JP2012239407A - 栽培環境要素測定装置及び栽培情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御機構部が配されている空間の有効利用を図る。さらに、制御機構部の駆動熱が各種センサに影響することを、より確実に低減する。
【解決手段】 栽培環境要素測定装置1は、複数の室11,12が設けられたケーシング10と、前記複数の室11,12のそれぞれに配置される環境要素測定手段と、前記複数の室11,12のいずれかに配置され、前記各環境要素測定手段の制御及びデータ収集を行う前記制御機構部30とを有する。さらに、前記制御機構部30が配置された室11に、結露を回避する必要のあるいずれかの前記環境要素測定手段を配置し、他の環境要素測定手段20が配置される室12を、前記制御機構部30が配置された室11から隔離して設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温室内の栽培環境要素を測定する栽培環境要素測定装置及び測定されたデータに基づき所望の栽培情報を提供する栽培情報提供装置に関する。
特許文献1には、農作物の育成に用いられ、温度、湿度、風速、日照等のデータを収集するデータ収集装置が開示されている。すなわち、吸気側から排気側に至る空気通路に、温度センサ、湿度センサ等のセンサボックスを配置すると共に、ファンを配置し、空気通路内を通過する空気を各センサに接触させてデータを収集する。この際、センサやファンの制御やデータ収集を行うCPU、その他各種電気回路が実装された基板、電源部などの制御機構部では、駆動熱が生じる。その駆動熱が温度センサや湿度センサ等に対して悪影響を及ぼすことを抑制するために、前記制御機構部は、上記した各種センサ等が配置される空気通路から隔離して設けている。
特開2009−68999号公報
特許文献1の技術では、各種センサを制御機構部からケーシング内で隔離しているだけであり、制御機構部が配されている空間の有効利用がなされていない。また、隔壁を介してはいるが、各種センサと制御機構部が同じケーシング内に配置されているため、制御機構部の熱が隔壁を介して各種センサに影響する可能性もある。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、制御機構部が配されている空間の有効利用を図ることができる栽培環境要素測定装置を提供することを課題とする。また、制御機構部の駆動熱が各種センサに影響することを、より確実に低減することができる栽培環境要素測定装置を提供することを課題とする。さらに、この栽培環境要素測定装置により測定したデータを利用した栽培情報提供装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の栽培環境要素測定装置は、複数の室が設けられたケーシングと、前記複数の室のそれぞれに配置される環境要素測定手段と、前記複数の室のいずれかに配置され、前記各環境要素測定手段の制御及びデータ収集を行う制御機構部とを有し、前記制御機構部が配置された室に、結露を回避する必要のあるいずれかの前記環境要素測定手段を配置し、他の環境要素測定手段が配置される室を、前記制御機構部が配置された室から隔離して設けたことを特徴とする。
前記制御機構部が配置された室と、前記制御機構部が配置された室から隔離して設けた他の室との間に、前記制御機構部で生じる駆動熱の他の室への影響を抑制する伝熱抑制部が設けられていることが好ましい。前記伝熱抑制部は、前記制御機構部が配置された室と前記他の室との間に形成される空室部からなり、該空室部が形成された位置における前記ケーシングの対向する各壁部には開口部が形成され、前記空室部内へ前記開口部を通じて外部空気が流通可能であることが好ましい。
前記制御機構部が配置された室に配置される前記環境要素測定手段が、二酸化炭素濃度測定手段であることが好ましく、さらに、前記二酸化炭素濃度測定手段が、前記制御機構部の中の発熱部近傍に配置されていることが好ましい。前記制御機構部が配置された室から隔離して設けた室に配置される前記他の環境要素測定手段が、温度測定手段及び湿度測定手段のいずれか少なくとも一方であることが好ましい。
