JP2012233764A - マルチアングル測色計 - Google Patents

マルチアングル測色計 Download PDF

Info

Publication number
JP2012233764A
JP2012233764A JP2011101750A JP2011101750A JP2012233764A JP 2012233764 A JP2012233764 A JP 2012233764A JP 2011101750 A JP2011101750 A JP 2011101750A JP 2011101750 A JP2011101750 A JP 2011101750A JP 2012233764 A JP2012233764 A JP 2012233764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
measurement
angle
angle colorimeter
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011101750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5614367B2 (ja
Inventor
Yoshitaka Teraoka
良隆 寺岡
克敏 ▲鶴▼谷
Katsutoshi Tsuruya
Yuta Yamanoi
勇太 山野井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Optics Inc
Original Assignee
Konica Minolta Optics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Optics Inc filed Critical Konica Minolta Optics Inc
Priority to JP2011101750A priority Critical patent/JP5614367B2/ja
Publication of JP2012233764A publication Critical patent/JP2012233764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5614367B2 publication Critical patent/JP5614367B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

【課題】手間と時間を要することなく、内部機構の信頼性や耐久性を維持しながら、測定面の相対的傾斜による姿勢誤差を低減可能にするマルチアングル測色計を提供する。
【解決手段】マルチアングル測色計では、基準平面の所定の測定点に向かって光照射を行う照明部と、光検出部40であって、該基準平面を挟んで対称的に配置され、それぞれが該測定点に対向する第1と第2の受光窓42W,43Wと、第1と第2の受光窓42W,43Wでそれぞれ受光した第1と第2の光V1,V2の合成光を受けて電気的な信号SGに変換する光電変換素子を備えた光検出ユニット41とを備える。また、演算部72では、該信号SGに基づいて、第1と第2の光V1,V2の合成光の検出値を求め、該検出値に基づいて、該測定点に存在する測定面の色情報を得る。
【選択図】図6

Description

本発明は、マルチアングル測色計に関するもので、特に、測定面に対する測色計の姿勢誤差の影響を低減させるための光学配置の改良技術に関する。
自動車の塗装などに用いられるメタリック塗装やパールカラー塗装などは、内部の光輝材の影響で観察者の方向によって色彩が異なるように見えることがあるため、その塗装評価(塗装色の評価)には複数角度で照明もしくは受光をおこなうマルチアングル測色計が用いられる。
すなわち、自動車の塗装などに用いられるメタリック塗装やパールカラー塗装は、塗装塗膜内に光輝材と呼ばれるフレーク状のアルミ片やマイカ片が含まれてなり、いわゆるメタリック効果やパール効果を呈する。これは、反射特性に対する光輝材の寄与が照明および観察方向によって異なることに起因するものである。このようなメタリック塗装やパールカラー塗装の評価(色彩測定)には、被測定物の測定面に対して複数の方向から照明して一方向から受光する(多方向照明一方向受光)、あるいは、被測定物の測定面に対して一方向から照明して複数の方向から受光する(一方向照明多方向受光)、マルチアングルジオメトリー(光学配置)を備えたマルチアングル測色計が用いられる。
ところが、測定対象が自動車のバンパーなど曲率を持つ試料であると、測定時に試料法線と測色計の基準軸とが一致しない姿勢誤差が生じる可能性が高い。中でも正反射光に近い角度方向は反射特性の角度依存性が大きいため、この誤差の影響が無視できない。
そこで、この姿勢誤差を低減する目的で、例えば、特許文献1で開示する方法では、測定光学系を内蔵する光学ベースユニットが、筺体に対してばねなどの弾性体で保持され、試料と筺体との接触角度によらず照明・受光ジオメトリを一定に保つことで測定誤差を低減する技術が提案されている。
また、他の公知技術としては、試料接触面に複数の接触ピンを配置し、すべて均等に押圧されれば測定トリガーがかかる構成にすることで、測色計の姿勢誤差を抑えるという技術もある。
特開2002−5830号公報
ところで、マルチアングル測色計の代表的な用途として、自動車の外装評価が挙げられるが、製造ライン等で用いられる場合、特にバンパーなどの車体側面を測定する場合には、測色計を傾けて使用することは容易に想像される。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、機構上に工夫を施すことによって姿勢誤差の低減を目指したものであるが、内部機構を弾性体で保持するという、構造上、複雑なメカ構成が必要となり、装置が大型になる。また、内部機構が移動する構造であるため、自動車の製造ラインにおいて測定対象が動いている場合などの厳しい条件で使用された場合の信頼性や耐久性に乏しいということが懸念される。
