JP2012233512A - 給排気調整装置、給排気調整システム - Google Patents
給排気調整装置、給排気調整システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012233512A JP2012233512A JP2011101374A JP2011101374A JP2012233512A JP 2012233512 A JP2012233512 A JP 2012233512A JP 2011101374 A JP2011101374 A JP 2011101374A JP 2011101374 A JP2011101374 A JP 2011101374A JP 2012233512 A JP2012233512 A JP 2012233512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- valve
- air supply
- air
- adjustment device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B11/00—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
- F15B11/02—Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member
- F15B11/04—Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member for controlling the speed
- F15B11/0413—Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member for controlling the speed in one direction only, with no control in the reverse direction, e.g. check valve in parallel with a throttle valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/40—Flow control
- F15B2211/405—Flow control characterised by the type of flow control means or valve
- F15B2211/40515—Flow control characterised by the type of flow control means or valve with variable throttles or orifices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/40—Flow control
- F15B2211/405—Flow control characterised by the type of flow control means or valve
- F15B2211/40576—Assemblies of multiple valves
- F15B2211/40584—Assemblies of multiple valves the flow control means arranged in parallel with a check valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/40—Flow control
- F15B2211/415—Flow control characterised by the connections of the flow control means in the circuit
- F15B2211/41527—Flow control characterised by the connections of the flow control means in the circuit being connected to an output member and a directional control valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/40—Flow control
- F15B2211/47—Flow control in one direction only
- F15B2211/473—Flow control in one direction only without restriction in the reverse direction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/50—Pressure control
- F15B2211/505—Pressure control characterised by the type of pressure control means
- F15B2211/50509—Pressure control characterised by the type of pressure control means the pressure control means controlling a pressure upstream of the pressure control means
- F15B2211/50518—Pressure control characterised by the type of pressure control means the pressure control means controlling a pressure upstream of the pressure control means using pressure relief valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/50—Pressure control
- F15B2211/515—Pressure control characterised by the connections of the pressure control means in the circuit
