JP2012242955A - 業務端末、当該業務端末に用いるプログラム、及び、回転台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の操作者によって共用される業務端末1であって、任意の業務処理を実行する業務処理部を備える本体部10と、本体部を回転自在に搭載する回転台20とを有し、回転台は、業務処理が実行されているときに、回転台の回転動作を不能にするロック部を備えている。また、本体部は、回転可否判定部を備え、その回転可否判定部によって、業務処理が実行されているか否かを判定し、判定結果に応じて、ロック部に、回転台の回転動作を不能にする施錠動作及び回転台の回転動作を可能にする開錠動作のいずれか一方の動作を選択的に実行させる。
【選択図】図1
Description
また、第3発明又は第4発明によれば、複数の操作者が気軽に使用することができるように、セキュリティが向上された業務端末を実現するプログラムを提供することができる。
また、第5発明によれば、複数の操作者が電子機器を気軽に使用することができるようにするための、電子機器が搭載される回転台を提供することができる。
<業務端末の構成>
以下、図1〜図3を参照して、本実施形態に係る業務端末の構成につき説明する。図1は、本実施形態に係る業務端末の構成を示す図である。また、図2は、本実施形態に係る業務端末の要部の構成を示す図である。図2は、要部としての後記する回転台20の構成を示している。また、図3は、実施形態に係る業務端末の構成を示すブロック図である。
本体部10は、業務処理部11b(図3参照)を備え、業務処理部11bによって、任意の業務処理を実行する構成要素である。
回転台20は、本体部10を回転自在に搭載する台である。業務端末1は、回転台20を回転させることによって、本体部10の向きを任意の操作者(ここでは、操作者A1及び操作者A2のいずれか一方)の着座位置の方向に設定することができる。
固定プレート21は、業務端末1の設置場所に対して、固定配置されるプレートである。固定プレート21は、本体部10と接合する回転プレート22を回転自在に支持している。
回転プレート22は、固定プレート21に対して、回転自在に配置されたプレートである。回転プレート22には、本体部10が搭載される。
アクチュエータ24cは、回転プレート22に対して、ロック棒24aの前進移動及び後退移動のいずれか一方を選択的に実行する駆動手段である。
業務処理部11bは、任意の業務処理を実行する機能手段である。業務処理部11bは、例えば、業務端末1が窓口での商談を補助する端末装置として構成されている場合に、業務処理の一形態として、商談に用いる様々な商品やサービスの詳細情報を提示したり、商談についての誘導情報や注意情報等を提示したりする処理を実行する。本実施形態では、制御部11は、2つの業務処理部11bとして機能している。以下、2系統の業務処理部11bをそれぞれ区別する場合に、一方を「業務処理部11ba」と称し、他方を「業務処理部11bb」と称する。業務処理部11baは、操作者A1が行う業務処理を実行する機能手段である。一方、業務処理部11bbは、操作者A2が行う業務処理を実行する機能手段である。なお、業務処理部11bの数は、さらに、増やすことができる。
切替制御部11dは、業務処理部11bの状態を切り替える機能手段である。例えば、切替制御部11dは、操作者A1が業務端末1を使用した後に、ログオフすることなく一定時間以上離席した場合で、かつ、操作者A2が業務端末1を使用しようとする場合に、操作者A1用の業務処理部11baを強制的にログオフさせて、操作者A2用の業務処理部11bbをログオンさせる。
表示制御部11eは、各種の画面を表示部13に表示させる機能手段である。
以下、図4を参照して、業務端末1の動作につき説明する。図4は、実施形態に係る業務端末の使用例を示す図である。
回転可否判定部11cは、例えば、業務処理部11ba,11bbのいずれか一方がログオンされた状態である場合や、初期画面(メニュー画面)以外の画面が表示部14に表示されている場合に、回転プレート22の回転動作を不能と判定する。この場合に、回転可否判定部11cは、その判定結果に応じて、ロック部24に施錠動作を実行させる。
一方、回転可否判定部11cは、例えば、業務処理部11ba,11bbの双方がログオフされた状態である場合や、初期画面(メニュー画面)が表示部14に表示された状態で、業務端末1が一定時間以上放置されている場合に、回転プレート22の回転動作を可能と判定する。この場合に、回転可否判定部11cは、その判定結果に応じて、ロック部24が施錠動作を実行していれば、ロック部24に開錠動作を実行させる。
また、業務端末1は、台数を低減することができるため、待機電力を含む電力消費を抑止することができる。
また、業務端末1は、業務端末1の状態に応じて、回転台20の回転の可否を制御することができるため、誤った操作を防止することが可能となり、操作ミスの防止に寄与することができる。
また、業務端末1は、操作者が業務処理のログオフを行わずに回転台20を回転させた場合に、強制的に業務処理をログオフさせることができるため、他者のなりすまし操作を防止することができる。
この場合に、回転台20は、電子機器が搭載される回転台であって、当該回転台の回転動作を不能にする施錠動作及び当該回転台の回転動作を可能にする開錠動作のいずれか一方の動作を選択的に実行するロック部を備える構成となる。
また、回転台20は、好ましくは、回転台の回転動作を検出する回転センサを備える構成にするとよい。
また、回転台20は、好ましくは、固定配置される固定プレートと、前記本体部と接合し、当該固定プレートに対して回転自在な回転プレートとを有する構成とし、さらに、前記回転プレートは、当該回転台に搭載される電子機器に設けられたインタフェース部と通信するための台側インタフェース部を備えている構成にするとよい。
10 本体部
11 制御部
11a 主制御部
11b 業務処理部
11c 回転可否判定部(ロック制御部)
11d 切替制御部
11e 表示制御部
12 記憶部
12a 制御プログラム
13 表示部
14 操作部
19 本体側インタフェース部
20 回転台
21 固定プレート
22 回転プレート
23 回転センサ
23a(23aa,23ab) フォトセンサ
23b マーク
23c 目盛り
24 ロック部
24a ロック棒(ロック部材)
24b ロック穴
24c アクチュエータ
28 電源コード
29 台側インタフェース部
Claims (14)
- 複数の操作者によって共用される業務端末において、
任意の業務処理を実行する業務処理部を備える本体部と、
前記本体部を回転自在に搭載する回転台とを有し、
前記回転台は、前記業務処理が実行されているときに、当該回転台の回転動作を不能にするロック部を備えている
ことを特徴とする業務端末。 - 請求項1に記載の業務端末において、
さらに、前記本体部は、前記回転台の回転動作の可否を判定する回転可否判定部を備えており、
前記回転可否判定部は、判定結果に応じて、前記ロック部に、当該回転台の回転動作を不能にする施錠動作及び当該回転台の回転動作を可能にする開錠動作のいずれか一方の動作を選択的に実行させる
ことを特徴とする業務端末。 - 請求項2に記載の業務端末において、
前記回転可否判定部は、前記業務処理部がログオンされた状態である場合に、前記回転台の回転動作を不能と判定し、前記ロック部に、前記施錠動作を実行させる
ことを特徴とする業務端末。 - 請求項2又は請求項3に記載の業務端末において、
前記回転可否判定部は、前記業務処理部がログオフされた状態である場合に、前記回転台の回転動作を可能と判定し、前記ロック部に、前記開錠動作を実行させる
ことを特徴とする業務端末。 - 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の業務端末において、
前記回転可否判定部は、前記回転台の回転動作を可能と判定していない状態で、操作者によって前記回転台の回転動作が実行された場合に、前記回転台の回転動作を不能と判定し、前記ロック部に、前記施錠動作を実行させる
ことを特徴とする業務端末。 - 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の業務端末において、
前記ロック部は、前記回転可否判定部が前記回転台の回転動作を可能と判定していない状態で、操作者によって前記回転台の回転動作が実行された場合に、前記施錠動作を実行する制御部を備える
ことを特徴とする業務端末。 - 複数の操作者によって共用される業務端末において、
任意の業務処理を実行する業務処理部を備える本体部と、
前記本体部を回転自在に搭載する回転台と、
前記回転台の回転動作を検出する回転センサとを有し、
前記本体部は、前記業務処理部がログオンされた状態である場合に、前記回転センサによって前記回転台の回転動作が検出されたときに、前記業務処理部の状態を、ログオフされた状態に強制的に切り替える切替制御部を備える
ことを特徴とする業務端末。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の業務端末において、
前記回転台は、固定配置される固定プレートと、前記本体部と接合し、当該固定プレートに対して回転自在な回転プレートとを有し、
前記回転プレートは、台側インタフェース部を備えており、
前記本体部は、前記台側インタフェース部と通信するための本体側インタフェース部を備えている
ことを特徴とする業務端末。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の業務端末において、
券類を収容する収容部と、
券類を印刷するプリンタとを備えており、
前記収容部は、前記本体部内部の、着座している前記操作者の足のすねに対向する位置に配置されている
ことを特徴とする業務端末。 - ロック部を備える回転台に搭載された本体部を有する業務端末の制御部を、
任意の業務処理を実行する業務処理部と、
前記回転台の回転動作の可否を判定し、判定結果に応じて、前記ロック部に、前記回転台の回転動作を不能にする施錠動作及び当該回転台の回転動作を可能にする開錠動作のいずれか一方の動作を選択的に実行させる回転可否判定部として機能させる
ことを特徴とするプログラム。 - 回転動作を検出する回転センサを備える回転台に搭載された本体部を有する業務端末の制御部を、
任意の業務処理を実行する業務処理部と、
前記業務処理部がログオンされた状態である場合に、前記回転センサによって前記回転台の回転動作が検出されたときに、前記業務処理部の状態を、ログオフされた状態に強制的に切り替える切替制御部として機能させる
ことを特徴とするプログラム。 - 電子機器が搭載される回転台において、
当該回転台の回転動作を不能にする施錠動作及び当該回転台の回転動作を可能にする開錠動作のいずれか一方の動作を選択的に実行するロック部を備える
ことを特徴とする回転台。 - 請求項12に記載の回転台において、
当該回転台の回転動作を検出する回転センサを備える
ことを特徴とする回転台。 - 請求項12又は請求項13に記載の回転台において、
固定配置される固定プレートと、前記本体部と接合し、当該固定プレートに対して回転自在な回転プレートとを有し、
前記回転プレートは、当該回転台に搭載される電子機器に設けられたインタフェース部と通信するための台側インタフェース部を備えている
ことを特徴とする回転台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011110518A JP2012242955A (ja) | 2011-05-17 | 2011-05-17 | 業務端末、当該業務端末に用いるプログラム、及び、回転台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011110518A JP2012242955A (ja) | 2011-05-17 | 2011-05-17 | 業務端末、当該業務端末に用いるプログラム、及び、回転台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012242955A true JP2012242955A (ja) | 2012-12-10 |
Family
ID=47464632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011110518A Pending JP2012242955A (ja) | 2011-05-17 | 2011-05-17 | 業務端末、当該業務端末に用いるプログラム、及び、回転台 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2011
- 2011-05-17 JP JP2011110518A patent/JP2012242955A/ja active Pending
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