JP2012248400A - 膜電極接合体および燃料電池 - Google Patents

膜電極接合体および燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】触媒層の活性低下を抑制しつつ、膜電極接合体を構成する電解質膜の耐溶媒性および耐膨潤性を向上させる。
【解決手段】複数の膜電極接合体20は基材30に設けられた開口部32に形成されている。各膜電極接合体20は、電解質膜22と、電解質膜22の一方の面に設けられたカソード保護層23/カソード触媒層24と電解質膜22の他方の面に設けられたアノード保護層25/アノード触媒層26とを含む。電解質膜22はアパタイト成分82を含む。カソード保護層23およびアノード保護層25は、それぞれリン酸種吸着成分を含む。カソード保護層23に形成された亀裂部はポリマーで塞がれている。また、アノード保護層25に形成された亀裂部はポリマーで塞がれている。
【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池に関する。より具体的には、本発明はキャスト法によって電解質膜が形成された燃料電池に関する。
燃料電池は水素と酸素とから電気エネルギを発生させる装置であり、高い発電効率を得ることができる。燃料電池の主な特徴としては、従来の発電方式のように熱エネルギや運動エネルギの過程を経ない直接発電であるので、小規模でも高い発電効率が期待できること、窒素化合物等の排出が少なく、騒音や振動も小さいので環境性が良いことなどが挙げられる。このように、燃料電池は燃料のもつ化学エネルギを有効に利用でき、環境にやさしい特性を持っているので、21世紀を担うエネルギ供給システムとして期待され、宇宙用から自動車用、携帯機器用まで、大規模発電から小規模発電まで、種々の用途に使用できる将来有望な新しい発電システムとして注目され、実用化に向けて技術開発が本格化している。
中でも、固体高分子形燃料電池は、他の種類の燃料電池に比べて、作動温度が低く、高い出力密度を持つ特徴が有り、特に近年、携帯機器(携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA、MP3プレーヤ、デジタルカメラあるいは電子辞書、電子書籍など)の電源への利用が期待されている。携帯機器用の固体高分子形燃料電池としては、複数の単セルを平面状に配列した平面配列型の燃料電池が知られている。燃料としては、メタノールの他、水素吸蔵合金や水素ボンベに格納された水素を利用することが研究されている。
燃料電池の発電部となる膜電極接合体は、電解質膜の一方の面にアノードを有し、電解質膜の他方の面にカソードを有する。一般に、膜電極接合体は、触媒金属および有機溶媒を含む触媒スラリーを電解質膜の一方の面および他方の面にスプレー塗布することにより形成される。
従来の膜電極接合体では、キャスト法によって作製した電解質膜に触媒スラリーを塗布する際に、触媒スラリー中の有機溶媒により電解質膜が溶解し、電解質膜が破損したり、クロスリークが発生するなどの問題が生じていた。また、溶媒分子が電解質膜に浸入することにより電解質膜が膨潤し、電解質膜が破損しやすくなるといった問題が生じていた。さらに、発電中に生成する水によっても電解質膜が膨潤を受け、変形や破損しやすくなるといった問題があった。
特に、基材に設けられた開口部分に電解質膜を形成する場合には、触媒スラリーが堆積しやすくなる電解質膜の中央部分において、有機溶媒の影響を受けやすくなっていた。このような課題を解決する方策として、電解質膜にアパタイト成分としてカルシウムヒドロキシフォスフェートを混合し、電解質膜の結晶化を図る技術(非特許文献1参照)を活用することが考えられる。
特開2005−239873号公報 特開2007−317364号公報
Electrochimica Acta, 50, (2004), 595-599