前記温度測定手段及び湿度測定手段のいずれか少なくとも一方が配置される室は、一方の壁部に設けられた空気導入口と他方の壁部に設けられた空気排出口を備えると共に、前記空気導入口と空気排出口とを連通するダクト部及び該ダクト部内を前記空気導入口から空気排出口へと空気を流通させるファンを備え、前記空気導入口から空気排出口までの間に、前記温度測定手段及び湿度測定手段のいずれか少なくとも一方が配置されている構成とすることが好ましい。
前記制御機構部は、収集した前記各環境要素測定手段のデータを、温室内に設けられる換気装置、給液装置、冷暖房機などの温室内環境調整手段の駆動制御部に送信し、前記各環境要素測定手段により測定したデータに基づき、前記温室内環境調整手段を駆動制御する構成であることが好ましい。さらに、前記制御機構部により収集した前記各環境要素測定手段のデータを受信し、受信したデータを記憶し、記憶したデータを分析若しくは所望の出力形態に加工するデータ分析・加工手段を有するコンピュータを備えることが好ましい。
また、本発明は、ユーザが保有する前記栽培環境要素測定装置のコンピュータと通信回線を介して接続され、前記コンピュータから送信されるデータを受信し、当該データから必要とされる栽培情報を判断し、当該栽培情報を前記ユーザのコンピュータに送信することを特徴とする栽培情報提供装置を提供する。
本発明によれば、制御機構部が配置された室と他の室とを隔離するだけでなく、制御機構部が配置された室に、結露を回避する必要のある環境要素測定手段を配置した構成である。例えば、二酸化炭素濃度測定手段であるCOセンサは結露が付着すると正確な測定ができないが、制御機構部と同じ室に配置することで、その駆動熱を有効利用して結露を防止し、二酸化炭素濃度等の正確な測定を可能にする。
また、制御機構部が配置された室と他の室との間に、伝熱抑制部を設けることにより、制御機構部で生じる駆動熱の他の室への影響を抑制できる。特に、伝熱抑制部を、制御機構部が配置された室と他の室との間に形成される空室部として構成し、ケーシングにおける対向する各壁部に開口部を形成した構成とすると、開口部を通じて空室部内に外部空気が流通可能となるため、伝熱抑制効果がより高くなり、他の室に配置された温度測定手段や湿度測定手段等への駆動熱の影響をより低減することができる。
また、本発明の栽培環境要素測定装置よれば、温室内における各種の栽培環境に関連するデータを正確に収集できるため、それらのデータをユーザから管理者側に設置される栽培情報提供装置(ホストコンピュータ)で集めれば、栽培情報提供装置に蓄積されている各種栽培情報に照合して、ユーザのデータから必要と判断される栽培情報を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態の栽培環境要素測定装置を示す斜視図である。 図2は、図1の栽培環境要素測定装置の内部を示す斜視図である。 図3は、図1の栽培環境要素測定装置の内部を示す断面図である。 図4は、図1の栽培環境要素測定装置を反対側から視た斜視図である。 図5は、本発明の実施形態の栽培情報提供装置を示す概略的な説明図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の一の実施形態に係る栽培環境要素測定装置1を説明するための図である。栽培環境要素測定装置1は、植物を栽培する温室内に設置され、温室内の温度、湿度、二酸化炭素濃度、照度等の栽培環境要素を測定及び記録する装置である。
図1〜図4に示すように、栽培環境要素測定装置1は、ケーシング10、環境要素測定手段である温度センサ21(温度測定手段)、湿度センサ22(湿度測定手段)及びCOセンサ23(二酸化炭素濃度測定手段)、並びに、制御機構部を有して構成される。
ケーシング10には複数の室が形成される。本実施形態では、ケーシング10の内部が、第一の隔壁11aと第二の隔壁12aによって図3において左側と右側の室に仕切られており、第一の室11と第二の室12が形成されている。また、第一の隔壁11aと第二の隔壁12aの間には空室部13が形成される。
より詳細には、第一の室11は一方の側壁部14a側(図3において右側)に形成され、該一方の側壁部14a、前側壁部14c、背側壁部14d、底壁部14e、天井部14f及び第一の隔壁11aにより区画形成される。
第二の室12は他方の側壁部14b側(図3において左側)に形成され、該他方の側壁部14b、前側壁部14c、背側壁部14d、底壁部14e、天井部14f及び第二の隔壁12aにより区画形成される。第二の室12の内部には、第二の隔壁12aに一端が接合し、他端が底壁部14eに接合する逆L字状隔壁板15aが設けられており、第二の隔壁12a及び逆L字状隔壁板15aにより、前側壁部14cと背側壁部14dとの間にダクト部15が形成されている。
第二の室12の前側壁部14cには、空気導入口16が形成されている。本実施形態では、図2及び図4に示すように横長に開口されると共に、外方に庇部が突出するように形成され、ダクト部15に対応する範囲を含む位置に形成されている。
第二の室12の背側壁部14dにおけるダクト部15に対応する範囲に、空気排出口17が形成されている。本実施形態では、図1〜図3に示したように、円形の孔からなり、該空気排出口17の内側にはファン18(図3を参照)が設けられている。符号18aは、空気排出口17の外側に設けられるファンガードである。
したがって、ファン18を駆動すると、外部(温室内)の空気が上記の空気導入口16からダクト部15へ取り入れられる。ダクト部15の内部に取り込まれる空気は、ダクト部15を通過してファン18によって空気排出口17から外部(温室内)へ排出される。換気効率が高くなるように、ファン18の駆動により強制換気される空間を、第二の室12全体ではなく、逆L字状隔壁板15aにより取り囲んだダクト部15のみとした。
空室部13は、第一の隔壁11aと第二の隔壁12aとの間に形成され、空室部13が位置するケーシング10の対向する壁部(前側壁部14c及び背側壁部14d)には、それぞれ、外部の空気を流通させるための開口部13aが形成されている。
上記の第一の室11および第二の室12には、環境要素測定手段20である温度センサ21(温度測定手段)、湿度センサ22(湿度測定手段)、COセンサ23(二酸化炭素濃度測定手段)等のいずれかが配置される。
上記の第一の室11には、前記の各環境要素測定手段の制御及びデータ収集を行う制御機構部30が配置されている。図2および図3に示すように、例えばCPU基板31や電源基板32が制御機構部30として配置されている。制御機構部30は、このようにCPU基板31、電源基板32あるいは各種インターフェース等を実装しているために駆動熱が生じる。そこで、その駆動熱を結露の回避に利用し、結露を回避する必要のある環境要素測定手段を第一の室11へ配置する。
その典型例として、二酸化炭素濃度測定手段であるCOセンサ23が挙げられる。COセンサ23は結露が付着すると測定精度が低下するので、正確な測定をするためには結露を抑止する必要がある。そのCOセンサ23を第一の室11へ配置すると、制御機構部30から生じる駆動熱によってCOセンサ23への結露の付着を防ぐことができる。特に、COセンサ23は、制御機構部30の中の発熱部の近傍に配置することが望ましい。本実施形態では、図2および図3に示すようにCPU基板31の近くへ配置している。COセンサ23を制御機構部30と同じ第一の室11へ配置することで、駆動熱を有効利用して結露を防止し、二酸化炭素濃度等を正確に測定することができる。なお、第一の室11内には、底壁部14eに貫通した電源コード(図示せず)の取り出し口(図示せず)の隙間を通じて外部(温室内)の空気が取り込まれ、その二酸化炭素濃度が測定される。
上記の第二の室12のダクト部15には、図2および図3に示すように、他の環境要素測定手段として温度センサ21と湿度センサ22を合わせた温湿度センサ基板24が配置されている。なお、温度センサ21および湿度センサ22は、それぞれ単独の基板を配置することももちろん可能であるし、いずれか一方を配置するようにしてもよい。これらの環境要素測定手段は、制御機構部30の駆動熱の影響を受けると、例えば温室内環境の温度、湿度を正確に測定できなくなる。
そこで、第二の室12は前記制御機構部30を配置した第一の室11から隔離している。本実施形態では、単に隔離するだけではなく、第一の室11と第二の室12との間に、前記制御機構部30で生じる駆動熱が他の室へ影響することを抑制するための伝熱抑制部を設けている。
前述した空室部13がその伝熱抑制部としての機能を有する。つまり、外部の空気が2つの開口部13aから空室部13へ流れることによって第一の室11と第二の室12との間の伝熱抑制効果が高くなる。したがって、第二の室12に配置された温度センサ21、湿度センサ22等に対する駆動熱の影響をよりいっそう低減することができる。
さらに、栽培環境要素測定装置1のケーシング10に、照度センサ(図示せず)などの照度測定手段、日射測定手段、培地温度測定手段などを環境要素測定手段として配置することもできる。
次に、前述した本実施形態の栽培環境要素測定装置1における作用について説明する。栽培環境要素測定装置1は、温室内の植物が栽培されている適宜位置に取り付けられる。その際、植物の成長点付近の環境を制御する必要があるため、成長点近傍に設けることが好ましい。栽培環境要素測定装置1では、温度センサ21と湿度センサ22とCOセンサ23などの環境要素測定手段によって温室内の温度、湿度、二酸化炭素濃度を測定する。
温度センサ21と湿度センサ22は、制御機構部30を配置した第一の室11から離隔している第二の室12に配置され、さらに第一の室11と第二の室12の間に伝熱抑制部である空室部13を有するので、温度および湿度を正確に測定することが可能である。
COセンサ23は、制御機構部30が配置される第一の室11へ配置したので、制御機構部30から生じる駆動熱によって結露を回避できる。その結果、二酸化炭素濃度を正確に測定することが可能である。
次に、前述した栽培環境要素測定装置1に対して付設する各種機構について図5を参照して説明する。
温室内には、温室内を換気するためのファンなどの換気装置41、温室内へ入る光の量を調整するためのカーテン42、植物に対する水や薬液を供給するための給液装置43、温室内の温度調整をする冷暖房機44などの各種の温室内環境調整手段40が設けられている。また、温室内環境調整手段40には各機構を駆動するためのモータなどの駆動装置が備えられており、各駆動装置は駆動制御部45(なお、駆動制御部45は、各温室内環境調整手段40に個別に設けてもよいし、それらを統合的に制御する手段としてもよいが、図5では、便宜上、一つにまとめた態様のものを示している)よって制御される構成である。
栽培環境要素測定装置1の制御機構部30は、各環境要素測定手段である温度センサ21、湿度センサ22、COセンサ23などの各センサから送られる測定データを受信する。その測定データを、ハブ51を介して温室内環境調整手段40の駆動制御部45へ送信したり、あるいは、コンピュータ50へ送信したりする。なお、図5ではハブ51を介して駆動制御部45及びコンピュータ50を接続しているが、ハブ51を介さずに接続するようにしてもよい。
例えば、制御機構部30は、各環境要素測定手段にて収集したデータを上記の温室内環境調整手段40の駆動制御部45へ送信し、収集したデータに基づき、前記温室内環境調整手段40を駆動制御する。その結果、例えば、換気用の側窓や天窓などを温室内の温度や湿度に合わせて自動開閉することができる。さらに、温室内の二酸化炭素濃度や照度に応じて、カーテン42を自動開閉したり、給液システムを自動制御したりすることができる。
また、上記のコンピュータ50としては、前記制御機構部30により収集した各環境要素測定手段のデータを受信し、その受信したデータを記憶し、その記憶したデータを分析もしくは所望の出力形態に加工するデータ分析・加工手段(図示せず)を備えた構成とすることが好ましい。その結果、コンピュータ50ではデータを蓄積し、管理することができる。例えば、受信したデータを加工して、特定期間における平均気温、積算温度、有効積算温度、絶対湿度、飽差、露点などを算出することができる。また、測定したデータをグラフで表示し、環境の変化を目視で確認できるようにしてもよい。さらに、過去のデータと比較し、一つのグラフに集約することもできる。これにより、ユーザによる栽培管理の容易化を図ることができる。
さらに、上記の栽培環境要素測定装置1に接続されるコンピュータ50を端末として、複数のユーザから送信される情報を管理する栽培情報提供装置60を設定することができる。具体的には、管理者の栽培情報提供装置60(ホストコンピュータ)に、ユーザが保有する栽培環境要素測定装置1のコンピュータ50(端末装置)が通信回線62を介して接続されるシステムを構築する。それにより、通信回線62を介して前記コンピュータ50から送信されるデータを受信できるようになる。
栽培情報提供装置60は、ユーザからのデータを受信したならば、該栽培情報提供装置60に蓄積されている栽培情報データとの関係を検索する。栽培情報提供装置60が蓄積している栽培情報データとしては、例えば、病害虫発生予想等のデータベースのほか、受信したデータに基づくより適切な栽培環境に関するアドバイス情報、受信したデータから予測される収穫時期のシミュレーション情報などがある。
例えば、平均気温が高い場合において、ある植物に生じる症状やその対処方法などのように、ユーザのデータに対応する栽培情報を検索し、ユーザが必要とされる栽培情報を判断する。その栽培情報を前記ユーザのコンピュータ50へ送信する。ユーザはその栽培情報を参考にして温室内の環境の問題点や解決策を抽出し、栽培改善を図ることができる。また、栽培情報提供装置60において、所定の会員だけがアクセスできるサイトを設定し、その会員サイトであれば、他のユーザの栽培情報を参照し、自己の栽培改善に役立てる情報交換ツールとして活用することもできる。
1 栽培環境要素測定装置
10 ケーシング
11 第一の室
12 第二の室
13 空室部(伝熱抑制部)
13a 開口部
14a,14b 側壁部
14c 前側壁部
14d 背側壁部
15 ダクト部
16 空気導入口
17 空気排出口
18 ファン
21 温度センサ(温度測定手段)
22 湿度センサ(湿度測定手段)
23 COセンサ(二酸化炭素濃度測定手段)
24 温湿度センサ基板
30 制御機構部
31 CPU基板
32 電源基板
40 温室内環境調整手段
45 駆動制御部
50 コンピュータ
60 栽培情報提供装置

Claims (10)

  1. 複数の室が設けられたケーシングと、
    前記複数の室のそれぞれに配置される環境要素測定手段と、
    前記複数の室のいずれかに配置され、前記各環境要素測定手段の制御及びデータ収集を行う制御機構部と
    を有し、
    前記制御機構部が配置された室に、結露を回避する必要のあるいずれかの前記環境要素測定手段を配置し、
    他の環境要素測定手段が配置される室を、前記制御機構部が配置された室から隔離して設けたことを特徴とする栽培環境要素測定装置。
  2. 前記制御機構部が配置された室と、前記制御機構部が配置された室から隔離して設けた他の室との間に、前記制御機構部で生じる駆動熱の他の室への影響を抑制する伝熱抑制部が設けられている請求項1記載の栽培環境要素測定装置。
  3. 前記伝熱抑制部は、前記制御機構部が配置された室と前記他の室との間に形成される空室部からなり、該空室部が形成された位置における前記ケーシングの対向する各壁部には開口部が形成され、前記空室部内へ前記開口部を通じて外部空気が流通可能である請求項2記載の栽培環境要素測定装置。
  4. 前記制御機構部が配置された室に配置される前記環境要素測定手段が、二酸化炭素濃度測定手段である請求項1〜3のいずれか1に記載の栽培環境要素測定装置。
  5. 前記二酸化炭素濃度測定手段が、前記制御機構部の中の発熱部近傍に配置されている請求項4記載の栽培環境要素測定装置。
  6. 前記制御機構部が配置された室から隔離して設けた室に配置される前記他の環境要素測定手段が、温度測定手段及び湿度測定手段のいずれか少なくとも一方である請求項1〜5のいずれか1に記載の栽培環境要素測定装置。
  7. 前記温度測定手段及び湿度測定手段のいずれか少なくとも一方が配置される室は、一方の壁部に設けられた空気導入口と他方の壁部に設けられた空気排出口を備えると共に、前記空気導入口と空気排出口とを連通するダクト部及び該ダクト部内を前記空気導入口から空気排出口へと空気を流通させるファンを備え、前記空気導入口から空気排出口までの間に、前記温度測定手段及び湿度測定手段のいずれか少なくとも一方が配置されている請求項6記載の栽培環境要素測定装置。
  8. 前記制御機構部は、収集した前記各環境要素測定手段のデータを、温室内に設けられる換気装置、給液装置、冷暖房機などの温室内環境調整手段の駆動制御部に送信し、前記各環境要素測定手段により測定したデータに基づき、前記温室内環境調整手段を駆動制御する請求項1〜7のいずれか1に記載の栽培環境要素測定装置。
  9. さらに、前記制御機構部により収集した前記各環境要素測定手段のデータを受信し、受信したデータを記憶し、記憶したデータを分析若しくは所望の出力形態に加工するデータ分析・加工手段を有するコンピュータを備える請求項1〜8のいずれか1に記載の栽培環境要素測定装置。
  10. ユーザが保有する請求項9記載の栽培環境要素測定装置のコンピュータと通信回線を介して接続され、
    前記コンピュータから送信されるデータを受信し、当該データから必要とされる栽培情報を判断し、当該栽培情報を前記ユーザのコンピュータに送信することを特徴とする栽培情報提供装置。
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