また、上記公知技術では、測定者が手動で姿勢調整をおこなう必要があり、測定開始までに手間と時間を要するという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、測定面に対して測色計を傾けて使用する場合においても、内部機構の信頼性や耐久性を維持し、手間と時間を要することなく姿勢誤差を低減させることが可能なマルチアングル測色計を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、(a)所定の基準線を含む仮想的な基準平面上に配置され、前記基準線上に規定された所定の測定点に向かって光照射を行う照明手段と、(b)光検出手段であって、前記基準平面を挟んで対称的に配置され、それぞれが前記測定点に対向する第1と第2の受光窓と、前記第1と第2の受光窓でそれぞれ受光した第1と第2の光を受けて電気的な信号に変換する光電変換素子を備えた光検出ユニットと、を備える光検出手段と、(c)前記信号に基づいて、前記第1と第2の光の検出値を求め、前記検出値に基づいて、前記測定点に存在する測定面の色情報を得る演算手段と、を備えることを特徴とするマルチアングル測色計である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のマルチアングル測色計であって、前記光検出手段は、前記第1と第2の光を、単一の光路中に合成して前記光電変換素子に与える合成導光手段、を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のマルチアングル測色計であって、前記第1と第2の受光窓の組が複数設けられ、各組の前記第1と第2の光を、組ごとに時分割して前記光電変換素子に与える切替導光手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のマルチアングル測色計であって、前記切替導光手段は、前記第1と第2の受光窓の各組ごとに、前記第1と第2の光の光路の開閉を行う開閉手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1ないし請求項4の発明によれば、基準平面を挟んで対称的に配置された第1と第2の光学窓から得られる反射光の情報に基づいて測色を行うため、基準面が測定面の法線から傾いても適切な測色を行うことができる。
また、内部機構を弾性体で保持する必要もないため、機構部品内部機構の信頼性や耐久性を維持し、手間と時間を要することなく、適切な測色を行うことができる。
特に、請求項2の発明では、第1と第2の光を単一の光路中に合成して光電変換素子に与えるため、第1と第2の光の検出のために、個別の光電変換素子(あるいは光電変換素子の複数の光電変換面)を準備する必要がない。かつ、複数の光電変換素子を用いる場合に生じる光電変換素子間の個体差を考慮せずにすむ。
特に、請求項3および請求項4の発明では、多角度受光のように第1と第2の受光窓の組が複数設けられる場合に、各組の第1と第2の光を、組ごとに時分割して光電変換素子に与えることにより、組ごとに個別の光電変換素子(あるいは光電変換素子の複数の光電変換面)を準備する必要がない。かつ、複数の光電変換素子を用いる場合に生じる光電変換素子間の個体差を考慮せずにすむ。
本発明の各実施形態に係るマルチアングル測色計について、(a)外観を示す斜視図および(b)測定器本体の中心軸と被測定物の測定面との角度関係を説明する模式図である。 第1実施形態の各変形例に係るマルチアングル測色計の機能的構成例を示す図である。 光学系の配置による主ジオメトリ面と副ジオメトリ面とを説明する図である。 反射光強度を示すグラフについて、(a)傾斜環境にない場合と(b)傾斜環境にある場合とを説明する図である。 第1実施形態に係るマルチアングル測色計の光検出部の構成を示す図である。 第1実施形態に係る光検出部の機能的構成を示す図である。 傾斜環境にない場合の副ジオメトリ面における光検出部の構成と反射光強度のグラフとの関係を示す図である。 傾斜環境にある場合の副ジオメトリ面における光検出部の構成と反射光強度のグラフとの関係を示す図である。 第1実施形態の第1変形例に係るマルチアングル測色計の光検出部の構成を示す図である。 第1実施形態の第2変形例に係るマルチアングル測色計の光検出部の構成を示す図である。 第1実施形態に係るマルチアングル測色計の動作フローを示すフローチャートである。 第2実施形態に係るマルチアングル測色計について、(a)機能的な構成例を示す図および(b)副ジオメトリ面における光検出部の一構成例を示す図である。 第2実施形態に係るマルチアングル測色計の動作フローを示すフローチャートである。
<1.各実施形態の概要>
<1−1.外観と使用態様>
図1は、本発明の各実施形態に係るマルチアングル測色計に共通する外観を示す斜視図および測定器本体と被測定物の測定面との位置関係を説明する模式図である。
図1(a)はマルチアングル測色計の外観を示す斜視図である。図1(a)に示すように、このマルチアングル測色計100(100a,100b,100c)は、後述する各構成要素(図2参照)が収容された箱形状の測定器本体2からなる。この測定器本体2は、底壁に穿設された測定用開口3と、表面適所に配設され、測定結果を示すディスプレイや操作スイッチなどを備えた操作表示パネル4とを備え、持ち運び可能なポータブル測色計を構成している。
そして、図1(b)は同マルチアングル測色計100(100a,100b,100c)の測定器本体の中心軸と測定試料の測定面との角度を説明する模式図である。図1(b)に示すように、マルチアングル測色計100(100a,100b,100c)の測定用開口3を被測定物5に向けて測定を行い、測定用開口3に対向する被測定物5の領域が測定域5aとなる。測定の際には、測定器本体2の中心軸2n(測定用開口3の法線)と測定域5aの法線5nとが一致するように、測定器本体2を被測定物5の表面に対向するように配置する。