電解質膜がアパタイト成分を含有する場合には、アパタイト成分からリン酸種が脱離した場合に、カソードおよびアノードに含まれる白金などの触媒金属に吸着することにより、触媒金属の活性が低下するおそれがある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、膜電極接合体を構成する電解質膜の耐溶媒性および耐膨潤性を向上させる際に、保護層の亀裂部を充填することによって触媒の活性が低下することを抑制することができる技術の提供にある。
本発明のある態様は、膜電極接合体である。当該膜電極接合体は、イオン伝導体とアパタイト成分とを含む電解質膜と、前記電解質膜の一方の主表面側に設けられたカソードと、前記電解質膜の他方の主表面側に設けられたアノードと、前記電解質膜と前記カソードとの間、前記電解質膜と前記アノードとの間の少なくとも一方に形成され、前記アパタイト成分を吸着する成分を含む保護層と、前記保護層の層厚方向に生じる亀裂部を塞ぐポリマーと、を備えることを特徴とする。尚、前記亀裂部は前記保護層の層厚方向に貫通していても貫通していなくてもよい。
この態様の膜電極接合体によれば、電解質膜の耐溶媒性および耐膨潤性を向上させる際に、保護層の亀裂部を充填することによって触媒の活性が低下することを抑制することができる。
上記態様の膜電極接合体において、前記ポリマーは前記電解質膜に含まれるイオン伝導体よりイオン交換容量が低いイオン伝導体を有してもよい。前記保護層は、イオン伝導体を含み、前記ポリマーに含まれるイオン伝導体は、前記保護層に含まれるイオン伝導体に比べてイオン交換容量が低くてもよい。前記保護層に含まれるイオン伝導体は、前記電解質膜に含まれるイオン伝導体に比べてイオン交換容量が高くてもよい。前記アパタイト成分の含有領域における前記電解質膜の膜厚をAμm、前記電解質膜の最大膜厚をBμmとしたとき、1≦B≦20の場合に1≦A≦B、20≦B≦500の場合に1≦A≦20であってもよい。前記保護層は、前記アパタイト成分の含有領域に対応する部分の前記電解質膜の表面を覆っていてもよい。前記保護層に含まれる前記アパタイト成分を吸着する成分が白金族金属であってもよい。
本発明のある態様は、燃料電池である。当該燃料電池は、上述したいずれかの態様の膜電極接合体を備えることを特徴とする。
なお、上述した各要素を適宜組み合わせたものも、本件特許出願によって特許による保護を求める発明の範囲に含まれうる。
本発明によれば、電解質膜中にアパタイト成分を含む膜電極接合体において、保護層の亀裂部を充填することによって、アパタイト成分から脱離したリン酸種の移動が抑制され、触媒金属の不活性化を抑制することができる。
実施の形態に係る燃料電池の構成を示す断面図である。 実施の形態に係る燃料電池の構成を示す分解斜視図である。 膜電極接合体の構成を示す要部断面図である。 膜電極接合体の拡大断面図である。 図5(A)〜図5(C)は、亀裂部の形態およびポリマーの充填形態の変形例を示す概略図である。 実施の形態に係る膜電極接合体の作製方法を示す工程図である。 実施の形態に係る膜電極接合体の作製方法を示す工程図である。 実施の形態に係る膜電極接合体の作製方法を示す工程図である。 実施の形態に係る膜電極接合体の作製方法を示す工程図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施の形態に係る燃料電池の構成を示す断面図である。図2は、実施の形態に係る燃料電池の構成を示す分解斜視図である。図1および図2に示すように、燃料電池10は、主要な構成として、膜電極接合体(MEA)20、基材30、カソード用ハウジング70およびアノード用ハウジング72を備える。本実施の形態では、膜電極接合体20の数は5組であるが、膜電極接合体20の数はこれに限定されない。
図3は、膜電極接合体20の構成を示す要部断面図である。図4は、膜電極接合体20の拡大断面図である。各膜電極接合体20は、絶縁性の基材30に設けられた開口部32に形成されている。言い換えると、基材30は、開口部32において各膜電極接合体20を保持するとともに、膜電極接合体20を互いに絶縁する機能を有する。基材30としては、ポリスルフォン、ポリフェニレンスルフィド、ポリアリレート、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等の高分子を用いることができる。
