JP2012235666A - コルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法 - Google Patents

コルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012235666A
JP2012235666A JP2011104406A JP2011104406A JP2012235666A JP 2012235666 A JP2012235666 A JP 2012235666A JP 2011104406 A JP2011104406 A JP 2011104406A JP 2011104406 A JP2011104406 A JP 2011104406A JP 2012235666 A JP2012235666 A JP 2012235666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated tube
wire harness
wire
covered
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011104406A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hagi
真博 萩
Hirotaka Baba
裕隆 馬場
Kazuma Ogino
一真 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2011104406A priority Critical patent/JP2012235666A/ja
Publication of JP2012235666A publication Critical patent/JP2012235666A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

【課題】フラット電線を複数並列したワイヤハーネスを挿通するコルゲートチューブ内で、フラット電線同士が重なるのを防止する。
【解決手段】複数の芯線4aを並列した導体4または断面長方形の導体を樹脂で被覆したフラット電線2を複数並列したワイヤハーネス1を挿通する扁平形状のコルゲートチューブ7であって、該コルゲートチューブ7には周方向に所定長さ連続する山部8と谷部9が軸線方向に交互に設けられていると共に、該コルゲートチューブ7の内面には、挿通する前記ワイヤハーネス1の隣接するフラット電線2間に配置する凸部10aが軸線方向に連続して設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明はコルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法に関し、詳しくは、フラット電線を複数並列したワイヤハーネスを挿通するコルゲートチューブ内で、フラット電線同士が重なるのを防止するものである。
ハイブリッド自動車や電気自動車のインバータとモータなどの機器間を接続するために、複数の丸電線101を集束したワイヤハーネス100が用いられている[特開2001−136632号公報(特許文献1)参照]。該ワイヤハーネス100の外周には、図5に示すように、シールド手段である筒状の金属編組線102が被せられ、さらにその外周に外装材であるコルゲートチューブ103が被せられて前記機器間に配索される場合が多い。
一方、前記丸電線101の芯線と同様に多数本の金属素線を集束した芯線106aを複数本並列させて帯状の導体106を形成し、該導体106を樹脂107で被覆した図6に示すようなフラットケーブル(以下、フラット電線と称す)105は、定格の電流値に対して導体断面積を小さく設定できるため、丸電線と同等の放熱性能を保持しながら重量低減やコスト低減が可能となる。そこで、図5の丸電線101に代えて、図6のようにフラット電線105を複数並列したワイヤハーネス104を形成し、該ワイヤハーネス104の外周に金属編組線108や扁平なコルゲートチューブ109を被せて機器間に配索することは、前記放熱性能や重量、コスト低減の点から有利であると共に配索スペースの高さを低減できる点でも有効である。
しかし、前記並列した複数のフラット電線105は幅方向に位置ズレしやすくコルゲートチューブ109内でフラット電線105同士が重なった状態で保持される場合がある。コルゲートチューブ109内でフラット電線105同士が重なると、該電線105が互いに熱の授受を行って発熱するため、良好な放熱性能が得られなくなるおそれがある。
特開2001−136632号公報
本発明は、フラット電線を複数並列したワイヤハーネスを挿通するコルゲートチューブ内で、フラット電線同士が重なるのを防止することを課題としている。
前記課題を解決するため、第1の発明は、複数の芯線を並列した導体または断面長方形の導体を樹脂で被覆したフラット電線を複数並列したワイヤハーネスを挿通する扁平形状のコルゲートチューブであって、