被測定物5が自動車のバンパーのような曲面である場合には、測定器本体2の中心軸2nを測定面の法線5nと正確に一致させることが困難であるため、一般には、中心軸2nは測定面の法線5nとは一致しないことが多く、測定面の法線に対して傾斜した状態となる。以下このような測定環境を「傾斜環境」と呼ぶことにする。
<1−2.マルチアングル測色計の基本的な機能構成>
本発明の各実施形態に係るマルチアングル測色計100(100a,100b,100c)の機能構成について説明する。図2は、多方向照明一方向受光タイプのマルチアングル測色計100(100a,100b)の基本的な機能構成例を示す図であり、図12(a)は、一方向照明多方向受光タイプのマルチアングル測色計100cの基本的な機能構成例を示す図である。
図2で示されるように、多方向照明一方向受光タイプのマルチアングル測色計100(100a,100b)の基本的な構成は、所定の基準線(測定器本体2の中心軸2n)を含む仮想的な基準平面上に配置され、中心軸2n上に規定された所定の測定点Pに向かって異なる角度で光照射を行う複数の照明部1A〜5Aと、測定点Pに配置された測定面からの反射光を受けて電気的な信号に変換する光検出部40(40a,40b)とを備える。
一方、図12(a)で示されるように、一方向照明多方向受光タイプのマルチアングル測色計100cの基本的な構成は、測定器本体2の中心軸2nを含む仮想的な基準平面上に配置され、中心軸2n上に規定された所定の測定点Pに向かって所定の角度で光照射を行う照明部6Aと、測定点Pに配置された測定面からの反射光を異なる角度で受光し電気的な信号に変換する光検出部40cとを備える。
さらに、両タイプともに共通して、制御部70において、該信号に基づいて、光の検出値を求め、該検出値に基づいて、測定点Pに存在する測定面の色情報を得る演算部72を備えるほか、操作表示パネル4と、測定スイッチ65と、表示部66と、メモリ部60と、測定制御部71とが設けられている(図2および図12(a)参照)。
上記の基準平面は、中心軸2nが測定面に対して垂直であるような場合には、中心軸2nを含み、かつ測定面に対して垂直な平面であって「主ジオメトリ面」と呼ぶことができる。また、中心軸2nを含み、この基準平面(主ジオメトリ面)に直交する仮想平面は「副ジオメトリ面」と呼ぶことができる。
以下、図2および図12(a)を参照しながら、マルチアングル測色計100(100a,100b,100c)が有する構成および機能を説明する。
照明部1A〜6Aのそれぞれは、例えば、キセノンフラッシュランプからなる光源と、光源からの光線を規制する規制板と、コリメートレンズとから構成される(不図示)。この光源を発光させる発光回路11〜16は、照明部1A〜6Aの近傍にそれぞれ設けられている。
発光回路11〜16は、例えば、数百Vの直流高電圧を光源の電極に印加するためのメインコンデンサ、このメインコンデンサを充電するための充電回路、光源に密着して巻かれた金属ワイヤからなるトリガ電極に数万Vの交流高電圧を印加するためのトリガ発生回路、例えばIGBTからなる例えばIGBTからなる半導体スイッチ素子、およびこの半導体スイッチ素子に駆動電圧を印加するための駆動回路を有してなる。
そして、半導体スイッチ素子をオンにしておき、メインコンデンサにより光源の両端電極に直流高電圧を印加した状態で、トリガ発生回路のトリガコンデンサによりトリガトランスを介してトリガ電極に交流高電圧を瞬間的に印加すると、光源がトリガされ、メインコンデンサから直流電流が流れて発光することとなる。
規制板は、規制板の開口がコリメートレンズの焦点に一致するように配置されており、規制板の開口を通過した光源からの光線は、コリメートレンズによってコリメートされて平行光線となって、被測定物5の測定点Pを照明する。
光検出部40(40a〜40c)は、被測定物5の測定点Pからの反射光を受けて、電気的な信号に変換する機能を備えており、機能構成についての詳細は後述する。
操作表示パネル4は、測定開始を指示するための測定スイッチ65や、測定結果を表示するための例えば液晶表示パネルからなる表示部66などを備えている。
メモリ部60は、RAMやEEPROMなどからなり、測定結果などを一時的に保管するとともに、制御部70を動作させるための制御プログラムを記憶している。
制御部70は、CPUやA/D変換器などの電子回路を備え、機能ブロックとして、測定制御部71と、演算部72とを備え、メモリ部60に格納されている制御プログラムに従って、マルチアングル測色計100(100a,100b)の各部の動作を制御する。
測定制御部71では、測定スイッチ65が操作されると、照明部1A〜5Aのそれぞれの光源を時間順次に発光させて測色を行わせる。また、測定制御部71は、演算部72による算出結果を測定結果として表示部66に表示する。
演算部72では、光検出部40にて変換された電気的な信号に基づいて、光の検出値(分光反射特性)をそれぞれ求め、該検出値に基づいて、測定点Pに存在する測定面の色情報(例えば、三刺激値)を得る。
<1−3.傾斜環境における反射光特性の一般的性質と前提事情>
本発明の各実施形態に係るマルチアングル測色計100(100a,100b,100c)の詳細を説明する準備として、各実施形態の前提となる反射光特性の一般的性質と、それに伴って生じる事情、すなわち従来技術で生じていた事情を説明しておく。
図3は、多方向照明一方向受光タイプのマルチアングル測色計において、複数の照明部1A〜5Aから照射された光L1〜L5が測定面5Sの測定点Pにて反射され、受光器41にて受光されることを説明する図である。図3(a)は、図2で示された主ジオメトリ面から見た図であり、図3(b)は、副ジオメトリ面から見た図である。
以下では、図3(b)で示されるような副ジオメトリ面で生じる事情を説明する。