図3に示すように、本実施の形態の膜電極接合体20は、電解質膜22、カソード保護層23、カソード触媒層24、アノード保護層25およびアノード触媒層26を含む。さらに、図4に示すように、カソード保護層23およびアノード保護層25には、それぞれ、複数の亀裂部100a、100bが形成されている。亀裂部100a、100bはそれぞれポリマー110a、111bによって塞がれている。なお、図1および図3では、亀裂部100a、100b、ポリマー110a、111bが省略されている。
電解質膜22は、湿潤状態において良好なイオン伝導性を示すことが好ましく、カソード触媒層24とアノード触媒層26との間でプロトンを移動させるイオン交換膜として機能する。本実施の形態の電解質膜22は、含フッ素重合体や非フッ素重合体等の固体高分子材料(イオン伝導体)80とアパタイト成分82とを含む。イオン伝導体としては、たとえば、スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体、ポリサルホン樹脂、ホスホン酸基又はカルボン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体等を用いることができる。スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体の例として、Nafion(デュポン社製:登録商標)などが挙げられる。また、非フッ素重合体の例として、スルホン化された、芳香族ポリエーテルエーテルケトン、ポリスルホンなどが挙げられる。電解質膜22の厚さは、開口部32内の位置にもよるが、たとえば1〜500μmである。
アパタイト成分82は、電解質膜22に含まれるイオン伝導体80の結晶化を促進させる機能を有し、アパタイト成分82により電解質膜22の耐溶媒性、耐膨潤性が高められる。具体的には、アパタイト成分82は、下記構造式(1)で表されるリンとカルシウムを主成分とするリン酸塩である。
Ca(POX (1)
(1)式中、Xは、OH基、F、Clから選ばれる。
アパタイト成分82の典型例は、ヒドロキシアパタイト(Ca( POOH)である。
アパタイト成分82の添加量は、電解質膜22の乾燥質量を基準として、0.005質量%以上5質量%以下が好ましい。アパタイト成分82の添加量が0.005質量%より少ないと、電解質膜22に対する結晶化作用または造核作用が不十分となる。アパタイト成分82の添加量が5質量%を超えると、電解質膜22のプロトン伝導性が低下して不十分となる。アパタイト成分82が塗布される領域は、開口部32の外周より内側に位置する電解質膜22の中央部分が好ましい。
アパタイト成分82の含有領域における電解質膜22の膜厚をAμm、電解質膜22の最大膜厚をBμmとしたとき、1≦B≦20の場合に1≦A≦B、20≦B≦500の場合に1≦A≦20という関係が成り立っている。A<1μmでは機械的強度を確保することが困難であり、A>20μmでは電解質膜22のプロトン伝導性が低く、アパタイト成分82を入れることにより更なるプロトン伝導性の低下を起こすのは望ましくない。
なお、アパタイト成分82が添加された領域の電解質膜22の結晶化度が、アパタイト成分82が添加されていない領域の電解質膜22の結晶化度に比べて高くなっていることは、X線回折装置(XRD)などの分析装置により確認することができる。
カソード保護層23は、電解質膜22のカソード側の主表面上に設けられている。カソード保護層23は、アパタイト成分82の含有領域に対応する部分の電解質膜22の表面を覆う。一方、アノード保護層25は、電解質膜22のアノード側の主表面上に設けられている。アノード保護層25は、アパタイト成分82の含有領域に対応する部分の電解質膜22の表面を覆う。カソード保護層23およびアノード保護層25の厚さは、それぞれ、たとえば1〜50μmである。