- F15B2211/5153—Pressure control characterised by the connections of the pressure control means in the circuit being connected to an output member and a directional control valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/80—Other types of control related to particular problems or conditions
- F15B2211/885—Control specific to the type of fluid, e.g. specific to magnetorheological fluid
- F15B2211/8855—Compressible fluids, e.g. specific to pneumatics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
【解決手段】
第1ポート31及び第2ポート32を連通する主流路331が形成された本体部30と、本体部30に対して主流路331を流れる排気をニードル弁7により調整可能にするスピードコントローラ5を備える給排気調整装置3において、主流路331に対してバイパス流路332が形成されていること、バイパス流路332を流れる排気を調整可能にするリリーフ弁6を有する。
【選択図】 図1
Description
エアオペレイトバルブ等については、エアを給気供給加圧又は排気することにより弁体を弁座に当接または離間させることができる。例えば、エアオペレイトバルブでは、一般に、弁閉時にウォータハンマ現象を引き起こすことがある。
エアオペレイトバルブにおいて、出力ポート側に向けて流路を流れている流体は、弁体を急激に弁閉させると、弁閉直後においても、流体の慣性力により、なおも弁体より出力ポート側の流体流路に流れようとする。すると、出力ポート側の流路では流体は負圧となり、正圧に戻るときに衝撃を発するウォータハンマ現象が生じる。
ウォータハンマ現象が起きると、流体制御弁と接続する配管等が振動して、当該エアオペレイトバルブ自体や、この弁周辺の配管部材、配管上の計測機器類等に破損や不具合を引き起こす恐れがある。
そこで、このようなウォータハンマ現象の発生を抑制または阻止するため、様々な工夫がなされたものが開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
続いて、エアオペレイトバルブの主弁体が主弁座に近づいた状態の第2排気状態において、逆止弁は弁閉状態となる。エアはニードル弁を介して少量ずつ排気される。
したがって、特許文献1のエアオペレイトバルブによれば弁閉状態に近い第2排気状態になるとエアはニードル弁を介して少量ずつ排気される。そのため、主弁体は主弁座に対してゆっくりと当接する。したがって、ゆっくり当接することにより、ウォータハンマの発生を抑制することができる。
すなわち、特許文献1のエアオペレイトバルブは、逆止弁が一体に形成されている。逆止弁が一体に形成されていると、使用状況に応じて第1排気状態における排気を調整することができない。
特許文献2のエアオペレイトバルブでは、第1排気状態における排気を調整することができない。
そのため、エアオペレイトバルブの大きさが異なる場合や、使用状況あるいは仕様によって複数の空気圧を用いるような条件が異なる場合においては、その都度専用のエアオペレイトバルブを用意しなければならないため問題となる。また、エアオペレイトバルブを様々な仕様に合わせ個別に設計することはコストアップにつながり問題となる。
また、エアシリンダについても、使用状況あるいは仕様によって排気を調整し開閉時間を調整することを希望する場合がある。
(1)第1ポート及び第2ポートを連通する主流路が形成された本体部と、前記本体部に対して前記主流路を流れる排気をニードル弁により調整可能にするスピードコントローラを備える給排気調整装置において、前記主流路に対してバイパス流路が形成されていること、前記バイパス流路を流れる排気を調整可能にするリリーフ弁を有すること、を特徴とする。
(1)主流路を流れる排気を調整するニードル弁と、主流路に対して形成されたバイパス流路を流れる排気を調整可能にするリリーフ弁とを有する。また、ニードル弁とリリーフ弁はともに排気を調整することができるため、ピストンを有する機器に対する排気を使用状況に応じて調整することができる。
排気を使用状況に応じて調整することができるため、エアオペレイトバルブ等の弁閉時間を短くすることができる。弁閉時間を短くすることで、半導体製造装置において半導体を従来よりも多く生産することができ生産性を向上させることができる。さらに、弁閉時間を短くすることにより、正確な薬液等の供給ができるため半導体の品質を向上させることもできる。
また、リリーフ弁及びニードル弁を有するため、エアオペレイトバルブ等の大きさが異なる場合や、現場によって複数の空気圧を用いるような条件が異なる場合においても、エアオペレイトバルブ等の弁閉時間を調整し短くすることができる。そのため、エアオペレイトバルブ等について専用品を用意する必要がないためコストダウンをすることができる。
また、排気を使用状況に応じて調整することができるため、エアシリンダの動作時間を短くすることができる。
すなわち、主弁体を速く閉じたい部分では第1排気状態となり排気エアを多量とすることができ、主弁体をゆっくり閉じたい部分では第2排気状態なり排気エアを少量とすることができる。
また、第1排気状態において排気エアを多量としたい場合には、リリーフ弁を調整し、排気量が多い時間を長くすることができる。リリーフ弁を調整し排気量が多い時間を長くすることにより、主弁体を主弁座方向に素早く移動させることができる。
図4に給排気調整システム1の全体構成図を示す。
給排気調整システム1は、エアオペレイトバルブ2を開閉させるためのシステムである。図4に示すように、給排気調整システム1は、エアオペレイトバルブ2、給排気調整装置3、及び、ソレノイドバルブ4を有する。エアオペレイトバルブ2とソレノイドバルブ4は流路で連結されており、給排気調整装置3は流路に接続されている。
エアオペレイトバルブ2及びソレノイドバルブ4は従来技術と変わるところがないため詳細な説明を割愛する。