図4は、測定器本体の中心軸2nと測定面5Sの法線5nとのずれによって生じる事情を説明した図である。なお、以下では、紙面右方向への角度をプラスとし、紙面左方向への角度をマイナスとして定義する。
図4(a)では、傾斜環境にない(測定器本体2の中心軸2nと測定面5Sの法線5nとが一致する)場合における反射光強度を示すグラフである。また、図4(b)では、傾斜環境にある(法線5nが中心軸2nから角度−θ傾いた)場合の反射光強度を示すグラフである。なお、このグラフの縦軸は反射光強度とし、横軸は中心軸2nからの角度のずれ(以下、「角度A」と称する。)とする。
図4(a)および(b)で示されるように、中心軸2n上にある照明部1A〜5Aから照明光L1〜L5が照射され、照明光L1〜L5は測定面5Sの測定点Pにて反射され、受光器41によって受光される。照明部1A〜5Aからの照明光L1〜L5に対しての正反射光は、法線5nに対して、それぞれ照明光L1〜L5に対称となる方向に射出される。すなわち、正反射光は、図4(a)では、中心軸2nと法線5nとが一致しているため、照明光L1〜L5に対する正反射光は照明部1A〜5Aの位置する方向に射出されるのに対して、図4(b)では、法線5nが中心軸2nから角度−θ方向に傾いているため、照明光L1〜L5に対する正反射光は照明部1A〜5Aの位置する方向から角度−2θ傾いた方向に射出される。
また、正反射光以外にも様々な方向に反射光が射出されるが、反射光強度と角度Aとの関係を見ると、図4(a)および(b)のグラフで示されるように当該正反射光の角度を中心として対称的な位置関係にある両側の角度で対称的に減衰する特性をもつ。このため、図4(a)では、近似関数Fとして、正反射に比較的近い0°付近については、反射光強度と角度Aとの関係は単純なガウス関数G(A)で近似することができるのに対して、図4(b)のガウス関数は、角度−2θ一律にシフトしたG(A+2θ)の分布で近似できる。なお、正反射光強度GPは、図4(a)および図4(b)ともに、ほぼG(0)となる。
一方、受光器41が、図4(a)では正反射光方向と一致する方向に位置するのに対して、図4(b)では正反射光方向からの角度+2θ傾いた方向に位置する。
このため、図4(a)では受光器41にて検出される反射光量Sは、
Figure 2012233764
である。ここで、±dは、受光器41の中心からの幅を中心軸2nからの角度で示している。一方、図4(b)では、
Figure 2012233764
となる。したがって、測定面5Sの法線5nが測定器本体2の中心軸2nに対して角度−θ方向に傾いた場合(図4(b)参照)には、中心軸2nと法線5nとが一致している場合(図4(a)参照)と比較して、受光器41の受光した光量が(S−S’)だけ少なくなるという性質をもつ。
このように、測定器本体2の中心軸2nと測定面5Sの法線5nとが一致しない姿勢で測定した場合、測定点Pに存在する測定面の色情報を正しく得ることができないという課題が生じている。
このような背景の下、本発明の各実施形態では、光検出部40(40a,40b,40c)が従来技術と比較して改良されたことにより、上記のような姿勢誤差を低減し、測定点Pに存在する測定面の測色を正確に行う。
以上の準備の下で、各実施形態の具体的機能構成と動作とを以下に説明する。
<2.第1実施形態>
第1実施形態に係る多方向照明一方向受光タイプのマルチアングル測色計100(100a,100b,100c)の基本的な機能構成は既に説明を行ったため、ここでは、光検出部40の機能構成を説明するとともに、本実施形態などによる姿勢誤差の補正原理についても併せて説明する。
<2−1.光検出部の機能構成>
ここでは、マルチアングル測色計100の光検出部40の機能的構成を説明する(図2参照)。
図5は、本実施形態に係るマルチアングル測色計100の副ジオメトリ面における光検出部40の一構成例を示す図であり、図6は、光検出部40の機能的構成を示す図である。
図5で示されるように、光検出部40では、主ジオメトリ面を挟んで対称的に第1と第2の受光窓42W,43Wが測定点Pに対向するように配置されている。この図では、測定器本体2の中心軸2nを通って図の紙面に垂直な面が主ジオメトリ面であり、紙面が副ジオメトリ面に相当する。また、光検出部40では、測定点Pに配置された測定面5Sからの反射光を第1と第2の受光窓42W,43Wでそれぞれ受光し、第1と第2の受光窓42W,43Wでそれぞれ受光された第1と第2の光V1,V2を電気的な信号(光電変換信号)SGに変換する光電変換素子41Tを備えた光検出ユニット41を備える(図5,6参照)。
また、光電変換素子41Tを有する光検出ユニット41としては、例えば、ポリクロメータなどを用いることができる(図5参照)。
すなわち、ポリクロメータ41は、入射光線を波長ごとに分離して光強度に応じた分光データを出力する光検出ユニットであり、凹面回折格子51とラインセンサ(光電変換素子)41Tとを備え、入射スリット50から入射した第1と第2の光V1,V2は、凹面回折格子51で分光され、ラインセンサ41Tで受光し、電気的な信号SGに変換する。
図7および図8は、副ジオメトリ面における光検出部40の構成と反射光強度を示すグラフであり、図7は、図4(a)に対応する傾斜環境にない場合であり、図8は、図4(b)に対応する傾斜環境にある場合を示す。
図7で示されるように、中心軸2nに対して角度±δに配置された第1と第2の受光窓42W,43Wを介して、ガウス関数G(A)の斜線の領域SA,SBに相当する反射光量を得る。具体的に、第1の受光窓42Wを介して検出される第1の光V1の反射光量SAは、
Figure 2012233764
であり、第2の受光窓43Wを介して検出される第2の光V2の反射光量SBは、
Figure 2012233764
である。なお、第1の受光窓42W(または第2の受光窓43W)の中心からの受光範囲の幅は、中心軸2nから角度±dの幅としている。