カソード保護層23およびアノード保護層25は、それぞれ、リン酸種吸着粒子およびイオン伝導成分を含む。リン酸種吸着粒子は、アパタイト中のリン酸種を吸着する成分であればよく、Pt、Ruなどの白金族金属が挙げられる。また、イオン伝導成分は、電解質膜22とカソード保護層23、または、電解質膜22とアノード保護層25との間で、プロトンを伝達する役割を持つ。当該イオン伝導成分は、スルフォン酸基を含有することが好ましく、電解質膜22に含まれるイオン伝導体80と同様な材料で構成されうるが、電解質膜22に含まれるイオン伝導体に比べてイオン交換容量(IEC)が高いことが好ましい。
カソード保護層23には層厚方向に生じる亀裂部100aが形成されている。具体的には、亀裂部100aは、カソード保護層23の層厚方向に形成された亀裂状の孔であり、複数の亀裂部100aがカソード保護層23に点在している。亀裂部100aは、主に、カソード保護層23の形成過程において電解質膜22が膨潤することにより生じる亀裂である。
亀裂部100aはポリマー110aによって塞がれている。言い換えると、亀裂部100aにおいて、カソード保護層23の一方の側から他方の側に連通孔が形成されないように、亀裂部100aにポリマー110aが充填されている。ポリマー110aは、たとえば、テフロン(登録商標)などの非電解質およびNafionなどの電解質が挙げられる。なお、ポリマー110aが電解質を含む場合には、ポリマー110aは電解質膜22に含まれるイオン伝導体よりイオン交換容量(IEC)が低いイオン伝導体を有することが好ましい。また、ポリマー110aに含まれるイオン伝導体は、カソード保護層23に含まれるイオン伝導成分に比べてイオン交換容量が低いことが好ましい。
亀裂部100aにおいてカソード保護層23の一方の側から他方の側に連通孔が形成されなければ、ポリマー110a内に気泡が残存していてもよい。
図4に示す形態では、亀裂部100a全体にポリマー110aが充填されているが、図5(A)に示すように、亀裂部100aの一部にポリマー110aが充填され、電解質膜22とポリマー110aとの間に隙間112が生じていてもよい。また、図5(B)に示すように、亀裂部100aの一部にポリマー110aが充填され、カソード触媒層24とポリマー110aとの間に隙間113が生じていてもよい。
また、図4に示す形態では、亀裂部100aの断面形状は、カソード触媒層24側が長辺、電解質膜22側が短辺となる台形状であるが、図5(C)に示すように、亀裂部100aの側壁はジグザグ状の凹凸形成であってもよい。
アノード保護層25に形成されている亀裂部100bの形態ならびに亀裂部100bを塞ぐポリマー110bの充填形態および成分は、それぞれ亀裂部100a、ポリマー110aと同様であり、説明を省略する。
各カソード触媒層24は、基材30に設けられた開口部32にそれぞれ形成された電解質膜22の一方の面にそれぞれカソード保護層23を介して形成されている。カソード触媒層24には、酸化剤として空気が供給される。また、アノード触媒層26は、基材30に設けられた開口部32にそれぞれ形成された電解質膜22の他方の面にアノード保護層25を介してそれぞれ形成されている。アノード触媒層26には燃料ガスとして水素が供給される。一対のカソード触媒層24とアノード触媒層26との間にカソード保護層23/電解質膜22/アノード保護層25からなる積層体が狭持されることにより膜電極接合体20、すなわち単セルが構成され、各単セルは水素と空気中の酸素との電気化学反応により発電する。
カソード触媒層24およびアノード触媒層26は、イオン交換樹脂ならびに触媒粒子、場合によって炭素粒子を有する。
カソード触媒層24およびアノード触媒層26が有するイオン交換樹脂は、触媒粒子と電解質膜22とを接続し、両者間においてプロトンを伝達する役割を持つ。このイオン交換樹脂は、電解質膜22と同様の高分子材料から形成されてよい。触媒金属としては、Sc、Y、Ti、Zr、V、Nb、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Pt、Os、Ir、ランタノイド系列元素やアクチノイド系列の元素の中から選ばれる合金や単体が挙げられる。また触媒を担持する場合には炭素粒子として、ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、カーボンナノチューブなどを用いてもよい。なお、カソード触媒層24およびアノード触媒層26の厚さは、それぞれ、たとえば1〜50μmである。
