JP2012239790A - 微細気泡発生装置、および循環式浴槽システム - Google Patents

微細気泡発生装置、および循環式浴槽システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012239790A
JP2012239790A JP2011115565A JP2011115565A JP2012239790A JP 2012239790 A JP2012239790 A JP 2012239790A JP 2011115565 A JP2011115565 A JP 2011115565A JP 2011115565 A JP2011115565 A JP 2011115565A JP 2012239790 A JP2012239790 A JP 2012239790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
bypass pipe
bypass
bathtub
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011115565A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Maeda
康成 前田
Shigeyuki Yamaguchi
重行 山口
Yoshiyasu Ito
良泰 伊藤
Hitoshi Kitamura
仁史 北村
Kyoko Tsutsumi
恭子 堤
Hisanori Shibata
尚紀 柴田
Tomohiro Akita
朋弘 穐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011115565A priority Critical patent/JP2012239790A/ja
Publication of JP2012239790A publication Critical patent/JP2012239790A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

【課題】 浴槽等に適用される微細気泡発生装置に関し、循環用のポンプとは別のポンプを装備する等の装置の大型化を是正することにある。
【解決手段】
供給された気体溶存水を吐出口側に流出させるための流出管12と、流出管12の途中位置より分岐して吐出口の手前位置より合流するバイパス管17と、バイパス経路内の途中位置であってバイパス管17の外周部に加熱部18を設けた構成にして装置の小型化を図ったものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、気体を溶解した液体から気泡を生成する微細気泡発生装置、および循環式浴槽システムに関する。
従来、微細気泡発生装置として、空気などの気体を水などの溶媒に溶解させた液体を減圧または加熱させることにより、溶媒に対する気体の溶解量が飽和溶解量を超える状態になって、微細気泡を発生させるものが知られている。このようにして発生された微細気泡は、洗浄効果をはじめ、肌の保湿効果や温熱効果などの入浴の効能をもたらすものなどとして近年注目されている。
例えば、このような微細気泡を発生させる微細気泡発生装置の一つに、気体を溶解した液体の流路内に加熱蒸気を供給する装置が知られている(特許文献1)。
このような装置においては、気体を溶解した液体の流路内に加熱蒸気を供給することにより、流路内の液体は加熱される一方、供給された水蒸気は冷やされて凝縮し液体となり、水以外の気体は気体として残り、微細気泡として流路へと供給される。そして、流路内の液体に溶存している気体は温度上昇により溶解度が低下し気泡として析出し、微細気泡が発生するようになっている。
特開2008-212784号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような微細気泡発生装置においては、水槽内からポンプを用いて蒸気発生器へ水が供給されるような構造になっており、気泡を供給する循環経路用のポンプとは別にさらにポンプが必要となり、装置が大掛かりになってしまうという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて発明したものであり、充分な量の微細気泡の発生を維持しつつ、装置の簡略化および小型化を目的とする。
上記の課題を解決するために、
第1の発明における微細気泡発生装置は、供給された気体溶解水を吐出口側に流出させる流出管と、その流出管の途中位置より分岐して吐出口の手前位置より合流するバイパス経路を形成するバイパス管と、前記バイパス経路の途中位置であって前記バイパス管を加熱して加熱蒸気を発生させる加熱部を設けたことを特徴とする。
第2の発明における微細気泡発生装置は、第1の発明におけるバイパス管の外周部に加熱部を設けたことを特徴とする。
第3の発明における微細気泡発生装置は、第2の発明における加熱手段が設けられるバイパス管の内壁側の対応位置に、突出部を設けたことを特徴とする。