上記数式3および数式4より、傾斜環境にない場合は、SA=SBの関係が成り立つ。一方、図8では、測定面5Sの法線5nが測定器本体2の中心軸2nに対して角度−θ方向に傾いた場合には、ガウス関数は、角度−2θ一律にシフトしたG(A+2θ)の分布となるため、補助受光器42にて検出される第1の補助成分光V1の反射光量SA’は、
Figure 2012233764
となり、図7および図8で示されるように、SA>SA’の関係があるため、姿勢誤差が生じたときには、姿勢誤差がない場合よりも第1の受光窓42Wを介して少なく受光されることがわかる。これに対して、第2の受光窓43Wを介して検出される第2の光V2の反射光量SB’は、
Figure 2012233764
となり、図7および図8で示されるように、SB<SB’の関係があるため、姿勢誤差が生じたときには、姿勢誤差がない場合よりも第2の受光窓43Wを介して多く受光されることがわかる。
このように、傾斜環境にある場合、すなわち、姿勢誤差が生じることで、第1と第2の受光窓42W,43Wでそれぞれ検出される光量は異なることがわかる。しかしながら、第1と第2の受光窓42W,43Wを介して検出される全受光量で見ると、それぞれの場合でほぼ等しく、「SA+SB=SA’+SB’」の関係が近似的に成立する。
第1と第2の受光窓42W,43Wでそれぞれ検出される光量の合成に関しては、2つの光電変換素子の出力の演算上で合成する構成も採用することができるが、本実施形態では、装置の簡素化のため、受光窓のみ2つ配置し、光を合成して1つの光電変換素子に導く構成を採用することにする。その実施形態では、複数の光電変換素子を用いる場合に生じる光電変換素子間の個体差を考慮せずにすむ。
そこで、本実施形態による姿勢誤差の補正では、主ジオメトリ面に対し互いに対称となる角度に第1と第2の受光窓42W,43Wを配置し、第1と第2の受光窓42W,43Wを通ったそれぞれの光を、集光レンズLSを光ファイバ44に導入して合成して光検出ユニット41に導光する。そして、光検出ユニット41において合成光の光量を検出することにより、それらの光量の和に応じた値、すなわちそれらの光量の和そのものや、それらの光量の平均値などに基づいて測色を行うことで、副ジオメトリ方向の姿勢誤差の影響を低減する(図5と図6参照)。
以後の他の実施形態においても、対称配置した第1と第2の受光窓42W,43Wで受光した光の光量の和に応じた値に基づいて測色を行うという基本原理は共通である。以下、このような合成を「対称合成」と呼ぶことにする。
この第1実施形態での集光レンズLSと光ファイバ44とは、第1と第2の受光窓42W,43Wを通った第1と第2の光V1,V2を、単一の光路中に合成して光電変換素子に与える合成導光手段として機能する。
<2−2.光検出部のその他の機能構成例(1)>
図9は、図5におけるマルチアングル測色計100の光検出部40の第1の変形例として、マルチアングル測色計100aの光検出部40aの機能構成を示す図である。図5におけるマルチアングル測色計100の光検出部40と異なる点は、光検出部40aにおいては、入射側(下端側)2股、出射側(上端側)1股のバンドルファイバとしての光ファイバ44aを介して光検出ユニット41へ導光するところである。
光ファイバ44aの2つの分岐では、第1と第2の受光窓42W,43Wを介してそれぞれ第1と第2の光V1,V2が入射され、第1と第2の光V1,V2の光量が合成されて、入射スリット50に出射される。
この第1変形例では、光ファイバ44aが、第1と第2の受光窓42W,43Wを通った第1と第2の光V1,V2を、単一の光路中に合成して光電変換素子に与える合成導光手段として機能する。
<2−3.光検出部のその他の機能構成例(2)>
図10は、図5におけるマルチアングル測色計100の光検出部40の第2の変形例として、マルチアングル測色計100bの光検出部40bの機能構成を示す図である。図5におけるマルチアングル測色計100の光検出部40と異なる点は、光検出部40bにおいて、第1と第2の受光窓42W,43Wでそれぞれ検出される光量は、拡散板BDを用いてミキシングして光検出ユニット41へ導光するところである。
すなわち、拡散板BDを用いてミキシングすることで、第1と第2の光V1,V2の光量が合成されて、入射スリット50に出射される。
ここで、拡散板BDは、光検出ユニット41の外部側に面して入射スリット50の位置に設けられている。なお、入射スリット50のサイズに対応し、拡散板BDは回折格子51の分散方向に垂直な方向に長辺をもつ長方形の形状が望ましい。
この第2変形例では、拡散板BDが、第1と第2の受光窓42W,43Wを通った第1と第2の光V1,V2を、単一の光路中に合成して光電変換素子に与える合成導光手段として機能する。
<2−4.マルチアングル測色計の制御例>
続いて、マルチアングル測色計の制御例を、上記3つのマルチアングル測色計100,100a,100bの測定動作について説明する。これらの動作は、制御部70が、メモリ部60内に記憶されているプログラムに従って自動的に実行する。
図11は、マルチアングル測色計100(100a,100b)において実現される動作のフローを例示するフローチャートである。既に各部の個別機能の説明は行ったため、ここでは全体の流れのみ説明する。まず、例えば、ユーザーによる測定スイッチ65に対する操作に応じて、本動作フローが開始されるが、測定開始状態では、全照明を消灯した上で、ステップS1に移行する。
ステップS1では、測定制御部71により、照明部1Aを点灯し、第1と第2の受光窓42W,43Wを介して光検出値D1を取得し、メモリ部60にて記憶する。
ステップS2では、測定制御部71により、照明部1Aを消灯し、照明部2Aを点灯し、第1と第2の受光窓42W,43Wを介して光検出値D2を取得し、メモリ部60にて記憶する。
ステップS3〜ステップS5においても、ステップS2と同様に、時間順次に照明部3A〜5Aの点灯消灯を繰り返し、第1と第2の受光窓42W,43Wを介して対称合成された光検出値D3,D4,D5をそれぞれ取得し、メモリ部60にて時間順次に記憶する。
ステップS6では、演算部72により、メモリ部60にて記憶された光検出値D1〜D5を各角度の測定値として出力することで、測定点Pに存在する測定面の色情報を得る。
ステップS7では、測定制御部71が、演算部72によって算出された測定点Pに存在する測定面の色情報を測定結果として表示部66に表示することで、本動作フローが終了される。
以上のように、多方向照明一方向受光タイプのマルチアングル測色計100(100a,100b)では、主ジオメトリ面を挟んで対称的に配置された第1と第2の光学窓42W,43Wから得られる反射光の合成光の光量の情報に基づいて測色を行うため、傾斜環境にある場合においても適切な測色を行うことができる。
<3.第2実施形態>
多方向照明一方向受光タイプのマルチアングル測色計の場合は、上記のいずれかの構成を1つだけ設ければ良いが、一方向照明多方向受光タイプの場合は、上記の構成を受光角度の数だけ設ける必要がある。そこで、例えば、図5に対応する構成として図12で示すような構成がとられる。
<3−1.マルチアングル測色計の機能構成>
図12で示されるように、本発明の第2実施形態における一方向照明多方向受光タイプのマルチアングル測色計100cの基本的な機能構成は既に説明を行ったため、ここでは、第1実施形態と異なる点として、光検出部40cの機能構成について説明する。なお、残余の構成は第1実施形態の装置と同様であるため、ここでは異なる点のみ説明する(図12参照)。
図12(a)で示されるように、主ジオメトリ面から見た光検出部40cの機能構成は、入射側は受光角度の個数だけ分岐し、出射側は1個に結束されたバンドルファイバ44cを配置し、機構的もしくは光学的なシャッタT1〜T6をそれぞれ入射口B1〜B6の前面側に設け、シャッタT1〜T6の開閉を制御することで、各受光角度での受光を時間順次に切り替えて測定を行う。
図12(b)で示されるように、各受光角度では、主ジオメトリ面を基準として対称になるように2つの受光窓が設けられている。具体的には、入射口B1に対しては、シャッタT1の開口により、第1と第2の受光窓42W1,43W1を介して反射光が入射され、入射口B2〜B6に対しても同様に、シャッタT2〜T6の開口により、第1と第2の受光窓42W2〜42W6,43W2〜43W6を介して反射光がそれぞれ入射される構成である。
このように、ファイバ44cの入射口に開閉可能なシャッタT2〜T6を設けることで、一のシャッタを開口している間、他のシャッタは閉口とし、測定値に寄与しないようにすることが可能となり、時分割受光が実現されため、光検出ユニット41のラインセンサ41Tを単一にする構成が維持できる。
ここで、シャッタT1〜T6と、それらを個別に駆動する駆動手段(たとえば小型モータ)は、第1と第2の受光窓42W1〜42W6,43W1〜43W6からのそれぞれの光を、第1と第2の受光窓の組(42W1,43W1),(42W2,43W2),(42W3,43W3),…ごとに時分割して光電変換素子に与える切替導光手段として機能している。
<3−2.マルチアングル測色計の制御例>
続いて、マルチアングル測色計100cの測定動作について説明する。これらの動作は、制御部70が、メモリ部60内に記憶されているプログラムに従って自動的に実行する。
図13は、マルチアングル測色計100cにおいて実現される動作のフローを例示するフローチャートである。既に各部の個別機能の説明は行ったため、ここでは全体の流れのみ説明する。まず、例えば、ユーザーによる測定スイッチ65に対する操作に応じて、本動作フローが開始されて、図12のステップST1に進む。
ステップST1では、測定制御部71により、シャッタT1を開き、シャッタT2〜T6を閉じる。
ステップST2では、測定制御部71により、照明部6Aが点灯し、第1と第2の受光窓42W1,43W1を介して光検出値E1を取得し、メモリ部60にて記憶する。
ステップST3では、測定制御部71により、シャッタT1を閉じ、シャッタT2を開く。
ステップST4では、測定制御部71により、第1と第2の受光窓42W2,43W2を介して光検出値E2を取得し、メモリ部60にて記憶する。
ステップST5〜ステップST12においても、ステップST3とステップST4と同様のステップを踏むことで、時間順次にシャッタT2〜T6の開閉を行い、第1と第2の受光窓42W3〜42W6,43W3〜43W6を介して光検出値E3,E4,E5,E6をそれぞれ取得し、メモリ部60にて時間順次に記憶する。
ステップST13では、演算部72により、メモリ部60にて記憶された光検出値E1〜E6を各角度の測定値として出力することで、測定点Pに存在する測定面の色情報を算出する。
ステップST14では、測定制御部71が、演算部72によって算出された測定点Pに存在する測定面の色情報を測定結果として表示部66に表示することで、本動作フローが終了される。
以上のように、一方向照明多方向受光タイプのマルチアングル測色計100cでは、主ジオメトリ面を挟んで対称的に配置された第1と第2の光学窓42W,43Wから得られる反射光の情報に基づいて対称合成による測色を行うため、傾斜環境にある場合においても適切な測色を行うことができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
各実施形態では、光検出ユニットとしてポリクロメータを採用したが、他の分光測定器でも良く、また刺激値直読型の測色機でも同様の構成が可能である。
第2実施形態における一方向照明多方向受光タイプのマルチアングル測色計の光検出部41cは図5に対応する図12のような構成がとられたが、これに限られず、各受光角度で、主ジオメトリ面を基準として対称になるように2つの受光窓を設ける構成であればよい。例えば、第1実施形態の変形例で挙げた図9および図10のような構成にシャッタを設けて、各受光窓を通った光を合成することで、副ジオメトリ方向の姿勢誤差を低減することができる。
100,100a〜100c マルチアングル測色計
2 測定器本体
2n 中心軸
3 測定用開口
5 被測定物
5S 測定面
5n 法線