このように、本実施の形態の燃料電池では、カソード触媒層24にアノード触媒層26がそれぞれ対となり、複数の単セルが平面状に形成されている。本実施の形態では、各単セルの長手方向と直交する方向に複数の単セルが配設されている。カソード触媒層24の長手方向と平行な辺に沿ってカソード集電体60が設けられており、カソード触媒層24はカソード集電体60と基材30との間に延在して設置されている(図3参照)。これにより、カソード集電体60とカソード触媒層24とが電気的に接続されている。また、アノード触媒層26の長手方向と平行な辺に沿ってアノード集電体62が設けられており、アノード触媒層26はアノード集電体62と基材30との間に延在して設置されている(図3参照)。これにより、アノード集電体62とアノード触媒層26とが電気的に接続されている。カソード集電体60およびアノード集電体62は、導電性を有する白金、銅、金、アルミニウムなどの金属やカーボンファイバー、グラファイトシート、カーボンペーパー、カーボン粉末などのカーボン系の材料により形成される。隣接する単セルの一方の単セルのカソード集電体60と他方のアノード集電体62とは、インターコネクタ68により電気的に接続されている。これにより、隣接する単セルが直列に接続される。インターコネクタ68は、たとえば、白金、金、銅線などの導体により形成される。
カソード用ハウジング70は、膜電極接合体20のカソード側に設けられた収容部材である。カソード用ハウジング70には、外部から空気を取り込むための空気取入口71が設けられている。カソード用ハウジング70とカソード触媒層24との間に、空気が流通する空気室90が形成されている。
一方、アノード用ハウジング72は、膜電極接合体20のアノード側に設けられた収容部材である。アノード用ハウジング72とアノード触媒層26との間に、燃料貯蔵用の燃料ガス室92が形成されている。なお、アノード用ハウジング72に燃料供給口(図示せず)を設置することにより、燃料カートリッジなどから燃料を適宜補充可能である。
カソード用ハウジング70およびアノード用ハウジング72に用いられる材料としては、フェノール樹脂、ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、尿素樹脂、フッ素樹脂等の一般的なプラスティック樹脂が挙げられる。
ガスケット74は、基材30の外周部を覆うように設けられている。ガスケット74がカソード用ハウジング70の側面端部とアノード用ハウジング72の側面端部との間で狭持された状態で、ネジなどの締結部材を用いてガスケット74がカソード用ハウジング70の側面端部とアノード用ハウジング72の側面端部に押圧されている。ガスケット74により、空気室90および燃料ガス室92の密封性が高められている。
本実施の形態の燃料電池10および膜電極接合体20によれば、電解質膜22中にアパタイト成分82を含むことにより、電解質膜22に含まれるイオン伝導体80の結晶化度が高められ、ひいては、電解質膜22の耐溶媒性および耐膨潤性の向上が図られる。特にアパタイト成分82が塗布される領域の電解質膜22の膜厚Aを、電解質膜22の最大膜厚Bに対して、1≦B≦100の場合は1≦A≦B、100<B≦500では1≦A≦100の範囲の部分であってもよい。この範囲とすることにより、電解質膜22のプロトン伝導性を損なうことなく、電解質膜22の薄膜部分の強度を効果的に補強することができる。
さらに、本実施の形態の燃料電池10では、アパタイト成分82からリン酸種が脱離した場合に、カソード保護層23およびアノード保護層25に含まれるリン酸種吸着粒子によりリン酸種が捕捉されるため、カソード触媒層24およびアノード触媒層26に含まれる触媒金属がアパタイト成分82から脱離したリン酸種によって不活性化されることを抑制することができる。また、カソード保護層23に生じる亀裂部100aおよびアノード保護層25に生じる亀裂部100bがそれぞれポリマー110a、ポリマー110bにより塞がれているため、リン酸種が亀裂部100a、100bからそれぞれカソード触媒層24、アノード触媒層26に溶出し、カソード触媒層24やアノード触媒層26に吸着することが抑制される。