該コルゲートチューブには周方向に所定長さ連続する山部と谷部が軸線方向に交互に設けられていると共に、該コルゲートチューブの内面には、挿通する前記ワイヤハーネスの隣接するフラット電線間に配置される凸部が軸線方向に連続して設けられていることを特徴とするコルゲートチューブを提供している。
前記のように、本発明ではフラット電線を複数並列したワイヤハーネスを挿通する扁平形状のコルゲートチューブの内面に、挿通するワイヤハーネスの隣接するフラット電線間に配置される凸部を軸線方向に連続して設けている。よって、前記凸部の存在により並列したフラット電線の幅方向への位置ズレが抑えられ、コルゲートチューブ内でのフラット電線同士の重なりを防止できる。
挿通するワイヤハーネスの並列するフラット電線の数がN本であれば、N−1個存在する隣接するフラット電線間すべてに前記凸部が配置されるようにコルゲートチューブの内面に前記凸部が設けられていることが好ましい。また、前記凸部はコルゲートチューブの谷部より内方に突出させてフラット電線の幅方向への位置ズレを阻止する必要があるが、ワイヤハーネスの挿通を阻害しない程度の突出寸法とすることが好ましい。
特に、前記コルゲートチューブの幅広の上下面の内面に前記凸部を対向して設けると共に、前記コルゲートチューブの上下面の外面には前記凸部を内面に形成する凹部を形成し、前記コルゲートチューブの一側面にはスリットを軸線方向に連続して形成していることが好ましい。
前記のように、コルゲートチューブの幅広の上下面の内面に凸部を対向して設けることにより、コルゲートチューブ内でのフラット電線の幅方向への位置ズレを上下面の凸部で抑制してフラット電線同士の重なりを防止できる。
また、前記コルゲートチューブの上下面の外面に前記凸部を内面に形成する凹部を形成することによって、コルゲートチューブに外嵌固定するクランプ内面に設けたリブ状の凸部を前記コルゲートチューブ外面の凹部に嵌合させ、隣接するフラット電線間に配置されるコルゲートチューブ内面の凸部を押圧して浮き上がりを防止できる。これにより、コルゲートチューブ内でのフラット電線同士の重なりを防止できる。
また、前記のように、コルゲートチューブの一側面にスリットを軸線方向に連続して形成することにより、開口させたスリット側からコルゲートチューブをワイヤハーネスに被せることができ、ワイヤハーネスの隣接するフラット電線間にコルゲートチューブ内面の凸部を容易に配置できる。
また、第2の発明は、複数の芯線を並列した導体または断面長方形の導体を樹脂で被覆したフラット電線を複数並列したワイヤハーネスに金属編組線を被せ、該金属編組線を被せたワイヤハーネスに前記コルゲートチューブを取り付ける方法であって、
ワイヤハーネスの組立作業板に昇降可能に立設した布線治具の支軸の上端に設けた断面樋形状の電線受け部に前記金属編組線を被せたワイヤハーネスを載置すると共に、該ワイヤハーネスを構成する複数のフラット電線の両端を前記ワイヤハーネスの組立作業板に固定して前記複数のフラット電線を並列に保持した後、
前記布線治具を降下させながら、前記金属編組線を被せたワイヤハーネスに前記コルゲートチューブを開口させた前記スリット側から被せて、前記コルゲートチューブ内面の前記凸部を前記金属編組線で被覆された隣接する前記フラット電線間に配置し、
ついで、前記コルゲートチューブの外周面に粘着テープを巻き付けることを特徴とするコルゲートチューブの取付方法を提供している。
前記のように、ワイヤハーネスの組立作業板に昇降可能に立設した布線治具の断面樋形状のフラットな電線受け部に、フラット電線を複数並列し金属編組線を被せたワイヤハーネスを載置すると共に、前記複数並列したフラット電線の両端をワイヤハーネスの組立作業板に固定することにより、前記複数のフラット電線を全長にわたって並列保持できる。よって、前記布線治具を降下させながらコルゲートチューブを前記ワイヤハーネスに被せること、即ち、前記ワイヤハーネスへのコルゲートチューブ取付時に前記布線治具をワイヤハーネスから退避させることによって、フラット電線の並列状態をコルゲートチューブの取付時まで保持でき、コルゲートチューブ取付時におけるフラット電線同士の重なりを防止できる。
前記複数並列したフラット電線の両端をワイヤハーネスの組立作業板に固定するには、例えば、前記ワイヤハーネスの組立作業板の所定位置に突設したピンと前記フラット電線の端末に取り付けた端子の端子穴とを嵌合させることにより可能である。
また、前記のように、コルゲートチューブ取付時にコルゲートチューブ内面に設けた凸部を前記金属編組線で被覆された隣接するフラット電線間に押し込むように配置した後、前記コルゲートチューブの外周面をテープ巻きすることで、コルゲートチューブ内でのフラット電線同士の重なり防止に加えて、並列するフラット電線と金属編組線、コルゲートチューブをより密着させて放熱性能を高めることができる。
さらに、前記ワイヤハーネスに取り付けたコルゲートチューブに、ヒンジで連結され開放端側が互いにロック結合される第1、第2部材からなるクランプを外嵌し、該クランプの第1、第2部材の内面の周方向に設けた山部を前記コルゲートチューブ外面の谷部に嵌合させると共に、前記第1、第2部材の内面の軸線方向に設けた凸部を前記コルゲートチューブ外面の凹部に嵌合させていることが好ましい。