なお、本実施形態においてはエアオペレイトバルブ2の給排気を調整することとしたが、エアを供給又は排気することによりピストンが摺動するものであれば給排気調整システム1に組み込むことができる。例えばピストンが摺動するエアシリンダ等がある。
図1に、エア給気時の給排気調整装置3の断面図を示す。図2に、エア排気時(第1排気状態)の給排気調整装置3の断面図を示す。図3に、エア排気時(第2排気状態)の給排気調整装置3の断面図を示す。
図1に示す給排気調整装置3は、スピードコントローラ本体5、リリーフバルブ本体6、装置本体部30を有する。スピードコントローラ本体5及びリリーフバルブ本体6は装置本体部30に取り付け固設されている。
図1に示すように、スピードコントローラ本体5は、主流路331を流れるエアの流量を調整するものである。スピードコントローラ本体5は、装置本体部30に形成された第1収納孔34に着脱可能に収容されている。
スピードコントローラ本体5は、中心部に近い方から、ボディ51、ボディ51の上部に当接した回転可能な回転部52、ボディ51及び回転部52の外周に外筒部54、外筒部54の外周に操作部55が形成されている。
ニードル弁孔58のうち、大径孔58bとニードル弁7が当接する部分には、雌ネジ58cが形成されている。回転部52の外周部のうち、操作部55の雌ネジ55bと当接する部分に、雄ネジ52aが形成されている。
小径部51dの先端外周状には、弾性部材であるパッキン510を収納する収納凹部51eが形成されている。パッキン510は、収納凹部51eに嵌合されることにより、固定されている。パッキン510は中空円筒状の円筒部511と、円筒部511に対して外周方向に傘状に広がり弾性変形可能な変形部512が形成されている。変形部512は図1中下方向に傘状に広がっているため、上方向からエアが流出した場合には変形部512が弾性変形し、主流路331が挿通する。他方、図2及び図3に示すように、主流路331方向からエアが流出した場合変形部512は傘状の内側にエアが流出し変形部512は広がり、主流路331を塞ぐ。
本実施形態においては、ニードル部71は、弁座51aから僅かに離間した状態にある。そのため、ニードル部71と弁座51aの隙間の小径孔58aからエアが流出入することができる。
図1に示すように、リリーフバルブ本体6は、バイパス流路332を流れるエアの流量を調整するものである。リリーフバルブ本体6は、装置本体部30に形成された第2収納孔35に収容されている。
リリーフバルブ本体6は、中心部に近い方から、リリーフ弁61、及び位置決め部材63が形成されている。
円筒部612の内部には内部流路618が形成されており内部流路618は弁体部614と当接する部分まで伸びている。外周円設部617の下面には十字形状に内部流路618と連通する連通内部流路613が形成されている。
弁体部614は先端テーパ形状となっており、テーパ部の途中にOリング615が固設されている。Oリング615が第2収納孔弁座37に当接することにより第2収納孔弁座37を確実にシールすることができる。
位置決め部材63の外周には雄ネジ632が形成されている。また固定体孔641の内周面には雌ネジ642が形成されている。雄ネジ632と雌ネジ642は螺合している。位置決め部材63の上端部にはハンドル65が一体成型されている。そのため、ハンドル65を本実施形態においては右回りに回転することにより位置決め部材63が同様に回転し、位置決め部材63は下(弁閉)方向へ移動する。反対に左回りにハンドル65を回転すると位置決め部材63は上(弁開)方向へ移動する。位置決め部材63が移動することにより、リリーフ弁61も同様に移動しリリーフ弁61の位置を位置決めすることができる。
続いて、給排気調整システム1の作用効果について、図1乃至図5を用いて説明する。
図5は、給排気調整装置3を用いた場合のエアオペレイトバルブ2の弁閉時間と操作圧力(排気圧力)との関係を表した図である。図5は、縦軸がエアオペレイトバルブ2内のエアの圧力(KPa)及びエアオペレイトバルブ2のバルブストローク量を示し、横軸が時間(msec)を示す。また、実線Xは操作圧力(排気圧力)の値を示し、実線Yはエアオペレイトバルブ2のバルブストロークを示す。
スピードコントローラ5により給気されている状態を給気状態T0とする。リリーフ弁61及びニードル弁7により排気されている状態を第1排気状態T1とする。リリーフ弁61を弁閉し、ニードル弁7により排気されている状態を第2排気状態T2とする。
図4のソレノイドバルブ4から給排気調整装置3を介してエアオペレイトバルブ2に対してエアを供給する。図1に示すように、ソレノイドバルブ4から供給されたエアは、第1ポート31から第2ポート32へと流れる。給気時のエア圧力は、図5の実線Xで示すように、給気状態T0において一定の500KPaである。図1に示すように、第1ポート31から流出したエアは、パッキン510を図1中、上方向から押圧する。パッキン510は外周方向に傘状に広がるため、エアは変形部512を弾性変形させ主流路331を挿通した状態とする。そのため、エアは主流路331を大量に流れることができる。
また、本実施形態においては、ニードル弁7は、弁座51aから僅かに離間した状態にある。そのため、上記主流路331以外にニードル弁孔58のうち小径孔58aからエアが僅かに流出し、主流路331に流出している。
したがって、エアオペレイトバルブ2に対して給気する場合は図1に示すように、第1ポート31から流出したエアは主流路331を挿通し、第2ポート32へ流れる流体に限られる。給気時には、パッキン510を弾性変形させ主流路331に容積の大きい流路が形成されるため、エアを十分に供給することができる。図5に示すように、給気状態T0においては、エアオペレイトバルブ2のバルブストロークは実線Yで示すように全開状態にある。また、操作圧力(排気圧力)は実線Xに示すように一定の高い値となっている。
(第1排気状態)
始めに、図2及び図5を用いて給排気調整装置3のエア排気時(第1排気状態)の説明をする。
図4のエアオペレイトバルブ2から給排気調整装置3を介してソレノイドバルブ4に対してエアを排気する。
第1に、第1ポート31からのエアの供給が止まる。エアの供給が止まることにより、エアにより弾性変形していたパッキン510の傘部が広がり主流路331を閉鎖した状態とする。主流路331はパッキン510により閉鎖され、さらに、バイパス流路332はリリーフ弁61により閉鎖されているため、第1ポート31側のエアは流れ、第1ポート31側の圧力は低下する。
