JP2012251904A - 追尾装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】等速直線運動モデル、蛇行運動モデル、多重運動モデルに基づくカルマンフィルタを用い、観測値から予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値を算出する各カルマンフィルタ処理手段3〜5と、観測値、カルマンフィルタ処理手段3による各値に基づいて、目標が等速直線運動であるかを判定する等速直線運動判定手段7と、観測値、各カルマンフィルタ処理手段による各値に基づいて、各運動モデルに対する尤度を算出する尤度計算手段6と、各運動モデルに対する尤度および等速直線運動判定手段7による判定結果に基づいて、各運動モデルに対する信頼度を算出する信頼度計算手段8と、各運動モデルに対する信頼度に基づいて、各平滑値の加重平均値を算出する加重平均計算手段9とを備えた。
【選択図】図1
Description
そして、運動判別処理器で、第1,2の予測値に基づいて目標の運動状態を判別し、収束判定器で、第2の平滑値の収束状況を判定している。なお、運動判別処理器では、第1,2の予測値から残差2次形式をそれぞれ算出するとともに、各残差2次形式から各運動モデルの判定評価関数値を求め、これらの判定評価関数値と所定のしきい値とを比較することによって、目標の運動状態を判別している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る追尾装置の構成を示すブロック図である。
追尾装置は、図1に示すように、観測装置1、追尾維持装置2、等速直線運動カルマンフィルタ処理器(等速直線運動カルマンフィルタ処理手段)3、蛇行運動カルマンフィルタ処理器(蛇行運動カルマンフィルタ処理手段)4、多重運動カルマンフィルタ処理器(多重運動カルマンフィルタ処理手段)5、尤度計算器(尤度計算手段)6、等速直線運動判定器(等速直線運動判定手段)7、信頼度計算器(信頼度計算手段)8、加重平均計算器(加重平均計算手段)9および未来位置予測器10から構成されている。
未来位置予測器10は、加重平均計算器9により算出された加重平均値に基づいて、外挿法により、Nサンプリング時刻後の目標の未来位置を予測するものである。
等速直線運動判定器7は、図2に示すように、残差2次形式算出器71、時間平均計算器(時間平均計算手段)72、判定器(判定手段)73およびしきい値設定器74から構成されている。
時間平均計算器72は、残差2次形式算出器71により算出された残差2次形式の所定期間分の平均値を算出するものである。
しきい値設定器74は、判定器73で残差2次形式の平均値と比較する際に用いるしきい値を設定するものである。なお、しきい値は任意に設定可能である。
追尾装置の動作では、図3に示すように、まず、観測装置1は、アンテナ、赤外線センサや光学カメラ等を用いて、対象となる目標が放射又は反射する信号を検出し、この信号に対して信号処理を行って探知データとして出力する(ステップST31)。
ここで、g(zk;m,A)は、平均m、共分散行列Aの3変量正規分布の観測値zkにおける確率密度関数を示している。また、Haは各カルマンフィルタ処理器3〜5の観測行列、Λkはレーダの観測座標系からフィルタの座標系への変換行列を示している。
ここで、Hcvはカルマンフィルタ処理器3の観測行列を示している。
そこで、判定器73は、時間平均計算器72により算出された残差2次形式の平均値δ(バー)k,cvと、しきい値設定器74により設定された所定のしきい値とを比較する。そして、平均値δ(バー)k,cvがしきい値以下であれば目標の運動状態が等速直線運動であると判定し、平均値δ(バー)k,cvがしきい値よりも大きければ目標の運動状態が等速直線運動ではないと判定し、その判定結果を信頼度計算器8に出力する。
具体的には、信頼度計算器8は式(6)を用いて信頼度μk,aを算出する。
ここで、μk,1は等速直線運動モデルに対する信頼度、μk,2は蛇行運動モデルに対する信頼度、μk,3は多重運動モデルに対する信頼度を示している。
すなわち、等速直線運動モデルに対する信頼度μk,1を最大値(=1)にし、蛇行運動モデルおよび多重運動モデルに対する信頼度μk,2,μk,3を最小値(=0)にする。
具体的には、加重平均計算器9は式(8)を用いて加重平均値x(ハット)k(+)を算出する。
すなわち、例えば等速直線運動を行っている目標が急に旋廻した場合、等速直線運動モデルに基づくカルマンフィルタから多重運動モデルに基づくカルマンフィルタにフィルタを切り替える必要がある。しかしながら、従来の追尾装置では、運動状態が確定してからフィルタが切り替わるため、旋回直後では等速直線運動に基づくカルマンフィルタを選択してしまい、追尾誤差が大きくなってしまう。それに対して、実施の形態1に係る追尾装置では、各運動モデルに対する信頼度に基づいた各平滑値の加重平均値を算出することで、ある程度追尾できているフィルタの出力結果を使用することができ、追尾誤差の増大を抑えることができる。
