JP2012249985A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動部材と一体に形成された装飾体を安定的に移動及び停止できる遊技機とする。
【解決手段】可動演出装置100の装飾体と一体的に形成された可動部材130を移動可能に、対向配置される第1及び第2固定部材140,120の間に配置し、可動部材130は第1固定部材140との対向面130aに移動時に第1固定部材140をガイドするガイド部131を有し、第1固定部材140は可動部材130との対向面140aに装飾体を定常位置及び/又は移動位置に停止させたときのガイド部131の停止箇所に形成された凸部141を有し、凸部140及びガイド部131の当接部147は、停止箇所に移動してきたガイド部131が凸部に当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成され、ガイド部131が当接部147上を進むことでガイド部131を第2固定部材120側に押圧する。
【選択図】図11

Description

本発明は遊技機に関し、特に、可動演出装置を有する遊技機に関するものである。
従来、パチンコ遊技機等の遊技機においては、遊技盤の表面側に形成された遊技領域に可動演出用の装飾体を備えているものがある。また、そのような装飾体の中には、可動部材に固定されていて、その可動部材が移動することで装飾体が定常位置と移動位置の間を移動可能に構成されたものもある(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許第4623331号公報 特開2010−119710号公報
しかしながら、前記したような移動する可動部材の動きにガタつきが生じたり、可動部材の停止状態が不安定であったりすると、装飾体の動きが不自然になったり、停止したときの装飾体の姿勢が乱れてしまう等の問題が生じる虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、可動部材と一体に形成された装飾体を安定的に移動できると共に安定的に停止することができるような構成を有する遊技機を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明は、装飾体と一体的に形成された可動部材を、相互に対向配置される第1固定部材と第2固定部材の間に配置し、前記可動部材を、前記第1固定部材及び前記第2固定部材に沿って移動させることで、前記装飾体を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置を備え、前記可動部材は、前記第1固定部材との対向面に、前記第1固定部材に向けて突出し、前記可動部材の移動時に前記可動部材をガイドするガイド部を有しており、前記第1固定部材は、前記可動部材との対向面に前記可動部材に向けて突出し、前記装飾体を前記定常位置及び/又は前記移動位置に停止させたときに前記ガイド部が位置する停止箇所に形成された凸部を有しており、前記凸部及びガイド部の一方における前記凸部及びガイド部の他方が当接する当接部は、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記ガイド部が前記凸部に当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記ガイド部が前記当接部上を進むことで、前記ガイド部を前記第2固定部材側に押圧するようになっている遊技機としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、装飾体と一体的に形成された可動部材を、相互に対向配置される第1固定部材と第2固定部材の間に配置し、前記可動部材を、前記第1固定部材及び前記第2固定部材に沿って移動させることで、前記装飾体を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置を備え、前記可動部材は、前記第1固定部材との対向面に、前記第1固定部材に向けて突出した凸部を有しており、前記第1固定部材は、前記可動部材との対向面における前記装飾体を前記定常位置及び/又は前記移動位置に停止させたときに前記凸部が位置する停止箇所に前記可動部材に向けて突出し、前記可動部材の移動時に前記可動部材をガイドするガイド部を有しており、前記凸部及びガイド部の一方における前記凸部及びガイド部の他方が当接する当接部は、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記凸部が前記ガイド部に当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記凸部の前記当接部上を前記ガイド部が進むことで、前記凸部を前記第2固定部材側に押圧するようになっている遊技機としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記ガイド部が、形成される部材の面から出没自在に構成されており、かつ、対向する部材に向けて付勢する付勢手段を有している遊技機としたことを特徴とする。
これら請求項1〜3に係る発明によれば、可動部材と一体に形成された装飾体を安定的に移動できると共に安定的に停止することができるような構成を有する遊技機とすることができる。
本発明の第1の実施の形態におけるパチンコ遊技機を表面側からみた斜視図である。 同パチンコ遊技機を背面側からみた斜視図である。 同パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置を表面側からみた斜視図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置を背面側からみた斜視図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置のカバー部材を取り外した状態を背面側からみた斜視図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置の正面図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置の上面図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置の下面図である。 図7のA−A断面図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置におけるガイド部と係止凸部を示し、(a)は可動部材の移動時、(b)は可動部材の停止時を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態におけるパチンコ遊技機の可動演出装置におけるガイド部と係止凸部を示し、(a)は可動部材の移動時、(b)は可動部材の停止時を示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態におけるパチンコ遊技機の可動演出装置におけるガイド部と係止凸部を示し、(a)は可動部材の移動時、(b)は可動部材の停止時を示す概略図である。 本発明の第4の実施の形態におけるパチンコ遊技機の可動演出装置におけるガイド部と係止凸部を示し、(a)は可動部材の移動時、(b)は可動部材の停止時を示す概略図である。 本発明の第5の実施の形態におけるパチンコ遊技機の可動演出装置におけるガイド部と係止凸部を示す概略図である。 同パチンコ遊技機の可動演出装置におけるガイド部を別角度からみた概略図である。
以下、本発明の実施の形態における遊技機について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の形態では、遊技機としてパチンコ遊技機を例に説明している。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態における遊技機全体の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態におけるパチンコ遊技機を表面側からみた斜視図であり、図2は、同パチンコ遊技機を背面側からみた斜視図である。
本発明の第1の実施の形態におけるパチンコ遊技機10は、図1に示すように、外枠11、前枠12、窓枠13及び当該窓枠13に覆われた遊技盤30(後述)などを備えている。また、パチンコ遊技機10の背面には、図2に示すように、液晶ディスプレイ型の演出表示装置37(後述)などの表示制御や、可動演出装置及びLEDなどによる遊技演出の制御を行う表示演出サブ基板21、各種遊技音の出力制御を行う音サブ基板22、入賞時におけるパチンコ遊技機10の動作等を含むパチンコ遊技機10の主要な動作を制御する主基板23、パチンコ球(遊技球)の払い出し動作を制御する払出基板24、各基板等に電源を供給する電源基板25等の各種基板が例えば透明ケースに収納された状態で取り付けられている。
具体的に、外枠11は、パチンコホールの台島に設置されており、図1に示すように、前後面が開口するように四角筒状に形成されている。前枠12は、外枠11の前端面に左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。また、この前枠12の前面下部には、上面が開口する下皿14と、上面が開口する上皿15とが固定されている。
下皿14の右端周辺にはハンドル台16が固定されており、ハンドル台16には発射ハンドル19が回動自在に装着されている。この発射ハンドル19の後方には発射モータが固定されており、発射モータの回転軸には打球槌が連結されている。この発射モータは打球槌の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル19が回動操作されたときには発射モータに駆動電源が供給される。その結果、打球槌が駆動して上皿15内のパチンコ球が弾き出される。
窓枠13は前枠12の前面に装着されている。この窓枠13は前枠12と一体となって、前記した軸を中心に回動可能となっている。また、この窓枠13には円形孔状の窓部17が形成されており、窓部17の内周面には透明なガラスやアクリル等からなる透明板17aが固定されている。この窓枠13の左上隅部及び右上隅部の裏面には、遊技音を出力するスピーカ18が固定されている。また、窓枠13には複数の装飾LEDが固定されている。
上述の遊技盤30は、前枠12の後面に装着されている。以下、この遊技盤30及び遊技盤30に備えられる各構成部材について図3を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態における遊技盤30の正面図である。この遊技盤30は、上述のように前枠12の後面に装着されており、窓枠13の透明板17aに前方から覆われている。
遊技板31は、その板面(遊技盤30の盤面)等に遊技盤30の有する各構成部材を固定するための板である。ガイドレール32は、この遊技板31の表面側に固定されて、この遊技板31上に、パチンコ球の発射通路31aと、パチンコ球が転動する転動領域31c(後述)を含む遊技領域31bとを区画形成する。遊技盤30における遊技領域31bのほぼ中央部には、遊技板31に貫設された開口部38が形成されている。この開口部38の周縁には、センター装飾部材40が形成されている。また、開口部38の周縁のうちの上方位置には、電気的に駆動させて所定の動きをする可動演出装置100(後述)が配設されている。また、本実施の形態では、開口部38の下部を覆うように、ステージ50が形成されている。
また、遊技領域31bにおいては、遊技板31に形成された開口部38の周囲の少なくとも一部に、パチンコ球が転動しながら流下する転動領域31cが形成されている。本実施の形態では、ガイドレール32と開口部38との間の領域で、開口部38の上方から左方及び右下方までの領域が転動領域31cとなっている。
また、転動領域31cにおける遊技板31の板面上には、パチンコ球の流下方向を変化させる複数の遊技釘(障害部材)39が打ち込まれている。上述の打球槌が弾いたパチンコ球は、発射通路31aを通して遊技領域31b内の転動領域31cに放出される。そして、転動領域31cに放出されたパチンコ球は、遊技釘39に当たって転動しながら転動領域31cを流下し、最終的に何れかの入賞口又は遊技領域の最下方に位置するアウト口36に入るようになっている。