1A〜6A 照明部
40 光検出部
42W,42W1〜42W6 第1の受光窓
43W,43W1〜43W6 第2の受光窓
60 メモリ部
66 表示部
70 制御部
71 測定制御部
72,72c 演算部
SG 光電変換信号
V1 第1の光
V2 第2の光
B1〜B6 入射口
T1〜T6 シャッタ

Claims (4)

  1. (a) 所定の基準線を含む仮想的な基準平面上に配置され、前記基準線上に規定された所定の測定点に向かって光照射を行う照明手段と、
    (b) 光検出手段であって、
    前記基準平面を挟んで対称的に配置され、それぞれが前記測定点に対向する第1と第2の受光窓と、
    前記第1と第2の受光窓でそれぞれ受光した第1と第2の光を受けて電気的な信号に変換する光電変換素子を備えた光検出ユニットと、
    を備える光検出手段と、
    (c) 前記信号に基づいて、前記第1と第2の光の検出値を求め、前記検出値に基づいて、前記測定点に存在する測定面の色情報を得る演算手段と、
    を備えることを特徴とするマルチアングル測色計。
  2. 請求項1に記載のマルチアングル測色計であって、
    前記光検出手段は、
    前記第1と第2の光を、単一の光路中に合成して前記光電変換素子に与える合成導光手段、
    を備えることを特徴とするマルチアングル測色計。
  3. 請求項1に記載のマルチアングル測色計であって、
    前記第1と第2の受光窓の組が複数設けられ、
    各組の前記第1と第2の光を、組ごとに時分割して前記光電変換素子に与える切替導光手段、
    をさらに備えることを特徴とするマルチアングル測色計。
  4. 請求項3に記載のマルチアングル測色計であって、
    前記切替導光手段は、
    前記第1と第2の受光窓の各組ごとに、前記第1と第2の光の光路の開閉を行う開閉手段、
    を備えることを特徴とするマルチアングル測色計。
JP2011101750A 2011-04-28 2011-04-28 マルチアングル測色計 Expired - Fee Related JP5614367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011101750A JP5614367B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 マルチアングル測色計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011101750A JP5614367B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 マルチアングル測色計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012233764A true JP2012233764A (ja) 2012-11-29
JP5614367B2 JP5614367B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=47434222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011101750A Expired - Fee Related JP5614367B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 マルチアングル測色計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5614367B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014238385A (ja) * 2013-05-10 2014-12-18 株式会社リコー 分光特性取得装置、画像評価装置、画像形成装置
WO2015182380A1 (ja) * 2014-05-29 2015-12-03 コニカミノルタ株式会社 分光ユニット、およびマルチアングル測色計
JP2015215196A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 株式会社島津製作所 分光センサ
JP2018052107A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、測色方法及び液体噴射装置の駆動方法
US10578546B2 (en) 2016-08-26 2020-03-03 Konica Minolta, Inc. Optical unit for multi-angle optical characteristic measuring device, and multi-angle optical characteristic measuring device
US10648910B2 (en) 2016-04-27 2020-05-12 Konica Minolta, Inc. Optical analysis device and optical analysis method

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674898A (ja) * 1991-08-26 1994-03-18 Seibutsukei Tokutei Sangyo Gijutsu Kenkyu Suishin Kiko 被着物への付着物の塗布量および付着分布状態の測定方法およびその装置。
JP2001050817A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Minolta Co Ltd マルチアングル測色計
JP2006010508A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Konica Minolta Sensing Inc マルチアングル測色計
JP2008256454A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Konica Minolta Sensing Inc 光学特性測定装置および該方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674898A (ja) * 1991-08-26 1994-03-18 Seibutsukei Tokutei Sangyo Gijutsu Kenkyu Suishin Kiko 被着物への付着物の塗布量および付着分布状態の測定方法およびその装置。
JP2001050817A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Minolta Co Ltd マルチアングル測色計
JP2006010508A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Konica Minolta Sensing Inc マルチアングル測色計
JP2008256454A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Konica Minolta Sensing Inc 光学特性測定装置および該方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014238385A (ja) * 2013-05-10 2014-12-18 株式会社リコー 分光特性取得装置、画像評価装置、画像形成装置
JP2015215196A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 株式会社島津製作所 分光センサ
WO2015182380A1 (ja) * 2014-05-29 2015-12-03 コニカミノルタ株式会社 分光ユニット、およびマルチアングル測色計
US10648910B2 (en) 2016-04-27 2020-05-12 Konica Minolta, Inc. Optical analysis device and optical analysis method
US10578546B2 (en) 2016-08-26 2020-03-03 Konica Minolta, Inc. Optical unit for multi-angle optical characteristic measuring device, and multi-angle optical characteristic measuring device
JP2018052107A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、測色方法及び液体噴射装置の駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5614367B2 (ja) 2014-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9222835B2 (en) Multi-angle colorimeter
JP5614367B2 (ja) マルチアングル測色計
US9924778B2 (en) Systems and methods for measuring spectra of skin and other objects and materials and making predictions based thereon
EP2381240B1 (en) Spectrometer, spectrometry, and spectrometry program
TW201432245A (zh) 分光測定裝置及分光測定方法
WO2012147504A1 (ja) マルチアングル測色計
CN104266757B (zh) 一种可自动标定光谱连续可调的光源模拟方法
TW201000875A (en) Optical characteristic measurement apparatus and optical characteristic measurement method
US20180180480A1 (en) Multi-Angle Colorimeter
US20190154508A1 (en) Colorimeter
EP3187860B1 (en) Surface inspection device, surface inspection method and program
US11035801B2 (en) Method and device for computer-assisted determination of a hair colouring outcome
CN109799194A (zh) 光谱测量装置
WO2014199885A1 (ja) マルチアングル測色計
JP2015001389A (ja) 分光器、マルチアングル測色計
JP2020531868A (ja) 光測定装置、システム及び方法
JP2003075257A (ja) 反射特性測定装置
CN112014069B (zh) 一种成像测量装置
KR101920554B1 (ko) 인라인 홀로그래피와 분광분석을 이용한 다중 세포 분석 장치 및 세포 분석 방법
JP6186915B2 (ja) マルチアングル測色計
JP2016099176A (ja) 色検査方法及び色検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140812

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5614367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees