JP2012248919A - フレーム中継装置、ネットワークシステム及びフレーム中継方法 - Google Patents

フレーム中継装置、ネットワークシステム及びフレーム中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】冗長プロトコルの動作に異常が発生した場合でも、フレームの周回が防止されるフレーム中継装置、ネットワークシステム及びフレーム中継方法を提供する。
【解決手段】フレーム中継装置の中継ユニットは、フレームに含まれる送信元MACアドレスがフォワーディングデータベースに登録されており、且つ、送信元MACアドレスと関連付けてフォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、フレームを受信したポートの番号と一致する場合に、フレームの転送を許可し、送信元MACアドレスがフォワーディングデータベースに登録されており、且つ、送信元MACアドレスと関連付けてフォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、フレームを受信したポートの番号と異なる場合に、フレームを受信したポートの番号をフォワーディングデータベースに登録せずに、フレームの転送を禁止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、フレーム中継装置、ネットワークシステム及びフレーム中継方法に関する。
イーサネット(登録商標)等の通信ネットワークシステムにおいては、フレームの伝送経路の冗長性を確保するために、複数のフレーム中継装置がリング型伝送路を構成するように相互に接続される。
リング型伝送路では、フレームの周回を防止するために、ITU−T G.8032等に規定されたリングプロトコルが採用される。リングプロトコルによれば、リング型伝送路を構成する複数のフレーム中継装置(スイッチングハブ)のうち1つがオーナーノードに設定され、オーナーノードのリングを構成するいずれか一方のポートがブロッキング状態に設定される。
また、複数のフレーム中継装置が、一部にリング型伝送路を含むように相互に接続される場合、フレームの周回を防止するために、スパニングツリープロトコルが用いられることもある。
これらリングプロトコルやスパニングツリープロトコル等の冗長性を確保するためのプロトコル(冗長プロトコル)が正常に動作していれば、フレームの不所望の周回が防止される。しかしながら、冗長プロトコルの動作に異常が発生した場合、フレームがリング型伝送路において無限周回してしまう。
そこで特許文献1は、冗長プロトコルの動作に異常が発生したときに、フレームの不所望の無限周回を防止するための方法として、LAN(ローカルエリアネットワーク)におけるループ抑止方式を開示している。このループ抑止方法によれば、加入者収容スイッチ及びコアスイッチは、コアネットワークを介して受信したフレームが、自己が転送したフレームと同一であると判断した場合、このフレームの転送を行わない。フレームが同一であるか否かは、コアネットワークで使用される転送元アドレスで判断される。
特開2004−304230号公報
特許文献1が開示するLANにおけるループ抑止方式によれば、フレームの無限周回は防止されるものと思われるが、フレームは少なくとも1周してしまうことになる。このため、伝送路の一部において無駄なフレームの転送が行われることになる。
本発明は上述した事情に基づいてなされ、その目的とするところは、冗長プロトコルの動作に異常が発生した場合でも、フレームの周回が防止されるフレーム中継装置、ネットワークシステム及びフレーム中継方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様によれば、複数のポートと、前記ポートによって受信されたフレームに含まれる送信元MACアドレスを、前記フレームを受信したポートの番号と関連付けて登録可能なフォワーディングデータベースと、前記フォワーディングデータベースを参照して、前記ポートによって受信されたフレームの転送の可否及び送信すべきポートを決定する中継ユニットとを備え、前記中継ユニットは、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されていない場合に、前記送信元MACアドレス及び前記フレームを受信したポートの番号を関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録するとともに、前記フレームの転送を許可し、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と一致する場合に、前記フレームの転送を許可し、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と異なる場合に、前記フレームを受信したポートの番号を前記フォワーディングデータベースに登録せずに、前記フレームの転送を禁止する、フレーム中継装置が提供される。
また、本発明の一態様によれば、上記フレーム中継装置によって構成されるリング型伝送路を備えるネットワークシステムが提供される。
更に、本発明の一態様によれば、複数のポートと、前記ポートによって受信されたフレームに含まれる送信元MACアドレスを、前記フレームを受信したポートの番号と関連付けて登録可能なフォワーディングデータベースと、前記フォワーディングデータベースを参照して、前記ポートによって受信されたフレームの転送の可否及び送信すべきポートを決定する中継ユニットとを備えるフレーム中継装置用のフレーム中継方法であって、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されていない場合に、前記送信元MACアドレス及び前記フレームを受信したポートの番号を関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録するとともに、前記フレームの転送を許可し、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と一致する場合に、前記フレームの転送を許可し、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と異なる場合に、前記フレームを受信したポートの番号を前記フォワーディングデータベースに登録せずに、前記フレームの転送を禁止する、フレーム中継方法が提供される。
本発明は、冗長プロトコルの動作に異常が発生した場合でも、フレームの周回が防止されるフレーム中継装置、ネットワークシステム及びフレーム中継方法を提供する。
第1実施形態のLANシステムの構成を概略的に示す図である。 図1のLANシステムに用いられるフレーム中継装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図2のフレーム中継装置がMACフレームを転送する際に実行する処理を説明するためのフローチャートである。 図1のLANシステムにおいて、リングプロトコルが正常に動作しているときの、MACフレームの流れとFDBの登録内容を説明するための図である。 図1のLANシステムにおいて、リングプロトコルの動作に異常が発生したときの、MACフレームの流れとFDBの登録内容を説明するための図である。 第2実施形態の広域ネットワークシステムの構成を概略的に示す図である。 第2実施形態の広域ネットワークシステムにおけるPB網の構成を概略的に示す図である。 第2実施形態の広域ネットワークシステムにおける、ユーザ網の接続先の変更を説明するための図である。 第3実施形態の広域ネットワークシステムの構成を概略的に示す図である。 第3実施形態の広域ネットワークシステムにおけるPBB網の構成を概略的に示す図である。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態のLAN(ローカルエリアネットワーク)システム10の構成を概略的に示す図である。
LANシステム10は、例えば、事業所内に設置される。LANシステム10は、事業所内のPC(パーソナルコンピュータ)からなるユーザ端末12同士の間や、ユーザ端末12とサーバマシン(図示せず)との間を、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルにてレイヤ2レベルで接続する。
なお、本実施形態では、第1ユーザ端末12a、第2ユーザ端末12b、第3ユーザ端末12c、及び、第4ユーザ端末12dの4つのユーザ端末12が、LANシステム10を介して相互に接続されているものとする。また、第1ユーザ端末12a、第2ユーザ端末12b、第3ユーザ端末12c、及び、第4ユーザ端末12dには、MACアドレスとして、「a」、「b」、「c」、及び、「d」がそれぞれ設定されているものとする。
LANシステム10は、複数のフレーム中継装置(MACブリッジング装置/スイッチングハブ)14を有する。本実施形態では、LANシステム10は、例えば第1フレーム中継装置14a、第2フレーム中継装置14b、第3フレーム中継装置14c、及び、第4フレーム中継装置14dの4つのフレーム中継装置14を有するものとする。
各フレーム中継装置14は、複数のポート16を有する。本実施形態では、各フレーム中継装置14は、例えば、第1ポート16a、第2ポート16b、及び、第3ポート16cの3つのポート16を有するものとする。第1ポート16a、第2ポート16b、及び、第3ポート16cの番号は、それぞれ、「1」、「2」、及び「3」であるものとする。
フレーム中継装置14は、リング型伝送路を構成するように、伝送媒体を用いて接続されている。具体的には、図1では、隣り合うフレーム中継装置14の第1ポート16aと第2ポート16bが相互に接続されている。そして、第3ポート16cは、ユーザ端末12に接続されている。
なお、第1フレーム中継装置14a、第2フレーム中継装置14b、第3フレーム中継装置14c、及び、第4フレーム中継装置14dは、第1ユーザ端末12a、第2ユーザ端末、第3ユーザ端末12c、及び、第4ユーザ端末12dにそれぞれ接続されている。
図2は、フレーム中継装置14の概略的な構成を示すブロック図である。
フレーム中継装置14のポート16は、OSI参照レベルでの物理層を担当し、例えば、ポート16の数と同じ数の物理的なコネクタと、コネクタが接続される1つのインターフェースLSI(大規模集積回路)によって構成される。
各ポート16は、例えば通信用LSIからなる中継ユニット18に接続されており、受信したMAC(Media Access Control)フレームを中継ユニット18に入力する。一方、各ポート16は、中継ユニット18が出力したMACフレームを、接続先に向けて送信する。
例えばフレーム中継装置14は、IEEE802.1Q規格に準拠しており、フレーム中継装置14によって転送されるMACフレームは、VLAN(仮想LAN)タグを含む。
中継ユニット18はメモリ20に接続され、中継ユニット18及びメモリ20は、互いに協働して、OSI参照レベルでのデータリンク層を担当する。つまり、中継ユニット18及びメモリ20は、ポート16から入力されたMACフレームの宛先を決定し、宛先に応じて、MACフレームをポート16に向けて出力する。
より詳しくは、中継ユニット18は、機能でみたときに、学習部22、検索部24、FDB管理部26、リング管理部28を有し、メモリ20は、FDB(フォワーディングデータベース)30、及び、リング管理DB(データベース)32を記憶している。
〔リング管理部〕
リング管理部28は、リングプロトコルを実行するように構成され、例えば、制御フレームの送受信、制御フレームの受信不能による障害発生の検知、障害発生検知時に、ブロッキングポートをブロッキング状態からフォワーディング状態へと遷移させる役割を担う。
リング管理部28によれば、リング型伝送路が正常であれば、ブロッキングポートとして選択された1つのポート16がブロッキング状態に設定される。ブロッキング状態に設定されたポート16では、MACフレームの送受信が禁止される。そして、リング管理部28は、リング型伝送路に障害が発生すれば、ブロッキングポートをブロッキング状態からフォワーディング状態に遷移させる。フォワーディング状態のポートでは、フレームの送受信が許可される。
リング管理DB32は、リング管理部28によって検出されたリング型伝送路の状態を記憶する。また、リング管理DB32は、リングを構成する2つのポートに設定されたポート16も記憶する。
リングを構成するポートの設定は、例えば、LANシステム10又はリング型伝送路の管理者によって行われる。リングを構成するポートの設定は、VLAN毎に行うことができ、これにより負荷分散を図ることもできる。
〔FDB〕
FDB30には、VID(VLAN IDdentifier)、MACアドレス、及び、ポート16の番号を、相互に関連付けられた1組の登録内容として、登録可能である。なお、VIDは、VLANの識別番号である。
〔FDB管理部〕
FDB管理部26は、FDB30の各登録内容について、登録からの経過時間を計測し、経過時間が所定の時間(エージング時間)に達すると、登録を消去する。つまり、FDB30の登録内容は消去可能であり、登録からエージング時間の経過後に消去される。エージング時間は、例えばIEEE802.1Qが推奨するデフォルト値は300秒であり、管理者により変更可能である。
〔学習部〕
学習部22は、ポート16によって受信された処理対象のMACフレームに含まれるVID及び送信元MACアドレス(SA)を読み込み、FDB30内で、読み込んだ送信元MACアドレスを検索する。つまり、学習部22は、FDB30に読み込んだ送信元MACアドレスが登録されているか否かを判定する。
そして、学習部22は、検索の結果に応じて、以下の(1)〜(3)の動作のうち何れか1つを選択する。
(1)送信元MACアドレス未登録の場合
検索の結果、送信元MACアドレスがFDB30に登録されていない場合、学習部22は、読み込んだVID、送信元MACアドレス及び受信したポート16の番号を関連付けてFDB30に新規登録する。この新規登録に対し、FDB管理部26は、エージングタイマを設定し、登録からの経過時間の計測を開始する。そして、学習部22は、MACフレームの転送を許可する。
(2)送信元MACアドレス登録済み且つポート番号不一致の場合
検索の結果、送信元MACアドレスがFDB30に登録されており、且つ、送信元MACアドレスと関連付けてFDB30に登録されているポート16の番号(登録済みポート番号)が、受信したポート16の番号(受信ポート番号)と異なる場合、学習部22は、読み込んだ送信元MACアドレス及び受信ポート番号をFDB30に登録することなく、処理対象のMACフレームを破棄する。つまり、学習部22は、MACフレームの転送を禁止する。
(3)送信元MACアドレス登録済み且つポート番号一致の場合
検索の結果、送信元MACアドレスがFDB30に登録されており、且つ、登録済みポート番号が受信ポート番号と一致する場合、学習部22は、読み込んだ送信元MACアドレス及び受信ポート番号の登録内容を更新する。登録内容を更新するとは、FDB管理部26に、エージングタイマの経過時間を零にリセットさせることを意味する。そして、学習部22は、処理対象のMACフレームの転送を許可する。
〔検索部〕
検索部24は、学習部22によって転送が許可されたMACフレームの宛先MACアドレス(DA)を読み込む。そして、検索部24は、FDB30を参照して、MACフレームの出力先となるポート16を特定する。そして、MACフレームは、検索部24によって特定されたポート16から送信される。
なお、リングのブロッキングポートに選択されているポート16からは、当該ポート16がブロッキング状態にあるときには、MACフレームは送信されない。
〔フレーム中継装置の動作〕
以下、図3を参照して、フレーム中継装置14がMACフレームを受信したときに行う、MACフレームの中継方法を説明する。
まず、学習部22は、ポート16によって受信された処理対象のMACフレームに含まれるVID及び送信元MACアドレス(SA)を読み込み(ステップS10)、FDB30内で、読み込んだ送信元MACアドレスを検索する(ステップS12)。そして、学習部22は、検索の結果を判定する(ステップS14)。
ステップS14の判定の結果、送信元MACアドレスがFDB30に登録されていない場合(Noの場合)、学習部22は、受信したポート16の番号と関連付けて、読み込んだVID及び送信元MACアドレスをFDB30に新規登録する(ステップS16)。
新規登録が行われると、FDB管理部26は、当該新規登録に対して、エージングタイマを設定し、経過時間の計測を開始する(ステップS18)。
それから、検索部24が、MACフレームに含まれる宛先MACアドレスを読み込み、MACフレームをユニキャストにて送信するか否かを判定する(ステップS20)。則ち、宛先MACアドレスが、単一の宛先を示すユニキャストアドレスであるか否かを判定する。
ステップS20の判定の結果、宛先MACアドレスがユニキャストアドレスではなく、マルチキャストアドレスである場合(Noの場合)、同一のVIDに属する、受信したポート16を除く全てのポート16が出力先として選択され、選択された各ポート16からMACフレームが送信される(ステップS22)。
一方、ステップS20の判定の結果、宛先MACアドレスがユニキャストアドレスである場合(Yesの場合)、検索部24は、宛先MACアドレスがFDB30に登録されているか検索する(ステップS24)。
この後、検索結果が判定され(ステップS26)、宛先MACアドレスが登録されていない場合(Noの場合)、ステップS22が実行される。
一方、ステップS26の判定の結果、宛先MACアドレスが登録されている場合(Yesの場合)、宛先MACアドレスと関連付けてFDB30に登録されているポート16が出力先として選択され、選択されたポート16からMACフレームが送信される(ステップS28)。
かくして、ステップS22又はステップS28が実行され、MACフレームが転送されると、フレーム中継装置14でのMACフレームの中継方法が終了する。
他方、ステップS14の判定の結果、送信元MACアドレスがFDB30に登録されている場合(Yesの場合)、MACフレームを受信したポート16の番号(受信ポート番号)が、送信元MACアドレスに関連付けてFDB30に登録されているポート16の番号(登録ポート番号)に一致するか否かを、学習部22が判定する(ステップS28)。
ステップS28の判定の結果、受信ポート番号が登録ポート番号に一致した場合(Yesの場合)、登録内容が更新される。則ち、FDB管理部26は、当該登録内容について、エージングタイマの経過時間をゼロに設定し、経過時間の計測を再度開始する(ステップS30)。この後、ステップS20が実行される。
ステップS28の判定の結果、受信ポート番号が登録ポート番号と異なる場合(Noの場合)、FDB30の登録内容については何も変更されることはなく、学習部22は、MACフレームを破棄するとともに、必要に応じて警告を発する(ステップS32)。
〔LANシステムの動作〕
以下、上述した上述したLANシステム10の動作について、第3ユーザ端末12cが第1ユーザ端末12aに向けてMACフレームを送信したときを例に、場合分けして説明する。
1.リングプロトコル正常動作時
まず、リングプロトコルが正常に動作しており、オーナーノードの一方のポートがブロッキング状態にある場合について説明する。なお、図1中の通行止めの記号40が、第1フレーム中継装置14aの第1ポート16aが、ブロッキングポートとしてブロッキング状態にあることを示している。
(1)未学習
図1は、第3ユーザ端末12cが第1ユーザ端末12aにMACフレームを初めて送信した場合であって、4つのフレーム中継装置14のいずれも第1ユーザ端末12aのMACアドレスである「a」を学習していない場合のMACフレームの流れを示している。
図1に示すように、フレーム中継装置14が第1ユーザ端末12aのMACアドレスを学習しておらず、FDB30に第1ユーザ端末12aのMACアドレスが登録されていない場合、各フレーム中継装置14は、同じVIDに属する、受信したポート以外の全てのポート16からMACフレームをマルチキャスト送信する。
ただし、第1フレーム中継装置14aの第1ポート16aは、ブロッキングポートに設定されているので、MACフレームの送受信を行わない。このため、図1において時計回り及び反時計回りの各々の方向に流れるMACフレームが、リング型伝送路を周回することはない。
このMACフレームの転送によって、各フレーム中継装置14のFDB30には、図4に示したように、VID及び受信したポート16の番号と関連付けて、送信元MACアドレスとしての「c」が登録される。従って、以後、エージング時間の経過によって登録が消去されない限り、第3ユーザ端末12cを宛先とするMACフレームは、各フレーム中継装置14によって、ユニキャストにて転送される。
2.リングプロトコル異常動作時
以下、ソフト上又はハードウェア上の何らかの問題発生によりリングプロトコルの動作に異常が発生し、ブロッキングポートのブロッキング状態が不所望に解除されてしまった場合について説明する。
(1)学習済みの場合
図4に示したように各フレーム中継装置14が、第3ユーザ端末12cのMACアドレスである「c」を学習した後に、ブロッキングポートのブロッキング状態が不所望に解除され、そして、第3ユーザ端末12cが第1ユーザ端末12aに向けてフレームを送信したとする。なおこの場合も、各フレーム中継装置14は、宛先の第1ユーザ端末12aのMACアドレスである「a」を学習していないものとする。
この場合、図5に示したように、時計回りに流れているMACフレームが、第4フレーム中継装置14dから送信されると、ブロッキング状態を解除された第1フレーム中継装置14aの第1ポート16aによって受信される。
しかし、第1フレーム中継装置14aの第1ポート16aによって受信されたMACフレームの送信元MACアドレスは、第1フレーム中継装置14aのFDB30に既に登録されており、且つ、受信ポート番号は登録ポート番号と一致しない。このため、このMACフレームは破棄され、転送されない。
つまり、図5でみて、マルチキャスト送信により生じた時計回りのMACフレームの流れは、第1フレーム中継装置14aにて止まり、リング型伝送路を周回することはない。
また、この場合、反時計回りに流れるMACフレームが、ブロッキング状態を解除された第1フレーム中継装置14aの第1ポート16aから、第4フレーム中継装置14dに向けて送信される。
しかし、第4フレーム中継装置14dの第2ポート16bによって受信されたMACフレームの送信元MACアドレスは、第4フレーム中継装置14dのFDB30に既に登録されており、且つ、受信ポート番号は登録ポート番号と一致しない。このため、このMACフレームは破棄され、転送されない。
つまり、図5でみて、マルチキャスト送信により生じた反時計回りのMACフレームの流れは、第4フレーム中継装置14dにて止まり、リング型伝送路を周回することはない。
なおこの場合、各フレーム中継装置14が転送しているMACフレームに関しては、送信元MACアドレスである「c」がFDB30に登録済みであり、且つ、受信ポート番号が登録ポート番号に一致している。このため、各フレーム中継装置14において、送信元MACアドレスである「c」を含むFDB30の登録内容についてのエージングタイマの経過時間が零に再設定される。従って、送信元MACアドレスである「c」を含むFDB30の登録内容が消去されるまでの時間が延長される。
(2)未学習の場合
図1に示したように各フレーム中継装置14が、第3ユーザ端末12c及び第1ユーザ端末12aのMACアドレスである「c」及び「a」を学習していない時に、ブロッキングポートのブロッキング状態が不所望に解除され、そして、第3ユーザ端末12cが第1ユーザ端末12aに向けてMACフレームを送信したとする。
その上で、マルチキャスト送信により生じた反時計回りのMACフレームの流れが、時計回りのMACフレームの流れよりも先に、第1フレーム中継装置14aに到着したものとする。ただし、時計回りのMACフレームの流れは、第4フレーム中継装置14dには、反時計回りのMACフレームの流れよりも先に到着しているものとする。
この場合、図5の場合と同様に、第1フレーム中継装置14aは、先に到着した反時計回りに流れるMACフレーム、則ち、第2ポート16bによって受信されたMACフレームに含まれる送信元MACアドレスである「c」及び受信ポート番号である「2」をFDB30に登録し、当該MACフレームの転送を許可する。
そしてこの登録の後、時計回りに流れるMACフレームが、第1フレーム中継装置14aの第1ポート16aによって受信されると、当該MACフレームの送信元MACアドレスである「c」がFDB30に登録済みであり、且つ、受信ポート番号である「1」が登録ポート番号である「2」に一致しないので、当該時計回りのMACフレームは破棄される。
つまり、図5でみて、マルチキャスト送信により生じた時計回りのMACフレームの流れは、第1フレーム中継装置14aにて止まり、リング型伝送路を周回することはない。
また、この場合、反時計回りに流れるMACフレームが、ブロッキング状態を解除された第1フレーム中継装置14aの第1ポート16aから、第4フレーム中継装置14dに向けて送信される。
しかし、時計回りのMACフレームが先に第4フレーム中継装置14dの第1ポート16aによって受信されており、送信元MACアドレスである「c」及び受信ポート番号である「1」が既に第4フレーム中継装置14dのFDB30に登録されている。このため、第4フレーム中継装置14dの第2ポート16bによって受信されたMACフレームの送信元MACアドレスは、第4フレーム中継装置14dのFDB30に既に登録されており、且つ、受信ポート番号は登録ポート番号と一致しない。
よって、反時計回りのMACフレームは第4フレーム中継装置14dにて破棄され、転送されない。つまり、図5でみて、マルチキャスト送信により生じた反時計回りのMACフレームの流れは、第4フレーム中継装置14dにて止まり、リング型伝送路を周回することはない。
なお、時計回りのMACフレームが、反時計回りのMACフレームよりも先に第1フレーム中継装置14aに到着すれば、第1フレーム中継装置14aのFDB30に登録されるポート16の番号は、第1ポート16aの「1」になる。
以上説明したように、第1実施形態のLANシステム10によれば、リングプロトコルが正常に動作している時には、リングプロトコルの機能によって、リング型伝送路におけるMACフレームの周回が防止される。このため、不所望の通信の増大が防止され、LANシステム10は安定に動作する。
一方、第1実施形態のLANシステム10によれば、リングプロトコルの動作に異常が発生したとしても、簡単な構成にて、MACフレームがリング型伝送路内を周回することが確実に防止される。このため、不所望の通信が増大して通信障害が発生することが防止される。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は類似の構成については、同一の名称又は符号を付して、詳細な説明を省略する。
図6は、第2実施形態の広域ネットワークシステム100の概略的な構成を示している。広域ネットワークシステム100は、複数のユーザ網102と、ユーザ網102間をOSI参照モデルにてレイヤ2レベルで接続するPB(プロバイダーブリッジ)網104とからなる。
各ユーザ網102は、例えば、第1実施形態のLANシステム10によって構成される。
一方、PB網104は、例えば通信事業者によって広域に渡って設置され、図7に示すように、複数のフレーム中継装置106を有する。フレーム中継装置106の少なくとも一部は、リング型伝送路を構成するように接続される。フレーム中継装置106は、第1実施形態のフレーム中継装置14と同様の構成及び機能を有するとともに、更に、IEEE802.1ad規格に準拠している。このため、PB網104では、サービスVLANタグが付与されたMACフレームが転送される。
第2実施形態の広域ネットワークシステム100においても、各フレーム中継装置106が、図3のフローチャートに示されるMACフレームの中継方法を実行する。このため、リングプロトコルの動作に異常が発生したとしても、簡単な構成にて、MACフレームがPB網104内のリング型伝送路を周回することが確実に防止される。このため、不所望の通信が増大して通信障害が発生することが防止される。
また、第2実施形態の広域ネットワークシステム100においては、任意のユーザ網102について、例えば図7及び図8中の左下側のユーザ網102について、接続若しくは収容されるフレーム中継装置106を物理的に変更した場合でも、変更後に当該ユーザ網102から送信されるMACフレームの転送が行われないという不都合が抑制される。
すなわち、一般的には、物理的な接続先の変更に要する時間は、エージング時間である例えば300秒よりも長い。従って、変更の間に、各フレーム中継装置106のFDB30における、接続先が変更されたユーザ網102に含まれるユーザ端末12の登録内容がエージングタイマの機能によって消去される。この結果、変更後に当該ユーザ端末12によって送信されたMACフレームは、各フレーム中継装置106において適宜転送が許可される。
なお、変更に要する時間がエージング時間よりも短く、各フレーム中継装置106のFDB30において、変更の間にユーザ端末12の登録内容が消去されていない場合、ユーザ端末12から送信されるMACフレームの転送が一時的に禁止される。たとえそうであっても、各フレーム中継装置106では、変更前のユーザ端末12の登録内容に係るエージングタイマがリセットされることはなく、エージング時間の経過後に登録内容が消去される。この結果、当該ユーザ端末12によって送信されたMACフレームは、各フレーム中継装置106において適宜転送が許可されるようになる。
ただし、フレーム中継装置106のポート16がリンクダウンした場合、通常、リンクダウンしたポート16に係るFDB30の登録内容が消去される。従って、同一のフレーム中継装置106内で接続先のポート16を変更するような場合には、リンクダウンが検出されて、FDB30から、変更前のユーザ端末12の登録内容が消去される。このため、エージング時間が経過していなくても、リンクダウンが検出されていれば、接続先の変更後に、ユーザ端末12から送信されるMACフレームの転送が許可される。
また、FDB30の登録内容については、PB網104やネットワーク中継装置106の管理者が手動により適宜変更可能である。従って、管理者が、接続先の変更前のユーザ端末12の登録内容をFDB30から手動で消去すれば、エージング時間の経過を待つまでもなく、ユーザ端末12から送信されるMACフレームの転送が、接続先の変更後から速やかに許可される。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態について説明する。なお、第1及び第2実施形態と同一又は類似の構成については、同一の名称又は符号を付して、詳細な説明を省略する。
図9は、第3実施形態の広域ネットワークシステム200の概略的な構成を示している。広域ネットワークシステム200は、複数のユーザ網102と、ユーザ網102に接続されたPB網104と、PB網104間をOSI参照モデルにてレイヤ2レベルで接続するPBB(プロバイダーバックボーンブリッジ)網202とからなる。
PBB網202も、例えば通信事業者によって設置される。図10に示したように、PBB網202は、複数のフレーム中継装置(エッジスイッチ)206と、複数のフレーム中継装置(コアスイッチ)208とを備える。
エッジスイッチ206は、PBB網202の境界に配置され、PB網104とコアスイッチ208との間のフレームの転送を行う。PBB網202内では、MAC−in−MAC方式にてMACフレームが転送される。このため、エッジスイッチ206は、第1実施形態のフレーム中継装置14と同様の構成及び機能を有するとともに、更に、IEEE802.1ah規格のPBB方式に準拠している。
従って、PB網104からPBB網202内に入って来たMACフレームは、エッジスイッチ206によって、PBB網202内で固有のMACアドレスを用いたバックボーン送信元MACアドレス(B−SA)及びバックボーン宛先MACアドレス(B―DA)が付与されてカプセル化される。逆に、PBB網202からPB網104へと出て行くMACフレームは、エッジスイッチ206によって、バックボーン送信元MACアドレス(B−SA)及びバックボーン宛先MACアドレス(B―DA)が外されてデカプセル化される。
エッジスイッチ206は、IEEE802.1Q規格の送信元MACアドレス(SA)及び宛先MACアドレス(SA)を用いて、図3のMACフレームの中継方法のように、FDB30の登録内容に基づくMACフレームの転送の許可又は禁止を実行可能である。
また、エッジスイッチ206は、送信元MACアドレス(SA)及び宛先MACアドレス(SA)に代えて、IEEE802.1ah規格のバックボーン送信元MACアドレス(B−SA)及びバックボーン宛先MACアドレス(B―DA)を用いて、図3のMACフレームの中継方法のように、FDB30の登録内容に基づくMACフレームの転送の許可又は禁止を実行してもよい。
なお、エッジスイッチ206がリング型伝送路を構成していない場合、エッジスイッチ206は、必ずしも図3のようなMACフレームの中継方法を実行することはなく、通常のMACフレームの中継方法を実行してもよい。
一方、コアスイッチ208は、コアスイッチ網210を構成しており、コアスイッチ208の少なくとも一部は、リング型伝送路を構成するように接続される。
コアスイッチ208は、第1実施形態のフレーム中継装置14と同様の構成及び機能を有するとともに、更に、IEEE802.1ad規格又はIEEE802.1ah規格に準拠している。
コアスイッチ208は、少なくともIEEE802.1ad規格に準拠していれば、IEEE802.1ah規格のバックボーン送信元MACアドレス(B−SA)及びバックボーン宛先MACアドレス(B―DA)を用いて、図3のようなMACフレームの中継方法を行うことができる。
かくして、第3実施形態の広域ネットワークシステム200においても、各フレーム中継装置206,208が、図3のフローチャートに示されるようなMACフレームの中継方法を実行する。このため、リングプロトコルの動作に異常が発生したとしても、簡単な構成にて、MACフレームがPBB網202のリング型伝送路内を周回することが確実に防止される。このため、不所望の通信が増大して通信障害が発生することが防止される。
本発明は、上述した第1乃至第3実施形態に限定されることなく、第1乃至第3実施形態に適宜変更を加えた形態や、これらの形態を組み合わせた形態も含む。
例えば、上述した第1乃至第3実施形態では、冗長プロトコルとして、リングプロトコルが採用されていたが、IEEE802.1D規格で規定されたスパニングツリープロトコルを採用してもよい。
また、上述した第1実施形態では、リング型伝送路を構成するフレーム中継装置14のみ、図3のMACフレームの中継方法を実行しているが、リング型伝送路に属さないフレーム中継装置が、図3のMACフレームの中継方法を実行するようにしてもよい。
この場合、リング型伝送路の外部においても不所望のMACフレームを破棄することができる。
上述した第3実施形態では、MAC−in−MAC方式として、PBB方式を採用したけれども、EoE(イーサネットオーバイーサネット:イーサネットは登録商標)方式を採用してもよい。
最後に、上述した第1乃至第3実施形態で用いられている装置の具体的な構成や処理手順はいずれも好ましいものであって、これらに限定されることはないのは勿論である。
10 LANシステム
12 ユーザ端末
14 フレーム中継装置
16 ポート
18 中継ユニット
20 メモリ
22 学習部
24 検索部
26 FDB管理部
28 リング管理部
30 FDB(フォワーディングデータベース)

Claims (7)

  1. 複数のポートと、
    前記ポートによって受信されたフレームに含まれる送信元MACアドレスを、前記フレームを受信したポートの番号と関連付けて登録可能なフォワーディングデータベースと、
    前記フォワーディングデータベースを参照して、前記ポートによって受信されたフレームの転送の可否及び送信すべきポートを決定する中継ユニットとを備え、
    前記中継ユニットは、
    前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されていない場合に、前記送信元MACアドレス及び前記フレームを受信したポートの番号を関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録するとともに、前記フレームの転送を許可し、
    前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と一致する場合に、前記フレームの転送を許可し、
    前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と異なる場合に、前記フレームを受信したポートの番号を前記フォワーディングデータベースに登録せずに、前記フレームの転送を禁止する、
    フレーム中継装置。
  2. 前記フォワーディングデータベースに登録されている送信元MACアドレス及び前記フレームを受信したポートの番号は、登録からの経過時間がエージング時間を超えると消去され、
    前記ポートがフレームを受信した場合に、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と一致する場合に、前記経過時間がリセットされる、
    請求項1に記載のフレーム中継装置。
  3. 前記フレーム中継装置は、リングプロトコルに従って、前記ポートのうち何れか1つをブロッキングポートに設定するリング管理部を備える、
    請求項1又は2に記載のフレーム中継装置。
  4. 請求項3に記載のフレーム中継装置によって構成されるリング型伝送路を備えるネットワークシステム。
  5. 前記リング型伝送路のうち少なくとも一つでは、MAC−in−MAC方式にてMACフレームの転送が行われる、
    請求項4に記載のネットワークシステム。
  6. 複数のポートと、
    前記ポートによって受信されたフレームに含まれる送信元MACアドレスを、前記フレームを受信したポートの番号と関連付けて登録可能なフォワーディングデータベースと、
    前記フォワーディングデータベースを参照して、前記ポートによって受信されたフレームの転送の可否及び送信すべきポートを決定する中継ユニットとを備えるフレーム中継装置用のフレーム中継方法であって、
    前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されていない場合に、前記送信元MACアドレス及び前記フレームを受信したポートの番号を関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録するとともに、前記フレームの転送を許可し、
    前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と一致する場合に、前記フレームの転送を許可し、
    前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と異なる場合に、前記フレームを受信したポートの番号を前記フォワーディングデータベースに登録せずに、前記フレームの転送を禁止する、
    フレーム中継方法。
  7. 前記フォワーディングデータベースに登録されている送信元MACアドレス及び前記フレームを受信したポートの番号は、登録からの経過時間がエージング時間を超えると消去され、
    前記ポートがフレームを受信した場合に、前記フレームに含まれる送信元MACアドレスが前記フォワーディングデータベースに登録されており、且つ、前記送信元MACアドレスと関連付けて前記フォワーディングデータベースに登録されているポートの番号が、前記フレームを受信したポートの番号と一致する場合に、前記経過時間がリセットされる、
    請求項6に記載のフレーム中継方法。
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