また、遊技板31に貫設された開口部38の後方には、カラー液晶ディスプレイ等を用いた演出表示装置37が設けられている。この演出表示装置37は、大当り遊技状態を発生させるか否かの判定結果に基づき変動演出表示を行う広い面積の表示画面37aを有しており、当該表示画面37aが開口部38からパチンコ遊技機10の前方に向けて臨むようになっている。
また、遊技領域31b内において、演出表示装置37の下方の転動領域31cには、始動入賞口33が配置されている。この始動入賞口33は、パチンコ球が入賞することによって、遊技者に有利な大当り遊技状態を発生させるか否かの判定を行う起点となるものであり、上方に開口するポケット状に形成されている。
また、始動入賞口33の下方には、大入賞口34が配置されている。この大入賞口34は図示しないアクチュエータの作動により開閉する開閉扉34aを備えており、この開閉扉34aは、遊技状態が大当り遊技状態になると開口し、その際には大入賞口34が上方に向かってポケット状に幅広く開口し、多数のパチンコ球が同時かつ連続的に大入賞口34に入賞可能となる。
また、遊技領域31bの所定位置(本実施の形態では、開口部38の周縁に装着されたセンター装飾部材40の左側方)にはワープ通路90が設けられており、遊技領域31bにおける転動領域31cの途中(本実施の形態では、開口部38の周縁に装着されたセンター装飾部材40の左側方の上部)にワープ通路90の球入口91が形成されており、また、遊技領域31bにおけるステージ50付近(本実施の形態では、開口部38の周縁に装着されたセンター装飾部材40の左側方の下部でステージ50に繋がる位置)にワープ通路90の球出口92が形成されている。そして、本実施の形態では、転動領域31cに転動するパチンコ球が、球入口91からワープ通路90に入り、当該ワープ通路90内を通って、球出口92から放出されることで、パチンコ球がステージ50に誘導されるようになっている。
また、転動領域31c内の所定位置には、パチンコ球が入賞可能な一般入賞口35が上方に開口するポケット状に形成されている(本実施の形態では、遊技領域31bの左下部に複数の一般入賞口35が形成されている)。
以下、本実施の形態における可動演出装置100について図4〜図11を参照して詳細に説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態におけるパチンコ遊技機の可動演出装置を表面側からみた斜視図であり、図5は、同パチンコ遊技機の可動演出装置を背面側からみた斜視図であり、図6は、同パチンコ遊技機の可動演出装置のカバー部材を取り外した状態を背面側からみた斜視図であり、図7は、同パチンコ遊技機の可動演出装置の正面図であり、図8は、同パチンコ遊技機の可動演出装置の上面図であり、図9は、同パチンコ遊技機の可動演出装置の下面図であり、図10は、図7のA−A断面図であり、図11は、同パチンコ遊技機の可動演出装置におけるガイド部と係止凸部を示し、(a)は可動部材の移動時、(b)は可動部材の停止時を示す概略図である。
本実施の形態における可動演出装置100は、図3に示すように、開口部38の上方位置に配設されており(すなわち、センター装飾部材40の上部を構成している)、装飾体110が、実線で示す定常位置(上端位置)と、点線で示す移動位置(下端位置)との間を矢印方向Bに往復移動(往復スライド移動)する構成となっている。また、この可動演出装置100は、図4〜図11に示すように、装飾体110と第2固定部材としてのベース部材120、可動部材130、第1固定部材としてのカバー部材140を有する構成となっている。そして、この可動演出装置100は、装飾体110と一体的に形成された可動部材130が所定の位置で往復移動可能となっており、これにより装飾体110がベース部材120上の定常位置(可動演出装置100の装飾体110が実線で示す上端位置となる箇所)と移動位置(可動演出装置100の装飾体110が点線で示す下端位置となる箇所)の間を矢印方向Bに往復移動可能に構成されている。また、可動部材130が、相互に対向配置されるベース部材120とカバー部材140の間に配置されている。これにより、可動部材を、ベース部材120の対向面120aに沿わせた状態で、ベース部材120及びカバー部材140の対向面120a,140aと平行な方向に往復移動可能に保持している。なお、図4〜図10は、装飾体110が定常位置(上端位置)に停止している状態であり、図11(a)は、装飾体110が定常位置(上端位置)から移動位置(下端位置)に移動中の状態、図11(b)は、装飾体110が移動位置(下端位置)に停止している状態である。
以下、本実施の形態における可動演出装置100の機構について、図4〜図11を参照して説明する。
本実施の形態の第2固定部材としてのベース部材120は、装飾体110の背面側に所定の間隔を空けて配設されており、センター装飾部材40に固定されている。このベース部材120には、図6に示すように、可動部材(スライダ)130を往復移動させるための駆動源(モータ)122が配置されており、この駆動力を伝達するピニオンギア123が配置されている。
本実施の形態の可動部材130は、図10に示すように、装飾体110と略平行に配置されており、下端部から略L字状に延びた係合部135が装飾体110の下端部と係合しており、これにより、装飾体110と可動部材が一体に移動可能に固定されている。また、この可動部材130には、ベース部材120のピニオンギア123と歯合するラック132が上下方向(矢印方向B)に形成されており、駆動源122の駆動力が、ピニオンギア123を介してラック132に伝達され、ラック132が固定された可動部材130が上下方向(矢印方向B)にスライド移動するようになっており、これに伴い、装飾体110が定常位置(上端位置)と移動位置(下端位置)の間を上下方向(矢印方向B)にスライド移動するようになっている。
また、可動部材130には、図6に示すように、ガイドローラからなるガイド部131が形成されている。このガイド部131は、カバー部材140との対向面130aにカバー部材140に向けて突出しており、図11(a)に示すように、可動部材130が装飾体110の定常位置と移動位置の間を移動するときには、カバー部材140に当接して回動しながら可動部材130が遊技機の前後方向にガタつかないようにガイドするようになっている。また、ガイド部131は、装飾体110を移動位置に停止させたときに、ガイド部131を後述する係止凸部(凸部)141に当接させて可動部材130をベース部材120側に押圧するようになっている。
また、図6に示すように、可動部材130の対向面130aには、カバー部材140側に突出されて上下方向に延びるリブ133,134が設けられている。さらに、可動部材130の上端位置付近には、ガイドローラからなる第2ガイド部136が配置されている。この第2ガイド部136は、後述するカバー部材140のリブ142に当接するように配置されている。
本実施の形態の第1固定部材としてのカバー部材140は、図10に示すように、可動部材130を介してベース部材120と対向するように配置されており、可動部材130との対向面140aには、図8に示すように、可動部材130側に突出されて上下方向に延びるリブ142,143が形成されている。このリブ142,143は、前記した可動部材130のリブ133,134に沿うように形成されており、これにより、可動部材130の左右方向の配置位置を規定するようになっている。また、2つのリブのうちのリブ142については、可動部材130に配置された第2ガイド部136に当接するように配置されており、これにより、可動部材130が遊技機の左右方向にガタつかないようにガイドするようになっている。
また、図5,10に示すように、カバー部材140における装飾体110を移動位置(可動部材130の移動範囲の下端位置)に停止させたときにガイド部131が位置する停止箇所(図11(b)参照)には、本実施の形態の凸部としての係止凸部141が形成されている。この係止凸部141は、図11(b)に示すように、装飾体110を移動位置に停止させたときに、ガイド部131を係止凸部141に当接させて可動部材130をベース部材120側に押圧するものであり、可動部材130との対向面140aにおいて、可動部材130側に突出するものである。
図11(a),(b)に示すように、この係止凸部141には当接部147が形成されている。この当接部147は係止凸部141においてガイド部131が当接する箇所であり、突出量が漸増する傾斜状に形成されている。詳述すると、当接部147は、前記した停止箇所に近づくように(ここでは、上側から下側に)移動してきたガイド部131が係止凸部141に当接し始める位置(ここでは、当接部147が形成された最も上側の位置)からその先(下側の位置)に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されている。そして、ガイド部131の停止箇所に近づいてきたガイド部131が、図11(b)に示すように、傾斜状に形成された当接部147上を進む(ここでは、下側に進む)ように誘導されることで、ガイド部131が自然と第2固定部材としてのベース部材120側(すなわち、図11(b)の左側)に押圧される。これにより、可動部材130がベース部材120側に押圧されて、可動部材130が安定的に停止するように保持される。その結果、可動部材130と一体的に形成された装飾体110が移動位置で安定的に停止することができるものである。
このようなガイド部131及び係止凸部141の構成により、可動部材130を移動位置に安定的に停止させることができるようになっている。また、ガイド部131がガイドローラからなっており、係止凸部141の当接部147が傾斜状に構成されていることで、逆に停止状態から移動を開始する(上側に移動を開始する)際にも、ガイド部131がスムーズに係止凸部141との停止状態から解除できるようになっている。
以上のように、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10は、装飾体110と一体的に形成された可動部材130を、相互に対向配置されるカバー部材(第1固定部材)140とベース部材(第2固定部材)120の間に配置し、前記可動部材130を、前記カバー部材(第1固定部材)140及びベース部材(第2固定部材)120に沿って移動させることで、前記装飾体110を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置100を備え、前記可動部材130は、前記カバー部材(第1固定部材)140との対向面130aに、前記カバー部材(第1固定部材)140に向けて突出し、前記可動部材130の移動時に前記可動部材130をガイドするガイド部131を有しており、前記カバー部材(第1固定部材)140は、前記可動部材130との対向面140aに前記可動部材130に向けて突出し、前記装飾体110を前記移動位置に停止させたときに前記ガイド部131が位置する停止箇所に形成された係止凸部(凸部)141を有しており、前記係止凸部(凸部)141における前記ガイド部131が当接する当接部147は、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記ガイド部131が前記係止凸部(凸部)141に当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記ガイド部131が前記当接部147上を進むことで、前記ガイド部131を前記ベース部材(第2固定部材)120側に押圧するようになっているパチンコ遊技機(遊技機)10としたことを特徴とする。
