JP2012235661A - 電源装置 - Google Patents

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泰之 川澄
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Abstract

【課題】入力電圧範囲が広いワイドレンジ入力に対応する電源装置において、平滑回路部分の小型化とローコスト化を実現すること。
【解決手段】広い入力電圧範囲の交流入力が整流回路で整流された直流出力を平滑回路で平滑するように構成された電源装置において、前記平滑回路は、比較的低容量で高耐圧を有し前記整流回路の負出力端子間に接続された第1のコンデンサと、ドレインが前記整流回路の正出力端子に接続されたMOSFETと、比較的大容量で低耐圧を有し一端が前記MOSFETのソースに接続されて他端が前記整流回路の負出力端子に接続された第2のコンデンサと、前記MOSFETのドレイン−ソース間に並列接続されたダイオードと、前記MOSFETのゲートに接続された固定電圧源、
とで構成されていることを特徴とするもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に関し、詳しくは、交流入力が整流された直流出力を平滑する平滑回路の改善に関するものである。
図5は、従来の電源装置の一例を示すスイッチング電源のブロック図である。図5において、交流電源1は、交流電圧入力を印加して電力を供給するものであり、商用電源などが用いられる。整流回路2は、交流電源1から入力される交流を直流に変換するものであり、たとえばダイオードブリッジなどで実現される。
平滑回路3は、整流回路2の直流出力電圧に含まれるリプル成分を低減する機能を有するものであり、整流回路2の正負出力端子間に平滑コンデンサ3aが接続された最も単純なコンデンサ入力型の例を示している。
DC−DCコンバータ4は、平滑回路3から出力される直流電圧を所望の直流電圧に調整して出力するものである。DC−DCコンバータ4は、入出力電圧の関係から昇圧型、降圧型、昇降圧型などに分類されるとともに、入出力の絶縁機能から絶縁型、非絶縁型などにも分類されるが、ここでは負荷5に一定の直流電圧を印加する電圧安定化機能を持つ任意のものを対象とする。
ところで、平滑回路3を構成する平滑コンデンサ3aとしては、交流電源1の出力電圧と負荷5の電力に合わせて、整流回路2の正負出力端子間のリプルが所定の範囲に収まるような充分な静電容量のものを選ぶのが一般的である。
図6は、図5における平滑回路3の具体例図である。図6の例では、平滑コンデンサ3aとして、充分な平滑動作と耐圧を確保するために、静電容量が330μFという大容量で、耐圧として450Vを持つコンデンサを使用している。
図7は図5の平滑回路の平滑動作を説明する波形例図であり、平滑回路3における平滑コンデンサ3aの端子間電圧を示している。3本ある波形は交流電源1から入力される交流電圧の違いによるもので、上からそれぞれ70Vrms、35Vrms、20Vrmsのときのものである。許容最低電圧は、次段のDC−DCコンバータ4が安定に動作できる最低電圧を示すもので、平滑回路3において前記平滑コンデンサ3aの端子間電圧をこの許容最低電圧以上に保つ必要があり、図5の例では20Vとしている。また、交流電源1の周波数は商用電源の50Hzとしている。
特許文献1には、DC/DCコンバータの二次側の負荷レベルに応じて、平滑コンデンサの容量を、大容量と低容量に切り換える技術が記載されている。
特許文献2には、電源回路内に発生した過電圧を検出した場合に、平滑コンデンサの接続を、並列から直列に切り換える技術が記載されている。
特開2000−308352号公報 特開2009−268324号公報
しかし、交流電源1として、商用の200V系から100V系さらには産業用の24V系などの広い範囲に対応するように構成されたワイドレンジ入力対応形の電源装置では、平滑コンデンサとして、200V系に対応した高耐圧と24V系で必要となる大容量とが両立するものを実装しなければならない。
この場合、平滑コンデンサ3aとして非常に大型のコンデンサが必要になり、部品実装面積の増大や部品のコストアップを招くという問題が発生することになる。
本発明は、このような問題点を解決するものであり、その目的は、入力電圧範囲が広いワイドレンジ入力に対応する電源装置において、平滑回路部分の小型化とローコスト化を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
広い入力電圧範囲の交流入力が整流回路で整流された直流出力を平滑回路で平滑するように構成された電源装置において、
前記平滑回路は、
比較的低容量で高耐圧を有し前記整流回路の負出力端子間に接続された第1のコンデンサと、ドレインが前記整流回路の正出力端子に接続されたMOSFETと、比較的大容量で低耐圧を有し一端が前記MOSFETのソースに接続されて他端が前記整流回路の負出力端子に接続された第2のコンデンサと、前記MOSFETのドレイン−ソース間に並列接続されたダイオードと、前記MOSFETのゲートに接続された固定電圧源、