続いて、給排気調整装置3のエア排気時(第2排気状態)の説明をする。
第4に、エアはバイパス流路332から流出できなくなる。そのため、エアが流出するのはニードル弁孔58のうち小径孔58a、外周連通流路58dを介して主流路331に流出し、第1ポート31へ流出するだけとなる。
したがって、操作圧力(排気圧力)は少なくなるため図5の実線Yに示すようにバルブストロークは第2排気状態T2以降のストロークY2からY3までは時間が掛かり遅くなる。本実施形態においては、第2排気状態T2以降のストロークY2からY3までは100msec〜200msec掛かる。そのため、エアオペレイトバルブ2の主弁体が主弁座に当接するまで時間が遅くなる。エアオペレイトバルブ2の主弁体が主弁座に当接するまでのバルブストロークをゆっくりすることができるため、主弁体と主弁座が衝突(急激に当接)する際に生じるウォータハンマを抑制することができる。
(1)主流路331を流れる操作圧力(排気圧力)を調整するニードル弁7と、主流路331に対して形成されたバイパス流路332を流れる操作圧力(排気圧力)を調整可能にするリリーフ弁61とを有する。また、ニードル弁7とリリーフ弁61はともに操作圧力(排気圧力)を調整することができるため、エアオペレイトバルブ2に対する操作圧力(排気圧力)を使用状況に応じて調整することができる。
操作圧力(排気圧力)を使用状況に応じて調整することができるため、エアオペレイトバルブ2の弁閉時間を短くすることができる。本実施形態においては、図5及び図6に示すように従来スピードコントローラのみを用いてエアオペレイトバルブ2を使用していた場合、排気状態S1において弁閉までに1400msecの時間が掛かっていた。その場合と比較して、第1排気状態T1及び第2排気状態T2を加えた300msecの時間で弁閉することができるようになった。すなわち、従来と比較してウォータハンマを抑制しながら約21%の時間で弁閉できるようになった。弁閉時間を短くすることで、半導体製造装置において半導体を従来よりも多く生産することができ生産性を向上させることができる。さらに、弁閉時間を短くすることにより、過渡状態が短くなり正確な薬液等の供給ができるため半導体の品質を向上させることもできる。
また、ウォータハンマを抑制することができるため、エアオペレイトバルブに生じる衝撃が抑えられるため、パーティクルの低減及びエアオペレイトバルブの耐久性を向上させることができる。
また、給排気調整装置3は、リリーフ弁61及びスピードコントローラ2が固設されマニホールド化されているため、従来に比べてスペースが少ないところでも設置することができる。
また、第1排気状態T1において排気エアを多量としたい場合には、リリーフ弁61を調整し、操作圧力(排気圧力)を多くすることができる。リリーフ弁61を調整し操作圧力(排気圧力)を多くすることにより、主弁体を主弁座方向に素早く移動させることができる。
例えば、本実施形態においては、給排気調整装置3は、ノーマルクローズタイプのものとしたが、給気口と排気口を逆に繋ぐことでノーマルオープンタイプとすることができる。一つの給排気調整装置3がノーマルオープンタイプとノーマルクローズタイプの両方の機能を有することにより給排気調整装置3を在庫として持つときに両方持つ必要がないためコストの削減を図ることができる。
給排気調整システム10は、エアオペレイトバルブ2を開閉させるためのシステムである。図7に示すように、給排気調整システム10は、エアオペレイトバルブ2、2つの給排気調整装置3A、3B、及び、ソレノイドバルブ4を有する。エアオペレイトバルブ2とソレノイドバルブ4は流路で連結されており、2つの給排気調整装置3A、3Bは流路に接続されている。給排気調整装置3A、3Bは流路に対して直列的に接続されている。
2つの給排気調整装置3A、3Bが接続されていることにより、エアオペレイトバルブ2を多段階的に動作可変することができる。すなわち、給排気調整装置3Bが給排気調整装置3Aへの流体の供給量を調整することができ、さらに給排気調整装置3Aがエアオペレイトバルブ2への流体の供給量を調整することができるため、多段階的に動作可変することができる。
本変形例においては、給排気調整装置を2つとしたが、2つ以上とすることによりさらに多段階的に動作可変することができる。
変形例1においては、2つの給排気調整装置を直列的に接続したが、変形例2においては図8に示すように2つの給排気調整装置3D、3Eを並列的に接続したものである。変形例2においては、給排気調整装置3D、3Eを並列的に接続した以外の構成は変形例1となんら変わるところがない。また、作用効果についても変わるところがないため詳細な説明を割愛する。
なお、本変形例においては、給排気調整装置を2つとしたが、2つ以上とすることによりさらに多段階的に動作可変することができる。
その他、排気の流れを本実施形態と変更し逆にしたとしても使用することができる。
30 本体部
31 第1ポート
32 第2ポート
331 主流路
332 バイパス流路
5 スピードコントローラ
6 リリーフ弁
7 ニードル弁
Claims (9)
- 第1ポート及び第2ポートを連通する主流路が形成された本体部と、前記本体部に対して前記主流路を流れる排気をニードル弁により調整可能にするスピードコントローラを備える給排気調整装置において、
前記主流路に対してバイパス流路が形成されていること、
前記バイパス流路を流れる排気を調整可能にするリリーフ弁を有すること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項1に記載する給排気調整装置において、
前記リリーフ弁及び前記ニードル弁を用いて排気する第1排気状態と、前記リリーフ弁を弁閉し、前記ニードル弁のみを用いて排気する第2排気状態と、を有すること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項1又は請求項2に記載する給排気調整装置において、
前記リリーフ弁及び前記ニードル弁の弁開度を調整することにより、前記第1ポートから排出される前記排気の排気時間を調整すること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項2に記載する給排気調整装置において、
前記第1排気状態及び前記第2排気状態を有することにより多段階的に排気をすることができること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載する給排気調整装置において、