ポリマー110a、ポリマー110bが電解質である場合には、そのイオン交換容量が低いほど、リン酸種の移動量を低減することができる。このため、上述したように、ポリマー110aに含まれるイオン伝導体は、電解質膜22に含まれるイオン伝導体よりイオン交換容量が低く、さらには、カソード保護層23に含まれるイオン伝導成分に比べてイオン交換容量が低いことにより、リン酸種が亀裂部100aからカソード触媒層24に溶出し、カソード触媒層24に吸着することをより効果的に抑制することができる。同様に、ポリマー110bに含まれるイオン伝導体は、電解質膜22に含まれるイオン伝導体よりイオン交換容量が低く、さらには、アノード保護層25に含まれるイオン伝導成分に比べてイオン交換容量が低いことにより、リン酸種が亀裂部100bからアノード触媒層26に溶出し、アノード触媒層26に吸着することをより効果的に抑制することができる。
カソード保護層23およびアノード保護層25には、リン酸種吸着粒子が含まれることにより、その分だけプロトン伝導性が低下することが懸念される。こうした影響を少なくするため、上述したように、カソード保護層23およびアノード保護層25の材料としては、電解質膜22と比較してイオン交換容量が大きいものを用いることが好ましい。ただし、このようなイオン交換量が大きい電解質は、膨潤しやすく強度が低いため、電解質膜22の全体を構成する材料として用いるのは適切ではない。
また、カソード保護層23およびアノード保護層25に含まれるイオン伝導成分がスルフォン酸基を含む場合には、アパタイト成分82からカルシウム成分が脱離した場合に、カソード保護層23およびアノード保護層25に含まれるイオン伝導成分にアパタイト成分82から脱離したカルシウム成分が吸着する可能性がある。これにより、カソード触媒層24およびアノード触媒層26に含まれるイオン交換樹脂がスルフォン酸基を有する場合に、アパタイト成分82から脱離したカルシウム成分によってイオン交換樹脂のプロトン伝導性が低下するおそれがあるが、スルフォン酸によってカルシウム成分が捕捉されることによって、こうしたプロトン伝導性の低下が抑制される。カソード保護層23およびアノード保護層25において、カルシウム成分の捕捉性を高める観点から、カソード保護層23およびアノード保護層25に含まれるイオン伝導成分は、電解質膜22に含まれるイオン伝導体80よりもイオン交換容量が大きいことが好ましい。
なお、カソード保護層23およびアノード保護層25と電解質膜22とを別の構成として記載しているが、カソード保護層23およびアノード保護層25を電解質膜22の構成の一部とみなすこともできる。
(膜電極接合体の作製方法)
図6乃至図9は、膜電極接合体の作製方法を示す工程図である。各工程において、左側に各工程の平面図(i)を記載し、右側に各工程の断面図(ii)を記載する。
図6(A)(i)および図6(A)(ii)に示すように、各単セルの膜電極接合体が嵌め込まれる開口部32が設けられた基材30を用意する。開口部32が設けられた基材30は、たとえば、シート状の基材を型抜きして開口部を形成する手法、レーザ加工により開口部を形成する手法などにより作製することができる。
次に、図6(B)(i)および図6(B)(ii)に示すように、各開口部32にイオン伝導体80を含む電解質膜22を形成する。具体的には、塗布、スプレー法などにより基材30に設けられた各開口部32に電解質溶液(たとえば、5質量%Nafion溶液(D520、DuPont社製)、10質量%Nafion溶液(D1020、DuPont社製)、20質量%Nafion溶液(D2020、DuPont社製)、いずれもイオン交換容量(IEC)>1meq/g)を充填し、溶媒成分を蒸発させる。溶媒成分が蒸発するに伴って、電解質膜22は、図6(B)(ii)に示すように基材30と接する部分に比べてが中央部が薄くなる。