図4はこの発明の実施の形態2に係る追尾装置の構成を示すブロック図であり、図5は蛇行運動カルマンフィルタ処理器4b(以下、カルマンフィルタ処理器4bと称す)の構成を示すブロック図である。
図4に示す実施の形態2に係る追尾装置は、図1に示す実施の形態1に係る追尾装置からカルマンフィルタ処理器3を削除し、カルマンフィルタ処理器4をカルマンフィルタ処理器4bに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
このカルマンフィルタ処理器4bは、図5に示すように、複数の周波数別カルマンフィルタ処理器(周波数別カルマンフィルタ処理手段)41−1〜41−N、信頼度計算器42、統合予測器43および統合平滑器44から構成されている。
以下では、周波数別カルマンフィルタ処理器41−1内の各機能部についてのみ説明を行うが、それ以外の周波数別カルマンフィルタ処理器41−2〜41−N内の各機能部についても同様である。
なお、追尾維持装置2により出力されたサンプリング時刻kでの観測値の状態ベクトルxkは式(9)のように定義される。
ここで、xkはサンプリング時刻kでの状態ベクトル、x1,kは正弦関数運動成分の位置、x1,kは正弦関数運動成分の速度、x2,kは等速直線運動成分の位置、x2,kは等速直線運動成分の速度を示している。
具体的には、予測値をx(ハット)k,a(−)、予測誤差共分散行列をP(ハット)k,a(−)、事前信頼度をβ(ハット)k,a(−)とした場合、統合予測器43は式(10)および(11)を用いて統合予測ベクトルx(ハット)k(−)および統合予測誤差共分散行列Pk(−)を算出する。
この統合予測器43により算出された統合予測値および統合予測誤差共分散行列は、カルマンフィルタ4bによる予測値および予測誤差共分散行列として尤度計算器6に出力される。
具体的には、平滑値をx(ハット)k,a(+)、平滑誤差共分散行列をP(ハット)k,a(+)とした場合、統合平滑器44は式(12)および(13)を用いて統合平滑ベクトルx(ハット)k(+)および統合平滑誤差共分散行列Pk(+)を算出する。
この統合平滑器44により算出された統合平滑値および統合平滑誤差共分散行列は、カルマンフィルタ4bによる平滑値および平滑誤差共分散行列として加重平均計算器9に出力される。
ここで、主軸成分である等速直線運動成分の予測ベクトルx(ハット)2_cv,k(−)および平滑ベクトルx(ハット)2_cv,k(+)は式(15)および式(16)のように示される。
図7はこの発明の実施の形態3に係る追尾装置の構成を示すブロック図であり、図8は等速直線運動判定器7bの構成を示すブロック図であり、図9は等速直線運動判定を示す図である。
図7に示す実施の形態3に係る追尾装置は、図4に示す実施の形態2における等速直線運動判定器7を等速直線運動判定器7bに変更し、カルマンフィルタ処理器4bからの蛇行運動モデルの出力と、その等速直線運動成分(主軸成分)の出力とが等速直線運動判定器7bへ入力するように変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
そこで、等速直線運動判定器7bによる等速直線運動判定では、上記特性を利用して、上記差分値が所定のしきい値以下であれば目標の運動状態が等速直線運動であると判定し、そうでなければ等速直線運動ではないと判定して、信頼度計算器8に判定結果を出力する。
また、しきい値設定器74は、判定器73で差分値と比較する際に用いるしきい値を設定する。なお、しきい値は任意に設定可能である。
図10はこの発明の実施の形態4に係る追尾装置の構成を示すブロック図であり、図11は蛇行運動カルマンフィルタ処理器4c(以下、カルマンフィルタ処理器4cと称す)の構成を示すブロック図である。
図10に示す実施の形態4に係る追尾装置は、図4に示す実施の形態2に係る追尾装置のカルマンフィルタ処理器4bをカルマンフィルタ処理器4cに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
さらに、カルマンフィルタ処理器4cは、蛇行運動モデル1〜Nが蛇行周波数ごとのモデルであるとした場合、最も高い蛇行周波数である蛇行運動モデルの等速直線運動成分(主軸成分)を取り出す。この取り出された予測値および予測誤差共分散行列の等速直線運動成分は、尤度計算器6および等速直線運動判定器7に出力され、平滑値および統合平滑誤差共分散行列の等速直線運動成分は、加重平均計算器9に出力される。
実施の形態1〜4では、各運動モデルに対する信頼度に基づいて各平滑値の加重平均を算出するものについて示したが、実施の形態5では、非特許文献1で用いられているトラックスコア(track score)なる指標値を用いて、各サンプリング時刻での各運動状態(等速直線運動状態、蛇行運動状態または多重運動状態)に対する評価(重み付け)を行い、これに基づいて各平滑値の加重平均を算出するものについて示す。
[非特許文献1]
J.Arnold、S.Shaw,H. Pasternack “Efficient target tracking using dynamic programming”,IEEE Trans.Aerospace and Electronic System,Vol.29,No.1,pp.4566(1993)
図12に示す実施の形態5に係る追尾装置は、図4に示す実施の形態2に係る追尾装置から等速直線運動判定器7を削除し、尤度計算器6および信頼度計算器8を重み係数設定器(重み係数設定手段)11に変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。なお、実施の形態5に係る追尾装置は、図1に示す実施の形態1の追尾装置に対しても同様に適応可能である。
遅延器117は、推移確率補正器116により算出された前回サンプリング時刻での補正値を1サンプリング期間保持して、今回サンプリング時刻にて推移確率設定器112に出力するものである。
ここで、Xk−1,bは前回サンプリング時刻k−1での運動状態に対するトラックスコアであり、P(θk,a|θk,b)は前回サンプリング時刻k−1での運動状態から今回サンプリング時刻kでの運動状態への推移確率、νk,aは各運動モデルに対する尤度である。
図15に示すように、サンプリング時刻0の場合には、各運動状態に対するトラックスコアはすべて0である。また、サンプリング時刻0からサンプリング時刻1となるとき、等速直線運動状態から等速直線運動状態への推移確率は3、等速直線運動状態から蛇行運動状態への推移確率は1、等速直線運動状態から多重運動状態への推移確率は0である。なおこの推移確率は推移確率設定器112により設定される。
そして、例えば、サンプリング時刻1での等速直線運動状態に対するトラックスコアを最大にするサンプリング時刻0での運動状態は、推移確率が最も高い等速直線運動状態となる。そして、サンプリング時刻1での等速直線運動状態に対するトラックスコアは、サンプリング時刻0での等速直線運動状態に対するトラックスコアである0と、サンプリング時刻0での等速直線運動状態からサンプリング時刻1での等速直線運動状態への推移確率である3との加算値である3となる。
同様にして、サンプリング時刻1での蛇行運動状態および多重運動状態に対するトラックスコアも算出される。
同様にして、サンプリング時刻2での等速直線運動状態および多重運動状態に対するトラックスコアも算出される。
なお図15は、式(17)の第1項目の推移確率を考慮したトラックスコアの積みあがりを示したものであるので、実際には第1項目の値と第2項目の尤度との加算値が各運動状態に対するトラックスコアとなる。
この重み係数算出器114により算出された重み係数は信頼度として加重平均計算器9に出力される。
一方、多重運動状態に対するトラックスコアが大きくならない場合、等速直線運動モデルに基づくカルマンフィルタの残差2次形式は多重運動モデルに基づくカルマンフィルタの残差2次形式と比べると値が非常に大きくなる。そこで、それぞれのカルマンフィルタの残差2次形式の値の差を利用し、多重運動状態のトラックスコアが大きく積み上がるように推移確率に対する補正を行う。これによって、多重運動モデルに対する重み係数を大きくすることができ、目標が急旋回する場合であっても追従できることが可能となる。
Claims (7)
- 等速直線運動モデルに基づくカルマンフィルタを用いて、取得した目標に対する観測値に基づき、予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値を算出する等速直線運動カルマンフィルタ処理手段と、
蛇行運動モデルに基づくカルマンフィルタを用いて、前記観測値に基づき、予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値を算出する蛇行運動カルマンフィルタ処理手段と、
多重運動モデルに基づくカルマンフィルタを用いて、前記観測値に基づき、予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値を算出する多重運動カルマンフィルタ処理手段と、
前記観測値、および、前記等速直線運動カルマンフィルタ処理手段により算出された予測値、予測誤差共分散行列および観測誤差共分散行列に基づいて、前記目標の運動状態が等速直線運動であるかを判定する等速直線運動判定手段と、
前記観測値、および、前記各カルマンフィルタ処理手段によりそれぞれ算出された予測値、予測誤差共分散行列および観測誤差共分散行列に基づいて、各運動モデルに対する尤度を算出する尤度計算手段と、
前記尤度計算手段により算出された各運動モデルに対する尤度および前記等速直線運動判定手段による判定結果に基づいて、各運動モデルに対する信頼度を算出する信頼度計算手段と、
前記信頼度計算手段により算出された各運動モデルに対する信頼度に基づいて、前記各カルマンフィルタ処理手段によりそれぞれ算出された平滑値の加重平均値を算出する加重平均計算手段と
を備えた追尾装置。 - 前記等速直線運動判定手段は、
前記観測値、および、前記等速直線運動カルマンフィルタ処理手段により算出された予測値、予測誤差共分散行列および観測誤差共分散行列に基づいて、残差2次形式を算出する残差2次形式算出手段と、
前記残差2次形式算出手段により算出された残差2次形式の所定観測分の平均値を算出する時間平均計算手段と、
前記時間平均計算手段により算出された平均値が所定のしきい値以下の場合に、前記目標の運動状態が等速直線運動であると判定する判定手段とを有し、
前記信頼度計算手段は、前記等速直線運動判定手段により前記目標の運動状態が等速直線運動であると判定された場合に、前記等速直線運動モデルに対する信頼度を最大値にし、前記蛇行運動モデルおよび前記多重運動モデルに対する信頼度を最小値にする
ことを特徴とする請求項1記載の追尾装置。 - 前記等速直線運動カルマンフィルタ処理手段に代えて、
前記蛇行運動カルマンフィルタ処理手段により算出された予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値のそれぞれの等速直線運動成分を用いる
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の追尾装置。 - 前記等速直線運動判定手段は、
前記蛇行運動カルマンフィルタ手段により算出された平滑値および当該平滑値の等速直線成分の差分値を算出する差分計算手段と、
前記差分計算手段により算出された差分値が所定のしきい値以下の場合に、前記目標の運動状態が等速直線運動であると判定する判定手段とを有し、
前記信頼度計算手段は、前記等速直線運動判定手段により前記目標の運動状態が等速直線運動であると判定された場合に、前記等速直線運動モデルに対する信頼度を最大値にし、前記蛇行運動モデルおよび前記多重運動モデルに対する信頼度を最小値にする
ことを特徴とする請求項1または請求項3記載の追尾装置。 - 前記蛇行運動カルマンフィルタ処理手段は、それぞれ異なる所定の蛇行周波数で蛇行する運動モデルに基づくカルマンフィルタを用いて、前記観測値に基づき、予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値を算出する周波数別カルマンフィルタ処理手段を複数備え、
前記等速直線運動カルマンフィルタ処理手段に代えて、
前記各周波数別カルマンフィルタ処理手段のうち、最も高い蛇行周波数に対応した周波数別カルマンフィルタ処理手段により算出された予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値のそれぞれの等速直線運動成分を用いる
ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の追尾装置。 - 等速直線運動判定手段および信頼度計算手段に代えて、
前記目標が前回観測時刻において各運動状態であった場合に、当該各運動状態から今回観測時刻において各運動状態へ推移する推移確率を設定する推移確率設定手段と、
今回観測時刻での各運動状態に対して、前回観測時刻での運動状態に対する評価値であるトラックスコアと、前記推移確率設定手段により設定された当該前回観測時刻での運動状態から今回観測時刻での運動状態への推移確率との加算値が最大となる前回観測時刻での運動状態を選択し、当該選択した運動状態に対するトラックスコア、当該選択した運動状態からの推移確率および前記各運動モデルに対する尤度に基づいて、当該今回観測時刻での各運動状態に対するトラックスコアを算出するトラックスコア算出手段と、
前記トラックスコア算出手段により算出された各運動状態に対するトラックスコアに基づいて各運動モデルに対する重み係数を算出し、各運動モデルに対する信頼度として前記加重平均計算手段に出力する重み係数算出手段と
を有する重み係数設定手段を備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の追尾装置。 - 前記重み係数設定手段は、
前記観測値、および、前記各カルマンフィルタ処理手段によりそれぞれ算出された予測値、予測誤差共分散行列および観測誤差共分散行列に基づいて、残差2次形式を算出する残差2次形式算出手段と、
前記残差2次形式算出手段により算出された残差2次形式に基づいて、推移確率に対する補正値を算出する推移確率補正手段とを有し、
前記推移確率設定手段は、前記推移確率補正手段により算出された補正値に基づいて、前記推移確率を補正する
ことを特徴とする請求項6記載の追尾装置。
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