
乙アース及び危険区画標示の取り外し作業が終了すると、停電作業が終了する。乙アース及び危険区画標示の取り外し作業の終了に引き続き、作業担当者42は、作業担当者用端末14で、作業担当者選択項目の「作業終了」の項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S83:作業終了)。これにより、作業担当者作業進捗状況データ22aが入力されたこととなる。作業担当者用端末14に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、「作業終了」項目を選択した運転責任者44、制御所担当者46及び管理者40においても、作業担当者42によって「作業終了」項目にチェックが入力されたことを知ることができる。
作業終了の項目は、上記のように、作業終了の項目と関連して作動するメール送信プログラムが構成されていることから、事前登録時刻の10分前に、運転責任者44、制御所担当者46、管理者40に作業終了時刻が近づいている旨を報知するメールが送信される。また、作業終了項目のチェックボックスにチェックを入力すると、作業終了項目を選択した運転責任者44、制御所担当者46及び管理者40に、入力が完了した旨のメールが送信される。
作業終了項目の入力によって作業終了が宣告された後、運転責任者44によって発変電設備32の現地において発変電設備32の復旧操作が実行される。発変電設備32が現地で復旧された後、運転責任者44は、運転責任者用端末16で、運転責任者選択項目の「現地復旧操作」の項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S84:現地復旧操作)。
運転責任者用端末16に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、「現地復旧操作」項目を選択した制御所担当者46においても、運転責任者44によって「現地復旧操作」項目にチェックが入力されたことを知ることができる。
現地復旧操作の終了を知った制御所担当者46は、制御所用端末18で、制御所担当者選択項目の「作業完了」の項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S85:作業完了)。これにより、制御所作業進捗状況データ26aが入力されたこととなる。制御所用端末18に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存され、「作業完了」項目を選択した作業担当者42、運転責任者44及び管理者40においても、制御所担当者46によって「作業完了」項目にチェックが入力されたことを知ることができる。
作業完了の項目は、上記のように、作業完了の項目と関連して作動するメール送信プログラムが構成されていることから、事前登録時刻の10分前に、運転責任者44、作業担当者42、管理者40に作業完了時刻が近づいている旨を報知するメールが送信される。
また、作業完了項目のチェックボックスにチェックを入力すると、作業完了項目を選択した作業担当者42、運転責任者44及び管理者40に、入力が完了した旨のメールが送信される。
作業完了の表示に引き続き、制御所担当者46は、発変電設備32を遠隔操作によって復旧させる。発変電設備32を遠隔操作で復旧させた後は、制御所担当者46は、制御所用端末18で、制御所担当者選択項目の「復旧操作」の項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S86:復旧操作)。
制御所用端末18に入力された内容によって、サーバ12が更新されてデータベース12cに保存される。本実施の形態では、「復旧操作」項目は、制御所担当者46以外には選択されていないことから、制御所担当者46による当該項目の入力は、制御所担当者46自身の作業確認のために入力することとなる。
作業完了の表示がなされた後、作業担当者42及び運転責任者44によって、停電作業の事後処理が実行される。この事後処理では、発変電設備32の現場の確認作業が行われる。確認終了後は、現地を出発して事業所30に向かう。これらの過程において、作業担当者42及び運転責任者44は、各過程の終了とともに、作業担当者用端末14及び運転責任者用端末16で、作業担当者選択項目及び運転責任者選択項目の「現場確認」、「現地出発」及び「事業所着」の各項目の前に表示されたチェックボックスにチェックを入力する(S87:現場確認、S88:現地出発、S89:事業所着)。
上記工程等を経て、発変電設備32の停電作業が終了する。この停電作業にシステム10を用いることによって、停電作業の開始から終了までの間に亘って、管理者40、作業担当者42、運転責任者44及び制御所担当者46との間において、停電作業で実行される作業内容を項目としてデータ化した作業項目データ20を、各者が必要な項目のデータを選択した上で共有することができる。各者によって選択されたデータに、他者によって作業の進捗状況に関する情報が入力された場合も、各者間でデータを共有していることから、他者が現時点でどのような作業を実行しているかを把握することができる。従って、各者との間で連携が必要な停電作業において、一の工程から次の工程への移行が円滑に行われることから、停電作業を円滑に実行することができる。
停電作業を実行する作業担当者42及び運転責任者44を管理する管理者40は、停電作業において作業担当者40及び運転責任者42が実行している作業の進捗状況を把握することができることから、停電作業を効率的に進めるべく作業管理指示データ27aをサーバ12に入力して、現地に作業指示を具体的に行うことが可能となる。
停電作業は、一つの発変電設備32において、停電作業の実施に先立って策定された停電作業実施計画に基づいて定期的に、例えば半年おき、あるいは1年おきに実行される。システム10を用いて実行された今回の停電作業の内容は、工程ごとに時系列的に、今回の停電作業の実績としてデータベース12cに蓄積されて保存されることから、この実績データを、次回の停電作業実施計画を策定する際、あるいは次回の停電作業を実行する際の統計データとして用いることができる。例えば、今回の停電作業において、作業終了時刻が大幅に遅れた等の不具合が発生した場合に、今回の実績データを基にして、次回の計画策定の際に改善策を立てることができる。
また、本実施の形態では、道路交通情報が特定のウェブサイトから取得されてデータベース12aに保存されることから、例えば、特定の月、特定の日において、事業所30から発変電設備32に向かう特定の走行ルートが混雑する等の傾向をも把握することができ、走行ルートの変更やそれに伴う停電作業内容の変更等を適切に行うことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、作業項目データ20の任意の項目に、ある工程を実行した際のコメントや留意点を作業担当者42、運転責任者44及び制御所担当者46が書き込むことができるように構成してもよい。次回の停電作業を行う際の作業の効率化に資する。
上記実施の形態では、事務所出発の項目、及び乙アース・危険区画標示付けの項目を選択した際にプルダウンメニュー20aが表示される場合を説明したが、他の作業項目データ20を選択した際にプルダウンメニューが表示されるように構成してもよい。例えば、実作業実施の項目で停電作業内容を表示するように構成したり、現場確認の項目で確認場所等を表示するように構成したりすることもできる。具体的な作業内容を含めて、管理者40、作業担当者42、運転責任者44及び制御所担当者46の間で、情報を共有化することができる。
上記実施の形態では、作業開始項目データ、作業着手項目データ、作業終了項目データ及び作業完了項目データにおいて登録された事前登録時刻の10分前に、上記各項目を選択した者にメールを送信する場合を例として説明したが、メールに限定されずに、例えばポップアップ表示によって通知するように構成しても、メールによる通知と同様の効果を得ることができる。
10 作業進捗状況管理システム
12 サーバ
12c データベース
14 作業担当者用端末
16 運転責任者用端末
18 制御所用端末
20 作業項目データ
22 作業担当者作業項目データ
22a 作業担当者作業進捗状況データ
24 運転責任者作業項目データ
24a 運転責任者作業進捗状況データ
24b 運転責任者作業指示データ
26 制御所担当者作業項目データ
26a 制御所作業進捗状況データ26a
26b 制御所作業指示データ
27a〜27c 作業管理指示データ
30 事業所
32 発変電設備
34 制御所
42 作業担当者
44 運転責任者
46 制御所担当者

Claims (8)

  1. 制御所で発変電設備を遠隔操作によって停止させる制御所担当者、該制御所担当者と協働して前記発変電設備を現地操作で停止させる運転責任者及び前記発変電設備の停止によって該発変電設備の電力系統が停電した後に前記発変電設備の点検・修理を行う作業担当者によって実行される停電作業を管理する作業進捗状況管理システムであって、
    作業担当者用端末、運転責任者用端末、制御所用端末がネットワークを介してサーバに接続され、
    前記サーバは、
    前記作業担当者が行う停電作業内容を表す作業担当者用作業項目データ、前記運転責任者が行う停電作業内容を表す運転責任者用作業項目データ、及び前記制御所担当者が行う停電作業内容を表す制御所担当者用作業項目データを有する作業項目データを格納するデータベースを備え、
    前記作業担当者用端末は、
    前記作業担当者用作業項目データが表示される表示部と、該作業担当者用作業項目データに含まれる作業担当者の作業進捗状況のデータが入力される入力部と、を備え、該入力の内容に基づいて前記サーバに格納された前記作業項目データを更新させ、
    前記運転責任者用端末は、
    前記運転責任者用作業項目データが表示される表示部と、該運転責任者用作業項目データに含まれる前記作業担当者への作業指示を表す運転責任者の作業指示のデータが入力される入力部と、を備え、該入力の内容に基づいて前記サーバに格納された前記作業項目データを更新させ、
    前記制御所用端末は、
    前記制御所担当者用作業項目データが表示される表示部と、該制御所担当者用作業項目データに含まれる制御所の作業進捗状況のデータ及び前記運転責任者への作業指示を表す制御所の作業指示のデータが入力される入力部と、を備え、該入力の内容に基づいて前記サーバに格納された前記作業項目データを更新させ、
    前記制御所の作業指示のデータは、
    前記発変電設備の現地操作による停止を指示して前記停電作業の開始を指示する作業開始項目データを含み、
    前記運転責任者の作業指示のデータは、
    前記運転責任者用端末の表示部に表示された前記発変電設備の停止の指示に基づいて前記発変電設備の停止が実行された後に前記発変電設備の点検・修理を指示して前記停電作業への着手を指示する作業着手項目データを含み、
    前記作業担当者の作業進捗状況のデータは、
    前記作業担当者用端末の表示部に表示された前記発変電設備の点検・修理の指示に基づいて前記発変電設備の点検・修理が実行された後に前記発変電設備の点検・修理の終了を表示する作業終了項目データを含み、
    前記制御所の作業進捗状況のデータは、
    前記運転責任者用端末の表示部に表示された前記発変電設備の点検・修理の終了の表示に基づいて前記発変電設備の現地操作による復旧が完了した後に前記発変電設備の復旧の完了を表示する作業完了項目データを含む、
    ことを特徴とする作業進捗状況管理システム。
  2. 前記サーバは、
    前記作業担当者、前記運転責任者及び前記制御所担当者によって実行される全ての作業進捗状況及び作業指示が表示される表示部と、
    前記全ての作業進捗状況に基づく作業指示が作業管理指示データとして入力される入力部と、
    入力された前記作業管理指示データを前記作業担当者用端末または前記運転責任者用端末または前記制御所用端末に送信する送信部と、
    を備えることをと特徴とする請求項1に記載の作業進捗状況管理システム。
  3. 前記データベースは、
    前記制御所作業指示データ、前記運転責任者作業指示データ、前記作業担当者作業進捗状況データ及び前記制御所作業進捗状況データを次回以降の停電作業における参照データとして蓄積することを特徴とする請求項1または2に記載の作業進捗状況管理システム。
  4. 前記サーバは、
    前記運転責任者及び前記作業担当者が前記発変電設備の現地に到着するまでの交通情報及び前記発変電設備までの走行ルートを取得する情報取得手段と、
    該情報取得手段から取得した交通情報と前記走行ルート情報とに基づいて前記発変電設備に到着する予定時刻を算出する予定時刻算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システム。
  5. 前記サーバは、
    前記作業項目データとして表される前記停電作業内容が開始される予定時刻が事前に登録され、該登録された予定時刻の前または後に前記作業担当者用端末、前記運転責任者用端末及び前記制御所用端末に前記停電作業内容の開始を通知する停電作業内容開始通知手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システム。
  6. 前記作業担当者作業進捗状況データ、前記運転責任者作業指示データ、前記制御所作業指示データ及び/または前記制御所作業進捗状況データが対応する各端末のいずれかに入力された際に、該入力された端末以外の各端末に前記各データの入力が完了したことを通知することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システム。
  7. 前記データベースは、
    前記交通情報を次回以降の停電作業における参照データとして蓄積することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システム。
  8. 前記作業担当者用作業項目データは、
    前記停電作業を実行する際の安全性を確保するための作業用接地を行う手順を説明するデータを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業進捗状況管理システム。
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