第4の発明における循環式浴槽システムは、浴槽中の湯水を循環するポンプと、前記ポンプから供給された前記気体溶解水を前記水槽に設けられた吐出口側に流出させる流出管と、その流出管の途中位置より分岐して吐出口の手前位置より合流するバイパス経路を形成するバイパス管と、前記バイパス経路の途中位置であって前記バイパス管を加熱して加熱蒸気を発生させる加熱部を設けたことを特徴とする。
第5の発明における循環式浴槽システムは、第4の発明におけるバイパス管の外周部に加熱部を設けたことを特徴とする。
第6の発明における循環式浴槽システムは、第5の発明における加熱手段が設けられるバイパス管の内壁側の対応位置に、突出部を設けたことを特徴とする。
本発明に係る発明の微細気泡発生装置および循環式浴槽システムによれば、充分な量の微細気泡の発生を維持しながら、構造を簡単にでき、装置の小型化が可能となる。
本発明の微細気泡生成装置および循環式浴槽システムの実施例1を示した構成図である。 図1の実施例における微細気泡発生部を示す断面図である。 実施例2における微細気泡発生部を示す断面図である。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき、好ましい実施例により図面に沿って具体的に説明する。図1は、その一実施例に係る微細気泡発生装置および循環式浴槽システムの全体図を示している。
同図において、符号1は循環式浴槽システムであり、2は湯水を示し、3は湯水を貯留するための浴槽であって、側面部に湯水の吸込口4と吐出口5を備えている。また、浴槽3は、上面部を形成するフランジ部6に空気吸込口7を備えている。
浴槽3の吸込口4は、配水管8を介してポンプ9の吸い込み側9aに接続されている。ポンプ9の吐出側9bは、流入管10を介して、気体溶解部11の吸い込み側11aに接続されている。気体溶解部11の吐出側11bは、流出管12を介して、後述する本実施例の主要構成部である微細気泡発生部13内を通じて吐出口5に接続されている。
空気吸込口7は、空気配管14を介して流入管10に連通している。空気配管14の途中には逆止弁15が設けられている。
次に、本実施例の主要構成部である微細気泡発生部13につき、図2を用いて詳述する。
同図において、17はバイパス管であり、そのバイパス管17の導入口17aは流出管12内の流路中央に、液体をスムーズに流入させるように設けられている。
そのバイパス管17の導入口17aは流出管12内の流路中央に、液体をスムーズに流入させるように設けられている。
この導入口17aが流路の中央にあることで、流路の流速が最も速い部分からバイパス管17へ液体を供給することができ、わざわざ別のポンプを備えた供給路を設けてポンプから供給するというようなことは不要になる。
さらに、バイパス管17は、流出管12の途中位置(分岐点P)から分岐して、分岐点Pよりも下流側にあり、吐出口の手前位置にある蒸気噴射口17bに至ってバイパス経路を形成して、再び流出管12と合流する。また、バイパス管の蒸気噴射口17bの近傍で、流出管12と接しない外周部に一周するように加熱部18を備えている。この加熱部18は、バイパス管17内の湯水を加熱して、100℃近傍の加熱蒸気を発生させるものである。
この加熱部18を流出管12と離間した位置に設けてあるのは流出管12に直接熱が伝わらないようにするためである。
そして、この加熱部18を設ける位置は、蒸気噴射口17bの近傍である必要はなく、バイパス管17のバイパス経路の途中位置であればいずれの場所でもよい。
またさらに、前記バイパス管17の直径は、液体の流路に対して断面積比が20分の1程度であることが好ましく、この比率は加熱部18を通過する液体の流速、通過流量、液体を加熱すべき温度等を考慮したときの好ましい比率となっている。
次に、図1および図2を用いて循環式浴槽システムの動作について説明する。
本実施例の循環式浴槽システム1においては、ポンプ9の作動によって浴槽3内の湯水2を吸込口4から吸い込み、配水管8および流入管10を通じて気体溶解部11に送り出す。
湯水2は、吸い込み側11aから気体溶解部11に備えた図示しないタンク内に噴出し、タンク内に貯留していた空気や空気吸込口7から吸い込まれる空気と混合され、湯水2中に空気が溶解して気体溶解水が生成される。
所定の濃度に空気が溶解した気体溶解水は、吐出側11bから流出し、流出管12に送り出される。送り出された気体溶解水の一部は、途中、バイパス管17の導入口17aへ取り込まれる。
その取り込まれた気体溶解水は、バイパス経路を経て加熱部18に達すると、加熱により流路全体で蒸気を生成する。蒸気生成に伴う体積膨張により加熱流路内が加圧されることにより、蒸気を含む液体Hが主流である流出管12へ噴射され、流出管12内の湯水では、加熱により飽和溶解量を超えた溶存気体が析出し、微細気泡Oが主流路内に発生する。
そして、発生した微細気泡は、流出管12を流れ、吐出口5を通じて浴槽3内に吐出し、浴槽3内に貯留する湯水と混合される。そして、浴槽3内の湯水2は、ポンプ9の作動によって循環し、この循環が繰り返されて浴槽3内の湯水2の微細気泡量が増加する。