次に、図7(A)(i)および図7(A)(ii)に示すように、電解質膜22のアノード側の主表面およびカソード側の主表面にアパタイト成分82を添加する。具体的には、アパタイト成分形成領域が開口となるようなマスク(図示せず)を基材30の上に設置した状態で、アパタイト成分82(ヒドロキシアパタイト)を分散媒(1−プロパノール)に分散した造核剤分散溶液(1−10質量%)を電解質膜22のアノード側の主表面およびカソード側の主表面にスプレー塗布する。なお、アパタイト成分形成領域は、電解質膜22のうち、膜厚が薄くなっている部分である。分散媒は1−プロパノールに限らず、メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等のアルコール類またはその混合物および水溶液でもよい。
次に、図7(B)(i)および図7(B)(ii)に示すように、電解質膜22を室温で72時間乾燥させた後に60℃で40分加熱する。これにより、電解質膜22においてイオン伝導体80の結晶化が進行する。
次に、図8(A)(i)および図8(A)(ii)に示すように、アパタイト成分形成領域が開口となるようなマスク(図示せず)を用いて、アパタイト成分を吸着する粒子としての白金と、イオン伝導成分としてのNafion(たとえば、5質量%Nafion溶液(D521、DuPont社製)、10質量%Nafion溶液(D1021、DuPont社製)、20質量%Nafion溶液(D2021、DuPont社製)、いずれもイオン交換容量(IEC)>0.92meq/g))と、1−プロパノールとを混合した分散溶液を電解質膜22のアノード側の主表面およびカソード側の主表面にスプレー塗布する。
図8(B)(i)および図8(B)(ii)に示すように、電解質膜22が上記分散溶液中の溶媒を吸収して膨潤する。なお、図8(B)(i)は、アノード保護層25の要部平面図であり、図8(B)(ii)は、図8(B)(i)のA−A線に沿った要部断面図である。電解質膜22の膨潤に伴って、アノード保護層25に亀裂部100bが形成される。具体的には、電解質膜22が膨潤すると、アノード保護層25の露出面側の方がアノード保護層25の電解質膜22側に比べて、電解質膜22の膨潤に伴って膜方向の応力がより大きく働く。このため、アノード保護層25の露出面側からアノード保護層25の電解質膜22側に向けて、亀裂が生じる。このようにして生じる亀裂のうち、アノード保護層25の露出面側から電解質膜22側に形成された箇所が亀裂部100bとなる。なお、カソード保護層23にも、亀裂部100bの形成と同様なメカニズムにより、亀裂部100aが形成される。
次に、図9(A)(i)および図9(A)(ii)に示すように、亀裂部100aにポリマー110aを充填する。また、亀裂部100bにポリマー110bを充填する。ポリマーの充填方法として、カソード保護層23およびアノード保護層25が積層された電解質膜22をポリマー溶液(たとえば、テフロン、フルオロン、Nafionの分散液など)に浸漬する方法、カソード保護層23、アノード保護層25にそれぞれポリマー分散溶液をスプレー塗布し、スピンコータで余分な電解質を落とす方法、真空含浸法などが挙げられられる。なお、カソード保護層23およびアノード保護層25が積層された電解質膜22を有機溶媒に浸漬させると、カソード保護層23およびアノード保護層25ならびに電解質膜22中の電解質が溶媒中に溶け出す可能性がある。そのため、充填用のポリマー溶液は水溶液であることが望ましい。
次に、図9(B)(i)および図9(B)(ii)に示すように、電解質膜22のカソード側およびアノード側の主表面に触媒スラリーをスプレー塗布し、カソード触媒層24およびアノード触媒層26を形成する。このとき、電解質膜22に添加されたアパタイト成分82により、電解質膜22の結晶化が進行しているため、電解質膜22が触媒スラリーに含まれる溶媒に暴露されても、溶解や膨潤が生じることが抑制される。また、アパタイト成分82からリン酸種が脱離したとしても、ポリマー110aおよび110bによって移動が抑えられるため、触媒層の不活性化が抑制できる。
以上の工程により、基材30に設けられた開口部32にそれぞれ膜電極接合体20を形成することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