ウォータハンマを抑制することができること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載する給排気調整装置において、
ノーマルオープンタイプ又はノーマルクローズタイプであること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載する給排気調整装置において、
エアオペレイトバルブが一体であること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載する給排気調整装置において、
ソレノイドバルブが一体であること、
を特徴とする給排気調整装置。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一つに記載する給排気調整装置を有する給排気調整システムにおいて、
前記給排気調整装置が複数個備えられていること、
前記複数の給排気調整装置が直列的又は並列的に配置されていること、
を特徴とする給排気調整システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101374A JP5728288B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 給排気調整装置、給排気調整システム |
EP12162083A EP2518332A1 (en) | 2011-04-28 | 2012-03-29 | Supply and discharge adjusting apparatus and supply and discharge adjusting system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101374A JP5728288B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 給排気調整装置、給排気調整システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012233512A true JP2012233512A (ja) | 2012-11-29 |
JP5728288B2 JP5728288B2 (ja) | 2015-06-03 |
Family
ID=46084762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011101374A Active JP5728288B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 給排気調整装置、給排気調整システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2518332A1 (ja) |
JP (1) | JP5728288B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019211017A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 愛三工業株式会社 | 流体制御弁及び蒸発燃料処理装置 |
CN113653821A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-11-16 | 周少云 | 一种液体流动管道连接式防液体倒流阀 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108105436A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-06-01 | 宁波文泽机电技术开发有限公司 | 一种单向调速阀 |
KR20210149174A (ko) * | 2019-04-18 | 2021-12-08 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 고압유체 토출장치 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838005U (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-12 | 焼結金属工業株式会社 | 同期シリンダ駆動装置 |
JPS59115103U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-03 | 日産自動車株式会社 | 空圧制御回路 |
JPH01105001A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-21 | Smc Corp | 等速度駆動弁 |
JPH0254903U (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-20 | ||
JP2009180338A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Ckd Corp | 流体制御弁及び操作エア用中間弁 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2738476C2 (de) * | 1976-09-02 | 1985-08-01 | Shoketsu Kinzoku Kogyo K.K., Tokio/Tokyo | Steuerventil |
FR2458841A1 (fr) * | 1979-06-11 | 1981-01-02 | Mac Valves Inc | Mecanisme regulateur de pression et de debit, notamment pour la commande de verins pneumatiques |
JP2000120921A (ja) | 1998-10-21 | 2000-04-28 | Fujikura Rubber Ltd | スローシャット弁 |
JP3558556B2 (ja) * | 1999-03-10 | 2004-08-25 | Smc株式会社 | 圧力流量制御弁 |