この構成によれば、蒸気を供給するためのポンプをバイパス管17に必要としないため、簡単な構成で、充分な微細気泡を生成するこことができ、装置の小型化が可能となる。
(実施例2)
次に実施例2につき、説明する。
図3は、その実施例2に係る気泡発生部を示す断面図である。
本実施例に係る気泡発生部19については、図2で説明した実施例1の気泡発生部と異なる点について説明し、実施例1と同様の構成部には同一符号を示す。
同図に示すように、本実例に係る気泡発生部19において、20は突出部としての突条部で、この突条部20は、加熱部18が設けられたバイパス管17の内壁側の対応位置に、環状に設けられている。
この突条部20が設けられる構成によれば、加熱蒸気が発生する部分に液体の流れを急激に抑制して乱流を生じさせ、気泡の発生を促進させることができる。
さらに、突条物があることで熱の接触面積を増加させることができ、熱効率が向上する。
また、突出部は液体の流れを急激に抑制して乱流等を生じさせて気泡の発生を促進するものであればよく、例えば、バイパス管17の内側に突起物を複数備える等、同図に示した突条部20の環状形状に限定されない。
(他の実施例)
前述した実施例1および2では、循環式浴槽システムに関して説明したが、本発明における特徴的構成は、浴槽だけに限定されない。例えば、キッチン等の水道水の供給管に、気体溶解部と微細気泡発生部を設け、洗浄効果の高い微細気泡を含んだ水を供給することができる。また、バイパス管17の外周部を一周するように加熱部18を備えたものを説明したが、外周面の一部に加熱部18を設けるようにしてもよく、また電磁誘導等でバイパス管17そのものを発熱させるものでもよい。
1 循環式浴槽システム
2 湯水
3 浴槽
4 吸込口
5 吐出口
6 フランジ部
7 空気吸込口
8 配水管
9 ポンプ
9a 吸込側
9b 吐出側
10 流入管
11 気体溶解装置
11a 吸込側
11b 吐出側
12 流入管
13 微細気泡発生部
14 空気配管
15 逆止弁
17 バイパス管
17a 導入口
17b 蒸気噴射口
18 加熱部
19 第2の実施形態に係る微細気泡発生部
20 突条部
H 蒸気を含む液体
O 気泡
P 分岐点

Claims (6)

  1. 供給された気体溶解水から加熱蒸気により気泡を発生させる微細気泡発生装置において、前記供給された気体溶解水を吐出口側に流出させる流出管と、その流出管の途中位置より分岐して吐出口の手前位置より合流するバイパス経路を形成するバイパス管と、前記バイパス経路の途中位置であって前記バイパス管を加熱して加熱蒸気を発生させる加熱部を設けたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 前記バイパス管の外周部に加熱部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の微細気泡発生装置。
  3. 前記加熱部が設けられるバイパス管の内壁側の対応位置に、突出部を設けたことを特徴とする、請求項2に記載の微細気泡発生装置。
  4. 気体溶解水から加熱蒸気により浴槽中に微細気泡を発生させるようにした循環式浴槽システムにおいて、浴槽中の湯水を循環するポンプと、前記ポンプから供給された前記気体溶解水を前記水槽に設けられた吐出口側に流出させる流出管と、その流出管の途中位置より分岐して吐出口の手前位置より合流するバイパス経路を形成するバイパス管と、前記バイパス経路の途中位置であって前記バイパス管を加熱して加熱蒸気を発生させる加熱部を設け、前記浴槽内の湯水を循環させるようにしたことを特徴とする循環式浴槽システム。
  5. 前記バイパス管の外周部に加熱部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の循環式浴槽システム。
  6. 前記加熱手段が設けられるバイパス管の内壁側の対応位置に、突出部を設けたことを特徴とする、請求項5に記載の循環式浴槽システム。
JP2011115565A 2011-05-24 2011-05-24 微細気泡発生装置、および循環式浴槽システム Withdrawn JP2012239790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011115565A JP2012239790A (ja) 2011-05-24 2011-05-24 微細気泡発生装置、および循環式浴槽システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011115565A JP2012239790A (ja) 2011-05-24 2011-05-24 微細気泡発生装置、および循環式浴槽システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012239790A true JP2012239790A (ja) 2012-12-10