そして、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10によれば、可動部材130の移動中はガイド部131がカバー部材(第1固定部材)140に当接しながら移動し、可動部材130が移動位置で停止中はガイド部131が係止凸部(凸部)141に係止されることで、可動部材130と一体に形成された装飾体110をガタつきなく安定的に移動できると共に安定的に停止することができるような構成を有する遊技機とすることができる。また、移動位置においてガイド部131を係止凸部141の当接部147に当接させて停止状態にさせる際に、係止凸部141の当接部147がガイド部131を誘導すると共にベース部材(第2固定部材)120側に押圧する傾斜状に形成されており、確実かつスムーズに可動部材130を移動位置で安定的に停止させることができるようになっている。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係るパチンコ遊技機10Aについて、図12を用いて説明する。なお、本実施の形態のパチンコ遊技機10Aは、下記のガイド部131Aと係止凸部121Aに関する構成以外は、前記した第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成に同じ符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態のパチンコ遊技機10Aでは、図12(a),(b)に示すように、可動演出装置100Aにおける第1固定部材としてのベース部材120Aに凸部としての係止凸部121Aが形成されており、可動部材130Aのこれに対向する面130bにガイド部131Aが形成されているものである。さらに、この係止凸部121Aには当接部127Aが形成されている。この当接部127Aは係止凸部121Aにおいてガイド部131Aが当接する箇所であり、突出量が漸増する傾斜状に形成されている。詳述すると、当接部127Aは、前記した停止箇所に近づくように(ここでは、上側から下側に)移動してきたガイド部131Aが係止凸部121Aに当接し始める位置(ここでは、当接部127Aが形成された最も上側の位置)からその先(下側の位置)に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されている。そして、ガイド部131Aの停止箇所に近づいてきたガイド部131Aが、図12(b)に示すように、傾斜状に形成された当接部127A上を進む(ここでは、下側に進む)ように誘導されることで、ガイド部131Aが自然と第2固定部材としてのカバー部材140A側(すなわち、図12(b)の右側)に押圧される。これにより、可動部材130Aがカバー部材140A側に押圧されて、可動部材130Aが安定的に停止するように保持される。その結果、可動部材130Aと一体的に形成された装飾体110が移動位置で安定的に停止することができるものである。
このようなガイド部131A及び係止凸部121Aの構成により、可動部材130Aを移動位置に安定的に停止させることができるようになっている。また、ガイド部131Aがガイドローラからなっており、係止凸部121Aの当接部127Aが傾斜状に構成されていることで、逆に停止状態から移動を開始する(上側に移動を開始する)際にも、ガイド部131Aがスムーズに係止凸部121Aとの停止状態から解除できるようになっている。
以上のように、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Aは、装飾体110と一体的に形成された可動部材130Aを、相互に対向配置されるベース部材(第1固定部材)120Aとカバー部材(第2固定部材)140Aの間に配置し、前記可動部材130Aを、前記ベース部材(第1固定部材)120A及び前記カバー部材(第2固定部材)140Aに沿って移動させることで、前記装飾体110を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置100Aを備え、前記可動部材130Aは、前記ベース部材(第1固定部材)120Aとの対向面130bに、前記ベース部材(第1固定部材)120Aに向けて突出し、前記可動部材130Aの移動時に前記可動部材130Aをガイドするガイド部131Aを有しており、前記ベース部材(第1固定部材)120Aは、前記可動部材130Aとの対向面120aに前記可動部材130Aに向けて突出し、前記装飾体110を前記移動位置に停止させたときに前記ガイド部131Aが位置する停止箇所に形成された係止凸部(凸部)121Aを有しており、前記係止凸部(凸部)121Aにおける前記ガイド部131Aが当接する当接部127Aは、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記ガイド部131Aが前記係止凸部(凸部)121Aに当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記ガイド部131Aが前記当接部127A上を進むことで、前記ガイド部131Aを前記カバー部材(第2固定部材)140A側に押圧するようになっているパチンコ遊技機(遊技機)10Aとしたことを特徴とする。
そして、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Aによれば、可動部材130Aの移動中はガイド部131Aがベース部材(第1固定部材)120Aに当接しながら移動し、可動部材130Aが移動位置で停止中はガイド部131Aが係止凸部(凸部)121Aに係止されることで、可動部材130Aと一体に形成された装飾体110をガタつきなく安定的に移動できると共に安定的に停止することができるような構成を有する遊技機とすることができる。また、移動位置においてガイド部131Aを係止凸部121Aの当接部127Aに当接させて停止状態にさせる際に、係止凸部121Aの当接部127Aがガイド部131Aを誘導すると共にカバー部材(第2固定部材)140A側に押圧する傾斜状に形成されており、確実かつスムーズに可動部材130Aを移動位置で安定的に停止させることができるようになっている。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係るパチンコ遊技機10Bについて、図13を用いて説明する。なお、本実施の形態のパチンコ遊技機10Bは、下記のガイド部141Bと係止凸部131Bに関する構成以外は、前記した第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成に同じ符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態のパチンコ遊技機10Bでは、図13(a),(b)に示すように、可動演出装置100Bにおける可動部材130Bに凸部としての係止凸部131Bが形成されており、第1固定部材としてのカバー部材140Bのこれに対向する面140aにガイド部141Bが形成されているものである。さらに、この係止凸部131Bには当接部137Bが形成されている。この当接部137Bは係止凸部131Bにおいてガイド部141Bが当接する箇所であり、突出量が漸増する傾斜状に形成されている。詳述すると、当接部137Bは、前記した停止箇所に近づくように(ここでは、上側から下側に)移動してきた係止凸部131Bがガイド部141Bに当接し始める位置(ここでは、当接部137Bが形成された最も下側の位置)からその先(上側の位置)に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されている。そして、図13(b)に示すように、係止凸部131Bの停止箇所に近づいてきた係止凸部131Bの傾斜状に形成された当接部137B上をガイド部141Bが進む(ここでは、相対的に上側に進む)ように誘導されることで、ガイド部141Bが自然と第2固定部材としてのベース部材120B側(すなわち、図13(b)の左側)に押圧される。これにより、可動部材130Bがベース部材120B側に押圧されて、可動部材130Bが安定的に停止するように保持される。その結果、可動部材130Bと一体的に形成された装飾体110が移動位置で安定的に停止することができるものである。
このようなガイド部141B及び係止凸部131Bの構成により、可動部材130Bを移動位置に安定的に停止させることができるようになっている。また、ガイド部141Bがガイドローラからなっており、係止凸部131Bの当接部137Bが傾斜状に構成されていることで、逆に停止状態から移動を開始する(上側に移動を開始する)際にも、ガイド部141Bがスムーズに係止凸部131Bとの停止状態から解除できるようになっている。
以上のように、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Bは、装飾体110と一体的に形成された可動部材130Bを、相互に対向配置されるカバー部材(第1固定部材)140Bとベース部材(第2固定部材)120Bの間に配置し、前記可動部材130Bを、前記カバー部材(第1固定部材)140B及びベース部材(第2固定部材)120Bに沿って移動させることで、前記装飾体110を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置100Bを備え、前記可動部材130Bは、前記カバー部材(第1固定部材)140Bとの対向面130aに、前記カバー部材(第1固定部材)140Bに向けて突出した係止凸部(凸部)131Bを有しており、前記カバー部材(第1固定部材)140Bは、前記可動部材130Bとの対向面140aにおける前記装飾体110を前記移動位置に停止させたときに前記係止凸部(凸部)131Bが位置する停止箇所に前記可動部材130Bに向けて突出し、前記可動部材130Bの移動時に前記可動部材130Bをガイドするガイド部141Bを有しており、前記係止凸部(凸部)131Bにおける前記ガイド部141Bが当接する当接部137Bは、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記係止凸部(凸部)131Bが前記ガイド部141Bに当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記係止凸部(凸部)131Bの前記当接部137B上を前記ガイド部141Bが進むことで、前記係止凸部(凸部)131Bを前記記ベース部材(第2固定部材)120B側に押圧するようになっているパチンコ遊技機(遊技機)10Bとしたことを特徴とする。
そして、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Bによれば、可動部材130Bの移動中はガイド部141Bが可動部材130Bに当接しながら移動し、可動部材130Bが移動位置で停止中はガイド部141Bが係止凸部(凸部)131Bに係止されることで、可動部材130Bと一体に形成された装飾体110をガタつきなく安定的に移動できると共に安定的に停止することができるような構成を有する遊技機とすることができる。また、移動位置において係止凸部131Bの当接部137Bをガイド部141Bに当接させて停止状態にさせる際に、ガイド部141Bに当接した係止凸部131Bの当接部137Bが係止凸部131Bを誘導すると共にベース部材(第2固定部材)120B側に押圧する傾斜状に形成されており、確実かつスムーズに可動部材130Bを移動位置で安定的に停止させることができるようになっている。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態に係るパチンコ遊技機10Cについて、図14を用いて説明する。なお、本実施の形態のパチンコ遊技機10Cは、下記のガイド部121Cと係止凸部131Cに関する構成以外は、前記した第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成に同じ符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態のパチンコ遊技機10Cでは、図14(a),(b)に示すように、可動演出装置100Cにおける可動部材130Cに凸部としての係止凸部131Cが形成されており、第1固定部材としてのベース部材120Cのこれに対向する面120aにガイド部121Cが形成されているものである。さらに、この係止凸部131Cには当接部137Cが形成されている。この当接部137Cは係止凸部131Cにおいてガイド部121Cが当接する箇所であり、突出量が漸増する傾斜状に形成されている。詳述すると、当接部137Cは、前記した停止箇所に近づくように(ここでは、上側から下側に)移動してきた係止凸部131Cがガイド部121Cに当接し始める位置(ここでは、当接部137Cが形成された最も下側の位置)からその先(上側の位置)に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されている。そして、図14(b)に示すように、係止凸部131Cの停止箇所に近づいてきた係止凸部131Cの傾斜状に形成された当接部137C上をガイド部121Cが進む(ここでは、相対的に上側に進む)ように誘導されることで、ガイド部1C1Cが自然と第2固定部材としてのカバー部材140C側(すなわち、図14(b)の右側)に押圧される。これにより、可動部材130Cがカバー部材140C側に押圧されて、可動部材130Cが安定的に停止するように保持される。その結果、可動部材130Cと一体的に形成された装飾体110が移動位置で安定的に停止することができるものである。
このようなガイド部121C及び係止凸部131Cの構成により、可動部材130Cを移動位置に安定的に停止させることができるようになっている。また、ガイド部121Cがガイドローラからなっており、係止凸部131Cの当接部137Cが傾斜状に構成されていることで、逆に停止状態から移動を開始する(上側に移動を開始する)際にも、ガイド部121Cがスムーズに係止凸部131Cとの停止状態から解除できるようになっている。
以上のように、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Cは、装飾体110と一体的に形成された可動部材130Cを、相互に対向配置されるベース部材(第1固定部材)120Cとカバー部材(第2固定部材)140Cの間に配置し、前記可動部材130Cを、前記ベース部材(第1固定部材)120C及び前記カバー部材(第2固定部材)140Cに沿って移動させることで、前記装飾体110を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置100Cを備え、前記可動部材130Cは、前記ベース部材(第1固定部材)120Cとの対向面130bに、前記ベース部材(第1固定部材)120Cに向けて突出した係止凸部(凸部)131Cを有しており、前記ベース部材(第1固定部材)120Cは、前記可動部材130Cとの対向面120aにおける前記装飾体110を前記移動位置に停止させたときに前記係止凸部(凸部)131Cが位置する停止箇所に前記可動部材130Cに向けて突出し、前記可動部材130Cの移動時に前記可動部材130Cをガイドするガイド部121Cを有しており、前記係止凸部(凸部)131Cにおける前記ガイド部121Cが当接する当接部137Cは、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記係止凸部(凸部)131Cが前記ガイド部121Cに当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記係止凸部(凸部)131Cの前記当接部137C上を前記ガイド部121Cが進むことで、前記係止凸部(凸部)131Cを前記記カバー部材(第2固定部材)140C側に押圧するようになっているパチンコ遊技機(遊技機)10Cとしたことを特徴とする。
そして、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Cによれば、可動部材130Cの移動中はガイド部121Cが可動部材130Cに当接しながら移動し、可動部材130Cが移動位置で停止中はガイド部121Cが係止凸部(凸部)131Cに係止されることで、可動部材130Cと一体に形成された装飾体110をガタつきなく安定的に移動できると共に安定的に停止することができるような構成を有する遊技機とすることができる。
また、移動位置において係止凸部131Cの当接部137Cをガイド部121Cに当接させて停止状態にさせる際に、ガイド部121Cに当接した係止凸部131Cの当接部137Cが係止凸部131Cを誘導すると共にカバー部材(第2固定部材)140C側に押圧する傾斜状に形成されており、確実かつスムーズに可動部材130Cを移動位置で安定的に停止させることができるようになっている。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態に係るパチンコ遊技機10Dについて、図15〜図16を用いて説明する。なお、本実施の形態のパチンコ遊技機10Dは、下記のガイド部131Dに関する構成以外は、前記した第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成に同じ符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態のパチンコ遊技機10Dでは、図15〜図16に示すように、可動演出装置100Dにおけるカバー部材140Dに係止凸部141Dが形成されており、可動部材130Dのこれに対向する面130aに、当該面に対して出没可能で、かつ、可動部材130Dとの間に介設されるばねFを有するガイド部131Dが形成されているものである。この構成により、可動部材130Dの移動中は、ガイド部131DがばねFの付勢力によりカバー部材140D側に付勢された状態でカバー部材140Dに当接し、可動部材130Dと一体的に形成された装飾体110をより安定して移動させることができる。また、移動位置においてガイド部131Dを係止凸部141Dの当接部147Dに当接させて停止状態にさせる際には、ガイド部131Dが係止凸部141Dの当接部147Dで誘導されてベース部材120D側に押される結果、ばねFが収縮方向に弾性変形し、その反発力(復元力)を利用して可動部材130Dをベース部材120D側に押圧することができる。さらに、停止状態から移動を開始する際には、ばねFの作用により、ガイド部131Dが係止状態から脱するのを補助することができ、よりスムーズに停止状態から解除できるようになっている。なお、符号Jは、ガイドローラからなるガイド部131Dを軸支する回転軸である。
以上のように、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Dは、前記した第1〜第4の実施の形態の構成に加え、可動演出装置100Dのガイド部131Dが、形成される部材130Dの面130aから出没自在に構成されており、かつ、対向する部材に向けて付勢するばね(付勢手段)Fを有しているパチンコ遊技機(遊技機)10Dとしたことを特徴とする。
そして、本実施の形態のパチンコ遊技機(遊技機)10Dによれば、ガイド部131Dが、形成される部材130Dの面130aから出没自在に構成されており、かつ、対向する部材に向けて付勢するばね(付勢手段)Fを有しているため、移動中及び停止中のガイド部131Dの押圧力がより強くなってしっかりと可動部材130Dを支持することができるので、可動部材130Dと一体に形成された装飾体110をよりガタつきなく安定的に移動できると共に安定的に停止することができるような構成を有する遊技機とすることができる。
なお、以上説明した各実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した実施の形態では、遊技機としてパチンコ遊技機を挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、パチスロ、アレンジボール等の他の遊技機にも適用可能である。
また、前記した第1〜第5の実施の形態では、係止凸部としてガイド部が係止可能な程度の突起状部が形成されていたが、本発明はこれらに限るものではなく、係止凸部として突起状部以外に、ローラ等、他のものが形成されていても良い。
また、前記した各実施の形態では、ガイド部としてガイドローラが形成されていたが、本発明はこれに限るものではなく、ガイド部としてガイドローラ以外のもの、例えば摺動可能な突起等が形成されていても良い。
また、前記した各実施の形態では、係止凸部が移動位置(下端位置)のみに形成されており、移動位置に達した可動部材を安定的に係止するように構成されていたが、本発明はこれに限るものではなく、係止凸部が定常位置(上端位置)に形成されていて、定常位置に停止した可動部材を安定的に係止するようになっていても良い。また、係止凸部が移動位置と定常位置の双方に形成されていて、双方の位置で可動部材を安定的に係止するようになっていても良い。
また、前記した実施の形態では、ガイド部を係止凸部に誘導すると共に可動部材を第2固定部材に押圧するための当接部として、係止凸部に傾斜を付けたものを有していたが、本発明はこれに限るものではなく、ガイド部側に当該ガイド部を係止凸部に誘導すると共に可動部材を第2固定部材に押圧するための当接部を有していても良いし、係止凸部とガイド部の双方に誘導及び押圧のための構成を有していても良い。
また、前記した実施の形態では、係止凸部に形成した当接部として、傾斜を付けたものを用いて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、同様の機能を有していれば、他の形状及び構造のものを適用しても良い。
10,10A,10B,10C,10D…パチンコ遊技機(遊技機)、100,100A,100B,100C,100D…可動演出装置、110…装飾体、120,120B,120D…ベース部材(第2固定部材)、120A,120C…ベース部材(第1固定部材)、121A,131B,131C,141,141D…係止凸部(凸部)、121C,131,131A,131D,141B…ガイド部、127A,137B,137C,147,147D…当接部、130,130A,130B,130C,130D…可動部材、140,140B,140D…カバー部材(第1固定部材)、140A,140C…カバー部材(第2固定部材)、F…ばね(付勢手段)

Claims (3)

  1. 装飾体と一体的に形成された可動部材を、相互に対向配置される第1固定部材と第2固定部材の間に配置し、前記可動部材を、前記第1固定部材及び前記第2固定部材に沿って移動させることで、前記装飾体を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置を備え、
    前記可動部材は、前記第1固定部材との対向面に、前記第1固定部材に向けて突出し、前記可動部材の移動時に前記可動部材をガイドするガイド部を有しており、
    前記第1固定部材は、前記可動部材との対向面に前記可動部材に向けて突出し、前記装飾体を前記定常位置及び/又は前記移動位置に停止させたときに前記ガイド部が位置する停止箇所に形成された凸部を有しており、
    前記凸部及びガイド部の一方における前記凸部及びガイド部の他方が当接する当接部は、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記ガイド部が前記凸部に当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記ガイド部が前記当接部上を進むことで、前記ガイド部を前記第2固定部材側に押圧するようになっていることを特徴とする遊技機。
  2. 装飾体と一体的に形成された可動部材を、相互に対向配置される第1固定部材と第2固定部材の間に配置し、前記可動部材を、前記第1固定部材及び前記第2固定部材に沿って移動させることで、前記装飾体を定常位置と移動位置の間で移動させる可動演出装置を備え、
    前記可動部材は、前記第1固定部材との対向面に、前記第1固定部材に向けて突出した凸部を有しており、
    前記第1固定部材は、前記可動部材との対向面における前記装飾体を前記定常位置及び/又は前記移動位置に停止させたときに前記凸部が位置する停止箇所に前記可動部材に向けて突出し、前記可動部材の移動時に前記可動部材をガイドするガイド部を有しており、
    前記凸部及びガイド部の一方における前記凸部及びガイド部の他方が当接する当接部は、前記停止箇所に近づくように移動してきた前記凸部が前記ガイド部に当接し始める位置からその先に掛けて突出量が漸増する傾斜状に形成されており、前記停止箇所に近づいてきた前記凸部の前記当接部上を前記ガイド部が進むことで、前記凸部を前記第2固定部材側に押圧するようになっていることを特徴とする遊技機。
  3. 前記ガイド部が、形成される部材の面から出没自在に構成されており、かつ、対向する部材に向けて付勢する付勢手段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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