-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011101374A patent/JP5728288B2/ja active Active
-
2012
- 2012-03-29 EP EP12162083A patent/EP2518332A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838005U (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-12 | 焼結金属工業株式会社 | 同期シリンダ駆動装置 |
JPS59115103U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-03 | 日産自動車株式会社 | 空圧制御回路 |
JPH01105001A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-21 | Smc Corp | 等速度駆動弁 |
JPH0254903U (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-20 | ||
JP2009180338A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Ckd Corp | 流体制御弁及び操作エア用中間弁 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019211017A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 愛三工業株式会社 | 流体制御弁及び蒸発燃料処理装置 |
WO2019235284A1 (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 愛三工業株式会社 | 流体制御弁及び蒸発燃料処理装置 |
CN112219052A (zh) * | 2018-06-06 | 2021-01-12 | 爱三工业株式会社 | 流体控制阀和蒸发燃料处理装置 |
US11458834B2 (en) | 2018-06-06 | 2022-10-04 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Fluid control valve and evaporated fuel processing device |
CN112219052B (zh) * | 2018-06-06 | 2023-03-10 | 爱三工业株式会社 | 流体控制阀和蒸发燃料处理装置 |
CN113653821A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-11-16 | 周少云 | 一种液体流动管道连接式防液体倒流阀 |
CN113653821B (zh) * | 2021-08-25 | 2023-08-29 | 帕菲诺智能制造(天津)有限公司 | 一种液体流动管道连接式防液体倒流阀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2518332A1 (en) | 2012-10-31 |
JP5728288B2 (ja) | 2015-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5723786B2 (ja) | 流体制御弁 | |
JP5862098B2 (ja) | 流体圧シリンダ | |
JP5728288B2 (ja) | 給排気調整装置、給排気調整システム | |
JP2011163466A (ja) | 減圧切換弁 | |
JP6688591B2 (ja) | 自力式調整弁 | |
CN104088793B (zh) | 一种空压机进气控制阀总成 | |
CN103104566B (zh) | 插装式平衡阀 | |
JP2012215277A (ja) | プレッシャガバナ及びエアドライヤ | |
RU2638255C2 (ru) | Пусковой клапан, предназначенный для машины, работающей с текучей средой, и работающий в вакуумной системе | |
CN202040134U (zh) | 插装式平衡阀 | |
CN103104565A (zh) | 平衡阀 | |
CN102635661B (zh) | 液压缓冲器 | |
CN106369200A (zh) | 一种气体弹簧溢流阀 | |
CN203051274U (zh) | 平衡阀 | |
JP2006329333A (ja) | エアオペレイトバルブ | |
JP2015132305A (ja) | 減圧弁 | |
JP5357233B2 (ja) | 操作エア用中間弁 | |
JP4842716B2 (ja) | パイロットチェック弁及びこれを備えた流体圧回路 | |
CN110513344A (zh) | 适用于乳化液泵站系统的大流量充气式溢流阀 | |
KR20120122917A (ko) | 급배기 조정장치 및 급배기 조정 시스템 | |
JP2013041375A (ja) | ピストン式減圧弁 | |
JP2016136304A (ja) | 圧力調整弁 | |
CN102072216B (zh) | 用于液压系统的节能减压阀 | |
JP2015532401A (ja) | 残圧弁装置、並びに、残圧弁装置を有する弁及びシリンダ | |
JP2008014474A (ja) | リリーフ弁及び燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130416 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140819 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141114 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20141126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5728288 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |