JP2012253627A - 端末局、無線通信システムおよびプログラム - Google Patents

端末局、無線通信システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現する。
【解決手段】基地局または基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、基地局または中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局であって、基地局または中継局から送信された無線信号を受信する複数の受信部31a〜31d、32a〜32dと、受信した無線信号から基地局を識別する識別信号を検出し、識別信号が含まれる周波数グループが、予め識別信号と一対一に対応付けられている場合は、基地局から直接無線信号を受信したと判定する一方、識別信号が含まれる周波数グループが、予め識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、中継局から直接無線信号を受信したと判定する制御部37と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、基地局または中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局、無線通信システムおよびプログラムに関する。
IMT−Advancedに分類される次世代の無線通信方式では、周波数帯域の異なる複数の帯域を同時に使用する技術として、スペクトラムアグリゲーション(以下、「SA」と呼称する。)技術が検討されている。このSA技術を用いる場合、基地局と端末局は、例えば800MHz帯、1.5GHz帯、2GHz帯、3.4GHz帯で同時に通信を行なう。但し、常に4帯域を同時に使用するとは限らない。
また、従来から、基地局の電波が弱いか、または端末局からの電波が基地局に届かない場合の対策として、中継局で電波を増幅して再送信する技術が提案されている。特許文献1では、中継局が開示されている。すなわち、図5に示すように、この中継局は、異なる周波数で送信される複数のデータ列を個別に、共通の周波数に変換する。そして、複数の中継局と基地局との間で、高速伝送可能なMIMO方式の通信を行なう。
図5は、従来の無線通信システムの概略構成を示す図である。この無線通信システムは、端末局101と、中継局102、103と、基地局200とで構成されている。基地局200はアンテナ201、202を備えている。図5中のF1、F2、F3は通信に使用する周波数帯域を示すが、基地局200と中継局102、103の間では単一の周波数帯域F3を使用しており、中継局102、103と端末局101の間では、周波数帯域F1、F2を使用している。また、ここでは端末102と103が別々に記載されているが、両端末が単一の装置内に構成されることもある。このシステムでは、基地局200と中継局102、103との間はSAを用いていないが、中継局102、103と端末局101との間でSA技術を用いていると考えることが出来る。
中継局102、103は、機能によっていくつかの種類に分類されるが、ここでは中継局の種類として、信号の復調、復号を行なわずに増幅と周波数変換を行なう種類の中継局を考える。上記の例では、F3の帯域のMIMO信号を受信する。ここでは、MIMOアンテナ数を2とし、2本のアンテナをアンテナ1、アンテナ2と表現する。そして、アンテナ1で受信した信号をF1またはF2に周波数変換し、場合によっては周波数変換を行なわずにF3のまま、信号を増幅して送信する。またアンテナ2で受信した信号に対してもアンテナ1で受信した信号と同一または異なる周波数に周波数変換され、増幅後に送信される。
特開2008−118337号公報
上記の中継局において、F1、F2、F3の組合せ、つまり、どの周波数帯域でマクロ局がエリアを展開し、どの周波数帯で中継局が中継を行なうかについては、任意の設定が可能であるとする。使用者によって周波数帯域の組合せが固定されるのではなく、中継局の設置場所、周囲の環境によって組合せが決定されるものとする。
このとき、基地局から送信される下り信号に着目すると、基地局が送信を行なっている周波数帯域F1と、端末局が信号を受信する周波数帯域が異なる可能性がある。中継局は、どの周波数帯域の信号を、どの周波数帯域に変換して中継しているかについて基地局および端末局に通知する機能が無いため、基地局または端末局において検出する必要がある。
具体的には、例えば、基地局が800MHz帯において2×2MIMO方式をサポートしているものとする。中継局は、800MHz帯用の2本の受信回路を備え、一方の受信回路で受信した信号を1.5GHz帯に周波数変換した後に増幅して送信し、他方の受信回路で受信した信号を2GHz帯に周波数変換した後に増幅して送信するものとする。
中継局が存在しない場合について考えると、MIMO通信を行なう場合、基地局の2つのアンテナからの送信信号では、それぞれ同期信号、参照信号が多重されて送信される。端末局では、2つの受信回路で信号を受信し、前記参照信号を用いてチャネル状態を計算し、MIMOチャネルとしてのチャネル状態を含んだ情報を基地局にフィードバックする。中継局での周波数変換がないため、端末局では基地局の送信信号と同じ周波数で受信回路を動作させればよい。
次に、中継局が存在する場合について考えると、基地局からの信号が1.5GHz帯と2GHz帯に周波数変換されているため、端末局では1.5GHz帯と2GHz帯で受信を行ない、各帯域で受信する参照信号を用いてチャネル状態の計算を行なう。チャネル情報の計算を行なうためには、1.5GHzまたは2GHz帯のどちらかの周波数帯の信号を受信するだけでは不十分で、両帯域の信号を受信する必要がある。このとき、端末局においては、中継された信号が1.5GHz帯と2GHz帯に存在することを知る必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現することができる端末局、無線通信システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の端末局は、基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局であって、前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する複数の受信部と、前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出し、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する制御部と、を備えることを特徴とする。
このように、識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定するので、中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現することが可能となる。
(2)また、本発明の端末局において、周波数グループが異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、予め前記周波数グループと一対一に対応付けられていない周波数グループの無線信号を優先することを特徴とする。
このように、周波数グループが異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、予め前記周波数グループと一対一に対応付けられていない周波数グループの無線信号を優先するので、中継局から受信した無線信号を優先することとなる。その結果、直接基地局と通信を行なうよりも品質の良好な通信を行なうことが可能となる。
(3)また、本発明の端末局において、周波数グループが異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、伝搬路状況が最も良好な周波数グループの無線信号または前記識別信号との相関値が最も高い周波数グループの無線信号を優先することを特徴とする。
このように、周波数グループが異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、伝搬路状況が最も良好な周波数グループの無線信号または前記識別信号との相関値が最も高い周波数グループの無線信号を優先するので、品質の良好な通信を行なうことが可能となる。
(4)また、本発明の端末局において、前記各識別信号は、前記周波数グループを識別する信号系列が割り当てられる第一の領域と、前記基地局を識別する信号系列が割り当てられる第二の領域とから構成されることを特徴とする。
このように、各識別信号は、前記周波数グループを識別する信号系列が割り当てられる第一の領域と、前記基地局を識別する信号系列が割り当てられる第二の領域とから構成されるので、第一の領域における相関値を計算するだけで済むこととなる。その結果、演算量を削減することができ、処理速度の向上、端末局における消費電力の削減を図ることが可能となる。
(5)また、本発明の端末局は、基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局であって、前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する複数の受信部と、前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出し、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する制御部と、を備えることを特徴とする。
このように、識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定するので、中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現することが可能となる。
(6)また、本発明の端末局において、中心周波数が異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない中心周波数の無線信号を優先することを特徴とする。
このように、中心周波数が異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない中心周波数の無線信号を優先するので、中継局から受信した無線信号を優先することとなる。その結果、直接基地局と通信を行なうよりも品質の良好な通信を行なうことが可能となる。
(7)また、本発明の端末局において、中心周波数が異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、伝搬路状況が最も良好な中心周波数の無線信号または前記識別信号との相関値が最も高い中心周波数の無線信号を優先することを特徴とする。
このように、中心周波数が異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、伝搬路状況が最も良好な中心周波数の無線信号または前記識別信号との相関値が最も高い中心周波数の無線信号を優先するので、品質の良好な通信を行なうことが可能となる。
(8)また、本発明の無線通信システムは、基地局、前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局および端末局で構成される無線通信システムであって、前記基地局または前記中継局は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で前記端末局へ無線信号を送信し、前記端末局は、前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信し、前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出し、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定することを特徴とする。
このように、端末局において、受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出し、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定するので、中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現することが可能となる。
(9)また、本発明のプログラムは、基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局のプログラムであって、前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する処理と、前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出する処理と、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する処理と、の一連の処理を、前記端末局に実行させることを特徴とする。