たとえば、上述の実施の形態では、電解質膜22のカソード側およびアノード側の両方にリン酸種吸着成分を含む保護層が添加されているが、保護層は、電解質膜22のカソード側、アノード側のいずれか一方の表層に添加されていてもよい。より詳しくは、燃料電池10による発電が行われているときに、リン酸種がアノード側へ移動するため、保護層はアノード側のみに置いてもよいが、燃料電池10の発電が停止している場合には、リン酸種がカソード側へ移動する可能性があるため、保護層をカソード側、アノード側の両方に設けることが望ましい。
上述した膜電極接合体の作製方法では、イオン伝導体80で電解質膜22を形成した後、アパタイト成分82を添加しているが、アパタイト成分82を予め含有した電解質溶液をスプレー法などにより図4(A)に示す各開口部32に塗布、充填したのち、熱処理により電解質膜22の結晶化を促進してもよい。これによれば、簡便な工程により電解質膜22の全体を結晶化させることができる。
また、上述した膜電極接合体の作製方法では、スプレー法を用いて電解質膜22の表面に保護層を塗布しているが、スパッタ法により白金族金属を電解質膜22の上に成膜することにより、保護層を形成してもよい。
10 燃料電池、20 膜電極接合体、22 電解質膜、23 カソード保護層、24 カソード触媒層、25 アノード保護層、26 アノード触媒層、30 基材、60 カソード集電体、62 アノード集電体、68 インターコネクタ、70 カソード用ハウジング、71 空気取入口、72 アノード用ハウジング、74 ガスケット、80 イオン伝導体、82 アパタイト成分、90 空気室、92 燃料ガス室、100a,100b 亀裂部、110a,110b ポリマー

Claims (8)

  1. イオン伝導体とアパタイト成分とを含む電解質膜と、
    前記電解質膜の一方の主表面側に設けられたカソードと、
    前記電解質膜の他方の主表面側に設けられたアノードと、
    前記電解質膜と前記カソードとの間、前記電解質膜と前記アノードとの間の少なくとも一方に形成され、前記アパタイト成分を吸着する成分を含む保護層と、
    前記保護層の層厚方向に形成された亀裂部を塞ぐポリマーと、
    を備えることを特徴とする膜電極接合体。
  2. 前記ポリマーは前記電解質膜に含まれるイオン伝導体よりイオン交換容量が低いイオン伝導体を有する請求項1に記載の膜電極接合体。
  3. 前記保護層は、イオン伝導体を含み、
    前記ポリマーに含まれるイオン伝導体は、前記保護層に含まれるイオン伝導体に比べてイオン交換容量が低い請求項1または2に記載の膜電極接合体。
  4. 前記保護層に含まれるイオン伝導体は、前記電解質膜に含まれるイオン伝導体に比べて
    イオン交換容量が高いイオン伝導体を有する請求項3に記載の膜電極接合体。
  5. 前記アパタイト成分の含有領域における前記電解質膜の膜厚をAμm、前記電解質膜の最大膜厚をBμmとしたとき、1≦B≦20の場合に1≦A≦B、20≦B≦500の場合に1≦A≦20である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
  6. 前記保護層は、前記アパタイト成分の含有領域に対応する部分の前記電解質膜の表面を覆っている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
  7. 前記保護層に含まれる前記アパタイト成分を吸着する成分が白金族金属である請求項1乃至6のいずれか1項に記載の膜電極接合体。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の膜電極接合体を備えることを特徴とする燃料電池。
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JP2016528668A (ja) * 2013-06-10 2016-09-15 ウプレティ,シャイレッシュ 電気化学的電池用のバイオミネラル化陽極及び陰極材料

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