JP2012255328A - 津波避難塔 - Google Patents
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Abstract
【目的】 この発明は大津波に襲われた際の避難を目的とするもので、複数の人が一時に登れ、老人、病人、子供、高所恐怖症の人等が安全に登りやすくするための足掛りを、適宜数とりつけた事を特長とする津波避難塔。
【構成】 コの字状の足掛りを、上部に避難スペースを有し、津波の力を避けるために円柱状とした津波避難塔本体に適宜数とりつけて、その内と外の両側で一時に複数の人が登れる如くしたもの。
【選択図】図2
【構成】 コの字状の足掛りを、上部に避難スペースを有し、津波の力を避けるために円柱状とした津波避難塔本体に適宜数とりつけて、その内と外の両側で一時に複数の人が登れる如くしたもの。
【選択図】図2
Description
この発明は海沿いで海抜の低い平地における津波対策として上部に避難スペースを有した塔に内外の両側で一時に複数の人が登れる如く形状の足掛りを適宜数とりつけたことを特長とする津波避難塔に関するものである。
従来、津波に襲われたとき、近くにビル等の無い場合は火の見櫓とか鉄塔とかの高い建物に避難するしかなかった。
しかし、こうした建物で地域住人の多くが避難するには人数的に限界があると共に、それ等の建物は本来が津波避難用のものではないことから登りにくく、また波に強いとは言えず、その上、電線が切断、落下する恐れも考えられ危険であった。よって、誰もが登りやすい足掛りの安全な津波避難塔が望まれていた。
しかし、こうした建物で地域住人の多くが避難するには人数的に限界があると共に、それ等の建物は本来が津波避難用のものではないことから登りにくく、また波に強いとは言えず、その上、電線が切断、落下する恐れも考えられ危険であった。よって、誰もが登りやすい足掛りの安全な津波避難塔が望まれていた。
一般に塔には、それを登るための足掛りを有するが、それは塔の形状により梯子タイプとか鎹タイプとか電柱によく見られるボルトタイプ等が有った。
しかし、津波避難塔の場合は、子供や病人、老人そして高所恐怖症の人などあらゆる人が登ろうとする塔であるから、登る際に恐怖感を出来る限り抱かずに登れ、且つ津波に攫われてしまわないためには一時に多くの人が登れるタイプの足掛りであることが課題であった。
しかし、津波避難塔の場合は、子供や病人、老人そして高所恐怖症の人などあらゆる人が登ろうとする塔であるから、登る際に恐怖感を出来る限り抱かずに登れ、且つ津波に攫われてしまわないためには一時に多くの人が登れるタイプの足掛りであることが課題であった。
本発明はその課題を解決するためのもので、以下にその一実施例について説明する。例えば
図1に示す如く、コの字状を呈する頑丈な足掛りを、図2に示す如く津波の力を避けるため、円柱状の津波避難塔本体2に、適宜数をその内側でも又外側でも上部の避難スペース3まで登れる如くにとりつける。
図1に示す如く、コの字状を呈する頑丈な足掛りを、図2に示す如く津波の力を避けるため、円柱状の津波避難塔本体2に、適宜数をその内側でも又外側でも上部の避難スペース3まで登れる如くにとりつける。
イ、本発明の足掛り1はコの字状を呈し、その内側でも外側でも人が登れる如くなっているから、大津波で危険が迫ったとき図1に示す如く、外側のそれぞれ4、5、6で一時に3人が登る事が可能で、その後3人ずつが次々に登れるから、従来の足掛りと異なり登り遅れて波に攫われる危険は少ない。この効果が有ることによって従来の他の足掛りと異なる大きな意義が有る。
ロ、幼児、老人、病人等は内側を登れば他の人が外側を登りつつサポートできる。
ハ、従来、塔など高所に登るとき高くなる程に恐怖が増し、子供や高所恐怖症の人はめまいや足がすくんでしまうことが有ったが、本発明によって足掛りの内側を登れば我が身がコの字状に囲まれている如くなることによって恐怖感は相当に和らぐ
ニ、従来、塔を登る途中で下方向を見るとき下界が丸見えのため墜落の不安を抱き恐怖となるが、本発明によれば下方向を見ても適宜数にとりつけたコの字状足掛りによって下界の多くが隠れて見えにくく、よって墜落の不安はかなり抑えられる。
ホ、前述の如く従来の鎹タイプとかボルトタイプの足掛りの場合は、一人ずつが登れるタイプだから、これは誰かが途中で恐怖などから動けなくなった際に後者が登れなくて波に攫われてしまう事も有り得たが、本発明によれば、一時に複数の人が登れるタイプだから途中で動けなくなった人が有っても後者は他の側から登れることによって、登り遅れて攫われる危険は少ない。
ヘ、従来の足掛りの梯子タイプ、鎹タイプ、ボルトタイプ等では高く登れば登る程に横方向からの強い風には危険だが本発明では足掛りの内側を登ればコの字状に囲まれる如くなるから吹き押されても危険が少ない。
ロ、幼児、老人、病人等は内側を登れば他の人が外側を登りつつサポートできる。
ハ、従来、塔など高所に登るとき高くなる程に恐怖が増し、子供や高所恐怖症の人はめまいや足がすくんでしまうことが有ったが、本発明によって足掛りの内側を登れば我が身がコの字状に囲まれている如くなることによって恐怖感は相当に和らぐ
ニ、従来、塔を登る途中で下方向を見るとき下界が丸見えのため墜落の不安を抱き恐怖となるが、本発明によれば下方向を見ても適宜数にとりつけたコの字状足掛りによって下界の多くが隠れて見えにくく、よって墜落の不安はかなり抑えられる。
ホ、前述の如く従来の鎹タイプとかボルトタイプの足掛りの場合は、一人ずつが登れるタイプだから、これは誰かが途中で恐怖などから動けなくなった際に後者が登れなくて波に攫われてしまう事も有り得たが、本発明によれば、一時に複数の人が登れるタイプだから途中で動けなくなった人が有っても後者は他の側から登れることによって、登り遅れて攫われる危険は少ない。
ヘ、従来の足掛りの梯子タイプ、鎹タイプ、ボルトタイプ等では高く登れば登る程に横方向からの強い風には危険だが本発明では足掛りの内側を登ればコの字状に囲まれる如くなるから吹き押されても危険が少ない。
1、コの字状足掛り
2、津波避難塔本体
3、避難スペース
4、足掛りの右手側
5、足掛りの手前側
6、足掛りの左手側
7、地面
2、津波避難塔本体
3、避難スペース
4、足掛りの右手側
5、足掛りの手前側
6、足掛りの左手側
7、地面
Claims (1)
- 内と外の両側を一時に複数の人が登れる如くの足掛りを適宜数とりつけたことを特長とする津波避難塔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011141180A JP2012255328A (ja) | 2011-06-08 | 2011-06-08 | 津波避難塔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011141180A JP2012255328A (ja) | 2011-06-08 | 2011-06-08 | 津波避難塔 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012255328A true JP2012255328A (ja) | 2012-12-27 |
Family
ID=47527125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011141180A Withdrawn JP2012255328A (ja) | 2011-06-08 | 2011-06-08 | 津波避難塔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012255328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014239795A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2011
- 2011-06-08 JP JP2011141180A patent/JP2012255328A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014239795A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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Legal Events
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