前記のように、ヒンジで連結され開放端側が互いにロック結合される第1、第2部材からなるクランプを前記ワイヤハーネスに取り付けたコルゲートチューブに外嵌することによって、ワンタッチの嵌合作業で、並列したフラット電線からなるワイヤハーネスと金属編組線、コルゲートチューブを密着、一体化して、該クランプに設けた車体係止部を介して前記一体化したワイヤハーネスを車両に固定できる。また、前記クランプをコルゲートチューブに外嵌させる際、前記第1、第2部材内面の軸線方向に設けた凸部をコルゲートチューブ外面の凹部に嵌合させることにより、隣接するフラット電線間に配置されるコルゲートチューブ内面の凸部を押圧し浮き上がりを防止してコルゲートチューブ内でのフラット電線同士の重なりを効果的に防止できる。また、前記第1、第2部材内面の周方向に設けた山部をコルゲートチューブ外面の谷部に嵌合させることにより、コルゲートチューブに外嵌したクランプのチューブ軸線方向への位置ズレも防止できる。
前述したように、第1の発明によれば、フラット電線を複数並列したワイヤハーネスを挿通する扁平形状のコルゲートチューブの内面に、挿通するワイヤハーネスの隣接するフラット電線間に配置される凸部を軸線方向に連続して設けているため、前記凸部の存在により並列したフラット電線の幅方向への位置ズレが抑えられ、コルゲートチューブ内でのフラット電線同士の重なりを防止できる。
第2の発明によれば、ワイヤハーネスの組立作業板に昇降可能に立設した布線治具の断面樋形状の電線受け部に、フラット電線を複数並列し金属編組線を被せたワイヤハーネスを載置すると共に、前記複数並列したフラット電線の両端をワイヤハーネスの組立作業板に固定するため、前記複数のフラット電線を全長にわたって並列保持できる。また、前記ワイヤハーネスへのコルゲートチューブ取付時に前記布線治具を降下させてワイヤハーネスから退避させるため、フラット電線の並列状態をコルゲートチューブの取付時まで保持でき、コルゲートチューブ取付時にフラット電線同士が重なるのを防止できる。さらに、前記コルゲートチューブ取付時にコルゲートチューブ内面に設けた凸部を金属編組線で被覆された隣接するフラット電線間に押し込むように配置した後、コルゲートチューブの外周面をテープ巻きすることで、コルゲートチューブ内でのフラット電線同士の重なり防止に加えて、並列するフラット電線と金属編組線、コルゲートチューブをより密着させて放熱性能を高めることができる。
本実施形態で外装材として用いるコルゲートチューブを示す斜視図である。 フラット電線を3本並列させ金属編組線を被せたワイヤハーネスを組立作業板にセットした状態を示す斜視図である。 フラット電線を3本並列させ金属編組線を被せたワイヤハーネスにコルゲートチューブを被せ、その外周に粘着テープを巻き付けた状態を示し、(A)は斜視図、(B)はA−A線断面図である。 クランプの斜視図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は本発明の実施形態を示している。本実施形態では、図3に示すワイヤハーネス1を用いて電気自動車のモータとインバータ(図示せず)とを接続している。ワイヤハーネス1は、幅方向に並列した3本のフラット電線2から形成し、各フラット電線2の両端に端子3を圧着している。フラット電線2は、多数の金属素線を集束した芯線4aを複数本(本実施形態では7本)並列して導体4とし、該導体4を樹脂5で被覆して形成している。
図2および図3に示すように、3本のフラット電線2を並列させたワイヤハーネス1には、シールド手段として錫メッキ軟銅線をメッシュ状に編組した筒状の金属編組線6を被せている。また、金属編組線6を被せたワイヤハーネス1に、外装材として図1に示すコルゲートチューブ7を取り付けている。
コルゲートチューブ7は樹脂製とすると共に扁平な筒形状を有し、金属編組線6を被せたワイヤハーネス1を挿通する中空部を囲む幅広の上下面7A、7Bと幅狭の左右側面7C、7Dとから形成している。本実施形態で用いるコルゲートチューブ7は、従来のコルゲートチューブと同様に、周方向に連続する山部8と谷部9を軸線方向に交互に設けているが、挿通するワイヤハーネス1の隣接するフラット電線2間に配置される凸部10aを上下面7A、7Bの内面の対向位置に軸線方向に連続して設け、上下面7A、7Bの外面にも前記凸部10aを内面側に形成する凹部10bを設けているため、周方向に連続する前記山部8と谷部9は内方へと落ち込む凹部10b(凸部10a)の位置で連続性が一端途切れる形となっている。本実施形態では3本のフラット電線2を並列しているため、2個の隣接するフラット電線2間に前記凸部10aを配置する。よって、上下面7A、7Bの対向位置にそれぞれ2本の凸部10a(凹部10b)を幅方向に間隔をあけて設けている。なお、上下面7A、7Bの内面から突出させる凸部10aの突出寸法は金属編組線6を被せたワイヤハーネス1の挿通を阻害しない程度に設定している。