Family

ID=47462123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011115565A Withdrawn JP2012239790A (ja) 2011-05-24 2011-05-24 微細気泡発生装置、および循環式浴槽システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012239790A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015056547A1 (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 株式会社 アスプ 気体含有液生成装置および気体含有液噴射機構
JP2016507376A (ja) * 2013-02-22 2016-03-10 ケーテー マリーン カンパニー リミテツド 生物膜生成抑制のための循環型配管が設置された船舶バラスト水のインライン処理処置
JP2019198828A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 エムケー精工株式会社 洗浄装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507376A (ja) * 2013-02-22 2016-03-10 ケーテー マリーン カンパニー リミテツド 生物膜生成抑制のための循環型配管が設置された船舶バラスト水のインライン処理処置
WO2015056547A1 (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 株式会社 アスプ 気体含有液生成装置および気体含有液噴射機構
JP2015077566A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 株式会社アスプ 気体含有液生成装置および気体含有液噴射機構
CN105873669A (zh) * 2013-10-17 2016-08-17 阿思普株式会社 含气液体生成设备和含气液体喷射模块
US9868092B2 (en) 2013-10-17 2018-01-16 Asupu Co., Ltd Gas-containing liquid generating apparatus and gas-containing liquid injecting module
JP2019198828A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 エムケー精工株式会社 洗浄装置
JP7011976B2 (ja) 2018-05-17 2022-02-10 エムケー精工株式会社 洗浄装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5692258B2 (ja) 微細気泡発生装置および風呂給湯装置
JP2012239790A (ja) 微細気泡発生装置、および循環式浴槽システム
JP2011194390A (ja) 気液混合装置、気液混合システムおよび気液混合システムを用いた気体成分含有水の製造方法
JP5635800B2 (ja) 酸素水生成装置
JP6067201B2 (ja) 微細気泡発生方法、および微細気泡発生装置等
JP2008246311A (ja) 微細気泡発生装置及び微細気泡発生方法
JP2010216695A (ja) 熱交換器
CN109667105B (zh) 微气泡产生循环系统
JP2008212784A (ja) 微細気泡発生装置
JP5844746B2 (ja) 液体を加熱し泡立たせるための装置
JP2005034624A (ja) 微細気泡風呂装置及びその気泡発生用ノズル
WO2018010685A1 (zh) 热水器系统
CN114832658A (zh) 微纳米气泡液体生成系统及热水器
JP2018099424A (ja) 風呂装置
CN211093879U (zh) 洗涤设备的进液系统和洗涤设备
JP2008151381A (ja) 気化冷却装置
JP4069810B2 (ja) 追焚き機能付き給湯装置
JP5065348B2 (ja) 微細気泡発生装置
EP3170490B1 (en) Micro bubbles generating device for hydrotherapy systems
CN201481755U (zh) 多功能spa机结构
JP2013022496A (ja) 洗顔水供給装置
CN110495777A (zh) 出水结构及水处理装置
JP2019138505A (ja) 給湯機
CN104094053A (zh) 用于发电厂的旁路蒸汽系统的喷水设备
JP2013113453A (ja) 風呂給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140805