このように、識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定するので、中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現することが可能となる。
(10)また、本発明のプログラムは、基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局のプログラムであって、前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する処理と、前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出する処理と、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する処理と、の一連の処理を、前記端末局に実行させることを特徴とする。
このように、識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定するので、中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現することが可能となる。
本発明によれば、中継局がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局に通知することなく、基地局と端末局との間で中継局を経由したMIMO通信を実現することが可能となる。
本実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。 端末局30の概略構成を示すブロック図である。 スイッチ35a、スイッチ35bの接続先の決定動作を示すフローチャートである。 従来の無線通信システムの概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す図である。この無線通信システムは、基地局10、中継局20および端末局30から構成される。ここで、図1に示すように基地局10と中継局20がエリアを構成している場合を考える。基地局10は、SA(スペクトラムアグリゲーション)に対応しており、通信方式はMIMO−OFDM方式に対応しているとする。基地局10は、中心周波数800MHz、1.5GHzで下り信号を送信する。800MHz帯1.5GHz帯の信号が構築するエリアをそれぞれエリア1、エリア2とする。なお、エリアとは、基地局からの送信信号を端末局で受信した際の信号対干渉雑音比(SINR)が規定値以上、例えば0dB以上の場所を示す。
中継局20は、基地局10から送信される中心周波数800MHzの信号を中継することでエリア3を構築する。中継局20は、MIMO信号の各受信回路の信号を異なる周波数に周波数変換する機能を有し、中心周波数1.5GHzと中心周波数2GHzに周波数変換して中継を行なう。
基地局10から送信される信号には同期信号が含まれるが、基地局10は、N種類の同期信号を送信可能とする。さらに、N種類の同期信号は4種類のグループに分類されるものとし、中心周波数と各グループが一対一に対応するのもとする。例えば、N=400とし、各同期信号に1〜400の番号(識別情報:ID)を付与した場合、1〜100の同期信号は中心周波数800MHzの信号、101〜200の同期信号は中心周波数1.5GHzの信号、201〜300の信号は中心周波数2GHzの信号、301〜400の同期信号は中心周波数3.4GHzの信号に使用されるものとする。端末局30は、エリア1、エリア2、エリア3のいずれかの場所に存在するものとする。
図2は、本実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、基地局10は、RF回路11と2本のアンテナ12a、12bを備えている。中継局20は、周波数変換器21、22と、2本の受信アンテナ23a、23bと、2本の送信アンテナ24a、24bとを備えている。端末局30は、2つのRF回路31、32と、MIMO信号分離処理回路33と、2本の受信アンテナ34a、34bを備えている。図2では、既に端末局30自身が、図1に示したエリア3に在圏している判断した後の基地局10、中継局20、端末局30の間での信号の流れを示している。ここで、f1=800MHz、f2=1.5GHz、f3=2GHzである。また、f4=3.4GHzとする。
図3は、端末局30の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、端末局30は、受信アンテナ34a−1〜34a−4およびこれらに対応するf1用RF回路31a、f2用RF回路31b、f3用RF回路31c、f4用RF回路31dを備え、スイッチ35aを備えている。また、端末局30は、受信アンテナ34b−1〜34b−4およびこれらに対応するf1用RF回路32a、f2用RF回路32b、f3用RF回路32c、f4用RF回路32dを備え、スイッチ35bを備えている。
スイッチ35a、35bの出力信号は、それぞれOFDM信号復調回路36a、36bに入力される。OFDM信号復調回路36a、36bの出力信号は、それぞれ制御部37およびMIMO信号分離処理回路33に入力される。制御部37は、入力された識別情報、信号品質に基づいて、スイッチ35aまたは35bに対して切り替え制御信号を出力する。次に、端末局30が、エリア3に居ると判断するまでのステップを説明する。
(ステップ1)
まず、基地局の検出と同期を行なう。制御部37がスイッチ35aを切り替えてf1用RF回路31aとOFDM信号復調回路36aとを接続する。
(ステップ2)
OFDM信号復調回路36aにおいて、受信信号に対して、N種類の同期信号との相関演算を行なうことで同期信号の検出を行なう。相関演算の結果、識別情報が得られた場合には識別情報を制御部37に送信する。また、相関演算の結果、識別情報が存在しないと判定した場合にはその旨を制御部37に伝える。
(ステップ3−1)
ステップ2において、同期信号の検出ができなかった場合(図3において、端末局30がエリア1の外に居る場合)には、制御部37は、スイッチ35aを切り替えてf2用RF回路31bとOFDM信号復調回路36aとを接続する。接続後、ステップ2と同様の処理を行なう。
(ステップ3−2)
ステップ3−1において、識別情報が得られた場合、受信回路の中心周波数(ここでは1.5GHz)と識別情報のグループとを比較する。受信する信号は、基地局10の中心周波数800MHzで送信された信号であるため、含まれる識別信号は800MHzのグループに含まれる。例として、識別信号1が検出されたとする。ここで、受信回路の周波数と識別信号のグループの周波数とが異なるため、制御部37は、受信信号が中継局20を経由していると判断する。
(ステップ4)
受信信号が中継局20を経由していることが判明し、中継局20において少なくとも1つの受信信号が1.5GHzに周波数変換されていることが分ったが、もう1つの受信信号がどの周波数に周波数変換されているかがわからない。なお、ステップ3−1において同期信号が検出されていないため、中継局20での周波数変換先の候補は1.5GHzと2GHzと3.4GHzである。制御部37は、スイッチ35bを切り替えてf3用RF回路32cとOFDM信号復調回路36bとを接続する。
(ステップ5)
OFDM復調回路36bにおいて、ステップ2と同様に同期信号の検出を行なう。このとき、既にOFDM復調回路36aで検出されている識別信号1に対応した同期信号から優先的に相関演算を行なっても良い。検出結果を制御部37に送信する。識別信号1がOFDM信号復調回路36bにおいても検出された場合、制御部37は、中継局20が中心周波数800MHzの信号を中心周波数1.5GHzと中心周波数2GHzに周波数変換していると判断する。この2つの中心周波数800MHz、1.5GHzの受信回路を用いて基地局10と通信を行なう。
(変形例1)
本実施形態におけるステップ5の後で、スイッチ35a(もしくはスイッチ35b)をf4用RF回路31dとOFDM信号復調回路36aとを接続するように切り替えて、中心周波数3.4GHzでの同期信号の検出を行なっても良い。このとき、同期信号が検出され、識別信号が301であったとする。この場合、ある基準に従って接続先を決定する。3.4GHzを優先するのであれば、f4用RF回路31dとOFDM信号復調回路36a、f4用RF回路32dとOFDM信号復調回路36bとを接続するようにスイッチ35a、スイッチ35bをそれぞれ切替える。なお、接続先を決定する際の基準としては、周波数間の優先順位をあらかじめ設定しておいても良いし、相関演算の出力値の大きい方を選択しても良いし、送信信号に含まれる信号パターンが既知である参照信号を用いて信号品質(信号対干渉雑音比)を計算して比較をしても良い。
(変形例2)
本実施形態におけるステップ3−1において、同期信号が検出された場合、つまり端末局30がエリア1に在圏している場合に、識別信号1が検出されたとする。このとき、スイッチ35bを切り替えてf1用RF回路32aとOFDM信号復調回路36bとを接続し、OFDM信号の受信を行なってもよい。また、識別信号1が検出された後に、スイッチ35aもしくはスイッチ35bを順次切り替えて、1.5GHz、2GHz、3.4GHzでの同期信号の検出を行なってもよい。同期信号検出の結果、1.5GHzと2GHzにおいて識別信号1が検出されたとする。このとき、中継局20の出力信号である、1.5GHzと2GHzの信号を優先して、これら2つの周波数でMIMO受信を行なってもよいし、相関演算の出力値もしくは信号品質を比較して800MHz、1.5GHz、2GHzの信号のうち使用する周波数を決定してもよい。
(変形例3)
同期信号については、階層構造の信号を用いて、N種類全てについての相関演算を行なわなくてもどの周波数に対応したグループの同期信号であるかが分かるようにしてもよい。例えば、同期信号として、a+bビット(前半aビット、後半bビット)の信号系列を使用するとする。前半aビットを第1の領域、後半bビットを第2の領域とし、aビットの信号に対しては、お互いに相関値の低い4種類の信号系列を割り当てることとし、各周波数グループに対して4種類のうちひとつの信号系列を対応させる。このようにすることで、aビットの信号系列の相関値を計算することで、どの周波数で送信された信号であるか判定することができる。
(変形例4)
図4は、スイッチ35a、スイッチ35bの接続先の決定動作を示すフローチャートである。なお、ここで示す動作例は、端末局30が受信可能な全周波数f1、f2、f3、f4に対して識別信号の検出を行なった後でスイッチの接続先を決定する方法である。
まず、ステップS1において、ループを開始する。ここでは、受信回路(RF回路)をf1〜f4用に切り替える。次に、相関演算を行ない、識別信号を検出する(ステップS2)。なお、ここでSINRを算出しても良い。このループを必要なだけ実行し、ループが終了した場合は(ステップS3)、次に、検出した識別信号のうち、優先順位の一番高い識別信号Nxを見つける(ステップS4)。ここで、優先順位の判定基準としては、例えば、予め周波数間で優先順位を決めておいても良いし(基準1)、相関値の大きい信号またはSINRの大きい信号を優先すると決めておいても良い(基準2)。
次に、Nxが、自身の周波数グループ以外で検出されたかどうかを判断する(ステップS5)。Nxが、自身の周波数グループ以外で検出されていない場合は、周波数変換を行なうタイプの中継局は存在していないと判断し(ステップS6)、Nxが所属するグループの周波数用のRF回路に両スイッチを接続して(ステップS7)、終了する。
一方、ステップS5において、Nxが、自身の周波数グループ以外で検出された場合は、自身の周波数グループ以外の2つの周波数でNxが検出されたかどうかを判断する(ステップS8)。自身の周波数グループ以外の2つの周波数でNxが検出されなかった場合は、少なくとも一つのMIMO信号が中継局20で周波数変換されたと判断する(ステップS9)。そして、使用する周波数の決定を行なう(ステップS10)。すなわち、スイッチ切り替えを決定する。具体的には、Nxの周波数グループをfaとし、検出された周波数をfbとすると、3つのパターンの設定から選択する。すなわち、スイッチ35a、35b共に、fb用RF回路に接続する(設定1)。スイッチ35aは、fb用RF回路、スイッチ35bはfa用回路に接続する(設定2)。これは逆でも良い。スイッチ35a、スイッチ35b共にfa用RF回路に接続する(設定3)。優先順位は、予め決めておいても良いし、SINRの高い周波数を選択しても良い。
一方、ステップS8において、自身の周波数グループ以外の2つの周波数でNxが検出された場合は、検出した2つの周波数に中継局20で周波数変換されたと判断する(ステップS11)。そして、スイッチ35a、35bを、検出された周波数に設定して基地局10と接続する(ステップS12)。
(変形例5)
変形例4において記載したスイッチ35a、35bの接続先の決定方法に関して、自身の周波数グループ以外の2つの周波数(f2、f3)で識別信号が検出された場合に、自身の周波数グループの周波数(f1)においても識別信号が検出され、その識別信号のSINRもしくは相関値が高い場合には、スイッチ35a、35bのどちらか一方をf1用RF回路に接続し、他方のスイッチをf2もしくはf3用RF回路のいずれかに接続してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、中継局20がどの周波数帯域に変換しているかについて、端末局30に通知することなく、基地局10と端末局30との間で中継局20を経由したMIMO通信を実現することが可能となる。
10 基地局
11 回路
12a 送信アンテナ
20 中継局
21 周波数変換器
23a 受信アンテナ
24a 送信アンテナ
30 端末局
31 RF回路
31a f1用RF回路
31b f2用RF回路
31c f3用RF回路
31d f4用RF回路
32a f1用RF回路
32b f2用RF回路
32c f3用RF回路
32d f4用RF回路
33 MIMO信号分離処理回路
34a−1〜34a−4 受信アンテナ
34b−1〜34b−4 受信アンテナ
35a スイッチ
35b スイッチ
36a OFDM信号復調回路
36b OFDM信号復調回路
37 制御部

Claims (10)

  1. 基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局であって、
    前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する複数の受信部と、
    前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出し、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する制御部と、を備えることを特徴とする端末局。
  2. 周波数グループが異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、予め前記周波数グループと一対一に対応付けられていない周波数グループの無線信号を優先することを特徴とする請求項1記載の端末局。
  3. 周波数グループが異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、伝搬路状況が最も良好な周波数グループの無線信号または前記識別信号との相関値が最も高い周波数グループの無線信号を優先することを特徴とする請求項1記載の端末局。
  4. 前記各識別信号は、前記周波数グループを識別する信号系列が割り当てられる第一の領域と、前記基地局を識別する信号系列が割り当てられる第二の領域とから構成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の端末局。
  5. 基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局であって、
    前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する複数の受信部と、
    前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出し、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する制御部と、を備えることを特徴とする端末局。
  6. 中心周波数が異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない中心周波数の無線信号を優先することを特徴とする請求項5記載の端末局。
  7. 中心周波数が異なる複数の無線信号から前記識別信号を検出した場合、伝搬路状況が最も良好な中心周波数の無線信号または前記識別信号との相関値が最も高い中心周波数の無線信号を優先することを特徴とする請求項5記載の端末局。
  8. 基地局、前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局および端末局で構成される無線通信システムであって、
    前記基地局または前記中継局は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で前記端末局へ無線信号を送信し、
    前記端末局は、
    前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信し、
    前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出し、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定することを特徴とする無線通信システム。
  9. 基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局のプログラムであって、
    前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する処理と、
    前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出する処理と、
    前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号が含まれる周波数グループが、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する処理と、の一連の処理を、前記端末局に実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 基地局または前記基地局が送信した無線信号を中継する中継局が構成するエリア内で、前記基地局または前記中継局からMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式で送信された無線信号を受信する端末局のプログラムであって、
    前記基地局または前記中継局から送信された無線信号を受信する処理と、
    前記受信した無線信号から前記基地局を識別する識別信号を検出する処理と、
    前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられている場合は、前記基地局から直接前記無線信号を受信したと判定する一方、前記識別信号を検出した無線信号の中心周波数が、予め前記識別信号と一対一に対応付けられていない場合は、前記中継局から直接前記無線信号を受信したと判定する処理と、の一連の処理を、前記端末局に実行させることを特徴とするプログラム。
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