また、本実施形態のコルゲートチューブ7の一側面7Dには軸線方向に連続するスリット11を設けており、開口させたスリット11側からコルゲートチューブ7がワイヤハーネス1に取り付けられるようにしている。
以下、金属編組線6を被せたワイヤハーネス1にコルゲートチューブ7を取り付ける方法について説明する。
図2に示すように、ワイヤハーネスの組立作業板30に、昇降可能な支軸32とその上端に突設し金属編組線6を被せたワイヤハーネス1を載置する断面樋形状の電線受け部33とからなる布線治具31を間隔をあけて複数立設している。また、組立作業板30には、前記ワイヤハーネス1を構成する並列した3本のフラット電線2の両端の端子3を固定する3対のピン34も平行配置している。
まず、ワイヤハーネス1を構成する並列した3本のフラット電線2の両端の端子3を、端子穴3aとピン34とを嵌合させることによって組立作業板30に固定すると共に、金属編組線6を被せたワイヤハーネス1を布線治具31の電線受け部33に載置して、ワイヤハーネス1を構成する3本のフラット電線2を全長にわたって並列保持する。
布線治具31の支軸32を降下させながら、金属編組線6を被せたワイヤハーネス1にコルゲートチューブ7を開口したスリット11側から被せていく。この際、図3に示すようにコルゲートチューブ7の内面の凸部10aが金属編組線6で被覆された隣接するフラット電線2間に押し込まれる。金属編組線6を被せたワイヤハーネス1にコルゲートチューブ7を被せた後、コルゲートチューブ7の外周面に粘着テープ12を間隔をあけて複数箇所に巻き付ける。
続いて、金属編組線6を被せたワイヤハーネス1に取り付けたコルゲートチューブ7に、図4に示すクランプ13を外嵌固定する。クランプ13は、ヒンジ14で連結した上側の第1部材15と、下側の第2部材16とからなり、第2部材16には車体パネルの係止穴(図示せず)に係止させる車体係止部17を突設している。また、第1、第2部材15、16には、互いにロック結合する被ロック部18とロック部19をそれぞれ設けている。さらに、第1、第2部材15、16の内面には、コルゲートチューブ7の外面の谷部9に嵌合する山部20を周方向に設けていると共に、コルゲートチューブ7の外面の凹部10bに嵌合する凸部21を軸線方向に設けている。
前記のように、本実施形態によれば、フラット電線2を3本並列し金属編組線6を被せたワイヤハーネス1を挿通する扁平形状のコルゲートチューブ7の内面に、挿通するワイヤハーネス1の隣接するフラット電線2間に配置される凸部10aを軸線方向に連続して設けているため、前記凸部10aの存在により並列したフラット電線2の幅方向への位置ズレが抑えられ、コルゲートチューブ7内でのフラット電線2同士の重なりを防止できる。
また、本実施形態によれば、ワイヤハーネスの組立作業板30に昇降可能に立設した布線治具31の断面樋形状の電線受け部33に、フラット電線2を3本並列し金属編組線6を被せたワイヤハーネス1を載置すると共に、前記3本並列したフラット電線2の両端の端子3を、端子穴3aとピン34との嵌合によりワイヤハーネスの組立作業板30に固定するため、3本のフラット電線2を全長にわたって並列保持できる。また、前記金属編組線6を被せたワイヤハーネス1へのコルゲートチューブ7取付時に布線治具31を降下させてワイヤハーネス1から退避させるため、フラット電線2の並列状態をコルゲートチューブ7の取付時まで保持することができ、コルゲートチューブ7取付時にフラット電線2同士が重なるのを防止できる。さらに、コルゲートチューブ7取付時にコルゲートチューブ7内面に設けた凸部10aを金属編組線6で被覆された隣接するフラット電線2間に押し込むように配置した後、コルゲートチューブ7の外周面をテープ(12)巻きすることで、コルゲートチューブ7内でのフラット電線2同士の重なり防止に加えて、並列するフラット電線2と金属編組線6、コルゲートチューブ7をより密着させて放熱性能を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、コルゲートチューブ7に外嵌固定するクランプ13の第1、第2部材15、16内面の軸線方向に設けた凸部21をコルゲートチューブ7外面の凹部10bに嵌合させるため、隣接するフラット電線2間に配置されるコルゲートチューブ7内面の凸部10aを押圧し浮き上がりを防止してコルゲートチューブ7内でのフラット電線2同士の重なりを効果的に防止することができる。また、前記第1、第2部材15、16内面の周方向に設けた山部20をコルゲートチューブ7外面の谷部9に嵌合させるため、コルゲートチューブ7に外嵌したクランプ13のチューブ軸線方向への位置ズレも防止できる。
1 ワイヤハーネス
2 フラット電線
4 導体
4a 芯線
5 樹脂
6 金属編組線
7 コルゲートチューブ
7A、7B 上下面
7C、7D 側面
8 山部
9 谷部
10a 凸部
10b 凹部
11 スリット
12 粘着テープ
13 クランプ
14 薄肉ヒンジ
15 第1部材
16 第2部材
18 被ロック部
19 ロック部
20 山部
21 凸部
30 組立作業板
31 布線治具
32 支軸
33 電線受け部

Claims (4)

  1. 複数の芯線を並列した導体または断面長方形の導体を樹脂で被覆したフラット電線を複数並列したワイヤハーネスを挿通する扁平形状のコルゲートチューブであって、
    該コルゲートチューブには周方向に所定長さ連続する山部と谷部が軸線方向に交互に設けられていると共に、該コルゲートチューブの内面には、挿通する前記ワイヤハーネスの隣接するフラット電線間に配置する凸部が軸線方向に連続して設けられていることを特徴とするコルゲートチューブ。
  2. 前記コルゲートチューブの幅広の上下面の内面に前記凸部を対向して設けると共に、前記コルゲートチューブの上下面の外面には前記凸部を内面に形成する凹部を形成し、前記コルゲートチューブの一側面にはスリットを軸線方向に連続して形成している請求項1に記載のコルゲートチューブ。
  3. 複数の芯線を並列した導体または断面長方形の導体を樹脂で被覆したフラット電線を複数並列したワイヤハーネスに金属編組線を被せ、該金属編組線を被せたワイヤハーネスに請求項2に記載のコルゲートチューブを取り付ける方法であって、
    ワイヤハーネスの組立作業板に昇降可能に立設した布線治具の支軸の上端に設けた断面樋形状の電線受け部に前記金属編組線を被せたワイヤハーネスを載置すると共に、該ワイヤハーネスを構成する複数のフラット電線の両端を前記ワイヤハーネスの組立作業板に固定して前記複数のフラット電線を並列に保持した後、
    前記布線治具を降下させながら、前記金属編組線を被せたワイヤハーネスに前記コルゲートチューブを開口させた前記スリット側から被せて、前記コルゲートチューブ内面の前記凸部を前記金属編組線で被覆された隣接する前記フラット電線間に配置し、
    ついで、前記コルゲートチューブの外周面に粘着テープを巻き付けることを特徴とするコルゲートチューブの取付方法。
  4. 前記ワイヤハーネスに取り付けたコルゲートチューブに、ヒンジで連結され開放端側が互いにロック結合される第1、第2部材からなるクランプを外嵌し、該クランプの第1、第2部材の内面の周方向に設けた山部を前記コルゲートチューブ外面の谷部に嵌合させると共に、前記第1、第2部材の内面の軸線方向に設けた凸部を前記コルゲートチューブ外面の凹部に嵌合させている請求項3に記載のコルゲートチューブの取付方法。
JP2011104406A 2011-05-09 2011-05-09 コルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法 Withdrawn JP2012235666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011104406A JP2012235666A (ja) 2011-05-09 2011-05-09 コルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011104406A JP2012235666A (ja) 2011-05-09 2011-05-09 コルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012235666A true JP2012235666A (ja) 2012-11-29

Family

ID=47435432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011104406A Withdrawn JP2012235666A (ja) 2011-05-09 2011-05-09 コルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012235666A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9862337B2 (en) 2015-10-23 2018-01-09 Yazaki Corporation Outer member, outer member manufacturing method and wire harness
WO2020050045A1 (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス
JP2020170671A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス及びワイヤハーネス製造方法
US20210339690A1 (en) * 2018-07-30 2021-11-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Wire harness
DE202020106051U1 (de) 2020-10-22 2022-01-25 Aptiv Technologies Limited Haltevorrichtung
JP7315044B2 (ja) 2018-07-30 2023-07-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9862337B2 (en) 2015-10-23 2018-01-09 Yazaki Corporation Outer member, outer member manufacturing method and wire harness
US20210339690A1 (en) * 2018-07-30 2021-11-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Wire harness
US11618391B2 (en) * 2018-07-30 2023-04-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Wire harness
JP7315044B2 (ja) 2018-07-30 2023-07-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤハーネス
WO2020050045A1 (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス
JP2020038799A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス
CN112640003A (zh) * 2018-09-05 2021-04-09 株式会社自动网络技术研究所 线束
JP6997953B2 (ja) 2018-09-05 2022-02-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネス
US11447081B2 (en) 2018-09-05 2022-09-20 Autonetworks Technologies, Ltd. Wire harness
JP2020170671A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス及びワイヤハーネス製造方法
CN111799715A (zh) * 2019-04-05 2020-10-20 矢崎总业株式会社 线束和制造线束的方法
DE202020106051U1 (de) 2020-10-22 2022-01-25 Aptiv Technologies Limited Haltevorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012235666A (ja) コルゲートチューブおよび該コルゲートチューブの取付方法
US10243338B2 (en) Fixing structure for wiring material and wire harness
US8569622B2 (en) Wire harness
CN108140454B (zh) 屏蔽导电电路
US9376070B2 (en) Wire harness combination structure
US9732888B2 (en) External cover material for wire harness
US10236634B2 (en) Electromagnetic shield member and electromagnetic shield member-equipped wiring device
JP6979957B2 (ja) 電磁シールド構造およびワイヤハーネス
US20140322965A1 (en) Connector and wire harness
JP5467841B2 (ja) インナホルダとシールドシェルとの嵌合構造
US20190140433A1 (en) Protector and wire harness
JP4875412B2 (ja) ワイヤハーネス
JP2017055570A (ja) 導電路とシールド部材とのズレ防止構造、及びワイヤハーネス
CN112564365A (zh) 马达定子结线装置
WO2019188100A1 (ja) ワイヤハーネス
US11377047B2 (en) Cover member and wire harness
JP5526661B2 (ja) 回転電機及びステータ
US9270147B2 (en) Stator and protecting member for stator
JP2009302024A (ja) 積層型アース端子
CN107615622B (zh) 定子
KR20210113000A (ko) 하이브리드 플렉서블 버스바 및 이의 제조방법
JP2014154243A (ja) コネクタ及びワイヤハーネス
JP2022187711A (ja) ワイヤハーネス
JP7440330B2 (ja) 平型導体用のクランプ、ワイヤハーネス、及び、組立体
JP6533423B2 (ja) 配索材固定体及びワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140805