とで構成されていることを特徴とする。
請求項2は、請求項1記載の電源装置において、
前記ダイオードとして、前記MOSFETの寄生素子であるボディーダイオードを用いることを特徴とする。
請求項3は、請求項1または請求項2記載の電源装置において、
前記固定電圧源は、他の回路ブロックの出力電圧系統であることを特徴とする。
このように構成することにより、入力電圧範囲が広いワイドレンジ入力に対応する電源装置において、平滑回路部分の小型化とローコスト化を実現できる。
本発明の一実施例を示すブロック図である。 図5における平滑回路3の具体例図である。 図2の平滑回路の平滑動作を説明する波形例図である。 部品実装の視点に基づく本発明の効果の説明例図である。 従来の電源装置の一例を示すスイッチング電源のブロック図である。 本発明の他の表示画面例図である。 図5の平滑回路の平滑動作を説明する波形例図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、図5と共通する部分には同一の符号を付けている。図1と図5の相違点は、平滑回路3の構成にある。
すなわち、図1の平滑回路3は、第1のコンデンサ3bと、第2のコンデンサ3cと、MOSFET3dと、ダイオード3eと、固定電圧源3fとで構成されている。
第1のコンデンサ3bは、整流回路2の正負出力端子間に接続されるもので、交流電源1の入力電圧および整流回路2の構成により決まる正負出力端子間の最大電圧に耐えられる高耐圧特性を有するものである。
第2のコンデンサ3cは、MOSFET3dのソースと整流回路2の負出力端子間に接続されるもので、第1のコンデンサ3bより低い耐圧特性と大容量を有するものである。
MOSFET3dはNchタイプであり、ドレインは整流回路2の正出力端子に接続されていて、整流回路2の正負出力端子間に第2のコンデンサ3cと直列接続されている。ゲートは固定電圧源3fに接続されている。これらMOSFET3dと第2のコンデンサ3cの直列回路は、整流回路2の正負出力端子間に、第1のコンデンサ3bと並列に接続されている。
ダイオード3eは、MOSFET3dのドレイン、ソース間に並列接続されていて、カソードはMOSFET3dのドレインに接続され、アノードはMOSFET3dのソースに接続されている。
固定電圧源3fは、第2のコンデンサ3cの耐圧以下の電圧を出力するものであり、MOSFET3dのゲートに接続されている。このようにMOSFET3dと組み合わせることにより、第2のコンデンサ3cの端子間に耐圧を超える電圧が印加されないように抑制する。
図2は、図1における平滑回路3の具体例図である。図2の例では、第1のコンデンサ3bとして静電容量が22μFで耐圧として450Vを持つものを使用し、第2のコンデンサ3cとして静電容量が680μFで耐圧として35Vを持つものを使用している。
このように構成される本発明の動作を説明する。図1に示す本発明の装置は、交流電源1から入力される交流電圧および負荷5の状態によって、以下に説明するような3つの動作状態A〜Cをとる。
A.第1の動作:
第2のコンデンサ3cに電荷が十分蓄積されていなくて両端の電圧が低く、MOSFET3dのゲートソース間電圧VgsがMOSFET3dのスレッショルド電圧Vthより大きい場合には、MOSFET3dは自動的にオン(導通状態)となる。その結果、第2のコンデンサ3cには、整流回路2の正出力端子からMOSFET3dを経由して電流が流れ込んで充電され、次第に第2のコンデンサ3cの両端電圧が上昇する。そして、MOSFET3dのVgs<Vthとなる状態まで充電されるとMOSFET3dはオフ(非導通状態)になり、第2のコンデンサ3cの充電は完了する。
この第1の動作は、第2のコンデンサ3cに電荷が蓄積されていない電源投入直後には必ず発生する。また、交流電源1の出力電圧が比較的低くかつ負荷5が比較的重い場合には、整流回路2の正負出力端子間のリプルが大きくなり、第1の動作と次に説明する第2の動作とを交互に繰り返す。
また同時に、第1のコンデンサ3bは、整流回路2の正負出力端子間の電圧、すなわち第1のコンデンサ3bの端子間電圧の上昇に伴って電荷を蓄積し、端子間電圧の平滑動作に寄与する。
B.第2の動作:
整流回路2の正負出力端子間の電圧が第2のコンデンサ3cの両端電圧よりもダイオード3eのオン電圧Vf分低い状態まで下がると、ダイオード3eがオン(導通状態)となり、第2のコンデンサ3cは放電状態となる。その結果、整流回路2の正出力端子には第2のコンデンサ3cからダイオード3eを経由して負荷5に対して十分な電荷が供給されることになり、電圧の低下が抑制される。この効果は、第2のコンデンサ3cの静電容量が大きいほど高くなる。
この動作は、交流電源1の出力電圧が比較的低くて負荷5が比較的重い場合には、整流回路2の正負出力端子間のリプルが大きくなることから、前述の第1の動作とを交互に繰り返す。また、たとえば瞬停により交流電源1の出力電圧が定常状態より低下した場合にも発生する。
また同時に、第1のコンデンサ3bは、整流回路2の正負出力端子間の電圧、すなわち第1のコンデンサ3bの端子間電圧の低下に伴って電荷を放出し、端子間電圧の平滑動作に寄与する。
C.第3の動作:
前述の第1の動作および第2の動作が発生しない条件で、整流回路2の正負出力端子間の電圧が変化するとき、第1のコンデンサ3bは充電または放電動作を行い、整流回路2の正負出力端子間の電圧が安定するように平滑動作を行う。この動作は、通常のコンデンサ入力型平滑回路の基本動作である。
図2に示す本発明の平滑回路3は、交流電源1の出力電圧および負荷5の状態やその変化によって、第1の動作、第2の動作および第3の動作のいずれかに連続的に移行し、整流回路2の正負出力端子間の電圧を平滑する動作を行う。そして、これら動作状態の移行は、外部からの制御信号なしに自律的に行われる。
図3は図2の平滑回路の平滑動作を説明する波形例図であり、平滑回路3における第1のコンデンサ3bの端子間電圧を示している。図3に示す3本の波形と許容最低電圧は、図7の説明で述べたとおりである。
図3の波形と図7の波形を比較すると、平滑回路3における第1のコンデンサ3bの端子間電圧のリプル振幅は、本発明に基づく図3の方が大きくなっているが、最低電圧は両者ともほぼ同等であり、許容最低電圧20V以上を確保できている。
なお、平滑回路3における第1のコンデンサ3bの端子間電圧のリプル振幅について、本発明に基づく図3の方が大きくなっていることは、次段のDC−DCコンバータ4にとって大きな問題ではない。
なぜなら、一般的なDC−DCコンバータの制御ループの周波数帯域は、商用電源周波数より充分高くとることが可能であり、DC−DCコンバータ4の出力電圧、すなわち負荷5に印加される電圧では商用周波数のリプルは充分抑圧されるからである。
図4は部品実装の視点に基づく本発明の効果の説明例図であり、部品実装面積および部品実装体積を従来例と比較したものである。ここで、部品実装面積は、実効的な占有面積として部品を配置できる最小の長方形の面積としている。また、部品実装体積は、部品を内包できる最小の直方体の体積としている。
図4に示す具体的な実装例の比較によれば、ほぼ同等の最低電圧(ほぼ20V)を確保しながら、部品実装面積で約1/2(1225mm2→504mm2)、部品実装体積で約1/6(61250mm3→10080mm3)の小型化が実現できている。
また、コストについての単純な比較は難しいが、本発明の構成における部品点数の増加によるコストアップよりも、従来の構成のように高価な大容量高耐圧のコンデンサを使用しないことや、実装面積および体積が大幅に削減できることにより、総合的にはコストダウンできているものと判断できる。
なお、本発明で用いるダイオード3eは、個別素子に限るものではなく、MOSFET3dの寄生素子であるボディーダイオードを用いてもよい。
また、MOSFET3dは、NchではなくPchを用いて実現してもよい。
また、固定電圧源3fは、実施例のように専用のものに限ることはなく、他の回路ブロックの出力電圧系統を流用してもよい。これにより、部品削減が図れる。
さらに、上記実施例では、交流電源1から給電する電源装置について説明したが、直流電源から給電する場合における直流電源の瞬停に対しても、電圧の低下を抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、入力電圧範囲が広いワイドレンジ入力に対応する電源装置において、平滑回路部分の小型化とローコスト化を実現することができ、独立した電源装置のみならず、各種電気機器に組み込まれる電源装置としても好適である。
1 交流電源
2 整流回路
3 平滑回路
3b 第1のコンデンサ
3c 第2のコンデンサ
3d MOSFET
3e ダイオード
3f 固定電圧源
4 DC−DCコンバータ
5 負荷

Claims (3)

  1. 広い入力電圧範囲の交流入力が整流回路で整流された直流出力を平滑回路で平滑するように構成された電源装置において、
    前記平滑回路は、
    比較的低容量で高耐圧を有し前記整流回路の負出力端子間に接続された第1のコンデンサと、ドレインが前記整流回路の正出力端子に接続されたMOSFETと、比較的大容量で低耐圧を有し一端が前記MOSFETのソースに接続されて他端が前記整流回路の負出力端子に接続された第2のコンデンサと、前記MOSFETのドレイン−ソース間に並列接続されたダイオードと、前記MOSFETのゲートに接続された固定電圧源、
    とで構成されていることを特徴とする電源装置。
  2. 前記ダイオードとして、前記MOSFETの寄生素子であるボディーダイオードを用いることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記固定電圧源は、他の回路ブロックの出力電圧系統であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。
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